JP4539007B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に関し、特にトンネル磁気抵抗(Tunneling Magnetroregistance)素子(以下、TMRという)をメモリセルとして用いた半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2層の強磁性体層間に薄い絶縁バリアを挟み強磁性体の磁化の状態によって変化するトンネル電流をメモリビットとして利用するTMRをトランジスタと共に集積化した半導体記憶装置は、低電圧駆動にて高速動作が可能な、高集積化不揮発性メモリを実現できるものとして大きな期待がかけられている。
図12に2000 IEEE International Solid-State Circuits Conference DIGEST OF TECHNICAL PAPERS (pp.128−129)で報告されたTMRの例を示す。図12ではFeMn(10nm)で形成された反強磁性体層101、CoFe(2.4nm)で形成されたピン層102、Alで形成されたトンネル絶縁層103、NiFe(5nm)で形成されたフリー層104が積層されている。反強磁性体層101とフリー層104には電圧が印加できるように、導体配線(上部電極及び下部電極)が接続されている。ピン層102の磁化方向は、反強磁性体層101によりある方向に固定される。フリー層104は、ある方向に磁化し易いように形成されており、その磁化方向は、外部から磁場を印加することにより変化させることができる。膜の水平方向のうち、磁化し易い方向を容易軸、容易軸に垂直で磁化し難い方向を困難軸と呼ぶ。フリー層104とピン層102との間に電圧を印加するとトンネル絶縁層103を通して電流が流れるが、フリー層104とピン層102の磁化方向の関係により抵抗値が変化する。すなわち磁化方向が同じ場合は抵抗が低く、反対向きの場合は抵抗が高くなる。
【0003】
次に、図13を用いてTMRを不揮発性メモリの記憶素子として用いた従来例を示す。この例は、上述の文献で報告されたものである。この例ではアレイ状に配置されたTMR107の上下に交差する1対の配線が設置される。上部配線(ビット線となる)108は、TMR107のフリー層と接続されており、下部配線(書き込みワード線となる)111は、TMR107の下の第3の配線109に接している。TMR107の反強磁性体層は、第3の配線109を介して下層に形成されたトランジスタ110のドレインに接続されている。2つの配線108、111に電流を流すことで交点近傍に合成磁場を発生させ、電流の方向によりフリー層の磁化方向を設定する。これによりTMR107の抵抗値を変化させることができる。データの読み出しは、読み出すTMR107に接続されたトランジスタ110を読み出しワード線112によりオン状態にして、上部配線108よりTMR107に電圧を印加し流れる電流でTMRの抵抗値を評価することにより行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の半導体記憶装置では、磁気抵抗素子がワード線よりビット線に近い位置に配置されている。この場合、メモリアレイの高集積化が図れないという問題がある。これについて以下に説明する。
磁気抵抗素子は、前述のように磁化し易い向きとなる容易軸をひとつ、つまり一軸異方性を持たせるため、一軸方向に長い形状、たとえば長方形にすることが一般的である。この場合ほぼ長辺方向に容易軸が向くので、ビット線で磁化方向を制御するためにはビット線をこの長辺とほぼ直角の向きに配置する。これに対しワード線は、ビット線とほぼ直角に配置する。ここで配線と磁気抵抗素子との距離について着目する。図13に示すように、従来例ではTMR107とビット線(108)が接して配置されている。これに対して、TMR107と書き込みワード線(111)との間には、トランジスタへ接続する第3の配線109と、この第3の配線109と書き込みワード線(111)とを絶縁する層間絶縁膜とが挟まっている。このためTMR107と書き込みワード線(111)とはこれらの厚さ分、離れて配置されていることになる。
【0005】
ここで集積化を考える。集積化を妨げる一つの要因として隣接セルに書き込みを行う場合に発生するディスターブ現象がある。これは隣接するワード線やビット線に電流を流して書き込みを行った場合、その配線が発生する磁場により隣接するセルに磁化状態として書き込まれていたデータが壊される現象である。この現象は磁気抵抗素子と本来書き込みを行う配線との距離及び磁気抵抗素子と隣接配線との距離の関係が影響する。すなわち、配線同士のピッチが狭いほど、また磁気抵抗素子と書き込み配線(ワード線、ビット線)との距離が離れているほど、磁気抵抗素子にとって自己の書き込み配線と隣接書き込み配線の区別がつきにくくなるため、ディスターブの可能性が高くなる。従来例ではワード線と磁気抵抗素子との距離が離れているため、ワード線によるディスターブが起こりやすく、ワード線同士のピッチを小さくして集積化しようとする際にディスターブを抑制するための制限を受けることになる。またビット線同士のピッチを小さくしようとした場合、従来の例ではビット線と磁気抵抗素子とは接して配置されているため両者の距離は近くディスターブ発生の可能性は低くなる。しかし、ビット線の幅方向が磁気抵抗素子の長辺方向と同一になっているためピッチを小さくできない。
このためワード線、ビット線とも密な配置にすることが困難であり、集積化が難しいという問題があった。
本発明の目的は、磁気抵抗素子、ワード線及びビット線の配置を最適化することにより、磁気抵抗素子を高密度に配置できる半導体記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明によれば、第1、第2の2系統の配線が互いに交差し、その交差部に配置された磁気抵抗素子を記憶素子として用いる半導体記憶装置において、前記磁気抵抗素子の磁性体の磁化方向を電流の向きで制御する第1系統の配線は、前記磁気抵抗素子の磁化方向の変化する磁性体からの距離が第2系統の配線より離れており、前記第1、第2系統の配線は、それぞれ所定のピッチで配置されており、前記第1系統の配線配置の繰り返しピッチの方が前記第2系統の配線配置の繰り返しピッチより広く、前記磁気抵抗素子の形状は一軸方向に長く、前記第1系統の配線の配線方向より前記第2系統の配線の配線方向に長い形状を有しており、各前記第2系統の配線には、当該第2系統の配線の配線方向に配列された前記磁気抵抗素子が直接またはビアホールを介して直接的に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置、が提供される。
そして、好ましくは、前記第1系統の配線がビット線であり、前記第2系統の配線がワード線である。
【0007】
幅が狭い方の配線であるワード線が磁気抵抗素子から離れていると隣接ワード線の磁場の影響を受け易く集積化が難しい。磁気抵抗素子からの距離が離れている方の配線を、幅広の配線であるビット線とすることによりワード線を密に配置することが可能となり、高集積化できる。そして、ワード線のピッチとビット線のピッチをともに小さくすることができ、記憶セルを高密度に配置できる。これにより、高集積化による半導体装置の縮小化及び大容量化が実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に即し図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1の実施例の半導体記憶装置のメモリセルアレイ部の部分平面図、図2は、図1のX−X′線とY−Y′線での断面図、図3は、第1の実施例の回路概要図である。
【0009】
この実施例の半導体記憶装置は、ワード線(W1、W2、W3)50、ビット線(B1、B2、B3)51、TMR(C1)52、ワード線制御回路53、ビット線制御回路54、ワード線終端回路55、ビット線終端回路56、判別回路57、切り替え回路58、参照電圧発生回路59とを有する。TMR52は、ワード線50とビット線51の交差部に形成される。図4にTMR52部分の断面図を示す。TMR52は、下部電極105及び上部電極106の間に反強磁性体層101、ピン層102、トンネル絶縁層103及びフリー層104が積層されており、フリー層104は、上部電極106に接している。
図3に示すように、TMR52の一方の電極は、ワード線50に接続され、もう一方の電極はビット線51に接続される。ワード線50の一方は、ワード線制御回路53に接続され、もう一方は、ワード線終端回路55に接続される。ビット線51の一方は、ビット線制御回路54に接続され、もう一方は、切り替え回路58を介してビット線終端回路56と判別回路57の一方の入力端子とに接続される。判別回路57のもう一方の入力端子は、参照電圧発生回路59の出力端子と接続される。
【0010】
ワード線制御回路53は、所望のワード線を選択し、書き込み電流を流す機能と、読み出し電圧を印加する機能とを持つ。ビット線制御回路54は、所望のビット線を選択し、データに応じた書き込み電流を流す機能と、ビット線を切り離す機能を持つ。切り替え回路58は、ビット線終端回路56と判別回路57のどちらをビット線51と接続するかを切り替える機能を持つ。判別回路57は、接続されたビット線の電位と参照電位との比較を行い、データの“1”、“0”に相当する電位を出力する機能を持つ。ビット線に流れる電流と参照電流とを比較してもよい。
【0011】
次に、本実施例の半導体記憶装置の製造方法について説明する。半導体記憶装置は、シリコン基板(図示しない)上にトランジスタ等の素子や配線を形成した後、シリコン酸化膜61をプラズマCVD法により形成し、化学的機械的研磨(CMP)により平坦化する。下層配線と電気的に接続したい部分のシリコン酸化膜61をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて部分的に除去し、タングステンをCVDで埋め込んだ後、再度CMPを行い平坦化して、プラグ62を形成する。その後ビット線51となるTi(10nm)、TiN(30nm)、Al(50nm)、Ta(20nm)をスパッタ法により連続して成膜する。
続けて、TMR52となるFeMn(20nm)、CoFe(2.4nm)、Al(1.5nm)をスパッタ法で成膜した後、酸素雰囲気中に保管しAlを酸化してAlOを形成する。その後、NiFe(5nm)、Ta(40nm)をスパッタ法により形成する。この構造ではNiFeがフリー層となり、この磁化方向としてデータが書き込まれ、記憶される。次に、レジストを塗布、ベーク、露光、現像して、形成すべきTMR形状のレジスト膜を形成する。その後イオンミリングによりTa、NiFe、AlO、CoFe、FeMnをパターニングしてTMR52を形成する。レジスト膜を有機溶剤により除去した後、前述のフォトリソグラフィ技術により形成すべきビット線パターンのレジスト膜を形成し、ドライエッチング技術によりTa、Al、TiN、Tiを加工し、ビット線51と引き出し線8を形成する。レジスト膜を有機溶剤で除去した後、全面にCVD法によりシリコン酸化膜63を300nm厚に成膜する。そして、CMPにより平坦化し、TMR52上のTaが20nm程度残るようにする。ビット線51と同層の引き出し線8と接続する部分のシリコン酸化膜63をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術により除去してビアホール64を形成した後、Ti、TiN、AlSiCu、TiNをスパッタ法により成膜し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりワード線形状にパターニングしてワード線50を形成する。ワード線(W2)50は、ビアホール64を介して、ビット線51と同じ平面に形成された引き出し線8に電気的に接続される。
この場合、ワード線の主に電流が流れる領域は、AlSiCu部分となる。TMR構成材料の成膜前後にアモルファスシリコンなどの非線形抵抗を持つ材料やその積層構造を挿入することでTMRに非線形特性を持たせることもできる。
【0012】
次に、この半導体記憶装置の使用方法について述べる。この半導体記憶装置は、TMRを記憶素子とした不揮発性メモリを構成している。各TMR52は、ビット線幅方向に長辺を持つ長方形であり、形状異方性のためビット線51の電流磁場により磁化状態が変化する。まず、データの書き込みについて説明する。ビット線B1とワード線W1との交差部に形成されたセルC1(TMR)に書き込む場合、まず切り替え回路58によりビット線51とビット線終端回路56を接続する。ワード線制御回路53によりワード線W1に電流を流し、ビット線制御回路54によりビット線B1にデータに相当する方向の電流を流すと、交差点にあるセルC1のTMR52には合成磁場が印加され、ビット線51の電流方向に従ってフリー層が磁化される。電流を止めた後も、フリー層が形状異方性のため磁化方向は保持される。
【0013】
次に、データの読み出しについて説明する。ビット線B1をビット線制御回路54から切り離して、切り替え回路58により判別回路57に接続する。ワード線W1に0.5V程度を印加する。その他の配線は、接地する。
ワード線W1とビット線B1の交差点にあるTMRは、磁化方向により抵抗値が変わるため、ビット線B1の電位上昇速度が異なる。100ns経過後、判別回路57により回路設計時に設定した参照電圧発生回路59から出力される参照電圧と比較することで磁化方向を判別し、書き込まれていたデータを読み出すことができる。参照電圧は、メモリセル製造後、セルの抵抗を測定し、その値を処理して決定し、この決めた値を参照電圧発生回路に記憶させてもよい。また、前述の読み出したビット線電位を記憶しておき、読み出したセルに既知のデータを書き込み、再度読み出したときのビット線電圧と比較する方法や別セルに相補データを書き込み、そのセルの出力ビット線電位と比較しその大小からデータを判別する方法などがある。
この実施例では、ワード線50の配置ピッチpは0.6μm、ワード線幅は0.3μm、ビット線51の配置ビッチpは0.8μm、ビット線幅は0.5μm、TMR52のサイズは0.25μm×0.45μmである。ワード線50からTMR52のフリー層までの距離dは20nm程度となる。TMR52のフリー層とビット線51との距離dは44nm程度である。このようにビット線51は、フリー層より距離が離れているが、ピッチが広いためディスターブ発生の可能性は低く、またワード線50は、距離が近いためディスターブを発生させる可能性は低く、ピッチを小さくすることができる。
【0014】
[第2の実施例]
次に、図5及び図6を参照して第2の実施例を説明する。
図5は、本発明の第2の実施例に係る半導体記憶装置のセルアレイ部の部分平面図、図6は、図5のX−X′線及びY−Y′線における断面図である。この半導体記憶装置の回路構成は図3と同じである。
次に、本実施例の半導体記憶装置の製造方法について説明する。半導体記憶装置は、シリコン基板(図示しない)上にトランジスタ等の素子や配線を形成した後、シリコン酸化膜61をプラズマCVD法により形成し、CMPにより平坦化する。下層配線と電気的に接続したい部分のシリコン酸化膜61をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて部分的に除去してビアホールを形成し、タングステンをCVDで埋め込んだ後、再度CMPを行い平坦化して、プラグ62を形成する。その後ワード線50となるTi(10nm)、TiN(30nm)、AlSiCu(50nm)、Ta(20nm)をスパッタ法により連続して成膜する。続けてTMR52を構成するNiFe(5nm)、Al(1.5nm)をスパッタ法で成膜した後、プラズマ酸化によりAlを酸化してAlOを形成する。その後、CoFe(2.4nm)、IrMn(20nm)、Ta(100nm)をスパッタ法により形成する。この構造ではNiFeがフリー層となる。
【0015】
フォトリソグラフィ技術とイオンミリング技術によりTa、FeMn、CoFe、AlO、NiFeをTMR形状に加工する。レジスト膜を有機溶剤により除去した後、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりTa、AlSiCu、TiN、Tiを加工し、ワード線50と引き出し線9を形成する。レジスト膜を有機溶剤で除去した後全面にスパッタ法によりシリコン酸化膜63を400nm厚に成膜する。CMPによりTMR上に100nmのシリコン酸化膜63が残る程度まで平坦化し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いてTMR52上及びワード線50と同層の引き出し線9に接続したい部分にビアホール64、65を形成する。ビット線となるTi、TiN、AlSiCu、TiNをスパッタ法により成膜し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりビット線形状にパターニングしてビット線(B1、B2)51を形成する。ビット線(B2)51は、ビアホール64を介して、TMR52に接続されると共に、ビアホール65を介してワード線50と同じ平面に形成された引き出し線9に電気的に接続される。
【0016】
この半導体記憶装置の使用方法は第1の実施例と同様である。
この実施例では、ワード線50の配置ピッチpは1.2μm、ワード線幅は0.6μm、ビット線51の配置ビッチpは1.6μm、ビット線幅は0.8μm、TMRのサイズは0.5μm×0.7μmである。ワード線50からTMR52のフリー層までの距離dは20nm程度となる。TMR52のフリー層とビット線51との距離dは224nm程度である。このようにビット線51は、フリー層より距離が離れているが、ピッチが広いためディスターブ発生の可能性は低く、またワード線50は距離が近いためディスターブを発生させる可能性は低く、ピッチを小さくすることができる。
【0017】
[第3の実施例]
次に、図7乃至図9を参照して第3の実施例を説明する。
図7は、本発明の第3の実施例に係る半導体記憶装置のメモリセル部の部分平面図、図8は、図7のX−X′線及びY−Y′線における断面図、図9は、この半導体記憶装置の回路構成図である。この半導体記憶装置は、ワード線(W1、W2、W3)50、読み出しビット線(BR1、BR2、BR3、BR4)70、書き込みビット線(BW1、BW2、BW3、BW4)71、TMR52、ワード線制御回路53、ビット線制御回路54、ワード線終端回路55、ビット線終端回路56、判別回路57、切り替え回路58、参照電流発生回路72とを有する。TMR52は、ワード線50と読み出しビット線70の交差部に形成される。書き込みビット線71は、絶縁膜を挟んで読み出しビット線70のほぼ真下に形成される。TMR52の片方の電極は、ワード線50に接続され、もう一方の電極は、読み出しビット線70に接続される。ワード線50の一方は、ワード線制御回路53に接続され、もう一方は、ワード線終端回路54に接続される。書き込みビット線71の一方は、ビット線制御回路54に接続され、もう一方は、ビット線終端回路56に接続される。
【0018】
