JP4270225B2 - 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム - Google Patents

画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム Download PDF

Info

Publication number
JP4270225B2
JP4270225B2 JP2006125778A JP2006125778A JP4270225B2 JP 4270225 B2 JP4270225 B2 JP 4270225B2 JP 2006125778 A JP2006125778 A JP 2006125778A JP 2006125778 A JP2006125778 A JP 2006125778A JP 4270225 B2 JP4270225 B2 JP 4270225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permission information
recording
image reading
mfp
external memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006125778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007300329A (ja
Inventor
伸彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006125778A priority Critical patent/JP4270225B2/ja
Priority to US11/738,097 priority patent/US7743229B2/en
Publication of JP2007300329A publication Critical patent/JP2007300329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4270225B2 publication Critical patent/JP4270225B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00137Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which result in a restriction to contents recorded on or reproduced from a record carrier to authorised users
    • G11B20/00152Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which result in a restriction to contents recorded on or reproduced from a record carrier to authorised users involving a password
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00731Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving a digital rights management system for enforcing a usage restriction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

本発明は、原稿画像を読み取る画像読取装置に関し、詳しくは、読み取った上記原稿画像に対応したデータを外部メモリに記録可能な画像読取装置、並びに、その画像読取装置に接続される上位装置、及び、上記画像読取装置と上記上位装置とを備えた画像読取システムに関する。
従来より、原稿画像を読み取る読取手段と、外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、上記読取手段が読み取った上記原稿画像に対応したデータを上記インタフェース部に装着された外部メモリに記録するデータ記録手段と、を備えた画像読取装置が考えられている。この種の画像読取装置では、読取手段によって原稿画像を読み取り、その原稿画像に対応したデータを、インタフェース部に装着された外部メモリに記録することができる。また、この種の画像読取装置において、外部メモリに記録されたデータにより再画像形成を行う場合は、操作者にパスワードの入力を求めることも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−103867号公報
ところが、秘密文書等の原稿画像に対応したデータが、USBメモリ等の携帯可能な外部メモリに一旦記録されると、それが流出してしまった場合、上記のようなパスワードによる保護がなされていても何らかの方法で解読されてしまう可能性がある。
また、原稿画像に対応したデータを外部メモリに記録する際に、パスワードの入力を求めて特定の操作者しか上記データを外部メモリに記録できないようにすることも考えられるが、この場合でも、パスワードを知っている操作者であれば、上記データが記録された外部メモリを何個でも作成できることになる。この場合、原稿画像に対応したデータが記録された外部メモリが氾濫し、その外部メモリに対する流出防止等の管理が充分に行えない可能性が生じる。
そこで、本発明は、原稿画像に対応したデータが特定の外部メモリにしか記録できないようにして、原稿画像に対応したデータが記録された外部メモリの氾濫を抑制することのできる画像読取装置、上位装置、及び画像読取システムの提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像読取装置は、原稿画像を読み取る読取手段と、外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、上記読取手段が読み取った上記原稿画像に対応したデータを上記インタフェース部に装着された外部メモリに記録するデータ記録手段と、を備えた画像読取装置であって、上記外部メモリから、その外部メモリに予め記録された許可情報を読み出す読み出し手段と、該読み出し手段が読み出した許可情報の適否を判断する判断手段と、を備え、上記許可情報は、上記外部メモリに、上記画像読取装置の個体を特定する個体情報に対応付けて記録され、上記判断手段は、当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた上記許可情報が上記外部メモリに記録されている場合に上記許可情報の適否を判断し、上記データ記録手段は、上記許可情報が適切であると上記判断手段が判断した場合に、上記データを上記外部メモリに記録することを特徴とする。
このように構成された本発明の画像読取装置では、読み出し手段は、外部メモリに予め記録された許可情報を読み出し、判断手段は、その読み出された許可情報の適否を判断する。そして、上記許可情報が適切であると上記判断手段が判断した場合に、データ記録手段は、読取手段が読み取った原稿画像に対応したデータを上記外部メモリに記録する。
このため、本発明の画像読取装置では、適切な許可情報が記録された外部メモリにしか、原稿画像に対応するデータが記録されないので、当該原稿画像に対応するデータが記録された外部メモリの氾濫を抑制することができる。また、上記判断手段は、当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた上記許可情報が上記外部メモリに記録されている場合に、上記許可情報の適否を判断する。
なお、本発明の画像読取装置は、上記判断手段による判断のために上記許可情報と照合される記録許可情報を記憶した記録許可情報記憶手段を、更に備えたものであってもよい。この場合、判断手段は、外部メモリから読み出された許可情報と記録許可情報記憶手段に記憶された記録許可情報とを照合することによって、上記許可情報の適否を判断する。また、この場合、画像読取装置自身が記録許可情報を記録した記録許可情報記憶手段を備えているので、オフラインで上記許可情報の適否が判断できる。
また、本発明の画像読取装置は、上記判断手段による判断のために上記許可情報と照合される記録許可情報を記憶した上位装置と通信可能に構成され、上記判断手段が、上記上位装置との通信により上記許可情報に対応した上記記録許可情報を上記上位装置から受信して、上記許可情報の適否を判断するものであってもよい。この場合、判断手段は、上記上位装置との通信により上記許可情報に対応した上記記録許可情報を上記上位装置から受信し、その記録許可情報と外部メモリの許可情報とを照合することによって、許可情報の適否を判断する。従って、この場合、画像読取装置自身が記録許可情報を予め記憶していなくても、上位装置との通信によってオンラインで上記許可情報の適否が判断できる。
また更に、本発明の画像読取装置は、上記許可情報をそれに対応する記録許可情報と照合可能な上位装置と通信可能に構成され、上記判断手段が、上記上位装置との通信により上記許可情報を上記上位装置に送信し、上記上位装置から上記照合結果を受信することによって上記許可情報の適否を判断するものであってもよい。この場合、判断手段は、外部メモリから読み出された許可情報を上位装置に送信し、その上位装置から上記許可情報と記録許可情報との照合結果を受信することによって上記許可情報の適否を判断する。従って、この場合も、画像読取装置自身が記録許可情報を予め記憶していなくても、上位装置との通信によってオンラインで上記許可情報の適否が判断できる。
