JPS5925095Y2 - 同軸ケ−ブル用ピンプラグ - Google Patents
同軸ケ−ブル用ピンプラグInfo
- Publication number
- JPS5925095Y2 JPS5925095Y2 JP1978066370U JP6637078U JPS5925095Y2 JP S5925095 Y2 JPS5925095 Y2 JP S5925095Y2 JP 1978066370 U JP1978066370 U JP 1978066370U JP 6637078 U JP6637078 U JP 6637078U JP S5925095 Y2 JPS5925095 Y2 JP S5925095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- rear end
- collet
- coaxial cable
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、同軸ケーブル用ピンプラグの改良に係り、
とくにその組立容易性およびケーブルとの結合強度の向
上を図ることを目的とするものである。
とくにその組立容易性およびケーブルとの結合強度の向
上を図ることを目的とするものである。
一般に同軸ケーブルの端末に使用されるコネクタには、
主に高周波用のM型、BNC型等のほか、比較的低い周
波数用のものとして、ピンプラグが、その取扱いが容易
であることなどから用いられている。
主に高周波用のM型、BNC型等のほか、比較的低い周
波数用のものとして、ピンプラグが、その取扱いが容易
であることなどから用いられている。
このような、従来のピンプラグは、基本的にはプラグピ
ンと、このプラグピンを支持するインシュレーションス
リーブと、このインシュレーションスリーブを内側に支
持するアースリング(および必要に応じてこのアースリ
ングにねじ込み固定するケースまたはこのアースリング
に被せるゴム製等のカバー)とから構成されていて、同
軸ケーブルの取付組立に際しては、まず、同軸ケーブル
を端末処理しておき、この端末処理した同軸ケーブルの
中心導体を、プラグピンの基端またはその内部を通過さ
せて先端において、ハンダ付けによって固着し、更にア
ース側即ち外側導体、アースリングの基端部にハンダ付
けによって固着し、必要に応じて前記アースリングに付
属させたT字型の締付固定板材によって前記同軸ケーブ
ルを掴んで締付固定するものがほとんどである。
ンと、このプラグピンを支持するインシュレーションス
リーブと、このインシュレーションスリーブを内側に支
持するアースリング(および必要に応じてこのアースリ
ングにねじ込み固定するケースまたはこのアースリング
に被せるゴム製等のカバー)とから構成されていて、同
軸ケーブルの取付組立に際しては、まず、同軸ケーブル
を端末処理しておき、この端末処理した同軸ケーブルの
中心導体を、プラグピンの基端またはその内部を通過さ
せて先端において、ハンダ付けによって固着し、更にア
ース側即ち外側導体、アースリングの基端部にハンダ付
けによって固着し、必要に応じて前記アースリングに付
属させたT字型の締付固定板材によって前記同軸ケーブ
ルを掴んで締付固定するものがほとんどである。
しかしながら、このような従来ピンプラグには次のよう
な重要な欠陥がある。
な重要な欠陥がある。
■ 外側導体を必ずアースリングにハンダ付けしなけれ
ばならず、このためハンダ付作業時の熱が外側導体から
、この外側導体と中心導体との間の絶縁材に伝わってこ
れを変形させ、あるいは溶かして、時には外側導体と中
心導体とが接触することがある。
ばならず、このためハンダ付作業時の熱が外側導体から
、この外側導体と中心導体との間の絶縁材に伝わってこ
れを変形させ、あるいは溶かして、時には外側導体と中
心導体とが接触することがある。
O同様に外側導体ハンダ付後にアースリングにケースを
ねし−込み固定する場合には、前記ハンダ盛りを所定量
以内で行なわないと、このハンダ盛り部分がケースに当
ってこれがねじ込み不可能となることがあり、したがっ
て、このような外側導体ハンダ付作業は、きわめて慎重
に行なわなければならない。
ねし−込み固定する場合には、前記ハンダ盛りを所定量
以内で行なわないと、このハンダ盛り部分がケースに当
ってこれがねじ込み不可能となることがあり、したがっ
て、このような外側導体ハンダ付作業は、きわめて慎重
に行なわなければならない。
◎ 同軸ケーブルと、ピンプラグとの結合強度、すなわ
ち、ピンプラグに対する同軸ケーブルの引張強さは、両
者の結合が主に外側導体とアースリングとの間のハンダ
付部分(および締付固定板材)で行なわれているだけな
ので、ハンダ付の良否(溶着の程度)に非常に影響され
やすく、また、締付固定板材を併用した場合でも、その
締付を行なわなければならないために板材自体の剛性を
高くすることができず、したがって十分にケーブルの引
張強さに寄与することができない。
ち、ピンプラグに対する同軸ケーブルの引張強さは、両
者の結合が主に外側導体とアースリングとの間のハンダ
付部分(および締付固定板材)で行なわれているだけな
ので、ハンダ付の良否(溶着の程度)に非常に影響され
やすく、また、締付固定板材を併用した場合でも、その
締付を行なわなければならないために板材自体の剛性を
高くすることができず、したがって十分にケーブルの引
張強さに寄与することができない。
■ 再使用が困難である。
すなわち、プラグピンから中心導体を、アースリングか
ら外側導体をそれぞれハンダ付部分のハンダを溶かして
外さなければならず、このため、ハンダが残り、再使用
しようとするときに、とくに外側導体のハンダ付部分の
ハンダ盛り量が多くなってしまい、ケースのねじ込み固
定が困難となる。
ら外側導体をそれぞれハンダ付部分のハンダを溶かして
外さなければならず、このため、ハンダが残り、再使用
しようとするときに、とくに外側導体のハンダ付部分の
ハンダ盛り量が多くなってしまい、ケースのねじ込み固
定が困難となる。
この考案は、以上のような欠陥を解消すべくなされたも
ので、プラグピンと、前記ピンを支持するインシュレー
ションスリーブと、前記スリーブを内周面に設けた係止
部に当接させて支持するアースリング本体とを備えた同
軸ケーブル用ピンプラグにおいて、前記本体の内側に挿
入して、前記スリーブのプラグさし込み方向後端部に配
置させる同軸ケーブル挿通用コレットと、前記コレット
の後端を内側に位置させて、前記本体のプラグさし込み
方向後端部にねじ込み結合するスリーブ状ホルダとを設
けて、前記コレットと前記ホルダとを前記ピンおよびス
リーブに対して同軸状に配置し、前記コレットのプラグ
さし込み方向先端部に前記本体の内面部分所定箇所に形
成したストッパに当接可能な大きさをもった大径部を形
成すると共に、前記大径部に一体に連続する前記コレッ
トの後端部に後端から軸方向にそった所要数の切込みを
有するスリーブを設け、前記ホルダの内側面の一部にテ
ーパ面を形成し、前記ホルダを前記本体の後端部にねじ
込んで前記テーパ面に前記スノーブの後端を当接させ、
前記テーパ面に生ずる中心方向の押圧力で前記スリーブ
の後端を中心方向に湾曲変形させ、前記コレットに挿通
する同軸ケーブルを締付は固定すると共に、前記テーパ
面に生ずるプラグさし込み方向の押圧力で前記大径部を
前記ストッパ側に押圧し、前記コレットを挿通して前記
大径部の前面に沿って折り返した前記同軸ケーブルの外
部導体を前記ストッパと前記大径部との間に圧接するこ
とによって、端末処理を行なった同軸ケーブルの外側導
体を、前記ストッパと大径部とで強制的にはさみ付は固
定して/Sンダ付けを行なうことなくアースリング本体
との接続(触)を確保し、かつ、前記コレットに対して
、前記ホルダのねし込みの際に容易に与えられる強力な
締付力によって同軸ケーブルを恒久的に締付けて十分な
引張強度が得られるようにしたことに特徴を有する。
ので、プラグピンと、前記ピンを支持するインシュレー
ションスリーブと、前記スリーブを内周面に設けた係止
部に当接させて支持するアースリング本体とを備えた同
軸ケーブル用ピンプラグにおいて、前記本体の内側に挿
入して、前記スリーブのプラグさし込み方向後端部に配
置させる同軸ケーブル挿通用コレットと、前記コレット
の後端を内側に位置させて、前記本体のプラグさし込み
方向後端部にねじ込み結合するスリーブ状ホルダとを設
けて、前記コレットと前記ホルダとを前記ピンおよびス
リーブに対して同軸状に配置し、前記コレットのプラグ
さし込み方向先端部に前記本体の内面部分所定箇所に形
成したストッパに当接可能な大きさをもった大径部を形
成すると共に、前記大径部に一体に連続する前記コレッ
トの後端部に後端から軸方向にそった所要数の切込みを
有するスリーブを設け、前記ホルダの内側面の一部にテ
ーパ面を形成し、前記ホルダを前記本体の後端部にねじ
込んで前記テーパ面に前記スノーブの後端を当接させ、
前記テーパ面に生ずる中心方向の押圧力で前記スリーブ
の後端を中心方向に湾曲変形させ、前記コレットに挿通
する同軸ケーブルを締付は固定すると共に、前記テーパ
面に生ずるプラグさし込み方向の押圧力で前記大径部を
前記ストッパ側に押圧し、前記コレットを挿通して前記
大径部の前面に沿って折り返した前記同軸ケーブルの外
部導体を前記ストッパと前記大径部との間に圧接するこ
とによって、端末処理を行なった同軸ケーブルの外側導
体を、前記ストッパと大径部とで強制的にはさみ付は固
定して/Sンダ付けを行なうことなくアースリング本体
との接続(触)を確保し、かつ、前記コレットに対して
、前記ホルダのねし込みの際に容易に与えられる強力な
締付力によって同軸ケーブルを恒久的に締付けて十分な
引張強度が得られるようにしたことに特徴を有する。
以下この考案を、実施例とともに図面を参照しなか゛ら
説明する。
説明する。
第1図はこの考案を適用したピンプラグの正面図、第2
図は同縦断面図である。
図は同縦断面図である。
図示されるように、符号1はプラグピン、2は前記ピン
1を支持するインシュレーションスリーブ、3は前記ス
ノーブ2を内側に支持するアースリング本体である。
1を支持するインシュレーションスリーブ、3は前記ス
ノーブ2を内側に支持するアースリング本体である。
前記プラグピン1は、前記スリーブ2にその基端部をね
じ込むことによってこれと同軸状になるように支持固定
してあり、またその基端から中間部分まで、同軸ケーブ
ルの中心導体を導入し、固定するための有底孔4が形成
してあって、この有底孔4の底部分を切欠5によって外
部開口させである。
じ込むことによってこれと同軸状になるように支持固定
してあり、またその基端から中間部分まで、同軸ケーブ
ルの中心導体を導入し、固定するための有底孔4が形成
してあって、この有底孔4の底部分を切欠5によって外
部開口させである。
前記本体3は、ケース6とアースリング7とから構威し
である。
である。
このアースリング7は、このケース6の内側にほぼ全面
密着状態で挿入可能になっていて、挿入に際して、前記
ケースの内面所定箇所に形成した段部6aに、その外面
所定箇所に形成した段部7aを当接させることによって
前記ケースに対する相対的なプラグさし込み方向への移
動が阻止されるようにしである。
密着状態で挿入可能になっていて、挿入に際して、前記
ケースの内面所定箇所に形成した段部6aに、その外面
所定箇所に形成した段部7aを当接させることによって
前記ケースに対する相対的なプラグさし込み方向への移
動が阻止されるようにしである。
また前記アースリング7は、その内側に前記スリーブ2
をほは゛全面密着状態で挿入可能にしであると共に、そ
の内面所定箇所に係止部としての突起7bをプレス加工
等によって形成してあり、この突起7bに、その内側に
ほぼ密着状態で挿入した前記スリーブ2のプラグさし込
み方向先端を当ててその相対的なプラグさし込み方向へ
の移動阻止を行なうようになっている。
をほは゛全面密着状態で挿入可能にしであると共に、そ
の内面所定箇所に係止部としての突起7bをプレス加工
等によって形成してあり、この突起7bに、その内側に
ほぼ密着状態で挿入した前記スリーブ2のプラグさし込
み方向先端を当ててその相対的なプラグさし込み方向へ
の移動阻止を行なうようになっている。
さらに前記アースリング7は、そのプラグさし込み方向
先端部に、ピンジャックへのさし込みを可能にするため
の、さし込み用切込み8をその先端から軸方向にそって
所要数形威しである。
先端部に、ピンジャックへのさし込みを可能にするため
の、さし込み用切込み8をその先端から軸方向にそって
所要数形威しである。
9は同軸ケーブル挿通用金属製コレットであり、このコ
レット9は、前記本体3の内側に挿入可能になっていて
、あらかじめ挿入位置固定した前記スリーブ2の後端部
にこれと同軸状に配置するようになっている。
レット9は、前記本体3の内側に挿入可能になっていて
、あらかじめ挿入位置固定した前記スリーブ2の後端部
にこれと同軸状に配置するようになっている。
また前記コレット9は、その先端部に大径部10を形成
しであると共に、後端部に大径部10と一体に連続する
スリーブ17が設けてあり、このスリーブ17には後端
から軸方向にそって所要数のケーブル固定用切込み11
を形成しである。
しであると共に、後端部に大径部10と一体に連続する
スリーブ17が設けてあり、このスリーブ17には後端
から軸方向にそって所要数のケーブル固定用切込み11
を形成しである。
前記大径部10は、前記アースリング7の内径よりも大
きな径をもっており、また、その周辺外面部10 aが
、前記アースリング7の後端面7Cに全周にわたって形
成したテーパと同じ角度のテーパ面に形成されている。
きな径をもっており、また、その周辺外面部10 aが
、前記アースリング7の後端面7Cに全周にわたって形
成したテーパと同じ角度のテーパ面に形成されている。
12はスリーブ状ホルダであり、このホルダ12は、前
記ケース6の後端部にねじ込み可能になっていて、ねじ
込み時に、その内側に前記本体3内に挿入した前記コレ
ット9のスリーブ17の後端を同軸状に位置させるよう
になっている。
記ケース6の後端部にねじ込み可能になっていて、ねじ
込み時に、その内側に前記本体3内に挿入した前記コレ
ット9のスリーブ17の後端を同軸状に位置させるよう
になっている。
また、前記ホルダ12は、その内側面の中心所定箇所に
テーパ面13が形成してあって、このテーパ面13は、
ねじ込みによって前記スリーブ17の後端部に接触して
これに中心方向の力を与えて、その内側に通した同軸ケ
ーブル14(第3図)を締付は固定するようになってい
ると共に、該コレット9の大径部10にプラグさし込み
方向の力を与えて、前記大径部10のテーパ面10 a
を、ストッパを構成する前記アースリング7の後端面7
Cに対して所定間隙内に近づけて両者間に位置させた同
軸ケーブルの外側導体15(第3図)を押圧固定するよ
うになっている。
テーパ面13が形成してあって、このテーパ面13は、
ねじ込みによって前記スリーブ17の後端部に接触して
これに中心方向の力を与えて、その内側に通した同軸ケ
ーブル14(第3図)を締付は固定するようになってい
ると共に、該コレット9の大径部10にプラグさし込み
方向の力を与えて、前記大径部10のテーパ面10 a
を、ストッパを構成する前記アースリング7の後端面7
Cに対して所定間隙内に近づけて両者間に位置させた同
軸ケーブルの外側導体15(第3図)を押圧固定するよ
うになっている。
このような構成のピンプラグを組立てて同軸ケーブルを
結合するにはまず、あらかじめ同軸ケーブルにスリーブ
状ホルダ12とケーブル用コレット9とを嵌めておき、
端末処理を行なった後、その中心導体をインシュレーシ
ョンスリーブ2を通してプラグピン1の有底孔4内に導
入してこれにハンダ付けする。
結合するにはまず、あらかじめ同軸ケーブルにスリーブ
状ホルダ12とケーブル用コレット9とを嵌めておき、
端末処理を行なった後、その中心導体をインシュレーシ
ョンスリーブ2を通してプラグピン1の有底孔4内に導
入してこれにハンダ付けする。
なお、第3図にケーブル用コレット9の正面図で示され
るように、所要長さだけ露出させた同軸ケーブル14の
外側導体15は、前記ケーブル14の中心導体のハンダ
付けに際して前記コレット9の大径部10の前面に沿っ
て且つ全面にわたって被うように折り返しておく。
るように、所要長さだけ露出させた同軸ケーブル14の
外側導体15は、前記ケーブル14の中心導体のハンダ
付けに際して前記コレット9の大径部10の前面に沿っ
て且つ全面にわたって被うように折り返しておく。
そして、前記ケーブルの中心導体のハンダ付けを終えた
後に、前記インシュレーションスリーブ2をアースリン
グ本体3のアースリング7内に、突起7bに当たるまで
挿入し、つづいて前記ケース6内に前記コレット9を挿
入した後、前記ホルダ12を前記ケース6にねじ込む。
後に、前記インシュレーションスリーブ2をアースリン
グ本体3のアースリング7内に、突起7bに当たるまで
挿入し、つづいて前記ケース6内に前記コレット9を挿
入した後、前記ホルダ12を前記ケース6にねじ込む。
このホルダ12のねじ込みによって、スリーブ17の後
端がテーパ面13に当接し、このテーパ面13によって
、ホルダ12がコレット9を押圧する力は中心方向の押
圧分力とプラグピン1方向の押圧分力とに分けられる。
端がテーパ面13に当接し、このテーパ面13によって
、ホルダ12がコレット9を押圧する力は中心方向の押
圧分力とプラグピン1方向の押圧分力とに分けられる。
このプラグピン1方向の押圧分力により前記コレット9
がプラグピン1の方向に押されてその大径部10のテー
パ面10 aと前記アースリング7の後端面7Cとの間
に前記ケーブルの外側導体15がはさみ込まれて前記ア
ースリング7に接触すると共に、前記中心方向の押圧分
力により前記コレット9のスリーブ17の後端部分が中
心方向に押されて湾曲変形し、同軸ケーブル14か′前
記スリーブ17によって締付けられて固定される。
がプラグピン1の方向に押されてその大径部10のテー
パ面10 aと前記アースリング7の後端面7Cとの間
に前記ケーブルの外側導体15がはさみ込まれて前記ア
ースリング7に接触すると共に、前記中心方向の押圧分
力により前記コレット9のスリーブ17の後端部分が中
心方向に押されて湾曲変形し、同軸ケーブル14か′前
記スリーブ17によって締付けられて固定される。
なお、前記外部導体15のアースリング7への接触と前
記コレット9の同軸ケーブルへの締付とは、単に前記ホ
ルダ12のねし込みだけによって、容易に行なえ、しか
もこれによって十分な接触結合と引張に対する強さとが
得られることが明らかである。
記コレット9の同軸ケーブルへの締付とは、単に前記ホ
ルダ12のねし込みだけによって、容易に行なえ、しか
もこれによって十分な接触結合と引張に対する強さとが
得られることが明らかである。
なお、前記コレット9の内面部分には、第3図に示され
るように、軸方向に連続する鋭角突条16を形成しても
よく、このようにすることによって、この鋭角突条16
が同軸ケーブル14の外被部分にくい込んで一層その引
張強さを増すことができることが明らかである、 また、前記アースリング本体3は、分離したケース6と
アースリング7とから構威しであるが、このような分離
構造とせずに、一体構造のものでもよく、このような一
体構造のものでも、前記インシュレーションスリーブ2
を止めるための突起と、前記コレット9と相俟って同軸
ケーブルの外側導体を接触させるためのストッパとを形
成でき、ピンプラグおよび同軸ケーブルの組立結合が行
なえることが明らかである。
るように、軸方向に連続する鋭角突条16を形成しても
よく、このようにすることによって、この鋭角突条16
が同軸ケーブル14の外被部分にくい込んで一層その引
張強さを増すことができることが明らかである、 また、前記アースリング本体3は、分離したケース6と
アースリング7とから構威しであるが、このような分離
構造とせずに、一体構造のものでもよく、このような一
体構造のものでも、前記インシュレーションスリーブ2
を止めるための突起と、前記コレット9と相俟って同軸
ケーブルの外側導体を接触させるためのストッパとを形
成でき、ピンプラグおよび同軸ケーブルの組立結合が行
なえることが明らかである。
以上説明したように、この考案においては、外側導体を
ハンダ付けすることなく、同軸ケーブルのピンプラグへ
の固定と外部導体のアースリングへの接触を一度に行な
うことができ、簡単迅速に組立てることができると共に
、十分な引張強度および接触度を得ることができる。
ハンダ付けすることなく、同軸ケーブルのピンプラグへ
の固定と外部導体のアースリングへの接触を一度に行な
うことができ、簡単迅速に組立てることができると共に
、十分な引張強度および接触度を得ることができる。
また、スリーブ状ホルダを外すことによって簡単に分解
することができ、外側導体をハンダ付は処理していない
ので、容易に再使用することができる。
することができ、外側導体をハンダ付は処理していない
ので、容易に再使用することができる。
第1図はこの考案を適用したピンプラグの正面図、第2
図は同縦断面図、第3図はケーブル用コレットの一部切
欠正面図である。 1・・・・・・プラグピン、2・・・・・・インシュレ
ーションスリーブ、3・・・・・・アースリング本体、
4・・・・・・有底孔、5・・・・・・切欠、6・・・
・・・ケース、7・・・・・・アースリング、7b・・
・・・・突起(係止部)、7C・・・・・・後端面(ス
トッパ)、8・・・・・・さし込み用切込み、9・・・
・・・ケーブル用コレット、10・・・・・・拡大部、
11・・・・・・ケーブル固定用切込み、12・・・・
・・スリーブ状ホルダ、13・・・・・・テーパ面、1
4・・・・・・同軸ケーブル、15・・・・・・外側導
体、16・・・・・・鋭角突条、17・・・・・・スリ
ーブ。
図は同縦断面図、第3図はケーブル用コレットの一部切
欠正面図である。 1・・・・・・プラグピン、2・・・・・・インシュレ
ーションスリーブ、3・・・・・・アースリング本体、
4・・・・・・有底孔、5・・・・・・切欠、6・・・
・・・ケース、7・・・・・・アースリング、7b・・
・・・・突起(係止部)、7C・・・・・・後端面(ス
トッパ)、8・・・・・・さし込み用切込み、9・・・
・・・ケーブル用コレット、10・・・・・・拡大部、
