JPH081296Y2 - 軸の固定装置 - Google Patents
軸の固定装置Info
- Publication number
- JPH081296Y2 JPH081296Y2 JP1990128524U JP12852490U JPH081296Y2 JP H081296 Y2 JPH081296 Y2 JP H081296Y2 JP 1990128524 U JP1990128524 U JP 1990128524U JP 12852490 U JP12852490 U JP 12852490U JP H081296 Y2 JPH081296 Y2 JP H081296Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- insertion hole
- shaft
- bolt
- key bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0894—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with other than axial keys, e.g. diametral pins, cotter pins and no other radial clamping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯車,ベルト車等の機器部材に軸部材を固
定する軸の固定装置に関する。
定する軸の固定装置に関する。
従来、この種軸固定装置として、第8図乃至第11図に
示すように、キーボルト1の周面には,軸心方向におい
て端面に向かって下降傾斜する傾斜面2が形成され、そ
の端面にはネジ部3が突設されており、リンクアーム部
品4にはアッパーピン5の挿入孔6と、該孔6の円周部
付近を直交するキーボルト1の挿入孔7とが形成されて
いる。
示すように、キーボルト1の周面には,軸心方向におい
て端面に向かって下降傾斜する傾斜面2が形成され、そ
の端面にはネジ部3が突設されており、リンクアーム部
品4にはアッパーピン5の挿入孔6と、該孔6の円周部
付近を直交するキーボルト1の挿入孔7とが形成されて
いる。
そして、前記アッパーピン5の周面には、キーボルト
1の傾斜面2と接合するキー溝8が形成されており、ア
ッパーピン5はリンクアーム部品4の挿入孔6に挿入さ
れ、キーボルト1は挿入孔7にアッパーピン5と直交し
て挿入される。その際キーボルト1の傾斜面2とアッパ
ーピン5のキー溝8とは互いに接合する。
1の傾斜面2と接合するキー溝8が形成されており、ア
ッパーピン5はリンクアーム部品4の挿入孔6に挿入さ
れ、キーボルト1は挿入孔7にアッパーピン5と直交し
て挿入される。その際キーボルト1の傾斜面2とアッパ
ーピン5のキー溝8とは互いに接合する。
この状態で、キーボルト1のネジ部3にナットを螺合
し締付ければ、前進するキーボルト1の傾斜面2がアッ
パーピン5のキー溝8に圧着されるため、アッパーピン
5は軸心方向および半径方向に可動不能に固定される。
し締付ければ、前進するキーボルト1の傾斜面2がアッ
パーピン5のキー溝8に圧着されるため、アッパーピン
5は軸心方向および半径方向に可動不能に固定される。
第12図および第13図は他の従来例の軸固定装置で、挿
入孔10の円周部付近に直交する挿入孔11を有する支持部
材12と、前記挿入孔10に挿入され軸心方向に傾斜面13を
有する軸14と、前記挿入孔11に挿入され、その傾斜面15
を軸14の傾斜面13に接触した状態で支持部材12に対し締
付け固定されるキーボルト16とから構成されたものであ
る(実開昭56−66508号公報参照)。
入孔10の円周部付近に直交する挿入孔11を有する支持部
材12と、前記挿入孔10に挿入され軸心方向に傾斜面13を
有する軸14と、前記挿入孔11に挿入され、その傾斜面15
を軸14の傾斜面13に接触した状態で支持部材12に対し締
付け固定されるキーボルト16とから構成されたものであ
る(実開昭56−66508号公報参照)。
上記前者の従来例においては、第10図に示す如く、キ
ーボルト1の軸心aとアッパーピン5のキー溝8の中心
部bとが一致している場合にはキー溝8に対してキーボ
ルト1が容易に挿入でき、両者の固定作業が容易であ
る。
ーボルト1の軸心aとアッパーピン5のキー溝8の中心
部bとが一致している場合にはキー溝8に対してキーボ
ルト1が容易に挿入でき、両者の固定作業が容易であ
る。
しかし、第11図に示すように、キーボルト1の軸心a
とアッパーピン5のキー溝8の中心部bとにズレが生じ
た場合には、キー溝8にキーボルト1を挿入しようとす
ると、該キーボルト1の一部がキー溝8の肩cに衝当し
て挿入することができない。そこで、挿入するにはアッ
パーピン5を軸心方向に移動しなければならないのでそ
の固定作業が困難であるとゝもに、強引に挿入するとキ
ーボルト1およびキー溝8が変形、折損するおそれがあ
った。
とアッパーピン5のキー溝8の中心部bとにズレが生じ
た場合には、キー溝8にキーボルト1を挿入しようとす
ると、該キーボルト1の一部がキー溝8の肩cに衝当し
て挿入することができない。そこで、挿入するにはアッ
パーピン5を軸心方向に移動しなければならないのでそ
の固定作業が困難であるとゝもに、強引に挿入するとキ
ーボルト1およびキー溝8が変形、折損するおそれがあ
った。
また、後者の従来例においても、上記前者の従来例と
同様の問題点がある。
同様の問題点がある。
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するため
に成されたもので、キーボルトに対してキー溝が多少ズ
レている場合でも容易に挿入することのできる装置を提
供するのが目的であり、その要旨は、支持部材に、軸挿
入孔と該挿入孔の周面近傍に直交するキーボルト挿入孔
とを設けると共に、前記軸挿入孔に挿入する軸にキー溝
を設け、該キー溝に嵌合するキーボルトには端面に向か
って傾斜する3面の傾斜面を設けたことを特徴とする軸
の固定装置にある。
に成されたもので、キーボルトに対してキー溝が多少ズ
レている場合でも容易に挿入することのできる装置を提
供するのが目的であり、その要旨は、支持部材に、軸挿
入孔と該挿入孔の周面近傍に直交するキーボルト挿入孔
とを設けると共に、前記軸挿入孔に挿入する軸にキー溝
を設け、該キー溝に嵌合するキーボルトには端面に向か
って傾斜する3面の傾斜面を設けたことを特徴とする軸
の固定装置にある。
以下、本考案を第1図乃至第7図に示す実施例により
詳細に説明する。なお、第1図は本考案に係るキーボル
トの斜視図で、第2図は同キーボルトにより固定される
軸部材の部分斜視図、第3図はキーボルトの側面図で、
第4図は同平面図、第5図は同左側面図、第6図および
第7図は軸固定装置の作用説明図を示す。
詳細に説明する。なお、第1図は本考案に係るキーボル
トの斜視図で、第2図は同キーボルトにより固定される
軸部材の部分斜視図、第3図はキーボルトの側面図で、
第4図は同平面図、第5図は同左側面図、第6図および
第7図は軸固定装置の作用説明図を示す。
図において、20は円柱状のキーボルトで、その周面に
は、その軸心方向において、中央部から端面20aに向か
って長さLの下降傾斜する主傾斜面21が形成されてお
り、該主傾斜面21の左右には、その長さL/2の位置から
端面20aに向かって互いに外方向に拡大傾斜する副傾斜
面22,22が夫々形成されている。従って、キーボルト20
の端面20aにおいては、前記各傾斜面21と22とは台形状
を成している。なお、図中23はキーボルト20の端面20a
に連接したボルト部である。
は、その軸心方向において、中央部から端面20aに向か
って長さLの下降傾斜する主傾斜面21が形成されてお
り、該主傾斜面21の左右には、その長さL/2の位置から
端面20aに向かって互いに外方向に拡大傾斜する副傾斜
面22,22が夫々形成されている。従って、キーボルト20
の端面20aにおいては、前記各傾斜面21と22とは台形状
を成している。なお、図中23はキーボルト20の端面20a
に連接したボルト部である。
24は前記キーボルト20により支持部材に固定される軸
部材で、該軸部材24の周面には逆台形状のキー溝25が直
交状に形成されており、該キー溝25は軸部材24の軸心に
平行な平坦部26と、その平坦部26の軸心方向の前後端か
ら互いに離反するような傾斜面27,27とから構成され、
平坦部26の軸心方向の幅は、前記キーボルト20の端面20
aにおける主傾斜面21の幅より少し幅広に形成されてい
る。
部材で、該軸部材24の周面には逆台形状のキー溝25が直
交状に形成されており、該キー溝25は軸部材24の軸心に
平行な平坦部26と、その平坦部26の軸心方向の前後端か
ら互いに離反するような傾斜面27,27とから構成され、
平坦部26の軸心方向の幅は、前記キーボルト20の端面20
aにおける主傾斜面21の幅より少し幅広に形成されてい
る。
28は前記軸部材24を固定する支持部材で、該支持部材
28には、前記軸部材24の挿入孔29と、該挿入孔29の内周
面近傍に、挿入孔29の軸心に直交してキーボルト20の挿
入孔30とが形成されている。
28には、前記軸部材24の挿入孔29と、該挿入孔29の内周
面近傍に、挿入孔29の軸心に直交してキーボルト20の挿
入孔30とが形成されている。
そこで、第6図に示すように、軸部材24を支持部材28
の挿入孔29に挿入した後、挿入孔30にキーボルト20を挿
入すると、キー溝25の平坦部26中央部aとキーボルト20
の軸心bとが一致している場合には、該キーボルト20の
端面20aがキー溝25内に容易に侵入して主傾斜面21はキ
ー溝25の平坦部26と接合する。
の挿入孔29に挿入した後、挿入孔30にキーボルト20を挿
入すると、キー溝25の平坦部26中央部aとキーボルト20
の軸心bとが一致している場合には、該キーボルト20の
端面20aがキー溝25内に容易に侵入して主傾斜面21はキ
ー溝25の平坦部26と接合する。
この状態でキーボルト20のねじ部23にナットを螺合し
締付ければ、軸心方向に前進するキーボルト20の傾斜面
21が軸部材24のキー溝25に圧着されるため、クサビ作用
により軸部材24は支持部材28に対して軸心方向および半
径方向に可動不能に強固に固定される。
締付ければ、軸心方向に前進するキーボルト20の傾斜面
21が軸部材24のキー溝25に圧着されるため、クサビ作用
により軸部材24は支持部材28に対して軸心方向および半
径方向に可動不能に強固に固定される。
また、キー溝25内にキーボルト20の端面20aを挿入し
た場合、第7図に示すように、キーボルト20の軸心bに
対して、キー溝25の中央部aが多少ズレている場合で
も、キーボルト20の副傾斜面22が形成されているため、
キー溝25に衝当することなく挿入され、キーボルト20の
前進により軸部材24がキーボルト20の軸心bと一致する
ように自動的に移動して嵌め合い可能となる。
た場合、第7図に示すように、キーボルト20の軸心bに
対して、キー溝25の中央部aが多少ズレている場合で
も、キーボルト20の副傾斜面22が形成されているため、
キー溝25に衝当することなく挿入され、キーボルト20の
前進により軸部材24がキーボルト20の軸心bと一致する
ように自動的に移動して嵌め合い可能となる。
本考案に係る軸の固定装置は、上記のように、支持部
材に、軸心挿入孔と該挿入孔の周面近傍に直交するキー
ボルト挿入孔とを設けるとゝもに、前記軸挿入孔に挿入
する軸にキー溝を設け、該キー溝に嵌合するキーボルト
には端面に向かって傾斜する3面の傾斜面を設けた構成
であるから、キーボルトの軸心に対して、キー溝の中央
部が多少ズレている場合でもキー溝に衝当することなく
挿入され、キーボルトの前進により軸部材がキーボルト
の軸心と一致するように自動的に移動して嵌め合い可能
となり、車両の組立作業および整備作業等において作業
能率が格段に向上するとゝもに、キーボルト及びキー溝
等の損傷が無くなるので、部品コストが大幅に減少する
といった諸効果がある。
材に、軸心挿入孔と該挿入孔の周面近傍に直交するキー
ボルト挿入孔とを設けるとゝもに、前記軸挿入孔に挿入
する軸にキー溝を設け、該キー溝に嵌合するキーボルト
には端面に向かって傾斜する3面の傾斜面を設けた構成
であるから、キーボルトの軸心に対して、キー溝の中央
部が多少ズレている場合でもキー溝に衝当することなく
挿入され、キーボルトの前進により軸部材がキーボルト
の軸心と一致するように自動的に移動して嵌め合い可能
となり、車両の組立作業および整備作業等において作業
能率が格段に向上するとゝもに、キーボルト及びキー溝
等の損傷が無くなるので、部品コストが大幅に減少する
といった諸効果がある。
第1図は本考案に係る軸固定装置のキーボルトの斜視
図、第2図は同キーボルトにより固定される軸部材、第
3図はキーボルトの側面図、第4図は同平面図、第5図
は同左側面図、第6図及び第7図は軸固定装置の作用説
明図、第8図は従来の軸固定装置のキーボルトの斜視
図、第9図は同キーボルトにより固定される軸固定部
品、第10図及び第11図は軸固定装置の作用説明図、第12
図は他の従来の軸固定装置の構成部品の斜視図、第13図
は同軸固定装置の作用説明図を示す。 20……キーボルト、21,22……傾斜面、24……軸部材、2
5……キー溝、28……支持部材、29,30……挿入孔。
図、第2図は同キーボルトにより固定される軸部材、第
3図はキーボルトの側面図、第4図は同平面図、第5図
は同左側面図、第6図及び第7図は軸固定装置の作用説
明図、第8図は従来の軸固定装置のキーボルトの斜視
図、第9図は同キーボルトにより固定される軸固定部
品、第10図及び第11図は軸固定装置の作用説明図、第12
図は他の従来の軸固定装置の構成部品の斜視図、第13図
は同軸固定装置の作用説明図を示す。 20……キーボルト、21,22……傾斜面、24……軸部材、2
5……キー溝、28……支持部材、29,30……挿入孔。
Claims (1)
- 【請求項1】支持部材に、軸挿入孔と該挿入孔の周面近
傍に直交するキーボルト挿入孔とを設けるとゝもに、前
記軸挿入孔に挿入する軸にキー溝を設け、該キー溝に嵌
合するキーボルトには端面に向かって傾斜する3面の傾
斜面を設けたことを特徴とする軸の固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128524U JPH081296Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 軸の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990128524U JPH081296Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 軸の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484921U JPH0484921U (ja) | 1992-07-23 |
JPH081296Y2 true JPH081296Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31875983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990128524U Expired - Lifetime JPH081296Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 軸の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081296Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7663333B2 (en) | 2001-06-12 | 2010-02-16 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990128524U patent/JPH081296Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484921U (ja) | 1992-07-23 |
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