JP2002193422A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JP2002193422A
JP2002193422A JP2000392644A JP2000392644A JP2002193422A JP 2002193422 A JP2002193422 A JP 2002193422A JP 2000392644 A JP2000392644 A JP 2000392644A JP 2000392644 A JP2000392644 A JP 2000392644A JP 2002193422 A JP2002193422 A JP 2002193422A
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power supply
frames
battery unit
motor
roller
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Kazuhiro Eguchi
和宏 江口
Shinichiro Tomita
信一郎 富田
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源のない場所や配電盤等より遠く離
れた場所でも即座に使用することができるようにしたコ
ンベヤ装置を提供する。 【解決手段】 互いに平行に離間して対向する1対の
フレーム2a、2b間に多数のローラ3を配設し、これ
らローラ3の一部を回転駆動する小型モータMを備え、
この小型モータMに給電するバッテリユニットBTを両
フレーム2a、2bの下面適所に設けることにより、商
用電源のない場所や配電盤等より遠く離れた場所でも、
バッテリ電源を利用して即座に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラ又はベルト
を動力により回転させて荷を搬送するコンベヤ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のコンベヤ装置は、ローラ
又はベルトを駆動するモータに給電する電源に、商用1
00V又は200V電源が用いられ、これに接続された
配電盤やコンセント等より給電しているのが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来のコン
ベヤ装置の使用場所は、配電盤やコンセント等の近傍に
限られ、商用電源のない場所は勿論のこと、配電盤等よ
り遠く離れた場所では使用できないという問題があっ
た。
【0004】また、配電盤等より離れた場所で使用する
際、延長コードを使用すると、それを引き回したりする
煩わしさがあり、かつ歩行の妨げとなることもある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、商用電源のない場所や配電盤等より遠く
離れた場所でも即座に使用することができるようにした
コンベヤ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンベヤ装置は、互いに平行に離間して対
向する1対のフレーム間に多数のローラ又は無端ベルト
を配設し、前記ローラの少なくとも一部のローラ又は無
端ベルトを回転駆動するモータを備えるコンベヤ装置に
おいて、前記両フレームの下面適所に、前記モータに給
電するバッテリユニットを設けたことを特徴としてい
る。上記構成の本発明によれば、商用電源のない場所や
配電盤等より遠く離れた場所でも、バッテリ電源を利用
して即座に使用することができる。
【0007】上記コンベヤ装置において、モータとバッ
テリユニットとを接続するハーネスを、コネクタを介し
て着脱可能とするのが好ましい。このようにすると、ハ
ーネスをコネクタより取外せば、充電器によるバッテリ
ユニットへの充電や商用電源での使用が簡単となる。
【0008】上記コンベヤ装置において、バッテリの直
流電源を交流電源に、又は交流電源を直流電源に変換可
能なコンバータを設けるのが好ましい。このようにする
と、モータを交流モータか直流モータのいずれかとし
て、バッテリユニットと商用電源のどちらでも駆動する
ことができる。
【0009】上記コンベヤ装置において、両フレーム
を、ほぼ円形断面のパイプ状とし、その下部外周面に、
バッテリユニットを係止可能な長手方向を向く係止溝を
設けるのが好ましい。このようにすると、フレームの長
手方向の任意の位置にバッテリユニットを取付けること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の一実施形態としてのコ
ンベヤ装置単体の全体図であって、(a)はコンベヤ装
置単体の平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は
(a)の正面図、図2は図1(b)のA−A断面図、図
3は一部の駆動ローラをバッテリ電源によって駆動する
駆動ユニットの斜視図、図4の(a)は、駆動ユニット
の部分平面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)
は(a)のC−C断面図であり、図5はバッテリユニッ
トによる電源供給回路図である。
【0011】先ず、図1の(a)、(b)には、本発明
のコンベヤ装置の一実施形態としてのローラコンベヤ単
体1が示されており、このローラコンベヤ単体1(以下
ローラコンベヤ1と称する)は、複数のローラ3を所定
間隔に離間して支持したフレーム2a、2bと、これら
一対のフレーム2a、2bに所定間隔毎に着脱自在に装
着されたブラケット8と、これら所定間隔毎に着脱自在
に装着されたブラケット8を使用して両フレーム2a、
2bを長手方向に一定間隔で連結する複数のクロスメン
バー10a、10b、10cと、これらクロスメンバー
10a、10b、10cの連結以外に、両フレーム2
a、2bの長手方向両端及び中央に配置されたブラケッ
ト8の下端に嵌入される一対の脚4a、4bから成る支
持脚4とにより構成されている。
【0012】このローラコンベヤ1は、所定数のローラ
3を駆動するための駆動ユニットDが長手方向所定間隔
おきに複数のローラ3の直下に配置されると共に、長手
方向中間には制御ユニットCが配置され、長手方向端部
にはローラコンベヤ1の起動、停止の操作を行う操作ユ
ニットSが配置されている。
【0013】クロスメンバ10a、10b、10cは、
両フレーム2a、2bの下面に長手方向所定間隔おきに
横設されており、これらクロスメンバ10a、10b、
10cは、何れも大きさは異なるが、上方が開口した箱
体として構成され、これらの空間内部には上述した駆動
ユニットD、制御ユニットC及び操作ユニットSがそれ
ぞれ収容されている。
【0014】これらクロスメンバ10a、10b、10
cは、詳細は後述するが、内部に収容されている駆動ユ
ニットD、制御ユニットC及び操作ユニットSを電気的
に導通すべく、内部に電源ケーブル等を収容した配線ダ
クトEによって直交するように連通接続されている。
【0015】両フレーム2a、2bは、所定長さ毎に定
尺に切断されており、図2に示されるように、金属材料
等を引き抜き加工により断面略円形のパイプ状に形成さ
れ、両フレーム2a、2bの外周には複数の線状突起R
が円周上に所定間隔で等配されており、片側側面の上方
には所定の開口幅を有しパイプ中心軸から所定角度で開
口する嵌合溝14が長手方向全長に亘って形成され、両
フレーム2a、2bの下面にはフラットな支持面Fが形
成されている。
【0016】この支持面Fには、下方が開口する取付用
の凹溝12が長手方向に沿って形成され、凹溝12を形
成する外枠が中空の両フレーム2a、2b内部に突設
し、外枠の上面にはフレーム2a、2bの内部空間を左
右に仕切る縦リブが一体的に形成されており、凹溝12
の開口側には両壁面に一対の凹溝12a、12bが対向
配置されている。
【0017】図2に示すように、嵌合溝14内には、外
形が両フレーム2a、2bと同一曲率の円周をもつ断面
扇形に形成され、たとえは弾性変形可能な合成樹脂材料
で構成された単位支持ブロック5が挿嵌されるようにな
っている。
【0018】この単位支持ブロック5は、その円弧状外
周にローラ3の両端から突出したローラ軸6a、6bを
挿嵌するための複数の切欠き溝Gが所定間隔で連設され
ると共に、これら切欠き溝Gは、搬送条件によってその
間隔や溝幅等が決定されている。
【0019】図2には、一対のフレーム2a、2bに所
定間隔毎に着脱自在に装着されたブラケット8が示され
ており、このブラケット8は、底面に支持脚4の上端を
挿嵌するための図示しない脚保持穴が形成されるとも
に、上面には両フレーム2a、2bの底面に挿嵌する円
形凹部15が形成されており、円形凹部15の底面には
両フレーム2a、2b下面のフラットな支持面Fに接触
するフラットな面が形成され、円形凹部15の内周面に
は両フレーム外周の線状突起Rに対応する線状凹溝が同
一間隔で配置されている。
【0020】次に、クロスメンバにつき詳述する。最初
にクロスメンバ10aにつき説明する。すなわち図2〜
図4に示されるように、クロスメンバ10aは、駆動ユ
ニットDが収容されるように構成されており、このクロ
スメンバ10aは、上方が開口する直方体の箱体として
構成され、クロスメンバ10a内部の長手方向には後述
する駆動ローラDPの両支持軸16a、16bを支持す
るブラケット18a、18bが互いに離間して取付けら
れている。
【0021】一方のブラケット18aは、L字形に折曲
形成されてクロスメンバ10a内の底面に立設して溶接
接合されており、所定高さ位置には駆動ローラDPの一
方の支持軸16aを回転不能に挿通支持する支持穴20
が形成されている。
【0022】他方のブラケット18bは、L字形に折曲
形成されてクロスメンバ10aの内側壁に形成されたボ
ルト挿通穴24を挿通した2本のボルト23により横設
状態で固定され、所定高さ位置には駆動ローラDPの他
方の支持軸16bを回転不能に挿通支持する支持穴20
が形成されている。
【0023】更に、クロスメンバ10a両側壁の長手方
向におけるブラケット18bの近傍には、各配線ダクト
Eの端部を挿通保持するための一対の貫通穴22、22
が対向面に形成され、クロスメンバ10aの上方両端に
は両フレーム2a、2b下面に取付けるための取付板1
7、17が取付けられている。
【0024】ここで、駆動ローラDPは、図2に示され
るように、ローラ3の外径より若干大径に形成された中
空パイプ体で構成され、その内部には、小型モータMが
一体的に組込まれている。この小型モータMは、直流モ
ータまたは交流モータが使用され、後述するバッテリユ
ニットBT1に接続されている。バッテリユニットBT
1は、図3、図5に示されるように、交流電源からA/
D変換器(コンバータ)CB、充電器BT2により充電
されるようになっており、小型モータMが、交流モータ
として使用される場合は、小型モータMとバッテリユニ
ットBT1との間に更にA/D変換器が必要となる。
【0025】詳しくは、クロスメンバー10aの一端側
内部には、駆動ローラDPに隣接してバッテリユニット
BT1と、小型モータMとの間を接続すべく多数の差込
口を持つハーネス30が一体的に収容されており、ハー
ネス30の各差込口には、駆動ローラDPの端部から延
出した電源ケーブル26aのコネクタCN1及び他の駆
動ローラDP、制御ユニットCないし操作ユニットSに
電源を供給すべく電源ケーブル26の端部に設けられた
コネクタCN2、CN3が接続されると共に、バッテリ
ユニットBT1の差込口には後述する充電装置BT2か
ら延出されるケーブル32がコネクタCN4を介して接
続されるようになっている。
【0026】バッテリユニットBT1は、この差込口に
商用電源に接続されたコンバータCBを介して接続する
ことができるようになっているが、図3、図5に示され
るように、端部に商用電源(交流電源)に接続可能なコ
ネクタCN5を持つ電源ケーブル32を延出したコンバ
ータCBと、大容量の充電装置BT2を台車上に載置
し、バッテリユニットBT1の蓄電残量が低減した際
に、台車を移動して電源ケーブル32のコネクタCN4
をバッテリユニットBT1の差込口に接続して充電する
ことができるようになっている。なお、バッテリユニッ
トBT1は、フレーム2a、2bの支持面Fに長手方向
に沿って形成される凹溝12を利用して取り付けること
もできる。
【0027】更に、配線ダクトEは、他の駆動ローラD
P間や、制御ユニットCないし操作ユニットSに電源を
供給する電源ケーブル26を、信号ケーブル等と共に収
容されている。
【0028】そして、これら駆動ローラDPは、両フレ
ーム2a、2b間に所定間隔毎に横設された4箇所のク
ロスメンバ10a内に収容可能となっているが、コンベ
アの搬送能力によっては適宜、個数、配置間隔等が決定
される(図1参照)。
【0029】駆動ローラDPは、図2に示すように、片
側端部の支持軸16a内にパイプ体に内装された小型モ
ータMの出力軸MJが挿通支持され、両支持軸16a、
16bと駆動ローラDPは、小型モータMの回転によっ
て相対回転するように構成されている。
【0030】すなわち、小型モータMが回転すると駆動
ローラDPがともに回転し、一方の支持軸16a側のパ
イプ体端部に取付けられたプーリMDも、駆動ローラD
Pと共に回転する。この駆動ローラDPの回転によっ
て、図4の(c)に示されるように、プーリMDとロー
ラ3端部の溝部3aに掛止された駆動ベルトV1、V2
を介して隣接するローラ3が張設されたベルトV3によ
り回転駆動されるように構成されている。
【0031】各ローラ3の同一端部には、2条の溝部3
aが並設されており、これら隣接するローラ3の溝部3
aに交互にベルトを掛止して全ローラ3を連動駆動する
ようになっている。ここで、駆動ローラDPの出力軸M
Jないし一方の支持軸16a内部から小型モータMの電
源ケーブル26となるリード線26aを外部に挿通し、
配線ダクトEに導入される。
【0032】そしてこのリード線26aを、他の駆動ロ
ーラDP、及び制御ユニットCないし操作ユニットSの
電源ケーブル、信号ケーブル等と共に配線ダクトE内に
収容してローラコンベヤ1の端部側から外部に導出し、