更に、上記各発明の画像読取装置において、上記外部メモリが上記インタフェース部に装着されているか否かを検出する検出手段を、更に備え、上記読み出し手段は、上記外部メモリが上記インタフェース部に装着されていることを上記検出手段が検出している場合に、上記許可情報を読み出してもよい。この場合、外部メモリがインタフェース部に装着されていないときは許可情報の読み出し処理がなされないので、処理を迅速化することができる。
また、上記各発明の画像読取装置において、上記外部メモリに当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた上記許可情報が記録されていない場合は、その外部メモリに記録された許可情報が不適切であると判断してもよい。この場合、当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた許可情報が外部メモリに記録されていない場合、その外部メモリの許可情報が一律に不適切と判断されるので、処理を迅速化することができる。
また、本発明の上位装置は、記憶された記録許可情報が更新可能な記録許可情報記憶手段を備えた上記画像読取装置、または、判断手段が記録許可情報を受信する上記画像読取装置と通信可能に接続される上位装置であって、上記外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、該インタフェース部に装着された上記外部メモリに上記許可情報を記録する許可情報記録手段と、上記記録許可情報を上記画像読取装置へ送信する記録許可情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の上位装置では、インタフェース部に装着された外部メモリに、許可情報記録手段が上記許可情報を記録するので、上記原稿画像に対応したデータを記録可能な外部メモリを、上位装置によって一括して管理することができる。また、本発明の上位装置では、記録許可情報送信手段が上記画像読取装置へ上記記録許可情報を送信するので、上記記録許可情報記憶手段に記憶された記録許可情報を更新したり、記録許可情報を受信する上記判断手段を良好に機能させたりすることができる。
また、本発明の上位装置は、判断手段が許可情報を送信して照合結果を受信する上記画像読取装置と通信可能に接続される上位装置であって、上記外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、該インタフェース部に装着された上記外部メモリに上記許可情報を記録する許可情報記録手段と、上記画像読取装置から上記許可情報が送信されたとき、その許可情報をそれに対応する上記記録許可情報と照合する照合手段と、該照合手段による照合結果を上記画像読取装置へ送信する照合結果送信手段と、を備えたことを特徴とするものであってもよい。
このように構成された本発明の上位装置でも、インタフェース部に装着された外部メモリに、許可情報記録手段が上記許可情報を記録するので、上記原稿画像に対応したデータを記録可能な外部メモリを、上位装置によって一括して管理することができる。また、本発明の上位装置では、画像読取装置から上記許可情報が送信されたとき、照合手段がその許可情報をそれに対応する記録許可情報と照合し、その照合結果を照合結果送信手段が上記画像読取装置へ送信する。このため、上記画像読取装置の判断手段を良好に機能させることができる。
また、上記各発明の上位装置において、上記許可情報記録手段による上記許可情報の記録時には、上記外部メモリの記憶領域が、その許可情報が記録される領域と、上記原稿画像に対応したデータが記録される領域と、上記許可情報の適否に関わらずに上記原稿画像に対応したデータ以外の一般のデータの読み書きが可能な領域とに分割されてもよい。この場合、外部メモリの記憶領域が、上記許可情報が記録される領域と、原稿画像に対応したデータが記録される領域と、許可情報の適否に関わらずに上記原稿画像に対応したデータ以外の一般のデータの読み書きが可能な領域とに分割されるため、データの読み書きが一層円滑に行える。また、許可情報の適否に関わらずに上記原稿画像に対応したデータ以外の一般のデータの読み書きが可能な領域を備えたことにより、上記外部メモリを一般の外部メモリと同様に使用することも可能となる。
また、本発明の画像読取システムは、記憶された記録許可情報が更新可能な記録許可情報記憶手段を備えた上記画像読取装置、または、判断手段が記録許可情報を受信する上記画像読取装置と、上記インタフェース部,上記許可情報記録手段,及び上記記録許可情報送信手段を備えた上位装置とを、通信可能に接続したことを特徴とする。
このように構成された本発明の画像読取システムでは、前述のように、原稿画像に対応したデータを記録可能な外部メモリを上位装置によって一括して管理することができ、画像読取装置の上記記録許可情報記憶手段に記憶された記録許可情報を更新したり、記録許可情報を受信する上記判断手段を良好に機能させたりすることができる。
また、本発明の画像読取システムは、判断手段が許可情報を送信して照合結果を受信する上記画像読取装置と、上記インタフェース部,上記許可情報記録手段,上記照合手段,及び上記照合結果送信手段を備えた上位装置とを、通信可能に接続したことを特徴とするものであってもよい。
このように構成された本発明の画像読取システムでは、前述のように、原稿画像に対応したデータを記録可能な外部メモリを上位装置によって一括して管理することができ、上記画像読取装置の判断手段を良好に機能させることができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。図1は、本発明の画像読取装置の一例としての多機能印刷装置(以下、MFP(Multi Function Printer)という)1の斜視図であり、図2は、その側断面図である。
[MFP1の機械的構成の説明]
このMFP1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能を有したものであり、図1及び図2に示すように、合成樹脂製のハウジング2の上部に、原稿の読み取りに用いられる画像読取装置12が設けられている。
画像読取装置12は、その左端部に設けられた図示しない枢軸を中心にハウジング2に対して上下開閉回動可能に構成されており、更に、この画像読取装置12の上面を覆う原稿カバー体13が、その後端部に設けられた枢軸12a(図2参照)を中心に画像読取装置12に対して上下開閉回動可能に装着されている。
そして、図2に示すように、画像読取装置12の上面には、原稿カバー体13を上側に開けて読み取り用の原稿を載置するための載置用ガラス板16が設けられ、その下側には、原稿画像読み取り用の読取手段の一例としてのイメージスキャナ装置(CIS:Contact Image Sensor)17が図2の紙面と直交する方向(左右方向)に延びるガイドシャフト44に沿って往復移動可能に設けられている。
また、図1及び図2に示すように、画像読取装置12の前方には、入力操作を行うための操作ボタン群14aや各種情報を表示するための液晶表示部(LCD)14bを備えた操作パネル部14が設けられている。なお、操作ボタン群14aは、矢印キー,実行キー,キャンセルキー,テンキー等を備えた周知のものである。
一方、ハウジング2の底部には、被記録媒体としての記録紙Pを給紙するための給紙部11が設けられている。この給紙部11には、記録紙Pを積層(堆積)した状態で収容する給紙カセット3が、ハウジング2の前側に形成された開口部2aを介して、ハウジング2に対し前後方向に着脱可能に設けられている。
そして、図2に示すように、給紙カセット3の奥側(後端部側)には、記録紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。この傾斜分離板8は、記録紙Pの幅方向(左右方向)中央部において突出し、記録紙Pの幅方向左右両端部側へ向かうに従って後退するように平面視で凸湾曲状に形成されており、記録紙Pの幅方向中央部には、記録紙Pの先端縁に当接して分離を促進するための鋸歯状の弾性分離パッドが設けられている。
また、給紙部11において、ハウジング2側には、給紙カセット3から記録紙Pを給紙するための給紙アーム6aの基端部が上下方向に回動可能に装着され、この給紙アーム6aの先端部に設けられた給紙ローラ6bには、給紙アーム6a内に設けられた歯車伝達機構6cにより、LF(搬送)モータ131(図6参照)からの回転駆動力が伝達される。そして、この給紙ローラ6bと前述の傾斜分離板8の弾性分離パッドとにより、給紙カセット3に堆積された記録紙Pを一枚ずつ分離搬送する。こうして給紙方向(矢印A方向)に沿って進むように分離された記録紙Pは、第1搬送路体60と第2搬送路体52との間隙に形成された横向きU字形状のパスを含む給送路9を介して、給紙カセット3の上方(
高い位置)に設けられた記録部7に搬送される。
図3は、画像読取装置12を除いた状態でのMFP1の内部構造を表す平面図である。同図に示すように、記録部7は、上向き開放の箱状に形成されたメインフレーム21と、その左右一対の側板21aによって支持され左右方向(主走査方向)に延びる横長の板状の第1ガイド部材22及び第2ガイド部材23を備えている。そして、第1ガイド部材22と第2ガイド部材23との間には、下面からインクを吐出することで記録紙Pに画像を記録するインクジェット式の記録ヘッド4(図2、図4参照)と、この記録ヘッド4が搭載されたキャリッジ5とを備えている。
キャリッジ5は、排紙方向(矢印B方向)上流側の第1ガイド部材22及び下流側の第2ガイド部材23に跨って摺動自在に支持されており、左右方向に往復移動可能となっている。そして、排紙方向(矢印B方向)下流側に配置された第2ガイド部材23の上面には、キャリッジ5を往復移動させるために、主走査方向(左右方向)に延びるようにタイミングベルト24が巻回されており、このタイミングベルト24を駆動するCR(キャリッジ)モータ132(図6参照)が、第2ガイド部材23の下面に固定されている。
一方、記録部7において、キャリッジ5における記録ヘッド4の下面には、記録ヘッド4と対向して左右方向に延びる扁平状のプラテン26が、上記両ガイド部材22,23の間にて、メインフレーム21に固定されている。
そして、図2に示すように、プラテン26の排紙方向(矢印B方向)上流側には、記録紙Pを記録ヘッド4の下面に搬送するための駆動ローラ50と、この駆動ローラ50に対向する下方にニップローラ51とが配置されている。また、プラテン26の排紙方向(矢印B方向)下流側には、記録部7を通過した記録紙Pを排紙方向(矢印B方向)に沿って排紙部10に搬送する排紙ローラ28と、これに対向して排紙ローラ28側に付勢された拍車ローラ(図示せず)とが配置されている。
記録部7にて記録された記録紙Pがその記録面を上向きにして排出される排紙部10は、給紙部11の上方に配置され、排紙口10aがハウジング2の前面の開口部2aと共通にして開口されている。そして、排紙部10から排紙方向(矢印B方向)に排紙された記録紙Pは、開口部2aの内部側に位置する排紙トレイ10bに堆積収容される。
一方、画像読取装置12によって覆われたハウジング2の前部右端位置には、図示しないインク貯蔵部が設けられている。このインク貯蔵部には、フルカラー記録のための4色(ブラック(Bk)、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M))のインクをそれぞれ収容した4つのインクカートリッジが、画像読取装置12を上方に開いた状態で着脱可能となるように装着されている。そして、各色のインクカートリッジと上述した記録ヘッド4とは、可撓性を有する4本のインク供給管で連結されており、各インクカートリッジに収容されたインクは、各インク供給管を介して記録ヘッド4へ供給される。
図4は、記録ヘッド4を下面から見た模式図である。同図に示すように、記録ヘッド4には、記録紙Pの搬送方向(排紙方向、副走査方向)に沿って配列された複数のノズルからなるノズル列4k,4c,4y,4mが設けられている。具体的には、フルカラー記録のための4色(ブラック(Bk)、シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M))のインクに対応して、各色のインクを吐出する4つのノズル列4k,4c,4y,4mが並設されている。
また、記録ヘッド4には、記録紙Pの幅方向(左右方向)における端縁(搬送方向に沿った端縁)を検出可能なメディアセンサ40が取り付けられている。このメディアセンサ
40は、発光素子(例えば、発光ダイオード)と受光素子(例えば、フォトトランジスタ)とを有した光学式センサ(反射型センサ)であり、発光素子を発光させることによる反射光を受光素子で受光することにより、メディアセンサ40の下における記録紙Pの存在を検出する。
次に、図5は、イメージスキャナ装置17の内部構造を表す横断面図である。図5に示すように、イメージスキャナ装置17は、イメージデバイス17A、セルフォックレンズ17B、及び光源17Cを備え、載置用ガラス板16上の原稿に対して光源17Cから光を照射し、原稿からの反射光をセルフォックレンズ17Bによってイメージデバイス17Aに結像し、イメージデバイス17Aで画像を読み取るように構成されている。
[MFP1の制御系の説明]
次に、MFP1の制御系を図6のブロック図を参照しながら説明する。MFP1は、図6に示すように、各種演算を実行するCPU(中央演算装置)61と、制御プログラム等を記憶させたROM(読み出し専用メモリ)62と、各種のデータを一時的に記憶させるRAM(随時読み書き可能メモリ)63とを備えている。
また、上記CPU61には、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM64や、ハードディスク装置(HDD)65も接続され、更に、上位装置の一例としての管理用パーソナルコンピュータ(以下、管理PCという)70と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)66、図示しないLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)67、外部メモリの一例としてのUSBメモリ100(図13参照)が着脱可能なインタフェース部の一例としてのUSBポート68、前述の操作ボタン群14a,液晶表示部14b,イメージスキャナ装置(CIS)17,LFモータ131,CRモータ132、更には、エラー音を発生するブザー133などが接続されている。
管理PC70も、CPU71,ROM72,RAM73,NVRAM74を備え、そのCPU71には、ハードディスク装置(HDD)75、キーボード,マウス等の操作部76、CRT等の表示部77、USBメモリ100が着脱可能なインタフェース部の一例としてのUSBポート78、MFP1と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)79、図示しないLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)80が接続されている。なお、図6では、1つの管理PC70に1つのMFP1を接続しているが、本実施の形態は、1つの管理PC70に複数のMFP1を接続した形態も想定している。また、全部または一部のMFP1と管理PC70とは、LANインタフェース67,80を介して接続しても差し支えない。
[管理アプリケーションについての説明]
本実施の形態のMFP1では、以下に説明する特定のUSBメモリ100(以下、認証USBメモリともいう)がUSBポート68に装着されたとき、前述のようにイメージスキャナ装置17を介して読み取られた原稿画像のデータをその認証USBメモリに記録することができる。そこで、先ず、上記認証USBメモリを管理するために管理PC70にて実行される管理アプリケーションについて説明する。図7〜図12は、その管理アプリケーションの処理を表すフローチャートである。
管理PC70の電源が投入されると、図7の処理が開始され、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて管理アプリケーションが起動される。続くS2では、表示部77にダイアログを表示することによって、管理者パスワードの入力要求が表示される。続くS3では、操作部76を介してパスワードが入力されるまで待機し(S3:N)、パスワードが入力されると(S3:Y)、S4にてそのパスワードが予め設定されてNVRA
M74に記憶されたパスワードと一致するか否かが判断される。
パスワードが一致しない場合は(S4:N)、表示部77にパスワード不一致である旨のエラーメッセージが表示された後、処理が終了する。また、パスワードが一致した場合は(S4:Y)、処理はS6へ移行し、USBメモリ管理ボタンやMFP認証データテーブル管理ボタンを備えた管理アプリケーション画面が表示部77に表示される。
続くS7,S8では、USBメモリ管理ボタンがクリックされたか否か、MFP認証データテーブル管理ボタンがクリックされたか否かが順次判断され、いずれも否である場合は(S7:N,S8:N)、再びS7へ移行してこの判断が繰り返される。
このS7,S8のループ処理中による待機中に、USBメモリ管理ボタンがクリックされると(S7:Y)、処理はS11へ移行し、USBポート78に有効なUSBメモリ100が検知されるか(すなわち装着されているか)否かが判断される。そして、有効なUSBメモリ100が検知されない場合は(S11:N)、S12にて、予め設定されたUSBメモリ検知タイムがタイムアウトしたか否かが判断される。タイムアウトしていない場合は(S12:N)、処理は再びS11へ移行し、このS11,S12の処理が繰り返される。そして、USBポート78に有効なUSBメモリが検知されないままUSBメモリ検知タイムがタイムアウトすると(S12:Y)、USBメモリが未検知である旨のエラーメッセージがS13にて表示され、処理はS7,S8のループ処理へ移行する。
但し、USBメモリ管理ボタンがクリックされる場合は、通常、そのクリックに前後して、認証USBメモリとしたいUSBメモリ100が使用者によってUSBポート78に装着される。従って、通常は、上記タイムアウトとなる前にS11にて肯定判断され、処理はS15へ移行する。
S15では、USBポート78に装着されているUSBメモリ100が認証USBメモリであるか否かが判断される。新品のUSBメモリ100が装着されている場合は否定判断され、続くS16にて、「認証USBメモリの作成を開始しますか?」というメッセージが、周知のOKボタン,キャンセルボタンと共に表示部77に表示される。続くS17では、OKボタンがクリックされたか否かが判断され、クリックされていない場合は(S17:N)、キャンセルボタンがクリックされたか否かがS18にて判断される。そして、キャンセルボタンもクリックされていない場合は(S18:N)、処理は再びS17へ戻り、このS17,S18のループ処理によってOKボタンまたはキャンセルボタンがクリックされるまで待機する。このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行し、OKボタンがクリックされた場合は、処理はS19へ移行する。
S19では、「USBメモリのフォーマットを行います。USBメモリ内のデータは全て消去されます。作業を継続しますか?」というメッセージが、OKボタン,キャンセルボタンと共に表示部77に表示される。続くS21,S22では、前述のS17,S18と同様のループ処理により、OKボタンまたはキャンセルボタンがクリックされるまで待機する。このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は(S22:Y)、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行し、OKボタンがクリックされた場合は(S21:Y)、処理はS23へ移行する。
S23では、USBメモリ100の各領域のメモリ容量設定画面が、OKボタン,キャンセルボタンと共に表示部77に表示される。すなわち、この処理によって作成される認証USBメモリは、その記憶領域が図13に例示するように、管理者領域110と、一般ユーザ領域120と、非保護領域130とに分割されている。管理者領域110にはMF
P認証データテーブル111が記録される。このMFP認証データテーブル111は、そのUSBメモリ100が認証USBメモリとして使用可能なMFP1の各個体を表す個体情報の一例としてのMFPノード名112と、各MFPノード名に対応付けられた許可情報の一例としての認証データ113との対によって構成されている。一般ユーザ領域120には、イメージスキャナ装置17を介して読み取られた原稿画像に対応するスキャン画像データ121が記録される。また、非保護領域130には、パスワード等によって保護されないその他一般のデータが記録される。そして、管理者領域110は容量が固定されているが、一般ユーザ領域120,非保護領域130は容量を使用者が設定できるようになっており、S23で表示されるメモリ容量設定画面では、それらの容量がテンキー等からの入力により設定できる。
図8へ戻って、S23にてメモリ容量設定画面が表示されると、通常、所望の数値が入力された後、OKボタンがクリックされる。そこで、続くS24,S25では、前述のS17,S18と同様のループ処理により、OKボタンまたはキャンセルボタンがクリックされるまで待機する。このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は(S25:Y)、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行し、OKボタンがクリックされた場合は(S24:Y)、処理はS26へ移行する。
S26では、上記設定された容量に基き、一般ユーザ領域120があるか否かが判断される。一般ユーザ領域120がある場合は(S26;Y)、一般ユーザ領域120のパスワードの入力を要求する一般ユーザパスワード入力要求表示が表示部77になされ、続くS28では、パスワード入力が入力され、更にOKボタンがクリックされるまで待機する(S28:N)。パスワード入力後にOKボタンがクリックされると(S28:Y)、処理はS29へ移行し、上記設定された容量及びパスワードに基いてUSBメモリ100をフォーマットするUSBメモリフォーマット処理が実行される。そして、USBメモリフォーマット処理が終了すると、USBメモリのフォーマットが完了した旨のメッセージがS30にて表示部77に表示され、処理はS31へ移行する。また、USBメモリ管理ボタンがクリックされたときに(S7:Y)、認証USBメモリがUSBポート78に装着された場合は(S15:Y)、USBメモリ100のフォーマットが既に完了しているので、S16〜S30を飛ばして、処理は直接S31へ移行する。
S31では、管理PC70のNVRAM74に、MFP認証データテーブルが記憶されているか否かが判断される。なお、ここでいうMFP認証データテーブルも、USBメモリ100に記録されるMFP認証データテーブル111と同様、図14(A)に例示するように、各MFP1のMFPノード名と、それに対応する記録許可情報の一例としての認証データとの対によって構成されるテーブルである。このMFP認証データテーブルは、MFP認証データテーブル管理ボタンがクリックされたとき(S8:Y)に作成されるテーブルであり、その作成処理については後に詳述する。MFP認証データテーブルがある場合は(S31:Y)、処理はS32へ移行し、そのMFP認証データテーブルが、各MFPノード名の左隣にチェックボックスを伴って表示部77に表示される。
続くS33では、チェックボックスがクリックされたか否かが判断され、否の場合はOKボタンがクリックされたか否かがS34にて判断される。OKボックスもクリックされていない場合は(S34:N)、S35にてキャンセルボタンがクリックされたか否かが判断され、否の場合は処理はS33へ移行する。すなわち、S33〜S35のループ処理により、チェックボックス,OKボタン,キャンセルボタンのいずれかがクリックされるまで待機する。
このループ処理中にチェックボックスがクリックされた場合は(33:Y)、S36にて、そのチェックボックスはチェック済みであるか否かが判断される。そして、チェック済みでない場合は(S36:N)、S37にてそのチェックボックスがチェック済みに設定されて、チェック済みの場合は(S36:Y)、S38にてそのチェックボックスが未チェックに設定されて、処理はS33〜S35のループ処理へ移行する。
また、S33〜S35のループ処理中にOKボタンがクリックされると(S34:Y)、上記チェックボックスがチェック済みのMFP1の認証データが、S39にてUSBメモリ100の管理者領域110にMFP認証データテーブル111として書き込まれる。なお、USBメモリ管理ボタンがクリックされたときに(S7:Y)、認証USBメモリがUSBポート78に装着された場合は(S15:Y)、既にMFP認証データテーブル111に登録済みのMFP1のチェックボックスは予めチェック済みの状態でMFP認証データテーブルが表示され(S32)、その中の一部のチェックボックスが未チェックに変更されると(S38)、そのMFP1の認証データ113はS39にて削除される。
S39に続くS41では、認証USBの作成が完了した旨のメッセージが表示部77に表示され、続くS42では、そのメッセージの表示後所定時間内に終了ボタンがクリックされたか否かが判断される。終了ボタンがクリックされた場合は(S42:Y)、そのまま処理が終了し、終了ボタンがクリックされなかった場合は(S42:N)、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行する。
また、管理PC70のNVRAM74にMFP認証データテーブル自体が記憶されていない場合は(S31:N)、S32〜S39を飛ばして処理は直接S41へ移行し、認証USBの作成が完了した旨のメッセージが表示される。S33〜S35のループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合も、USBメモリ100への認証データの書き込み(S39)がなされることなく処理は直接S41へ移行する。
また、S7,S8のループ処理中による待機中に、MFP認証データ管理ボタンがクリックされると(S8:Y)、処理はS50へ移行し、その時点で管理PC70のNVRAM74に記憶されているMFP認証データテーブルが読み込まれる。続くS51では、そのMFP認証データテーブルに基づき、図14(B)に例示するような認証USB対応MFPリストがRAM73の所定領域に作成される。
図14(B)に例示するように、認証USB対応MFPリストは、MFP認証データテーブルと同様のMFPノード名と認証データとの対に加え、その各々に対して、認証データ生成済フラグ、認証データ更新フラグ、及び、認証データ更新成功フラグが設定される。また、この認証USB対応MFPリストは、新規のMFP1も追加可能に構成されており、MFP認証データテーブルに未登録の新規のMFP1には、認証データとして「00000000」が仮に設定される。なお、図14(B)は、新規のMFP1である「MFP_11」に対して後述のS64にて認証データ「kkkkkkkk」生成され、「MFP_12」,「MFP_13」に対して未だ認証データが生成されていない状態を表している。
続くS52では、ネットワークでアクセス可能な認証USB対応MFP(認証USBに対応したMFP1)が検出されているか否かが判断される。認証USB対応MFPが検出された場合は(S5:Y)、処理はS54へ移行し、検出されない場合は(S52:N)、S53にて、認証USB対応MFPが未検出である旨のエラーメッセージが表示部77に表示され、処理は再びS52へ移行する。このS52,S53のループ処理中に、認証USB対応MFPがネットワークに接続されるなどすると、S52にて肯定判断されて処理はS54へ移行する。
S54では、上記検出された認証USB対応MFPの中に、MFP認証データテーブルに未登録の新規のMFP1があるか否かが判断される。新規のMFP1がある場合は(S54:Y)、S55にて、その新規のMFP1が認証USB対応MFPリストに追加された後で、新規のMFP1がない場合はそのまま(S54:N)、処理はS56へ移行する。S56では、認証USB対応MFPリストの全てのMFP1に対応する認証データ生成済フラグがOFFに設定される。
続くS57では、認証USB対応MFPリストにリストアップされたMFP1の中に、認証データ生成済のMFP1があるか否かが判断される。認証データ生成済のMFP1がある場合は(S57:Y)、認証USB対応MFPリストの中の認証データ生成済のMFP1に対応する認証データ生成済フラグがS58にてONに設定された上で、認証データ生成済のMFP1がない場合はそのまま(S57:N)、処理はS59へ移行する。
S59では、その時点におけるフラグ設定状態を反映した認証USB対応MFPリストが表示部77に表示される。なお、この認証USB対応MFPリストは、各MFP1に対して認証データ生成ボタンを伴って表示されると共に、MFP認証データテーブル更新ボタンやキャンセルボタンなど各種ボタンを伴って表示される。
続くS60では、いずれかのMFP1(MFP**ともいう)の認証データ生成ボタンがクリックされたか否かが判断され、否の場合はMFP認証データテーブル更新ボタンがクリックされたか否かがS61にて判断される。MFP認証データテーブル更新ボタンもクリックされていない場合は(S61:N)、キャンセルボタンがクリックされたか否かがS62にて判断され、否の場合は処理はS60へ移行する。すなわち、S60〜S62のループ処理により、いずれかのMFP1の認証データ生成ボタン,MFP認証データテーブル更新ボタン,キャンセルボタンのいずれかがクリックされるまで待機する。
このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は(S62:Y)、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行する。また、S60〜S62のループ処理中にいずれかのMFP1(MFP**)の認証データ生成ボタンがクリックされると(S60:Y)、S63にて、そのMFP**の認証データ生成済フラグがONであるか否かが判断される。MFP**の認証データ生成済フラグがOFFの場合は(S63:N)、処理はS64を経てS60〜S62のループ処理へ移行する。S64では、そのMFP**の認証データが生成され、認証データ生成済フラグ及び認証データ更新フラグがONに設定され、表示部77に表示されていた認証USB対応MFPリストの表示も同様に更新される。
一方、MFP**の認証データ生成済フラグがONの場合は(S63:Y)、S64の処理が実行されると認証データが変化する可能性がある。そこで、この場合、MFP**の認証データが更新される旨警告するメッセージがS65にて表示部77に表示される。続くS66,S67では、前述のS17,S18と同様のループ処理により、OKボタンまたはキャンセルボタンがクリックされるまで待機する。このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は(S67:Y)、処理は前述のS60〜S62のループ処理へ移行し、OKボタンがクリックされた場合は(S66:Y)、処理は前述のS64へ移行して認証データが新たに生成される。
次に、S60〜S62のループ処理中にMFP認証データテーブル更新ボタンがクリックされた場合は(S61:Y)、S68にて、上書更新するMFP認証データがあるか否かが判断される。上書更新するMFP認証データがある場合は(S68:Y)、S69にて、そのMFP1(MFP**)の認証データを上書更新する旨のメッセージが表示部77に表示され、続くS70,S71では、前述のS17,S18と同様のループ処理により、OKボタンまたはキャンセルボタンがクリックされるまで待機する。このループ処理中にキャンセルボタンがクリックされた場合は(S71:Y)、処理は前述のS60〜S62のループ処理へ移行し、OKボタンがクリックされた場合は(S70:Y)、処理はS72へ移行する。
S72〜S77では、上記処理によって一時的に作成された認証USB対応MFPリストの各MFP1に対して、次のような処理が実行される。先ず、S72では、あるMFP1(MFP**)の認証データ更新フラグがONになっているか否かが判断され、ONになっている場合は(S72:Y)、そのMFP**が新規のMFP1であるか否かが判断される。新規のMFP1である場合は(S73:Y)、S74にて、図14(A)に例示したMFP認証データテーブルのレコード(MFPノード名と認証データとの対)にそのMFP**のレコードを追加した上で、新規のMFP1でない場合は(S7:N)、MFP認証データテーブルの内の、そのMFP**のレコードの認証データを更新した上で、処理はS76へ移行する。
S76では、当該MFP**の認証データ更新成功フラグがONに設定され、続くS77では、認証USB対応MFPリストに挙げられたMFP1の中に、未処理のMFP1があるか否かが判断される。未処理のMFP1がある場合は(S77:Y)、処理はS72へ移行し、未処理のMFP1のいずれかに対して、上記S72〜S76の処理が実行される。また、S72にて参照されたMFP**の認証データ更新フラグがOFFの場合は(S72:N)、S73〜S76を飛ばして処理は直接S77へ移行し、他に未処理のMFP1があるか否かが判断される。
こうして、認証USB対応MFPリストに挙げられた全てのMFP1に対して上記S72〜S76の処理が終了すると(S77:N)、S78にて、認証データの更新が成功した旨のメッセージが表示部77に表示される。また、このとき、認証USB対応MFPリストはRAM73から消去される。
続くS79では、S78によるメッセージ表示後、所定時間内に終了ボタンがクリックされたか否かが判断される。終了ボタンがクリックされた場合は(S79:Y)、そのまま処理が終了し、終了ボタンがクリックされなかった場合は(S79:N)、処理は前述のS7,S8のループ処理へ移行する。以上のような処理により、管理PC70では、USBメモリ100を図13に例示したようにMFP認証データテーブル111を備えた認証USBメモリとしたり、NVRAM74にMFP認証データテーブルを作成したりすることができる。
[画像読取処理についての説明]
次に、MFP1にて実行される画像読取処理について説明する。MFP1のCPU61は、電源が投入されると、図15に示す画像読取処理を実行する。この画像読取処理では、先ずS81にて、操作ボタン群14aのScanキーが押下されたか否かが判断され、Scanキーが押下されるまで処理はS81にて待機する(S81:N)。なお、この待機中にCopyキーなど他機能を指示するキーが押下されると、その機能に対応した周知の他の処理が実行される。
S81による待機中にScanキーが押下されると(S81:Y)、処理はS82へ移行し、USBメモリ100にデータを記録する処理(Scan to storageという)が選択されているか否かが判断される。Scan to storageが選択されていない場合は(S82:N)、S83にて通常のScan処理が実行された後、処理はS81へ移行する。
一方、Scan to storageが選択されている場合は(S82:Y)、S84にて、USBポート68にUSBメモリ100が検出されたか否かが判断される。USBメモリ100が検出されない場合は(S84:N)、S85にて、ブザー133によるエラー音の鳴動がなされると共にUSBメモリが未検出である旨のエラーメッセージが液晶表示部14bに表示され、処理は前述のS81へ移行する。
また、USBメモリ100が検出された場合は(S84:Y)、続くS86にて、そのUSBメモリ100に管理者領域110が存在するか否か、すなわち、そのUSBメモリ100が認証USBメモリであるか否かが判断される。管理者領域110が存在しない場合は(S86:N)、S87にて、ブザー133によるエラー音の鳴動がなされると共にUSB認証エラーメッセージが液晶表示部14bに表示され、処理は前述のS81へ移行する。
一方、管理者領域110が存在した場合は(S86:Y)、S88にて、そのUSBメモリ100の管理者領域110からMFP認証データテーブル111が読み出される。続くS89では、そのMFP認証データテーブル111の中に、当該MFP1のMFPノード名112(例えば「MFP_01」)に一致する認証データ113が存在するか否かが判断され、存在しない場合は(S89:N)、処理は前述のS87へ移行してエラーが報知される。一方、当該MFP1のMFPノード名112に一致する認証データ113が存在した場合は(S89:Y)、S90にて、その認証データ113が管理PC70へ送信される。
ここで、MFP1から認証データが送信されると、管理PC70は図16に示す処理を割り込みで実行する。この処理では、先ず、S101にて、受信された認証データが送信元のMFP1のMFPノード名と対応付けてRAM73に記憶され、続くS102では、そのデータ対が、上記MFP認証データテーブルにレコードとして記録されているMFPノード名と認証データとの対と一致するか否が判断される。一致する場合には(S10:Y)、S103にて、スキャン許可通知が上記送信元のMFP1へ向けて送信され、管理PC70の処理は上記割り込み時に実行されていた処理に復帰する。一方、上記MFPノード名と認証データの対がMFP認証データテーブルと一致しない場合はそのまま(S10:N)、管理PC70の処理は上記割り込み時に実行されていた処理に復帰する。
図15に戻って、そこで、MFP1では、S90に続くS91にて、所定時間内に管理PC70からスキャン許可通知が返送されたか否かが判断され、返送されない場合(S91:N)、処理は前述のS87へ移行してエラーが報知される。一方、管理PC70からスキャン許可通知が返送された場合は(S91:Y)、S92にて、USBメモリ100の一般ユーザ領域120に空きがあるか否かが判断される。一般ユーザ領域120に空きがない場合は(S92:N)、ブザー133によるエラー音の鳴動がなされると共にメモリ空き領域が不足である旨のエラーメッセージが液晶表示部14bに表示され、処理は前述のS81へ移行する。
一方、USBメモリ100の一般ユーザ領域120に空きがある場合は(S92:Y)、S94にて、イメージスキャナ装置17を介して読み取られた原稿画像のデータをUSBメモリ100に記録するScan to storage処理が実行され、続いて処理は前述のS81へ移行する。
ここで、Scan to storage処理の詳細について、図17のフローチャートを用いて説明する。図17に示すように、この処理では、先ずS940にて、テンポラリScan設定情報としてデフォルトの設定情報が設定される。続くS941では、使用者によるScan設定情報の入力を待つScan設定情報入力待機表示が液晶表示部14bになされ、続くS942にて、使用者によるScan設定情報の入力があったか否かが判断される。Scan設定情報の入力がない場合は(S942:N)、S944にて、スタートキーが押下されたか否かが判断され、否の場合はストップキーが押下されたか否かがS945にて判断される。
ストップキーも押下されていない場合は(S945:N)、その他のキーが押下されたか否かがS946にて判断され、否の場合はScan入力待機タイムアウトが経過したか否かがS947にて判断される。そして、Scan入力待機タイムアウトが経過していない場合は(S947:N)、処理は前述のS941へ移行する。すなわち、S941〜S947のループ処理により、Scan設定入力表示を行いながら(S941)、何らかのキーが押下されるか(S944:またはS945:YまたはS946:Y)、Scan入力待機タイムアウトが経過するか(S947:Y)、するまで待機するのである。
そして、このループ処理中にScan設定情報の入力があった場合は(S942:Y)、S948にてテンポラリScan設定情報がその入力に応じて更新された後、処理は再びS941〜S947のループ処理へ移行する。また、このループ処理中にストップキーが押下された場合(S945:Y)、及び、Scan入力待機タイムアウトが経過した場合は(S947:)、Scan動作をすることなく処理は前述のS81へ移行し、その他のキーが押下された場合は(S946:Y)、S949にてブザー133による拒否音の鳴動がなされた後、処理は再びS941〜947のループ処理へ移行する。
また、このループ処理中にスタートキーが押下された場合は(S944:Y)、処理はS950へ移行する。S950では、イメージスキャナ装置17を介して原稿画像を読み取るScan動作が実行され、続くS951では、S950の処理で読み取られた画像データが、スキャン画像データ121としてUSBメモリ100の一般ユーザ領域120に書き込まれる。続くS952では、S950の処理で読み取られてRAM63に一時的に記憶された画像データを消去するなどのScan終了動作が実行され、処理は前述のS81へ移行する。
このように、本実施の形態では、適切な認証データが記録されたUSBメモリ100にしかScan to storage処理(S94)が実行されない(S89〜S91参照)。このため、イメージスキャナ装置17を介して読み取られた原稿画像のデータが記録されたUSBメモリ100が氾濫するのを良好に抑制することができる。また、本実施の形態では、USBメモリ100から読み取った認証データを管理PC70へ送信し(S90)、管理PC70からスキャン許可通知を受信することによって(S91:Y)、上記認証データが適切であることを判断している。従って、オンラインで認証データの適否が判断でき、MFP1自身がオフラインで適否を判断する場合に比べて、MFP1側のメモリの記憶領域等を節約することができる。
更に、本実施の形態では、当該MFP1のMFPノード名に一致する認証データがUSB100に存在しない場合は(S89:N)、その時点でUSBメモリ100の認証データが不適切であると判断してそれ以上の判断(管理PC70への認証データの送信等)が行われない。また、USBメモリ100が装着されていないときは(S84:N)、認証データの読み出しすら行われない。このため、処理を良好に迅速化することができる。
また更に、本実施の形態では、USB100に書き込まれる認証データ113を、管理PC70によって一括して管理しているので、イメージスキャナ装置17を介して読み取られた原稿画像に対応するデータが記録されたUSBメモリ100が氾濫するのを一層良好に抑制することができる。しかも、上記認証データ113が書き込まれた認証USBメモリでは、その記憶領域が管理者領域110,一般ユーザ領域120,非保護領域130に分割されているので、データの読み書きが一層円滑に行える。また、非保護領域130を備えたことにより、認証USBメモリとしてフォーマットされたUSBメモリ100も一般のUSBメモリ100と同様に使用することが可能となる。
なお、上記実施の形態において、S951の処理がデータ記録手段に、S88の処理が読み出し手段に、S89〜S91の処理が判断手段に、S84の処理が検出手段に、S39の処理が許可情報記録手段に、S102の処理が照合手段に、S103の処理が照合結果送信手段に、それぞれ相当する。
[本発明の他の実施の形態]
また、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、上記実施の形態では、MFP認証データテーブルの認証データとUSB100に記録された認証データ113とを管理PC70で照合しているが、MFP1側で照合してもよい。図18は、そのような実施の形態を表すフローチャートであって、以下、図15のフローチャートに対する変更点だけを説明する。
図18に示すように、この実施の形態では、USBメモリ100から読み出されたMFP認証データテーブル111の中に当該MFP1のMFPノード名に一致する認証データ113があった場合(S89:Y)、続くS290にて、管理PC70へそのMFPノード名に対応する認証データを要求する。すると、管理PC70は、そのMFPノード名に対応する認証データを返送する。そこで、続くS291では、管理PC70から認証データを受信するまで待機し(S291:N)、受信すると(S291:Y)、S292にて、USB100から読み出された認証データ113と上記受信された認証データとが一致するか否かが判断される。そして、一致する場合は(S292:Y)、前述のS92へ移行し、一致しない場合は(S292:N)、前述のS93へ移行するのである。
この場合も、上記実施の形態と同様の効果が生じる。但し、本実施の形態では、認証データの照合をMFP1側で行っているため、管理PC70の負荷を軽くすることができ、1つの管理PC70が多数のMFP1を管理する場合に有効である。なお、本実施の形態において、S290〜S292の処理が判断手段に、S290に対して管理PCが認証データを返送する処理が記録許可情報送信手段に、それぞれ相当する。
また、認証データの照合をMFP1側で行う方法としては、管理PC70のNVRAM74に記憶されるMFP認証データテーブルを予めMFP1へもダウンロードしておく方法も考えられる。図19,図20は、そのような実施の形態を表すフローチャートであって、以下、図12,図15のフローチャートに対する変更点だけを説明する。
図19に示すように、この実施の形態では、MFP**の認証データ更新フラグがONの場合(S72:Y)、そのMFP**へ認証データ更新要求を送信する。すると、MFP**は、管理PC70へ認証データ更新要求受通知を返送する。そこで、続くS371では、MFP**から認証データ更新要求受通知が返送されたか否かが判断され、返送されていない場合は(S371:N)、S372にてタイムアウトか否かが判断される。タイムアウトでない場合は(S372:N)、処理は再びS371へ移行し、以下、このS371,S372のループ処理により、タイムアウトになるまで認証データ更新要求受通知の返送が待機される。
タイムアウトになるまでに(S372:N)、MFP**から認証データ更新要求受通知が返送されると(S371:Y)、S373にて、そのMFP**へ認証データが送信される。MFP**は、この認証データを受領すると、自身のNVRAM64に記録されたMFP認証データテーブルを更新して、管理PC70へ認証データ更新成功通知を返送する。そこで、続くS374,S375では、S371,S372と同様のループ処理により、タイムアウトになるまで認証データ更新成功通知の返送が待機される。
タイムアウトになるまでに(S375:N)、MFP**から認証データ更新成功通知が返送されると(S374:Y)、処理は前述のS73へ移行する。また、上記いずれかのループ処理による待機中にタイムアウトになると(S372:YまたはS375:Y)、S376にてMFP**の認証データ更新成功フラグがOFFに設定された後、処理は前述のS77へ移行する。
そして、認証USB対応MFPリストに挙げられた全てのMFP1に対してS72〜S376の処理が終了すると(S77:N)、続くS377にて、認証データ更新成功フラグがOFFのMFP1があるか否かが判断される。そして、認証データ更新成功フラグがOFFのMFP1が存在しない場合は(S377:N)、S378にて認証データ更新成功メッセージが表示部77に表示された後、認証データ更新成功フラグがOFFのMFP1が存在する場合は(S377:Y)、S379にて認証データ更新成功フラグOFFのMFP1のリストが表示部77に表示された後、それぞれ処理は前述のS79へ移行する。
本実施の形態のMFP1は、上記処理によって、自身のNVRAM4(記録許可情報記憶手段の一例)にMFP認証データテーブルを記憶しているので、そのMFP1における処理は図20に示すようになる。すなわち、USBメモリ100から読み出されたMFP認証データテーブル111の中に当該MFP1のMFPノード名に一致する認証データ113があった場合(S89:Y)、続くS390にて、MFP1本体のNVRAM4に記憶された認証データと、USB100から読み出された認証データ113とが一致するか否かが判断される。そして、一致する場合は(S390:Y)、前述のS92へ移行し、一致しない場合は(S390:N)、前述のS87へ移行するのである。
この場合も、上記各実施の形態と同様の効果が生じる。但し、本実施の形態でも、認証データの照合をMFP1側で行っているため、管理PC70の負荷を軽くすることができ、1つの管理PC70が多数のMFP1を管理する場合に有効である。また、本実施の形態では、認証データ更新後はオフラインで認証データの照合が行えるため、管理PC70との通信が不能になった場合でもScan to storage処理(S94)が実行可能である。なお、本実施の形態において、S390の処理が判断手段に、S373の処理が記録許可情報送信手段に、それぞれ相当する。更に、本発明は、上記各実施の形態以外にも種々の形態で実施することができることはいうまでもない。
本発明が適用されたMFPの構成を表す斜視図である。 そのMFPの構成を表す側断面図である。 画像読取装置を除いたMFPの内部構造を表す平面図である。 そのMFPの記録ヘッドを下面から見た模式図である。 そのMFPのイメージスキャナ装置の内部構造を表す横断面図である。 そのMFP及び管理PCの制御系の構成を表すブロック図である。 管理PCにおける管理アプリケーションの処理を表すフローチャートである。 その管理アプリケーションの処理の続きを表すフローチャートである。 その管理アプリケーションの処理の更に続きを表すフローチャートである。 その管理アプリケーションの処理の更に続きを表すフローチャートである。 その管理アプリケーションの処理の更に続きを表すフローチャートである。 その管理アプリケーションの処理の更に続きを表すフローチャートである。 USBメモリの記憶領域のフォーマットを例示する説明図である。 管理PCのMFP認証データテーブル及びUSB対応MFPリストを例示する説明図である。 MFPにおける画像読取処理を表すフローチャートである。 その画像読取処理に応じた管理PCの割り込み処理を表すフローチャートである。 その画像読取処理のScan to storage処理を表すフローチャートである。 他の実施の形態における画像読取処理を表すフローチャートである。 更に他の実施の形態における管理アプリケーションの処理の一部を表すフローチャートである。 その実施の形態における画像読取処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…多機能印刷装置 12…画像読取装置 14…操作パネル部
17…イメージスキャナ装置 61,71…CPU 62,72…ROM
63,73…RAM 64,74…NVRAM 67,80…LANインタフェース68,78…USBポート 70…管理PC 76…操作部 77…表示部
100…USBメモリ 110…管理者領域 111…MFP認証データテーブル
112…MFPノード名 113…認証データ 120…一般ユーザ領域
121…スキャン画像データ 130…非保護領域 133…ブザー

Claims (11)

  1. 原稿画像を読み取る読取手段と、
    外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、
    上記読取手段が読み取った上記原稿画像に対応したデータを上記インタフェース部に装着された外部メモリに記録するデータ記録手段と、
    を備えた画像読取装置であって、
    上記外部メモリから、その外部メモリに予め記録された許可情報を読み出す読み出し手段と、
    該読み出し手段が読み出した許可情報の適否を判断する判断手段と、
    を備え、
    上記許可情報は、上記外部メモリに、上記画像読取装置の個体を特定する個体情報に対応付けて記録され、
    上記判断手段は、当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた上記許可情報が上記外部メモリに記録されている場合に上記許可情報の適否を判断し、
    上記データ記録手段は、上記許可情報が適切であると上記判断手段が判断した場合に、上記データを上記外部メモリに記録することを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記判断手段による判断のために上記許可情報と照合される記録許可情報を記憶した記録許可情報記憶手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 上記判断手段による判断のために上記許可情報と照合される記録許可情報を記憶した上位装置と通信可能に構成され、
    上記判断手段が、上記上位装置との通信により上記許可情報に対応した上記記録許可情報を上記上位装置から受信して、上記許可情報の適否を判断することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 上記許可情報をそれに対応する記録許可情報と照合可能な上位装置と通信可能に構成され、
    上記判断手段が、上記上位装置との通信により上記許可情報を上記上位装置に送信し、上記上位装置から上記照合結果を受信することによって上記許可情報の適否を判断することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 上記外部メモリが上記インタフェース部に装着されているか否かを検出する検出手段を、更に備え、
    上記読み出し手段は、上記外部メモリが上記インタフェース部に装着されていることを上記検出手段が検出している場合に、上記許可情報を読み出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 上記外部メモリに当該画像読取装置に応じた個体情報に対応付けられた上記許可情報が記録されていない場合は、その外部メモリに記録された許可情報が不適切であると判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 上記記録許可情報記憶手段に記憶された記録許可情報が更新可能な請求項2記載の画像読取装置または請求項3記載の画像読取装置と通信可能に接続される上位装置であって、
    上記外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、
    該インタフェース部に装着された上記外部メモリに上記許可情報を記録する許可情報記録手段と、
    上記記録許可情報を上記画像読取装置へ送信する記録許可情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする上位装置。
  8. 請求項4記載の画像読取装置と通信可能に接続される上位装置であって、
    上記外部メモリが着脱可能なインタフェース部と、
    該インタフェース部に装着された上記外部メモリに上記許可情報を記録する許可情報記録手段と、
    上記画像読取装置から上記許可情報が送信されたとき、その許可情報をそれに対応する上記記録許可情報と照合する照合手段と、
    該照合手段による照合結果を上記画像読取装置へ送信する照合結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする上位装置。
  9. 上記許可情報記録手段による上記許可情報の記録時には、上記外部メモリの記憶領域が、その許可情報が記録される領域と、上記原稿画像に対応したデータが記録される領域と、上記許可情報の適否に関わらずに上記原稿画像に対応したデータ以外の一般のデータの読み書きが可能な領域とに分割されることを特徴とする請求項7または8記載の上位装置。
  10. 上記記録許可情報記憶手段に記憶された記録許可情報が更新可能な請求項2記載の画像読取装置または請求項3記載の画像読取装置と請求項7記載の上位装置とを、通信可能に接続したことを特徴とする画像読取システム。
  11. 請求項4記載の画像読取装置と請求項8記載の上位装置とを、通信可能に接続したことを特徴とする画像読取システム。
JP2006125778A 2006-04-28 2006-04-28 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム Expired - Fee Related JP4270225B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125778A JP4270225B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム
US11/738,097 US7743229B2 (en) 2006-04-28 2007-04-20 Image reading apparatus, host apparatus and image reading system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125778A JP4270225B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007300329A JP2007300329A (ja) 2007-11-15
JP4270225B2 true JP4270225B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=38649669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125778A Expired - Fee Related JP4270225B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7743229B2 (ja)
JP (1) JP4270225B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008201043A (ja) 2007-02-21 2008-09-04 Brother Ind Ltd 画像処理装置
KR20090013370A (ko) * 2007-08-01 2009-02-05 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 그 저장매체 제어방법
JP4524316B2 (ja) * 2008-01-30 2010-08-18 株式会社沖データ 画像処理装置及び画像処理システム
JP2010050564A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及びデータ出力方法
JP5388548B2 (ja) 2008-11-17 2014-01-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びコンピュータプログラム
GB2466969B (en) * 2009-01-16 2011-02-02 Nec Corp Circuit board data protection
JP5163522B2 (ja) * 2009-01-30 2013-03-13 カシオ計算機株式会社 Usbストレージデバイス、ホストコンピュータ、usbストレージシステム、およびプログラム
JP6415253B2 (ja) * 2014-11-10 2018-10-31 キヤノン株式会社 画像形成システム、該システムにおける画像形成装置の制御方法、及びプログラム
US10607041B2 (en) * 2017-11-07 2020-03-31 Bank Of America Corporation Reinforcement learning based document scanner
JP2022115531A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 ブラザー工業株式会社 記録装置、記録システム、及び制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454764A (ja) 1990-06-25 1992-02-21 Hitachi Ltd ファクシミリ装置へのicメモリカード収容方法
JPH11305968A (ja) 1998-04-21 1999-11-05 Canon Inc 出力装置および方法
JP2004094563A (ja) 2002-08-30 2004-03-25 Canon Inc 画像形成システムおよび画像形成方法
JP2005051321A (ja) 2003-07-29 2005-02-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005103867A (ja) 2003-09-30 2005-04-21 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006060484A (ja) 2004-08-19 2006-03-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム、装置および方法、プリント処理システムおよび方法、画像取込装置、プリント依頼装置
JP4419772B2 (ja) * 2004-09-22 2010-02-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 印刷システム、印刷制御プログラム、印刷方法、および電子デバイス
JP2006115195A (ja) 2004-10-14 2006-04-27 Toshiba Corp 携帯型記録再生装置、記録再生システム及び記録再生方法
US7721115B2 (en) * 2005-02-16 2010-05-18 Cypress Semiconductor Corporation USB secure storage apparatus and method
JP2007098850A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Seiko Epson Corp 画像印刷装置、画像印刷制御方法及びその制御プログラム
JP4561676B2 (ja) * 2006-03-31 2010-10-13 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070255918A1 (en) 2007-11-01
US7743229B2 (en) 2010-06-22
JP2007300329A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4270225B2 (ja) 画像読取装置、上位装置、及び画像読取システム
US8115958B2 (en) Image forming apparatus
US8943607B2 (en) Information processing device with user authentication that restores previous operation condition
US8773672B2 (en) Multifunction peripheral and method for warming up the same
US8149426B2 (en) Image forming apparatus with copy function
JP2007069531A (ja) 画像形成装置、機能部品、機能部品の判別方法、制御プログラム、および記憶媒体
JP5335751B2 (ja) 画像形成装置
JP4192961B2 (ja) 通信端末装置及び画像記録装置
US7626726B2 (en) Apparatus and system for image processing based on extracted image portion
CN103379246B (zh) 图像处理设备及其控制方法
US5740336A (en) Facsimile/printer device having an LCD for separately displaying information about facsimile and printer operations
JP2006150738A (ja) 記録装置及び記録方法
US8042174B2 (en) Image processing device
JP7512645B2 (ja) 画像処理装置、サーバ、並びに、画像処理装置の制御方法及びプログラム
JP4462223B2 (ja) 画像データ処理装置
JP7063073B2 (ja) 画像形成装置及び出力モード設定プログラム
JP4586810B2 (ja) 画像形成装置
US20090174889A1 (en) Method to prevent counterfeit and multi-function printer using the same method
JP7035732B2 (ja) 画像記録装置
JP7428257B2 (ja) 画像形成装置
JP4650276B2 (ja) ファクシミリ装置、情報管理方法及びそのプログラム
JP2010003131A (ja) 画像形成装置
JP2021150709A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2022054710A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JPH08278730A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4270225

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees