JP2575423Y2 - コネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタの取付構造

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JP2575423Y2
JP2575423Y2 JP1989057161U JP5716189U JP2575423Y2 JP 2575423 Y2 JP2575423 Y2 JP 2575423Y2 JP 1989057161 U JP1989057161 U JP 1989057161U JP 5716189 U JP5716189 U JP 5716189U JP 2575423 Y2 JP2575423 Y2 JP 2575423Y2
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connector
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case
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泰 高口
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チューナやモジュレータ等の高周波機器に
用いられるシールドケースに関し、特に高周波信号の入
出力に用いられるコネクタの取付け構造の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のシールドケースへのコネクタの取付け構造の一
例を、第4図乃至第6図を用いて説明する。
従来のコネクタを取付けるシールドケースは、第4図
に示すように、ブリキ板等で形成された直方体状のケー
ス本体1を有し、このケース本体1には、後述するコネ
クタ4を挿入するための円形のコネクタ装着孔2が穿設
されている。このコネクタ装着孔2の周縁部2aには、バ
ーリング加工によりケース本体1の外方に輪状に突き出
た突部3が形成されている。そして、第5図に示すよう
に、同軸型のコネクタ4を、ケース本体1のコネクタ装
着孔2に挿入して突部3で保持すると共に、突部3とコ
ネクタ4を半田接合し、ケース本体1にコネクタ4を固
定する構造となつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来例ではコネクタ装着孔2の
直径が約8mmの場合、突部3の突出量は約1mmが限度であ
る。このため、例えばコネクタ4をコネクタ装着孔2に
挿入した場合に、コネクタ4がコネクタ装着孔2に垂直
に装着されずに傾いて装着されやすく、この傾いた状態
でコネクタ4がケース本体1に半田接合されることにな
る。また、半田付け後においても、コネクタ4にプラグ
を接続する際に、ケース本体1とコネクタ4との半田接
合部に大きな力が加わり、コネクタ4がケース本体1か
ら外れやすかつた。そこで、この問題を解決する為に、
第7図及び第8図に示すように、多量の半田5による半
田盛りにより、ケース本体1とコネクタ4とを接合する
方法が行なわれている。しかしながら、この様な構造に
おいても、半田5そのものの強度が弱く、コネクタ4に
加わる外力に対しては、不充分であつた。また、上記の
半田盛りの作業は煩雑で、半田ゴテによる手作業に頼ら
ざるを得ず、作業効率が悪かつた。また、多量の半田5
を必要とするため、コストアップとなる欠点がある。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案されたもの
で、ケース本体に対するコネクタの取付けが簡単で且つ
強固であり、さらにコストダウン化を図ることができる
コネクタ取付構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
従つて本考案に係るシールドケースにおいては、金属
板製のケース本体1に、コネクタ4を装着するための前
記コネクタ4の外形寸法と略同一寸法を内径寸法とした
コネクタ装着孔2と該コネクタ装着孔2の輪郭上で前記
ケース本体1の外方に立設する複数のコネクタ支持片6
とを設け、前記コネクタ支持片6によって前記コネクタ
4の本体を持着してなるコネクタ取付構造において、前
記コネクタ支持片6を前記コンクタ4の本体の外周で前
記コネクタ4の軸方向に平行に密着させると共に半田付
したことを特徴としたものである。
〔作用〕
本考案によれば、コネクタ4の外径寸法と略同一寸法
を内径寸法としたコネクタ装着孔2の輪郭上でケース本
体1の外方に立設するコネクタ支持片6を形成したこと
により、コネクタ4はコネクタ装着孔2へ挿入する時
に、コネクタ支持片6によりコネクタ4の本体の外周で
コネクタ4の軸方向に平行に密着させて支えることがで
きる。また、コネクタ4とコネクタ支持片6との半田付
けの面積が広く、コネクタ4とケース本体1との取付け
が強固である。
〔実施例〕
本考案の一実施例を、第1図乃至第3図を用いて説明
する。
この実施例において、シールドケースは第1図に示す
ように、直方体状のケース本体1と、ケース本体1に取
付けて、ケース本体1内の回路と同軸ケーブル等の外部
線を接続するための略円柱状のコネクタ4からなる。ま
た、ケース本体1の側板には、取付られるコネクタ4の
外径寸法と略同一寸法を内径寸法としたコネクタ装着孔
2が設けられ、このコネクタ装着孔2の周縁部2aには、
4つのコネクタ支持片6がコネクタ装着孔2の周方向に
等間隔をもつて形成されている。この4つのコネクタ支
持片6は、コネクタ装着孔2を形成する時、コネクタ装
着孔2となる部分からケース本体1の一部をコネクタ装
着孔2の輪郭上でケース本体1の外方に立設することに
より形成される。なお、コネクタ装着孔2は、コネクタ
4と嵌合し、さらに4つのコネクタ支持片6は、コネク
タ装着孔2の周囲に等間隔に配置されていてコネクタ4
の本体の外周でコネクタ4の軸方向に平行に密着させて
支えている。
次に、コネクタ4をケース本体1に取付ける工程を、
第2図を用いて説明する。先ず、コネクタ4の外周にリ
ング半田7を取付ける。そしてリング半田7を取付けた
コネクタ4を、ケース本体1のコネクタ装着孔2に挿入
する。この時、リング半田7がコネクタ支持片6の自由
端に接触させると共に、ケース本体1とコネクタ装着孔
2を形成した側板を上向きに位置させる。そして、この
状態を保ちながら、ケース本体1をリフロー炉に通す。
これにより、リング半田7が溶けて、コネクタ4とコネ
クタ支持片6との接触面間に入り込む、もしくはコネク
タ支持片6の周辺を流れて、コネクタ4とコネクタ支持
片6を半田付けする。
このような上記構成にあつては、第3図に示すように
ケース本体1にコネクタ4を挿入した時、コネクタ支持
片6の高さが高いため、コネクタ支持片6はコネクタ装
着孔2となる部分からケース本体1の一部分をコネクタ
装着孔2の輪郭上でケース本体1の外方に立設して設け
たので従来の技術で説明した第6図のバーリング加工に
より形成した突部3より高さが高いため、コネクタ支持
片6がコネクタ4を側板に対して垂直に且つ、コネクタ
4の本体の外周でコネクタ4の軸方向に平行に密着させ
て支持することができる。このためリフロー炉を通す場
合でもコネクタ4が傾くことがなく、垂直状態のままコ
ネクタ4をケース本体1に取付けることができる。ま
た、コネクタ支持片6の幅が広いため、コネクタ4とコ
ネクタ支持片6とが広い面積で半田付けされるので、ケ
ース本体1に対してコネクタ4の取付けが強固なものと
なる。この為、プラグをコネクタ4に接続する際の外力
によつても、コネクタ4とコネクタ支持片6との半田接
合が破壊されることがない。また、従来のように、多量
の半田盛りを行う必要がないので、半田付けをリフロー
炉を用いて自動化でき、コネクタ4の取付け作業が簡単
になる。さらに、半田の使用量も必要最小限で済み、コ
ストダウン化を図ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、取付けられるコネクタ4の外径寸法
と略同一寸法としたコネクタ装着孔2の周囲に設けたコ
ネクタ支持片6はコネクタ装着孔2となる部分からケー
ス本体1の一部分をコネクタ装着孔2の輪郭上でケース
本体1の外方に立設して設けたので高さが高いため、コ
ネクタ4をケース本体1に取付ける際、コネクタ4の本
体の外周でコネクタ4の軸方向に密着させて支えている
のでコネクタ4が傾くことがなく、安定した支持状態で
リフロー炉に通すことができる。また、コネクタ4とコ
ネクタ支持片6との接合面積が広いため、ケース本体1
に対するコネクタ4の取付けが強固なものになる。ま
た、多量の半田盛りを必要としないので、リフロー炉を
用いたクリーム半田やリング半田等の簡単な作業によ
り、コネクタ4をケース本体1に取付けることができ
る。また、半田の使用量も必要最小限で済み、コストダ
ウン化を図ることができる。
また、コネクタ支持片6はケース本体の外方に立設し
ているので、コネクタ4との半田付状態を容易に確認す
ることができる。そして、この時の確認でもし半田量が
不足だったら容易に半田ゴテ等による手作業等で半田を
補充することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図はケース本体にコネクタを挿入した
状態を示す要部斜視図、第3図はコネクタを取付けた状
態を示す要部縦断側面図、第4図乃至第8図は従来例を
示し、第4図は第1の従来例を示す要部分解斜視図、第
5図はコネクタを挿入した状態を示す要部斜視図、第6
図はその要部の縦断側面図、第7図は第2の従来例を示
す要部斜視図、第8図はその要部の縦断側面図である。 1…ケース本体、2…コネクタ装着孔、4…コネクタ、
6…コネクタ支持片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−241281(JP,A) 実開 昭56−59782(JP,U) 実開 昭64−5385(JP,U) 実公 昭55−38152(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板製のケース本体に、コネクタを装着
    するための前記コネクタの外形寸法と略同一寸法を内径
    寸法としたコネクタ装着孔と該コネクタ装着孔の輪郭上
    で前記ケース本体の外方に立設する複数のコネクタ支持
    片とを設け、前記コネクタ支持片によって前記コネクタ
    の本体を持着してなるコネクタ取付構造において、 前記コネクタ支持片を前記コネクタの本体の外周で前記
    コネクタの軸方向に平行に密着させると共に半田付した
    ことを特徴とするコネクタ取付構造。
JP1989057161U 1989-05-18 1989-05-18 コネクタの取付構造 Expired - Lifetime JP2575423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989057161U JP2575423Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 コネクタの取付構造

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JP1989057161U JP2575423Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 コネクタの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH02146775U JPH02146775U (ja) 1990-12-13
JP2575423Y2 true JP2575423Y2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=31581626

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Families Citing this family (3)

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JP2910529B2 (ja) * 1993-09-20 1999-06-23 日本電気株式会社 高周波信号インターフェイス用コネクタおよびその取付け方法
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