JP2007003077A - キッチンカウンタの換気構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理廃ガスを誘導流によって誘導し、換気フードから効率よく屋外に排出することが可能なキッチンカウンタの換気構造を提供する。
【解決手段】IH調理器4を備えたキッチンカウンタ3に設けられる換気構造であって、該換気構造は、上記IH調理器4の周囲のカウンタ面の下方に内設された誘導流発生装置1と、上記IH調理器4の上方に設置され、排気ファン21を備えた換気フード2とからなり、上記誘導流発生装置1は、キッチンキャビネット前面に設けられた空気導入口11から導入した空気を空気流路13に介設した送風ファン12により上記IH調理器4の周囲のカウンタ面に開口した吹出し口14から吹き出すようにされる。好ましくは、上記IH調理器4の左右側部のカウンタ面に吹出し口14が設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】IH調理器4を備えたキッチンカウンタ3に設けられる換気構造であって、該換気構造は、上記IH調理器4の周囲のカウンタ面の下方に内設された誘導流発生装置1と、上記IH調理器4の上方に設置され、排気ファン21を備えた換気フード2とからなり、上記誘導流発生装置1は、キッチンキャビネット前面に設けられた空気導入口11から導入した空気を空気流路13に介設した送風ファン12により上記IH調理器4の周囲のカウンタ面に開口した吹出し口14から吹き出すようにされる。好ましくは、上記IH調理器4の左右側部のカウンタ面に吹出し口14が設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、調理時にキッチンカウンタから発生する調理廃ガスを屋外に排出する換気構造に関する。
従来、キッチンでガス調理器を用いて調理する際、ガスの燃焼による燃焼排ガスや調理用鍋から発生する蒸気、あるいは鍋周辺の加熱空気等が合わさって上昇気流が発生するため、この上昇気流をレンジフードに内設した換気ファンで捕集し、屋外に排出する換気装置が知られている。しかしながら、調理器としてIH調理器(電磁誘導加熱式調理器)を用いる場合、燃焼排ガスを生じないため、上昇気流が十分ではなく、調理時に発生する油煙や蒸気等の廃ガスを上記レンジフードで確実に捕集して排出することは困難という問題がある。
上記問題を解決するため、下記特許文献1には本願図3に示すレンジフード捕集補助装置5が提案されている。本願図3に示されているように、ワークトップ6の後端部に設けられたレンジフード捕集補助装置5は、導流風発生装置51と風向可変ガイド52とからなり、ワークトップ6にビルトインされたIH調理器7から発生する調理廃ガス8が、上方のレンジフード9に上昇して捕集されるようにされている。すなわち、導流風発生装置51によって作り出された導流風Zが、横風Wによって影響を受けた調理廃ガス8を確実に上方に誘導するとともに、レンジフード9に向かって上昇し、レンジフード9から屋外に排出されるようにしたものである。
特開2003−144250号公報(第1〜4頁、第1図)
上記特許文献1に記載の装置以外にもレンジフード本体に送風ファンを内設して誘導流を吹き出させ、調理廃ガスを誘導するとともに、同じくレンジフードに内設された吸引ファンにより上記誘導流と調理廃ガスとを共に排気する構造のものも知られている。しかしながら、いずれの構造もIH調理器を備えたキッチンカウンタから生じる調理廃ガスをレンジフードで捕集し、排気するには十分とはいえない。本発明はこのような問題を解決するためになされたものであって、IH調理器を用いて調理する際、調理時に発生する油煙や蒸気等の調理廃ガスを誘導するとともに、換気フードから効率よく屋外に排出することが可能なキッチンカウンタの換気構造を提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明によれば、IH調理器を備えたキッチンカウンタに設けられる換気構造であって、該換気構造は、上記IH調理器の周囲のカウンタ面の下方に内設された誘導流発生装置と、上記IH調理器の上方に設置され、排気ファンを備えた換気フードとからなり、上記誘導流発生装置は、キッチンキャビネット前面に設けられた空気導入口から導入した空気を空気流路に介設した送風ファンにより上記IH調理器の周囲のカウンタ面に開口した吹出し口から吹き出すようにされたキッチンカウンタの換気構造が提供される。
上記IH調理器の周囲のカウンタ面のうち、左右側部のカウンタ面に吹出し口が設けられることが好ましい。また、上記空気導入口がガラリ構造とされることが好ましい。
請求項1に記載の発明にかかるキッチンカウンタの換気構造は上記のとおりであり、キッチンキャビネット前面に設けられた空気導入口から導入した空気を空気流路に介設した送風ファンによって上記IH調理器の周囲のカウンタ面に開口した吹出し口から誘導流として吹き出させ、この誘導流に乗せて調理時に発生する油煙や蒸気等の調理廃ガスを上方に導くことにより、IH調理器の上方に設けられ、排気ファンを備えた換気フードが容易に捕集することが可能となり、効率よく屋外に排出することができる。
上記IH調理器の周囲のカウンタ面のうち、左右側部のカウンタ面に吹出し口を設けることにより、上記誘導流が左右両側から調理廃ガスを挟むように誘導するため、さらに効率的に排出できるとともに、外観的にも優れたものとなる。
上記空気導入口がガラリ構造とされているため、各羽板が空気の流れを整流し、送風ファンが効率的に稼働して空気を送入できるとともに、外観的にも見栄えのよいものとなる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明にかかるキッチンカウンタの換気構造を示す斜視図である。図2は上記換気構造の要部の構成を分解して示す説明図である。図1に示されているように、上記換気構造は、キッチンカウンタ3にビルトインされたIH調理器4の左右側部のカウンタ面の下方に内設された誘導流発生装置1と上記IH調理器4の上方に設置され、排気ファン21を備えた換気フード2とからなっている。
また、図2に示されているように、上記誘導流発生装置1は、キッチンキャビネット前面に設けられたガラリ構造の空気導入口11から送風ファン12によって導入した空気を空気流路13を経て吹出し口14から吹き出すようにされている。上記したように空気導入口11はガラリ構造とされ、各羽板が整流効果を発揮するため、送風ファン12が効率よく稼働して空気を送入することができる。
本発明のキッチンカウンタの換気構造は上記のように構成されているため、吹出し口14から吹き出した空気は図1に示すように誘導流Xを発生させ、調理時に発生する油煙や蒸気等の調理廃ガスをこの誘導流Xに挟むように乗せて上方に誘導することができる。さらに、上記IH調理器4の上方に設置された換気フード2の排気ファン21が、上記調理廃ガスを誘導流Xと共に屋外に排気Yとして効率よく排出する。
1 誘導流発生装置
11 空気導入口
12 送風ファン
13 空気流路
14 吹出し口
2 換気フード
21 排気ファン
3 キッチンカウンタ
4 IH調理器
X 誘導流
Y 排気
5 公知のレンジフード捕集補助装置
51 導流風発生装置
52 風向可変ガイド
6 ワークトップ
7 IH調理器
8 調理廃ガス
9 レンジフード
Z 導流風
W 横風
11 空気導入口
12 送風ファン
13 空気流路
14 吹出し口
2 換気フード
21 排気ファン
3 キッチンカウンタ
4 IH調理器
X 誘導流
Y 排気
5 公知のレンジフード捕集補助装置
51 導流風発生装置
52 風向可変ガイド
6 ワークトップ
7 IH調理器
8 調理廃ガス
9 レンジフード
Z 導流風
W 横風
Claims (3)
- IH調理器を備えたキッチンカウンタに設けられる換気構造であって、該換気構造は、上記IH調理器の周囲のカウンタ面の下方に内設された誘導流発生装置と、上記IH調理器の上方に設置され、排気ファンを備えた換気フードとからなり、上記誘導流発生装置は、キッチンキャビネット前面に設けられた空気導入口から導入した空気を空気流路に介設した送風ファンにより上記IH調理器の周囲のカウンタ面に開口した吹出し口から吹き出すようにされたキッチンカウンタの換気構造。
- 上記IH調理器の周囲のカウンタ面のうち、左右側部のカウンタ面に吹出し口が設けられた請求項1に記載のキッチンカウンタの換気構造。
- 上記空気導入口がガラリ構造とされた請求項1に記載のキッチンカウンタの換気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005182885A JP2007003077A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | キッチンカウンタの換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005182885A JP2007003077A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | キッチンカウンタの換気構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007003077A true JP2007003077A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37688881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005182885A Pending JP2007003077A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | キッチンカウンタの換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007003077A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009129690A1 (zh) * | 2008-04-22 | 2009-10-29 | Li Xiaolong | 环保多功能灶具及安装架和隔热装置 |
JP2010228896A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Fujitsu Frontech Ltd | 検出システム及び検出方法 |
CN105795741A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-27 | 青岛有屋家居集成有限公司 | 一种低噪音整体厨房柜 |
CN106871186A (zh) * | 2015-12-11 | 2017-06-20 | 浙江莫尼厨具有限公司 | 一种具有导流功能的波形油杯 |
CN116965572A (zh) * | 2023-09-22 | 2023-10-31 | 四川中豪食品有限公司 | 一种火锅底料炒料机 |
-
2005
- 2005-06-23 JP JP2005182885A patent/JP2007003077A/ja active Pending
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WO2009129690A1 (zh) * | 2008-04-22 | 2009-10-29 | Li Xiaolong | 环保多功能灶具及安装架和隔热装置 |
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