JP3144555B1 - 同軸ケーブル用コネクター - Google Patents

同軸ケーブル用コネクター

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JP3144555B1
JP3144555B1 JP29324399A JP29324399A JP3144555B1 JP 3144555 B1 JP3144555 B1 JP 3144555B1 JP 29324399 A JP29324399 A JP 29324399A JP 29324399 A JP29324399 A JP 29324399A JP 3144555 B1 JP3144555 B1 JP 3144555B1
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connector
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後藤欣哉
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兼藤産業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 締付け金具のコネクター本体との螺合締付け
時におけるクランプリングの締付け金具との共回りを防
ぎ、同軸ケーブルにねじれが生じることのない斬新な構
造の同軸ケーブル用コネクターを提供する。 【解決手段】先端側を機器に取付けるコネクター本体1
の後端側に締付け金具2を螺合し、この締付け金具2の
螺合操作によって縮径して同軸ケーブルCの外部導体C
bをフェルール6の挾挿筒部6bとで挾持するクランプ
リング11と、前記同軸ケーブルCの芯線Caを挾持す
る中心コンタクト5を前記コネクター本体1に収設す
る。また、前記コネクター本体1の後端側の内周面に該
コネクター本体の軸線に沿う案内溝8を設ける。該案内
溝8に外周面に設けた突条7を摺嵌した前記フェルール
6の、挾挿筒部6bを取り囲む外筒部6cの後端側に、
前記軸線に沿うスリット12を設ける。そして、該スリ
ット12に、前記クランプリング11の先端に突設した
案内部片11bを係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブル用コネク
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】先端側を機器に取付けるコネクター本体
の後端側に設けた雄螺子部に締付け金具を螺合し、この
締付け金具の螺合操作によって縮径して同軸ケーブルの
外部導体をフェルールの挾挿筒部とで挾持するクランプ
リングと、前記同軸ケーブルの芯線を挾持する中心コン
タクトを前記コネクター本体に収設した構造の同軸ケー
ブル用コネクターは具体例を挙げるまでもなく公知であ
るが、締付け金具の螺合操作によってクランプリングを
縮径する際、クランプリングに摩擦抵抗が生じて、締付
け金具の回動に伴ってクランプリングが回動して同軸ケ
ーブルが共回りし、同軸ケーブルがねじれ、ケーブルと
しての機能を果たさなくなる場合がある。
【0003】このため、例えば、特開平9−19085
8号公報に記載されている通り、締付け金具とクランプ
リングとの間に、締付け金具に押されてクランプリング
を押圧する押圧リングを介在させ、該押圧リングに設け
た突子を、コネクター本体に形成したスリットに係合し
て、締付け金具に伴う押圧リングの回動を規制し、この
結果、クランプリングも回動することなく縮径して同軸
ケーブルを挾持するようにし、該同軸ケーブルのねじれ
を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、クラン
プリングを移動させて縮径させるために、締付け金具で
押圧リングを介してクランプリングを押圧する構造にな
っており、そのため部品点数が必然的に多くなり、ま
た、全体が必要以上に大形となる。
【0005】本発明は、前記従来例のような押圧リング
を省略して、しかも、同軸ケーブルと組付けたとき、該
ケーブルにねじれの生じることのない斬新な構造の同軸
ケーブル用コネクターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】先端側を機器に取付ける
コネクター本体の後端側に締付け金具を螺合し、この締
付け金具の螺合操作によって縮径して同軸ケーブルの外
部導体をフェルールの挾挿筒部とで挾持するクランプリ
ングと、前記同軸ケーブルの芯線を挾持する中心コンタ
クトを前記コネクター本体に収設した同軸ケーブル用コ
ネクターにおいて、前記コネクター本体の後端側の内周
面に該コネクター本体の軸線に沿う案内溝を設け、該案
内溝に外周面に設けた突条を摺嵌したフェルールの、挾
挿筒部を取り囲む外筒部の後端側に、前記軸線に沿うス
リットを設け、該スリットに、クランプリングの先端に
突設した案内部片を係合し、フェルールの外筒部の後端
側の外周面に係合溝を設け、該係合溝に係合した接続リ
ングに、クランプリングの案内部片の先端を係止した構
成にすることにより取扱い上の至便さをも図るのであ
る。
【0007】
【実施例】図面は本発明に係る同軸ケーブル用コネクタ
ーの一実施例を示し、図1は断面図、図2は図1のx−
x線断面図、図3は図1の一部拡大、図4は締付けされ
た状態の断面図、図5はフェルールをクランプリングの
関係関係を示す分解斜視図である。
【0008】図中、1は先端(実施例のコネクターAを
構成する各部材において機器側の一端を先端、該一端に
対応する他の一端を後端と称する)を機器に螺合して取
付け、後端に締付け金具2を螺合して組付けるコネクタ
ー本体で、コネクター本体1の先端側内側には第一絶縁
体3を固定し、この第一絶縁体3と該第一絶縁体3の後
方にして前記コネクター本体1に取付けた第二絶縁体4
との間には中心コンタクト5を介在支持させ、コネクタ
ー本体1の軸線上に配置してある。
【0009】中心コンタクト5は、ピン部5aと接続筒
部5bとで成り、ピン部5aを前記第一絶縁体3を通じ
て機器に差し込むようにし、接続筒部5bを工具などで
縮径させて前記第二絶縁体4を貫通させた同軸ケーブル
Cの芯線Caに接続して、第二絶縁体4を介して前記コ
ネクター本体1に支持させたフェルール6に組付けてあ
る。
【0010】フェルール6は、先端側の筒状基部6aに
挾挿筒部6bと該挾挿筒部6bを取り囲む外筒部6cを
後方に向けて突設して構成したもので、筒状基部6aの
外周面に前記軸線に沿って設けた突条7,…をコネクタ
ー本体1の後端側の内周面に前記軸線に沿わせて設けた
案内溝8,…に摺嵌してコネクター本体1に組合わせ、
コネクター本体1の先後中間部に内周面に沿わせて設け
た段部9に筒状基部6aの先端縁が係止して、コネクタ
ー本体1先端方向への移動が規制されるようにしてあ
る。
【0011】フェルール6は、また、筒状基部6aの内
側に前記第二絶縁体4を組付けてこれを支持し(フェル
ール6と第二絶縁体4との組付け関係は両部材を互いに
固定した状態にしなくとも良い)、外筒部6cにおいて
接続リング10を介してクランプリング11と接続して
ある。
【0012】クランプリング11は、後端から先端方向
に外径を漸次小さくしたテーパaを備えた主体部11a
に前記軸線に沿わせてスリット12を設けて縮径可能と
し、主体部11aの先端に突設した一対の案内部片11
b,11bを、フェルール6の前記外筒部6cに設けた
適宜一対のスリット13,13に係合し、外筒部6cの
後端側(自由端側)の外周面に設けた係合溝14に係合
して外筒部6cに組付けた接続リング10に前記案内部
片11bの先端11b´が係止するようにして前記の通
りフェルール6に接続(互いに分離しないように)し、
前記コネクタ本体1の後端側内周面に設けたテーパbに
案内されて縮径して同軸ケーブルCの外部導体Cbと内
部絶縁体Cc間に挾装したフェルール6の挾挿筒部6b
とで前記外部導体Cbを挾持する。
【0013】図中、15はワッシャー16はリング、1
7はガスケットで、これらは前記クランプリング11に
順次隣接させて、コネクター本体1に螺合した前記締付
け金具2に収容してある。
【0014】しかして、同軸ケーブルCに、中心コンタ
クト5(芯線Caに固定して)、第二絶縁体4、フェル
ール6(挾挿筒部6bを同軸ケーブルCの外部導体Cb
と内部絶縁体Ccとの間に挾挿固定して)、該フェルー
ル6の外筒部6cにおいて接続したクランプリング11
およびワッシャー15を組付けて先端側から順次配設
し、機器に螺合して組付けたコネクター本体1に、前記
中心コンタクト5から順次挿入して(このときコネクタ
ー本体1に設けた案内溝8にフェルール6の突条7を摺
嵌させるようにして)中心コンタクト5を第一絶縁体3
を通じて機器に差し込んだ後、予め同軸ケーブルCに該
同軸ケーブルCを貫通させるようにして締め付けた締付
け金具2(リング16とガスケット17を収容した)を
同軸ケーブルCに沿って移動させてコネクター本体1に
螺合締め付けると、締付け金具2はワッシャー15を介
してクランプリング11を押圧する。
【0015】押圧されたクランプリング11は、テーパ
aがコネクター本体1のテーパbに摺接して前進するの
で縮径し、かつ、案内部片11bが、案内溝8と突条7
の係合関係によって回動を規制されたフェルール6の外
筒部6cのスリットに係合しているため、回動すること
なく、前記軸線に沿って前進し、同軸ケーブルCの外部
導体Cbを挾挿筒部6bとで、同軸ケーブルCに対して
捻回を与えることなく挾持し、同軸ケーブルCと機器と
の接続状態を得られるのである。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
締付け金具のコネクター本体との螺合締付け時に、クラ
ンプリングが締付け金具と共回りすることがないので、
同軸ケーブルにねじれが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図。
【図2】図1のx−x線断面図。
【図3】図1の一部拡大図。
【図4】締付けた状態の断面図。
【図5】フェルールとクランプリングの関係を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
1 コネクター本体 2 締付け金具 5 中心コンタクト 6 フェルール 7 突条 8 案内溝 11 クランプリング 12 スリット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側を機器に取付けるコネクター本体
    の後端側に締付け金具を螺合し、この締付け金具の螺合
    操作によって縮径して同軸ケーブルの外部導体をフェル
    ールの挾挿筒部とで挾持するクランプリングと、前記同
    軸ケーブルの芯線を挾持する中心コンタクトを前記コネ
    クター本体に収設した同軸ケーブル用コネクターにおい
    て、前記コネクター本体の後端側の内周面に該コネクタ
    ー本体の軸線に沿う案内溝を設け、該案内溝に外周面に
    設けた突条を摺嵌したフェルールの、挾挿筒部を取り囲
    む外筒部の後端側に、前記軸線に沿うスリットを設け、
    該スリットに、クランプリングの先端に突設した案内部
    片を係合すると共に、フェルールの前記外筒部の後端側
    の外周面に設けた係合溝に係合した接続リングに、クラ
    ンプリングの前記案内部片の先端を係止した、同軸ケー
    ブル用コネクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111609928A (zh) * 2020-06-03 2020-09-01 苏州镓敏光电科技有限公司 一种宽禁带半导体紫外探测器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111609928A (zh) * 2020-06-03 2020-09-01 苏州镓敏光电科技有限公司 一种宽禁带半导体紫外探测器

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