JP4601790B2 - ローラコンベア - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレームによって構成されるローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のローラコンベア等において、ローラの両端を支持するフレームは、連続的に搬送される複数の搬送物の重量を支持する剛性が必要なため、コ字型または箱型の断面構造を有する角形の型鋼が主に使用されていた。
【0003】
このような型鋼を使用した2本のフレームは、複数のクロスメンバーにより所定間隔毎に連結してコンベア枠を構成し、このコンベア枠の下面に所定間隔毎に支持脚を立設してコンベア本体が構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような型鋼としてコ字形の型鋼を背中合わせに並設したフレームを使用した従来のローラコンベアでは、ローラ軸を上方から落とし込みにより嵌合支持する切欠き溝をフレームの内側上面に所定間隔で配置した構成となっているため、ローラの軸方向移動を規制するためにはローラ軸に段付き部を加工するか、ローラ軸両端に当接する当接部材をフレームに設ける構造が採用されている。
【0005】
このため、ローラ軸の加工が煩雑になり、またはフレーム構造が複雑な構造になるためコスト高となる要因を有していた。
【0006】
更に、このような切欠き溝は、搬送物の大きさ、重量、単位時間内での搬送量等の搬送条件によってローラの間隔やローラの軸径に対応する寸法が決められるため、メーカーでは各種寸法の切欠き溝に対応した所定長さの専用の単位フレームを多数用意することになり、常に多数の在庫をもつことから広い保管スペースが必要となり在庫管理が煩雑になる問題を有していた。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、単純な支持構造でありながら強度を有し、単一のフレームでも各種搬送条件に適合したローラの間隔や切欠き溝の形状に対応することができるようにしたローラコンベアを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のローラコンベアは、両側に並設されるフレームに複数のローラを配設したローラコンベアであって、前記フレームは、断面略円形のパイプによって構成され、かつ対向する内側側面が長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成され、該嵌合溝はパイプ中心軸から所定角度で開口する接合面を有し、該嵌合溝内には、前記ローラ軸の両端を遊嵌支持するための複数の切欠き溝が長手方向所定間隔で連設され、前記接合面に対応する嵌合面を備え、外形が円弧状断面を有する扇形状に形成された所定長さの単位支持ブロックが連接して嵌合されるように構成され、前記切欠き溝は、上方からの落し込みでローラ軸の両端が遊嵌するよう構成されることを特徴としている。
この特徴によれば、コンベアのフレームに所定の強度を備えた断面略円形のパイプを使用して、このパイプの一部に、従来と同様にローラ軸を上方から落し込みにより組込むことができる切欠き溝を採用することにより、ローラ嵌め込み時に、ローラ軸の両端が、落とし込みにより円弧状のスロープに案内されながら位置決めされるので、ローラの組立が容易となる。そして断面略円形のパイプ状に形成されるフレームの対向する内側側面が、長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成されるため、この嵌合溝が引き抜き加工等によって容易に形成できる。また、嵌合溝に嵌合される単位支持ブロックを、各種搬送条件に適合する切欠き溝の間隔やその形状に予め形成しておくことが出来るのでフレームの共通化を図ることができ、各種搬送条件の異なるローラコンベアを構成する際は、適宜単位支持ブロックを交換することで迅速に対応することができる。
【0009】
本発明のローラコンベアは、前記フレームの下面にはフラットな支持面が形成され、該支持面には下方が開口する取付用の凹溝が長手方向に沿って形成されているのが好ましい。
このようにすると、フレームが断面略円形のパイプ状に形成されていても、下面にはフラットな支持面が形成されているので、ブラケット等に安定して取り付けることができる。
【0010】
本発明のローラコンベアは、前記単位支持ブロックが、弾性を有する合成樹脂材で構成されているのが好ましい。
このようにすると、単位支持ブロックがフレームの嵌合溝に弾力的に嵌合されるので、組み替え作業が容易であり、組立てられた単位支持ブロックはフレームに振動などが生じても安定した状態で保持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1の(a)は本発明の一実施形態に係るローラ支持装置が使用される断面略円形のパイプのフレームによって構成されるローラコンベアの平面図、(b)はローラコンベアの正面図、(c)はローラコンベアの側面図、図2は図1(b)のA−A断面図、図3はフレームの嵌合溝ないし外周に単位支持ブロックないし嵌合支持体が取付られる状態を示す分解斜視図、図4はの(a)は嵌合支持体の平面図、(b)は嵌合支持体の側面図、(c)は(a)のB矢視側ら視た部分拡大図、図5はフレームの断面図であり、図6は支持脚またはクロスメンバーを支持フレームに取付けるためのブラケットであり、(a)はブラケットの側面図、(b)は(a)のB−B断面図であり、(c)はブラケットの平面図である。
【0012】
先ず、図1の(a)〜(c)には、ローラコンベア単体1が示されており、このローラコンベア単体1は、複数のローラ3を所定間隔に離間して支持したフレーム2a、2bと、これら一対のフレーム2a、2bに所定間隔毎に着脱自在に取付けられたブラケット8と、これら所定間隔毎に着脱自在に取付けられたブラケット8を使用して両フレーム2a、2bを一定間隔で連結する複数のクロスメンバー10と、クロスメンバー10の取付に使用していないブラケット8に装着してフレーム2a、2bを所定間隔毎に立設支持すべくパイプにより構成された一対の脚4a、4bから成る支持脚4とにより構成されている。
【0013】
両フレーム2a、2bは、図2、図3及び図5に示されるような断面略円形のパイプ状に形成され、金属材料等を引き抜き加工により成形したもので、所定長さ毎に定尺に切断されている。
【0014】
両フレーム2a、2bの外周には複数の線状突起Rが円周上に所定間隔で等配されており、片側側面の上方には所定の開口幅を有する嵌合溝14が長手方向全長に亘って形成され、この嵌合溝14はパイプ中心軸から所定角度で開口する接合面K1、K2を有しており、両フレーム2a、2bの下面にはフラットな支持面Fが形成されている。
【0015】
この支持面Fには下方が開口する取付用の凹溝12が長手方向に沿って形成され、凹溝12を形成する外枠が中空の両フレーム2a、2b内部に突設し、外枠の上面にはフレーム2a、2bの内部空間を左右に仕切る縦リブIRが一体的に形成されており、凹溝12の開口側には両壁面に一対の凹溝12a、12bが対向配置されている。
【0016】
図3及び図4に示すように、嵌合溝14内には、外形が円弧状断面を有する扇形状に形成され、たとえは弾性変形可能な合成樹脂材料で構成された単位支持ブロック5が挿嵌されるようになっている。
【0017】
この単位支持ブロック5は、その円弧状外周にローラ3の両端から突出したローラ軸6a、6bを挿嵌するための複数の切欠き溝Gが所定間隔で連設されると共に、傾斜した両側面にはフレーム2a、2bに形成される嵌合溝14両側の傾斜した接合面K1、K2に対応する嵌合面S1、S2が形成され、これら両嵌合面S1、S2には係止突起5a、5aが長手方向に沿って形成され、両嵌合面S1、S2の内側には一対の凹溝5b、5bが形成されている。
【0018】
この単位支持ブロック5に形成される複数の切欠き溝Gは、搬送条件によって切欠き溝G間の間隔や溝幅等が決定されており、搬送条件によって異なる切欠き溝Gの間隔や溝幅等を形成した各種単位支持ブロック5が予め製造される。
【0019】
また、図6の(a)〜(c)には支持脚4またはクロスメンバー10を両フレーム2a、2bに取付けるためのブラケット8が示されており、このブラケット8は、上面に両フレーム2a、2bの底面を挿嵌する円形凹部15が形成されており、円形凹部15の底面には両フレーム2a、2b下面のフラットな支持面Fに接触可能なフラットな面が形成され、円形凹部15の内周面には両フレーム外周の線状突起Rに対応する線状凹溝rが同一間隔で配置されている。
【0020】
ブラケット8は、図6の(a)〜(c)に示されるように、底面の略中央に脚保持穴8aが形成され、脚保持穴8a外周の筒体両側には両フレーム2a、2bを、ボルトを介して取付けるためのボルト穴14a、14bが貫通形成されている。
【0021】
ブラケット8は、取付面NFが内側を向くように両フレーム2a、2bの下面に対向して取付けられており、両ブラケット8の対向する取付面NFには断面コ字形に形成されたクロスメンバー10の両端が図示しないネジによって取付けられている。
【0022】
ブラケット8の取付面NFの略中央には角穴13が形成され、この角穴13の周辺にはクロスメンバー10を取付けるための複数のねじ孔Hが形成され、この角穴13は、ローラコンベアを駆動ローラコンベアとして使用する場合に、このクロスメンバー10内に収容される駆動体DP(後述する)片側の支持軸10aを挿通支持するために使用するものである。そして、この角穴13は、ブラケット8下面の中央に形成された脚保持穴8aに連通するように構成されている。
【0023】
ここで、駆動体DPは、ローラ3の外径より若干大径に形成された中空のパイプ体PAの内部に小型モータMが一体的に組み込まれたものが使用されており、ローラコンベアを駆動ローラコンベアとして使用する場合は、この駆動体DPの両支持軸10a、10bがクロスメンバー10を支持しているブラケット8の取付面NFに挿通支持される。
【0024】
この駆動体DPは、クロスメンバー10を支持しているブラケット8の何れかを選択的に使用して取付けることができ、コンベアの搬送能力によって適宜、個数、配置間隔が決定され、取付けられた駆動体DPはクロスメンバー10内に収容される。
【0025】
更に、駆動体DP片側端部の断面四角形の支持軸10a内には、パイプ体PAに内装された小型モータMの出力軸MJが挿通支持され、両支持軸10a、10bと駆動体DPは、小型モータMの回転によって相対回転するように構成されている。
【0026】
すなわち、小型モータMが回転すると駆動体DPがともに回転し、一方の支持軸10a側のパイプ体PA端部に取付けられたプーリMDも駆動体DPと共に回転する。この駆動体DPの回転によって、プーリMDとローラ3端部の溝部3aに掛止されたベルト(不図示)を介してローラ3が回転されるように構成されている。
【0027】
各ローラ3の同一端部には2条の溝部3aが並設されており、これら隣接するローラ3の溝部3aに交互にベルトを掛止して全ローラ3を連動駆動するようになっている。
【0028】
以上のように構成されたローラ支持装置の組立手順について説明する。
【0029】
図3に示されるように、ローラコンベアの搬送条件が決定されると、この搬送条件に適合したローラ3の間隔や、ローラ軸6a、6bの直径が決定される。そこで、これらローラ3の間隔や、ローラ軸6a、6bの直径に対応する溝間隔、溝幅で形成された切欠き溝Gを有する単位支持ブロック5が準備され、この単位支持ブロック5を両フレーム2a、2bの嵌合溝14内に連設して挿嵌する。
【0030】
これにより、両フレーム2a、2bが組立てられると、この両フレーム2a、2bの下面に図6の(a)〜(c)に示されるブラケット8が取付けられる。このブラケット8を取付けるに際し、両フレーム2a、2b下面に形成された凹溝12の開口側両壁面の凹溝12a、12b内にナットNを挿入し軸方向に移動させて所定位置に配置する。
【0031】
同時に、両ブラケット8の対向する取付面NFには、それぞれクロスメンバー10が複数のねじ孔Hを介して取付けられるが、これらブラケット8の内、所定間隔毎に配置される特定のブラケット8内側の取付面NFにも駆動体DPが取り付けられる。
【0032】
すなわち、駆動体DPは、角軸となる一方の支持軸10aをブラケット8取付面NFの角穴に挿通すると共に他方が支持軸10bに支持されると、この駆動体DPを覆うようにクロスメンバー10が両ブラケット8の取付面NFに取付られる。
【0033】
このようにして、クロスメンバー10が組み込まれた複数のブラケット8及び、駆動体DPが組み込まれた複数のブラケット8が両フレーム2a、2b下面に所定間隔で取付けられる。
【0034】
複数のブラケット8は、両フレーム2a、2bの下面外周に円形凹部15を嵌合させて所定間隔で取り付けられる。このとき、両フレーム2a、2b外周に形成されている複数の線状突起Rに線状凹溝rを嵌合させる。
【0035】
次に、挿嵌されたブラケット8下面のボルト穴14a、14bからボルトBを挿通させてナットNに螺着し、駆動体DPと共に、複数のブラケット8を両フレーム2a、2bの長手方向に所定間隔で配置固定する。
【0036】
そこで、取付けられた駆動体DPは、この小型モータMの出力軸MJ、片側の支持軸10aの端部から図示しないリード線を挿通し、これをブラケット8の脚保持穴8aを通して外部に取出して電源に接続する。
【0037】
続いて、駆動体DPのプーリMDとローラ3端部の2条の溝部3aに図示しないベルトを掛止し、隣接するローラ3の溝部3aに交互にベルトを掛止して全ローラ3を連結する。
【0038】
このようにして、図1の(a)〜(c)に示されるようなローラコンベア単体1が組立られるが、前述したように、ローラコンベア単体1の両フレーム2a、2bはパイプ状に形成されることから、図3に示されるように、外周の円形部分を利用して嵌合可能な円形凹部16を有する取付保持具9を両フレーム2a、2bの所望の位置に着脱自在に取付けることができる。
【0039】
更に、取付保持具9の上面には取付部11が突設されており、この取付部11には弾性変形可能な複数の係止具Lが配設されており、この係止具Lに係止可能な被係止具ないし取付部を有する図示しない保持具を用いることにより、この保持具を介して各種アタッチメントを取り付けることができる。
【0040】
これらアタッチメントとしては、例えばガードレール、搬送物確認用のセンサー等が挙げられる。
【0041】
このように本発明によれば、コンベアのフレーム2a、2bに所定の強度を備えた単純な断面略円形のパイプを使用し、このパイプの一部に従来と同様に落とし込みによりローラの組立を簡便に行うことができ、しかも上方からの落し込みでローラ軸6a、6bの両端が遊嵌されるように切欠きGが構成されているので、ローラ嵌め込み時に、ローラの両端が円弧状のスロープに案内されながら位置決めされるので、ローラの組立が容易となる。
【0042】
更に、断面略円形のパイプ状に形成されるフレームの対向する内側側面が、長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成されるため、この嵌合溝14が、引き抜き加工等によって容易に形成できる。
【0043】
また、嵌合溝14に嵌合される単位支持ブロック5に、各種搬送条件に適合する切欠き溝Gの間隔やその形状に予め形成して準備しておくことが出来るので、フレーム2a、2bの共通化が可能とになり、搬送条件の異なるローラコンベアのフレーム2a、2bを構成する際は、適宜単位支持ブロック5を交換することで迅速に対応することができる。
【0044】
この場合、単位支持ブロック5は弾性を有する合成樹脂材で構成され、フレーム2a、2bの嵌合溝14に弾力的に嵌合されるので、この着脱作業が容易であることから組み替え作業が容易となり、組立てられた単位支持ブロック5はフレーム2a、2bに振動などが生じても安定した状態で保持することができる。
【0045】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0047】
(a)請求項1に記載の発明によれば、コンベアのフレームに所定の強度を備えた単純な断面略円形のパイプを使用して、このパイプの長手方向に連設された切欠き溝にローラ軸を嵌め込み時に、このローラ軸の両端が、落とし込みにより円弧状のスロープに案内されながら位置決めされるので、ローラの組立が容易となる。そして断面略円形のパイプ状に形成されるフレームの対向する内側側面が、長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成されるため、この嵌合溝が引き抜き加工等によって容易に形成できる。また、嵌合溝に嵌合される単位支持ブロックを、各種搬送条件に適合する切欠き溝の間隔やその形状に予め形成しておくことが出来るのでフレームの共通化を図ることができ、各種搬送条件の異なるローラコンベアを構成する際は、適宜単位支持ブロックを交換することで迅速に対応することができる。
【0048】
(b)請求項2に記載の発明によれば、フレームが断面略円形のパイプ状に形成されていても、下面にはフラットな支持面が形成されているので、ブラケット等に安定して取り付けることができる。
【0049】
(c)請求項3に記載の発明によれば、単位支持ブロックがフレームの嵌合溝に弾力的に嵌合されるので、組み替え作業が容易であり、組立てられた単位支持ブロックはフレームに振動などが生じても安定した状態で保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るローラ支持装置が使用される断面略円形のパイプのフレームによって構成されるローラコンベアの平面図、(b)はローラコンベアの正面図、(c)はローラコンベアの側面図である。
【図2】図1(b)のA−A断面図である。
【図3】フレームの嵌合溝ないし外周に単位支持ブロックないし嵌合支持体が取付られる状態を示す分解斜視図である。
【図4】(a)は嵌合支持体の平面図、(b)は嵌合支持体の側面図、(c)は(a)のB矢視側ら視た部分拡大図である。
【図5】フレームの断面図である。
【図6】支持脚またはクロスメンバーを支持フレームに取付けるためのブラケットであり、(a)はブラケットの側面図、(b)は(a)のB−B断面図であり、(c)はブラケットの平面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベア単体
2a、2b フレーム
3 ローラ
3a 溝部
4 支持脚
5 単位支持ブロック
5a 係止突起
5b 凹溝
6a、6b ローラ軸
8 ブラケット
8a 脚保持穴
9 取付保持具
10 クロスメンバー
10a、10b 支持軸
11 取付部
12、12a、12b 凹溝
13 角穴
14 嵌合溝
14a、14b ボルト穴
15、16 円形凹部
B ボルト
DP 駆動体
F 支持面
G 切欠き溝
H ねじ孔
IR 縦リブ
K1、K2 接合面
L 係止具
M 小型モータ
MD プーリ
MJ 出力軸
N ナット
NF 取付面
PA パイプ体
R 線状突起
r 線状凹溝
S1、S2 嵌合面

Claims (3)

  1. 両側に並設されるフレームに複数のローラを配設したローラコンベアであって、
    前記フレームは、断面略円形のパイプによって構成され、かつ対向する内側側面が長手方向全長に亘って所定幅で開口する嵌合溝として形成され、該嵌合溝はパイプ中心軸から所定角度で開口する接合面を有し、該嵌合溝内には、前記ローラ軸の両端を遊嵌支持するための複数の切欠き溝が長手方向所定間隔で連設され、前記接合面に対応する嵌合面を備え、外形が円弧状断面を有する扇形状に形成された所定長さの単位支持ブロックが連接して嵌合されるように構成され、前記切欠き溝は、上方からの落し込みでローラ軸の両端が遊嵌するよう構成されることを特徴とするローラコンベア。
  2. 前記フレームの下面にはフラットな支持面が形成され、該支持面には下方が開口する取付用の凹溝が長手方向に沿って形成されている請求項1に記載のローラコンベア。
  3. 前記単位支持ブロックは、弾性を有する合成樹脂材で構成されている請求項2に記載のローラコンベア。
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