JPH0729578Y2 - アース端子接続装置 - Google Patents
アース端子接続装置Info
- Publication number
- JPH0729578Y2 JPH0729578Y2 JP1989120601U JP12060189U JPH0729578Y2 JP H0729578 Y2 JPH0729578 Y2 JP H0729578Y2 JP 1989120601 U JP1989120601 U JP 1989120601U JP 12060189 U JP12060189 U JP 12060189U JP H0729578 Y2 JPH0729578 Y2 JP H0729578Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- ground
- bracket
- ground terminal
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外部ケーブル、例えばDINコード等のシール
ド網線、その他のアース線を、プリント基板に接続する
ためのアース端子接続装置に関する。
ド網線、その他のアース線を、プリント基板に接続する
ためのアース端子接続装置に関する。
従来、DINコードのような外部ケーブルのシールド網
線、その他のアース線を、プリント基板に接続するに
は、第4図に示すように、このアース線1をプリント基
板のランド、或いはプリント基板に取付けられて、その
アース回路に電気的に接続されているシヤーシ2に直接
ハンダ付けする手段がある。
線、その他のアース線を、プリント基板に接続するに
は、第4図に示すように、このアース線1をプリント基
板のランド、或いはプリント基板に取付けられて、その
アース回路に電気的に接続されているシヤーシ2に直接
ハンダ付けする手段がある。
又、別の手段としては、第5図に示すようにプリント基
板4のアース回路のランドにピン端子5を立て、アース
線1にハンダ付けで接続されているメス端子6を嵌着
し、プリント基板4のアース回路とアース線1とを接続
していた。
板4のアース回路のランドにピン端子5を立て、アース
線1にハンダ付けで接続されているメス端子6を嵌着
し、プリント基板4のアース回路とアース線1とを接続
していた。
一般にアース線としては、多数の細線を網状に組んだア
ース網線が使用されている。
ース網線が使用されている。
又、DINコードのようなシールドタイプのケーブルにお
いても、内部銅線をシールドするため多数の細線を網状
に組んだシールド網線が被覆している。
いても、内部銅線をシールドするため多数の細線を網状
に組んだシールド網線が被覆している。
これ等のアース網線、シールド網線(以下アース線とい
う)は固いため、これを直接プリント基板4やシヤーシ
2にハンダ付けする場合、そのハンダ付け作業がやりに
くかった。
う)は固いため、これを直接プリント基板4やシヤーシ
2にハンダ付けする場合、そのハンダ付け作業がやりに
くかった。
この場合、修理等でアース線を取り外そうとする時に
は、アース線やシヤーシにハンダ鏝の熱を奪われて、ハ
ンダが溶けにくく、特にプリント基板の場合には、その
ランドが基材から剥離してしまう等の作業の困難さが多
かった。
は、アース線やシヤーシにハンダ鏝の熱を奪われて、ハ
ンダが溶けにくく、特にプリント基板の場合には、その
ランドが基材から剥離してしまう等の作業の困難さが多
かった。
更に、プリント基板4にピン端子5を立てる場合には、
そのハンダ付け作業を必要とするばかりでなく、メス端
子6が高価なため、装置全体のコストを押し上げてしま
う欠点がある。
そのハンダ付け作業を必要とするばかりでなく、メス端
子6が高価なため、装置全体のコストを押し上げてしま
う欠点がある。
特に、2以上のアース線を接続する場合には、ピン端子
5を2個所以上に立てなければならず、これに接続され
るアース線1が互いに入り組んでしまう等の欠点もあ
る。
5を2個所以上に立てなければならず、これに接続され
るアース線1が互いに入り組んでしまう等の欠点もあ
る。
本考案は、従来のアース端子接続装置の前述の課題を解
消し、プリント基板との接続が確実であるにも拘らず、
プリント基板にハンダ付けを行う必要がなく、修理等に
際してのアース線の着脱が容易で、DINコード等のシー
ルド部を取付けるホルダ等を兼用することで、コストア
ップの防止ができるアース端子接続装置を提供すること
を目的とする。
消し、プリント基板との接続が確実であるにも拘らず、
プリント基板にハンダ付けを行う必要がなく、修理等に
際してのアース線の着脱が容易で、DINコード等のシー
ルド部を取付けるホルダ等を兼用することで、コストア
ップの防止ができるアース端子接続装置を提供すること
を目的とする。
本考案は、前述の目的を達成するためのアース端子接続
装置の手段に関し、プリント基板に取り付ける取付部を
有すると共に、ケーブルのシールド部等の他部品の取付
部を形成したブラケットに、先端を先細とした端子部を
形成し、該端子部にアース線にハンダ付けしたソケット
と嵌着したアース端子接続装置によって、この目的は達
成される。
装置の手段に関し、プリント基板に取り付ける取付部を
有すると共に、ケーブルのシールド部等の他部品の取付
部を形成したブラケットに、先端を先細とした端子部を
形成し、該端子部にアース線にハンダ付けしたソケット
と嵌着したアース端子接続装置によって、この目的は達
成される。
次に、本考案の実施の一例を、第1図〜第3図について
説明する。
説明する。
この実施例はDINコードをプリント基板に接続するた
め、プリント基板11に取り付けられてDINコード12を支
持するブラケット13に対して実施したものである。
め、プリント基板11に取り付けられてDINコード12を支
持するブラケット13に対して実施したものである。
このブラケット13には、斜面14を一辺に形成した窪部15
によって突出部16を形成すると共に、窪部15に向って小
突片17を形成したプリント基板への取付部Aを同一平面
上の複数個所に設けてある。
によって突出部16を形成すると共に、窪部15に向って小
突片17を形成したプリント基板への取付部Aを同一平面
上の複数個所に設けてある。
一方、プリント基板11には、取付部Aに対応する個所
に、挿入孔18を穿設し、ブラケット13の取付部Aを設け
た端面19が対応する個所には、プリント基板11のアース
回路のランドを形成しておく。
に、挿入孔18を穿設し、ブラケット13の取付部Aを設け
た端面19が対応する個所には、プリント基板11のアース
回路のランドを形成しておく。
そして、小突片17と斜面14の入口との間の寸法aは、プ
リント基板11の厚さtよりも大きく、小突片17と斜面14
の奥端との間の寸法bは、プリント基板11の厚さtより
も小さくしておく。
リント基板11の厚さtよりも大きく、小突片17と斜面14
の奥端との間の寸法bは、プリント基板11の厚さtより
も小さくしておく。
この取付部Aの突出部16をプリント基板11の挿入孔18に
挿入した後、突出部16を第3図に示すように屈折する。
挿入した後、突出部16を第3図に示すように屈折する。
すると、寸法aはプリント基板11の厚さよりも大きいの
で、その屈折は可能であるが、寸法bはプリント基板11
の厚さよりも小さいので、プリント基板11はブラケット
13の端面19に向って押し付けられ、ブラケット13とプリ
ント基板11のアース回路のランドとは接続される。
で、その屈折は可能であるが、寸法bはプリント基板11
の厚さよりも小さいので、プリント基板11はブラケット
13の端面19に向って押し付けられ、ブラケット13とプリ
ント基板11のアース回路のランドとは接続される。
且つ、プリント基板11の孔18は、小突片17と突出部16で
支持されるので、孔18の長手方向にぐらつくことはな
い。
支持されるので、孔18の長手方向にぐらつくことはな
い。
このような突出部16の屈折を複数個所で行うことによ
り、プリント基板11にブラケットは固定されるもので、
このような取付部Aをブラケット13の他の面に形成する
ことにより、他のプリント基板をブラケットに取り付け
ることができる。
り、プリント基板11にブラケットは固定されるもので、
このような取付部Aをブラケット13の他の面に形成する
ことにより、他のプリント基板をブラケットに取り付け
ることができる。
このブラケット13には、入口側が拡開したテーパ面20
で、このテーパ面20の奥端に段部21を形成した窪状のDI
Nコード12の取付部Bが複数形成されている。
で、このテーパ面20の奥端に段部21を形成した窪状のDI
Nコード12の取付部Bが複数形成されている。
一方、DINコード12には、取付部Bに挿入する部分に環
状溝22を有する保護管23を嵌めて、その環状溝22を取付
部Bに挿入する。
状溝22を有する保護管23を嵌めて、その環状溝22を取付
部Bに挿入する。
すると、テーパ面20は入口が拡開しているので、その挿
入は容易であるが、段部21を通過すると環状部22は段部
21で抜脱を阻止されると共に、段部21で環状部22が締め
付けられる。
入は容易であるが、段部21を通過すると環状部22は段部
21で抜脱を阻止されると共に、段部21で環状部22が締め
付けられる。
従って、保護管23内をDINコード12は移動することがで
きなくなり、DINコード12の抜脱、折曲による折損の保
護が行えるものである。
きなくなり、DINコード12の抜脱、折曲による折損の保
護が行えるものである。
このブラケット13には、1個、若しくは数個の長方形状
で、その先端が先細りの斜面30としたアース端子部Cが
形成されている。
で、その先端が先細りの斜面30としたアース端子部Cが
形成されている。
一方、DINコード12のシールド網線31、その他のアース
網線の先端には、アース端子部Cに嵌着できる断面長方
形に曲折されたコネクタ32がハンダ付けされており、こ
れをアース端子部Cに嵌着することによって、前記のア
ース線はブラケット13に接続される。
網線の先端には、アース端子部Cに嵌着できる断面長方
形に曲折されたコネクタ32がハンダ付けされており、こ
れをアース端子部Cに嵌着することによって、前記のア
ース線はブラケット13に接続される。
ブラケット13は、前述のようにプリント基板11に固定さ
れ、そのアース回路とは、そのランドと端面19で接続さ
れているので、DINコード13のシールド網線31等のアー
ス線はプリント基板11のアース回路と接続される。
れ、そのアース回路とは、そのランドと端面19で接続さ
れているので、DINコード13のシールド網線31等のアー
ス線はプリント基板11のアース回路と接続される。
更に、ブラケット13には、半抜きダボ40、バーリング41
によるネジ孔41が形成されており、シヤーシの孔に半抜
きダボ40を挿入し、ネジ孔41でビス止めすることによっ
て、ブラケット13を図示しないシヤーシに取付けること
ができる。
によるネジ孔41が形成されており、シヤーシの孔に半抜
きダボ40を挿入し、ネジ孔41でビス止めすることによっ
て、ブラケット13を図示しないシヤーシに取付けること
ができる。
この実施例においては、プリント基板11への取付部Aを
前述のように構成したが、プリント基板11への取付け
は、そのアース回路とブラケット13とが電気的に接続さ
れる方法であれば、ビス止め等の種々の方法が採用でき
る。
前述のように構成したが、プリント基板11への取付け
は、そのアース回路とブラケット13とが電気的に接続さ
れる方法であれば、ビス止め等の種々の方法が採用でき
る。
又、ブラケット13としては、DINコード12を止着するブ
ラケットとしたが、その他の部品を取付け、或いはプリ
ント基板11を取り付けるシヤーシ等とすることもでき
る。
ラケットとしたが、その他の部品を取付け、或いはプリ
ント基板11を取り付けるシヤーシ等とすることもでき
る。
本考案は叙上のように、アース線を接続するブラケット
として、他の部品を取り付けるブラケット、プリント基
板を取り付けるシヤーシ等を利用するため、アース端子
としての独立の部品を使用することがないので、その部
品費、取付工賃を節約できる。
として、他の部品を取り付けるブラケット、プリント基
板を取り付けるシヤーシ等を利用するため、アース端子
としての独立の部品を使用することがないので、その部
品費、取付工賃を節約できる。
又、アース線をプリント基板にハンダ付けする必要もな
いので、その困難さがなくなり、それにも拘らずアース
線とプリント基板のアース回路との接続が確実に行なえ
る。
いので、その困難さがなくなり、それにも拘らずアース
線とプリント基板のアース回路との接続が確実に行なえ
る。
更に、アース端子部にアース線のソケットを挿着するの
で、組立、或いは修理におけるアース線の着脱が容易に
なる等の効果がある。
で、組立、或いは修理におけるアース線の着脱が容易に
なる等の効果がある。
第1図は本考案の一実施例の正面図、 第2図はその側面図、 第3図はプリント基板との取り付けを示す平面図、 第4図と第5図は従来のアース線の接続を示す斜面図で
ある。 11……プリント基板、12……DINコード、13……ブラケ
ット、30……斜面、A……プリント基板の取付部、B…
…DINコードの取付部、C……アース端子部。
ある。 11……プリント基板、12……DINコード、13……ブラケ
ット、30……斜面、A……プリント基板の取付部、B…
…DINコードの取付部、C……アース端子部。
Claims (1)
- 【請求項1】プリント基板に取り付ける取付部を有する
と共に、ケーブルのシールド部等の他部品の取付部を形
成したブラケットに、先端を先細とした端子部を形成
し、該端子部にアース線にハンダ付けしたソケットと嵌
着したことを特徴とするアース端子接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120601U JPH0729578Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | アース端子接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120601U JPH0729578Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | アース端子接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360764U JPH0360764U (ja) | 1991-06-14 |
JPH0729578Y2 true JPH0729578Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31668671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989120601U Expired - Fee Related JPH0729578Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | アース端子接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729578Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP1989120601U patent/JPH0729578Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360764U (ja) | 1991-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |