JP2002087560A - ローラコンベア - Google Patents

ローラコンベア

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な支持構造でありながら強度を有し、単
一のフレームでも各種搬送条件に適合したローラの間隔
や切欠き溝の形状に対応することができるようにしたロ
ーラコンベアを提供する。 【解決手段】 コンベアのフレーム2a、2bに所定
の強度を備えた断面略円形のパイプを使用して、このパ
イプの一部に、従来と同様にローラ軸6a、6bを上方
から落し込みにより組込むことができる切欠き溝Gを採
用することにより、ローラ嵌め込み時に、ローラ軸6
a、6bの両端が、落とし込みにより円弧状のスロープ
に案内されながら位置決めされるので、ローラの組立が
容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームによって
構成されるローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラコンベア等において、ロー
ラの両端を支持するフレームは、連続的に搬送される複
数の搬送物の重量を支持する剛性が必要なため、コ字型
または箱型の断面構造を有する角形の型鋼が主に使用さ
れていた。
【0003】このような型鋼を使用した2本のフレーム
は、複数のクロスメンバーにより所定間隔毎に連結して
コンベア枠を構成し、このコンベア枠の下面に所定間隔
毎に支持脚を立設してコンベア本体が構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
型鋼としてコ字形の型鋼を背中合わせに並設したフレー
ムを使用した従来のローラコンベアでは、ローラ軸を上
方から落とし込みにより嵌合支持する切欠き溝をフレー
ムの内側上面に所定間隔で配置した構成となっているた
め、ローラの軸方向移動を規制するためにはローラ軸に
段付き部を加工するか、ローラ軸両端に当接する当接部
材をフレームに設ける構造が採用されている。
【0005】このため、ローラ軸の加工が煩雑になり、
またはフレーム構造が複雑な構造になるためコスト高と
なる要因を有していた。
【0006】更に、このような切欠き溝は、搬送物の大
きさ、重量、単位時間内での搬送量等の搬送条件によっ
てローラの間隔やローラの軸径に対応する寸法が決めら
れるため、メーカーでは各種寸法の切欠き溝に対応した
所定長さの専用の単位フレームを多数用意することにな
り、常に多数の在庫をもつことから広い保管スペースが
必要となり在庫管理が煩雑になる問題を有していた。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、単純な支持構造でありながら強度を有
し、単一のフレームでも各種搬送条件に適合したローラ
の間隔や切欠き溝の形状に対応することができるように
したローラコンベアを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のローラコンベアは、両側に並設されるフレ
ームに複数のローラを配設したローラコンベアであっ
て、前記フレームは、断面略円形のパイプによって構成
され、対向する内側側面には前記ローラの軸を支持する
複数の切欠き溝が所定間隔おきに長手方向に連設されて
成り、前記切欠き溝は、上方からの落し込みでローラ軸
の両端が遊嵌するよう構成されることを特徴としてい
る。この特徴によれば、コンベアのフレームに所定の強
度を備えた断面略円形のパイプを使用して、このパイプ
の一部に、従来と同様にローラ軸を上方から落し込みに
より組込むことができる切欠き溝を採用することによ
り、ローラ嵌め込み時に、ローラ軸の両端が、落とし込
みにより円弧状のスロープに案内されながら位置決めさ
れるので、ローラの組立が容易となる。
【0009】本発明のローラコンベアは、前記フレーム
が、対向する内側側面が長手方向全長に亘って所定幅で
開口する嵌合溝として形成され、該嵌合溝内には、前記
ローラ軸の両端を遊嵌支持するための複数の切欠き溝が
長手方向所定間隔で連設された所定長さの単位支持ブロ
ックが連接して嵌合されるように構成されているのが好
ましい。このようにすると、断面略円形のパイプ状に形
成されるフレームの対向する内側側面が、長手方向全長
に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成されるた
め、この嵌合溝が引き抜き加工等によって容易に形成で
きる。また、嵌合溝に嵌合される単位支持ブロックを、
各種搬送条件に適合する切欠き溝の間隔やその形状に予
め形成しておくことが出来るのでフレームの共通化を図
ることができ、各種搬送条件の異なるローラコンベアを
構成する際は、適宜単位支持ブロックを交換することで
迅速に対応することができる。
【0010】本発明のローラコンベアは、前記単位支持
ブロックが、弾性を有する合成樹脂材で構成されている
のが好ましい。このようにすると、単位支持ブロックが
フレームの嵌合溝に弾力的に嵌合されるので、組み替え
作業が容易であり、組立てられた単位支持ブロックはフ
レームに振動などが生じても安定した状態で保持するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1の(a)は本発明の一実施形態に
係るローラ支持装置が使用される断面略円形のパイプの
フレームによって構成されるローラコンベアの平面図、
(b)はローラコンベアの正面図、(c)はローラコン
ベアの側面図、図2は図1(b)のA−A断面図、図3
はフレームの嵌合溝ないし外周に単位支持ブロックない
し嵌合支持体が取付られる状態を示す分解斜視図、図4
はの(a)は嵌合支持体の平面図、(b)は嵌合支持体
の側面図、(c)は(a)のB矢視側ら視た部分拡大
図、図5はフレームの断面図であり、図6は支持脚また
はクロスメンバーを支持フレームに取付けるためのブラ
ケットであり、(a)はブラケットの側面図、(b)は
(a)のB−B断面図であり、(c)はブラケットの平
面図である。
【0012】先ず、図1の(a)〜(c)には、ローラ
コンベア単体1が示されており、このローラコンベア単
体1は、複数のローラ3を所定間隔に離間して支持した
フレーム2a、2bと、これら一対のフレーム2a、2
bに所定間隔毎に着脱自在に取付けられたブラケット8
と、これら所定間隔毎に着脱自在に取付けられたブラケ
ット8を使用して両フレーム2a、2bを一定間隔で連
結する複数のクロスメンバー10と、クロスメンバー1
0の取付に使用していないブラケット8に装着してフレ
ーム2a、2bを所定間隔毎に立設支持すべくパイプに
より構成された一対の脚4a、4bから成る支持脚4と
により構成されている。
【0013】両フレーム2a、2bは、図2、図3及び
図5に示されるような断面略円形のパイプ状に形成さ
れ、金属材料等を引き抜き加工により成形したもので、
所定長さ毎に定尺に切断されている。
【0014】両フレーム2a、2bの外周には複数の線
状突起Rが円周上に所定間隔で等配されており、片側側
面の上方には所定の開口幅を有する嵌合溝14が長手方
向全長に亘って形成され、この嵌合溝14はパイプ中心
軸から所定角度で開口する接合面K1、K2を有してお
り、両フレーム2a、2bの下面にはフラットな支持面
Fが形成されている。
【0015】この支持面Fには下方が開口する取付用の
凹溝12が長手方向に沿って形成され、凹溝12を形成
する外枠が中空の両フレーム2a、2b内部に突設し、
外枠の上面にはフレーム2a、2bの内部空間を左右に
仕切る縦リブIRが一体的に形成されており、凹溝12
の開口側には両壁面に一対の凹溝12a、12bが対向
配置されている。
【0016】図3及び図4に示すように、嵌合溝14内
には、外形が円弧状断面を有する扇形状に形成され、た
とえは弾性変形可能な合成樹脂材料で構成された単位支
持ブロック5が挿嵌されるようになっている。
【0017】この単位支持ブロック5は、その円弧状外
周にローラ3の両端から突出したローラ軸6a、6bを
挿嵌するための複数の切欠き溝Gが所定間隔で連設され
ると共に、傾斜した両側面にはフレーム2a、2bに形
成される嵌合溝14両側の傾斜した接合面K1、K2に
対応する嵌合面S1、S2が形成され、これら両嵌合面
S1、S2には係止突起5a、5aが長手方向に沿って
形成され、両嵌合面S1、S2の内側には一対の凹溝5
b、5bが形成されている。
【0018】この単位支持ブロック5に形成される複数
の切欠き溝Gは、搬送条件によって切欠き溝G間の間隔
や溝幅等が決定されており、搬送条件によって異なる切
欠き溝Gの間隔や溝幅等を形成した各種単位支持ブロッ
ク5が予め製造される。
【0019】また、図6の(a)〜(c)には支持脚4
またはクロスメンバー10を両フレーム2a、2bに取
付けるためのブラケット8が示されており、このブラケ
ット8は、上面に両フレーム2a、2bの底面を挿嵌す
る円形凹部15が形成されており、円形凹部15の底面
には両フレーム2a、2b下面のフラットな支持面Fに
接触可能なフラットな面が形成され、円形凹部15の内
周面には両フレーム外周の線状突起Rに対応する線状凹
溝rが同一間隔で配置されている。
【0020】ブラケット8は、図6の(a)〜(c)に
示されるように、底面の略中央に脚保持穴8aが形成さ
れ、脚保持穴8a外周の筒体両側には両フレーム2a、
2bを、ボルトを介して取付けるためのボルト穴14
a、14bが貫通形成されている。
【0021】ブラケット8は、取付面NFが内側を向く
ように両フレーム2a、2bの下面に対向して取付けら
れており、両ブラケット8の対向する取付面NFには断
面コ字形に形成されたクロスメンバー10の両端が図示
しないネジによって取付けられている。
【0022】ブラケット8の取付面NFの略中央には角
穴13が形成され、この角穴13の周辺にはクロスメン
バー10を取付けるための複数のねじ孔Hが形成され、
この角穴13は、ローラコンベアを駆動ローラコンベア
として使用する場合に、このクロスメンバー10内に収
容される駆動体DP(後述する)片側の支持軸10aを
挿通支持するために使用するものである。そして、この
角穴13は、ブラケット8下面の中央に形成された脚保
持穴8aに連通するように構成されている。
【0023】ここで、駆動体DPは、ローラ3の外径よ
り若干大径に形成された中空のパイプ体PAの内部に小
型モータMが一体的に組み込まれたものが使用されてお
り、ローラコンベアを駆動ローラコンベアとして使用す
る場合は、この駆動体DPの両支持軸10a、10bが
クロスメンバー10を支持しているブラケット8の取付
面NFに挿通支持される。
【0024】この駆動体DPは、クロスメンバー10を
支持しているブラケット8の何れかを選択的に使用して
取付けることができ、コンベアの搬送能力によって適
宜、個数、配置間隔が決定され、取付けられた駆動体D
Pはクロスメンバー10内に収容される。
【0025】更に、駆動体DP片側端部の断面四角形の
支持軸10a内には、パイプ体PAに内装された小型モ
ータMの出力軸MJが挿通支持され、両支持軸10a、
10bと駆動体DPは、小型モータMの回転によって相
対回転するように構成されている。
【0026】すなわち、小型モータMが回転すると駆動
体DPがともに回転し、一方の支持軸10a側のパイプ
体PA端部に取付けられたプーリMDも駆動体DPと共
に回転する。この駆動体DPの回転によって、プーリM
Dとローラ3端部の溝部3aに掛止されたベルト(不図
示)を介してローラ3が回転されるように構成されてい
る。
【0027】各ローラ3の同一端部には2条の溝部3a
が並設されており、これら隣接するローラ3の溝部3a
に交互にベルトを掛止して全ローラ3を連動駆動するよ
うになっている。
【0028】以上のように構成されたローラ支持装置の
組立手順について説明する。
【0029】図3に示されるように、ローラコンベアの
搬送条件が決定されると、この搬送条件に適合したロー
ラ3の間隔や、ローラ軸6a、6bの直径が決定され
る。そこで、これらローラ3の間隔や、ローラ軸6a、
6bの直径に対応する溝間隔、溝幅で形成された切欠き
溝Gを有する単位支持ブロック5が準備され、この単位
支持ブロック5を両フレーム2a、2bの嵌合溝14内
に連設して挿嵌する。
【0030】これにより、両フレーム2a、2bが組立
てられると、この両フレーム2a、2bの下面に図6の
(a)〜(c)に示されるブラケット8が取付けられ
る。このブラケット8を取付けるに際し、両フレーム2
a、2b下面に形成された凹溝12の開口側両壁面の凹
溝12a、12b内にナットNを挿入し軸方向に移動さ
せて所定位置に配置する。
【0031】同時に、両ブラケット8の対向する取付面
NFには、それぞれクロスメンバー10が複数のねじ孔
Hを介して取付けられるが、これらブラケット8の内、
所定間隔毎に配置される特定のブラケット8内側の取付
面NFにも駆動体DPが取り付けられる。
【0032】すなわち、駆動体DPは、角軸となる一方
の支持軸10aをブラケット8取付面NFの角穴に挿通
すると共に他方が支持軸10bに支持されると、この駆
動体DPを覆うようにクロスメンバー10が両ブラケッ
ト8の取付面NFに取付られる。
【0033】このようにして、クロスメンバー10が組
み込まれた複数のブラケット8及び、駆動体DPが組み
込まれた複数のブラケット8が両フレーム2a、2b下
面に所定間隔で取付けられる。
【0034】複数のブラケット8は、両フレーム2a、
2bの下面外周に円形凹部15を嵌合させて所定間隔で
取り付けられる。このとき、両フレーム2a、2b外周
に形成されている複数の線状突起Rに線状凹溝rを嵌合
させる。
【0035】次に、挿嵌されたブラケット8下面のボル
ト穴14a、14bからボルトBを挿通させてナットN
に螺着し、駆動体DPと共に、複数のブラケット8を両
フレーム2a、2bの長手方向に所定間隔で配置固定す
る。
【0036】そこで、取付けられた駆動体DPは、この
小型モータMの出力軸MJ、片側の支持軸10aの端部
から図示しないリード線を挿通し、これをブラケット8
の脚保持穴8aを通して外部に取出して電源に接続す
る。
【0037】続いて、駆動体DPのプーリMDとローラ
3端部の2条の溝部3aに図示しないベルトを掛止し、
隣接するローラ3の溝部3aに交互にベルトを掛止して
全ローラ3を連結する。
【0038】このようにして、図1の(a)〜(c)に
示されるようなローラコンベア単体1が組立られるが、
前述したように、ローラコンベア単体1の両フレーム2
a、2bはパイプ状に形成されることから、図3に示さ
れるように、外周の円形部分を利用して嵌合可能な円形
凹部16を有する取付保持具9を両フレーム2a、2b
の所望の位置に着脱自在に取付けることができる。
【0039】更に、取付保持具9の上面には取付部11
が突設されており、この取付部11には弾性変形可能な
複数の係止具Lが配設されており、この係止具Lに係止
可能な被係止具ないし取付部を有する図示しない保持具
を用いることにより、この保持具を介して各種アタッチ
メントを取り付けることができる。
【0040】これらアタッチメントとしては、例えばガ
ードレール、搬送物確認用のセンサー等が挙げられる。
【0041】このように本発明によれば、コンベアのフ
レーム2a、2bに所定の強度を備えた単純な断面略円
形のパイプを使用し、このパイプの一部に従来と同様に
落とし込みによりローラの組立を簡便に行うことがで
き、しかも上方からの落し込みでローラ軸6a、6bの
両端が遊嵌されるように切欠きGが構成されているの
で、ローラ嵌め込み時に、ローラの両端が円弧状のスロ
ープに案内されながら位置決めされるので、ローラの組
立が容易となる。
【0042】更に、断面略円形のパイプ状に形成される
フレームの対向する内側側面が、長手方向全長に亘って
所定幅で開口する嵌合溝として形成されるため、この嵌
合溝14が、引き抜き加工等によって容易に形成でき
る。
【0043】また、嵌合溝14に嵌合される単位支持ブ
ロック5に、各種搬送条件に適合する切欠き溝Gの間隔
やその形状に予め形成して準備しておくことが出来るの
で、フレーム2a、2bの共通化が可能とになり、搬送
条件の異なるローラコンベアのフレーム2a、2bを構
成する際は、適宜単位支持ブロック5を交換することで
迅速に対応することができる。
【0044】この場合、単位支持ブロック5は弾性を有
する合成樹脂材で構成され、フレーム2a、2bの嵌合
溝14に弾力的に嵌合されるので、この着脱作業が容易
であることから組み替え作業が容易となり、組立てられ
た単位支持ブロック5はフレーム2a、2bに振動など
が生じても安定した状態で保持することができる。
【0045】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0047】(a)請求項1に記載の発明によれば、コ
ンベアのフレームに所定の強度を備えた単純な断面略円
形のパイプを使用して、このパイプの長手方向に連設さ
れた切欠き溝にローラ軸を嵌め込み時に、このローラ軸
の両端が、落とし込みにより円弧状のスロープに案内さ
れながら位置決めされるので、ローラの組立が容易とな
る。
【0048】(b)請求項2に記載の発明によれば、断
面略円形のパイプ状に形成されるフレームの対向する内
側側面が、長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合
溝として形成されるため、引き抜き加工等によって容易
に形成することができ、製造コストを低減することがで
きる。また、嵌合溝に嵌合される単位支持ブロックを、
各種搬送条件に適合する切欠き溝の間隔や、形状を予め
形成しておくことが出来るので、フレームの共通化を図
ることができ、各種搬送条件の異なるローラコンベアを
構成する際でも、適宜単位支持ブロックを交換すること
で迅速に対応することができる。
【0049】(c)請求項3に記載の発明によれば、単
位支持ブロックがフレームの嵌合溝に弾力的に嵌合され
るので、組み替え作業が容易であり、組立てられた単位
支持ブロックはフレームに振動などが生じても安定した
状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るローラ支持
装置が使用される断面略円形のパイプのフレームによっ
て構成されるローラコンベアの平面図、(b)はローラ
コンベアの正面図、(c)はローラコンベアの側面図で
ある。
【図2】図1(b)のA−A断面図である。
【図3】フレームの嵌合溝ないし外周に単位支持ブロッ
クないし嵌合支持体が取付られる状態を示す分解斜視図
である。
【図4】(a)は嵌合支持体の平面図、(b)は嵌合支
持体の側面図、(c)は(a)のB矢視側ら視た部分拡
大図である。
【図5】フレームの断面図である。
【図6】支持脚またはクロスメンバーを支持フレームに
取付けるためのブラケットであり、(a)はブラケット
の側面図、(b)は(a)のB−B断面図であり、
(c)はブラケットの平面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベア単体 2a、2b フレーム 3 ローラ 3a 溝部 4 支持脚 5 単位支持ブロック 5a 係止突起 5b 凹溝 6a、6b ローラ軸 8 ブラケット 8a 脚保持穴 9 取付保持具 10 クロスメンバー 10a、10b 支持軸 11 取付部 12、12a、12b 凹溝 13 角穴 14 嵌合溝 14a、14b ボルト穴 15、16 円形凹部 B ボルト DP 駆動体 F 支持面 G 切欠き溝 H ねじ孔 IR 縦リブ K1、K2 接合面 L 係止具 M 小型モータ MD プーリ MJ 出力軸 N ナット NF 取付面 PA パイプ体 R 線状突起 r 線状凹溝 S1、S2 嵌合面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に並設されるフレームに複数のロー
    ラを配設したローラコンベアであって、 前記フレームは、断面略円形のパイプによって構成さ
    れ、対向する内側側面には前記ローラの軸を支持する複
    数の切欠き溝が所定間隔おきに長手方向に連設されて成
    り、前記切欠き溝は、上方からの落し込みでローラ軸の
    両端が遊嵌するよう構成されることを特徴とするローラ
    コンベア。
  2. 【請求項2】 前記フレームは、対向する内側側面が長
    手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成
    され、該嵌合溝内には、前記ローラ軸の両端を遊嵌支持
    するための複数の切欠き溝が長手方向所定間隔で連設さ
    れた所定長さの単位支持ブロックが連接して嵌合される
    ように構成されている請求項1に記載のローラコンベ
    ア。
  3. 【請求項3】 前記単位支持ブロックは、弾性を有する
    合成樹脂材で構成されている請求項2に記載のローラコ
    ンベア。
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