JP6066663B2 - 支柱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブル等の家具や陳列棚等の支柱構造であって、天板及び/または底板に対して支柱を着脱するに際し、ワンタッチで支柱を着脱可能とするロック機構を設けた支柱構造に関する。詳しくは、ロック機構を構成する回動部が支柱に対して傾斜した状態で取付けられたり、支柱を天板及び/または底板に取付ける際の応力により回動部が変形したりするのを防ぐことを可能とした支柱構造に関する。
従来から、着脱自在の脚部あるいは支柱を備えたテーブルが知られており、前記テーブルにおける脚部あるいは支柱の取付構造には数々の工夫がなされている。本件出願人は、先に、不使用時には家具本体からその脚部を簡単に取外せて、家具の保管・移動に便利であり、使用時には極めて簡単かつ強固に脚部を取付けられるようにした、テーブル等の家具の脚取付構造に関する技術を提案している(特許文献1)。
特許文献1に記載の技術は、テーブル等の家具の脚部を、天板等の家具本体に着脱自在に取付ける為の構造であって、家具本体に固定させる基盤に、有底短筒状の嵌合突起を下向きに突設した固定部と、脚部の上端に設けられて、前記嵌合突起を緊密に挿嵌させる嵌合孔を備える被固定部とから成り、前記嵌合突起の底面には、筒の径方向に伸びるスリットを設けると共に、底面の上面は、前記スリットの両側端からそれぞれ筒周方向に上向きに緩やかに傾斜する斜面に形成し、前記嵌合孔の底部には、前記スリットに挿嵌させ得る形状を備えて、その上端に前記斜面に当接させる掛止部を設けた掛止部材を突設し、前記掛止部を前記スリットに挿通させたうえ、前記脚部をその軸周りに回動させると、前記掛止部が前記斜面を次第に締付けて、前記固定部と被固定部とが強固に係合される構成となっている。
以下、その具体例について、図ないし図を参照しながら説明する。図は支柱(脚部)をテーブルの天板に取付けた状態を示す要部拡大断面図である。図は固定部と回動部(被固定部)とを分解して示す斜視図である。図(a)は渡し板とロック棒(掛止部材)とを分解して示す斜視図、(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。
において、1はテーブルの天板、2は前記天板1に取付けた支柱(脚部)である。前記天板1の裏面には、固定部3が固着されている。前記固定部3は、図で示すように、所定厚さの基盤31と、前記基盤31の中央において裏面(下面)側に凹んだ有底短筒状の嵌合突起32と、前記嵌合突起32の底面33中央部に穿孔された横長な挿通穴34から構成される。なお、前記嵌合突起32の底面33は、前記挿通穴34を挟んでそれぞれ相反する方向、即ち、図に示す矢印Y,Yの方向にそれぞれ緩やかに捩れて傾斜しながら下降する螺旋面S,Sとなっている。
一方、天板1に取付けられる支柱(脚部)2の端部には、回動部(被固定部)4が設けられている。前記回動部4は、図で示すように、支柱2の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、内周面に対して直角に橋絡状に固着した所定厚さで平面視形状が楕円形状の渡し板41と、前記支柱2の端部と渡し板41との間において形成され、基盤31の嵌合突起32が嵌合する嵌合穴42と、前記渡し板41の中央に立設したT字状のロック棒43から構成される。
なお、前記ロック棒43は、例えば図で示すように、渡し板41の中央部に穿孔した挿通穴411に、当該渡し板41の裏面側から表面側へ突出する状態で挿通され、かつ、渡し板41の裏面側に半球状の頭部を溶接等により固着したリベット等からなる垂直棒432と、前記垂直棒432の先端部に、当該垂直棒432と直交する状態で溶接等により固着され、かつ、前記嵌合突起32の底面33に穿孔した横長な挿通穴34に挿通される水平な係止棒431とによってT字状に構成されている。また、前記渡し板41の支柱2に対する固着位置は、例えば、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とする。
そして、支柱2を天板1に取付けるに当っては、前記天板1の裏面側に固着した基盤31の嵌合突起32を、支柱2の端部に設けた嵌合穴42に挿嵌すると同時に、ロック棒43の係止棒431を、嵌合突起32の底面33に穿孔した横長な挿通穴34に挿通して螺旋面S側へ突出させる。この状態で支柱2を締まる方向に回動させると、係止棒431は螺旋面Sに沿って、当該螺旋面Sの低い位置から高い位置へ向かって摺動し、螺子の締め付け原理を利用して前記螺旋面Sに対して次第に締め付けられる結果、支柱2と天板1とが強固に結合・固定される(図参照)。
一方、天板1から支柱2を取外す場合は、例えば、天板1を裏返して押え付けた状態で支柱2を緩む方向へ回動させる。これにより係止棒431と螺旋面Sとの締め付けが解除されるとともに、前記係止棒431が横長な挿通穴34と合致する位置まで回動すると、支柱2と基盤31とのロック状態が解除される結果、前記支柱2を天板1から容易に取外すことができる。
特許第3474265号公報
然るに、従来の支柱構造においては、次のような問題点があった。即ち、回動部を構成する渡し板は、支柱の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、当該支柱の内周面に対して溶接等により固着されるが、前記渡し板は楕円形状の平板からなる関係上、渡し板が支柱の内周面と接するのは長軸方向における外周縁だけである。このため、溶接等により固着する際に水平状態を保つことが難しく、渡し板が支柱の内周面に対して斜めに固着されてしまうことが間々ある。このような場合、前記渡し板に立設したT字状のロック棒も当然傾斜した状態となるため、天板に対する支柱の取付けが良好に行えないという問題があった。
また、T字状のロック棒は、支柱を締まる方向へ回動させることにより、基盤の嵌合突起底面に設けた螺旋面に沿って、当該螺旋面の低い位置から高い位置へ向かって摺動する関係上、前記ロック棒を立設した渡し板には、当該渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力が加わることとなる。しかし、前記渡し板は支柱の端部内周面に対して、その長軸方向の外周縁でのみ固着されているので、前記のような渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力が加わると、渡し板の板厚が薄い場合には、長期に亘って反復使用することにより上方へ反る等の変形が生じるという問題があった。このため、渡し板に変形が生じた場合には、当該渡し板を叩く等して元の状態に戻したり、あるいは、前記渡し板の変形を防ぐために、板厚を厚くしたりする必要があった。
本発明は前記種々の問題点に鑑み、回動部を構成する渡し板が支柱の内周面に対して斜めに取付けられたり、長期に亘る反復使用により前記渡し板に上方へ反る等の変形が生じたりするのを防ぐことが可能な支柱構造の提供を目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、前記渡し板は平面視形状が楕円形状をしており、中央部には前記T字状のロック棒の垂直棒が挿通される挿通穴が穿孔されており、長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁が上方へ向けて垂直に設けられており、短軸方向における外周縁には前記支持壁よりも高さを低く設定した補強突条が上方へ向けて垂直に設けられており、更に、上面中央部には前記補強突条と高さを同程度に設定した支持リングが前記挿通穴を囲繞するように設けられている。
また、渡し板の上面における前記補強突条と前記挿通穴との間の位置には長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部を設けるようにしてもよい。
本発明の支柱構造によれば、渡し板の長軸方向における外周縁に、所定高さの支持壁を上方へ向けて垂直に設けるようにしたので、前記渡し板を支柱の内周面に対して固着するに当たり、前記支持壁が支柱の内周面と当接することにより渡し板が支持され、当該渡し板が支柱の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板に固着したT字状のロック棒が傾斜した状態となることもないので、支柱を天板等に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
また、渡し板の短軸方向における外周縁には、前記支持壁よりも高さを低く設定した補強突条を上方へ向けて垂直に設けるようにしたので、渡し板の板厚が薄い場合でも、当該補強突条及び支持壁により渡し板の剛性を高めることができるとともに、渡し板の上面中央部には、前記補強突条と高さを同程度に設定した支持リングを、挿通穴を囲繞するように設けるようにしたので、当該支持リングにより渡し板の中央部における剛性を高めることができる。即ち、渡し板に設けた前記補強突条、支持壁及び支持リングの存在により、渡し板の板厚が薄い場合でも、当該渡し板全体の剛性を高めることが可能となり、この結果、渡し板の板厚を特別に厚くしなくても、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力によって、前記渡し板に上方へ反る等の変形が生じるのを防ぐことができる。
しかも、T字状のロック棒を渡し板に固着する際に、前記支持リングによりロック棒を垂直に支持し、傾斜等するのを防いだ状態で精度よく固着することができる。従って、支柱を天板等に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
更に、渡し板の上面における前記補強突条と前記挿通穴との間の位置に、長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部を設けるようにすれば、前記補強凹部、補強突条、支持壁及び支持リングの相乗効果により渡し板全体の剛性をより一層高めることができるので、渡し板の板厚が薄い場合でも、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板に上方へ反る等の変形が生じるのを防ぐことが可能となる。
本発明の実施例1に係る渡し板を示す斜視図である。 (a)は図1に示す渡し板の展開図、(b)は図1に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のF1−F1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のF2−F2線における渡し板の断面図である。 (a)は実施例1に係る渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。 実施例1に係る渡し板を支柱の端部内周面に対して固着した状態を示す要部拡大断面図である。 (a)は実施例2に係る渡し板を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のJ1−J1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のJ2−J2線における渡し板の断面図、(e)は(b)のJ3−J3線における渡し板の断面図である。 支柱を天板に固定した状態を示す要部拡大断面図である。 固定部と回動部とを分解して示す斜視図である。 (a)は従来の渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、(b)はロック棒を従来の渡し板に固着した状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図1ないし図5を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明において、従来技術と相違するのは渡し板の構造のみであるため、ここでは渡し板以外の詳細な構造についての説明は省略する。また、本発明において、図6ないし図8で示す従来技術と同一の構成部材については同一の符号を使用して説明する。
まず、本発明の実施例1について、図1ないし図4を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1に係る渡し板を示す斜視図である。図2(a)は図1に示す渡し板の展開図、同図(b)は図1に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のF1−F1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のF2−F2線における渡し板の断面図である。図3(a)は実施例1に係る渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、同図(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。図4は渡し板を支柱の端部内周面に固着した状態を示す要部拡大断面図である。
図1に本発明の実施例1に係る渡し板41Bの斜視図を示す。渡し板41Bは所定厚さの金属板からなり、図2(a),(b)に示すように、平面視形状が楕円形状をしている。前記渡し板41Bの中央部には、図1,2に示すように、T字状のロック棒43の一方を構成する垂直棒432が挿通される挿通穴41B1が、前記垂直棒432よりも若干大きな径寸法で穿孔されている。
支柱2の内周面と接する渡し板41Bの長軸方向における外周縁には、図1及び図2(c),(d)に示すように、所定高さの支持壁41B2Uが上方へ向けて垂直に設けられている。なお、前記支持壁41B2Uの高さは、例えば、図4に示すように、支柱2の端部に設けた嵌合穴42に嵌合される基盤31の嵌合突起32と接触しない程度に設定する。前記支持壁41B2Uは、例えば、図2(a)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における長さを前記支持壁41B2Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの長軸方向における端部を所定位置(図2(a)に示す折り線L2の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
一方、渡し板41Bの短軸方向における外周縁には、図1及び図2(c),(d)に示すように、所定高さの補強突条41B4Uが上方へ向けて垂直に設けられている。なお、補強突条41B4Uの高さは、例えば、支持壁41B2Uの高さよりも低く設定する。前記補強突条41B4Uは、例えば、図2(a)に示すように、渡し板41Bの短軸方向における長さを前記補強突条41B4Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの短軸方向における端部を所定位置(図2(a)に示す折り線L3の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
また、渡し板41Bの上面中央部には、図1及び図2(b),(c),(d)に示すように、挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B5が設けられている。ここで、前記支持リング41B5の高さは、支持壁41B2Uの高さよりも低く、例えば、補強突条41B4Uの高さと同程度に設定されている。なお、前記支持リング41B5は、図2(c),(d)で示すように、例えば、挿通穴41B1の近傍において、渡し板41Bを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
即ち、前記支持壁41B2U、補強突条41B4U及び支持リング41B5は、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
次に、前記のように構成した渡し板41BにT字状のロック棒43を固着する場合は、図3(a)に示すように、渡し板41Bの下方から、当該渡し板41Bの中央に穿孔した挿通穴41B1にリベット等からなる垂直棒432を挿通し、この状態で、前記垂直棒432の半球状の頭部を渡し板41Bの下面(裏面)側において溶接等により固着する。つづいて、渡し板41Bの上方に突出する垂直棒432の先端部に、これと直交する状態、即ち、水平な状態で係止棒431を溶接等により固着する。この際、前記係止棒431は、例えば、図3(b)に示すように、渡し板41Bの短軸方向と平行な状態で、垂直棒432の先端部に水平に固着する。以上のようにして、渡し板41Bの中央部には、図3(b)に示す如く垂直棒432及び係止棒431からなるT字状のロック棒43が固着される。
つづいて、前記のようにT字状のロック棒43を固着した渡し板41Bを、支柱2の端部内周面に対して固着する場合は、図4に示すように、筒状の支柱2の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、渡し板41Bに設けた支持壁41B2Uの上端部を、支柱2の内周面に対して溶接等により固着する。なお、前記渡し板41Bの支柱2に対する固着位置は、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とするのが好ましい。
以上のように、渡し板41Bを支柱2の端部内周面に対して固着するに際しては、前記渡し板41Bの長軸方向における外周縁、即ち、支柱2の端部内周面と接する部位に、所定高さの支持壁41B2Uが上方へ向けて垂直に設けられており、渡し板41Bは、前記支持壁41B2Uが支柱2の内周面と当接することにより支持されて傾斜することがないので、前記渡し板41Bが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Bに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Bの短軸方向における外周縁には、補強突条41B4Uが上方へ向けて垂直に設けられているので、渡し板41Bの板厚が薄い場合でも、前記補強突条41B4U及び支持壁41B2Uにより渡し板41Bの剛性を高めることができるとともに、渡し板41Bの上面中央部に、挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B5を設けることで、渡し板41Bの中央部の剛性を高めることができる。即ち、渡し板41Bに設けた補強突条41B4U、支持壁41B2U及び支持リング41B5の存在により、渡し板41Bの板厚が薄い場合でも、当該渡し板41B全体の剛性を高めることが可能となり、この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させ、係止棒431を嵌合突起32の底面33に設けた螺旋面Sに沿って、当該螺旋面Sの低い位置から高い位置へ向かって摺動させることにより、渡し板41Bに、当該渡し板41Bを上方へ引っ張り上げようとする力が作用しても、前記渡し板41Bが上方へ反る等といった変形を生じるのを良好に防ぐことができる。
更に、ロック棒43を構成する垂直棒432を挿通穴41B1に挿通した状態で溶接等により渡し板41Bに固着する際に、前記垂直棒432が支持リング41B5によって垂直に支持され、揺動、傾斜等することがないので、前記垂直棒432を渡し板41Bに対して精度よく固着することができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
次に、本発明の実施例2について、図5を参照しながら説明する。図5(a)は本発明の実施例5に係る渡し板を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のJ1−J1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のJ2−J2線における渡し板の断面図、同図(e)は同図(b)のJ3−J3線における渡し板の断面図である。なお、実施例1と実施例2との主たる相違点は、渡し板の上面における補強突条と挿通穴との間の位置に、補強凹部を設けるようにした点にある。
図5に実施例2に係る渡し板41Cを示す。図5に示す渡し板41Cには、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uが上方へ向けて垂直に設けられており、また、短軸方向における外周縁には、前記支持壁41C2Uよりも高さを低く設定した補強突条41C4Uが上方へ向けて垂直に設けられており、更に、上面中央部には、前記補強突条41C4Uと高さを同程度に設定した支持リング41C5が挿通穴41C1を囲繞するように設けられている。これらの点については、前述した図1,2に示す実施例1に係る渡し板41Bと同様であるため、詳細な説明を省略する。
図5に示す渡し板41Cにおいては、更に、渡し板41Cの短軸方向における外周縁に設けた補強突条41C4Uと挿通穴41C1との間の位置に、長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部41C3Sが設けられている。前記補強凹部41C3Sは、図5(a),(c),(e)に示すように、渡し板41C上面の所定位置を加圧して直線状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41C2U、補強突条41C4U、支持リング41C5及び補強凹部41C3Sは、例えば、中央部に挿通穴41C1を穿孔した平板状の渡し板41Cをプレス成形することにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。
以上のように構成した実施例2に係る渡し板41Cにおいては、当該渡し板41Cの長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けることにより、前記渡し板41Cを支柱2の端部内周面に溶接等により固着するに際し、前記支持壁41C2Uが支柱2の内周面と当接することにより支持されて渡し板41Cが傾斜することがないので、前記渡し板41Cが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Cに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Cの短軸方向における外周縁には上方へ向けて垂直に補強突条41C4Uが設けられるとともに、前記補強突条41C4Uと挿通穴41C1との間の位置には直線状の補強凹部41C3Sが設けられているので、渡し板41Cの板厚が薄い場合でも、前記補強突条41C4U、補強凹部41C3S及び支持壁41C2Uの存在により、渡し板41Cの剛性を高めることが可能となり、更に、渡し板41Cの上面中央部には、挿通穴41C1を囲繞するように支持リング41C5が設けられているので、渡し板41Cの中央部の剛性を高めることが可能となる。即ち、渡し板41Cに設けた補強突条41C4U、補強凹部41C3S、支持壁41C2U及び支持リング41C5の相乗効果により、渡し板41Cの板厚が薄い場合でも、当該渡し板41C全体の剛性をより一層高めることが可能となり、この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Cを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Cが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができる。
更に、ロック棒43を構成する垂直棒432を挿通穴41C1に挿通した状態で溶接等により渡し板41Cに固着する際に、前記垂直棒432が支持リング41C5によって垂直に支持され、揺動、傾斜等することがないので、前記垂直棒432を渡し板41Cに対して精度よく固着することができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
なお、以上説明した実施例2に係る渡し板41Cにおいて、直線状の補強凹部41C3Sは、短軸方向における外周縁と挿通穴41C1との間の位置に、長軸方向に沿って平行に複数設けるようにしてもよい。このように、補強凹部41C3Sを複数設けることで、渡し板41Cの剛性を更に高めることが可能となる。
本発明においては、支柱をテーブルの天板に対してワンタッチで取付け・取外し可能とした場合を一例として説明したが、例えば、支柱の上端部には天板を、下端部には底板をそれぞれワンタッチで取付け・取外し可能としたテーブルや、下端部に底板をワンタッチで取付け・取外し可能とした支柱間に棚板を架設して構成される陳列棚においても本発明を適用することができる。
更に、天板及び/または底板に固着される固定部の構造は、図7に示す構造に限らず、本件出願人が先に出願した特開2010−178771号公報、特開2012−165854号公報に記載された構造、並びに、出願公開前の特願2012−133459号に記載された構造を採用するようにしてもよい。
また、支柱の構造としては、本件出願人が先に出願した実用新案登録第3178912号公報に記載された構造を採用するようにしてもよい。
1 天板
2 支柱
3 固定部
31 基盤
32 嵌合突起
33 底面
34 挿通穴
4 回動部
41B,41C 渡し板
41B1,41C1 挿通穴
41B2U,41C2U 支持壁
41C3S 補強凹部
41B4U,41C4U 補強突条
41B5,41C5 支持リング
42 嵌合穴
43 ロック棒
431 係止棒
432 垂直棒
S 螺旋面

Claims (2)

  1. 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
    前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
    前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
    この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
    この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
    一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
    前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
    この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
    前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
    前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
    かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
    前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
    前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
    前記渡し板は平面視形状が楕円形状をしており、
    中央部には前記T字状のロック棒の垂直棒が挿通される挿通穴が穿孔されており、
    長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁が上方へ向けて垂直に設けられており、
    短軸方向における外周縁には前記支持壁よりも高さを低く設定した補強突条が上方へ向けて垂直に設けられており、
    更に、上面中央部には前記補強突条と高さを同程度に設定した支持リングが前記挿通穴を囲繞するように設けられていることを特徴とする支持構造。
  2. 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
    前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
    前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
    この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
    この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
    一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
    前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
    この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
    前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
    前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
    かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
    前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
    前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
    前記渡し板は平面視形状が楕円形状をしており、
    中央部には前記T字状のロック棒の垂直棒が挿通される挿通穴が穿孔されており、
    長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁が上方へ向けて垂直に設けられており、
    短軸方向における外周縁には前記支持壁よりも高さを低く設定した補強突条が上方へ向けて垂直に設けられており、
    上面における前記補強突条と前記挿通穴との間の位置には長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部が設けられており、
    更に、上面中央部には前記補強突条と高さを同程度に設定した支持リングが前記挿通穴を囲繞するように設けられていることを特徴とする支持構造。
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