JP5929354B2 - 受信メール情報提供方法、メール装置及びメールプログラム - Google Patents

受信メール情報提供方法、メール装置及びメールプログラム Download PDF

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本件は、受信メール情報提供方法、メール装置及びメールプログラムに関する。
電子メールを送信する場合、文面の最後に署名データ(シグネチャ)が付加されることが多い。例えば、電子メールを会社内外でのやりとりに用いる場合、シグネチャには、自らの所属名称、内線/外線電話番号、役職、FAX番号などが記載される。この情報は、そのメールを発信した立場を示すものとして利用され、どの部署のどの役職の誰が発信したかということが電子データとして残される。
なお、特許文献1には、署名データの記載内容の変更状況に応じて適切な注釈文を生成し、電子メール本文中に挿入する方法についての開示がなされている。
特開2006−301853号公報
電子メールのシグネチャは、メールを受信してから期間が経過した後においても、電子メールの発信者の連絡先情報を取得するために利用されることがある。例えば、あるユーザに電話をかけたいと考えた人が、過去に受信した電子メールを検索し、検索された電子メール本文に付加されたシグネチャに含まれる電話番号に電話をかけるような場合である。
しかしながら、このような利用方法では、電子メールが発信された後に電子メールの発信者の所属部署や連絡先が変更された場合、誤った(変更前の)連絡先に連絡をしてしまうことになる。また、上述した特許文献1の技術を用いたとしても、電子メールが発信された後に発信者の所属部署や連絡先が変更された場合には、ユーザによる誤った連絡先への連絡を防止することができない。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が事後的に変更されたことをユーザに通知することが可能な受信メール情報提供方法、メール装置及びメールプログラムを提供することを目的とする。
本明細書に記載の受信メール情報提供方法は、メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信する受信工程と、各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断工程と、前記判断工程の結果、前記署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する生成工程と、をコンピュータが実行する受信メール情報提供方法である。
本明細書に記載のメール装置は、メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部と、各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と、前記第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信したときに、前記第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して、指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断の結果、前記署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して、指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する生成部と、を備えている。
本明細書に記載のメールプログラムは、メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信し、各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断し、前記判断する処理における判断の結果、前記署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する、処理をコンピュータに実行させるメールプログラムである。
本明細書に記載の受信メール情報提供方法、メール装置及びメールプログラムは、受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が事後的に変更されたことをユーザに通知することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る電子メールシステムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、図1のメールサーバのハードウェア構成であり、図2(b)は、図1のクライアント端末のハードウェア構成である。 図1のメールサーバ及びクライアント端末の機能ブロック図である。 図3のメールDBのデータ構造を示す図である。 図3の認証DBのデータ構造を示す図である。 図3の人事DBのデータ構造を示す図である。 第1の実施形態に係るメール処理部と表示・送受信部の処理の一連の流れを示すフローチャート(その1)である。 第1の実施形態に係るメール処理部と表示・送受信部の処理の一連の流れを示すフローチャート(その2)である。 第1の実施形態に係るメール処理部と表示・送受信部の処理の一連の流れを示すフローチャート(その3)である。 図10(a)は、第1の実施形態に係る認証画面の一例を示す図であり、図10(b)は、第1の実施形態に係る認証エラー画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るメール一覧表示画面の一例を示す図である。 図12(a)は、図9のステップS36においてメール処理部からクライアント端末に送信されるメッセージ表示画面の一例を示す図であり、図12(b)は、図9のステップS44においてメール処理部からクライアント端末に送信されるメッセージ表示画面の一例を示す図である。 図9のステップS134で表示される画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るメールサーバ及びクライアント端末の機能ブロック図である。 図14のシグネチャDBのデータ構造を示す図である。 第2の実施形態に係るメール処理部と表示・送受信部の処理の一連の流れを示すフローチャート(第1の実施形態の図8に対応するフローチャート)である。 第2の実施形態に係るメール処理部と表示・送受信部の処理の一連の流れを示すフローチャート(第1の実施形態の図9に対応するフローチャート)である。
《第1の実施形態》
以下、電子メールシステムの第1の実施形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る電子メールシステム100が概略的に示されている。
本第1の実施形態の電子メールシステム100は、図1に示すように、メール装置としてのメールサーバ10と、クライアント端末20と、を備える。メールサーバ10とクライアント端末20は、インターネットやLANなどのネットワーク80に接続されている。この電子メールシステム100は、クライアント端末20においてブラウザ上に表示されるWEBメールの画面(メールサーバ10から提供)において、利用者が入力や操作を行うことで、クライアント端末20間における電子メールのやり取りを可能にするシステムである。なお、本実施形態では、一例として、クライアント端末20を利用する利用者は、同一の会社に属する人物であるものとする。すなわち、クライアント端末20から送信される電子メールは、全て、社内から発信される電子メールであるものとする。ただし、これはあくまで一例であり、同一の会社に属する人物に限らず、クライアント端末20を利用する利用者は、同一のメールサーバを利用している人物であればよい。具体的には、あるプロバイダがメールサーバを用意する場合には、クライアント端末20を利用する利用者は、そのプロバイダに加入している組織、利用者であればよい。
図2(a)には、メールサーバ10のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、メールサーバ10は、CPU90、ROM92、RAM94、記憶部(ここではHDD(Hard
Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらメールサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。メールサーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(メールプログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(メールプログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図3に示す機能が実現される。
また、図2(b)には、クライアント端末20のハードウェア構成が示されている。図2(b)に示すように、クライアント端末20は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDD)196、表示部193、入力部195、ネットワークインタフェース197、及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えており、クライアント端末20の構成各部は、バス198に接続されている。クライアント端末20においても、CPU190がプログラムを実行することで、図3に示す機能が実現される。
図3には、メールサーバ10及びクライアント端末20の機能ブロック図が示されている。図3に示すように、メールサーバ10では、CPU90がプログラムを実行することで、判断部及び生成部としてのメール処理部12の機能が実現されている。また、クライアント端末20では、CPU190がプログラムを実行することで、表示・送受信部22としての機能が実現されている。なお、図3には、メールサーバ10のHDD96等に格納されている第1格納部としてのメールDB32、認証DB34、及び第2格納部としての人事DB36も図示されている。
メール処理部12は、WEBメールの画面作成や、クライアント端末20に対する画面の送信、WEBメールの送受信処理などを行う。
表示・送受信部22は、メール処理部12から送信されてきたWEBメールの画面をブラウザ上に表示する。また、表示・送受信部22は、クライアント端末20の利用者から入力された情報や当該利用者からの指示(ブラウザ上での入力による指示)をメールサーバ10に対して送信する。
メールDB32は、クライアント端末20間で送受信された電子メールの情報を格納するデータベースである。メールDB32は、図4に示すように、「利用者ID」、「種別」、「メッセージID」、「宛先」、「差出人」、「メール情報(件名、本文)」、「発信日時」の各フィールドを有する。「利用者ID」のフィールドには、電子メールの送受信を行った利用者の利用者IDが入力される。「種別」のフィールドには、電子メールが利用者IDに対応する利用者によって送信されたのか受信されたのかの情報が入力される。「メッセージID」のフィールドには、電子メール毎に定義されるユニークなIDが入力される。「宛先」フィールドにはそのメールの宛先のメールアドレスが入力され、「差出人」のフィールドには、差出人のメールアドレスが入力される。なお、種別が「送信」の場合には、差出人はその利用者のメールアドレスとなる。「メール情報(件名、本文)」のフィールドには、電子メールの件名及び本文そのものが入力される。なお、本文の欄には、本文に付加されている署名データ(シグネチャ)も入力されるものとする。また、「発信日時」のフィールドには、メールを送信した日時(メールを受信した日時やメールを確認した日時ではない)が入力される。なお、本実施形態では、1つのメールDB32にて、複数の利用者の送受信メール情報を格納する形態としているが、利用者毎にフォルダを用意し、そのフォルダ配下にその利用者に対応する送受信メール情報を格納するという形態でも良い。その場合は、当然ながら、利用者IDフィールドは不要となる。
図3に戻り、認証DB34は、利用者がログインする際の認証に用いる情報が格納されたデータベースである。この認証DB34には、図5に示すように、利用者IDと、利用者IDに対応するパスワードと、が格納されている。
人事DB36は、各利用者の属性に関する情報を格納するデータベースであり、図6に示すように、「利用者ID」、「所属部署名」、「役職」、「氏名」、「発令日」、「内線」、「外線」、「事業所」、「フロア」の各フィールドを有している。「所属部署名」、「役職」、「氏名」のフィールドには、利用者IDに対応する人物の所属部、職制役職、氏名が入力される。「発令日」のフィールドには、各レコードの人事情報の効力が発生する日(人事異動発令日)が入力される。「内線」、「外線」のフィールドには、利用者IDの連絡先電話番号が入力される。「事業所」のフィールドには、事業所名が入力され、「フロア」のフィールドには、事業所のうちの利用者が常駐しているフロアが入力される。なお、人事DB36は、予め人事部などの管理者等により作成されるものとし、変更があった場合には管理者等によって適宜更新されるものとする。
次に、本実施形態におけるメール処理部12と、表示・送受信部22の処理について、図7〜図9のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。
図7〜図9には、メール処理部12と表示・送受信部22の処理の一連の流れがフローチャートにて示されている。なお、図7〜図9のフローチャートでは、メール処理部12と表示・送受信部22の処理・判断のタイミングを考慮して、各処理・判断を配置している。
図7の処理では、表示・送受信部22が、ステップS100において、利用者から電子メールの表示要求を受け付けるまで待機する。この場合の表示要求は、利用者がブラウザ上でWEBメールサービスのアドレスに対してアクセスすることにより行われる。ステップS100の判断が肯定されると、ステップS102に移行する。ステップS102に移行すると、表示・送受信部22は、メールサーバ10(メール処理部12)に対して、メール一覧表示要求を送信する。
これに対し、メール処理部12では、ステップS10において、メール一覧表示要求をクライアント端末20(表示・送受信部22)から受信するまで待機している。したがって、メール処理部12では、表示・送受信部22が、ステップS102の処理を行った段階で、ステップS12に移行する。
ステップS12では、メール処理部12が、利用者ID、パスワードの入力画面をクライアント端末20(表示・送受信部22)に送信する。この場合の入力画面は、図10(a)に示すような認証画面(利用者ID及びパスワードの入力欄と、送信及びキャンセルボタンを含む画面)であるものとする。
一方、表示・送受信部22は、ステップS102の後、ステップS104において、メールサーバ10のメール処理部12から、利用者ID、パスワード入力画面を受信するまで待機している。したがって、上述したようにステップS12において入力画面がメールサーバ10側から送信されてきた段階で、表示・送受信部22は、ステップS106に移行することになる。
ステップS106では、表示・送受信部22は、利用者ID及びパスワードの入力画面(図10(a))をクライアント端末20の表示部193上(ブラウザ内)に表示する。次いで、ステップS108では、表示・送受信部22が、利用者ID及びパスワードの入力を受け付けるまで待機する。この場合、利用者がクライアント端末20の入力部195を用いて利用者ID及びパスワードを入力し、かつ、送信ボタンを押した段階で、ステップS110に移行することになる。
ステップS110に移行すると、表示・送受信部22は、利用者ID及びパスワードをメールサーバ10(メール処理部12)に対して送信する。なお、ステップS110の処理が終了した後は、ステップS112に移行する。
これに対し、メール処理部12では、ステップS12の後、ステップS14において、利用者ID及びパスワードがクライアント端末20(表示・送受信部22)から送信されてくるまで待機している。したがって、メール処理部12は、ステップS110において、表示・送受信部22から利用者ID等が送信されてきた段階で、ステップS16に移行する。
ステップS16に移行すると、メール処理部12は、送信されてきた利用者ID及びパスワードと、認証DB34を用いて、利用者の認証を行う。その後は、ステップS18に移行する。
ステップS18に移行すると、メール処理部12は、認証に成功したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、認証エラー画面(図10(b))を作成し、クライアント端末20(表示・送受信部22)に対して送信し、図7〜図9の全処理を終了する。一方、ステップS18の判断が肯定された場合には、図8のステップS22に移行する。これに対し、クライアント端末20(表示・送受信部22)は、ステップS112において、認証エラー画面を受信したか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS114において認証エラー画面をクライアント端末20の表示部193上(ブラウザ内)に表示し、図7〜図9の全処理を終了する。一方、ステップS112の判断が否定された場合には、図8のステップS116に移行する。
一方、メール処理部12は、図8のステップS22に移行すると、メールDB32を用いて、利用者IDに対応する受信メールを取得し、受信メール一覧画面を生成する。この場合のメール一覧表示画面は、図11に示すような画面であるものとする。なお、図11は、利用者IDがtanaka@xxx.wwである利用者の受信メール一覧画面を示している。次いで、ステップS24では、メール処理部12が、受信メール一覧画面(図11)をクライアント端末20(表示・送受信部22)に対して送信する。
これに対し、表示・送受信部22は、ステップS112の後、ステップS116において、受信メール一覧画面をメールサーバ10(メール処理部12)から受信するまで待機している。したがって、表示・送受信部22は、メール処理部12においてステップS24の処理が行われた段階で、ステップS118に移行する。ステップS118に移行すると、表示・送受信部22は、受信メール一覧画面(図11)をクライアント端末20の表示部193(ブラウザ内)に表示する。
次いで、ステップS120では、表示・送受信部22は、受信メール一覧画面上において利用者からのメッセージ選択を受け付ける。なお、利用者は、受信メール一覧画面上に表示されているいずれかのメッセージをマウスでクリックするなどすることで、メッセージ選択を行うことができる。次いで、ステップS122では、表示・送受信部22が、メールサーバ10(メール処理部12)に対して、選択されたメッセージの閲覧要求を送信する。その後は、表示・送受信部22は、図9のステップS124に移行する。
一方、メール処理部12では、ステップS24の後、ステップS26において、クライアント端末20からメッセージの閲覧要求を受信するまで待機している。実際の動作としては、図11の一覧画面からログアウトボタンが押下されることもありえ、その要求をメール処理部12にて受信したときには、図7〜図9の全処理を終了する動きとなるが、本フローでは発明がわかりやすくなるように、メッセージの閲覧要求を受信するまで待機としている。したがって、上述したように、表示・送受信部22においてステップS122が行われた段階で、メール処理部12は、ステップS28に移行する。
ステップS28に移行すると、メール処理部12は、メールDB32から、閲覧要求のあったメッセージのメッセージIDに対応するメール本文、発信日時、差出人(送信者)などの情報を取得する。次いで、ステップS30では、メール処理部12は、取得した差出人の人事情報を、差出人の利用者IDに基づいて人事DB36から取得する。例えば、クライアント端末20の利用者が、差出人の利用者IDがyamada@xxx.wwのメッセージの閲覧要求を出した場合、メール処理部12は、利用者IDがyamada@xxx.wwである利用者の人事情報(図6の1行目のレコード)を取得する。その後は、メール処理部12は、図9のステップS34に移行する。
図9のステップS34では、メール処理部12は、メールDB32から取得した発信日時が、人事DB36から取得した発令日よりも前か否かを判断する。すなわち、閲覧要求の出されたメッセージに挿入されているシグネチャの内容が現在のユーザの属性(人事情報)と異なるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、人事情報が発令した後にメールが発信された場合には、ステップS36に移行する。
ステップS36に移行した場合には、メール処理部12は、メール本文などを含めたメッセージ表示画面(図12(a)参照)をクライアント端末20に対して送信する。その後は、ステップS38に移行する。なお、ステップS38に移行すると、メール処理部12は、クライアント端末20から、メール一覧表示要求を受信したか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、図8のステップS22に戻り、否定された場合には、ステップS40に移行する。また、ステップS40では、メール処理部12は、クライアント端末20から、ログアウト要求を受信したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS38に戻り、肯定された場合には、図7〜図9の全処理を終了する。
一方、ステップS34の判断が肯定された場合、すなわち、人事情報が発令する前にメールが発信された場合(現在においてシグネチャが過去の人事情報を含んでいる可能性が高い場合)には、メール処理部12は、ステップS42に移行する。なお、図11の差出人の利用者IDがyamada@xxx.wwのメッセージの閲覧要求が出された場合には、メールの発信日時が2011/11/30であり、人事情報の発令日が2011/12/01であるので、ステップS34の判断は肯定されることになる。
ステップS42に移行すると、メール処理部12は、メッセージ表示画面(図12(a))に、「送信者情報変更有」のボタンを付加する(図12(b)参照)。すなわち、メール処理部12は、シグネチャの内容が変更されていることを示す情報を付加したメッセージ表示画面を生成する。そして、メール処理部12は、ステップS44において、メッセージ表示画面(図12(b))を、クライアント端末20に対して送信する。その後は、ステップS46に移行する。
これに対し、クライアント端末20(表示・送受信部22)では、図8のステップS122の後、図9のステップS124においてメッセージ表示画面を受信するまで待機している。したがって、表示・送受信部22は、メール処理部12においてステップS36又はステップS44の処理が行われた段階で、ステップS126に移行することになる。
ステップS126に移行すると、表示・送受信部22は、受信したメッセージ表示画面をクライアント端末20の表示部193(ブラウザ内)に表示する。なお、ステップS126において表示される画面が図12(b)のような画面(「送信者情報変更有」ボタンが付加された画面)であった場合には、利用者は、シグネチャに変更があったことを認識することができる。これにより、利用者がシグネチャに記載されている誤った(変更前の)連絡先に連絡をとってしまうような事態の発生を抑制することが可能となる。
次いで、ステップS128では、表示・送受信部22は、送信者連絡先情報の表示要求を受け付けたか否かを判断する。なお、利用者は、図12(b)に示す画面の「送信者連絡先変更有」ボタンを押すことにより、送信者連絡先情報の表示要求を出すことができる。なお、クライアント端末20に図12(a)のメッセージ表示画面が表示されている場合には、そのメールの送信時以降、送信者の連絡先が変更されていないことを示すため、利用者は、送信者連絡先情報の表示要求を出す必要がない。
利用者が、図12(b)の「送信者連絡先変更有」ボタンを押した場合、ステップS128の判断が肯定されてステップS130に移行し、押していない場合には、ステップS128の判断が否定されてステップS136に移行する。
ステップS128の判断が肯定されて、ステップS130に移行すると、表示・送受信部22は、メールサーバ10に、送信者連絡先情報の表示要求を送信する。その後は、ステップS132に移行する。
これに対し、メール処理部12では、ステップS44の後、ステップS46において、クライアント端末20から、送信者連絡先情報の表示要求を受信したか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS48に移行し、人事DB36から、連絡先情報を取得し、クライアント端末20に対して送信する。その後は、ステップS50に移行する。一方、ステップS46の判断が否定された場合には、ステップS48を経ずに、ステップS50に直接移行する。
一方、クライアント端末20側では、表示・送受信部22が、ステップS130の処理の後、ステップS132において、連絡先情報を受け付けるまで待機している。したがって、表示・送受信部22は、メール処理部12においてステップS48の処理が行われた段階で、ステップS134に移行する。そして、ステップS134では、表示・送受信部22は、連絡先情報を画面に表示する。この場合、表示・送受信部22は、図13に示すような最新の連絡先情報のポップアップ画面を表示する。このように、過去に受信したメールのシグネチャの内容が変更された場合に、新たな連絡先をポップアップ画面にて表示することで、利用者が誤った連絡先に対して連絡をとるのを抑制することが可能となる。
なお、メール処理部12は、ステップS50に移行した場合には、クライアント端末20から、メール一覧表示要求を受信したか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、図8のステップS22に戻り、否定された場合には、ステップS52に移行する。また、ステップS52では、メール処理部12は、クライアント端末20からログアウト要求を受信したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS50に戻り、肯定された場合には、図7〜図9の全処理を終了する。
一方、クライアント端末20(表示・送受信部22)では、ステップS128の判断が否定された場合、又はステップS134の処理が行われた場合には、ステップS136に移行する。ステップS136では、表示・送受信部22が、メール一覧表示要求を再度受け付けたか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、表示・送受信部22は、ステップS138において、メールサーバ10に対してメール一覧表示要求を送信し、その後、図8のステップS116に戻る。なお、表示・送受信部22が、ステップS138の処理を行った場合には、メール処理部12側では、前述したステップS38又はステップS50の判断が肯定されることになる。
一方、ステップS136の判断が否定された場合には、ステップS140に移行する。ステップS140では、利用者からログアウト要求があったか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS128に戻るが、肯定された場合には、ステップS142に移行する。そして、ステップS142に移行した場合には、表示・送受信部22は、ログアウト要求をメールサーバ10に対して送信し、図7〜図9の全処理を終了する。なお、ステップS142の処理が行われた場合には、メール処理部12側では、前述したステップS40又はステップS52の判断が肯定されることになる。
なお、上記処理の途中であっても、利用者が図11の受信メール一覧画面や、図12(a)、図12(b)中の「新規作成」ボタンや「差出人に返信」ボタンを押す場合がある。このような場合には、メール処理部12や表示・送受信部22は、通常行われるメール作成のための処理を実行すればよい。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、メールサーバ10は、メール本文、差出人、発信日時を含む受信メールの情報を格納するメールDB32と、人事情報を格納する人事DB36とを有し、メール処理部12は、利用者からメッセージを指定したメッセージ閲覧要求を受信したときに、人事DB36のうち指定されたメッセージの差出人の人事情報の発令日と、メッセージの発信日時と、を参照して、メッセージ本文に含まれるシグネチャの内容が現在のユーザの人事情報と異なるか否かを判断する(S34)。そして、判断の結果、シグネチャの内容が現在のユーザの人事情報と異なると判断された場合に、メール処理部12は、「送信者連絡先変更有」ボタンを付加したメッセージ画面(図12(b))を生成する(S42)。これにより、シグネチャの内容が事後的に変更されたことを「送信者連絡先変更有」ボタンによって利用者に通知することができるので、利用者が誤って過去の連絡先に対して連絡をとるなどすることを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、人事情報の発令日と、現在の日時との比較は行っていないが、例えば、人事情報の発令日が現在の日時よりも後である場合には、「送信者連絡先変更有」ボタンを付加しないようにすることが好ましい。人事情報が発令していないため、シグネチャの内容は未だ変更されていないといえるからである。
なお、上記実施形態では、会社における人事DB36を用意しておき、これに基づいて、シグネチャの内容が変更されたか否かを判断する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、メールサーバ10を利用するユーザ(会社内外を問わない)の属性情報(例えば、住所や電話番号)を属性DB等で管理しておき、当該属性情報が変更された日(変更の効力が発生する日)に基づいて、受信メール(メッセージ)に含まれるシグネチャの内容が変更されたか否かを判断するようにしてもよい。
なお、上記第1の実施形態では、人事情報の発令日と、メールの送信日時との比較により、メール本文に含まれるシグネチャの情報が現在の人事情報と異なっているかを判断する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、その他の方法により、メール本文に含まれるシグネチャの情報が現在の人事情報と異なっているかを判断することもできる。以下に説明する第2の実施形態は、当該その他の方法の一例に関するものである。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態に係る電子メールシステムについて、図14〜図17に基づいて、詳細に説明する。なお、第2の実施形態に係る電子メールシステムの全体構成は、図1と同様となっているが、図14に示すように、メールサーバ10が第2格納部としてのシグネチャDB38を有している点が第1の実施形態と異なっている。また、これに伴い、メール処理部12の処理の詳細についても、第1の実施形態と異なっている。
シグネチャDB38は、図15に示すようなデータ構造を有している。具体的には、シグネチャDB38には、利用者の利用者IDと、当該利用者のシグネチャ情報(利用者の属性に関する情報を含む)とが格納されている。なお、シグネチャDB38は、各利用者が所定の登録画面上から登録するものとする。また、メール処理部12は、利用者がメールを作成する際には、シグネチャDB38を参照して、メール作成画面に利用者のシグネチャを自動的に挿入するものとする。
次に、メール処理部12の処理について、図16、図17のフローチャートに基づいて詳細に説明する。本第2の実施形態のメール処理部12の処理は、第1の実施形態の図7の処理と同様の処理を行った後、図16、図17の処理を実行する。なお、図16、図17のフローチャートでは、図8、図9の処理と異なる処理を太線にて示している。
図16のメール処理部12の処理のステップS22〜S30は、上記第1の実施形態と同様である。すなわち、ここまでの処理では、利用者がメッセージの閲覧要求を出したときに、メール処理部12がメールDB32からメッセージの内容を取得するとともに(ステップS28)、人事DB36から差出人の人事情報を取得していることになる(ステップS30)。
ステップS30の後は、ステップS200に移行し、メール処理部12は、利用者IDに対応するシグネチャ情報をシグネチャDB38から取得する。例えば、閲覧要求が出されたメッセージの差出人の利用者IDがyamada@xxx.wwであった場合には、図15の1行目のシグネチャ情報を取得する。
次いで、ステップS202では、メール処理部12は、取得したシグネチャの行数を取得する。上記例の場合、行数として3行を取得する。
次いで、ステップS204では、メール処理部12は、メール本文の末端から、取得した行数分の文字列を取得する。この場合、図12(a)の末端の3行が取得されることになる。
次いで、図17のステップS206に移行すると、メール処理部12は、ステップS204で取得した文字列と、ステップS200で取得したシグネチャ情報と、が一致するか否かを判断する。なお、このステップS206では、第1の実施形態と同様、メールを発信した時点と現在とで、差出人の属性情報(連絡先など)が変更されたか否かを判断しているといえる。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS36に移行し、否定された場合には、ステップS42に移行する。なお、以降の処理は、第1の実施形態と同様となっている。
なお、クライアント端末20(表示・送受信部22)の処理については、第1の実施形態と同様となっている。
以上説明したように、本第2の実施形態では、メールサーバ10は、メールDB32と、各利用者の属性を含むシグネチャ情報を格納するシグネチャDB38とを有し、メール処理部12は、利用者からメッセージを指定したメッセージ閲覧要求を受信したときに、シグネチャDB38のシグネチャ情報と、メール本文に付加されているシグネチャとが同一か否かに基づいてシグネチャの内容が現在のユーザの属性情報と異なるか否かを判断し(S206)、判断の結果、シグネチャの内容が現在のユーザの属性情報と異なると判断された場合に、「送信者連絡先変更有」ボタンを付加したメッセージ画面を生成する(S42)。これにより、本第2の実施形態では、上記第1の実施形態と同様、シグネチャの内容が事後的に変更されたことを「送信者連絡先変更有」ボタンによって利用者に通知することができるので、利用者が誤って過去の連絡先に対して連絡をとるなどすることを抑制することができる。
また、本第2の実施形態では、メッセージのどの部分がシグネチャであるかを判別することもできるので、シグネチャ近傍に「送信者連絡先変更有」ボタンを付加することが可能となる。これにより、利用者による「送信者連絡先変更有」ボタンの見落としを抑制することができる。
なお、上記第2の実施形態では、メールサーバ10が人事DB36を有していなくてもよい。この場合、利用者が図12(b)の画面上において「送信者連絡先変更有」ボタンを押した場合には、シグネチャDB38に格納されている変更後のシグネチャ情報をポップアップ表示するなどすればよい。
なお、上記第1、第2の実施形態では、メールサーバを用いた電子メールシステムについて説明したが、これに限らず、メールクライアントを用いた電子メールシステムでも上記第1,第2の実施形態と同様の処理を行うことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact
Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定したユーザからの表示要求を受信する受信工程と、
各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と、前記指定された受信メール情報と、を参照して、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程の結果、前記署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、当該判断結果を付加して、前記指定された受信メール情報を表示する画面を生成する生成工程と、をコンピュータが実行することを特徴とする受信メール情報提供方法。
(付記2) 前記第2格納部は、前記ユーザの属性に関する情報と、当該情報の効力発生日時と、を格納しており、
前記判断工程では、前記指定された受信メール情報に含まれる発信日時と、前記第2格納部に格納されている、前記指定された受信メールの発信先のユーザの属性に関する情報の効力発生日時と、を比較して、前記効力発生日時のほうが後であった場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記1に記載の受信メール情報提供方法。
(付記3) 前記第2格納部は、前記ユーザの署名データを格納しており、
前記判断工程では、前記指定された受信メールのメール本文に挿入されている署名データと、前記第2格納部に格納されている前記指定された受信メールの発信先のユーザの署名データと、を比較して、両者が異なっていた場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記1に記載の受信メール情報提供方法。
(付記4) メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部と、
各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と、
ユーザから前記第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信したときに、前記第2格納部と、前記指定された受信メール情報と、を参照して、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断の結果、前記署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、当該判断結果を付加して、前記指定された受信メール情報を表示する画面を生成する生成部と、を備えるメール装置。
(付記5) 前記第2格納部は、前記ユーザの属性に関する情報と、当該情報の効力発生日時と、を格納しており、
前記判断部は、前記指定された受信メール情報に含まれる発信日時と、前記第2格納部に格納されている、前記指定された受信メールの発信先のユーザの属性に関する情報の効力発生日時と、を比較して、前記効力発生日時のほうが後であった場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記4に記載のメール装置。
(付記6) 前記第2格納部は、前記ユーザの署名データを格納しており、
前記判断部は、前記指定された受信メールのメール本文に挿入されている署名データと、前記第2格納部に格納されている前記指定された受信メールの発信先のユーザの署名データと、を比較して、両者が異なっていた場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記4に記載のメール装置。
(付記7) メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定したユーザからの表示要求を受信し、
各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と、前記指定された受信メール情報と、を参照して、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断し、
前記判断する処理における判断の結果、前記署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、当該判断結果を付加して、前記指定された受信メール情報を表示する画面を生成する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とするメールプログラム。
(付記8) 前記第2格納部は、前記ユーザの属性に関する情報と、当該情報の効力発生日時と、を格納しており、
前記判断する処理では、前記指定された受信メール情報に含まれる発信日時と、前記第2格納部に格納されている、前記指定された受信メールの発信先のユーザの属性に関する情報の効力発生日時と、を比較して、前記効力発生日時のほうが後であった場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記7に記載のメールプログラム。
(付記9) 前記第2格納部は、前記ユーザの署名データを格納しており、
前記判断する処理では、前記指定された受信メールのメール本文に挿入されている署名データと、前記第2格納部に格納されている前記指定された受信メールの発信先のユーザの署名データと、を比較して、両者が異なっていた場合に、前記指定された受信メールのメール本文に挿入された署名データの内容が現在のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする付記7に記載のメールプログラム。
10 メールサーバ(メール装置)
12 メール処理部(判断部、生成部)
32 メールDB(第1格納部)
36 人事DB(第2格納部)
38 シグネチャDB(第2格納部)

Claims (5)

  1. メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信する受信工程と、
    各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程の結果、前記署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する生成工程と、をコンピュータが実行することを特徴とする受信メール情報提供方法。
  2. 前記第2格納部は、前記ユーザの属性に関する情報と、当該情報の効力発生日時と、を格納しており、
    前記判断工程では指定された前記受信メール情報に含まれる発信日時と、前記第2格納部に格納されている指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報の効力発生日時と、を比較して、前記効力発生日時のほうが後であった場合に指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする請求項1に記載の受信メール情報提供方法。
  3. 前記第2格納部は、前記ユーザの署名データを格納しており、
    前記判断工程では指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入されている署名データと、前記第2格納部に格納されてい指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの署名データと、を比較して、両者が異なっていた場合に指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断することを特徴とする請求項1に記載の受信メール情報提供方法。
  4. メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部と、
    各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と、
    前記第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信したときに、前記第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して、指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断の結果、前記署名データの内容が指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して、指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する生成部と、を備えるメール装置。
  5. メール本文、発信先、発信日時を含む受信メール情報を格納する第1格納部に格納されている受信メール情報のいずれかを指定した表示要求を受信し、
    各ユーザの属性に関する情報を格納する第2格納部と指定された前記受信メール情報と、を参照して指定された前記受信メール情報のメール本文に挿入された署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なるか否かを判断し、
    前記判断する処理における判断の結果、前記署名データの内容が、指定された前記受信メール情報の発信先のユーザの属性に関する情報と異なると判断された場合に、判断結果を付加して指定された前記受信メール情報を表示する画面を生成する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とするメールプログラム。
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