JP3797588B2 - ケーブル保護材 - Google Patents

ケーブル保護材 Download PDF

Info

Publication number
JP3797588B2
JP3797588B2 JP02565199A JP2565199A JP3797588B2 JP 3797588 B2 JP3797588 B2 JP 3797588B2 JP 02565199 A JP02565199 A JP 02565199A JP 2565199 A JP2565199 A JP 2565199A JP 3797588 B2 JP3797588 B2 JP 3797588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
connection
cable protection
cable
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02565199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000224731A (ja
Inventor
克彦 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP02565199A priority Critical patent/JP3797588B2/ja
Publication of JP2000224731A publication Critical patent/JP2000224731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3797588B2 publication Critical patent/JP3797588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、長さの短いケーブル保護枠体の多数個を彎曲自在に連結してなるケーブル保護材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の長さの短いケーブル保護枠体の多数個を彎曲自在に連結してなるケーブル保護材は左右方向の彎曲しかできないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ケーブルの配線箇所によってはケーブル保護材を左右方向のみならず上下方向にも同時に彎曲させなければならない場合があり、また、光ファイバーケーブルのように最小曲率半径を守って間隔の狭い箇所において配線する必要がある場合に三次元の空間で彎曲させるため、左右方向及び上下方向にも彎曲できるケーブル保護材が待望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明は、底板部の両側に側板部を立設した長さの短いケーブル保護枠体の多数個を相隣る底板部の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結したケーブル保護材において、前記底板部の一方の端部側を連結差込板部に形成するとともに他方の端部側を前記連結差込板部が遊嵌できるスリットを設けた連結受板部に形成したうえ該連結差込板部と連結受板部の一方に連結突起を設けるとともに他方に連結孔を設けて、ケーブル保護枠体の相隣る連結差込板部を連結受板部のスリットに係合したうえ連結突起を連結孔に嵌合することにより、相隣る底板部の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結したことを特徴するものである。そして、連結差込板部の両面に連結突起を突設し、連結差込板部に連結孔を設ける。また、連結突起を半球状に形成するこが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
1は底板部2の両側に側板部3、3を立設した長さ約28mm、高さ約22mm、幅約25mmの長さの短いU字状のケーブル保護枠体であり、該ケーブル保護枠体1は多数個を相隣る底板部2の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結し、左右方向及び上下方向に彎曲できるものとしている。前記底板部2は一方の端部側を連結差込板部2aに形成するとともに他方の端部側を前記連結差込板部2aが遊嵌できるスリット2cを設けた連結受板部2bに形成したうえ、該連結差込板部2aの表裏面に連結突起4a、4aを突設して設けるとともに連結受板部2bに該連結突起4aが上下に間隙を確保して遊嵌できる連結孔4bを設けたものとして、ケーブル保護枠体1の相隣る連結差込板部2aを連結受板部2bのスリット2cに係合したう該連結突起4aを連結孔4bに嵌合することにより、相隣る底板部2の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結している。
【0006】
なお、この実施の形態では連結突起4aを連結差込板部2aに連結孔4bを連結受板部2bに設けているが、これとは逆に連結突起4aを連結受板部2bに連結孔4bを連結差込板部2aに設けてもよい。また、連結突起4aを先端側を細径のテーパ状、例えば図示のように半球状としたり、円錐台形状とすることにより図2に示すように相隣る連結差込板部2aと連結受板部2bがより上下方向に彎曲できるものである。
【0007】
また、前記の側板部3、3は左右方向及び上下方向の彎曲の妨げにならないように一方の端部側の内側に相隣るケーブル保護枠体1の両側板部3、3の他方の端部側が入り込むように、両側板部3、3の一方の端部側の内面と他方の端部側の外面を前記連結突起4a又は連結孔4bを中心軸とした略同一曲率半径の凹円弧面5aと凸円弧面5bに形成し、彎曲時に凹円弧面5aと凸円弧面5bとが相互に干渉しないように摺動するものとしている。さらに、他方の端部側の内面を外面の凸円弧面5bと平行な凹円弧面6bに一方の端部側の内面を外面の凹円弧面5aと平行な凸円弧面6aに形成している。なお、側板部3、3が彎曲の妨げにならないようにする手段としては、彎曲時に内側となる側板部3、3の端部同士が当接しないように切欠しても良い。
【0008】
さらに、前記底板部2の一方の端部側の連結差込板部2aの両側に切欠部13を設けるとともに、連結受板部2bの両側に切欠部14を設け、この切欠部13、14の切欠端面同士を同一レベルとして、彎曲時に内側となる端面同士が当接して一定の曲率以下に彎曲しないように規制している。7は底板部2の両側中央に突設した固定用の短円柱状の突起であり、該突起7を取付具11の固定板部11aに立設した軸受板部11bの軸孔11cに軸支させるものである。また、8は両側板部3、3の中央上端に形成した蓋板12を取り付けための係止部であり、この蓋板12は彎曲の障害にならないように両側板部3、3の中央のみを施蓋するものとされ、各ケーブル保護材の全て、もしくは適当間隔をおいて任意箇所に用いられる。
【0009】
このように構成された本発明のケーブル保護材は、長さの短いケーブル保護枠体1の多数個が相隣る底板部2の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結して連結されているので、図1に示すように左右いずれの方向にも彎曲できることは勿論のこと図2に示すように上下方向にも彎曲できるのであり、設置箇所の表面に凹凸があってもこの凹凸に追従して対応できるもので彎曲させて配線する必要があるケーブルを的確に保護できるものである。また、光ファイバーケーブルのように最小曲率半径を守って配線する必要があるものにあっても三次元の空間で彎曲させることができるので間隔の狭い箇所においても最小曲率半径を確保して配線できるものである。
【0010】
なお、相隣る底板部2の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結する手段として、底板部2は一方の端部側を連結差込板部2aに形成するとともに他方の端部側を前記連結差込板部2aが遊嵌できるスリット2cを設けた連結受板部2bに形成したうえ、該連結差込板部2aの表裏面に連結突起4aを設けるとともに連結受板部2bに該連結突起4aが遊嵌できる連結孔4bを設けてケーブル保護枠体1の相隣る連結差込板部2aと連結受板部2bを係合したうえ該連結突起4aを連結孔4bに嵌合することによりケーブル保護枠体1同士の連結、離脱作業が容易となり、任意の長さの彎曲自在なケーブル保護材を容易に得ることができる。
【0011】
また、前記側板部3、3を一方の端部側の内側に相隣るケーブル保護枠体1の両側板部3、3の他方の端部側が入り込むように、両側板部3、3の一方の端部側の内面と他方の端部側の外面を前記連結突起4a又は連結孔4bを中心軸とした略同一曲率半径の凹円弧面5aと凸円弧面5bに形成することにより、彎曲した箇所の外側となる相隣るケーブル保護枠体1の側板部3と側板部3との間は一方の端部側に入り込でいる他方の端部側が入り込み状態を浅くするのみで開くことがないので、端部に位置するケーブル保護枠体1の両側板部3、3の間からケーブルを挿入する際にケーブルの先端が引っ掛かかることなく凹円弧面5aに案内されて容易に挿入できるものである。
【0012】
さらに、他方の端部側の内面も凹円弧面6bにすることにより該凹円弧面6bがケーブルを彎曲に導いて挿入作業を容易とする。また、外面が凸円弧面5aである一方の端部側の端面をテーパ状に形成することにより一方の端部側からケーブルの先端を挿入する配線作業をしても該ケーブルの先端が一方の端部側の端面に引っ掛からず作業が容易となる。なお、このように連結したケーブル保護枠体1の端部からケーブルを挿入する手法のほか、連結したケーブル保護枠体1の任意位置で係止した蓋板を外して上から挿入する手法も取ることができる。
【0013】
また、このケーブル保護材は配線距離が変動する箇所例えば動きのある装置間を配線する際に変動する配線距離に対応できるように、間隔が短くなる場合にケーブルを彎曲させ、長い場合にはケーブルを伸長するのに応じてケーブル保護材が彎曲、伸長するように入口側となる先端と出口側となる基端のケーブル保護枠体1のみを固定することにより行うことができる。この場合に、底板部2の一方の端部側の両側を切欠するとともに他方の端部側の両側を切欠して切欠端面と同一レベルとして、彎曲時に内側となる端面同士が当接して一定の曲率以下に彎曲しないように規制しておくことにより、小さく彎曲した場合に機能が低下する光ファイバーケーブルに最適なものとなる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上の説明によって明らかなように、長さの短いケーブル保護枠体の多数個を相隣る底板部の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結したので、左右方向及び上下方向に彎曲できるので間隔の狭い箇所においても光ファイバーケーブルの最小曲率半径を守って配線できるものである。
従って、本発明は従来の長さの短いケーブル保護枠体の多数個を彎曲自在に連結してなるケーブル保護材の問題点を解決したものとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に使用するケーブル保護枠体を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に使用するケーブル保護枠体を示す一部切欠平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に使用するケーブル保護枠体を示す側面図である。
【図6】 本発明の実施の形態の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 長さの短いケーブル保護枠体
2 底板部
2a 連結差込板部
2b 連結受板部
2c スリット
3 側板部
4a 連結突起
4b 連結孔

Claims (3)

  1. 底板部(2) の両側に側板部(3) 、(3) を立設した長さの短いケーブル保護枠体(1) の多数個を相隣る底板部(2) の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結したケーブル保護材において、前記底板部 (2) の一方の端部側を連結差込板部 (2a) に形成するとともに他方の端部側を前記連結差込板部 (2a) が遊嵌できるスリット (2c) を設けた連結受板部 (2b) に形成したうえ該連結差込板部 (2a) と連結受板部 (2b) の一方に連結突起 (4a) を設けるとともに他方に連結孔 (4b) を設けて、ケーブル保護枠体 (1) の相隣る連結差込板部 (2a) を連結受板部 (2b) のスリット (2c) に係合したうえ連結突起 (4a) を連結孔 (4b) に嵌合することにより、相隣る底板部 (2) の前後を水平方向に回動可能に及び上下方向に揺動可能に連結したことを特徴とするケーブル保護材。
  2. 連結差込板部 (2a) の両面に連結突起 (4a) (4a) を突設し、連結差込板部 (2b) に連結孔 (4b) を設けた請求項1に記載のケーブル保護材。
  3. 連結突起 (4a) を半球状に形成した請求項1又は2に記載のケーブル保護材。
JP02565199A 1999-02-03 1999-02-03 ケーブル保護材 Expired - Fee Related JP3797588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02565199A JP3797588B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 ケーブル保護材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02565199A JP3797588B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 ケーブル保護材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000224731A JP2000224731A (ja) 2000-08-11
JP3797588B2 true JP3797588B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=12171736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02565199A Expired - Fee Related JP3797588B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 ケーブル保護材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3797588B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3947046B2 (ja) * 2002-06-07 2007-07-18 株式会社リコー ハーネスガイド及びそれを備えた画像形成装置
JP5038942B2 (ja) * 2008-03-05 2012-10-03 積水化学工業株式会社 セパレータ及び管路構造
KR102175944B1 (ko) * 2019-04-11 2020-11-06 김장훈 자유로이 벤딩 가능한 led 케이싱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000224731A (ja) 2000-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107111092B (zh) 可旋转跳接电缆保持器
US7184644B2 (en) Cable exit trough with cover
US5969294A (en) Fiber optic connector cabinet with rotatably mounted adapter panels
US6044194A (en) Fiber optic cable bend radius control
EP1122571A1 (en) Splice closure
JP3465104B2 (ja) 軸流送風機
US6271476B1 (en) Bend radius guide
US11435529B2 (en) Optical fiber holder
JP3797588B2 (ja) ケーブル保護材
CA2320650A1 (en) Cable retention and bend radius control apparatus
US5896478A (en) Arrangement for receiving an optical-fibre connector, in particular for a floor box
JP2002213681A (ja) 長尺体カバーの接続部
KR100377842B1 (ko) 동력 공급 체인
JP3792063B2 (ja) ケーブル保護材
US4710137A (en) Cable strain relief
US6980726B2 (en) Fiber bend limiting device with a dust sealing feature
JPWO2020136799A1 (ja) フィンガーガード部材およびフィンガーガード部材連結構造体
US5390968A (en) Flat elbow/one direction tee fitting
JP4052774B2 (ja) 連結式ケーブルガイド
JP4182552B2 (ja) 遊技機用基盤ボックス
JPS6123959Y2 (ja)
JP3883113B2 (ja) 光接続箱のコード余長収納部
JP2001177945A5 (ja)
JP2946461B2 (ja) レースウェイ接続金具
JP3697238B2 (ja) 連結式ダクト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150428

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees