JP2020139486A - ファンユニット用アタッチメント - Google Patents

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嘉隆 菅田
Yoshitaka Sugata
嘉隆 菅田
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Abstract

【課題】ファンユニット及びバッテリを送風機(扇風機)として有効利用することができるファンユニット用アタッチメントを提供する。【解決手段】バッテリから電力が供給されるファンユニット3,3を着脱可能に取り付けるためのファンユニット取付部19,19と、ファンユニット取付部19,19に取り付けられたファンが吸気した外気を外部へ吹き出すための吹出部20と、ファンユニット取付部19,19から吹出部20まで連通させ、ファンユニット取付部19,19から吸い込まれた外気を吹出部20へ案内する気流案内部と、を有するハウジング22を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ファンユニット用アタッチメントに関する。
特に、夏場の高温環境下で作業者が各種の作業を行う場合に、体温の上昇を抑制するために、例えば特許文献1のようなファン及び該ファンを回転させる駆動部を含むファンユニットと、ファンユニットの駆動部に電力を供給するためのバッテリと、を備えた衣服を作業者が着用している。
特開2018−105226号公報
上記特許文献1の衣服では、衣服を洗濯したい場合や衣服を使用しない場合に、衣服に対してファンユニット及びバッテリを取り外すことができるように構成されている。これら取り外したファンユニット及びバッテリは、遊休状態にある。
これらを、例えば送風機(扇風機)として有効利用することができれば便利であるとの知見を本願の発明者が得た。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ファンユニットを据え置きで利用することができるファンユニット用アタッチメントを提供することにある。
本発明のファンユニット用アタッチメントは、前述の課題解決のために、バッテリから電力が供給されるファンユニットを着脱自在に取り付けるためのファンユニット取付部と、該ファンユニット取付部に取り付けられたファンユニットが吸気した外気を外部へ吹き出す吹出部と、前記ファンユニット取付部から前記吹出部まで連通させ、該ファンユニット取付部から吸い込まれた外気を該吹出部へ案内する気流案内部と、を有するハウジングを備えていることを特徴としている。
上記構成によれば、ファンユニット取付部にファンユニットを取り付けることにより、送風機(扇風機)として利用することができる。したがって、ファンユニット取付部に取り付けられたファンユニットをバッテリからの電力供給により駆動させることにより、外気をハウジング内に吸い込む。吸い込まれた外気は、気流案内部で吹出部まで案内され、吹出部から吹き出される。これによって、衣服用のファンユニット及びバッテリを送風機(扇風機)として据え置きで利用することができる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記ファンユニット取付部の開口方向と前記吹出部の開口方向が異なっていてもよい。
上記のように、ファンユニット取付部の開口方向と吹出部の開口方向とが異なっていれば、気流方向を変換することができる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記ファンユニットが、前記駆動部と前記バッテリとを接続するためのコードを備え、前記ファンユニット取付部は、前記コードを前記ファンユニット取付部の外部へ取り出すためのコード貫通部を備えていてもよい。
上記構成によれば、コードをコード貫通部に貫通させるだけでファンユニット取付部の外部へ取り出すことができ、コードの取り回し作業を容易に行える。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記駆動部へ電力を供給するバッテリを着脱可能に保持するバッテリ保持部を備えていてもよい。
上記構成によれば、バッテリをバッテリ保持部に保持させることにより、ファンユニットとバッテリを一体化させることができる。よって、持ち運びにも便利になる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記バッテリ保持部が、前記ファンユニット取付部よりも下方に配置されていてもよい。
