JP2008022525A - 通信システム、端末装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイント・ツー・ポイント通信を行う2つの端末装置を関連付ける新たなしくみを備えた通信システム、端末装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ネットワークを介して接続される2つの端末装置が、ポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システムであって、前記端末装置は、着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記ポイント・ツー・ポイント通信を開始する際に前記端末装置間で交換する情報を、前記交換型記録媒体を介して、前記端末装置間で送受するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して接続される2つの端末装置が、ポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システム、前記通信システムの端末装置及びその制御方法に関する。ここで、端末装置としては、コンピュータ、ワークステーションや、複写機(デジタル複写機を含む)、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機等の画像処理装置等、ネットワークに接続される電子機器が含まれる。
近年、多数の端末装置をネットワークへ接続し、端末装置間で種々のデータの送受信を行えるように構成した通信システムの構築が進んでおり、種々の形態の通信システムが実現されている。
特に、無線通信により端末装置間を接続する無線ネットワークシステム(例えば、無線PAN(Personal Area Network)は、ユビキタス・ネットワーク社会を構築する上で非常に重要な通信システムである。無線PANは、10m程度までの通信距離をサポートする無線LANシステムである。
特開2002−80755号公報
通信システムにおける通信形態の基本形は、2つの端末装置間でデータの送受信を行うポイント・ツー・ポイント通信であり、多数の端末装置が接続されているネットワークを用いて、ポイント・ツー・ポイント通信を行う2つの端末装置を関連付けるためには、種々の方法が採用されている。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、通信を行う2つの端末装置を関連付ける新たなしくみを備えた通信システム、端末装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る通信システムは、ネットワークを介して接続される第1の端末装置及び第2の端末装置が通信を行う通信システムであって、前記第1及び第2の端末装置は、着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記第1及び第2の端末装置間で送受することを特徴とする。
上記の通信システムは、前記第1の端末装置が、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存し、前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知したとき、前記第1の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の端末装置が、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存し、前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知したとき、前記第1の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置に固有な固有IDが不揮発的に書き込まれており、第1の端末装置が、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の端末装置が、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成し、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記交換型記録媒体に、固有IDが不揮発的に書き込まれており、前記第1の端末装置が、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の端末装置が、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成し、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の識別情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したときに、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている登録固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、前記固有IDを自端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存する一方、含まれていない場合には、その時点で通信を終了するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている登録固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、前記固有IDを前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存する一方、含まれていない場合には、その時点で通信を終了するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の識別情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている拒否固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、その時点で通信を終了するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている拒否固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、その時点で通信を終了するように構成することができる。
また、上記の通信システムは、前記第1の端末装置が、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存し、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置が、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記暗号通信関連情報を消去するように構成することができる。
さらに、上記の課題を解決するため、本発明に係る端末装置は、ネットワークを介して接続される2つの端末装置が通信を行う通信システムの端末装置であって、着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記2つの端末装置間で送受することを特徴とする。
さらに、上記の課題を解決するため、本発明に係る制御方法は、ネットワークを介して接続される第1の端末装置と第2の端末装置がポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システムの端末装置を制御する制御方法であって、前記第1及び第2の端末装置が着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記第1及び第2の端末装置間で送受することを特徴とする。
また、上記の制御方法は、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順とを有するように構成することができる。
また、上記の制御方法は、前記第1の端末装置において、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順とを有するように構成することができる。
また、上記の制御方法は、前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置に固有な固有IDを不揮発的に書き込む手順と、第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存する手順とを有するように構成することができる。
また、上記の制御方法は、前記交換型記録媒体に固有IDを不揮発的に書き込む手順と、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存する手順とを有するように構成することができる。
さらに、上記の課題を解決するため、本発明に係るプログラム及び記録媒体は、ネットワークを介して接続される第1の端末装置と第2の端末装置がポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システムの端末装置を制御する制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記第1及び第2の端末装置が着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記制御方法が、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、 前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順とを有することを特徴とする。
本発明によれば、交換型記録媒体を用いて、通信を行う2つの端末装置間で通信に必要な情報を交換することができるので、確実な通信を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムを示す。図1の通信システムにおいて、3つの無線通信端末装置WA、WB、WCは、W−USB(Wireless Universal Serial Bus)通信による無線PANを介して、ポイント・ツー・ポイント通信を行う。
ここで、無線通信端末装置WA、WCは、装置機能としてプリンタ装置機能等の画像処理機能を備えており、W−USB通信における「デバイス」に相当する。無線通信端末装置WA、WCとしては、例えば、複写機(デジタル複写機を含む)、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機等が含まれる。また、無線通信端末装置WBは、装置機能としてはホスト装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)の機能を備えており、W−USB通信における「ホスト」に相当する。無線通信端末装置WBとしては、例えば、ワークステーション装置等が含まれる。
図1の通信システムの場合、無線通信端末装置WAと無線通信端末装置WBとの間に通信パスP1が確立されることにより、無線通信端末装置WAと無線通信端末装置WBとの間でポイント・ツー・ポイント通信が行われる。無線通信端末装置WBで発生した印刷ジョブが通信パスP1を介して無線通信端末装置WAへ送信され、無線通信端末装置WAでは、受信した印刷ジョブの印刷物を記録出力する。
また、図1の通信システムの場合、無線通信端末装置WCと無線通信端末装置WBとの間に通信パスP2が確立されることにより、無線通信端末装置WCと無線通信端末装置WBとの間でポイント・ツー・ポイント通信が行われる。
図2は、無線通信端末装置WA、WCの構成の一例を示す。
図2において、プリンタ制御部1は、無線通信端末装置WA、WCの動作を制御する。プリンタ操作部2は、無線通信端末装置WA、WCの操作を行うための所定の操作キー等を備えている。プリンタ表示部3は、装置状態等の種々の情報を表示出力する。
メモリ部4は、プリンタ制御部1のワークエリアや印刷データを保存するためのページメモリ等を生成する。プリンタエンジン部5は、印刷ジョブの印刷物を記録出力する。
無線通信部6は、W−USBの通信機能を実現する。外部記憶インターフェイス部7は、交換型記録媒体としてのメモリカードMCを装着脱すると共に、装着されているメモリカードMCにアクセスする。不揮発性メモリ部9は、例えば、W−USB通信に必要な種々の情報を保存する。
図3は、無線通信端末装置WBの構成の一例を示す。
図3において、CPU(中央処理装置)21は、この無線通信端末装置WBの動作制御を行う。ROM(リード・オンリ・メモリ)22は、CPU21が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を保存する。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23は、CPU21のワークエリア等を構成する。
キャラクタジェネレータ24は、図形文字の表示データを生成する。時計回路25は、現在の日時情報を出力する。W−USBインターフェース回路26は、W−USBの通信動作を行う。W−USB伝送制御部27は、W−USB通信を利用して他の無線通信端末装置との間で種々のデータを送受信するための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行する。
磁気ディスク装置28は、Webブラウザ等の種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画情報データ等の種々のデータを保存する。CRT画面表示装置29は、この無線通信端末装置WBを操作するための画面を表示する。表示制御部30は、CRT画面表示装置28の表示内容を制御する。
キーボード装置31は、この無線通信端末装置WBに種々のキー操作を行う。画面指示装置32は、CRT画面表示装置29の任意の点を指示する等の操作作業を行う。入力制御部33は、キーボード装置31及び画面指示装置32の入力情報を無線通信端末装置内に取り込む。
外部記憶インターフェイス部34は、交換型記録媒体としてのメモリカードMCを装着脱すると共に、装着されているメモリカードMCにアクセスする。
これらのCPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータ24、時計回路25、ローカルエリアネットワーク伝送制御部27、磁気ディスク装置28、表示制御部30、入力制御部33、及び、外部記憶インターフェイス部34は、バス35に接続されており、これらの各要素間のデータの送受信は、主としてこのバス35を介して行われる。
この実施形態では、W−USB通信を利用したポイント・ツー・ポイント通信を行う場合、図4に示すように、ホストとデバイスの間で、それぞれの端末装置を関連付けるために必要な情報を送受信する。このような情報の送受信は、ポイント・ツー・ポイント通信の実行に先立つ認証作業の段階に相当する。
まず、ホスト(無線通信端末装置WB)は、デバイス(無線通信端末装置WA、WC)に対して、情報CHID(Connection Host ID)を通知し、デバイスは、この情報CHIDを不揮発性メモリ部9に保存する。
次いで、デバイスは、ホストに対して、情報CDID(Connection Device ID)を通知し、ホストは、この情報CDIDを不揮発性メモリ(例えば、磁気ディスク装置28)に保存する。
このようにして、ホストとデバイスの間で情報CHID、CDIDを交換すると、それ以降は、その情報CHID、CDIDを、それぞれ相手側の端末装置の識別情報として利用し、そのときに実行するポイント・ツー・ポイント通信の相手側の端末装置を認識するための情報として用いられ、W−USB通信プロトコルに従った通信が行われる。
また、本実施形態では、情報CHID、CDIDの交換は、メモリカードMC(交換型記録媒体)を用いて行う。
すなわち、無線通信端末装置WB(ホスト)は、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WAまで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む。したがって、メモリカードMCには、図5(a)に示すように、ホストIDとデバイスIDが書き込まれる。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する。
以上のようにして、無線通信端末装置WAと無線通信端末装置WBとは、メモリカードMCを用いて、ホストIDとデバイスIDの交換を行う。
ここで、ホストIDとしては、例えば、MAC(Media Access Control)アドレス等、端末装置に固有な値を用いることができる。また、デバイスIDとしては、例えば、MACアドレスや製造番号等、端末固有な値を用いることができる。
図6(a)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例を示す。図6(b)は、この場合のデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これら処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)において、ユーザは、キーボード装置31を操作して、ID設定を行うためのID設定モードに移行させる。次いで、ユーザは、メモリカードMCを外部記憶インターフェイス部34に装着する。あるいは、移行前にメモリカードMCを外部記憶インターフェイス部34に予め装着しておいてもよい。
外部記憶インターフェイス部34は、メモリカードMCの無線通信端末装置WBへの装着(挿入)及び無線通信端末装置WBからのメモリカードMCの脱着(取出し)を検知する検知機能を備えている。メモリカードMCの装着を検知すると、外部記憶インターフェイス部34は、装着されたメモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を自動的に書き込む(ステップ101)。あるいは、メモリカードMCの装着を検知した後、ユーザが画面指示装置32からホストIDの書き込み指示を入力してもよい。あるいは、検知機能を使わずに、メモリカードMCを装着したら、ユーザが画面指示装置32からホストIDの書き込み指示を入力してもよい。
続いて、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34から取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
メモリカードMCが外部記憶インターフェイス部34から取り出されると、無線通信端末装置WBは、次回のメモリカードMCの挿入があるまで、待機状態に設定される。この待機状態において、他の処理動作(例えば、印刷動作や画面指示装置32による他の処理動作等)を実行することも可能である。
無線通信端末装置WAにおいても、ユーザは、まず、プリンタ操作部2を操作して、ID設定を行うためのID設定モードに移行させる。次いで、ユーザは、メモリカードMCを外部記憶インターフェイス部7に装着する。あるいは、移行前にメモリカードMCを外部記憶インターフェイス部7に予め装着しておいてもよい。
外部記憶インターフェイス部7は、メモリカードMCの無線通信端末装置WAへの装着(挿入)及び無線通信端末装置WAからのメモリカードMCの脱着(取出し)を検知する検知機能を備えている。メモリカードMCの装着を検知すると、外部記憶インターフェイス部7は、装着されたメモリカードMCからホストIDを自動的に読み出し、読み出したホストIDを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ201)。あるいは、メモリカードMCの装着を検知した後、ユーザがプリンタ操作部2からホストIDの読み出し指示を入力してもよい。あるいは、検知機能を使わずに、メモリカードMCを装着したら、ユーザがプリンタ操作部2からホストIDの読み出し指示を入力してもよい。
続いて、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7は、装着されたメモリカードMCに、自端末に設定されているデバイスID(CDID)を書き込む(ステップ202)。あるいは、ユーザがプリンタ操作部2からデバイスIDの書き込み指示を入力してもよい。あるいは、検知機能を使わずに、メモリカードMCを装着したら、ユーザがプリンタ操作部2からデバイスIDの書き込み指示を入力してもよい。
あるいは、ホストIDの読み出し動作と書き込み動作の順序はどちらを先に実行してもよい。
続いて、ユーザは、デバイスIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7から取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
以上の設定後、無線通信端末装置WA(デバイス)は、無線通信部6の初期設定等の準備が完了していれば、無線通信が可能な状態となる(ステップ203)。メモリカードMCを外部記憶インターフェイス部7から取り出してから通信可能状態にしてもよい。また、無線通信端末装置WAの電源をオンにした後、必要な設定を行って、ホストIDの取得が終了したら通信可能状態にしておくことで、無線通信端末装置WB(ホスト)の準備が出来次第、すぐに無線通信を開始することができる。
一方、無線通信端末装置WBでは、メモリカードMCの装着を検知すると、外部記憶インターフェイス部34は、装着されたメモリカードMCから自動的にデバイスIDを読み出し、読み出したデバイスIDを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ102)。あるいは、メモリカードMCの装着を検知した後、ユーザが画面指示装置32からデバイスIDの読み出し指示を入力してもよい。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDが保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDが保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で無線通信可能な状態となり(ステップ103)、無線通信を開始することができる(認証終了)。
以上のように、本実施形態では、無線通信端末装置の設置位置に左右されずに、通信を行う2つの無線通信端末装置を関連付けることができる。
ところで、無線通信を行う場合、他の無線通信端末装置に通信内容を傍受されるおそれがあるので、送受信する情報を暗号化する暗号化通信(暗号化無線通信)を行うことが好ましい。この暗号化通信のためには、暗号化のための情報(暗号鍵・復号鍵)等を通信に先立って交換しておく必要があり、その暗号鍵の交換に、メモリカードMCを用いることができる。
なお、この場合、暗号化方法としては、平文を暗号文に変換する暗号化処理に使用する暗号鍵と、暗号文を元の平文に変換する復号化に使用する復号鍵とが同一な共通暗号方式を適用することができる。すなわち、無線通信端末装置WB(ホスト)は、自端末に設定されているホストID(CHID)をメモリカードMCに書き込む。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WAまで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する。
次いで、無線通信端末装置WBは、暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し、メモリカードMCに保存する。したがって、この時点では、メモリカードMCには、図5(b)に示すように、ホストID、デバイスID、及び、暗号鍵が書き込まれる。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WAまで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから暗号鍵を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する。
以上のようにして、メモリカードMCを用いて、ホストIDとデバイスIDの交換、及び、暗号鍵の通知を行う(図5(b)参照)。
図7(a)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例を示す。図7(b)は、この場合のデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これら処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手の端末装置を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)は、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む(ステップ301)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ101と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ401)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ201と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む(ステップ402)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ202と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ302)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ102と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ303)、メモリカードMCに書き込む(ステップ304)。
これにより、ユーザは、暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ403)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ305、404)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
以上のように、本実施形態では、無線通信端末装置の設置位置に左右されずに、通信を行う2つの無線通信端末装置を関連付けることができる。また、暗号化無線通信に必要な暗号鍵を交換することが可能である。
ところで、デバイス側で使用するデバイスIDは、デバイスの製造時に一意に決定することができるので、メモリカードMCの製造段階で、例えば、図5(c)に示すように、デバイスIDを書換不可能な状態(例えば、ROM領域等)で書き込み、このようなメモリカードMCを利用することができる。
図8(a)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例を示す。図8(b)は、この場合のデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これら処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、ユーザは、無線通信端末装置WB(ホスト)の外部記憶インターフェイス部34に、無線通信端末装置WA(デバイス)のデバイスIDが書き込まれているメモリカードを装着する。
これにより、無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ501)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ102と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ502)、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)と暗号鍵を書き込む(ステップ503)。
これにより、ユーザは、ホストIDと暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WAまで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDと暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ601)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ201と同様であるので、詳細な説明を省略する。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ504、602)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
以上のように、本実施形態では、無線通信端末装置の設置位置に左右されずに、通信を行う2つの無線通信端末装置を関連付けることができる。また、暗号化無線通信に必要な暗号鍵を交換することが可能である。また、あらかじめデバイスIDが書き込まれているメモリカードMCを利用することで、メモリカードMCの移動回数を減らすことができ、使い勝手が向上する。
ところで、メモリカードMCとして、おのおのを識別できる固有IDが書換不可能な領域(例えば、ROM領域)に記録されているものを用いることができる。このようなメモリカードMCとしては、例えば、SDカード(登録商標)、ID付スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカード(登録商標)、Secure MultiMedia Card(登録商標)等がある(図5(d)参照)。
このようなメモリカードMCを利用した場合の、ホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例、及びデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を図9(a)及び図9(b)に示す。これらの処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)は、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む(ステップ701)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ101と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストID、及び、メモリカードMCの固有IDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ801)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ201と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)の一部をメモリカードMCに書き込む(ステップ802)。
これにより、ユーザは、デバイスIDの一部が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDの一部と、メモリカードMCの固有IDを読み出し(ステップ702、704)、デバイスIDの一部と固有IDとを合わせてデバイスIDを設定する(ステップ705)。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ706)、メモリカードMCに書き込む(ステップ707)。
これにより、ユーザは、暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ804)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ708、805)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
ところで、上述した実施形態では、メモリカードMCの固有IDとデバイスのデバイスIDの一部を用いて、そのときに行う無線通信(暗号化無線通信)に用いるデバイスIDを設定しているが、メモリカードMCの固有IDをそのままデバイスIDとして用いることもできる(図5(e)参照)。
図10(a)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例を示す。図10(b)は、この場合のデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これら処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)では、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCから固有IDを読み出し(ステップ901)、読み出した固有IDをデバイスIDに設定する(ステップ902)。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ903)、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)と暗号鍵を書き込む(ステップ904)。
これにより、ユーザは、ホストIDと暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WAまで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから固有IDを読み出して(ステップ1001)、読み出した固有IDをデバイスIDに設定する(ステップ1002)。また、メモリカードMCからホストIDと暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ1003)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ904、1005)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
ところで、利用できるメモリカードMCをデバイス(無線通信端末装置WA、WC)側で制限することができる。この場合、メモリカードMCとしては、固有IDが保存されているものを利用し、デバイスには、あらかじめ使用可能な固有IDを登録しておく。
図11(a)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)が実行する処理の一例を示す。図11(b)は、この場合のデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これら処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)は、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む(ステップ1101)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ101と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから固有IDを読み出し(ステップ1201)、読み出した固有IDが、そのときに自端末に登録されている固有IDに一致するか否かを判定する(ステップ1202)。
ステップ1202の判定結果がYESになるときには、ホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ1203)。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む(ステップ1204)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ202と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ1102)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ102と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ1103)、メモリカードMCに書き込む(ステップ1104)。
これにより、ユーザは、暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから固有IDを読み出し(ステップ1205)、読み出した固有IDが、そのときに自端末に登録されている固有IDに一致するか否かを判定する(ステップ1206)。
ステップ1206の判定結果がYESになるときには、メモリカードMCから暗号鍵を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ1205)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ1105、1208)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
また、無線通信端末装置WAで、装着されたメモリカードMCから読み出した固有IDが、登録されている固有IDに一致しないと判定された場合で、ステップ1202の判定結果がNOになるとき、及び、ステップ1206の判定結果がNOになるときには、プリンタ表示部3にメモリカード違いを表示して(ステップ1209)、このときの無線通信動作を行わない。
図12は、使用するメモリカードMCの固有IDを登録する際の、無線通信端末装置WA、WCが実行する処理の一例を示す。なお、この場合、管理者ユーザがあらかじめ登録されており、この登録作業は、管理者ユーザのみが行うことができる。
メモリカード登録が要求されると、管理者パスワードの入力を要求し、ユーザに管理者パスワードを入力させる(ステップ1701)。あらかじめ登録されている管理者パスワードと、入力された管理者パスワードとを比較する。管理者パスワードが一致した場合、装着されているメモリカードMCから固有IDを読み出し(ステップ1703)、読み出した固有IDを、利用可能なIDとして登録する(ステップ1704)。
また、管理者パスワードが相違する場合で、ステップ1702の判定結果がNOになるときには、プリンタ表示部3にパスワード違いを表示し(ステップ1705)、登録処理を実行しない。
また、使用できないメモリカードMC(禁止メモリカード)の固有IDを登録し、装着されたメモリカードMCが禁止メモリカードの固有IDとして登録されている場合には、それ以降の処理を行わないように制御することもできる。
その場合、例えば、図13に示した処理を行って、禁止メモリカードの固有IDを登録する。
禁止メモリカード登録が要求されると、管理者パスワードの入力を要求し、ユーザに管理者パスワードを入力させる(ステップ1801)。あらかじめ登録されている管理者パスワードと、入力された管理者パスワードとを比較する。管理者パスワードが一致した場合、使用するメモリカードMCの固有IDとして登録されている固有IDを読み出し(ステップ1803)、ステップ1803で読み出した固有IDを禁止ID(禁止メモリカードの固有ID)として登録する(ステップ1804)。
次いで、そのときに装着されているメモリカードMCから固有IDを読み出し(ステップ1805)、読み出した固有IDを、利用可能なIDとして登録する(ステップ1806)。
また、管理者パスワードが相違する場合で、ステップ1802の判定結果がNOになるときには、プリンタ表示部3にパスワード違いを表示し(ステップ1807)、登録処理を実行しない。
このようにして、禁止メモリカードを登録することで、例えば、使用メモリカードとして登録されていたメモリカードMCが紛失された場合等で、不正なメモリカードが使用されるような事態を回避することができる。
ところで、暗号化無線通信を行う場合、メモリカードMCから暗号鍵を消去することが好ましい。
図14(a)及び図14(b)は、この場合のホスト(無線通信端末装置WB)及びデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これらの処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)は、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む(ステップ1301)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ101と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ1401)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ201と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次いで、無線通信端末装置WAは、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む(ステップ1402)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ202と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ1302)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ102と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、無線通信端末装置WBでは、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ1303)、メモリカードMCに書き込む(ステップ1304)。
これにより、ユーザは、暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存し(ステップ1403)、次いで、メモリカードMCから暗号鍵を消去する(ステップ1404)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ1305、1405)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
また、メモリカードMCによっては、ライトプロテクト・ノッチを有し、ライトプロテクト状態に設定することができるものがある。
図15(a)及び図15(b)は、このように、ライトプロテクト状態に設定可能なメモリカードMCを用いる場合のホスト(無線通信端末装置WB)及びデバイス(無線通信端末装置WA、WC)が実行する処理の一例を示す。これらの処理は、無線通信の実行に先立って、通信相手を認識するための認証動作に相当する。
まず、無線通信端末装置WB(ホスト)は、装着されているメモリカードMCがライトプロテクト状態に設定されているか否かを判定する(ステップ1501)。ステップ1501の判定結果がNOになるときには、メモリカードMCに、自端末に設定されているホストID(CHID)を書き込む(ステップ1502)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ101と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、ホストIDが書き込まれたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCからホストIDを読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存する(ステップ1601)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ201と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次いで、装着されたメモリカードMCがライトプロテクト状態に設定されているか否かを判定する(ステップ1602)。ステップ1602の判定結果がNOになるときには、自端末に設定されているデバイスID(CDID)をメモリカードMCに書き込む(ステップ1402)。このステップにおける無線通信端末装置WAの動作は図6(b)に示したステップ202と同様であるので、詳細な説明を省略する。
これにより、ユーザは、デバイスIDが追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7より取り出し、無線通信端末装置WBまで運び、無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34に装着する。
無線通信端末装置WBでは、外部記憶インターフェイス部34に装着されたメモリカードMCからデバイスIDを読み出して、これを磁気ディスク装置28に保存する(ステップ1503)。このステップにおける無線通信端末装置WBの動作は図6(a)に示したステップ102と同様であるので、詳細な説明を省略する。
次に、装着されているメモリカードMCがライトプロテクト状態に設定されているか否かを判定する(ステップ1504)。ステップ1504の判定結果がNOになるときには、暗号化無線通信に使用する暗号鍵(復号鍵)を生成し(ステップ1505)、メモリカードMCに書き込む(ステップ1506)。
これにより、ユーザは、暗号鍵が追記されたメモリカードMCを無線通信端末装置WBの外部記憶インターフェイス部34より取り出し、無線通信端末装置WA(デバイス)まで運び、無線通信端末装置WAの外部記憶インターフェイス部7に装着する。
無線通信端末装置WAでは、外部記憶インターフェイス部7に装着されたメモリカードMCから暗号鍵(復号鍵)を読み出して、これを不揮発性メモリ部9に保存し(ステップ1604)、次いで、メモリカードMCから暗号鍵を消去する(ステップ1605)。
このようにして、無線通信端末装置WAには、通信相手の無線通信端末装置WBのホストIDと暗号通信に使用する暗号鍵(復号鍵)が保存され、また、無線通信端末装置WBには、通信相手の無線通信装置WAのデバイスIDと暗号通信に使用する暗号鍵が保存されるので、それ以降、無線通信端末装置WBと無線通信端末装置WAの間で暗号化無線通信可能な状態となり(ステップ1507、1606)、暗号化無線通信を開始することができる(認証終了)。
一方、無線通信端末装置WBで装着されたメモリカードMCがライトプロテクト状態に設定されていることが確認された場合で、ステップ1501の判定結果がYESになる場合、及び、ステップ1504の判定結果がYESになる場合には、ライトプロテクト状態である旨を表示して(ステップ1508)、その時点で、動作を終了し、無線通信を行わない。
同様に、無線通信端末装置WAで装着されたメモリカードMCがライトプロテクト状態に設定されていることが確認された場合で、ステップ1602の判定結果がYESになる場合には、ライトプロテクト状態である旨を表示して(ステップ1608)、その時点で、動作を終了し、無線通信を行わない。
なお、上述した実施形態では、無線PANとしてW−USB通信を利用した場合について説明したが、それ以外の無線LAN等、同等な無線通信方式を適用した場合であっても、本発明を同様にして適用することができる。
また、上述した実施形態では、無線PANに本発明を適用した場合について説明したが、有線ネットワークシステムに本発明を適用することもできる。
本発明の一実施形態に係る通信システムを示すブロック図である。 無線通信端末装置WA、WCの構成の一例を示すブロック図である。 無線通信端末装置WBの構成の一例を示すブロック図である。 ホストとデバイスとの間の情報の送受信の一例を説明するためのタイムチャートである。 メモリカードMCに保存される情報の一例を示す図である。 ホスト及びデバイスが実行する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 メモリカード登録処理の一例を説明するためのフローチャートである。 禁止メモリカード登録処理の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。 ホスト及びデバイスが実行する処理の他の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
WA、WB、WC 無線通信端末装置
MC メモリカード
6 無線通信部
7 外部記憶インターフェイス部
9 不揮発性メモリ部
27 W−USB伝送制御部
28 磁気ディスク装置
34 外部記憶インターフェイス部

Claims (20)

  1. ネットワークを介して接続される第1の端末装置及び第2の端末装置が通信を行う通信システムであって、
    前記第1及び第2の端末装置は、着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、
    前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記第1及び第2の端末装置間で送受することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の端末装置は、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知したとき、前記第1の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存するように構成したことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第1の端末装置は、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知したとき、前記第1の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存するように構成したことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 前記交換型記録媒体には、前記第2の端末装置に固有な固有IDが不揮発的に書き込まれており、
    第1の端末装置は、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存するように構成したことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 前記第1の端末装置は、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成し、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存するように構成したことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 前記交換型記録媒体には、固有IDが不揮発的に書き込まれており、
    前記第1の端末装置は、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存するように構成したことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  7. 前記第1の端末装置は、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成し、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存するように構成したことを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 前記第1の識別情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したときに、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている登録固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、前記固有IDを自端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存する一方、含まれていない場合には、その時点で通信を終了するように構成したことを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  9. 前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている登録固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、前記固有IDを前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存する一方、含まれていない場合には、その時点で通信を終了するように構成したことを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  10. 前記第1の識別情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている拒否固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、その時点で通信を終了するように構成したことを特徴とする請求項8記載の通信システム。
  11. 前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報が保存された前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDが、前記第2の端末装置に予め登録されている拒否固有IDに含まれるか否かを判定し、含まれている場合には、その時点で通信を終了するように構成したことを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  12. 前記第1の端末装置は、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存し、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知したとき、前記第2の端末装置は、前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記暗号通信関連情報を消去することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  13. ネットワークを介して接続される2つの端末装置が通信を行う通信システムの端末装置であって、
    着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、
    前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記2つの端末装置間で送受することを特徴とする端末装置。
  14. ネットワークを介して接続される第1の端末装置と第2の端末装置がポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システムの端末装置を制御する制御方法であって、
    前記第1及び第2の端末装置が着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、
    前記交換型記録媒体を介して、相手側の端末装置と通信を行うための情報を、前記第1及び第2の端末装置間で送受することを特徴とする制御方法。
  15. 前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の制御方法。
  16. 前記第1の端末装置において、暗号通信に必要な暗号通信関連情報を生成すると共に、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報及び前記暗号通信関連情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の制御方法。
  17. 前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置に固有な固有IDを不揮発的に書き込む手順と、
    第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存する手順と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の制御方法。
  18. 前記交換型記録媒体に、固有IDを不揮発的に書き込む手順と、
    前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第1の端末装置が前記第2の端末装置に通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存すると共に、前記交換型記録媒体に書き込まれている前記固有IDを、前記第2の端末装置から通知される情報として保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記交換型記録媒体に保存されている前記固有IDを、前記第2の端末装置が前記第1の端末装置へ通知する情報として保存する手順と、
    を有することを特徴とする請求項14記載の制御方法。
  19. ネットワークを介して接続される第1の端末装置と第2の端末装置がポイント・ツー・ポイント通信を行う通信システムの端末装置を制御する制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第1及び第2の端末装置が着脱可能な交換型記録媒体にアクセスするインターフェイス部を備えており、前記制御方法は、
    前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に、前記第2の端末装置へ通知する、前記第1の端末装置を識別するための第1の識別情報を保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第1の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第2の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第2の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第1の識別情報を読み取って保存すると共に、前記第1の端末装置へ通知する、前記第2の端末装置を識別するための第2の識別情報を前記交換型記録媒体に保存する手順と、
    前記交換型記録媒体が前記第2の端末装置から取り出された後、前記交換型記録媒体の前記第1の端末装置への装着を検知する手順と、
    前記第1の端末装置において、装着された前記交換型記録媒体に保存されている前記第2の識別情報を読み取って保存する手順と、
    を有することを特徴とするプログラム。
  20. 請求項19記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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