JPH0222494Y2 - - Google Patents

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JPH0222494Y2
JPH0222494Y2 JP3437485U JP3437485U JPH0222494Y2 JP H0222494 Y2 JPH0222494 Y2 JP H0222494Y2 JP 3437485 U JP3437485 U JP 3437485U JP 3437485 U JP3437485 U JP 3437485U JP H0222494 Y2 JPH0222494 Y2 JP H0222494Y2
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rotating body
bearing
shaft
joint
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として合成樹脂パイプ(鉄心入
り樹脂パイプを含む)で骨組を作り、これにロー
ル又はホイールの如き回転体を取り付けてコンベ
ア又はコンベア式棚装置などを製造する分野で使
用される回転体支持継手に関する。
(従来技術とその問題点など) 従来一般のロールコンベアやコロコンベアにお
いて、回転体たるロールやコロ(ホイール)をフ
レームに取り付けるには、たいていフレーム部分
に必要な工作をして軸を直接フレームにて支持せ
しめるのが普通であつた。
例えば、第12図に示したロールコンベアは、
実公昭52−37989号公報記載のものである。左右
のフレームA,A′の対応位置に軸孔B,B′を設
け、該軸孔B,B′中にロールCの軸Dを取り付
けた構成とされている。
また、第13図に示したコロコンベアは、実公
昭52−21578号公報記載のものである。所謂ハツ
ト形鋼状のフレームEにおける左右のフランジ部
からウエブにかけて切欠きF,F′を設け、ホイー
ルGの両側に突出せられた軸Hが前記切欠きF,
F′にて支持されている。
さらに、第14図に示したコロコンベアは、実
公昭52−40545号公報記載のものである。ハツト
形鋼状のフレームJにおける左右のフランジ及び
折り返しリツプの対応位置に孔K,Lを設け、こ
の孔K,Lを通じて差し入れた軸MをホールNに
取り付け支持せしめた構成とされている。
以上に図示して説明したとおり、従来のコンベ
アは、フレームに種々な加工を施してロールやホ
イールを支持せしめていたので、フレームの加工
が面倒で工数がかかつた。また、フレームにたく
さんの孔や切欠き等を加工する結果、相対的にフ
レーム本来の強度を著るしく低下させ、これを補
償するため厚肉フレームを使用しなければならな
かつた。その結果、重いコンベアになつてしま
い、使用のための取扱いや運搬を困難ならしめる
という欠点、問題点があつた。
(考案の目的) そこで、この考案の目的は、フレームに一切加
工を施すことなく、ロールやホイールの如き回転
体をフレームの任意所望の位置に取り付けて例え
ばコンベア等の目的製品を組立てることができ、
その組立ては熟練者でなくても極めて簡単、迅速
にでき、しかもフレーム本来の強度は決して低下
させることがなく、よつて軽量のフレームを使用
することができる構成の回転体支持継手を提供す
ることにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するために、この考案の回転体
支持継手は、パイプ等の取付主体の外径面に密着
する略C字形状の抱持部を有し、その背中にあた
る部分には軸受部を有し、該軸受部にて支持され
た軸に回転体を取り付けた構成とされている。
(実施例) さらに、図示した実施例に基いて詳細に説明す
る。
第1図は継手本体1を示し、第2図は同継手本
体1に回転体たるホイール2を取り付けた回転体
支持継手の完成状態を示し、第3図は取付主体た
るパイプ3に取り付けた使用状態を示している。
継手本体1は、通常ABS等のプラスチツク成
形品(但し、アルミニウムその他の金属製等でも
可。)であり、φ20〜φ50位のパイプ3の外径面に
密着する略C字形状の抱持部1aを有する。この
抱持部1aは、肉厚3mm、幅25mm位の板状をな
す。また、前記抱持部1aの背中部分に、軸受部
1bを有する。軸受部1bには、パイプ3の軸線
に対し略直交する向き(但し任意の角度でも可)
に貫通せられた(但し、非貫通でも可)φ7位の
軸孔1cが設けられている。この軸孔1c中に通
し座金4で固定して右端のみ突出された軸5に、
ホイール2が回転自在に取り付けられている(第
2図)。図中6はホイール2のストツパである。
前記抱持部1aは、取付主体たるパイプ3の任
意所望の位置へ同パイプ3の横方向(パイプ3の
軸線に直角な方向)からはめて取り付け、溶剤接
着等の方法で固着されている(第3図)。もつと
も、ビス止め又はリベツト止め等の手段を採用し
て固定することもできる。
(応用例) 第4図と第5図は、第2図と第3図に示した回
転体支持継手イを応用したコロコンベア式棚装置
ロを示している。
即ち、垂直な支柱パイプ10…に対して幅方向
に架け渡し連結した棧パイプ11,11間の長手
方向に2本のパイプ3,3を架け渡して連結し、
該パイプ3,3に上記回転体支持継手イ…が同パ
イプ3の長手方向に略10cm位の間隔で、かつ、ホ
イール2が上向きとなつて互い違いの配置となる
態様で多数取り付け固定し、もつて同一方向に回
転するコロ面をもつ棚が形成されている。
従つて、各段の棚上に物品を載せると、該物品
の底面は多数のホイール2…で支持される。よつ
て、棚の一方の端から物品を載せて適度の強さで
押し込むと、同物品は所謂玉突き状態に順次前進
移動し、棚全面を効率的に活用するところの物品
収納保管の機能を奏する。
あるいはパイプ3に、適度の前下り勾配を付与
しておくと、高い方の端から載せた物品は、自動
的に棚上を低い方へと前進移動し、低い方の端か
ら順次取り出して使用することが可能となる。従
つて、物品ハンドリングの省力化に役立てること
ができる。
いずれにしても上記回転体支持継手イは、上記
コロコンベア式棚装置ロの骨組をパイプ類で組立
てたあと、パイプ3に対して継手本体1の抱持部
1aをば予め墨出し等された所定の位置にはめて
取り付け、接着等の手段で固定することによつて
使用され、技術的に熟練することを要しないで容
易に使用できる。また、取り付けの位置及び向き
も自由に選択可能で、ホイール2の回転性能を
100%活用できる。その上、取付主体たるパイプ
3を一切傷つけないで、取付け使用できるから、
同パイプ3本来の強度を100%発揮させられる。
よつて、可及的に薄肉で軽量なパイプ3を使用し
た構造の骨組みによる軽量小型のコンベア式棚装
置を製作することに寄与するのである。
(第2の実施例) 第6図に示した回転体支持継手ハは、継手本体
1の軸孔1cに、両端が所要の長さ突出する長い
軸5′を支持せしめ、その両端に2個のホイール
2,2を回転自在に取り付けた構成とされてい
る。
従つて、この回転体支持継手ハを利用して例え
ば第4図、第5図のコロコンベア式棚装置ロを製
作するときは、上記第1実施例の場合の如くホイ
ール2が互い違いの配置となるように取り付ける
考慮を要せず至便である。
(応用例) この回転体支持継手ハ(及び上記第1実施例の
もの)は、第6図の使用態様を180゜反転してホイ
ール2が下向きとなる態様で取付け使用すると、
所謂車輪としての使用が可できる。あるいはホイ
ール2をば周面に溝をもつ溝付車とすることによ
り、所謂ガイドシーブ等としての使用が可能であ
る。
(第3の実施例) 第7図と第8図に示した回転体支持継手ニは、
継手本体1の軸孔1c内にベアリング7を設置
し、回転体たるロール8の端面に突出された軸9
を前記ベアリング7にて回転自在に支持せしめた
構成とされている。継手本体1の抱持部1aは、
取付主体たるパイプ3の任意所望の位置へその横
方向からはめて取り付け固定されている。
(応用例) 第9図と第10図は、上記回転体支持継手ニを
応用したロールコンベア式棚装置ホを示してい
る。
即ち台枠を形成する縦方向の周辺パイプ13,
13間に5本のパイプ3…を等間隔で平行に架け
渡して連結し、各パイプ3,3…には相対応する
位置に継手本体1,1…を、同パイプ3の長手方
向に10cm位のピツチで多数取り付け、相対応する
継手本体1,1間にロール8…を回転自在に支持
せしめた構成とされている。
従つて、この棚装置ニの場合にも、棚上に載せ
た物品はロール8…の回転により楽に前進移動さ
せることができる。
(異なる実施態様) 上記第7図の場合は、継手本体1の軸孔1cに
ベアリング7を設置し、ロール8側り設けた軸9
を前記ベアリング7にて支持せしめているが、こ
の限りではない。
第2図又は第6図に示したように、継手本体1
の軸孔1c中に軸5を通して支持せしめ、該軸5
の突出端にベアリング等を介してロール8(又は
ホイール2)を回転自在に取り付けた構成とする
こともできる。
(第4の実施例) 第11図に示した継手本体1′は、略C字形状
の抱持部1aの背中部分に、例えば第2図のホイ
ール2を回転自在に収容する大きさ、深さの箱形
をなすブラケツト1dを軸受部として設け、同ブ
ラケツト1dの相対峙する両側壁に一対の孔1
c′,1c′を設け、該孔1c′に通した軸にてホイー
ル2をブラケツト1d内に取り付けた構成とされ
ている。
この回転体支持継手の使用方法、使用状態は、
第1実施例のものとほぼ同じである。
(異なる実施態様) ブラケツト1dは、第11図に示した箱形構造
の限りではない。例えば孔1c′を設けた左右の側
壁部分のみ残し(場合によつて補強リブを付設す
る)、前後の囲い壁部を除去した単板状の構成と
してもよく、作用効果に変わりはない。
(その他の実施例) 取付主体としてはパイプ3の限りではなく、中
実の丸棒等を使用することもできる。また、取付
主体は横断面が円形のものに限らず、角断面ない
し多角形断面のパイプ又は棒であつてもよい。極
端なことをいえば、溝形綱とかハツト形綱、アン
グルの如きものでも取付主体として採用実施でき
る。但し、これらのものを使用するときは、、継
手本体1又は1の抱持部1aは、同取付主体の外
径面と合致してこれに密着するC字形状に形成さ
れる。
(作用効果) 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この考案の回転体支持継手は、ロール8やホ
イール2の如き回転体を取付主体(パイプ3)の
任意所望の位置へ、同取付主体に一切の加工を施
すことなく取り付けることができ、もつて同回転
体を例えばコンベアのコロ又はロール等として活
用することができる。
特に、取付主体に一切の加工を施すことなく、
即ち、取付主体を一切傷つけることなく取付け使
用されるので、同取付け主体本来の強度をそのま
まそつくり有効利用できる。その結果、取付主体
を相対的に薄肉で軽量小型のものとすることが可
能であり、それだけ軽量小型で取扱い易く安価な
コンベア等の製作に寄与する。
また、継手本体1は、取付主体に一切の加工を
施すことなくその抱持部1aをば取付主体に対し
て横方向(軸線に対して直角な方向)からはめて
取り付け使用できるので、誰でもが熟練を要する
ことなく簡単に取り付け使用できる。その上、取
り付け位置の設定や変更、修正なども墨出しや実
測などにより自由自在にでき、設計の自由度、使
用上の融通性に優れ、応用品たるコンベア等の組
立作業を極めて容易ならしめる。
さらに、この回転体支持継手は、取り付け使用
の態様を工夫することにより、コンベアのみなら
ず車輪とかガイドロール(又はローラ)その他の
広範な用途に応用、利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る継手本体を示した斜視
図、第2図は同継手本体による回転体支持継手の
断面図、第3図は取付主体に取り付けた使用状態
の斜視図、第4図と第5図は応用例としてのコロ
コンベア式棚装置を示した全体斜視図と要部拡大
斜視図、第6図と第7図は第2、第3実施例たる
回転体支持継手を半分断面にした正面図、第8図
は同前の第3実施例をパイプに取り付けた使用状
態で示した斜視図、第9図と第10図は応用例た
るロールコンベア式棚装置を示した全体斜視図と
要部拡大斜視図、第11図は異なる構造の継手本
体の例を示した斜視図である。第12図〜第14
図は従来のコンベアの構造を示した断面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パイプ等の取付主体3の外径面に密着する略
    C字形状の抱持部1aを有し、その背中部分に
    軸受部1b又は1dを有し、該軸受部1b又は
    1dにて支持された軸5又は9に回転体2又は
    8が取り付けられていることを特徴とする回転
    体支持継手。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した軸
    受部1bは、パイプ等の取付主体3の軸線に対
    して略直交行する方向に貫通せしめられた軸孔
    1cから成り、軸5はこの軸孔1cに通して一
    端のみ又は両端が突出する状態に支持されてお
    り、その、突出部分に回転体たるロール8又は
    ホイール2が回転自在に取り付けられている回
    転体支持継手。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した軸
    受部は、回転体2の軸5を支持する孔1c′を有
    する板状のブラケツトとして形成されている回
    転体支持継手。 (4) 実用新案登録請求の第1項に記載した軸受部
    は、回転体2の大部分を収容する箱形のブラケ
    ツト1dとして形成されている回転体支持継
    手。 (5) 実用新案登録請求の範囲第2項に記載した軸
    孔1cはベアリング7を備えており、回転体た
    るロール8の軸9は前記ベアリング7にて回転
    自在に支持されている回転体支持継手。
JP3437485U 1985-03-11 1985-03-11 Expired JPH0222494Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250824A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Tsubakimoto Chain Co ローラ組立体を備える搬送装置

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