JP4524316B2 - 画像処理装置及び画像処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、外部記憶装置を着脱可能な画像処理装置、及びこの画像処理装置を備える画像処理システムに関する。
従来、スキャナ本体に対して着脱可能な記憶媒体を接続し、原稿を読み取って得られた画像データを当該記憶媒体に直接書き込む技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。具体的には、この特許文献1には、メモリカードやMO等の記憶媒体をスキャナ本体に対して直接接続し、読み取った画像データを当該記憶媒体に書き込むスキャナが開示されている。これにより、このスキャナにおいては、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を接続することなく、読み取り動作を実行することができるとしている。
特開2002−10025号公報
近年では、上述した特許文献1に記載されたようなスキャナに限らず、記憶媒体を含む外部記憶装置を着脱可能とする複合機(MultiFunction Peripheral;MFP)をはじめとする画像処理装置が普及しつつある。
しかしながら、かかる画像処理装置においては、任意のユーザが手軽に電子化したデータを外部記憶装置に保存することができるという利便がある一方で、当該画像処理装置に蓄積された機密情報をも容易に持ち出し可能であることから、情報管理という観点から問題となっていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、外部記憶装置を着脱可能としながらも、機密情報の管理を容易にすることができる画像処理装置、及びこの画像処理装置を備える画像処理システムを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる画像処理装置は、データを書き込み可能とされた外部記憶装置を着脱可能な画像処理装置において、各々の前記外部記憶装置に対しそれぞれ固有の記憶装置識別情報が格納された当該外部記憶装置を接続する接続部と、前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置から前記記憶装置識別情報を取得する識別情報取得部と、当該画像処理装置にアクセスするユーザにより入力部を介して入力されたユーザに関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納部と、前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報を予め前記ユーザ情報に対応付けて格納する記憶装置利用許可情報格納部と、前記接続部に対して外部記憶装置が接続された場合に、前記入力部を介して入力されたユーザ情報と、当該外部記憶装置から前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報と、予め前記ユーザ情報に対応付けて前記記憶装置利用許可情報格納部に格納された記憶装置識別情報とに基づいて、当該外部記憶装置の利用の許否を判定する記憶装置利用判定部と、前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置について前記記憶装置利用判定部によって利用許可と判定された場合に、当該外部記憶装置に対するデータの書き込みを行うデータ書き込み制御部とを備えることを特徴としている。
また、上述した目的を達成する本発明にかかる画像処理システムは、データを書き込み可能とされた外部記憶装置と当該外部記憶装置を着脱可能な画像処理装置とを備える画像処理システムにおいて、前記外部記憶装置は、各々の当該外部記憶装置に対しそれぞれ固有の記憶装置識別情報を格納する識別情報格納部と、前記画像処理装置から受信したデータを格納するデータ格納部とを有し、前記画像処理装置は、前記外部記憶装置を接続する接続部と、前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置から前記記憶装置識別情報を取得する識別情報取得部と、当該画像処理装置にアクセスするユーザにより入力部を介して入力されたユーザに関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納部と、前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報を予め前記ユーザ情報に対応付けて格納する記憶装置利用許可情報格納部と、前記接続部に対して外部記憶装置が接続された場合に、前記入力部を介して入力されたユーザ情報と、当該外部記憶装置から前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報と、予め前記ユーザ情報に対応付けて前記記憶装置利用許可情報格納部に格納された記憶装置識別情報とに基づいて、当該外部記憶装置の利用の許否を判定する記憶装置利用判定部と、前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置について前記記憶装置利用判定部によって利用許可と判定された場合に、当該外部記憶装置に対するデータの書き込みを行うデータ書き込み制御部とを有することを特徴としている。

このような本発明にかかる画像処理装置及び画像処理システムにおいては、ユーザ情報と、当該ユーザ情報に対応するユーザが利用可能な外部記憶装置の記憶装置識別情報とを対応付けて記憶装置利用許可情報格納部に格納しておき、接続部に対して外部記憶装置が接続された場合に、当該外部記憶装置から取得した記憶装置識別情報と、記憶装置利用許可情報格納部に格納されている記憶装置識別情報とに基づいて、当該外部記憶装置の利用の許否を判定し、当該外部記憶装置に対するデータの書き込みを制限する。すなわち、本発明にかかる画像処理装置及び画像処理システムにおいては、ユーザが利用可能な外部記憶装置を限定することができる。
本発明においては、ユーザが利用可能な外部記憶装置を限定することができることから、機密情報を自由に持ち出すことができない状況を作り出して機密情報の管理を容易に行うことができ、確実な情報管理を行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、コピー(複写)機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能等の複数の画像処理機能を有する画像処理装置としての複合機(MultiFunction Peripheral;以下、MFPという。)、及び、このMFPを備える画像処理システムである。特に、このMFPは、外部記憶装置としてのUSB(Universal Serial Bus)メモリを着脱可能とするものであり、ユーザが利用可能なUSBメモリを限定し、且つ、ユーザ毎に利用可能な機能も限定することができるものである。
まず、本発明の第1の実施の形態として示すMFPについて説明する。
図1に示すように、MFP100は、ユーザの操作を受け付けてその操作に応じた各種制御を行う制御部及びユーザ情報入力部としての操作制御部101と、原稿を読み取る読み取り部102と、この読み取り部102によって読み取られた画像データに対して処理を行う画像処理部103と、この画像処理部103によって処理された画像データを一時的に格納するイメージバッファ104と、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200との間で通信を行う接続部としてのUSBインターフェース部105と、ユーザに関する各種情報を格納するユーザ情報格納部106と、ログインしたユーザが利用可能な機能を判定するユーザ判定部107と、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200のプラグアンドプレイID(以下、PnPIDという。)を取得する識別情報取得部としてのPnPID取得部108と、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200についてユーザ毎の有効性を示す有効メモリ情報を格納する記憶装置利用許可情報格納部としての有効メモリ情報格納部109と、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200に対するデータの書き込み利用を許可するか否かを判定する記憶装置利用判定部としてのメモリ利用判定部110と、USBメモリ200に対する画像データの書き込みを制御するデータ書き込み制御部111とを備える。
操作制御部101は、ユーザによって当該MFP100に対して入力操作される操作全般を受け付け、その操作に応じた各種制御を行う。具体的には、操作制御部101は、例えば図2に示すように、設定項目や当該MFP100のステータス情報等を表示する表示部112と、文字や数値を入力するためのテンキー113と、各種設定操作等において表示部112に表示されたカーソルを移動するためのカーソルキー114と、表示部112に表示されたカーソルによって指示された項目や入力された内容を確定操作するための確定キー115と、当該MFP100の動作モードを切り替えるためのモード切り替えボタン116と、当該MFP100が有する各機能の実行を開始するためのスタートボタン117と、実行中の動作を中断させるためのストップボタン118とから構成される。
このような操作制御部101は、例えばモード切り替えボタン116のうちスキャンボタンがユーザによって押下される等、原稿の読み取り指示操作があった場合には、所定のスキャナ機能画面を表示部112に表示させる。そして、操作制御部101は、テンキー113等を用いて解像度等の必要情報が入力され、スタートボタン117が押下されるのに応じて、読み取り部102を制御して原稿の読み取り動作を行わせる。また、操作制御部101は、モード切り替えボタン116のうち設定ボタンがユーザによって押下された場合には、所定の設定画面を表示部112に表示させる。ここで、操作制御部101は、カーソルキー114の操作に応じて、設定画面に表示された設定項目のうちユーザ情報の登録操作を示す項目が選択され、確定キー115が押下された場合には、所定の登録画面を表示部112に表示させる。そして、操作制御部101は、テンキー113等を用いてユーザ情報が入力され、確定キー115が押下されるのに応じて、受け付けたユーザ情報をユーザ情報格納部106に格納させる。これにより、MFP100においては、ユーザ情報の登録が行われる。さらに、操作制御部101は、カーソルキー114の操作に応じて、設定画面に表示された設定項目のうちログイン操作を示す項目が選択され、確定キー115が押下された場合には、所定のログイン画面を表示部112に表示させる。そして、操作制御部101は、テンキー113等を用いてログイン情報が入力され、確定キー115が押下されるのに応じて、受け付けたログイン情報をユーザ判定部107に供給し、そのユーザが利用可能な機能を判定させる。
読み取り部102は、図示しないフラッドベッドスキャナタイプの原稿載置台に載置された原稿や、原稿自動送り装置(Auto Document Feeder;ADF)にセットされた原稿を所定の解像度で読み取り、電子化された画像データを生成する。読み取り部102は、生成した画像データを画像処理部103に供給する。
画像処理部103は、読み取り部102によって読み取られて生成された画像データに対して各種画像処理を行う。例えば、画像処理部103は、読み取り部102によって読み取られた画像データを、USBメモリ200に書き込み可能な形式に変換するような画像処理を行う。画像処理部103は、画像処理を施した画像データをイメージバッファ104に一時的に格納させる。
イメージバッファ104は、例えばRAM(Random Access Memory)等からなり、画像処理部103によって画像処理されて生成された画像データを一時的に記憶する。なお、このイメージバッファ104は、画像データを一時的に格納するものであるため、揮発性のメモリで足りる。このイメージバッファ104に格納された画像データは、データ書き込み制御部111によって読み出される。
USBインターフェース部105は、USBメモリ200を着脱するポート等から構成され、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200との間で通信を行う。具体的には、USBインターフェース部105は、イメージバッファ104に格納された画像データがデータ書き込み制御部111を介して供給されると、その画像データをUSBメモリ200に対して送信する。また、USBインターフェース部105は、PnPID取得部108の要求に応じて、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200のPnPIDを受信し、受信したPnPIDをPnPID取得部108に供給する。
ユーザ情報格納部106は、例えばフラッシュメモリやEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリからなり、操作制御部101から供給されたユーザ情報を格納する。なお、ユーザ情報には、例えば図3上段に示すように、当該MFP100を利用するユーザとして登録された各ユーザに順次割り当てられたユーザ番号と、当該ユーザを識別するためのユーザID及びユーザパスワードとの他、当該MFP100が有する機能のうち当該ユーザが利用可能な機能であるか否かを示す各機能の利用制限情報が含まれる。なお、図3上段において、コピー、スキャナ、及びファクシミリの項目が利用制限情報であり、フラグが"1"である項目は、その機能の利用が可能である旨を示し、フラグが"0"である項目は、その機能の利用が不可能である旨を示している。例えば、図3上段において、ユーザ番号が"0001"に登録されているユーザは、コピー機能とスキャナ機能とについては利用可能であるが、ファクシミリ機能については利用不可能である旨が示されている。このようなユーザ情報格納部106に格納されたユーザ情報は、ユーザ判定部107及びメモリ利用判定部110によって読み出される。
ユーザ判定部107は、操作制御部101から供給されたログイン情報と、ユーザ情報格納部106から読み出したユーザ情報とに基づいて、そのユーザのログイン権限を判定するとともに、当該MFP100が有する機能のうち当該ユーザが利用可能な機能を判定する。ユーザ判定部107は、判定結果を示すユーザ判定情報をメモリ利用判定部110に供給する。
PnPID取得部108は、当該MFP100にUSBメモリ200が接続されると、USBインターフェース部105を介して、そのUSBメモリ200のPnPIDを取得する。ここで、PnPIDについて説明する。プラグアンドプレイデバイスは、接続先のホスト装置が当該デバイスを一意に認識して適切なドライバソフトウェアを読み込めるようにするために、当該デバイスを一意に識別するために固有に割り当てられる識別情報を格納している必要がある。この識別情報がPnPIDである。PnPIDは、デバイスの製造元によって各デバイスに対して割り当てられ、そのデバイスハードウェアに格納される。具体的には、PnPIDは、2バイトのベンダIDと、2バイトの製品IDと、0x0000から0xFFFFまでの範囲で設定可能な2バイトのデバイス固有IDとから構成される。ベンダIDは、デバイスの製造元を示す識別情報である。また、製品ID及びデバイス固有IDは、デバイスの製造元が個々の製品モデルに対して割り当てる識別情報であり、同じ製造元によって製造される他のあらゆる製品モデルに対して同一の製品ID及びデバイス固有IDが割り当てられることはない。したがって、例えば図3下段において、ユーザ番号"0000"に対応するPnPIDの場合には、ベンダIDが16進数の情報"ABCD"となり、製品IDが16進数の情報"1111"となり、デバイス固有IDが16進数の情報"00FF"となる。PnPID取得部108は、当該MFP100にUSBメモリ200が接続されるのに応じて、このようなPnPIDを取得し、取得したPnPIDをメモリ利用判定部110に供給する。また、PnPID取得部108は、新規のUSBメモリ200を登録する場合には、当該USBメモリ200からPnPIDを取得し、取得したPnPIDを有効メモリ情報格納部109に格納させる。
有効メモリ情報格納部109は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなり、当該MFP100に対して接続されたUSBメモリ200についてユーザ毎の有効性を示す有効メモリ情報を格納する。具体的には、有効メモリ情報は、例えば図3下段に示すように、ユーザ番号と、ユーザ番号に対応するユーザが利用可能なUSBメモリのPnPIDとを対応付けた情報とされる。なお、図3下段において、PnPIDの項目に記載されている"NULL"は、USBメモリが未登録状態である旨を示している。すなわち、図3下段においては、ユーザ番号が"0001"に登録されているユーザが利用可能なUSBメモリが未登録状態である旨を示している。このような有効メモリ情報格納部109に格納された有効メモリ情報は、メモリ利用判定部110によって読み出される。
メモリ利用判定部110は、ユーザ判定部107から供給されたユーザ判定情報に基づいて、ログインしたユーザに対応するユーザ情報をユーザ情報格納部106から読み出し、読み出したユーザ情報に含まれるユーザ番号に対応する有効メモリ情報を有効メモリ情報格納部109から読み出す。具体的には、メモリ利用判定部110は、例えば図3に示すように、ユーザ情報格納部106から読み出したユーザ情報と、有効メモリ情報格納部109から読み出した有効メモリ情報とを、ユーザ番号をキーとして紐付け、ログインしたユーザに対応する有効メモリ情報を有効メモリ情報格納部109から読み出す。そして、メモリ利用判定部110は、読み出した有効メモリ情報のPnPIDと、PnPID取得部108から供給された、当該MFP100に対して接続されているUSBメモリ200のPnPIDとを比較し、その比較結果に基づいて、当該USBメモリ200に対するデータの書き込み利用を許可するか否かを判定する。メモリ利用判定部110は、判定結果を示すメモリ利用判定情報をデータ書き込み制御部111に供給する。
データ書き込み制御部111は、メモリ利用判定部110から供給されたメモリ利用判定情報に基づいて、USBメモリ200に対する画像データの書き込みを制御する。具体的には、データ書き込み制御部111は、メモリ利用判定部110から供給されたメモリ利用判定情報が、データの書き込み利用を許可する内容であった場合には、イメージバッファ104から読み出した画像データをUSBインターフェース部105に対して転送し、USBメモリ200に書き込ませる。一方、データ書き込み制御部111は、メモリ利用判定部110から供給されたメモリ利用判定情報が、データの書き込み利用を許可しない内容であった場合には、イメージバッファ104から画像データを読み出さないように制御する。
このようなMFP100は、接続可能なUSBメモリ200をユーザ毎に登録し、且つ、利用可能な機能もユーザ毎に登録し、登録内容に合致した利用であるものと判定した場合に、USBメモリ200に対する画像データの書き込みを行う。
一方、このようなMFP100に対して接続されるUSBメモリ200は、図1に示すように、MFP100との間で通信を行うUSBインターフェース部201と、当該USBメモリ200のPnPIDを格納する識別情報格納部としてのPnPID格納部202と、画像データを格納するデータ格納部203とを備える。
USBインターフェース部201は、接続先のMFP100のUSBインターフェース部105に対して着脱されるプラグ等から構成され、当該MFP100との間で通信を行う。具体的には、USBインターフェース部201は、接続先のMFP100からPnPIDの取得要求があった場合には、PnPID格納部202に格納された自己のPnPIDを読み出し、MFP100に対して送信する。また、USBインターフェース部201は、MFP100から送信された画像データを受信し、受信した画像データをデータ格納部203に格納させる。
PnPID格納部202は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなり、当該USBメモリ200のPnPIDを格納する。このPnPID格納部202に格納されたPnPIDは、接続先のMFP100から取得要求があった場合に、USBインターフェース部201によって読み出される。
データ格納部203は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなり、当該USBメモリ200の主記憶部を構成する。具体的には、データ格納部203は、USBインターフェース部201を介してMFP100から受信した画像データを格納する。
このようなUSBメモリ200は、利用可能なユーザ毎にMFP100に対して登録されることにより、当該MFP100に対して接続され、画像データの保存場所として利用される。
さて、このようなUSBメモリ200が接続可能とされるMFP100においては、ユーザ情報と接続可能なUSBメモリ200とを事前に登録しておく必要がある。具体的には、MFP100は、この登録処理として、図4に示すような一連の処理を行う。なお、以下では、MFP100の装置管理者がユーザ情報とUSBメモリ200との登録を行うものとし、MFP100に登録済みのUSBメモリ200を各ユーザに配布して利用させる場合について説明する。
MFP100において、ユーザ情報とUSBメモリ200との登録操作は、操作制御部101を用いて行われる。まず、操作制御部101は、図4に示すように、ステップS101において、所定のユーザ情報登録画面を表示部112に表示させる。このユーザ情報登録画面は、例えば図5に示すように、ユーザIDとユーザパスワードとを入力可能に構成される。操作制御部101は、このようなユーザ情報登録画面の入力ボックスに、装置管理者がテンキー113等(図2参照)を用いてユーザIDとユーザパスワードとを入力し、確定キー115を押下するのに応じて、ステップS102及びステップS103において、入力されたユーザID及びユーザパスワードを受け付けて設定する。なお、図5においては、ユーザIDが"ab012345"のユーザについてのユーザID及びユーザパスワードを登録する場合について示している。
続いて、操作制御部101は、ステップS104において、所定の機能利用制限情報設定画面を表示部112に表示させる。この機能利用制限情報設定画面は、例えば図6に示すように、MFP100が有する各機能の利用を有効とするか無効とするかを設定可能に構成される。操作制御部101は、このような機能利用制限情報設定画面上において、装置管理者がカーソルキー114等を用いて有効/無効の種別を選択指示し、確定キー115を押下するのに応じて、ステップS105において、各機能の利用の許否を利用制限情報として設定する。なお、図6においては、MFP100が有するコピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能を利用可能に設定した様子を示している。
そして、操作制御部101は、ユーザID及びユーザパスワードと利用制限情報との設定が完了すると、ステップS106において、これらユーザID及びユーザパスワードと利用制限情報とを所定のユーザ番号に対応させ、ユーザ情報としてユーザ情報格納部106に格納させて登録する。例えば、操作制御部101は、先に図3上段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザについてのユーザ情報を、ユーザ番号"0000"に対応付けてユーザ情報格納部106に格納させる。
操作制御部101は、このようにしてユーザ情報の登録を完了すると、ステップS107において、所定のUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させる。このUSBメモリ登録画面は、例えば図7に示すように、登録対象のUSBメモリ200をMFP100に対して接続するように促すメッセージ等から構成される。操作制御部101は、このようなUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させると、ステップS108において、MFP100に対するUSBメモリ200の接続待ち状態となる。
ここで、操作制御部101は、USBメモリ200がUSBインターフェース部105に対して接続された旨を検知した場合には、ステップS109へと処理を移行し、接続されたUSBメモリ200のPnPIDを取得するようにPnPID取得部108に対して要求する。これに応じて、PnPID取得部108は、接続されたUSBメモリ200のPnPID格納部202からPnPIDを取得する。
続いて、PnPID取得部108は、ステップS110において、有効メモリ情報格納部109を参照し、取得したPnPIDが既に登録済みのものであるか否かを判定する。ここで、操作制御部101は、PnPID取得部108による判定の結果、取得したPnPIDが既に登録済みのものであった場合には、ステップS107において、USBメモリの交換を促すメッセージ等が掲載されたUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させる。一方、PnPID取得部108は、取得したPnPIDが既に登録済みのものでなかった場合、すなわち、接続されたUSBメモリ200が新規のものであった場合には、ステップS111において、登録するユーザIDに対応したユーザ番号とPnPIDとを対応付けて有効メモリ情報として有効メモリ情報格納部109に格納させて登録し、一連の登録処理を終了する。これにより、例えば先に図3下段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザが利用可能なUSBメモリ200は、"ABCD111100FF"のPnPIDを有するUSBメモリのみとなる。
また、操作制御部101は、ステップS108において、USBメモリ200がUSBインターフェース部105に対して接続された旨を検知できなかった場合には、ステップS112へと処理を移行し、装置管理者によってストップボタン118が押下されたか否かを判定する。すなわち、操作制御部101は、USBメモリ200の登録操作を中断する旨の操作が行われたか否かを判定する。
操作制御部101は、ストップボタン118が押下されていない場合には、ステップS108からの処理を繰り返す一方で、ストップボタン118が押下された場合には、ステップS113において、例えば先に図3下段におけるユーザ番号"0001"のように、登録するユーザIDに対応したユーザ番号と、USBメモリが未登録状態である旨を示す"NULL"とを対応付け、有効メモリ情報として有効メモリ情報格納部109に格納させて登録し、一連の登録処理を終了する。
MFP100は、このような一連の登録処理を行うことにより、ユーザ情報と接続可能なUSBメモリ200とを登録することができる。なお、上述したステップS108乃至ステップS111において、MFP100がUSBメモリ200のPnPIDを取得して有効メモリ情報格納部109に格納するまでの処理は、図8に示すようなコマンドシーケンスにしたがって行われる。ここでは、USB2.0の仕様に準拠したコマンドシーケンスについて説明する。
まず、図8に示すように、ステップS201において、USBメモリ200がMFP100に対して接続されると、USBインターフェース部105は、ステップS202において、接続されたUSBメモリ200を検出する。そして、USBインターフェース部105は、ステップS203において、検出したUSBメモリ200との間で通信を行うためのチャネルを確立すると、ステップS204において、当該USBメモリ200の状態を確認し、USBメモリ200の初期化が完了するのを待つ。なお、USBメモリ200の状態の確認は、USBインターフェース部105がGet_Port_StatusリクエストをUSBメモリ200に対して送信し、そのレスポンスをUSBメモリ200がUSBインターフェース部105に対して送信することによって行われる。
続いて、USBインターフェース部105は、ステップS205において、USBメモリ200の最大パケット長を取得するために、Get_DescriptorリクエストをUSBメモリ200に対して送信し、当該USBメモリ200のデバイスディスクリプタ(Device Descriptor)を取得する。なお、デバイスディスクリプタは、図9に示すように、USBデバイスがいかなる仕様のデバイスであるかをテーブル形式で階層的に記述したデータであり、PnPIDを構成するベンダID、製品ID及びデバイス固有IDも含んでいる。したがって、USBメモリ200は、デバイスディスクリプタをPnPID格納部202に格納しており、USBインターフェース部105は、PnPID格納部202からデバイスディスクリプタを取得する。
続いて、USBインターフェース部105は、ステップS206において、Set_AdressリクエストをUSBメモリ200に対して送信し、当該USBメモリ200に対してUSBバス上のアドレスを割り付ける。
そして、USBインターフェース部105は、ステップS207において、USBメモリ200のPnPIDを取得するために、Get_DescriptorリクエストをUSBメモリ200に対して送信し、当該USBメモリ200のデバイスディスクリプタを取得する。具体的には、USBインターフェース部105は、図9に示すidVendorフィールド、idProductフィールド、及びbcdDeviceフィールドに格納されている2バイトずつの情報をPnPIDとして取得する。例えば、USBメモリ200のPnPIDが"ABCD111100FF"であった場合には、USBインターフェース部105は、idVendorフィールドに格納されている16進数の情報"ABCD"と、idProductフィールドに格納されている16進数の情報"1111"と、bcdDeviceフィールドに格納されている16進数の情報"00FF"とを取得する。
このようにしてUSBインターフェース部105がUSBメモリ200からPnPIDを取得すると、PnPID取得部108は、ステップS208において、USBインターフェース部105から転送されてきたPnPIDを取得する。そして、PnPID取得部108は、ステップS209において、取得したPnPIDを有効メモリ情報格納部109に格納させる。
MFP100は、このようなコマンドシーケンスにしたがって、USBメモリ200からPnPIDを取得して有効メモリ情報格納部109に格納させることができる。
MFP100は、このようにしてユーザ情報と接続可能なUSBメモリ200とを登録すると、読み取り部102によって読み取った画像データをUSBメモリ200に対して書き込むことが可能となる。具体的には、MFP100は、この画像データ書き込み処理として、図10に示すような一連の処理を行う。
まず、操作制御部101は、図10に示すように、ステップS301において、所定のログイン画面を表示部112に表示させる。このログイン画面は、例えば図11に示すように、ユーザIDとユーザパスワードとを入力可能に構成される。操作制御部101は、このようなログイン画面の入力ボックスに、ユーザがテンキー113等を用いてユーザIDとユーザパスワードとを入力し、確定キー115を押下するのに応じて、ステップS302において、入力されたユーザID及びユーザパスワードを受け付ける。なお、図11においては、ユーザIDが"ab012345"のユーザがログインする場合について示している。
続いて、ユーザ判定部107は、ログイン操作を行ったユーザが登録されたユーザである旨を判定すると、ステップS303において、ユーザ情報格納部106を参照し、当該ユーザがスキャナ機能を利用可能であるか否かを判定する。例えば、ユーザ判定部107は、先に図3上段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザがログインした場合には、当該ユーザがスキャナ機能を利用可能であるものと判定し、ユーザIDが"ab234567"のユーザがログインした場合には、スキャナ機能を利用不可能であるものと判定する。MFP100は、ユーザがスキャナ機能を利用不可能であるものと判定した場合には、ステップS301からの処理を繰り返す一方で、ユーザがスキャナ機能を利用可能であるものと判定した場合には、ステップS304へと処理を移行し、MFP100に対するUSBメモリ200の接続待ち状態となる。
そして、USBメモリ200がUSBインターフェース部105に対して接続された旨が検知されると、操作制御部101は、ステップS305において、接続されたUSBメモリ200のPnPIDを取得するようにPnPID取得部108に対して要求する。これに応じて、PnPID取得部108は、接続されたUSBメモリ200のPnPID格納部202からPnPIDを取得する。このPnPIDの取得は、先に図8に示したようなコマンドシーケンスにしたがって行われる。
続いて、メモリ利用判定部110は、ステップS306において、有効メモリ情報格納部109を参照し、ログインしたユーザのユーザ番号に対応する有効メモリ情報のPnPIDと、PnPID取得部108によって取得されたPnPIDとを比較し、接続されたUSBメモリ200に対するデータの書き込み利用を許可するか否かを判定する。具体的には、メモリ利用判定部110は、ログインしたユーザのユーザ番号に対応する有効メモリ情報のPnPIDと、PnPID取得部108によって取得されたPnPIDとが一致した場合にのみ、USBメモリ200に対するデータの書き込み利用を許可する。
ここで、MFP100は、USBメモリ200に対するデータの書き込み利用が不許可であるものと判定された場合には、当該USBメモリ200に対するデータの書き込みを禁止し、USBメモリの交換を促すメッセージ等が掲載された所定の画面を表示部112に表示させ、ステップS304において、USBメモリ200の接続待ち状態となる。例えば先に図3下段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザが利用可能なUSBメモリ200は、"ABCD111100FF"のPnPIDを有するUSBメモリのみであることから、MFP100は、このPnPIDとは異なるPnPIDを有するUSBメモリ200が接続された場合には、当該USBメモリ200に対するデータの書き込みを禁止する。
一方、MFP100は、USBメモリ200に対するデータの書き込み利用が許可であるものと判定された場合には、ステップS307へと処理を移行する。すなわち、読み取り部102は、ステップS307において、原稿の読み取りを開始し、生成した画像データを画像処理部103に供給する。これに応じて、画像処理部103は、ステップS308において、画像データに対して所定の画像処理を施し、ステップS309において、イメージバッファ104に一時的に格納させる。
そして、データ書き込み制御部111は、ステップS310において、イメージバッファ104から読み出した画像データをUSBインターフェース部105に対して転送し、USBメモリ200に書き込ませる。
これに応じて、USBメモリ200は、ステップS311において、USBインターフェース部201を介して受信した画像データをデータ格納部203に格納する。MFP100は、USBメモリ200に対する画像データの書き込みが完了すると、ステップS312において、待機状態へと移行し、一連の画像データ書き込み処理を終了する。
MFP100は、このような一連の画像データ書き込み処理を行うことにより、ユーザとUSBメモリ200との関係が登録内容に合致した場合にのみ、読み取り部102によって読み取った画像データをUSBメモリ200に対して書き込むことができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態として示す画像処理システムにおいては、MFP100に対して接続可能なUSBメモリ200を各ユーザに対して登録されたものに限定し、且つ、ユーザ毎に利用可能な機能も登録されている。したがって、MFP100は、ユーザが利用可能なUSBメモリ200を限定し、且つ、ユーザ毎に利用可能な機能も限定されていることから、機密情報を自由に持ち出すことができない状況を作り出して機密情報の管理を容易に行うことができ、確実な情報管理を行うことができる。
つぎに、第2の実施の形態として示すMFPについて説明する。
この第2の実施の形態として示すMFPは、第1の実施の形態として示したMFPを改良し、ユーザパスワードを自動的に生成するようにしたものである。したがって、この第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
図12に示すように、MFP300は、上述した操作制御部101、読み取り部102、画像処理部103、イメージバッファ104、USBインターフェース部105、ユーザ情報格納部106、ユーザ判定部107、PnPID取得部108、有効メモリ情報格納部109、メモリ利用判定部110、及びデータ書き込み制御部111の他に、ユーザパスワードを生成するパスワード生成部301と、USBメモリ400の所有者のユーザ情報を当該USBメモリ400に対して転送する情報転送部としてのユーザ情報転送部302とを備える。なお、図12に示す表示部112は、後述するように、パスワード生成部301によって生成されたパスワードを表示させるものとして明示したものであり、その構成及び機能は、第1の実施の形態にて示した表示部112と同様である。
パスワード生成部301は、ユーザ情報格納部106から読み出したユーザIDと、PnPID取得部108から供給された、当該MFP300に対して接続されているUSBメモリ400のPnPIDとに基づいて、ユーザパスワードを自動的に生成する。パスワード生成部301は、生成したユーザパスワードを操作制御部101に供給する。これに応じて、操作制御部101は、ユーザパスワードを表示部112に表示させ、ユーザに通知するとともに、生成されたユーザパスワードをユーザIDに対応させ、ユーザ情報としてユーザ情報格納部106に格納させる。
ユーザ情報転送部302は、USBメモリ400の所有者のユーザID及びユーザパスワードを当該USBメモリ400に対して転送する。すなわち、ユーザ情報転送部302は、ユーザ情報格納部106に格納されたユーザIDと、パスワード生成部301によって生成されてユーザ情報格納部106に格納されたユーザパスワードとを読み出し、これらユーザID及びユーザパスワードをUSBインターフェース部105に対して転送し、USBメモリ400に書き込ませる。
このようなMFP300は、MFP100と同様に、接続可能なUSBメモリ200をユーザ毎に登録し、且つ、利用可能な機能もユーザ毎に登録し、登録内容に合致した利用であるものと判定した場合に、USBメモリ200に対する画像データの書き込みを行う。このとき、MFP300は、接続されているUSBメモリ400のPnPIDに基づいてユーザパスワードを自動的に生成し、このユーザパスワードに基づいて、ユーザのログイン権限を判定する。
一方、このようなMFP300に対して接続されるUSBメモリ400は、図12に示すように、上述したUSBインターフェース部201、PnPID格納部202、及びデータ格納部203の他に、MFP300から転送されたユーザ情報を格納するユーザ情報格納部401と、当該USBメモリ400が外部の情報処理端末装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PCという。)500に対して接続された際にユーザのログイン処理を実行するログイン実行部402と、PC500を操作するユーザのユーザ情報を判定するユーザ情報判定部403とを備える。
ユーザ情報格納部401は、例えばフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなり、MFP300のユーザ情報転送部302から転送されたユーザIDとユーザパスワードとを含むユーザ情報がUSBインターフェース部201によって受信されると、そのユーザ情報を格納する。このユーザ情報格納部401に格納されたユーザ情報は、ユーザ情報判定部403によって読み出される。
ログイン実行部402は、当該USBメモリ400がPC500のUSBインターフェース部501に対して接続されると起動し、所定のログイン画面を当該PC500の表示部に表示させる。そして、ログイン実行部402は、PC500の操作部を用いてユーザがログイン情報を入力するのに応じて、そのログイン情報を受け付けることにより、当該PCを操作するユーザのログイン処理を実行する。ログイン実行部402は、受け付けたログイン情報をユーザ情報判定部403に供給し、そのユーザのログイン権限を判定させる。
ユーザ情報判定部403は、当該USBメモリ400がPC500のUSBインターフェース部501に対して接続された際にログイン実行部402がログイン処理を実行することによって当該PC500の表示部に表示されたログイン画面を介して入力されたログイン情報と、ユーザ情報格納部401から読み出したユーザ情報とに基づいて、そのユーザのログイン権限を判定する。そして、ユーザ情報判定部403は、入力されたログイン情報とユーザ情報格納部401から読み出したユーザ情報とが一致した場合にのみ、PC500から当該USBメモリ400へのアクセスを許可する。
このようなUSBメモリ400は、USBメモリ200と同様に、利用可能なユーザ毎にMFP300に対して登録されることにより、当該MFP300に対して接続され、画像データの保存場所として利用される。また、USBメモリ400は、PC500に対して接続された場合には、当該PC500を操作するユーザのログイン権限を判定し、アクセス制限を行う。
さて、このようなUSBメモリ400が接続可能とされるMFP300においては、ユーザ毎にユーザ情報と接続可能なUSBメモリ400とを事前に登録しておく必要がある。具体的には、MFP300は、この登録処理として、図13及び図14に示すような一連の処理を行う。なお、以下では、MFP300の装置管理者が、ユーザ情報のうちユーザIDと当該MFP300が有する機能の利用制限情報との登録を行い、各ユーザが、ユーザ情報のうちユーザパスワードとUSBメモリ400との登録を行うものとして説明する。
まず、MFP300において、ユーザ情報のうちユーザIDと当該MFP300が有する機能の利用制限情報との登録処理について、図13を用いて説明する。
まず、操作制御部101は、図13に示すように、ステップS401において、所定のユーザ情報登録画面を表示部112に表示させる。このユーザ情報登録画面は、例えば図15に示すように、ユーザIDのみを入力可能に構成される。操作制御部101は、このようなユーザ情報登録画面の入力ボックスに、装置管理者がテンキー113等を用いてユーザIDを入力し、確定キー115を押下するのに応じて、ステップS402において、入力されたユーザIDを受け付けて設定する。なお、図15においては、ユーザIDが"ab012345"のユーザについてのユーザIDを登録する場合について示している。
続いて、操作制御部101は、ステップS403において、先に図6に示したような機能利用制限情報設定画面を表示部112に表示させる。操作制御部101は、このような機能利用制限情報設定画面上において、装置管理者がカーソルキー114等を用いて有効/無効の種別を選択指示し、確定キー115を押下するのに応じて、ステップS404において、各機能の利用の許否を利用制限情報として設定する。