読み出しビット線70の一方はビット線制御回路54に接続され、もう一方は、切り替え回路58を介してビット線終端回路56と判別回路57の一方の入力端子とに接続される。判別回路57のもう一方の入力端子は、参照電流発生回路72の出力と接続される。ワード線制御回路53は、所望のワード線50を選択し、書き込み電流を流す機能と、所望のワード線を接地する機能とを持つ。ビット線制御回路54は、所望の書き込みビット線71を選択しデータに応じた書き込み電流を流す機能と、所望の読み出しビット線70を選択しデータに応じた書き込み電流を流す機能と切り離す機能とを持つ。切り替え回路58は、ビット線終端回路56と判別回路57のどちらを読み出しビット線70と接続するかを切り替える機能を持つている。判別回路57は、接続されたビット線に流れる電流と参照電流との比較を行い、データの“1”、“0”に相当する電位を出力する機能を持つている。
【0019】
次に、半導体記憶装置の製造方法について説明する。半導体記憶装置は、シリコン基板(図示しない)上にトランジスタ等の素子や書き込みビット線71を引き出し線8含む配線を形成した後、シリコン酸化膜61をプラズマCVD法により形成し、CMPにより平坦化する。下層配線と電気的に接続したい部分のシリコン酸化膜61をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて部分的に除去してビアホールを形成し、タングステンをCVDで埋め込んだ後、再度CMPを行い平坦化してシリコン酸化膜を200nm残し、プラグ62を形成する。その後読み出しビット線70となるTi(10nm)、TiN(30nm)、AlCu(30nm)、Ta(20nm)をスパッタ法により連続して成膜する。続けて、TMR52を構成するNiFe(5nm)、Al(1.5nm)をスパッタ法で成膜した後、酸素雰囲気中に保管しAlを酸化してAlOを形成する。その後、CoFe(2.4nm)、IrMn(20nm)、Ta(100nm)をスパッタ法により形成する。この構造ではNiFeがフリー層となる。フォトリソグラフィ技術とイオンミリング技術によりTa、FeMn、CoFe、AlO、NiFeを加工し、TMR52を形成する。レジスト膜を有機溶剤により除去した後、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりTa、AlCu、TiN、Tiを加工し、読み出しビット線70と引き出し線9を形成する。
【0020】
レジスト膜を有機溶剤で除去した後、全面にスパッタ法によりシリコン酸化膜63を300nm厚に成膜する。CMPにより平坦化し、TMR上のTaが50nm程度残るようにする。読み出しビット線70と同層の引き出し線9と接続する部分のシリコン酸化膜63をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術により除去してビアホール64を形成した後、Ti、TiN、AlCu、TiN、AlCu、TiNをスパッタ法により形成し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりワード線50を形成する。TMR52の層構成の順番が逆でもかまわない。また読み出し・書き込みビット線70、71とワード線50のTMR52に対する上下関係が逆になってもかまわない。ワード線(W2)50は、ビアホール64を介して、読み出しビット線70と同じ平面に形成された引き出し線9に電気的に接続される。また、引き出し線9は、プラグ62を介して、書き込みビット線71と同じ平面に形成された引き出し線8に電気的に接続される。
【0021】
次に、この半導体記憶装置の使用方法について述べる。この半導体記憶装置は、TMRを記憶素子(セル)とした、不揮発性メモリを構成している。各TMR52は、書き込みビット線幅方向に長辺を持つ長方形であり、形状異方性のため書き込みビット線71の電流磁場により磁化状態が変化する。
データの書き込みについて説明する。ワード線W1と書き込みビット線BW1との交差部に形成されたTMRセルC1に書き込む場合、まず切り替え回路58により読み出しビット線70とビット線終端回路56を接続する。ワード線制御回路53によりワード線W1に電流を流し、ビット線制御回路54により書き込みビット線BW1と読み出しビット線BR1にデータに相当する方向の電流を流すと、交差点にあるTMR52には合成磁場が印加され、ビット線の電流方向に従ってフリー層が磁化される。電流を止めた後も、フリー層には形状異方性があるため磁化方向は保持される。
【0022】
次に、データの読み出しについて説明する。読み出しビット線BR1をビット線制御回路54により切り離し、切り替え回路58により判別回路57に接続する。そして、ワード線W1を接地する。その他のワード線は、判別回路57のTMRセルC1に電流を供給する定電圧源の電位と同電位とする。ワード線W1とビット線BR1の交差点にあるTMRは、磁化方向により抵抗値が変わっているため、読み出しビット線BR1に流れ込む電流量が異なる。判別回路57により参照電流発生回路72の電流値と比較することで磁化方向を判別し、書き込まれていたデータを読み出すことができる。書き込み時に読み出しビット線70には電流を流さず、書き込みビット線71の電流のみで書き込んでもよい。
【0023】
この実施例では、ワード線50の配置ピッチpは0.6μm、ワード線幅は0.3μm、書き込みビット線71の配置ビッチpは0.8μm、ビット線幅は0.5μm、TMRのサイズは0.25μm×0.45μmである。ワード線50からTMR52のフリー層までの距離dは75nm程度となる。TMR52のフリー層と書き込みビット線71との距離dは290nm程度である。このように書き込みビット線71は,フリー層より距離が離れているが、ピッチが広いためディスターブ発生の可能性は低く、またワード線50は、距離が近いためディスターブを発生させる可能性は低く、ピッチを小さくすることができる。また、この構造においては書き込みビット線71に電流を流し易い材料、構造を設定でき、読み出しビット線70には読み出しができる抵抗範囲内であればTMR52が良質となる構造、材料が設定できるという利点がある。
【0024】
[第4の実施例]
次に、図10及び図11を参照して第4の実施例を説明する。
図10は、本発明の第4の実施例に係る半導体記憶装置のセルアレイ部の部分平面図、図11は、図7のX−X′線及びY−Y′線における断面図である。この半導体記憶装置の回路図上の構成は第3の実施例と同様である。
本実施例の半導体記憶装置の製造方法について説明する。半導体記憶装置は、シリコン基板(図示しない)上にトランジスタ等の素子や配線を形成した後、シリコン酸化膜61をプラズマCVD法により形成し、CMPにより平坦化する。下層配線と電気的に接続したい部分のシリコン酸化膜61をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術を用いて部分的に除去し、タングステンをCVDで埋め込んだ後、再度CMPを行い平坦化してシリコン酸化膜を200nm残し、プラグ62を形成する。その後読み出しビット線70となるTi(10nm)、TiN(30nm)、Al(30nm)、Ta(50nm)をスパッタ法により連続して成膜する。次に、全面にTMR52を構成するFeMn(10nm)、CoFe(2.4nm)、Al(1.5nm)をスパッタ法で成膜した後、酸素雰囲気中に保管しAlを酸化してAlOを形成する。その後、NiFe(5nm)、Ta(100nm)をスパッタ法により形成する。
【0025】
フォトリソグラフィ技術とイオンミリング技術によりTa、NiFe、AlO、CoFe、FeMnを加工しTMR52を形成する。レジスト膜を有機溶剤により除去した後、フォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術によりTa、Al、TiN、Tiを加工し、読み出しビット線70と引き出し線9を形成する。レジスト膜を有機溶剤により除去した後、全面にスパッタ法によりシリコン酸化膜63を300nm厚に成膜する。この表面をCMPにより平坦化し、TMR52上のTaを表面に出す。次に、読み出しビット線70、プラグ62と接続する部分のシリコン酸化膜63をフォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術により除去しビアホール64を形成した後、Ti、TiN、Al、TiNをスパッタ法により形成し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術によりワード線50を形成する。さらに、シリコン酸化膜66を成膜し平坦化後、Ti、TiN、AlSiCu、TiNをスパッタ法により形成し、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング技術により書き込みビット線形状にパターニングして書き込みビット線71を形成する。書き込みビット線71、ワード線50と読み出しビット線70のTMR52に対する上下関係は逆になってもかまわない。ワード線(W2)50は、ビアホール64を介して、読み出しビット線70と同じ平面に形成された引き出し線9に電気的に接続される。
【0026】
この半導体記憶装置の使用方法は第3の実施例と同様であるが、書き込み時にTMR5に同じ向きの書き込み磁場を与えるため書き込みビット線71と読み出しビット線70に流す電流が逆になるよう、ビット線制御回路54で制御する必要がある。
