JPH0450247Y2 - - Google Patents

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JPH0450247Y2
JPH0450247Y2 JP1987019867U JP1986787U JPH0450247Y2 JP H0450247 Y2 JPH0450247 Y2 JP H0450247Y2 JP 1987019867 U JP1987019867 U JP 1987019867U JP 1986787 U JP1986787 U JP 1986787U JP H0450247 Y2 JPH0450247 Y2 JP H0450247Y2
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JP
Japan
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guide groove
nut
frame
nut member
insertion hole
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JP1987019867U
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JPS63126313U (ja
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンベアなどのフレーム構造に関
するものである。
[従来の技術] 従来から製品搬送などに用いられるコンベア
は、たとえば、第4図のように、左右一対のフレ
ーム1,1を複数の連結パイプ2で互いに連結
し、各フレーム1,1に個別に巻回された一対の
ベルト3,3を電動モータ4で回動するように構
成されている。上記フレーム1に、コンベアの付
属品、たとえば、搬送物ガイド(図示せず)を取
り付けるために、フレーム1の両側部には第5図
に示すT字形のガイド溝6が設けられており、こ
のガイド溝6の内部には平板状のナツト部材であ
る角ナツト7が嵌め込まれている。そして、上記
搬送物ガイドのブラケツト5に穿設したボルト挿
通孔8にボルト9を挿通し、ボルト9のねじ部を
ボルト差し込み孔10から差し込んで上記角ナツ
ト7のねじ孔7aにねじ込むことにより、上記ブ
ラケツト5をフレーム1の任意の位置に固定でき
るようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記従来のフレーム構造では、第5
図に示すガイド溝6の断面形状がT字形であるた
め、フレーム1の端面1a(第4図)からガイド
溝6内に挿入する必要がある。したがつて、フレ
ーム1を組み付けてコンベアを完成させた後には
角ナツト7をガイド溝6内に挿入できなくなり、
このため、コンベアの付属品が増えるたびにコン
ベアを分解して角ナツト7をガイド溝6内に挿入
する必要が生じるなど、作業性の著しい低下を招
く。
そこで、ボルト差し込み孔10の一端部に、第
4図に示すナツト差し込み孔11を別個設ける構
成も考えられるが、フレーム構造が複雑となつて
コストアツプを招くという問題がある。
この考案は上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、簡単な構成で、ガイド溝へのナ
ツト部材の挿入を容易にできるフレーム構造を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るフレーム構造は、フレームに、
ガイド溝と、ボルト差し込み孔と、ナツト回り溝
とが設けられている。上記ガイド溝は、ナツト部
材のねじ孔の軸心まわりの回動を阻止し、かつ、
上記ねじ孔の軸心と上記ボルトのねじ込み方向と
が一致するようにナツト部材の姿勢を保つた状態
で、ナツト部材をフレームの長さ方向に移動自在
に案内するものである。また、ボルト差し込み孔
は、一端が上記ガイド溝に連通し、他端がフレー
ムの外面に開口している。さらに、ナツト回り溝
は、上記ガイド溝の背面部よりもフレーム後方側
に向かつて半円形状に湾曲して窪ませて形成し、
ボルト差し込み孔から差し込まれた上記ナツト部
材を受け入れて、上記ガイド溝内へ回り込ませる
ものである。
[作用] この考案によれば、ナツト部材を受け入れてガ
イド溝内へ回り込ませるナツト回り溝を設けるよ
うにしたので、ボルト差し込み孔からナツト部材
をガイド溝内へ挿入して、ナツト部材をガイド溝
内に位置決めすることが可能となる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
り、図において、1はフレーム、5は接続物であ
るブラケツトで、上記フレーム1に形成されたガ
イド溝6に取り付けられている。5aはコンベア
の付属品である丸棒ガイドであり、ガイドホルダ
5bに支持されている。
上記ガイド溝6は、第2図のように、フレーム
1の外面に開口したボルト差し込み孔10に連通
しており、その内部には、四角形状の角ナツト7
の中央部から下端部に至る部分が嵌まり込んでい
る。ガイド溝6の縦幅L1は、角ナツト7の径D
1よりも僅かに大きく設定され、これにより、角
ナツト7はガイド溝6内に挿入された状態で、そ
のねじ孔7aの軸心まわりの回動が阻止されてい
る。また、角ナツト7は、ガイド溝6の背面部6
bと前面部6cとの間に挟まれ、そのねじ孔7a
の軸心Mを矢印Nで示すボルト9のねじ込み方向
に一致させた状態で、ガイド溝6内に位置決めさ
れている。
上記ガイド溝6の上部には、ガイド溝6に連ら
なつてナツト回り溝20が形成されている。この
ナツト回り溝20は、第3図のように、ガイド溝
6の背面部6bよりもフレーム1の後方側(第3
図Aの左方)に向かつて半円形状に湾曲してお
り、ボルト差し込み孔10から挿入された角ナツ
ト7をガイド溝6内へ回り込ませる働きをする。
つまり、ナツト回り溝20の内面とガイド溝6の
