JP5116123B2 - 通信システム、ポータルサーバ、サービスサーバ、通信方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、ポータルサーバ、サービスサーバ、通信方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ポータルシステムの利用者端末において、利用者へのサービスメニュー等の出力項目を選択可能する技術に関し、特に、利用者の属性情報毎又は認証種別毎にサービス提供を可能とする、通信システム、ポータルサーバ、認証サーバ、サービスサーバ、並びにこれらの通信方法及びプログラムに関する。
近年では、メール、掲示板、伝言、及び特定サービスの連絡などの様々なサービスを一元的に利用者端末(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等)上で取り扱うことができるようにするポータルシステムが注目されている。
例えば、ポータルシステムの利用者は、自宅に設置された利用者端末を介して、利用している医療に関する医療費の支払い状況や医療の受信状況、介護保険の状況や、利用する図書館等の市民サービスの利用状況、或いはその他の利用可能なサービスの資格に関する情報などを、一元的に把握することができる。
このような従来からのポータルシステムでは、利用者端末を介するサービス利用の通信にWebアプリケーションなどが用いられる。ポータルシステムの例として、各利用者によって利用可能なサービスが異なる場合に、利用可能なサービスを特定し、この利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報(以下、単に「メニュー情報」とも称する)を当該利用者端末に提示するにあたり、利用者がそのサービスについて利用可能であるか否かを示すユーザアクセス権情報と、当該利用者が属するグループがそのサービスについて利用可能であるか否かを示すグループアクセス権情報に基づいて、メニュー情報を当該利用者端末に提示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、図10に示すように、利用者端末11に対して、通信網を介して各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する通信システム例の概略図を示す。一般に、ポータルシステムを構成する通信システム1は、ポータルサーバ12と、認証サーバ13と、サービスサーバ14からなる。ポータルサーバ12は、利用者端末11の利用者からの要求に応じて、認証サーバ13に対して認証要求を行うとともに、サービスサーバ14に対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末11に提示する。
図11に、通信システム1によって、各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する従来からの方法の概要を示す。
利用者端末11は、利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を得るにあたり、ポータルサーバ12にアクセス(ポータルアクセス)する(ステップS101)。
ポータルサーバ12は、利用者の本人性を確認する認証要求を認証サーバ13に対して行い(ステップS102)、認証サーバ13は、認証画面を生成して(ステップS103)、利用者端末11に提示する(ステップS104)。
利用者の本人性を確認する認証方法には、ID/パスワードによる認証やICカードによる認証など複数存在し、そのサービスが扱う情報によってより高度な認証が必要な場合や、単純な認証でよい場合などがある。従って、ポータルサーバ12が利用者の本人性を確認する認証要求を認証サーバ13に対して行う際に、利用者端末11を経て行うようにすることもできる。
認証サーバ13は、利用者端末11から利用者の本人性を確認する認証情報を得て(ステップS105)、認証情報の検証を行ない(ステップS106)、その検証結果を表す認証応答をポータルサーバ12に通知する(ステップS107)。ここで、検証結果を表す認証応答を利用者端末11に通知することもできる。
ポータルサーバ12は、認証サーバ13から、利用者の本人性を確認することができた旨を表す検証結果の認証応答を得た場合には、メニュー情報をサービスサーバ14に対して要求する(ステップS108)。
サービスサーバ14は、予め利用者によって登録されたサービスに関するアクセス権の情報を基に、図12に例示する「アクセス権情報テーブル」を参照してアクセス権の有るサービスの情報(情報種別によって示されるサービス内容)を検索し(ステップS109)、アクセス権の有る各種サービスのメニュー情報を生成して(ステップS110)、メニュー情報応答としてポータルサーバ12からの要求に応答する(ステップS111)。
ポータルサーバ12は、サービスサーバ14から得られたメニュー情報にしたがって、メニュー画面を生成し(ステップS112)、利用者端末11に提示する(ステップS113)。
このようにして、利用者は、通信システム1を通じてアクセス権に応じたサービスのメニュー情報を取得することができる。
特開2005−59438号公報
しかしながら、図11に示す従来からの方法では、サービスサーバ14が、サービス提供の可否を“利用者毎・サービス毎”に管理するいわゆる「アクセス権情報」のみで出力項目を選択していたため、サービス利用時の利用者の状況により変化する情報(年齢、住所等)に応じたメニュー情報を柔軟に提供することができなかった。
より具体的には、従来の方法では、サービスサーバ14が、サービスに対するアクセス権情報のみでメニュー情報を提供するため、そのサービスが扱う情報によってより高度な認証が必要な場合や、単純な認証でよい場合に対応することが困難である。ログイン時の認証種別によって利用可能なサービスに違いを持たせたい場合とは、例えば、市民サービス利用や医療受診状況では、利用者名として特定されている必要が多いことから、サブネームを複数設定することもできないため、利用可能なサービスに違いを持たせることができないことが多い。
