JP2512432Y2 - ステップモ―タ - Google Patents

ステップモ―タ

Info

Publication number
JP2512432Y2
JP2512432Y2 JP1987190911U JP19091187U JP2512432Y2 JP 2512432 Y2 JP2512432 Y2 JP 2512432Y2 JP 1987190911 U JP1987190911 U JP 1987190911U JP 19091187 U JP19091187 U JP 19091187U JP 2512432 Y2 JP2512432 Y2 JP 2512432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main case
coil
connector
terminal
step motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987190911U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0193980U (ja
Inventor
邦雄 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP1987190911U priority Critical patent/JP2512432Y2/ja
Publication of JPH0193980U publication Critical patent/JPH0193980U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512432Y2 publication Critical patent/JP2512432Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車用空気制御弁の開閉位置制御
などに用いられるステップモータに関する。
(従来の技術) 従来、自動車用空気制御弁の開閉位置制御用などに用
いられるステップモータあるいは小型モータとして、例
えば実開昭61−32762号公報、あるいは実開昭61−35555
号公報に開示されたものがある。
前記実開昭61−32762号公報に開示されたステップモ
ータの場合は、ステータの前後にフロントカバーとリア
カバーを取り付け、さらに外部からのリード線を結線さ
せるための結線基板のリード線接続部分に直接ピン端子
型のコネクタを設け、かつ同コネクタをフロントカバ
ー、あるいはリアカバーに固定するようにしたものであ
る。
一方、実開昭61−35555号公報に開示された小型モー
タの場合は、内部のコイルの端末部が接続されるととも
に外部の駆動電力供給線を接続させるための導電ピン
を、固定子カバーに形成した窓を通して外部に露出させ
たものであり、上記供給線と小型モータとの接続を容易
にさせることを目的としたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のステップモータあるいは小型モータは、自
動車に搭載された場合にエンジンの振動の影響を受けて
振動する。一方、同モータのコイルの端末線は比較的長
いため、その振動の影響を受けて振れ易く、長時間の経
過によりコイルの端末線が断線するという問題がある。
そこで本考案では、コイルの端末線がエンジンの振動
等の影響を受けて断線しないように、且つ、コイルの端
末線と外部の駆動電力供給線とを電気的に接続する際の
作業性を向上させることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、出力軸に取り付
けられた回転子と、この回転子を内径部空間に配設する
とともにコイルが巻装された固定子と、この固定子の外
周部をカバーする主ケースと、この主ケースの一端に装
着され、前記出力軸を支承するフロントカバーと、前記
主ケースの他端に装着され、前記出力軸の端部を支承す
るエンドキャップと、前記主ケースに装着されて前記コ
イルの端末線と外部の駆動電源線とを電気的に接続する
複数の接続端子をコネクタ本体と一体成形したコネクタ
とを備えたステップモータにおいて、前記コネクタは、
前記接続端子の端部が前記コイルの端末線の端末部に近
接するように、前記主ケースの他端と前記固定子との間
の前記主ケースの側面位置にOリングを介して取り付け
られること、及び前記主ケースと前記フロントカバー、
前記主ケースと前記エンドキャップの接合部にもそれぞ
れOリングを間挿することである。
(作用) 上記構成のステップモータによれば、コネクタの複数
の接続端子は、端部がコイルの端末線の端末部に近接さ
れているため、コイルの端末線が短くなり、エンジンの
振動等によるコイルの端末線の振れが小さくなることか
ら、コイルの端末線の断線の発生を抑制することができ
る。
また、コネクタは弾性を有するOリングを介して主ケ
ースの側面に装着されるため、コネクタの複数の接続端
子に対するエンジンの振動等が伝わり難いことから、コ
イルの端末線の振れが少なくなり、コイルの端末線の断
線の発生を抑制することができる。
更に、エンドキャップが主ケースに装着される前に、
複数の接続端子の端部とコイルの端末線の端末部とを接
続する接続作業空間を確保したため、コイルの端末線と
外部の駆動電力供給線とを電気的に接続する際の作業性
を向上させることができる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図はステップモータ1の正面断面図、第2図は部
分破断側面図である。
第1図に示すように、ステップモータ1には出力軸2
を中心軸として、外周面に永久磁石による磁極3を形成
した回転子4が設けられ、回転子4の外周部には若干の
隙間を介して固定子5が配設されている。固定子5に
は、第2図に示すようにコイル6が巻装されており、コ
イル6の端末部6Aのそれぞれは、接続手段、即ちコネク
タ7に固着されたピン状のそれぞれの接続端子8の基端
部8Aに接続されている。各接続端子8の接続部8Aは、第
1図に示すように字状に曲げられており、フュージョ
ン溶接あるいは圧着手段等により前記コイル6の端末部
6Aは上記接続部8Aに接続固着される。
前記固定子5は円筒型の主ケース9に内挿されてお
り、前記コネクタ7は、主ケース9に予め開けられた装
着穴9Aにその挿入部7Aが嵌合されるもので、コネクタ7
の挿入部7Aが主ケース9の装着穴9Aに嵌合された状態
で、コネクタ7はネジ10,10により固着される。主ケー
ス9に形成された前記装着穴9Aの外縁部は、三角形状の
面取り状の加工が処されており、コネクタ7の挿入部7A
の側面との間に断面が三角形の溝11が形成され、同溝11
にはOリング12が間挿されるようになっている。
第2図に示すように前記主ケース9の前端側、即ち回
転子4の出力軸2が突出される側には、同出力軸2を回
転可能に支持するための図示していない軸受を設けたフ
ロントカバー、即ち円板状のフランジ13が嵌合される一
方、主ケース9の後端側には、回転子4の出力軸2を回
転可能に支承するボールベアリング式の軸受14を固定さ
せたエンドキャップ15が嵌合されるようになっている。
そして主ケース9とフランジ13とエンドキャップ15は、
図示していない通しボルトによって一体的に固定される
ものである。なお、上記フランジ13には、ステップモー
タ1を例えば自動車の車体に取り付けるときに、フラン
ジ13を車体にネジ止めさせるためのネジ穴16が4箇所形
成されている。
前記主ケース9の前記フランジ装着接合面には断面が
四角形の溝17が形成されており、同溝17にはOリング18
が嵌め込まれ、主ケース9とフランジ13の装着接合面が
密閉されるようになっている。一方、前記エンドキャッ
プ15の主ケース9装着接合面には断面が四角形の溝19が
形成されており、同溝19にはOリング20が嵌め込まれ、
主ケース9とエンドキャップ15の装着接合面が密閉され
るようになっている。
なお、上記エンドキャップ15は、前記コイル6の端末
部6Aが接続端子8の接続部8Aに接続されたあと、主ケー
ス9に嵌合されるため、上記コイル6の端末部6Aが接続
端子8の接続部8Aに接続する接続作業は上記エンドキャ
ップ15を主ケース9に嵌合する前の比較的広いスペース
において行うことができる。従って、例えば半田ごてに
よる半田付けを行う場合、半田ごてが他の部品に接触す
ることがなく、半田ごての熱が奪われることが無くなる
ので、確実な半田付けを行うことができる。
また、フュージョン溶接等を行う場合は、接合部周囲
が空間となっているため溶接の電極を太くしっかりした
ものにできることから、溶接時の加圧を大きくすること
ができるので、安定した溶接が可能になる。
以上のように、ステップモータ1は、主ケース9と接
続手段、即ちコネクタ7との装着接合部、主ケース9と
フロントカバー、即ちフランジ13との装着接合部、主ケ
ース9とエンドキャップ15との装着接合部それぞれに密
封部材、即ちOリング12,18,20それぞれが間挿された構
成であるため、外部からの水滴、塵埃等がステップモー
タ1の内部に浸入することを防止する作用をする。ま
た、コイル6と接続端子8との接続作業の作業性を向上
させ、さらにコネクタ7が主ケース9にネジ10で強固に
固定されるため、自動車の振動等に起因するコネクタ7
のゆるみ、脱落等を防ぐ作用をする。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、コネクタの複数の接続
端子は、端部がコイルの端末線の端末部方向に突出され
ているため、コイルの端末線を短くすることができるよ
うになり、エンジンの振動等によるコイルの端末線の振
れが少なくなることからコイルの端末線の断線の発生を
抑制することができるという効果がある。
また、コネクタは弾性を有するOリングを介して主ケ
ースの側面に装着されるため、コネクタの複数の接続端
子に対するエンジンの振動等が伝わり難いことから、コ
イルの端末線の振れが少なくなり、コイルの端末線の断
線の発生を抑制することができるという効果がある。
更に、エンドキャップを主ケースに装着する前に複数
の接続端子の端部とコイルの端末線の端末部とを接続す
る接続作業空間を確保したため、接続作業の生産性を向
上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例に係り、第1図はステップモータの正面断
面図、第2図はステップモータの部分破断側面図であ
る。 1…ステップモータ 4…回転子 5…固定子 6…コイル 7…コネクタ 8…接続端子 9…主ケース 11…溝 12…Oリング 13…フランジ 14…軸受 15…エンドキャップ 17…溝 18…Oリング 19…溝 20…Oリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力軸に取り付けられた回転子と、この回
    転子を内径部空間に配設するとともにコイルが巻装され
    た固定子と、この固定子の外周部をカバーする主ケース
    と、この主ケースの一端に装着され、前記出力軸を支承
    するフロントカバーと、前記主ケースの他端に装着さ
    れ、前記出力軸の端部を支承するエンドキャップと、前
    記主ケースに装着されて前記コイルの端末線と外部の駆
    動電源線とを電気的に接続する複数の接続端子をコネク
    タ本体と一体成形したコネクタとを備えたステップモー
    タにおいて、前記コネクタは、前記接続端子の端部が前
    記コイルの端末線の端末部に近接するように、前記主ケ
    ースの他端と前記固定子との間の前記主ケースの側面位
    置にOリングを介して取り付けられること、及び前記主
    ケースと前記フロントカバー、前記主ケースと前記エン
    ドキャップの接合部にもそれぞれOリングを間挿するこ
    とを特徴とするステップモータ。
JP1987190911U 1987-12-16 1987-12-16 ステップモ―タ Expired - Lifetime JP2512432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987190911U JP2512432Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 ステップモ―タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987190911U JP2512432Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 ステップモ―タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0193980U JPH0193980U (ja) 1989-06-21
JP2512432Y2 true JP2512432Y2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=31481849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987190911U Expired - Lifetime JP2512432Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 ステップモ―タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512432Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6185826B2 (ja) * 2013-11-27 2017-08-23 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 モータ用コネクタ及びモータ用コネクタ組立体
JP6999502B2 (ja) * 2018-06-06 2022-01-18 愛三工業株式会社 流量制御弁
JP2024051191A (ja) * 2022-09-30 2024-04-11 本田技研工業株式会社 回転電機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241357U (ja) * 1985-08-28 1987-03-12
JPS6288444U (ja) * 1985-11-20 1987-06-05
JPS62107550U (ja) * 1985-12-23 1987-07-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0193980U (ja) 1989-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6873072B2 (en) Relay support device for an electric motor, in particular for an electrically commutated DC motor
US5661352A (en) Connector-equipped spindle motor
EP0199504B1 (en) Terminal structure for an automotive ac generator
US4843267A (en) Charging generator
US4773828A (en) Blower
JPH047661Y2 (ja)
JP2569689Y2 (ja) 小型モータ
JP2512432Y2 (ja) ステップモ―タ
JPS585426Y2 (ja) マイクロモ−タの火花消去装置
KR920005069Y1 (ko) 스타터 장치
JPH07111749A (ja) コイル線材とリード線の接続構造
JP2000014073A (ja) 電動機
JPH05219703A (ja) 車両用交流発電機
JPH0231904Y2 (ja)
JPH09107651A (ja) ブラシホルダ装置
JPH11299165A (ja) 小型dcモータ
JP2912705B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP2000245094A (ja) モータのアース接続装置
JP2502638Y2 (ja) 界磁コイルの接続構造
JPH0628932Y2 (ja) モータ
CN113875131B (en) Rotary electric machine
JP2005192357A (ja) モータ
JP2572463Y2 (ja) モータのリード線接続端子
JPH036141Y2 (ja)
JPH07194048A (ja) ブラシホルダステーの支持装置