JP3209214U - 単管バリケード用脚部材 - Google Patents

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茂寛 稲野
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Abstract

【課題】クランプを従来よりも強固に取り付けるクランプ取り付け構造を実現すると共に、表示シールを貼り付けるための大きなスペースを有する単管バリケード用脚部材を提供する。【解決手段】単管バリケード用脚部材1を立設可能とする縦枠体11を備え、縦枠体の正面側には平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部が形成され、且つ、縦枠体の背面側Uには左右方向の横桟からなるクランプ取り付け部71が形成されてなり、クランプ取り付け部は、中空に成形されてなる左横桟部511及び右横桟部513を左右に有すると共に、左横桟部と右横桟部との間を連接する連接部53を有してなり、連接部は、置き駒が外されることによって縦方向に形成された貫通穴55を有し、背面側Uにはクランプ取り付け空間91が形成されてなる。【選択図】図7

Description

本考案は、道路工事や建設工事等の工事現場において使用される単管バリケードを構成する単管バリケード用脚部材に関するものである。
工事現場において、歩行者の危険防止や、部外者立ち入り禁止区域の明示等のために、単管バリケードが用いられることがある。単管バリケードは、間隔を空けて設けられた単管バリケード用脚部材間に、単管(パイプ)を架け渡して構成されてなる。
単管バリケード用脚部材には、クランプ等の固定金具が取り付けられ、このクランプにより単管が単管バリケード用脚部材に固定される。そこで、ブロー成型されたパイプ支持脚本体と、その頂面の下方にパイプ支持脚本体を前後方向に貫通して形成されてなるクランプ固定ナットの出入り用穴を有するパイプ支持脚について、クランプの取り付けボルト挿入孔が前記頂面から縦方向に形成される構成が考案されている(特許文献1参照)。
当該先行文献には、前記ボルト挿入孔の上側部が前記パイプ支持脚本体の頂面を構成する樹脂板に開口され、またボルト挿入孔の下側部が前記クランプ固定ナットの出入り用穴の上側面を構成する樹脂板に開口されていて、前記ボルト挿入孔の中間が前記パイプ支持脚本体の中空部と一体の中空となっている構成である。
実用新案登録第3190805号公報
しかし、従来技術は、取り付けボルト挿入孔の上側部と下側部において、開口が形成される樹脂板が設けられただけのために、中間が中空になっているに過ぎず、クランプを固定する締付強度は、前記樹脂板の板厚部分だけで持たせているので、板厚部分の変形、振動及び衝撃等で低下するという課題があった(特許文献1)。
一方で、立ち入り禁止区域の境界部を示す単管バリケードが通行人に与える圧迫感を伴う印象を和らげる効果を付加するために、単管バリケードの本体部にその地域にまつわる動物やキャラクターのシール等をなるべく大きく張り付けるスペースを設けたいという要求があった。
本考案は、前記課題を解決するための手段である単管バリケード用脚部材を提供するもので、[1]単管を水平に保持可能なクランプ取り付け部を備えた単管バリケード用脚部材であって、前記単管バリケード用脚部材を立設可能とする縦枠体を備え、前記縦枠体の正面側は平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部が形成され、且つ、前記装飾貼り付け部の背面側であって前記縦枠体の左右方向に亘って設けられた横桟からなるクランプ取り付け部が形成されてなり、前記縦枠体、クランプ取り付け部、及び装飾貼り付け部はブロー成型されて一体に成形されてなり、前記クランプ取り付け部は、中空に成形されてなる左横桟部及び右横桟部を左右に有すると共に、左横桟部と右横桟部との間を連接する連接部を有してなり、前記連接部は、置き駒が外されることによって縦方向に形成された貫通穴を有し、前記クランプ取り付け部の前記貫通穴の開口端を有する面がクランプ取り付け面として形成され、前記装飾貼り付け部の背面側には、前記クランプ取り付け面に隣接してクランプ取り付け空間が形成されてなる、ことを特徴とする。
本考案によれば、前記連接部のクランプ取り付け部の前記クランプ取り付け面にクランプが取り付けられた一組の単管バリケード用脚部材が間隔を空けて配置され、その間に前記単管が架け渡され、且つ、該単管の両端部が前記正面側には突き抜けないように前記クランプに保持されることにより、歩行者の危険防止等の機能と共に、前記装飾貼り付け部に動物やキャラクター商品、或いは、トレードマーク等のデザインや注意喚起の文字を印刷した表示シールを貼り付けることができる単管バリケードを得ることができる。
前記貫通穴の周縁を構成する筒状の樹脂肉部は、ブロー成型により前記縦枠体の各部と同等、または、それ以上の肉厚が確保されると共に、前記樹脂肉部、及び前記樹脂肉部から斜め方向に延びる、平面視略Λ字形の断面構造が形成されることにより前記連接部が構成されてなる。
また、前記貫通穴の周壁を構成する筒状の樹脂肉部と、前記周壁から連続して、背面方向外方に拡開する前記平面視略Λ字形が合わさった断面形状からなる壁構造が上下方向に亘って形成されることにより補強構造としての周壁リブが構成されてなる。
この構造によれば、上記した従来技術の課題であった、前記クランプを固定する締付強度が振動及び衝撃等で低下するという欠点を解決するものである。つまり、前記周壁リブによる補強構造を形成してなることにより、前記クランプの締付強度を大幅に向上することが可能な前記連接部が形成されてなる。
また、前記クランプ取り付け部は、前記貫通穴の上側の開口端を有する面が前記クランプ取り付け面として形成されてなり、該クランプ取り付け面に前記クランプを載置してボルト・ナット等で固定することができる。さらに、前記クランプ取り付け面と隣接した空間が前記クランプ取り付け空間として形成されてなり、前記クランプ及び前記単管の取り付け用、或いは、取り外し用の作業空間として使用でき、当該作業を行う上で支障が出ない構成としてなる。
前記ブロー成型による製法によれば、1回の成形で、前記補強構造を兼ね備えた、ボルトを容易に後付けできるボルト挿入用の前記貫通穴を有するクランプ取り付け部を形成することができる。
また本考案は、[2]前記クランプ取り付け空間は、前記装飾貼り付け部の背面中央部分が正面に向かって窪んでなると共に、基端面としての前記クランプ取り付け面、及び前記クランプ取り付け面の左右端から縦先端方向に延在する左右内側面によって囲まれた凹部に形成され、前記クランプ取り付け面の左右長さがクランプの底面よりわずかに長く形成されてなると共に、前記左右内側面の基端側部分が、クランプの左右幅よりもわずかに広い間隔を空けて離間してなることにより幅狭のクランプ収容空間を形成し、前記左右内側面の先端側部分が、前記基端側部分の先端から肩部を介して左右外方向に拡開する幅広のクランプ作業空間を形成してなる、こととしても良い。
この構成によれば、前記クランプ取り付け面は、前記クランプの底面の底板部が取り付けられる幅で形成されてなるので、前記クランプ取り付け部を構成する前記クランプ取り付け面の長さを最小限に短くすることができ、ブロー成型時における前記周壁リブのコーナー部の肉厚が薄くなることを未然に防止できる。
つまり、前記クランプ取り付け面が長くなる程、ブロー成型時におけるパリソン(円筒状の溶融樹脂)が伸び過ぎることになり、その結果として、前記周壁リブのコーナー部の肉厚が薄くなる。そこで、幅狭のクランプ収容空間を形成して前記クランプ取り付け面を短くすることによって、所定の肉厚の確保することができる。
また、凹部からなる前記クランプ取り付け空間に、前記クランプ作業空間が形成されてなることにより、手が入り易くなり、前記クランプの取り付け、取り外し作業が簡便となる。さらに、前記装飾貼り付け部の背面が前記クランプに前記単管を取り付ける際の当て板になることにより、該単管の端部が前記装飾貼り付け部の正面側に突き抜けなくなり、該正面側が平坦な幅広面となる効果がある。
また本考案は、[3]前記貫通穴に、筒型のスペーサーが挿入されてなる、こととしても良い。前記スペーサーは、フランジの役目を果たすもので、前記連接部に前記クランプをボルト、ナット及びスプリングワッシャーで螺合する際、前記縦枠体の材質が合成樹脂製であるために、ネジの極度の締め過ぎによる前記連接部の樹脂の変形を防止するストッパーとしての効果がある。
従って、前記クランプ取り付け部に前記クランプを前記ボルト、ナット及びスプリングワッシャーで螺合する際、ネジの締め付けトルクが適正に管理されている場合は、前記スペーサーを用いなくても良い。
この構成により、前記クランプの底板部に開けた取り付け用の穴と、前記連接部の前記貫通穴に挿入された前記スペーサーとを介して、前記ボルト、ナット、及びスプリングワッシャーで前記クランプ取り付け部に前記クランプを螺合することにより、前記縦枠体に前記クランプを取り付けることができる。
また、前記〔1〕〜〔3〕に係る縦枠体の破損及び変形等における解体処分の際は、前記クランプ取り付け部に前記クランプを取り付けるために使用した、前記ボルト、ナット、及びスプリングワッシャーを外して前記クランプを取り外すことにより、前記縦枠体が合成樹脂の単一材料の状態に簡単にできるので、例えば、容易に樹脂の再利用等に供することができる。
また本考案は、[4]単管を水平に保持可能なクランプ取り付け部を備えた単管バリケード用脚部材であって、前記単管バリケード用脚部材を立設可能とする縦枠体を備え、前記縦枠体の正面側は平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部が形成され、且つ、前記装飾貼り付け部の背面側であって前記縦枠体の左右方向に亘って設けられた横桟からなるクランプ取り付け部が形成されてなり、前記縦枠体、クランプ取り付け部、及び装飾貼り付け部はブロー成型されて一体に成形されてなり、前記クランプ取り付け部は、中空に成形されてなる左横桟部及び右横桟部を左右に有すると共に、左横桟部と右横桟部との間を連接する連接部を有してなり、前記連接部は、クランプ取り付けボルトが埋設されてなると共に、前記クランプ取り付けボルトの先端部分が縦方向に突設されてなり、前記クランプ取り付け部の前記クランプ取り付けボルトの上端部分が突設している面がクランプ取り付け面として形成され、前記装飾貼り付け部の背面側には、前記クランプ取り付け面に隣接してクランプ取り付け空間が形成されてなる、ことを特徴とする。
本考案の[4]は、前記[1]に対して、クランプ取り付け方法が異なり、前記連接部の中央部分に前記クランプ取り付けボルトが埋設されてなるもので、この構成により、前記クランプ取り付けボルトに前記クランプの底板部に開けた取り付け用の穴を挿入して、前記ナット及びスプリングワッシャーで螺合することにより、前記縦枠体に前記クランプを取り付けることができるものである。
このことにより、前記クランプ取り付け方法として、予め前記クランプ取り付けボルトが埋設されてなるために、前記ナット及びスプリングワッシャーで螺合するだけで良く、単管バリケードの組立及び設置に手間が省ける。
また本考案は、[5]前記クランプ取り付け空間は、前記装飾貼り付け部の背面中央部分が正面に向かって窪んでなると共に、基端面としての前記クランプ取り付け面、及び前記クランプ取り付け面の左右端から縦先端方向に延在する左右内側面によって囲まれた凹部に形成され、前記クランプ取り付け面の左右長さがクランプの底面よりわずかに長く形成されてなると共に、前記左右内側面の基端側部分が、クランプの左右幅よりもわずかに広い間隔を空けて離間してなることにより幅狭のクランプ収容空間を形成し、前記左右内側面の先端側部分が、前記基端側部分の先端から肩部を介して左右外方向に拡開する幅広のクランプ作業空間を形成してなる、こととしても良い。
この構成によれば、前記[2]の場合と同様に、ブロー成型時における前記周壁リブのコーナー部の肉厚が薄くなることを未然に防止できる。
また、凹部からなる前記クランプ取り付け空間に、前記クランプ作業空間が形成されてなることにより、手が入り易くなり、前記クランプの取り付け、取り外し作業が簡便となる。さらに、前記装飾貼り付け部の背面が前記クランプに前記単管を取り付ける際の当て板になることにより、該単管の端部が前記装飾貼り付け部の正面側に突き抜けなくなり、該正面側が平坦な幅広面となる効果がある。
また本考案は、[6]、前記クランプ取り付け部が、上下に複数設けられてなる、こととしても良い。
上下の前記連接部の前記クランプ取り付け部に前記クランプが取り付けられた一組の前記単管バリケード用脚部材が間隔を空けて配置され、その間に前記単管を架け渡す際に、該単管の両端部が前記正面側には突き抜けないように前記クランプに挟持することができる。さらに、前記装飾貼り付け部に動物やキャラクター、或いは、トレードマーク等のデザインや注意喚起の文字を印刷したシールを貼り付けることができると共に、上側クランプ取り付け部と下側クランプ取り付け部の両方に前記単管を懸架することが可能な単管バリケードを得ることができる。
本考案によれば、クランプを従来よりも強固に取り付けることができるクランプ取り付け構造を実現すると共に、動物やキャラクター商品等の表示シールを貼り付ける大きなスペースの装飾貼り付け部を有する単管バリケード用脚部材を実現することができ、一見殺伐とした工事現場の雰囲気を和らげる効果が期待できる。
また、装飾貼り付け部は平坦で幅広面を有してなることにより、縦枠体の正面全体を占める大型のシールを貼り付けることができるので、視認性が高まり、単管バリケードが設置される工事現場における安全性の向上にもつながる。
また、クランプを装飾貼り付け部の背面側のクランプ取り付け空間にクランプを収納することができるため、単管の端面が剥き出しとなることがなく、従来のように単管の端部に樹脂カバーを取り付けなくとも、安全な単管バリケードを構成できる単管バリケード用脚部材を提供することができる。
また、クランプ取り付け空間が凹部に形成され、且つ、クランプ収容空間及びクランプ作業空間を有してなることにより、クランプの取り付け・取り外し作業が簡便になる。
また、クランプ取り付け面の長さをクランプの底面よりも僅かに長く形成すれば、ブロー成型中において、パリソンがキャビティー中でクランプ取り付け部を成形しながら引き延ばされる距離を短くできることにより、周壁リブのコーナー部における所定の肉厚を確保でき、ブロー成型中に欠損が生じることを防止することができる。
本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材の正面図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材の背面図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材の平面図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材の底面図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材の右側面図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材を正面側から見た拡大斜視図である。 本考案の一実施例を示す図であり、単管バリケード用脚部材を背面側から見た拡大斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B拡大断面図である。 図2のC−C拡大断面図である。 図2のD−D拡大断面図である。 図2のE−E拡大断面図である。 図8のF−F部分拡大図である。 本考案の一実施例の使用状態を示す参考図であり、クランプ取り付け部に取り付けたクランプで単管を保持した状態を背面側から見たクランプ取り付け部の拡大図である。 本考案の一実施例の使用状態を示す参考図であり、連接部の貫通穴にスペーサーが挿入されている状態の連接部の拡大断面図である。 本考案の一実施例の使用状態を示す参考図であり、クランプ取り付け部に取り付けたクランプで単管を保持すると共に、クランプ取り付け空間の突き当たりの背面に接触することにより、単管が正面側には突き抜けない状態を示したクランプ取り付け部の部分拡大断面図である。 本考案の一実施例の使用状態を示す参考図であり、一組の単管バリケード用脚部材の背面側同士を対向させて、その間に単管を保持して単管バリケードとして使用すると共に、正面側の装飾貼り付け部に動物やキャラクター等を印刷した表示シールを貼り付けて使用する状態の斜視図である。 ブロー成形工程のピンスライド製法により形成される貫通穴の加工手順を説明するための模式図である。(イ)は金型を型開きして貫通穴成形用スライドピンとパリソンをセットした状態の貫通穴を形成する周辺部分の縦端面図、(ロ)は(イ)の次の段階で金型を型締めして圧縮空気を吹き込んでパリソンが金型内で貫通穴成形用スライドピンに絡みついた状態の縦端面図、(ハ)は(ロ)の次の段階で金型の型開き前に貫通穴成形用スライドピンを上側にスライドした状態の縦端面図、(ニ)は(ハ)の次の段階で金型を型開きして単管バリケード用脚部材を取り出す状態の縦端面図、(ホ)は(イ)のG−G端面図、(へ)は(ロ)のH−H端面図、(ト)は(ニ)のI−I端面図である。 本考案の別の実施例の使用状態を示す参考図であり、連接部の中央部分にクランプ取り付けボルトが埋設されてなるもので、クランプ取り付けボルトに螺合されたクランプで単管を保持すると共に、クランプ取り付け空間の突き当たりの背面に接触することにより、単管が正面側には突き抜けない状態を示したクランプ取り付け部の部分拡大断面図である。 ブロー成型工程の置き駒製法により形成されるクランプ取り付けボルトの埋設加工を説明するための模式図であり、表型と裏型を型締めした後、圧縮空気を吹き込んでパリソンを膨らませて、クランプ取り付けボルトの周面にパリソンを周り込ませた状態を示した部分拡大断面図である。 図20の次工程を説明するための模式図であり、表型と裏型の型開きを行い、上側に置き駒を外して、単管バリケード用脚部材を取り出す状態を示した部分拡大断面図である。
以下、本考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
本考案の一実施例の単管バリケード用脚部材1は、図1乃至図7に示すように、単管バリケード用脚部材1を立設可能とする縦枠体11を備え、縦枠体11の正面側Oは平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部31が形成され、且つ、縦枠体11の背面側Uは左右方向の横桟からなるクランプ取り付け部71が形成されてなる。
縦枠体11、装飾貼り付け部31、及びクランプ取り付け部71はブロー成型されて一体に成形されてなり、クランプ取り付け部71は、中空に成形されてなる左横桟部511及び右横桟部513を左右に有すると共に、左横桟部511と右横桟部513との間を連接する連接部53を有してなる。
連接部53は、後述する置き駒としての機能を有する貫通穴成形用スライドピンJを用いたブロー成型工程により、貫通穴成形用スライドピンJがスライドして外されることによって縦方向に形成された連接部53を上下方向に貫通する貫通穴55を有する。図8及び図13に示すように、この際、貫通穴55は、例えば、貫通穴成形用スライドピンJを外し易くするために、上端側内径よりも下端側内径の方が小さいという、抜き勾配Tが形成されてなる。
また、図8乃至図13に示すように、貫通穴55の周壁を構成する筒状の樹脂肉部551は、ブロー成形により縦枠体11の各部と同等、または、それ以上の肉厚が確保されると共に、樹脂肉部551、及び樹脂肉部551から斜め方向に延びる平面視略Λ字形の断面構造553,553が形成されることにより連接部53が構成されてなる。
また、連接部53に貫通穴55の周壁を構成する筒状の樹脂肉部551と平面視略Λ字形の断面構造553が合わさってなる周縁構造が上下方向に亘って形成されることにより補強構造の周壁リブ555が構成されてなる。
これにより、従来技術の課題であったクランプCを固定する締付強度が樹脂板の板厚部分だけで持たせていたために、板厚部分の変形、振動及び衝撃等で低下するという欠点を解決するものである。つまり、周壁リブ555による補強構造を形成してなることにより、クランプCの締付強度を大幅に向上することが可能な連接部53が形成されてなる。
図2、図7、図8、及び図14に示すように、クランプ取り付け空間91は、装飾貼り付け部31の背面919の中央部が正面方向に窪んで薄板状に成形されてなる凹部に形成されてなる。当該クランプ取り付け空間91は、クランプ取り付け面711を基端面として、当該クランプ取り付け面711、左右内側面731,731、によって囲まれてなる。左右内側面731,731は、縦枠体11の側縁部75,75を構成し、且つ、クランプ取り付け面711の左右両端713,713から連続して縦先端方向に立ち上がって形成されてなる。
クランプ取り付け面711は、左右長さがクランプCの底面よりわずかに長く形成されてなり、左右内側面731の基端側部分733が、クランプCの左右幅よりもわずかに広い間隔を空けて離間することにより、幅狭のクランプ収容空間917を形成し、左右内側面731の先端側部分735が、肩部77を介して左右外方向に略ドーム状913に拡開する幅広のクランプ作業空間915を形成してなる。
クランプ取り付け空間91はクランプ取り付け面711の上側に隣接して形成されてなる。また、クランプ取り付け空間91はクランプ取り付け用、取り外し用の作業空間となっており、凹部の底部である装飾貼り付け部31の背面919が、単管Pの突き当たりの当て板としての機能を有する。
また、クランプ取り付け空間91が形成されてなることにより、クランプ作業空間915及びクランプ収容空間917に手が入りやすくなり、クランプC及び単管Pの取り付け・取り外し作業に支障を来たさないことになる。
また、背面側Uには凹形状からなるネジ締め空間93がクランプ取り付け部71の下側に隣接して形成されてなる。このネジ締め空間93はクランプ取り付け空間91よりも浅い凹形状で形成され、クランプ取り付け空間91と同様に、クランプ取り付け用の作業空間となっている。縦枠体11が立設した状態で背面側Uから見て、略矩形にネジ締め空間93が形成されることにより、そこに手が入りやすくなることでクランプCのネジ締め作業に支障を来たさないことになる。
図14乃至図16に示すように、クランプCの底板部73に開けた取り付け用の穴(図示せず)と、貫通穴55に挿入されたスペーサーSとを介して、ボルトB、ナットN、及びスプリングワッシャーSWでクランプ取り付け部71にクランプCを螺合することにより、縦枠体11に単管Pを挟持するためのクランプCを強固に取り付けることができる。
スペーサーSは、金属製パイプ、或いはポリカーボネート等の樹脂製パイプからなり、フランジの役目を果たすものである。貫通穴55にスペーサーSを挿入してクランプCを取り付けることによって、周壁リブ555とスペーサーSとの複合効果により合成樹脂製の中空構造を有するクランプ取り付け部71の強度を補強し、ボルトBを強く締めてクランプCを強固に固定してもクランプ取り付け部71の変形を防止することができる。なお、ネジの締め付けトルクが適正に管理されている場合は、スペーサーSを用いなくても良い。
また、単管PのクランプCへの取り付けは、クランプ取り付け空間91の突き当たりの装飾貼り付け部31の背面919に接触する位置まで単管PをクランプCに挿入して位置決めを行い、クランプCの固定用ネジMを締め付けることで強固に取り付けることができる。これにより、単管Pの端部が正面側Oに突き抜けないことになる。
図17に示すように、連接部53のクランプ取り付け部71にクランプCが取り付けられた一組の単管バリケード用脚部材1が間隔を空けて配置され、その間に単管Pが架け渡される。単管Pの両端部が正面側Oには突き抜けないようにクランプCを位置決めして強固に保持されることにより、歩行者の危険防止等の機能が発揮される。装飾貼り付け部31には動物やキャラクター商品、或いはトレードマーク等のデザインや注意喚起の文字を印刷した表示シールIを貼り付けることが可能な単管バリケードを得ることができる。
また、縦枠体11の破損及び変形等における解体処分の際には、クランプCを固定するために使用した、ボルトB、ナットN、スプリングワッシャーSW、及びスペーサーSを外してクランプCを取り外すだけで、縦枠体11を合成樹脂の単一材料の状態にすることができる。多くの労費と時間を要することもなく、簡単に再利用に供することができる等、使い勝手の良い単管バリケード用脚部材1を提供できる。
また、本実施例では、縦枠体11は、合成樹脂、例えば、ポリエチレン製からなり、ブロー成形(中空成形)によりクランプ取り付け空間91以外は中空状に形成されてなる。
図18に示すように、ブロー成型工程において、金型Kの表型KFは平坦形状で、金型の裏型KBは、連接部53の中央部分にあたる個所で上下に亘って山形突起Yが形成されることによる幅狭の中空の空間S1と、クランプ取り付け部71の左横桟部511及び右横桟部513にあたる幅広の中空の空間S2とを構成するためのキャビティーCAを備えている。
貫通穴成形用スライドピンJは、金型K内のキャビティーCAの中央部分の山形突起Yに近接した位置で上から下に向かってスライドしてセットされ、パリソンRを貫通穴成形用スライドピンJの周面に沿わせた状態で金型Kに挟み込んで型締めした後、圧縮空気Aを吹き込んでパリソンRを膨らませると共に、貫通穴成形用スライドピンJの周面にパリソンRを周り込ませる。
次に、冷却後、金型K内で貫通穴成形用スライドピンJを上側にスライドして外すことによって貫通穴55が形成されてなり、最後に、型開きして成形品である縦枠体11を取り出すものである。なお、貫通穴55には、貫通穴成形用スライドピンJを外し易くするために、上端側内径よりも下端側内径の方が小さいという、所謂、抜き勾配Tが形成されてなることが好ましい。
そのブロー成型工程の作業手順は、(イ及びホ)貫通穴成形用スライドピンJを下側にスライドして金型Kの略中央にセットし、パリソンRを出す。(ロ及びヘ)金型Kを閉じて、圧縮空気Aを吹き込むとパリソンRは風船が膨らむように伸び、金型K内面と貫通穴成形用スライドピンJの軸部分に絡み形状が形成される。(ハ)冷却後、貫通穴成形用スライドピンJを上側にスライドしてキャビティーCAから外す。(二及びト)型開きして、縦枠体11を取り出す。以上の製法により、連接部53に貫通穴55が開けられた縦枠体11が形成されてなる。
本考案の別の実施例の単管バリケード用脚部材1は、図19乃至図21に示すように、上記の一実施例に対して、クランプ取り付け方法が異なり、連接部53の中央部分にクランプ取り付けボルトであるインサートボルトUBが埋設されてなる。インサートボルトUBの先端部分は連接部53の上方に突設されてなる。
この構成により、インサートボルトUBにクランプCの底板部73に開けた取り付け用の穴(図示せず)を挿入して、ナットN及びスプリングワッシャーSWでクランプ取り付け部71にクランプCを螺合することにより、縦枠体11にクランプCを取り付けることができるものである。なお、インサートボルトUBの緩み止めとして、インサートナットUNを締め付けて埋設しても良い。
図20に示すように、ブロー成型工程において、金型Kの裏型KBに置き駒OKと、インサートナットUNを締め込んだインサートボルトUBとをセットし、パリソンRをインサートボルトUB及びインサートナットUNの周面に沿わせた状態で金型K内に挟み込んで表型KFと裏型KBを型締めした後、圧縮空気Aを吹き込んでパリソンRを膨らませると共に、インサートボルトUB及びインサートナットUNの周面にパリソンRを周り込ませる。
図21に示すように、冷却後、表型KFと裏型KBの型開きを行い、置き駒OKを上側(矢印方向)に外して、縦枠体11を取り出す。以上の製法により、連接部53の中央部分に埋設されてなるインサートボルトUBが設けられた縦枠体11が形成されてなる。
なお、本考案の一実施例と別の実施例との構造上の違いは、クランプ取り付け部71がボルト後付け型(一実施例)か、ボルト埋設型(別の実施例)かが違うだけで、それ以外の構成は同一である。
また縦枠体11は、図2、図7及び図8に示すように、縦枠体11の背面側Uに上側のクランプ取り付け部71を設け、上側のクランプ取り付け部71と下方向に離間してなり、上側のクランプ取り付け部71と同一の構成をしてなる下側クランプ取り付け部57を有してなり、上側のクランプ取り付け部71、及び下側クランプ取り付け部57のそれぞれにクランプ取り付け面711,711を有してなることとしても良い。
さらに、上側のクランプ取り付け部71の上側部に隣接してクランプ取り付け空間91を有し、上側のクランプ取り付け部71の下側部に隣接してネジ締め空間93を有してなり、同様に、下側クランプ取り付け部57の上側部に隣接してクランプ取り付け空間91を有し、下側クランプ取り付け部57の下側部に隣接してネジ締め空間93を有してなる。
そのことにより、上側のクランプ取り付け部71に設けた左横桟部511と右横桟部513との間に形成された貫通穴55を有する連接部53、及びクランプ取り付け空間91等と同一の構成を、下側クランプ取り付け部57に設けることにより、上下の連接部53,53に同一の作用、及び効果が得られることになる。
つまり、図17に示すように、上下の連接部53,53の上側のクランプ取り付け部71、及び下側クランプ取り付け部57にクランプCが取り付けられた一組の単管バリケード用脚部材1が間隔を空けて配置され、その間に単管Pを架け渡す際に、単管Pの両端部が正面側Oには突き抜けないようにクランプCに挟持・固定することができる。さらに、装飾貼り付け部31に動物やキャラクター、或いは、トレードマーク等のデザインや注意喚起の文字を印刷した表示シールIを貼り付けることができると共に、上側のクランプ取り付け部71と下側クランプ取り付け部57の両方に単管Pを懸架することが可能な単管バリケードを得ることができる。
1 単管バリケード用脚部材
11 縦枠体
31 装飾貼り付け部
511 左横桟部
513 右横桟部
53 連接部
55 貫通穴
71 クランプ取り付け部
711 クランプ取り付け面
713 左右両端
73 底板部
731 左右内側面
75 側縁部
77 肩部
91 クランプ取り付け空間
915 クランプ作業空間
917 クランプ収容空間
919 背面
93 ネジ締め空間
C クランプ
O 正面側
OK 置き駒
P 単管
S スペーサー
U 背面側

Claims (6)

  1. 単管を水平に保持可能なクランプ取り付け部を備えた単管バリケード用脚部材であって、
    前記単管バリケード用脚部材を立設可能とする縦枠体を備え、
    前記縦枠体の正面側は平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部が形成され、且つ、前記装飾貼り付け部の背面側であって前記縦枠体の左右方向に亘って設けられた横桟からなるクランプ取り付け部が形成されてなり、
    前記縦枠体、クランプ取り付け部、及び装飾貼り付け部はブロー成型されて一体に成形されてなり、
    前記クランプ取り付け部は、中空に成形されてなる左横桟部及び右横桟部を左右に有すると共に、左横桟部と右横桟部との間を連接する連接部を有してなり、
    前記連接部は、置き駒が外されることによって縦方向に形成された貫通穴を有し、
    前記クランプ取り付け部の前記貫通穴の開口端を有する面がクランプ取り付け面として形成され、
    前記装飾貼り付け部の背面側には、前記クランプ取り付け面に隣接してクランプ取り付け空間が形成されてなる、
    ことを特徴とする単管バリケード用脚部材。
  2. 前記クランプ取り付け空間は、
    前記装飾貼り付け部の背面中央部分が正面に向かって窪んでなると共に、基端面としての前記クランプ取り付け面、及び前記クランプ取り付け面の左右端から縦先端方向に延在する左右内側面によって囲まれた凹部に形成され、
    前記クランプ取り付け面の左右長さがクランプの底面よりわずかに長く形成されてなると共に、前記左右内側面の基端側部分が、クランプの左右幅よりもわずかに広い間隔を空けて離間してなることにより幅狭のクランプ収容空間を形成し、
    前記左右内側面の先端側部分が、前記基端側部分の先端から肩部を介して左右外方向に拡開する幅広のクランプ作業空間を形成してなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の単管バリケード用脚部材。
  3. 前記貫通穴に、筒型のスペーサーが挿入されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の単管バリケード用脚部材。
  4. 単管を水平に保持可能なクランプ取り付け部を備えた単管バリケード用脚部材であって、
    前記単管バリケード用脚部材を立設可能とする縦枠体を備え、
    前記縦枠体の正面側は平坦で幅広面を有する装飾貼り付け部が形成され、且つ、前記装飾貼り付け部の背面側であって前記縦枠体の左右方向に亘って設けられた横桟からなるクランプ取り付け部が形成されてなり、
    前記縦枠体、クランプ取り付け部、及び装飾貼り付け部はブロー成型されて一体に成形されてなり、
    前記クランプ取り付け部は、中空に成形されてなる左横桟部及び右横桟部を左右に有すると共に、左横桟部と右横桟部との間を連接する連接部を有してなり、
    前記連接部は、クランプ取り付けボルトが埋設されてなると共に、前記クランプ取り付けボルトの先端部分が縦方向に突設されてなり、
    前記クランプ取り付け部の前記クランプ取り付けボルトの上端部分が突設している面がクランプ取り付け面として形成され、
    前記装飾貼り付け部の背面側には、前記クランプ取り付け面に隣接してクランプ取り付け空間が形成されてなる、
    ことを特徴とする単管バリケード用脚部材。
  5. 前記クランプ取り付け空間は、
    前記装飾貼り付け部の背面中央部分が正面に向かって窪んでなると共に、基端面としての前記クランプ取り付け面、及び前記クランプ取り付け面の左右端から縦先端方向に延在する左右内側面によって囲まれた凹部に形成され、
    前記クランプ取り付け面の左右長さがクランプの底面よりわずかに長く形成されてなると共に、前記左右内側面の基端側部分が、クランプの左右幅よりもわずかに広い間隔を空けて離間してなることにより幅狭のクランプ収容空間を形成し、
    前記左右内側面の先端側部分が、前記基端側部分の先端から肩部を介して左右外方向に拡開する幅広のクランプ作業空間を形成してなる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の単管バリケード用脚部材。
  6. 前記クランプ取り付け部が、上下に複数設けられてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の単管バリケード用脚部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018193760A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 三甲株式会社 移動柵を構成する支持脚

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