11・・・・・・ケーブル固定用切込み、12・・・・
・・スリーブ状ホルダ、13・・・・・・テーパ面、1
4・・・・・・同軸ケーブル、15・・・・・・外側導
体、16・・・・・・鋭角突条、17・・・・・・スリ
ーブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラグピン1と、前記ピン1を支持するインシュレ
ーションスリーブ2と、前記スリーブ2を内周面に設け
た係止部7bに当接させて支持するアースリング本体3
とを備えた同軸ケーブル用ピンプラグにおいて、前記本
体3の内側に挿入して、前記スリーブ2のプラグさし込
み方向後端部に配置させる同軸ケーブル挿通用コレット
9と、前記コレット9の後端を内側に位置させて、前記
本体3のプラグさし込み方向後端部にねし込み結合する
スリーブ状ホルダ12とを設けて、前記コレット9と前
記ホルダ12とを前記ピン1およびスリーブ2に対して
同軸状に配置し、前記コレット9のプラグさし込み方向
先端部に前記本体3の内面部分所定箇所に形成したスト
ッパ7Cに当接可能な大きさをもった大径部10を形成
すると共に、前記大径部10に一体に連続する前記コレ
ット9の後端部に後端から軸方向にそった所要数の切込
み11を有するスリーブ17を設け、前記ホルダ12の
内側面の一部にテーパ面13を形成し、前記ホルダ12
を前記本体3の後端部にねじ込んで前記テーパ面13に
前記スリーブ17の後端を当接させ、前記テーパ面13
に生ずる中心方向の押圧力で前記スリーブ17の後端を
中心方向に湾曲変形させ、前記コレラl〜9に挿通する
同軸ケーブル14を締付は固定すると共に、前記テーパ
面13に生ずるプラグさし込み方向の押圧力で前記大径
部10を前記ストッパ7C側に押圧し、前記コレット9
を挿通して前記大径部10の前面に沿って折折り返した
前記同軸ケーブル14の外部導体15を前記ストッパ7
Cと前記大径部10との間に圧接することを特徴する同
同軸ケーブル用ピンプラグ。 2 前記コレット9は、そのスリーブ17の内面部分に
軸方向に連続する鋭角突条部16をもったことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の同軸ケーブル
用ピンプラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978066370U JPS5925095Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 同軸ケ−ブル用ピンプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978066370U JPS5925095Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 同軸ケ−ブル用ピンプラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54167397U JPS54167397U (ja) | 1979-11-26 |
JPS5925095Y2 true JPS5925095Y2 (ja) | 1984-07-24 |
Family
ID=28972309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978066370U Expired JPS5925095Y2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 同軸ケ−ブル用ピンプラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925095Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5461898B2 (ja) * | 2009-06-24 | 2014-04-02 | Necネットワーク・センサ株式会社 | 同軸コネクタを備えた高周波装置 |
-
1978
- 1978-05-17 JP JP1978066370U patent/JPS5925095Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54167397U (ja) | 1979-11-26 |
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