JP2008210989A - フレームの切断方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

フレームの切断方法および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 打ち抜き加工によるフレームの切断面におけるバリを抑制する。
【解決手段】 本発明のフレームの切断方法は、フレームの打ち抜き加工により、外形の一部に第一の曲線部R1を有する打ち抜き部を形成する第一の工程と、上記第一の曲線部R1と交差する第二の曲線部を含む切断ライン31に沿って切断刃31sを当接することにより、上記打ち抜き部に接続させて上記フレームの一部を切断する第二の工程と、を有すること特徴とする。また、本発明は、上記フレームの切断方法によりフレームの一部が切断される工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フレームをプレス加工するとき、バリの発生を抑制するフレームの切断方法に関するものである。特に、タイバによって連結されているリードフレームを、バリの発生を抑えて切断する切断方法に関するものである。
一般に金属フレームをプレス加工するとき、細長くストライプ状に形成されたリードフレームを主フレームに安定して保持するため、それらのリードフレームの一部を、タイバという、主フレームの一部に形成させた連結部にて接続させる。そして、リードフレームに半導体素子を搭載したり、一部を樹脂で封止したりするなどの、リードフレームへの加工を終えた後、タイバを切断することにより、リードフレーム同士またはリードフレームと主フレームとの連結を解除する(特許文献1参照)。以下、図面を参照しながら背景技術の詳細について説明する。
図1は、背景技術として示すフレームの切断工程を示す平面図である。図1(a)は、切断前のフレームの上面図である。また、図1(c)は、切断前のフレームの一部を拡大した上面図である。図1(b)は、切断後のリードフレーム2の上面図である。図3(a)は、タイバ1によりリードフレーム2が互いに連結されたフレームの上面図である。また、図3(b)および図3(c)は、タイバ1が切断刃3sにより切断されるとき、切断刃3s、固定冶具5およびリードフレーム2の位置関係を模式的に示す上面図(b)および断面図(c)である。なお、リードフレーム2は、固定冶具5により挟持されており、図3(b)において、その外形が点線で示される。
図1(a)に示されるように、リードフレーム2がタイバ1により接続されたフレームに対してタイバ1とリードフレーム2とを切断する加工を行う。すなわち、図1(c)、図3(b)および図3(c)に示されるように、固定冶具5により挟持されたリードフレーム2の上から所定のクリアランスCを保ちながら切断刃3sを、リードフレーム2の延長方向の外縁に略平行に想定された直線部Sを含む切断ライン3に沿って押し当てることにより、タイバ1とリードフレーム2の接続部分を切断する。なお、図1(a)、図1(c)、図3(a)および図3(b)における切断ライン(すなわち、切断刃3sの形状およびその当接位置)3は点線で示される。これにより、タイバ1およびリードフレーム2の切断部は、図1(b)に示されるように、切断ライン3の直線部Sと打ち抜き部の曲線部Rとの交差部4と、それと向かい合う別の交差部4との間において直線状となる。
その他の先行技術として、図4は、順送金型による打ち抜き加工の様子を示す。金属フレームの一部に予め形成された打ち抜き部6に対して、さらに打ち抜き加工により打ち抜き部7を設ける。このとき、その打ち抜き部の隅に形成された曲線部Rは、切断刃の直線部Sにて切断される。
特開平7−22555号公報。
金属フレームの一部が打ち抜かれて形成された打ち抜き部の隅部の形状は、加工上の理由から、金属フレームの上面方向から見て、曲線となっているのが通常である。このため、図3(a)に示したように、打ち抜き部の外縁の延長方向に沿って想定された切断ライン3に対して切断刃3sの直線部を押し当てたとき、切断ライン3の両端において、切断刃がリードフレームに接触せず、固定冶具のみで引き千切られる範囲Lが生じる。この範囲で引き千切られたリードフレームは、切断面の一部にバリを発生させやすい。例えば、図3に示されるように、タイバ1およびリードフレーム2の直線状の切断ラインと、先に形成させていた打ち抜き部の曲線部Rとにより形成された交差部においてバリが生じる。そのため、綺麗な切断面が安定して得られず、さらにバリを排除する作業が必要になってくる。
そこで、切断刃と固定冶具との間隔(クリアランス)Cを小さくする。このようにすると、範囲Lを小さくすることができるが、切断刃の摩耗が早くなるという欠点がある。
また、リードフレーム以外の金属フレームの加工方法について、図4に示される順送金型によるプレス加工は、直線状の切断ラインと打ち抜き部6の曲線部Rが交わる交差部8にバリを発生させることがある。すなわち、予め形成させた打ち抜き部6の外縁と、その打ち抜き部6に切断ラインの一部が重なるようにプレス加工することにより、打ち抜き部6に一部を接続させて形成された打ち抜き部7の外縁とが交差する部分8においてバリが発生する。
そこで、本発明は、切断刃と固定冶具との間隔(クリアランス)を小さくしなくてもバリを発生させず、打ち抜き金型の寿命が延ばせるような、金属フレームを切断する方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために本発明に係るリードフレーム切断方法は、フレームの打ち抜き加工により、外形の一部に第一の曲線部を有する打ち抜き部を形成する第一の工程と、上記第一の曲線部と交差する第二の曲線部を含む切断ラインに沿って上記フレームの一部を切断する第二の工程と、を有すること特徴とする。
上記第一の工程は、上記フレームの一部に形成された複数のリードフレームを接続するタイバを形成する工程を含み、上記第二の工程は、上記タイバを切断する工程である。
上記リードフレームの一部に配置された半導体素子を封止樹脂にて被覆した後、上記第二の工程により上記タイバを切断する工程を含む。
上記第一の曲線部と上記第二の曲線部との交点において、それらの曲線部の接線が略垂直であることが好ましい。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法は、上記切断方法によりフレームの一部を切断する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法である。
予め形成された打ち抜き部の曲線部に切断刃の曲線部を押し当ててリードフレームを切断することにより、バリが発生しやすい切断面の両端においてもバリの少ない形状が安定して得られる。これにより、製品の品質が向上する。また、切断刃の磨耗が少なくなり、プレス加工の金型の寿命も長くなる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下に図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するためのリードフレーム切断方法を例示するものであって、本発明はリードフレーム切断方法を以下に限定するものではない。
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
フレームの打ち抜き加工により形成された、外形の一部に第一の曲線部を有する打ち抜き部について、さらに打ち抜き加工を施すフレームの切断方法について、バリが発生しないようにフレームの一部を切断するため、本発明者らは種々の検討を行った。その結果、予め形成された打ち抜き部における第一の曲線部と、切断刃が当接される切断ラインに含まれる第二の曲線部を交差させて、フレームの一部を上記打ち抜き部に接続させて切断することによって課題を解決するに至った。つまり、本発明は、先に形成された打ち抜き部における曲線の外形と交わる曲線を含む形状にてフレームを切断することにより、バリが発生しないようにフレームの一部を切断することができる。
以下、図面を参照しながら本形態におけるフレームの切断方法について説明する。図2および図5は、本形態のフレームの切断する工程を示す平面図である。図2(a)および図5(a)は、切断前のフレームの上面図である。また、図2(c)は、切断前のフレームの一部を拡大した上面図である。図2(b)は、切断後のリードフレーム2の上面図である。図5(b)および図5(c)は、タイバ1が切断刃31sにより切断されるとき、切断刃31s、固定冶具51およびリードフレーム2の位置関係を拡大して模式的に示す上面図(b)および断面図(c)である。なお、リードフレーム2は、固定冶具51により挟持されており、図5(b)において、その外形が点線で示される。
なお、図1および図3は、本形態との比較のためのフレームの切断する工程を示す平面図である。なお、図3は、図1の詳細図(a)と、フレームの切断箇所を部分的に拡大して示す平面図(b)および断面図(c)とを含む。
先行技術として図1および図3に示したように、点線で示される切断ライン3に対して切断刃3sの直線部Sを押し当てたとき、切断刃がリードフレーム2に接触せず、固定冶具5のみで引き千切られる範囲Lが切断ラインに沿って生じる。この範囲で引き千切られたリードフレーム2は、切断ラインの直線部と打ち抜き部の曲線部との交差部4において、その切断面にバリを有することがある。
したがって、上述の課題を解決するためには、範囲Lを小さくする必要がある。そこで、本形態にかかる金属フレームの切断方法は、図2および図5に示されるように、打ち抜き部の曲線部R1と交差するような曲線部を含む切断ライン31に沿って切断刃31sを押し当てることにより範囲Lを小さくする。なお、図2(a)、図2(c)、図5(a)および図5(b)における切断ライン(すなわち、切断刃31sの形状およびその当接位置)31は点線で示される。
すなわち、金属フレームの打ち抜き部に設けられた曲線部R1を含む箇所を直線状に切断するのではなく、曲線部R1に切断刃の曲線部を交差させて押し当てることにより切断する。打ち抜き部に形成された曲線部R1と、切断刃31sの曲線部との交点におけるそれぞれの接線の成す角度は、範囲Lを小さくするように所定の角度に調整される。特に、打ち抜き部に形成された曲線部R1の接線と、切断刃31sの曲線部の接線とが、その交点において略直角に交差するようにすると、範囲Lがほぼゼロになるため好ましい。
本発明の切断方法は、図2、図5および図6に示すような主フレームの一部から短冊状に突出されたリードフレーム2同士を側面で接続させたタイバ1を有する金属フレームについて、そのタイバ1を切断する際に利用することができる。タイバ1は、リードフレーム2とリードフレーム2の間の狭い箇所に設けられているため、リードフレーム側面の切断面に生じたバリを除去することが容易でないが、本発明の切断方法を適用することにより、タイバ1が切断されたリードフレーム2の切断面におけるバリの発生そのものが抑制される。そのため、リードフレームを利用した製造工程において、バリを除去する工程を省略することができる。
その他、本発明の切断方法は、フレームの打ち抜き部、リードフレームを有するフレームの各部位のうち、タイバ以外の部位、あるいは、図4に示されるように、打ち抜き加工により形成された第一の打ち抜き部6(貫通孔)に一部を接続させて、更に打ち抜き加工により第二の打ち抜き部7を形成する際に利用することもできる。バリの除去をすることが困難な箇所のバリそのものの発生を抑制することができる。また、本発明は、金属を主材料とする金属平板に適用することができるだけでなく、平板状のもの、例えば樹脂を主材料とするプリント基板などにも適用することができる。
図6は、本形態におけるフレームの切断方法を含む工程により製造された半導体装置について、フレームの切断前(左図)と切断後(右図)の平面図である。本形態における半導体装置の製造方法について説明する。
まず、金属平板への打ち抜き加工により、複数のリードフレームがタイバにより接続された金属フレームを形成する。ここで、リードフレーム2とタイバ1が接続する隅部は、外縁の形状が曲線であり、第一の曲線部とされている。
次に、リードフレームの一部に半導体素子を配置して、導電性ワイヤなどにより半導体素子とリードフレームを電気的に接続した後、封止樹脂にて半導体素子とリードフレームの一部を被覆する。
最後に、切断刃の両端に第二の曲線部を有する切断冶具と、リードフレームを配置する固定冶具とを備えた打ち抜き加工金型を準備する。固定冶具にリードフレームを配置して、リードフレーム2の第一の曲線部と、切断ラインの第二の曲線部とが交差するように切断刃を当接させて打ち抜き加工金型を操作することによりタイバを切断する。
このような半導体装置の製造方法とすることにより、リードフレーム切断面にけるバリを低減させることが容易にできる。したがって、本形態における製造方法により形成された半導体装置は、バリを除去する工程を必要とすることがなく、量産性に優れた半導体装置である。
複数のリードフレームの一部に配置された半導体素子を封止樹脂にて被覆した後、タイバを切断する工程とすることにより、封止工程と切断工程がそれぞれ、複数のリードフレームについて一度に行えるため、半導体装置の量産性が向上する。
以下、本発明に係る実施例について詳述する。なお、本発明は以下に示す実施例のみに限定されないことは言うまでもない。
図6は、本実施例におけるフレームの切断方法を含む工程により製造された発光ダイオードについて、フレームの切断前(左図)と切断後(右図)の平面図である。以下、上述の図1乃至図5および図6を参照しながら、本実施例における発光ダイオードの製造方法について説明する。
まず、金属平板に打ち抜き加工を施すことにより、複数のリードフレーム2が、それらの間に形成されたタイバ1により接続された主フレームを形成させる。ここで、フレームは、タイバ1とリードフレーム2とが隣接する隅部の外縁に第一の曲線部R1を有する打ち抜き部が設けられている。
次に、発光ダイオードチップをリードフレーム2の先端部に形成させたカップに配置して電気的に接続させた後、リードフレーム2の先端部および発光ダイオードチップを透光性の封止樹脂にて被覆する。
最後に、リードフレーム2を固定冶具51に配置して、切断刃31sを切断ライン31に当接させ、発光ダイオードのリードフレーム2を接続するタイバ1を切断する。これにより、リードフレーム2を保持するタイバ1を切断することにより、各リードフレーム2をタイバ1による支持から開放する。以下、本実施例のリードフレーム切断方法について詳細に説明する。
本実施例のフレーム切断方法は、フレームの打ち抜き部の隅部に形成された一対の第一の曲線部R1にそれぞれ交差する一対の第二の曲線部を含む切断ライン31に沿って切断する方法である。まず、本実施例の切断刃31sは、切断刃31sの中央に設けられた直線部が上記一対の第一の曲線部R1間に形成された金属フレームの一部に当接され、切断刃31sの両端に設けられた曲線部が上記一対の第二の曲線部に当接される。さらに、打ち抜き加工金型を操作することにより、一対の第一の曲線部R1にそれぞれ切断面が接続するように、リードフレーム2とタイバ1とを接続する金属フレームの一部を切断する。
なお、本実施例の固定冶具51は、リードフレームの直下において、切断刃31sとのクリアランスCを設けて配置される部位51aと、タイバ1と向かい合う位置に同じクリアランスCを設けて、リードフレームと隣り合うリードフレームとの間に配置された部位51bと、を少なくとも有する。これにより、従来の切断方法と比較して固定冶具5のみで引き千切られる範囲Lを小さくすることができる。
図2および図5に示されるように、本実施例の切断ライン31および該切断ライン31上に当接される切断刃31sの形状は、その両端に設けられた一対の曲線部間に直線部S1を有している。この直線部S1は、リードフレーム2の外形を成している打ち抜き部の外縁をタイバ1上へリードフレーム2の延長方向に延長させたとき、その延長線の略直上となるようにしている。また、特に図5に示されるように、リードフレーム2の幅Wと、切断刃31sおよびそれと隣り合って配置された切断刃31sの間隔W2の大きさとを略等しくしている。そのため、図2(b)に示されるように、本実施例における打ち抜き部の第一の曲線部R1と切断ライン31における第二の曲線部との交差部41は、切断後、切断ライン41の直線部S1両端における一対の突起として残存する。しかし、その突起の大きさは従来の切断方法によるものと比較して小さく、さらに突起周辺におけるバリは抑制される。
なお、図3に示されるように、比較例として挙げる従来の切断方法では、隣り合う切断刃の間隔W1が、リードフレーム2の幅Wより大きく、さらに、打ち抜き部の第一の曲線部Rに切断刃の第二の曲線部が交差する形で切断されていない。そのため、図1(b)に示されるように、リードフレーム2の切断部が、一対の交差部4に挟まれた直線状の外縁を有して、大きく残存してしまう。
リードフレームの切断は、主フレーム単位で、その主フレームに形成された複数のリードフレームに対して同時になされるため、リードフレームの加工精度および切断用冶具におけるリードフレームの位置決め精度により、リードフレームの配列方向(X方向)のカット位置が所定の位置に対してずれることがある。この場合、引きちぎり範囲Lの影響が大きい従来の切断方法では、引きちぎり範囲Lが大きくなることで、切断部ライン両端にバリを有するリードフレームが幾らか発生する。一方、本実施例の切断方法によれば、引きちぎり範囲Lへの影響を小さくしているため、X方向への位置ずれが生じても、各リードフレームについて切断ラインのバリを抑制することができる。
本発明は、切断面にバリを少なくしてフレームを切断する方法として、特に、発光ダイオードなどの半導体素子のリードフレームを切断する方法として利用可能である。
図1は、本発明との比較のために示すフレームの切断工程を示す平面図である。 図2は、本発明の一実施例にかかるフレームの切断工程を示す平面図である。 図3は、本発明との比較のために示す切断方法についての説明図である。 図4は、別の形態におけるフレームの切断方法を示す平面図である。 図5は、本発明の切断方法についての説明図である。 図6は、本発明の一実施例にかかるフレームの切断方法を含む方法により製造された半導体装置の平面図である。
符号の説明
1・・・タイバ
2・・・リードフレーム
21・・・フレーム
3、31・・・切断ライン(切断刃の当接位置)
3s、31s・・・切断刃
4、41・・・打ち抜き部の曲線部と切断刃の曲線部との交差部
5、51、51a、51b・・・固定冶具
6・・・第一の打ち抜き部
7・・・第二の打ち抜き部
8・・・上記第一の打ち抜き部と上記第二の打ち抜き部との交差部
9・・・封止樹脂
W・・・リードフレームの幅
W1、W2・・・切断刃の間隔
S、S1・・・直線部
R、R1・・・曲線部

Claims (5)

  1. フレームの打ち抜き加工により、外形の一部に第一の曲線部を有する打ち抜き部を形成する第一の工程と、
    前記第一の曲線部と交差する第二の曲線部を含む切断ラインに沿って前記フレームの一部を切断する第二の工程と、を有することを特徴とするフレームの切断方法。
  2. 前記第一の工程は、前記フレームの一部に形成された複数のリードフレームを接続するタイバを形成する工程を含み、
    前記第二の工程は、前記タイバを切断する工程である請求項1に記載のフレームの切断方法。
  3. 前記リードフレームの一部に配置された半導体素子を封止樹脂にて被覆した後、前記第二の工程により前記タイバを切断する工程を含む請求項2に記載のフレームの切断方法。
  4. 前記第一の曲線部と前記第二の曲線部との交点において、それらの曲線部の接線が略垂直である請求項1から3のいずれか一項に記載のフレームの切断方法。
  5. 前記請求項1から4のいずれか一項に記載のフレームの切断方法によりフレームの一部を切断する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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