そして、操作制御部101は、ユーザIDと利用制限情報との設定が完了すると、ステップS405において、これらユーザIDと利用制限情報とを所定のユーザ番号に対応させ、ユーザ情報としてユーザ情報格納部106に格納させて登録する。例えば、操作制御部101は、先に図3上段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザについてのユーザID及び利用制限情報を、ユーザ番号"0000"に対応付けてユーザ情報格納部106に格納させる。MFP300は、ユーザ情報格納部106に対するユーザID及び利用制限情報の格納が完了すると、待機状態へと移行し、一連の登録処理を終了する。
MFP300は、このような一連の登録処理を行うことにより、ユーザIDと機能の利用制限情報とを登録することができる。
MFP300においては、このようにしてユーザID及び利用制限情報の登録を完了すると、各ユーザの操作のもとに、ユーザ情報のうちユーザパスワードとUSBメモリ400との登録処理を行う。この登録処理について、図14を用いて説明する。
まず、操作制御部101は、図14に示すように、ステップS501において、所定のユーザID入力画面を表示部112に表示させる。このユーザID入力画面は、例えば図16に示すように、ユーザIDを入力可能に構成される。操作制御部101は、このようなユーザID入力画面の入力ボックスに、ユーザがテンキー113等を用いてユーザIDを入力し、確定キー115を押下するのに応じて、入力されたユーザIDを受け付ける。なお、図16においては、ユーザIDが"ab012345"のユーザについてのユーザIDを入力する場合について示している。
続いて、ユーザ判定部107は、ユーザIDの入力操作を行ったユーザが登録されたユーザである旨を判定すると、ステップS502において、ユーザ情報格納部106を参照し、当該ユーザがスキャナ機能を利用可能であるか否かを判定する。例えば、ユーザ判定部107は、先に図3上段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザがログインした場合には、当該ユーザがスキャナ機能を利用可能であるものと判定し、ユーザIDが"ab234567"のユーザがログインした場合には、スキャナ機能を利用不可能であるものと判定する。
MFP300は、ユーザがスキャナ機能を利用不可能であるものと判定した場合には、ステップS510へと処理を移行する。一方、MFP300は、ユーザがスキャナ機能を利用可能であるものと判定した場合には、ステップS503へと処理を移行する。操作制御部101は、ステップS503において、先に図7に示したようなUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させる。操作制御部101は、このようなUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させると、ステップS504において、MFP300に対するUSBメモリ400の接続待ち状態となる。
ここで、操作制御部101は、USBメモリ400がUSBインターフェース部105に対して接続された旨を検知できなかった場合には、ステップS509へと処理を移行し、ユーザによってストップボタン118が押下されたか否かを判定する。すなわち、操作制御部101は、USBメモリ400の登録操作を中断する旨の操作が行われたか否かを判定する。
操作制御部101は、ストップボタン118が押下されていない場合には、ステップS504からの処理を繰り返す一方で、ストップボタン118が押下された場合には、ステップS510へと処理を移行する。
一方、操作制御部101は、ステップS504において、USBメモリ400がUSBインターフェース部105に対して接続された旨を検知した場合には、ステップS505へと処理を移行し、接続されたUSBメモリ400のPnPIDを取得するようにPnPID取得部108に対して要求する。これに応じて、PnPID取得部108は、接続されたUSBメモリ400のPnPID格納部202からPnPIDを取得する。なお、このPnPIDの取得は、先に図8に示したようなコマンドシーケンスにしたがって行われる。
続いて、PnPID取得部108は、ステップS506において、有効メモリ情報格納部109を参照し、取得したPnPIDが既に登録済みのものであるか否かを判定する。ここで、操作制御部101は、PnPID取得部108による判定の結果、取得したPnPIDが既に登録済みのものであった場合には、ステップS503において、USBメモリの交換を促すメッセージ等が掲載されたUSBメモリ登録画面を表示部112に表示させる。一方、取得したPnPIDが既に登録済みのものでなかった場合、すなわち、接続されたUSBメモリ400が新規のものであった場合には、パスワード生成部301は、ステップS507において、ステップS501にて入力されたユーザIDと、ステップS505にて取得されたPnPIDとに基づいて、ユーザパスワードを生成する。具体的には、パスワード生成部301は、ユーザIDの下3桁の文字列とPnPIDの下3桁の文字列とを用いてユーザパスワードを生成する。例えば、パスワード生成部301は、ユーザIDが"ab012345"であり、PnPIDが"ABCD111100FF"であった場合には、ユーザパスワードとして"3450FF"を生成する。操作制御部101は、パスワード生成部301によってユーザパスワードが生成されると、例えば図17に示すようなユーザパスワード通知画面を表示部112に表示させ、ユーザに通知する。これにより、ユーザは、USBメモリ400に対してアクセスするための自己のパスワードを把握することができる。
このようにしてユーザパスワードが生成されると、PnPID取得部108は、ステップS508において、登録するユーザIDに対応したユーザ番号とPnPIDとを対応付けて有効メモリ情報として有効メモリ情報格納部109に格納させて登録し、ステップS512の処理へと移行する。これにより、例えば先に図3下段に示したように、ユーザIDが"ab012345"のユーザが利用可能なUSBメモリ400は、"ABCD111100FF"のPnPIDを有するUSBメモリのみとなる。
そして、操作制御部101は、ステップS512において、先にユーザ情報格納部106に格納されているユーザID及び利用制限情報に対応させ、生成されたユーザパスワードをユーザ情報としてユーザ情報格納部106に格納させて登録する。
また、ステップS504にてUSBメモリ400がUSBインターフェース部105に対して接続された旨が操作制御部101によって検知されている場合には、ユーザ情報転送部302は、ステップS513において、ユーザ情報格納部106からユーザID及びユーザパスワードを読み出し、これらユーザID及びユーザパスワードをUSBメモリ400に対して転送する。これに応じて、USBメモリ400は、ステップS514において、USBインターフェース部201を介して受信したユーザID及びユーザパスワードをユーザ情報格納部401に格納する。MFP300は、USBメモリ400に対するユーザID及びユーザパスワードの書き込みが完了すると、待機状態へと移行し、一連の登録処理を終了する。
また、MFP300は、ステップS502にてユーザがスキャナ機能を利用不可能であるものと判定した場合や、ステップS509にてストップボタン118が押下された場合には、ステップS510へと処理を移行する。そして、パスワード生成部301は、ステップS510において、ステップS501にて入力されたユーザIDと、任意の文字列とに基づいて、ユーザパスワードを生成する。具体的には、パスワード生成部301は、ユーザIDの下3桁の文字列と3桁の任意の文字列とを用いてユーザパスワードを生成する。例えば、パスワード生成部301は、ユーザIDが"ab123456"であった場合には、ユーザパスワードとして"45605B"等を生成する。操作制御部101は、パスワード生成部301によってユーザパスワードが生成されると、先に図17に示したようなユーザパスワード通知画面を表示部112に表示させ、ユーザに通知する。これにより、ユーザは、USBメモリ400に対してアクセスするための自己のパスワードを把握することができる。
このようにしてユーザパスワードが生成されると、操作制御部101は、ステップS511において、例えば先に図3下段におけるユーザ番号"0001"のように、登録するユーザIDに対応したユーザ番号と、USBメモリが未登録状態である旨を示す"NULL"とを対応付け、有効メモリ情報として有効メモリ情報格納部109に格納させて登録し、ステップS512'へと処理を移行する。
そして、操作制御部101は、ステップS512'において、先にユーザ情報格納部106に格納されているユーザID及び利用制限情報に対応させ、生成されたユーザパスワードをユーザ情報としてユーザ情報格納部106に格納させて登録した後、待機状態へと移行し、一連の登録処理を終了する。
MFP300は、このような一連の登録処理を行うことにより、ユーザパスワードを自動的に生成し、そのユーザパスワードと接続可能なUSBメモリ400とを登録することができる。すなわち、MFP300は、自動的に生成したユーザパスワードを含むユーザ情報と接続可能なUSBメモリ400とを登録することができる。
MFP300は、このようにしてユーザ情報と接続可能なUSBメモリ400とを登録すると、先に図10に示した一連の画像データ書き込み処理を行うことにより、読み取り部102によって読み取った画像データをUSBメモリ400に対して書き込むことが可能となる。すなわち、MFP300は、ユーザとUSBメモリ400との関係が登録内容に合致した場合にのみ、読み取り部102によって読み取った画像データをUSBメモリ400に対して書き込むことができる。
つぎに、USBメモリ400をPC500に対して接続した場合の処理について、図18を用いて説明する。
USBメモリ400においては、図18に示すように、ステップS601において、PC500のUSBインターフェース部500に対して接続されると、ログイン実行部402を起動させる。そして、ログイン実行部402は、ステップS602において、所定のログイン画面をPC500の表示部に表示させる。このログイン画面は、例えば図19に示すように、ユーザIDとユーザパスワードとを入力可能に構成される。ログイン実行部402は、このようなログイン画面の入力ボックスに、ユーザがPC500の操作部を用いてユーザIDとユーザパスワードとを入力するのに応じて、入力されたユーザID及びユーザパスワードを受け付ける。なお、図19においては、ユーザIDが"ab012345"のユーザがログインする場合について示している。
続いて、ユーザ情報判定部403は、ステップS603において、入力されたログイン情報と、ユーザ情報格納部401から読み出したユーザ情報とに基づいて、ログイン操作を行ったユーザのログイン権限を判定する。具体的には、ユーザ情報判定部403は、入力されたユーザID及びユーザパスワードと、ユーザ情報格納部401から読み出したユーザID及びユーザパスワードとが一致した場合にのみ、ログイン操作を行ったユーザが登録されたユーザであるものと判定する。
そして、ログイン実行部402は、ユーザ情報判定部403による判定の結果、ユーザが登録されたユーザでなかった場合には、ステップS602において、USBメモリ400へのアクセスを許可しない旨を示すメッセージ等が掲載されたログイン画面をPC500の表示部に表示させる。一方、ログイン実行部402は、ユーザが登録されたユーザであった場合には、ステップS604において、USBメモリ400へのアクセスを許可する旨を示すメッセージ等が掲載された所定の画面をPC500の表示部に表示させ、当該PC500から当該USBメモリ400へのアクセスを許可し、一連の処理を終了する。例えば、ユーザIDが"ab012345"のユーザがPC500を操作して、PnPIDが"ABCD111100FF"であるUSBメモリ400に対してアクセスしようとする場合において、図14中ステップS507においてユーザパスワードとして"3450FF"が生成されていた場合には、ユーザがPC500の操作部を用いて、ユーザIDとして"ab012345"を入力するとともに、ユーザパスワードとして"3450FF"を入力しない限り、PC500からUSBメモリ400に対してアクセスすることができない状況となる。
USBメモリ400は、このような一連の処理を行うことにより、PC500に対して接続された場合には、当該PC500を操作するユーザのログイン権限を判定し、アクセス制限を行うことができる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、MFP300は、MFP100と同様に、ユーザが利用可能なUSBメモリ400を限定し、且つ、ユーザ毎に利用可能な機能も限定されていることから、機密情報を自由に持ち出すことができない状況を作り出して機密情報の管理を容易に行うことができ、確実な情報管理を行うことができる。これに加え、MFP300は、ユーザパスワードを自動的に生成することから、ユーザの登録操作の負担を軽減することができるとともに、USBメモリ400の所有者のみが、登録時のユーザパスワードを確認可能であることから、第三者にユーザパスワードが漏洩してしまう可能性を大幅に低減することができる。また、USBメモリ400は、PC500からのアクセス制限を行うことができるため、画像データの読み出しに対するセキュリティ性を強化することができ、当該USBメモリ400の所有者以外の第三者による画像データの閲覧も未然に防止することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態では、外部記憶装置としてUSBメモリを用い、接続部としてUSBインターフェース部を用い、外部記憶装置に固有の識別情報としてPnPIDを用いて説明したが、本発明は、外部記憶装置としてハードディスクやメモリカード等を用い、接続部としてIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)1394に準拠した通信インターフェースや各種ネットワークインターフェースを用い、外部記憶装置に固有の識別情報としてMAC(Media Access Control)アドレスを用いても適用することができる。さらに、本発明は、外部記憶装置としてICメモリカードといった非接触記憶媒体を用い、接続部としてRFID(Radio Frequency IDentification)を利用した無線通信インターフェースを用い、外部記憶装置に固有の識別情報としてucode(ユビキタスIDセンターの登録商標)を用いても適用することができる。
また、上述した第2の実施の形態では、ユーザIDの下3桁の文字列とPnPIDの下3桁の文字列とを用いてユーザパスワードを生成するものとして説明したが、本発明においては、文字列の使用桁数を変更してユーザパスワードを生成するようにしてもよい。さらに、本発明においては、ユーザIDの文字列とPnPIDの文字列とを所定の規則にしたがって並べ替えたり、ユーザIDの文字列とPnPIDの文字列とをシードとして乱数を算出する等の所定の演算処理を行ったりすることにより、ユーザパスワードを生成するようにしてもよい。すなわち、本発明において、ユーザパスワードの生成手法は、ユーザ情報とPnPIDとに基づくものであれば、いかなるものであってもよい。
さらに、上述した実施の形態では、画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能を有するMFPを用いて説明したが、本発明は、画像データを外部記憶装置に保存可能な装置であればいかなるものであっても適用することができ、例えば、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置等にも適用することができる。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態として示す画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 図1に示すMFPが備える操作制御部の具体的構成を説明する正面図である。 図1に示すMFPが備えるユーザ情報格納部に格納されるユーザ情報と、有効メモリ情報格納部に格納される有効メモリ情報との具体例を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、ユーザ情報と接続可能なUSBメモリとをMFPに登録する際の一連の登録処理を説明するフローチャートである。 図1に示すMFPが備える表示部に表示されるユーザ情報登録画面の具体例を説明する図である。 図1に示すMFPが備える表示部に表示される機能利用制限情報設定画面の具体例を説明する図である。 図1に示すMFPが備える表示部に表示されるUSBメモリ登録画面の具体例を説明する図である。 図1に示すMFPがUSBメモリのPnPIDを取得して有効メモリ情報格納部に格納する際に、MFPとUSBメモリとの間で行われるコマンドシーケンスを説明する図である。 USBメモリに格納されているデバイスディスクリプタのデータ構造を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、読み取り部によって読み取った画像データをUSBメモリに対して書き込む際の一連の画像データ書き込み処理を説明するフローチャートである。 図1に示すMFPが備える表示部に表示されるログイン画面の具体例を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、ユーザ情報のうちユーザIDとMFPが有する機能の利用制限情報とを当該MFPに登録する際の一連の登録処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、ユーザ情報のうちユーザパスワードと接続可能なUSBメモリとをMFPに登録する際の一連の登録処理を説明するフローチャートである。 図12に示すMFPが備える表示部に表示されるユーザ情報登録画面の具体例を説明する図である。 図12に示すMFPが備える表示部に表示されるユーザID入力画面の具体例を説明する図である。 図12に示すMFPが備える表示部に表示されるユーザパスワード通知画面の具体例を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像処理システムにおいて、USBメモリをPCに対して接続した際の一連の処理を説明するフローチャートである。 図12に示すPCが備える表示部に表示されるログイン画面の具体例を説明する図である。
符号の説明
100,300 MFP
101 操作制御部
102 読み取り部
103 画像処理部
104 イメージバッファ
105,201,501 USBインターフェース部
106,401 ユーザ情報格納部
107 ユーザ判定部
108 PnPID取得部
109 有効メモリ情報格納部
110 メモリ利用判定部
111 データ書き込み制御部
112 表示部
113 テンキー
114 カーソルキー
115 確定キー
116 モード切り替えボタン
117 スタートボタン
118 ストップボタン
200,400 USBメモリ
202 PnPID格納部
203 データ格納部
301 パスワード生成部
302 ユーザ情報転送部
402 ログイン実行部
403 ユーザ情報判定部
500 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

  1. データを書き込み可能とされた外部記憶装置を着脱可能な画像処理装置において、
    各々の前記外部記憶装置に対しそれぞれ固有の記憶装置識別情報が格納された当該外部記憶装置を接続する接続部と、
    前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置から前記記憶装置識別情報を取得する識別情報取得部と、
    当該画像処理装置にアクセスするユーザにより入力部を介して入力されたユーザに関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納部と、
    前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報を予め前記ユーザ情報に対応付けて格納する記憶装置利用許可情報格納部と、
    前記接続部に対して外部記憶装置が接続された場合に、前記入力部を介して入力されたユーザ情報と、当該外部記憶装置から前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報と、予め前記ユーザ情報に対応付けて前記記憶装置利用許可情報格納部に格納された記憶装置識別情報とに基づいて、当該外部記憶装置の利用の許否を判定する記憶装置利用判定部と、
    前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置について前記記憶装置利用判定部によって利用許可と判定された場合に、当該外部記憶装置に対するデータの書き込みを行うデータ書き込み制御部とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ユーザ情報格納部に格納されているユーザ情報と、当該外部記憶装置から前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報とに基づいて、ユーザパスワードを生成するパスワード生成部と、
    前記接続部に対して接続された外部記憶装置について前記パスワード生成部によって生成されたユーザパスワードを前記ユーザ情報格納部に格納させる制御部とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記パスワード生成部によって生成されたユーザパスワードを表示する表示部を備えること
    を特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記接続部に対して接続された外部記憶装置について前記パスワード生成部によって生成されたユーザパスワードと、当該ユーザパスワードに対応させて前記ユーザ情報格納部に格納されているユーザ情報とを、当該外部記憶装置に対して転送して書き込ませる情報転送部を備えること
    を特徴とする請求項2又は請求項3記載の画像処理装置。
  5. ユーザ情報の入力操作を行うためのユーザ情報入力操作部と、
    前記ユーザ情報入力操作部を介して入力されたユーザ情報と、前記ユーザ情報格納部に予め格納されたユーザ情報とに基づいて、当該画像処理装置の機能について利用の許否を判定するユーザ判定部とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取る読み取り部と、
    前記読み取り部によって読み取られて電子化されたデータに対して処理を行う画像処理部とを備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. データを書き込み可能とされた外部記憶装置と当該外部記憶装置を着脱可能な画像処理装置とを備える画像処理システムにおいて、
    前記外部記憶装置は、
    各々の当該外部記憶装置に対しそれぞれ固有の記憶装置識別情報を格納する識別情報格納部と、
    前記画像処理装置から受信したデータを格納するデータ格納部とを有し、
    前記画像処理装置は、
    前記外部記憶装置を接続する接続部と、
    前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置から前記記憶装置識別情報を取得する識別情報取得部と、
    当該画像処理装置にアクセスするユーザにより入力部を介して入力されたユーザに関するユーザ情報を格納するユーザ情報格納部と、
    前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報を予め前記ユーザ情報に対応付けて格納する記憶装置利用許可情報格納部と、
    前記接続部に対して外部記憶装置が接続された場合に、前記入力部を介して入力されたユーザ情報と、当該外部記憶装置から前記識別情報取得部によって取得された記憶装置識別情報と、予め前記ユーザ情報に対応付けて前記記憶装置利用許可情報格納部に格納された記憶装置識別情報とに基づいて、当該外部記憶装置の利用の許否を判定する記憶装置利用判定部と、
    前記接続部に対して接続された前記外部記憶装置について前記記憶装置利用判定部によって利用許可と判定された場合に、当該外部記憶装置に対するデータの書き込みを行うデータ書き込み制御部とを有すること
    を特徴とする画像処理システム。
  8. 前記画像処理装置は、ユーザパスワードと当該ユーザパスワードに対応させて前記ユーザ情報格納部に格納されているユーザ情報とを、前記接続部に対して接続された外部記憶装置に対して転送して書き込ませる情報転送部を有し、
    前記外部記憶装置は、
    前記情報転送部によって転送されてきたユーザパスワードとユーザ情報とを格納するユーザ情報格納部と、
    任意の情報処理端末装置に対して接続した場合に、当該情報処理端末装置を介して入力されたログイン情報と、前記ユーザ情報格納部から読み出したユーザ情報とに基づいて、当該情報処理端末装置から当該外部記憶装置へのアクセスの許否の判定をともなうログイン処理を実行するログイン実行部とを有すること
    を特徴とする請求項7記載の画像処理システム。
  9. 前記画像処理装置は、
    ユーザ情報の入力操作を行うためのユーザ情報入力操作部と、
    前記ユーザ情報入力操作部を介して入力されたユーザ情報と、前記ユーザ情報格納部に予め格納されたユーザ情報とに基づいて、当該画像処理装置の機能について利用の許否を判定するユーザ判定部とを有すること
    を特徴とする請求項7記載の画像処理システム。
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