JPH06298322A - フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置 - Google Patents

フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置

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JPH06298322A
JPH06298322A JP5086592A JP8659293A JPH06298322A JP H06298322 A JPH06298322 A JP H06298322A JP 5086592 A JP5086592 A JP 5086592A JP 8659293 A JP8659293 A JP 8659293A JP H06298322 A JPH06298322 A JP H06298322A
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JP
Japan
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guide frame
frame
guide
aluminum
frames
Prior art date
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Pending
Application number
JP5086592A
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English (en)
Inventor
Juji Nakase
重次 中瀬
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ローラコンベヤ1の搬送経路の両側方に、被
搬送物27の両側方への脱落を防止するためのガイドフレ
ーム28が搬送経路に沿って配設されている。ガイドフレ
ーム28はアルミ引抜き成形材であり、その内部には中空
部49が全長にわたり形成されている。この中空部49に鋼
製の角パイプ55が長さ方向にわたり挿入されている。 【効果】 ガイドフレーム28をアルミ引抜き成形材とす
ることにより軽量化が図れ、角パイプ55によりガイドフ
レーム28の強度向上が図れる。したがって、被搬送物27
がガイドフレーム28に当接した際、ガイドフレーム28が
歪曲するといった不具合は防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、装置構成用の
アルミ製フレームの一例であるガイドフレームを有する
搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレーム体については例
えば実開平1−111609号公報に示されるものがあ
る。すなわち、フレーム体の一例としてガイドフレーム
がローラコンベヤに設けられている。これらガイドフレ
ームは、複数本の搬送用ローラを支持する本体フレーム
の上部に左右一対設けられ、被搬送物が両側方に脱落す
ることを防止している。これらガイドフレームはアルミ
引抜き成形材であり、その内側面にはガイド板が取付け
られ、外側面には蟻溝部が長さ方向にわたり形成されて
いる。そして、ガイドフレームは、上記蟻溝部内に挿入
されたタッププレートとボルトとにより、本体フレーム
の側枠に連結された連結板の上部に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式では、
ガイドフレームをアルミの引抜き成形とすることで、複
雑な断面形状のものでも成形が容易でかつ軽量化が図れ
る。しかしながら、強度的に弱いため、被搬送物が重量
物である場合、被搬送物の当接によりガイドフレームが
歪曲するといった問題が生じた。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、軽量
化とともに強度アップが図れるフレーム体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明におけるフレーム体は、装置構成用のフレ
ームを、内部空所を有せしめてアルミニウムにより形成
し、このフレームの内部空所に、補強材を長さ方向にわ
たって挿入したものである。
【0006】また、本第2発明におけるフレーム体使用
の搬送装置は、搬送経路の両側方に、被搬送物の両側方
への脱落を防止するためのガイドフレームを搬送経路に
沿って配設し、これらガイドフレームを、内部空所を有
せしめてアルミニウムにより形成し、上記ガイドフレー
ムの内部空所に、補強材を長さ方向にわたって挿入した
ものである。
【0007】
【作用】上記第1発明の構成によると、フレームをアル
ミニウムにより形成しているため軽量化が図れる。か
つ、フレームの内部空所に、補強材を長さ方向にわたっ
て挿入することにより、フレームの強度が向上する。
【0008】上記第2発明の構成によると、ガイドフレ
ームをアルミニウムにより形成しているため軽量化が図
れる。かつ、ガイドフレームの内部空所に、補強材を長
さ方向にわたって挿入することにより、ガイドフレーム
の強度が向上する。したがって、被搬送物がガイドフレ
ームに当接した際、ガイドフレームが歪曲するといった
不具合は防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図5,図6に示すように、1はローラコンベヤ
装置であり、左右一対の側フレーム2と、両側フレーム
2の下部間にボルトなどを介して連結した脚枠3と、上
記両側フレーム2間に設けられた複数本の搬送用ローラ
4などから構成されている。
【0010】図1に示すように、これら側フレーム2
は、アルミ引抜き成形材であり、内側面および外側面に
は付属品などを取付けるための複数本の蟻溝部が全長に
わたって形成され、内部には中空部6が全長にわたって
形成されている。また、両側フレーム2の相対向する内
側面にはL状のガイド部7が形成され、さらに一方の側
フレーム2の下部の内面側には、上下一対のガイドレー
ル8,9がフレーム長さ方向に配設してある。
【0011】両側フレーム2の内面側には、その下端を
前記ガイド部7に嵌合させて支持枠10がフレーム長さ方
向で位置変更(摺動)自在に設けられている。この支持
枠10は、中間部に通したボルト11を、側フレーム2の蟻
溝部12内に挿入されているタッププレート13に螺合させ
ることで所定位置において固定される。そして両支持枠
10間に、ローラ軸14を介して上記ローラ4が遊転自在に
設けられる。
【0012】前記支持枠10はケース状であって、一方の
支持枠10の内部には、無端駆動体(後述する)に常時連
動し、かつ前記ローラ4に駆動力を伝達および遮断する
伝動装置15が設けられる。すなわち前記ローラ4の軸芯
に沿って配設した支軸16を上下揺動自在とし、この支軸
16にはスプロケット17が回転自在に取り付けられ、この
スプロケット17のボス部に伝動ローラ18を外嵌して、両
者17,18を一体回転自在としている。前記支持枠10側に
は、支軸16を昇降させて前記伝動ローラ18を接続分離動
させるエアシリンダ装置19が設けられる。上記した構成
からなる伝動装置15は支持枠10などを介してローラ4と
1組となって、一方の側フレーム2に多数配設される。
【0013】図1,図6に示すように、各スプロケット
17に連動するチェーン(無端駆動体の一例)20は、それ
ぞれ複数のスプロケット21間に張設され、そして1つの
スプロケット21をモータ22に連動連結している。前記チ
ェーン20は、各スプロケット17に噛合する作用経路にお
いて前記ガイドレール8が下方から当接することで支持
案内され、また復帰経路も同様にガイドレール9で支持
案内される。尚、側フレーム2の下面側には上記モータ
22を制御する制御装置23が設けられている。
【0014】図5,図6に示すように、上記ローラコン
ベヤ装置1の搬送経路26の両側方には、被搬送物27の両
側方への脱落を防止するためのガイドフレーム28が搬送
経路26に沿って配設されている。図2に示すように、こ
れらガイドフレーム28は、アルミ引抜き成形材であり、
その内側面には樹脂製のガイド板29を取付けるための係
止溝30が全長にわたって上下一対形成され、外側面およ
び下面には連結板31や検出装置32(図1参照)などを取
付けるための蟻溝部33,34がそれぞれ全長にわたって形
成されている。
【0015】上記ガイド板29の外側面には、上記係止溝
30に嵌脱自在な係止突部35が上下一対形成され、この係
止突部35を係止溝30に嵌め込むことによりガイド板29は
ガイドフレーム28に取付けられる。尚、上部の係止溝30
と下部の係止溝30との間には、ねじ孔36を有するリップ
部37が全長にわたって形成され、このねじ孔36の前後両
端部にはタップによりメネジが形成されている。
【0016】図1,図6に示すように、上記ガイドフレ
ーム28は上記連結板31を介して各側フレーム2の上方に
取付けられている。すなわち、連結板31は、側フレーム
2の外側面に形成されたL形状のガイド部38に嵌合して
長さ方向で位置変更(摺動)自在に設けられ、連結板31
の下部に通したボルト39を、側フレーム2の蟻溝部40内
に挿入したタッププレート41に螺合させることにより、
側フレーム2に所定間隔をおいて複数枚取付けられてい
る。そして、ガイドフレーム28は、連結板31の上部に通
したボルト43を、蟻溝部33内に挿入したタッププレート
44に螺合させることにより、連結板31に支持されてい
る。図5,図6に示すように、上記検出装置32は光電ス
イッチの投光器45と受光器46とによりローラ4上の被搬
送物27の有無を検出するものであり、これら投光器45と
受光器46とはそれぞれ蟻溝部33内に挿入したタッププレ
ート(図示せず)とボルト48とによりガイドフレーム28
に長さ方向で位置変更(摺動)自在に取付けられてい
る。
【0017】図2,図3に示すように、上記ガイドフレ
ーム28の内部には、断面四角形状の中空部49(内部空所
の一例)が全長にわたって形成されている。この中空部
49の内側の一側面の中間部には、表面から側方に突出し
た突出面50が全長にわたって形成されている。また、中
空部49の外側の他側面の中間部には、中空部49に連通す
るスペース51が中空部49に沿って形成されている。この
スペース51内には、ねじ孔36を有するリップ部52が全長
にわたって形成され、このねじ孔36の前後両端部にはタ
ップによりメネジが形成されている。
【0018】上記中空部49には、補強材の一例である鋼
製の角パイプ55が長さ方向にわたり挿入されている。
尚、角パイプ55は、温度変化によるガイドフレーム28と
の膨張差を吸収するために、ガイドフレーム28の全長よ
りも短く形成されている。
【0019】図4,図6に示すように、上記ガイドフレ
ーム28の両端面には、ガイドカバー56がそれぞれ取付け
られている。これらガイドカバー56は、ガイドカバー56
に通した小ねじ57を上記両リップ部37,52(図2参照)
のねじ孔36に螺合することにより取付けられる。
【0020】以下、上記構成における作用を説明する。
被搬送物27は以下のようにローラコンベヤ装置1の上流
側から下流側に搬送される。すなわち、制御装置23の指
示によりモータ22が駆動して、チェーン20が回動し、ス
プロケット17とともに伝動ローラ18が回転する。そし
て、エアシリンダ装置19が作動して支軸16を上昇させる
ことにより、伝動ローラ18がローラ4に圧接してローラ
4が強制回転し、被搬送物27はローラ4によって搬送さ
れる。この際、被搬送物27は両ガイドフレーム28により
ローラコンベヤ装置1の両側方にはみ出したり脱落する
こと無く搬送される。また、被搬送物27はガイドフレー
ム28の内面に取付けられたガイド板29に当接するため、
当接時のショックがガイド板29により緩衝される。
【0021】また、ガイドフレーム28は角パイプ55で補
強されているため、ガイドフレーム28の強度が向上し、
搬送中に、重量物である被搬送物27がガイドフレーム28
に当接しても、ガイドフレーム28が歪曲するといったこ
とは防止できる。また、ガイドフレーム28はアルミ引抜
き成形材であるため複雑な断面形状のものでも成形が容
易でかつ軽量化が図れる。さらに、補強材として角パイ
プ55を用いたため、補強材自身の軽量化も図れる。
【0022】尚、アルミ材は鋼材よりも線膨張率が大き
いため、周囲温度が高温から低温に変化した場合、ガイ
ドフレーム28は角パイプ55よりも収縮量が大きくなる。
したがって、角パイプ55の全長をガイドフレーム28の全
長よりも短く形成することにより、ガイドフレーム28が
収縮して角パイプ55の端部がガイドフレーム28の端面か
ら突出するといった不具合は防止される。
【0023】上記実施例では、フレームの一例としてロ
ーラコンベヤ装置1のガイドフレーム28の中空部49に補
強用の角パイプ55を挿入したが、本第1発明においては
図1の仮想線に示すように、両側フレーム2の中空部6
に補強用の角パイプ58を挿入してもよい。また、ローラ
コンベヤ装置1のフレームに限らず、他の装置を構成す
るフレームであってもよい。
【0024】上記実施例では、補強材の一例として角パ
イプ55を設けたが、これは四角形以外の多角形状を有す
るパイプあるいは円形のパイプであってもよい。また、
上記角パイプ55は、一本の長尺のままガイドフレーム28
内に挿入したものであってもよいし、複数本に短く分割
して挿入したものであってもよい。
【0025】上記実施例では、ガイドフレーム28の蟻溝
部33に検出装置32を取付けているが、その他に、蟻溝部
33あるいは蟻溝部34を利用して配線用のダクトなどを取
付けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、フレ
ームをアルミニウムにより形成しているため軽量化が図
れる。かつ、フレームの内部空所に、補強材を長さ方向
にわたって挿入することにより、フレームの強度が向上
する。したがって、フレームは大きな荷重に耐えること
ができ、装置全体の軽量化も図れる。
【0027】本第2発明によれば、ガイドフレームをア
ルミニウムにより形成しているため軽量化が図れる。か
つ、ガイドフレームの内部空所に、補強材を長さ方向に
わたって挿入することにより、ガイドフレームの強度が
向上する。したがって、被搬送物がガイドフレームに当
接した際、ガイドフレームが歪曲するといった不具合は
防止され、搬送装置全体の軽量化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における搬送装置のガイドフ
レームの取付けを示す縦断正面図である。
【図2】ガイドフレームの拡大縦断正面図である。
【図3】ガイドフレームの斜視図である。
【図4】ガイドカバーを取付けたガイドフレームの斜視
図である。
【図5】搬送装置の縦断正面図である。
【図6】搬送装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ装置(搬送装置) 26 搬送経路 27 被搬送物 28 ガイドフレーム 49 中空部(内部空所) 55 角パイプ(補強材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置構成用のフレームを、内部空所を有
    せしめてアルミニウムにより形成し、このフレームの内
    部空所に、補強材を長さ方向にわたって挿入したことを
    特徴とするフレーム体。
  2. 【請求項2】 搬送経路の両側方に、被搬送物の両側方
    への脱落を防止するためのガイドフレームを搬送経路に
    沿って配設し、これらガイドフレームを、内部空所を有
    せしめてアルミニウムにより形成し、上記ガイドフレー
    ムの内部空所に、補強材を長さ方向にわたって挿入した
    ことを特徴とするフレーム体使用の搬送装置。
JP5086592A 1993-04-14 1993-04-14 フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置 Pending JPH06298322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086592A JPH06298322A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置

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JP5086592A JPH06298322A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH06298322A true JPH06298322A (ja) 1994-10-25

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ID=13891279

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086592A Pending JPH06298322A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 フレーム体およびフレーム体使用の搬送装置

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JP (1) JPH06298322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193422A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Okamura Corp コンベヤ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193422A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Okamura Corp コンベヤ装置

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