JP6851623B2 - 移動柵を構成する支持脚 - Google Patents

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本発明は、相対向して配置された支持脚間に長尺状物が架け渡されており、その長尺状物を保持する保持部材が各支持脚にそれぞれ取付けられた移動柵を構成する支持脚に関する。
従来、この種の移動柵を構成する支持脚として、支持脚をブロー成形するときにボルトをインサート成形し、支持脚から突出したボルトに保持部材を取付けた構造のものが知られている(特許文献1)。
特許第4603182号公報
しかし、前述した従来のものは、支持脚をブロー成形するときにボルトがインサート成形され、ボルトが支持脚と一体化されているため、支持脚をリサイクルする際に、支持脚を切断してボルトを取り出さなければならないので、リサイクル性が悪い。また、支持脚を材質別に分別して廃棄する場合も、支持脚を切断してボルトを取り出さなければならないため、廃棄作業効率が悪い。
また、前述した保持部材として、側面から見てコ字状の部材によって支持脚の水平部分を挾持し、その水平部分から突出した部材同士をボルト・ナットによって締結する構造の保持部材を用いれば、支持脚を切断しなくても支持脚からボルトを外すことができる。
しかし、ブロー成形された支持脚は内部が中空であるため、上記コ字状の部材により挾持された部分が、ボルト・ナットの締結によって潰れてしまう。
そこで、本発明は、上記の諸問題を解決するために創出されたものであって、リサイクル性および廃棄作業効率が良く、かつ、長尺状物を保持するための保持部材を取付ける際に、保持部材を取付ける部分が潰れるおそれのない移動柵を構成する支持脚を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の移動柵を構成する支持脚は、相対向して配置された支持脚間に長尺状物が架け渡されており、長尺状物を保持する保持部材が各支持脚にそれぞれ取付けられた移動柵を構成する支持脚であって、当該支持脚は、ブロー成形により成形された合成樹脂製である。また、保持部材を取付けるためのボルト部材を挿通可能な筒状部材を備える。さらに、空間を隔てて相対向しており、保持部材を取付けるための一対の壁と、一対の壁にそれぞれ貫通形成された相対向する一対の孔と、を備える。さらに、一対の孔の少なくとも一方は、筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて筒状部材が空間に配置されるように構成されている。さらに、上記の姿勢にて空間に配置された筒状部材にボルト部材が挿通されている状態において、ボルト部材の先端が、一対の孔の一方から、ナット部材を締結可能に突出されるように構成されている。さらに、一対の孔の何れかの孔は、筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、一対の孔の何れかの孔と相対向する孔の直径は前記筒状部材の直径よりも小さい。以上を第1の特徴とする。
ボルト部材の先端に締結されたナット部材を外せば、ボルト部材を支持脚から抜き取ることができる。
したがって、支持脚を切断してボルト部材を取り出す必要がないため、リサイクル性を良くすることができる。また、支持脚を材質別に分別して廃棄する場合も、支持脚を切断してボルト部材を取り出す必要がないため、廃棄作業効率を良くすることもできる。
しかも、一対の孔の少なくとも一方は、筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて筒状部材が空間に配置されるように構成されているため、一方の開口端から挿入した方の孔から筒状部材を取り出すことができる。
したがって、支持脚と筒状部材とが異なる材質により形成されている場合に、支持脚を切断して筒状部材を取り出す必要がないため、リサイクル性を良くすることができる。また、支持脚を材質別に分別して廃棄する場合も、支持脚を切断して筒状部材を取り出す必要がないため、廃棄作業効率を良くすることもできる。
さらに、一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が、筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて筒状部材が空間に配置されるように構成されており、筒状部材が、相対向する一対の壁間に設けられた補強リブのような役割をするため、一対の孔の一方から突出されたボルト部材の先端にナット部材を締結する際に、一対の壁が潰れるおそれがない。
さらに、一対の孔の何れかの孔、つまり、筒状部材をその一方の開口端から挿入可能な孔と相対向する孔の直径は筒状部材の直径よりも小さいため、空間に配置された筒状部材が他方の孔(筒状部材をその一方の開口端から挿入可能な孔と相対向する孔)から抜け落ちるおそれがない。
また、本発明の移動柵を構成する支持脚は、相対向して配置された支持脚間に長尺状物が架け渡されており、長尺状物を保持する保持部材が各支持脚にそれぞれ取付けられた移動柵を構成する支持脚であって、当該支持脚は、ブロー成形により成形された合成樹脂製である。また、保持部材を取付けるためのボルト部材を挿通可能な筒状部材を備える。さらに、空間を隔てて相対向しており、保持部材を取付けるための一対の壁と、一対の壁にそれぞれ貫通形成された相対向する一対の孔と、を備える。さらに、一対の孔の少なくとも一方は、筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて筒状部材が空間に配置されるように構成されている。さらに、上記の姿勢にて空間に配置された筒状部材にボルト部材が挿通されている状態において、ボルト部材の先端が、一対の孔の一方から、ナット部材を締結可能に突出されるように構成されている。さらに、上記の姿勢は、筒状部材の一方の開口端が、その一方の開口端の方に位置する壁を形成する面のうち、筒状部材の他方の開口端の方に位置する壁と対向する内面に当接している状態をさらに有する姿勢である。以上を第2の特徴とする。
筒状部材の一方の開口端が、その一方の開口端の方に位置する壁を形成する面のうち、筒状部材の他方の開口端の方に位置する壁と対向する内面に当接しているため、一対の孔の一方から突出したボルト部材の先端にナット部材を締結することにより、ナット部材と筒状部材の一方の開口端とによって、一方の開口端の方に位置する壁を挾持することができるので、保持部材の支持脚に対する取付強度を高めることができる。
また、本発明の移動柵を構成する支持脚は、前述した第1または第2の特徴において、上記の姿勢は、空間に配置された筒状部材の外周面の一部が、一対の孔の少なくとも一方の内壁に囲まれた状態をさらに有する姿勢であることを第3の特徴とする。
筒状部材をその一方の開口端から一方の孔に挿入するという単純な作業により、空間に配置された筒状部材の外周面の一部が、一対の孔の少なくとも一方の内壁に囲まれた状態になり、筒状部材の空間における位置決めがされるため、その後、一対の孔の一方から突出されたボルト部材の先端にナット部材を締結するだけで保持部材の取付を行うことができる。
したがって、保持部材の取付作業効率を良くすることができる。
本発明の移動柵を構成する支持脚を実施すれば、リサイクル性および廃棄作業効率が良く、かつ、長尺状物を保持するための保持部材を取付ける際に、保持部材を取付ける部分が潰れるおそれのない移動柵を構成する支持脚を提供することができる。
本発明の実施形態に係る移動柵を構成する支持脚を有する移動柵の斜視図である。 (a)は図1に示す支持脚の拡大斜視図であり、(b)は(a)に示す支持脚の反対側の側壁を示す拡大斜視図である。 図2(a)に示す支持脚に保持部材が取付けられた状態の拡大斜視図である。 図3に示す支持脚の上部の縦断面と、保持部材とを示す説明図である。 保持部材および筒状部材の説明図である。 支持脚の上梁部を構成する第1および第2の壁の一部の縦断面図である。 図6に示す上梁部に保持部材および筒状部材が取付けられた状態を示す縦断面図である。 図7に示す第1の孔の近傍を拡大して示す縦断面図である。
本発明の実施形態に係る移動柵を構成する支持脚について図を参照しつつ説明する。
[移動柵の構造]
先ず、本発明の実施形態に係る移動柵を構成する支持脚を有する移動柵の構造について図を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動柵を構成する支持脚を有する移動柵の斜視図である。
図1に示すように、移動柵1は、相対向して配置された支持脚2,2と、各支持脚2間に架け渡されたパイプ3,3と、各パイプ3を各支持脚2に保持するための計4個の保持部材4とを備える。各支持脚2の最上部の上梁部23には、保持部材4がそれぞれ取付けられており、各保持部材4によって上方のパイプ3の両端が保持されている。また、各支持脚2の下梁部25にも保持部材4がそれぞれ取付けられており、各保持部材4によって下方のパイプ3の両端が保持されている。この実施形態では、各パイプ3は、それぞれ中心軸と直交する断面が円形に形成されている。
[保持部材および筒状部材の構造]
次に、保持部材および筒状部材について図5を参照しつつ説明する。図5は保持部材および筒状部材の説明図である。
図5に示すように、保持部材4は、ベース部材41と、押さえ部材42と、シャフト43,44と、ボルト45とを備える。ベース部材41の裏面41aは、支持脚2の上梁部23の第1の壁23a(図1)または下梁部25の第1の壁25aによって支持される面である。ベース部材41の裏面41aには、保持部材4を支持脚2に取付けるためのボルト47を挿通する挿通孔47bが貫通形成されており、ボルト47は挿通孔47bに挿通されている。ボルト47は、裏面41aから垂下する姿勢にて裏面41aから突出している。ボルト47の頭部(図に表れていない)は裏面41aの反対側の面に配置されており、その頭部によってボルト47の抜け止めが図られている。押さえ部材42の裏面には、パイプ3を挾持するための挾持部46が形成されている。挾持部46は、パイプ3の周面形状に対応した円弧状に形成されている。押さえ部材42は、シャフト43によってベース部材41に回動可能に軸支されている。また、ベース部材41のうち、押さえ部材42と対向する部分には、パイプ3を挾持するための挾持部48が形成されている。挾持部48は、パイプ3の周面形状に対応した円弧状に形成されている。
ボルト45の基部は、ベース部材41に挿通されたシャフト44の周面に接合されており、シャフト44を軸にして揺動可能になっている。また、ボルト45は、押さえ部材42の前端部42aに形成された長孔(図に表れていない)に挿通されている。つまり、押さえ部材42の前端部42aを持ち上げ、シャフト43を回動中心にして押さえ部材42を外側に回動させて開いた状態にすることと、ボルト45を操作し、シャフト44を軸にして上記長孔内を揺動させてボルト45を外側に開いた状態にすることとが可能である。保持部材4によってパイプ3を保持する場合は、押さえ部材42の前端部42aを持ち上げ、押さえ部材42の挾持部46とベース部材41の挾持部48との間にパイプ3を挿通し、ボルト45にナット部材(図示省略)を締結する。
また、支持脚2は筒状部材5を備える。この実施形態では、筒状部材5は、中心軸と直交する断面が円形に形成されている。筒状部材5は、上梁部23(図1)および下梁部25の内部空間にそれぞれ取出し可能に設けられ、保持部材4を上梁部23および下梁部25にそれぞれ取付ける際に、保持部材4によって挾持される部分が潰れないようにする役割をするものである。筒状部材5は、両端が開口された円筒形状に形成されており、一方の開口端53と他方の開口端52との間には、ボルト47を挿通するためのボルト挿通孔55が貫通形成されている。
この実施形態では、保持部材4は鉄などの金属により形成されており、筒状部材5は塩化ビニルなどの合成樹脂により形成されている。
[支持脚の構造]
次に、本発明の実施形態に係る移動柵を構成する支持脚の構造について図を参照しつつ説明する。図2(a)は図1に示す支持脚の拡大斜視図であり、(b)は(a)に示す支持脚の反対側の側壁を示す拡大斜視図である。図3は図2(a)に示す支持脚に保持部材が取付けられた状態の拡大斜視図である。
図2および図3に示すように、支持脚2は、側面から見て、英文字のAに横棒を1本加え、上端が平坦に形成されたような形状に形成されている。換言すると、上端が平坦な山形であって2本の水平な梁を有する形状に形成されている。支持脚2は、第1の脚部21と、第2の脚部22と、第1の脚部21および第2の脚部22の上端間に形成された上梁部23と、第1の脚部21および第2の脚部22の下部間に形成された下梁部25と、第1の脚部21および第2の脚部22の間であって上梁部23と下梁部25との間に形成された中梁部24とを備える。中梁部24は、上部の壁を構成する上壁24aと、下部の壁を構成する下壁24bとを備える。上梁部23と中梁部24との間には上開口部26が形成されており、中梁部24と下梁部25との間には下開口部27が形成されている。
第1の脚部21は、側壁21a(図2(a))と、この側壁21aと対向する側壁21b(図2(b))と、側壁21a,21bの外縁同士の間に形成された端壁21cと、底壁21d(図2(b))とを有する。また、第2の脚部22は、側壁22a(図2(a))と、この側壁22aと対向する側壁22b(図2(b))と、側壁22a,22bの外縁同士の間に形成された端壁22cと、底壁22dとを有する。底壁21d,22dは、移動柵1の接地面に接地される部分である。
ここで、上梁部23および下梁部25の構造について図を参照しつつ説明する。
図4は、図3に示す支持脚の上部の縦断面と、保持部材とを示す説明図である。図6は支持脚の上部を構成する第1および第2の壁の一部の縦断面図である。図7は図6に示す上梁部に保持部材および筒状部材が取付けられた状態を示す縦断面図である。図8は図7に示す第1の孔の近傍を拡大して示す縦断面図である。
なお、上梁部23および下梁部25の基本構造は同一であるため、ここでは、上梁部23の構造を代表にして説明する。
図4および図6に示すように、支持脚2の上梁部23は、支持脚2の最上部の壁を構成する第1の壁23aと、この第1の壁23aと空間2aを隔てて設けられた第2の壁23bとを備える。第1の壁23aおよび第2の壁23bは相互に平行になっている。第1の壁23aには、筒状部材5の一方の開口端53(図5)を挿入するための第1の孔30が貫通形成されている。また、第2の壁23bには、第1の孔30と対向するように第2の孔31が貫通形成されている。なお、図4では、第1の孔30および第2の孔31の各中心を通る線で切断した状態を表しているため、第1の孔30および第2の孔31は、それぞれ半分のみ図示されている。
図6に示すように、筒状部材5は、その一方の開口端53から第1の孔30に挿入されると、一方の開口端53が下向きに他方の開口端52が上向きになるように空間2aに配置される。また、筒状部材5は、第1の孔30および第2の孔31の各中心間を接続して形成される中心線C1の所定範囲が、筒状部材5の内壁54によって囲まれた姿勢にて空間2aに配置される。換言すると、筒状部材5は、自身の中心軸が、中心線C1と一致、または、中心線C1に沿うように空間2aに配置される。
また、図6および図7に示すように、第2の孔31の直径は筒状部材5の直径よりも小さい。これにより、筒状部材5が第2の孔31から抜け落ちるおそれがない。また、筒状部材5の一方の開口端53は、第2の壁23bのうち、第1の壁23aの内面23a2と対向する内面23b2に当接している。換言すると、筒状部材5の一方の開口端53は、その一方の開口端53の方に位置する第2の壁23bを形成する面のうち、空間2aに接する内面23b2に当接している。つまり、筒状部材5の一方の開口端53は、第2の壁23bの内面23b2によって支持されている。
また、図8に示すように、上記の姿勢にて空間2aに配置された筒状部材5の外周面51のうち、他方の開口端52の近傍の外周面51が、第1の孔30の内壁30aによって囲まれた状態になっている。
このため、支持脚2が傾いたりした場合であっても、他方の開口端52の近傍の外周面51が第1の孔30の内壁30aに当接し、筒状部材5の水平方向への移動が規制されるため、他方の開口端52が第1の孔30から離脱することなく、筒状部材5の空間2aにおける姿勢を維持することができる。
したがって、筒状部材5の配置位置がずれることにより、ボルト47を筒状部材5に挿通できなくなってしまうおそれがない。
また、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入すると、一方の開口端53が第2の壁23bの内面23b2によって支持され、かつ、他方の開口端52の近傍の外周面51が第1の孔30の内壁30aによって囲まれた状態になり、筒状部材5が、位置ずれのおそれもなく安定して配置された状態になる。つまり、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入するという単純な作業により、筒状部材5の空間2aにおける位置決めを容易に行うことができる。
また、図8に示すように、筒状部材5の外周面51と、第1の孔30の内壁30aとの間には隙間W1が形成されている。つまり、第1の孔30の直径は、筒状部材5の直径よりも僅かに大きく、筒状部材5を第1の孔30に容易に挿入できるようになっている。
また、第1の孔30の直径が筒状部材5の直径よりも大きく、かつ、筒状部材5は第1の孔30から挿入したときの状態で空間2aに配置されているため、支持脚2を上下逆の姿勢にすれば、筒状部材5が第1の孔30から抜け落ちるので、筒状部材5の取出しを容易に行うことができる。
ここで、第1の孔30および第2の孔31の形成方法について説明する。ボール盤などの穿孔装置を用い、最初に、第1の壁23aに第2の孔31と同じ大きさの孔を穿孔し、続いて第2の壁23bに第2の孔31を穿孔する。次に、第2の孔31を穿孔したときに用いたドリルよりも径の太いドリルを有するボール盤などの穿孔装置を用い、第1の壁23aに貫通形成された孔の径を大きくし、第1の孔30を形成する。
ボルト47は、第1の孔30から、空間2aに配置された筒状部材5に挿通され、その先端47aは第2の孔31から下方に突出される。各支持脚2は、それぞれブロー成形により成形されており、ポリエチレンなどの合成樹脂製である。
保持部材4を第1の壁23aの外面23a1に固定する際は、図7に示すように、第2の孔31から突出したボルト47の先端47aからワッシャ8を挿通し、さらにスプリングワッシャ7を挿通し、先端47aに六角ナット6を締結する。このとき、第2の壁23bの外面23b1にワッシャ8が当接し、第2の壁23bは、筒状部材5の一方の開口端53とワッシャ8とによって挾持された状態になる。このため、六角ナット6による締結を進めると、筒状部材5の一方の開口端53が第2の壁23bの内面23b2に食い込むため、筒状部材5の姿勢が安定するので、上梁部23における保持部材4の取付強度を高めることができる。
さらに、図8に示すように、筒状部材5の他方の開口端52と、第1の孔30の外縁30bとの間には段差H1が形成されている。このため、第1の壁23aが段差H1分、下方へ変形すると、筒状部材5の他方の開口端52が保持部材4のベース部材41の裏面41a(図5,図7)に当接するため、第1の壁23aの過度の変形が阻止される。換言すると、保持部材4のボルト47の先端47aに六角ナット6を締結した際に、第1の壁23aの下方への変形分が段差H1に吸収されるように構成されている。
また、図2(a)に示すように、下梁部25を構成する第1の壁25aにも第1の孔30が貫通形成されており、図2(b)に示すように、第2の壁25bにも第2の孔31が貫通形成されている。保持部材4は、上梁部23に取付けた場合と同様の手順によって下梁部25の第1の壁25aに取付けられる。つまり、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入し、その筒状部材5に保持部材4のボルト47を挿通し、第2の孔31から突出した先端47aにワッシャ8およびスプリングワッシャ7を挿通し、先端47aに六角ナット6を締結する。
また、図2(a)に示すように、第1の脚部21の一方の側壁21aには、嵌合凹部28,28が形成されており、同様に、第2の脚部22の一方の側壁22aにも嵌合凹部28,28が形成されている。また、図2(b)に示すように、第1の脚部21の側壁21aと反対側の側壁21bには、嵌合凸部29,29が突出形成されており、同様に、第2の脚部22の側壁22aと反対側の側壁22bにも嵌合凸部29,29が形成されている。各嵌合凸部29は、それぞれ嵌合凹部28に嵌合可能な形状に形成されており、支持脚2を対向させて配置した場合に嵌合凹部28と対向する位置に形成されている。つまり、複数の支持脚2を積層する場合、各嵌合凸部29が対向する各嵌合凹部28に嵌合されるため、積層状態が崩れ難い。
[実施形態の効果]
(1)上述した実施形態の移動柵1を構成する支持脚2を実施すれば、ボルト47の先端47aに締結された六角ナット6を外し、保持部材4を第1の壁23aから離せば、それに伴い、保持部材4に設けられているボルト47も支持脚2から抜き取ることができる。
したがって、支持脚2を切断してボルト47を取り出す必要がないため、リサイクル性を良くすることができる。また、支持脚2を材質別に分別して廃棄する場合も、支持脚2を切断してボルト47を取り出す必要がないため、廃棄作業効率を良くすることもできる。
(2)しかも、筒状部材5は、一方の開口端53から第1の孔30に挿入されたときの状態にて空間2aに配置されているため、支持脚2を上下逆の姿勢にすれば、第1の孔30から筒状部材5を抜け落ちさせることができる。
したがって、支持脚2と筒状部材5とが異なる材質により形成されている場合に、支持脚2を切断して筒状部材5を取り出す必要がないため、リサイクル性を良くすることができる。また、支持脚2を材質別に分別して廃棄する場合も、支持脚2を切断して筒状部材5を取り出す必要がないため、廃棄作業効率を良くすることもできる。
(3)さらに、第1の孔30および第2の孔31の各中心間を接続して形成された中心線C1の所定範囲が、筒状部材5の内壁54によって囲まれた姿勢にて筒状部材5が空間2aに配置されるように構成され、筒状部材5が、第1の壁23aと第2の壁23bとの間に設けられた補強リブのような役割をするため、第2の孔31から突出されたボルト47の先端47aに六角ナット6を締結する際に、第1の壁23aおよび第2の壁23bが潰れるおそれがない。
(4)さらに、第2の孔31の直径は筒状部材5の直径よりも小さいため、空間2aに配置された筒状部材5が第2の孔31から抜け落ちるおそれがない。
(5)さらに、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入するという単純な作業により、空間2aに配置された筒状部材5の外周面51のうち、他方の開口端52の近傍の外周面51が第1の孔30の内壁30aに囲まれた状態になり、筒状部材5の空間2aにおける位置決めがされるため、その後、保持部材4に挿通されたボルト47を筒状部材5に挿通し、第2の孔31から突出したボルト47の先端47aに六角ナット6を締結するだけで保持部材4の取付を行うことができる。
したがって、支持脚2に対する保持部材4の取付作業効率を良くすることができる。
(6)さらに、筒状部材5の一方の開口端53が、第2の壁23bを形成する面のうち、第1の壁23aの内面23a2と対向する内面23b2に当接しているため、第2の孔31から突出したボルト47の先端47aに六角ナット6を締結することにより、ワッシャ8と一方の開口端53とによって第2の壁23bを挾持することができる。
したがって、筒状部材5の姿勢が安定するため、保持部材4の支持脚2に対する取付強度を高めることができる。
(7)上述したように、支持脚2を実施すれば、リサイクル性および廃棄作業効率が良く、かつ、パイプ3を保持するための保持部材4を支持脚2に取付ける際に、保持部材4を取付ける部分が潰れるおそれのない移動柵1を構成する支持脚2を提供することができる。
〈他の実施形態〉
(1)筒状部材5が一方の開口端53から第1の孔30に挿入され、空間2aに配置された場合に、筒状部材5の他方の開口端52が第1の孔30の外縁30bと同じ高さとなるように筒状部材5の筒長を変更することもできる。また、筒状部材5の筒長を他方の開口端52が第1の孔30から突出する長さに変更し、その突出した部分に対応する凹部を保持部材4のベース部材41の裏面41aに形成することもできる。これらの変更を行った場合でも、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入するという単純な作業により、筒状部材5の空間2aにおける位置決めがされるという効果を奏することができる。
(2)保持部材4を中梁部24(図1)に取付けることもできる。
(3)ボルト47を第2の孔31から筒状部材5に挿通し、さらに第1の孔30(第1の壁23a)を介して保持部材4のベース部材41の裏面41aに挿通し、その先端47aに六角ナット6などを締結することもできる。
(4)第2の壁23bの内面23b2に、筒状部材5の一方の開口端53を嵌合する凹部を形成し、筒状部材5の配置姿勢をより一層安定化させることもできる。
(5)ボルト47が挿通された状態の筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入することもできる。
(6)保持部材4は、上梁部23の第2の壁23b(図2(b))または下梁部25の第2の壁25bに取付けることもできる。たとえば、筒状部材5を一方の開口端53から第1の孔30に挿入し、保持部材4に挿通されたボルト47を第2の孔31を介して筒状部材5に挿通する。そして、第1の孔30から突出したボルト47の先端47aにワッシャ8およびスプリングワッシャ7を挿通し、先端47aに六角ナット6を締結することもできる。この場合、第2の壁23bが、筒状部材5の一方の開口端53と保持部材4のベース部材41の裏面41aとによって挾持されるため、保持部材4の支持脚2に対する取付強度を高めることができる。
(7)第2の孔31を筒状部材5が挿入可能な大きさに形成し、第1の孔を筒状部材5の直径よりも小さい直径に形成し、筒状部材5を第2の孔31から挿入することもできる。この場合、ボルト47は、第1の孔30から筒状部材5に挿通することもできるし、第2の孔31から筒状部材5に挿通することもできる。
(8)筒状部材5の直径が第1の孔30の直径と同一であり、第1の孔30から挿入された筒状部材5の他方の開口端52の近傍の外周面51が第1の孔30の内壁30aと接触した状態となるように構成することもできる。
(9)第1の孔30および第2の孔31の直径を筒状部材5の直径と同一に形成し、筒状部材5の一方の開口端53の近傍の外周面51が第2の孔31の内壁と密着した状態か、他方の開口端52の近傍の外周面51が第1の孔30の内壁30aと密着した状態の少なくとも一方の状態となるように構成し、筒状部材5が抜け落ちないようにすることもできる。たとえば、筒状部材5の両開口端52,53の少なくとも一方の外周面51をゴムなどの摩擦の大きい材質によって形成する。また、筒状部材5の両開口端52,53の少なくとも一方の近傍の外周面51が、その外周面51と密着する孔の内壁に係止される構造でも良い。たとえば、上記外周面51に微少な凸部または凹部を設け、その凸部または凹部と嵌合する凹部または凸部を上記孔の内壁に形成する。
(10)筒状部材5の他方の開口端52の近傍の外周面51に、その外周面51から外方に張り出した張り出し部を設け、第1の孔30の開口部の周縁に、上記の張り出し部を収容する凹部を設け、筒状部材5が抜け落ちないようにする構成でも良い。
(11)前述した実施形態のように、ボルト47は保持部材4と別体でも良いし、保持部材4に設けられていても良い。たとえば、ボルト47の基端が保持部材4のベース部材41の裏面41aに接合された構造、つまり、ボルト47がスタッドボルトのようにベース部材41の裏面41aから突出した構造でも良い。また、ボルト47に代えてネジを用いることもできる。また、六角ナット6に代えて蝶ナットを用いることもできる。
(12)また、筒状部材5は、中心軸と直交する断面が、楕円、三角形、または、多角形のものでも良い。また、パイプ3は、中心軸と直交する断面が、楕円、三角形、または、多角形のものでも良い。また、支持脚2間に架け渡される長尺状物としては、パイプ3のような中空のものではなく、丸棒のように中空ではないものでも良い。また、板状、ロープ状、鎖状などでも良いし、形状は問わない。
[特許請求の範囲と実施形態との対応関係]
パイプ3が請求項1に記載の長尺状物に、ボルト47がボルト部材に、六角ナット6がナット部材にそれぞれ対応する。
1 移動柵
2 支持脚
2a 空間
3 パイプ
4 保持部材
5 筒状部材
6 六角ナット
7 スプリングワッシャ
8 ワッシャ
21 第1の脚部
22 第2の脚部
23 上梁部
23a 第1の壁
23b 第2の壁
24 中梁部
25 下梁部
25a 第1の壁
25b 第2の壁
26 上開口部
27 下開口部
28 嵌合凹部
29 嵌合凸部
30 第1の孔
31 第2の孔
47 ボルト
47a 先端
52 他方の開口端
53 一方の開口端
54 内壁
C1 中心線
H1 段差
W1 隙間

Claims (3)

  1. 相対向して配置された支持脚間に長尺状物が架け渡されており、前記長尺状物を保持する保持部材が前記各支持脚にそれぞれ取付けられた移動柵を構成する前記支持脚であって、
    当該支持脚は、ブロー成形により成形された合成樹脂製であり、
    前記保持部材を取付けるためのボルト部材を挿通可能な筒状部材と、
    空間を隔てて相対向しており、前記保持部材を取付けるための一対の壁と、
    前記一対の壁にそれぞれ貫通形成された相対向する一対の孔と、を備えており、
    前記一対の孔の少なくとも一方は、前記筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、
    前記一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が前記筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて前記筒状部材が前記空間に配置されるように構成されており、
    前記姿勢にて前記空間に配置された前記筒状部材に前記ボルト部材が挿通されている状態において、前記ボルト部材の先端が、前記一対の孔の一方から、ナット部材を締結可能に突出されるように構成されており、
    さらに、前記一対の孔の何れかの孔は、前記筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、
    前記一対の孔の何れかの孔と相対向する孔の直径は前記筒状部材の直径よりも小さいことを特徴とする移動柵を構成する支持脚。
  2. 相対向して配置された支持脚間に長尺状物が架け渡されており、前記長尺状物を保持する保持部材が前記各支持脚にそれぞれ取付けられた移動柵を構成する前記支持脚であって、
    当該支持脚は、ブロー成形により成形された合成樹脂製であり、
    前記保持部材を取付けるためのボルト部材を挿通可能な筒状部材と、
    空間を隔てて相対向しており、前記保持部材を取付けるための一対の壁と、
    前記一対の壁にそれぞれ貫通形成された相対向する一対の孔と、を備えており、
    前記一対の孔の少なくとも一方は、前記筒状部材をその一方の開口端から挿入可能に形成されており、
    前記一対の孔の各中心間を接続して形成される中心線の所定範囲が前記筒状部材の内壁によって囲まれた姿勢にて前記筒状部材が前記空間に配置されるように構成されており、
    前記姿勢にて前記空間に配置された前記筒状部材に前記ボルト部材が挿通されている状態において、前記ボルト部材の先端が、前記一対の孔の一方から、ナット部材を締結可能に突出されるように構成されており、
    さらに、前記姿勢は、前記筒状部材の前記一方の開口端が、その一方の開口端の方に位置する壁を形成する面のうち、前記筒状部材の他方の開口端の方に位置する壁と対向する内面に当接している状態をさらに有する姿勢であることを特徴とする移動柵を構成する支持脚。
  3. 前記姿勢は、前記空間に配置された前記筒状部材の外周面の一部が、前記一対の孔の少なくとも一方の内壁に囲まれた状態をさらに有する姿勢であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動柵を構成する支持脚。
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