JP6276636B2 - 支柱構造 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の技術は、テーブル等の家具の脚部を、天板等の家具本体に着脱自在に取付ける為の構造であって、家具本体に固定させる基盤に、有底短筒状の嵌合突起を下向きに突設した固定部と、脚部の上端に設けられて、前記嵌合突起を緊密に挿嵌させる嵌合孔を備える被固定部とから成り、前記嵌合突起の底面には、筒の径方向に伸びるスリットを設けると共に、底面の上面は、前記スリットの両側端からそれぞれ筒周方向に上向きに緩やかに傾斜する斜面に形成し、前記嵌合孔の底部には、前記スリットに挿嵌させ得る形状を備えて、その上端に前記斜面に当接させる掛止部を設けた掛止部材を突設し、前記掛止部を前記スリットに挿通させたうえ、前記脚部をその軸周りに回動させると、前記掛止部が前記斜面を次第に締付けて、前記固定部と被固定部とが強固に係合される構成となっている。
図32において、1はテーブルの天板、2は前記天板1に取付けた支柱(脚部)である。前記天板1の裏面には、固定部3が固着されている。前記固定部3は、図32,33で示すように、所定厚さの基盤31と、前記基盤31の中央において裏面(下面)側に凹んだ有底短筒状の嵌合突起32と、前記嵌合突起32の底面33中央部に穿孔された横長な挿通穴34から構成される。なお、前記嵌合突起32の底面33は、前記挿通穴34を挟んでそれぞれ相反する方向、即ち、図33に示す矢印Y,Yの方向にそれぞれ緩やかに捩れて傾斜しながら下降する螺旋面S,Sとなっている。
なお、前記ロック棒43は、例えば図32,34で示すように、渡し板41の中央部に穿孔した挿通穴411に、当該渡し板41の裏面側から表面側へ突出する状態で挿通され、かつ、渡し板41の裏面側に半球状の頭部を溶接等により固着したリベット等からなる垂直棒432と、前記垂直棒432の先端部に、当該垂直棒432と直交する状態で溶接等により固着され、かつ、前記嵌合突起32の底面33に穿孔した横長な挿通穴34に挿通される水平な係止棒431とによってT字状に構成されている。また、前記渡し板41の支柱2に対する固着位置は、例えば、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とする。
一方、天板1から支柱2を取外す場合は、例えば、天板1を裏返して押え付けた状態で支柱2を緩む方向へ回動させる。これにより係止棒431と螺旋面Sとの締め付けが解除されるとともに、前記係止棒431が横長な挿通穴34と合致する位置まで回動すると、支柱2と基盤31とのロック状態が解除される結果、前記支柱2を天板1から容易に取外すことができる。
また、渡し板の上面に補強凹部を設ける代わりに、支柱の内周面と接しない渡し板の短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条を垂直に設けるようにしてもよいし、渡し板に前記補強凹部と補強突条の双方を設けるようにしてもよい。
更に、前記渡し板の上面中央部に支持リングを設けるようにしてもよい。
また、渡し板には、上面の所定位置に所定形状の補強凹部を設けるとともに、短軸方向における所定位置に当該渡し板と支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたので、渡し板の板厚が薄い場合でも、前記補強凹部、補強膨部及び支持壁により渡し板の剛性を高めることが可能となる。この結果、渡し板の板厚を特別に厚くしなくても、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力によって、前記渡し板に上方へ反る等の変形が生じるのを防ぐことができるとともに、前記補強膨部により支持壁の内側方向への変形も防ぐことができる。
ここで、前記支持壁41A2D、補強凹部41A3C及び補強膨部41A5は、前述した図1,2に示す渡し板41Aの支持壁41A2U、補強凹部41A3S及び補強膨部41A5と同様に設けることができる。即ち、前記支持壁41A2Dは、例えば、図2(a)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における長さを支持壁41A2Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Aの長軸方向における端部を所定位置(図2(a)に示す折り線L1の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。また、前記円形状の補強凹部41A3Cは、図5(a),(c),(d)に示すように、渡し板41A上面の所定位置を加圧して円形状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。更に、前記補強膨部41A5は、図5(a),(c),(d)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における端部を90°下向きに折り曲げて支持壁41A2Dを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41A2D、補強凹部41A3C及び補強膨部41A5は、例えば、中央部に挿通穴41A1を穿孔した平板状の渡し板41Aをプレス成形することにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
また、図7(c),(d)に示す渡し板41Aは、図5に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41A2Dを下方に向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁と挿通穴41A1との間の位置に長軸方向に沿って直線状の補強凹部41A3Sを設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Aと支持壁41A2Dとに跨る状態で補強膨部41A5を設けるようにしたものである。即ち、図5に示す渡し板41Aとは、挿通穴41A1と同心状態で円形状の補強凹部41A3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41A3Sを設けるようにした点で相違している。
なお、図7に示す渡し板41Aの支持壁41A2U,41A2D、補強凹部41A3S,41A3C及び補強膨部41A5は、図1,2及び図5に示す渡し板41Aの支持壁41A2U,41A2D、補強凹部41A3S,41A3C及び補強膨部41A5と同様に設けることができる。
以上のように構成した図7に示す渡し板41Aにおいても、前述した図1,2及び図5に示す渡し板41Aと同様の効果が得られる。
ここで、前記支持リング41A6の高さは、例えば、支持壁41A2Uの高さよりも低く設定されている。また、前記支持リング41A6は、図8(d),(e)に示すように、例えば、挿通穴41A1の近傍において、渡し板41Aを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41A6は、支持壁41A2U、補強凹部41A3S及び補強膨部41A5とともに、例えば、中央部に挿通穴41A1を穿孔した平板状の渡し板41Aをプレス成形することにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
また、図9(c),(d)に示す渡し板41Aは、図7(a),(b)に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、基本的には前述した図7(a),(b)に示す渡し板41Aと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
更に、図9(e),(f)に示す渡し板41Aは、図7(c),(d)に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、基本的には前述した図7(c),(d)に示す渡し板41Aと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
ここで、図9(a)〜(f)に示す渡し板41Aの支持リング41A6は、前述した図8に示す渡し板41Aの支持リング41A6と同様に設けることができる。
以上のように構成した図9に示す渡し板41Aにおいても、前述した図5,7及び図8に示す渡し板41Aと同様の効果が得られる。
また、実施例1に係る渡し板41Aに設けられる補強凹部の形状は、前述した直線状(41A3S)、円形状(41A3C)に限らず、楕円形状や多角形状であってもよい。
更に、実施例1に係る渡し板41Aにおいて、補強膨部41A5は、渡し板41Aの短軸方向における中央部1箇所に設ける代わりに、図10,11に示すように、短軸方向における複数箇所(例えば2箇所)に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
即ち、図12に示す渡し板41Bにおいて、その長軸方向における外周縁には、所定高さの支持壁41B2Uが上方へ向けて垂直に設けられている。前記支持壁41B2Uは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における長さを前記支持壁41B2Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの長軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L2の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
ここで、前記支持壁41B2D、補強突条41B4D及び補強膨部41B5は、前述した図12,13に示す渡し板41Bの支持壁41B2U、補強突条41B4U及び補強膨部41B5と同様に設けることができる。即ち、前記支持壁41B2Dは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における長さを支持壁41B2Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの長軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L2の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。また、前記補強突条41B4Dは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの短軸方向における長さを補強突条41B4Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの短軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L3の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、渡し板41Bと一体的に形成することができる。更に、前記補強膨部41B5は、図14(a),(c),(d)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における端部を90°下向きに折り曲げて支持壁41B2Dを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41B2D、補強突条41B4D及び補強膨部41B5は、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
また、図15(c),(d)に示す渡し板41Bは、図14に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41B4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Bと支持壁41B2Dとに跨る状態で補強膨部41B5を設けるようにしたものである。即ち、図14に示す渡し板41Bとは、短軸方向における外周縁に補強突条41B4Dを下方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41B4Uを上方へ向けて垂直に設けるようにした点で相違している。
なお、図15に示す渡し板41Bの支持壁41B2U,41B2D、補強突条41B4U,41B4D及び補強膨部41B5は、図12ないし図14に示す渡し板41Bの支持壁41B2U,41B2D、補強突条41B4U,41B4D及び補強膨部41B5と同様に設けることができる。
以上のように構成した図15に示す渡し板41Bにおいても、前述した図12ないし図14に示す渡し板41Bと同様の効果が得られる。
ここで、前記支持リング41B6の高さは、支持壁41B2Uの高さよりも低く、例えば、補強突条41B4Uの高さと同程度に設定されている。また、前記支持リング41B6は、図16(c),(d)で示すように、例えば、挿通穴41B1の近傍において、渡し板41Bを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41B6は、支持壁41B2U及び補強突条41B4Uとともに、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
また、図17(c),(d)に示す渡し板41Bは、図15(a),(b)に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、基本的には前述した図15(a),(b)に示す渡し板41Bと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
更に、図17(e),(f)に示す渡し板41Bは、図15(c),(d)に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、基本的には前述した図15(c),(d)に示す渡し板41Bと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
ここで、図17(a)〜(f)に示す渡し板41Bの支持リング41B6は、前述した図16に示す渡し板41Bの支持リング41B6と同様に設けることができる。
以上のように構成した図17に示す渡し板41Bにおいても、前述した図14ないし図16に示す渡し板41Bと同様の効果が得られる。
図22(c),(d)に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Uを越えない位置)には、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cを、前記挿通穴41C1と同心状態で設けるようにしたものである。即ち、図20に示す渡し板41Cとは、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設ける代わりに、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設けるようにした点で相違している。
図22(e),(f)に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Dを越えない位置)には、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cを、前記挿通穴41C1と同心状態で設けるようにしたものである。即ち、図20に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設けるようにした点、及び長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設ける代わりに、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設けるようにした点で相違している。
図23(c),(d)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、前記補強突条41C4Dと挿通穴41C1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41C3Sを長軸方向に沿って設けるようにしたものである。即ち、図21に示す渡し板41Cとは、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設けるようにした点で相違している。
図23(e),(f)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、前記補強突条41C4Uと挿通穴41C1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41C3Sを長軸方向に沿って設けるようにしたものである。即ち、図21に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設けるようにした点、及び挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設けるようにした点で相違している。
以上のように構成した図22,23に示す渡し板41Cにおいても、前述した図20,21に示す渡し板41Cと同様の効果を得ることができる。
ここで、前記支持リング41C6の高さは、支持壁41C2Uの高さよりも低く、例えば、補強突条41C4Uの高さと同程度に設定されている。また、前記支持リング41C6は、図24(d),(e)で示すように、例えば、挿通穴41C1の近傍において、渡し板41Cを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41C6は、支持壁41C2U、補強凹部41C3S、補強突条41C4U及び補強膨部41C5とともに、例えば、中央部に挿通穴41C1を穿孔した平板状の渡し板41Cをプレス成形することにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。
また、図25(c),(d)に示す渡し板41Cは、図22(c),(d)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図22(c),(d)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
更に、図25(e),(f)に示す渡し板41Cは、図22(e),(f)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図22(e),(f)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
また、図26(c),(d)に示す渡し板41Cは、図23(a),(b)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(a),(b)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
更に、図27(a),(b)に示す渡し板41Cは、図23(c),(d)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(c),(d)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
また、図27(c),(d)に示す渡し板41Cは、図23(e),(f)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(e),(f)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
以上のように構成した図25ないし図27に示す渡し板41Cにおいても、前述した図20ないし図24に示す渡し板41Cと同様の効果が得られる。
また、実施例3に係る渡し板41Cに設けられる補強凹部の形状は、前述した直線状(41C3S)、円形状(41C3C)に限らず、楕円形状や多角形状であってもよい。
更に、実施例3に係る渡し板41Cにおいて、補強膨部41C5は、渡し板41Cの短軸方向における中央部1箇所に設ける代わりに、図28ないし図31に示すように、短軸方向における複数箇所(例えば2箇所)に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
また、本発明においては、支柱をテーブルの天板に対してワンタッチで取付け・取外し可能とした場合を一例として説明したが、例えば、支柱の上端部には天板を、下端部には底板をそれぞれワンタッチで取付け・取外し可能としたテーブルや、下端部に底板をワンタッチで取付け・取外し可能とした支柱間に棚板を架設して構成される陳列棚においても本発明を適用することができる。
また、支柱の構造としては、本件出願人が先に出願した実用新案登録第3178912号公報に記載された構造を採用するようにしてもよい。
2 支柱
3 固定部
31 基盤
32 嵌合突起
33 底面
34 挿通穴
4 回動部
41,41A,41B,41C 渡し板
41A1,41B1,41C1 挿通穴
41A2,41B2,41C2 支持壁
41A3,41C3 補強凹部
41B4,41C4 補強突条
41A5,41B5,41C5 補強膨部
41A6,41B6,41C6 支持リング
42 嵌合穴
43 ロック棒
431 係止棒
432 垂直棒
S 螺旋面
Claims (4)
- 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、上面の所定位置には所定形状の補強凹部を設け、更に、支柱の内周面と接しない短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。 - 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、支柱の内周面と接しない短軸方向における外周縁には所定高さの補強突条を垂直に設け、更に、短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。 - 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、支柱の内周面と接しない短軸方向における外周縁には所定高さの補強突条を垂直に設け、更に、上面の所定位置には所定形状の補強凹部を設け、更に、短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。 - 前記渡し板の上面中央部には支持リングを設けるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支柱構造。
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