また、利用者の属性情報には、住所や年齢、勤務先情報など、状況によって変わりうる情報があるが、このように変動的な利用者の条件によって利用可能なサービスに違いを持たせたい場合がある。
従って、従来の方法では、ログインの際に毎回変わりうる認証種別(ID/パスワード認証、ICカード認証等)や、利用時の利用者の状況によって変わりうる当該利用者の属性(住所、年齢等)によって利用可能なサービスに違いを持たせたい場合に、利用者または利用者が属するグループがそのサービスについて利用可能か否かを示すアクセス権情報のみによって利用可能なサービスを特定しメニュー情報を提示してしまうことは、たとえその後のサービス利用の場面でアクセスを拒否したとしても、利用者にとって混乱を与えてしまう。
本発明の目的は、上述のような課題を鑑みてなされたものであり、利用者の属性情報毎及び/又は認証種別毎にサービス提供を可能とする、通信システム、ポータルサーバ、認証サーバ、サービスサーバ、並びにこれらの通信方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の通信システムは、サービス提供の可否を“利用者毎・サービス毎”に管理するいわゆる「アクセス権情報」のみでメニュー情報を選択するのではなく、利用者の認証方法や、サービス利用時の利用者の状況により変化する属性情報(年齢、住所等)に応じて柔軟にメニュー情報を利用者端末に提供する。本発明の通信システムでは、サービスサーバが、利用者又は利用者が属するグループがそのサービスについて利用可能か否かを示すとともに、ログインの際に毎回変わりうる認証種別(ID/パスワード認証、ICカード認証等)を各サービスに関連付けるための「アクセス権情報テーブル」と、 “利用者毎”の属性情報を管理する「利用者属性情報テーブル」と、“属性情報毎・サービス毎”のサービス提供条件を管理する「サービス情報テーブル」を保持して、認証種別と利用者の属性に応じた利用可能なメニュー情報を選択して提示するように構成される。
即ち、本発明の通信システムは、利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示するポータルサーバを備える通信システムであって、前記ポータルサーバは、利用者が当該通信システムにログインする際に、認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成する認証種別選択画面生成手段と、利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報及び対応する認証情報を付加して前記認証サーバに送信する認証要求制御手段と、前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するメニュー情報要求制御手段と、前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、を備え、前記認証サーバは、利用者によって選択された認証種別に応じた認証画面を生成する認証画面生成手段と、利用者によって認証画面に入力された認証情報から利用者が本人であるか否かを検証する認証情報検証手段と、を備え、前記サービスサーバは、前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するアクセス権情報検索手段と、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成するメニュー情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の通信システムにおいて、前記ポータルサーバの前記メニュー情報要求制御手段は、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求し、前記サービスサーバは、利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索する利用者属性情報検索手段と、前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するサービス情報検索手段と、を更に備え、前記メニュー情報生成手段は、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする。
さらに、本発明は、ポータルサーバ自体に特有の構成を提供しており、本発明のポータルサーバは、利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示する通信システムにおけるポータルサーバであって、
利用者が当該通信システムにログインする際に、認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成する認証種別選択画面生成手段と、利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報を付加して前記認証サーバに送信する認証要求制御手段と、前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するメニュー情報要求制御手段と、
前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のポータルサーバにおいて、前記メニュー情報要求制御手段は、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求することを特徴とする。
さらに、本発明は、サービスサーバ自体に特有の構成を提供しており、本発明のサービスサーバは、利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うポータルサーバからサービス処理要求を受け付け、メニュー情報を利用者端末に提示する通信システムにおけるサービスサーバであって、前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するアクセス権情報検索手段と、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成するメニュー情報生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のサービスサーバにおいて、利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索する利用者属性情報検索手段と、前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するサービス情報検索手段と、を更に備え、前記メニュー情報生成手段は、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする。
さらに、本発明の通信方法は、利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示するポータルサーバを備える通信システムの通信方法であって、前記ポータルサーバの処理手順は、利用者が当該通信システムにログインする際に、認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成するステップと、利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報を付加して前記認証サーバに送信するステップと、前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するステップと、前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するステップと、を含み、前記認証サーバの処理手順は、利用者によって選択された認証種別に応じた認証画面を生成するステップと、利用者によって認証画面に入力された認証情報から利用者が本人であるか否かを検証するステップと、を含み、前記サービスサーバの処理手順は、前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するステップと、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の通信方法において、前記ポータルサーバの処理手順の前記メニュー情報を要求するステップは、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求し、前記認証サーバの処理手順は、利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索するステップと、前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するステップと、を更に含み、前記メニュー情報として生成するステップは、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする。
さらに、本発明のプログラムは、コンピュータを、上記ポータルサーバ、及びサービスサーバとして機能させることを特徴とする。
本発明によれば、サービスサーバが、利用者又は利用者が属するグループがそのサービスについて利用可能か否かを示すアクセス権情報テーブルに認証種別の項目を加えてアクセス権情報データベースに保持しているため、ポータルサーバが、利用者のログイン時の認証種別に応じて利用可能なサービスのみのメニュー画面を利用者端末に提示することができるようになる。
また、本発明によれば、サービスサーバが、利用者毎の属性情報を示す利用者属性情報テーブルと、利用者の属性情報によって利用の可否を示す項目を加えたサービス情報テーブルとをデータベースに保持しているため、ポータルサーバが、当該利用者の属性に応じた利用可能なサービスのみのメニュー画面を利用者端末に提示することができるようになる。
本発明による一実施例の通信システムにおけるポータルサーバの特有の機能を例示するブロック図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける認証サーバの特有の機能を例示するブロック図である。 本発明による一実施例の通信システムにおけるサービスサーバの特有の機能を例示するブロック図である。 本発明による一実施例の通信システムによって、各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する方法のフロー図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける、認証種別選択画面例を示す図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける、認証画面例を示す図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける、利用者属性情報テーブル例を示す図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける、サービス情報テーブル例を示す図である。 本発明による一実施例の通信システムにおける、アクセス権情報テーブル例を示す図である。 利用者端末に対して、通信網を介して各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する通信システム例の概略図である。 各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する従来からの方法のフロー図である。 各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する従来からの方法におけるアクセス権情報テーブル例を示す図である。
以下、本発明による一実施例の通信システム、ポータルサーバ、認証サーバ、サービスサーバ、並びにこれらの通信方法及びプログラムについて説明する。
〔システム構成〕
本発明による一実施例の通信システム1は、前述した図10に示すように、利用者端末11に対して、通信網を介して各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示するポータルシステムとして構成され、ポータルサーバ12と、認証サーバ13と、サービスサーバ14からなり、ポータルサーバ12は、利用者端末11の利用者からの要求に応じて、認証サーバ13に対して認証要求を行うとともに、サービスサーバ14に対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末11に提示する。従って、図10に示す同様の装置に対して、同一の参照番号を付して説明する。
ただし、本発明による一実施例の通信システム1は、図11に示す従来からの方法とは相違して、利用者の認証方法や、サービス利用時の利用者の状況により変化する属性情報(年齢、住所等)に応じて柔軟にメニュー情報を利用者端末11に提供可能にする。
図1は、本発明による一実施例の通信システムにおけるポータルサーバの特有の機能を例示するブロック図である。図2は、本発明による一実施例の通信システムにおける認証サーバの特有の機能を例示するブロック図である。また、図3は、本発明による一実施例の通信システムにおけるサービスサーバの特有の機能を例示するブロック図である。
〔ポータルサーバ〕
図1を参照するに、ポータルサーバ12は、通信インターフェース121と、制御部122と、記憶部123とを備える。制御部122は、認証種別選択画面生成部1211と、認証要求制御部1212と、メニュー情報要求制御部1213と、メニュー画面生成部1214とを有する。尚、これらの機能は、従来とは相違する機能を特に示したものであり、他の機能を排除することを意図したものでない。また、ポータルサーバ12は、好適に、コンピュータで構成することができ、通信インターフェース121を外部装置と通信する任意のインターフェースで構成することができ、制御部122の各機能を中央演算処理装置(CPU)で実現するために、記憶部123の所定の領域にCPUで実行させるためのプログラムを格納することができる。また、各機能を実現させるために必要とされるデータを、記憶部123に一時的、又は恒久的に格納することもできる。このような記憶部123は、適宜コンピュータ内部のROM、RAM又はハードディスクなどで構成させることができ、或いは又、外部記憶装置(例えば、外付けハードディスク)を用いて構成させることもできる。
認証種別選択画面生成部1211は、利用者がログインしていない状態であることを確認するとともに、ログインしていない場合に、ログインの際に毎回変わりうる認証種別(ID/パスワード認証、ICカード認証等)を選択させるための認証種別選択画面を生成する機能を有する。生成された認証種別選択画面(図5)の情報は、通信インターフェース121を経て利用者端末11に送信される。尚、認証種別選択画面生成部1211は、利用者がログインしている状態で用いられた認証種別について確認を求める画面を提示するよう構成してもよい。
認証要求制御部1212は、通信インターフェース121を経て、利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報及び対応する認証情報を付加して認証サーバ13に送信する機能を有する。
メニュー情報要求制御部1213は、通信インターフェース121を経て、利用者の属性及び/又は認証種別に基づいて利用可能なサービスの情報を示すメニュー情報をサービスサーバ14に対して要求するために、このメニュー情報要求に認証種別の情報及び利用者IDを付加してサービスサーバ14に送信する機能を有する。
メニュー画面生成部1214は、サービスサーバ14から提供される、利用者の属性に基づくサービスの情報種別の情報と、認証種別に基づくサービスの情報種別のうちの少なくとも一方に基づいて、当該利用者が利用可能な情報種別の一覧を示すメニュー画面を生成する機能を有する。
従って、ポータルサーバ12は、利用者からの要求に応じて、正しく認証された利用者の認証種別の情報及び利用者IDを付加したメニュー情報要求をサービスサーバ14に送信し、サービスサーバ14から得られたメニュー情報を基にメニュー画面を利用者端末11に提示する。
〔認証サーバ〕
図2を参照するに、認証サーバ13は、通信インターフェース131と、制御部132と、記憶部133と、認証情報データベース134とを備える。制御部132は、認証画面生成部1321と、認証情報検証部1322とを有する。尚、これらの機能は、従来とは相違する機能を特に示したものであり、他の機能を排除することを意図したものでない。また、認証サーバ13は、好適に、コンピュータで構成することができ、通信インターフェース131を外部装置と通信する任意のインターフェースで構成することができ、制御部132の各機能を中央演算処理装置(CPU)で実現するために、記憶部133の所定の領域にCPUで実行させるためのプログラムを格納することができる。また、各機能を実現させるために必要とされるデータを、記憶部133に一時的、又は恒久的に格納することもできる。このような記憶部133は、適宜コンピュータ内部のROM、RAM又はハードディスクなどで構成させることができ、或いは又、外部記憶装置(例えば、外付けハードディスク)を用いて構成させることもできる。
認証画面生成部1321は、利用者によって選択された認証種別に応じた認証画面を生成する機能を有する。生成された認証画面(図6)の情報は、通信インターフェース131を経て利用者端末11に送信される。
認証情報検証部1322は、利用者によって認証画面に入力された認証情報から利用者が本人であるか否かを検証する機能を有する。
〔サービスサーバ〕
図3を参照するに、サービスサーバ14は、通信インターフェース141と、制御部142と、記憶部143と、サービス情報データベース144と、利用者属性情報データベース145と、アクセス権情報データベース146とを備える。制御部142は、利用者属性情報検索部1421と、サービス情報検索部1422と、アクセス権情報検索部1423と、メニュー情報生成部1424とを有する。尚、これらの機能は、従来とは相違する機能を特に示したものであり、他の機能を排除することを意図したものでない。また、サービスサーバ14は、好適に、コンピュータで構成することができ、通信インターフェース141を外部装置と通信する任意のインターフェースで構成することができ、制御部142の各機能を中央演算処理装置(CPU)で実現するために、記憶部143の所定の領域にCPUで実行させるためのプログラムを格納することができる。また、各機能を実現させるために必要とされるデータを、記憶部143に一時的、又は恒久的に格納することもできる。このような記憶部143は、適宜コンピュータ内部のROM、RAM又はハードディスクなどで構成させることができ、或いは又、外部記憶装置(例えば、外付けハードディスク)を用いて構成させることもできる。
利用者属性情報検索部1421は、利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報テーブル(図7)を格納する利用者属性情報データベース145から、利用者IDを基に、利用者属性情報テーブルを検索し、利用者の属性に対応する属性項目と、各属性項目の属性を特定する値を取得する機能を有する。
サービス情報検索部1422は、利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報テーブル(図8)を格納するサービス情報データベース144から、属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基にサービス情報テーブルを検索し、当該利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を取得する機能を有する。
アクセス権情報検索部1423は、利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報テーブル(図9)を格納するアクセス権情報データベース146から、利用者によって選択された認証種別の情報を基に、利用者IDと認証種別を基にアクセス権情報テーブルを検索し、利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を取得する機能を有する。
メニュー情報生成部1424は、利用者の属性に基づくサービスの情報種別の情報と、認証種別に基づくサービスの情報種別の情報のうちの少なくとも一方を、当該利用者が利用可能な情報種別の一覧としたメニュー情報を生成する機能を有する。
従って、サービス情報データベース144、利用者属性情報データベース145、及びアクセス権情報データベース146は、それぞれ「サービス情報テーブル」(図8)、「利用者属性情報テーブル」(図7)、「アクセス権情報テーブル」(図9)を保持している。サービスサーバ14は、アクセス権情報テーブル、利用者属性情報テーブル、サービス情報テーブルを参照して、当該利用者のログイン時の認証種別の情報と当該利用者の属性情報から、当該利用者が利用可能な情報種別の一覧を特定し、特定したメニュー情報を生成することができる。
また、図7に示すように、「利用者属性情報テーブル」は、“利用者毎”の属性情報を管理するためのテーブルである。
また、図8に示すように、「サービス情報テーブル」は、“属性情報毎・サービス毎”のサービス提供条件を管理して、利用者の属性に応じた利用可能なメニュー情報を選択して提示するためのテーブルである。
尚、図9に示すように、「アクセス権情報テーブル」は、利用者又は利用者が属するグループがそのサービスについて利用可能か否かを管理するとともに、ログインの際に毎回変わりうる認証種別(ID/パスワード認証、ICカード認証等)を各サービスに関連付けるためのテーブルである。
以下、図4を参照して、通信システム1によって、各利用者によって利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を提示する本実施例の通信システムの動作について説明する。
尚、本通信システム1の利用者は、例えば、利用者端末11を操作して、認証サーバ13に対して認証種別ごとの認証情報について登録済であり、サービスサーバ14に対して、「利用者属性情報テーブル」(図7)及び「アクセス権情報テーブル」(図9)に必要な利用者の属性情報(年齢、性別、住所等)を認証種別ごとのアクセス権とともに登録済であるとする。
本通信システム1の利用者は、利用者端末11を操作して、サービスサーバ14から各種サービスの提供を受けるため、利用可能なサービス一覧を示すメニュー情報を得るにあたり、本通信システム1の利用のために予め用意されたWebアプリケーションのブラウザ操作を経て、ポータルサーバ12にアクセスする(ステップS1)。
ポータルサーバ12は、当該利用者がログインしていない状態であることを確認し、ログインしていない場合は認証種別選択画面を生成する(ステップS2)。認証種別選択画面の例は、図5に示される。
ポータルサーバ12は、利用者端末11に認証種別選択画面を送信する(ステップS3)。
利用者端末11は、認証種別選択画面に提示された認証種別のうち、利用者により任意に選択された一つの認証種別の情報をポータルサーバ12に送信する(ステップS4)。
ポータルサーバ12は、利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報及び対応する認証情報を付加して認証サーバ13に送信する(ステップS5)。
認証サーバ13は認証種別に応じた認証画面を生成する(ステップS6)。認証画面の例は、図6に示される。
認証サーバ13は、利用者端末11に認証画面を送信する(ステップS7)。
利用者端末11は、利用者によって認証画面に入力された認証情報(例えば、選択された認証種別に対応するID/パスワード等)を認証サーバに送信する(ステップS8)。
認証サーバ13は、受信した認証情報から利用者が本人であるか否かを検証する(ステップS9)。尚、認証サーバ13が本人であることを如何にして検証するかについては任意とし、ポータルサーバ12は認証サーバ13の検証結果を信用しているとする。
尚、利用者の本人性を確認する認証方法には、ID/パスワードによる認証やICカードによる認証など複数存在し、そのサービスが扱う情報によってより高度な認証が必要な場合や、単純な認証でよい場合などがある。従って、ポータルサーバ12が利用者の本人性を確認する認証要求を認証サーバ13に対して行う際に、利用者端末11を経て行うようにすることもできる。
認証サーバ13は、認証結果と利用者IDを認証応答としてポータルサーバ12に送信する(ステップS10)。
ここで、認証サーバ13は、利用者端末11から利用者の本人性を確認する認証情報を得て認証情報の検証を行ない、その検証結果を表す認証応答をポータルサーバ12に通知するが、利用者によって選択された認証種別に応じた認証情報は、認証サーバ13内の認証情報データベース134内に予め登録され保持されていることに留意する。また、検証結果を表す認証応答を利用者端末11に通知することもできる。
ポータルサーバ12は、認証サーバ13から、利用者の本人性を確認することができた旨を表す検証結果の認証応答を得た場合には、利用可能なサービスの情報を示すメニュー情報をサービスサーバ14に対して要求するために、このメニュー情報要求に認証種別の情報及び利用者IDを付加してサービスサーバ14に送信する(ステップS11)。
サービスサーバ14は、サービスサーバ14内の利用者属性情報データベース145から、利用者ID(例えば、「A」)を基に利用者属性情報テーブルを検索し、利用者の属性に対応する属性項目と、その対応する値を取得するとともに、得られた属性項目及び対応する値を基に、サービス情報データベース144からサービス情報テーブルを検索し、当該利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を取得する(ステップS12)。
更に、サービスサーバ14は、アクセス権情報データベースから、認証種別の情報及び利用者IDを基にアクセス権情報テーブルを検索し、利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を取得する(ステップS13)。
従って、サービスサーバ14は、利用者の属性に基づくサービスの情報種別の情報と、認証種別に基づくサービスの情報種別の情報の双方を取得することができ、これら2つの情報種別の情報の少なくとも一方(例えば、各情報種別の情報のAND又はORを取る)を、当該利用者が利用可能な情報種別の一覧としたメニュー情報を生成し(ステップS14)、メニュー情報応答としてポータルサーバ12からの要求に応答する(ステップS15)。
ポータルサーバ12は、サービスサーバ14から得られたメニュー情報にしたがって、メニュー画面を生成し(ステップS16)、利用者端末11に提示する(ステップS17)。
提示されるメニュー画面には、サービスサーバ14によって生成されたメニュー情報における2つの情報種別の情報のうちの少なくとも一方が利用者端末11に提示され、例えば、図8及び図9の例に従って、ID/パスワードの認証種別に基づく「医療費支払情報」及び「医療受診状況」及び/又は利用者の属性に基づく「介護保険情報」が利用者端末11に提示される。
よって、当該利用者に利用可能なメニュー情報は、当該利用者のログイン時の認証種別に応じて当該情報種別に対し利用可能であるかを設定したアクセス権情報と、当該利用者の属性とを加味したものとなる。
このようにして、利用者は、通信システム1を通じて、利用者による認証種別及び/又は利用者の属性に基づくサービスの情報を取得することができるとともに、認証種別及び/又は利用者の属性によって受け取る情報の違いを持たせたことによりサービス提供の可否も知ることができるようになる。
前述した実施例では、説明の便宜のために、各サーバを個別のサーバとして説明したが、適宜組み合わせて、例えば1つのサーバで構成することもできる。また、この処理内容を記述したプログラムを、例えばDVD又はCD−ROMなどの可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができるほか、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。従って、本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
本発明は、ポータルシステムに適用できるほか、情報保有機関が保有する利用者の情報を取得、保管し、情報を提供する電子私書箱システムにも適用可能であり、利用者からの要求に応じて一元的にサービス提供する用途に有用である。
1 通信システム
11 利用者端末
12 ポータルサーバ
13 認証サーバ
14 サービスサーバ
121 通信インターフェース
122 制御部
123 記憶部
131 通信インターフェース
132 制御部
133 記憶部
134 認証情報データベース
141 通信インターフェース
142 制御部
143 記憶部
144 サービス情報データベース
145 利用者属性情報データベース
146 アクセス権情報データベース
1211 認証種別選択画面生成部
1212 認証要求制御部
1213 メニュー情報要求制御部
1214 メニュー画面生成部
1321 認証画面生成部
1322 認証情報検証部
1421 利用者属性情報検索部
1422 サービス情報検索部
1423 アクセス権情報検索部
1424 メニュー情報生成部

Claims (10)

  1. 利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示するポータルサーバを備える通信システムであって、
    前記ポータルサーバは、
    利用者が当該通信システムにログインする際に、複数の認証種別から1つの認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成する認証種別選択画面生成手段と、
    利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報を付加して前記認証サーバに送信する認証要求制御手段と、
    前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するメニュー情報要求制御手段と、
    前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、を備え、
    前記認証サーバは、
    利用者によって選択された認証種別に応じた認証画面を生成する認証画面生成手段と、
    利用者によって認証画面に入力された認証情報から利用者が本人であるか否かを検証する認証情報検証手段と、を備え、
    前記サービスサーバは、
    前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するアクセス権情報検索手段と、
    前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成するメニュー情報生成手段と、を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記ポータルサーバの前記メニュー情報要求制御手段は、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求し、
    前記サービスサーバは、
    利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索する利用者属性情報検索手段と、
    前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するサービス情報検索手段と、を更に備え、
    前記メニュー情報生成手段は、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする、請求項1に記載の通信システム。
  3. 利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示する通信システムにおけるポータルサーバであって、
    利用者が当該通信システムにログインする際に、複数の認証種別から1つの認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成する認証種別選択画面生成手段と、
    利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報を付加して前記認証サーバに送信する認証要求制御手段と、
    前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するメニュー情報要求制御手段と、
    前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するメニュー画面生成手段と、
    を備えることを特徴とするポータルサーバ。
  4. 前記メニュー情報要求制御手段は、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求することを特徴とする、請求項3に記載のポータルサーバ。
  5. 利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うポータルサーバからサービス処理要求を受け付け、メニュー情報を利用者端末に提示する通信システムにおけるサービスサーバであって、
    前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するアクセス権情報検索手段と、
    前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成するメニュー情報生成手段と、
    を備えることを特徴とするサービスサーバ。
  6. 利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索する利用者属性情報検索手段と、
    前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するサービス情報検索手段と、を更に備え、
    前記メニュー情報生成手段は、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする、請求項5に記載のサービスサーバ。
  7. 利用者端末の利用者からの要求に応じて、認証サーバに対して認証要求を行うとともに、サービスサーバに対してサービス処理要求を行い、メニュー情報を利用者端末に提示するポータルサーバを備える通信システムの通信方法であって、
    前記ポータルサーバの処理手順は、
    利用者が当該通信システムにログインする際に、複数の認証種別から1つの認証種別を選択させるための認証種別選択画面を生成するステップと、
    利用者の本人性を確認する認証要求を、利用者によって選択された認証種別の情報を付加して前記認証サーバに送信するステップと、
    前記サービスサーバに対して、前記認証種別を送信して、利用者が利用可能なサービスの情報種別の一覧を示すメニュー情報を要求するステップと、
    前記サービスサーバから提供される前記メニュー情報に基づくメニュー画面を生成するステップと、を含み、
    前記認証サーバの処理手順は、
    利用者によって選択された認証種別に応じた認証画面を生成するステップと、
    利用者によって認証画面に入力された認証情報から利用者が本人であるか否かを検証す
    るステップと、を含み、
    前記サービスサーバの処理手順は、
    前記利用者のアクセス権を認証種別ごとに管理するアクセス権情報データベースから、
    前記利用者によって選択された認証種別の情報を基に、前記利用者が利用可能なサービス
    の情報種別の情報を検索するステップと、
    前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成す
    るステップと、を含むことを特徴とする通信方法。
  8. 前記ポータルサーバの処理手順の前記メニュー情報を要求するステップは、前記サービスサーバに対して、前記利用者の属性及び前記認証種別を送信して、前記メニュー情報を要求し、
    前記認証サーバの処理手順は、
    利用者ごとの属性情報を保持する利用者属性情報データベースから、利用者IDを基に、利用者の属性に対応する属性項目と各属性項目の属性を特定する値を検索するステップと、
    前記利用者の属性ごとのサービスの情報種別の情報を管理するサービス情報データベースから、前記属性項目及び各属性項目の属性を特定する値を基に、前記利用者が利用可能なサービスの情報種別の情報を検索するステップと、を更に含み、
    前記メニュー情報として生成するステップは、前記認証種別に基づく前記サービスの情報種別及び前記利用者の属性に基づく前記サービスの情報種別の一覧を前記メニュー情報として生成することを特徴とする、請求項7に記載の通信方法。
  9. コンピュータを、請求項3又は4に記載のポータルサーバとして機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項5又は6に記載のサービスサーバとして機能させるためのプログラム。
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