JP2011062159A - 乗用田植機の予備苗収容構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗用走行機体の前部の左右に配備した予備苗載せ台8に、予備苗を載置収容する複数の予備苗載置部26を上下方向に所定間隔を置いて配設する第1形態と、予備苗載置部26を前後に一列状に配設する第2形態とに苗受け形態を切換可能に構成し、第2形態にした状態で、1枚半分乃至2枚分の予備苗載置部26が機体前端位置より前方に突出するように構成してある。
【選択図】図5
Description
第1発明は、乗用走行機体の前部の左右に配備した予備苗載せ台に、予備苗を載置収容する予備苗載置部を上下方向に所定間隔を置いて配設する第1形態と、前記予備苗載置部を前後に一列状に配設する第2形態とに苗受け形態を切換可能に構成した乗用田植機の予備苗収容構造において、
前記予備苗載置部を前後に位置変更可能に支持する位置変更機構を備え、前記第2形態に配設した予備苗載置部を前方位置に位置させた状態で、1枚半分乃至2枚分の前記予備苗載置部が機体前端位置より前方に突出するように構成してある。
第1発明によれば、苗植付け作業に際して、予備苗載置部を一列状に配設した第2形態に切換え前方位置に位置変更することで、畦から予備苗載置部へ予備苗を載せるときに、最前側の予備苗載置部が乗用走行機体の前端位置より1枚半分以上の予備苗載置部が前方に飛び出るように位置させることができるので、乗用走行機体を概ね畦に向って進行して畦際で停止するだけで、乗用走行機体が畦に対して直角でなく、又乗用走行機体を畦際ぎりぎりまで前進させなくても最前側の予備苗載置部が畦に近づき、畦から予備苗を最前側の予備苗載置部へ容易に供給することができるようになるので、操縦者による運転操作並びに畦から予備苗載置部への苗補給が容易になった。
又、苗植付け作業時は、第2形態の予備苗載置部を後方位置に戻して作業を行うが、これによって、機体前方への突出量が少なくなるので植え付けラインを定めるための前方の見通しが良くなるとともに畦際ぎりぎりで旋回しても障害物に当たりにくくなって運転がしやすくなり、また予備苗載置部上の予備苗を苗載せ台に補給しやすくなる。
第1発明によれば、予備苗載置部を上下方向に所定間隔を置いて配設した第1形態においても、予備苗載置部を前後に位置変更できるので、第1形態において予備苗載置部への苗補給や苗植付け作業時に適切に対応できる。
第1発明によれば、1枚半分以上の予備苗載置部を乗用走行機体の前端位置より前方に飛び出るように位置させることがきるので、予備苗補給のための操縦者による運転操作並びに畦から予備苗載置部へ苗補給を容易に行うことができるようになった。
第2発明は、第1発明の構成において、乗用走行機体の運転部より前方の機体左右にステップを形成し、前記予備苗載置部を後方位置乃至前方位置に位置させた状態において、平面視で前記ステップに少なくとも通行可能なステップ幅が残るように、前記ステップの機体横外側に前記予備苗載せ台を配設してある。
第2発明によれば、第1及び第2形態の予備苗載置部を後方及び前方位置に位置させた状態でも運転部より前方の機体左右のステップを通行することができるので、補助者がいない場合、運転者が前方の前記ステップを通って畦に降りて予備苗を予備苗載置部に載置し、再び前記ステップを通って運転席へ戻ることができるというように前記ステップを自由に行き来でき、運転者一人で作業を行うのに好都合である。
第3発明は、第1発明または第2発明の構成において、前記予備苗載せ台に前後に延出された支持フレームを備え、前記第2形態において前記支持フレームに前記予備苗載置部を片持ち状に着脱自在に支持してある。
第3発明によれば、予備苗載置部を、前後に延出された支持フレームに対して片持ち状に着脱自在に支持させるので、例えば、一対の支持フレームで両持ち構造とするのに比べて、外側の支持フレームが不要で支持部材が少なくなり、予備苗載置部へ予備苗を積み込むのに支持フレームが邪魔になり難い。
又、引用文献1に示されているような予備苗載置部どうしを連結して、支柱に取り付けたひとつの予備苗載置部により他の予備苗載置部を連結支持する構成でないので、予備苗載置部自体を支持部材を兼ねるような丈夫なものにしなくてもよく、予備苗載置部を軽量に構成でき、予備苗載置部の生産性が向上する。
第4発明は、第3発明の構成において、前記予備苗載置部を外した状態で、前記支持フレームの前後長さを短縮すべく前記支持フレームを複数のフレーム部材で形成して前後に折り畳み可能に構成してある。
第4発明によれば、路上走行や乗用田植機の格納時には、予備苗載置部を上下方向に配設する第1形態にし、支持フレームを折り畳むことで、乗用田植機の全長が短くなり、路上運転が行いやすく、又乗用田植機をコンパクトに格納することができる。
第5発明は、第4発明の構成において、前記支持フレームの折り畳み部を、隣り合う前記フレーム部材のうちの一方のフレーム部材に備えられたヒンジ部材と、他方のフレーム部材に備えられたヒンジ部材と、前記両ヒンジ部材に接続する中間ヒンジ部材とを備えて構成してある。
第5発明によれば、隣り合うフレーム部材に備えられたヒンジ部材間に中間ヒンジ部材を備えることで、支持フレームを折り曲げる支点が2つになるので、中間ヒンジ部材を介して折り畳まれたフレーム部材間に、ある程度の空間部を形成した状態で折り畳むことができ、又、ヒンジ部材の連結部(枢支部)をフレーム部材の前後展開状態(第2形態)において予備苗載置部上端よりも上方に突出しないように構成できる。
これにより、ヒンジ部材をフレーム部材より上方に大きく突出する状態で設けることなく、コンパクトに折り畳むことができるようになり、ヒンジ部材の連結部(枢支部)を第2形態で予備苗載置部より上下方向に突出しないようにすることができるので、ヒンジ部材が邪魔にならない。
図1〜図3に示すように、乗用走行機体3の外側の4枚の予備苗載置部26が、取付け枠25に上下に配設された第1形態と、図4〜図6に示すように、支持フレーム27を伸展させた状態で前後並べて支持フレーム27に取り付けた第2形態とに切換え可能に構成されている。
支持フレーム27の固定フレーム部材27a、前フレーム部材27b及び後フレーム部材27cの横外側面の前後2箇所に、予備苗載置部26を連結するためのピン孔36を形成したブラケット37を固定してある。
又、前後一列状に並べられた第2形態の予備苗載置部26の前部から予備苗を供給するときに、上記のように支柱24を前側に倒すことによって、予備苗載置部26が前方に移動するだけでなく予備苗載置部26の苗載置面26cの高さも低くなり、予備苗載置部26への苗補給作業が行いやすくなる。
図1〜図3及び図7に示す第1形態では、ストッパー51は、図7に示すように、最上段の予備苗載置部26の前端側に、上から2段目の予備苗載置部26の後端側に、上から3段目の予備苗載置部26の前後両側にそれぞれ設けられており、第1形態では、ストッパー51を苗載置面26cより上方に位置するようにセットし、載置苗のずり落ちを防止している。図4〜図6に示す第2形態では、図6の上段に示すように、ストッパー51を苗載置面26cより下方に回動させて予備苗の移動を妨げないようにする。最下段の予備苗載置部26の前後に配設されたストッパー51は固定されている。
(1)上記主たる実施の形態では、図7〜図9に示すように、前側のヒンジ部材29,30は直接連結し、後側のヒンジ部材31,32の間に中間ヒンジ部材33を介して連結して、支持フレーム27を折り畳み可能に構成したが、中間ヒンジ部材33の連結位置を前後逆にしてもよい。
8 予備苗載せ台
12 ステップ
14 運転部
26 予備苗載置部
27 支持フレーム
27a フレーム部材
27b フレーム部材
27c フレーム部材
31 ヒンジ部材
32 ヒンジ部材
33 中間ヒンジ部材
B 位置変更機構
Claims (5)
- 乗用走行機体の前部の左右に配備した予備苗載せ台に、予備苗を載置収容する予備苗載置部を上下方向に所定間隔を置いて配設する第1形態と、前記予備苗載置部を前後に一列状に配設する第2形態とに苗受け形態を切換可能に構成した乗用田植機の予備苗収容構造において、
前記予備苗載置部を前後に位置変更可能に支持する位置変更機構を備え、前記第2形態に配設した予備苗載置部を前方位置に位置させた状態で、1枚半分乃至2枚分の前記予備苗載置部が機体前端位置より前方に突出するように構成してある乗用田植機の予備苗収容構造。 - 乗用走行機体の運転部より前方の機体左右にステップを形成し、前記予備苗載置部を後方位置乃至前方位置に位置させた状態において、平面視で前記ステップに少なくとも通行可能なステップ幅が残るように、前記ステップの機体横外側に前記予備苗載せ台を配設してある請求項1記載の乗用田植機の予備苗収容構造。
- 前記予備苗載せ台に前後に延出された支持フレームを備え、前記第2形態において前記支持フレームに前記予備苗載置部を片持ち状に着脱自在に支持してある請求項1または2記載の乗用田植機の予備苗収容構造。
- 前記予備苗載置部を外した状態で、前記支持フレームの前後長さを短縮すべく前記支持フレームを複数のフレーム部材で形成して前後に折り畳み可能に構成してある請求項3記載の乗用田植機の予備苗収容構造。
- 前記支持フレームの折り畳み部を、隣り合う前記フレーム部材のうちの一方のフレーム部材に備えられたヒンジ部材と、他方のフレーム部材に備えられたヒンジ部材と、前記両ヒンジ部材に接続する中間ヒンジ部材とを備えて構成してある請求項4記載の乗用田植機の予備苗収容構造。
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