JP4537171B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用田植機等の移植機関する。
従来予備苗を乗用田植機に補給する予備苗載せ台として、左右枠の間に転動ローラを複数設けたローラコンベアを走行機体の側方に配設したものが公知となっている(例えば特許文献1参照)。上記ローラコンベアは前後中間部を折畳んで前側のコンベアを後側のコンベアの上に折り重ねて格納することが可能となっている。
特開平6−276821号公報
上記ローラコンベアの左右枠(側板)は、左右及び前後のコンベアそれぞれ別の部品から構成されている。このためローラコンベアのコストが高くなり、予備苗載せ台のコストアップが避けられない場合があるという欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の移植機は、走行機体1の後方に植付作業機2を連結し、走行機体1の側部に、走行機体1上に畦際から予備苗14を補給する予備苗載せ台13を設け、予備苗載せ台13が、走行機体1側に支持される固定苗載せ台19と、該固定苗載せ台19に連結される固定苗載せ台19前方の可動苗載せ台21及び後方の可動苗載せ台22とからなり、各苗載せ台19,21,22を、左右の側板28と、該側板28を左右方向に繋ぐ連結部材29とから構成した移植機において、各固定苗載せ台19及び各可動苗載せ台21,22を形成する前記側板28の全てが同一形状の同一部品となる樹脂成形品であり、左右の側板28間に回転によって予備苗14を移動させるローラ31aを軸装して設け、ローラ31aの軸31bの取付部であるローラ取付孔32及び連結部材29の取付部である連結部材取付孔33を、側板28の上下中央に長手方向に沿って設けたことを第1の特徴としている。
第2に左右の側板28間に回転によって予備苗14を移動させるローラ31aを軸装して設け、ローラ31aと軸31bとを一体形成し、ローラ31aが一体成形された軸31bを左右の側板28に回転自在に軸支したことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、予備苗載せ台を構成する固定苗載せ台及び可動苗載せ台を同一の側板によって形成することができ、予備苗載せ台に関するコストダウンと組立ての容易化を図ることができるという効果がある。
また左右の側板間に回転によって予備苗を移動させるローラを軸装して設け、ローラと軸とを一体形成し、ローラが一体成形された軸を左右の側板に回転自在に軸支することによって、ローラの構造を簡単にすることができる他、一体成形されたローラを挟んで側板を連結部材によって連結するだけで固定苗載せ台及び可動苗載せ台を組立てることができ、固定苗載せ台及び可動苗載せ台の組立て構造を簡単にすることができる。
そしてローラの軸及び連結部材の取付部を、側板の上下中央に長手方向に沿って設けることによって、側板の構造を簡単にすることができる他、可動苗載せ台を上下反対に向けて使用することができる。
図1,図2は本発明の移植機である乗用田植機の側面図及び平面図である。該乗用田植機は従来同様、走行機体1の後方に植付作業機2が上下昇降自在に連結されている。植付作業機2に設けられた苗載せ台3にマット苗を載置し、走行機体1を走行させながら植付作業機2を作動させることによって圃場に苗を植え付ける。
走行機体1の前方にはボンネット4が設けられている。ボンネット4の左右側方にはフロントステップ6が設けられている。ボンネット4の後方には、座席7を備えた運転席8が設けられている。座席7の前方にはステアリングハンドル5が設けられている。運転席8の床面がステップ9によって形成されている。座席7の下方をカバーする機体カバー11には、上記ステップ9より一段高く平坦な苗供給用ステップ12が座席7の左右両側に位置して形成されている。
ボンネット4の左右側方の機体側部(フロントステップ6の外側位置)には、苗載せ台3に補給する予備苗14を予め載置するための予備苗載せ台13が取り付けられている。予備苗14はマット苗16が苗箱17内に収容されたものとなっている。つまりマット苗16が収容された苗箱17が予備苗14として予備苗載せ台13の上に載置される。本実施形態においては苗箱17内にスクレーパ18が収容されている。
左右の各予備苗載せ台13はそれぞれ、走行機体1側に固定される固定苗台19と、固定苗台19側に連結されて固定苗台19の前方に位置する第1苗台21と、固定苗台19側に連結されて固定苗台19の後方に位置する第2苗台22とから構成されている。固定苗台19は、走行機体1側に固定されて上方に向かって突出する前後のステー20に取り付けられている。
第1苗台21と第2苗台22は固定苗台19に対して回動可能に連結されており、上記予備苗載せ台13は、各苗台19,21,22が側面視で一直線状に展開される展開姿勢Aと、図3に示されるように、第1苗台21及び第2苗台22が固定苗台19の上方に折畳まれた折畳み状態X1,X2となる格納姿勢Bとに姿勢切換可能な折畳み式となっている。
図1及び図3の実線が展開姿勢Aの状態の予備苗載せ台13、図1及び図3の想像線が格納姿勢Bの状態の予備苗載せ台13である。展開姿勢Aの予備苗載せ台13は前高後低の傾斜姿勢となっている。展開姿勢Aにおいて第1苗台21は、前端が走行機体1の前端より前方に突出する。また第2苗台22は、後端が植付作業機2の苗載せ台3に近接するように、苗供給用ステップ12の上方近傍に位置する。
なお第1苗台21は、予備苗載せ台13の展開姿勢A時の後端側に設けられたブラケット23と、固定苗台19の前端側に設けられた前支持ブラケット24とを介し、前支持ブラケット24の上方側を回動支点として固定苗台19の前端側に回動自在に支持されている。
また第2苗台22は、予備苗載せ台13の展開姿勢A時の前端側に設けられたブラケット26と、固定苗台19の後端側に設けられた後支持ブラケット27とを介し、後支持ブラケット27の上方側を回動支点として固定苗台19の後端側に回動自在に支持されている。
このため第1苗台21及び第2苗台22は共に折畳み状態X1,X2では、予備苗載せ台13の展開姿勢A時に対して上下反転する。第1苗台21のブラケット23には外側方に突出するストッパピン25が取り付けられている。これにより第1苗台21を折畳み状態X1とすると、ストッパピン25が固定苗台19の前支持ブラケット24の上面に当接し、第1苗台21は固定苗台19に対して略平行となる折畳み状態X1に姿勢維持される。
一方第2苗台22は予備苗載せ台13の展開姿勢Aの時の後端部分が固定苗台19の上部に当接することで折畳み状態X2が維持される。なお第1苗台21の端面(後述する側板の端面)と固定苗台19の端面(後述する側板の端面)とが接することによって第1苗台21の展開状態Y1が維持される。また第2苗台22の端面(後述する側板の端面)と固定苗台19の端面(後述する側板の端面)とが接することによって第2苗台22の展開状態Y2が維持される。
各苗台19,21,22は、それぞれ左右の側板28が連結部材29によって連結され、左右の側板28の間にローラ軸31が回転自在に取り付けられた構造となっている。これにより展開姿勢Aの予備苗載せ台13において第1苗台21の前端から予備苗14をローラ軸31の上に載置すると、図4に示されるように苗箱17がローラ軸31のローラ31aに接し、予備苗載せ台13の傾斜によって、予備苗14が第2苗台22の後端に向かって自重により順次移動する。
予備苗14の移動は、ローラ軸31(ローラ31a)が回転して苗箱17を案内するため、円滑に行われる。これにより予備苗載せ台13は、展開姿勢Aでローラコンベア状となり、第1苗台21の前端を畦際に位置させ、畦際から第1苗台21に予備苗14を補給することで、予備苗載せ台13に複数の予備苗14を連続的に補給することができる。予備苗載せ台13の前後長さいっぱいに複数の予備苗14をストックができる。
オペレータは苗供給用ステップ12に立ち、第2苗台22の後端側の予備苗14からマット苗16を苗載せ台3に載せることによって苗載せ台3への苗の補給を容易に行うことができる。第2苗台22の最後端の予備苗14からの苗載せ台3への苗の補給後は、当該予備苗14の苗箱17を第2苗台22から下ろすと、前方の予備苗14が自重によりローラ31上を移動し、苗載せ台13への次の補給候補となり、苗載せ台3に順次連続的に苗を補給することができる。
第2苗台22の高さは、苗供給用ステップ12に立つオペレータが、最後端の予備苗14からマット苗16を容易にとることができるように、運転席8内のステアリングハンドル5の高さ位置程度に、ある程度高く設定されている。これによりオペレータはほとんど屈むことなく容易に予備苗14からマット苗16を取り、苗載せ台3に補給することが可能となっている。また畦際からの予備苗14の補給も容易となり、オペレータの作業姿勢が良くなり疲労が少なくなる。
なお第2苗台22の後端が上記のように比較的高位置となっているため、相対的に第1苗台21の前端の位置が高くなっている。このため予備苗載せ台13が展開姿勢Aであり、第1苗台21の下方に施肥用の肥料タンク30が配置されている場合でも、肥料タンク30に上面側の供給口からペースト肥料等の肥料を容易に供給することができる。その他トラック等から直接予備苗14を第1苗台21の前端から予備苗載せ台13に補給することも可能となる。
本予備苗載せ台13は、第1苗台21のみが図3に示されるように、固定苗台19の上方に折畳まれた状態に展開することもできる。第1苗台21のみを折畳み状態X1とすることによって、固定苗台19の前端から予備苗14を供給することができる。畦際から走行機体1までが比較的近い場合に、固定苗台19の前端から予備苗14を予備苗載せ台13に容易に補給することができる。
なお折畳み状態X1の第1苗台21の上部(展開状態Y1での第1苗台21の下部)に予備苗14を載置し、第1苗台21を通常の予備苗載せ台として使用することもできる。また運転席8に対する乗降時には少なくとも第2苗台22を折畳み状態X2とする必要がある。
ただし固定苗台19がボンネット4の側方に位置しており、第2苗台22を折畳み状態X2とすると、運転席8の側方の空間に予備苗載せ台13が突出しないため乗降は容易である。また第1苗台21を折畳み状態X1とすると、ボンネット4の前方に予備苗載せ台13が突出しないため、走行機体1の回行性は高い。
前述の側板28は、樹脂成形品であり、図5(a),(b)に示されるように、図5(b)における上下及び左右対称な形状となっている。図5(b)における上下中央の中心線C上に、ローラ軸31の取付け用のローラ取付孔32と、連結部材29等の取り付け用の連結部材取付孔33とが複数設けられている。なお側板28をアルミダイキャスト等によって一体成形して形成しても良い。
ローラ取付孔32と連結部材取付孔33の図5(b)における中心は上記中心線C上に位置している。側板28が前後対称であるため、当然ローラ取付孔32と連結部材取付孔33も前後対称に位置している。ローラ取付孔32と連結部材取付孔33が側板28の図5(b)における上下中央に長手方向(左右方向)に沿って設けられているため、側板28の形状が単純化され、上下及び左右の対称形状が簡単となっている。
ローラ取付孔32は側板28の図5(a),(b)における前後の中心に1つと、前後側に複数設けられている。前後中心のローラ孔32と、当該ローラ孔32に隣接するローラ孔32とのピッチに比較して、前側及び後側のローラ取付孔32間のピッチは短く、互いに近接している。
ローラ軸31は、樹脂成形品であり、図4に示されるように、一本の丸棒の両端側が、両端部及び中央部に比較して大径となった形状となっている。大径部分が苗箱17に接するローラ31aをなし、両端部が側板28のローラ取付孔32に挿入される軸部31bとなっている。つまりローラ軸31はローラ31aと軸部31bとが一体形成された構造となっている。なおローラ軸31をアルミダイキャスト等によって一体成形して形成しても良い。
連結部材29は図6〜図10に示されるように、両端部に側板28への取付け用のフランジ34が設けられたL型アングル鋼又は角パイプ鋼等からなる。フランジ34には側板28に形成された隣接する連結部材取付孔33に対応するように取付け用の孔が設けられている。フランジ34の孔を連結部材取付孔33に合わせてボルト止めすることによって、連結部材29が側板28に取り付けられる。
以上により、側板28を2つ用意し、両側板28の任意のローラ取付孔33にローラ31aと軸部31bとが一体化されたローラ軸31の軸部31bを回転自在に挿入し、連結部材29のフランジ34を任意の連結部材取付孔33に合わせ、左右のフランジ34と左右の側板28をボルト固定することによって、各苗台19,21,22を簡単に組み立てて形成することができる。ただしローラ軸31の左右両軸部31bはそれぞれローラ取付孔33に挿入されている必要はある。各苗台19,21,22は左右が連結部材29により連結されており、剛性が高い。
側板28が上下及び左右対称であるため、左右の側板28は1つのパーツを前後又は上下反転して使用することによって提供される。これによって同一の側板28によって全ての苗台19,21,22を形成することができ、苗台19,21,22に関する部品の共通化がなされ、予備苗載せ台13に関するコストダウンを図り、予備苗載せ台13の組立てを容易に行うことができる。全ての苗台19,21,22は同一長さとなる。
側板28に設けられる全ての連結部材取付孔33及びローラ取付孔32を使用する必要は無い。各苗台19,21,22に応じて選択して使用することができる。本実施形態においては、第1苗台21及び固定苗台19は、予備苗載せ台13の展開姿勢Aにおける前端側のローラ軸31の配置ピッチが、他のローラ軸31間のピッチに比較して短くなるように各ローラ軸31が配置されている。なお第1苗台21及び固定苗台19の他のローラ軸31及び第2苗台22の全てのローラ軸31は、同一ピッチで配置されている。
これにより固定苗台19の前端側及び展開状態Y1における第1苗台21の前端側のローラ軸31が密に配置される。このため第1苗台21又は固定苗台19から予備苗載せ台13に上記のように予備苗14を補給する際、各予備苗14の補給開始時にローラ31aが密に苗箱17の底面に接するため、予備苗14のローラ31a間への落ち込み等が防止され、予備苗14の移動開始が円滑に行なわれる。
ただし予備苗14がいったん移動を開始すると、ローラ31aが密に苗箱17に接しなくても苗箱17は円滑に移動する。このため上記のように展開状態Y1の第1苗台21の前端側及び固定苗台19の前端側以外は各ローラ31a間のピッチが大きく、結果的にローラ軸31の本数が必要以上に増加することがなく、ローラ31aに関するコストを低く抑えることができる。
一方図6,図7に示されるように第1苗台21は、前後端の連結部材29F,29RとしてL型アングル鋼が、展開状態Y1の時に下方に向かって突出するように使用されている。また図8,図9に示されるように、第2苗台22は、展開状態Y2の時に後端となる連結部材29R2としてL型アングル鋼が、展開状態Y2の時に上方に向かって突出するように使用されている。他の各苗台19,21,22における連結部材29として角パイプ鋼等が使用されている。
これにより予備苗14は、第2苗台22が展開状態Y2の場合、第2苗台22の後端において上方に向かって突出する連結部材(L型アングル鋼)29R2がストッパとして機能し、後方に向かって移動する苗箱17の後端面と当接して予備苗14を停止させる。このとき予備苗載せ台13が展開姿勢Aとなっていると、第1苗台21の前端は連結部材(L型アングル鋼)29Fが下方に向かって突出しているため、オペレータは第1苗台21から予備苗14を連結部材29Fの上面を滑らせて円滑にローラ31の上方に補給することができる。
第1苗台21は折畳み状態X1となると、前後の連結部材(L型アングル鋼)29Fは、上方に向かって突出する。このため折畳み状態X1の第1苗台21の上に予備苗14を載置した場合、折畳み状態X1における後端側に位置する連結部材29Fがストッパとして機能して予備苗14を受け、予備苗14は安定して載置される。
なお側板28は第1苗台21及び第2苗台22が展開状態Y1,Y2の時に苗箱17が左右方向に落下しないようにガイドする程度の高さとなっている。このためローラ軸31が側板28の上下中央を中心に支持されているため、第1苗台21を折畳み状態X1とした場合も、載置される予備苗14の苗箱17の側方をガイドし、予備苗14が落下するような不都合は無い。
前述の第1苗台21のブラケット23及び固定苗台19の前後支持ブラケット24,27及び第2苗台22のブラケット26は、図6,図8,図10に示されるように、左右一対のプレート23L,23R,24L,24R,26L,26R,27L,27Rからなり、各プレート23L,23R,24L,24R,26L,26R,27L,27Rはそれぞれ左右の側板28の外側面側に、連結部材取付孔33を使用してボルト固定されている。
ただし固定苗台19の前後支持ブラケット24,27を構成するプレート24L,24R,27L,27Rと固定苗台19の側板28との間には、高さを合わせるためのプレート36が介設されている。プレート36は連結部材取付孔33を使用して側板28の外側にボルト固定されている。各プレートは一部が側板28を挟んで連結部材29のフランジ34と共締めされている。このため別途ブラケット23,24,26,27やプレート36の取付用の孔等は不要である。
固定苗台19の下方には、図10に示されるように、左右両側面がプレート36の外側面側に側板28の連結部材取付孔33を使用してボルト固定される走行機体1への取付ブラケット37が前後に取り付けられている。前後の取付ブラケット37は縦フレーム38によって連結されている。
縦フレーム38又は取付ブラケット37側に前述のステー20が固定され、固定苗台19が走行機体1に固定的に取り付けられている。固定苗台19は連結部材取付孔33を介して走行機体1側に取り付けられているため、走行機体1との取付け用の孔等は別途必要ない。また縦フレーム38は肥料タンク30の供給口30aより外側に位置しているため、供給口30aからの肥料の供給を妨げない。
なお第1苗台21を折畳み状態X1とし、固定苗台19の前端から予備苗14を予備苗載せ台13に補給すると、最前方の予備苗14は、図3に示されるように、固定苗台19の前方にわずかに突出する場合がある。これに対して本実施形態においては平面視でL字状をなす押えハンドル39が固定苗台19の前方に、上方に付勢揺動可能に取り付けられている。
上記押えハンドル39は連結部材取付孔33を使用して取り付けられている。押えハンドル39は第1苗台21が展開状態Y1であれば、第1苗台21の側板28の底面に当接して上方に突出することは無いが、第1苗台21を折畳み状態X1とすると、弾力的に上方に突出し、上記固定苗台19の前端から突出する予備苗14の苗箱17の前面側を押える。これにより上記予備苗14が固定苗台19に安定載置される。
なお以上に示される実施形態においては予備苗14は、マット苗16が苗箱17内に収容されている場合を例に説明したが、例えばマット苗16がスクレーパ上に載せられたままの場合等もある。予備苗14がいかなる形態であっても上記効果は同様に発生する。
また側板28は図5(b)における上下及び左右対称な形状となっているが、その他表裏対称等、全ての苗台19,21,22の側板に共通で使用できる形状であればどのような対称状態となっていてもよい。
乗用田植機の側面図である。 乗用田植機の平面図である。 固定苗台部分の要部側面図である。 各苗台の要部正面断面図である。 (a)は、側板単体の平面図、(b)は側板単体の正面図である。 第1苗台の平面図である。 第1苗台の前方側の要部側面図である。 第2苗台の後方側の要部平面図である。 第2苗台の後方側の要部側面図である。 固定苗台の後方側の平面図である。
1 走行機体
2 植付作業機
13 予備苗載せ台
14 予備苗
19 固定苗台(固定苗載せ台)
21 第1苗台(可動苗載せ台)
22 第2苗台(可動苗載せ台)
28 側板
29 連結部材
31a ローラ
31b 軸部(軸)
32 ローラ取付孔(取付部)
33 連結部材取付孔(取付部)
A 展開姿勢
B 格納姿勢

Claims (2)

  1. 走行機体(1)の後方に植付作業機(2)を連結し、走行機体(1)の側部に、走行機体(1)上に畦際から予備苗(14)を補給する予備苗載せ台(13)を設け、予備苗載せ台(13)が、走行機体(1)側に支持される固定苗載せ台(19)と、該固定苗載せ台(19)に連結される固定苗載せ台(19)前方の可動苗載せ台(21)及び後方の可動苗載せ台(22)とからなり、各苗載せ台(19),(21),(22)を、左右の側板(28)と、該側板(28)を左右方向に繋ぐ連結部材(29)とから構成した移植機において、各固定苗載せ台(19)及び各可動苗載せ台(21),(22)を形成する前記側板(28)の全てが同一形状の同一部品となる樹脂成形品であり、左右の側板(28)間に回転によって予備苗(14)を移動させるローラ(31a)を軸装して設け、ローラ(31a)の軸(31b)の取付部であるローラ取付孔(32)及び連結部材(29)の取付部である連結部材取付孔(33)を、側板(28)の上下中央に長手方向に沿って設けた移植機。
  2. 左右の側板(28)間に回転によって予備苗(14)を移動させるローラ(31a)を軸装して設け、ローラ(31a)と軸(31b)とを一体形成し、ローラ(31a)が一体成形された軸(31b)を左右の側板(28)に回転自在に軸支した請求項1の移植機。
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