JP6276636B2 - 支柱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、テーブル等の家具や陳列棚等の支柱構造であって、天板及び/または底板に対して支柱を着脱するに際し、ワンタッチで支柱を着脱可能とするロック機構を設けた支柱構造に関する。詳しくは、ロック機構を構成する回動部が支柱に対して傾斜した状態で取付けられたり、支柱を天板及び/または底板に取付ける際の応力により回動部が変形したりするのを防ぐことを可能とした支柱構造に関する。
従来から、着脱自在の脚部あるいは支柱を備えたテーブルが知られており、前記テーブルにおける脚部あるいは支柱の取付構造には数々の工夫がなされている。本件出願人は、先に、不使用時には家具本体からその脚部を簡単に取外せて、家具の保管・移動に便利であり、使用時には極めて簡単かつ強固に脚部を取付けられるようにした、テーブル等の家具の脚取付構造に関する技術を提案している(特許文献1)。
特許文献1に記載の技術は、テーブル等の家具の脚部を、天板等の家具本体に着脱自在に取付ける為の構造であって、家具本体に固定させる基盤に、有底短筒状の嵌合突起を下向きに突設した固定部と、脚部の上端に設けられて、前記嵌合突起を緊密に挿嵌させる嵌合孔を備える被固定部とから成り、前記嵌合突起の底面には、筒の径方向に伸びるスリットを設けると共に、底面の上面は、前記スリットの両側端からそれぞれ筒周方向に上向きに緩やかに傾斜する斜面に形成し、前記嵌合孔の底部には、前記スリットに挿嵌させ得る形状を備えて、その上端に前記斜面に当接させる掛止部を設けた掛止部材を突設し、前記掛止部を前記スリットに挿通させたうえ、前記脚部をその軸周りに回動させると、前記掛止部が前記斜面を次第に締付けて、前記固定部と被固定部とが強固に係合される構成となっている。
以下、その具体例について、図32ないし図34を参照しながら説明する。図32は支柱(脚部)をテーブルの天板に取付けた状態を示す要部拡大断面図である。図33は固定部と回動部(被固定部)とを分解して示す斜視図である。図34(a)は渡し板とロック棒(掛止部材)とを分解して示す斜視図、同図(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。
図32において、1はテーブルの天板、2は前記天板1に取付けた支柱(脚部)である。前記天板1の裏面には、固定部3が固着されている。前記固定部3は、図32,33で示すように、所定厚さの基盤31と、前記基盤31の中央において裏面(下面)側に凹んだ有底短筒状の嵌合突起32と、前記嵌合突起32の底面33中央部に穿孔された横長な挿通穴34から構成される。なお、前記嵌合突起32の底面33は、前記挿通穴34を挟んでそれぞれ相反する方向、即ち、図33に示す矢印Y,Yの方向にそれぞれ緩やかに捩れて傾斜しながら下降する螺旋面S,Sとなっている。
一方、天板1に取付けられる支柱(脚部)2の端部には、回動部(被固定部)4が設けられている。前記回動部4は、図32,33で示すように、支柱2の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、内周面に対して直角に橋絡状に固着した所定厚さで平面視形状が楕円形状の渡し板41と、前記支柱2の端部と渡し板41との間において形成され、基盤31の嵌合突起32が嵌合する嵌合穴42と、前記渡し板41の中央に立設したT字状のロック棒43から構成される。
なお、前記ロック棒43は、例えば図32,34で示すように、渡し板41の中央部に穿孔した挿通穴411に、当該渡し板41の裏面側から表面側へ突出する状態で挿通され、かつ、渡し板41の裏面側に半球状の頭部を溶接等により固着したリベット等からなる垂直棒432と、前記垂直棒432の先端部に、当該垂直棒432と直交する状態で溶接等により固着され、かつ、前記嵌合突起32の底面33に穿孔した横長な挿通穴34に挿通される水平な係止棒431とによってT字状に構成されている。また、前記渡し板41の支柱2に対する固着位置は、例えば、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とする。
そして、支柱2を天板1に取付けるに当っては、前記天板1の裏面側に固着した基盤31の嵌合突起32を、支柱2の端部に設けた嵌合穴42に挿嵌すると同時に、ロック棒43の係止棒431を、嵌合突起32の底面33に穿孔した横長な挿通穴34に挿通して螺旋面S側へ突出させる。この状態で支柱2を締まる方向に回動させると、係止棒431は螺旋面Sに沿って、当該螺旋面Sの低い位置から高い位置へ向かって摺動し、螺子の締め付け原理を利用して前記螺旋面Sに対して次第に締め付けられる結果、支柱2と天板1とが強固に結合・固定される(図32参照)。
一方、天板1から支柱2を取外す場合は、例えば、天板1を裏返して押え付けた状態で支柱2を緩む方向へ回動させる。これにより係止棒431と螺旋面Sとの締め付けが解除されるとともに、前記係止棒431が横長な挿通穴34と合致する位置まで回動すると、支柱2と基盤31とのロック状態が解除される結果、前記支柱2を天板1から容易に取外すことができる。
特許第3474265号公報
然るに、従来の支柱構造においては、次のような問題点があった。即ち、回動部を構成する渡し板は、支柱の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、当該支柱の内周面に対して溶接等により固着されるが、前記渡し板は楕円形状の平板からなる関係上、渡し板が支柱の内周面と接するのは長軸方向における外周縁だけである。このため、溶接等により固着する際に水平状態を保つことが難しく、渡し板が支柱の内周面に対して斜めに固着されてしまうことが間々ある。このような場合、前記渡し板に立設したT字状のロック棒も当然傾斜した状態となるため、天板に対する支柱の取付けが良好に行えないという問題があった。
また、T字状のロック棒は、支柱を締まる方向へ回動させることにより、基盤の嵌合突起底面に設けた螺旋面に沿って、当該螺旋面の低い位置から高い位置へ向かって摺動する関係上、前記ロック棒を立設した渡し板には、当該渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力が加わることとなる。しかし、前記渡し板は支柱の端部内周面に対して、その長軸方向の外周縁でのみ固着されているので、前記のような渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力が加わると、渡し板の板厚が薄い場合には、長期に亘って反復使用することにより上方へ反る等の変形が生じるという問題があった。このため、渡し板に変形が生じた場合には、当該渡し板を叩く等して元の状態に戻したり、あるいは、前記渡し板の変形を防ぐために、板厚を厚くしたりする必要があった。
本発明は前記種々の問題点に鑑み、回動部を構成する渡し板が支柱の内周面に対して斜めに取付けられたり、長期に亘る反復使用により前記渡し板に上方へ反る等の変形が生じたりするのを防ぐことが可能な支柱構造の提供を目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、上面の所定位置には所定形状の補強凹部を設け、更に、支柱の内周面と接しない短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにした。
また、渡し板の上面に補強凹部を設ける代わりに、支柱の内周面と接しない渡し板の短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条を垂直に設けるようにしてもよいし、渡し板に前記補強凹部と補強突条の双方を設けるようにしてもよい。
更に、前記渡し板の上面中央部に支持リングを設けるようにしてもよい。
本発明の支柱構造によれば、渡し板の外周縁の一部に、所定高さの支持壁を垂直に設けるようにしたので、前記渡し板を支柱の内周面に対して固着するに当たり、前記支持壁が支柱の内周面と当接することにより渡し板が支持され、当該渡し板が支柱の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板に固着したT字状のロック棒が傾斜した状態となることもないので、支柱を天板等に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
また、渡し板には、上面の所定位置に所定形状の補強凹部を設けるとともに、短軸方向における所定位置に当該渡し板と支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたので、渡し板の板厚が薄い場合でも、前記補強凹部、補強膨部及び支持壁により渡し板の剛性を高めることが可能となる。この結果、渡し板の板厚を特別に厚くしなくても、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板を上方へ引っ張り上げようとする力によって、前記渡し板に上方へ反る等の変形が生じるのを防ぐことができるとともに、前記補強膨部により支持壁の内側方向への変形も防ぐことができる。
更に、渡し板の短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条を垂直に設けるとともに、短軸方向における所定位置に渡し板と支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにすれば、当該補強突条、補強膨部及び支持壁により渡し板の剛性を高めることができる。しかも、前記補強突条及び補強膨部と一緒に渡し板の上面に補強凹部を設けるようにすれば、前記補強凹部、補強突条、補強膨部及び支持壁の相乗効果により渡し板の剛性をより高めることができるので、渡し板の板厚が薄い場合でも、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板に上方へ反る等の変形が生じるのを防ぐことが可能となるとともに、支持壁の内側方向への変形も防ぐことが可能となる。
また、渡し板の上面中央部に支持リングを設けるようにすれば、当該支持リングにより渡し板の中央部における剛性を高めることができる。即ち、前記支持リングを設けることにより、渡し板の板厚が薄い場合でも、補強凹部及び/または補強突条、補強膨部並びに支持壁の存在とも相まって、渡し板全体の剛性を高めることが可能となり、支柱を天板等に対して取付ける際に、渡し板に変形が生じるのを防ぐことができるとともに、支持壁の内側方向への変形も防ぐことができる。しかも、T字状のロック棒を渡し板に固着する際に、前記支持リングによりロック棒を垂直に支持し、傾斜等するのを防いだ状態で精度よく固着することができる。従って、支柱を天板等に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
本発明の実施例1に係る渡し板を示す斜視図である。 (a)は図1に示す渡し板の展開図、(b)は図1に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のA1−A1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のA2−A2線における渡し板の断面図、(e)は(b)のA3−A3線における渡し板の断面図である。 (a)は実施例1に係る渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。 実施例1に係る渡し板を支柱の端部内周面に対して固着した状態を示す要部拡大断面図である。 (a)は実施例1に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のB1−B1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のB2−B2線における渡し板の断面図である。 図5に示す渡し板を支柱の端部内周面に対して固着した状態を示す要部拡大断面図である。 (a)は図1,2に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図5に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図1,2に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のC1−C1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のC2−C2線における渡し板の断面図、(e)は(b)のC3−C3線における渡し板の断面図である。 (a)は図5に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図7(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図、(e)は図7(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(f)は(e)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図1,2に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図5に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図7(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図7(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は図8に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図9(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図9(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図9(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 本発明の実施例2に係る渡し板を示す斜視図である。 (a)は図12に示す渡し板の展開図、(b)は図12に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のD1−D1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のD2−D2線における渡し板の断面図である。 (a)は実施例2に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のE1−E1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のE2−E2線における渡し板の断面図である。 (a)は図12,13に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図14に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図12,13に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のF1−F1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のF2−F2線における渡し板の断面図である。 (a)は図14に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図15(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図、(e)は図15(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(f)は(e)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図12,13に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図14に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図15(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図15(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は図16に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図17(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図17(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図17(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は本発明の実施例3に係る渡し板を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のG1−G1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のG2−G2線における渡し板の断面図、(e)は(b)のG3−G3線における断面図である。 (a)は実施例3に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のH1−H1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のH2−H2線における渡し板の断面図である。 (a)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図、(e)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(f)は(e)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図、(e)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、(f)は(e)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図20に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の平面図、(c)は(b)のJ1−J1線における渡し板の断面図、(d)は(b)のJ2−J2線における渡し板の断面図、(e)は(b)のJ3−J3線における渡し板の断面図である。 (a)は図22(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図22(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図、(e)は図22(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(f)は(e)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図21に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図23(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図23(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(b)は(a)に示す渡し板の断面図、(c)は図23(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、(d)は(c)に示す渡し板の断面図である。 (a)は図20に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図22(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図22(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図22(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は図21に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図23(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図23(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図23(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は図24に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図25(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図25(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図25(e),(f)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 (a)は図26(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(b)は図26(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(c)は図27(a),(b)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図、(d)は図27(c),(d)に示す渡し板の更に他の実施形態を示す平面図である。 支柱を天板に固定した状態を示す要部拡大断面図である。 固定部と回動部とを分解して示す斜視図である。 (a)は従来の渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、(b)はロック棒を従来の渡し板に固着した状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図1ないし図31を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明において、従来技術と相違するのは渡し板の構造のみであるため、ここでは渡し板以外の詳細な構造についての説明は省略する。また、本発明において、図32ないし図34で示す従来技術と同一の構成部材については同一の符号を使用して説明する。
