JP2912705B2 - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JP2912705B2 JP2912705B2 JP31860190A JP31860190A JP2912705B2 JP 2912705 B2 JP2912705 B2 JP 2912705B2 JP 31860190 A JP31860190 A JP 31860190A JP 31860190 A JP31860190 A JP 31860190A JP 2912705 B2 JP2912705 B2 JP 2912705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- terminal
- housing
- receptacle
- closed container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍システムに使用する密閉型圧縮機のガラ
スターミナルと内部電動要素部の接続部に関するもので
ある。
スターミナルと内部電動要素部の接続部に関するもので
ある。
従来の技術 従来、ガラスターミナルと電動要素との接続は特開昭
62−271975号公報に示されるものがあった。以下第２図
を参考に説明する。
62−271975号公報に示されるものがあった。以下第２図
を参考に説明する。
１はガラスターミナルであり、２はガラスターミナル
１に設けた３個の透孔で、透孔２を囲む筒状部３と、金
属外環４ならびに前記透孔２に挿通させ、ガラス６によ
り封着されるターミナルピン５を有する。７は前記ガラ
スターミナル１が固着される密閉容器である。８は合成
樹脂製の絶縁板で、折り返し部９と膨出部10及び大径孔
11,小径孔12を有する筒部13とより成り、14は電動機部
（図示せず）に設けられた前記ターミナルピン５に嵌合
するリセプタクル15を収納するハウジング、16は電動機
部につながる口出線である。
１に設けた３個の透孔で、透孔２を囲む筒状部３と、金
属外環４ならびに前記透孔２に挿通させ、ガラス６によ
り封着されるターミナルピン５を有する。７は前記ガラ
スターミナル１が固着される密閉容器である。８は合成
樹脂製の絶縁板で、折り返し部９と膨出部10及び大径孔
11,小径孔12を有する筒部13とより成り、14は電動機部
（図示せず）に設けられた前記ターミナルピン５に嵌合
するリセプタクル15を収納するハウジング、16は電動機
部につながる口出線である。
以下従来のガラスターミナルの電気的接続について説
明する。
明する。
まず密閉容器７に固着されたガラスターミナル１に絶
縁板８の３個の小径孔12を前記ガラスターミナル１の３
個のターミナルピン５に挿通させ、折り返し部９を金属
外環４の内側に圧入状態に挿入することにより前記絶縁
板８が、前記ガラスターミナル１に装着される。
縁板８の３個の小径孔12を前記ガラスターミナル１の３
個のターミナルピン５に挿通させ、折り返し部９を金属
外環４の内側に圧入状態に挿入することにより前記絶縁
板８が、前記ガラスターミナル１に装着される。
次に前記ガラスターミナル１の３個のターミナルピン
５に嵌合するリセプタクル15を収納するハウジング14
を、前記ピン５とリセプタクル15を嵌合させ挿入するこ
とにより接続は完了する。
５に嵌合するリセプタクル15を収納するハウジング14
を、前記ピン５とリセプタクル15を嵌合させ挿入するこ
とにより接続は完了する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構造では、合成樹脂で絶縁
板８を別工程で成形する必要が有ると共に、接続時にお
いても、絶縁板８の装着，ハウジングの挿入と作業工数
も多くなる。
板８を別工程で成形する必要が有ると共に、接続時にお
いても、絶縁板８の装着，ハウジングの挿入と作業工数
も多くなる。
本発明は上記課題に鑑み、前記絶縁板８の機能をハウ
ジング14に持たせ安全性を確保すると共に作業工数の簡
素化を図ったガラスターミナル１への電気的接続を提供
するものである。
ジング14に持たせ安全性を確保すると共に作業工数の簡
素化を図ったガラスターミナル１への電気的接続を提供
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明はハウジングのター
ミナルピン挿着方向にターミナルピンの挿入穴に外周に
突起を有し、前記突起のターミナルピン側先端に前記ガ
ラスターミナルのガラス部に略密着するテーパ部という
構成を備えたものである。
ミナルピン挿着方向にターミナルピンの挿入穴に外周に
突起を有し、前記突起のターミナルピン側先端に前記ガ
ラスターミナルのガラス部に略密着するテーパ部という
構成を備えたものである。
作用 本発明は前記した構造によって、ハウジングに設けら
れたガラスターミナルのガラス部に略密着する突起のテ
ーパ部により前記ガラスターミナルのガラス部が密閉容
器内にある鉄粉，銅粉等の金属粉より保護され、前記金
属粉を介してガラス部でのスパーク防止が容易にできる
こととなる。
