JP4541672B2 - Ihクッキングヒータ用のレンジフード - Google Patents

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本発明は、燃焼ガスを発生しないIHクッキングヒータからの汚染空気を吸い込んで排気するIHクッキングヒータ用のレンジフードに関するものである。
従来、この種IHクッキングヒータ用のレンジフードには、下面を吸込側とするフード体の下方位置から上向きに誘動用空気流を吹出して、その誘動流でIHクッキングヒータでの調理で発生する汚染空気をフード体に誘動するものが知られている(例えば、特許文献1)。
この先行技術は、IHクッキングヒータからの汚染空気が上昇するに従って拡がる以前にフード体の下方から上向きに吹出す誘動流を作用させてフード体に導くようになっている。
ところで、近年、欧米スタイルを取り入れた様々なキッチンレイアウトが提案されており、それに調和するデザイナ性を重視したシステムキッチンが多く登場している。これらのシステムキッチンに組み込まれるレンジフードにもこれらにマッチするデザイン性を考慮したものが望まれており、最近では調理により発生した汚染空気の捕獲に最も影響を及ぼすフード体部分を非常に薄型にしたスリムタイプのレンジフードが増えて傾向にある。
そして、近年、同時に燃焼ガスを発生せずに調理できるクリーンで安全な調理器としてIHクッキングヒータが注目を受けはじめ、これら電化厨房機器を採用する家庭も多くなっている。
深い捕獲空間を必要とするレンジフードや排気装置をフード体内に設置するレンジフードではそれらが設計上の制約を大きくする結果、フード体として斬新なデザインが実施できないという問題を惹き起こす。
その点で浅い捕獲空間を有し、外部に排気手段を設置した薄型(スリム)レンジフードにあっては、デザインの自由度が拡大し、顧客にニーズに応じる自在性を持たせることが可能となる。
特開2002−168496号公報
しかしながら、IHクッキングヒータ用の薄型のレンジフードに、先行技術に着目して下方からの誘動流吹出し手段を付設したのでは、薄型のレンジフードが持つスリム感を損ない、商品価値を低下させる。
本発明が上記従来事情に鑑みてなされたものでは、その課題は、IHクッキングヒータ用の薄型レンジフードであって、スリム感を損なわずにIHクッキングヒータでの調理によって発生する汚染空気を外部に洩気させずに吸気して排気することである。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、薄型のフード体下面に凹窪部を設けて汚染空気を捕獲する捕獲空間を形成し、その凹窪部の天面部に吸込口を設け、前記フード体の天板部上に、その吸込口に連通して排気手段を設置したIHクッキングヒータ用のレンジフードであって、前記凹窪部のフード天板部側とフード体の前側部分との間にクロスフローファン用のチャンバーを区画形成し、該チャンバーにクロスフローファンを収容し、前記チャンバーが面するフード体外面部分に吸引孔を開孔すると共に、前記クロスフローファンの運転で吸引した空気を凹窪部への誘動流として吹出す誘動流吹出口をフード体の前方部分下側からフード体の両側方部分下側に亘って設け、前記凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して前記吸込口を下方から覆う整流板を設け、前記チャンバーが、フード体の両側部分と凹窪部のフード天板部側との間まで連通して形成され、前記誘動流を、前記凹窪部内における前側吸込間隙から、前記凹窪部内と前記整流板との間に設けられる連通空間、及び前記凹窪部内における側方吸込間隙から、前記凹窪部内と前記整流板との間に設けられる連通空間、の各々の凹窪部に向けて吹出して前記前側吸込間隙及び側方吸込間隙から流速を速めて吸い込まれる汚染空気を加速させることを特徴とするIHクッキングヒータ用のレンジフード(請求項1)。
また、薄型のフード体下面に凹窪部を設けて汚染空気を捕獲する捕獲空間を形成し、その凹窪部の天面部に吸込口を設け、前記フード体の天板部上に、その吸込口に連通して排気手段を設置したIHクッキングヒータ用のレンジフードであって、前記凹窪部のフード天板部側とフード体の前側部分との間にクロスフローファン用のチャンバーを区画形成し、該チャンバーにクロスフローファンを収容し、前記チャンバーが面するフード体外面部分に吸引孔を開孔すると共に、前記クロスフローファンの運転で吸引した空気を凹窪部への誘動流としてフード体前方部分下側ほぼ全長から吹出す誘動流吹出口を設け、前記凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して前記吸込口を下方から覆う整流板を設け、前記誘動流を、前記誘動流吹出口から、前記誘導流吹出口より奥まった位置に取り付けられた整流板表面に沿うように整流板表面に吹出し、整流板表面に沿って流れる誘導流を発生させ、その周囲に負圧作用を生み出し、前記フード体の後側部分に、整流板表面に沿って流れる誘動流を後側吸込間隙に案内する前記凹窪部の後側構成壁に形成された上向き傾斜面の上端部分を前記凹窪部天面部に湾曲面で連設させたガイド部を形成していることを特徴とするIHクッキングヒータ用のレンジフードである(請求項)。
また、請求項の記載において、前記チャンバーが、フード体の両側部分と凹窪部のフード天板部側との間まで連通して形成され、前記誘動流吹出口がフード体の前方部分下側からフード体の両側方部分下側に亘って設けられて、誘動流をその誘動流吹出口から整流板の表面に沿うように吹出すことを特徴とするIHクッキングヒータ用のレンジフードである(請求項)。
本発明は以上のように、長手方向に均一な風速の誘動流を生成するのに好適であり且つ遠心ファンのように大型のケーシングが不要なクロスフローファンを使用して、フード体前方部分下側から、下面を開放した凹窪部への誘動流を吹き出して、その流れで上昇途中で一旦広がった汚染空気を凹窪部に誘動するようにしており、フード体のスリム感を損うことなく汚染空気を外部に洩気せずに捕獲して排気でき、また、凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して吸込口を下方から覆う整流板を設けると共に、フード体前方部分下側からフード体両側方部分下側に亘って誘動流吹出口を設け誘動流を凹窪部内における前側吸込間隙及び側方吸込間隙から、前記凹窪部内と前記整流板との間に設けられる連通空間に吹出すようにした場合には、前記誘導流が前側吸込間隙及び側方吸込間隙から流速を速めて吸い込まれる汚染空気を加速するようになり、フード体に到達する前に拡がる汚染空気をその加速された吸込流で効果的に吸い込み、同じく汚染空気を外部に洩気せずに捕獲して排気できる(請求項1)。
また、長手方向に均一な風速の誘動流を生成するのに好適であり且つ遠心ファンのように大型のケーシングが不要なクロスフローファンを使用して、フード体前方部分下側から、下面を開放した凹窪部への誘動流を吹き出して、その流れで上昇途中で一旦広がった汚染空気を凹窪部に誘動するようにしており、フード体のスリム感を損うことなく汚染空気を外部に洩気せずに捕獲して排気でき、また、前記凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して吸引孔を下方から覆う整流板を設け、誘動流を誘動流吹出口から、前記誘導流吹出口より奥まった位置に取り付けられた整流板表面に沿うように整流板表面と平行に吹出すようにした場合には、整流板表面に沿うように吹出す誘動流が、コアンダ効果によって負圧作用を生み出す流れが発生するから、フード体の前方から後方に向けてエントレイメント効果による弧を描く大きな流れを発生させて、不安定に上昇してくる汚染空気をこの大きな流れに引き寄せて後側や側方の吸込間隙に案内するとともにその吸込間隙での流速を速めての吸込作用も相乗して、より高い捕獲効率を達成でき、更に、フード体の後側部分に、整流板表面に沿って流れる誘動流を後側吸込間隙に案内する前記凹窪部の後側構成壁に形成された上向き傾斜面の上端部分を前記凹窪部天面部に湾曲面で連設させたガイド部を形成していると、フード体前方部分下側から吹出される誘動流の風速を上げてもガイド部で確実に捕獲されるので、整流板に沿って送風する強い流れによる高い誘動作用で汚染空気を効果的に引き寄せて捕獲できる(請求項)。
その上、誘動吹出口がフード体の前方部分下側からフード体の両側部分下側に亘って設けられて、誘動流をフード体前側部分下側のみならずフード体両側部分下側の3方から吹出すので、フード体に到達する前に拡がる汚染空気捕獲効率の高効率化が図られ、汚染空気の洩気を大幅に低減できる(請求項)。
以下、本発明のIHクッキングヒータ用のレンジフードの実施の形態例を図1〜図8に基づいて説明すると、図1はその第1の実施の形態、図2は同第2の実施の形態、図3は同第3の実施の形態、更には図4及び図5は第4の実施の形態、図6及び図7は第5の実施の形態、図8は第6の実施の形態を各々示している。
図1に基づいて説明すると、符号Aはそのレンジフードである。
このレンジフードAは、下面を開放した扁平薄箱状のフード体1の天板部11上方に排気手段2を配設し、その排気手段2を前方から立設された幕板3で隠し、下面開放縁4縁との間に吸込間隙14を確保して整流板4を設け、フード体1内に設置したクロスフローファン5の運転で吸引した空気を整流板4に沿って吹出すようになっている。
フード体1は、下面に凹窪部21を設けてその凹窪部21を加熱調理で発生した汚染空気Bの捕獲空間Sとし、その凹窪部21の天面部に吸込口211を開設してグリスフィルタ6を係脱可能に備え、前側部分と凹窪部21背後との間にクロスフローファン5用のチャンバー15を区画形成している。
整流板4は、従来から周知なように前記グリスフィルタ6を下方から隠す適度な大きさの金属製の平板であり、凹窪部21に係脱可能に係止されている。
クロスフローファン5は、長手方向全長から均一な風速で吹出す送風手段であり、フード体1の前側部分と凹窪部21のフード天板部11側との間の空間を有効利用して区画形成されたチャンバー15略全長に亘って水平状に横設され、チャンバー15が面するフード体1外面部分に開孔した吸引孔151から吸引した空気をフード体1の前方部分下側ほぼ全長に亘って開孔した誘動流吹出口152から前記整流板4表面に沿うように吹出すようになっている。
以上のように構成されているIHクッキングヒータ用のレンジフードAでは、前記するクロスフローファン5の運転によってフード体1前方下側部分ほぼ全長に亘って開孔されている誘動流吹出口152から吹出される空気がコアンダ効果で誘動流Cになって整流板4表面に沿って流れる。
この誘動流Cに、加熱調理で発生し上昇するに従って拡がる汚染空気Bを引き寄せ、吸込間隙14で流速を速めて吸引する。吸い込まれた汚染空気Bは、グリスフィルタ6でその油脂分が除去された後、排気手段2、排気ダクト7を介して屋外に排気される。
このクロスフローファン5から吹出される誘動流Cの風速は、整流板4の中途部もしは後方側で失速する程度の風速にされている。
次に図2に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、第1の実施の形態のフード体1の後側部分に、整流板4表面に沿って流れる誘動流Cを後側吸込間隙143に案内するためのガイド部8を形成したものである。
ガイド部8は、整流板4の表面に沿ってコアンダ効果で流れる誘動流Cが衝突する凹窪部21の後側構成壁212に形成された上向き傾斜面であり、その上向き傾斜面上端部分を凹窪部21天面部に湾曲面で連設させてある。
以上のように構成されているIHクッキングヒータ用のレンジフードAは、整流板4表面に沿って流れる誘動流Cを後側吸込間隙143にガイドするガイド部8を形成しているため、整流板4の中途で失速する程度の風速ではなく強い風速で誘動流吹出口152から誘動流Cを吹出して、その大きな負圧作用で、上昇するに従って拡がる汚染空気Bをより強い力で誘動して吸込間隙(特に後側吸込間隙)14に案内することができる。
次に、図3に示す第3の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、整流板4の表面に沿って吹出す前記第1の実施の形態に代えて、凹窪部21内おける前側吸込間隙141との連通空間141aに誘動流吹出口152から誘動流Cを吹出すようにするものである。
図面上では誘動流Cを斜め上向きに吹き出しているが、整流板4が図3よりも若干下方に配置される場合には、誘動流Cを水平方向や略水平方向に吹き出すようにしても良いものである。
このように構成することによって、その誘動流Cで前側吸込間隙141から吸い込まれる汚染空気Bの吸込流速がより加速されて、汚染空気Bの捕獲効率を向上させる。
更に、図4及び図5に示す第4の実施の形態を説明すると、この第4の実施の形態は、前記第1の実施の形態のチャンバー15をフード体1の両側部分と凹窪部21のフード天板部11側との間まで連通して形成し、前記誘動流吹出口152をフード体1の前方部分下側からフード体1の両側方部分下側に亘って設けて、誘動流Cをその誘動流吹出口152から整流板4の表面に沿うように吹出すようにしたものである。
この実施の形態においては、チャンバー15はフード体1の両側部分においては全長ではなく途中までの長さで形成され、誘動流吹出口152において、フード体1の両側部分下側に開口されている側方側誘動流吹出口152b、152bからは、前方側誘動流吹出口152aから吹出される誘動流Cとの直接的な干渉を極力避けるため、チャンバー15に設けたルーバー機構9で後方向けて斜め傾斜状をもって誘動流Cが吹き出すようにしてある。
こうすることによって、整流板4の表面に沿うように後側を除く3方、即ちフード体1の前方部分下側及びフード体1の両側方部分下側から誘動流Cを後方に向かって吹き出すので、フード体1の側方からの汚染空気Bの洩気をも防止するようになる。尚、符号15aはチャンバー15に端部壁である。
図6及び図7に示す第5の実施の形態を各々説明すると、この第5の実施の形態は、第3の実施の形態のチャンバー15をフード体1の両側部分と凹窪部21のフード天板部11側との間まで連通して形成し、その誘動流吹出口152がフード体1の前方部分下側からフード体1の両側方部分下側に亘って設けて、誘動流Cを前記凹窪部21内における前側吸込間隙141との連通空間141a、側方吸込間隙142、142との連通空間142a、142a各々に吹出して前側吸込間隙141及び側方側吸込間隙142、142から流速を速めて吸い込まれる汚染空気Bを加速させるようにしたものである。
この実施の形態においても、誘動流Cは図示するように斜め上向きに吹き出したり、整流板4背後の連通空間141a、142a、142a各々に水平方向や略水平方向をもって吹き出される。
図7に示すように、前記第4の実施の形態と同様に側方側誘動流吹出口152bからは、前方側誘動流吹出口152aから吹出される誘動流Cとの直接的な干渉を極力避けるため、チャンバー15に設けたルーバー機構9で後方向けて斜め傾斜状をもって誘動流Cが吹き出すように形成して、フード体1の側方からの汚染空気Bの洩気をも防止するようになっている。
尚、図7の示すものとは異なり、側方側誘動流吹出口152b、152bから前方側誘動流吹出口152aからの誘動流Cと直交する方向に誘動流Cを吹き出すようにしても自由なものであるし、チャンバー15をフード体1の両側部分ほぼ全長に亘って設けると共に、その延長されたチャンバー部分全長に亘って側方側誘動流吹出口152b、152bを設けて、フード体1の両側方部分下側ほぼ全長から誘動流Cを吹き出すようにすること自由なものである。
更に、図8に示す第6の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、整流板4を使用しないIHクッキングヒータ用のレンジフードである。
整流板4を使用しない点を除いて前記する第1、第2、第4の各実施の形態と同様構成であるが、誘動流吹出口152をチャンバー15の底面において、より外側に設けて、誘動流Cによる誘動作用を広い範囲で働かせて、汚染空気Bの洩気を大幅に軽減できるようにしている。
第1の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図。 第2の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図。 第3の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図。 第4の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図。 図4の底面図。 第5の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図。 図6の底面図。 第6の実施の形態のIHクッキングヒータ用のレンジフードの正面断面図で要部のみを拡大して示す。
符号の説明
A:レンジフード 1:フード体
21:凹窪部 S:捕獲空間
11:天板部(フード体の天板部) 211:吸込口
2:排気手段 5:クロスフローファン
15:チャンバー 151:吸引孔
152:誘動流吹出口 4:整流板
14:吸込間隙 141:前側吸込間隙
141a:連通空間(前側吸込間隙との連通空間) B:汚染空気
C:誘動流 143:後側吸込間隙
8:ガイド部 142:側方吸込間隙
142a:連通空間(側方吸込間隙との連通空間)

Claims (3)

  1. 薄型のフード体下面に凹窪部を設けて汚染空気を捕獲する捕獲空間を形成し、その凹窪部の天面部に吸込口を設け、前記フード体の天板部上に、その吸込口に連通して排気手段を設置したIHクッキングヒータ用のレンジフードであって、前記凹窪部のフード天板部側とフード体の前側部分との間にクロスフローファン用のチャンバーを区画形成し、該チャンバーにクロスフローファンを収容し、前記チャンバーが面するフード体外面部分に吸引孔を開孔すると共に、前記クロスフローファンの運転で吸引した空気を凹窪部への誘動流として吹出す誘動流吹出口をフード体の前方部分下側からフード体の両側方部分下側に亘って設け、前記凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して前記吸込口を下方から覆う整流板を設け、前記チャンバーが、フード体の両側部分と凹窪部のフード天板部側との間まで連通して形成され、前記誘動流を、前記凹窪部内における前側吸込間隙から、前記凹窪部内と前記整流板との間に設けられる連通空間、及び前記凹窪部内における側方吸込間隙から、前記凹窪部内と前記整流板との間に設けられる連通空間、の各々の凹窪部に向けて吹出して、前記前側吸込間隙及び側方吸込間隙から流速を速めて吸い込まれる汚染空気を加速させることを特徴とするIHクッキングヒータ用のレンジフード。
  2. 薄型のフード体下面に凹窪部を設けて汚染空気を捕獲する捕獲空間を形成し、その凹窪部の天面部に吸込口を設け、前記フード体の天板部上に、その吸込口に連通して排気手段を設置したIHクッキングヒータ用のレンジフードであって、前記凹窪部のフード天板部側とフード体の前側部分との間にクロスフローファン用のチャンバーを区画形成し、該チャンバーにクロスフローファンを収容し、前記チャンバーが面するフード体外面部分に吸引孔を開孔すると共に、前記クロスフローファンの運転で吸引した空気を凹窪部への誘動流としてフード体前方部分下側ほぼ全長から吹出す誘動流吹出口を設け、前記凹窪部の開放縁との間に吸込間隙を確保して前記吸込口を下方から覆う整流板を設け、前記誘動流を、前記誘動流吹出口から、前記誘導流吹出口より奥まった位置に取り付けられた整流板表面に沿うように整流板表面に吹出し、整流板表面に沿って流れる誘導流を発生させ、その周囲に負圧作用を生み出し、前記フード体の後側部分に、整流板表面に沿って流れる誘動流を後側吸込間隙に案内する前記凹窪部の後側構成壁に形成された上向き傾斜面の上端部分を前記凹窪部天面部に湾曲面で連設させたガイド部を形成していることを特徴とするIHクッキングヒータ用のレンジフード。
  3. 前記チャンバーが、フード体の両側部分と凹窪部のフード天板部側との間まで連通して形成され、前記誘動流吹出口がフード体の前方部分下側からフード体の両側方部分下側に亘って設けられて、誘動流をその誘動流吹出口から整流板の表面に沿うように吹出すことを特徴とする請求項2記載のIHクッキングヒータ用のレンジフード。
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