この実施例でも書き込みビット線71は、フリー層より距離が離れているが、ピッチが広いためディスターブ発生の可能性は低く、またワード線50は、距離が近いためディスターブを発生させる可能性は低く、ピッチを小さくすることができる。また、この実施例の構造においても書き込みビット線71に電流を流し易い材料、構造を設定でき、読み出しビット線70には読み出しができる抵抗範囲内であればTMR52が良質となる構造、材料が設定できるという利点がある。
なお、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、磁気抵抗素子との距離が離れている配線をビット線もしくは書き込み用ビット線に設定し、近い方をワード線に設定できる。これによりワード線のピッチを小さくすることができ、集積度の高い半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ部の部分平面図。
【図2】 図1のX−X′線とY−Y′線での断面図。
【図3】 本発明の第1の実施例の回路概要図。
【図4】 本発明の第1の実施例に係るTMRの断面図。
【図5】 本発明の第2の実施例に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ部の部分平面図。
【図6】 図5のX−X′線とY−Y′線での断面図。
【図7】 本発明の第3の実施例に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ部の部分平面図。
【図8】 図7のX−X′線とY−Y′線での断面図。
【図9】 本発明の第3の実施例の回路概要図。
【図10】 本発明の第4の実施例に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ部の部分平面図。
【図11】 図10のX−X′線とY−Y′線での断面図。
【図12】 従来の半導体記憶装置に用いるTMRの断面図。
【図13】 従来の半導体記憶装置の概略斜視図。
【符号の説明】
8、9 引き出し線
50 ワード線
51 ビット線
52 TMR
53 ワード線制御回路
54 ビット線制御回路
55 ワード線終端回路
56 ビット線終端回路
57 判別回路
58 切り替え回路
59 参照電圧発生回路
61、63、66 シリコン酸化膜
62 プラグ
64、65 ビアホール
70 読み出しビット線
71 書き込みビット線
72 参照電流発生回路
101 反強磁性体層
102 ピン層
103 トンネル絶縁層
104 フリー層
105 下部電極
106 上部電極

Claims (7)

  1. 第1、第2の2系統の配線が互いに交差し、その交差部に配置された磁気抵抗素子を記憶素子として用いる半導体記憶装置において、前記磁気抵抗素子の磁性体の磁化方向を電流の向きで制御する第1系統の配線は、前記磁気抵抗素子の磁化方向の変化する磁性体からの距離が第2系統の配線より離れており、前記第1、第2系統の配線は、それぞれ所定のピッチで配置されており、前記第1系統の配線配置の繰り返しピッチの方が前記第2系統の配線配置の繰り返しピッチより広く、前記磁気抵抗素子の形状は一軸方向に長く、前記第1系統の配線の配線方向より前記第2系統の配線の配線方向に長い形状を有しており、各前記第2系統の配線には、当該第2系統の配線の配線方向に配列された前記磁気抵抗素子が直接またはビアホールを介して直接的に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第2系統の配線の幅が前記第1系統の配線の幅より狭いことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2系統の配線は、前記磁気抵抗素子の磁化方向の変化する磁性体側、若しくは、磁化方向の変化する磁性体寄りに敷設されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1系統の配線がビット線であり、前記第2系統の配線がワード線であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1系統の配線が書き込みビット線であり、前記第2系統の配線がワード線であり、前記第1、第2系統の配線とは別に前記第1系統の配線と同一方向に敷設された読み出しビット線を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 前記書き込みビット線と前記読み出しビット線とは、前記磁気抵抗素子に対し同じ側若しくは異なる側に配置されていることを特徴とする請求項に記載の半導体記憶装置。
  7. 書き込み時には、前記書き込みビット線と前記読み出しビット線との双方に電流が供給されることを特徴とする請求項またはに記載の半導体記憶装置。
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