JP2003271561A - 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム

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JP2003271561A
JP2003271561A JP2002074017A JP2002074017A JP2003271561A JP 2003271561 A JP2003271561 A JP 2003271561A JP 2002074017 A JP2002074017 A JP 2002074017A JP 2002074017 A JP2002074017 A JP 2002074017A JP 2003271561 A JP2003271561 A JP 2003271561A
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JP2002074017A
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Naoshi Suzuki
直志 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の認証処理を、容易にする。 【解決手段】 CE機器132は、機器IDを利用して、ア
クセスサーバ141にアクセスする。アクセスサーバ1
41より、乱数を受信したCE機器132は、所定の演算
を行い、算出された値を記憶するとともに、アクセスサ
ーバ141に送信する。アクセスサーバ141でも、同
様の演算を行い、その後、CE機器132から受信した値
と同一であった場合、アクセスサーバ141は、CE機器
132のネットワークへの接続を認証する。次に、CE機
器132は、機器IDと先に演算した値を利用して、Web
認証代行サーバ146にアクセスする。Web認証代行サ
ーバ146は、先にアクセスサーバ141が演算した値
と、CE機器132から受信した値を比較することによ
り、CE機器132のサービス提供サーバ145への接続
を認証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログ
ラムに関し、特に、容易な操作で、ネットワークに接続
することができるようにした情報処理システム、情報処
理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上で提供されるサービスに
おいて、ユーザを特定する方法として、IDとパスワード
を使用した本人認証がよく用いられる。通常、認証形態
は、サービスごとに独立しており、5つの異なるサービ
スの提供を受ける場合、5つのIDとパスワードが必要と
なり、ユーザは、サービスごとにIDとパスワードを使い
分けなくてはならないという課題があった。
【0003】また、このように、提供されるサービス毎
に、異なるIDとパスワードを使い分けなければならない
ため、ユーザは、サービス毎のIDとパスワードをメモし
ておかなければならず、不便であった。また、頻繁にア
クセスするサービスのIDとパスワードは記憶できたとし
ても、たまにしかアクセスしないサービスのIDとパスワ
ードは、忘れてしまうことが多く、アクセスするには、
メモを探し、IDとパスワードを確認する必要があり、迅
速にアクセスすることが困難となる課題があった。
【0004】このような課題を解決する方法として、サ
ービス提供サーバとクライアントコンピュータの間に認
証代行サーバを置き、認証代行サーバが、複数のサービ
ス提供サーバへの認証を一括して行う方法や、サービス
提供サーバに認証代行モジュールをインストールする方
法が知られている。前者は、リバースプロクシ(Reverse
Proxy)タイプと称され、後者はエージェントタイプと
称される。このようにして、IDとパスワードを、1つに
まとめることをSSO(Single Sign On)と呼ぶ。図1
は、リザーブプロクシタイプのSSOを概念的に示した図
である。
【0005】図1において、クライアント2は、ユーザ
により使用されるパーソナルコンピュータ、携帯情報端
末装置、または、テレビジョン受像機、オーディオプレ
ーヤ、ビデオデッキ、カーナビゲーション装置、電子レ
ンジ、冷蔵庫、および洗濯機などの家電製品で、ネット
ワークに接続する機能を有するものうちのいずれかであ
る。なお、以下の説明において、テレビジョン受像機、
オーディオプレーヤ、ビデオデッキ、カーナビゲーショ
ン装置、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、その他の家電製
品で、ネットワークに接続する機能を有するものを、CE
(Consumer Electronics)機器と称する。
【0006】アクセスサーバ3は、クライアント2か
ら、所定のネットワーク接続用IDとパスワード6の送信
を受け、インターネット1への接続要求を受けた場合、
クライアント2のインターネット1への接続を認証す
る。Web認証代行サーバ4は、予め、ウェブサーバ5−
1、およびウェブサーバ5−2(以下、ウェブサーバ5
−1とウェブサーバ5−2を個々に区別する必要がない
場合、まとめてウェブサーバ5と称する。他の機器につ
いても同様とする)からサービスの提供を受けるために
必要なID、およびパスワードを管理している。そして、
Web認証代行サーバ4は、クライアント2から、所定の
代表IDとパスワード7の送信を受け、ウェブサーバ5が
保有するサービスの供給を受けたいとの要求を受けた場
合、クライアント2が所望するウェブサーバ5に、所定
のIDとパスワードによりアクセスし、クライアント2の
認証を代行する。
【0007】ウェブサーバ5−1、およびウェブサーバ
5−2は、それぞれ、固有のサービスを有しており、所
定のIDとパスワードを使用してアクセスしてきたクライ
アント2に対して、サービスを提供する。
【0008】その動作は次のようになる。すなわち、ク
ライアント2は、ウェブサーバ5−1にアクセスしてサ
ービスの提供を受ける場合、まず、ネットワーク接続用
IDとパスワード6を使用して、アクセスサーバ3にアク
セスし、インターネット1への接続認証を得る。アクセ
スサーバ3からインターネット1への接続認証が得られ
た後、クライアント2は、代表IDとパスワード7を使用
して、インターネット1を介して、Web認証代行サーバ
4にアクセスし、Web認証代行サーバ4の認証を受け
る。
【0009】認証処理完了後、Web認証代行サーバ4
は、インターネット1を介して、ウェブサーバ5−1
に、ウェブサーバA用のIDとパスワードを送信し、クラ
イアント2を認証するように要求する。ウェブサーバ5
−1は、この要求に基づいてクライアント2を認証した
とき、クライアント2に、サービスを提供する。
【0010】引き続き、クライアント2が、ウェブサー
バ5−2にアクセスしてサービスの提供を受ける場合、
クライアント2は、まず、代表IDとパスワード7を使用
して、Web認証代行サーバ4にアクセスし、認証を受け
る。認証ができたとき、Web認証代行サーバ4は、ウェ
ブサーバ5−2に、ウェブサーバ5−2用のIDとパスワ
ードを送信し、クライアント2を認証するように要求す
る。ウェブサーバ5−2は、この要求に基づいてクライ
アント2を認証したとき、クライアント2に、サービス
を提供する。
【0011】以上のようにして、クライアント2は、1
つの代表IDとパスワード7を使用して、ウェブサーバ5
−1、およびウェブサーバ5−2の両方のウェブサーバ
から、サービスの提供を受けることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1を
用いて上述したように、従来のSSOにおいては、インタ
ーネット1に接続する際のネットワーク接続用IDとパス
ワード6、並びにウェブサーバ5に接続する際の代表ID
とパスワード7が異なり、2つのIDとパスワードを使い
分けなくてはならず、不便であるという課題があった。
【0013】特に、ユーザがインターネット1に接続す
る際に用いる機器(クライアント2)が、パーソナルコン
ピュータ等と異なり、ユーザからの操作の入力を受け付
ける入力インターフェースに乏しいCE機器である場合、
アクセスサーバ3、およびWeb認証代行サーバ4に接続
する度に、ネットワーク接続用IDとパスワード6、また
は、代表IDとパスワード7を、CE機器に入力すること
は、ユーザに大きな負担を強いるという課題があった。
【0014】ところで、ユーザが、ウェブサーバ5か
ら、サービスの提供を受ける場合、サービスの提供を受
けるためには、予めウェブサーバ5にユーザ登録する必
要がある場合がある。すなわち、ウェブサーバ5−1か
らサービスの提供を受ける場合、ユーザは、クライアン
ト2を介して、ユーザの氏名、住所、メールアドレス、
その他サービスの提供を受けるために必要な情報を、予
めウェブサーバ5−1に送信し、IDとパスワードの発行
を受ける必要がある。同様に、ウェブサーバ5−2から
サービスの提供を受ける場合、ユーザは、クライアント
2を介して、ユーザの氏名、住所、メールアドレス、そ
の他サービスの提供を受けるために必要な情報を、予め
ウェブサーバ5−2に送信し、IDとパスワードの発行を
受ける必要がある。
【0015】ユーザが、ウェブサーバ5にユーザ登録す
る場合、ユーザは、ユーザ自身に関する情報を、ウェブ
サーバ5に登録する必要があるが、ユーザの氏名、住
所、メールアドレスなどの基本的な情報は、多くのウェ
ブサーバ5に登録する場合に共通して必要となる情報で
ある。従って、一度、例えば、ウェブサーバ5−1にユ
ーザ登録する際に入力した情報の入力を、次に他のウェ
ブサーバ5−2にユーザ登録する場合に省略することが
できれば、ユーザにとって、利便性が向上する。特に、
入力インターフェースに乏しいCE機器を用いて、ユーザ
登録しようとする場合、入力しなくてはならない情報量
が減ることは、ユーザにとって、大変便利である。
【0016】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より容易に、ネットワーク上の各種サービ
スへの接続ができるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置よ
り、第2の情報処理装置を識別するための識別子、パス
ワード、およびインターネットへの接続要求を受信した
場合、識別子および前記パスワードに基づいて、第2の
情報処理装置のインターネットへの接続を許可するか否
かを判定する第1の判定手段と、第2の情報処理装置よ
り、第2の情報処理装置の識別子、パスワード、および
サービスを提供するようにとの要求を受信した場合、識
別子およびパスワードに基づいて、第2の情報処理装置
にサービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
手段とを備え、第2の情報処理装置は、第2の情報処理
装置の識別子、およびパスワードを記憶する記憶手段
と、第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置の識別
子、およびパスワードを送信し、インターネットへの接
続を要求する第1の要求手段と、第1の情報処理装置よ
り、インターネットへの接続が許可された場合、インタ
ーネットに接続する接続手段と、第1の情報処理装置
に、第2の情報処理装置の識別子、およびパスワードを
送信し、サービスの提供を要求する第2の要求手段と、
第1の情報処理装置より、サービスの提供を受けること
が許可された場合、サービスを受信する受信手段とを備
え、第1の要求手段が送信する識別子、およびパスワー
ドと、第2の要求手段が送信する識別子、およびパスワ
ードは同一であることを特徴とする。
【0018】本発明の第1の情報処理装置は、他の情報
処理装置より、他の情報処理装置を識別するための識別
子、第1のパスワード、およびインターネットへの接続
要求を受信した場合、識別子および第1のパスワードに
基づいて、他の情報処理装置のインターネットへの接続
を許可するか否かを判定する第1の判定手段と、他の情
報処理装置より、他の情報処理装置の識別子、第1のパ
スワード、およびサービスを提供するようにとの要求を
受信した場合、識別子および第1のパスワードに基づい
て、他の情報処理装置にサービスを提供してよいか否か
を判定する第2の判定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0019】前記他の情報処理装置を所有するユーザに
関する情報を前記他の情報処理装置の前記識別子と対応
付けて登録する登録手段と、登録手段により登録された
ユーザに、ユーザの識別子、および前記第1のパスワー
ドとは異なる第2のパスワードを発行する第1の発行手
段と、ユーザの識別子、および第2のパスワードに基づ
いて、前記他の情報処理装置に前記第1のパスワードを
発行する第2の発行手段とをさらに設けるようにし、前
記第1のパスワードには、有効期限が設定され、第2の
発行手段には、前記第1のパスワードの有効期限が切れ
ている場合、新規に前記第1のパスワードを発行するよ
うにさせることができる。
【0020】前記他の情報処理装置の前記識別子、前記
ユーザの前記識別子、前記第1のパスワード、および前
記第2のパスワードを対応付けて記憶する記憶手段をさ
らに設けるようにすることができる。
【0021】乱数を生成する生成手段と、生成手段によ
り生成された乱数を前記他の情報処理装置に送信する送
信手段と、乱数、および前記他の情報処理装置の前記識
別子に基づいて、予め設定された所定の演算を行い、値
を算出する演算手段とをさらに設けるようにし、値が前
記第1のパスワードとして用いられるようにすることが
できる。
【0022】本発明の第1の情報処理方法は、他の情報
処理装置より、他の情報処理装置を識別するための識別
子、パスワード、およびインターネットへの接続要求を
受信した場合、識別子およびパスワードに基づいて、他
の情報処理装置のインターネットへの接続を許可するか
否かを判定する第1の判定ステップと、他の情報処理装
置より、他の情報処理装置の識別子、パスワード、およ
びサービスを提供するようにとの要求を受信した場合、
識別子およびパスワードに基づいて、他の情報処理装置
にサービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
ステップとを含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
他の情報処理装置より、他の情報処理装置を識別するた
めの識別子、パスワード、およびインターネットへの接
続要求を受信した場合、識別子およびパスワードに基づ
いて、他の情報処理装置のインターネットへの接続を許
可するか否かを判定する第1の判定ステップと、他の情
報処理装置より、他の情報処理装置の識別子、パスワー
ド、およびサービスを提供するようにとの要求を受信し
た場合、識別子およびパスワードに基づいて、他の情報
処理装置にサービスを提供してよいか否かを判定する第
2の判定ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1のプログラムは、他の情報処
理装置より、他の情報処理装置を識別するための識別
子、パスワード、およびインターネットへの接続要求を
受信した場合、識別子およびパスワードに基づいて、他
の情報処理装置のインターネットへの接続を許可するか
否かを判定する第1の判定ステップと、他の情報処理装
置より、他の情報処理装置の識別子、パスワード、およ
びサービスを提供するようにとの要求を受信した場合、
識別子およびパスワードに基づいて、他の情報処理装置
にサービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
ステップとをコンピュータに実行させる。
【0025】本発明の第2の情報処理装置は、情報処理
装置を識別するための識別子、および第1のパスワード
を記憶する記憶手段と、他の情報処理装置に、情報処理
装置の識別子、および第1のパスワードを送信し、イン
ターネットへの接続を要求する第1の要求手段と、他の
情報処理装置より、インターネットへの接続が許可され
た場合、インターネットに接続する接続手段と、他の情
報処理装置に、情報処理装置の識別子、および第1のパ
スワードを送信し、サービスの提供を要求する第2の要
求手段と、他の情報処理装置より、サービスの提供を受
けることが許可された場合、サービスを受信する第1の
受信手段とを備え、第1の要求手段が送信する識別子、
および第1のパスワードと、第2の要求手段が送信する
識別子、および第1のパスワードは同一であることを特
徴とする。
【0026】前記他の情報処理装置に、前記情報処理装
置を所有するユーザに関する情報を送信し、ユーザの登
録を要求する第3の要求手段と、前記他の情報処理装置
より、ユーザの識別子、および前記第1のパスワードと
は異なる第2のパスワードを受信する第2の受信手段
と、前記第1のパスワードの有効期限が切れている場
合、ユーザより、ユーザの識別子、および第2のパスワ
ードの入力を受け付ける受付手段と、受付手段により入
力が受け付けられたユーザの識別子、および第2のパス
ワードを、前記他の情報処理装置に送信する送信手段
と、前記他の情報処理装置より、新規に前記第1のパス
ワードを受信する第3の受信手段とをさらに設けるよう
にすることができる。
【0027】前記他の情報処理装置より、乱数を受信す
る第2の受信手段と、第2の受信手段により受信された
乱数、および前記記憶手段により記憶されている前記情
報処理装置の前記識別子に基づいて、予め設定された所
定の演算を行い、値を算出する演算手段と、演算手段に
より算出された値を、前記他の情報処理装置に送信する
送信手段とをさらに設けるようにすることができる。
【0028】本発明の第2の情報処理方法は、情報処理
装置を識別するための識別子、およびパスワードを記憶
する記憶ステップと、他の情報処理装置に、情報処理装
置の識別子、およびパスワードを送信し、インターネッ
トへの接続を要求する第1の要求ステップと、他の情報
処理装置より、インターネットへの接続が許可された場
合、インターネットに接続する接続ステップと、第1の
要求ステップの処理により他の情報処理装置に送信され
たものと同一の情報処理装置の識別子、およびパスワー
ドを、他の情報処理装置に送信し、サービスの提供を要
求する第2の要求ステップと、他の情報処理装置より、
サービスの提供を受けることが許可された場合、サービ
スを受信する受信ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
情報処理装置を識別するための識別子、およびパスワー
ドの記憶を制御する記憶制御ステップと、他の情報処理
装置に、情報処理装置の識別子、およびパスワードを送
信し、インターネットへの接続を要求する第1の要求ス
テップと、他の情報処理装置より、インターネットへの
接続が許可された場合、インターネットに接続する接続
ステップと、第1の要求ステップの処理により他の情報
処理装置に送信されたものと同一の情報処理装置の識別
子、およびパスワードを、他の情報処理装置に送信し、
サービスの提供を要求する第2の要求ステップと、他の
情報処理装置より、サービスの提供を受けることが許可
された場合、サービスの受信を制御する受信制御ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0030】本発明の第2のプログラムは、情報処理装
置を識別するための識別子、およびパスワードの記憶を
制御する記憶制御ステップと、他の情報処理装置に、情
報処理装置の識別子、およびパスワードを送信し、イン
ターネットへの接続を要求する第1の要求ステップと、
他の情報処理装置より、インターネットへの接続が許可
された場合、インターネットに接続する接続ステップ
と、第1の要求ステップの処理により他の情報処理装置
に送信されたものと同一の情報処理装置の識別子、およ
びパスワードを、他の情報処理装置に送信し、サービス
の提供を要求する第2の要求ステップと、他の情報処理
装置より、サービスの提供を受けることが許可された場
合、サービスの受信を制御する受信制御ステップとをコ
ンピュータに実行させる。
【0031】本発明の第3の情報処理装置は、他の情報
処理装置より、サイトが提供するサービスの要求を受信
した場合、乱数を生成して、他の情報処理装置に送信す
る送信手段と、他の情報処理装置から、他の情報処理装
置が保有する第1の値と乱数に基づいて算出した第2の
値を受信する受信手段と、予め記憶している第1の値と
乱数に基づいて、他の情報処理装置と同様の演算により
第3の値を算出する算出手段と、第2の値と第3の値に
基づいて、他の情報処理装置のインターネットへの接続
を認証する第1の認証手段と、第1の認証手段により、
他の情報処理装置のインターネットへの接続が認証され
た場合、第2の値、および第3の値に基づいて、サイト
からの他の情報処理装置へのサービスの提供の可否を認
証する第2の認証手段とを備えることを特徴とする。
【0032】本発明の情報処理システムにおいては、第
1の情報処理装置では、第2の情報処理装置より、第2
の情報処理装置を識別するための識別子、パスワード、
およびインターネットへの接続要求を受信した場合、識
別子および前記パスワードに基づいて、第2の情報処理
装置のインターネットへの接続を許可するか否かが判定
され、第2の情報処理装置より、第2の情報処理装置の
識別子、パスワード、およびサービスを提供するように
との要求を受信した場合、識別子およびパスワードに基
づいて、第2の情報処理装置にサービスを提供してよい
か否かが判定され、第2の情報処理装置では、第2の情
報処理装置の識別子、およびパスワードが記憶され、第
1の情報処理装置に、第2の情報処理装置の識別子、お
よびパスワードが送信され、インターネットへの接続が
要求され、第1の情報処理装置より、インターネットへ
の接続が許可された場合、インターネットに接続され、
第1の情報処理装置に、第2の情報処理装置の識別子、
およびパスワードが送信され、サービスの提供が要求さ
れ、第1の情報処理装置より、サービスの提供を受ける
ことが許可された場合、サービスが受信される。また、
インターネットへの接続を要求する際により送信される
識別子、およびパスワードと、サービスの提供を要求す
る際に送信される識別子、およびパスワードは同一であ
るようにされる。
【0033】本発明の第1の情報処理装置および方法、
記録媒体、並びにプログラムにおいては、他の情報処理
装置より、他の情報処理装置を識別するための識別子、
第1のパスワード、およびインターネットへの接続要求
を受信した場合、識別子および第1のパスワードに基づ
いて、他の情報処理装置のインターネットへの接続を許
可するか否かが判定され、他の情報処理装置より、他の
情報処理装置の識別子、第1のパスワード、およびサー
ビスを提供するようにとの要求を受信した場合、識別子
および第1のパスワードに基づいて、他の情報処理装置
にサービスを提供してよいか否かが判定される。
【0034】本発明の第2の情報処理装置および方法、
記録媒体、並びにプログラムにおいては、情報処理装置
を識別するための識別子、および第1のパスワードが記
憶され、他の情報処理装置に、情報処理装置の識別子、
および第1のパスワードが送信され、インターネットへ
の接続が要求され、他の情報処理装置より、インターネ
ットへの接続が許可された場合、インターネットに接続
され、他の情報処理装置に、情報処理装置の識別子、お
よび第1のパスワードが送信され、サービスの提供が要
求され、他の情報処理装置より、サービスの提供を受け
ることが許可された場合、サービスが受信される。ま
た、インターネットへの接続を要求する際により送信さ
れる識別子、およびパスワードと、サービスの提供を要
求する際に送信される識別子、およびパスワードは同一
であるようにされる。
【0035】本発明の第3の情報処理装置においては、
他の情報処理装置より、サイトが提供するサービスの要
求を受信した場合、乱数が生成され、他の情報処理装置
に送信され、他の情報処理装置から、他の情報処理装置
が保有する第1の値と乱数に基づいて算出した第2の値
が受信され、予め記憶している第1の値と乱数に基づい
て、他の情報処理装置と同様の演算により第3の値が算
出され、第2の値と第3の値に基づいて、他の情報処理
装置のインターネットへの接続が認証され、他の情報処
理装置のインターネットへの接続が認証された場合、第
2の値、および第3の値に基づいて、サイトからの他の
情報処理装置へのサービスの提供の可否が認証される。
【0036】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した情報処
理システムの一実施の形態の構成を示す図である。図2
において、CE機器製造所103において製造されたCE機
器132−1,132−2のインターネット1への接続
設定、およびサービス提供サーバ102−1乃至102
−nへの登録設定を代行するオペレーションセンタ10
1には、CE機器132の設定をするための設定端末装置
121が設置され、インターネット1に接続されてい
る。また、インターネット1には、電子レンジ110、
テレビジョン受像機111、カーナビゲーション装置1
12、および冷蔵庫113などの、既に一般ユーザに所
有されているCE機器に対して、各種のサービスを提供す
るサービス提供サーバ102−1乃至102−nが接続
されている。
【0037】また、インターネット1には、CE機器を製
造する製造所103の製造所サーバ131、集中サービ
ス登録サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、お
よび接続設定データベースサーバ106も接続されてい
る。さらに、インターネット1には、ISP(Internet Ser
vice Provider)107−1乃至107−3も接続されて
いる。ISP107−1には、携帯電話回線116、およ
び電話回線網108を介して、カーナビゲーション装置
112が接続されている。また、ISP107−1には、
ダイアルアップ接続で、電話回線網108を介して、冷
蔵庫113が接続されている。
【0038】ISP107−2には、電話回線網108を
介して、ユーザが保持している設定端末装置109が接
続されている。また、ISP107−3には、公衆無線LAN
(Local Area Network)の基地局115を介して、電子レ
ンジ110が接続され、また、LANを介して、テレビジ
ョン受像機111が接続されている。
【0039】なお、図2においては、カーナビゲーショ
ン装置112が、携帯電話回線116、および電話回線
網108を介して、ISP107−1に接続されている
が、これは接続方法の一例であって、カーナビゲーショ
ン装置112は、必ずしも携帯電話回線116、および
電話回線網108を介して、ISP107−1に接続され
るとは限らない。カーナビゲーション装置112は、任
意のネットワークを介して、ISP107に接続すること
が可能である。カーナビゲーション装置112は、例え
ば、公衆無線LANの基地局115などを介して、ISP10
7に接続することも可能である。同様に、上述において
は、冷蔵庫113が、電話回線網108を介して、ISP
107−1に接続され、電子レンジ110が公衆無線LA
Nの基地局115を介してISP107−3に接続され、テ
レビジョン受像機111が、LANを介して、接続されて
いるが、これらのCE機器も、必ずしも、上述したネット
ワークを介してISP107に接続されるとは限らず、そ
れ以外の任意のネットワークを利用して、ISP107に
接続することが可能である。
【0040】さらに、図2においては、設定端末装置1
09は、電話回線網108を介してISP107に接続す
る例が示されているが、このことは、設定端末装置10
9が、電話回線網108を介して、ISP107に接続さ
れることに限定するものではない。すなわち、設定端末
装置109は、例えば、公衆無線LAN、LAN、携帯電話回
線、その他の任意のネットワークを介して、ISP107
に接続するようにすることができる。
【0041】電子レンジ110、テレビジョン受像機1
11、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫1
13は、ネットワークに接続する機能を有するCE機器で
あり、サービス提供サーバ102−1乃至102−n、
並びにサービス提供サーバ145のうち、ユーザが所望
するサービスを提供するサービス提供サーバ102か
ら、サービスの提供を受ける。また、これらのCE機器
は、相互に通信を行うことができる。また、カーナビゲ
ーション装置112、および冷蔵庫113には、メモリ
カード114のドライブが設けられている。
【0042】ISP107−1において、アクセスサーバ
141は、電話回線網108を介して、カーナビゲーシ
ョン装置112、および冷蔵庫113などのCE機器から
発呼して接続され、それらのCE機器の認証処理を行う。
そして、CE機器を認証した場合、アクセスサーバ141
は、インターネット1に、CE機器を接続させる。なお、
アクセスサーバ141は、電話回線網108以外の任意
のネットワークを介して、CE機器132から接続される
ようにしても良い。
【0043】登録サーバ142は、ユーザのサービスへ
の登録の際に、データベースサーバ144に、ユーザか
ら取得したユーザに関する情報、ユーザID、およびパス
ワードを送信し、保存させる。接続認証サーバ143
は、ユーザIDとパスワードの認証を行う。データベース
サーバ144は、製造されたCE機器の機器ID、ユーザに
関する情報、ユーザID、パスワード、および期間限定パ
スワードを、ユーザ毎に整理して記憶する。また、デー
タベースサーバ144は、他のサーバからの要求に従っ
て、記憶しているデータを検索し、検索結果を検索を要
求してきたサーバに送信する。
【0044】サービス提供サーバ145は、サービス提
供サーバ102と同様、カーナビゲーション装置11
2、および冷蔵庫113に対して、保有している所定の
サービスを提供する。Web認証代行サーバ146は、サ
ービス提供サーバ145、またはサービス提供サーバ1
02からサービスの提供を受けようとするCE機器の認証
を代行する。
【0045】図3は、アクセスサーバ141の構成例を
表している。図3において、CPU201は、ROM202に
記憶されているプログラム、または記憶部208からRA
M203にロードされたプログラムに従って各種の処理
を実行する。RAM203にはまた、CPU201が各種の処
理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶さ
れる。
【0046】CPU201、ROM202、およびRAM203
は、バス204を介して相互に接続されている。このバ
ス204にはまた、入出力インターフェース205も接
続されている。
【0047】入出力インターフェース205には、キー
ボード、マウスなどよりなる入力部206、CRT(Cathod
e Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などよりな
るディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部2
07、ハードディスクなどより構成される記憶部20
8、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通
信部209が接続されている。通信部209は、インタ
ーネット1を含むネットワークを介しての通信処理を行
う。
【0048】入出力インターフェース205にはまた、
必要に応じてドライブ210が接続され、磁気ディスク
211、光ディスク212、光磁気ディスク213、或
いはメモリカード214などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部208にインストールされる。
【0049】設定端末装置121、サービス提供サーバ
102、製造所サーバ131、集中サービス登録サーバ
104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定データ
ベースサーバ106、設定端末装置109、登録サーバ
142、接続認証サーバ143、データベースサーバ1
44、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行
サーバ146の基本的な構成は、アクセスサーバ141
の構成と同様とされる。
【0050】図4は、冷蔵庫113の構成例を表してい
る。図4において、CPU231は、ROM232に記憶され
ているプログラム、または記憶部238からRAM233
にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行す
る。RAM233にはまた、CPU231が各種の処理を実行
する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0051】CPU231、ROM232、およびRAM233
は、バス234を介して相互に接続されている。このバ
ス234にはまた、入出力インターフェース235も接
続されている。
【0052】入出力インターフェース235には、冷蔵
庫内の温度や湿度などのセンサ、および冷気を生成し、
庫内に排出する装置よりなる冷蔵部236、CRT、LCDな
どよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる
出力部237、ハードディスクなどより構成される記憶
部238、モデム、ターミナルアダプタなどより構成さ
れる通信部239が接続されている。通信部239は、
インターネット1を含むネットワークを介しての通信処
理を行う。
【0053】入出力インターフェース235にはまた、
必要に応じてドライブ240が接続され、磁気ディスク
241、光ディスク242、光磁気ディスク243、或
