JP2006167798A - タイバー切断金型 - Google Patents

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Junichi Uehara
淳一 上原
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SAINEKKUSU KK
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【課題】タイバー部の切断時におけるカス上がりを防止すると共に、不良品の発生を抑え、生産性を向上させることができるタイバー切断金型を提供する。
【解決手段】タイバー切断金型10の下型13の対向面13Aに、上型12及び下型13によって半導体リードフレーム17を挟み込んだ状態において対向面13Aと半導体リードフレーム17との間に所定の隙間ΔHを確保するための凸部13Bを設けると共に、隙間ΔHを介して下型13の切断パンチ孔18とタイバー切断金型10の外部とを連通可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体リードフレームのタイバー部を切断可能なタイバー切断金型に関する。
従来、半導体リードフレームのタイバー部を切断可能な切断パンチを有する上型と、該上型との対向面に前記切断パンチが押し込まれる切断パンチ孔が形成された下型と、を備えたタイバー切断金型が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4及び図5は、従来公知のタイバー切断金型の一例を示したものである。なお、図4はタイバー切断金型の略示側断面図、図5は下型の略示正面図である。
この従来公知のタイバー切断金型1は、互いに接近・離間可能な上型2及び下型3によって構成されている。
上型2は、上下動自在な略棒状の切断パンチ4と、この切断パンチ4を所定方向に案内するパンチガイド5と、を有して構成されている。この上型2の切断パンチ4は、図6に示されるように、半導体チップ6が実装された半導体リードフレーム7のタイバー部7Aを切断するためのものである。
一方、下型3は、「切断ダイ」とも称され、この下型3における上型2との対向面3Aには、上型2の切断パンチ4が押し込まれる切断パンチ孔8が形成されている。
このタイバー切断金型1を用いてタイバー部7Aの切断を行う場合、まず、図7に示されるように、半導体リードフレーム7が下型3の対向面3Aの所定位置に搭置される。そして、上記図4に示されるように、上型2及び下型3によって半導体リードフレーム7を挟み込んだ後、上型2の切断パンチ4を下型3の切断パンチ孔8に押し込むように下降させ、タイバー部7Aを切断する。又、タイバー部7Aの切断後、切断パンチ4を上昇させ、切断されたタイバー部7Aを、下型3の切断パンチ孔8内に収容する。なお、図8にタイバー部7A切断後の半導体リードフレーム7´の略示正面図を示す。
特開平10−230329号公報
しかしながら、この従来公知のタイバー切断金型1では、上記図4に示されるように、半導体リードフレーム7が上型2及び下型3の間に隙間無く挟み込まれた状態で切断パンチ4が切断パンチ孔8内を上昇及び下降するため、切断パンチ4が上昇する際に切断パンチ孔8内に負圧による上方向の空気の流れが生じ、切断パンチ4の先端に付着したタイバーの切断屑などが舞い上がる現象(いわゆる「カス上がり」)が起きる。
このカス上がりによって切断屑が半導体リードフレーム7上に脱落し、タイバー切断時に半導体リードフレーム7の表面に転写されてしまう場合があり、特に、半導体リードフレーム7のリード間ピッチに切断屑が転写されてしまったような場合には、半導体リードフレーム7が不良品となり生産性が著しく低下してしまうといった問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、タイバー部の切断時におけるカス上がりを防止すると共に、不良品の発生を抑え、生産性を向上させることができるタイバー切断金型を提供することを目的とする。
本発明は、半導体リードフレームのタイバー部を切断可能な切断パンチを有する上型と、該上型との対向面に前記切断パンチが押し込まれる切断パンチ孔が形成された下型と、を備えたタイバー切断金型において、前記上型及び下型の少なくとも一方の対向面に、前記上型及び下型によって前記半導体リードフレームを挟み込んだ状態において前記対向面と前記半導体リードフレームとの間に所定の隙間を確保するための凸部を設けると共に、前記隙間を介して前記下型の切断パンチ孔と前記タイバー切断金型の外部とを連通可能としたことによって上記課題を解決したものである。
なお、本発明に係る「タイバー部」とは、主として、半導体リードフレームのリード間を連結するタイバーを意味するが、タイバーの切断と共に除去あるいは切断される部位、例えばダム樹脂なども含む概念である。
本発明によれば、タイバー部の切断時における切断パンチ孔内の圧力変化を低減することができ、その結果、タイバー部の切断時におけるカス上がりを防止すると共に、不良品の発生を抑え、生産性を向上させることができる。
なお、更に、前記切断パンチによって切断された前記タイバー部を前記切断パンチ孔内に吸引可能な吸引手段を備えていれば、タイバー部を切断パンチ孔に確実に導くことができる上に、吸引によって切断パンチ孔に大きな負圧が加わるのを回避することができ、カス上がりをより一層効果的に防止することが可能となる。
本発明に係るタイバー切断金型によれば、タイバー部の切断時におけるカス上がりを防止すると共に、不良品の発生を抑え、生産性を向上させることができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態の一例に係るタイバー切断金型について説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態の一例に係るタイバー切断金型10を示したものである。なお、図1はタイバー切断金型10の略示側断面図、図2は下型13の略示正面図であり、それぞれ上記図4及び図5に対応する図面である。又、タイバー切断金型10の上型12は、上記従来のタイバー切断金型1の上型2と同一であるため、その説明は省略する事とし、以下、下型13について詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、タイバー切断金型10の下型13における上型12との対向面13Aには、上型12及び下型13によって半導体リードフレーム17を挟み込んだ状態において対向面13Aと半導体リードフレーム17との間に所定の隙間ΔHを確保するための凸部13Bが設けられている。なお、この凸部13Bの厚みは、0.2mm〜0.3mm程度であることが好ましい。又、この下型13の対向面13Aには、上型12の切断パンチ14が押し込まれる切断パンチ孔18が形成されている。
図3は、半導体リードフレーム17が下型13の対向面13Aの所定位置に搭置された様子を示した図である。
図1及び図3の矢印Fで示されるように、下型13の切断パンチ孔18とタイバー切断金型10の外部は、下型13の対向面13Aと半導体リードフレーム17との間に確保された隙間ΔHを介して連通可能に構成されている。
更に、タイバー切断金型10は、切断パンチ14によって切断されたタイバー部17Aを切断パンチ孔18内に吸引可能な吸引装置19を備えている。
次に、このタイバー切断金型10の作用について説明する。
このタイバー切断金型10では、半導体リードフレーム17が下型13の対向面13Aの所定位置に搭置され、上型12及び下型13によって半導体リードフレーム17を挟み込んだ後、上型12の切断パンチ14を下型13の切断パンチ孔18に押し込むように下降させ、半導体リードフレーム17のタイバー部17Aを切断する。
タイバー部17Aの切断後、切断パンチ14を上昇させるが、タイバー切断金型10では、隙間ΔHを介して下型13の切断パンチ孔18とタイバー切断金型10の外部が連通されており、切断パンチ孔18において大きな負圧が発生することがない。又、吸引装置19による吸引によりタイバー切断金型10の外部の空気が切断パンチ孔18内に流入するため、切断パンチ孔18内の圧力と、タイバー切断金型10の外部の圧力(大気圧)との差を最小限にすることができる。
なお、切断されたタイバー部17Aは、吸引装置19によって切断パンチ孔18の下方に吸引され、切断パンチ孔18内に収容される。
本発明の実施形態の一例に係るタイバー切断金型10によれば、下型13の対向面13Aに、上型12及び下型13によって半導体リードフレーム17を挟み込んだ状態において対向面13Aと半導体リードフレーム17との間に所定の隙間ΔHを確保するための凸部13Bを設けると共に、隙間ΔHを介して下型13の切断パンチ孔18とタイバー切断金型10の外部とを連通可能としたため、タイバー部17Aの切断時における切断パンチ孔18内の圧力変化を低減することができる。その結果、タイバー部17Aの切断時におけるカス上がりを防止すると共に、不良品の発生を抑え、生産性を向上させることができる。
しかも、更に、切断パンチ14によって切断されたタイバー部17Aを切断パンチ孔18内に吸引可能な吸引装置(吸引手段)19を備えているため、タイバー部17Aを切断パンチ孔18に確実に導くことができる上に、吸引によって切断パンチ孔18に大きな負圧が加わるのを回避することができ、カス上がりをより一層効果的に防止することができきる。
なお、本発明に係るタイバー切断金型は、上記実施形態の一例に係るタイバー切断金型10の構造に限定されるものではない。
従って、例えば、吸引装置19がなくてもタイバー部17Aを切断パンチ孔18に導くことができる場合は、吸引装置19は不要である。この場合、タイバー切断金型をより簡易な構造にすることが可能となる。
又、下型13に設けた凸部13Bの形状は、図面に示した形状に限定されるものではなく、例えば、凸部13Bの形状は、平面視で円形や四角形以外の多角形であってもよい。更に、凸部13Bの厚みも、上記実施形態に示した数値に限定されるものではない。
又、凸部13Bを下型13の対向面13Aに設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上型の対向面にのみ設けてもよく、又、上型及び下型の双方の対向面に設けてもよい。
即ち、本発明に係るタイバー切断金型は、前記上型及び下型の少なくとも一方の対向面に、前記上型及び下型によって前記半導体リードフレームを挟み込んだ状態において前記対向面と前記半導体リードフレームとの間に所定の隙間を確保するための凸部を設けると共に、前記隙間を介して前記下型の切断パンチ孔と前記タイバー切断金型の外部とを連通可能としたものであればよい。
本発明は、半導体リードフレームのタイバー部を切断するための装置に適用することができる。
本発明の実施形態の一例に係るタイバー切断金型の略示側断面図 同タイバー切断金型の下型の略示正面図 半導体リードフレームが同下型の対向面の所定位置に搭置された様子を示した図 従来のタイバー切断金型の略示側断面図 同タイバー切断金型の下型の略示正面図 タイバー部切断前における半導体リードフレームの略示正面図 半導体リードフレームが同下型の対向面の所定位置に搭置された様子を示した図 タイバー部切断後における半導体リードフレームの略示正面図
符号の説明
1、10…タイバー切断金型
2、12…上型
3、13…下型
3A、13A…対向面
13B…凸部
4、14…切断パンチ
5、15…パンチガイド
6…半導体チップ
7、7´、17…半導体リードフレーム
7、17A…タイバー部
8、18…切断パンチ孔
19…吸引装置

Claims (2)

  1. 半導体リードフレームのタイバー部を切断可能な切断パンチを有する上型と、該上型との対向面に前記切断パンチが押し込まれる切断パンチ孔が形成された下型と、を備えたタイバー切断金型において、
    前記上型及び下型の少なくとも一方の対向面に、前記上型及び下型によって前記半導体リードフレームを挟み込んだ状態において前記対向面と前記半導体リードフレームとの間に所定の隙間を確保するための凸部を設けると共に、前記隙間を介して前記下型の切断パンチ孔と前記タイバー切断金型の外部とを連通可能としたことを特徴とするタイバー切断金型。
  2. 請求項1において、
    更に、前記切断パンチによって切断された前記タイバー部を前記切断パンチ孔内に吸引可能な吸引手段を備えたことを特徴とするタイバー切断金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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