まず、本発明の実施例1について、図1ないし図4を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例1に係る渡し板を示す斜視図である。図2(a)は図1に示す渡し板の展開図、同図(b)は図1に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のA1−A1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のA2−A2線における渡し板の断面図、同図(e)は同図(b)のA3−A3線における渡し板の断面図である。図3(a)は実施例1に係る渡し板とロック棒とを分解して示す斜視図、同図(b)はロック棒を渡し板に固着した状態を示す斜視図である。図4は渡し板を支柱の端部内周面に固着した状態を示す要部拡大断面図である。
図1に本発明の実施例1に係る渡し板41Aの斜視図を示す。渡し板41Aは所定厚さの金属板からなり、図2(a),(b)に示すように、平面視形状が楕円形状をしている。前記渡し板41Aの中央部には、図1及び図2(a),(b),(d),(e)に示すように、T字状のロック棒43の一方を構成する垂直棒432が挿通される挿通穴41A1が、前記垂直棒432よりも若干大きな径寸法で穿孔されている。
支柱2の内周面と接する渡し板41Aの長軸方向における外周縁には、図1及び図2(c),(d),(e)に示すように、所定高さの支持壁41A2Uが上方へ向けて垂直に設けられている。なお、前記支持壁41A2Uの高さは、例えば、図4に示すように、支柱2の端部に設けた嵌合穴42に嵌合される基盤31の嵌合突起32と接触しない程度に設定する。前記支持壁41A2Uは、例えば、図2(a)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における長さを前記支持壁41A2Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Aの長軸方向における端部を所定位置(図2(a)に示す折り線L1の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
支柱2の内周面と接しない渡し板41Aの短軸方向における外周縁と挿通穴41A1との間の位置には、図1及び図2(b)〜(e)に示すように、渡し板41Aの長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部41A3Sが設けられている。前記補強凹部41A3Sは、図1及び図2(c),(e)に示すように、渡し板41A上面の所定位置を加圧して直線状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。
渡し板41Aの短軸方向における中央部には、図1及び図2(b),(d),(e)に示すように、渡し板41Aと支持壁41A2Uとに跨る状態で補強膨部41A5が設けられている。前記補強膨部41A5は、図2(d),(e)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における端部を90°上向きに折り曲げて支持壁41A2Uを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41A2U,補強凹部41A3S及び補強膨部41A5は、例えば、中央部に挿通穴41A1を穿孔した平板状の渡し板41Aをプレス成形することにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
次に、前記のように構成した渡し板41AにT字状のロック棒43を固着する場合は、図3(a)に示すように、渡し板41Aの下方から、当該渡し板41Aの中央に穿孔した挿通穴41A1にリベット等からなる垂直棒432を挿通し、この状態で、前記垂直棒432の半球状の頭部を渡し板41Aの下面(裏面)側において溶接等により固着する。つづいて、渡し板41Aの上方に突出する垂直棒432の先端部に、これと直交する状態、即ち、水平な状態で係止棒431を溶接等により固着する。この際、前記係止棒431は、例えば、図3(b)に示すように、渡し板41Aの短軸方向と平行な状態で、垂直棒432の先端部に水平に固着する。以上のようにして、渡し板41Aの中央部には、図3(b)に示す如く垂直棒432及び係止棒431からなるT字状のロック棒43が固着される。
つづいて、前記のようにT字状のロック棒43を固着した渡し板41Aを、支柱2の端部内周面に対して固着する場合は、図4に示すように、筒状の支柱2の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、渡し板41Aに設けた支持壁41A2Uの上端部を、支柱2の内周面に対して溶接等により固着する。なお、前記渡し板41Aの支柱2に対する固着位置は、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とするのが好ましい。
以上のように、渡し板41Aを支柱2の端部内周面に対して固着するに際しては、前記渡し板41Aの長軸方向における外周縁、即ち、支柱2の端部内周面と接する部位に、所定高さの支持壁41A2Uが上方へ向けて垂直に設けられており、渡し板41Aは、前記支持壁41A2Uが支柱2の内周面と当接することにより支持されて傾斜することがないので、前記渡し板41Aが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Aに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Aの短軸方向における外周縁と挿通穴41A1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41A3Sが長軸方向に沿って設けられるとともに、渡し板41Aの短軸方向における中央部には、当該渡し板41Aと支持壁41A2Uとに跨る状態で補強膨部41A5が設けられているので、渡し板41Aの板厚が薄い場合でも、前記補強凹部41A3S、補強膨部41A5及び支持壁41A2Uにより渡し板41Aの剛性を高めることが可能となる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させ、係止棒431を嵌合突起32の底面33に設けた螺旋面Sに沿って、当該螺旋面Sの低い位置から高い位置へ向かって摺動させることにより、渡し板41Aに、当該渡し板41Aを上方へ引っ張り上げようとする力が作用しても、渡し板41Aが上方に反る等といった変形が生じるのを良好に防ぐことができる。また、補強膨部41A5により支持壁41A2Uの内側方向への変形も防ぐことができる。
なお、実施例1に係る渡し板41Aの構造については他の実施態様が考えられる。以下、図5ないし図7を参照しながら説明する。図5(a)は実施例1に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のB1−B1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のB2−B2線における渡し板の断面図である。図6は図5に示す渡し板を支柱の端部内周面に固着した状態を示す要部拡大断面図である。図7(a)は図1,2に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図5に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図である。
図5に示す渡し板41Aには、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41A2Dが下方に向けて垂直に設けられており、また、渡し板41A上面には、挿通穴41A1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、短軸方向における外周縁を越えない位置)に、所定幅で円形状の補強凹部41A3Cが、前記挿通穴41A1と同心状態で設けられており、更に、渡し板41Aの短軸方向における中央部には、当該渡し板41Aと支持壁41A2Dとに跨る状態で補強膨部41A5が設けられている。
ここで、前記支持壁41A2D、補強凹部41A3C及び補強膨部41A5は、前述した図1,2に示す渡し板41Aの支持壁41A2U、補強凹部41A3S及び補強膨部41A5と同様に設けることができる。即ち、前記支持壁41A2Dは、例えば、図2(a)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における長さを支持壁41A2Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Aの長軸方向における端部を所定位置(図2(a)に示す折り線L1の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。また、前記円形状の補強凹部41A3Cは、図5(a),(c),(d)に示すように、渡し板41A上面の所定位置を加圧して円形状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。更に、前記補強膨部41A5は、図5(a),(c),(d)に示すように、渡し板41Aの長軸方向における端部を90°下向きに折り曲げて支持壁41A2Dを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41A2D、補強凹部41A3C及び補強膨部41A5は、例えば、中央部に挿通穴41A1を穿孔した平板状の渡し板41Aをプレス成形することにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
そして、T字状のロック棒43を固着した前記渡し板41Aを、支柱2の端部内周面に対して固着する場合は、図6に示すように、筒状の支柱2の端部から所定寸法だけ内側に入った位置において、渡し板41Aの上面を、前記支柱2の内周面に対して溶接等により固着する。なお、前記渡し板41Aの支柱2に対する固着位置は、支柱2を天板1に対して固定する際に、嵌合突起32の挿通穴34に挿通されたロック棒43の係止棒431の下端面が、螺旋面Sの上に辛うじて突出するような位置とするのが好ましい。
前記のように、渡し板41Aの長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41A2Dを下方に向けて垂直に設けるようにした場合も、渡し板41Aを支柱2の端部内周面に対して固着するに際しては、前記支持壁41A2Dが支柱2の内周面と当接することにより支持されて傾斜することがないので、前記渡し板41Aが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Aに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Aに円形状の補強凹部41A3Cを設けることにより、直線状の補強凹部41A3Sを設ける場合に比べて剛性を高めることが可能となるとともに、渡し板41Aの短軸方向における中央部に、当該渡し板41Aと支持壁41A2Dとに跨る状態で補強膨部41A5を設けることによっても、剛性を高めることが可能となる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向に回動させることにより、前記渡し板41Aを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記補強凹部41A3C、補強膨部41A5及び支持壁41A2Dの存在に伴って、渡し板41Aが上方へ反る等の変形を生じるのを良好に防ぐことができる。しかも、補強膨部41A5により支持壁41A2Dの内側方向への変形も防ぐことができる。
つづいて、図7(a),(b)に示す渡し板41Aは、図1,2に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41A2Uを上方に向けて垂直に設けるとともに、挿通穴41A1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、短軸方向における外周縁を越えない位置)に、当該挿通穴41A1と同心状態で円形状の補強凹部41A3Cを設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Aと支持壁41A2Uとに跨る状態で補強膨部41A5を設けるようにしたものである。即ち、図1,2に示す渡し板41Aとは、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41A3Sを設ける代わりに、挿通穴41A1と同心状態で円形状の補強凹部41A3Cを設けるようにした点で相違している。
また、図7(c),(d)に示す渡し板41Aは、図5に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41A2Dを下方に向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁と挿通穴41A1との間の位置に長軸方向に沿って直線状の補強凹部41A3Sを設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Aと支持壁41A2Dとに跨る状態で補強膨部41A5を設けるようにしたものである。即ち、図5に示す渡し板41Aとは、挿通穴41A1と同心状態で円形状の補強凹部41A3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41A3Sを設けるようにした点で相違している。
なお、図7に示す渡し板41Aの支持壁41A2U,41A2D、補強凹部41A3S,41A3C及び補強膨部41A5は、図1,2及び図5に示す渡し板41Aの支持壁41A2U,41A2D、補強凹部41A3S,41A3C及び補強膨部41A5と同様に設けることができる。
以上のように構成した図7に示す渡し板41Aにおいても、前述した図1,2及び図5に示す渡し板41Aと同様の効果が得られる。
次に、実施例1に係る渡し板41Aの更に他の実施形態について、図8,9を参照しながら説明する。図8(a)は図1,2に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のC1−C1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のC2−C2線における渡し板の断面図、同図(e)は同図(b)のC3−C3線における渡し板の断面図である。図9(a)は図5に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図7(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図、同図(e)は図7(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(f)は同図(e)に示す渡し板の断面図である。
図8に示す渡し板41Aは、図1,2に示す渡し板41Aの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図1,2に示す渡し板41Aと同様に構成されており、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
ここで、前記支持リング41A6の高さは、例えば、支持壁41A2Uの高さよりも低く設定されている。また、前記支持リング41A6は、図8(d),(e)に示すように、例えば、挿通穴41A1の近傍において、渡し板41Aを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41A6は、支持壁41A2U、補強凹部41A3S及び補強膨部41A5とともに、例えば、中央部に挿通穴41A1を穿孔した平板状の渡し板41Aをプレス成形することにより、前記渡し板41Aと一体的に形成することができる。
以上のように構成した図8に示す渡し板41Aにおいては、前述した図1,2に示す渡し板41Aと同様の効果を得ることができることはもとより、渡し板41Aに、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けることで、渡し板41Aの中央部の剛性を高めることができるので、補強凹部41A3S、補強膨部41A5及び支持壁41A2Uの存在とも相まって、渡し板41A全体の剛性をより一層高めることが可能となる。この結果、渡し板41Aの板厚が薄い場合でも、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Aを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Aが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができるとともに、支持壁41A2Uが内側方向へ変形するのを防ぐことができる。
また、ロック棒43を構成する垂直棒432を挿通穴41A1に挿通した状態で溶接等により渡し板41Aに固着する際に、前記垂直棒432が支持リング41A6によって垂直に支持され、揺動、傾斜等することがないので、前記垂直棒432を渡し板41Aに対して精度よく固着することができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
つづいて、図9(a),(b)に示す渡し板41Aは、図5に示す渡し板41Aの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図5に示す渡し板41Aと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
また、図9(c),(d)に示す渡し板41Aは、図7(a),(b)に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、基本的には前述した図7(a),(b)に示す渡し板41Aと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
更に、図9(e),(f)に示す渡し板41Aは、図7(c),(d)に示す渡し板41Aの他の実施形態であり、基本的には前述した図7(c),(d)に示す渡し板41Aと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41A1を囲繞するように所定高さの支持リング41A6を設けるようにしたものである。
ここで、図9(a)〜(f)に示す渡し板41Aの支持リング41A6は、前述した図8に示す渡し板41Aの支持リング41A6と同様に設けることができる。
以上のように構成した図9に示す渡し板41Aにおいても、前述した図5,7及び図8に示す渡し板41Aと同様の効果が得られる。
なお、以上説明した実施例1に係る渡し板41Aにおいて、直線状の補強凹部41A3Sは、短軸方向における外周縁と挿通穴41A1との間の位置に、長軸方向に沿って平行に複数設けるようにしてもよいし、円形状の補強凹部41A3Cは、挿通穴41A1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、短軸方向における外周縁を越えない位置)に、当該挿通穴41A1と同心状態で複数設けるようにしてもよい。このように、補強凹部41A3S,41A3Cを複数設けることで、渡し板41Aの剛性を更に高めることが可能となる。
また、実施例1に係る渡し板41Aに設けられる補強凹部の形状は、前述した直線状(41A3S)、円形状(41A3C)に限らず、楕円形状や多角形状であってもよい。
更に、実施例1に係る渡し板41Aにおいて、補強膨部41A5は、渡し板41Aの短軸方向における中央部1箇所に設ける代わりに、図10,11に示すように、短軸方向における複数箇所(例えば2箇所)に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例2について、図12,13を参照しながら説明する。図12は本発明の実施例2に係る渡し板を示す斜視図である。図13(a)は図12に示す渡し板の展開図、同図(b)は図12に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のD1−D1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のD2−D2線における渡し板の断面図である。なお、実施例1と実施例2との主たる相違点は、渡し板の上面に補強凹部を設ける代わりに、渡し板の短軸方向における外周縁に補強突条を設けるようにした点にある。
図12に実施例2に係る渡し板41Bの斜視図を示す。図12に示す渡し板41Bにおいて、前述した実施例1に係る渡し板41Aと異なる点は、渡し板41Aの上面に補強凹部41A3S,41A3Cを設ける代わりに、短軸方向における外周縁に補強突条41B4Uを設けるようにした点にあり、それ以外の点については実施例1に係る渡し板41Aと同様である。
即ち、図12に示す渡し板41Bにおいて、その長軸方向における外周縁には、所定高さの支持壁41B2Uが上方へ向けて垂直に設けられている。前記支持壁41B2Uは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における長さを前記支持壁41B2Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの長軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L2の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
一方、渡し板41Bの短軸方向における外周縁には、図12及び図13(c),(d)に示すように、所定高さの補強突条41B4Uが上方へ向けて垂直に設けられている。なお、補強突条41B4Uの高さは、例えば、支持壁41B2Uの高さよりも低く設定する。前記補強突条41B4Uは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの短軸方向における長さを前記補強突条41B4Uの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの短軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L3の位置)で90°上向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
更に、渡し板41Bの短軸方向における中央部には、図12及び図13(b)〜(d)に示すように、渡し板41Bと支持壁41B2Uとに跨る状態で補強膨部41B5が設けられている。前記補強膨部41B5は、図13(c),(d)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における端部を90°上向きに折り曲げて支持壁41B2Uを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41B2U、補強突条41B4U及び補強膨部41B5は、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
以上のように構成した実施例2に係る渡し板41Bにおいては、当該渡し板41Bの長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Uを上方へ向けて垂直に設けることにより、前記渡し板41Bを支柱2の端部内周面に溶接等により固着するに際し、前記支持壁41B2Uが支柱2の内周面と当接することにより支持されて渡し板41Bが傾斜することがないので、前記渡し板41Bが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Bに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Bの短軸方向における外周縁には、補強突条41B4Uが上方へ向けて垂直に設けられており、更に、渡し板41Bの短軸方向における中央部には、当該渡し板41Bと支持壁41B2Uとに跨る状態で補強膨部41B5が設けられているので、渡し板41Bの板厚が薄い場合でも、前記補強突条41B4U、補強膨部41B5及び支持壁41B2Uにより渡し板41Bの剛性を高めることができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Bを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Bが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができる。また、補強膨部41B5により、支持壁41B2Uの内側方向への変形を防ぐことができる。
なお、実施例2に係る渡し板41Bの構造については他の実施態様が考えられる。以下、図14,15を参照しながら説明する。図14(a)は実施例2に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のE1−E1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のE2−E2線における渡し板の断面図である。図15(a)は図12,13に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図14に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図である。
図14に示す渡し板41Bには、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Dが下方に向けて垂直に設けられており、また、渡し板41Bの短軸方向における外周縁には、所定高さの補強突条41B4Dが下方に向けて垂直に設けられており、更に、渡し板41Bの短軸方向における中央部には、当該渡し板41Bと支持壁41B2Dとに跨る状態で補強膨部41B5が設けられている。
ここで、前記支持壁41B2D、補強突条41B4D及び補強膨部41B5は、前述した図12,13に示す渡し板41Bの支持壁41B2U、補強突条41B4U及び補強膨部41B5と同様に設けることができる。即ち、前記支持壁41B2Dは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における長さを支持壁41B2Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの長軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L2の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。また、前記補強突条41B4Dは、例えば、図13(a)に示すように、渡し板41Bの短軸方向における長さを補強突条41B4Dの分だけ長くしておき、前記渡し板41Bの短軸方向における端部を所定位置(図13(a)に示す折り線L3の位置)で90°下向きに折り曲げることにより、渡し板41Bと一体的に形成することができる。更に、前記補強膨部41B5は、図14(a),(c),(d)に示すように、渡し板41Bの長軸方向における端部を90°下向きに折り曲げて支持壁41B2Dを形成することにより設けられるコーナー部の所定位置を外側から加圧して、対応する内側を所定寸法だけ膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41B2D、補強突条41B4D及び補強膨部41B5は、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
以上のように、渡し板41Bの長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に補強突条41B4Dを下方に向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Bと支持壁41B2Dとに跨る状態で補強膨部41B5を設けるようにした場合も、前述した図12,13に示す渡し板41Bと同様の効果が得られる。
つづいて、図15(a),(b)に示す渡し板41Bは、図12,13に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41B4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Bと支持壁41B2Uとに跨る状態で補強膨部41B5を設けるようにしたものである。即ち、図12,13に示す渡し板41Bとは、短軸方向における外周縁に補強突条41B4Uを上方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41B4Dを下方へ向けて垂直に設けるようにした点で相違している。
また、図15(c),(d)に示す渡し板41Bは、図14に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41B2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41B4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Bと支持壁41B2Dとに跨る状態で補強膨部41B5を設けるようにしたものである。即ち、図14に示す渡し板41Bとは、短軸方向における外周縁に補強突条41B4Dを下方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41B4Uを上方へ向けて垂直に設けるようにした点で相違している。
なお、図15に示す渡し板41Bの支持壁41B2U,41B2D、補強突条41B4U,41B4D及び補強膨部41B5は、図12ないし図14に示す渡し板41Bの支持壁41B2U,41B2D、補強突条41B4U,41B4D及び補強膨部41B5と同様に設けることができる。
以上のように構成した図15に示す渡し板41Bにおいても、前述した図12ないし図14に示す渡し板41Bと同様の効果が得られる。
次に、実施例2に係る渡し板41Bの更に他の実施形態について、図16,17を参照しながら説明する。図16(a)は図12,13に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のF1−F1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のF2−F2線における渡し板の断面図である。図17(a)は図14に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図15(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図、同図(e)は図15(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(f)は同図(e)に示す渡し板の断面図である。
図16に示す渡し板41Bは、図12,13に示す渡し板41Bの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図12,13に示す渡し板41Bと同様に構成されており、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
ここで、前記支持リング41B6の高さは、支持壁41B2Uの高さよりも低く、例えば、補強突条41B4Uの高さと同程度に設定されている。また、前記支持リング41B6は、図16(c),(d)で示すように、例えば、挿通穴41B1の近傍において、渡し板41Bを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41B6は、支持壁41B2U及び補強突条41B4Uとともに、例えば、中央部に挿通穴41B1を穿孔した平板状の渡し板41Bをプレス成形することにより、前記渡し板41Bと一体的に形成することができる。
以上のように構成した図16に示す渡し板41Bにおいては、前述した図12,13に示す渡し板41Bと同様の効果を得ることができることはもとより、渡し板41Bに、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けることで、渡し板41Bの中央部の剛性を高めることができるので、補強突条41B4U、補強膨部41B5及び支持壁41B2Uの存在とも相まって、渡し板41B全体の剛性をより一層高めることが可能となる。この結果、渡し板41Bの板厚が薄い場合でも、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Bを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Bが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができるとともに、支持壁41B2Uが内側方向へ変形するのを防ぐことができる。
また、ロック棒43を構成する垂直棒432を挿通穴41B1に挿通した状態で溶接等により渡し板41Bに固着する際に、前記垂直棒432が支持リング41B6によって垂直に支持され、揺動、傾斜等することがないので、前記垂直棒432を渡し板41Bに対して精度よく固着することができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
つづいて、図17(a),(b)に示す渡し板41Bは、図14に示す渡し板41Bの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図14に示す渡し板41Bと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
また、図17(c),(d)に示す渡し板41Bは、図15(a),(b)に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、基本的には前述した図15(a),(b)に示す渡し板41Bと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
更に、図17(e),(f)に示す渡し板41Bは、図15(c),(d)に示す渡し板41Bの他の実施形態であり、基本的には前述した図15(c),(d)に示す渡し板41Bと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41B1を囲繞するように所定高さの支持リング41B6を設けるようにしたものである。
ここで、図17(a)〜(f)に示す渡し板41Bの支持リング41B6は、前述した図16に示す渡し板41Bの支持リング41B6と同様に設けることができる。
以上のように構成した図17に示す渡し板41Bにおいても、前述した図14ないし図16に示す渡し板41Bと同様の効果が得られる。
なお、以上説明した実施例2に係る渡し板41Bにおいて、補強膨部41B5は、渡し板41Bの短軸方向における中央部1箇所に設ける代わりに、図18,19に示すように、短軸方向における複数箇所(例えば2箇所)に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例3について、図20を参照しながら説明する。図20(a)は本発明の実施例3に係る渡し板を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のG1−G1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のG2−G2線における渡し板の断面図、同図(e)は同図(b)のG3−G3線における断面図である。なお、実施例1,2と実施例3との主たる相違点は、渡し板に補強凹部と補強突条の双方を設けるようにした点にある。
図20に実施例3に係る渡し板41Cを示す。図20に示す渡し板41Cには、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uが上方へ向けて垂直に設けられており、また、短軸方向における外周縁には所定高さの補強突条41C4Uが上方へ向けて垂直に設けられており、更に、短軸方向における中央部には渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5が設けられている。これらの点については、前述した図12,13に示す実施例2に係る渡し板41Bと同様であるため、詳細な説明を省略する。
図20に示す渡し板41Cにおいては、更に、渡し板41Cの短軸方向における外周縁に設けた補強突条41C4Uと挿通穴41C1との間の位置に、長軸方向に沿って所定幅で直線状の補強凹部41C3Sが設けられている。前記補強凹部41C3Sは、前述した実施例1に係る渡し板41Aに設けた直線状の補強凹部41A3Sと同様に設けることができる。即ち、前記補強凹部41C3Sは、図20(a),(c),(e)に示すように、渡し板41C上面の所定位置を加圧して直線状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41C2U、補強凹部41C3S、補強突条41C4U及び補強膨部41C5は、例えば、中央部に挿通穴41C1を穿孔した平板状の渡し板41Cをプレス成形することにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。
以上のように構成した実施例3に係る渡し板41Cにおいては、当該渡し板41Cの長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けることにより、前記渡し板41Cを支柱2の端部内周面に溶接等により固着するに際し、前記支持壁41C2Uが支柱2の内周面と当接することにより支持されて渡し板41Cが傾斜することがないので、前記渡し板41Cが支柱2の内周面に対して斜めに固着されるのを防ぐことができる。この結果、渡し板41Cに固着したT字状のロック棒43が傾斜した状態となることもないので、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障を来たすようなことがない。
また、渡し板41Cの上面には直線状の補強凹部41C3Sが設けられており、短軸方向における外周縁には上方へ向けて垂直に補強突条41C4Uが設けられており、更に、短軸方向における中央部には渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5が設けられているので、渡し板41Cの板厚が薄い場合でも、前記補強凹部41C3S、補強突条41C4U、補強膨部41C5及び支持壁41C2Uの相乗効果により、渡し板41Cの剛性を高めることが可能となる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Cを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Cが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができる。また、補強膨部41C5により支持壁41C2Uの内側方向への変形を防ぐこともできる。
なお、実施例3に係る渡し板41Cの構造については他の実施態様が考えられる。以下、図21ないし図23を参照しながら説明する。図21(a)は実施例3に係る渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のH1−H1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のH2−H2線における渡し板の断面図である。図22(a)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図、同図(e)は図20に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(f)は同図(e)に示す渡し板の断面図である。図23(a)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図、同図(e)は図21に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(f)は同図(e)に示す渡し板の断面図である。
図21に示す渡し板41Cには、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dが下方へ向けて垂直に設けられており、また、短軸方向における外周縁には、所定高さの補強突条41C4Dが下方へ向けて垂直に設けられており、更に、短軸方向における中央部には、渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5が設けられている。これらの点については、前述した図14に示す実施例2に係る渡し板41Bと同様であるため、詳細な説明を省略する。
図21に示す渡し板41Cには、更に、その上面における挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Dを越えない位置)に、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cが、前記挿通穴41C1と同心状態で設けられている。前記補強凹部41C3Cは、前述した実施例1に係る渡し板41Aの円形状の補強凹部41A3Cと同様に設けることができる。即ち、前記補強凹部41C3Cは、図21(a),(c),(d)に示すように、渡し板41C上面の所定位置を加圧して円形状に所定寸法だけ凹ませ、かつ、対応する下面(裏面)側を膨出させることにより設けられる。
なお、前記支持壁41C2D、補強凹部41C3C、補強突条41C4D及び補強膨部41C5は、例えば、中央部に挿通穴41C1を穿孔した平板状の渡し板41Cをプレス成形することにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。
以上のように構成した図21に示す渡し板41Cにおいては、前述した図20に示す渡し板41Cと同様の効果が得られることはもとより、渡し板41Cに円形状の補強凹部41C3Cを設けることで、直線状の補強凹部41C3Sを設ける場合に比べて渡し板41Cの剛性を高めることが可能となり、しかも、補強突条41C4D、補強膨部41C5及び支持壁41C2Dの存在とも相まって、渡し板41Cの剛性を更に高めることが可能となる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動させることにより、前記渡し板41Cを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Cが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができるとともに、支持壁41C2Dが内側方向へ変形するのを防ぐことができる。
つづいて、図22(a),(b)に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、前記補強突条41C4Dと挿通穴41C1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41C3Sを長軸方向に沿って設けるようにしたものである。即ち、図20に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設けるようにした点で相違している。
図22(c),(d)に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Uを越えない位置)には、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cを、前記挿通穴41C1と同心状態で設けるようにしたものである。即ち、図20に示す渡し板41Cとは、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設ける代わりに、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設けるようにした点で相違している。
図22(e),(f)に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Uを上方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Uとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Dを越えない位置)には、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cを、前記挿通穴41C1と同心状態で設けるようにしたものである。即ち、図20に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設けるようにした点、及び長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設ける代わりに、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設けるようにした点で相違している。
図23(a),(b)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4Uを越えない位置)には、所定幅で円形状の補強凹部41C3Cを、前記挿通穴41C1と同心状態で設けるようにしたものである。即ち、図21に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設けるようにした点で相違している。
図23(c),(d)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、前記補強突条41C4Dと挿通穴41C1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41C3Sを長軸方向に沿って設けるようにしたものである。即ち、図21に示す渡し板41Cとは、挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設けるようにした点で相違している。
図23(e),(f)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、その長軸方向における外周縁に所定高さの支持壁41C2Dを下方へ向けて垂直に設けるとともに、短軸方向における外周縁に所定高さの補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設け、更に、短軸方向における中央部に渡し板41Cと支持壁41C2Dとに跨る状態で補強膨部41C5を設け、また、前記補強突条41C4Uと挿通穴41C1との間の位置には、所定幅で直線状の補強凹部41C3Sを長軸方向に沿って設けるようにしたものである。即ち、図21に示す渡し板41Cとは、短軸方向における外周縁に補強突条41C4Dを下方へ向けて垂直に設ける代わりに、補強突条41C4Uを上方へ向けて垂直に設けるようにした点、及び挿通穴41C1と同心状態で円形状の補強凹部41C3Cを設ける代わりに、長軸方向に沿って直線状の補強凹部41C3Sを設けるようにした点で相違している。
ここで、図22,23に示す渡し板41Cの支持壁41C2U,41C2D、補強凹部41C3S,41C3C、補強突条41C4U,41C4D及び補強膨部41C5は、図20,21に示す渡し板41Cの支持壁41C2U,41C2D、補強凹部41C3S,41C3C、補強突条41C4U,41C4D及び補強膨部41C5と同様に設けることができる。
以上のように構成した図22,23に示す渡し板41Cにおいても、前述した図20,21に示す渡し板41Cと同様の効果を得ることができる。
次に、実施例3に係る渡し板41Cの更に他の実施形態について、図24ないし図27を参照しながら説明する。図24(a)は図20に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の平面図、同図(c)は同図(b)のJ1−J1線における渡し板の断面図、同図(d)は同図(b)のJ2−J2線における渡し板の断面図、同図(e)は同図(b)のJ3−J3線における渡し板の断面図である。図25(a)は図22(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図22(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図、同図(e)は図22(e),(f)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(f)は同図(e)に示す渡し板の断面図である。図26(a)は図21に示す渡し板の更に他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図23(a),(b)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図である。図27(a)は図23(c),(d)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(b)は同図(a)に示す渡し板の断面図、同図(c)は図23(e),(f)に示す渡し板の他の実施形態を示す斜視図、同図(d)は同図(c)に示す渡し板の断面図である。
図24に示す渡し板41Cは、図20に示す渡し板41Cの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図20に示す渡し板41Cと同様に構成されており、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
ここで、前記支持リング41C6の高さは、支持壁41C2Uの高さよりも低く、例えば、補強突条41C4Uの高さと同程度に設定されている。また、前記支持リング41C6は、図24(d),(e)で示すように、例えば、挿通穴41C1の近傍において、渡し板41Cを下面(裏面)側から加圧して上面(表面)側へ所定寸法だけ膨出させることにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。即ち、前記支持リング41C6は、支持壁41C2U、補強凹部41C3S、補強突条41C4U及び補強膨部41C5とともに、例えば、中央部に挿通穴41C1を穿孔した平板状の渡し板41Cをプレス成形することにより、前記渡し板41Cと一体的に形成することができる。
以上のように構成した図24に示す渡し板41Cにおいては、前述した図20に示す渡し板41Cと同様の効果を得ることができることはもとより、渡し板41Cに、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けることで、渡し板41Cの中央部の剛性を高めることができるので、補強凹部41C3S、補強突条41C4U、補強膨部41C5及び支持壁41C2Uの存在とも相まって、渡し板41C全体の剛性をより一層高めることが可能となる。この結果、渡し板41Cの板厚が薄い場合でも、支柱2を天板1に対して取付ける際に、当該支柱2を締まる方向へ回動することにより、前記渡し板41Cを上方へ引っ張り上げるような力が作用しても、前記渡し板41Cが上方へ反る等の変形を生じるのを防ぐことができるとともに、支持壁41C2Uが内側方向へ変形するのを防ぐことができる。
また、ロック棒43を構成する垂直棒432を挿通穴41C1に挿通した状態で溶接等により渡し板41Cに固着する際に、前記垂直棒432が支持リング41C6によって垂直に支持され、揺動、傾斜等することがないので、前記垂直棒432を渡し板41Cに対して精度よく固着することができる。この結果、支柱2を天板1に対して取付ける際に支障をきたすようなことがない。
つづいて、図25(a),(b)に示す渡し板41Cは、図22(a),(b)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図22(a),(b)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
また、図25(c),(d)に示す渡し板41Cは、図22(c),(d)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図22(c),(d)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
更に、図25(e),(f)に示す渡し板41Cは、図22(e),(f)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図22(e),(f)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
つづいて、図26(a),(b)に示す渡し板41Cは、図21に示す渡し板41Cの更に他の実施形態であり、基本的には前述した図21に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
また、図26(c),(d)に示す渡し板41Cは、図23(a),(b)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(a),(b)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
更に、図27(a),(b)に示す渡し板41Cは、図23(c),(d)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(c),(d)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
また、図27(c),(d)に示す渡し板41Cは、図23(e),(f)に示す渡し板41Cの他の実施形態であり、基本的には前述した図23(e),(f)に示す渡し板41Cと同様に構成され、これに加えて、その中央部に穿孔した挿通穴41C1を囲繞するように所定高さの支持リング41C6を設けるようにしたものである。
ここで、図25ないし図27に示す渡し板41Cの支持リング41C6は、前述した図24に示す渡し板41Cの支持リング41C6と同様に設けることができる。
以上のように構成した図25ないし図27に示す渡し板41Cにおいても、前述した図20ないし図24に示す渡し板41Cと同様の効果が得られる。
なお、以上説明した実施例3に係る渡し板41Cにおいて、直線状の補強凹部41C3Sは、短軸方向における外周縁と挿通穴41C1との間の位置に、長軸方向に沿って平行に複数設けるようにしてもよいし、円形状の補強凹部41C3Cは、挿通穴41C1から径方向へ所定寸法離れた位置(但し、補強突条41C4U,41C4Dを越えない位置)に、当該挿通穴41C1と同心状態で複数設けるようにしてもよい。このように、補強凹部41C3S,41C3Cを複数設けることで、渡し板41Cの剛性を更に高めることが可能となる。
また、実施例3に係る渡し板41Cに設けられる補強凹部の形状は、前述した直線状(41C3S)、円形状(41C3C)に限らず、楕円形状や多角形状であってもよい。
更に、実施例3に係る渡し板41Cにおいて、補強膨部41C5は、渡し板41Cの短軸方向における中央部1箇所に設ける代わりに、図28ないし図31に示すように、短軸方向における複数箇所(例えば2箇所)に所定間隔を空けて設けるようにしてもよい。
本発明においては、渡し板の中央部に挿通穴を穿孔するとともに、当該挿通穴にT字状のロック棒の一方を構成する垂直棒を、前記渡し板の下方(裏面側)から挿通し、この状態で、前記垂直棒の半球状の頭部を渡し板の裏面側において溶接等により固着するようにした場合を一例として説明したが、例えば、渡し板には挿通穴を穿孔せず、柱状の垂直棒を直接渡し板の上面に溶接等により固着するような場合等においても本発明を適用することが可能である。
また、本発明においては、支柱をテーブルの天板に対してワンタッチで取付け・取外し可能とした場合を一例として説明したが、例えば、支柱の上端部には天板を、下端部には底板をそれぞれワンタッチで取付け・取外し可能としたテーブルや、下端部に底板をワンタッチで取付け・取外し可能とした支柱間に棚板を架設して構成される陳列棚においても本発明を適用することができる。
更に、天板及び/または底板に固着される固定部の構造は、図33に示す構造に限らず、本件出願人が先に出願した特開2010−178771号公報、特開2012−165854号公報及び特開2013−256997号公報に記載された構造を採用するようにしてもよい。
また、支柱の構造としては、本件出願人が先に出願した実用新案登録第3178912号公報に記載された構造を採用するようにしてもよい。
1 天板
2 支柱
3 固定部
31 基盤
32 嵌合突起
33 底面
34 挿通穴
4 回動部
41,41A,41B,41C 渡し板
41A1,41B1,41C1 挿通穴
41A2,41B2,41C2 支持壁
41A3,41C3 補強凹部
41B4,41C4 補強突条
41A5,41B5,41C5 補強膨部
41A6,41B6,41C6 支持リング
42 嵌合穴
43 ロック棒
431 係止棒
432 垂直棒
S 螺旋面

Claims (4)

  1. 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
    前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
    前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
    この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
    この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
    一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
    前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
    この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
    前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
    前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
    かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
    前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
    前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
    前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、上面の所定位置には所定形状の補強凹部を設け、更に、支柱の内周面と接しない短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。
  2. 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
    前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
    前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
    この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
    この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
    一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
    前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
    この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
    前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
    前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
    かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
    前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
    前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
    前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、支柱の内周面と接しない短軸方向における外周縁には所定高さの補強突条を垂直に設け、更に、短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。
  3. 固定部に回動部を嵌設する支柱構造において、
    前記固定部を構成する基盤が天板及び/または底板に固着され、
    前記基盤に短筒状の嵌合突起を突設し、
    この嵌合突起の底面に挿通穴を穿設するとともに、
    この挿通穴の両側に、それぞれ緩やかに傾斜する螺旋面を形成し、
    一方、前記回動部は支柱の端部に付設され、
    前記支柱のほぼ端部における直径方向に渡し板を橋絡し、
    この渡し板のほぼ中央にT字状のロック棒を立設し、
    前記固定部の嵌合突起を前記回動部における前記支柱の内周に挿嵌させるとともに、
    前記T字状のロック棒の係止棒を前記底面の前記挿通穴に挿通させ、
    かつ、前記支柱を軸周りに回動させることによって、
    前記係止棒が前記螺旋面に締付けられながら、
    前記固定部に前記回動部が係止される支柱構造であって、
    前記渡し板は平面視形状を楕円形状となし、支柱の内周面と接する長軸方向における外周縁には所定高さの支持壁を垂直に設けるとともに、支柱の内周面と接しない短軸方向における外周縁には所定高さの補強突条を垂直に設け、更に、上面の所定位置には所定形状の補強凹部を設け、更に、短軸方向における所定位置には渡し板と前記支持壁とに跨る状態で補強膨部を設けるようにしたことを特徴とする支柱構造。
  4. 前記渡し板の上面中央部には支持リングを設けるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の支柱構造。
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