JP2879329B2 - プーリ、これを用いたアキュームローラコンベヤローラ及びアキュームローラコンベヤ - Google Patents

プーリ、これを用いたアキュームローラコンベヤローラ及びアキュームローラコンベヤ

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JP2879329B2 JP27426996A JP27426996A JP2879329B2 JP 2879329 B2 JP2879329 B2 JP 2879329B2 JP 27426996 A JP27426996 A JP 27426996A JP 27426996 A JP27426996 A JP 27426996A JP 2879329 B2 JP2879329 B2 JP 2879329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸ベルトやVベル
ト等の無端ベルトによる動力伝達に用いるプーリ、これ
を用いたアキュームローラコンベヤローラ及びアキュー
ムローラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプーリは、軸に嵌装され
るボスの外周にV字状のベルト溝を形成する2以上の鍔
部を一体形成して構成され、キー、止めねじ、あるいは
リングフィーダ社のシュパンリング、椿本チェン社のパ
ワーロック、アイセル社のメカロック等の軸固定金具を
用いて金属の中実軸、中空軸に固定したりして軸に取り
付けられている。又、アキュームローラコンベヤローラ
は、コンベヤフレームの上部に両端を介して回転自在に
支承されるローラ軸と、ローラ軸の一端付近に固定して
取り付けた上記プーリと、ローラ軸より適宜に短い短柱
状を呈し、軸穴を介してローラ軸に相対的に回転可能に
嵌装した多数のローラとにより構成され、品物の搬送時
には、品物の荷重による摩擦によってローラがローラ軸
と一体的に連結され、プーリを介したローラ軸の回転に
より品物を搬送し、又、停止装置による品物の一時的な
停止時には、品物の荷重による摩擦力に打ち勝って、ロ
ーラとローラ軸の相対的な回転が可能となり、プーリを
介したローラ軸の回転がローラに伝達されず、ローラが
相対的に空転して品物をアキューム(集積)する。更
に、アキュームローラコンベヤは、パイプを継ぎ合わせ
て形成したコンベヤフレームと、コンベヤフレームの一
側に軸受装置を介して回転自在に支承した駆動軸と、駆
動軸に適宜に離して固定して取り付けた多数の前記プー
リと、コンベヤフレームの上部に搭載した多数の上記ア
キュームローラコンベヤローラと、駆動軸の各プーリと
それぞれのアキュームローラコンベヤローラのプーリ又
は駆動軸の各プーリと所要のアキュームローラコンベヤ
ローラのプーリ及び隣り合うアキュームローラコンベヤ
ローラのプーリ同士に巻き掛けた丸ベルトやVベルト等
の無端ベルトとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プーリでは、軸に取り付けるに際し、軸やプーリのボス
へのキー溝、プーリのボスへのねじ穴の加工が必要であ
り、あるいはプーリ毎に軸固定金具が必要となる不具合
がある。又、アキュームローラコンベヤローラでは、プ
ーリをローラ軸に取り付けるに際して上述した不具合が
あると共に、アキュームローラコンベヤローラ1本当り
のローラが多数となり、その製作が繁雑となり、かつ品
物の荷重が各ローラを介して個別にローラ軸に作用し、
ローラ軸のたわみが大きくなり、アキュームローラコン
ベヤローラの耐荷重性が低下する不具合がある。更に、
アキュームローラコンベヤでは、プーリを駆動軸に取り
付けるに際して前述した不具合があると共に、各アキュ
ームローラコンベヤローラに上述した不具合がある。そ
こで、本発明は、軸に対する取り付けは勿論、取り外し
や調整移動を軸等に対する加工や軸固定金具を要するこ
となく容易になし得るプーリを提供することを第1の目
的とする。又、第2の目的は、ローラ軸に対するプーリ
の取り付けや取り外し、調整移動を第1の目的と同様に
なし得ると共に、その製作が容易で、かつ耐荷重性の高
いアキュームローラコンベヤローラを提供するにある。
更に、第3の目的は、駆動軸に対するプーリの取り付け
や取り外し等を第1の目的と同様になし得、又、アキュ
ームローラコンベヤローラを第2の目的と同様になし得
るアキュームローラコンベヤを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1のプーリは、軸に嵌装される円筒状を
呈し、一端に向って肉厚が漸増するようにしてテーパを
中間部から一端部の外周に形成し、かつテーパ部に軸方
向の複数のスリットを設けた筒部、及び筒部の他端部の
外周に一体形成した円板状を呈し、中心から周辺に向っ
て肉厚が漸減するようにしてテーパを少なくとも筒部の
端部側の面に形成した鍔部からなる固定部材と、固定
部材の筒部にそのテーパ部と適合するテーパ穴を介して
軸方向へ移動可能に嵌装したボス、及びボスの外周に一
体形成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が
漸減するようにしてテーパを少なくとも固定部材の鍔部
と対向する面に形成した鍔部からなる可動部材とから構
成されていることを特徴とする。第2のプーリは、軸に
嵌装される円筒状を呈し、一端に向って肉厚が漸増する
ようにしてテーパを一端部の外周に形成し、かつテーパ
部に軸方向の複数のスリットを設けた筒部、及び筒部の
中間部と他端部の外周に一体形成した円板状を呈し、中
心から周辺に向って肉厚が漸減するようにしてテーパを
両面と少なくとも筒部の一端部側の面に形成した2つの
鍔部からなる固定部材と、固定部材の筒部にそのテーパ
部と適合するテーパ穴を介して軸方向へ移動可能に嵌装
したボス、及びボスの外周に一体形成した円板状を呈
し、中心から周辺に向って肉厚が漸減するようにしてテ
ーパを少なくとも固定部材の鍔部と対向する面に形成し
た鍔部からなる可動部材とから構成されていることを特
徴とする。上記両プーリは、固定部材のテーパ部とこれ
を適合する可動部材のテーパ穴の角度が段階的に異なる
複数種類を揃えてもよいが、固定部材のテーパ部の角度
がスリットで区画された各領域において周方向へ少なく
とも3段に変えて形成され、かつ相対的な周方向への適
宜角度の回転により2段以上に角度を変えて適合可能と
なすように可動部材のテーパ穴の角度が周方向へ少なく
とも3段に変えて形成されていることが好ましく、この
ようにすることにより、単一のプーリで軸に対する締結
固定力を複数段に変えることができる。加えて、両プー
リは、可撓性の合成樹脂により形成されていることが好
ましい。
【0005】又、アキュームローラやコンベヤローラ
は、コンベヤフレームの上部に両端を介して回転自在に
支承されるローラ軸、ローラ軸の一端付近に嵌装した第
1又は第2のプーリと、ローラ軸と同程度の長さの円筒
状を呈し、両端部のローラキャップを介してローラ軸に
嵌着したローラとから構成されていることを特徴とす
る。更に、第1のアキュームローラコンベヤは、パイプ
を継ぎ合わせて形成したコンベヤフレームと、コンベヤ
フレームの一側に軸受装置を介して回転自在に支承した
駆動軸と、駆動軸に軸方向へ適宜に離して嵌装され、固
定部材のテーパ部とこれに適合した可動部材のテーパ穴
の角度が小さい第1の多数のプーリと、コンベヤフレー
ムの上部に搭載され、プーリの固定部材のテーパ部とこ
れに適合した可動部材のテーパ穴の角度が駆動軸のプー
リのそれより大きい多数の上記アキュームコンベヤロー
ラと、駆動軸の各プーリとそれぞれのアキュームローラ
コンベヤローラのプーリ又は駆動軸の各プーリと所要の
アキュームローラコンベヤローラのプーリ及び隣り合う
アキュームローラコンベヤローラのプーリ同士に巻き掛
けた多数の無端ベルトとを備えることを特徴とする。第
2のアキュームローラコンベヤは、パイプを継ぎ合わせ
て形成したコンベヤフレームと、コンベヤフレームの一
側に軸受装置を介して回転自在に支承したスプライン駆
動軸と、この駆動軸に軸方向へ適宜に離して嵌装した多
数のプーリと、コンベヤフレームの上部に搭載した上記
多数のアキュームローラコンベヤローラと、スプライン
駆動軸の各プーリとそれぞれのアキュームローラコンベ
ヤローラのプーリ又はスプライン駆動軸の各プーリと所
要のアキュームローラコンベヤローラのプーリ及び隣り
合うアキュームローラコンベヤローラのプーリ同士に巻
き掛けた多数の無端ベルトとを備えることを特徴とす
る。又、第3のアキュームローラコンベヤは、パイプを
継ぎ合わせて形成したコンベヤフレームと、コンベヤフ
レームの一側に軸受装置を介して回転自在に支承した駆
動軸と、駆動軸に軸方向へ適宜に離して嵌装した第1の
多数のプーリと、コンベヤフレームの上部に搭載した多
数のローラコンベヤローラと、駆動軸の各プーリとそれ
ぞれのローラコンベヤローラのプーリ又は駆動軸の各プ
ーリと所要のローラコンベヤローラのプーリ及び隣り合
うローラコンベヤローラのプーリ同士に巻き掛けた多数
の無端ベルトとを備えることを特徴とする。上記コンベ
ヤフレームのパイプは、樹脂被覆鋼管からなることが好
ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2及び図3は本発
明に係るプーリの第1の実施の形態を示す正面図、図1
におけるII−II線断面図及び分解斜視図である。このプ
ーリ1は、ポリアセタール、ナイロン等の耐摩耗と可撓