れたガラスターミナルのガラス部に略密着する突起のテ
ーパ部により前記ガラスターミナルのガラス部が密閉容
器内にある鉄粉，銅粉等の金属粉より保護され、前記金
属粉を介してガラス部でのスパーク防止が容易にできる
こととなる。
実 施 例 以下、本発明の密封端子とハウジングの接続について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例におけるガラスターミナル
とハウジングの装着を示す断面図である。尚従来と同一
構成のものについては、同一番号をつけその詳細な説明
は省略する。
とハウジングの装着を示す断面図である。尚従来と同一
構成のものについては、同一番号をつけその詳細な説明
は省略する。
21はリセプタクル15を収納するハウジングで、22は前
記ハウジング21に設けられたターミナルピン５を挿入す
る挿入穴で、23は前記挿入穴22の外周に設けられた突起
で、24は前記突起23のガラスターミナル１のガラス部６
に略密着するテーパ部である。
記ハウジング21に設けられたターミナルピン５を挿入す
る挿入穴で、23は前記挿入穴22の外周に設けられた突起
で、24は前記突起23のガラスターミナル１のガラス部６
に略密着するテーパ部である。
以上のように構成されたガラスターミナル１とハウジ
ング21の接続及び機能について説明する。
ング21の接続及び機能について説明する。
密閉容器７に固着されたガラスターミナル１のターミ
ナルピン５に嵌合するリセプタクル15を収納したハウジ
ング21を所定の前記ターミナルピン５と前記リセプタク
ル15の位置で挿入嵌合させることにより前記リセプタク
ル15のガラスターミナル１への装着が完了する。この
時、前記ハウジング21の突起23に設けたテーパ部24と前
記ガラスターミナル１のガラス部６が略密着されること
になり、前記密閉容器７内で発生する鉄粉，銅粉等の金
属粉が、前記ガラスターミナル１のガラス部６に付着す
るのを防ぐことにより、前記金属粉を介してガラス部６
で電気的スパークの発生を防止できることとなる。
ナルピン５に嵌合するリセプタクル15を収納したハウジ
ング21を所定の前記ターミナルピン５と前記リセプタク
ル15の位置で挿入嵌合させることにより前記リセプタク
ル15のガラスターミナル１への装着が完了する。この
時、前記ハウジング21の突起23に設けたテーパ部24と前
記ガラスターミナル１のガラス部６が略密着されること
になり、前記密閉容器７内で発生する鉄粉，銅粉等の金
属粉が、前記ガラスターミナル１のガラス部６に付着す
るのを防ぐことにより、前記金属粉を介してガラス部６
で電気的スパークの発生を防止できることとなる。
発明の効果 以上のように、本発明は、密閉容器と前記密閉容器に
固着されたガラスターミナルと前記密閉容器に収納した
圧縮機構部と電動要素部とより成り、前記電動要素部を
構成する固定子には前記ガラスターミナルのターミナル
ピンに嵌合するリセプタクルと前記リセプタクルを収納
するハウジングが設けられ、前記ハウジングとターミナ
ルピン挿着方向にターミナルピンの挿入穴の外周に突起
を有し、前記突起のターミナルピン側先端に前記ガラス
ターミナルのガラス部に略密着するテーパ部を有したこ
とにより、前記ガラスターミナルのガラス部を金属粉よ
り保護し、電気的スパーク発生の防止をハウジングを装
備するだけで達成できるので、作業工数が少なく又、信
頼性の高い密閉型電動圧縮機を供給できることとなる。
固着されたガラスターミナルと前記密閉容器に収納した
圧縮機構部と電動要素部とより成り、前記電動要素部を
構成する固定子には前記ガラスターミナルのターミナル
ピンに嵌合するリセプタクルと前記リセプタクルを収納
するハウジングが設けられ、前記ハウジングとターミナ
ルピン挿着方向にターミナルピンの挿入穴の外周に突起
を有し、前記突起のターミナルピン側先端に前記ガラス
ターミナルのガラス部に略密着するテーパ部を有したこ
とにより、前記ガラスターミナルのガラス部を金属粉よ
り保護し、電気的スパーク発生の防止をハウジングを装
備するだけで達成できるので、作業工数が少なく又、信
頼性の高い密閉型電動圧縮機を供給できることとなる。
第１図は本発明の一実施例におけるガラスターミナルと
ハウジングの装着を示す密閉型電動圧縮機の断面図、第
２図は従来のガラスターミナルとハウジングの装着を示
す密閉型電動圧縮機の断面図である。 １……ガラスターミナル、５……ターミナルピン、６…
…ガラス部、７……密閉容器、15……リセプタクル、21
……ハウジング、22……挿入穴、23……突起、24……テ
ーパ部。
ハウジングの装着を示す密閉型電動圧縮機の断面図、第
２図は従来のガラスターミナルとハウジングの装着を示
す密閉型電動圧縮機の断面図である。 １……ガラスターミナル、５……ターミナルピン、６…
…ガラス部、７……密閉容器、15……リセプタクル、21
……ハウジング、22……挿入穴、23……突起、24……テ
ーパ部。
Claims (1)
- 【請求項１】密閉容器と、前記密閉容器に固着されたガ
ラスターミナルと、前記密閉容器に収納した圧縮機構部
と、電動要素部とより成り、前記電動要素部を構成する
固定子に前記ガラスターミナルのターミナルピンに嵌合
するリセプタクルと前記リセプタクルを収納するハウジ
ングが設けられ、前記ハウジングとターミナルピン挿着
方向にターミナルピンの挿入穴の外周に突起を有し、前
記突起のターミナルピン側先端に前記ガラスターミナル
のガラス部に略密着するテーパ部を有したことを特徴と
する密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31860190A JP2912705B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31860190A JP2912705B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04191478A JPH04191478A (ja) | 1992-07-09 |
| JP2912705B2 true JP2912705B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=18100960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31860190A Expired - Fee Related JP2912705B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2912705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311400B1 (ko) * | 1999-05-28 | 2001-10-17 | 구자홍 | 밀폐형 회전식 압축기의 소부발생 방지구조 |
| JP5252006B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2013-07-31 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP31860190A patent/JP2912705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04191478A (ja) | 1992-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3262018B2 (ja) | 電源ジャック | |
| US4728835A (en) | Electric motors | |
| US5066878A (en) | Small-sized electric motor housing circuit breaker | |
| US7056104B2 (en) | Compressor unit with an electrical circuit device connected to the main body and an electrical power connector | |
| JP2002313453A (ja) | 機器直付け用シールドコネクタ | |
| JPH05122881A (ja) | 小型モータ | |
| JPH0767297A (ja) | ２部品端部キャップ組立体 | |
| JP2001357947A (ja) | 車両用ソケット | |
| JPH10247540A (ja) | 電気コネクタ | |
| CN113056845B (zh) | 连接器 | |
| US5041751A (en) | Mounting section structure for mounting a circuit breaker in a brush holder stay | |
| JP2912705B2 (ja) | 密閉型電動圧縮機 | |
| JP3859972B2 (ja) | 機器のシールドケースへの電線接続構造 | |
| JPH07226249A (ja) | コネクタ装置 | |
| JPH0765904A (ja) | ノイズフィルタ | |
| JPH0864306A (ja) | 機器直付用シールドコネクタのシールド構造 | |
| JPH11126657A (ja) | 機器直付シールドコネクタのシールド構造 | |
| JPH10255913A (ja) | ガイドブッシュ付き電気コネクタ | |
| JP3130738B2 (ja) | 密閉型圧縮機の端子箱構造 | |
| JP2501469B2 (ja) | 電動機 | |
| JPH03264780A (ja) | 密閉型電動圧縮機 | |
| JP3082644B2 (ja) | トランス | |
| JPS6229817Y2 (ja) | ||
| JP2760516B2 (ja) | 密閉型電動圧縮機の密封端子装置 | |
| CN218782884U (zh) | 用于电子膨胀阀的线圈结构、电子膨胀阀和机动车 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |