JP2015069533A - データ管理装置及びデータ管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末のGPSモジュールの有効利用を図る。
【解決手段】データ管理装置は、場所を表す場所情報と認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶する記憶部と、ネットワークを介して、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した認証用情報とを取得する取得部と、記憶部上の、場所情報及び認証用情報の組み合わせの中から、取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、取得部により取得された認証用情報と同一と見なせる認証用情報とを含む組み合わせを特定し、特定した組み合わせに対応づけられている記憶部上の提供対象データをネットワークを介して当該ユーザーに提供する提供部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ管理装置とデータ管理方法とに関する。
周知のように、近年の携帯端末(携帯電話、携帯情報端末、ノートパソコン)には、GPS(Global Positioning System)モジュール(GPS受信機)を備えているものが多
い。
ただし、携帯端末のGPSモジュールの出力は、表示する地図の範囲を決定するため(例えば、特許文献1参照)や、携帯端末で撮影した写真の撮影位置情報として使用されているだけである。
特開2013−140164号公報
そこで、本発明の課題は、携帯端末のGPSモジュールの有効利用を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の,ネットワークに接続されるデータ管理装置は、場所を表す場所情報と認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶する記憶部と、前記ネットワークを介して、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した認証用情報とを取得する取得部と、前記記憶部上の、場所情報及び認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された認証用情報と同一と見なせる認証用情報とを含む組み合わせを特定し、特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データを前記ネットワークを介して当該ユーザーに提供する提供部とを、備える。
すなわち、本発明のデータ管理装置は、GPSモジュールを備えたユーザー端末からGPS位置情報を取得し、取得したGPS位置情報も一種の認証用情報として用いて、提供対象データの提供の可否を判断する構成を有する。従って、このデータ管理装置を用いておけば、携帯端末(ユーザー端末)のGPSモジュールの有効利用を図れることになる。
本発明のデータ管理装置によりユーザーに提供される提供対象データは、何であっても良い。例えば、本発明のデータ管理装置を、電子クーポンをユーザーに提供する装置として実現しておけば、レストランやイベント会場に客を集めることが可能となる。また、本発明のデータ管理装置を、ユーザーから保管が依頼されて提供対象データを当該ユーザー及び/又はユーザーに提供する装置として実現しておけば、タイムカプセル郵便等と称されている既存のサービスによって実現されているタイムカプセルよりも、実際のタイムカプセルに近いタイムカプセルを実現できることになる。
尚、本発明のデータ管理装置をタイムカプセルを実現する装置として構成する場合には、『前記記憶部は、提供対象データ毎に、その提供対象データの提供を開始する日時を示す日時情報も記憶し、前記取得部は、前記記憶部上の日時情報に基づき、或る提供対象デ
ータの提供を開始する日時になったときに、その提供対象データの受け取り操作に応答するためのWebページの公開を開始する』ようにしておくことが好ましい。
また、本発明のデータ管理装置には、『ネットワークを介して接続されたコンピュータから、提供対象データと、当該提供対象データの受け取りを許容する各ユーザーがGPSモジュールを備えたユーザー端末を用いて前記提供対象データの受け取り操作を行うべき場所を示す場所情報と当該受け取り操作時に各ユーザーが入力すべき認証用情報とを取得し、取得した場所情報と認証用情報の組み合わせと、取得した提供対象データとを相互に対応づけて前記記憶部に記憶する登録処理部』や、『前記コンピュータのディスプレイ上に、表示範囲の変更及び場所の指定が可能な地図を表示し、前記コンピュータのユーザーにより指定された地図上の場所を示す場所情報を、前記コンピュータから取得する』登録処理部を設けておくことが好ましい。
また、本発明のデータ管理装置における場所情報は、或る場所の中心位置座標を示す情報であっても、或る場所の境界の位置(形状)を示す情報であっても良い。また、場所情報としてGPS位置情報を採用する場合、前記提供部として、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置との間の距離が既定距離以内である位置を示している場所情報を、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報として取り扱うユニットを採用しておくことが好ましい。
また、本発明のデータ管理装置を、『前記記憶部は、場所を表す場所情報と複数種類の認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶し、前記取得部は、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した複数種類の認証用情報とを取得し、前記提供部は、前記記憶部上の、場所情報及び複数種類の認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された複数種類の認証用情報と同一と見なせる複数種類の認証用情報とを含む組み合わせを特定する装置』、すなわち、提供対象データを取得する際に、複数種類の認証用情報の入力が必要な装置としておくことも出来る。
さらに、提供部として、特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データが、それを用いて所定のトランクルームから物品を取り出せるデータであった場合、前記ユーザーのユーザー端末を当該トランクルームを管理するサーバへの情報入力手段として機能させるユニットを採用しておくことも出来る。尚、提供部として、このようなユニットを採用しておけば、電子データではない物品も間接的に保管できるデータ管理装置を得られることになる。
そして、本発明のデータ管理方法は、場所を表す場所情報と認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶する記憶部を備えたコンピュータが、ネットワークを介して、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した認証用情報とを取得し、前記記憶部上の、場所情報及び認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された認証用情報と同一と見なせる認証用情報とを含む組み合わせを特定し、特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データを前記ネットワークを介して当該ユーザーに提供する。
従って、このデータ管理方法によっても、携帯端末(ユーザー端末)のGPSモジュールの有効利用を図れることになる。
本発明によれば、携帯端末のGPSモジュールをより有効に利用できる。
第1実施形態に係るデータ管理装置の概略構成及び使用形態の説明図。 第1実施形態に係るデータ管理装置が備えるユーザー情報DBの説明図。 第1実施形態に係るデータ管理装置の制御部が実行する保管要求応答処理の流れ図。 第1実施形態に係るデータ管理装置が備える保管データ情報DBの説明図。 第1実施形態に係るデータ管理装置が備える認証関連情報DBの説明図。 取出用Webページデータの説明図。 取出用URL通知処理時に送信されるメッセージの説明図。 第1実施形態に係るデータ管理装置の制御部が実行する取出要求応答処理の流れ図。 保管データ提供処理時にユーザに提供されるWebページの説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置の概略構成及び使用形態の説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置が備える保管データ情報DBの説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置が備える認証関連情報DBの説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置が送信するクーポン配布メッセージの説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置が送信するクーポン配布メッセージの説明図。 第2実施形態に係るデータ管理装置の機能の説明図。
《第1実施形態》
図1に、本発明の第1実施形態に係るデータ管理装置10の概略構成及び使用形態を示す。
まず、この図1を用いて、本実施形態に係るデータ管理装置10の概要を説明する。
本実施形態に係るデータ管理装置10は、基本的には、インターネットを介して保管が依頼された電子データを、保管依頼時に指定された者(以下、取出許可者と表記する)のみが保管依頼時に指定された日時(以下、取出可能日時と表記する)以降に取り出せる形で保管する装置である。ただし、データ管理装置10は、各取出許可者が、保管依頼時に指定された場所まで行って、GPS(Global Positioning System)モジュールを備えた
携帯端末30を操作しないと取り出せない形で電子データを保管する装置となっている。尚、GPSモジュールを備えた携帯端末30とは、Webページの閲覧機能を有する、GPSモジュールを備えた携帯可能な装置(携帯電話、携帯情報端末、ノートコンピュータ等)のことである。
また、データ管理装置10は、取出許可者が取り出した電子データが、“トランクルーム管理装置40により管理されているトランクルーム”(以下、単に、トランクルームと表記する)から物品を取り出せるデータ(物品の管理番号と会員IDとパスワードとの組み合わせ等)であった場合、当該取出許可者による物品の配達先の入力を受け付け、入力された配送先を取出許可者が取り出した電子データと共にトランクルーム管理装置40に送信する機能等も有している。換言すれば、データ管理装置10は、トランクルーム管理装置40と連携することにより、電子データと同様の形で物品を保管する機能も有している。尚、トランクルーム管理装置40とは、物品のトランクルームへの預け入れ指示や、
預けた物品のトランクルームからの取り出し及び配送指示をインターネットを介して受け付けるサービスを行っている事業者が、各種指示を受け付けるために使用している装置(Webサーバ)のことである。
さらに、データ管理装置10は、ソーシャルアカウントでログインして利用するWebサーバとして構成されている。ここで、ソーシャルアカウントとは、Facebook(Facebookは、Facebook, Inc.の商標)等のソーシャルネットワークサービス(SNS)のアカウントのことである。尚、データ管理装置10は、ソーシャルアカウントによるログインを、OAuthを利用して実現した装置となっている。
以上のことを前提に、以下、本実施形態に係るデータ管理装置10の構成及び機能をさらに具体的に説明する。
図1に示してあるように、データ管理装置10は、通信インタフェース(通信I/F)12と制御部15と記憶部20とを備えた装置(コンピュータ)である。
通信I/F12は、インターネットを介した通信(すなわち、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)通信)を行うためのユニットである。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)とその周辺機器(ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)とからなるユニ
ットである。この制御部15内には、CPUが実行するOS(Operating System)や、HTTP(HyperText Transfer Protocol)デーモンが記憶されている。また、制御部15
内には、CPUに、新規登録受付処理、保管要求応答処理、取出用URL通知処理、取出要求応答処理等を行わせるためのプログラムも記憶されている。
記憶部20は、ユーザー情報DB(データベース)21、保管データ情報DB22、認証関連情報DB23、各種Webページのソースデータ(図示略)等を保持しておくための不揮発性記憶装置(HDD、SSD(Solid State Drive)等)である。
以下、制御部15が実行する各処理の内容と、記憶部20上の各DBの構成とを説明する。
既に説明したように、データ管理装置10は、ソーシャルアカウントでログインして利用するWebサーバである。ただし、制御部15は、各ユーザーにより設定された情報の管理のために、独自の(ソーシャルアカウントとは無関係な)ユーザーIDを使用する。制御部15が実行する新規登録受付処理は、データ管理装置10の利用希望者に、ソーシャルアカウントでログインさせて上記ユーザーIDを割り当て、割り当てたユーザーIDとソーシャルアカウントとの対応関係を示す図2に示したようなレコードをユーザー情報DB21に追加する処理である。
保管要求応答処理は、携帯端末30又は通常のパーソナルコンピュータ(PC)35を用いてソーシャルアカウントでデータ管理装置10にログインしたユーザーが所定のリンクを操作したときに、制御部15が開始する,図3に示した手順の処理である。尚、或るユーザーがソーシャルアカウントでログインすると、制御部15は、ユーザー情報DB21を参照することにより、そのユーザーのユーザーIDを把握する。従って、この保管要求応答処理は、制御部15が、その実行を指示したユーザー(以下、保管要求者と表記する)のユーザーIDを把握している状態で実行されるものである。
図3に示してあるように、保管要求応答処理を開始した制御部15は、まず、保管データ等設定受付処理(ステップS101)を行う。
保管データ等設定受付処理は、各種Webページの提供により、保管要求者に、保管する電子データである保管データと、取出可能日時と、保管データの取り出しを許可する一人以上のSNSメンバーを指定する共有者情報と、保管開始メッセージ(詳細は後述)に含めるテキストを設定させ、保管要求者による設定内容を示す情報をRAM上に記憶(一時記憶)する処理である。
本実施形態に係る制御部15が行う保管データ等設定受付処理は、保管要求者が、ショッピングサイト(オンラインショップ)に対する商品の購入手続及びトランクルームへの配送手続と、トランクルーム管理装置40に対する当該商品の預け入れ手続と行い、その結果として得られる,トランクルームから当該物品を取り出すための情報(物品の管理番号と会員IDとパスワードとの組み合わせ等)を保管データとして指定することも出来る処理となっている。
また、保管データ等設定受付処理は、保管要求者が、既に得ている,トランクルームから物品を取り出すための情報を保管データとして指定することも出来る処理となっている。尚、この場合、保管要求者は、指定した保管データがトランクルームから物品を取り出すための情報であることも指定する。
保管データ等設定受付処理時に保管要求者が設定した保管データは、ステップS104の処理で、ユニークなファイル名を有するファイルとして記憶部20に記憶される。また、ステップS104の処理時には、保管データに対してユニークIDも割り当てられる。そして、ステップS104の処理時には、保管データ情報DB22に、図4に模式的に示したようなレコードが追加される。すなわち、ステップS104の処理時には、保管要求者が設定した取出可能日時、制御部15が保管データに付けたユニークID及びファイル名、保管開始日時(本実施形態では、ステップS104の処理が開始された日時)、保管データがトランクルームから物品を取り出すための情報であるか否かをON/OFFで示すトランクルームフラグが設定されたレコードが保管データ情報DB22に追加される。
保管データ等設定受付処理(図3;ステップS101)を終えた制御部15は、保管場所情報設定受付処理(ステップS102)と、認証用情報設定受付処理(ステップS103)とを行う。
制御部15が行う保管場所情報設定受付処理は、以下の内容/手順の処理である。
保管場所情報設定受付処理時、制御部15は、まず、保管要求者が使用している端末(携帯端末30又はPC35;以下、要求者端末と表記する)に所定のWebページを表示させることによって、保管要求者に、要求者端末の現在位置を保管データの保管場所(正確には、保管場所の中心位置;以下、同様)として使用するか、地図上から保管データの保管場所を指定するかを選択させる。
制御部15は、保管要求者が地図上から保管データの保管場所を指定することを選択した場合には、要求者端末のディスプレイ上に、表示範囲の変更及び位置(地図上の一点)の指定が可能な地図を表示し、保管要求者により指定された地図上の位置の座標情報(緯度及び経度)を要求者端末から取得して保管場所情報としてRAM上に記憶する。また、制御部15は、保管要求者が要求者端末の現在位置を保管データの保管場所として使用することを選択した場合には、要求者端末(この場合、携帯端末30)内のGPSモジュールからGPS位置情報を取得して保管場所情報としてRAM上に記憶する。
そして、保管要求者により指定された地図上の位置の座標情報、又は、要求者端末のGPS位置情報を保管場所情報としてRAM上に記憶した制御部15は、保管場所情報設定
受付処理を終了する。
認証用情報設定受付処理(ステップS103)は、保管データの取り出し時に、ユーザー(取出許可者)に入力させる1種以上の認証用情報を保管要求者に指定させる処理である。本実施形態に係る制御部15が実行する認証用情報設定受付処理は、保管要求者が、認証用情報としてユーザーに入力させるパスワード、認証用情報としてユーザーに入力させるQRコード(デンソーウェーブの登録商標)の双方又は一方を設定できる処理となっている。尚、QRコードをユーザーに入力させるとは、QRコードをユーザーに携帯端末30のカメラで撮影させるということである。以下、認証用情報設定受付処理時に保管要求者が設定した内容を示す情報のことを、認証内容指定情報と表記する。
認証用情報設定受付処理を終えた制御部15は、続くステップS104にて、既に説明した内容のレコードを保管データ情報DB22に追加する処理を行う。
さらに、制御部15は、ステップS104にて、図5に示したようなレコードを、認証関連情報DB23に追加する処理を行う。すなわち、制御部15は、保管データのユニークID、保管要求者のユーザーID、保管要求者により設定された保管場所情報、共有者情報、認証内容指定情報(図5では、“パスワード認証:ON;1234”及び“QRコード認証:OFF”)が設定されたレコードであって、各共有者の取出フラグとして、取り出しを行っていないことを示す情報(“OFF”)が設定されたレコードを認証関連情報DB23に追加する処理を行う。
尚、図5に示してある認証内容指定情報は、パスワード認証のみを行い、パスワード認証時に入力すべきパスワードが“1234”であることを示している。QRコード認証のみを行う場合、認証関連情報DB23に追加されるレコードには、例えば、“パスワード認証:OFF”及び“QRコード認証:ON;codeX”(codeXは、カメラで撮影されるべきQRコードの値)といった認証内容指定情報が設定される。また、パスワード認証とQRコード認証とを行う場合、認証関連情報DB23に追加されるレコードには、例えば、“パスワード認証:ON;1234”及び“QRコード認証:ON;codeX”といった認
証内容指定情報が設定される。
その後、制御部15は、保管開始メッセージの送信により、各共有者に、保管データの保管場所や取出可能日時を通知する処理(ステップS105)を行う。このステップS105の処理では、例えば、『タイムカプセルを***(地名、及び/又は、緯度及び経度)に埋めました。取り出せるのは、YYYY/MM/DD HH/MM以後です。また、取り出し時のパスワードは、XXXXです。』といった保管データ等設定受付処理時に設定された文章からなある保管開始メッセージが、SNSを利用して、又は、通常のメールメッセージとして各共有者に通知(送信)される。
そして、ステップS105の処理を終えた制御部15は、保管要求応答処理(図3)を終了する。
次に、取出用URL通知処理(図1参照)について説明する。
制御部15は、常時、現在日時が、保管データ情報DB22(図4)内のいずれかのレコード上の取出可能日時となるのを監視している。
そして、制御部15は、現在日時が、保管データ情報DB22内の或るレコード上の取出可能日時となったときに、そのレコードに基づく取出用URL通知処理を開始する。
保管データ情報DB22内の或るレコード(以下、注目レコードと表記する)に基づく
取出用URL通知処理を開始した制御部15は、まず、注目レコードから、ユニークID及び保管開始日時を読み出す。次いで、制御部15は、読み出したものと同じユニークIDが設定されている認証関連情報DB23内のレコード(図5参照)から、保管場所情報、共有者情報、認証内容指定情報を読み出す。以下、保管データ情報DB22/認証関連情報DB23内のレコードから読み出されたユニークID、保管開始日時、保管場所情報、共有者情報、認証内容指定情報のことを、それぞれ、注目ユニークID、注目保管開始日時、注目保管場所情報、注目共有者情報、注目認証内容指定情報と表記する。
そして、制御部15は、その表示を行っている装置内のGPSモジュールからGPS位置情報を取得し、当該装置のユーザーに注目認証内容指定情報が示している種類の認証用情報を入力させ、取得したGPS位置情報とユーザーに入力させた情報と注目ユニークIDとを制御部15に返送する機能を有する取出用Webページのソースデータ(スクリプトを含むソースデータ;以下、取出用Webページデータと表記する)を生成して記憶部20に記憶する。尚、生成される取出用Webページデータは、それを受信した携帯端末30のディスプレイ上に、図6に示したようなWebページが表示されることになるものである。
その後、制御部15は、注目共有者情報が示している各共有者に対して、その共有者の名称と注目ユニークIDとをURLパラメータとして付加した、上記取出用WebページデータのURL(以下、取出URLと表記する)を設定したメッセージを、SNSを利用して又は通常のメールメッセージとして送信する。この際、送信されるメッセージは、例えば、図7に示したようなものである。
そして、各共有者に対して上記メッセージを送信した制御部15は、取出用URL通知処理を終了する。
次に、取出要求応答処理について説明する。
取出要求応答処理は、取出URLのクリックにより送信されるリクエスト(以下、取出要求と表記する)を受信したときに制御部15が開始する、図8に示した手順の処理である。
すなわち、取出要求を受信した制御部15は、まず、ステップS201にて、当該取出要求に対応づけられている取出用Webページデータを、取出要求を送信した携帯端末30(以下、取出要求送信元と表記する)に提供(送信)する。また、ステップS201にて、制御部15は、取出要求送信元から送信されてくるGPS位置情報、認証用情報、ユニークID(取出用Webページデータ生成時における注目ユニークID)を受信する処理も行う。
尚、流れ図中への表記は省略してあるが、取出要求を受信した制御部15は、ステップS201の処理を実行する前に、当該取出要求にURLパラメータとして含まれる共有者名とユニークIDとを把握する。次いで、把握した共有者名及びユニークIDをキーに認証関連情報DB23を検索することにより、取出要求者(取出要求の送信を指示した共有者)の取出フラグを読み出す。そして、制御部15は、読み出した取出フラグが“OFF”であった場合には、ステップS201以降の処理を開始し、読み出した取出フラグが“ON”であった場合には、ステップS201以降の処理を開始することなく、所定のWebページを提供することにより、データが既に取り出し済みであることを取出要求者に通知する。
ステップS201の処理を終えた制御部15は、受信したGPS位置情報等に基づき、処理中の取出要求が送信された場所が、指定されている保管場所であるか否かを判断する
(ステップS202)。具体的には、このステップS202にて、制御部15は、受信したGPS位置情報が示している地点と、受信したユニークIDと同じユニークIDが設定されている認証関連情報DB23内のレコード(以下、注目レコードと表記する)上の保管場所情報が示している地点との間の距離が既定距離以内であるか否かをチェックする。そして、制御部15は、両地点の間の距離が既定距離以内であった場合に、処理中の取出要求が送信された場所が、保管場所であると判断する。
処理中の取出要求が送信された場所が保管場所ではなかった場合(ステップS202;NO)、制御部15は、提供条件が満たされていないことを取出要求者に通知するためのWebページを提供要求の送信元端末に送信(ステップS205)してから、この取出要求応答処理を終了する。
一方、処理中の取出要求が送信された場所が保管場所であった場合(ステップS202;YES)、制御部15は、受信した認証用情報が、注目レコード(受信したユニークIDと同じユニークIDが設定されている認証関連情報DB23内のレコード)上の認証内容指定情報中の認証用情報と一致しているか否かを判断する(ステップS203)。尚、2個の認証用情報を受信していた場合、制御部15は、このステップS203にて、受信したそれぞれの認証用情報が、上記認証内容指定情報中の対応する認証用情報と一致しているか否かを判断する。
制御部15は、認証用情報が認証関連情報DB23内に登録されている認証用情報と一致していなかった場合(ステップS203;NG)には、ステップS205の処理を行ってから、この取出要求応答処理を終了する。
制御部15は、認証用情報が認証関連情報DB23内に登録されている認証用情報と一致していた場合(ステップS203;OK)には、保管データ提供処理(ステップS204)を行う。
この保管データ提供処理は、以下の内容/手順の処理である。
保管データ提供処理を開始した制御部15は、まず、取出要求者に提供する保管データが、トランクルームから物品を取り出すための情報であるか否かを判断する。より具体的には、制御部15は、処理中の取出要求にURLパラメータとして含まれていたものと同じユニークIDが設定されている保管データ情報DB22内のレコード上のトランクルームフラグが“ON”であるか“OFF”であるかを判断する。
トランクルームフラグが“OFF”であった場合、制御部15は、ダウンロードボタンを備えたWebページを取出要求者に提供し、取出要求者によりダウンロードボタンが操作されたときに、上記レコード上のファイル名にて識別される保管データを取出要求者に提供する(取出要求送信元に送信する)。
そして、制御部15は、取出要求にURLパラメータとして含まれていた共有者名に対応付けられている,注目レコード上の取出フラグを“ON”に変更してから、保管データ提供処理を終了する。
一方、トランクルームフラグが“ON”であった場合、制御部15は、図9に示したようなWebページを提供することにより、保管データをダウンロードするか、トランクルーム内の物品を受け取る(配送させる)かを取出要求者に選択させる。
制御部15は、保管データをダウンロードすることを取出要求者に選択した場合には、トランクルームフラグが“OFF”である場合と同様に、上記レコード上のファイル名に
て識別される保管データを取出要求者に提供すると共に、取出要求にURLパラメータとして含まれていた共有者名に対応付けられている,注目レコード上の取出フラグを“ON”に変更する。そして、制御部15は、保管データ提供処理を終了する。
一方、トランクルーム内の物品を受け取ることを取出要求者が選択した場合、制御部15は、配送先等を設定するためのWebページを取出要求者に提供する。そして、制御部15は、取出要求者により設定された配送先等を、上記レコード上のファイル名にて識別される保管データ(トランクルームから物品を取り出すための情報)と共に、トランクルーム管理装置40に送信する。また、制御部15は、取出要求にURLパラメータとして含まれていたものと同じユニークIDが設定されている認証関連情報DB23内のレコード上の全取出フラグを“ON”に変更してから、保管データ提供処理を終了する。
そして、上記内容の保管データ提供処理を行った制御部15は、今回、受信した取出要求に対する取出要求応答処理(図8)を終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るデータ管理装置10は、各取出許可者が、設定されている日時以降に、設定されている場所まで行って、GPSモジュールを備えた携帯端末30を操作しないと取り出せない形で電子データを保管することが出来る。従って、データ管理装置10を用いておけば、仮想的なタイムカプセルではあるが、タイムカプセル郵便等と称されている既存のサービスにより実現されているタイムカプセルよりも、実際のタイムカプセルに近いタイムカプセルを実現できることになる。
《第2実施形態》
図10に、本発明の第2実施形態に係るデータ管理装置10Bの概略構成及び使用形態を示す。
本実施形態に係るデータ管理装置10Bは、上記したデータ管理装置10を、電子クーポン(ショッピングサイトで使用するタイプのもの)を、各ユーザー(電子クーポンの取得希望者)に提供する装置に変形したものである。以下、データ管理装置10と異なる部分を中心に、データ管理装置10Bの構成及び機能を説明する。
図10に示してあるように、データ管理装置10Bは、データ管理装置10(図1)と同じハードウェア構成を有している。
ただし、データ管理装置10Bは、各ユーザーに提供する電子クーポンの登録をデータ管理装置10Bの管理者等が行う装置として構成されている。そのため、データ管理装置10Bの記憶部20Bは、ユーザー情報DB21に相当するDBを保持しておらず、データ管理装置10Bの制御部15Bは、新規登録受付処理を行わない。
また、記憶部20Bは、図11に示した構成(データ構造)を有する保管データ情報DB22Bと、図12に示した構成を有する認証関連情報DB23Bとを保持している。
すなわち、データ管理装置10Bが備える保管データ情報DB22B(図11)は、配布する電子クーポンに付けられたIDであるユニークIDと、当該電子クーポンのファイル名と、当該電子クーポンの配布期間を既定する提供期間(開始日時及び終了日時)とを相互に対応づけて記憶しておくためのデータベースとなっている。
また、データ管理装置10Bが備える認証関連情報DB23B(図12)は、ユニークID、取出場所情報、共有者情報、取出可能数、認証内容指定情報(“パスワード認証:OFF”からの4行分の情報)、取出数とを相互に対応づけて記憶しておくためのデータ
ベースとなっている。
以下、認証関連情報DB23Bに記憶される各情報について説明する。
取出場所情報は、データ管理装置10における保管場所情報と同様に、携帯端末30を用いて電子クーポンの取得操作を行うべき場所を規定する情報である。共有者情報は、データ管理装置10における共有者情報と同様に、複数(多数)のSNSメンバーを指定する情報である。取出可能数は、対応するユニークIDで識別される電子クーポンの最大許容配布数を規定する情報である。取出数は、配布が完了した電子クーポンの数である。
認証内容指定情報は、データ管理装置10における認証内容指定情報と同様に、ユーザー(電子クーポンの取得希望者)に入力させる認証用情報の種類及び値を規定する情報である。ただし、図12と図5とを比較すれば明らかなように、データ管理装置10Bは、ユーザーに入力させることが出来る認証用情報の数(種類)がデータ管理装置10よりも多い装置となっている。
図10に模式的に示してあるように、データ管理装置10Bの制御部15Bは、配布要求応答処理、状態変更処理及び取出要求応答処理を行う。
制御部15Bが行う配布要求応答処理は、制御部15が行う保管要求応答処理と本質的には同じ処理である。ただし、既に説明したように、データ管理装置10Bは、各ユーザーに提供する電子クーポンの登録をデータ管理装置10Bの管理者等が行う装置であるため、制御部15Bは、管理者等が、データ管理装置10Bのキーボード(図示略)等の操作により配布要求応答処理の開始を指示したときに、保管要求応答処理を開始して管理者等に各種情報を設定させる。尚、配布要求応答処理時、管理者等は、提供期間の開始日時として、通常、現在日時に近い日時(例えば、現在日時の1〜2週間後)を設定する。また、管理者等は、後述するクーポン配布メッセージに使用するテキストも設定する。
そして、制御部15は、設定された情報に基づき、管理者等が用意した電子クーポンにユニークIDを割り当てて記憶部20Bに記憶する処理や、保管データ情報DB22Bと認証関連情報DB23Bとにそれぞれ1レコードを追加する処理を行う。
その後、制御部15は、データ管理装置10Bの制御部15が生成するものと同様の取出用Webページデータを生成して記憶部20に記憶する。
次いで、制御部15は、配布が指示された電子クーポンに付けたユニークIDをURLパラメータとして付加した、上記取出用WebページデータのURL(以下、取出URLと表記する)、管理者等により設定されたテキスト等からなるクーポン配布メッセージを、SNSを利用して又は通常のメールメッセージとして各共有者に送信する。この際、送信されるクーポン配布メッセージは、例えば、図13や図14に示したようなものである。
クーポン配布メッセージの送信を終えた制御部15は、自ユニットの状態を、上記取出URLのクリックにより送信される取出要求(HTTPリクエスト)に対して、提供期間前である旨のWebページのソースデータを返送する状態に制御してから、配布要求応答処理を終了する。
制御部15が実行する状態変更処理は、制御部15の状態を、或る取出URLのクリックにより送信される取出要求に対して、それまでとは異なる処理を行う状態に変更する処理である。
具体的には、制御部15は、常時、現在日時が、保管データ情報DB22B(図11)内のいずれかのレコード上の提供期間の開始日時又は終了日時になることと、保管データ情報DB22B内のいずれかのレコード上の取出数が同レコード上の取出可能数と一致することとを監視している。
そして、制御部15は、現在日時が、保管データ情報DB22内の或るレコード上の提供期間の開始日時となった場合には、自ユニットの状態を、そのレコードが示している電子クーポン用の取出URLのクリックにより送信される取出要求に対して、当該取出URLに実際に対応している取出用Webページデータを返送する状態に変更する。
制御部15は、現在日時が、保管データ情報DB22B内の或るレコード上の提供期間の終了日時となった場合には、自ユニットの状態を、そのレコードが示している電子クーポン用の取出URLのクリックにより送信される取出要求に対して、提供期間が終了した旨のWebページのソースデータを返送する状態に変更する。また、制御部15は、保管データ情報DB22B内のいずれかのレコード上の取出数が同レコード上の取出可能数と一致したことを見いだした場合には、自ユニットの状態を、そのレコードが示している電子クーポン用の取出URLのクリックにより送信される取出要求に対して、予定数の電子クーポンの配布が完了した旨のWebページのソースデータを返送する状態に変更する。
制御部15Bが実行する取出要求応答処理は、制御部15が実行する取出要求応答処理と本質的には同じ処理である。ただし、保管データ情報DB23B(図12)の構成から明らかなように、制御部15Bが実行する取出要求応答処理の保管データ提供処理(図8参照)時には、取出フラグの値を変更する処理ではなく、取出数に“1”を加算する処理が行われる。
以下、取出要求応答処理の内容を、図13に示したクーポン配布メッセージを受け取ったユーザーが、提供期間内に***レストランに行って、クーポン配布メッセージ上のリンクを操作(クリック/タップ)した場合を例に、さらに具体的に説明する。
上記リンクの操作により送信された取出要求を受信した制御部15は、取出要求応答処理を開始して、当該取出要求で要求されている取出用Webページデータを取出要求送信元の携帯端末30に送信する。取出用Webページデータを受信した携帯端末30のディスプレイ上には、店長の写真の撮影を要求するWebページが表示されるので、ユーザーは、図15に模式的に示したように、店長の写真の撮影し、その結果として表示される撮影結果Webページ上の送信ボタンを操作する。撮影結果Webページ上の送信ボタンを操作すると、携帯端末30からデータ管理装置10Bに、携帯端末30の現在位置を示すGPS位置情報、認証用情報としての店長の顔写真データ及びユニークIDが送信される。
それらの情報を受信したデータ管理装置10B内の制御部15Bは、受信したユニークIDに対応づけられている取出場所情報及び認証内容指定情報を認証関連情報DB23Bから読み出す。
その後、制御部15Bは、受信したGPS位置情報が示している地点と、読み出した取出場所情報が示している地点との間の距離が既定距離以内であるか否かをチェックする。そして、制御部15Bは、両地点の間の距離が既定距離以内であった場合に、処理中の取出要求の送信場所が、設定されている取出場所であると判断する。
処理中の取出要求の送信場所が設定されている取出場所であると判断した制御部15Bは、読み出した認証内容指定情報中の顔認証に関する認証用情報(顔写真データ)に写っ
ている人物の顔と、受信した顔写真データに写っている人物の顔とが同一と見なせるものであるか否かを判断する。
両者が同一と見なせるものであった場合、制御部15Bは、図15に示してあるような、ダウンロードボタンを備えたWebページをユーザーに提供する。そして、制御部15は、ユーザーによりダウンロードボタンが操作されたときに、上記ユニークIDに対応づけられているレコード上のファイル名にて識別される電子クーポンをユーザーに提供する。
その後、制御部15Bは、提供した電子クーポンに関する認証関連情報23B内のレコード上の取出数に“1”を加算してから、取出要求応答処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るデータ管理装置10Bは、電子クーポンの取得希望者が、特定の場所まで行ってGPSモジュールを備えた携帯端末30を操作しないと電子クーポンを受け取れない形で電子データを配布することことが出来る。従って、このデータ管理装置10Bを用いておけば、レストランやイベント会場に客を集めることが出来ることになる。
《変形形態》
上記したデータ管理装置10、10Bは、各種の変形を行えるものである。例えば、データ管理装置10を、ネットワークを介して保管要求を受け付ける機能を有さない装置に変形することが出来る。また、データ管理装置10に、トランクルーム管理装置40としての機能を付加しておくことも出来る。データ管理装置10に、データ管理装置10Bとしての機能を付加しておくことも出来る。
データ管理装置10を、音声認証や顔認証を行える装置に変形することも出来る。ただし、人の顔や声は、数年で大きく変わる場合があるので、データ管理装置10を、音声認証や顔認証を行える装置に変形する場合、そのような変化を考慮した音声認証や顔認証が行われるようにしておくべきである。また、データ管理装置10、10Bを、ソーシャルネットワークとは無関係な装置(各共有者のメールアドレス等を保管要求者、管理者等が設定する装置)に変形することも出来る。
また、データ管理装置10、10Bを、各DBの具体的な構成が上記したものとは異なる装置、各処理の具体的な手順が上記したものとは異なる装置等に変形しても良いことは当然のことである。
10、10B データ管理装置
12 通信インタフェース
15、15B 制御部
20、20B 記憶部
21 ユーザー情報DB
22、22B 保管データ情報DB
23、23B 認証関連情報DB
24 情報テーブル
30 携帯端末
35 パーソナルコンピュータ
40 トランクルーム管理装置

Claims (8)

  1. ネットワークに接続されるデータ管理装置であって、
    場所を表す場所情報と認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶する記憶部と、
    前記ネットワークを介して、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した認証用情報とを取得する取得部と、
    前記記憶部上の、場所情報及び認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された認証用情報と同一と見なせる認証用情報とを含む組み合わせを特定し、特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データを前記ネットワークを介して当該ユーザーに提供する提供部と、
    を備えることを特徴とするデータ管理装置。
  2. 前記記憶部は、提供対象データ毎に、その提供対象データの提供を開始する日時を示す日時情報も記憶し、
    前記取得部は、前記記憶部上の日時情報に基づき、或る提供対象データの提供を開始する日時になったときに、その提供対象データの受け取り操作に応答するためのWebページの公開を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記場所情報がGPS位置情報であり、
    前記提供部は、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置との間の距離が既定距離以内である位置を示している場所情報を、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報として取り扱う
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理装置。
  4. ネットワークを介して接続されたコンピュータから、提供対象データと、当該提供対象データの受け取りを許容する各ユーザーがGPSモジュールを備えたユーザー端末を用いて前記提供対象データの受け取り操作を行うべき場所を示す場所情報と当該受け取り操作時に各ユーザーが入力すべき認証用情報とを取得し、取得した場所情報と認証用情報の組み合わせと、取得した提供対象データとを相互に対応づけて前記記憶部に記憶する登録処理部
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
  5. 前記登録処理部は、前記コンピュータのディスプレイ上に、表示範囲の変更及び場所の指定が可能な地図を表示し、前記コンピュータのユーザーにより指定された地図上の場所を示す場所情報を、前記コンピュータから取得する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ管理装置。
  6. 前記記憶部は、場所を表す場所情報と複数種類の認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶し、
    前記取得部は、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した複数種類の認証用情報とを取得し、
    前記提供部は、
    前記記憶部上の、場所情報及び複数種類の認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された複数種類の認証用情報と同一と見なせる複数種類の認証用情報とを含む組み合わせを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  7. 前記提供部は、特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データが、それを用いて所定のトランクルームから物品を取り出せるデータであった場合、前記ユーザーのユーザー端末を当該トランクルームを管理するサーバへの情報入力手段として機能させる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
  8. 場所を表す場所情報と認証用情報の組み合わせと、提供対象データとを相互に対応づけて記憶する記憶部を備えたコンピュータが、
    ネットワークを介して、GPSモジュールを備えたユーザー端末から、GPS位置情報と、当該ユーザー端末のユーザーが入力した認証用情報とを取得し、
    前記記憶部上の、場所情報及び認証用情報の組み合わせの中から、前記取得部により取得されたGPS位置情報が示す位置を含む場所を表している場所情報と、前記取得部により取得された認証用情報と同一と見なせる認証用情報とを含む組み合わせを特定し、
    特定した組み合わせに対応づけられている前記記憶部上の提供対象データを前記ネットワークを介して当該ユーザーに提供する
    ことを特徴とするデータ管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017027251A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 東芝テック株式会社 電子レシートシステム、サーバ装置及びそのプログラム
JP2017037529A (ja) * 2015-08-11 2017-02-16 ヤフー株式会社 認証装置、端末装置、認証方法及び認証プログラム

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