JP5962766B2 - メール抽出方法、メール抽出装置、及びプログラム - Google Patents

メール抽出方法、メール抽出装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、メール抽出方法、メール抽出装置、及びプログラムに関する。
複数の宛先に対して送信された電子メールに対して、複数人から同じ質問や同様の意見が返信されることがある。この場合、ユーザは、既に返信したメッセージと同様のメッセージを改めて返信することになる。例えば、既に返信した電子メールを探し出し、当該電子メールのメッセージを、新たに返信されるメールにコピーして返信したりすることが行われる。
特開平10−303975号公報
しかしながら、多数の電子メールの送受信が日々行われる状況において、多数の電子メールの中から、目的とする返信メールを探し出すのはユーザにとって煩雑な作業である。
そこで、一側面では、返信メールの作成負担を軽減することを目的とする。
一つの案では、メール抽出方法は、複数の宛先に送信された第一のメールと、前記複数の宛先のうちの第一の宛先からの第一の返信メールと、前記第一の返信メールに対する返信である第一の再返信メールとを対応付けて記憶部に記憶し、前記第一のメールの複数の宛先のうちの第二の宛先からの第二の返信メールに対する第二の再返信メールの作成要求に応じて、前記第一のメールに対応付けて前記記憶部が記憶する前記第一の再返信メールを表示部に表示させる処理をコンピュータが実行する。
一態様によれば、返信メールの作成負担を軽減することができる。
本実施の形態におけるメールシステムの構成例を示す図である。 本実施の形態におけるメールサーバのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態におけるメールシステムの機能構成例を示す図である。 メールサーバが実行する処理手順を説明するためのフローチャートである。 ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。 メール記憶部におけるメールDBの構成例を示す図である。 受信メール一覧画面の表示例を示す図である。 返信メール作成画面の表示例を示す図である。 返信メール作成画面生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 返信関係記憶部の構成例を示す図である。 流用候補選択領域生成処理の処理手順の一例である。 選択項目情報記憶部の構成例を示す図である。 回答状況記憶部の構成例を示す図である。 追加宛先候補ボタン反転処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 返信メール作成画面操作処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 宛先が追加され本文が流用された返信メール作成画面の表示例を示す図である。 現メールの返信後の返信関係記憶部の状態の例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態におけるメールシステムの構成例を示す図である。
図1に示されるメールシステム1において、メールサーバ10、及び複数のクライアント端末20等は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能とされている。ネットワークの一部は、無線であってもよい。
メールサーバ10は、Webメールサービスを、例えば、イントラネット上のサービス又はクラウドサービス等の形態で提供する1以上のコンピュータである。Webメールサービスにおいて、各ユーザの受信メールや送信メール等は、サーバ側であるメールサーバ10において管理される。
クライアント端末20は、Webメールサービスのユーザが利用する端末である。クライアント端末20の一例として、PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット型端末等が挙げられる。
図2は、本実施の形態におけるメールサーバのハードウェア構成例を示す図である。図2のメールサーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
メールサーバ10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってメールサーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
なお、クライアント端末20についても、図2に示されるハードウェアを有していてもよい。
図3は、本実施の形態におけるメールシステムの機能構成例を示す図である。図3において、メールサーバ10は、認証部111、受信メール一覧画面生成部112、返信メール作成画面生成部113、流用候補抽出部114、返信関係登録部115、メール送信部116、要求受信部117、及び応答返信部118等を有する。これら各部は、メールサーバ10にインストールされた一以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。
メールサーバ10は、また、ユーザ情報記憶部121、メール記憶部122、返信関係記憶部123、選択項目情報記憶部124、及び回答状況記憶部125等を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又はメールサーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を利用して実現可能である。
要求受信部117は、クライアント端末20からの要求を受信する。認証部111は、Webメールサービスのユーザの認証処理を実行する。受信メール一覧画面生成部112は、認証されたユーザの受信メールの一覧を表示させる画面(以下、「受信メール一覧画面」という。)の画面データを生成する。画面データは、HTML(HyperText Markup Language)やスクリプト等を利用して生成されてもよい。返信メール作成画面生成部113は、或るメールに対する返信メールをユーザに作成させるための画面(以下、「返信メール作成画面」という。)の画面データを生成する。返信メールには、返信メールに対する返信メール(すなわち、再返信メール)等も含まれる。
流用候補抽出部114は、過去の返信メールの中から、新たに作成される返信メールへの流用候補とするメールを抽出する。返信関係登録部115は、返信の元とされたメールと当該メールに対する返信メールとの対応情報を、返信関係記憶部123に登録する。メール送信部116は、送信要求に係るメールを宛先に送信する。応答返信部118は、クライアント端末20からの要求に応じた応答を、クライアント端末20に返信する。例えば、当該応答には、上記したいずれかの画面データが含まれる。
ユーザ情報記憶部121は、メールサーバ10が提供するWebメールサービスのユーザごとの属性情報を記憶する。メール記憶部122は、ユーザごとに受信メール又は送信メールの情報を記憶する。返信関係記憶部123は、返信メールごとに、返信の元とされメールと、当該メールに対する返信メールとの対応情報を記憶する。返信は、再返信、再々返信といったように、繰り返される場合がある。返信関係記憶部123は、返信の繰り返しの起点となった新規メールについても、返信メールとの対応情報を記憶する。選択項目記憶部は、返信メール作成画面において表示されるリストボックスにおける選択項目に関する情報を記憶する。回答状況記憶部125は、回答を求めるメールごとに、各ユーザからの回答状況を示す情報を記憶する。
クライアント端末20は、ブラウザ部21等を含む。ブラウザ部21は、クライアント端末20にインストールされたプログラムが、クライアント端末20のCPUに実行させる処理により実現される。ブラウザ部21は、メールサーバ10によって生成される画面データに基づく画面をクライアント端末20の表示装置に表示させたり、当該画面に対する入力に応じた要求を、メールサーバ10に送信したりする。
以下、メールシステム1において、メールサーバ10が実行する処理手順について説明する。図4は、メールサーバが実行する処理手順を説明するためのフローチャートである。
メールサーバ10の要求受信部117は、クライアント端末20からの要求の受信を待機している。要求受信部117が、いずれかのクライアント端末20から、受信メールの一覧の表示要求を受信すると(S101でYes)、認証部111は、ログイン画面を表示させる画面データを含む応答を、クライアント端末20に返信する(S102)。ログイン画面とは、ユーザID及びパスワードを入力させるための画面をいう。当該応答を受信したクライアント端末20のブラウザ部21は、当該応答に含まれている画面データに基づいて、ログイン画面を表示させる。ユーザは、ログイン画面に対してユーザID及びパスワードを入力する。なお、本実施の形態では、各ユーザのメールアドレスが各ユーザのユーザIDとして利用される。ログイン画面に対してログイン指示が入力されると、ブラウザ部21は、入力されたユーザID及びパスワードが指定されたログイン要求を、メールサーバ10に送信する。
メールサーバ10の要求受信部117が、ユーザID及びパスワードが指定されたログイン要求を受信すると(S103でYes)、認証部111は、ユーザ情報記憶部121を参照して、当該ユーザID及びパスワードについて認証処理を実行する(S104)。
図5は、ユーザ情報記憶部の構成例を示す図である。図5において、ユーザ情報記憶部121は、ユーザごとに、ユーザID、パスワード、名前、役職、職種、所属地域、事業所、及び現住所等の属性情報を記憶する。
ユーザIDは、ユーザごとの識別情報であると共に、ユーザのメールアドレスである。パスワードは、ユーザのパスワードである。名前は、ユーザの名前である。役職、職種は、ユーザの役職、職種である。所属地域は、ユーザの勤務地が所属する所属地域である。本実施の形態において、所属地域は、「東北」、「関東」、「関西」、又は「沖縄」のいずれかに区分される。なお、北海道や四国に所属するユーザがいれば、「北海道」や「四国」が区分に含まれてもよい。また、海外に所属するユーザがいれば、国名や州名等で区分されてもよい。事業所は、ユーザが所属する事業所である。現住所は、ユーザの自宅の住所である。
ステップS104における認証処理において、ログイン要求に指定されたユーザID及びパスワードを含むレコードがユーザ情報記憶部121に記憶されている場合、認証は成功したと判定される。認証に成功した場合、ログイン要求に指定されたユーザIDは、ログインユーザIDとして、例えば、メモリ装置103に記憶される。ログイン要求に指定されたユーザID及びパスワードを含むレコードがユーザ情報記憶部121に記憶されていない場合、認証は失敗したと判定される。なお、認証に成功した場合、クライアント端末20とメールサーバ10との間では、例えば、一般的なセッション管理が行われる。したがって、メールサーバ10は、複数のクライアント端末20に対して並行して対応している場合であっても、各クライアント端末20からの要求に対応するログインユーザIDを特定することができる。
認証に失敗した場合(S105でNo)、図4の処理は終了する。認証に成功した場合(S105でYes)、受信メール一覧画面生成部112は、受信メール一覧画面を表示させる画面データを生成する(S106)。当該画面データの生成において、受信メール一覧画面生成部112は、ログインユーザIDに対応する受信メールの一覧をメール記憶部122より取得する。
図6は、メール記憶部におけるメールDBの構成例を示す図である。メール記憶部122は、ユーザごと(ユーザID)ごとに、メールDB(Data Base)112Dを含む。図6に示されるメールDB112Dは、ユーザIDが「satou@xxx.ww」のユーザ(以下、「ユーザsatou」という。)に対応するメールDB112Dである。本実施の形態では、ユーザsatouがログインユーザであるとする。
各メールDB112Dは、例えば、送信メール又は受信メールごとにレコードを記憶する。各レコードは、種別、メッセージID、送信者ID、及びメール情報等の項目の値を記憶する。
種別は、送信メールであるか受信メールであるかの種別である。メッセージIDは、メールごとの識別情報である。送信者IDは、メールの送信元のユーザIDである。メール情報は、メールの内容である。図6では、件名、本文、及び宛先がメール情報を構成する例が示されている。件名は、メールのタイトル又は件名である。本文は、メールの本文の文字列である。宛先は、メールの宛先アドレスである。複数の宛先に送信されたメールについては、複数の宛先アドレスが記憶される。
ステップS102において、受信メール一覧画面生成部112は、ユーザsatouのメールDB112Dより、「種別」の値が「受信」であるレコードを抽出する。受信メール一覧画面生成部112は、抽出されたレコードに基づいて受信メール一覧画面を表示させる画面データを生成する。
続いて、応答返信部118は、当該画面データを含む応答を、クライアント端末20に返信する(S107)。当該応答を受信したクライアント端末20のブラウザ部21は、当該応答に含まれている画面データに基づいて、受信メール一覧画面を表示させる。
図7は、受信メール一覧画面の表示例を示す図である。図7において、受信メール一覧画面510は、受信メール一覧領域511、新規作成ボタン512、返信ボタン513、送信ボタン514、及びログアウトボタン515等を含む。
受信メール一覧領域511には、受信メールごとに、差出人、件名、及び受信日時が表示される。差出人、件名、及び受信日時には、メールDB112D(図6)における、「送信者ID」、「件名」、又は「日時」の値が表示される。
新規作成ボタン512は、新規メールの作成指示を受け付けるためのボタンである。返信ボタン513は、受信メール一覧領域511において選択されている受信メールに対する返信メールの作成指示を受け付けるためのボタンである。送信ボタン514は、受信メール一覧領域511において選択されている受信メールについて送信メールの作成指示を受け付けるためのボタンである。ログアウトボタン515は、ログアウト指示を受け付けるためのボタンである。
受信メール一覧画面510において、返信ボタン513が押下されると、当該クライアント端末20のブラウザ部21は、返信メール作成要求をメールサーバ10に送信する。返信メール作成要求には、受信メール一覧領域511において選択されているメールのメッセージIDが指定される。なお、受信メール一覧領域511において選択されているメール、すなわち、返信の元とされたメールを、以下、「元メール」という。
メールサーバ10の要求受信部117が、返信メール作成要求を受信すると(S108でYes)、メールサーバ10は、返信メール作成画面生成処理を実行する(S109)。返信メール作成画面生成処理の詳細については後述される。続いて、応答返信部118は、返信メール作成画面生成処理において生成される画面データを含む応答を、クライアント端末20に返信する(S110)。当該応答を受信したクライアント端末20のブラウザ部21は、当該応答に含まれている画面データに基づいて、返信メール作成画面を表示させる。
図8は、返信メール作成画面の表示例を示す図である。図8において、返信メール作成画面520は、左右方向(水平方向)に、返信メール操作領域530及び流用候補選択領域540に分割される。
返信メール操作領域530は、宛先入力領域531、CC入力領域532、件名入力領域533、本文入力領域534、送信ボタン535、及びログアウトボタン536等を含む。
宛先入力領域531及びCC入力領域532は、宛先のメールアドレス又はCC(カーボンコピー)宛のメールアドレスの入力領域である。件名入力領域533は、メールの件名の入力領域である。本文入力領域534は、メールの本文の入力領域である。
送信ボタン535は、メールの送信指示を受け付けるためのボタンである。ログアウトボタン536は、ログアウト指示を受け付けるためのボタンである。
なお、宛先入力領域531には、元メールのメールアドレスが設定されている。件名入力領域533には、元メールの件名に対して、返信を示す文字列(「Re:」)が付与された文字列が設定されている。本文入力領域534には、元メールの文字列(メッセージ)が引用されている。
なお、本実施の形態では、図6に示されるメールDB112Dにおいて、第1レコードに記憶されている受信メール、すなわち、メッセージIDが「system4@xxx.ww」である受信メールが元メールであるとする。したがって、宛先入力領域531、件名入力領域533、本文入力領域534のそれぞれには、当該レコードの送信者ID、件名、及び本文の引用が設定されている。なお、元メールの件名に「Re:」が付与されている。したがって、元メールも或るメールの返信メールであることが分かる。すなわち、これから作成される返信メールは、再返信メールであることが分かる。なお、これから作成される再返信メールを、以下、「現メール」という。
一方、流用候補選択領域540は、流用候補の選択等を行わせるための領域であり、流用候補ごとの流用候補表示領域541と、一括ボタン546と等を含む。なお、図8では、流用候補は一つである例に対応するため、流用候補表示領域541は、一つのみが表示されている。
流用候補とは、過去の返信メールの中で、その本文が現メールの本文に流用される候補となるメールをいう。後述される返信メール作成画面生成処理において、ユーザsatouが過去に送信した返信メールの中から、その本文を現メールの本文に流用できる可能性が相対的に高いメールが流用候補として抽出される。
一つの流用候補表示領域541は、チェックボタン542、流用候補宛先表示領域543、追加宛先選択領域544、及び流用文表示領域545等を含む。
チェックボタン542は、当該流用候補を流用対象として選択させるためのチェックボタンである。チェックボタン542は、特に、流用候補が複数有り、流用候補表示領域541が複数含まれている場合に有効である。
流用候補宛先表示領域543には、流用候補の宛先メールアドレスに係るユーザの名前(すなわち、流用候補の宛先だったユーザの名前)が表示される。図8における流用候補は、ユーザsatouが黒田さんに過去に返信したメールであることが分かる。
追加宛先選択領域544は、現メールの宛先として更に追加する宛先(以下、「追加宛先」という。)を選択させるための領域である。追加宛先選択領域544は、リストボックス5441、追加宛先候補ボタン5442、及び宛先追加ボタン5443等を含む。
追加宛先候補ボタン5442は、追加宛先の候補となるユーザごとに配置され、追加宛先とするユーザを選択させるためのボタンである。図8では、4つの追加宛先候補ボタン5442が表示されている。すなわち、4人が追加宛先の候補とされていることが分かる。追加宛先の候補がどのように抽出されるかについは、後述される。
リストボックス5441では、追加宛先の候補の中から追加宛先とするユーザを絞り込むための基準を選択させる表示部品である。図8の例では、「所属地域別」が絞り込みの基準として選択されている例が示されている。すなわち、所属地域を基準として追加宛先が絞り込まれる例が示されている。追加宛先として絞り込まれた候補に対応する追加宛先候補ボタン5442は、反転表示される。
宛先追加ボタン5443は、反転表示されている追加宛先候補ボタン5442に対応するユーザについて、現メールの宛先への追加指示を受け付けるためのボタンである。すなわち、宛先追加ボタン5443が押下されると、反転表示されている追加宛先候補ボタン5442に対応するユーザのユーザID(メールアドレス)が、宛先入力領域531に追加される。
流用文表示領域545は、流用候補の本文と共に、本文流用ボタン5451を含む。本文流用ボタン5451は、当該本文の流用指示を受け付けるためのボタンである。すなわち、本文流用ボタン5451が押下されると、本文の文字列が、本文入力領域534に挿入される。
一括ボタン546は、宛先追加ボタン5443及び本文流用ボタン5451のそれぞれが受け付ける指示を、一括して受け付けるためのボタンである。すなわち、一括ボタン546が押下されると、宛先追加ボタン5443及び本文流用ボタン5451の双方が押下された場合と同じ処理が行われる。
図4に戻る。ステップS110に続いて、メールサーバ10は、返信メール作成画面操作処理を実行する(S111)。返信メール作成画面操作処理では、返信メール作成画面520に対するユーザによる操作に応じた対話的な処理が実行される。
続いて、ステップS109の詳細について説明する。図9は、返信メール作成画面生成処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、返信メール作成画面生成部113は、ステップS108において受信された元メールのメッセージIDに基づいて、元メールのレコードをログインユーザであるユーザsatouに対応するメールDB112D(図6)より取得する。ここで、元メールは、メッセージIDが、「system4@xxx.ww」であるメールである。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、取得されたレコードに基づいて、返信メール作成画面520(図8)の画面データのうち、返信メール操作領域530に対応する部分を生成する(S202)。すなわち、宛先入力領域531に、当該レコードの送信者IDが設定される。また、件名入力領域533に、当該レコードの件名の前に「Re:」が付与された文字列が設定される。また、本文入力領域534に、当該レコードの本文が引用形式にされた文字列が設定される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、元メールはいずかのメールに対する返信メールであるか否かを判定する(S203)。当該判定は、返信関係記憶部123を参照して行われる。
図10は、返信関係記憶部の構成例を示す図である。返信関係記憶部123は、第一階層メール情報、第二階層メール情報、及びルートメール情報を対応付けて記憶する。第一階層メール情報、第二階層メール情報、及びルートメール情報は、第一階層メール、第二階層メール、又はルートメールのメッセージID及び送信者のユーザID(送信者ID)等を含む。
ルートメールとは、新規作成されたメールであり、いずれのメールの返信メールでもないメールである。第一階層メールは、第二階層メールに対する返信メールである。第二階層メールは、第一階層メールの返信の元とされたメールである。第二階層メールは、また、ルートメールを起点として返信が一回以上繰り返された過程における、いずれかのメールに該当する。第二階層メールは、ルートメールに対する直接の返信メールであるかもしれないし、ルートメールであるかもしれない。
なお、返信関係記憶部123のレコードは、返信が一回行われるごとに生成される。例えば、新規作成メールAに対してメールBが返信されたとする。この返信に関して登録されるレコードのルートメール及び二階層メールは、メールAである。第一階層メールは、メールBである。更に、メールBに対してメールCが返信されたとする。この返信に関して登録されるレコードのルートメールは、メールAである。第二階層メールは、メールBである。第一階層メールは、メールCである。更に、メールCに対してメールDが返信されたとする。この返信に関して登録されるレコードのルートメールは、メールAである。第二階層メールは、メールCである。第一階層メールは、メールDである。
以上より明らかなように、第一階層メールは、必ずいずれかのメールの返信メールである。したがって、ステップS203において、流用候補抽出部114は、元メールのメッセージIDが、第一階層メールのメッセージIDとして返信関係記憶部123に記憶されているか否かを判定する。
元メールが返信メールでない場合(S203でNo)、以降のステップは実行されずに図9の処理は終了する。したがって、この場合の返信メール作成画面520は、例えば、流用候補選択領域540を含まなくてもよい。
元メールがいずれかのメールに対する返信メールである場合(S203でYes)、流用候補抽出部114は、返信関係記憶部123において、元メールを第一階層メールとするレコードからルートメッセージのメッセージIDを取得する(S204)。
例えば、本実施の形態において、元メールのメッセージIDは、「system4@xxx.ww」である。当該メッセージIDは、図10の第一レコードにおいて、第一階層メールのメッセージIDとして記憶されている。したがって、元メールは返信メールであると判定される。また、第一レコードにおけるルートメールのメッセージIDは、「system1@xxx.ww」である。したがって、ステップS204では、当該メッセージIDが取得される。なお、第一レコードにおける第二階層メールのメッセージIDと、ルートメールのメッセージIDとは同じである。このことから、元メールは、ルートメールに対する返信メールであることが分かる。したがって、現メールは、再返信メールに該当する。
続いて、流用候補抽出部114は、取得されたメッセージIDがルートメッセージ情報のメッセージIDとして登録されているレコードの第一階層メール情報を、返信関係記憶部123より検索する(S205)。但し、検索対象から元メールは除かれる。
本実施の形態において、「system1@xxx.ww」をルートメール情報のメッセージIDとするレコードであって、元メールのレコード以外のレコードは、図10において、第2及び第3レコードである。したがって、第2レコードの第一階層メール情報と、第3レコードの第一階層メール情報とが検索される。
該当する第一階層メール情報が検索されない場合(S206でNo)、以降のステップは実行されずに図9の処理は終了する。したがって、この場合の返信メール作成画面520は、例えば、流用候補選択領域540を含まなくてもよい。
該当する第一階層メール情報された場合(S206でYes)流用候補抽出部114は、検索された第一階層メール情報の中から、送信者IDが、ログインユーザであるユーザsatouのユーザIDと一致する第一階層メール情報を抽出する(S207)。すなわち、返信者が、ログインユーザである返信メールに係る第一階層メール情報が抽出される。
図10において、第2レコードの第一階層メール情報の送信者ID(「satou@xxx.ww」)は、ユーザsatouのユーザIDである。したがって、第2レコードの第一階層メール情報が抽出される。ここで抽出された第一階層メール情報に係るメールが、流用候補とされる。
すなわち、流用候補は、元メールとルートメールを同じくする過去の返信メールであって、元メールに対して返信メールを送信しようとしているユーザが送信した返信メールである。図10における第2レコードを参照すると、第二階層メール情報の送信者IDは、「kuroda@xxx.www」である。したがって、ユーザkurodaからの返信メールに対して再返信した内容が、流用候補として抽出されたことになる。以下、ステップS208において抽出された第一階層メール情報に係るメールを、流用候補という。
なお、本実施の形態における現在までの状況を整理すると以下の通りである。以降において、各メールを、「メール<メッセージIDの@以前の文字列>」によって、表記する。
(1)ユーザsatouがメールsystem1を、ユーザkuroda、ユーザhonda、ユーザyamada、ユーザnishikawa、ユーザsuzuki、及びユーザyamanoに送信した。なお、メールsystem1の宛先は、メールDB112D(図6)の第4レコードの「宛先」より特定可能である。
(2)ユーザkurodaが、メールsystem1に対する質問を含む返信メールsystem2を送信した。当該返信は、図10の第3レコードに記憶されている。
(3)ユーザsatouが、ユーザkurodaより返信されたメールsystem2に対する再返信メールsystem3を送信した。
(4)ユーザyamadaが、メールsystem1に対する質問を含む返信メールsystem4を送信した。なお、メールsystem4は、本実施の形態において元メールに相当する。
(5)ユーザsatouが、メールsystem4に対する再返信メール(現メール)を作成しようとしている。
(6)現メールへの流用候補として、ユーザsatouがユーザkurodaに返信した、メールsystem3が抽出された。
ステップS207において該当する第一階層メール情報が抽出されない場合(S208でNo)、以降のステップは実行されずに図9の処理は終了する。したがって、この場合の返信メール作成画面520は、例えば、流用候補選択領域540を含まなくてもよい。
一方、該当する第一階層メールが抽出された場合(S208でYes)、返信メール作成画面生成部113は、流用候補選択領域生成処理を実行する(S209)。流用候補選択領域生成処理は、返信メール作成画面520における流用候補選択領域540に対する定義を生成する処理である。続いて、返信メール作成画面生成部113は、流用候補選択領域生成処理おいて生成された、流用候補選択領域540(図8)に対する定義を、返信画面520の画面データに追加する(S210)。これにより、返信画面520の画面データは完成する。
続いて、ステップS209の詳細について説明する。図11は、流用候補選択領域生成処理の処理手順の一例である。
ステップS301において、返信メール作成画面生成部113は、流用候補の本文及び宛先を、ログインユーザのメールDB112Dより取得する。具体的には、メールDB112D(図6)において、流用候補のメッセージIDに係るレコードに記憶されている本文及び宛先が取得される。流用候補は、メールsystem3であるため、図6の第2レコードの本文及び宛先が取得される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、返信メール作成画面520(図8)の画面データの流用候補宛先表示領域543、本文表示領域545のそれぞれに対応する定義に、取得された宛先、本文を設定する(S302、S303)。続いて、返信メール作成画面生成部113は、流用候補に対するルートメールのメッセージIDを返信関係記憶部123より取得する(S304)。すなわち、返信関係記憶部123において、第一階層メールがメールsystem3であるレコードのルートメール情報のメッセージID(「system1@xxx.ww」)が取得される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、当該メッセージIDに係るメールの宛先アドレスを、ログインユーザのメールDB112D(図6)より取得する(S305)。すなわち、ルートメールの宛先アドレスが取得される。本実施の形態では、図6の末尾のレコードより、6個のメールアドレスが取得される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、取得された6個のメールアドレスの中から、流用候補の宛先アドレスと、現メールの宛先として既に設定されているメールアドレスとを除く4個のメールアドレスを抽出する(S306)。6個のメールアドレスは、ユーザkuroda、ユーザhonda、ユーザyamada、ユーザnishikawa、ユーザsuzuki、及びユーザyamanoに係るメールアドレスである。このうち、流用候補の宛先アドレスは、ユーザkurodaに係るメールアドレスである。また、現メールの宛先アドレスは、ユーザyamadaに係るメールアドレスである。したがって、ユーザhonda、ユーザnishikawa、ユーザsuzuki、又はユーザyamanoに係る4個のメールアドレスが抽出される。
流用候補の宛先アドレスが除かれるのは、流用候補の宛先アドレスに係るユーザkurodaは、流用されるメールを受信しているため、再度同じ内容のメールを送信する必要は無いと考えられるからである。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、抽出されたメールアドレスごとに、追加宛先候補ボタン5442の定義を返信メール作成画面520(図8)の画面データに追加する(S307)。なお、各追加宛先候補ボタン5442のラベルには、例えば、抽出された各メールアドレス(ユーザID)に対応付けられてユーザ情報記憶部121に記憶されている名前が用いられる。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、選択項目情報記憶部124から選択項目名の一覧を取得し、取得された各選択項目名を、返信メール作成画面520(図8)のリストボックス5441に設定する(S308)。
図12は、選択項目情報記憶部の構成例を示す図である。図12において、選択項目情報記憶部124は、リストボックス5441の選択項目ごとに、選択項目名、参照先、参照項目、及びデフォルトフラグ等を記憶する。
選択項目名は、リストボックス5441に表示される選択項目の名前である。参照先は、選択項目名が選択された際に、追加宛先の候補を絞り込むために参照する情報である。参照先の値の一つである「ユーザ情報」は、ユーザ情報記憶部121に記憶されている情報を示す。参照項目は、参照先の情報を構成する項目のうち、追加宛先の候補を絞り込むために参照する項目である。例えば、「所属地域別」という選択項目名には、参照先として「ユーザ情報」、参照項目として「所属地域」が対応付けられている。これは、「所属地域別」という選択項目名が選択された場合に、ユーザ情報記憶部121の「所属地域」の値に基づいて、追加宛先の候補の絞り込みを行うことを意味する。デフォルトフラグは、返信メール作成画面520の初期状態において選択状態とされる選択項目名を特定する情報である。図12では、「所属地域別」に対するデフォルトフラグが「1」とされている。従って、返信メール作成画面520の初期状態において、「所属地域別」が選択状態とされる。
なお、選択項目情報記憶部124において、選択項目名「回答状況別」に対応する参照先の一つである「回答状況」は、回答状況記憶部125に記憶されている情報を示す。
図13は、回答状況記憶部の構成例を示す図である。図13において、回答状況記憶部125は、ユーザIDごとに、回答状況を記憶する。回答状況は、回答を要求する或るメールに対する回答の有無を示す情報である。「1」は回答済みであることを示し、「0」は未回答であることを示す。
回答状況記憶部125は、例えば、回答を要求するメールごとに生成され、当該メールのメッセージIDに対応付けられる。したがって、元メールのルートメールに対して回答状況記憶部125が存在する場合、返信メール作成画面生成部113は、選択項目名として「回答状況別」をリストボックス5441に設定する。
なお、リストボックス5441において回答状況別が選択された場合、追加選択候補ボタン5442の中で、回答状況の値が「0」であるユーザ、すなわち、ルートメールに対して未回答であるユーザに対応する追加選択候補ボタン5442が反転表示される。そうすることにより、未回答のユーザを宛先に追加することができる。
なお、回答状況記憶部125に対する回答状況の登録は、他の画面等によって別途行われてもよい。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、リストボックス5441に設定された選択項目名のうち、デフォルトフラグが「1」である選択項目名を選択状態とする(S309)。すなわち、返信メール作成画面520の画面データのリストボックス5441に関する定義において、「所属地域別」を選択状態とすることを示す定義が追加される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、追加宛先候補ボタン反転処理を実行する(S310)。追加宛先候補ボタン反転処理は、リストボックス5441において選択されている選択項目名に対応させて、追加宛先候補ボタン5442を反転させる処理である。
続いて、ステップS310の詳細について説明する。図14は、追加宛先候補ボタン反転処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、返信メール作成画面生成部113は、追加宛先の候補とされているユーザについて、リストボックス5441において選択状態の選択項目名に対する参照項目の値を取得する。例えば、選択状態の選択項目名が「所属地域別」である場合、当該選択項目名に対応する参照項目は、ユーザ情報記憶部121における「所属地域」である。また、追加宛先の候補に係るユーザは、ユーザhonda、ユーザnishikawa、ユーザsuzuki、及びユーザyamanoである。したがって、ユーザ情報記憶部121より、これら4ユーザの「所属地域」の値が取得される。図5のユーザ情報記憶部121に基づけば、ユーザhonda、ユーザnishikawa、ユーザsuzuki、及びユーザyamanoの順に、「関東」、「関東」、「関西」、「関西」が取得される。以下、取得された値を、「参照値」という。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、取得された参照値を、各追加宛先候補ボタン5442のラベルに追加する(S402)。図8に示される各追加宛先候補ボタン5442にも、「(関東)」又は「(関西)」の文字列が付加されている。ステップS402では、この文字列が追加される。
続いて、返信メール作成画面生成部113は、追加宛先の候補の中から、流用候補宛先に係るユーザkurodaと参照値が一致する候補を抽出する(S403)。ユーザkurodaに対する参照値(ユーザ情報記憶部121における「所属地域」の値)は、「関西」である。したがって、ここでは、参照値が「関西」である、ユーザyamano及びユーザsuzukiが抽出される。
一以上の候補が抽出された場合(S404でYes)、返信メール作成画面生成部113は、返信メール作成画面520の画面データにおいて、抽出された候補に対応する追加宛先候補ボタン5442を反転表示状態に設定する(S405)。
以上の処理によって生成された画面データがクライアント端末20に返信されると、ブラウザ部21によって、図8に示したような返信メール作成画面520が表示される。
なお、追加宛先の候補の中で、流用候補宛先に係るユーザkurodaと参照値が同じ候補を優先的に追加宛先として選択されるようにするのは、当該候補は、流用候補宛先に係るユーザkurodaと同じ質問をする可能性が、相対的に高いと考えられるからである。すなわち、過去に質問をしたユーザと、属性情報の少なくとも一部が共通するユーザは、同じ質問をする可能性が高いと考えられるからである。いずれの属性項目が共通する場合に、同じ質問をする可能性が高いかについては、流用候補の本文の内容等に基づいて、ユーザが判断してもよい。
本実施の形態において、流用候補の本文は、「佐藤です。応接1は弊社の10階奥です。」である。すなわち、流用候補は、応接1が何処にあるのかという質問に対する回答である。ユーザsatouの所属地域は関東であり、応接1は、関東におけるいずれかの事業所の応接であることが推測される。したがって、所属地域が関西であるユーザkurodaは、応接1の場所を知らなかったことが推測される。そうすると、同じく所属地域が関西であるユーザyamano及びユーザsuzukiからも、今後同じような質問を本文に含むメールが返信されてくることが予想される。そうすると、ユーザsatouは、これらのユーザに対して改めて同じ回答のメールを返信する必要がある。そこで、本実施の形態では、流用候補の宛先のユーザと属性情報の少なくとも一部が共通するユーザを、現メールの宛先に含めることで、質問が来る前に予め回答を送ってしまおうというわけである。
なお、ステップS403において、追加宛先の候補の中から、元メールの送信元のユーザyamadaと参照値が一致する候補が抽出されてもよい。元メールの送信元のユーザyamadaも、流用候補宛先に係るユーザkurodaと同じ質問をしたユーザであるからである。
続いて、図4のステップS111の詳細について説明する。図15は、返信メール作成画面操作処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。すなわち、図15は、返信メール作成画面520が、クライアント端末20に表示されている状態において、返信メール作成画面520に対するユーザによる操作に応じて実行される処理である。
例えば、返信メール作成画面520(図8)のリストボックス5441において選択されている選択項目名が変更されると、ブラウザ部21は、新たに選択された選択項目名を指定して、選択項目名の選択通知をメールサーバ10に送信する。
メールサーバ10の要求受信部117が、選択項目名の選択通知を受信すると(S501でYes)、返信メール作成画面生成部113は、図14において説明した、追加宛先候補ボタン反転処理を実行する(S502)。その結果、新たに選択された選択項目名に対応する参照値について、流用候補の宛先に係るユーザと一致する追加宛先の候補に対応する追加宛先候補ボタン5442が反転状態となる。応答返信部118は、当該反転処理の結果が反映された返信メール作成画面520の画面データを含む応答をクライアント端末20に返信する(S507)。
また、返信メール作成画面520(図8)の宛先追加ボタン5443が押下されると、ブラウザ部21は、反転状態となっている追加宛先候補ボタン5442に対応するユーザIDを指定して、宛先追加要求をメールサーバ10に送信する。
メールサーバ10の要求受信部117が、宛先追加要求を受信すると(S503でYes)、返信メール作成画面生成部113は、宛先追加要求に指定されているユーザID(すなわち、メールアドレス)を、返信メール作成画面520の画面データの宛先入力領域531の定義に設定する(S504)。応答返信部118は、宛先が追加された返信メール作成画面520の画面データを含む応答をクライアント端末20に返信する(S507)。
また、返信メール作成画面520(図8)の本文流用ボタン5451が押下されると、ブラウザ部21は、流用候補のメッセージIDを指定して、本文流用要求をメールサーバ10に送信する。
メールサーバ10の要求受信部117が、本文流用要求を受信すると(S505でYes)、返信メール作成画面生成部113は、本文流用要求に指定されたメッセージIDに対応する本文を、返信メール作成画面520の画面データの本文入力領域534の定義に設定する(S506)。メッセージIDに対応する本文とは、当該メッセージIDに対応付けられてメールDB112Dに記憶されている本文をいう。
応答返信部118は、流用候補の本文が流用された返信メール作成画面520の画面データを含む応答をクライアント端末20に返信する(S507)。
上記のような処理の結果、クライアント端末20において表示される返信メール作成画面520の状態は、例えば、図16に示されるようになる。
図16は、宛先が追加され本文が流用された返信メール作成画面の表示例を示す図である。図16中、図8と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図16に示される返信メール作成画面520では、宛先入力領域531には、ユーザyamano及びユーザsuzukiのメールアドレスが追加されている。また、本文入力領域534には、流用候補の本文5341が転記されている。
このように、ユーザsatouは、ユーザyamanoからの質問を含む元メールに対して、本文に文字列を入力することなく、又は少ない文字数の入力で、返信メールを完成させることができる。
図16の返信メール作成画面520において、送信ボタン535がユーザによって押下されると、ブラウザ部21は、メールの送信要求をメールサーバ10に送信する。メールの送信要求には、現メールのメッセージID、件名、本文、及び宛先等が指定される。なお、現メールのメッセージIDは、例えば、ステップS108において返信メール作成要求が受信された際に、返信メール作成画面生成部113によって割り当てられている。
メールサーバ10の要求受信部117が、メールの送信要求を受信すると(S508でYes)、メール送信部116は、当該要求に指定された件名及び本文を含むメールを、当該要求に指定された宛先に送信する(S509)。当該メールの宛先アドレスが、メールシステム1内のメールアドレスである場合、メールの送信は、宛先アドレスに対応するメールDB112Dに、当該メールに関する情報を登録することで実現される。
続いて、メール送信部116は、ログインユーザのメールDB112Dに対して、送信履歴を追加する(S510)。すなわち、ログインユーザのメールDB112D(図6)に、現メールの種別、メッセージID、送信者ID,日時、件名、本文、及び宛先等が記憶される。種別の値は、「送信」である。送信者IDは、ログインユーザのユーザIDである。日時は、現在日時である。
続いて、返信関係登録部115は、返信関係記憶部123に、今回の返信に関するレコードを記憶する(S511)。当該レコードの第一階層メール情報には、現メールのメッセージID及びログインユーザのユーザIDが記憶される。第二階層メール情報には、元メールのメッセージID及び元メールの送信者のユーザID(ユーザyamadaのユーザID)が記憶される。ルートメール情報には、元メールに対応付けられて記憶されているルートメール情報が記憶される。すなわち、図10の第1レコードのルートメール情報が、新たに生成されたレコードのルートメール情報にコピーされる。
その結果、返信関係記憶部123の状態は、図17に示されるようになる。図17は、現メールの返信後の返信関係記憶部の状態の例を示す図である。図17において、1行目のレコード(新たな第1レコード)が、ステップS511において記憶されるレコードの例である。
上述したように、本実施の形態によれば、返信メールを作成する際に、当該返信メールの元メールとルートメールを同じくする過去の返信メールが流用候補として自動的に抽出される。したがって、ユーザは、抽出された流用候補の中から所望の流用候補を選択することで、返信メールを完成させることができる。その結果、返信メールの作成負担を軽減することができる。
また、新たに作成される返信メールの宛先には、ルートメールの複数の宛先のいずれかを容易に追加可能である。したがって、ルートメールに基づく同じ質問の内容のメールが複数人から繰り返し送信される可能性を、事前に低下させることができる。
特に、流用候補の宛先のユーザ又は元メールの送信元のユーザと属性情報の少なくとも一部が共通するユーザが、追加される宛先として抽出される。したがって、流用候補の宛先のユーザ又は元メールの送信元のユーザと同じ質問を行う可能性の高いユーザに、予測される質問に対する回答を含む返信メールを送信することができる。
なお、本実施の形態において、メールサーバ10は、メール抽出装置の一例である。返信関係記憶部123は、記憶部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 メールシステム
10 メールサーバ
20 クライアント端末
21 ブラウザ部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 認証部
112 受信メール一覧画面生成部
113 返信メール作成画面生成部
114 流用候補抽出部
115 返信関係登録部
116 メール送信部
117 要求受信部
118 応答返信部
121 ユーザ情報記憶部
122 メール記憶部
123 返信関係記憶部
124 選択項目情報記憶部
125 回答状況記憶部
B バス

Claims (5)

  1. 複数の宛先に送信された第一のメールと、前記複数の宛先のうちの第一の宛先からの前記第一のメールに対する第一の返信メールと、前記第一の返信メールに対する返信である第一の再返信メールとを対応付けて記憶部に記憶し、
    記複数の宛先のうちの第二の宛先からの前記第一のメールに対する第二の返信メールに対する第二の再返信メールの作成要求に応じて、前記第一のメールに対応付いた前記第一の再返信メールの情報を作成要求元に送信する、
    処理をコンピュータが実行するメール抽出方法。
  2. 前記複数の宛先のうちのいずれかの宛先を、前記第二の再返信メールの宛先に追加する処理を前記コンピュータが実行する請求項1記載のメール抽出方法。
  3. 前記追加する処理は、メールアドレスごとに、当該メールアドレスに係るユーザの属性情報を記憶するユーザ情報記憶部を参照して、前記複数の宛先のメールアドレスのうち、前記第一の宛先のメールアドレスに係るユーザ又前記第二の宛先のメールアドレスに係るユーザと、前記属性情報の少なくとも一部が共通するユーザに係るメールアドレスを、前記第二の再返信メールの宛先に追加する請求項2記載のメール抽出方法。
  4. 複数の宛先に送信された第一のメールと、前記複数の宛先のうちの第一の宛先からの前記第一のメールに対する第一の返信メールと、前記第一の返信メールに対する返信である第一の再返信メールとを対応付けて記憶する記憶部と、
    記複数の宛先のうちの第二の宛先からの前記第一のメールに対する第二の返信メールに対する第二の再返信メールの作成要求に応じて、前記第一のメールに対応付いた前記第一の再返信メールの情報を作成要求元に送信する送信部とを有するメール抽出装置。
  5. 複数の宛先に送信された第一のメールと、前記複数の宛先のうちの第一の宛先からの前記第一のメールに対する第一の返信メールと、前記第一の返信メールに対する返信である第一の再返信メールとを対応付けて記憶部に記憶し、
    記複数の宛先のうちの第二の宛先からの前記第一のメールに対する第二の返信メールに対する第二の再返信メールの作成要求に応じて、前記第一のメールに対応付いた前記第一の再返信メールの情報を作成要求元に送信する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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