JPH08170846A - 同時給排気型レンジフード - Google Patents
同時給排気型レンジフードInfo
- Publication number
- JPH08170846A JPH08170846A JP31292194A JP31292194A JPH08170846A JP H08170846 A JPH08170846 A JP H08170846A JP 31292194 A JP31292194 A JP 31292194A JP 31292194 A JP31292194 A JP 31292194A JP H08170846 A JPH08170846 A JP H08170846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- air
- air supply
- fan
- range hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無駄に給気ファンを駆動しない同時給排気型
レンジフードを得る。 【構成】 排気通路２内に排気風圧検出センサ１０を取
り付け、このセンサ１０で検出される排気風圧が設定値
よりも小さい場合、給気ファンを駆動し、大きい場合に
は駆動を停止する制御器１１を設ける。
レンジフードを得る。 【構成】 排気通路２内に排気風圧検出センサ１０を取
り付け、このセンサ１０で検出される排気風圧が設定値
よりも小さい場合、給気ファンを駆動し、大きい場合に
は駆動を停止する制御器１１を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ファンの駆動と同
時に給気ファンを駆動して排気風量に見合う給気を行う
ことにより、厨房内の負圧化を防止するように構成した
同時給排気型レンジフードに関するものである。
時に給気ファンを駆動して排気風量に見合う給気を行う
ことにより、厨房内の負圧化を防止するように構成した
同時給排気型レンジフードに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の同時給排気型レンジフードを図２
に示す。この図２において、１はレンジフード本体、２
は排気通路、３は排気通路２の入口に取り付けられた排
気ファン、４は給気通路、５は給気ファン、６は給気吹
出口であって、この給気吹出口６からはエアーカーテン
を形成するように給気が吹き出す構造となっている。
に示す。この図２において、１はレンジフード本体、２
は排気通路、３は排気通路２の入口に取り付けられた排
気ファン、４は給気通路、５は給気ファン、６は給気吹
出口であって、この給気吹出口６からはエアーカーテン
を形成するように給気が吹き出す構造となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の同
時給排気型レンジフードにおいては、次のような欠点が
ある。 ａ．排気ファン３と給気ファン５は同時に駆動するた
め、例えば厨房の窓とか出入口のドアーが開いている場
合、レンジフードを使用しても厨房内には窓や出入口か
ら空気が入り込んでくるため、負圧化の心配はないの
に、それでも給気ファン５を駆動していることから、消
費電力の無駄がある。 ｂ．ガステーブルの周囲上方に給気によるエアーカーテ
ンを形成した場合、この下降流とガステーブルからの上
昇流とが衝突して乱流を発生し、捕集率が低下する。 ｃ．冬期間等においては、エアーカーテンの下降流が調
理者の身体に当り、冷風感を伴って不快になることがあ
る。 ｄ．無用の給気により厨房内の空調環境が悪化すること
がある。
時給排気型レンジフードにおいては、次のような欠点が
ある。 ａ．排気ファン３と給気ファン５は同時に駆動するた
め、例えば厨房の窓とか出入口のドアーが開いている場
合、レンジフードを使用しても厨房内には窓や出入口か
ら空気が入り込んでくるため、負圧化の心配はないの
に、それでも給気ファン５を駆動していることから、消
費電力の無駄がある。 ｂ．ガステーブルの周囲上方に給気によるエアーカーテ
ンを形成した場合、この下降流とガステーブルからの上
昇流とが衝突して乱流を発生し、捕集率が低下する。 ｃ．冬期間等においては、エアーカーテンの下降流が調
理者の身体に当り、冷風感を伴って不快になることがあ
る。 ｄ．無用の給気により厨房内の空調環境が悪化すること
がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記ａ〜ｄに
記載した課題を解決するのが目的であって、その構成は
次のとおりである。レンジフード本体の前面と左右両側
面に下向きの給気通路を形成すると共にこの給気通路の
吹出口をレンジフード本体の内側やや斜め上向きに形成
したこと、前記吹出口よりやや高い位置であって、レン
ジフード本体の側壁との間に吸込口を形成するようにし
て給気制御板を取り付けたこと、給気通路に給気ファン
を取り付け、排気通路に排気ファンを取り付けたこと、
排気通路内に排気風圧検出センサを取り付け、この排気
風圧検出センサで検出される値が一定値を超えた場合に
は給気ファンを停止し、一定値以下の場合には給気ファ
ンを駆動する制御器を設けたこと、を特徴とする同時給
排気型レンジフード。
記載した課題を解決するのが目的であって、その構成は
次のとおりである。レンジフード本体の前面と左右両側
面に下向きの給気通路を形成すると共にこの給気通路の
吹出口をレンジフード本体の内側やや斜め上向きに形成
したこと、前記吹出口よりやや高い位置であって、レン
ジフード本体の側壁との間に吸込口を形成するようにし
て給気制御板を取り付けたこと、給気通路に給気ファン
を取り付け、排気通路に排気ファンを取り付けたこと、
排気通路内に排気風圧検出センサを取り付け、この排気
風圧検出センサで検出される値が一定値を超えた場合に
は給気ファンを停止し、一定値以下の場合には給気ファ
ンを駆動する制御器を設けたこと、を特徴とする同時給
排気型レンジフード。
【０００５】
【作用】レンジフードの運転スイッチが入れられた場
合、先ず排気ファンが駆動して排気通路内には排気流が
発生する。この排気流の圧力は、排気通路内に取り付け
た排気風圧検出センサで検出されており、この排気風圧
が設定値以下の場合、制御器は、厨房の窓やドアーは開
いていないものと判断し、給気ファンを駆動して給気を
行い、負圧化を防止する。同時に、この給気は、吹出口
から斜め上向きに吹き出してレンジフード本体の下縁周
囲から効率よく気流を捲き込み、更に給気制御板により
狭く形成された吸込口において流速を速めて排気ダクト
内に吸い込まれて行く。一方、排気風圧検出センサが設
定値以上の風圧を検出している場合は、厨房内に対する
その他からの給気が十分であると判断して、給気ファン
を停止する。
合、先ず排気ファンが駆動して排気通路内には排気流が
発生する。この排気流の圧力は、排気通路内に取り付け
た排気風圧検出センサで検出されており、この排気風圧
が設定値以下の場合、制御器は、厨房の窓やドアーは開
いていないものと判断し、給気ファンを駆動して給気を
行い、負圧化を防止する。同時に、この給気は、吹出口
から斜め上向きに吹き出してレンジフード本体の下縁周
囲から効率よく気流を捲き込み、更に給気制御板により
狭く形成された吸込口において流速を速めて排気ダクト
内に吸い込まれて行く。一方、排気風圧検出センサが設
定値以上の風圧を検出している場合は、厨房内に対する
その他からの給気が十分であると判断して、給気ファン
を停止する。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例の説明図であって、１
はレンジフード本体、２は排気通路、３は排気ファン、
４は給気通路、５は給気ファンである。６は給気吹出口
であって、この給気吹出口６は、斜め上向きに形成され
ている。７はガステーブル、８は前記給気吹出口６より
も少し高い位置であって、周囲に吸気口９を形成する給
気制御板、１０は排気通路２に取り付けられた排気風圧
検出センサ、１１は制御器であって、この制御器１１
は、前記排気風圧検出センサ１０で検出される排気風圧
が設定値以下の場合、給気ファン５を駆動して給気吹出
口６から給気を行い、設定値以上の場合には、給気ファ
ン５の運転を停止する。
はレンジフード本体、２は排気通路、３は排気ファン、
４は給気通路、５は給気ファンである。６は給気吹出口
であって、この給気吹出口６は、斜め上向きに形成され
ている。７はガステーブル、８は前記給気吹出口６より
も少し高い位置であって、周囲に吸気口９を形成する給
気制御板、１０は排気通路２に取り付けられた排気風圧
検出センサ、１１は制御器であって、この制御器１１
は、前記排気風圧検出センサ１０で検出される排気風圧
が設定値以下の場合、給気ファン５を駆動して給気吹出
口６から給気を行い、設定値以上の場合には、給気ファ
ン５の運転を停止する。
【０００７】
【発明の効果】本発明に係る同時給排気型レンジフード
は以上の如き構成から成るため、次の効果を奏する。 ａ．排気風量から厨房内に対する給気の必要性を判断
し、必要な場合にのみ給気ファンを駆動するため、無駄
な運転がなく、よって電力の消費を節約できる。 ｂ．給気吹出口を斜め上向きに形成したため、レンジフ
ード本体の周囲から外に流れる気流を内側に捲き込むこ
とにより、捕集率を向上させることができる。 ｃ．レンジフード本体内に給気制御板を取り付けて吸込
口を狭く形成したことにより、排気はこの狭く形成され
た吸込口のところで流速が速まり、この分捕集率を向上
させることができる。 ｄ．無用な給気を行わないので、厨房内の空調環境を悪
化させない。
は以上の如き構成から成るため、次の効果を奏する。 ａ．排気風量から厨房内に対する給気の必要性を判断
し、必要な場合にのみ給気ファンを駆動するため、無駄
な運転がなく、よって電力の消費を節約できる。 ｂ．給気吹出口を斜め上向きに形成したため、レンジフ
ード本体の周囲から外に流れる気流を内側に捲き込むこ
とにより、捕集率を向上させることができる。 ｃ．レンジフード本体内に給気制御板を取り付けて吸込
口を狭く形成したことにより、排気はこの狭く形成され
た吸込口のところで流速が速まり、この分捕集率を向上
させることができる。 ｄ．無用な給気を行わないので、厨房内の空調環境を悪
化させない。
【図１】本発明に係る同時給排気型レンジフードの説明
図。
図。
【図２】従来の同時給排気型レンジフードの説明図。
１ レンジフード本体 ２ 排気通路 ３ 排気ファン ４ 給気通路 ５ 給気ファン ６ 給気吹出口 ７ ガステーブル ８ 給気制御板 ９ 吸込口 １０ 排気風圧検出センサ １１ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】 レンジフード本体の前面と左右両側面に
下向きの給気通路を形成すると共にこの給気通路の吹出
口をレンジフード本体の内側やや斜め上向きに形成した
こと、 前記吹出口よりやや高い位置であって、レンジフード本
体の側壁との間に吸込口を形成するようにして給気制御
板を取り付けたこと、 給気通路に給気ファンを取り付け、排気通路に排気ファ
ンを取り付けたこと、 排気通路内に排気風圧検出センサを取り付け、この排気
風圧検出センサで検出される値が一定値を超えた場合に
は給気ファンを停止し、一定値以下の場合には給気ファ
ンを駆動する制御器を設けたこと、 を特徴とする同時給排気型レンジフード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31292194A JPH08170846A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 同時給排気型レンジフード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31292194A JPH08170846A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 同時給排気型レンジフード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170846A true JPH08170846A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18035079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31292194A Pending JPH08170846A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 同時給排気型レンジフード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08170846A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010051432A (ko) * | 1999-11-05 | 2001-06-25 | 이성환 | 주방용 배기 후드 |
| DE10316571A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-28 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Steuerungsvorrichtung für eine Dunstabzugsvorrichtung |
| JP2005098618A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Fuji Industrial Co Ltd | Ｉｈクッキングヒータ用のレンジフード |
| KR100497863B1 (ko) * | 2002-11-07 | 2005-06-29 | 노건상 | 주방용 와류식 환기장치 |
| KR100644837B1 (ko) * | 2004-11-10 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 배기후드 |
| DE102007060852A1 (de) * | 2007-12-18 | 2009-06-25 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Haushaltsgerät mit Abluftausgang |
| JP2014044010A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Tokyo Gas Co Ltd | 厨房排気装置 |
| CN106287889A (zh) * | 2016-09-30 | 2017-01-04 | 宁波方太厨具有限公司 | 吸油烟机的风机转速自动调节方法及实现该方法的调节装置 |
| JP2021076276A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | 協立エアテック株式会社 | 排気フード |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31292194A patent/JPH08170846A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010051432A (ko) * | 1999-11-05 | 2001-06-25 | 이성환 | 주방용 배기 후드 |
| KR100497863B1 (ko) * | 2002-11-07 | 2005-06-29 | 노건상 | 주방용 와류식 환기장치 |
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| JP4541672B2 (ja) * | 2003-09-25 | 2010-09-08 | 富士工業株式会社 | Ｉｈクッキングヒータ用のレンジフード |
| KR100644837B1 (ko) * | 2004-11-10 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 배기후드 |
| DE102007060852A1 (de) * | 2007-12-18 | 2009-06-25 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Haushaltsgerät mit Abluftausgang |
| EP2072910A3 (de) * | 2007-12-18 | 2016-08-24 | BSH Hausgeräte GmbH | Hausgerät mit Abluftausgang |
| JP2014044010A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Tokyo Gas Co Ltd | 厨房排気装置 |
| CN106287889A (zh) * | 2016-09-30 | 2017-01-04 | 宁波方太厨具有限公司 | 吸油烟机的风机转速自动调节方法及实现该方法的调节装置 |
| JP2021076276A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | 協立エアテック株式会社 | 排気フード |
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