JP2002193414A - ローラコンベヤ装置 - Google Patents

ローラコンベヤ装置

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JP2002193414A JP2000392643A JP2000392643A JP2002193414A JP 2002193414 A JP2002193414 A JP 2002193414A JP 2000392643 A JP2000392643 A JP 2000392643A JP 2000392643 A JP2000392643 A JP 2000392643A JP 2002193414 A JP2002193414 A JP 2002193414A
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栄一 中川
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信一郎 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御機器等の装着位置を変更することによ
り、フレームの小型化やデザインの自由度を高めること
ができるようにしたローラコンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 ローラ3の直下における両フレーム2
a、2b間に横架したクロスメンバ10a、10b、1
0cのいずれかの空間部内に、多数のローラ3の少なく
とも一部のローラ3を駆動する駆動ユニットDの制御機
器を収容したことにより、フレーム2a、2b及びロー
ラコンベヤ1全体の小型化が可能となり、また、フレー
ムの形状やデザイン等を、制御機器の大きさに制約され
ずに自由に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御機器等がユニ
ット化されて装着された所定長さのローラコンベヤ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、工場の生産ラインや荷物の集配セ
ンター等において複数連結して使用される個々のローラ
コンベヤ装置を、レイアウトの変更が容易で設置場所の
自由度も高く、かつ配線やメンテナンス等が容易などの
理由から、これまでの集中制御方式に代えて、個別制御
方式に変更される傾向にある。
【0003】このような個別制御方式の従来のローラコ
ンベヤとしては、例えば特開平7−315544号公
報、特開平10−279047号公報、及び特開平10
−199030号公報等に開示されているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のローラ
コンベヤ装置は、いずれも、ユニット化された制御機器
や電源および信号等のケーブルを、フレームの側面に形
成された空間に収容したり、配線したりしている。
【0005】そのため、フレームの大きさや形状を、制
御機器やケーブルの収容に適したものとしなければなら
ず、デザイン等が制約されて他社との差別化の妨げとな
る。
【0006】また、フレームが大型化するため、コンベ
ヤ装置全体を小型化することが難しい。
【0007】さらに、左右のフレームの共通化を図ろう
とすると、制御機器等を収容しない一方のフレームも大
型化するため、材料費が無駄となり、コスト高となる。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、制御機器等の装着位置を変更することに
より、フレームの小型化やデザインの自由度を高めるこ
とができるようにしたローラコンベヤ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のローラコンベヤ装置は、互いに平行に離間
して対向する1対のフレーム間に、多数のローラを並設
してなるローラコンベヤ装置において、前記ローラの直
下における両フレーム間に、複数のクロスメンバを所定
間隔おきに横架し、該クロスメンバのいずれかの空間部
内に、前記多数のローラの少なくとも一部のローラを駆
動する駆動ユニットの制御機器を収容するとともに、該
制御機器に接続した電源ケーブル等を、前記各クロスメ
ンバを挿通させて外部に導出したことを特徴としてい
る。上記構成の本発明によると、制御機器をクロスメン
バ内に収容したことにより、フレーム及びローラコンベ
ヤ全体の小型化が可能となり、また、フレームの形状や
デザイン等を、制御機器の大きさに制約されずに自由に
選択することができる。
【0010】上記装置において、互いに隣接するクロス
メンバ間に、該クロスメンバと直交する方向を向く配線
ダクトを設け、該配線ダクト内に電源ケーブル等を挿通
するのが好ましい。このようにすると、隣接するクロス
メンバ間において、電源ケーブル等が垂れ下がるのが防
止される。
【0011】上記装置において、配線ダクトの上方部を
長手方向に沿って開口することにより、弾性的に拡開可
能とするのが好ましい。このようにすると、電源ケーブ
ル等の配線作業が容易となるとともに、外部取付用のセ
ンサ等のケーブルを、最短距離で配線ダクト内に挿通す
ることができる。
【0012】上記装置において、制御機器に接続した電
源及び信号ケーブルの端末部を、ローラコンベヤの長手
方向の端部に導出させ、その部分に、他のローラコンベ
ヤに接続可能な接続コネクタを取付けるのが好ましい。
このようにすると、複数のローラコンベヤ装置を、現場
で容易に接続して連動させることができる。
【0013】上記装置において、制御機器を、上面が開
口する凹状のクロスメンバ内に収容するとともに、該ク
ロスメンバの側壁に配線ダクトの端部を挿入して支持す
るのが好ましい。このようにすると、制御機器が安全に
保護されるとともに、取付けやメンテナンスも容易とな
る。また、配線ダクトがクロスメンバの凹部内と連通す
るので、電源や信号ケーブルの配線作業が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施形態としてのロ
ーラコンベヤ装置単体の全体図であって、(a)はロー
ラコンベヤ装置単体の平面図、(b)は(a)の側面
図、(c)は(a)の正面図、図2は図1(b)のA−
A断面図、図3は一部のローラを駆動する駆動ユニット
の斜視図、図4の(a)は駆動ユニットの部分平面図、
(b)は(a)のB−B断面図であり、(c)は(a)
のC−C断面図である。
【0015】先ず、図1の(a)、(b)には、本発明
のローラコンベヤ装置の一実施形態としてのローラコン
ベヤ単体1が示されており、このローラコンベヤ単体1
(以下ローラコンベヤ1と称する)は、複数のローラ3
を所定間隔に離間して支持したフレーム2a、2bと、
これら一対のフレーム2a、2bに所定間隔毎に着脱自
在に装着されたブラケット8と、これら所定間隔毎に着
脱自在に装着されたブラケット8を使用して両フレーム
2a、2bを長手方向に一定間隔で連結する複数のクロ
スメンバー10a、10b、10cと、これらクロスメ
ンバー10a、10b、10cの連結以外に、両フレー
ム2a、2bの長手方向両端及び中央に配置されたブラ
ケット8の下端に嵌入される一対の脚4a、4bから成
る支持脚4とにより構成されている。
【0016】このローラコンベヤ1は、所定数のローラ
3を駆動するための駆動ユニットDが長手方向所定間隔
おきに複数のローラ3の直下に配置されると共に、長手
方向中間には制御ユニットCが配置され、長手方向端部
にはローラコンベヤ1の起動、停止の操作を行う操作ユ
ニットSが配置されている。
【0017】クロスメンバ10a、10b、10cは、
両フレーム2a、2bの下面に長手方向所定間隔おきに
横設されており、これらクロスメンバ10a、10b、
10cは、何れも大きさは異なるが、上方が開口した箱
体として構成され、これらの空間内部には上述した駆動
ユニットD、制御ユニットC及び操作ユニットSがそれ
ぞれ収容されている。
【0018】これらクロスメンバ10a、10b、10
cは、詳細は後述するが、内部に収容されている駆動ユ
ニットD、制御ユニットC及び操作ユニットSを電気的
に導通すべく、内部に電源ケーブル等を収容した配線ダ
クトEによって直交するように連通接続されている。
【0019】両フレーム2a、2bは、所定長さ毎に定
尺に切断されており、図2に示されるように、金属材料
等を引き抜き加工により断面略円形のパイプ状に形成さ
れ、両フレーム2a、2bの外周には複数の線状突起R
が円周上に所定間隔で等配されており、片側側面の上方
には所定の開口幅を有しパイプ中心軸から所定角度で開
口する嵌合溝14が長手方向全長に亘って形成され、両
フレーム2a、2bの下面にはフラットな支持面Fが形
成されている。
【0020】この支持面Fには、下方が開口する取付用
の凹溝12が長手方向に沿って形成され、凹溝12を形
成する外枠が中空の両フレーム2a、2b内部に突設
し、外枠の上面にはフレーム2a、2bの内部空間を左
右に仕切る縦リブが一体的に形成されており、凹溝12
の開口側には両壁面に一対の凹溝12a、12bが対向
配置されている。
【0021】図2に示すように、嵌合溝14内には、外
形が両フレーム2a、2bと同一曲率の円周をもつ断面
扇形に形成され、たとえは弾性変形可能な合成樹脂材料
で構成された単位支持ブロック5が挿嵌されるようにな
っている。
【0022】この単位支持ブロック5は、その円弧状外
周にローラ3の両端から突出したローラ軸6a、6bを
挿嵌するための複数の切欠き溝Gが所定間隔で連設され
ると共に、これら切欠き溝Gは、搬送条件によってその
間隔や溝幅等が決定されている。
【0023】図2には、一対のフレーム2a、2bに所
定間隔毎に着脱自在に装着されたブラケット8が示され
ており、このブラケット8は、底面に支持脚4の上端を
挿嵌するための図示しない脚保持穴が形成されるとも
に、上面には両フレーム2a、2bの底面に挿嵌する円
形凹部15が形成されており、円形凹部15の底面には
両フレーム2a、2b下面のフラットな支持面Fに接触
するフラットな面が形成され、円形凹部15の内周面に
は両フレーム外周の線状突起Rに対応する線状凹溝が同
一間隔で配置されている。
【0024】次に、クロスメンバにつき詳述する。最初
にクロスメンバ10aにつき説明する。すなわち図2〜
図4に示されるように、クロスメンバ10aは、駆動ユ
ニットDが収容されるように構成されており、クロスメ
ンバ10aは、上方が開口する直方体の箱体として構成
され、クロスメンバ10a内部の長手方向には後述する
駆動ローラDPの両支持軸16a、16bを支持するブ
ラケット18a、18bが互いに離間して取付けられて
いる。
【0025】一方のブラケット18aは、L字形に折曲
形成されてクロスメンバ10a内の底面に立設して溶接
接合されており、所定高さ位置には駆動ローラDPの一
方の支持軸16aを回転不能に挿通支持する支持穴20
が形成されている。
【0026】他方のブラケット18bは、L字形に折曲
形成されてクロスメンバ10aの内側壁に形成されたボ
ルト挿通穴24を挿通した2本のボルト23により横設
状態で固定され、所定高さ位置には駆動ローラDPの他
方の支持軸16bを回転不能に挿通支持する支持穴20
が形成されている。
【0027】更に、クロスメンバ10a両側壁の長手方
向におけるブラケット18bの近傍には、各配線ダクト
Eの端部を挿通保持するための一対の貫通穴22、22
が対向面に形成され、クロスメンバ10aの上方両端に
は両フレーム2a、2b下面に取付けるための取付板1
7、17が取付けられている。
【0028】ここで、駆動ローラDPは、図2に示され
るように、ローラ3の外径より若干大径に形成された中
空のパイプ体の内部に小型モータMが一体的に組込まれ
ている。この駆動ローラDPは、両フレーム2a、2b
間に所定間隔毎に横設された4箇所のクロスメンバ10
a内に収容可能となっているが、コンベアの搬送能力に
よって適宜、個数、配置間隔等が決定される(図1参
照)。
【0029】更に、図2に示す駆動ローラDP片側端部
の支持軸16a内には、パイプ体に内装された小型モー
タMの出力軸MJが挿通支持され、両支持軸16a、1
6bと駆動ローラDPは、小型モータMの回転によって
相対回転するように構成されている。
【0030】すなわち、小型モータMが回転すると駆動
ローラDPがともに回転し、一方の支持軸16a側のパ
イプ体端部に取付けられたプーリMDも駆動ローラDP
と共に回転する。この駆動ローラDPの回転によって、
図4の(c)に示されるように、プーリMDとローラ3
端部の溝部3aに掛止された駆動ベルトV1、V2を介
して隣接するローラ3が張設されたベルトV3により回
転駆動されるように構成されている。
【0031】各ローラ3の同一端部には、2条の溝部3
aが並設されており、これら隣接するローラ3の溝部3
aに交互にベルトを掛止して全ローラ3を連動駆動する
ようになっている。ここで、駆動ローラDPの出力軸M
Jないし一方の支持軸16a内部から小型モータMの電
源ケーブル26となるリード線26aを外部に挿通し、
配線ダクトEに導入される。そしてこのリード線26a
を、他の駆動ローラDP、及び制御ユニットCないし操
作ユニットSの電源ケーブル、信号ケーブル等と共に配
線ダクトE内に収容してローラコンベヤ1の端部側から
外部に導出し、その端部には、他のローラコンベヤに接
続可能な接続コネクタPが接続される。
【0032】図4の(b)に示されるように、配線ダク
トEは、例えば合成樹脂によりパイプ状に形成され、片
側側面が長手方向に亘って切り離されて開口部25が形
成されており、径方向に弾性変形可能に構成されてい
る。従って、配線ダクトEの端部は、クロスメンバ10
a両側壁に形成された貫通穴22、22に縮径状態で挿
入したのち拡径復帰することにより貫通穴22、22内
に弾性的に保持されるようになっている。
【0033】次に、ローラコンベヤ1のフレーム2a、
2bの底面には、長手方向略中央にクロスメンバ10b
が横設され、このクロスメンバ10bにも上述同様に同
じ構造の配線ダクトE端部が接続される。そして、この
クロスメンバ10b内には制御ユニットCを構成する図
示しない制御基板などが収容され、これら制御基板に接
続される信号ケーブルや電源ケーブルは、配線ダクトE
内に導入されるようになっている。
【0034】また、ローラコンベヤ1のフレーム2a、
2bの底面には、長手方向端部にクロスメンバ10cが
横設され、このクロスメンバ10cにも操作ユニットS
としての操作基板が収容され、フレーム2a側には起
動、停止ボタンが配設され、これら操作基板に接続され
る信号ケーブルや電源ケーブルは、配線ダクトE内に導
入されるようになっている。
【0035】次に、上記のように構成されたローラコン
ベヤ装置の組立手順につき説明する。
【0036】ローラコンベヤ1は、図1に示すように、
複数のローラ3が所定間隔に離間して支持される両フレ
ーム2a、2bの底面には、長手方向の前後並びに中央
には一対の脚4a、4bから成る支持脚4が取付けら
れ、更に両フレーム2a、2bの底面には、クロスメン
バ10a、10b、10cが所定間隔で取り付けられ
る。
【0037】両フレーム2a、2b底面には、長手方向
4箇所にクロスメンバ10aが略等配状態で取付けられ
るちと共に、長手方向の略中央にはクロスメンバ10b
が取付けられ、長手方向の一方の端部にはクロスメンバ
10cがそれぞれ両フレーム2a、2bの長手方向を横
切るように取り付けられる。
【0038】これらクロスメンバ10a内には、それぞ
れ駆動ローラDPが、両ブラケット18a、18bに支
持軸16a、16bに支持されて収容され、一方の支持
軸16bからはリード線26aが導出される。
【0039】また、クロスメンバ10b内には、制御ユ
ニットCを構成する制御基板などが収容され、制御基板
に接続される図示しない信号ケーブルや電源ケーブルも
導出され、クロスメンバ10c内に収容される操作基板
に接続される信号ケーブルや電源ケーブルも同様に導出
された状態となる。
【0040】次に、両フレーム2a、2bの長手方向所
定箇所にそれぞれクロスメンバ10a、10b、10c
を所定間隔で取り付けると、これらクロスメンバ10
a、10b、10cに直交するように各配線ダクトEの
端部を連通するように開口部25を上方に向けて接続保
持し、次いで各配線ダクトE内部に、駆動ローラDP、
制御ユニットCの制御基板及び操作基板から導出された
リード線26aや信号ケーブルや他の電源ケーブルをそ
れぞれ収容してローラコンベヤ1の端部側から外部に導
出し、その端部に他のローラコンベヤに接続可能な接続
コネクタPを接続する。
【0041】一方、図2及び図4の(c)に示すよう
に、駆動ローラDPのプーリMDと、前後に配置された
ローラ3端部に設けられた2条の溝部3aに駆動ベルト
V1、V2を互いに交差させて掛止すると共に、これら
係止されたローラ3並びに他の連接するローラ3にもそ
れぞれベルトV3を掛止しつつ、両フレーム2a、2b
に複数のローラ3を所定間隔で支持する。
【0042】従って、上記のように構成されたローラコ
ンベヤ装置によれば、制御基板などの多数の制御機器か
ら成る制御ユニットCをクロスメンバ10b内に収容し
たことにより、両フレーム2a、2b及びローラコンベ
ヤ1全体の小型化が可能となり、また、フレーム2a、
2bの形状やデザイン等を、制御基板などの制御機器の
大きさに制約されずに自由に選択することができる。
【0043】また、互いに隣接するクロスメンバ10
a、10aまたは10a、10bもしくは10a、10
c間に、これらクロスメンバ10a、10b、10cと
直交する方向を向く配線ダクトEを設け、これら配線ダ
クトE内に電源ケーブル等を挿通保持するように構成さ
れるので、隣接するクロスメンバ間において、電源ケー
ブル等の垂れ下がりを防止することができる。
【0044】更に、配線ダクトEの上方部に長手方向に
沿って開口部25が形成されるので、弾性的に拡開可能
となり、電源ケーブル等の配線作業が容易になるととも
に、外部取付用のセンサ等のケーブルを、最短距離で配
線ダクトE内に挿通することができる。
【0045】加えて、各クロスメンバー10a、10
b、10c内に収容された駆動ユニットDの駆動ローラ
DP、制御ユニットCないし操作ユニットSに接続した
電源及び信号ケーブルの端末部を、ローラコンベヤ1の
長手方向の端部に導出させ、その部分に、他のローラコ
ンベヤに接続可能な接続コネクタPが取付けられている
ので、複数のローラコンベヤ単体を、現場で容易に接続
して連動させることができる。
【0046】さらに、上面が開口する凹状のクロスメン
バ10a、10b、10c内に、それぞれ駆動ローラD
P、制御ユニットCないし操作ユニットSを収容すると
共に、これらクロスメンバ10a、10b、10cの側
壁に配線ダクトEの端部が挿入支持されるので、これら
制御機器類が安全に保護されるとともに、取付けやメン
テナンスも容易となる。また、配線ダクトEがクロスメ
ンバ10a、10b、10cの凹部内と連通するので、
電源や信号ケーブルの配線作業を容易に行うことができ
る。
【0047】次に、図5は本発明の別の実施形態に係る
駆動ユニットの部分平面図を示す。尚、上述した実施形
態の構成部分と同一構成部分については同一符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0048】クロスメンバー10a、10b、10cの
側面には、上記実施形態と同様に配線ダクトEの端部が
接続されている。
【0049】上方が開口する直方体の箱体として構成さ
れた一対の貫通穴22、22に、内側からスリーブ30
が挿通して装着され、外側に突出したスリーブ30の端
部外周に配線ダクトEの端部が挿入してそれぞれ連通接
続される。
【0050】このように構成することにより、クロスメ
ンバー10a、10b、10c内に収容された駆動ユニ
ットD、制御ユニットC及び操作ユニットSの電源ケー
ブル及び信号ケーブル等を容易に収容することができ、
前記実施形態と同様の作用効果を有する。
【0051】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0053】(a)請求項1に記載の発明によれば、制
御機器をクロスメンバ内に収容したことにより、フレー
ム及びローラコンベヤ全体の小型化が可能となり、ま
た、フレームの形状やデザイン等を、制御機器の大きさ
に制約されずに自由に選択することができる。
【0054】(b)請求項2に記載の発明によれば、隣
接するクロスメンバ間において、電源ケーブル等が垂れ
下がるのが防止される。
【0055】(c)請求項3に記載の発明によれば、電
源ケーブル等の配線作業が容易となるとともに、外部取
付用のセンサ等のケーブルを、最短距離で配線ダクト内
に挿通することができる。
【0056】(d)請求項4に記載の発明によれば、複
数のローラコンベヤ装置を、現場で容易に接続して連動
させることができる。
【0057】(e)請求項5に記載の発明によれば、制
御機器が安全に保護されるとともに、取付けやメンテナ
ンスも容易となる。また、配線ダクトがクロスメンバの
凹部内と連通するので、電源や信号ケーブルの配線作業
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのローラコンベヤ装
置単体の全体図であって、(a)はローラコンベヤ装置
単体の平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は
(a)の正面図である。
【図2】図1(b)のA−A断面図である。
【図3】一部のローラを駆動する駆動ユニットの斜視図
である。
【図4】(a)は駆動ユニットの部分平面図、(b)は
(a)のB−B断面図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係る駆動ユニットの部
分平面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ(ローラコ
ンベヤ単体) 2a、2b フレーム 3 ローラ 3a 溝部 4 支持脚 4a、4b 脚 5 単位支持ブロック 6a、6b ローラ軸 8 ブラケット 10a、10b、10c クロスメンバ 12 凹溝 12a、12b 凹溝 14 嵌合溝 15 円形凹部 16a、16b 支持軸 17 取付板 18a、18b ブラケット 20 支持穴 22 貫通穴 23 ボルト 24 ボルト挿通穴 25 開口部 26 電源ケーブル 26a リード線 30 スリーブ C 制御ユニット D 駆動ユニット DP 駆動ローラ E 配線ダクト F 支持面 G 溝 M 小型モータ MD プーリ MJ 出力軸 P 接続コネクタ R 線状突起 S 操作ユニット V1、V2 駆動ベルト V3 ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 信一郎 神奈川県横浜市西区北幸二丁目7番18号 株式会社岡村製作所内 (72)発明者 板倉 秀樹 神奈川県横浜市西区北幸二丁目7番18号 株式会社岡村製作所内 Fターム(参考) 3F033 BB01 BB19 BC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に離間して対向する1対の
    フレーム間に、多数のローラを並設してなるローラコン
    ベヤ装置において、前記ローラの直下における両フレー
    ム間に、複数のクロスメンバを所定間隔おきに横架し、
    該クロスメンバのいずれかの空間部内に、前記多数のロ
    ーラの少なくとも一部のローラを駆動する駆動ユニット
    の制御機器を収容するとともに、該制御機器に接続した
    電源ケーブル等を、前記各クロスメンバを挿通させて外
    部に導出したことを特徴とするローラコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 互いに隣接するクロスメンバ間に、該
    クロスメンバと直交する方向を向く配線ダクトを設け、
    該配線ダクト内に電源ケーブル等を挿通した請求項1に
    記載のローラコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 配線ダクトの上方部を長手方向に沿っ
    て開口することにより、弾性的に拡開可能とした請求項
    2に記載のローラコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 制御機器に接続した電源及び信号ケー
    ブルの端末部を、ローラコンベヤの長手方向の端部に導
    出させ、その部分に、他のローラコンベヤに接続可能な
    接続コネクタを取付けた請求項1ないし3のいずれかに
    記載のローラコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 制御機器を、上面が開口する凹状のク
    ロスメンバ内に収容するとともに、該クロスメンバの側
    壁に配線ダクトの端部を挿入して支持した請求項1ない
    し4のいずれかに記載のローラコンベヤ装置。
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