入口6aとの最大間隔L3は、上記角ナツト7の
径D1よりも大きく設定され、これにより、角ナ
ツト7の先端部7cがナツト回り溝20の内面に
当接した状態で、角ナツト7の後端部7bをガイ
ド溝6内に押し込み可能となつている。
上記構成において、第3図Aに示す角ナツト7
をガイド溝6内に挿入するにあたつては、ボルト
差し込み孔10から角ナツト7をその先端部7c
がナツト回り溝20に当接するまで差し込み、さ
らに、角ナツト7の後端部7bをガイド溝6の背
面部6bに向けて押し込む。このとき、第3図B
のように、角ナツト7の先端部7cが、上記背面
部6bとナツト回り溝20とのエツジ部21を支
点として矢印aで示す方向へ回り込み、これによ
つて、角ナツト7の後端部7bが自重でガイド溝
6内に嵌り込む。この状態で、角ナツト7は、そ
のねじ孔7aの軸心まわりの回動が阻止された状
態で、かつ、上記ねじ孔7aの軸心Mと上記ボル
ト9(第2図)のねじ込み方向Nとが一致した状
態でガイド溝6内で位置決めされているので、角
ナツト7のねじ孔7aにボルト9(第2図)を容
易にねじ込むことが可能となる。したがつて、フ
レーム1を組み付けてコンベアを完成させた後で
あつても、ボルト差し込み孔10からの角ナツト
7の挿入が可能となり、従来のようにコンベアを
分解して角ナツト7を挿入する必要がなくなるの
で、作業性が著しく向上される。また、ボルト差
し込み孔10とは別にナツト差し込み孔11(第
5図参照)を設ける必要がなくなるので、フレー
ム1の構造が簡単になり、これにより、コストダ
ウンが図られる。
上記実施例では、ガイド溝6とナツト回り溝2
0を横型コンベアとフレーム1に形成する構成と
したけれども、この考案の他の実施例として、た
とえば、縦型スタンドのフレームに形成する構成
としてもよい。この場合、角ナツト7の裏面に滑
べり止め用素材を貼り付けて、角ナツト7をガイ
ド溝6内に位置決めするようにすればよい。
この考案は、上記コンベアフレーム、スタンド
フレーム以外のフレームの構造にも応用して実施
することが可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、ナツ
ト部材をボルト差し込み孔からガイド溝内へ挿入
することができるので、従来のようにフレームの
端面からナツト部材を挿入したり、コンベアを分
解したりする必要がない。したがつて、ガイド溝
内へのナツト部材の挿入に手間がかからず、作業
性が著しく向上される。また、ナツト差し込み孔
をボルト差し込み孔の一部に別個設けたりする必
要がない。したがつて、フレームの構造が簡単に
なり、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は上記実施例の縦断面図、第3図Aおよび第
3図Bはガイド溝付近の拡大断面図、第4図は従
来のフレーム構造を示す斜視図、第5図は上記従
来例の縦断面図である。 1……フレーム、5……接続物、6……ガイド
溝、7……ナツト部材、7a……ねじ孔、9……
ボルト、10……ボルト差し込み孔、20……ナ
ツト回り溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 接続物を取り付けるためのボルトがねじ込まれ
    るねじ孔を有する平板状のナツト部材と、 フレームに設けられ、上記ナツト部材のねじ孔
    の軸心まわりの回動を阻止し、かつ、上記ねじ孔
    の軸心と上記ボルトのねじ込み方向とが一致する
    ようにナツト部材の姿勢を保つた状態で、ナツト
    部材を上記フレームの長さ方向に移動自在に案内
    するガイド溝と、 一端が上記ガイド溝に連通し、他端が上記フレ
    ームの外面に開口したボルト差し込み孔と、 上記ボルト差し込み孔から差し込まれた上記ナ
    ツト部材を受け入れて、上記ガイド溝内へ回り込
    ませるナツト回り溝とを備え、 上記ナツト回り溝は、上記ガイド溝の背面部よ
    りもフレーム後方側に向かつて半円形状に湾曲し
    て窪ませて形成してなることを特徴とするフレー
    ム構造。
JP1987019867U 1987-02-12 1987-02-12 Expired JPH0450247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987019867U JPH0450247Y2 (ja) 1987-02-12 1987-02-12

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JP1987019867U JPH0450247Y2 (ja) 1987-02-12 1987-02-12

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JPS63126313U JPS63126313U (ja) 1988-08-18
JPH0450247Y2 true JPH0450247Y2 (ja) 1992-11-26

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ID=30814845

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524651Y2 (ja) * 1988-01-09 1993-06-23
JP2627204B2 (ja) * 1990-03-29 1997-07-02 株式会社ダイフク 転換装置のフレーム構造
JP6794855B2 (ja) * 2017-02-06 2020-12-02 株式会社ダイフク 構造材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6371119U (ja) * 1986-10-24 1988-05-13

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