性を有する合成樹脂により射出成形された固定部材2と
可動部材3とから構成されている。固定部材2は、軸S
に嵌装される円筒状を呈し、一端(図2においては左
端)に向って肉厚が漸増するようにしてテーパを中間部
から一端部の外周に亘って形成し、かつテーパが形成さ
れたテーパ部4に軸方向(図2においては左右方向)の
4つのスリット5を周方向へ等配して設けた筒部6と、
筒部6の他端(図2においては右端)部の外周に一体形
成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸減
するようにしてテーパを筒部6の一端部側の面に形成し
た鍔部7とからなる。一方、可動部材3は、固定部材2
の筒部6にそのテーパ部4と適合するテーパ穴を介して
軸方向へ移動可能に嵌装したボス8と、ボス8の外周に
一体形成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚
が漸減するようにしてテーパを固定部材2の鍔部7と対
向する面に形成した鍔部9とからなる。なお、固定部材
2と可動部材3の組立ては、筒部6のテーパ部4の向き
に合わせてボス8を同一軸線上に対向配置し、両部材
2,3を接近させると、テーパ部4がスリット5により
縮径してボス8がテーパ部4に嵌り合い、かつテーパ部
4が弾性により拡径することによって行われ、又、分解
は、両部材2,3を軸方向へ離反させることによって行
われる。又、固定部材2と可動部材3の鍔部7,9のテ
ーパは、両面に形成するようにしてもよい。更に、プー
リ1は、耐摩耗性や可撓性を有する合成樹脂により形成
する場合に限らず、固定部材2の筒部6が縮径可能であ
れば金属であってもよい。
【0007】上記構成のプーリ1は、固定部材2の筒部
6を介して軸Sに嵌装され、固定部材2の鍔部7と可動
部材3の鍔部9によって形成されるV字状のベルト溝1
0と図示しないプーリの同様のベルト溝とに丸ベルトや
Vベルト等の無端ベルトが巻き掛けられ、動力伝達に用
いられるものであるが、上記無端ベルトの張力によりベ
ルト溝10が拡幅すると共に、可動部材3が固定部材2
から離反するように移動し、固定部材2の筒部6が縮径
することによって軸Sに締結固定される。
【0008】したがって、上記構成のプーリ1において
は、無端ベルトの張力によって自動的に軸Sに固定され
るので、従来のようにキー溝やねじ穴の加工又は軸固定
金具を必要とせず、軸Sに対する取り付けは勿論、取り
外しや調整移動を容易に行うことができる。
【0009】図4は本発明に係るプーリの第2の実施の
形態を示す断面図である。このプーリ11は、第1の実
施の形態のものと同様に耐摩耗性と可撓性を有する合成
樹脂により射出成形された分解可能な固定部材12と可
動部材13とから構成されている。固定部材12は、軸
Sに嵌装される円筒状を呈し、一端(図4においては左
端)に向って肉厚が漸増するようにしてテーパを一端部
の外周に形成し、かつテーパが形成されたテーパ部14
に軸方向(図4においては左右方向)の4つのスリット
15を周方向へ等配して設けた筒部16と、筒部16の
中間部の外周に一体形成した円板状を呈し、中心から周
辺に向って肉厚が漸減するようにしてテーパを両面に形
成した第1鍔部17と、筒部16の他端(図4において
は右端)部の外周に一体形成した円板状を呈し、中央か
ら周辺に向って肉厚が漸減するようにしてテーパを第1
鍔部17と対向する面に形成した第2鍔部18とからな
る。一方、可動部材13は、固定部材12の筒部16に
そのテーパ部14と適合するテーパ穴を介して軸方向へ
移動可能に嵌装したボス19と、ボス19の外周に一体
形成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸
減するようにしてテーパを固定部材12の第1鍔部17
と対向する面に形成した鍔部20とからなる。なお、固
定部材の12の第2鍔部18及び可動部材13の鍔部2
0のテーパは、両面に形成するようにしてもよい。
【0010】上記構成のプーリ11においては、固定部
材12の第1鍔部17と第2鍔部18の間、及び固定部
材12の第1鍔部17と可動部材13の鍔部20の間に
それぞれV字状のベルト溝21,22が形成されるの
で、2本の無端ベルトの巻き掛けが可能となる他、第1
の実施の形態のものとほぼ同様の作用効果を奏するの
で、その説明を省略する。
【0011】図5、図6は本発明に係るプーリの第3の
実施の形態を示す背面図、図5におけるVI−VI線断
面図である。このプーリ23は、第1の実施の形態のも
のと同様の合成樹脂により射出成形された分解可能な固
定部材24と可動部材25とから構成されている。固定
部材24は、軸(図示せず)に嵌装される円筒状を呈
し、一端(図6においては左端)に向って肉厚が漸増す
るようにしてテーパを中間部から一端部の外周に亘って
形成し、かつテーパが形成されたテーパ部26に軸方向
(図6においては左右方向)の4つのスリット27を周
方向へ等配して設けた筒部28と、筒部28の他端(図
6においては右端)部の外周に一体形成した円板状を呈
し、中心から周辺に向って肉厚が漸減するようにしてテ
ーパを一端部側の面に形成した鍔部29とからなり、テ
ーパ部26の角度は、スリット27で区画された4つの
各々の領域において周方向へ1/3ずつ例えば5.7°
,5°A,8°Bというように3段に変えて形成
されている。一方、可動部材25は、固定部材24の筒
部28にそのテーパ部26と適合するテーパ穴を介して
軸方向へ移動可能に嵌装したボス30と、ボス30の外
周に一体形成した円板状を呈し、中心から周辺に向って
肉厚が漸減するようにしてテーパを固定部材24の鍔部
29と対向する面に形成した鍔部31とからなり、テー
パ穴の角度は、固定部材24の4つの領域と対応する領
域において、固定部材24との相対的な周方向への1/
3ずつの回転により、例えば5.7°と8°というよう
に2段に角度を変えて固定部材24のテーパ部26と適
合可能となすように、可動部材25のテーパ穴の角度は
1/12周ずつ例えば5.7°a,8°b,10°b
というように3段に変えて形成されている(図5はA
とaが適合され、固定部材24のテーパ部26と可動
部材25のテーパ穴とが5.7°で適合している状態を
示している)。なお、固定部材24と可動部材25の組
立ては、筒部28のテーパ部26とボス30のテーパ穴
の向き及びいずれか一方の角度(Aとa又はBと
)を合わせて両部材24,25を同一軸線上に対向
配置し、互いに接近させることにより第1の実施の形態
の場合と同様になされ、又、分解は、筒部28のテーパ
部26とボス30のテーパ穴のいずれか一方の角度(A
とa又はBとb であるが角度が小さくて抵抗の小さ
いA とaが好ましい)を合わせた状態で軸方向へ離反
させることによってなされる。又、固定部材24と可動
部材25の鍔部29,31のテーパは、両面に形成する
ようにしても良い。
【0012】上記構成のプーリ23においては、図5に
示すように、固定部材24のテーパ部26の角度A1
可動部材25のテーパ穴の角度aとが適合した状態(こ
の状態でテーパ部の角度A2 とテーパ穴の角度b1 及び
角度Bとb2 は、隙間があって適合していない状態)
で、両部材24,25の鍔部29,31間に形成される
V字状のベルト溝32に巻き掛けた無端ベルト33の張
力によるプーリ23の軸に対する締結固定力が強となる
と共に、この状態から無端ベルト33を外し、可動部材
25を一旦図6において二点鎖で示すように右方へ移動
してから周方向へ1/12周回転し、しかる後に図6に
おいて実線で示すように左方へ移動すると、テーパ部2
6の角度Bとテーパ穴の角度b1 とが適合した状態(こ
の状態でテーパ部の角度A1 とテーパ穴の角度b2 及び
角度A2 と角度aは、隙間があって適合していない状
態)となり、無端ベルト33の張力によるプーリ23の
軸に対する締結固定力が弱となるので、1つのプーリ2
3で軸に対する締結固定力を2段に変更することが可能
となる他、第1の実施の形態のものとはほぼ同様の作用
効果を奏するので、その説明を省略する。
【0013】図7、図8は本発明に係るプーリの第4の
実施の形態を示す背面図、図7におけるVIII−VIII線断
面図である。このプーリ34は、第1の実施の形態のも
のと同様の合成樹脂により射出成形された分解可能な固
定部材35と可動部材36とから構成されている。固定
部材35は、軸(図示せず)に嵌装される円筒状を呈
し、一端(図8においては左端)に向って肉厚が漸増す
るようにしてテーパを中間部から一端部の外周に亘って
形成し、かつテーパが形成されたテーパ部37に軸方向
(図8においては左右方向)の3つのスリット38を周
方向へ等配して設けた筒部39と、筒部39の他端(図
8において右端)部の外周に一体形成した円板状を呈
し、中心から周辺に向って肉厚が漸減するようにしてテ
ーパを一端部側の面に形成した鍔部40とからなり、テ
ーパ部37の角度は、スリット38で区画された3つの
各々の領域において周方向へ1/7ずつ例えば5.7°
1 ,5°A2 ,5°A3,8°B1 ,7°B2 ,7°
3 ,10°Cというように7段に変えて形成されてい
る。一方、可動部材36は、固定部材35の筒部39に
そのテーパ部37と適合するテーパ穴を介して軸方向へ
移動可能に嵌装したボス41と、ボス41の外周に一体
形成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸
減するようにしてテーパを固定部材35の鍔部40と対
向する面に形成した鍔部42とからなり、テーパ穴の角
度は、固定部材35の3つの領域と対応する領域におい
て、固定部材35との相対的な周方向への1/7ずつの
回転により、例えば5.7°,8°,10°というよう
に3段に角度を変えて固定部材35のテーパ部37と適
合可能となすように、可動部材36のテーパ穴の角度が
1/21周ずつ例えば5.7°a,11°b1 ,8°b
2 ,11°b3 ,10°c1 ,11°c2 ,11°c3
というように7段に変えて形成されている。なお、固定
部材35と可動部材36の組立てと分解は、第3の実施
の形態のものとほぼ同様にしてなされる。又、固定部材
35と可動部材36の鍔部40,42のテーパは、両面
に形成するようにしてもよい。
【0014】上記構成のプーリ3においては、図7に
示すように、固定部材35のテーパ部37の角度A
可動部材36のテーパ穴の角度aとが適合した状態(こ
の状態でテーパ部の角度Aとテーパ穴の角度b、角
度Aと角度b、角度Bと角度b、角度Bと角
度c、角度Bと角度c及び角度Cと角度cは、
隙間があって適合していない状態)で、両部材35,3
6の鍔部40,42の間に形成されるV字状のベルト溝
43に巻き掛けた無端ベルト44の張力によるプーリ3
4の軸に対する締結固定力が強となると共に、この状態
から無端ベルト44を外し、可動部材36を一旦図8に
おいて二点鎖線で示すように右方へ移動してから周方向
へ1/21周回転し、しかる後に図8において実線で示
すように左方へ移動すると、テーパ部37の角度B
テーパ穴の角度bとが適合した状態(この状態でテー
パ部の角度Aとテーパ穴の角度c、角度Aと角度
a、角度Aと角度b、角度Bと角度b、角度B
と角度c、角度Cと角度cは、隙間があって適合
していない状態)となり、無端ベルト44の張力による
プーリ34の軸に対する締結固定力が中程度となり、か
つこの状態から同様に周方向へ1/21周回転すると、
テーパ部37の角度Cとテーパ穴の角度cとが適合し
た状態(この状態でテーパ部の角度Aとテーパ穴の角
度c、角度Aと角度c、角度Aと角度a、角度
と角度b、角度Bと角度b及び角度Bと角
度bは、隙間があって適合していない状態)となり、
無端ベルト44の張力によるプーリ34の軸に対する締
結固定力が弱となるので、1つのプーリ34で軸に対す
る締結力を3段に変更することが可能となる他、第1の
実施の形態のものとほぼ同様の作用効果を奏するので、
その説明を省略する。
【0015】なお、第1、第2の実施の形態のプーリ
1,11においては、固定部材2,12のテーパ部4,
14と可動部材3,13のテーパ穴の角度を単一のもの
とする1種類とする場合について述べたが、これに限定
されるものではなく、角度の異なる複数種類を揃えるよ
うにしてもよく、又、第2の実施の形態プーリ11を、
第3、第4の形態のプーリ23,34のように、固定部
材12のテーパ部14の角度がスリット15で区画され
た各領域において周方向へ少なくとも3段に変えて形成
され、かつ相対的な周方向への適宜角度の回転により2
段以上に角度を変えて適合可能となすように、可動部材
13のテーパ穴の角度が周方向へ少なくとも3段に変え
て形成されたものとしてもよい。
【0016】図9は本発明に係るアキュームローラコン
ベヤローラの実施の形態の一例を示す一部を省略した断
面図である。このアキュームローラコンベヤローラ45
は、金属の中実軸からなり、樹脂被覆鋼管等のパイプを
継ぎ合わせて形成したコンベヤフレーム46における上
部のローラフレーム46aに対向して取り付けた合成樹
脂製の軸受装置47に両端を介して回転自在に支承され
るローラ軸48と、ローラ軸48の一端(図9において
は左端)付近に嵌装した第2の実施の形態のプーリ11
と、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からな
り、ローラ軸48と同程度の長さの円筒状を呈し、両端
部の同様の合成樹脂製のローラキャップ49を介してロ
ーラ軸48に嵌着したローラ50とから構成されてい
る。
【0017】上記構成のアキュームローラコンベヤロー
ラ45においては、プーリ11のベルト溝21とコンベ
ヤフレーム46の一側の駆動軸51に嵌装した第1の実
施の形態のプーリ1のベルト溝10とに巻き掛けた丸ベ
ルト等の無端ベルト52の張力によって、プーリ11,
1がローラ軸48、駆動軸51に自動的に固定され、駆
動軸51の動力がローラ軸48に伝達されて品物の搬送
を行う一方、品物の搬送が停止装置(図示せず)の作動
により停止され、品物とローラ50の摩擦力によってロ
ーラ50及びローラ軸48の回転が停止されると、ベル
ト張力によるプーリ11のローラ軸48に対する締結固
定力が停止装置による停止力より下回ってプーリ11が
空転して品物のアキュームが行われる。このプーリ11
が空転するのは、その固定部材12のテーパ部14と可
動部材13のテーパ穴の角度がプーリ1のそれらの角度
より大きいことによる。又、ローラ50を介してローラ
軸48に負荷される品物の荷重が、1本のローラ50の
両端を経てローラ軸48の両端付近に作用するので、ロ
ーラ軸48のたわみを小さくすることができる。
【0018】なお、上述した実施の形態においては、第
2の実施の形態のプーリ11を用いる場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、例えばアキュ
ームローラコンベヤローラ45が個別に駆動される場合
には、第1の実施の形態のプーリ1を用いてもよく、
又、ローラ軸48に対する締結固定力を変える必要があ
る場合には、第3,第4の実施の形態のプーリ23,3
4を用いてもよい。
【0019】図10、図11は本発明に係るアキューム
ローラコンベヤの実施の形態の一例を示す側面図、図1
0におけるXI−XI線拡大断面図である。このアキューム
ローラコンベヤ53は、薄肉鋼管の外周に合成樹脂を接
着被覆した外径28〜32mmの樹脂被覆鋼管等のパイ
プを各種の継手により継ぎ合わせ、2m間隔の複数の脚
54aの上部にダブルパイプからなるローラフレーム5
4bを有するコンベヤフレーム54と、剛性の高い金属
の中実軸又は中空軸からなり、各脚54aに取り付けた
軸受装置55を介してコンベヤフレーム54の一側(図
11においては右側)に回転自在に支承した駆動軸56
と、コンベヤフレーム54の下部に搭載されたモータ5
7と、モータ57の出力軸に取り付けたスプロケット5
8と駆動軸56に取り付けたスプロケット59に巻き掛
けた無端チェーン60と、駆動軸56に軸方向へ適宜に
離して嵌装した第1の実施の形態の多数のプーリ1と、
これらのプーリ1と対応させてローラフレーム54bに
対向して取り付けた合成樹脂製の軸受装置61に、ロー
ラ軸48の両端を回転自在に支承させ、コンベヤフレー
ム54の上部に搭載した前記アキュームローラコンベヤ
ローラ45と、駆動軸56の各プーリ1とそれぞれのア
キュームローラコンベヤローラ45のプーリ11に所要
の張力で巻き掛けた丸ベルト等の多数の無端ベルト62
とからなる。
【0020】上記構成のアキュームローラコンベヤ53
においては、前述したアキュームローラコンベヤローラ
45と同様の作用効果が得られる他、コンベヤフレーム
54のパイプを樹脂被覆鋼管としたので、軽量化を図る
ことができると共に、防錆性に優れたものとすることが
できる。
【0021】なお、上述した実施の形態においては、コ
ンベヤフレーム54を形成するパイプに樹脂被覆鋼管を
用いる場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、重量や錆を考慮しない場合、通常の金属のパ
イプを用いるようにしてもよい。又、駆動軸56に対し
て第1の実施の形態のプーリ1を取り付ける場合に限ら
ず、第3若しくは第4の実施の形態のプーリ23,34
を取り付けるようにしてもよい。これらの場合、固定部
材2,24,35のテーパ部4,26,37とこれに適
合した可動部材3,25,36のテーパ穴の角度を、ア
キュームローラコンベヤローラ45のプーリ1,23,
34の角度より小さくする。更に、駆動軸56に取り付
けられるプーリ1,23,34は、アキュームローラコ
ンベヤローラ45と同数とする場合に限らず、隣り合う
アキュームローラコンベヤローラ45のプーリ11同士
に無端ベルト62を巻き掛けてもよい。この場合、駆動
軸56に対するプーリ1,23,34の取り付けを半分
以下にすることができる。更に又、駆動軸56は、剛性
の高い金属の中実軸又は中空軸からなる場合に限らず、
薄肉鋼管の外周にナイロン樹脂等のすべり性のよい合成
樹脂をスプライン状に接着被覆して形成したスプライン
駆動軸を用いてもよい。この場合、プーリは、スプライ
ン軸穴を介してスプライン駆動軸に嵌装される合成樹脂
製で、ベルト溝が1つのものが用いられ、アキュームロ
ーラコンベヤローラ45等と相俟ってアキュームローラ
コンベヤを構成する。又、ローラコンベヤローラは、ア
キュームローラコンベヤローラ45を用いる場合に限ら
ず、コンベヤフレームの上部に両端を介して回転自在に
支承されるローラ軸と、ローラ軸の一端付近に嵌着した
通常のプーリと、ローラ軸と同程度の長さの円筒状を呈
し、両端部のローラキャップを介してローラ軸に嵌着し
たローラとからなる通常のものを用いてもよい。この場
合、駆動軸56に嵌装されるプーリ1,23,34等と
相俟ってアキュームローラコンベヤを構成する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のプ
ーリによれば、無端ベルトの張力によって自動的に軸に
固定されるので、従来のようにキー溝やねじ穴の加工又
は軸固定金具を必要とせず、軸に対する取り付けは勿
論、取り外しや調整移動を容易に行うことができる。第
2のプーリによれば、第1のものの作用効果の他、V字
状の2つ以上のベルト溝が形成されるので、無端ベルト
の2本以上の巻き掛けが可能となる。一方、本発明のア
キュームローラコンベヤローラによれば、ローラ軸に嵌
装されるプーリが第1又は第2のプーリと同様の作用効
果を奏する他、ローラを介してローラ軸に負荷される品
物の荷重が1本のローラの両端を経てローラ軸の両端付
近に作用するので、部品点数を少なくしてその製作を容
易になすことができると共に、ローラ軸のたわみを少な
くして耐荷重性の高いものとすることができる。又、本
発明のアキュームローラコンベヤによれば、駆動軸に嵌
装されるプーリが第1のプーリと同様の作用効果を奏
し、又、コンベヤフレームの上部に搭載される多数のア
キュームローラコンベヤローラが上述したものと同様の
作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプーリの第1の実施の形態を示す
正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1のプーリの分解斜視図である。
【図4】本発明に係るプーリの第2の実施の形態を示す
断面図である。
【図5】本発明に係るプーリの第3の実施の形態を示す
背面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】本発明に係るプーリの第4の実施の形態を示す
背面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明に係るアキュームローラコンベヤの実施
の形態の一例を示す一部を省略した断面図である。
【図10】本発明に係るアキュームローラコンベヤの実
施の形態の一例を示す側面図である。
【図11】図10におけるXI−XI線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 プーリ 2 固定部材 3 可動部材 4 テーパ部 5 スリット 6 筒部 7 鍔部 8 ボス 9 鍔部 11 プーリ 12 固定部材 13 可動部材 14 テーパ部 15 スリット 16 筒部 17 第1鍔部 18 第2鍔部 19 ボス 20 鍔部 23 プーリ 24 固定部材 25 可動部材 26 テーパ部 27 スリット 28 筒部 29 鍔部 30 ボス 31 鍔部 34 プーリ 35 固定部材 36 可動部材 37 テーパ部 38 スリット 39 筒部 40 鍔部 41 ボス 42 鍔部 45 アキュームローラコンベヤローラ 46 コンベヤフレーム 46a ローラフレーム 48 ローラ軸 49 ローラキャップ 50 ローラ 53 アキュームローラコンベヤローラ 54 コンベヤフレーム 54a 脚 54b ローラフレーム 55 軸受装置 56 駆動軸 62 無端ベルト S 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−110059(JP,A) 実開 昭50−106064(JP,U) 実開 昭61−137157(JP,U) 実開 昭63−57819(JP,U) 実開 昭63−67513(JP,U) 実開 平2−139808(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 55/56 B65G 13/071

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸に嵌装される円筒状を呈し、一端に向
    って肉厚が漸増するようにしてテーパを中間部から一端
    部の外周に形成し、かつテーパ部に軸方向の複数のスリ
    ットを設けた筒部、及び筒部の他端部の外周に一体形成
    した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸減す
    るようにしてテーパを少なくとも筒部の一端部側の面に
    形成した鍔部からなる固定部材と、固定部材の筒部にそ
    のテーパ部と適合するテーパ穴を介して軸方向へ移動可
    能に嵌装したボス、及びボスの外周に一体形成した円板
    状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸減するように
    してテーパを少なくとも固定部材の鍔部と対向する面に
    形成した鍔部からなる可動部材とから構成されているこ
    とを特徴とするプーリ。
  2. 【請求項2】 前記固定部材のテーパ部の角度がスリッ
    トで区画された各領域において周方向へ少なくとも3段
    に変えて形成され、かつ相対的な周方向への適宜角度の
    回転により2段以上に角度を変えて適合可能となすよう
    に可動部材のテーパ穴の角度が周方向へ少なくとも3段
    に変えて形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のプーリ。
  3. 【請求項3】 軸に嵌装される円筒状を呈し、一端に向
    って肉厚が漸増するようにしてテーパを一端部の外周に
    形成し、かつテーパ部に軸方向の複数のスリットを設け
    た筒部、及び筒部の中間部と他端部の外周に一体形成し
    た円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸減する
    ようにしてテーパを両面と少なくとも筒部の一端部側の
    面に形成した2つの鍔部からなる固定部材と、固定部材
    の筒部にそのテーパ部と適合するテーパ穴を介して軸方
    向へ移動可能に嵌装したボス、及びボスの外周に一体形
    成した円板状を呈し、中心から周辺に向って肉厚が漸減
    するようにしてテーパを少なくとも固定部材の鍔部と対
    向する面に形成した鍔部からなる可動部材とから構成さ
    れていることを特徴とするプーリ。
  4. 【請求項4】 前記固定部材のテーパ部の角度がスリッ
    トで区画された各領域において周方向へ少なくとも3段
    に変えて形成され、かつ相対的な周方向への適宜角度の
    回転により2段以上に角度を変えて適合可能となすよう
    に可動部材のテーパ穴の角度が周方向へ少なくとも3段
    に変えて形成されていることを特徴とする請求項3記載
    のプーリ。
  5. 【請求項5】 コンベヤフレームの上部に両端を介して
    回転自在に支承されるローラ軸と、ローラ軸の一端付近
    に嵌装した請求項1、2、3又は4記載のプーリと、ロ
    ーラ軸と同程度の長さの円筒状を呈し、両端部のローラ
    キャップを介してローラ軸に嵌着したローラとから構成
    されていることを特徴とするアキュームローラコンベヤ
    ローラ。
  6. 【請求項6】 パイプを継ぎ合わせて形成したコンベヤ
    フレームと、コンベヤフレームの一側に軸受装置を介し
    て回転自在に支承した駆動軸と、駆動軸に軸方向へ適宜
    に離して嵌装され、固定部材のテーパ部とこれに適合し
    た可動部材のテーパ穴の角度が小さい請求項1又は2記
    載の多数のプーリと、コンベヤフレームの上部に搭載さ
    れ、プーリの固定部材のテーパ部とこれに適合した可動
    部材のテーパ穴の角度が駆動軸のプーリのそれより大き
    い請求項5記載の多数のアキュームローラコンベヤロー
    ラと、駆動軸の各プーリとそれぞれのアキュームローラ
    コンベヤローラのプーリ又は駆動軸の各プーリと所要の
    アキュームローラコンベヤローラのプーリ及び隣り合う
    アキュームローラコンベヤローラのプーリ同士に巻き掛
    けた多数の無端ベルトとを備えることを特徴とするアキ
    ュームローラコンベヤ。
  7. 【請求項7】 パイプを継ぎ合わせて形成したコンベヤ
    フレームと、コンベヤフレームの一側に軸受装置を介し
    て回転自在に支承したスプライン駆動軸と、この駆動軸
    に軸方向へ適宜に離して嵌装した多数のプーリと、コン
    ベヤフレームの上部に搭載した請求項5記載の多数のア
    キュームローラコンベヤローラと、スプライン駆動軸の
    各プーリとそれぞれのアキュームローラコンベヤローラ
    のプーリ又はスプライン駆動軸の各プーリと所要のアキ
    ュームローラコンベヤローラのプーリ及び隣り合うアキ
    ュームローラコンベヤローラのプーリ同士に巻き掛けた
    多数の無端ベルトとを備えることを特徴とするアキュー
    ムローラコンベヤ。
  8. 【請求項8】 パイプを継ぎ合わせて形成したコンベヤ
    フレームと、コンベヤフレームの一側に軸受装置を介し
    て回転自在に支承した駆動軸と、駆動軸に軸方向へ適宜
    に離して嵌装した請求項1又は2記載の多数のプーリ
    と、コンベヤフレームの上部に搭載した多数のローラコ
    ンベヤローラと、駆動軸の各プーリとそれぞれのローラ
    コンベヤローラのプーリ又は駆動軸の各プーリと所要の
    ローラコンベヤローラのプーリ及び隣り合うローラコン
    ベヤローラのプーリ同士に巻き掛けた多数の無端ベルト
    とを備えることを特徴とするアキュームローラコンベ
    ヤ。
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