JPH11354551A - 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法 - Google Patents

半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法

Info

Publication number
JPH11354551A
JPH11354551A JP16526398A JP16526398A JPH11354551A JP H11354551 A JPH11354551 A JP H11354551A JP 16526398 A JP16526398 A JP 16526398A JP 16526398 A JP16526398 A JP 16526398A JP H11354551 A JPH11354551 A JP H11354551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
gate
cutting
resin package
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16526398A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Manabe
秀一 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP16526398A priority Critical patent/JPH11354551A/ja
Publication of JPH11354551A publication Critical patent/JPH11354551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂パッケージのゲート残りを、パッケージ
クラックの発生や切断屑による悪影響の恐れなく切断除
去でき、製品品質の向上が図れる半導体装置のゲート残
り切断装置およびゲート残り切断方法を得る。 【解決手段】 ダイ7Aとストリッパピース14Aとで
リードフレーム1を挟圧した後、下降するパンチ19A
とリフター20によりゲート残り3を挟圧切断し、パン
チ19A、ストリッパピース14Aに設けたパンチ19
Aの嵌挿孔14Abの内壁、リフター20、及びダイ7
Aに設けたリフター20の嵌挿孔7Abの内壁により形
成される空間Sに挟圧切断されたゲート残り3の切断屑
3Aを閉じ込め、リフター20の下降によりダイ7Aに
設けた切断屑排出孔7Acより前記ゲート残り3の切断
屑3Aを排出除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の樹
脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去
方法に関し、特に、樹脂成形後のゲート残りの挟圧切断
と、その切断屑の排出処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は半導体装置の樹脂モールド後に
おける後述するゲート残り未除去状態を示す側面図、図
12は従来の半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲー
ト残りの除去装置の断面図、図13は図12に示したゲ
ート残りの除去装置におけるゲート残り切断中を示す部
分断面図、図14は同じくゲート残り切断後を示す部分
断面図である。図11において、1は半導体装置のリー
ドフレームであり、位置決め穴1aが設けられている。
2は樹脂モールドされた半導体装置の樹脂パッケージ、
3は半導体装置の樹脂モールド時におけるキャビティの
ゲート近傍に残ったゲート残りであり、切断除去を要す
ものである。
【0003】図12〜図14において、4は下型ダイセ
ット、5はリードフレーム1を金型内へ案内し搬送する
ためのガイドレールであり、パイロッドピン孔5aが設
けられている。6は下型ダイセット4に位置決め保持さ
れたダイプレート、7はダイプレート6に位置決め固定
されたダイであり、突起7aが形成されている。
【0004】8は下型ダイセット4に位置決め保持され
たガイドポスト、9はガイドポスト8をガイドとして上
下動する上型ダイセット、10は上型ダイセット9に固
定されたバッキングプレート、11は上型ダイセット9
に位置決め固定されたパンチプレート、12はパンチプ
レート11に保持されたガイドポスト、13はガイドポ
スト12をガイドとして上下動するストリッパプレー
ト、14はストリッパプレート13に位置決め固定され
たストリッパピース、15ストリッパピース14に位置
決め固定されたパイロッドピンである。
【0005】16はプッシュロッド、17は上型ダイセ
ット9内に組み込まれ、プッシュロッド16を付勢する
圧縮コイルバネ、18は圧縮コイルバネ17を上型ダイ
セット9内に組み込むためのネジである。19はパンチ
プレート10に保持され、ストリッパピース14に位置
決めされたパンチであり、ゲート残り3をダイ7に挟圧
して切断する。なお、下型ダイセット4、ダイプレート
6およびダイ7には、挟圧切断されたゲート残り3の切
断屑3Aを排出するための切断屑排出孔4a、6a、7
bがそれぞれ設けられている。
【0006】次に、動作について説明する。リードフレ
ーム1は、下型ダイセット4によりガイドされたガイド
レール5の溝に入り、ダイ7の上に搬送される。次に、
ガイドポスト8をガイドとして上型ダイセット9が下降
すると共に、ガイドポスト12にガイドされたストリッ
パプレート13およびストリッパプレート13に保持固
定されたストリッパピース14が下降し、ストリッパピ
ース14に位置決め固定されたパイロッドピン15がガ
イドレール5に設けられたパイロッドピン孔5aを介し
てリードフレーム1に設けられた位置決め穴1aに挿入
されることによりリードフレーム1を位置決めし、この
状態にて、ストリッパピース14でガイドレール5を押
し下げる。
【0007】さらに、上型ダイセット9が下降し、リー
ドフレーム1がストリッパピース14によりガイドレー
ル5を介してダイ7の突起7aへ圧接された状態でスト
リッパプレート13およびストリッパピース14の下降
動作が停止する。引続き、上型ダイセット9が下降し、
プッシュロッド16を介して圧縮コイルバネ17を押圧
し、その反力により、リードフレーム1はダイ7の突起
7aへさらに圧接される。バッキングプレート10に底
面が当接しているパンチ19はストリッパピース14に
ガイドされ下降し、図13に示すごとく、ダイ7の突起
7aとパンチ19とでゲート残り3を挟圧し、パンチ1
9の鋭利な刃先で切断する。
【0008】切断されたゲート残り3の切断屑3Aは、
図14に示すごとく、切断屑排出孔7b、6a、4aを
通り装置外へ排出される。なお、パンチ19が元の位置
へ復するための上昇時に、樹脂パッケージ2がパンチ1
9と共に上昇しようとするが、ストリッパピース14で
阻止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の樹
脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置は、以上の
ように構成されているので、ゲート残り3を切断除去す
る際に、モールドされた樹脂パッケージ2の根元に応力
が加わり、樹脂パッケージ2にクラックを発生させた
り、また、切断屑3Aが金型内に飛散し、ゲート残り3
を切断後の次工程において、リードフレーム1上に切断
屑3Aが圧接されて付着し、半導体装置を損傷させた
り、実装不良や電気的導通不良等のトラブルを発生させ
るなどの問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、樹脂パッケージにクラッ
クを発生しないようにゲート残りを切断除去でき、製品
の品質向上が図れる半導体装置のゲート残り切断装置お
よびゲート残り切断方法を得ることを目的とする。
【0011】また、ゲート残りの切断除去後における、
ゲート残りの切断屑に起因するトラブルが発生しないよ
うにゲート残りの切断屑を排出処理し、製品の品質向上
が図れる半導体装置のゲート残り切断装置およびゲート
残り切断方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる半導
体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置
は、ゲート残りを有する樹脂パッケージから露出したリ
ードフレームを挟持すべく対向配設された第1の支持部
材および第2の支持部材と、前記第1の支持部材に設け
られた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲー
ト残りを支持する第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔
に対向して前記第2の支持部材に設けられた第2の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持部材とによ
り前記ゲート残りを挟圧切断する切断刃とを備え、前記
第1の支持部材が、前記第1の嵌挿孔の側壁に開口し、
挟圧切断された前記ゲート残りの切断屑を排出する切断
屑排出孔を有するものである。
【0013】第2の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、第1の発明に
係わる半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残り
の除去装置において、第1の支持部材が、第1の嵌挿孔
の側壁、若しくは切断屑排出孔における第1の嵌挿孔近
傍の側壁に開口し、前記第1の支持部材の外側と連通す
る通気孔を備え、前記切断屑排出孔にはゲート残りの切
断屑を吸引排出する切断屑吸引排出手段が接続されてい
るものである。
【0014】第3の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく対向配設された第1の支持部材および第2の支
持部材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲート残りを支持する
第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して前記第
2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に往復動可能に
嵌挿され、前記第3の支持部材にて支持された前記ゲー
ト残りを挟圧切断する切断刃と、挟圧切断された前記ゲ
ート残りの切断屑をブローして排出するエアーブロー手
段を備えたものである。
【0015】第4の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく対向配設された第1の支持部材および第2の支
持部材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲート残りを支持する
第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して前記第
2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に往復動可能に
嵌挿され、前記第3の支持部材にて支持された前記ゲー
ト残りを挟圧切断する切断刃とを備え、該切断刃は、前
記第3の支持部材と当接する先端部に、前記ゲート残り
の切断屑を収納可能に刃先を含む周縁部により囲った凹
部が形成されているものである。
【0016】第5の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、第4の発明に
係わる半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残り
の除去装置において、刃先の先端部分が、該刃先を除く
周縁部よりも凹んだ段差を有するものである。
【0017】第6の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく対向配設された第1の支持部材および第2の支
持部材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲート残りを支持する
第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して前記第
2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に往復動可能に
嵌挿され、前記第3の支持部材にて支持された前記ゲー
ト残りを挟圧切断する切断刃と、前記第3の支持部材と
前記切断刃との間に所定のクリアランスを保持するクリ
アランス保持手段とを備えたものである。
【0018】第7の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく対向配設された第1の支持部材および第2の支
持部材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲート残りを支持する
第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して前記第
2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に往復動可能に
嵌挿され、前記第3の支持部材にて支持された前記ゲー
ト残りを挟圧切断する切断刃とを備え、前記第1の支持
部材は、前記ゲート残りの周辺に、前記ゲート残りを取
囲むように凸部が形成されたものである。
【0019】第8の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく対向配設された第1の支持部材および第2の支
持部材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿
孔に往復動可能に嵌挿されて前記ゲート残りを支持する
第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して前記第
2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に往復動可能に
嵌挿され、前記第3の支持部材にて支持された前記ゲー
ト残りを挟圧切断する切断刃と、前記ゲート残りを挟圧
切断すべく前記切断刃を移動させるに際し、前記樹脂パ
ッケージを押圧保持する樹脂パッケージ押圧保持手段と
を備えたものである。
【0020】第9の発明に係わる半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去装置は、第1の支持台
と、該第1の支持台に対向配設され、往復動可能な第2
の支持台と、前記第1の支持台に支持された第1の支持
部材と、前記第2の支持台に往復動可能に支持され、ゲ
ート残りを有する樹脂パッケージから露出したリードフ
レームを前記第1の支持部材とで挟持する第2の支持部
材と、前記第1の支持部材に設けられた第1の嵌挿孔に
嵌挿されると共に前記第1の支持台に往復動可能に支持
され、前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前
記第1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けら
れた第2の嵌挿孔に嵌挿されると共に前記第2の支持台
に支持され、該第2の支持台と共に往復動する切断刃と
を備え、前記第2の支持台は前記切断刃を駆動するシリ
ンダを有し、該シリンダの駆動により前記第2の支持台
に対して前記切断刃を相対的に往復動させ、前記第3の
支持部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する
ものである。
【0021】第10の発明に係わる半導体装置の樹脂パ
ッケージにおけるゲート残りの除去装置は、第1乃至第
9発明のいずれかに記載の半導体装置の樹脂パッケージ
におけるゲート残りの除去装置において、第3の支持部
材は刃先を有し、ゲート残りを前記切断刃および前記第
3の支持部材の刃先で挟圧切断するものである。
【0022】第11の発明に係る半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去方法は、樹脂パッケー
ジのゲート残りを介して第1および第2の切断刃におけ
る互いに対向する面と、前記第1および第2の切断刃を
嵌挿する嵌挿孔とで形成される空間内に前記ゲート残り
を閉じ込めた状態で、該ゲート残りを前記第1および第
2の切断刃で挟圧切断し、前記嵌挿孔をガイドとして前
記第1および第2の切断刃を移動させることにより切断
された前記ゲート残りの切断屑を閉じ込めた前記空間を
移動し、前記嵌挿孔の側壁に設けた開口部から外部に連
通する切断屑排出孔を介して前記切断屑を排出する方法
である。
【0023】第12の発明に係る半導体装置の樹脂パッ
ケージにおけるゲート残りの除去方法は、第11の発明
に係る半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残り
の除去方法において、嵌挿孔内において、互いに対向配
設された第1および第2の切断刃を前記嵌挿孔に沿って
移動させることにより、切断されたゲート残りの切断屑
を閉じ込めた空間を前記嵌挿孔の側壁に設けた切断屑排
出孔の開口部近傍まで移動し、前記切断屑排出孔を介し
て前記切断屑を排出するに際し、前記切断屑排出孔に接
続した切断屑吸引排出手段を駆動し、前記嵌挿孔の側
壁、若しくは切断屑排出孔における前記嵌挿孔近傍の側
壁に開口した通気孔から外気を吸引し、吸引した外気の
気流を利用して前記切断屑を排出する方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1〜図3に基づき説明する。図1は半導体装
置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置の断
面図、図2は図1に示したゲート残りの除去装置におけ
るゲート残り切断中を示す部分断面図、図3は同じくゲ
ート残り切断後を示す部分断面図である。図中、従来例
と同じ符号で示されたものは従来例のそれと同一若しく
は同等なものを示す。
【0025】図において、4Aは第1の支持台としての
下型ダイセットであり、ガイドポスト8を介して第2の
支持台としての上型ダイセット9を上下動可能に支持す
る。6Aは下型ダイセット4Aに位置決め保持されたダ
イプレート、7Aはダイプレート6Aに位置決め固定さ
れた第1の支持部材としてのダイであり、突起7Aaが
形成されている。14Aは第2の支持部材としてのスト
リッパピースであり、突起14Aaが形成されている。
即ち、ダイ7Aおよびストリッパピース14Aにはリー
ドフレーム1を挟持すべく、それぞれ突起7Aa、14
Aaが対向して形成されている。
【0026】20は第3の支持部材としてのリフターで
あり、ダイプレート6Aおよびダイ7Aに形成されてい
る嵌挿孔6Aaおよび第1の嵌挿孔としての嵌挿孔7A
bに上下動可能に嵌挿されている。21はリフター20
に反力を与えるために下型ダイセット4A内に組み込ま
れた圧縮コイルバネ、22は初期反力を圧縮コイルバネ
21に与えるために圧縮コイルバネ21を所定圧を加え
た状態にて固定するネジ、23は下型ダイセット4A等
を搭載する装置定盤、24はゲート残り3の切断屑3A
を吸引排出する切断屑吸引排出手段としての集塵機であ
る。
【0027】また、ダイ7Aには、嵌挿孔7Abの内壁
に開口した切断屑3Aを排出する切断屑排出孔7Acが
設けられており、また、ダイプレート6A、下型ダイセ
ット4A、装置定盤23にはそれぞれ切断屑3Aを排出
する切断屑排出孔6Ab、4Aa、23aが形成されて
いる。そして、切断屑排出孔7Ac、6Ab、4Aaお
よび23aは連通しており、切断屑排出孔23aの一方
の開口部23bが集塵機24にホース24aを介して接
続されている。
【0028】さらに、切断屑排出孔7Acの内壁に開口
し、集塵機24により外気を吸入するための切断屑排出
孔7Acから分岐した通気孔7Adが形成されている。
【0029】また、ストリッパプレート13およびスト
リッパピース14Aにはそれぞれ切断刃としてのパンチ
19を上下動可能に嵌挿する嵌挿孔13aおよび第2の
嵌挿孔である嵌挿孔14Abが連通した状態に設けられ
ており、かつ、ダイ7Aに設けられたリフター20の嵌
挿孔7Abと対向配設されている。
【0030】なお、パンチ19およびリフト20の断面
は略矩形をなしており、それぞれ鋭角の刃先19a、2
0aを備えている。そして、ダイ7Aおよびストリッパ
ピース14Aを貫通する嵌挿孔7Ab、14Abの断面
も略矩形をなす。嵌挿孔7Ab、14Abはそれぞれ突
起7Aa、14Aaに開口しており、嵌挿孔7Ab、1
4Abに形成された四方の内壁のうち、樹脂パッケージ
2と隣接する側、即ち、パンチ19およびリフト20の
刃先19a、20aの背面側の壁面の一部が欠けた形状
をしている。
【0031】次に動作について説明する。リードフレー
ム1はダイプレート6Aに位置決め固定されたダイ7A
の上に搬送され、上型ダイセット9の下降動作により、
ストリッパピース14Aに固定されたパイロッドピン1
5によりリードフレーム1を位置決めする。次に、図2
に示すように、リードフレーム1をストリッパピース1
4Aの突起14Aaとダイ7Aの突起7Aaとの間に圧
縮コイルバネ17の反力を利用して挟圧する。
【0032】次に、パンチ19が、ストリッパピース1
4Aの嵌挿孔14Abにガイドされて下降し、ダイプレ
ート6Aに設けられた嵌挿孔6Aaおよびダイ7Aに設
けられた嵌挿孔7Abにガイドされ、下方よりゲート残
り3を支持するリフター20とでゲート残り3を挟圧し
て切断面にクラックを発生させて切断する。
【0033】なお、リードフレーム1がストリッパピー
ス14Aの突起14Aaとダイ7Aの突起7Aaとによ
り挟圧されることにより、突起7Aa上に保持、固定さ
れているので、図12に示した従来例の場合と同様に、
パンチ19だけでもゲート残り3を切断除去できるが、
リフター20が所定圧力で圧縮された状態にある圧縮コ
イルバネ21により上向きに付勢され、リフター20の
刃先20aでゲート残り3の切断個所を下方より押圧し
ている。従って、ゲート残り3を、リフター20の刃先
20aとパンチ19の刃先19aとにより挟圧し、クラ
ックが樹脂パッケージ2の方向に進展しないように切断
することができる。
【0034】さらに、ゲート残り3は、切断に際し、図
2に示すように、ダイ7A、ストリッパピース14Aの
それぞれの突起7Aa、14Aaに形成された嵌挿孔7
Ab、14Abの三方の内壁とパンチ19およびリフタ
ー20の対向面、即ち、パンチ19およびリフター20
の刃先近傍のテーパ面とで形成される空間S内に閉じ込
められており、切断後の切断屑3Aも同様に空間S内に
閉じ込められ、切断屑3Aの飛散を防止する。
【0035】パンチ19は、ゲート残り3を切断した
後、リフター20を押圧しながらさらに下降し、リフタ
ー20が圧縮コイルバネ21の反力に逆らって下降す
る。そして、図3に示すように、リフター20の下降に
より、嵌挿孔7Abの内壁に開口した切断屑排出孔7A
cが空間S内に露出すると、ゲート残り3の切断屑3A
は、切断屑排出孔7Ac、ダイプレート6A、下型ダイ
セット4A、装置定盤23にそれぞれ形成された切断屑
排出孔6Ab、4Aaおよび23aを介して集塵機24
により吸引され、排出される。
【0036】なお、ダイ7Aには通気孔7Adを設けて
いるので、集塵機24により通気孔7Adを介して外気
を吸入し、切断屑3Aを切断屑排出孔7Ac内に生じる
気流に乗せて排出でき、強力な集塵、排出力が得られ
る。
【0037】以上のように、実施の形態1としての半導
体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置
および除去方法によれば、ゲート残り3をパンチ19と
リフター20とで挟圧して切断する動作と、切断後のゲ
ート残り3の切断をパンチ19およびリフター20を嵌
挿する嵌挿孔7Ab、14Abと、パンチ19とリフタ
ー20との対向面とで形成された空間S内に閉じ込め、
切断屑3Aの飛散を防止すると共に、さらに、パンチ1
9に押圧されてリフター20が下降し、切断屑3Aを嵌
挿孔7Abの内壁に開口した切断屑排出孔7Acを介し
て集塵機24により集塵し、排出除去する動作とを一工
程にて行うことができる。
【0038】実施の形態2.この発明の実施の形態2を
図4に基づき説明する。図4はゲート残りの除去装置に
おけるパンチ刃先部分の断面図である。なお、図4に示
した部分を除く、ゲート残りの除去装置におけるその他
の構成は、実施の形態1のものと同一である。図におい
て、19Aはパンチであり、中心にエアブロー孔19A
aが、刃先近傍にその開口部19Abが形成されてい
る。
【0039】パンチ19Aの先端を、実施の形態1の場
合と同様に鋭角にすると共に、外部から圧縮空気を送り
込み、パンチ19Aの先端近傍に設けたエアブロー孔1
9Aaの開口部19Abからエアブローすることでゲー
ト残り3の切断屑3Aの排出性を向上させている。
【0040】即ち、図1〜図3に示した装置に適用した
場合において、リフター20の下降により、ダイ7Aの
突起7Aaに形成された嵌挿孔7Ab、切断屑排出孔7
Ac、および、ダイプレート6A、下型ダイセット4
A、装置定盤23にそれぞれ形成された切断屑排出孔6
Ab、4Aaおよび23aが連通した時点に、開口部1
9Abからエアブローすることにより、切断屑3Aを確
実に排出できる。
【0041】なお、パンチ19Aに設けたエアブロー孔
19Aaの開口部19Abより切断屑3Aをエアブロー
する場合には、集塵機24との相乗効果で切断屑3Aを
確実に排出除去できるが、実用的にはエアブローだけで
も充分な効果が得られる。エアブローだけで切断屑3A
の排出除去を行う場合には、図1〜図3に示したダイ7
Aに形成した通気孔7Adが不要となる。
【0042】また、実施の形態2においては、パンチ1
9Aにエアブロー孔19Aaを設けたが、エアブロー孔
は必ずしものパンチに設ける必要はなく、ダイ7Aの嵌
挿孔7Abと切断屑排出孔7Acとの連結部近傍におけ
る嵌挿孔7Ab若しくは切断屑排出孔7Acの壁面に開
口するように設けた場合であっても、同様な効果が得ら
れる。
【0043】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
図5に基づき説明する。図5はゲート残りの除去装置に
おけるパンチおよびリフターの当接部近傍を示す図であ
り、その外観を図5(A)に斜視図で、パンチおよびリ
フターが当接した状態を図5(B)に断面図で示す。な
お、図5に示した部分を除く、ゲート残りの除去装置に
おけるその他の構成は、実施の形態1のものと同一であ
る。
【0044】図において、19Bはパンチであり、パン
チ19Bには鋭角をなす刃先19Baが形成されている
と共に、中央部に、刃先19Baを一辺とし、残りの三
辺の側壁19Bbとで囲う凹部19Bcが形成されてい
る。なお、三辺の側壁19Bbは同一平面をなす高さに
形成されているが、刃先19Baの辺は、ゲート残り3
の切断部の厚さ相当分、側壁19Bbよりも凹んだ段差
を有する。
【0045】20Bはパンチ19Bと対向配設されたリ
フターであり、リフター20Bには鋭角をなす刃先20
Baが形成されていると共に、刃先20Baの両側辺
に、側壁20Bbが形成されている。刃先20Baは、
側壁20Bbよりも高く突出した状態に形成されてい
る。この突出高さは、パンチ19Bにおける側壁19B
bとリフター20Bの側壁20Bbとが当接した状態に
おいて、刃先19Baと刃先20Baとの間に所定のク
リアランスCが生ずる寸法に形成される。即ち、パンチ
19Bの側壁19Bbとリフター20Bの側壁20Bb
とで刃先のクリアランス保持手段を構成している。
【0046】以上のように、パンチ19Bは、中央部に
刃先19Baの辺と三辺の側壁19Bbとで囲われた凹
部19Bcを形成すると共に、刃先19Baを側壁19
Bbよりも凹んだ段差を設けたので、また、リフター2
0Bの刃先20Baの辺を、パンチ19Bの刃先19B
aとの間に所定のクリアランスCが得られる程度に、側
壁20Bbよりも高く突出した状態に形成したので、パ
ンチ19Bの刃先19Baとリフター20Bの刃先20
Baとによりゲート残り3を挟圧して切断するに際し、
刃先19Baおよび刃先20Baと三辺の側壁19Bb
とで切断屑3Aの飛散を防止できる。
【0047】図1〜図3に示した実施の形態1において
は、ストリッパピース14Aの突起14Aaにパンチ1
9の嵌挿孔14Abを設け、嵌挿孔14Abの突起14
Aaの部分における内壁を切断屑3Aの飛散防止壁とし
たが、図5に示した実施の形態3においては、刃先19
Baの辺と三辺の側壁19Bbとにより形成された切断
屑3Aの飛散防止壁の存在により、切断屑3Aの飛散の
防止を目的として、ストリッパピース14Aの突起14
Aaにパンチ19Bの嵌挿孔14Abを設ける必要はな
い。
【0048】また、パンチ19Bの側壁19Bbとリフ
ター20Bの側壁20Bbとが当接した状態で、刃先1
9Baと刃先20Baとの間に所定のクリアランスCを
有するように構成したので、ゲート残り3の切断後にお
いて、刃先19Baと刃先20Baとが衝突することが
なく、それぞれの刃先を保護できる。そして、切断屑3
Aを外部にの排出する際に、刃先19Baと刃先20B
aとを直接接触させずにパンチ19Bによりリフター2
0Bを押し下げることができる。
【0049】実施の形態4.この発明の実施の形態4を
図6に基づき説明する。図6はゲート残りの除去装置に
おける刃先のクリアランス保持手段を示す断面図であ
る。なお、図6に示した部分を除く、ゲート残りの除去
装置におけるその他の構成は、実施の形態1のものと同
一である。
【0050】図において、4Bは下型ダイセット、6B
はダイプレート、11Aはパンチプレート、19Cはパ
ンチ、20Cはリフター、21Aは圧縮コイルバネ、2
2Aは圧縮コイルバネの付勢力を調整するネジ、25は
押下げピン、26はリフター20Cと押下げピン25と
を保持する保持部材、27はプッシュピンである。
【0051】押下げピン25はリフター20Cと共通の
保持部材26に支持され、保持部材26は押下げピン2
5をリフター20Cと共に上下動可能に下型ダイセット
4Bに保持され、圧縮コイルバネ21Aにより上方向に
付勢され、この付勢力をネジ22により調整されてい
る。プッシュピン27はパンチ19と共に上下動可能
に、上型ダイセット9に保持され、バッキングプレート
10およびパンチプレート11Aに保持されている。そ
して、押下げピン25の先端25aとプッシュピン27
の先端27aとが対向配設されており、先端25aと先
端27aとが当接した状態において、パンチ19Cの刃
先19Caとリフター20Cの刃先20Caとの間に所
定寸法のクリアランスCを形成する。
【0052】なお、図6は、上型ダイセット9の下降と
共に下降するプッシュピン27の先端27aが押下げピ
ン25の先端25aに接触した瞬間を示し、パンチ19
Cの刃先19Caとリフター20Cの刃先20Caとの
間に所定寸法のクリアランスCが形成されているが、さ
らに上型ダイセット9の下降によりパンチ19Cが下降
しても、同時に、プッシュピン27が押下げピン25を
押し下げることによりリフター20Cを押し下げ、刃先
19Caと刃先20Caとの間には、常に、所定寸法の
クリアランスCが保持される。即ち、押下げピン25、
保持部材26およびプッシュピン27により刃先のクリ
アランス保持手段を構成している。
【0053】実施の形態4では、パンチ19Cの刃先1
9Caとリフター20Cの刃先20Caとの間に所定寸
法のクリアランスCが形成されるので、刃先19Ca、
20Caを保護できると共にゲート残り3を切断する際
の樹脂パッケージ2へ与える応力を緩和でき、従って、
樹脂パッケージ2にクラックが発生するのを防止するこ
とができる。クリアランス保持手段を構成する機構が多
少複雑に見えるが、消耗品としてのパンチ19Cおよび
リフター20Cの形状が比較的シンプルで安価に得られ
る。
【0054】実施の形態5.この発明の実施の形態5を
図7、図8に基づき説明する。図7は樹脂モールドされ
た半導体装置の斜視図、図8はダイの突起部分の平面図
である。なお、図7、図8に示した部分を除く、ゲート
残りの除去装置におけるその他の構成は、実施の形態1
のものと同一である。図7において、1Aはリードフレ
ームであり、ゲート残り3を囲う位置にリードフレーム
穴1Aa、1Ab、1Acが形成されている。
【0055】図8において、7Bはダイ、7Baはダイ
7Bの突起であり、突起7Baにおけるリードフレーム
1Aとの当接面に、リフター20が嵌挿される嵌挿孔7
Bb、リードフレーム穴1Ab、1Acにそれぞれ嵌挿
される凸部7Bc、7Bdが形成されている。
【0056】リードフレーム穴1Ab、1Acを凸部7
Bc、7Bdにそれぞれ嵌合させてリードフレーム1A
をダイ7Bの突起7Ba上に載置し、ゲート残り3の切
断を行うと切断屑3Aはリードフレーム穴1Aa、嵌挿
孔7Bbを通して排出される。この、ゲート残り3の切
断を行う場合において、リードフレーム穴1Ab、1A
cに嵌挿された凸部7Bc、7Bdがゲート残り3の三
方を囲ってバリアを形成し、ゲート残り3の切断時に発
生する切断屑3Aの飛散を防止する。
【0057】実施の形態6.この発明の実施の形態6を
図9に基づき説明する。図9は半導体装置の樹脂パッケ
ージにおけるゲート残りの除去装置における樹脂パッケ
ージ押圧保持手段を示す断面図である。なお、図9に示
した部分を除く、ゲート残りの除去装置におけるその他
の構成は、実施の形態1のものと同一である。
【0058】図において、7Cは、半導体装置のモール
ドされた樹脂パッケージ2における一方の平面部2aが
載置される平面部7Ccが形成されているダイである。
28はストリッパピース14Bに摺動自在に設けられた
プッシュピンであり、その先端でダイ7Cに載置された
樹脂パッケージ2における他方の平面部2bを押圧す
る。29はプッシュピン28の先端がダイ7Cに載置さ
れた樹脂パッケージ2における他方の平面部28bを圧
接するように、プッシュピン28を付勢する圧縮コイル
バネであり、プッシュピン28および圧縮コイルバネ2
9により樹脂パッケージ押圧手段を構成する。
【0059】図9に示すように、樹脂パッケージ2にお
ける一方の平面部2aがダイ7Cにおける平面部7Cc
に当接するように樹脂パッケージ2をダイ7Cに載置
し、圧縮コイルバネ29により付勢されたプッシュピン
28の先端にて樹脂パッケージ2における他方の平面部
2bを押圧することにより樹脂パッケージ2を保持し、
ゲート残り3の切断時における樹脂パッケージ2の傾き
を防止する。この結果、ゲート残り3の切断時に樹脂パ
ッケージ2に加わる応力を緩和でき、樹脂パッケージ2
のクラックの発生を防止できる。
【0060】実施の形態7.この発明の実施の形態7を
図10に基づき説明する。図10はゲート残りの除去装
置におけるパンチおよびパンチ駆動手段を示す断面図で
ある。なお、図10に示した部分を除く、ゲート残りの
除去装置におけるその他の構成は、実施の形態1のもの
と同一である。図において、19Dはパンチ、30は上
型ダイセット9A内に組み込まれたシリンダー、31は
パンチ19Dとシリンダー30を連結する連結部材であ
り、シリンダー30、連結部材31等によりパンチ駆動
手段を構成する。
【0061】シリンダー30が作動しない状態では、図
1に示した実施の形態1における場合と同様に、上型ダ
イセット9Aとパンチ19Dとが一体に動作するが、シ
リンダー30を作動させ、下降動作中の上型ダイセット
9Aに対して、パンチ19Dを相対的に上下動させるこ
とにより、パンチ19Dの下降速度、下降距離等を調整
できる。
【0062】図10に示した実施の形態7は、ゲート残
りの除去専用装置を例示しているが、例えば、ゲート残
りの除去と共に樹脂パッケージ2の樹脂モールド等をも
同時に実施する複合装置に適用した場合においては、共
通に下降動作する上型ダイセット9Aに対して、パンチ
19Dの下降速度等を最適条件に調整できるので、ゲー
ト残り3の切断荷重等、切断条件を最適化できる。
【0063】実施の形態1〜7としてのゲート残りの除
去装置は、リフター20が第1の支持台としての下型ダ
イセット4Aにダイプレート6、ダイ7等を介して支持
され、パンチ19が下型ダイセット4Aに対向配設され
て上下動する第2の支持台としての上型ダイセット9A
にバッキングプレート10、パンチプレート10A等を
介して支持され、パンチ19およびリフター20が上下
動するものであったが、第2の支持台が第1の支持台に
対して左右方向若しくは傾斜した方向に往復動し、パン
チ19およびリフター20が左右方向若しくは傾斜した
方向に往復動するものであっても同様な効果が得られ
る。
【0064】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1の支持部材に
第3の支持部材を嵌挿する第1の嵌挿孔を設け、第2の
支持部材に切断刃を嵌挿する第2の嵌挿孔を設け、樹脂
パッケージのゲート残りを前記第3の支持部材で支持す
ると共に該第3の支持部材と切断刃とにより挟圧切断し
たので、樹脂パッケージのクラック発生を防止できるも
のが得られ、かつ、前記第1の支持部材に前記第1の嵌
挿孔と連通する切断屑排出孔を設け、前記ゲート残りの
切断屑を前記切断屑排出孔から排出させたので、前記ゲ
ート残りの切断からその切断屑の装置外への排出までを
一工程で処理でき、作業効率の優れたものが得られる効
果がある。
【0065】また、第2の発明によれば、第1の支持部
材における第1の嵌挿孔の側壁、若しくは切断屑排出孔
における第1の嵌挿孔近傍の側壁に開口し、前記第1の
支持部材の外側と連通する通気孔を備え、前記切断屑排
出孔にはゲート残りの切断屑を吸引排出する切断屑吸引
排出手段を接続したので、ゲート残りの切断屑を前記通
気孔から吸入される気流にのせて排出することで、前記
切断屑の排出の確実性を高めることができるものが得ら
れる効果がある。
【0066】また、第3の発明によれば、第3の支持部
材と切断刃とにより挟圧切断されたゲート残りの切断屑
をブローして排出するエアーブロー手段を備えたので、
前記第3の支持部材および前記切断刃近傍の前記ゲート
残りの切断屑の排出をより確実化できるものが得られる
効果がある。
【0067】また、第4の発明によれば、樹脂パッケー
ジのゲート残りを挟圧切断する切断刃の先端部に、前記
ゲート残りの切断屑を収納可能に、前記切断刃の刃先を
含む周縁部により囲った凹部を形成したので、前記ゲー
ト残りの切断屑の飛散を防止できるものが得られる効果
がある。
【0068】また、第5の発明によれば、第4の発明に
係る切断刃の先端部に形成された凹部を囲む周縁部にお
ける刃先部分の稜辺が、該刃先部分の稜辺を除く周縁部
よりも凹んだ段差を有するので、前記ゲート残りの切断
屑の飛散をより確実に防止できるものが得られる効果が
ある。
【0069】また、第6の発明によれば、対向配設され
たゲート残りを支持する第3の支持部材と切断刃の刃先
との間に所定のクリアランスを保持するクリアランス保
持手段を備えたので、前記第3の支持部材と前記切断刃
との接触が防止され、刃先の無用な損傷を防止できるも
のが得られる効果がある。
【0070】また、第7の発明によれば、ゲート残りを
有する樹脂パッケージから露出したリードフレームを挟
持すべく、第2の支持部材と対向配設された第1の支持
部材における前記ゲート残りの周辺に、前記ゲート残り
を取囲むように凸部を形成し、前記リードフレームには
前記凸部の嵌挿穴を形成したので、前記第2の支持部材
に支持された切断刃により挟圧切断された前記ゲート残
りの切断屑の飛散を前記凸部により効果的に防止できる
ものが得られる効果がある。
【0071】また、第8の発明によれば、切断刃を移動
させ、樹脂パッケージのゲート残りを挟圧切断するのに
先立ち、前記樹脂パッケージを押圧保持する樹脂パッケ
ージ押圧保持手段を備えたので、前記ゲート残りの挟圧
切断時に前記樹脂パッケージに生ずる応力を緩和でき、
前記樹脂パッケージのクラック等の切断ダメージを減少
できるものが得られる効果がある。
【0072】また、第9の発明によれば、第1の支持台
に往復動可能に対向配設された第2の支持台に、切断刃
を駆動するシリンダを設け、該シリンダの駆動により前
記第2の支持台に対して前記切断刃を相対的に往復動さ
せたので、前記第1の支持台に支持された樹脂パッケー
ジのゲート残りを切断する切断条件を最適に調整できる
ものが得られる効果がある。
【0073】また、第10の発明によれば樹脂パッケー
ジのゲート残りを支持する第3の支持部材に刃先を設
け、前記ゲート残りを前記第3の支持部材の刃先と第2
の支持部材に支持された切断刃の刃先とで挟圧切断する
ようにしたので、前記ゲート残りの挟圧切断時の切断荷
重を削減でき、前記樹脂パッケージのクラック等の切断
ダメージを減少できるものが得られる効果がある。
【0074】また、第11の発明によれば、第1および
第2の切断刃における対向する面と、前記第1および第
2の切断刃を嵌挿する嵌挿孔の内壁面とにより形成され
る空間内に、ゲート残りを閉じ込めた状態で該ゲート残
りを前記第1および第2の切断刃で挟圧切断し、前記嵌
挿孔をガイドとして前記第1および第2の切断刃を移動
させることにより切断された前記ゲート残りの切断屑を
閉じ込めた前記空間を移動させ、前記嵌挿孔の側壁に設
けた開口部から外部に連通する切断屑排出孔を介して前
記切断屑を排出するので、前記切断屑の飛散防止および
排出に優れた効果がある。
【0075】また、第12の発明によれば、第11の発
明に係るゲート残りの除去方法において、嵌挿孔若しく
は該嵌挿溝をガイドとして第1および第2の切断刃を移
動させることにより、切断された前記ゲート残りの切断
屑を閉じ込めた空間を前記嵌挿孔の側壁に設けた切断屑
排出孔の開口部近傍まで移動させ、前記切断屑排出孔に
接続した切断屑吸引排出手段を駆動することにより、前
記嵌挿孔の側壁、若しくは切断屑排出孔における前記嵌
挿孔近傍の側壁に開口した通気孔から吸引した外気の気
流を利用して前記切断屑を排出するので、前記切断屑の
飛散防止ができるだけでなく、前記切断屑をスムーズに
排出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1としての半導体装置
の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置の断面
図である。
【図2】 図1に示したゲート残りの除去装置における
ゲート残り切断中を示す部分断面図である。
【図3】 図1に示したゲート残りの除去装置における
ゲート残り切断後を示す部分断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2としてのゲート残り
の除去装置におけるパンチ刃先部分の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3としてのゲート残り
の除去装置におけるパンチおよびリフターの当接部近傍
を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4としてのゲート残り
の除去装置における刃先のクリアランス保持手段を示す
断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5としての樹脂モール
ドされた半導体装置の斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態5としてのゲート残り
の除去装置におけるダイ突起部の平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態6としてのゲート残り
の除去装置における樹脂パッケージ押圧保持手段を示す
断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態7としてのゲート残
りの除去装置におけるパンチおよびパンチ駆動手段を示
す断面図である。
【図11】 半導体装置の樹脂モールド後におけるゲー
ト残り未除去状態を示す側面図である。
【図12】 従来の半導体装置の樹脂パッケージにおけ
るゲート残りの除去装置の断面図である。
【図13】 図12に示したゲート残りの除去装置にお
けるゲート残り切断中を示す部分断面図である。
【図14】 図12に示したゲート残りの除去装置にお
けるゲート残り切断後を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1、1A リードフレーム、2 樹脂パッケージ、3
ゲート残り、3A 切断屑、4A、4B 下型ダイセッ
ト、7A、7B、7C ダイ、7Aa、7Ba突起、7
Ab、7Bb 嵌挿孔、7Bc、7Bd 凸部、7Ac
切断屑排出孔、7Ad 通気孔、9、9A 上型ダイ
セット、11、11A パンチプレート、14A、14
B ストリッパピース、14Aa 突起、14Ab 嵌
挿孔、19、19A、19B、19C、19D パン
チ、19a 刃先、19Aa エアーブロー孔、19B
a、19Ca 刃先、19Bb 側壁、19Bc 凹
部、20、20B、20C リフター、20a、20B
a、20Ca 刃先、20Bb側壁、24 集塵機、2
5 押下げピン、26 保持部材、27 プッシュピ
ン、28 プッシュピン、30 シリンダー、31 連
結部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材とにより前記ゲート残りを挟圧切断する切断刃とを
    備え、前記第1の支持部材は、前記第1の嵌挿孔の側壁
    に開口し、挟圧切断された前記ゲート残りの切断屑を排
    出する切断屑排出孔を有することを特徴とする半導体装
    置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置。
  2. 【請求項2】 第1の支持部材は、第1の嵌挿孔の側
    壁、若しくは切断屑排出孔における第1の嵌挿孔近傍の
    側壁に開口し、前記第1の支持部材の外側と連通する通
    気孔を備え、前記切断屑排出孔にはゲート残りの切断屑
    を吸引排出する切断屑吸引排出手段が接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の樹脂パッケ
    ージにおけるゲート残りの除去装置。
  3. 【請求項3】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する切断
    刃と、挟圧切断された前記ゲート残りの切断屑をブロー
    して排出するエアーブロー手段を備えたことを特徴とす
    る半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除
    去装置。
  4. 【請求項4】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する切断
    刃とを備え、該切断刃は、前記第3の支持部材と当接す
    る先端部に、前記ゲート残りの切断屑を収納可能に刃先
    を含む周縁部により囲った凹部が形成されていることを
    特徴とする半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート
    残りの除去装置。
  5. 【請求項5】 刃先の先端部分は、該刃先を除く周縁部
    よりも凹んだ段差を有することを特徴とする請求項4記
    載の半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの
    除去装置。
  6. 【請求項6】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する切断
    刃と、前記第3の支持部材と前記切断刃との間に所定の
    クリアランスを保持するクリアランス保持手段とを備え
    たことを特徴とする半導体装置の樹脂パッケージにおけ
    るゲート残りの除去装置。
  7. 【請求項7】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する切断
    刃とを備え、前記第1の支持部材は、前記ゲート残りの
    周辺に、前記ゲート残りを取囲むように凸部が形成され
    たことを特徴とする半導体装置の樹脂パッケージにおけ
    るゲート残りの除去装置。
  8. 【請求項8】 ゲート残りを有する樹脂パッケージから
    露出したリードフレームを挟持すべく対向配設された第
    1の支持部材および第2の支持部材と、前記第1の支持
    部材に設けられた第1の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され
    て前記ゲート残りを支持する第3の支持部材と、前記第
    1の嵌挿孔に対向して前記第2の支持部材に設けられた
    第2の嵌挿孔に往復動可能に嵌挿され、前記第3の支持
    部材にて支持された前記ゲート残りを挟圧切断する切断
    刃と、前記ゲート残りを挟圧切断すべく前記切断刃を移
    動させるに際し、前記樹脂パッケージを押圧保持する樹
    脂パッケージ押圧保持手段とを備えたことを特徴とする
    半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去
    装置。
  9. 【請求項9】 第1の支持台と、該第1の支持台に対向
    配設され、往復動可能な第2の支持台と、前記第1の支
    持台に支持された第1の支持部材と、前記第2の支持台
    に往復動可能に支持され、ゲート残りを有する樹脂パッ
    ケージから露出したリードフレームを前記第1の支持部
    材とで挟持する第2の支持部材と、前記第1の支持部材
    に設けられた第1の嵌挿孔に嵌挿されると共に前記第1
    の支持台に往復動可能に支持され、前記ゲート残りを支
    持する第3の支持部材と、前記第1の嵌挿孔に対向して
    前記第2の支持部材に設けられた第2の嵌挿孔に嵌挿さ
    れると共に前記第2の支持台に支持され、該第2の支持
    台と共に往復動する切断刃とを備え、前記第2の支持台
    は前記切断刃を駆動するシリンダを有し、該シリンダの
    駆動により前記第2の支持台に対して前記切断刃を相対
    的に往復動させ、前記第3の支持部材にて支持された前
    記ゲート残りを挟圧切断することを特徴とする半導体装
    置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置。
  10. 【請求項10】 第3の支持部材は刃先を有し、ゲート
    残りを切断刃および前記第3の支持部材の刃先で挟圧切
    断することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれ
    かに記載の半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート
    残りの除去装置。
  11. 【請求項11】 樹脂パッケージのゲート残りを介し
    て、第1および第2の切断刃における互いに対向する面
    と、前記第1および第2の切断刃を嵌挿する嵌挿孔とで
    形成される空間内に前記ゲート残りを閉じ込めた状態
    で、該ゲート残りを前記第1および第2の切断刃で挟圧
    切断し、前記嵌挿孔をガイドとして前記第1および第2
    の切断刃を移動させることにより切断された前記ゲート
    残りの切断屑を閉じ込めた前記空間を移動し、前記嵌挿
    孔の側壁に設けた開口部から外部に連通する切断屑排出
    孔を介して前記切断屑を排出することを特徴とする半導
    体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去方
    法。
  12. 【請求項12】 嵌挿孔内において、互いに対向配設さ
    れた第1および第2の切断刃を前記嵌挿孔に沿って移動
    させることにより、切断されたゲート残りの切断屑を閉
    じ込めた空間を前記嵌挿孔の側壁に設けた切断屑排出孔
    の開口部近傍まで移動し、前記切断屑排出孔を介して前
    記切断屑を排出するに際し、前記切断屑排出孔に接続し
    た切断屑吸引排出手段を駆動し、前記嵌挿孔の側壁、若
    しくは切断屑排出孔における前記嵌挿孔近傍の側壁に開
    口した通気孔から外気を吸引し、吸引した外気の気流を
    利用して前記切断屑を排出することを特徴とする請求項
    11記載の半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート
    残りの除去方法。
JP16526398A 1998-06-12 1998-06-12 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法 Pending JPH11354551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16526398A JPH11354551A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16526398A JPH11354551A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11354551A true JPH11354551A (ja) 1999-12-24

Family

ID=15809015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16526398A Pending JPH11354551A (ja) 1998-06-12 1998-06-12 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11354551A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030042744A (ko) * 2001-11-23 2003-06-02 주식회사 씨피씨 싱귤레이션 툴의 리드프레임 가이드장치
US6925922B2 (en) 2001-10-31 2005-08-09 Renesas Technology Corp. Apparatus for removing tiebars after molding of semiconductor chip
KR100510741B1 (ko) * 2000-12-28 2005-08-30 주식회사 하이닉스반도체 반도체 패키지 제조용 트림/포밍 장치
JP2017069233A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 日亜化学工業株式会社 発光装置の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100510741B1 (ko) * 2000-12-28 2005-08-30 주식회사 하이닉스반도체 반도체 패키지 제조용 트림/포밍 장치
US6925922B2 (en) 2001-10-31 2005-08-09 Renesas Technology Corp. Apparatus for removing tiebars after molding of semiconductor chip
KR20030042744A (ko) * 2001-11-23 2003-06-02 주식회사 씨피씨 싱귤레이션 툴의 리드프레임 가이드장치
JP2017069233A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 日亜化学工業株式会社 発光装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101699717B1 (ko) 공급 스테이션으로부터 평면형 물체 피킹 장치
KR102343420B1 (ko) 이차 전지용 파우치 절단 장치
US10933460B2 (en) Wire processing apparatus
JP5796774B2 (ja) 脆性板材の割断方法と割断装置
JPH11354551A (ja) 半導体装置の樹脂パッケージにおけるゲート残りの除去装置および除去方法
CN209937054U (zh) 一种线路板压痕机
JP4101509B2 (ja) プレス抜き方法
US6242287B1 (en) Semiconductor device manufacturing method, press die and guide rail including forming a crack perpendicular to an extension of the sealing resin
CN209759306U (zh) 手机显示屏裂片装置及手机显示屏加工系统
JP7395874B2 (ja) ゲートブレイク方法及びゲートブレイク装置
CN114769414A (zh) 一种半导体成型分离模具
JPH08117882A (ja) プレス金型の除塵装置
KR100795965B1 (ko) 반도체 패키지 싱귤레이션장치
CN220672528U (zh) 一种封装次品减除装置
KR100736732B1 (ko) 목형 조립체
KR100193138B1 (ko) 복 수개의 공기 흡착 구멍을 갖는 다이 네스트 및 그를 이용한 절단 장치
CN219445289U (zh) 开天窗吸废模具
CN216067843U (zh) 一种印刷膜压孔排废装置
CN220233107U (zh) 一种半导体封装结构的去胶装置
KR20020042206A (ko) 웨이퍼 프레임의 테이프 자동제거장치
CN220614816U (zh) 手机壳水口剪除机
KR100429518B1 (ko) 마이크로 리드 프레임의 몰드 제거 장치
KR200464210Y1 (ko) 반도체소자 트리밍 및 포밍 장치
KR0129920Y1 (ko) 반도체소자 절단용 펀치
KR100627041B1 (ko) 리이드 프레임의 테이프 접착장치