上記のように、重量のあるバッテリを保持するバッテリ保持部が、ファンユニット取付部よりも下方に配置されていれば、ファンユニット用アタッチメントの重心を低い位置にすることができる。よって、ファンユニット用アタッチメントが、ファンユニット及びバッテリを安定して支持することができる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記ハウジングが、筒状体に構成され、該筒状体の両端部のそれぞれに前記ファンユニット取付部を備えていてもよい。
上記のように、筒状体の両端部のそれぞれにファンユニット取付部を備えることによって、両端部のファンユニット取付部にファンユニットを取り付けて両端部のファンを回転させた際の気流により生じる力のバランスを良好に保つことができる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記ハウジングが、前記ファンユニット取付部を複数備えていてもよい。
上記のように、ファンユニット取付部を複数備えることで、吹出部からの吹出風量を増大させることができる。
また、本発明のファンユニット用アタッチメントは、前記気流案内部が、前記ハウジングと、複数の前記ファンユニット取付部に取り付けられたそれぞれのファンユニットから吸気される外気が、それぞれ案内されるように前記ハウジング内を複数の空間に区画する仕切り部と、を備えていてもよい。
上記のように、仕切り部を備えることによって、複数のファンユニットにより吸気された外気同士が衝突して吹出風量が減少することを防止することができる。よって、吹出部から効率よく外気を吹き出すことができる。
本発明のファンユニット用アタッチメントによれば、ファンユニットを据え置きで利用することができる。
本発明のファンユニット用アタッチメントに、バッテリを保持させるとともにファンユニットを取り付ける直前の状態を示す斜視図である。 同ファンユニット用アタッチメントに、バッテリを保持させるとともにファンユニットを取り付けた状態を示す斜視図である。 同ファンユニット用アタッチメントにバッテリを保持させるとともにファンユニットを取り付けた状態を示す正面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3におけるV−V線断面図である。 図3におけるVI−VI線断面図である。 本発明のファンユニット用アタッチメントに、図2で示したバッテリよりも小さなバッテリを保持させるとともにファンユニットを取り付けた状態を示す斜視図である。 図7で示したバッテリを収容した部分の縦断側面図である。
以下、本発明のファンユニット用アタッチメントを、図面を参照しながら説明する。
図1では、ファンユニット用アタッチメント1に、バッテリ2を保持させるとともに2個のファンユニット3,3を取り付ける直前の状態を示している。また、図2では、ファンユニット用アタッチメント1に、バッテリ2を保持させるとともに2個のファンユニット3,3を取り付けて2個のファンユニット3,3を据え置きで使用できる状態を示している。ここでは、2個のファンユニット3,3、ファンユニット3,3へ電力を供給するバッテリ2、ファンユニット3,3とバッテリ2とを接続するためのコード4(図1にファンユニット3の駆動部に接続される側のコード4を図示している)は、図示していない衣服に装着されている状態から取り外してから、ファンユニット用アタッチメント1に装着することで、送風機(扇風機)を構成している。なお、図2に示すように、ファンユニット3,3の回転軸方向を左右方向とし、バッテリ2の収納方向を前後方向として、以下において説明する。
各ファンユニット3は、図1、図2、図4、図5に示すように、外気を吸い込むための複数枚(図4では5枚)の羽根5Aを備えるファン5と、ファン5を駆動するための駆動部としてのモータ6と、モータ6及びファン5を収容するケーシング7と、ケーシング7に着脱自在に取り付けられ衣服にファンユニット3を取り付けるための保持リング8と、を備えている。
ケーシング7は、外形が円形状に構成され、合成樹脂製の吸気側ケーシング9と、この吸気側ケーシング9に係止により一体化される合成樹脂製の排気側ケーシング10と、を備えている。
排気側ケーシング10は、多数の排気孔11Aが形成されたドーム形状のケーシング本体11と、ケーシング本体11の頂部に形成された円形の開口を閉じる円形のキャップ12と、を備えている。そして、ケーシング本体11にモータ6が保持される。また、ケーシング本体11の頂部近傍に電源供給用のコード4(図1参照)の先端に備えるコネクタ4A(図1参照)を差し込むための差し込み口(図示せず)が形成されている。
吸気側ケーシング9は、図1、図2、図3及び図5にも示すように、外周縁に位置する外周縁部13と、最も内側となる中心部に位置するフラットな円形状の板部14と、外周縁部13と板部14との間に多数の吸気孔15Aが形成された枠部15と、を備えている。板部14が左右方向外側端(吸い込み方向前端)に位置し、かつ、外周縁部13が板部14よりも僅かに左右方向内側(吸い込み方向後側)に位置している。そして、外周縁部13の内周縁と板部14の外周縁とを連結する前記枠部15が、図3に示すように、後方に向かって徐々に左右方向内側(吸い込み方向後側)に位置する緩やかなテーパー形状に構成されている。このように吸気側ケーシング9を構成することによって、ケーシング7の左右方向(吸い込み方向)での小型化(薄型化)を図ることができる。
外周縁部13は、図1〜図3に示すように、外形が略円形で所定幅を有する円環板状からなり、円周方向において間隔をおいて複数(図1では8個)の厚肉部13Aを備えている。また、図5に示すように、外周縁部13は、外気を排気側ケーシング10側へ案内すべく、それの内周縁から左右方向内方(吸い込み方向後方)へ延びる円筒状の側壁部16を備えている。側壁部16の外面の前後方向中間部に、後述する保持リング8の雌ネジ部17Nが螺合する雄ネジ部16Nが形成されている。
保持リング8は、外周縁部13の側壁部16よりも大きな径を有する円筒状部17と、円筒状部17の左右方向端部(吸い込み方向前端部)に径方向外側に向けて周設されたフランジ部18と、を備えている。保持リング8のフランジ部18の外径は、外周縁部13の外径と略同一である。また、保持リング8の円筒状部17の内周面の左右方向中間部(吸い込み方向方向中間部)に、外周縁部13の側壁部16の雄ネジ部16Nが螺合する雌ネジ部17Nが形成されている。そして、保持リング8のフランジ部18の左右方向外側端面(吸い込み方向前面)が、図示していない衣服の裏面に当接する一方の挟持面を構成し、該挟持面と対向する外周縁部13の左右方向内側端面(吸い込み方向後面)が、衣服の表面に当接する他方の挟持面を構成している。また、図1及び図4に示すように、円筒状部17の外面には、径方向外側に突出する凸部17Aと径方向内側に引っ込んだ凹部17Bとが周方向に交互に形成されている。凸部17Aの周方向の長さと凹部17Bの周方向の長さとが略同一に構成されるとともに、凸部17Aの数と凹部17Bの数とが、同数(ここではいずれも10個)になっている。
したがって、保持リング8の一方の挟持面と外周縁部13の他方の挟持面との間に衣服が入り込む隙間が発生するように、保持リング8を外周縁部13の側壁部16にねじ込んだ後、保持リング8の一方の挟持面と外周縁部13の他方の挟持面との間に衣服を挟み込む。この状態で保持リング8を外周縁部13の側壁部16に更にねじ込むことで保持リング8の一方の挟持面と外周縁部13の他方の挟持面とで衣服を挟持する。これにより、各ファンユニット3を衣服に固定することができる。
ファンユニット用アタッチメント1は、図1に示すように、複数(ここでは2個)のファンユニット3,3をそれぞれ取り付けるための複数(ここでは2個)のファンユニット取付部19,19と、複数(ここでは2個)のファンユニット3,3により吸い込まれた外気を外部へ吹き出す吹出部20と、ファンユニット取付部19,19から吹出部20まで連通させることによりファンユニット取付部19,19から吸い込まれた外気を吹出部20まで案内する気流案内部21(図6参照)と、を有するハウジング22と、ハウジング22に一体形成されバッテリ2を着脱可能に保持するバッテリ保持部23と、を備えている。ここでは、バッテリ保持部23とハウジング22とを一体形成しているが、別体形成したバッテリ保持部23とハウジング22とを接着剤や係合機構等により連結する構成であってもよい。バッテリ2をバッテリ保持部23に保持させることにより、ファンユニット3,3とバッテリ2を一体化させることができる。よって、持ち運びにも便利になる。バッテリ2は、図6に示すように、5個のセル2Aと、5個のセル2Aを収容するケーシング2Bと、を備えている。また、バッテリ2には、ファンユニット3から延びるコード4の端に備えるプラグ(図示せず)を接続可能な接続端子(図示せず)を備えている。ここでは、複数(ここでは2個であるが、3個以上でもよい)のファンユニット取付部19,19を備えることによって、吹出部20からの吹出風量を増大させることができるが、1個のファンユニット取付部19を備えたファンユニット用アタッチメント1であってもよい。
ハウジング22は、左右に分割された2つの部材22A,22Bからなり、両部材22A,22Bを互いに突き合せて一方の部材22Aに備える凸部(図示せず)を他方の部材22Bに備える凹部(図示せず)に係合することによって、両部材22A,22Bを仮止めすることができる。仮止め後は、図2及び図4に示すように、ハウジング22の外周縁の4か所に一体形成されたネジ孔を備える一対のボス部35,35の一方のボス部35に形成の開口からビス24をねじ込むことにより2つの部材22A,22Bを締結する。なお、両部材22A,22Bの間に吹出部20を配置した後、両部材22A,22Bを突き合せて係合させることにより、両部材22A,22B間に吹出部20を配置した状態で組み付けることになる。両部材22A,22Bを締結して構成されたハウジング22は、筒状体(図では円筒状体)を形成し、その円筒状体の両端部の円形の開口にファンユニット取付部19,19を形成する(図1参照)。両端部に形成されたファンユニット取付部19,19にファンユニット3,3を取り付けて両端部のファン5,5を回転させた際の気流により生じる力のバランスを良好に保つことができる。
各ファンユニット取付部19には、図1に示すように、保持リング8の円筒状部17の凸部17Aが嵌合する取付側凹部19Bと、保持リング8の円筒状部17の凹部17Bが嵌合する取付側凸部19Aと、が周方向に交互に形成されている。なお、取付側凸部19Aの周方向の長さと取付側凹部19Bの周方向の長さとが略同一に構成されるとともに、取付側凸部19Aの数と取付側凹部19Bの数とが、同数(ここではいずれも10個)になっている。また、複数の取付側凸部19Aに、ゴム等からなる弾性部材25を保持するための凹部19aが形成されている。弾性部材25は、吸い込み方向に長い円柱状体からなっている。また、凹部19aは、径方向内側が開放されており、凹部19aに挿入した弾性部材25は、径方向内側の開口から一部が径方向内側に突出した状態で保持されている。
したがって、各ファンユニット取付部19に吸い込み方向からファンユニット3を挿入することによって、保持リング8の円筒状部17の凸部17Aとファンユニット取付部19の取付側凹部19Bとが嵌合するとともに保持リング8の円筒状部17の凹部17Bとファンユニット取付部19の取付側凸部19Aとが嵌合する。嵌合に合わせて、複数(ここでは4個)の弾性部材25が保持リング8の円筒状部17の凹部17Bとの当接により弾性部材25を凹部19a側に移動させる。よって、弾性部材25が径方向内側へ戻ろうとする復元力が保持リング8の円筒状部17の凹部17Bに作用して、ファンユニット3がファンユニット取付部19に強固に取り付けられる。なお、ファンユニット取付部19に取り付けられたファンユニット3は、弾性部材25の復元力に抗して左右方向外側(吸い込み方向前側)に引き抜かれることでファンユニット取付部19から取り外すことができる。
また、各ファンユニット取付部19には、吸い込み方向外側に開口する切欠き19K(図1参照)が形成されている。この切欠き19Kは、モータ6に接続されるコード4をファンユニット取付部19の外部へ引き出すためのコード貫通部を構成している。したがって、ファンユニット取付部19にファンユニット3を取り付けた状態において、ハウジング22の内部に位置するコード4(図1参照)を切欠き19Kを通してハウジング22の外部に引き出してバッテリ2に容易に接続することができる。前記引き出された邪魔な長さ分のコード4を巻き付けておくための巻付部26(図5参照)をハウジング22の下端部側の後端部に備えている。巻付部26は、コード4を巻き付けるべく左右方向に長い巻付本体26Aと、巻き付けられたコード4が後端から外れないように保持する上下方向に延びるストッパー部26Bと、を備えている。
バッテリ保持部23は、図1及び図2に示すように、ハウジング22を構成する2つの部材22A,22Bそれぞれの下端から下方に延びる2つの下側部材23A,23Bから構成されている。ハウジング22と同様に、2つの下側部材23A,23Bを互いに突き合せて一方の下側部材23Aに備える凸部(図示せず)を他方の下側部材23Bに備える凹部(図示せず)に係合することによって、両下側部材23A,23Bを仮止めすることができる。仮止め後は、前述したビス24により2つの下側部材23A,23Bを締結する。
また、バッテリ保持部23は、前端にバッテリ2を挿入可能な開口23K(図4及び図6参照)を備え、前端の左右のそれぞれに上方に突出する突起23T(図1参照)を備えている。したがって、バッテリ保持部23に収容されているバッテリ2の前端が突起23T,23Tに当接することで、バッテリ保持部23からバッテリ2が開口23Kを通してバッテリ保持部23の外部へ飛び出すことを防止できる。なお、バッテリ保持部23の後端部の左右両端部に下方に突出して床面等に接地する後側脚部27,27(図1〜図3参照)を備えている。また、バッテリ保持部23の底板部23Cの前端部23cを後側ほど下方に突出させて凹部に形成するとともに、前端部23cの前後方向中間部に下方に突出するように前記一対のボス部35,35を形成している。この一対のボス部35,35が、床面等に接地する左右の前側脚部28を構成している。前記ボス部35,35は、ビス24により2つの下側部材23A,23Bを連結するためのビス締結部を兼用している。そして、前記形成された凹部に、図6で示したバッテリ2よりも前後寸法が小さな第2のバッテリ29(図7、図8参照)を収容することができる。図7、図8に示す、第2のバッテリ29は、2個のセル29Aと、2個のセル29Aを収容可能な前後寸法を有するケーシング29Bと、を備えている。ケーシング29Bの後端部には、円弧状に湾曲した湾曲部29Cを備えている。
前端部23cは、図4、図6、図8に示すように、前端から後側に向かうほど下方に位置する直線状の傾斜板部30と、傾斜板部30の後端から後側に向かうほど上端側に位置するように湾曲する円弧部31と、を備えている。この円弧部31の前面31Aにバッテリ29のケーシング29Bの湾曲部29Cの下側部分が当接する(図8参照)とともに、バッテリ29の前端が前記突起23T,23Tに当接することで、バッテリ保持部23からバッテリ29が開口23Kを通してバッテリ保持部23の外部へ飛び出すことを防止できる。
吹出部20は、合成樹脂から構成され、図1、図2、図6に示すように、2枚の左右側板20A,20Bと2枚の上下側板20C,20Dで構成されている。左右側板20A,20Bは、前端側ほど幅狭な台形状に構成されており、吹出部20が吹出口側ほど先絞り形状に構成されている。そして、吹出部20は、ハウジング22を左右2つの空間に区画する仕切り部としての仕切り板32の前端から延びる板状の延出部32Aで左右方向に2つの空間に仕切られており、吹出部20の前端に矩形状の左右一対の吹出口20a,20bが形成されている。仕切り部は、複数(ここでは2個)のファンユニット取付部19,19に取り付けられたそれぞれのファンユニット3から吸気される外気が、それぞれ案内されるようにハウジング22内を複数の空間に区画するものである。前記仕切り部を備えることによって、複数のファン5,5により吸気された外気同士が衝突して吹出風量が減少することを防止することができる。よって、吹出部20から効率よく外気を吹き出すことができる。
これらハウジング22と仕切り板32とで、ファンユニット3から吸い込んだ外気を吹出部20まで案内する気流案内部21(図6参照)を構成している。例えば左側のファンユニット3から吸い込んだ外気は、仕切り板32に当たってファンユニット取付部19の開口方向と異なる方向、つまり前側に案内されて、吹出部20の左側の吹出口20aから吹き出される。また、右側のファンユニット3から吸い込んだ外気は、仕切り板32に当たってファンユニット取付部19の開口方向と異なる方向、つまり前側に案内されて、吹出部20の右側の吹出口20bから吹き出される。
また、吹出部20は、ハウジング22の前端部に形成の上下開口22Kに装着され、その上下開口22Kの上下幅内で移動することで角度を調整できる調整機構を備えている。調整機構は、吹出部20の上側板20Cの基端部から上方に延びる円弧状の上板部33と、吹出部20の下側板20Dの基端部から下方に延びる円弧状の下板部34と、を備えている。図5に示すように、吹出部20の左右板部20A,20Bの基端部には、左右方向外側に延びるフランジ20F,20Gが形成され、これらフランジ20F,20Gの端面がハウジング22の左右側壁36,37の内面に当接することにより吹出部20のハウジング22に対する左右方向の位置を規制できる。また、上板部33及び下板部34は、吹出部20の角度が変更された場合でも、上下開口22Kを閉じた状態を維持することができるように周方向の長さが設定されている。また、吹出部20を最も上向きに角度変更したときに上下開口22Kの上端縁22aに当接する上側段部20dを吹出部20の上側板20Cの基端部に備え、かつ、吹出部20を最も下向きに角度変更したときに上下開口22Kの下端縁22bに当接する下側段部20eを吹出部20の下側板20Dの基端部に備えている。図6に、吹出部20を最も上向きに角度変更した場合と、吹出部20を最も下向きに角度変更した場合と、2点鎖線で示している。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、2つの吹出口20a,20bを備えた吹出部20としたが、仕切り板32を吹出部20まで延ばさずにハウジング22のみに設けて、1つの吹出口を備えた吹出部としてもよい。
また、前記実施形態では、バッテリ保持部23を前方が開放された箱型形状に構成したが、バッテリ2を下方から載置支持する前後一対のアーム部をハウジング22の下端に備えたバッテリ保持部であってもよいし、またバッテリ2を係止により保持する左右一対の係止爪を備えたバッテリ保持部であってもよい。
また、前記実施形態では、ファンユニット3がケーシング7を備えたものであったが、ケーシング7の無いファンユニットであってもよいし、吸気側のケーシングのみ備えたものであってもよい。
また、前記実施形態では、バッテリ2と駆動部とをコードで接続したが、無線通信で接続するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、気流案内部21をハウジング22と仕切り板32とで構成したが、例えばファンユニット3の排気側に接続するダクトから気流案内部を構成してもよい。
また、前記実施形態では、ハウジング22とは別体形成した吹出部20をハウジング22に組み込むことにより吹出部20をハウジング22に備えたが、吹出部20をハウジング22に一体形成することにより、吹出部20をハウジング22に備えてもよい。
また、前記実施形態では、バッテリ保持部23を備えているファンユニット用アタッチメント1を示したが、バッテリ保持部23の無いファンユニット用アタッチメント1であってもよい。この場合、バッテリ2をファンユニット用アタッチメント1の近傍に置いて、バッテリ2とファンユニット3,3とをコードあるいは無線通信により接続して使用することになる。
1…ファンユニット用アタッチメント、2…バッテリ、2A…セル、2B…ケーシング、3…ファンユニット、4…コード、4A…コネクタ、5…ファン、5A…羽根、6…モータ、7…ケーシング、8…保持リング、9…吸気側ケーシング、10…排気側ケーシング、11…ケーシング本体、11A…排気孔、12…キャップ、13…外周縁部、13A…厚肉部、14…板部、15…枠部、15A…吸気孔、16…側壁部、16N…雄ネジ部、17…円筒状部、17A…凸部、17B…凹部、17N…雌ネジ部、18…フランジ部、19…ファンユニット取付部、19A…取付側凸部、19B…取付側凹部、19K…切欠き、19a…凹部、20…吹出部、20A,20B…左右側板、20C…上側板、20C,20D…上下側板、20D…下側板、20F,20G…フランジ、20a…吹出口、20a,20b…吹出口、20d…上側段部、20e…下側段部、21…気流案内部、22…ハウジング、22A,22B…部材、22K…上下開口、22a…上端縁、22b…下端縁、23…バッテリ保持部、23A,23B…下側部材、23C…底板部、23K…開口、23T…突起、23c…前端部、24…ビス、25…弾性部材、26…巻付部、26A…巻付本体、26B…ストッパー部、27…後側脚部、28…前側脚部、29…第2のバッテリ、29A…セル、29B…ケーシング、29C…湾曲部、30…傾斜板部、31…円弧部、31A…前面、32…仕切り板、32A…延出部、33…上板部、33A…部分、34…下板部、35…ボス部、36,37…側壁

Claims (8)

  1. バッテリから電力が供給されるファンユニットを着脱自在に取り付けるためのファンユニット取付部と、該ファンユニット取付部に取り付けられたファンユニットが吸気した外気を外部へ吹き出す吹出部と、前記ファンユニット取付部から前記吹出部まで連通させ、該ファンユニット取付部から吸い込まれた外気を該吹出部へ案内する気流案内部と、を有するハウジングを備えていることを特徴とするファンユニット用アタッチメント。
  2. 前記ファンユニット取付部の開口方向と前記吹出部の開口方向が異なることを特徴とする請求項1に記載のファンユニット用アタッチメント。
  3. 前記ファンユニットは、前記駆動部と前記バッテリとを接続するためのコードを備え、前記ファンユニット取付部は、前記コードを前記ファンユニット取付部の外部へ取り出すためのコード貫通部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のファンユニット用アタッチメント。
  4. 前記バッテリを着脱可能に保持するバッテリ保持部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のファンユニット用アタッチメント。
  5. 前記バッテリ保持部は、前記ファンユニット取付部よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のファンユニット用アタッチメント。
  6. 前記ハウジングは、筒状体に構成され、該筒状体の両端部のそれぞれに前記ファンユニット取付部を備えていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載のファンユニット用アタッチメント。
  7. 前記ハウジングは、前記ファンユニット取付部を複数備えていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のファンユニット用アタッチメント。
  8. 前記気流案内部は、前記ハウジングと、複数の前記ファンユニット取付部に取り付けられたそれぞれのファンユニットから吸気される外気が、それぞれ案内されるように前記ハウジング内を複数の空間に区画する仕切り部と、を備えていることを特徴とする請求項7に記載のファンユニット用アタッチメント。
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