いはメモリカード114などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部238にインストールされる。
【0054】図5は、カーナビゲーション装置112の
構成例を表している。図5において、CPU261は、ROM
262に記憶されているプログラム、または記憶部27
2からRAM263にロードされたプログラムに従って各
種の処理を実行する。RAM263にはまた、CPU261が
各種の処理を実行する上において必要なデータなども適
宜記憶される。
【0055】CPU261、ROM262、およびRAM263
は、バス264を介して相互に接続されている。このバ
ス264にはまた、入出力インターフェース265も接
続されている。
【0056】入出力インターフェース265には、衛星
との通信に基づいて、カーナビゲーション装置112を
設置した自動車の自車位置を演算するGPS(Global Posit
ioning System)部266、パネルスイッチ268、およ
びリモートコントローラ269を介したユーザからの操
作入力を受け付ける操作入力部267、CRT、LCDなどよ
りなるディスプレイ271への画像の表示を制御する表
示出力部270、ハードディスクなどより構成される記
憶部272、モデム、ターミナルアダプタなどより構成
される通信部273が接続されている。通信部273
は、インターネット1を含むネットワークを介しての通
信処理を行う。
【0057】入出力インターフェース265にはまた、
必要に応じてドライブ274が接続され、磁気ディスク
275、光ディスク276、光磁気ディスク277、或
いはメモリカード114などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部272にインストールされる。
【0058】図6は、製造所サーバ131が実行する処
理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレ
ーティングシステム301は、製造所サーバ131の全
体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム302
は、インターネット1を介した通信を制御する。データ
処理プログラム303は、CE機器製造所103で製造さ
れ、出荷されるCE機器132に関するデータの記憶、お
よび検索の処理を制御する。記憶制御プログラム304
は、CE機器製造所103で製造され、出荷されるCE機器
132の機器IDおよびユーザが認識できないパスフレー
ズ(例えば、乱数であり、その詳細は後述する)の記憶を
制御する。機器ID生成プログラム305は、CE機器製造
所103で製造され、出荷されるCE機器132の機器ID
の生成を制御する。操作入力制御プログラム306は、
製造所サーバ131への操作入力の受け付けを制御す
る。表示制御プログラム307は、製造所サーバ131
のディスプレイ表示を制御する。
【0059】図7は、設定端末装置109、および設定
端末装置121が実行する処理を制御するプログラムの
構成例を示している。オペレーティングシステム321
は、設定端末装置109(または設定端末装置121)の
全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム32
2は、インターネット1を介した通信を制御する。ブラ
ウザ323は、ネットワークから受信したHTML(Hyperte
xt Markup Language)文書、静止画、動画を含む画像デ
ータ、および音声データの表示(再生)を制御する。ま
た、ブラウザ323は、Java(登録商標)ScriptやJava
(登録商標)などのプログラミング言語により記述され
たアプリケーションソフトを動作させる。さらに、ブラ
ウザ323は、フォームにユーザから入力された情報の
送信を制御する。操作入力制御プログラム324は、設
定端末装置109(または設定端末装置121)への操作
入力の受け付けを制御する。表示制御プログラム325
は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。ドライブ
処理プログラム326は、ドライブに装着されたメモリ
カード114からの情報の読み出し、およびメモリカー
ド114への情報の書き込みを制御する。記憶制御プロ
グラム327は、記憶部への情報の記憶を制御する。
【0060】図8は、アクセスサーバ141が実行する
処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペ
レーティングシステム341は、アクセスサーバ141
の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム3
42は、通信を制御する。演算処理プログラム343
は、CE機器の認証に係る所定の演算処理を制御する。認
証プログラム344は、CE機器の認証処理を制御する。
記憶制御プログラム345は、記憶部への情報の記憶を
制御する。表示制御プログラム346は、ディスプレイ
への画像の表示を制御する。
【0061】図9は、登録サーバ142が実行する処理
を制御するプログラムの構成例を示している。オペレー
ティングシステム361は、登録サーバ142全体の処
理を管理、制御する。通信制御プログラム362は、通
信を制御する。ユーザID・パスワード・期間限定パスワ
ード生成プログラム363は、ユーザID、パスワード、
および期間限定パスワードの生成を制御する。製品顧客
登録コード翻訳プログラム364は、製品顧客登録コー
ドの機器IDへの翻訳を制御する。記憶制御プログラム3
65は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プ
ログラム366は、ディスプレイへの画像の表示を制御
する。
【0062】図10は、接続認証サーバ143が実行す
る処理を制御するプログラムの構成例を示している。オ
ペレーティングシステム381は、接続認証サーバ14
3の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム
382は、通信を制御する。表示制御プログラム383
は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。認証プロ
グラム384は、ユーザの認証処理を制御する。記憶制
御プログラム385は、記憶部への情報の記憶を制御す
る。
【0063】図11は、データベースサーバ144が実
行する処理を制御するプログラムの構成例を示してい
る。オペレーティングシステム401は、データベース
サーバ144の全体の処理を管理、制御する。通信制御
プログラム402は、通信を制御する。データ処理プロ
グラム403は、ユーザに関する情報の記憶、および検
索の全体を制御する。記憶制御プログラム404は、記
憶部への情報の記憶を制御する。データ検索プログラム
405は、記憶部に記憶されたデータからの、所望のデ
ータの検索処理を制御する。表示制御プログラム406
は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
【0064】図12は、サービス提供サーバ102、お
よびサービス提供サーバ145が実行する処理を制御す
るプログラムの構成例を示している。オペレーティング
システム421は、サービス提供サーバ102(または
サービス提供サーバ145)の全体の処理を管理、制御
する。通信制御プログラム422は、通信を制御する。
サービス提供プログラム423は、インターネット1を
含むネットワークを介して提供されるサービスに関する
処理を制御する。操作入力制御プログラム424は、入
力された操作に対応する処理の実行を制御する。記憶制
御プログラム425は、記憶部への情報の記憶を制御す
る。表示制御プログラム426は、ディスプレイへの画
像の表示を制御する。
【0065】図13は、Web認証代行サーバ146が実
行する処理を制御するプログラムの構成例を示してい
る。オペレーティングシステム441は、Web認証代行
サーバ146の全体の処理を管理、制御する。通信制御
プログラム442は、通信を制御する。認証プログラム
443は、ユーザの認証処理を制御する。記憶制御プロ
グラム444は、記憶部への情報の記憶を制御する。表
示制御プログラム445は、ディスプレイへの画像の表
示を制御する。
【0066】図14は、CE機器登録設定サーバ105が
実行する処理を制御するプログラムの構成例を示してい
る。オペレーティングシステム461は、CE機器登録設
定サーバ105の全体の処理を管理、制御する。通信制
御プログラム462は、通信を制御する。接続情報生成
プログラム463は、CE機器がインターネット1を含む
ネットワークに接続するための接続情報の作成を制御す
る。なお、接続情報とは、アドレス取得方法、ISPログ
インID/パスワード、専用アクセスポイント電話番号、D
HCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバアド
レス、DNS(Domain Name System)サーバアドレス、SMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)サーバアドレス、POP
(Post Office Protocol)サーバアドレス、IMAP(Interne
t MessageAccess Protocol)サーバアドレス、プロクシ
サーバアドレス、デフォルトゲートウェイアドレス、サ
ービス提供サーバ102(またはサービス提供サーバ1
45)へのログインID/パスワード、無線LAN用ID/パスワ
ード、およびESS ID(Extended Service Set Identity)
などの、CE機器がネットワークに接続する際に必要とな
る情報のことである。ログインID・パスワード生成プロ
グラム464は、ISP107、およびサービス提供サー
バ102(またはサービス提供サーバ145)にログイン
する際、必要となるログインIDとパスワードの生成を制
御する。記憶制御プログラム465は、記憶部への情報
の記憶を制御する。表示制御プログラム466は、ディ
スプレイへの画像の表示を制御する。
【0067】図15は、接続設定データベースサーバ1
06が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示
している。オペレーティングシステム481は、接続設
定データベースサーバ106の全体の処理を管理、制御
する。通信制御プログラム482は、通信を制御する。
データ処理プログラム483は、ユーザに関する情報の
記憶、および検索の全体を制御する。記憶制御プログラ
ム484は、記憶部への情報の記憶を制御する。データ
検索プログラム485は、記憶部に記憶されたデータか
らの、所望のデータの検索処理を制御する。表示制御プ
ログラム486は、ディスプレイへの画像の表示を制御
する。
【0068】図16は、集中サービス登録サーバ104
が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示して
いる。オペレーティングシステム501は、集中サービ
ス登録サーバ104の全体の処理を管理、制御する。通
信制御プログラム502は、通信を制御する。データ処
理プログラム503は、ユーザに関する情報の記憶、お
よび検索の全体を制御する。記憶制御プログラム504
は、記憶部への情報の記憶を制御する。データ検索プロ
グラム505は、記憶部に記憶されたデータからの、所
望のデータの検索処理を制御する。表示制御プログラム
506は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。登
録ID・パスワード生成プログラム507は、登録IDとパ
スワードの生成を制御する。認証プログラム508は、
ユーザの認証処理を制御する。
【0069】図17は、冷蔵庫113が実行する処理を
制御するプログラムの構成例を示している。オペレーテ
ィングシステム521は、冷蔵庫113の全体の処理を
管理、制御する。通信制御プログラム522は、通信を
制御する。ブラウザ523は、ネットワークから受信し
たHTML(Hypertext Markup Language)文書、静止画、動
画を含む画像データ、および音声データの表示(再生)
を制御する。また、ブラウザ523は、Java(登録商
標)ScriptやJava(登録商標)などのプログラミング言
語により記述されたアプリケーションソフトを動作させ
る。さらに、ブラウザ523は、フォームにユーザから
入力された情報の送信を制御する。演算処理プログラム
524は、冷蔵庫113の認証処理に係る所定の演算を
制御する。記憶制御プログラム525は、記憶部238
への情報の記憶を制御する。冷蔵庫内環境制御プログラ
ム526は、冷蔵庫113内の温度、湿度などの調節処
理を制御する。表示制御プログラム527は、ディスプ
レイへの画像(文字を含む)の表示を制御する。
【0070】図18は、カーナビゲーション装置112
が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示して
いる。オペレーティングシステム541は、カーナビゲ
ーション装置112の全体の処理を管理、制御する。通
信制御プログラム542は、通信を制御する。ブラウザ
543は、ネットワークから受信したHTML(HypertextMa
rkup Language)文書、静止画、動画を含む画像データ、
および音声データの表示(再生)を制御する。また、ブ
ラウザ543は、Java(登録商標)ScriptやJava(登録
商標)などのプログラミング言語により記述されたアプ
リケーションソフトを動作させる。さらに、ブラウザ5
43は、フォームにユーザから入力された情報の送信を
制御する。表示制御プログラム544は、ディスプレイ
271への画像(文字を含む)の表示を制御する。位置情
報制御プログラム545は、GPS部266からの出力な
どに基づいて、地図上における、カーナビゲーション装
置112を設置した自動車の自車位置を演算する。操作
入力制御プログラム546は、入力された操作に対応す
る処理の実行を制御する。記憶制御プログラム547
は、記憶部272への情報の記憶を制御する。
【0071】次に、図19乃至図23を参照して、本発
明を適用した情報処理システムの一実施の形態につい
て、概要を説明する。図19のステップS1において、
CE機器製造所103では、CE機器132が製造される。
なお、この際、CE機器132内のメモリには、製造所サ
ーバ131の機器ID生成プログラム305により生成さ
れた、CE機器の個々を特定するための機器ID、およびユ
ーザには解読不可能な乱数(以下の説明において、この
ユーザが解読不可能な乱数のことをパスフレーズと称す
る)が保存される。ステップS2において、製造所サー
バ131は、データベースであるCE機器登録マスタ60
2に、ステップS1で製造されたCE機器132の機器ID
とパスフレーズを記憶させる。
【0072】ステップS3において、CE機器製造所10
3では、ステップS2で製造所サーバ131が記憶した
機器IDを元に、製品顧客登録コード601を生成し、CE
機器132に添付する。なお、この添付は、例えば、製
品顧客登録コード601が印刷されたシールなどをCE機
器132が箱詰めされている箱の中に入れるようにして
も良い。図20は、機器IDに対応する製品顧客登録コー
ドの例を示している。すなわち、図20において、左側
に1234、1235、1236、および1237の4つの機器IDが示さ
れ、右側に、それぞれの機器IDに対応する製品顧客登録
コード、421321、522361、522341、および623381が示さ
れている。機器IDから製品顧客登録コードを演算する例
を以下に示す。
【0073】機器IDが1234である場合、まず、機器ID
「1234」の各桁を足し合わせた合計「10」を9で割った
余り「1」を3桁目に挿入すると「12134」が算出され
る。次に、この値「12134」の1桁目と5桁目を入れ替え
ると「42131」になる。この値「42131」の各桁の合計
「11」に2を掛け算した値「22」の1桁目「2」を5桁目に挿
入すると製品顧客登録コード「421321」が生成される。以
下、機器ID1235、1236、および1237についても、同様の
演算、すなわち、まず、各桁の合計を9で割った値の余
りを3桁目に挿入し、1桁目と5桁目を入れ替え、さらに
各桁の合計を2倍した値の1桁目を5桁目に挿入すると、
製品顧客登録コード522361、522341、および623381が、
それぞれ算出される。
【0074】機器IDは、1234、1235、1236、および1237
のように、連番であるが、製品顧客登録コードに演算さ
れた段階で、421321、522361、522341、および623381の
ように、番号に連続性がなくなる。もし、機器IDを、そ
のままCE機器132に添付して販売した場合、ユーザ
は、購入したCE機器132の機器IDに基づいて、他に出
荷されたCE機器132の機器IDを推測することができて
しまい、推測した機器IDが悪用される恐れがある。それ
に対して、機器IDから所定の演算により製品顧客登録コ
ードを生成し、これをCE機器132に添付することによ
り、ユーザは、購入したCE機器132の製品顧客登録コ
ードに基づいて、他に出荷されたCE機器132の製品顧
客登録コードを予測することができない。従って、機器
IDの悪用を防止することができる。なお、上述は、機器
IDから製品顧客登録コードを生成する演算方法の1例で
あり、上述した以外の方法で、機器IDから製品顧客登録
コードを生成するようにしてもよい。
【0075】ステップS4において、CE機器製造所10
3の製造所サーバ131は、ISP107−1のデータベ
ースサーバ144に、インターネット1を介して、製造
されたCE機器132の機器IDとパスフレーズのデータベ
ースであるCE機器132登録マスタ602を送信し、保
存させる。なお、製造所サーバ131は、データベース
サーバ144にパスフレーズおよび機器IDを送信する
際、第3者によりパスフレーズおよび機器IDが盗聴され
ることを防止するために、パスフレーズおよび機器IDを
所定の手段により暗号化してから、データベースサーバ
144に送信する。
【0076】なお、製造所サーバ131とデータベース
サーバ144の間に、インターネット1などの公衆回線
を介さない専用のネットワークを設置し、製造所サーバ
131からデータベースサーバ144に、機器IDとパス
フレーズを送信するようにしてもよい。
【0077】また、以下の説明においては、CE機器13
2(電子レンジ110、テレビジョン受像機111、カ
ーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113を含
む)、サービス提供サーバ102、集中サービス登録サ
ーバ104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定デ
ータベースサーバ106、設定端末装置109,12
1、製造所サーバ131、アクセスサーバ141、登録
サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサ
ーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認
証代行サーバ146のうちの、所定の2つ以上の装置間
で通信が行われるが、それらの通信において送受信され
る情報のうち任意の情報を、所定の手段により暗号化し
て送受信するようにすることができる。このように暗号
化した情報を送受信することにより、より安全に情報の
送受信を行うことが可能となる。
【0078】特に、ユーザの個人情報等のような機密性
の高い情報は、暗号化して送受信することが望ましい。
【0079】なお、以下においては、説明を簡単にする
ために、例えば、インターネット1を介して行われる送
受信を、インターネット1を介するの語を省略して、単
に、送受信と記述する。
【0080】次に、図21のステップS11において、
CE機器製造所103で製造されたCE機器132は、店舗
・Web603に出荷される。ここで、Webとは、インター
ネット1を利用した通信販売を意味している。ステップ
S12において、CE機器132は、ユーザ611により
購入される。
【0081】次に、図22のステップS21において、
ユーザ611は、所有するパーソナルコンピュータなど
を設定端末装置109として、購入したCE機器132の
登録処理を開始する。すなわち、設定端末装置109
は、登録用アプリケーション(例えばブラウザ323、
またはCE機器132登録用の専用アプリケーション)を
起動して、登録サーバ142が運営しているCE機器登録
用のサイトにアクセスし、まず、ユーザより、ユーザの
住所、郵便番号、氏名、生年月日、性別、電話番号、並
びにクレジットカードの種類、番号、有効期限、および
名前などのユーザに関する情報(以下、ユーザ情報と称
する)の入力を受け付け、入力されたユーザ情報を、登
録サーバ142に送信する。登録サーバ142は、この
ユーザ情報を、データベースサーバ144に送信する。
データベースサーバ144は、受信したユーザ情報を、
ユーザ情報のデータベースであるユーザ登録マスタ60
2に保存する。
【0082】なお、上述した登録用の専用アプリケーシ
ョンとは、登録サーバ142に登録するユーザ情報のフ
ォーマットを有し、設定端末装置109のディスプレイ
に入力用画面を表示させ、ユーザからのユーザ情報の入
力の受け付けを行い、入力されたユーザ情報を蓄えた
後、そのユーザ情報を、一括、または分割して順次、登
録サーバ142に送信するプログラムを含む。
【0083】ステップS22において、設定端末装置1
09は、ユーザ611に製品顧客登録コード601の入
力を促す画面を表示し、ユーザ611からの製品顧客登
録コード601の入力を受け付ける。設定端末装置10
9は、受け付けた製品顧客登録コード601を、登録サ
ーバ142に送信する。登録サーバ142の製品顧客登
録コード翻訳プログラム364は、受信した製品顧客登
録コード601から、所定の演算により機器IDを算出す
る。この算出方法は、先に、機器IDから製品顧客登録コ
ードを生成したときの演算手順を逆に行えばよい。
【0084】すなわち、製造所サーバ131が機器IDか
ら製品顧客登録コードを算出するための製品顧客登録コ
ード算出式と、登録サーバ142が、製品顧客登録コー
ドから機器IDを算出するための機器ID算出式は、一対一
で対応している。そして、製造所サーバ131は、予め
製品顧客登録コード算出式を保有し、登録サーバ142
は、製造所サーバ131が保有する製品顧客登録コード
算出式に対応する機器ID算出式を、予め保有している。
このようにすることにより、登録サーバ142は、製造
所サーバ131が機器IDより算出した製品顧客登録コー
ドから、元の機器IDを算出することが可能となる。
【0085】例えば、図19のステップS3の説明で例
示した製品顧客登録コード「421321」から機器ID「123
4」を算出する手順は、まず、製品顧客登録コード「421
321」の上から5桁目を削除した値「42131」の1桁目と
5桁目を入れ替えると、「12134」になる。次に、「121
34」の上から3桁目を削除すると機器ID「1234」が算出
される。
【0086】登録サーバ142は、ステップS23にお
いて、データベースサーバ144に、CE機器登録マスタ
621の中に、ステップS22で算出された機器IDと同
一の機器IDが登録されているか否かを確認することによ
り、機器IDに対応するCE機器132が、本当に出荷され
たものか否かを確認する。
【0087】機器IDに対応するCE機器132が、本当に
出荷されたものであると確認されると、ステップS24
において、登録サーバ142は、データベースサーバ1
44に、CE機器登録マスタ621に登録されている機器
IDと、ステップS21でユーザ登録マスタ602に保存
されたユーザ情報を対応付けて記憶するよう指令する。
データベースサーバ144は、指令に従って、機器IDと
ユーザ情報を対応付けて保存する。以後、機器IDを基
に、ユーザ情報を検索することが可能となる。
【0088】以上の過程を経て、CE機器132の登録処
理が完了し、ユーザは、CE機器132から、インターネ
ット1に接続することが可能となる。
【0089】そこで、図23のステップS31におい
て、ユーザ611から、サービス提供サーバ145によ
り提供されるサービスの提供を受けるように指示を受け
ると、CE機器132は、ステップS32において、HTTP
によりアクセスサーバ141にアクセスする。
【0090】アクセスサーバ141は、乱数(以下、チ
ャレンジと称する)を生成し、CE機器132に送信す
る。CE機器132は、内部に記憶しているパスフレーズ
と、受信したチャレンジを足し合わせた値のハッシュ関
数を計算し、算出したハッシュ値をアクセスサーバ14
1に送信するとともに、記憶部に記憶させる。
【0091】アクセスサーバ141は、データベースサ
ーバ144に記憶されているCE機器登録マスタ621よ
り、CE機器132から送信されてきた機器IDと対応する
パスフレーズを読み出し、生成したチャレンジと足し算
した後、ハッシュ関数を計算する。そして、アクセスサ
ーバ141は、CE機器132から送信されたハッシュ値
と、自らが算出したハッシュ値を比較し、これらのハッ
シュ値が同一であった場合、CE機器132のインターネ
ット1への接続を許可する。ステップS33において、
アクセスサーバ141は、算出したハッシュ値を、デー
タベースサーバ144に送信し、保存させる。
【0092】CE機器132のブラウザは、接続要求を一
定時間連続して送信し、インターネット1への接続が許
可されたとき、ステップS34において、予め指定され
たWeb認証代行サーバ146にアクセスする。CE機器1
32からの接続要求を受信したWeb認証代行サーバ14
6は、CE機器132に対して、認証要求を送信する。認
証要求を受信すると、CE機器132は、機器ID、および
記憶部に記憶していたハッシュ値をWeb認証代行サーバ
146に送信する。
【0093】Web認証代行サーバ146は、CE機器13
2より機器IDとハッシュ値を受信すると、ステップS3
5において、データベースサーバ144にアクセスし、
機器IDに対応して記憶されているハッシュ値を要求す
る。Web認証代行サーバ146は、データベースサーバ
144よりハッシュ値を受信すると、これを、CE機器1
32より受信したハッシュ値と比較し、これらが同一で
あった場合、ステップS36において、ユーザを特定し
(単純にサービス提供サーバ145への接続を許可する
のではなく、用途によっては本人を特定する必要性があ
る。例えばインターネット1を介した、商品の売買な
ど)、CE機器132のサービス提供サーバ145への接
続を許可する。そして、CE機器132は、サービス提供
サーバ145が保有するサービスの提供を受ける。
【0094】なお、この際、サービス提供サーバ145
が保有するサービスは、Web認証代行サーバ146を経
由して、CE機器132に送信される場合と、Web認証代
行サーバ146を経由せずに、直接、CE機器132に送
信される場合がある。特に、サービス提供サーバ145
が提供するサービスの情報量が多い場合、サービス提供
サーバ145からCE機器132に対して、直接、サービ
スを提供し、サービス提供サーバ145が提供するサー
ビスの情報量が少ない場合、サービス提供サーバ145
からWeb認証代行サーバ146を経由して、CE機器13
2にサービスを提供するようにすることもできる。
【0095】以上のようにして、CE機器132は、機器
IDとパスフレーズを利用して、インターネット1および
サービス提供サーバ145の両方に接続することが可能
となる。上述したように、アクセスサーバ141がCE機
器132を認証する度に、チャレンジを送信し、CE機器
132が算出したハッシュ値と、自らが算出したハッシ
ュ値を比較するようにすると、CE機器132からアクセ
スサーバ141、およびWeb認証代行サーバ146に送
信されるハッシュ値は、CE機器132が、アクセスサー
バ141に接続を要求する度に異なる値となる。よっ
て、たとえ、ハッシュ値が、他人に盗聴されても、その
ハッシュ値は、次回の認証には利用することができない
ので、他人が、ユーザに成りすましてアクセスサーバ1
41から認証を受けることを防止することが可能とな
る。
【0096】また、パスフレーズとチャレンジから計算
したハッシュ値を、CE機器132及びデータベースサー
バ144において、それぞれセキュアに記憶し、インタ
ーネット接続認証及びサービスサイトへの認証時に、記
憶したハッシュ値を用いて認証することで、一度のトリ
ガーでサービス提供サーバ145へのログインを実現す
ることが可能となる。
【0097】なお、上述においては、パスフレーズとチ
ャレンジを足し算した値のハッシュ値を計算する場合を
例にして説明したが、本発明は、パスフレーズとチャレ
ンジを足し算することに限定されるものではない。パス
フレーズとチャレンジを利用した任意の計算式を、アク
セスサーバ141、およびCE機器132の双方に予め設
定しておき、この計算式により算出した値を基に、ハッ
シュ値を算出するようにすることができる。
【0098】以上のようにすることにより、従来、図2
4に示すように、ISP107への接続と、サービス提供
サーバ102Aおよびサービス提供サーバ102Bへの
接続に、それぞれ、IDとパスワードが必要だったのに対
して、本実施の形態においては、図25に示されるよう
に、ISP107、サービス提供サーバ102Aおよびサ
ービス提供サーバ102Bへの接続を、すべて、1つの
IDとパスワードにより行うことが可能となる。すなわ
ち、図24および図25において、点線は、同一のIDお
よびパスワードを利用して接続することができる範囲を
示している。
【0099】図24に示される、従来の認証において
は、サービス提供サーバ102Aとサービス提供サーバ
102Bは、同一のIDとパスワードを利用して、接続す
ることが可能であるが、ISP107は、異なるIDとパス
ワードを利用しなければ、接続することができなかっ
た。
【0100】それに対して、図25に示される、本願を
適用した場合においては、サービス提供サーバ102
A、およびサービス提供サーバ102B並びに、ISP10
7に、同一のIDとパスワードを利用して接続することが
可能となる。
【0101】次に、図26のフローチャートを参照しつ
つ、CE機器製造所103の製造所サーバ131の処理に
ついて説明する。
【0102】CE機器製造所103においては、CE機器1
32の製造時に、CE機器132の所定のメモリに、機器
IDとパスフレーズが記録される。その後、ステップS1
01において、製造所サーバ131の記憶制御プログラ
ム304は、機器IDとパスフレーズを記憶する。ステッ
プS102において、製造所サーバ131の通信制御プ
ログラム302は、機器IDとパスフレーズをデータベー
スサーバ144に送信し、記憶するよう要求する。この
要求を受信したデータベースサーバ144は、機器IDと
パスフレーズを記憶する。このようにして、データベー
スサーバ144には、製造されたCE機器132の機器ID
とパスフレーズが、データベースに保存される。
【0103】ところで、CE機器132の登録処理、およ
び認証処理は、CE機器132が、ユーザからの操作の入
力を受け付ける入力インターフェースを有している場合
と有していない場合とで、異なる方法により行われる。
【0104】次に、図27乃至図30のフローチャート
を参照しつつ、入力インターフェース(操作の入力を受
け付ける入力インターフェース)を有さないCE機器13
2として、冷蔵庫113を例に、冷蔵庫113の登録処
理について詳細に説明する。
【0105】冷蔵庫113を購入したユーザは、所有す
るパーソナルコンピュータを設定端末装置109とし
て、冷蔵庫113の登録処理を実行する。ステップS1
11において、設定端末装置109は、ユーザから、冷
蔵庫113の登録の指示を入力されると、ステップS1
12において、ブラウザ323は、登録サーバ142が
運営する所定の登録用サイトにアクセスして、冷蔵庫1
13のユーザ登録を要求する。
【0106】図28のステップS131において、登録
サーバ142の通信制御プログラム362は、設定端末
装置109より、冷蔵庫113のユーザ登録の要求を受
信すると、ステップS132において、設定端末装置1
09に対して、ユーザ情報を要求する。
【0107】ステップS113において、設定端末装置
109のブラウザ323が、登録サーバ142よりユー
ザ情報の要求を受信すると、ステップS114におい
て、表示制御プログラム325は、ユーザ情報を入力す
るようにユーザに促す画面を表示させ、操作入力制御プ
ログラム324は、ユーザからのユーザ情報の入力を受
け付ける。ステップS115において、設定端末装置1
09のブラウザ323は、登録サーバ142に対して、
ステップS114で入力されたユーザ情報を送信する。
【0108】ステップS133において、登録サーバ1
42が、設定端末装置109よりユーザ情報を受信する
と、ステップS134において、登録サーバ142のユ
ーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラ
ム363は、ユーザIDとパスワードを生成する。ステッ
プS135において、登録サーバ142の通信制御プロ
グラム362は、ユーザ情報、並びにステップS134
で生成されたユーザIDとパスワードを、データベースサ
ーバ144に送信する。
【0109】図30のステップS151において、デー
タベースサーバ144は、登録サーバ142よりユーザ
情報、ユーザID、およびパスワードを受信する。ステッ
プS152において、データベースサーバ144の記憶
制御プログラム404は、ステップS151で受信した
ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを対応付け
て、記憶部に記憶させる。ステップS153において、
データベースサーバ144の通信制御プログラム402
は、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを対応付
けて記憶させた旨の通知を、登録サーバ142に送信す
る。
【0110】ステップS136において、登録サーバ1
42が、データベースサーバ144より、ユーザ情報、
ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶させた旨
の通知を受信すると、ステップS137において、登録
サーバ142の通信制御プログラム362は、設定端末
装置109に、ステップS134で生成したユーザIDと
パスワードを送信すると共に、製品顧客登録コードの送
信を要求する。
【0111】ステップS116において、設定端末装置
109は、登録サーバ142より、ユーザIDとパスワ
ードを受信すると共に、製品顧客登録コードの要求を受
信する。
【0112】ステップS117において、設定端末装置
109の表示制御プログラム325は、ステップS11
6で受信したユーザIDとパスワードを表示させると共
に、ユーザに製品顧客登録コードの入力を促す画面を表
示させる。ユーザから、製品顧客登録コードの入力を受
け付けた後、ステップS118において、設定端末装置
109のブラウザ323は、登録サーバ142に、ステ
ップS117で入力された製品顧客登録コードを送信す
る。
【0113】図29のステップS138において、登録
サーバ142が、設定端末装置109より製品顧客登録
コードを受信すると、ステップS139において、登録
サーバ142の製品顧客登録コード翻訳プログラム36
4は、所定の演算により、ステップS138で受信した
製品顧客登録コードから、機器IDを算出する。ステップ
S140において、登録サーバ142の通信制御プログ
ラム362は、データベースサーバ144に対して、ス
テップS139で算出した機器IDを送信し、製造所から
出荷されたCE機器132の中に、該当する機器IDのCE機
器が登録されているか否か、また、同一機器IDのCE機器
132がすでに、他のユーザと対応付けられて登録され
ていないかを問い合わせる。
【0114】ステップS154において、データベース
サーバ144は、登録サーバ142より、機器IDを受信
すると共に、製造所から出荷されたCE機器132の中
に、該当する機器IDのCE機器が登録されているか否か、
また、同一機器IDのCE機器132がすでに、他のユーザ
と対応付けられて登録されていないかの問い合わせを受
信する。
【0115】データベースサーバ144は、製造所サー
バ131がCE機器132の製造時に送信してきた機器ID
とパスフレーズを、予め記憶してあるので、ステップS
155において、データベースサーバ144のデータ検
索プログラム405は、製造所サーバ131からCE機器
132の製造時に供給され、記憶しておいた機器IDを検
索し、ステップS154で受信した機器IDと同一の機器
IDが記憶されているかを判定する。また、ステップS1
54で受信した機器IDと同一の機器IDを有するCE機器1
32がすでにユーザ登録をしていた場合、CE機器132
を2重に登録してしまうことになるので、それを防止す
るために、データベースサーバ144のデータ検索プロ
グラム405は、すでに、ユーザ登録を済ませているCE
機器132の機器IDのデータを検索し、同一の機器IDが
すでに登録されているか否かを判定する。
【0116】その結果、ステップS154で受信した機
器IDと同一の機器IDのCE機器132が、CE機器製造所1
03から出荷されていて、かつ、同一の機器IDのCE機器
132は、まだ、ユーザ登録されていないと判定した場
合、ステップS156において、データベースサーバ1
44の通信制御プログラム402は、判定結果を、登録
サーバ142に送信する。
【0117】ステップS141において、登録サーバ1
42は、データベースサーバ144より、ステップS1
39で算出した機器IDと同一の機器IDのCE機器132
が、CE機器製造所103から出荷されていて、かつ、同
一の機器IDのCE機器132は、まだ、ユーザ登録されて
いないとの判定結果を受信すると、ステップS142に
おいて、通信制御プログラム362は、データベースサ
ーバ144に対して、ステップS135で送信したユー
ザ情報と、ステップS140で送信した機器IDを対応付
けて登録するように要求する。
【0118】ステップS157において、データベース
サーバ144は、登録サーバ142より、ユーザ情報と
機器IDを対応付けて登録するようにとの要求を受信す
る。ステップS158において、データベースサーバ1
44の記憶制御プログラム404は、ステップS152
で登録したユーザ情報、ユーザID、およびパスワード
と、ステップS154で受信した機器IDを対応付けて登
録する。ステップS159において、データベースサー
バ144の通信制御プログラム402は、登録サーバ1
42に対して、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワー
ドと、機器IDを対応付けて登録した旨の通知を送信す
る。
【0119】ステップS143において、登録サーバ1
42は、データベースサーバ144より、ユーザ情報、
ユーザID、およびパスワードと、機器IDを対応付けて登
録した旨の通知を受信すると、ステップS144におい
て、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、
設定端末装置109に対して、冷蔵庫113のユーザ登
録が完了した旨を通知する。
【0120】ステップS119において、設定端末装置
109は、登録サーバ142より、冷蔵庫113のユー
ザ登録が完了した旨の通知を受信し、表示制御プログラ
ム325は、登録が完了した旨の案内画面を表示させ
る。
【0121】以上のようにして、冷蔵庫113の登録処
理が終了する。なお、上述においては、冷蔵庫113
(CE機器132)の登録処理の際に、設定端末装置10
9は、ブラウザ323を利用して、登録サーバ142に
アクセスする場合を例として説明したが、ブラウザ32
3の代わりに、CE機器132を登録するための専用のア
プリケーションを利用して、登録サーバ142にアクセ
スするようにすることも可能である。すなわち、設定端
末装置109に、CE機器132の登録用の専用アプリケ
ーションをインストールしておき、CE機器132を登録
する際には、この専用アプリケーションを起動し、登録
サーバ142にアクセスするようにすることも可能であ
る。
【0122】なお、この専用アプリケーションには、登
録サーバ142にCE機器132を登録するための情報の
フォーマットを予め保持し、ユーザにより設定端末装置
109に入力された情報を蓄え、一括、または順次、登
録サーバ142に送信する処理を実行するプログラムが
含まれている。
【0123】次に、冷蔵庫113の認証処理について、
図31乃至図35のフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0124】図31のステップS201において、冷蔵
庫113のブラウザ523は、アクセスサーバ141に
対して、インターネット1への接続要求を送信する。
【0125】図32のステップS221において、アク
セスサーバ141は、冷蔵庫113より、インターネッ
ト1への接続要求を受信する。ステップS222におい
て、アクセスサーバ141の演算処理プログラム343
は、乱数であるチャレンジコードを生成し、通信制御プ
ログラム342は、チャレンジコードを、冷蔵庫113
に送信する。
【0126】ステップS202において、冷蔵庫113
は、アクセスサーバ141よりチャレンジコードを受信
する。ステップS203において、冷蔵庫113の記憶
制御プログラム525は、記憶部238に記憶している
機器IDとパスフレーズを読み出し、ステップS204に
おいて、冷蔵庫113の演算プログラム524は、ステ
ップS203で読み出したパスフレーズと、ステップS
202で受信したチャレンジコードを足し算した後、ハ
ッシュ関数を利用した所定の演算によりハッシュ値を算
出する。
【0127】ステップS205において、冷蔵庫113
のブラウザ523は、ステップS203で読み出された
機器IDとステップS204で算出されたハッシュ値を、
アクセスサーバ141に送信し、ステップS206にお
いて、記憶制御プログラム525は、ステップS204
で算出したハッシュ値を記憶部238に記憶させる。
【0128】ステップS223において、アクセスサー
バ141は、冷蔵庫113より機器IDとハッシュ値を受
信する。ステップS224において、アクセスサーバ1
41の通信制御プログラム342は、データベースサー
バ144に対して、ステップS223で冷蔵庫113よ
り受信した機器IDを送信すると共に、機器IDに対応する
パスフレーズを要求する。
【0129】図34のステップS261において、デー
タベースサーバ144は、アクセスサーバ141より、
機器IDを受信すると共に、機器IDに対応するパスフレー
ズの要求を受信する。ステップS262において、デー
タベースサーバ144のデータ検索プログラム405
は、ステップS261で受信した機器IDに対応するパス
フレーズを読み出し、通信制御プログラム402は、デ
ータ検索プログラム405が読み出したパスフレーズを
アクセスサーバ141に送信する。
【0130】ステップS225において、アクセスサー
バ141は、データベースサーバ144より、パスフレ
ーズを受信する。ステップS226において、アクセス
サーバ141の演算処理プログラム343は、ステップ
S225で受信したパスフレーズに、ステップS222
で生成したチャレンジコードを足し算し、ステップS2
04で冷蔵庫113の演算処理プログラム524が実行
したのと同一の所定の演算によりハッシュ値を算出す
る。
【0131】ステップS227において、アクセスサー
バ141の認証プログラム344は、ステップS223
で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS
226で演算処理プログラム343が算出したハッシュ
値が同一であるか否かを判定する。その結果、ステップ
S223で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ス
テップS226で演算処理プログラム343が算出した
ハッシュ値が同一であった場合、アクセスサーバ141
の通信制御プログラム342は、冷蔵庫113に対し
て、インターネット1への接続を許可した旨を通知す
る。冷蔵庫113は、ステップS207において、アク
セスサーバ141より、インターネット1への接続を許
可した旨を受信する。
【0132】また、ステップS229において、アクセ
スサーバ141の通信制御プログラム342は、ステッ
プS226で算出されたハッシュ値を、データベースサ
ーバ144に送信する。データベースサーバ144は、
ステップS263において、アクセスサーバ141よ
り、ハッシュ値を受信し、ステップS264において、
データベースサーバ144の記憶制御プログラム404
は、ステップS263で受信したハッシュ値を記憶させ
る。
【0133】ステップS208において、冷蔵庫113
のブラウザ523は、Web認証代行サーバ146に、サ
ービス提供サーバ145への接続要求を送信する。
【0134】図33のステップS241において、Web
認証代行サーバ146は、冷蔵庫113より、サービス
提供サーバ145への接続要求を受信する。ステップS
242において、Web認証代行サーバ146の通信制御
プログラム442は、冷蔵庫113に、認証要求を送信
する。
【0135】ステップS209において、Web認証代行
サーバ146より認証要求を受信した冷蔵庫113の記
憶制御プログラム525は、ステップS210におい
て、機器ID、およびステップS206で記憶部238に
記憶していたハッシュ値を読み出す。そして、ステップ
S211において、冷蔵庫113のブラウザ523は、
ステップS206で読み出した機器IDとハッシュ値をWe
b認証代行サーバ146に送信する。
【0136】ステップS243において、冷蔵庫113
より、機器IDとハッシュ値を受信したWeb認証代行サー
バ146の通信制御プログラム442は、ステップS2
44において、データベースサーバ144に、ステップ
S243で冷蔵庫113より受信した機器IDを送信する
と共に、機器IDに対応するハッシュ値の送信を要求す
る。
【0137】ステップS265において、Web認証代行
サーバ146より、機器IDに対応するハッシュ値の要求
を受信したデータベースサーバ144のデータ検索プロ
グラム405は、機器IDに対応するハッシュ値(ステッ
プS264で、記憶したハッシュ値)、および機器IDと
対応付けて記憶されているユーザIDを読み出し、通信制
御プログラム402は、ステップS266において、読
み出したハッシュ値およびユーザIDを、Web認証代行サ
ーバ146に送信する。
【0138】ステップS245において、Web認証代行
サーバ144は、データベースサーバ146より、ハッ
シュ値およびユーザIDを受信する。ステップS246に
おいて、Web認証代行サーバ144の認証プログラム4
43は、ステップS243で冷蔵庫113より受信した
ハッシュ値と、ステップS245でデータベースサーバ
144より受信したハッシュ値が同一であるか否かを判
定することにより、冷蔵庫113を認証するか否かを判
定する。その結果、ステップS243で冷蔵庫113よ
り受信したハッシュ値と、ステップS245でデータベ
ースサーバ144より受信したハッシュ値が同一であっ
た場合、ユーザIDに基づいてユーザを特定し、ステップ
S247において、Web認証代行サーバ144の通信制
御プログラム442は、冷蔵庫113に、サービス提供
サーバ145への接続許可を送信する。
【0139】ステップS212において、冷蔵庫113
は、Web認証代行サーバ146より、サービス提供サー
バ145への接続許可を受信すると、ステップS213
において、冷蔵庫113のブラウザ523は、サービス
提供サーバ145にアクセスする。
【0140】サービス提供サーバ145は、図35のス
テップS281において、冷蔵庫113からのアクセス
を受け、ステップS282において、サービス提供プロ
グラム423を起動し、冷蔵庫113に対して、予め保
有している所定のサービスを提供する。
【0141】ステップS214において、冷蔵庫113
は、サービス提供サーバ145より、所定のサービスの
提供を受ける。
【0142】以上のようにして、冷蔵庫113は、1つ
の機器IDとパスフレーズを基に、アクセスサーバ、およ
びWeb認証代行サーバ146より認証を受けることがで
きる。また、上述したように、ユーザは、IDやパスワー
ドを、何ら入力することなく、冷蔵庫113は、インタ
ーネット1およびサービス提供サーバ145に接続する
ことができる。
【0143】なお、上述においては、パスフレーズとチ
ャレンジを足し算した値のハッシュ値を計算する場合を
例にして説明したが、本発明は、パスフレーズとチャレ
ンジを足し産することに限定されるものではない。パス
フレーズとチャレンジを利用した任意の計算式(例え
ば、パスフレーズとチャレンジを掛け算しても良いし、
予め設定されたその他の計算を行っても良い)により算
出した値を基に、ハッシュ値を算出するようにすること
ができる。
【0144】ところで、冷蔵庫113とは異なり、ユー
ザからの操作入力を受け付ける入力インターフェースを
有するCE機器132の場合、勿論、上述したような方法
により、CE機器132のユーザ登録、並びに、CE機器1
32のアクセスサーバ141の認証、およびWeb認証代
行サーバ146の認証を行うことも可能であるが、上述
したのとは異なる方法により、CE機器132のユーザ登
録、並びに、CE機器132のアクセスサーバ141の認
証、およびWeb認証代行サーバ146の認証を行うこと
も可能である。
【0145】次に、ユーザからの操作入力を受け付ける
入力インターフェースを有するCE機器132の場合に可
能な、CE機器132のユーザ登録処理、並びに、CE機器
132のアクセスサーバ141の認証、およびWeb認証
代行サーバ146の認証処理について、カーナビゲーシ
ョン装置112を例にして、説明する。
【0146】図36乃至図42のフローチャートを参照
しつつ、カーナビゲーション装置112の登録処理につ
いて説明する。
【0147】ステップS301において、カーナビゲー
ション装置112は、初めてユーザにより起動される
と、ステップS302において、カーナビゲーション装
置112のブラウザ543は、アクセスサーバ141に
対して、機器IDを送信する。
【0148】図38のステップS321において、アク
セスサーバ141は、カーナビゲーション装置112よ
り、機器IDを受信する。ステップS322において、ア
クセスサーバ141の通信制御プログラム342は、接
続認証サーバ143に、ステップS321で受信した機
器IDを送信する。
【0149】図39のステップS341において、接続
認証サーバ143は、アクセスサーバ141より機器ID
を受信する。ステップS342において、接続認証サー
バ143は、ステップS341で受信した機器IDをデー
タベースサーバ144に送信し、製造されたCE機器13
2の機器IDのデータと照合するように要求する。
【0150】図42のステップS381において、デー
タベースサーバ144は、接続認証サーバ143より機
器IDを受信すると共に、機器IDの照合要求を受信する。
データベースサーバ144は、CE機器製造所103で製
造されたCE機器132の機器IDを製造所サーバ131よ
り受信し、予め記憶しており、ステップS382におい
て、データベースサーバ144のデータ検索プログラム
405は、ステップS381で受信した機器IDと、同一
の機器IDが、製造所サーバ131より受信した機器IDの
中に含まれているか否かを判定することにより、ステッ
プS381で受信した機器IDが、正規のものであるか否
かを判定する。また、データベースサーバ144のデー
タ検索プログラム405は、すでにデータベースサーバ
144にユーザ登録されているCE機器132の機器IDの
中に、ステップS381で受信した機器IDと同一の機器
IDが存在するか否かを、合わせて判定することにより、
CE機器132が2重に登録されてしまうことを防止す
る。
【0151】その結果、ステップS381で受信した機
器IDと、同一の機器IDが、製造所サーバ131より受信
した機器IDの中に含まれており、かつ、すでにデータベ
ースサーバ144にユーザ登録されているCE機器132
の機器IDの中に、ステップS381で受信した機器IDと
同一の機器IDは存在しないと判定した場合、ステップS
383において、データベースサーバ144の通信制御
プログラム402は、接続認証サーバ143に、ステッ
プS381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造
所サーバ131より受信した機器IDの中に含まれてお
り、かつ、すでにデータベースサーバ144にユーザ登
録されているCE機器132の機器IDの中に、ステップS
381で受信した機器IDと同一の機器IDは存在しない旨
の通知を送信する。
【0152】ステップS343において、接続認証サー
バ143は、データベースサーバ144より、ステップ
S381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造所
サーバ131より受信した機器IDの中に含まれており、
かつ、すでにデータベースサーバ144にユーザ登録さ
れているCE機器132の機器IDの中に、ステップS38
1で受信した機器IDと同一の機器IDは存在しない旨の通
知を受信すると、ステップS344において、接続認証
サーバ143の通信制御プログラム382は、アクセス
サーバ141に、カーナビゲーション装置112を認証
した旨の通知を送信する。
【0153】アクセスサーバ141は、ステップS32
3において、接続認証サーバ143より、カーナビゲー
ション装置112を認証した旨の通知を受信する。ステ
ップS324において、アクセスサーバ141の通信制
御プログラム342は、カーナビゲーション装置112
に、カーナビゲーション装置112が認証された旨を通
知する。
【0154】ステップS303において、カーナビゲー
ション装置112は、アクセスサーバ141より、カー
ナビゲーション装置112が認証された旨の通知を受信
する。すると、ステップS304において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、ユーザにユーザ情報の入力を促す
画面を表示させる。ステップS305において、カーナ
ビゲーション装置112の操作入力制御プログラム54
6は、パネルスイッチ268、またはリモートコントロ
ーラ269を介した、ユーザ情報の入力を受け付ける。
【0155】ユーザにより、ユーザ情報が入力された
後、ステップS306において、カーナビゲーション装
置112のブラウザ543は、ステップS305で入力
されたユーザ情報を、登録サーバ142に送信する。
【0156】図40のステップS361において、登録
サーバ142が、カーナビゲーション装置112より、
ユーザ情報を受信すると、ステップS362において、
登録サーバ142の通信制御プログラム362は、デー
タベースサーバ144に、ステップS361で受信した
ユーザ情報を送信する。
【0157】ステップS384において、データベース
サーバ144が、登録サーバ142より、ユーザ情報を
受信すると、ステップS385において、データベース
サーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップ
S384で受信したユーザ情報を記憶させ、通信制御プ
ログラム402は、ユーザ情報を記憶した旨を登録サー
バ142に通知する。
【0158】ステップS363において、登録サーバ1
42は、データベースサーバ144より、ユーザ情報を
記憶した旨の通知を受信する。ステップS364におい
て、登録サーバの通信制御プログラム362は、カーナ
ビゲーション装置112に、機器IDの送信を要求する。
【0159】ステップS307において、カーナビゲー
ション装置112は、登録サーバ142より、機器IDの
送信要求を受信する。ステップS308において、カー
ナビゲーション装置112の通信制御プログラム542
は、登録サーバ142に、機器IDを送信する。
【0160】ステップS365において、登録サーバ1
42は、カーナビゲーション装置112より機器IDを受
信する。
【0161】ステップS366において、登録サーバ1
42の通信制御プログラム362は、カーナビゲーショ
ン装置112に対して、ステップS361で受信したユ
ーザ情報を送信し、ユーザ情報とカーナビゲーション装
置112が正しく対応付けられているか確認するように
要求する。
【0162】ステップS309において、カーナビゲー
ション装置112は、登録サーバ142より、ユーザ情
報とカーナビゲーション装置112の対応付けの確認要
求を受信する。カーナビゲーション装置112の表示制
御プログラム544は、受信したユーザ情報をディスプ
レイ271に表示させ、ユーザに、ユーザ情報とカーナ
ビゲーション装置112の対応付けが正しいか否か判断
を促す。ユーザより、ユーザ情報とカーナビゲーション
装置112の対応付けの許可が入力されたとき、図37
のステップS310に進み、カーナビゲーション装置1
12の通信制御プログラム542は、ユーザ情報とカー
ナビゲーション装置112の対応付けの許可の通知を、
登録サーバ142に送信する。
【0163】ステップS367において、登録サーバ1
42は、カーナビゲーション装置112より、ユーザ情
報とカーナビゲーション装置112の対応付けの許可の
通知を受信する。ステップS368において、登録サー
バ142のユーザID・パスワード・期間限定パスワード
生成プログラム363は、ユーザIDとパスワードを生成
する。ステップS369において、登録サーバ142の
通信制御プログラム362は、データベースサーバ14
4に、ステップS365で受信した機器ID、ステップS
368で生成したユーザIDとパスワードを送信すると共
に、ステップS362で送信したユーザ情報と、機器I
D、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶する
ように要求する。
【0164】ステップS386において、データベース
サーバ144は、登録サーバ142より、ユーザIDとパ
スワードを受信すると共に、ステップS384で受信し
たユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワード
を対応付けて記憶するようにとの要求を受信する。
【0165】ステップS387において、データベース
サーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップ
S385ですでに記憶しているユーザ情報と、ステップ
S386で受信した機器ID、ユーザID、およびパスワー
ドを対応付けて記憶し、ユーザ情報と、機器ID、ユーザ
ID、およびパスワードを対応付けて記憶した旨の通知
を、登録サーバ142に送信する。
【0166】ステップS370において、登録サーバ1
42は、データベースサーバ144より、ユーザ情報
と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて
記憶した旨の通知を受信する。
【0167】ステップS371において、登録サーバ1
42の通信制御プログラム362は、カーナビゲーショ
ン装置112に、カーナビゲーション装置112の登録
が完了した旨を通知すると共に、ステップS368で生
成したユーザIDとパスワードを送信する。
【0168】ステップS311において、カーナビゲー
ション装置112は、登録サーバより、カーナビゲーシ
ョン装置112の登録が完了した旨の通知を受信すると
共に、ユーザIDとパスワードを受信する。ステップS3
12において、カーナビゲーション装置112の表示制
御プログラム544は、カーナビゲーション装置112
の登録が完了した旨の案内、およびユーザIDとパスワー
ドを、ディスプレイ271に表示させ、ユーザにユーザ
IDとパスワードを書き留めるように案内を表示する。
【0169】ユーザは、案内に従って、ユーザIDとパス
ワードを書き留める。その後、カーナビゲーション装置
112の表示制御プログラム544は、ユーザに期間限
定パスワードを取得する処理を行うように促す案内を、
ディスプレイ271に表示させる。ユーザが、その案内
に従って、ユーザIDとパスワードを入力すると、カーナ
ビゲーション装置112の操作入力制御プログラム54
6は、ステップS313において、ユーザIDとパスワー
ドの入力を受け付ける。
【0170】ステップS314において、カーナビゲー
ション装置112のブラウザ543は、接続認証サーバ
143に、ユーザIDとパスワードを送信すると共に、期
間限定パスワードの発行を要求する。
【0171】ステップS345において、接続認証サー
バ143は、カーナビゲーション装置112より、ユー
ザIDとパスワードを受信すると共に、期間限定パスワー
ドの発行要求を受信する。
【0172】ステップS346において、接続認証サー
バ143の通信制御プログラム382は、データベース
サーバ144にユーザIDを送信し、ユーザIDに対応する
パスワードを送信するように要求する。
【0173】データベースサーバ144は、ステップS
388において、接続認証サーバ143より、ユーザID
と共に、ユーザIDに対応するパスワードの送信要求を受
信する。ステップS389において、データベースサー
バ144のデータ検索プログラム405は、ユーザIDに
対応するパスワードを読み出す(ステップS387で、
ユーザIDと対応付けて記憶させたパスワード)。ステッ
プS390において、データベースサーバ144の通信
制御プログラム402は、ステップS389で読み出し
たパスワードを、接続認証サーバ143に送信する。
【0174】ステップS347において、接続認証サー
バ143は、データベースサーバ144より、パスワー
ドを受信する。ステップS348において、接続認証サ
ーバ143の認証プログラム384は、ステップS34
5でカーナビゲーション装置112より受信したパスワ
ードと、ステップS347でデータベースサーバ144
より受信したパスワードが同一であるか否かを判定する
ことにより、パスワードが正しいものか否かを判定す
る。その結果、ステップS345でカーナビゲーション
装置112より受信したパスワードと、ステップS34
7でデータベースサーバ144より受信したパスワード
が同一であった場合、ステップS349に進み、接続認
証サーバ143の通信制御プログラム402は、登録サ
ーバ142に、期間限定パスワードを発行するように要
求する。
【0175】登録サーバ142は、ステップS372に
おいて、接続認証サーバ143より、期間限定パスワー
ドの発行要求を受信する。ステップS373において、
登録サーバ142のユーザID・パスワード・期間限定パ
スワード生成プログラム363は、期間限定パスワード
を生成する。ステップS374において、登録サーバ1
42の通信制御プログラム362は、データベースサー
バ144に、ステップS373で生成した期間限定パス
ワードを送信すると共に、期間限定パスワードと機器ID
を対応付けて記憶するように要求する。
【0176】データベースサーバ144は、ステップS
391において、登録サーバより、期間限定パスワード
を受信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応
付けて記憶する要求を受信する。そして、ステップS3
92において、データベースサーバ144の記憶制御プ
ログラム404は、ステップS391で受信した期間限
定パスワードを機器IDと対応付けて記憶させる。
【0177】なお、期間限定パスワードには、有効期限
があり、有効期限が過ぎると使用することができなくな
る。そこで、ステップS392において、データベース
サーバ144の記憶制御プログラム404は、期間限定
パスワードを記憶させる際に、期間限定パスワードの有
効期限が切れる日時を期間限定パスワードと共に記憶す
る。なお、期間限定パスワードの有効期限が切れる日時
としては、例えば、期間限定パスワードを記憶する日か
ら1ヵ月後に設定するようにすることができる。
【0178】登録サーバ142の通信制御プログラム3
62は、ステップS375において、接続認証サーバ1
43に、ステップS373で生成した期間限定パスワー
ドを送信する。
【0179】接続認証サーバ143は、ステップS35
0において、登録サーバ142より期間限定パスワード
を受信する。ステップS351において、接続認証サー
バ143の通信制御プログラム382は、カーナビゲー
ション装置112に、ステップS350で受信した期間
限定パスワードを送信する。
【0180】カーナビゲーション装置112は、ステッ
プS315において、接続認証サーバ143より、期間
限定パスワードを受信する。ステップS316におい
て、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラ
ム547は、ステップS315で受信した期間限定パス
ワードを記憶部272に記憶させる。
【0181】以上のようにして、カーナビゲーション装
置112の登録処理が終了する。
【0182】次に、図43乃至図51のフローチャート
を参照しつつ、カーナビゲーション装置112が、イン
ターネット1に接続して、サービス提供サーバ145か
らサービスの提供を受けるまでの認証処理について説明
する。
【0183】図43のステップS451において、カー
ナビゲーション装置112は、ユーザより、サービス提
供サーバ145への接続要求を受け付ける。ステップS
452において、カーナビゲーション装置112の通信
制御プログラム542は、アクセスサーバ141に、イ
ンターネット1への接続要求を送信する。
【0184】アクセスサーバ141は、ステップS48
1において、カーナビゲーション装置112より、イン
ターネット1への接続要求を受信する。ステップS48
2において、アクセスサーバ141の通信制御プログラ
ム342は、カーナビゲーション装置112に、認証要
求を送信する。
【0185】ステップS453において、カーナビゲー
ション装置112は、アクセスサーバ141より、認証
要求を受信する。ステップS454において、カーナビ
ゲーション装置112の記憶制御プログラム547は、
記憶部272より、機器IDと期間限定パスワードを読み
出す。ステップS454において、カーナビゲーション
装置112の通信制御プログラム542は、ステップS
454で読み出した機器IDと期間限定パスワードを、ア
クセスサーバ141に送信する。
【0186】ステップS483において、アクセスサー
バ141は、カーナビゲーション装置112より、機器
IDと期間限定パスワードを受信する。ステップS484
において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム
342は、データベースサーバ144に、ステップS4
83で受信した機器IDを送信すると共に、機器IDに対応
する期間限定パスワードの送信を要求する。
【0187】図49のステップS561において、デー
タベースサーバ144は、アクセスサーバ141より、
機器IDを受信すると共に、機器IDに対応する期間限定パ
スワードの送信要求を受信する。ステップS562にお
いて、データベースサーバ144のデータ検索プログラ
ム405は、機器IDに対応する期間限定パスワードを読
み出す。期間限定パスワードは、データベースに記憶さ
れる際(ステップS392)に、有効期限の日時も一緒
に記憶される。そこで、ステップS563において、デ
ータ検索プログラム405は、期間限定パスワードと共
に期間限定パスワードの有効期限の日時も読み出し、期
間限定パスワードが期限切れであるか否かを判定する。
その結果、期間限定パスワードが期限切れではないと判
定した場合、ステップS564に進み、データベースサ
ーバ144の通信制御プログラム402は、アクセスサ
ーバ141に、ステップS562で読み出した期間限定
パスワードを送信する。
【0188】アクセスサーバ141が、ステップS48
5において、データベースサーバ144より期間限定パ
スワードを受信した場合、ステップS486に進み、ア
クセスサーバ141の認証プログラム344は、ステッ
プS483で、カーナビゲーション装置112より受信
した期間限定パスワードと、ステップS485で、デー
タベースサーバ144から受信した期間限定パスワード
が同一であるか否かを判定する。その結果、ステップS
483で、カーナビゲーション装置112より受信した
期間限定パスワードと、ステップS485で、データベ
ースサーバ144から受信した期間限定パスワードが同
一であった場合、ステップS487に進み、アクセスサ
ーバ141の通信制御プログラム342は、カーナビゲ
ーション装置112に、インターネット1への接続を許
可する旨の通知を送信する。
【0189】ステップS456において、カーナビゲー
ション装置112が、アクセスサーバ141よりインタ
ーネット1への接続を許可する通知を受信した場合、ス
テップS457に進み、カーナビゲーション装置112
のブラウザ543は、Web認証代行サーバ146に、サ
ービス提供サーバ145への接続要求を送信する。
【0190】図46のステップS501において、Web
認証代行サーバ146は、カーナビゲーション装置11
2より、サービス提供サーバ145への接続要求を受信
する。
【0191】ステップS502において、Web認証代行
サーバ146の通信制御プログラム442は、カーナビ
ゲーション装置112に、認証要求を送信する。
【0192】ステップS458において、カーナビゲー
ション装置112は、Web認証代行サーバ146より、
認証要求を受信する。ステップS459において、カー
ナビゲーション装置112の記憶制御プログラム547
は、記憶部272より、機器IDと期間限定パスワードを
読み出す。ステップS460において、カーナビゲーシ
ョン装置112のブラウザ543は、ステップS459
で記憶制御プログラム547が読み出した機器IDと期間
限定パスワードを、Web認証代行サーバ146に送信す
る。
【0193】ステップS503において、Web認証代行
サーバ146は、カーナビゲーション装置112より、
機器IDと期間限定パスワードを受信する。ステップS5
04において、Web認証代行サーバ146の通信制御プ
ログラム442は、データベースサーバ144に、機器
IDを送信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワ
ードの送信を要求する。
【0194】ステップS565において、データベース
サーバ144は、Web認証代行サーバ146より、機器I
Dを受信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワ
ードの送信要求を受信する。ステップS566におい
て、データベースサーバ144のデータ検索プログラム
405は、機器IDに対応する期間限定パスワードを読み
出す。ステップS567において、データベースサーバ
144の通信制御プログラム402は、Web認証代行サ
ーバ146に、ステップS566で読み出した期間限定
パスワードを送信する。
【0195】ステップS505において、Web認証代行
サーバ146は、データベースサーバ144より期間限
定パスワードを受信する。ステップS506において、
Web認証代行サーバ146の認証プログラム443は、
ステップS503で、カーナビゲーション装置112よ
り受信した期間限定パスワードと、ステップS505
で、データベースサーバ144から受信した期間限定パ
スワードが同一であるか否かを判定する。その結果、カ
ーナビゲーション装置112より受信した期間限定パス
ワードと、データベースサーバ144から受信した期間
限定パスワードが同一であった場合、ステップS507
に進み、Web認証代行サーバ146の通信制御プログラ
ム442は、カーナビゲーション装置112に、サービ
ス提供サーバ145への接続を許可する旨の通知を送信
する。
【0196】カーナビゲーション装置112は、ステッ
プS461において、Web認証代行サーバ146よりサ
ービス提供サーバ145への接続を許可する通知を受信
する。ステップS462において、カーナビゲーション
装置112のブラウザ543は、サービス提供サーバ1
45にアクセスする。
【0197】図51のステップS591において、サー
ビス提供サーバ145は、カーナビゲーション装置11
2よりアクセスを受ける。ステップS592において、
サービス提供サーバ145のサービス提供プログラム4
23は、カーナビゲーション装置112に対して、予め
保有している所定のサービスを提供する。
【0198】カーナビゲーション装置112は、ステッ
プS463において、サービス提供サーバ145より、
所定のサービスの提供を受ける。
【0199】以上のようにして、カーナビゲーション装
置112は、インターネット1およびサービス提供サー
バ145への接続が許可され、サービスが提供される。
ただし、データベースサーバ144がステップS563
において、期間限定パスワードの有効期限がすでに切れ
ていると判定した場合、処理は、図50のステップS5
68に進む。
【0200】ステップS568において、データベース
サーバ144の通信制御プログラム402は、アクセス
サーバ141に、期間限定パスワードが有効期限切れで
ある旨の通知を送信する。
【0201】すると、アクセスサーバ141は、ステッ
プS485において、データベースサーバより、期間限
定パスワードを受信しない、すなわち、期間限定パスワ
ードの有効期限が切れている旨の通知を受信するので、
処理はステップS488に進み、アクセスサーバ141
の通信制御プログラム342は、カーナビゲーション装
置112に、カーナビゲーション装置112を認証する
ことができなかった旨の通知を送信する。
【0202】このとき、カーナビゲーション装置112
は、ステップS456において、認証許可を受信せず、
カーナビゲーション装置112を認証することができな
かった旨の通知を受信するので、処理は、図44のステ
ップS464に進む。
【0203】ステップS464において、カーナビゲー
ション装置112のブラウザ543は、接続認証サーバ
143に、期間限定パスワードの発行を要求する。
【0204】図47のステップS521において、接続
認証サーバ143は、カーナビゲーション装置112よ
り、期間限定パスワードの発行要求を受信する。ステッ
プS522において、接続認証サーバ143の通信制御
プログラム382は、カーナビゲーション装置112
に、ユーザIDとパスワードを要求する。
【0205】カーナビゲーション装置112は、ステッ
プS465において、接続認証サーバ143より、ユー
ザIDとパスワードの送信要求を受信する。ステップS4
66において、カーナビゲーション装置112の表示制
御プログラム544は、ユーザに、ユーザIDとパスワー
ドの入力を促す案内をディスプレイ271に表示させ
る。操作入力制御プログラム546は、ユーザからのユ
ーザIDとパスワードの入力を受け付ける。
【0206】ユーザより、ユーザIDとパスワードの入力
を受け付けた後、ステップS467において、カーナビ
ゲーション装置112のブラウザ543は、接続認証サ
ーバ143に、ステップS466で入力されたユーザID
とパスワードを送信する。
【0207】接続認証サーバ143は、ステップS52
3において、カーナビゲーション装置112より、ユー
ザIDとパスワードを受信する。ステップS524におい
て、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382
は、データベースサーバ144に、ユーザIDを送信し、
ユーザIDに対応するパスワードを送信するように要求す
る。
【0208】データベースサーバ144は、ステップS
569において、接続認証サーバ143より、ユーザID
と共に、ユーザIDに対応するパスワードの送信要求を受
信する。ステップS570において、データベースサー
バ144のデータ検索プログラム405は、ユーザIDに
対応するパスワードを読み出す。ステップS571にお
いて、データベースサーバ144の通信制御プログラム
402は、ステップS570で読み出したパスワード
を、接続認証サーバ143に送信する。
【0209】ステップS525において、接続認証サー
バ143は、データベースサーバ144より、パスワー
ドを受信する。ステップS526において、接続認証サ
ーバ143の認証プログラム384は、ステップS52
3でカーナビゲーション装置112より受信したパスワ
ードと、ステップS525でデータベースサーバ144
より受信したパスワードが同一であるか否かを判定する
ことにより、パスワードが正しいものか否かを判定す
る。その結果、ステップS523でカーナビゲーション
装置112より受信したパスワードと、ステップS52
5でデータベースサーバ144より受信したパスワード
が同一であった場合、ステップS527に進み、接続認
証サーバ143は、登録サーバ142に、期間限定パス
ワードを発行するように要求する。
【0210】登録サーバ142は、図48のステップS
541において、接続認証サーバ143より、期間限定
パスワードの発行要求を受信する。ステップS542に
おいて、登録サーバ142のユーザID・パスワード・期
間限定パスワード生成プログラム363は、期間限定パ
スワードを生成する。ステップS543において、登録
サーバ142の通信制御プログラム362は、データベ
ースサーバ144に、ステップS542で生成した期間
限定パスワードを送信すると共に、期間限定パスワード
と機器IDを対応付けて記憶するように要求する。
【0211】データベースサーバ144は、ステップS
572において、登録サーバより、期間限定パスワード
を受信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応
付けて記憶するようにとの要求を受信する。そして、ス
テップS573において、データベースサーバ144の
記憶制御プログラム404は、ステップS572で受信
した期間限定パスワードを機器IDと対応付けて記憶させ
る。なお、データベースサーバ144の記憶制御プログ
ラム404は、期間限定パスワードを記憶させる際に、
期間限定パスワードの有効期限が切れる日時を期間限定
パスワードと共に記憶する。この有効期限が切れる日時
としては、例えば、1ヵ月後の日時が設定される。
【0212】登録サーバ142の通信制御プログラム3
62は、ステップS544において、接続認証サーバ1
43に、ステップS542で生成した期間限定パスワー
ドを送信する。
【0213】接続認証サーバ143は、ステップS52
8において、登録サーバ142より期間限定パスワード
を受信する。ステップS529において、接続認証サー
バ143の通信制御プログラム382は、カーナビゲー
ション装置112に、ステップS528で受信した期間
限定パスワードを送信する。
【0214】カーナビゲーション装置112は、ステッ
プS468において、接続認証サーバ143より、期間
限定パスワードを受信する。ステップS469におい
て、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラ
ム547は、ステップS468で受信した期間限定パス
ワードを記憶部272に記憶させる。
【0215】その後、カーナビゲーション装置112の
処理は、図43のステップS452に戻り、上述したス
テップS452以降の処理が繰り返される。
【0216】カーナビゲーション装置112のように、
ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェ
ースを有するCE機器132においては、以上のようにし
て、CE機器132のユーザ登録、並びに、インターネッ
ト1およびサービス提供サーバ145への接続の認証が
行われる。
【0217】上述したようにして、CE機器132の認証
をすることにより、ユーザが入力するIDやパスワードを
1つにまとめることができる。すなわち、CE機器132
が、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インター
フェースを有していない場合、図1の例と比較するため
の図52に示されるように、1つの機器IDと計算値(ハ
ッシュ値)651を利用して、アクセスサーバ3および
Web認証代行サーバ4の認証処理を行うことが可能とな
る。しかも、機器IDと計算値(ハッシュ値)651は、
CE機器132に記憶されるものなので、ユーザは、特に
IDやパスワードを記憶したり、書き留めておいたりせず
に、インターネット1、およびサービス提供サーバ14
5に、CE機器132を接続させることができる。
【0218】また、CE機器132が、ユーザからの操作
の入力を受け付ける入力インターフェースを有している
場合、ユーザは、1つのユーザIDとパスワードを記憶し
たり、書き留めておいたりすることにより、インターネ
ット1、およびサービス提供サーバ145に、CE機器1
32を接続させることができる。CE機器132が、操作
の入力を受け付ける入力インターフェースを有している
場合、ユーザは、設定端末装置109を使用することな
く、CE機器132をユーザ登録することができる。な
お、CE機器132が、操作の入力を受け付ける入力イン
ターフェースを有している場合でも、CE機器132が入
力インターフェースを有していない場合と同様の方法
で、CE機器132のユーザ登録、並びに、アクセスサー
バ3およびWeb認証代行サーバ4の認証処理を行うよう
にすることも可能である。
【0219】なお、上述した説明においては、設定端末
装置109は、ユーザが所有するパーソナルコンピュー
タであるとしたが、設定端末装置109は、パーソナル
コンピュータ以外でも、例えば、携帯情報端末装置、携
帯電話機、専用の公衆キオスク端末装置とすることも可
能である。また、設定端末装置109を、CE機器132
を販売している店に設置するようにしてもよい。
【0220】また、上述の説明においては、1つのISP
107−1の中に、アクセスサーバ141、登録サーバ
142、接続認証サーバ143、データベースサーバ1
44、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行
サーバ146を設置するようにしているが、これらのサ
ーバは、1つのISP107に設置しないようにすること
も勿論可能である。例えば、図53のように、認証セン
タ661を設けて、その中にデータベースサーバ144
を設置するようにしてもよい。
【0221】図53においては、認証センタ661にデ
ータベースサーバ144が設置されている。また、図
中、下方、右側より順番に示されるように、ISP Aとサ
ービスサイトA、サービスサイトB、およびISP Cが、
それぞれ、独立した事業者として存在する。ISP Aとサ
ービスサイトA内には、サービス提供サーバ102、ア
クセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サー
バ143、およびWeb認証代行サーバ146が設置され
ている。なお、サービス提供サーバ102は、サービス
提供サーバ145と同様の処理を行う。
【0222】サービスサイトBには、サービス提供サー
バ102、およびWeb認証代行サーバ146が設置され
ている。ISP Cには、アクセスサーバ141と接続認証
サーバ143が設置されている。このように、認証セン
タ661のデータベースサーバ144において、ユーザ
情報、ユーザID、パスワード、期間限定パスワード、CE
機器の機器ID、およびパスフレーズを記憶、管理するよ
うにして、ISP AとサービスサイトAのアクセスサーバ
141、接続認証サーバ143、およびWeb認証代行サ
ーバ146、サービスサイトBのWeb認証代行サーバ1
46、並びに、ISPCのアクセスサーバ141、および接
続認証サーバ143が、CE機器132をユーザ登録した
り、CE機器132を認証するときに、認証センタ661
のデータベースサーバ144にアクセスするようにして
もよい。この場合も、アクセスサーバ141、登録サー
バ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ
144、Web認証代行サーバ146、およびサービス提
供サーバ102が実行する処理は、図26乃至図51の
フローチャートを利用して上述した処理と同様である。
【0223】図53に示すような配置を採用することに
より、1つのデータベースサーバ144で、複数のISP
107、および複数のサービス提供サーバ102を管理
することが可能となる。
【0224】また、Web認証代行サーバ146とサービ
ス提供サーバ145を別個に設けずに、図54に示すよ
うに、サービス提供サーバ145−2の内部に、Web認
証代行エージェント671を設けるようにしても良い。
Web認証代行エージェント671は、Web認証代行サーバ
146と同様の処理を実行するプログラムである。すな
わち、図54においては、ISP107−1内に、アクセ
スサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ1
43、データベースサーバ144、サービス提供サーバ
145−1、およびサービス提供サーバ145−2、並
びに、Web認証代行サーバ146が設置されている。CE
機器132がサービス提供サーバ145−1より、サー
ビスの提供を受ける場合、CE機器132は、まず、アク
セスサーバ141にアクセスし、ネットワークへの接続
許可を得る。次に、CE機器132は、Web認証代行サー
バ146にアクセスし、サービス提供サーバ145−1
への接続の認証を得る。その後、サービス提供サーバ1
45−1よりサービスの提供を受ける。
【0225】それに対して、図54において、CE機器1
32が、サービス提供サーバ145−2よりサービスの
提供を受ける場合、CE機器132は、まず、アクセスサ
ーバ141にアクセスし、ネットワークへの接続許可を
得る。次に、CE機器132は、サービス提供サーバ14
5−2にアクセスし、サービス提供サーバ145−2内
のWeb認証代行エージェント671により、サービスの
提供を受けるための認証を得る。その後、サービス提供
サーバ145−1よりサービスの提供を受ける。
【0226】このように、サービス提供サーバ145−
2の内部にWeb認証代行エージェント671を設けるこ
とにより、独立してWeb認証代行サーバ146を設ける
必要がなくなるため、より、低コストで、システムを構
築することが可能となる。
【0227】ところで、ユーザがCE機器132を購入し
て、図27乃至図30、または図36乃至図42のフロ
ーチャートに示されるような登録処理を実行する前に、
すでにサービス提供サーバ102にユーザ登録していた
場合、そのサービス提供サーバ102のIDとパスワード
を、CE機器132の共通のユーザIDとパスワードに変更
することができる。サービス提供サーバ102のIDとパ
スワードを、CE機器132の共通のユーザIDとパスワー
ドに変更する処理について、図55乃至図63を参照し
つつ、以下に、詳細に説明する。
【0228】図55において、サービス提供サーバA乃
至サービス提供サーバFは、CE機器132を購入した
ユーザが、CE機器132をISP107−1に登録する
以前に、すでにユーザ登録しているサービス提供サーバ
である。ユーザは、サービス提供サーバAから発行され
たID(以下、ID−Aと称する)およびパスワード(以下、
パスワードAと称する)、サービス提供サーバBから発
行されたID(以下、ID−Bと称する)およびパスワード
(以下、パスワードBと称する)、サービス提供サーバC
から発行されたID(以下、ID−Cと称する)およびパスワ
ード(以下、パスワードCと称する)、サービス提供サー
バDから発行されたID(以下、ID−Dと称する)およびパス
ワード(以下、パスワードDと称する)、サービス提供サ
ーバEから発行されたID(以下、ID−Eと称する)およびパ
スワード(以下、パスワードEと称する)、並びにサービ
ス提供サーバFから発行されたID(以下、ID−Fと称する)
およびパスワード(以下、パスワードFと称する)を、適
宜、使い分けて、例えば、所有するパーソナルコンピュ
ータなどを利用して、サービス提供サーバA乃至サービ
ス提供サーバFからサービスの提供を受けている。ま
た、ユーザは、CE機器132をISP107−1にユーザ
登録したとき、ユーザID(以下、代表IDとも称する)とパ
スワード(以下、代表パスワードとも称する)の発行を受
ける(例えば、図37のステップS312)。
【0229】ここで、サービス提供サーバA、サービス
提供サーバB、およびサービス提供サーバFをそれぞれ管
理する事業者と、ISP107−1を管理する事業者との
間で、予め契約が結ばれており、代表ID、および代表パ
スワードを用いてISP107−1の認証を受けることに
より、ユーザは、サービス提供サーバA、サービス提供
サーバB、およびサービス提供サーバFより、サービス
の提供を受けることができる。
【0230】その場合、例えば、ユーザが、サービス提
供サーバAからサービスの提供を受ける際に用いるID−
AとパスワードAを、代表IDと代表パスワードに変更す
るための以下の手続きを行うようにすることができる。
【0231】例えば、CE機器132のブラウザ上に「追
加ボタン」(図示せず)が表示されており、この追加ボ
タンが操作されると、CE機器132のディスプレイに図
56に示される画面が表示される。図56においては、
上方に「SSO可能サービスを追加します。ユーザIDとパ
スワードを入力してください」の案内が表示され、その
下に、代表ID(ユーザID)を入力する欄と、代表パスワー
ドを入力する欄が表示されている。ユーザから代表IDと
代表パスワードの入力欄に、それぞれ代表IDと代表パス
ワードの入力を受け付けた後、画面の下方に表示されて
いる「次へ」ボタンを操作されると、次に、CE機器13
2のディスプレイには、図57に示される画面が表示さ
れる。
【0232】図57においては、上方に「SSO可能サー
ビス一覧」の案内が表示され、その下に、代表IDと代表
パスワードにより利用可能なサービスの一覧が表示され
ている。すなわち、図57においては、サービス提供サ
ーバAにより提供されるサービスA、サービス提供サー
バBにより提供されるサービスB、およびサービス提供
サーバFにより提供されるサービスFが表示されてい
る。ユーザより、サービスAを選択する操作が入力され
ると、次に、CE機器132のディスプレイには、図58
に示される画面が表示される。
【0233】図58においては、上方に「サービスAを
SSO登録します。サービスAのIDとパスワードを入力し
てください。」の案内が表示されている。また、その下
には、サービス提供サーバAがユーザ認証する際に利用
されるIDとパスワードの入力欄が表示されている。ユー
ザは、IDの入力欄に、ID−Aを入力し、パスワードの入
力欄にパスワードAを入力してから、下方にある「O
K」ボタンを操作すると、次にCE機器132のディスプ
レイには、図59に示される画面が表示される。
【0234】図59においては、「サービスAがユーザ
ID SUZUKI でSSO可能になりました。」の案内が表示
されている。なお、図59は、ユーザID(代表ID)が「SU
ZUKI」である場合の例を示している。
【0235】以上のような処理の結果、ISP107−1
内のデータベースサーバ144において、ID−Aとパス
ワードAが、代表IDと代表パスワードと対応付けられて
記憶される。
【0236】以上のような処理により、ユーザは、以
降、IDやパスワードを入力することなく、サービス提供
サーバAからのサービスの提供を受けることが可能とな
る。すなわち、ユーザより、サービスの提供を受ける旨
の指示がCE機器132に入力されたとき、図60に示さ
れる画面がCE機器132に表示される。図60において
は、上方に「ユーザIDとパスワードを入力してくださ
い。」の案内が表示されている。また、その下には代表
IDの入力欄と代表パスワードの入力欄が表示されてい
る。
【0237】ユーザが、代表IDの入力欄に代表IDを入力
し、パスワードの入力欄に代表パスワードを入力して、
画面下方の「次へ」ボタンを操作すると、図61のステ
ップS621において、CE機器132よりISP107−
1内のアクセスサーバ141に、代表IDと代表パスワー
ドが送信される。アクセスサーバ141は、受信した代
表IDと代表パスワードによりCE機器132を認証し、ス
テップS622において、ユーザが利用可能なサービス
のリストをCE機器132に送信する。ユーザが利用可能
なサービスのリストを受信したCE機器132は、ディス
プレイに図62に示される画面を表示させる。
【0238】図62においては、上方に「鈴木太郎さん
SSO利用可能サービス一覧」が表示され、その下に、
ユーザが利用可能なサービスのリスト、すなわち、サー
ビスA、およびサービスBが表示されている。なお、図
62においては、ユーザ名は、鈴木太郎であるとする。
また、図62は、サービスAのほかに、サービスBも、
図55乃至図59を参照して説明した処理により、登録
した場合の例を示している。
【0239】図62において、ユーザより、サービスA
を選択する操作が入力されると、図61のステップS6
23において、CE機器132は、ISP107−1のWeb認
証代行サーバ146に対して、サービスAを利用したい
旨の通知を送信する。Web認証代行サーバ146は、CE
機器132より通知を受信すると、データベースサーバ
144より、代表IDと代表パスワードに対応付けて記憶
されているサービス提供サーバA用のID−Aとパスワー
ドAを取得し、ステップS624において、このID−A
とパスワードAを用いて、CE機器132の認証処理を代
行する。サービス提供サーバAは、ステップS625に
おいて、CE機器132に、ユーザを認証した旨を通知す
ると共に、サービスの提供を行う。CE機器132は、デ
ィスプレイに図63に示されるようなサービスAへの認
証が済んだことを示す案内を表示し、サービスAを受信
する。
【0240】以上のようにして、ISP107−1に、サ
ービスが追加登録される。
【0241】ところで、図27乃至図30のフローチャ
ートを参照して説明した冷蔵庫113の登録処理、およ
び、図36乃至図42を参照して説明したカーナビゲー
ション装置112の登録処理においては、CE機器132
毎に登録する必要があり、例えば、多数のCE機器132
を保有しているユーザは、CE機器132の数だけ、登録
処理を行わなくてはならない。また、ユーザは、CE機器
132の数だけ、ユーザIDとパスワードを記憶したり、
書き留めたりしなければならない。
【0242】そこで、次に、このような問題を解決する
システムについて説明する。
【0243】図64は、一度のユーザ登録で、複数のCE
機器132を利用できるようにしたシステムの概要を示
す図である。図64において、設定端末装置109は、
例えば、ユーザが所有する汎用のパーソナルコンピュー
タである。設定端末装置109は、CE機器132の登録
時に、ユーザより登録情報の入力を受け付け、入力され
た登録情報をCE機器登録設定サーバ105に送信する。
なお、登録情報とは、CE機器132の顧客登録に必要な
情報、ユーザ情報、ISP107へのログイン時に使用さ
れる希望ログインID、および希望ログインパスワード、
ISP107への接続手段に関する情報、代金の支払方
法、ISP107のサービスコース、希望メールアドレ
ス、メールアドレス、リマインダとその解答、CE機器1
32のユーザ登録時に発行されるユーザIDとパスワー
ド、機器ID、パスフレーズ、接続情報のアクセス権限情
報、或いはサービス提供サーバ102にユーザ登録する
際に必要な情報等を含む情報である。
【0244】なお、登録情報は、上述した項目に限定さ
れるものではない。すなわち、登録情報として、上述し
た項目以外の項目を含むようにすることも可能である
し、また、上述した項目の全てを含まなくても良い。登
録情報は、必要に応じて、任意の項目により構成され
る。
【0245】設定端末装置109は、CE機器登録設定サ
ーバ105より、ネットワークに接続するために必要な
接続情報を受信し、メモリカード114に記憶させる。
CE機器登録設定サーバ105は、設定端末装置109よ
り、登録情報を受信すると、この登録情報を記憶させ、
接続情報を作成し、設定端末装置109に送信する。CE
機器132AとCE機器132Bは、接続情報が記憶され
たメモリカード114を装着されることにより、ネット
ワークへ接続することができるようになる。
【0246】すなわち、図64のステップS701にお
いて、設定端末装置109は、ユーザ611より、登録
情報の入力を受け付ける。ステップS702において、
設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105
に、ステップS701で入力された登録情報を送信す
る。CE機器登録設定サーバ105は、登録情報に基づい
て、接続情報を作成し、ステップS703において、接
続情報を設定端末装置109に送信する。設定端末装置
109は、CE機器登録設定サーバ105より接続情報を
受信すると、装着されているメモリカード114に、接
続情報を記憶させる。
【0247】ステップS704において、メモリカード
114は、ユーザ611により、設定端末装置109か
ら取り出され、CE機器132Aに装着される。この状態
において、CE機器132Aは、メモリカード114に記
憶された接続情報を読み出して利用することにより、ネ
ットワークに接続することが可能となる。次に、ユーザ
は、CE機器132Bで、ネットワークに接続したい場
合、ステップS705において、CE機器132Aに装着
していたメモリカード114を取り出し、CE機器132
Bに装着する。すると、CE機器132Bは、メモリカー
ド114に記憶された接続情報を読み出して利用するこ
とにより、ネットワークに接続することができるように
なる。
【0248】以上のようにして、メモリカード114
に、接続情報を記憶させておいて、CE機器132が、ネ
ットワークに接続する際には、装着されたメモリカード
114に記憶された接続情報を利用することにより、CE
機器132は、ネットワークに接続することが可能とな
る。このようにすることにより、ユーザは、接続情報が
記憶されたメモリカード114を使いまわすことによ
り、複数のCE機器132をネットワークに接続させるこ
とが可能となる。
【0249】次に、図65、および図66を参照しつ
つ、メモリカード114に接続情報を記憶させるまでの
処理の2つのパターンについて説明する。まず、ユーザ
がパーソナルコンピュータなどの設定端末装置109と
して利用できる装置を所有している場合について、図6
5を参照して説明する。図65のステップS711にお
いて、ユーザ611が所有する設定端末装置109は、
ユーザ611より、登録情報の入力を受け付ける。ユー
ザ611からの登録情報の入力の受け付けの後、ステッ
プS712において、設定端末装置109は、CE機器登
録設定サーバ105に、ステップS711で入力された
登録情報を送信する。登録情報を受信したCE機器登録設
定サーバ105は、ステップS713において、接続設
定データベースサーバ106に、登録情報を送信すると
ともに、最も通信コストを低く抑えられるISP107の
アクセスポイント(アクセスサーバ)を検索するように要
求する。
【0250】接続設定データベースサーバ106は、ス
テップS713で、CE機器登録設定サーバ105より受
信した登録情報に含まれている、ユーザ611の住所と
郵便番号などを参照して、最も通信コストを低く抑えら
れるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を
決定する。その後、ステップS714において、接続設
定データベースサーバ106は、CE機器登録設定サーバ
105に、決定したISP107のアクセスポイント(アク
セスサーバ)に関する情報を送信する。CE機器登録設定
サーバ105は、接続設定データベースサーバ106か
ら受信したISP107のアクセスポイント(アクセスサー
バ)に関する情報を基に接続情報を作成し、ステップS
715において、設定端末装置109に、接続情報を送
信する。
【0251】設定端末装置109は、受信した接続情報
を、メモリカードドライブ701を介してメモリカード
114に記憶させる。
【0252】次に、ステップS716において、メモリ
カード114は、ユーザ611により、メモリカードド
ライブ701より取り出され、CE機器132Aに装着さ
れる。そして、ユーザ611からの所定の操作の入力に
従って、CE機器132Aは、装着されたメモリカード1
14に記憶されている接続情報を読み出し、接続情報に
基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセス
サーバ141)へアクセスし、インターネット1などの
ネットワークに接続する。
【0253】また、ユーザ611は、CE機器132B
を、ネットワークに接続させたい場合、CE機器132A
からメモリカード114を抜き出し、CE機器132Bに
装着して、CE機器132Bをネットワークに接続させ
る。そこで、ステップS717において、メモリカード
114が、CE機器132Aより取り出され、CE機器13
2Bに装着される。そして、ユーザ611からの所定の
操作の入力に従って、CE機器132Bは、CE機器132
Aと同様にして、装着されたメモリカード114に記憶
されている接続情報を読み出し、接続情報に基づいて、
所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ14
1)へアクセスし、インターネット1などのネットワー
クに接続する。
【0254】以上のようにして、図65の説明において
は、ユーザ611は、自らが所有するパーソナルコンピ
ュータなどの設定端末装置109から、ユーザの登録処
理をする。しかしながら、この場合、ユーザ611が、
パーソナルコンピュータなどの、なんらかの設定端末装
置109を持っている必要がある。
【0255】ユーザ611が、設定端末装置109を所
有していない場合、ユーザ611は、図66に示される
ような方法により、登録処理を行うことも可能である。
図66においては、ステップS721において、オペレ
ーションセンタ101は、ユーザ611より、登録情報
の送付を受け付ける。なお、登録情報の送付手段として
は、Web上の所定のサイト、郵送、ファクシミリ、電話
などが用いられる。
【0256】なお、設定端末装置109は、パーソナル
コンピュータ以外でも、例えば、携帯情報端末装置、携
帯電話機、専用の公衆キオスク端末装置とすることも可
能である。また、設定端末装置109を、CE機器132
を販売している店に設置するようにしてもよい。
【0257】ステップS722において、オペレーショ
ンセンタ101に設置されている設定端末装置121
は、オペレータ711より、登録情報の入力を受け付け
る。オペレータ711は、ユーザ611から送付された
登録情報を、設定端末装置121に入力する。オペレー
タ711からの登録情報の入力の受け付けの後、ステッ
プS723において、設定端末装置121は、CE機器登
録設定サーバ105に、ステップS722で入力された
登録情報を送信する。登録情報を受信したCE機器登録設
定サーバ105は、ステップS724において、接続設
定データベースサーバ106に、登録情報を送信すると
ともに、最も通信コストを低く抑えられるISP107の
アクセスポイント(アクセスサーバ)を検索するように要
求する。
【0258】接続設定データベースサーバ106は、ス
テップS724で、CE機器登録設定サーバ105より受
信した登録情報に含まれている、ユーザ611の住所と
郵便番号などを参照して、最も通信コストを低く抑えら
れるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を
決定する。その後、ステップS725において、接続設
定データベースサーバ106は、CE機器登録設定サーバ
105に、決定したISP107のアクセスポイント(例え
ば、アクセスサーバ141)に関する情報を送信する。C
E機器登録設定サーバ105は、接続設定データベース
サーバ106から受信したISP107のアクセスポイン
ト(例えば、アクセスサーバ141)に関する情報を基に
接続情報を作成し、ステップS726において、設定端
末装置109に、接続情報を送信する。
【0259】設定端末装置109は、受信した接続情報
を、メモリカードドライブ701を介してメモリカード
114に記憶させる。ステップS727において、接続
情報が記憶されたメモリカード114は、ユーザ611
宛てに郵送される。
【0260】次に、ステップS728において、メモリ
カード114は、ユーザ611により、CE機器132A
に装着される。そして、ユーザ611からの所定の操作
の入力に従って、CE機器132Aは、装着されたメモリ
カード114に記憶されている接続情報を読み出し、接
続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、
アクセスサーバ141)にアクセスし、インターネット
1などのネットワークに接続する。また、ユーザ611
は、CE機器132Bを、ネットワークに接続させたい場
合、CE機器132Aからメモリカード114を抜き出
し、CE機器132Bに装着して、CE機器132Bをネッ
トワークに接続させる。そこで、ステップS729にお
いて、メモリカード114が、CE機器132Aより取り
出され、CE機器132Bに装着される。そして、ユーザ
611からの所定の操作の入力に従って、CE機器132
Bは、CE機器132Aと同様にして、装着されたメモリ
カード114に記憶されている接続情報を読み出し、接
続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、
アクセスサーバ141)へアクセスし、インターネット
1などのネットワークに接続する。
【0261】以上のように、ユーザ611に代わって、
オペレーションセンタ101の設定端末装置121を利
用して、メモリカード114に接続情報を記憶させるよ
うにすることも可能である。なお、オペレーションセン
タ101に設置されている設定端末装置121が行う処
理と、ユーザ611が所有する設定端末装置109が行
う処理は、基本的に同様である。
【0262】以上のようにして、接続情報が記憶された
メモリカード114は、図67に示されるように、複数
のCE機器132A乃至132Dに装着され、メモリカー
ド114が装着されたCE機器132A乃至132Dのイ
ンターネット1への接続を可能にする。すなわち、図6
7においては、CE機器132Aは、公衆無線LANの無線
基地局115を介して、アクセスポイント141に接続
し、そこからインターネット1へ接続する。また、CE機
器132Bは、携帯電話回線の無線基地局116、およ
び電話回線網108を介して、アクセスポイント141
に接続し、そこからインターネット1へ接続する。ま
た、CE機器132Cは、ダイアルアップ接続により電話
回線網108を経由してアクセスポイントに接続し、そ
こからインターネット1へ接続する。CE機器132D
は、LAN接続により、アクセスポイント141に接続
し、そこからインターネット1へ接続する。
【0263】例えば、図67のような4つの異なるCE機
器132A乃至132Dを所有するユーザが、これらの
CE機器132A乃至132Dをインターネット1に接続
させたい場合、まず、ステップS741において、ユー
ザは、接続情報が記憶されたメモリカード114をCE機
器132Aに装着する。そして、CE機器132Aに所定
の操作を入力して、CE機器132Aをインターネット1
に接続させる。次に、ステップS742において、ユー
ザは、CE機器132Aからメモリカード114を抜き出
し、CE機器132Bに装着する。そして、CE機器132
Bに所定の操作を入力して、CE機器132Bをインター
ネット1に接続させる。
【0264】次に、ステップS743において、ユーザ
は、CE機器132Bからメモリカード114を抜き出
し、CE機器132Cに装着する。そして、CE機器132
Cに所定の操作を入力して、CE機器132Cをインター
ネット1に接続させる。次に、ステップS744におい
て、ユーザは、CE機器132Cからメモリカード114
を抜き出し、CE機器132Dに装着する。そして、CE機
器132Dに所定の操作を入力して、CE機器132Dを
インターネット1に接続させる。
【0265】このようにすることにより、1つのメモリ
カード114を使いまわすことにより、複数のCE機器1
32A乃至132Dをインターネット1に接続させるこ
とが可能となる。
【0266】ところで、接続情報が記憶されたメモリカ
ード114がCE機器132に装着されたとき、次の2通
りの格納形態により、接続情報を格納することができ
る。1つめの格納形態について、図68を参照して説明
する。図68のステップS751において、メモリカー
ド114がCE機器132に装着されると、ステップS7
52に進み、CE機器132は、メモリカード114に記
憶されている接続情報を、CE機器132の内部RAM72
1に複製する。この状態において、ユーザより、インタ
ーネット1への接続指示が入力されると、ステップS7
53において、CE機器132は、ステップS752で内
部RAM721に記憶された接続情報を利用して、インタ
ーネット1への接続処理を実行する。
【0267】上述したように、メモリカード114から
内部RAM721へ複製した接続情報を利用してインター
ネット1に接続するようにする場合、一旦、メモリカー
ド114から内部RAM721に、接続情報の複製が終了
したら、メモリカード114を取り出しても、内部RAM
721に接続情報が記憶されている限り、CE機器132
はインターネット1に接続することができる。よって、
ユーザは、1つのメモリカード114を用いて、一度に
複数のCE機器132をインターネット1に接続させるこ
とが可能となる。
【0268】次に、もう1通りの格納形態を、図69を
参照して説明する。図69のステップS761におい
て、ユーザにより、メモリカード114がCE機器132
に装着される。この状態において、ユーザより、インタ
ーネット1への接続指示が入力されると、ステップS7
62において、CE機器132は、メモリカード114に
記憶された接続情報を読み出して、インターネット1へ
の接続処理を実行する。
【0269】上述したように、インターネット1への接
続指示が入力される度に、メモリカード114から接続
情報を読み出すようにする場合、もし、CE機器132が
盗難にあったりした場合にも、ユーザが、メモリカード
114さえ保持していれば、CE機器132が悪用され、
インターネット1に接続されることがない。
【0270】なお、CE機器132が、メモリカード11
4より接続情報を読み出す際に、ユーザに、予め指定さ
れた所定のパスワードを入力させ、入力されたパスワー
ドが正しい場合のみ、メモリカード114から接続情報
を読み出すようにしても良い。このようにすることによ
り、たとえ、CE機器132とメモリカード144の両方
が、盗難にあったりした場合でも、他人が、CE機器13
2からインターネット1へ接続することを阻止すること
ができる。
【0271】また、メモリカード114に記憶された接
続情報を、CE機器132の機器IDと対応付けて記憶させ
ることも可能である。そして、メモリカード114が装
着されたCE機器132の機器IDと、接続情報と対応付け
られた機器IDが一致した場合のみ、メモリカード114
に記憶された接続情報を利用してインターネット1に接
続することができるようにしても良い。
【0272】また、接続情報の一部であるISP107に
接続するためのログインIDとパスワードは、メモリカー
ド114に記憶させるようにすることも可能であるが、
ISP107に接続するためのログインIDとパスワード
は、メモリカード114には記憶させず、インターネッ
ト1に接続する度に、ユーザに、ISP107に接続する
ためのログインIDとパスワードの入力を要求するように
しても良い。また、ISP107に接続するためのログイ
ンIDをメモリカード144に記憶させ、ISP107に接
続するためのパスワードはメモリカード144に記憶さ
せないようにして、インターネット1に接続する度に、
ユーザにパスワードの入力を要求するようにすることも
できる。
【0273】なお、ISP107に接続するためのログイ
ンIDとパスワードは、CE機器132の入力インターフェ
ースを利用して入力するようにする以外の方法で入力す
ることも可能である。例えば、接続情報を記憶させたメ
モリカード114とは異なるメモリカード114に、パ
スワードを記憶させておき、2つのメモリカード114
が揃った場合だけ、CE機器132からインターネット1
に接続させるようにすることもできる。すなわち、例え
ば、まず、パスワードが記憶されたメモリカード114
をCE機器132に装着して、CE機器132がパスワード
を読み取った後、接続情報が記憶されたメモリカード1
14を、CE機器132に装着して、CE機器132に、イ
ンターネット1への接続を実行させるようにしても良
い。勿論、パスワードが記憶されたメモリカード114
を、接続情報が記憶されたメモリカード114の後に、
CE機器132に装着するようにすることも可能である。
【0274】また、CE機器132に指紋を認証する手段
など、個人を識別する手段を設け、接続情報の利用主で
あると判定された場合のみ、CE機器132にISP107
への接続を許可するようにしても良い。
【0275】さらに、サービス提供サーバ102(また
は、サービス提供サーバ145)からサービスの提供を
受けるためのログインIDとパスワードは、メモリカード
114に記憶させるようにすることも可能であるが、サ
ービス提供サーバ102からサービスの提供を受けるた
めのログインIDとパスワードは、メモリカード114に
は記憶させず、サービス提供サーバ102からサービス
の提供を受ける度に、ユーザに、ログインIDとパスワー
ドの入力を要求するようにしても良い。また、ログイン
IDをメモリカード144に記憶させ、パスワードはメモ
リカード144に記憶させないようにして、サービス提
供サーバ102から、サービスの提供を受ける度に、ユ
ーザに、パスワードの入力を要求するようにすることも
できる。
【0276】なお、サービス提供サーバ102(また
は、サービス提供サーバ145)からサービスの提供を
受けるためのログインIDとパスワードは、ISP107に
接続するためのログインID、およびパスワードと同様、
CE機器132の入力インターフェースを利用して入力す
るようにする以外の方法で入力することも可能である。
例えば、接続情報を記憶させたメモリカード114とは
異なるメモリカード114に、パスワードを記憶させて
おき、2つのメモリカード114が揃った場合だけ、CE
機器132からサービス提供サーバ102に接続させる
ようにすることもできる。
【0277】また、CE機器132に指紋を認証する手段
など、個人を識別する手段を設け、接続情報の利用主で
あると判定された場合のみ、CE機器132にサービス提
供サーバ102への接続を許可するようにしても良い。
【0278】次に、図70乃至図76を参照して、設定
端末装置109からユーザ登録し、メモリカード114
に接続情報が記憶されるまでの、設定端末装置109の
ディスプレイの表示例について説明する。
【0279】ユーザにより、ユーザ登録する指示が入力
されたとき、設定端末装置109は、まず、ディスプレ
イに図70に示されるような画像を表示させる。図70
においては、ディスプレイの上方に「メモリカードのR
/Wドライブは接続されていますか?」の案内が表示さ
れ、下方には、「はい」、および「いいえ」の選択ボタ
ンが表示されている。設定端末装置109にメモリカー
ドドライブ701が接続されていない場合、ユーザは、
「いいえ」を選択する。すると、設定端末装置109の
ディスプレイには、「ユーザ登録を中断します。メモリ
カードのR/Wドライブを接続してから、ユーザ登録を
行ってください。」という案内が表示される。
【0280】また、設定端末装置109にメモリカード
ドライブ701が接続されている場合、ユーザは、「は
い」を選択する。すると、設定端末装置109のディス
プレイには、図71に示されるような画像が表示され
る。
【0281】図71においては、ディスプレイの上方に
「メモリカードをR/Wドライブにセットしてくださ
い。」の案内が表示され、下方には「OK」、および
「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザ
は、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選
択することで、ユーザ登録を中止することができる。ま
た、ユーザ登録を続行する場合、ユーザは、メモリカー
ドドライブ701にメモリカード114を装着し、「O
K」を選択する。すると、設定端末装置109のディス
プレイには、図72に示されるような確認の画像が表示
される。
【0282】図72においては、ディスプレイの上方に
「ネットワークに接続します。」の案内が表示され、下
方には「OK」、および「キャンセル」の選択ボタンが
表示されている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場
合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中
止することができる。また、ユーザ登録を続行する場
合、ユーザは、「OK」を選択する。すると、設定端末
装置109のディスプレイには、図73に示されるよう
な画像が表示される。
【0283】図73においては、ディスプレイの上方に
「必要事項を入力してください」の案内が表示され、そ
のすぐ下には「名前:」および氏名の記入欄751が表
示されている。さらにその下には「名前(ふりが
な):」および氏名のふりがなの記入欄752が表示さ
れている。図73においては「・・・・・・」により省
略しているが、実際には、その下に、さらに必要事項の
入力欄が表示されている。そして、図73の最下方には
「確認」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示さ
れている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場合、
「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止す
ることができる。また、ユーザ登録を続行する場合、ユ
ーザは、必要事項の記入欄の全てに必要事項を入力した
後、「確認」を選択する。すると、設定端末装置109
のディスプレイには、図74に示されるような画像が表
示される。
【0284】図74においては、ディスプレイの上方に
「入力情報を確認してください」の案内が表示され、そ
のすぐ下には「名前:xxxxxxxxx」が表示されている(実
際には、「xxxxxxxxx」には、図73で氏名の記入欄7
51に入力された氏名が表示される)。さらにその下に
は「名前(ふりがな):xxxxxxxxx」が表示されている
(実際には、「xxxxxxxxx」には、図73で氏名の記入欄
751に入力されたふりがなが表示される)。図74に
おいては「・・・・・・」により省略しているが、実際
には、その下に、さらに図73で入力された必要事項が
表示されている。そして、図74の最下方には「送
信」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されて
いる。ユーザは、表示された情報に誤りがある場合、
「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止す
ることができる。また、表示された情報に誤りはない場
合、ユーザは、「送信」を選択する。すると、設定端末
装置109のディスプレイには、図75に示されるよう
な画像が表示される。
【0285】図75においては、ディスプレイの上方に
「以下の接続情報をサーバよりダウンロードしてメモリ
カードに保存します。」の案内が表示され、そのすぐ下
には「AP電話番号:xxxxxxxxx」が表示されている(実際
には、「xxxxxxxxx」には、アクセスポイントの電話番
号が表示される)。さらにその下には「SMTP:xxxxxxxx
x」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、S
MTPサーバのアドレスが表示される)。さらにその下には
「POP:xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxx
xxxxxx」には、POPサーバのアドレスが表示される)。図
75においては「・・・・・・」により省略している
が、実際には、その下に、さらに接続情報が表示されて
いる。そして、図75の最下方には「OK」、および
「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザ
は、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選
択することで、ユーザ登録を中止することができる。ま
た、図75に表示された接続情報でユーザ登録をしたい
場合、ユーザは、「OK」を選択する。すると、設定端
末装置109のディスプレイには、図76に示されるよ
うな画像が表示される。
【0286】図76においては、ディスプレイの上方に
「メモリカードに接続情報を保存しました。」の案内が
表示され、そして、その下方には「OK」の選択ボタン
が表示されている。ユーザは、接続情報がメモリカード
114に記憶されたことを確認して「OK」を選択す
る。設定端末装置109のディスプレイには、メモリカ
ード114に接続情報が記憶されるまでに、以上のよう
な画像が表示される。
【0287】次に、図77乃至図79のフローチャート
を参照しつつ、メモリカード114に接続情報が記憶さ
れるまでのメモリカード114の設定処理について説明
する。
【0288】図77のステップS801において、設定
端末装置109は、ユーザより、ユーザ登録してネット
ワークへの接続設定をするように指示を入力される。ス
テップS802において、設定端末装置109の表示制
御プログラム325は、ディスプレイに図70に示され
る画像を表示させる。そして、図70において「はい」
が選択されたとき、表示制御プログラム325は、ディ
スプレイに図71に示される画像を表示させる。そし
て、図71において「OK」が選択されたとき、設定端
末装置109の表示制御プログラム325は、ディスプ
レイに図72に示される画像を表示させる。図72にお
いて「OK」が選択されたとき、処理は、ステップS8
03に進む。
【0289】ステップS803において、設定端末装置
109のブラウザ323は、CE機器登録設定サーバ10
5に、ネットワーク接続設定を要求する。
【0290】図78のステップS821において、CE機
器登録設定サーバ105は、設定端末装置109より、
ネットワーク接続設定の要求を受信する。
【0291】ステップS822において、CE機器登録設
定サーバ105の通信制御プログラム462は、設定端
末装置109に、ネットワーク接続設定画面を送信す
る。
【0292】設定端末装置109は、ステップS804
において、CE機器登録設定サーバ105より、ネットワ
ーク接続設定画面を受信する。ステップS805におい
て、設定端末装置109の表示制御プログラム325
は、設定端末装置109のディスプレイに図73に示さ
れる画像を表示させる。そして、図73において、必要
事項の記入欄に必要事項がもれなく入力され、「確認」
が選択されたとき、設定端末装置109の表示制御プロ
グラム325は、設定端末装置109のディスプレイに
図74に示される画像を表示させる。ユーザが図74に
示される表示を確認した後、「送信」を選択したとき、
処理は、ステップS806に進み、設定端末装置109
のブラウザ323は、ステップS805で入力された登
録情報を、CE機器登録設定サーバ105に送信する。
【0293】CE機器登録設定サーバ105は、ステップ
S823において、設定端末装置109より登録情報を
受信する。ステップS824において、CE機器登録設定
サーバ105の記憶制御プログラム465は、ステップ
S823で受信した登録情報に、不足、誤りがないかを
確認し、不足、誤りがないと判定した場合、ステップS
825において、登録情報を記憶部に記憶させる。
【0294】ステップS826において、CE機器登録設
定サーバ105のログインID・パスワード生成プログラ
ム464は、ログインIDとパスワードを生成する。ステ
ップS827において、CE機器登録設定サーバ105の
通信制御プログラム462は、接続設定データベースサ
ーバ106に、登録情報を送信するとともに、接続先の
アクセスポイントを検索するように要求する。
【0295】接続設定データベースサーバ106は、図
79のステップS841において、CE機器登録設定サー
バ105より、登録情報、および接続先のアクセスポイ
ントの検索要求を受信する。
【0296】ステップS842において、接続設定デー
タベースサーバ106の記憶制御プログラム484は、
ステップS841で受信した登録情報を記憶部に記憶さ
せるとともに、データ検索プログラム485は、登録情
報に含まれているユーザの住所や郵便番号を参照して、
通信コストが最も低く抑えられるISP107のアクセス
ポイントを検索する。そして、アクセスポイントが決定
されたとき、ステップS843に進み、接続設定データ
ベースサーバ106の通信制御プログラム482は、CE
機器登録設定サーバ105に、ステップS842で検索
した結果、決定されたアクセスポイントに関する情報を
送信する。
【0297】ステップS828において、CE機器登録設
定サーバ105は、接続設定データベースサーバ106
より、アクセスポイントに関する情報を受信する。ステ
ップS829において、CE機器登録設定サーバ105の
接続情報生成プログラム463は、ステップS828で
受信したアクセスポイントに関する情報に基づいて、接
続情報を作成する。
【0298】ステップS830において、CE機器登録設
定サーバ105の通信制御プログラム462は、設定端
末装置109に、ステップS829で作成した接続情報
を送信する。
【0299】ステップS807において、設定端末装置
109は、CE機器登録設定サーバ105より、接続情報
を受信する。ステップS808において、設定端末装置
109のドライブ制御プログラム326は、ステップS
807で受信した接続情報をメモリカード114に記憶
させる。また、設定端末装置109の表示制御プログラ
ム325は、ディスプレイに、図76に示される画面を
表示させる。
【0300】以上のようにして、メモリカード114に
接続情報が記憶される。
【0301】なお、メモリカード114には、1ユーザ
分の接続情報のみを記憶させるようにすることができ
る。この場合、接続情報を記憶させた1ユーザのみが、
接続情報が記憶されたメモリカード114を携帯するこ
とができるので、他のユーザに、接続情報を利用される
恐れが少なくなる。
【0302】また、1つのメモリカード114に、複数
のユーザの接続情報を記憶させるようにすることも可能
である。この場合、ユーザ毎に、固有のパスワードが割
り当てられ、CE機器132からインターネット1に接続
する際に、ユーザに、そのパスワードの入力を要求す
る。そして、ユーザが入力したパスワードが正しい場合
のみ、CE機器132をインターネット1に接続させる。
このようにすることにより、他のユーザに、接続情報を
利用されることを防止することができる。また、CE機器
132に、指紋を認証する手段など、個人を認証する認
証手段を設け、認証手段により、正当なユーザであると
認証された場合だけ、メモリカード114に記憶されて
いる該当するユーザの接続情報を読み出すようにしても
良い。
【0303】次に、以上のようにして接続情報が記憶さ
れたメモリカード114を利用して、カーナビゲーショ
ン装置112がインターネット1に接続するまでの処理
について、図80のフローチャートを参照しつつ、説明
する。
【0304】ステップS861において、カーナビゲー
ション装置112の操作入力制御プログラム546は、
インターネット1への接続指示が入力されたか否かを判
定し続け、インターネット1への接続指示が入力された
とき、処理をステップS862に進ませる。
【0305】ステップS862において、カーナビゲー
ション装置112のオペレーティングシステム541
は、ドライブ274にメモリカード114が装着されて
いるか否かを判定し、ドライブ274にメモリカード1
14が装着されていない場合、ステップS863に進
み、表示制御プログラム544は、メモリカード114
がドライブ274に装着されていない旨の案内を、ディ
スプレイ271に表示させる。
【0306】ステップS862において、カーナビゲー
ション装置112のオペレーティングシステム541
が、ドライブ274にメモリカード114が装着されて
いると判定した場合、処理はステップS864に進み、
カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、メ
モリカード114に記憶されている接続情報に基づい
て、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ
141)にアクセスし、インターネット1に接続する。
【0307】ステップS865において、カーナビゲー
ション装置112の操作入力制御プログラム546は、
インターネット1への接続の切断の指示が入力されたか
否かを判定し続け、インターネット1への接続の切断の
指示が入力されたとき、処理をステップS866に進ま
せる。
【0308】ステップS866において、カーナビゲー
ション装置112のブラウザ543は、インターネット
1への接続を切断する処理を実行する。
【0309】以上のようにして、CE機器132は、メモ
リカード114に記憶された接続情報を基に、インター
ネット1に接続する。上述したように、接続情報を記憶
させたメモリカード114を使って、CE機器132をイ
ンターネット1に接続させることによって、ユーザは、
異なるCE機器132毎に、登録情報を入力する必要がな
くなり、利便性が向上する。また、メモリカード114
は、サイズが小さいもので良いため、携帯しても邪魔に
ならず、ユーザは、メモリカード114を、容易に携帯
することができる。そのため、ユーザは、自前のCE機器
132を持ち歩かなくても、使いたいときに周辺に置い
てあるCE機器132を使って、インターネット1に接続
し、情報を得ることが可能となる。
【0310】また、CE機器132をインターネット1に
接続させる度に、接続情報等をCE機器132に入力する
必要がないため、CE機器132の操作の入力インターフ
ェースを、小型化したり、無くしたりすることが可能と
なる。
【0311】また、ユーザは、パーソナルコンピュータ
などの設定端末装置109を所有していれば、自分自身
で、メモリカード設定処理を行うことができるため、メ
モリカード114の設定のために、わざわざ、専門の業
者まで出かけなくてよい。
【0312】なお、上述した説明においては、CE機器1
32は、メモリカード114から接続情報を読み出し
て、接続設定を行う機能を予め有していることを前提と
して説明しているが、メモリカード114から接続情報
を読み出して、接続設定を行う機能は、CE機器132の
製造時に予め組み込んでおくようにすることができる。
また、メモリカード114から接続情報を読み出して、
接続設定を行うためのプログラムを、接続情報とともに
メモリカード114に記録しておき、そのメモリカード
114がCE機器132のメモリカードドライブに挿入さ
れた場合、CE機器132が、メモリカード114に記録
されたプログラムを起動し、接続設定を実行するように
してもよい。さらに、メモリカード114から接続情報
を読み出して、接続設定を行うためのプログラムを更新
する場合などに、そのプログラムを、通信ネットワーク
を利用してCE機器132に送信し、CE機器132にイン
ストールするようにしても良い。
【0313】メモリカード114から接続情報を読み出
して、接続設定を行うためのプログラムを、接続情報と
ともにメモリカード114に記録しておくことにより、
メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設
定を行う機能を予め有していないCE機器132でも、接
続設定を実行することが可能となる。この場合、接続設
定を行うプログラムは、CE機器登録設定サーバ105に
より、接続情報と共に設定端末装置109に送信され、
設定端末装置109によりメモリカード114に記録さ
れる。
【0314】すなわち、例えば、CE機器登録設定サーバ
105は、CE機器132が接続設定を実行するためのプ
ログラムを予め記憶しており、図78のステップS83
0において、設定端末装置109に接続情報を送信する
際に、接続情報と共に、CE機器132が接続設定を実行
するためのプログラムを送信する。設定端末装置109
は、図77のステップS807において、CE機器登録設
定サーバ105より、接続情報と共に、CE機器132が
接続設定を実行するためのプログラムを受信すると、ス
テップS808において、ステップS807で受信した
接続情報、およびCE機器132が接続設定を実行するた
めのプログラムを、メモリカード114に記憶させる。
このようにして、接続情報、およびCE機器132が接続
設定を実行するためのプログラムが記録されたメモリカ
ード114がCE機器132に装着されたとき、CE機器1
32は、メモリカード114より、接続設定を実行する
ためのプログラムを読み出し、そのプログラムを実行す
る。すなわち、メモリカード114に記録されている接
続情報に基づいて、ネットワークへの接続設定を実行す
る(例えば、図80のステップS864)。
【0315】また、以上においては、メモリカード11
4に接続情報を記憶させる場合を例にして説明したが、
接続情報を記憶させる媒体は、メモリカード114に限
定されるものではない。例えば、ICカードに接続情報を
記憶させるようにすることも勿論可能である。この場
合、設定端末109(121)には、メモリカードドライ
ブ701の代わりに、ICカードに接続情報を記憶させた
り、読み出したりするICカードリーダ/ライタが設置さ
れる。また、CE機器132には、ICカードから接続情報
を読み出すICカードリーダが備えられる。
【0316】さらに、上述した説明においては、接続情
報を作成する際に、最も通信コストを低く抑えられるア
クセスポイントを選択するようにしているが、本発明
は、通信費用を条件にしてアクセスポイントを選択する
ことに限定するものではない。例えば、無線通信で得ら
れる通信速度が最も速いアクセスポイント、負荷を分散
可能なアクセスポイントを条件として、アクセスポイン
トを選択するようにすることが可能であるし、それ以外
の任意の条件によりアクセスポイントを選択することが
可能である。また、単一の条件のみではなく、例えば、
通信費用と通信速度の両方をパラメータとして、アクセ
スポイントを選択することも可能である。勿論、通信費
用と通信速度の組み合わせ以外の、複数の条件を考慮し
た演算により、アクセスポイントを選択することも可能
である。なお、アクセスポイントの選択の条件は、ユー
ザがCE機器132を介して設定するようにすることがで
きる。また、アクセスポイントの選択の条件を、接続設
定データベースサーバ106において設定するようにす
ることもできる。
【0317】ところで、上述したようにして、インター
ネット1へと接続した後、図2に示される複数のサービ
ス提供サーバ102−1乃至102−nから、サービス
の提供を受けようとする場合、ユーザは、それぞれのサ
ービス提供サーバ102−1乃至102−nに、ユーザ
登録する必要がある場合がある。特に、サービスに課金
する場合、ユーザ登録することは、必須である場合が多
く、複数のサービス提供サーバ102−1乃至102−
nから、サービスの提供を受ける場合、ユーザは、それ
らのサービス提供サーバ102−1乃至102−nの全
てに、ユーザ登録する必要がある。
【0318】このように、サービス提供サーバ102−
1乃至102−nのそれぞれにユーザ登録する場合、ユ
ーザの氏名、住所、Eメールのメールアドレスなどの情
報は、サービス提供サーバ102−1乃至102−nの
うち殆どのサービス提供サーバが、共通してユーザに登
録を要求する。以下、ユーザの住所、氏名、年齢、性
別、電話番号のように、サービス提供サーバ102−1
乃至102−nのうち殆どのサービス提供サーバが、共
通してユーザに登録を要求する情報のことを基本情報と
称する。ユーザは、サービス提供サーバ102−1乃至
102−nのそれぞれにユーザ登録する場合、サービス
提供サーバ102にユーザ登録する度に、同一の基本情
報を入力することになる。
【0319】そこで、一度、サービス提供サーバ102
にユーザ登録する際に入力された基本情報は、次に、他
のサービス提供サーバ102にユーザ登録するときに、
入力を省略することができたら、ユーザにとって、大変
便利である。特に、CE機器132の入力インターフェー
スが、使い勝手の悪いものである場合、入力するべき情
報が減ることは、ユーザの負担を大変軽くすることがで
きる。
【0320】すなわち、ユーザが始めてサービス提供サ
ーバ102−1にユーザ登録する際、ユーザは、a,
b,c,d,e(a乃至eは情報の項目。以下のf乃至g
も同様に情報の項目)の入力をしなければならないとす
る。このうち、a乃至cは、基本情報であるとする。次
回、ユーザが、他のサービス提供サーバ102−2にユ
ーザ登録する際、サービス提供サーバ102−2へのユ
ーザ登録のために、a,b,c,f,g,hが必要であ
るとする。従来、ユーザは、サービス提供サーバ102
−2にユーザ登録するためには、a,b,c,f,g,
hのすべての情報の入力をしなければならなかった。す
なわち、ユーザは、再び、a乃至cの情報を入力しなけ
ればならなかった。これは、ユーザに二度手間を強いる
ことになり、ユーザにとっては、大変、面倒である。
【0321】そこで、ユーザがサービス提供サーバ10
2−2にユーザ登録する際に、a乃至c(基本情報)の
入力を省略して、f乃至hの入力をするだけで済めば、
ユーザにとって、大変便利である。
【0322】そこで、上述のように、一度、サービス提
供サーバ102にユーザ登録する際に入力された基本情
報について、次に、他のサービス提供サーバ102にユ
ーザ登録するときに、入力を省略することを可能にする
システムについて、図81および図82を参照しつつ、
以下に説明する。
【0323】なお、以下の説明においては、サービス提
供サーバ102にユーザ登録する際に、必要とされる情
報の内、上述した基本情報(a乃至c)以外の情報
(d,e、およびf乃至h)のことをサービス依存情報
と称する。
【0324】図81において、集中サービス登録サーバ
104は、基本情報を一括して記憶、管理している。図
81のステップS901において、製造所サーバ131
は、集中サービス登録サーバ104に、CE機器製造所1
03より出荷したCE機器132の機器IDを送信する。集
中サービス登録サーバ104は、製造所サーバ131よ
り受信した機器IDを記憶する。
【0325】ステップS902において、サービス提供
サーバ102−2は、ユーザ登録の際に、サービス依存
情報としてユーザに入力を要求する項目を、集中サービ
ス登録サーバ104に送信する。集中サービス登録サー
バ104は、受信したサービス依存情報としてユーザに
入力を要求する項目を記憶する。ステップS903にお
いて、サービス提供サーバ102−2は、集中サービス
登録サーバ104に、サービス提供サーバ102−2が
提供するサービスの種類(どのようなサービスを提供す
るのかという情報)、およびそのサービスの提供を受け
られるCE機器132の仕様(必要な機能)を送信する。集
中サービス登録サーバ104は、受信したサービスの種
類、およびそのサービスの提供を受けられるCE機器13
2の仕様を記憶する。
【0326】サービス提供サーバ102−1、およびサ
ービス提供サーバ102−3乃至102−nも、サービ
ス提供サーバ102−2と同様に、集中サービス登録サ
ーバ104に、サービス依存情報、およびサービス提供
サーバ102−2が提供するサービスを受けられるCE機
器132の仕様を送信する。集中サービス登録サーバ1
04は、受信したサービス依存情報、およびサービスの
提供を受けられるCE機器132の仕様を記憶する。
【0327】集中サービス登録サーバ104は、ステッ
プS901で製造所サーバ131より受信し記憶した、
製造されたCE機器132の仕様と、ステップS903
でサービス提供サーバ102より受信し記憶したサービ
スの提供を受けられるCE機器132の仕様を照合するこ
とにより、サービス提供サーバ102からサービスの提
供を受けることができるCE機器132を特定し、サービ
スとCE機器132を対応付けたデータベースを作成す
る。すなわち、このデータベースには、サービス提供サ
ーバ102−1乃至102−nが、それぞれ提供するサ
ービスごとに、そのサービスの提供を受けることができ
るCE機器132のリストが記録されている。
【0328】なお、データベースとしては、上述のよう
に、サービス提供サーバ102−1乃至102−nが、
それぞれ提供するサービスごとに、そのサービスの提供
を受けることができるCE機器132のリストを記録する
ようにしても良いが、CE機器132の種類ごとに、その
CE機器132が提供を受けることができるサービスのリ
ストを記録するようにしても良い。
【0329】その後、CE機器132がサービス提供サー
バ102−2にユーザ登録する場合、図82に示される
ように、ステップS921において、CE機器132は、
集中サービス登録サーバ104に、基本情報、およびサ
ービス提供サーバ102−2にユーザ登録する際に必要
なサービス依存情報を送信する。集中サービス登録サー
バ104は、受信した基本情報を記憶するとともに、ス
テップS922において、サービス提供サーバ102−
2に、ステップS921で受信したサービス依存情報を
送信する。サービス提供サーバ102−2は、受信した
サービス依存情報を記憶する。
【0330】集中サービス登録サーバ104は、登録I
D、およびパスワードを発行し、ステップS923にお
いて、CE機器132に、サービス提供サーバ102−2
への登録完了の通知、および登録ID、およびパスワード
を送信する。CE機器132は、サービス提供サーバ10
2−2への登録完了の通知、および登録ID、およびパス
ワードを受信すると、これをユーザに提示する。ユーザ
は、この登録ID、およびパスワードを、記憶したり、書
き留めたりしておく。また、ユーザは、サービス提供サ
ーバ102−2より、サービスの提供を受けることがで
きる。
【0331】次に、ユーザが、他のサービス提供サーバ
102−nにユーザ登録する場合、CE機器132は、ま
ず登録ID、およびパスワードを集中サービス登録サーバ
104に送信する。すると、集中サービス登録サーバ1
04は、登録IDに基づいて、既に登録済みの基本情報を
読み出し、また、サービス提供サーバ102−nのサー
ビス依存情報として、ユーザに入力させるべき項目を読
み出し、CE機器132に送信する。CE機器132は、サ
ービス提供サーバ102−nにユーザ登録する際に必要
なサービス依存情報の入力のみをユーザから受け付け、
ステップS924において、入力されたサービス依存情
報を、集中サービス登録サーバ104に送信する。サー
ビス依存情報を受信した集中サービス登録サーバ104
は、ステップS925において、サービス提供サーバ1
02−nに、サービス依存情報を送信する。サービス提
供サーバ102−nは、受信したサービス依存情報を記
憶する。
【0332】以上のようにして、ユーザは、サービス提
供サーバ102−2にユーザ登録する際に入力した基本
情報を、次に、サービス提供サーバ102−nにユーザ
登録する際には入力しなくても、ユーザ登録することが
可能となる。
【0333】次に、図83乃至図93を参照して、ユー
ザ登録時に、CE機器132のディスプレイに表示される
画像について説明する。
【0334】ユーザが、サービスの提供を受ける旨の指
示を、CE機器132に入力したとき、図83に示される
画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。図
83においては、ディスプレイの上方に「サービス確
認」の案内が表示され、その下方には接続ボタン801
が表示される。ユーザが、所定の操作を入力し、接続ボ
タン801を選択すると、図84に示される画面が、CE
機器132のディスプレイに表示される。
【0335】図84においては、ディスプレイの上方に
「サービス一覧 CE機器Aですね。あなたの受けられる
サービスは下記です。」の案内が表示され、その下方に
は「サービスA」および登録ボタン811が表示され
る。さらにその下方には「サービスB」および登録ボタ
ン812が表示される。ユーザは、サービスAにユーザ
登録したい場合、所定の操作を入力し、登録ボタン81
1を選択する。すると、図85に示される画面が、CE機
器132のディスプレイに表示される。
【0336】図85においては、ディスプレイの上方に
「登録IDを持っていますか?」の案内が表示され、その
下方には「もっている」ボタン821が表示される。さ
らにその下方には「もっていない」ボタン822が表示
される。今回は、初めてユーザ登録するため、ユーザ
は、所定の操作を入力し、「もっていない」ボタン82
2を選択すると、図86に示される画面が、CE機器13
2のディスプレイに表示される。
【0337】図86においては、ディスプレイの上方に
「基本情報入力」の案内が表示され、その下方には「名
前:」および氏名の記入欄831が表示される。さらに
その下方には「住所:」および住所の記入欄832が表
示される。さらにその下方には「Mail:」およびEメー
ルアドレスの記入欄832が表示される。さらにその下
方には登録ボタン834が表示されている。ユーザは、
所定の操作により、氏名の記入欄831に氏名を、住所
の記入欄832に住所を、そしてEメールアドレスの記
入欄832にEメールアドレスを入力し、登録ボタン8
34を選択すると、図87に示される画面が、CE機器1
32のディスプレイに表示される。
【0338】図87においては、ディスプレイの上方に
「Aサービス依存情報」の案内が表示され、その下方に
は「年齢:」および年齢の記入欄841が表示される。
さらにその下方には「趣味:」および趣味の記入欄84
2が表示される。さらにその下方には登録ボタン843
が表示されている。ユーザは、所定の操作により、年齢
の記入欄841にユーザ自身の年齢を、趣味の記入欄8
42にユーザ自身の趣味を入力し、登録ボタン843を
選択すると、図88に示される画面が、CE機器132の
ディスプレイに表示される。
【0339】図88においては、ディスプレイの上方に
「登録完了!」の案内が表示され、その下方には「あな
たのID/PWは、 ID:xxxxxx PW:xxxxxxxxxです。」
が表示される(ただし、実際には、「ID:xxxxxx」の「x
xxxxx」には登録IDが表示され、「PW:xxxxxxxxx」の
「xxxxxxxxx」には、パスワードが表示される)。以上の
ようにして、サービスAへのユーザ登録が完了する。
【0340】次に、ユーザが、サービスBにユーザ登録
する場合、ユーザからのサービスへの登録の指示の入力
を受けて、CE機器132のディスプレイには、図89に
示される画面が表示される。
【0341】図89においては、ディスプレイの上方に
「サービス一覧」の案内が表示され、その下方には「CE
機器Aですね。あなたの受けられるサービスは下記で
す。」が表示される。さらにその下方には「サービスA
登録済み」が表示される。さらにその下方には「サー
ビスB」および登録ボタン812が表示されている。ユ
ーザは、所定の操作により、登録ボタン812を選択す
ると、図90に示される画面が、CE機器132のディス
プレイに表示される。
【0342】図90においては、ディスプレイの上方に
「登録IDを入力してください。」の案内が表示され、そ
の下方には「ID:」および登録IDの記入欄851が表示
される。さらにその下方には「PW:」およびパスワード
の記入欄852が表示される。さらにその下方にはOK
ボタン853が表示されている。ユーザは、所定の操作
により、登録IDの記入欄851に図88でディスプレイ
に表示された登録IDを入力し、パスワードの記入欄85
2に図88でディスプレイに表示されたパスワードを入
力し、登録ボタン853を選択すると、図91に示され
る画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
【0343】図91においては、ディスプレイの上方に
「基本情報確認」の案内が表示され、その下方には「名
前:xxxx xxxxxx」が表示される(ただし、実際には、
「xxxx xxxxxx」には、ユーザの氏名が表示される)。
さらにその下方には「住所:xxxxxxxxxxxx」が表示され
る(ただし、実際には、「xxxxxxxxxxxx」には、ユーザ
の住所が表示される)。さらにその下方には「Mail:xxx
x@xxxxxxxx」が表示される(ただし、実際には、「xxxx
@xxxxxxxx」には、ユーザのEメールアドレスが表示さ
れる)。さらにその下方には確認ボタン861が表示さ
れている。ユーザは、これらの基本情報が正しいか否か
を確認した後、所定の操作により、確認ボタン861を
選択すると、図92に示される画面が、CE機器132の
ディスプレイに表示される。
【0344】図92においては、ディスプレイの上方に
「Bサービス依存情報」の案内が表示され、その下方に
は「クレジット番号:」が表示される。さらにその下方
にはクレジット番号の記入欄871が表示される。さら
にその下方には登録ボタン872が表示されている。ユ
ーザは、所定の操作により、クレジット番号の記入欄8
71にクレジット番号を入力した後、登録ボタン872
を選択すると、図93に示される画面が、CE機器132
のディスプレイに表示される。
【0345】図93においては、ディスプレイの上方に
「登録完了!」の案内が表示される。以上のようにし
て、サービスBへの登録が完了する。
【0346】上述したように、一度、あるサービス提供
サーバ102にユーザ登録する際に登録された基本情報
は、次に他のサービス提供サーバ102にユーザ登録す
る際には、入力を省略することができるので、ユーザ
に、整然とした印象を与えることができ、操作性を向上
させることができる。
【0347】なお、以上においては、図90の画面で、
パスワードの記入欄851にユーザが入力するパスワー
ドは、図88でディスプレイに表示されたパスワードと
されているが、例えば、図88の登録完了画面により、
サービスAへのユーザ登録が完了した後、ユーザは、所
定の手続により、パスワードを変更することが可能であ
る。この場合、図90の画面で、ユーザがパスワードの
記入欄851に入力すべきパスワードは、変更後のパス
ワードとなる。例えば、サービスAへのユーザ登録完了
後、パスワードを変更したい場合、ユーザは、CE機器1
32やユーザが所有するパーソナルコンピュータから、
集中サービス登録サーバ104にアクセスし、図88で
表示されている登録ID、パスワード、および所望する変
更後のパスワードを入力することにより、パスワード変
更の処理を実行することができる。なお、パスワード変
更の処理は、初めてサービスにユーザ登録した後ではな
くても良く(例えば、サービスBに登録した後でも良
い)、ユーザが変更したいときに変更することができ
る。
【0348】次に、図94のフローチャートを参照し
て、集中サービス登録サーバ104への事前登録処理に
ついて説明する。
【0349】ステップS951において、サービス提供
サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サー
ビス登録サーバ104に、サービス提供サーバ102か
らサービスの提供を受けることができるCE機器132の
仕様を送信する。すなわち、例えば、サービス提供サー
バ102が音楽コンテンツの配信サービスを提供してい
る場合、サービス提供サーバ102は、CE機器132の
仕様として、「音楽を再生するためのスピーカを有する
こと」を送信する。
【0350】ステップS941において、集中サービス
登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、
サービス提供サーバ102を利用することができるCE機
器132の仕様を受信する。
【0351】集中サービス登録サーバ104は、製造所
サーバ131より、予め、製造されたCE機器132の仕
様に関するデータを受信し、記憶している。そこで、ス
テップS942において、集中サービス登録サーバ10
4のデータ検索プログラム505は、記憶しているCE機
器132の仕様に関するデータを参照して、サービス提
供サーバ102が提供するサービスを利用可能なCE機器
132を全て選定する。すなわち、例えば、ステップS
941で受信したCE機器132の仕様が、「音楽を再生
するためのスピーカを有すること」である場合、集中サ
ービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505
は、記憶しているCE機器132の仕様に関するデータを
参照して、音楽を再生するためのスピーカを有するCE機
器132を全てピックアップする。
【0352】次に、ステップS952において、サービ
ス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、集
中サービス登録サーバ104に、サービス提供サーバ1
02にユーザ登録する際に必要な情報の項目を送信す
る。例えば、サービス提供サーバ102の通信制御プロ
グラム422は、「好きな音楽の分野」や、「所有する
CDの枚数」などの項目を、集中サービス登録サーバ10
4に送信する。
【0353】ステップS943において、集中サービス
登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、
サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な
情報の項目を受信する。
【0354】ステップS944において、集中サービス
登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、サー
ビス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な情報
の項目を記憶する。
【0355】以上のようにして、事前登録処理が終了す
る。
【0356】次に、図95のフローチャートを参照し
て、機器IDの登録処理について説明する。
【0357】ステップS971において、製造所サーバ
131の通信制御プログラム302は、集中サービス登
録サーバ104に、製造するCE機器132の仕様を送信
する。例えば、製造されるCE機器132が、ディスプレ
イとスピーカを有している場合、CE機器132の仕様と
して、ディスプレイ、およびスピーカがCE機器132の
仕様として送信される。
【0358】ステップS961において、集中サービス
登録サーバ104は、製造所サーバ131より、製造す
るCE機器132の仕様を受信する。
【0359】ステップS962において、集中サービス
登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、ステ
ップS961で受信したCE機器132の仕様を記憶部に
記憶させる。
【0360】ステップS972において、製造所サーバ
131の通信制御プログラム302は、集中サービス登
録サーバ104に、製造したCE機器132の機器IDを送
信する。
【0361】ステップS963において、集中サービス
登録サーバ104は、製造所サーバ131より、製造し
たCE機器132の機器IDを受信する。
【0362】ステップS964において、集中サービス
登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、ステ
ップS963で受信したCE機器132の機器IDを記憶部
に記憶させる。
【0363】以上のようにして、機器IDの登録処理が終
了する。
【0364】次に、CE機器132としてカーナビゲーシ
ョン装置112を例に、サービス提供サーバ102への
サービス登録処理について、図96乃至図103のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。
【0365】図96のステップS1001において、カ
ーナビゲーション装置112のブラウザ543は、ユー
ザからのサービスへの登録の指示の入力に基づいて、集
中サービス登録サーバ104に、登録可能なサービスの
リストを要求する。
【0366】集中サービス登録サーバ104は、図99
のステップS1051において、カーナビゲーション装
置112は、カーナビゲーション装置112より、登録
可能なサービスのリストの要求を受信する。
【0367】ステップS1052において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、機器IDの送信要求を送
信する。
【0368】ステップS1002において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、機器IDの送信要求を受信する。
【0369】ステップS1003において、カーナビゲ
ーション装置112の通信制御プログラム542は、集
中サービス登録サーバ104に、機器IDを送信する。
【0370】ステップS1053において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、機器IDを受信する。
【0371】ステップS1054において、集中サービ
ス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、
記憶部を検索し、ステップS1053で受信した機器ID
が登録IDと対応付けられて登録されているか否かを判定
する。
【0372】ステップS1055において、集中サービ
ス登録サーバ104のデータ検索プログラム505が、
記憶部に、機器IDが登録IDと対応付けられて登録されて
いないと判定した場合、処理はステップS1056に進
む。
【0373】ステップS1056において、集中サービ
ス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、
ステップS1053で受信した機器IDに対応するCE機器
132(すなわち、カーナビゲーション装置112)の
仕様を読み出し、この仕様に基づいて、カーナビゲーシ
ョン装置112がサービスの提供を受けることが可能な
サービス提供サーバ102を選択する。
【0374】ステップS1057において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、登録可能なサービスの
リストを送信する。
【0375】ステップS1004において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、登録可能なサービスのリストを受信する。
【0376】ステップS1005において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、ス
テップS1004で受信した登録可能なサービスのリス
トを、図84に示すように、ディスプレイ271に表示
させ、操作入力制御プログラム546は、ユーザからの
登録するサービスの選択を受け付ける。
【0377】ステップS1006において、カーナビゲ
ーション装置112のブラウザ543は、集中サービス
登録サーバ104に、ステップS1005で選択を受け
付けたサービスへの登録要求を送信する。
【0378】ステップS1058において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、サービスへの登録要求を受信する。
【0379】ステップS1058の処理の後、図100
のステップS1059において、集中サービス登録サー
バ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲー
ション装置112に、登録IDを有しているか確認を要求
する。
【0380】ステップS1008において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、登録IDを有しているか否かの確認要求を受信す
る。
【0381】ステップS1009において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図85に示すような画面を表示さ
せ、ユーザに、登録IDを有しているか否かを確認する。
【0382】ユーザより、登録IDを有していないとの確
認が入力された(図85の「もっていない」ボタン82
2が選択された)後、図97のステップS1010に進
み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543
は、集中サービス登録サーバ104に、登録IDを確認し
た旨の通知を送信する。
【0383】ステップS1060において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、登録IDを保有していない旨の通知を受信する。
【0384】ステップS1061において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、基本情報の要求を送信
する。
【0385】ステップS1011において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、基本情報の要求を受信する。
【0386】ステップS1012において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図86に示すような画面を表示さ
せる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユー
ザからの基本情報の入力を受け付ける。
【0387】その後、ステップS1013において、カ
ーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中
サービス登録サーバ104に、ステップS1012で入
力を受け付けた基本情報を送信する。
【0388】ステップS1062において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、基本情報を受信する。集中サービス登録サーバ1
04の記憶制御プログラム504は、受信した基本情報
を記憶させる。
【0389】ステップS1063において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、サービス依存情報の要
求を送信する。
【0390】ステップS1014において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、サービス依存情報の要求を受信する。
【0391】ステップS1015において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図87に示すような画面を表示さ
せる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユー
ザからのサービス依存情報の入力を受け付ける。
【0392】その後、ステップS1016において、カ
ーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中
サービス登録サーバ104に、ステップS1015で入
力を受け付けたサービス依存情報を送信する。
【0393】ステップS1064において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、サービス依存情報を受信する。
【0394】ステップS1065において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、サ
ービス提供サーバ102に、ステップS1064で受信
したサービス依存情報を送信すると共に、ユーザが登録
する旨を通知する。
【0395】サービス提供サーバ102は、図103の
ステップS1091において、集中サービス登録サーバ
104より、サービス依存情報、およびユーザが登録す
る旨の通知を受信する。
【0396】ステップS1092において、サービス提
供サーバ102の記憶制御プログラム425は、ステッ
プS1091で受信したサービス依存情報を記憶させ
る。そして、ステップS1093において、サービス提
供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サ
ービス登録サーバ104に、登録が完了した旨の通知を
送信する。
【0397】ステップS1066において、集中サービ
ス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102よ
り、登録が完了した旨の通知を受信する。
【0398】ステップS1067において、集中サービ
ス登録サーバ104の登録ID・パスワード生成プログラ
ム507は、登録IDとパスワードを生成する。記憶制御
プログラム504は、生成された登録IDとパスワード
を、ステップS1053で受信した機器IDと対応付けて
記憶させる。
【0399】ステップS1068において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、登録が完了した旨を通
知すると共に、ステップS1067で生成された登録ID
とパスワードを送信する。
【0400】ステップS1017において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、登録が完了した旨の通知を受信すると共に、登録
IDとパスワードを受信する。
【0401】ステップS1018において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図88に示されるように、登録完
了の案内、登録ID、およびパスワードを表示させる。ユ
ーザは、この表示を見て、登録IDとパスワードを記憶し
たり書き留めたりしておく。
【0402】ところで、ステップS1055において、
集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム
505が、機器IDに対応する登録IDが登録されていると
判定した場合、処理は、図101のステップS1069
に進む。
【0403】ステップS1069において、集中サービ
ス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、
ステップS1053で受信した機器IDに対応するCE機器
132(すなわち、カーナビゲーション装置112)の
仕様を読み出し、この仕様に基づいて、カーナビゲーシ
ョン装置112がサービスの提供を受けることが可能な
サービス提供サーバ102を選択する。
【0404】ステップS1070において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、登録可能なサービスの
リストを送信する。
【0405】ステップS1004において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、登録可能なサービスのリストを受信する。
【0406】ステップS1005において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、ス
テップS1004で受信した登録可能なサービスのリス
トを、図89に示すように、ディスプレイ271に表示
させ、操作入力制御プログラム546は、ユーザからの
登録するサービスの選択を受け付ける。カーナビゲーシ
ョン装置112が、既に、サービスAにユーザ登録済み
である場合、図89に示されるように、「サービスA
登録済み」が表示されている。
【0407】図89において、ユーザにより、登録ボタ
ン812が選択されると、処理はステップS1006に
進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543
は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS10
05で選択を受け付けたサービスへの登録要求を送信す
る。
【0408】ステップS1071において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、サービスへの登録要求を受信する。
【0409】ステップS1072において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、登録IDとパスワードを
要求する。
【0410】すると、ステップS1007において、カ
ーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サー
バ104より、登録IDとパスワードを要求され、処理
は、図98のステップS1019に進み、カーナビゲー
ション装置112は、集中サービス登録サーバ104よ
り、登録IDとパスワードを要求されたと判定する。
【0411】ステップS1020において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図90に示されるような画面を表
示させる。操作入力制御プログラム546は、ユーザか
らの登録IDとパスワードの入力を受け付ける。その後、
ステップS1021において、カーナビゲーション装置
112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ1
04に、ステップS1020において入力を受け付けた
登録IDとパスワードを送信する。
【0412】ステップS1073において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、登録IDとパスワードを受信する。ステップS10
74において、集中サービス登録サーバ104の認証プ
ログラム508は、ステップS1053で受信した機器
ID、およびステップS1073で受信した登録IDとパス
ワードに基づいて、登録IDとパスワードが、以前、カー
ナビゲーション装置112がサービスに登録する際にス
テップS1067で機器IDと対応付けて記憶させた登録
IDとパスワードと同一であるか否かを判定する。その結
果、登録IDとパスワードが、以前、カーナビゲーション
装置112がサービスに登録する際にステップS106
7で機器IDと対応付けて記憶させた登録IDとパスワード
と同一である場合、ユーザを認証し、ステップS107
5に進み、集中サービス登録サーバ104のデータ検索
プログラム505は、機器IDに対応付けて記憶されてい
るユーザの基本情報を読み出す。
【0413】ステップS1075の処理の後、図102
のステップS1076において、集中サービス登録サー
バ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲー
ション装置112に、ステップS1075で読み出した
基本情報を送信すると共に、基本情報が正しいか否かを
確認するように要求する。
【0414】ステップS1022において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、基本情報を受信すると共に、基本情報が正しいか
否かの確認要求を受信する。
【0415】ステップS1023において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図91に示されるように、ステッ
プS1022で受信した基本情報を表示させると共に、
ユーザに、基本情報が正しいか否かの確認を促す案内
(すなわち確認ボタン861)を表示させる。
【0416】ユーザから、確認ボタン861が選択され
たとき、ステップS1024に進み、カーナビゲーショ
ン装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サ
ーバ104に、基本情報を確認した旨の通知を送信す
る。
【0417】集中サービス登録サーバ104は、ステッ
プS1077において、カーナビゲーション装置112
より、基本情報確認の通知を受信する。
【0418】ステップS1078において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、サービスBのサービス
依存情報の要求を送信する。
【0419】ステップS1025において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、サービスBのサービス依存情報の要求を受信す
る。
【0420】ステップS1026において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図92に示すような画面を表示さ
せる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユー
ザからのサービス依存情報の入力を受け付ける。
【0421】その後、ステップS1027において、カ
ーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中
サービス登録サーバ104に、ステップS1026で入
力を受け付けたサービス依存情報を送信する。
【0422】ステップS1079において、集中サービ
ス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112
より、サービス依存情報を受信する。
【0423】ステップS1080において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、サ
ービス提供サーバ102に、ステップS1079で受信
したサービス依存情報を送信すると共に、ユーザが登録
する旨を通知する。
【0424】サービス提供サーバ102は、ステップS
1091において、集中サービス登録サーバ104よ
り、サービス依存情報、およびユーザが登録する旨の通
知を受信する。
【0425】ステップS1092において、サービス提
供サーバ102の記憶制御プログラム425は、ステッ
プS1091で受信したサービス依存情報を記憶させ
る。そして、ステップS1093において、サービス提
供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サ
ービス登録サーバ104に、登録が完了した旨の通知を
送信する。
【0426】ステップS1081において、集中サービ
ス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102よ
り、登録が完了した旨の通知を受信する。
【0427】ステップS1082において、集中サービ
ス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カ
ーナビゲーション装置112に、登録が完了した旨を通
知する。
【0428】ステップS1028において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
より、登録が完了した旨の通知を受信する。
【0429】ステップS1029において、カーナビゲ
ーション装置112の表示制御プログラム544は、デ
ィスプレイ271に、図93に示されるように、登録完
了の案内を表示させる。ユーザは、この表示を見て、サ
ービスへの登録が完了したことを確認する。
【0430】以上のようにして、複数のサービス提供サ
ーバ102に登録する際に、基本情報の入力は、最初に
サービス提供サーバ102に登録するときだけで済むよ
うにすることが可能となる。
【0431】なお、基本情報、およびサービス依存情報
として、ユーザに入力を要求する項目は、上述した項目
に限定されるものではなく、例えば、図86の画面にお
いて、基本情報の入力項目として、名前、住所、メール
アドレス以外に、電話番号、郵便番号などの項目を追加
しても良いし、反対に、例えば図86の画面における住
所の入力項目を削除してもよい。また、図87におい
て、サービス依存情報の入力項目として年齢、趣味以外
に、職業、家族構成などの項目を追加しても良いし、例
えば、図87の画面において、趣味の入力項目を削除し
ても良い。すなわち、どの項目を基本情報の項目とする
か、また、どの項目をサービス依存情報の項目とするか
は、本サービスの管理者が、任意で設定することができ
る。
【0432】特に、接続情報が記録されたメモリカード
114を、CE機器132に装着し、CE機器132がイン
ターネット1を含むネットワークに接続する際に、メモ
リカード114に記録された接続情報を利用して、ネッ
トワークに接続するようにした場合には、ユーザは、一
度、作成された接続情報を、複数の機器で使いまわすこ
とができる。また、機器をインターネットに接続させる
際に、ユーザに入力を要求する情報量を減少させること
ができる。さらに、機器自体の入力インターフェースを
小型化することができる。
【0433】なお、以上の説明において、設定端末装置
109、および設定端末装置121のブラウザ323、
冷蔵庫113のブラウザ523、カーナビゲーション装
置112のブラウザ543、およびその他のCE機器13
2のブラウザが実行する処理は、その処理を実行する専
用のアプリケーションソフトウェアによって、実行する
ようにしても良い。例えば、設定端末装置109に、ブ
ラウザ323が実行する処理に対応する処理を実行する
ための専用アプリケーションソフトウェアをインストー
ルしておき、その専用アプリケーションソフトウェアに
より、ブランザ323が実行したのと同様の処理を実行
させるようにしても良い。同様に、冷蔵庫113、およ
びカーナビゲーション装置112を含むCE機器132
に、それぞれのCE機器132のブラウザが実行する処理
に対応する処理を実行するための専用アプリケーション
ソフトウェアをインストールしておき、その専用アプリ
ケーションソフトウェアにより、ブランザが実行したの
と同様の処理を実行させるようにしても良い。
【0434】また、以上の説明中においては、CE機器1
32(電子レンジ110、テレビジョン受像機111、
カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113を
含む)、サービス提供サーバ102、集中サービス登録
サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定
データベースサーバ106、設定端末装置109,12
1、製造所サーバ131、アクセスサーバ141、登録
サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサ
ーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認
証代行サーバ146のうちの、所定の2つ以上の装置間
で行われる通信において送受信される情報のうち任意の
情報を、所定の手段により暗号化して送受信するように
することができる。このように暗号化した情報を送受信
することにより、より安全に情報の送受信を行うことが
可能となる。
【0435】なお、本明細書において、ROM202,2
32,262、RAM203,233,263を含むプロ
グラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステ
ップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処
理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、
並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものであ
る。
【0436】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0437】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
は、インターネットへの接続の認証、およびサービスを
提供する際の認証を受けることができる。
【0438】また、本発明によれば、ユーザは、インタ
ーネットに接続する場合と、サービスの提供を受ける場
合において、同一のIDとパスワードにより、認証を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインターネットへの接続を説明する図で
ある。
【図2】本発明を適用した情報処理システムの構成例を
示すブロック図である。
【図3】アクセスサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】冷蔵庫の構成例を示すブロック図である。
【図5】カーナビゲーション装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】製造所サーバを制御するプログラムの構成を説
明する図である。
【図7】設定端末装置を制御するプログラムの構成を説
明する図である。
【図8】アクセスサーバのプログラムの構成を説明する
図である。
【図9】登録サーバを制御するプログラムの構成を説明
する図である。
【図10】接続認証サーバを制御するプログラムの構成
を説明する図である。
【図11】データベースサーバを制御するプログラムの
構成を説明する図である。
【図12】サービス提供サーバを制御するプログラムの
構成を説明する図である。
【図13】Web認証代行サーバを制御するプログラムの
構成を説明する図である。
【図14】CE機器登録設定サーバを制御するプログラム
の構成を説明する図である。
【図15】接続設定データベースサーバを制御するプロ
グラムの構成を説明する図である。
【図16】集中サービス登録サーバを制御するプログラ
ムの構成を説明する図である。
【図17】冷蔵庫を制御するプログラムの構成を説明す
る図である。
【図18】カーナビゲーション装置を制御するプログラ
ムの構成を説明する図である。
【図19】CE機器の製造時の処理を説明する図である。
【図20】製品顧客登録コードを説明する図である。
【図21】CE機器の出荷、および販売時の処理を説明す
る図である。
【図22】CE機器の登録時の処理を説明する図である。
【図23】CE機器のインターネットおよびサービス提供
サーバへの接続の認証時の処理を説明する図である。
【図24】従来のインターネットサービスプロバイダ、
およびサービス提供サーバへの接続の認証を説明する、
図25の例と比較するための図である。
【図25】本発明を適用した場合のインターネットサー
ビスプロバイダ、およびサービス提供サーバへの接続の
認証を説明する図である。
【図26】CE機器の製造時の製造所サーバの処理を説明
するフローチャートである。
【図27】設定端末装置の冷蔵庫登録処理を説明するフ
ローチャートである。
【図28】登録サーバの冷蔵庫登録処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図29】登録サーバの冷蔵庫登録処理を説明する図2
8に続くフローチャートである。
【図30】データベースサーバ144の冷蔵庫登録処理
を説明するフローチャートである。
【図31】冷蔵庫の冷蔵庫認証処理を説明するフローチ
ャートである。
【図32】アクセスサーバの冷蔵庫認証処理を説明する
フローチャートである。
【図33】Web認証代行サーバの冷蔵庫認証処理を説明
するフローチャートである。
【図34】データベースサーバの冷蔵庫認証処理を説明
するフローチャートである。
【図35】サービス提供サーバの冷蔵庫認証処理を説明
するフローチャートである。
【図36】カーナビゲーション装置のカーナビゲーショ
ン装置登録処理を説明するフローチャートである。
【図37】カーナビゲーション装置のカーナビゲーショ
ン装置登録処理を説明する図36に続くフローチャート
である。
【図38】アクセスサーバのカーナビゲーション装置登
録処理を説明するフローチャートである。
【図39】接続認証サーバのカーナビゲーション装置登
録処理を説明するフローチャートである。
【図40】登録サーバのカーナビゲーション装置登録処
理を説明するフローチャートである。
【図41】登録サーバのカーナビゲーション装置登録処
理を説明する図40に続くフローチャートである。
【図42】データベースサーバのカーナビゲーション装
置登録処理を説明するフローチャートである。
【図43】カーナビゲーション装置のカーナビゲーショ
ン装置認証処理を説明するフローチャートである。
【図44】カーナビゲーション装置のカーナビゲーショ
ン装置認証処理を説明する図43に続くフローチャート
である。
【図45】アクセスサーバのカーナビゲーション装置認
証処理を説明するフローチャートである。
【図46】Web認証代行サーバのカーナビゲーション装
置認証処理を説明するフローチャートである。
【図47】接続認証サーバのカーナビゲーション装置認
証処理を説明するフローチャートである。
【図48】登録サーバのカーナビゲーション装置認証処
理を説明するフローチャートである。
【図49】データベースサーバのカーナビゲーション装
置認証処理を説明するフローチャートである。
【図50】データベースサーバのカーナビゲーション装
置認証処理を説明する図49に続くフローチャートであ
る。
【図51】サービス提供サーバのカーナビゲーション装
置認証処理を説明するフローチャートである。
【図52】本発明を適用した場合の、ネットワークへの
接続を説明する、図1の例と比較するための図である。
【図53】本発明を適用した、図23とは異なるシステ
ムの構成を示す図である。
【図54】本発明を適用した、図23、および図53と
は異なるシステムの構成を示す図である。
【図55】本システムへのサービスの追加について説明
する図である。
【図56】CE機器のディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図57】CE機器のディスプレイの表示例を示す他の図
である。
【図58】CE機器のディスプレイの表示例を示すさらに
他の図である。
【図59】CE機器のディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図60】CE機器のディスプレイの表示例を示す図であ
る。
【図61】追加されたサービスのCE機器132への提供
を説明する図である。
【図62】CE機器のディスプレイの表示例を示す他の図
である。
【図63】CE機器のディスプレイの表示例を示すさらに
他の図である。
【図64】メモリカードへの接続情報の記録処理の概要
を説明する図である。
【図65】メモリカードへの接続情報の記録処理を詳細
に説明する図である。
【図66】メモリカードへの接続情報の他の記録処理を
詳細に説明する図である。
【図67】接続情報が記録されたメモリカードの使用方
法を説明する図である。
【図68】メモリカードからの接続情報の読み出し方法
を説明する図である。
【図69】メモリカードからの接続情報の読み出し方法
の別の例を説明する図である。
【図70】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図71】設定端末装置のディスプレイに表示される他
の画面の例を示す図である。
【図72】設定端末装置のディスプレイに表示されるさ
らに他の画面の例を示す図である。
【図73】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図74】設定端末装置のディスプレイに表示される他
の画面の例を示す図である。
【図75】設定端末装置のディスプレイに表示されるさ
らに他の画面の例を示す図である。
【図76】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図77】設定端末装置のメモリカード設定処理を説明
するフローチャートである。
【図78】CE機器登録設定サーバのメモリカード設定処
理を説明するフローチャートである。
【図79】接続設定データベースサーバのメモリカード
設定処理を説明するフローチャートである。
【図80】カーナビゲーション装置のインターネット接
続処理を説明するフローチャートである。
【図81】集中サービス登録サーバへのデータの流れを
説明する図である。
【図82】集中サービス登録サーバへのデータの流れを
説明する別の図である。
【図83】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図84】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図85】設定端末装置のディスプレイに表示される他
の画面の例を示す図である。
【図86】設定端末装置のディスプレイに表示されるさ
らに他の画面の例を示す図である。
【図87】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図88】設定端末装置のディスプレイに表示される他
の画面の例を示す図である。
【図89】設定端末装置のディスプレイに表示されるさ
らに他の画面の例を示す図である。
【図90】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図91】設定端末装置のディスプレイに表示される他
の画面の例を示す図である。
【図92】設定端末装置のディスプレイに表示されるさ
らに他の画面の例を示す図である。
【図93】設定端末装置のディスプレイに表示される画
面の例を示す図である。
【図94】事前登録処理について説明するフローチャー
トである。
【図95】機器ID登録処理について説明するフローチャ
ートである。
【図96】カーナビゲーション装置のサービス登録処理
を説明するフローチャートである。
【図97】カーナビゲーション装置のサービス登録処理
を説明する図96に続くフローチャートである。
【図98】カーナビゲーション装置のサービス登録処理
を説明する図96に続くフローチャートである。
【図99】集中サービス登録サーバのサービス登録処理
を説明するフローチャートである。
【図100】集中サービス登録サーバのサービス登録処
理を説明する図99に続くフローチャートである。
【図101】集中サービス登録サーバのサービス登録処
理を説明する図99に続くフローチャートである。
【図102】集中サービス登録サーバのサービス登録処
理を説明する図101に続くフローチャートである。
【図103】サービス提供サーバのサービス登録処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット, 101 オペレーションセン
タ, 102 サービス提供サーバ, 103 CE機器
製造所, 104 集中サービス登録サーバ,105
CE機器登録設定サーバ, 106 接続設定データベー
スサーバ, 107 インターネットサービスプロバイ
ダ, 108 電話回線網, 109設定端末装置,
110 電子レンジ, 111 テレビジョン受像機,
112 カーナビゲーション装置, 113 冷蔵
庫, 114 メモリカード,115,116 基地
局, 121 設定端末装置, 131 製造所サー
バ,132 CE機器, 141 アクセスサーバ, 1
42 登録サーバ, 143 接続認証サーバ, 14
4 データベースサーバ, 145 サービス提供サー
バ, 146 Web認証代行サーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月12日(2003.3.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 情報処理システム、情報処理装置およ
方法、並びにプログラム
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 情報処理装置を識別するための識別子、
およびパスワードを記憶する記憶手段と、 他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別子、
および前記パスワードを送信し、前記インターネットへ
の接続を要求する第1の要求手段と、 前記他の情報処理装置より、前記インターネットへの接
続が許可された場合、前記インターネットに接続する接
続手段と、 前記他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別
子、および前記パスワードを送信し、前記サービスの提
供を要求する第2の要求手段と、 前記他の情報処理装置より、前記サービスの提供を受け
ることが許可された場合、前記サービスを受信する受信
手段とを備え、 前記第1の要求手段が送信する前記識別子、および前記
パスワードと、前記第2の要求手段が送信する前記識別
子、および前記パスワードは同一であることを特徴とす
る情報処理装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関
し、特に、容易な操作で、ネットワークに接続すること
ができるようにした情報処理システム、情報処理装置お
よび方法、並びにプログラムに関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明の第1の情報処理装置は、第1の他
の情報処理装置より、第1の他の情報処理装置を識別す
るための識別子、およびネットワーク上でサービスを提
供する第2の他の情報処理装置へのサービスの提供の要
求を受信した場合、識別子およびパスフレーズに基づい
て得られる所定の値に基づいて、第1の他の情報処理装
置のネットワークへの接続を認証する認証手段を備え、
認証手段により第1の他の情報処理装置のネットワーク
への接続が認証された場合、識別子およびパスフレーズ
に基づいて得られた所定の値は、第2の他の情報処理装
置からサービスの提供を受けるための認証処理に利用さ
れることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】乱数を生成する生成手段と、生成手段によ
り生成された乱数を前記第1の他の情報処理装置に送信
する送信手段と、前記識別子に対応する前記パスフレー
ズ、および生成手段により生成された乱数を基に所定の
前記値を算出する算出手段とをさらに設けるようにし、
前記認証手段には、算出手段により算出された所定の値
に基づいて、前記第1の他の情報処理装置の前記ネット
ワークへの接続を認証するようにさせることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】前記第1の他の情報処理装置より受信され
た前記識別子に対応する前記パスフレーズを基に、所定
の演算を行い、所定の前記値を算出する算出手段をさら
に設けるようにすることができる。前記第1の他の情報
処理装置は機器端末であり、前記情報処理装置は、前記
機器端末を認証するネットワーク認証装置であるように
することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明の第1の情報処理方法は、第1の他
の情報処理装置より、第1の他の情報処理装置を識別す
るための識別子、およびネットワーク上でサービスを提
供する第2の他の情報処理装置へのサービスの提供の要
求を受信した場合、識別子およびパスフレーズに基づい
て得られる所定の値に基づいて、第1の他の情報処理装
置のネットワークへの接続を認証する認証ステップを含
み、認証ステップの処理により第1の他の情報処理装置
のネットワークへの接続が認証された場合、識別子およ
びパスフレーズに基づいて得られた所定の値は、第2の
他の情報処理装置からサービスの提供を受けるための認
証処理に利用されることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明の第1のプログラムは、第1の他の
情報処理装置のネットワークへの接続を認証する情報処
理装置を制御するコンピュータに、第1の他の情報処理
装置より、第1の他の情報処理装置を識別するための識
別子、およびネットワーク上でサービスを提供する第2
の他の情報処理装置へのサービスの提供の要求を受信し
た場合、識別子およびパスフレーズに基づいて得られる
所定の値に基づいて、第1の他の情報処理装置のネット
ワークへの接続を認証する認証ステップを実行させ、認
証ステップの処理により第1の他の情報処理装置のネッ
トワークへの接続が認証された場合、識別子およびパス
フレーズに基づいて得られた所定の値は、第2の他の情
報処理装置からサービスの提供を受けるための認証処理
に利用されることを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】本発明の第2の情報処理装置は、情報処理
装置を識別するための識別子、およびパスワードを記憶
する記憶手段と、他の情報処理装置に、情報処理装置の
識別子、およびパスワードを送信し、インターネットへ
の接続を要求する第1の要求手段と、他の情報処理装置
より、インターネットへの接続が許可された場合、イン
ターネットに接続する接続手段と、他の情報処理装置
に、情報処理装置の識別子、およびパスワードを送信
し、サービスの提供を要求する第2の要求手段と、他の
情報処理装置より、サービスの提供を受けることが許可
された場合、サービスを受信する受信手段とを備え、第
1の要求手段が送信する識別子、およびパスワードと、
第2の要求手段が送信する識別子、およびパスワード
同一であることを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明の第3の情報処理装置は、ネットワ
ークへの接続を要求する場合、情報処理装置を識別する
識別子を読み出す読み出し手段と、読み出し手段により
読み出された識別子を、第1の他の情報処理装置に送信
する送信手段と、第1の他の情報処理装置より、認証許
可の通知を受信する第1の受信手段とを備え、読み出し
手段により読み出された識別子は、第2の他の情報処理
装置からサービスの提供を受けるための認証処理に利用
されることを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】前記第1の受信手段により前記認証許可の
通知が受信された場合、前記ネットワークへの接続が許
可されるようにすることができる。前記読み出し手段に
は、前記識別子とともに、パスフレーズを読み出すよう
にさせ、前記読み出し手段により読み出された前記パス
フレーズに基づいて、認証のための所定の値を算出する
算出手段をさらに設けるようにし、前記送信手段には、
算出手段により算出された所定の値を、前記識別子とと
もに前記第1の他の情報処理装置に送信するようにさ
せ、前記算出手段により算出された所定の値は、前記識
別子とともに、前記第2の他の情報処理装置から前記サ
ービスの提供を受けるための前記認証処理に利用される
ようにすることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】前記第1の他の情報処理装置より、乱数を
受信する第2の受信手段をさらに設けるようにし、前記
算出手段には、前記読み出し手段により読み出された前
記パスフレーズ、および第2の受信手段により受信され
た乱数に基づいて、認証のための所定の前記値を算出す
るようにさせることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】前記算出手段により算出された所定の前記
値を記憶する記憶手段をさらに設けるようにし、記憶手
段により記憶された所定の前記値が、前記第2の他の情
報処理装置から前記サービスの提供をうけるための前記
認証処理に利用されるようにすることができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】前記第1の受信手段により前記認証許可の
通知が受信された場合、前記読み出し手段により読み出
された前記識別子、および前記算出手段により算出され
た所定の前記値に基づいて、前記第2の他の情報処理装
置から前記サービスの提供を受けるための前記認証処理
が実行されるようにすることができる。前記情報処理装
置は機器端末であり、前記第1の他の情報処理装置は認
証装置であるようにすることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】本発明の第2の情報処理方法は、情報処理
装置を識別するための識別子、およびパスワードを記憶
する記憶ステップと、他の情報処理装置に、情報処理装
置の識別子、およびパスワードを送信し、インターネッ
トへの接続を要求する第1の要求ステップと、他の情報
処理装置より、インターネットへの接続が許可された場
合、インターネットに接続する接続ステップと、第1の
要求ステップの処理により他の情報処理装置に送信され
たものと同一の情報処理装置の識別子、およびパスワー
ドを、他の情報処理装置に送信し、サービスの提供を要
求する第2の要求ステップと、他の情報処理装置より、
サービスの提供を受けることが許可された場合、サービ
スを受信する受信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第3の情報処理方法は、ネットワークへの接続
を要求する場合、情報処理装置を識別する識別子を読み
出す読み出しステップと、読み出しステップの処理によ
り読み出された識別子を、第1の他の情報処理装置に送
信する送信ステップと、第1の他の情報処理装置より、
認証許可の通知を受信する受信ステップとを含み、読み
出しステップの処理により読み出された識別子は、第2
の他の情報処理装置からサービスの提供を受けるための
認証処理に利用されることを特徴とする。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】本発明の第2のプログラムは、情報処理装
置を識別するための識別子、およびパスワードの記憶を
制御する記憶制御ステップと、他の情報処理装置に、情
報処理装置の識別子、およびパスワードを送信し、イン
ターネットへの接続を要求する第1の要求ステップと、
他の情報処理装置より、インターネットへの接続が許可
された場合、インターネットに接続する接続ステップ
と、第1の要求ステップの処理により他の情報処理装置
に送信されたものと同一の情報処理装置の識別子、およ
びパスワードを、他の情報処理装置に送信し、サービス
の提供を要求する第2の要求ステップと、他の情報処理
装置より、サービスの提供を受けることが許可された場
合、サービスの受信を制御する受信制御ステップとをコ
ンピュータに実行させる。本発明の第3のプログラム
は、ネットワークへの接続の認証を行う第1の他の情報
処理装置から、ネットワークへの接続が認証された後、
第2の他の情報処理装置により提供されるサービスの提
供を受ける情報処理装置を制御するコンピュータに、ネ
ットワークへの接続を要求する場合、情報処理装置を識
別する識別子を読み出す読み出しステップと、読み出し
ステップの処理により読み出された識別子の、第1の他
の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップ
と、第1の他の情報処理装置からの、認証許可の通知の
受信を制御する受信制御ステップとを実行させ、読み出
しステップの処理により読み出された識別子は、第2の
他の情報処理装置からサービスの提供を受けるための認
証処理に利用されることを特徴とする。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】本発明の第の情報処理装置は、他の情報
処理装置より、サイトが提供するサービスの要求を受信
した場合、乱数を生成して、他の情報処理装置に送信す
る送信手段と、他の情報処理装置から、他の情報処理装
置が保有する第1の値と乱数に基づいて算出した第2の
値を受信する受信手段と、予め記憶している第1の値と
乱数に基づいて、他の情報処理装置と同様の演算により
第3の値を算出する算出手段と、第2の値と第3の値に
基づいて、他の情報処理装置のインターネットへの接続
を認証する第1の認証手段と、第1の認証手段により、
他の情報処理装置のインターネットへの接続が認証され
た場合、第2の値、および第3の値に基づいて、サイト
からの他の情報処理装置へのサービスの提供の可否を認
証する第2の認証手段とを備えることを特徴とする。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置
より、第1の他の情報処理装置を識別するための識別
子、およびネットワーク上でサービスを提供する第2の
他の情報処理装置へのサービスの提供の要求を受信した
場合、識別子およびパスフレーズに基づいて得られる所
定の値に基づいて、第1の他の情報処理装置のネットワ
ークへの接続が認証され、第1の他の情報処理装置のネ
ットワークへの接続が認証された場合、識別子およびパ
スフレーズに基づいて得られた所定の値は、第2の他の
情報処理装置からサービスの提供を受けるための認証処
理に利用される。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、情報処理装置を識別する
ための識別子、およびパスワードが記憶され、他の情報
処理装置に、情報処理装置の識別子、およびパスワード
が送信され、インターネットへの接続が要求され、他の
情報処理装置より、インターネットへの接続が許可され
た場合、インターネットに接続され、他の情報処理装置
に、情報処理装置の識別子、およびパスワードが送信さ
れ、サービスの提供が要求され、他の情報処理装置よ
り、サービスの提供を受けることが許可された場合、サ
ービスが受信される。また、インターネットへの接続を
要求する際により送信される識別子、およびパスワード
と、サービスの提供を要求する際に送信される識別子、
およびパスワードは同一であるようにされる。本発明の
第3の情報処理装置および方法、並びにプログラムにお
いては、ネットワークへの接続を要求する場合、情報処
理装置を識別する識別子が読み出され、読み出された識
別子が、第1の他の情報処理装置に送信され、第1の他
の情報処理装置より、認証許可の通知が受信され、読み
出された識別子は、第2の他の情報処理装置からサービ
スの提供を受けるための認証処理に利用される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】本発明の第の情報処理装置においては、
他の情報処理装置より、サイトが提供するサービスの要
求を受信した場合、乱数が生成され、他の情報処理装置
に送信され、他の情報処理装置から、他の情報処理装置
が保有する第1の値と乱数に基づいて算出した第2の値
が受信され、予め記憶している第1の値と乱数に基づい
て、他の情報処理装置と同様の演算により第3の値が算
出され、第2の値と第3の値に基づいて、他の情報処理
装置のインターネットへの接続が認証され、他の情報処
理装置のインターネットへの接続が認証された場合、第
2の値、および第3の値に基づいて、サイトからの他の
情報処理装置へのサービスの提供の可否が認証される。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】電子レンジ110、テレビジョン受像機1
11、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫1
13は、ネットワークに接続する機能を有するCE機器で
あり、サービス提供サーバ102−1乃至102−n、
並びにサービス提供サーバ145のうち、ユーザが所望
するサービスを提供するサービス提供サーバから、サー
ビスの提供を受ける。また、これらのCE機器は、相互に
通信を行うことができる。また、カーナビゲーション装
置112、および冷蔵庫113には、メモリカード11
4のドライブが設けられている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】ISP107−1において、アクセスサーバ
141は、電話回線網108を介して、カーナビゲーシ
ョン装置112、および冷蔵庫113などのCE機器から
発呼して接続され、それらのCE機器の認証処理を行う。
そして、CE機器を認証した場合、アクセスサーバ141
は、インターネット1に、CE機器を接続させる。なお、
アクセスサーバ141は、電話回線網108以外の任意
のネットワークを介して、CE機器から接続されるように
しても良い。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】次に、図22のステップS21において、
ユーザ611は、所有するパーソナルコンピュータなど
を設定端末装置109として、購入したCE機器132の
登録処理を開始する。すなわち、設定端末装置109
は、登録用アプリケーション(例えばブラウザ323、
またはCE機器132登録用の専用アプリケーション)を
起動して、登録サーバ142が運営しているCE機器登録
用のサイトにアクセスし、まず、ユーザより、ユーザの
住所、郵便番号、氏名、生年月日、性別、電話番号、並
びにクレジットカードの種類、番号、有効期限、および
名前などのユーザに関する情報(以下、ユーザ情報と称
する)の入力を受け付け、入力されたユーザ情報を、登
録サーバ142に送信する。登録サーバ142は、この
ユーザ情報を、データベースサーバ144に送信する。
データベースサーバ144は、受信したユーザ情報を、
ユーザ情報のデータベースであるユーザ登録マスタ62
に保存する。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】登録サーバ142は、ステップS23にお
いて、データベースサーバ144に、CE機器登録マスタ
602の中に、ステップS22で算出された機器IDと同
一の機器IDが登録されているか否かを確認することによ
り、機器IDに対応するCE機器132が、本当に出荷され
たものか否かを確認する。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】機器IDに対応するCE機器132が、本当に
出荷されたものであると確認されると、ステップS24
において、登録サーバ142は、データベースサーバ1
44に、CE機器登録マスタ602に登録されている機器
IDと、ステップS21でユーザ登録マスタ621に保存
されたユーザ情報を対応付けて記憶するよう指令する。
データベースサーバ144は、指令に従って、機器IDと
ユーザ情報を対応付けて保存する。以後、機器IDを基
に、ユーザ情報を検索することが可能となる。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】アクセスサーバ141は、データベースサ
ーバ144に記憶されているCE機器登録マスタ602
り、CE機器132から送信されてきた機器IDと対応する
パスフレーズを読み出し、生成したチャレンジと足し算
した後、ハッシュ関数を計算する。そして、アクセスサ
ーバ141は、CE機器132から送信されたハッシュ値
と、自らが算出したハッシュ値を比較し、これらのハッ
シュ値が同一であった場合、CE機器132のインターネ
ット1への接続を許可する。ステップS33において、
アクセスサーバ141は、算出したハッシュ値を、デー
タベースサーバ144に送信し、保存させる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】CE機器製造所103においては、CE機器1
32の製造時に、CE機器132の所定のメモリに、機器
IDとパスフレーズが記録される。その後、ステップS1
01において、製造所サーバ131の記憶制御プログラ
ム304は、機器IDとパスフレーズを記憶する。ステッ
プS102において、製造所サーバ131の通信制御プ
ログラム302は、機器IDとパスフレーズをデータベー
スサーバ144に送信し、記憶するよう要求する。この
要求を受信したデータベースサーバ144は、機器IDと
パスフレーズを記憶する。このようにして、データベー
スサーバ144には、製造されたCE機器132の機器ID
とパスフレーズが保存される
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0126
【補正方法】変更
【補正内容】
【0126】ステップS202において、冷蔵庫113
は、アクセスサーバ141よりチャレンジコードを受信
する。ステップS203において、冷蔵庫113の記憶
制御プログラム525は、記憶部238に記憶している
機器IDとパスフレーズを読み出し、ステップS204に
おいて、冷蔵庫113の演算処理プログラム524は、
ステップS203で読み出したパスフレーズと、ステッ
プS202で受信したチャレンジコードを足し算した
後、ハッシュ関数を利用した所定の演算によりハッシュ
値を算出する。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0131
【補正方法】変更
【補正内容】
【0131】ステップS227において、アクセスサー
バ141の認証プログラム344は、ステップS223
で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS
226で演算処理プログラム343が算出したハッシュ
値が同一であるか否かを判定する。その結果、ステップ
S223で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ス
テップS226で演算処理プログラム343が算出した
ハッシュ値が同一であった場合、アクセスサーバ141
の通信制御プログラム342は、ステップS228にお
いて、冷蔵庫113に対して、インターネット1への接
続を許可した旨を通知する。冷蔵庫113は、ステップ
S207において、アクセスサーバ141より、インタ
ーネット1への接続を許可した旨を受信する。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0138
【補正方法】変更
【補正内容】
【0138】ステップS245において、Web認証代行
サーバ146は、データベースサーバ144より、ハッ
シュ値およびユーザIDを受信する。ステップS246に
おいて、Web認証代行サーバ146の認証プログラム4
43は、ステップS243で冷蔵庫113より受信した
ハッシュ値と、ステップS245でデータベースサーバ
144より受信したハッシュ値が同一であるか否かを判
定することにより、冷蔵庫113を認証するか否かを判
定する。その結果、ステップS243で冷蔵庫113よ
り受信したハッシュ値と、ステップS245でデータベ
ースサーバ144より受信したハッシュ値が同一であっ
た場合、ユーザIDに基づいてユーザを特定し、ステップ
S247において、Web認証代行サーバ144の通信制
御プログラム442は、冷蔵庫113に、サービス提供
サーバ145への接続許可を送信する。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0143
【補正方法】変更
【補正内容】
【0143】なお、上述においては、パスフレーズとチ
ャレンジを足し算した値のハッシュ値を計算する場合を
例にして説明したが、本発明は、パスフレーズとチャレ
ンジを足し算することに限定されるものではない。パス
フレーズとチャレンジを利用した任意の計算式(例え
ば、パスフレーズとチャレンジを掛け算しても良いし、
予め設定されたその他の計算を行っても良い)により算
出した値を基に、ハッシュ値を算出するようにすること
ができる。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0165
【補正方法】変更
【補正内容】
【0165】ステップS387において、データベース
サーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップ
S385ですでに記憶しているユーザ情報と、ステップ
S386で受信した機器ID、ユーザID、およびパスワー
ドを対応付けて記憶し、通信制御プログラム402は、
ユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを
対応付けて記憶した旨の通知を、登録サーバ142に送
信する。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0168
【補正方法】変更
【補正内容】
【0168】ステップS311において、カーナビゲー
ション装置112は、登録サーバ142より、カーナビ
ゲーション装置112の登録が完了した旨の通知を受信
すると共に、ユーザIDとパスワードを受信する。ステッ
プS312において、カーナビゲーション装置112の
表示制御プログラム544は、カーナビゲーション装置
112の登録が完了した旨の案内、およびユーザIDとパ
スワードを、ディスプレイ271に表示させ、ユーザに
ユーザIDとパスワードを書き留めるように案内を表示す
る。
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0330
【補正方法】変更
【補正内容】
【0330】集中サービス登録サーバ104は、登録I
D、およびパスワードを発行し、ステップS923にお
いて、CE機器132に、サービス提供サーバ102−2
への登録完了の通知、および登録ID、およびパスワード
を送信する。CE機器132は、サービス提供サーバ10
2−2への登録完了の通知、登録ID、およびパスワード
を受信すると、これをユーザに提示する。ユーザは、こ
の登録ID、およびパスワードを、記憶したり、書き留め
たりしておく。また、ユーザは、サービス提供サーバ1
02−2より、サービスの提供を受けることができる。
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0366
【補正方法】変更
【補正内容】
【0366】集中サービス登録サーバ104は、図99
のステップS1051において、カーナビゲーション装
置112より、登録可能なサービスのリストの要求を受
信する。
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0380
【補正方法】変更
【補正内容】
【0380】ステップS1007において、カーナビゲ
ーション装置112は、集中サービス登録サーバ104
から、登録IDとパスワードが要求されたか否かを判定す
るが、登録IDとパスワードは要求されず、ステップS1
008において、カーナビゲーション装置112は、集
中サービス登録サーバ104より、登録IDを有している
か否かの確認要求を受信する。
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図30
【補正方法】変更
【補正内容】
【図30】データベースサーバの冷蔵庫登録処理を説明
するフローチャートである。
【手続補正38】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図61
【補正方法】変更
【補正内容】
【図61】追加されたサービスのCE機器への提供を説明
する図である。
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正40】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正41】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正42】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正43】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正44】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図32
【補正方法】変更
【補正内容】
【図32】
【手続補正45】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図96
【補正方法】変更
【補正内容】
【図96】
【手続補正46】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図99
【補正方法】変更
【補正内容】
【図99】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットへの接続の認証処理、お
    よび前記インターネット上において、サービスの提供を
    受けるための認証処理を管理する第1の情報処理装置、
    およびユーザからの操作に従って、前記インターネット
    に接続し、前記サービスの提供を受ける第2の情報処理
    装置から構成される情報処理システムにおいて、 前記第1の情報処理装置は、 前記第2の情報処理装置より、前記第2の情報処理装置
    を識別するための識別子、パスワード、および前記イン
    ターネットへの接続要求を受信した場合、前記識別子お
    よび前記パスワードに基づいて、前記第2の情報処理装
    置の前記インターネットへの接続を許可するか否かを判
    定する第1の判定手段と、 前記第2の情報処理装置より、前記第2の情報処理装置
    の前記識別子、前記パスワード、および前記サービスを
    提供するようにとの要求を受信した場合、前記識別子お
    よび前記パスワードに基づいて、前記第2の情報処理装
    置に前記サービスを提供してよいか否かを判定する第2
    の判定手段とを備え、 前記第2の情報処理装置は、 前記第2の情報処理装置の前記識別子、および前記パス
    ワードを記憶する記憶手段と、 前記第1の情報処理装置に、前記第2の情報処理装置の
    前記識別子、および前記パスワードを送信し、前記イン
    ターネットへの接続を要求する第1の要求手段と、 前記第1の情報処理装置より、前記インターネットへの
    接続が許可された場合、前記インターネットに接続する
    接続手段と、 前記第1の情報処理装置に、前記第2の情報処理装置の
    前記識別子、および前記パスワードを送信し、前記サー
    ビスの提供を要求する第2の要求手段と、 前記第1の情報処理装置より、前記サービスの提供を受
    けることが許可された場合、前記サービスを受信する受
    信手段とを備え、 前記第1の要求手段が送信する前記識別子、および前記
    パスワードと、前記第2の要求手段が送信する前記識別
    子、および前記パスワードは同一であることを特徴とす
    る情報処理システム。
  2. 【請求項2】 他の情報処理装置より、前記他の情報処
    理装置を識別するための識別子、第1のパスワード、お
    よびインターネットへの接続要求を受信した場合、前記
    識別子および前記第1のパスワードに基づいて、前記他
    の情報処理装置の前記インターネットへの接続を許可す
    るか否かを判定する第1の判定手段と、 前記他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置の前
    記識別子、前記第1のパスワード、およびサービスを提
    供するようにとの要求を受信した場合、前記識別子およ
    び前記第1のパスワードに基づいて、前記他の情報処理
    装置に前記サービスを提供してよいか否かを判定する第
    2の判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記他の情報処理装置を所有するユーザ
    に関する情報を前記他の情報処理装置の前記識別子と対
    応付けて登録する登録手段と、 前記登録手段により登録された前記ユーザに、前記ユー
    ザの識別子、および前記第1のパスワードとは異なる第
    2のパスワードを発行する第1の発行手段と、前記ユー
    ザの識別子、および前記第2のパスワードに基づいて、
    前記他の情報処理装置に前記第1のパスワードを発行す
    る第2の発行手段とをさらに備え、 前記第1のパスワードには、有効期限が設定され、前記
    第2の発行手段は、前記第1のパスワードの前記有効期
    限が切れている場合、新規に前記第1のパスワードを発
    行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記他の情報処理装置の前記識別子、前
    記ユーザの前記識別子、前記第1のパスワード、および
    前記第2のパスワードを対応付けて記憶する記憶手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 乱数を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記乱数を前記他の情報
    処理装置に送信する送信手段と、 前記乱数、および前記他の情報処理装置の前記識別子に
    基づいて、予め設定された所定の演算を行い、値を算出
    する演算手段とをさらに備え、 前記値が前記第1のパスワードとして用いられることを
    特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報処理装置の情報処理方法において、 他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置を識別す
    るための識別子、パスワード、および前記インターネッ
    トへの接続要求を受信した場合、前記識別子および前記
    パスワードに基づいて、前記他の情報処理装置の前記イ
    ンターネットへの接続を許可するか否かを判定する第1
    の判定ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置の前
    記識別子、前記パスワード、および前記サービスを提供
    するようにとの要求を受信した場合、前記識別子および
    前記パスワードに基づいて、前記他の情報処理装置に前
    記サービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
    ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 他の情報処理装置より、前記他の情報処
    理装置を識別するための識別子、パスワード、および前
    記インターネットへの接続要求を受信した場合、前記識
    別子および前記パスワードに基づいて、前記他の情報処
    理装置の前記インターネットへの接続を許可するか否か
    を判定する第1の判定ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置の前
    記識別子、前記パスワード、および前記サービスを提供
    するようにとの要求を受信した場合、前記識別子および
    前記パスワードに基づいて、前記他の情報処理装置に前
    記サービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
    ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み
    取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  8. 【請求項8】 情報処理装置を制御するコンピュータ
    に、他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置を識
    別するための識別子、パスワード、および前記インター
    ネットへの接続要求を受信した場合、前記識別子および
    前記パスワードに基づいて、前記他の情報処理装置の前
    記インターネットへの接続を許可するか否かを判定する
    第1の判定ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記他の情報処理装置の前
    記識別子、前記パスワード、および前記サービスを提供
    するようにとの要求を受信した場合、前記識別子および
    前記パスワードに基づいて、前記他の情報処理装置に前
    記サービスを提供してよいか否かを判定する第2の判定
    ステップとを実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 情報処理装置を識別するための識別子、
    および第1のパスワードを記憶する記憶手段と、 他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別子、
    および前記第1のパスワードを送信し、前記インターネ
    ットへの接続を要求する第1の要求手段と、 前記他の情報処理装置より、前記インターネットへの接
    続が許可された場合、前記インターネットに接続する接
    続手段と、 前記他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別
    子、および前記第1のパスワードを送信し、前記サービ
    スの提供を要求する第2の要求手段と、 前記他の情報処理装置より、前記サービスの提供を受け
    ることが許可された場合、前記サービスを受信する第1
    の受信手段とを備え、 前記第1の要求手段が送信する前記識別子、および前記
    第1のパスワードと、前記第2の要求手段が送信する前
    記識別子、および前記第1のパスワードは同一であるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記他の情報処理装置に、前記情報処
    理装置を所有するユーザに関する情報を送信し、前記ユ
    ーザの登録を要求する第3の要求手段と、 前記他の情報処理装置より、前記ユーザの識別子、およ
    び前記第1のパスワードとは異なる第2のパスワードを
    受信する第2の受信手段と、 前記第1のパスワードの有効期限が切れている場合、前
    記ユーザより、前記ユーザの識別子、および前記第2の
    パスワードの入力を受け付ける受付手段と、 前記受付手段により入力が受け付けられた前記ユーザの
    識別子、および前記第2のパスワードを、前記他の情報
    処理装置に送信する送信手段と、 前記他の情報処理装置より、新規に前記第1のパスワー
    ドを受信する第3の受信手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記他の情報処理装置より、乱数を受
    信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により受信された前記乱数、および
    前記記憶手段により記憶されている前記情報処理装置の
    前記識別子に基づいて、予め設定された所定の演算を行
    い、値を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された前記値を、前記他の情報
    処理装置に送信する送信手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 情報処理装置の情報処理方法におい
    て、 情報処理装置を識別するための識別子、およびパスワー
    ドを記憶する記憶ステップと、 他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別子、
    および前記パスワードを送信し、前記インターネットへ
    の接続を要求する第1の要求ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記インターネットへの接
    続が許可された場合、前記インターネットに接続する接
    続ステップと、 前記第1の要求ステップの処理により前記他の情報処理
    装置に送信されたものと同一の前記情報処理装置の前記
    識別子、および前記パスワードを、前記他の情報処理装
    置に送信し、前記サービスの提供を要求する第2の要求
    ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記サービスの提供を受け
    ることが許可された場合、前記サービスを受信する受信
    ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 情報処理装置を識別するための識別
    子、およびパスワードの記憶を制御する記憶制御ステッ
    プと、 他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別子、
    および前記パスワードを送信し、前記インターネットへ
    の接続を要求する第1の要求ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記インターネットへの接
    続が許可された場合、前記インターネットに接続する接
    続ステップと、 前記第1の要求ステップの処理により前記他の情報処理
    装置に送信されたものと同一の前記情報処理装置の前記
    識別子、および前記パスワードを、前記他の情報処理装
    置に送信し、前記サービスの提供を要求する第2の要求
    ステップと、前記他の情報処理装置より、前記サービス
    の提供を受けることが許可された場合、前記サービスの
    受信を制御する受信制御ステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
    れている記録媒体。
  14. 【請求項14】 情報処理装置を制御するコンピュータ
    に、 情報処理装置を識別するための識別子、およびパスワー
    ドの記憶を制御する記憶制御ステップと、 他の情報処理装置に、前記情報処理装置の前記識別子、
    および前記パスワードを送信し、前記インターネットへ
    の接続を要求する第1の要求ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記インターネットへの接
    続が許可された場合、前記インターネットに接続する接
    続ステップと、 前記第1の要求ステップの処理により前記他の情報処理
    装置に送信されたものと同一の前記情報処理装置の前記
    識別子、および前記パスワードを、前記他の情報処理装
    置に送信し、前記サービスの提供を要求する第2の要求
    ステップと、 前記他の情報処理装置より、前記サービスの提供を受け
    ることが許可された場合、前記サービスの受信を制御す
    る受信制御ステップとを実行させるプログラム。
  15. 【請求項15】 他の情報処理装置がインターネットへ
    接続するための認証処理、および前記他の情報処理装置
    が、前記インターネット上のサイトから、サービスの提
    供を受けるための認証処理を行う情報処理装置におい
    て、 他の情報処理装置より、前記サイトが提供する前記サー
    ビスの要求を受信した場合、乱数を生成して、前記他の
    情報処理装置に送信する送信手段と、 前記他の情報処理装置から、前記他の情報処理装置が保
    有する第1の値と前記乱数に基づいて算出した第2の値
    を受信する受信手段と、 予め記憶している前記第1の値と前記乱数に基づいて、
    前記他の情報処理装置と同様の演算により前記第3の値
    を算出する算出手段と、 前記第2の値と前記第3の値に基づいて、前記他の情報
    処理装置の前記インターネットへの接続を認証する第1
    の認証手段と、 前記第1の認証手段により、前記他の情報処理装置の前
    記インターネットへの接続が認証された場合、前記第2
    の値、および前記第3の値に基づいて、前記サイトから
    の前記他の情報処理装置への前記サービスの提供の可否
    を認証する第2の認証手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
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