その端部には、他のローラコンベヤに接続可能な接続コ
ネクタPが接続される。
【0033】図4の(b)に示されるように、配線ダク
トEは、例えば合成樹脂によりパイプ状に形成され、片
側側面が長手方向に亘って切り離されて開口部25が形
成されており、径方向に弾性変形可能に構成されてい
る。従って、配線ダクトEの端部は、クロスメンバ10
a両側壁に形成された貫通穴22、22に縮径状態で挿
入したのち拡径復帰することにより貫通穴22、22内
に弾性的に保持されるようになっている。
【0034】次に、ローラコンベヤ1のフレーム2a、
2bの底面には、長手方向略中央にクロスメンバ10b
が横設され、このクロスメンバ10bにも上述同様に同
じ構造の配線ダクトE端部が接続される。そして、この
クロスメンバ10b内には制御ユニットCを構成する図
示しない制御基板などが収容され、これら制御基板に接
続される信号ケーブルや電源ケーブルは、配線ダクトE
内に導入されるようになっている。
【0035】また、ローラコンベヤ1のフレーム2a、
2bの底面には、長手方向端部にクロスメンバ10cが
横設され、このクロスメンバ10cにも操作ユニットS
の操作基板が収容され、フレーム2a側には起動、停止
ボタンが配設され、これら操作基板に接続される信号ケ
ーブルや電源ケーブルは、配線ダクトE内に導入される
ようになっており、これらの電源は全てバッテリユニッ
トBT1から供給されるようになっている。
【0036】次に、上記のように構成されたコンベヤ装
置の組立手順につき説明する。
【0037】ローラコンベヤ1は、図1に示すように、
複数のローラ3が所定間隔に離間して支持される両フレ
ーム2a、2bの底面には、長手方向の前後並びに中央
には一対の脚4a、4bから成る支持脚4が取付けら
れ、更に両フレーム2a、2bの底面には、クロスメン
バ10a、10b、10cが所定間隔で取り付けられ
る。
【0038】両フレーム2a、2bの底面には、長手方
向4箇所にクロスメンバ10aが略等配状態で取付けら
れるちと共に、長手方向の略中央にはクロスメンバ10
bが取付けられ、長手方向の一方の端部にはクロスメン
バ10cがそれぞれ両フレーム2a、2bの長手方向を
横切るように取り付けられる。
【0039】これらクロスメンバ10a内の片側には、
クロスメンバ10aの全長よりは短尺な駆動ローラDP
が、両ブラケット18a、18bに支持軸16a、16
bに支持されて収容されるとともに、駆動ローラDPの
軸方向に隣接してハーネス30がバッテリユニットBT
1と共に収容され、ハーネス30上面の差込口には駆動
ローラDPの一方の支持軸16b端部から導出されたリ
ード線26aのコネクタCN1が差し込まれる。
【0040】また、別のクロスメンバ10b内には、制
御ユニットCを構成する制御基板などが収容され、制御
基板に接続される図示しない信号ケーブルないし電源ケ
ーブル26や、クロスメンバ10c内に収容される操作
ユニットSの操作基板に接続される信号ケーブルないし
電源ケーブル26が外部に導出される。
【0041】次に、図1、図3ないし図5に示すよう
に、両フレーム2a、2bの長手方向所定箇所に、クロ
スメンバ10a、10b、10cが所定間隔で取り付け
られると、電源ケーブル、信号線などを、各クロスメン
バ10a、10b、10cを連通するように各配線ダク
トE内部に収容し、各配線ダクトEの端部がクロスメン
バ10a、10b、10cに直交するように開口部25
を上方に向けて接続保持する。
【0042】次いで各配線ダクトE内部に、駆動ローラ
DP、制御ユニットCの制御基板及び操作基板から導出
された信号ケーブルや他の電源ケーブル26の端部をク
ロスメンバー10a内に導出し、これら電源ケーブル2
6端部のコネクタCN2、CN3をハーネス30の差込
口に差し込む。さらに、ローラコンベヤ1の端部側から
外部に導出した電源ケーブル端部には、他のローラコン
ベヤに接続可能な接続コネクタPを取付る。
【0043】一方、図2及び図4の(c)に示すよう
に、駆動ローラDPのプーリMDと、前後に配置された
ローラ3端部に設けられた2条の溝部3aに駆動ベルト
V1、V2を互いに交差させて掛止すると共に、これら
係止されたローラ3並びに他の連接するローラ3にもそ
れぞれベルトV3を掛止しつつ、両フレーム2a、2b
に複数のローラ3を所定間隔で支持する。
【0044】従って、上記のように構成されたコンベヤ
装置によれば、両フレームの下面適所にバッテリユニッ
トBT1を取り付けるか、または移動可能な台車上にコ
ンバータCBと共にバッテリユニットBT2を載置する
ことにより、商用電源のない場所や配電盤等より遠く離
れた場所でも、バッテリ電源BT1またはBT2を利用
して即座に使用することができる。
【0045】また、駆動ユニットDのモータMや、制御
ユニットC、操作ユニットSとバッテリユニットBT1
とを接続するハーネス30を、コネクタCN1〜CN3
を介して着脱可能に構成することにより、ハーネス30
を取外せば、充電器BT2によるバッテリユニットBT
1への充電や、商用電源での使用が簡単となる。
【0046】加えて、バッテリユニットBT1の直流電
源を交流電源に、又は交流電源を直流電源に変換可能な
コンバータCBを設けることにより、小型モータMを、
交流モータか直流モータのいずれかとして、バッテリユ
ニットと商用電源のどちらでも駆動することができる。
【0047】更に、両フレーム2a、2bを、ほぼ円形
断面のパイプ状とし、その下部外周面に、バッテリユニ
ットBT1を係止可能な長手方向を向く係止溝としての
取付用の凹溝12を設けることにより、フレーム2a、
2bの、長手方向の任意の位置にバッテリユニットBT
1を取付けることができる。
【0048】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
【0050】(a)請求項1に記載の発明によれば、商
用電源のない場所や配電盤等より遠く離れた場所でも、
バッテリ電源を利用して即座に使用することができる。
【0051】(b)請求項2に記載の発明によれば、ハ
ーネスをコネクタより取外せば、充電器によるバッテリ
ユニットへの充電や商用電源での使用が簡単となる。
【0052】(c)請求項3に記載の発明によれば、モ
ータを交流モータか直流モータのいずれかとして、バッ
テリユニットと商用電源のどちらでも駆動することがで
きる。
【0053】(d)請求項4に記載の発明によれば、フ
レームの長手方向の任意の位置にバッテリユニットを取
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのコンベヤ装置単体
の全体図であって、(a)はコンベヤ装置単体の平面
図、(b)は(a)の側面図、(c)は(a)の正面図
である。
【図2】図1(b)のA−A断面図である。
【図3】一部のローラを駆動する駆動ユニットの斜視図
である。
【図4】(a)は駆動ユニットの部分平面図、(b)は
(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図
である。
【図5】バッテリユニットによる電源供給回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2a、2b フレーム 3 ローラ 3a 溝部 4 支持脚 4a 脚 5 単位支持ブロック 6a、6b ローラ軸 8 ブラケット 10a、10b、10c クロスメンバ 12 凹溝 12a、12b 凹溝 14 嵌合溝 15 円形凹部 16a、16b 支持軸 17 取付板 18a、18b ブラケット 20 支持穴 22 貫通穴 23 ボルト 24 ボルト挿通穴 25 開口部 26 電源ケーブル 26a リード線(電源ケーブル) 30 ハーネス 31、32 電源ケーブル BT1 バッテリユニット BT2 充電装置 C 制御ユニット CB コンバータ CN1〜CN5 コネクタ D 駆動ユニット DP 駆動ローラ E 配線ダクト F 支持面 G 溝 M 小型モータ MD プーリ MJ 出力軸 P 接続コネクタ R 線状突起 S 操作ユニット V1、V2 駆動ベルト V3 ベルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に離間して対向する1対の
    フレーム間に多数のローラ又は無端ベルトを配設し、前
    記ローラの少なくとも一部のローラ又は無端ベルトを回
    転駆動するモータを備えるコンベヤ装置において、 前記両フレームの下面適所に、前記モータに給電するバ
    ッテリユニットを設けたことを特徴とするコンベヤ装
    置。
  2. 【請求項2】 モータとバッテリユニットとを接続す
    るハーネスを、コネクタを介して着脱可能とした請求項
    1に記載のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 バッテリの直流電源を交流電源に、又
    は交流電源を直流電源に変換可能なコンバータを設けた
    請求項1または2に記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 両フレームを、ほぼ円形断面のパイプ
    状とし、その下部外周面に、バッテリユニットを係止可
    能な長手方向を向く係止溝を設けた請求項1ないし3の
    いずれかに記載のコンベヤ装置。
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