JP4533372B2 - 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4533372B2
JP4533372B2 JP2006354807A JP2006354807A JP4533372B2 JP 4533372 B2 JP4533372 B2 JP 4533372B2 JP 2006354807 A JP2006354807 A JP 2006354807A JP 2006354807 A JP2006354807 A JP 2006354807A JP 4533372 B2 JP4533372 B2 JP 4533372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
cutting
semiconductor device
die
outer lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006354807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008166515A (ja
Inventor
徹 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2006354807A priority Critical patent/JP4533372B2/ja
Publication of JP2008166515A publication Critical patent/JP2008166515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4533372B2 publication Critical patent/JP4533372B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置のリード切断金型およびリード切断方法、ならびにこれらを使用する半導体装置の製造方法に関する。
半導体チップを封止するための封止樹脂の外縁部に複数のアウターリードを備えた半導体装置の製造方法では、リードフレーム上に半導体チップを搭載し、半導体チップの樹脂封止処理を行った後、封止樹脂バリ除去や外装めっき等の処理を行い、その後半導体装置をリードフレームから切り離す。
切り離された半導体装置は、表面実装タイプでは、水平方向に突出したアウターリードを下方に折り曲げ、次いで、水平方向に折り曲げられたガルウイング形状を有し、かつ所定のリード寸法を有するように、フォーミング加工される。
半導体装置のアウターリードは、一般的に、所定のフォーミング加工の後に、リード先端切断金型により規定の寸法に切断されるが、リード切断屑の残りや、切断屑やその他の屑の金型内への飛散等により、製品不良の発生や金型加工部の破損等が生じることがあった。
従来のリード切断用金型としては、例えば特許文献1に記載される金型がある。同文献には、図9に示されるリード成形金型が記載される。このリード成形金型300は、半導体パッケージ302のリードを成形するためのものであり、半導体パッケージ302が設置される成形ダイ304を有する。この成形ダイ304は、半導体パッケージ302のパッケージ本体305が収容されるキャビティ306と、パッケージ本体305の側面から突出したリード307を支持するリード支持突起308aと、パンチ受け面310とで構成される。キャビティ306の上方には昇降可能なリード押え311が配置されており、このリード押え311のリード支持突起308bと、成形ダイ304のリード支持突起308aとでリード307がその根元部分において固定される。パンチ受け面310の上方には昇降可能な成形パンチ312が配置されており、この成形パンチ312の底面はパンチ加圧面313として構成される。
成形ダイ304の側方には切断金型314が配置されており、この切断金型314と成形ダイ304との間には、吸引路315が設けられている。この吸引路315を設けることにより、レジン屑や金属片等の異物323を除去することが提案されている。
特許文献2では、図10に示されるリード切断金型が記載される。このリード切断金型400は、リードフレーム404上に樹脂モールドされたパッケージ405の外部リード406をワーク受け403と切断ポンチ401aで挟み込み、挟み込んだまま共に降下させて切断ダイ402の刃先408と切断ポンチ401aの刃先408とで外部リード406の先端部を切断屑として除去する構造を有する。この切断ポンチ401aの切刃面412に段部409が設けられる。この段部409には、切断屑が当たって回転するための支点410となる角部を有し、この支点410を起点としてテーパ角θのテーパ面411が設けられている。この段部409の角部を外部リード406から切り離される際の切断屑が当たる支点410とし、切断屑を支点410の周りで回転させて、切断ポンチ401aから分離させることにより、異物が切断ポンチ401aへ密着するのを防止し、離脱した切断屑をエアブローや吸引等により容易に排出することが提案されている。
特開平2−87561号公報 特開2001−210772号公報
特許文献1のリード成形金型は、吸引路を設けて、真空吸引することにより切断屑のような異物を除去しているが、リード押えと成形ダイとで半導体パッケージを固定した後に吸引を開始し、半導体パッケージを取り出す際に吸引を停止するという、断続的な吸引を行うために、切断前後での連続した吸引ができず、切断屑の除去状態が不安定である。
引用文献2では、エアブローや吸引等により切断屑を除去しているが、切断屑が一定しない状態でエアブローや吸引を行うため、切断屑が残ったり飛散したりすることがある。
上記のように、特許文献1および2に記載の技術では、切断屑を確実に除去することが困難であるため、切断屑の残留による製品品質の低下、切断屑の飛散による製品不良の発生や金型加工部の破損等が生じることがあった。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、切断前後で連続した吸引ができ、清浄度が高い加工環境を提供し、維持することができるリード切断金型を提供するものである。
上記課題を解決する本発明によれば、アウターリードを備える半導体装置設置される製品受けと、前記製品受けとの協働で前記アウターリードの先端を挟む挟み部を有し、前記製品受けと対向して配置されたリードカットダイと、前記アウターリードにおいて前記挟み部により挟まれる部位よりも先端側の部位である先端側部位を切断するリードカットパンチと、前記先端側部位を包含する位置に設けられ、切断後の前記先端側部位を排出する排出部と、を備え、前記リードカットダイにおいて前記挟み部よりも前記半導体装置の設置部の中心寄りの部分に、一端が気中に開放され、他端が前記設置部に開放された第1通気孔が形成され、前記挟み部には、前記半導体装置の設置部と前記排出部とを連通させる第2通気孔が形成されていることを特徴とするリード切断金型が提供される。
また本発明によれば、上記リード切断金型を使用して、半導体装置のアウターリードの前記先端側部位を切断する方法であって、アウターリードを備える半導体装置を製品受けに設置する工程と、前記製品受けと前記リードカットダイの前記挟み部との間に、前記アウターリードの先端を挟み込む工程と、前記アウターリードの前記先端側部位をリードカットパンチで切断する工程と、切断された前記先端側部位を、前記排出部を通して排出する工程と、を含み、前記排出する工程では前記第1通気孔と前記第2通気孔とを経て、前記排出部へ至る気流により切断屑を排出することを特徴とする切断方法が提供される。
また本発明によれば、アウターリードの前記先端側部位を上記切断方法により切断する工程を含む、半導体装置の製造方法が提供される。
このリード切断金型において、リードカットダイは、一端が気中に開放され、他端が半導体装置の設置部に開放された第1通気孔と、半導体装置の設置部と排出部とを連通させる第2通気孔とを有している。このため、外部から、半導体装置の設置部を経て、排出部に至る連通が確立される。これにより、製品の加工タイミングを問わず、常時、連続的に気流が存在する。したがって、切断屑を、製品がパンチとダイで覆われた状態で強制的に除去することができるため、製品への切断屑の付着がない。また加工製品が無い状態でも、常時、気流を生成することができる。これにより、加工部周辺の異物が除去され、清浄度が高い加工環境が作られ、この加工環境が維持される。このため、製品品質の向上が実現されるとともに、金型加工部の破損の発生を抑制することができる。
また平面上で見た場合、製品中央部を起点に外側に向いた気流を作ることができるため、切断加工位置であるリード先端切断部から製品中心部へ向かう切断屑の飛散がなくなり、切断屑やその他の異物の付着による製品不良の発生や製品の品質低下、切断屑等の金型内への混入に起因する金型加工部の破損等を防止することが可能となる。
また本発明によれば、アウターリードを備える半導体装置が設置される製品受けと、前記製品受けとの協働で前記アウターリードの先端部を挟む挟み部を有し、前記製品受けと対向して配置されたリードカットダイと、前記アウターリードにおいて前記挟み部により挟まれる部位よりも先端側の部位である先端側部位を切断するリードカットパンチと、前記先端側部位を包含する位置に設けられ、切断後の前記先端側部位を排出する排出部と、を備え、前記挟み部には、前記半導体装置の設置部と前記排出部とを連通させる第2通気孔が形成されていることを特徴とするリード切断金型が提供される。
また、本発明によれば、上記リード切断金型を使用して、半導体装置のアウターリードの前記先端側部位を切断する工程を含む半導体装置の製造方法であって、アウターリードを備える半導体装置を製品受けに設置する工程と、前記製品受けと前記リードカットダイの前記挟み部との間に、前記アウターリードの先端部を挟み込む工程と、前記アウターリードの前記先端側部位をリードカットパンチで切断する工程と、切断された前記先端側部位を、前記排出部を通して排出する工程と、を含み、前記排出する工程では、前記第2通気孔を経て前記排出部へ至る気流により切断屑を排出することを特徴とする製造方法が提供される。
本発明によれば、清浄度が高い加工環境を提供し、維持することができるリード切断金型が提供される。
図面を参照しつつ、本発明によるリード切断金型と切断方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明のリード切断金型では、樹脂封止後かつ外装めっき処理済みのリードフレームから、規定のリード切断位置よりさらに長い位置でアウターリードを切り離した後、アウターリードを所定の形状にフォーミング加工した半導体装置を、実装部となる規定のリード切断位置でアウターリードの先端を切断する。
リード切断金型内には、流路が設けられており、金型内の上方より下方へ、金型内の中心部より外側へ向かい、常時、連続的に気流が作られる。
リード先端切断後の切断屑は、リード切断が完了するとリードカットパンチにより、リードカットダイに設けられた半導体の設置部と屑排出部とを連通する貫通孔と同じ高さに押し上げられ、気流により構成的に屑排出部へ排出される。リードカットダイのこの貫通孔は、リードカットパンチの上昇端よりさらに上に位置しており、塞がれることなく、常時外側に向かう気流が作られ、安定して確実に切断屑を除去することができる。
(第1の実施形態)
本発明の一実施形態によるリード切断金型、および半導体装置のアウターリードを所定の寸法に加工する方法、ならびに半導体装置の製造方法について説明する。
図6は半導体装置の一例を示す概略図である。図6Aは、半導体装置105の平面図であり、図6Bは、半導体装置105の側面図である。半導体チップを封入する封止樹脂111の側面には、複数のアウターリード102が設けられており、アウターリード102の厚みは、0.125〜0.150mm(ミリメートル)であり、幅は約0.2mmである。このリード102の上面、下面および側面には、めっき被膜が施されている。
図6Bに示される半導体装置の、アウターリード102の拡大図を図7に示す。図7Aに示されるように、アウターリードは所定の形状にフォーミング加工されている。このアウターリードの先端部は、図7Bに示されるように、リード切断金型により、所定の寸法に加工される。
図1〜3は、本発明の一実施形態によるリード切断金型の断面図である。本実施形態では、図6に示されるようなガルウイング形状のアウターリードを有する半導体装置を製造する場合のリード切断金型と切断方法を示す。
図2は、アウターリードを備える半導体装置を配置した、初期状態のリード切断金型を示す。ここでは、リードカットダイは上昇位置にある。このリード切断金型100は、アウターリード102を備える半導体装置105を設置するための製品受け101と、アウターリード102を挟むための挟み部112を有するリードカットダイ107と、アウターリード102の先端を切断するためのリードカットパンチ103と、切断されたアウターリード102の先端を排出するための屑排出部104とを備える。
図2において、アウターリード102が所定のリード切断位置に対して余長を加えて切断され、かつ、ガルウイング形状にフォーミング加工された半導体装置105が、製品受け101の上に置かれる。半導体装置105の下面傾斜面および底面を、製品受け101で位置決めすることにより、リード先端切断部が決定される。
リードカットパンチ103には、屑排出部104側の側面上方に、傾斜が設けられる。これにより、切断屑が落下する際に、その引っかかりが軽減できる。リードカットパンチ103の上面は、研磨再生を考慮して、水平の平坦面であり、リードカットパンチ103の、製品受け101側の端部は直角である。
リードカットダイ107には、第1の通気孔106および第2の通気孔108が設けられる。第1の通気孔106の一端は気中に開放され、他端は半導体装置105の設置部に開放されている。第2の通気孔108の一端は、半導体装置105の設置部に開放され、他端は屑排出部104に開放されている。本実施形態において、第2の通気孔108は、リードカットダイ107の挟み部112に設けられる。図2において、挟み部112は、リードカットダイ107に、製品受け101側に向いた突出部として設けられるが、任意の形状をとり得る。屑排出部は、集塵機能部(図示せず)に接続されている。
下方の屑排出部104側から真空吸引することにより、第1の通気孔106から、半導体装置の設置部を経て、そして第2の通気孔108を経て屑排出部104へ向かう連続した気流と、第1の通気孔106から、リードカットダイ107とアウターリード102との間の空間を経て、屑排出部104へ向かう連続した気流とが作られる(図2の破線)。このようにリード切断金型内に気体の流通路が設けられることにより、切断部付近の異物が除去され、清浄な環境を維持することができる。
リードカットダイ107およびリードカットパンチ103は、垂直作動を行うが、図2に示される初期状態において、リードカットダイ107は、半導体装置105の上方、リードカットパンチ103はアウターリード102の下方で待機している。
図2に示される状態を初期状態として、作動時には、図3に示されるように、リードカットダイ107が下降し、製品受け101とリードカットダイ107の挟み部112との間に、アウターリード102の先端が挟み込まれる。リードカットダイ107は、リードカットダイ107の挟み部112と製品受け101との隙間Hが、アウターリード102の厚みTにほぼ等しい位置で停止する。ここで、アウターリード102はリードカットダイ107の挟み部112と製品受け101とに挟み込まれる。
図3に示される状態において、下方の屑排出部104から真空吸引することにより、第1の通気孔106から、半導体装置の設置部および第2の通気孔108を経て、屑排出部104へ向かう連続した気流が作られる(図3の破線)。これにより、切断部付近の異物が除去され、清浄な環境を維持することができる。
次いで、図1に示されるように、リードカットパンチ103が上昇して、アウターリード102の先端を切断する。その切断屑109は、リードカットパンチ103の上昇端で気流により運ばれるため、強制的に屑排出部104に落下し、排出される。
図1に示される状態において、下方の屑排出部104から真空吸引することにより、第1の通気孔106から、半導体装置105の設置部および第2の通気孔108を経て、屑排出部104へ向かう連続した気流が作られている(図1の破線)。従って、切断屑109が強制的に屑排出部104に落下するとともに、切断により生じるその他の屑もまた屑排出部104に吸引される。
図1〜3に示される一連のリード切断金型の作動により、半導体装置のアウターリードが加工され、半導体装置が製造される。
次いで、第2の通気孔108についてさらに詳細に説明する。
図1に示されるように、第2の通気孔108は、リード切断加工時にリードカットパンチ103が上昇した際、リードカットパンチ103上のリード切断屑109の中心と、第2の通気孔108の高さ方向の中心とが一致するように、設けられる。
第2の通気孔108の開口寸法は、リードの切断屑が通気孔に詰まらず、かつ通気孔を塞がないよう、高さ方向または幅方向の一方がリード断面より短く、他方がリード断面より長くなるよう調整される。
第2の通気孔108の形状の一例を図4に示す。図4(a)および(c)は、図1のAから見た、挟み部112周辺の拡大図であり、図4(b)および(d)は、アウターリード102の断面の寸法と第2の通気孔の側面の寸法の関係を示す。リードカットダイ107とリードカットパンチ103は、垂直作動を行うため、アウターリード102の切断屑109が第2の通気孔108に引っ掛からないように、図4(B)に示すような形状が好ましい。図4(B)に示される通気孔形状では、アウターリード102の断面の水平方向の幅が、第2の通気孔108の水平方向幅より大きい。しかし、部品の加工コスト軽減のために、図4(A)で示されるような形状でもよい。図4(A)に示される通気孔形状では、アウターリード102の断面の垂直方向の幅が、第2の通気孔108の垂直方向幅より大きい。但し、図4(A)で示される形状を採用する場合、リード切断屑が接触する側の通気孔加工面に段差や角度を付けるなどして、リード切断屑が通気孔に引っ掛からないように考慮する必要がある。
また、特に図2で示される状態において、屑排出部104の上部の空間に、第1の通気孔106からの吸引路以外の流路が生じないように、側面部にガイド部110を設けることにより、この空間を密閉し、空気が漏出する空間を作らないようにする。
図5は、製品を設置していない状態のリード切断金型を示す。製品がない状態においても、下方の屑排出部104側から真空吸引することにより、第1の通気孔106から第2の通気孔108を経て屑排出部104へ向かう気流と、第1の通気孔106から、リードカットダイ107と製品受け101との間の空間を経て、屑排出部104へ向かう気流とが作られる(図5の破線)。これにより、製品受け101の上面部およびリードカットパンチ103の上面部の異物は除去され、清浄度が高い加工環境を作ることができる。
図8は、図6の半導体装置を適用した場合の、リード切断金型の気流の方向を示す平面図である。流路中の気流は、製品中央部を起点として外側に向かう。アウターリード102が四方向に延びる同事例の半導体装置では、気流は、製品中央部より放射状に外側に向かう。これにより、切断加工位置であるリード先端切断部から製品中心部へ向かう屑の飛散がなくなるため、切断屑やその他の屑等の付着による製品不良の発生や製品品質の低下、切断屑等の金型内への混入に起因する金型加工部の破損等を防止することが可能となる。
したがって、安定して確実に切断屑を除去するとともに、清浄度が高い加工環境を維持することが可能となる。
(第2の実施形態)
図1〜3および5において、下方の屑排出部104の先は集塵機能部(図示せず)を経由した大気開放とし、第1の通気孔106の元よりエアーの圧送を行う構成とすることもできる。これにより上記と同様の気流を作ることができ、同様の切断屑除去効果を得ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することができる。
リード切断時のリード切断金型の断面図である。 リードカットダイ上昇時におけるリード切断金型の断面図である。 リードカットダイ下降時におけるリード切断金型の断面図である。 アウターリードの挟み部周辺の拡大図、およびアウターリードの断面と第2の通気孔の形状を示す。 半導体装置を設置していない場合のリード切断金型の断面図である。 図6Aは、半導体装置の平面図であり、図6Bは、半導体装置の側面図である。 図7Aは、切断前のアウターリードの先端部を示し、図7Bは、切断後のアウターリードを示す。 半導体装置適用時の気流の方向を示す。 特許文献1に記載されるリード成形金型の断面図である。 特許文献2に記載されるリード切断金型の断面図である。
符号の説明
100 リード切断金型
101 製品受け
102 アウターリード
103 リードカットパンチ
104 屑排出部
105 半導体装置
106 第1の通気孔
107 リードカットダイ
108 第2の通気孔
109 切断屑
110 ガイド部
111 封止樹脂
112 挟み部
300 リード成形金型
302 半導体パッケージ
304 成形ダイ
305 パッケージ本体
306 キャビティ
307 リード
308a リード支持突起
308b リード支持突起
310 パンチ受け面
311 リード押さえ
312 成形パンチ
313 パンチ加圧面
314 切断金型
315 吸引路
323 異物
400 リード切断金型
401a 切断ポンチ
402 切断ダイ
403 ワーク受け
404 リードフレーム
405 パッケージ
406 外部リード
408 刃先
409 段部
410 支点
411 テーパ部
412 切刃面

Claims (5)

  1. アウターリードを備える半導体装置設置される製品受けと、
    前記製品受けとの協働で前記アウターリードの先端を挟む挟み部を有し、前記製品受けと対向して配置されたリードカットダイと、
    前記アウターリードにおいて前記挟み部により挟まれる部位よりも先端側の部位である先端側部位を切断するリードカットパンチと、
    前記先端側部位を包含する位置に設けられ、切断後の前記先端側部位を排出する排出部と、
    を備え、
    前記リードカットダイにおいて前記挟み部よりも前記半導体装置の設置部の中心寄りの部分に、一端が気中に開放され、他端が前記設置部に開放された第1通気孔が形成され、
    前記挟み部には、前記半導体装置の設置部と前記排出部とを連通させる第2通気孔が形成されていることを特徴とするリード切断金型。
  2. アウターリードを備える半導体装置が設置される製品受けと、
    前記製品受けとの協働で前記アウターリードの先端部を挟む挟み部を有し、前記製品受けと対向して配置されたリードカットダイと、
    前記アウターリードにおいて前記挟み部により挟まれる部位よりも先端側の部位である先端側部位を切断するリードカットパンチと、
    前記先端側部位を包含する位置に設けられ、切断後の前記先端側部位を排出する排出部と、
    を備え、
    前記挟み部には、前記半導体装置の設置部と前記排出部とを連通させる第2通気孔が形成されていることを特徴とするリード切断金型。
  3. 請求項1に記載のリード切断金型を使用して、半導体装置のアウターリードの前記先端側部位を切断する方法であって、
    アウターリードを備える半導体装置を製品受けに設置する工程と、
    前記製品受けと前記リードカットダイの前記挟み部との間に、前記アウターリードの先端を挟み込む工程と、
    前記アウターリードの前記先端側部位をリードカットパンチで切断する工程と、
    切断された前記先端側部位を、前記排出部を通して排出する工程と、を含み、
    前記排出する工程では前記第1通気孔と前記第2通気孔とを経て、前記排出部へ至る気流により切断屑を排出することを特徴とする切断方法。
  4. アウターリードの切断工程を含む半導体装置の製造方法であって、アウターリードの前記先端側部位を請求項に記載の切断方法により切断する工程を含む製造方法。
  5. 請求項2に記載のリード切断金型を使用して、半導体装置のアウターリードの前記先端側部位を切断する工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    アウターリードを備える半導体装置を製品受けに設置する工程と、
    前記製品受けと前記リードカットダイの前記挟み部との間に、前記アウターリードの先端部を挟み込む工程と、
    前記アウターリードの前記先端側部位をリードカットパンチで切断する工程と、
    切断された前記先端側部位を、前記排出部を通して排出する工程と、を含み、
    前記排出する工程では、前記第2通気孔を経て前記排出部へ至る気流により切断屑を排出することを特徴とする製造方法
JP2006354807A 2006-12-28 2006-12-28 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4533372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354807A JP4533372B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354807A JP4533372B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008166515A JP2008166515A (ja) 2008-07-17
JP4533372B2 true JP4533372B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=39695590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354807A Expired - Fee Related JP4533372B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4533372B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01321662A (ja) * 1988-06-22 1989-12-27 Mitsubishi Electric Corp リードフレーム用リード連結片分断装置
JPH0474450U (ja) * 1990-11-07 1992-06-30
JPH04321263A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Yamada Seisakusho Co Ltd 樹脂封止半導体装置の成形方法及び成形装置
JP2001210772A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Nec Yamagata Ltd リード切断金型およびリード切断方法
JP2004127984A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Renesas Technology Corp 半導体リードの加工方法及び加工金型及び該金型により製造された半導体装置
JP2005012130A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Ueno Seiki Kk 電子部品の電極切断装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01321662A (ja) * 1988-06-22 1989-12-27 Mitsubishi Electric Corp リードフレーム用リード連結片分断装置
JPH0474450U (ja) * 1990-11-07 1992-06-30
JPH04321263A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Yamada Seisakusho Co Ltd 樹脂封止半導体装置の成形方法及び成形装置
JP2001210772A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Nec Yamagata Ltd リード切断金型およびリード切断方法
JP2004127984A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Renesas Technology Corp 半導体リードの加工方法及び加工金型及び該金型により製造された半導体装置
JP2005012130A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Ueno Seiki Kk 電子部品の電極切断装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008166515A (ja) 2008-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3660861B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3741995B2 (ja) 半導体装置の樹脂封止後におけるタイバーの除去装置及び方法、並びに半導体装置の製造方法
JP4533372B2 (ja) 半導体装置のリード切断金型、リード切断方法および半導体装置の製造方法
KR20160139872A (ko) 프레스 금형의 스크랩 상승 방지장치
JP3313688B2 (ja) リード切断金型およびリード切断方法
JP3705238B2 (ja) 打抜きプレス加工用装置
JPH11111745A (ja) 半導体装置の製造方法、プレス金型、ガイドレール
JP4345916B2 (ja) 電子部品の電極切断装置及び方法
JP2000051966A (ja) ダイボタン
JP4489492B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2527573Y2 (ja) 半導体装置用タイバー切断金型
JP2944592B2 (ja) リードの切断装置
JPH11354551A (ja) 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法
JP2004127984A (ja) 半導体リードの加工方法及び加工金型及び該金型により製造された半導体装置
KR0132461Y1 (ko) 버어 압착장치
JP3564300B2 (ja) リード切断方法およびその方法に用いられる金型
JP2010023074A (ja) 打ち抜き金型
JPH1079463A (ja) 半導体装置製造用切断装置
JPH10313084A (ja) リード加工機及びリード加工方法
JPS6236296Y2 (ja)
JP3085657U (ja) 切りかす上がり対策を施したタイバーカットダイ構造
KR100429518B1 (ko) 마이크로 리드 프레임의 몰드 제거 장치
JPS63126626A (ja) 加工装置
JPH08192311A (ja) トリミング金型装置
JP2006167798A (ja) タイバー切断金型

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees