JPWO2003079205A1 - 情報処理システム、情報処理装置および方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ネットワーク上の認証処理を、容易にできるようにした情報処理システム、情報処理装置および方法に関する。設定端末装置109は、ユーザ611から入力された登録情報をCE機器登録設定サーバ105に送信する。CE機器登録設定サーバ105は、登録情報を基に、CE機器132A,132Bがインターネットに接続するための接続情報を作成する。設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105より接続情報を受信し、メモリカード114に記憶させる。CE機器132Aは、メモリカード114が装着されると、接続情報を読み出し、ネットワークに接続することができる。本発明は、ネットワークに接続される電子機器に適用することができる。

Description

技術分野
本発明は、情報処理システム、情報処理装置および方法に関し、特に、容易な操作で、ネットワークに接続することができるようにした情報処理システム、情報処理装置および方法に関する。
背景技術
ネットワーク上で提供されるサービスにおいて、ユーザを特定する方法として、IDとパスワードを使用した本人認証がよく用いられる。通常、認証形態は、サービスごとに独立しており、5つの異なるサービスの提供を受ける場合、5つのIDとパスワードが必要となり、ユーザは、サービスごとにIDとパスワードを使い分けなくてはならないという課題があった。
また、このように、提供されるサービス毎に、異なるIDとパスワードを使い分けなければならないため、ユーザは、サービス毎のIDとパスワードをメモしておかなければならず、不便であった。また、頻繁にアクセスするサービスのIDとパスワードは記憶できたとしても、たまにしかアクセスしないサービスのIDとパスワードは、忘れてしまうことが多く、アクセスするには、メモを探し、IDとパスワードを確認する必要があり、迅速にアクセスすることが困難となる課題があった。
このような課題を解決する方法として、サービス提供サーバとクライアントコンピュータの間に認証代行サーバを置き、認証代行サーバが、複数のサービス提供サーバへの認証を一括して行う方法や、サービス提供サーバに認証代行モジュールをインストールする方法が知られている。前者は、リバースプロクシ(Reverse Proxy)タイプと称され、後者はエージェントタイプと称される。このようにして、IDとパスワードを、1つにまとめることをSSO(Single Sign On)と呼ぶ。図1は、リバースプロクシタイプのSSOを概念的に示した図である。
図1において、クライアント2は、ユーザにより使用されるパーソナルコンピュータ、携帯情報端末装置、または、テレビジョン受像機、オーディオプレーヤ、ビデオデッキ、カーナビゲーション装置、電子レンジ、冷蔵庫、および洗濯機などの家電製品で、ネットワークに接続する機能を有するものうちのいずれかである。なお、以下の説明において、テレビジョン受像機、オーディオプレーヤ、ビデオデッキ、カーナビゲーション装置、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、その他の家電製品で、ネットワークに接続する機能を有するものを、CE(Consumer Electronics)機器と称する。
アクセスサーバ3は、クライアント2から、所定のネットワーク接続用IDとパスワード6の送信を受け、インターネット1への接続要求を受けた場合、クライアント2のインターネット1への接続を認証する。Web認証代行サーバ4は、予め、ウェブサーバ5−1、およびウェブサーバ5−2(以下、ウェブサーバ5−1とウェブサーバ5−2を個々に区別する必要がない場合、まとめてウェブサーバ5と称する。他の機器についても同様とする)からサービスの提供を受けるために必要なID、およびパスワードを管理している。そして、Web認証代行サーバ4は、クライアント2から、所定の代表IDとパスワード7の送信を受け、ウェブサーバ5が保有するサービスの供給を受けたいとの要求を受けた場合、クライアント2が所望するウェブサーバ5に、所定のIDとパスワードによりアクセスし、クライアント2の認証を代行する。
ウェブサーバ5−1、およびウェブサーバ5−2は、それぞれ、固有のサービスを有しており、所定のIDとパスワードを使用してアクセスしてきたクライアント2に対して、サービスを提供する。
その動作は次のようになる。すなわち、クライアント2は、ウェブサーバ5−1にアクセスしてサービスの提供を受ける場合、まず、ネットワーク接続用IDとパスワード6を使用して、アクセスサーバ3にアクセスし、インターネット1への接続認証を得る。アクセスサーバ3からインターネット1への接続認証が得られた後、クライアント2は、代表IDとパスワード7を使用して、インターネット1を介して、Web認証代行サーバ4にアクセスし、Web認証代行サーバ4の認証を受ける。
認証処理完了後、Web認証代行サーバ4は、インターネット1を介して、ウェブサーバ5−1に、ウェブサーバA用のIDとパスワードを送信し、クライアント2を認証するように要求する。ウェブサーバ5−1は、この要求に基づいてクライアント2を認証したとき、クライアント2に、サービスを提供する。
引き続き、クライアント2が、ウェブサーバ5−2にアクセスしてサービスの提供を受ける場合、クライアント2は、まず、代表IDとパスワード7を使用して、Web認証代行サーバ4にアクセスし、認証を受ける。認証ができたとき、Web認証代行サーバ4は、ウェブサーバ5−2に、ウェブサーバ5−2用のIDとパスワードを送信し、クライアント2を認証するように要求する。ウェブサーバ5−2は、この要求に基づいてクライアント2を認証したとき、クライアント2に、サービスを提供する。
以上のようにして、クライアント2は、1つの代表IDとパスワード7を使用して、ウェブサーバ5−1、およびウェブサーバ5−2の両方のウェブサーバから、サービスの提供を受けることができる。
しかしながら、図1を用いて上述したように、従来のSSOにおいては、インターネット1に接続する際のネットワーク接続用IDとパスワード6、並びにウェブサーバ5に接続する際の代表IDとパスワード7が異なり、2つのIDとパスワードを使い分けなくてはならず、不便であるという課題があった。
特に、ユーザがインターネット1に接続する際に用いる機器(クライアント2)が、パーソナルコンピュータ等と異なり、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェースに乏しいCE機器である場合、アクセスサーバ3、およびWeb認証代行サーバ4に接続する度に、ネットワーク接続用IDとパスワード6、または、代表IDとパスワード7を、CE機器に入力することは、ユーザに大きな負担を強いるという課題があった。
ところで、ユーザが、ウェブサーバ5から、サービスの提供を受ける場合、サービスの提供を受けるためには、予めウェブサーバ5にユーザ登録する必要がある場合がある。すなわち、ウェブサーバ5−1からサービスの提供を受ける場合、ユーザは、クライアント2を介して、ユーザの氏名、住所、メールアドレス、その他サービスの提供を受けるために必要な情報を、予めウェブサーバ5−1に送信し、IDとパスワードの発行を受ける必要がある。同様に、ウェブサーバ5−2からサービスの提供を受ける場合、ユーザは、クライアント2を介して、ユーザの氏名、住所、メールアドレス、その他サービスの提供を受けるために必要な情報を、予めウェブサーバ5−2に送信し、IDとパスワードの発行を受ける必要がある。
ユーザが、ウェブサーバ5にユーザ登録する場合、ユーザは、ユーザ自身に関する情報を、ウェブサーバ5に登録する必要があるが、ユーザの氏名、住所、メールアドレスなどの基本的な情報は、多くのウェブサーバ5に登録する場合に共通して必要となる情報である。従って、一度、例えば、ウェブサーバ5−1にユーザ登録する際に入力した情報の入力を、次に他のウェブサーバ5−2にユーザ登録する場合に省略することができれば、ユーザにとって、利便性が向上する。特に、入力インターフェースに乏しいCE機器を用いて、ユーザ登録しようとする場合、入力しなくてはならない情報量が減ることは、ユーザにとって、大変便利である。
発明の開示
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より容易に、ネットワーク上の各種サービスへの接続ができるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理システムは、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置より、登録情報を受信する第1の受信手段と、第1の受信手段により受信された登録情報に基づいて、第3の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成手段と、作成手段により作成された接続情報を、第2の情報処理装置に送信する第1の送信手段とを備え、第2の情報処理装置は、登録情報の入力を受け付ける受付手段と、受付手段により入力が受け付けられた登録情報を、第1の情報処理装置に送信する第2の送信手段と、第1の情報処理装置より、接続情報を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段により受信された接続情報を、記録媒体に記録する記録手段とを備え、第3の情報処理装置は、第2の情報処理装置により接続情報が記録された記録媒体から、接続情報を読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続する接続手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置より、登録情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された登録情報に基づいて、第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成手段と、作成手段により作成された接続情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
前記ネットワークはインターネットであるようにすることができる。
前記登録情報は、前記第2の他の情報処理装置の前記ネットワークへの接続場所の郵便番号、または住所を含むようにすることができる。
前記作成手段には、前記郵便番号、または前記住所に基づいて、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントを選択し、前記アクセスポイントに関する情報を含む前記接続情報を作成するようにさせることができる。
前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含むようにすることができる。
前記作成手段には、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する際の通信費用、および通信速度、並びに前記アクセスポイントの負荷のうち、少なくとも1つ以上の条件に基づいて、前記アクセスポイントを選択するようにさせることができる。
前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含むようにすることができる。
前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含むようにすることができる。
前記送信手段には、前記接続情報と共に、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを前記第1の他の情報処理装置に送信するようにさせることができる。
本発明の第1の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置より、登録情報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信された登録情報に基づいて、第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、作成ステップの処理により作成された接続情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、第1の他の情報処理装置からの登録情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理により受信が制御された登録情報に基づいて、第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、作成ステップの処理により作成された接続情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、情報処理装置を制御するコンピュータに、第1の他の情報処理装置からの登録情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理により受信が制御された登録情報に基づいて、第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、作成ステップの処理により作成された接続情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップとを実行させる。
本発明の第2の情報処理装置は、ユーザより、登録情報の入力を受け付ける受付手段と、受付手段により入力が受け付けられた登録情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信手段と、第1の他の情報処理装置より、送信手段により送信された登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された接続情報を、記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
前記ネットワークはインターネットであるようにすることができる。
前記記録媒体は、前記情報処理装置に装着されるとともに、前記情報処理装置から離脱され、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置に装着されるメモリカードであるようにすることができる。
前記接続情報は、それを利用することにより、前記第1の他の情報処理装置とは異なる複数の第2の他の情報処理装置に、インターネットへの接続を可能にさせる情報であるようにすることができる。
前記登録情報は、少なくとも前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置の前記ネットワークへの接続場所の郵便番号、または住所を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントに関する情報を含むようにすることができる。
前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含むようにすることができる。
前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含むようにすることができる。
前記受信手段には、前記接続情報と共に、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを受信するようにさせ、前記記録手段には、前記受信手段により受信された前記接続情報および前記プログラムを、前記記録媒体に記録するようにさせることができる。
本発明の第2の情報処理方法は、ユーザより、登録情報の入力を受け付ける受付ステップと、受付ステップの処理により入力が受け付けられた登録情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信ステップと、第1の他の情報処理装置より、送信ステップの処理により送信された登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信された接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、ユーザからの登録情報の入力の受け付けを制御する受付制御ステップと、受付制御ステップの処理により入力の受け付けが制御された登録情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、第1の他の情報処理装置からの、送信制御ステップの処理により送信が制御された登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理により受信が制御された接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、情報処理装置を制御するコンピュータに、ユーザからの登録情報の入力の受け付けを制御する受付制御ステップと、受付制御ステップの処理により入力の受け付けが制御された登録情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、第1の他の情報処理装置からの、送信制御ステップの処理により送信が制御された登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報の受信を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理により受信が制御された接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップとを実行させる。
本発明の第3の情報処理装置は、記録媒体を着脱自在に保持する保持手段と、他の情報処理装置に装着された状態で、他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された記録媒体が保持手段に保持されたとき、記録媒体から、接続情報を読み出す読み出し手段と、読み出し手段により読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続する接続手段とを備えることを特徴とする。
前記ネットワークはインターネットであるようにすることができる。
前記記録媒体は、メモリカードであるようにすることができる。
前記接続情報は、前記接続情報を利用した複数の異なる前記情報処理装置に、インターネットへの接続を可能にさせる情報であるようにすることができる。
前記接続情報は、前記情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントに関する情報を含むようにすることができる。
前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含むようにすることができる。
前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含むようにすることができる。
前記接続情報は、前記情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含むようにすることができる。
前記読み出し手段には、前記記録媒体に前記接続情報と共に記録されている、前記情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを読み出すようにさせ、前記接続手段には、前記読み出し手段により読み出された前記プログラムを実行することにより、前記接続情報を利用して、前記ネットワークに接続するようにさせることができる。
前記読み出し手段によって読み出された前記接続情報を記録する記録手段をさらに設けるようにし、前記接続手段には、記録手段により記録された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続するようにさせることができる。
本発明の第3の情報処理方法は、他の情報処理装置に装着された状態で、他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された記録媒体が情報処理装置に装着されたとき、記録媒体から、接続情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理により読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続する接続ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第3の記録媒体のプログラムは、記録媒体が着脱自在な情報処理装置を制御するプログラムであって、他の情報処理装置に装着された状態で、他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された記録媒体が情報処理装置に装着されたとき、記録媒体から、接続情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理により読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続する接続ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、情報処理装置を制御するコンピュータに、他の情報処理装置に装着された状態で、他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された記録媒体が情報処理装置に装着されたとき、記録媒体から、接続情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップの処理により読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続する接続ステップとを実行させる。
本発明の第4の記録媒体は、情報処理装置をネットワークに接続させるための接続情報、および情報処理装置が、接続情報に基づいてネットワークに接続するためのプログラムが記録されていることを特徴とする。
本発明の情報処理システムにおいては、第1の情報処理装置では、第2の情報処理装置より、登録情報が受信され、受信された登録情報に基づいて、第3の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報が作成され、作成された接続情報が、第2の情報処理装置に送信される。また、第2の情報処理装置では、登録情報の入力が受け付けられ、入力が受け付けられた登録情報が、第1の情報処理装置に送信され、第1の情報処理装置より、接続情報が受信され、受信された接続情報が、記録媒体に記録される。さらに、第3の情報処理装置では、第2の情報処理装置により接続情報が記録された記録媒体から、接続情報が読み出され、読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続される。
本発明の第1の情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置より、登録情報が受信され、受信された登録情報に基づいて、第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報が作成され、作成された接続情報が、第1の他の情報処理装置に送信される。
本発明の第2の情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、ユーザより、登録情報の入力が受け付けられ、入力が受け付けられた登録情報が、第1の他の情報処理装置に送信され、第1の他の情報処理装置より、登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報が受信され、受信された接続情報が、記録媒体に記録される。
本発明の第3の情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、記録媒体が着脱自在に保持され、他の情報処理装置に装着された状態で、他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された記録媒体が保持されたとき、記録媒体から、接続情報が読み出され、読み出された接続情報に基づいて、ネットワークに接続される。
本発明の第4の記録媒体においては、情報処理装置をネットワークに接続させるための接続情報、および情報処理装置が、接続情報に基づいてネットワークに接続するためのプログラムが記憶されている。
発明を実施するための最良の形態
図2は、本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成を示す図である。図2において、CE機器製造所103において製造されたCE機器132−1,132−2のインターネット1への接続設定、およびサービス提供サーバ102−1乃至102−nへの登録設定を代行するオペレーションセンタ101には、CE機器132の設定をするための設定端末装置121が設置され、インターネット1に接続されている。また、インターネット1には、電子レンジ110、テレビジョン受像機111、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113などの、既に一般ユーザに所有されているCE機器に対して、各種のサービスを提供するサービス提供サーバ102−1乃至102−nが接続されている。
また、インターネット1には、CE機器を製造する製造所103の製造所サーバ131、集中サービス登録サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、および接続設定データベースサーバ106も接続されている。さらに、インターネット1には、ISP(Internet Service Provider)107−1乃至107−3も接続されている。ISP107−1には、携帯電話回線116、および電話回線網108を介して、カーナビゲーション装置112が接続されている。また、ISP107−1には、ダイアルアップ接続で、電話回線網108を介して、冷蔵庫113が接続されている。
ISP107−2には、電話回線網108を介して、ユーザが保持している設定端末装置109が接続されている。また、ISP107−3には、公衆無線LAN(Local Area Network)の基地局115を介して、電子レンジ110が接続され、また、LANを介して、テレビジョン受像機111が接続されている。
なお、図2においては、カーナビゲーション装置112が、携帯電話回線116、および電話回線網108を介して、ISP107−1に接続されているが、これは接続方法の一例であって、カーナビゲーション装置112は、必ずしも携帯電話回線116、および電話回線網108を介して、ISP107−1に接続されるとは限らない。カーナビゲーション装置112は、任意のネットワークを介して、ISP107に接続することが可能である。カーナビゲーション装置112は、例えば、公衆無線LANの基地局115などを介して、ISP107に接続することも可能である。同様に、上述においては、冷蔵庫113が、電話回線網108を介して、ISP107−1に接続され、電子レンジ110が公衆無線LANの基地局115を介してISP107−3に接続され、テレビジョン受像機111が、LANを介して、接続されているが、これらのCE機器も、必ずしも、上述したネットワークを介してISP107に接続されるとは限らず、それ以外の任意のネットワークを利用して、ISP107に接続することが可能である。
さらに、図2においては、設定端末装置109は、電話回線網108を介してISP107に接続する例が示されているが、このことは、設定端末装置109が、電話回線網108を介して、ISP107に接続されることに限定するものではない。すなわち、設定端末装置109は、例えば、公衆無線LAN、LAN、携帯電話回線、その他の任意のネットワークを介して、ISP107に接続するようにすることができる。
電子レンジ110、テレビジョン受像機111、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113は、ネットワークに接続する機能を有するCE機器であり、サービス提供サーバ102−1乃至102−n、並びにサービス提供サーバ145のうち、ユーザが所望するサービスを提供するサービス提供サーバから、サービスの提供を受ける。また、これらのCE機器は、相互に通信を行うことができる。また、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113には、メモリカード114のドライブが設けられている。
ISP107−1において、アクセスサーバ141は、電話回線網108を介して、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113などのCE機器から発呼して接続され、それらのCE機器の認証処理を行う。そして、CE機器を認証した場合、アクセスサーバ141は、インターネット1に、CE機器を接続させる。なお、アクセスサーバ141は、電話回線網108以外の任意のネットワークを介して、CE機器から接続されるようにしても良い。
登録サーバ142は、ユーザのサービスへの登録の際に、データベースサーバ144に、ユーザから取得したユーザに関する情報、ユーザID、およびパスワードを送信し、保存させる。接続認証サーバ143は、ユーザIDとパスワードの認証を行う。データベースサーバ144は、製造されたCE機器の機器ID、ユーザに関する情報、ユーザID、パスワード、および期間限定パスワードを、ユーザ毎に整理して記憶する。また、データベースサーバ144は、他のサーバからの要求に従って、記憶しているデータを検索し、検索結果を検索を要求してきたサーバに送信する。
サービス提供サーバ145は、サービス提供サーバ102と同様、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113に対して、保有している所定のサービスを提供する。Web認証代行サーバ146は、サービス提供サーバ145、またはサービス提供サーバ102からサービスの提供を受けようとするCE機器の認証を代行する。
図3は、アクセスサーバ141の構成例を表している。図3において、CPU201は、ROM202に記憶されているプログラム、または記憶部208からRAM203にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM203にはまた、CPU201が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204を介して相互に接続されている。このバス204にはまた、入出力インターフェース205も接続されている。
入出力インターフェース205には、キーボード、マウスなどよりなる入力部206、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクなどより構成される記憶部208、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部209が接続されている。通信部209は、インターネット1を含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース205にはまた、必要に応じてドライブ210が接続され、磁気ディスク211、光ディスク212、光磁気ディスク213、或いはメモリカード214などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部208にインストールされる。
設定端末装置121、サービス提供サーバ102、製造所サーバ131、集中サービス登録サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定データベースサーバ106、設定端末装置109、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行サーバ146の基本的な構成は、アクセスサーバ141の構成と同様とされる。
図4は、冷蔵庫113の構成例を表している。図4において、CPU231は、ROM232に記憶されているプログラム、または記憶部238からRAM233にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM233にはまた、CPU231が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU231、ROM232、およびRAM233は、バス234を介して相互に接続されている。このバス234にはまた、入出力インターフェース235も接続されている。
入出力インターフェース235には、冷蔵庫内の温度や湿度などのセンサ、および冷気を生成し、庫内に排出する装置よりなる冷蔵部236、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部237、ハードディスクなどより構成される記憶部238、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部239が接続されている。通信部239は、インターネット1を含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース235にはまた、必要に応じてドライブ240が接続され、磁気ディスク241、光ディスク242、光磁気ディスク243、或いはメモリカード114などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部238にインストールされる。
図5は、カーナビゲーション装置112の構成例を表している。図5において、CPU261は、ROM262に記憶されているプログラム、または記憶部272からRAM263にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM263にはまた、CPU261が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU261、ROM262、およびRAM263は、バス264を介して相互に接続されている。このバス264にはまた、入出力インターフェース265も接続されている。
入出力インターフェース265には、衛星との通信に基づいて、カーナビゲーション装置112を設置した自動車の自車位置を演算するGPS(Global Positioning System)部266、パネルスイッチ268、およびリモートコントローラ269を介したユーザからの操作入力を受け付ける操作入力部267、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ271への画像の表示を制御する表示出力部270、ハードディスクなどより構成される記憶部272、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部273が接続されている。通信部273は、インターネット1を含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース265にはまた、必要に応じてドライブ274が接続され、磁気ディスク275、光ディスク276、光磁気ディスク277、或いはメモリカード114などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部272にインストールされる。
図6は、製造所サーバ131が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム301は、製造所サーバ131の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム302は、インターネット1を介した通信を制御する。データ処理プログラム303は、CE機器製造所103で製造され、出荷されるCE機器132に関するデータの記憶、および検索の処理を制御する。記憶制御プログラム304は、CE機器製造所103で製造され、出荷されるCE機器132の機器IDおよびユーザが認識できないパスフレーズ(例えば、乱数であり、その詳細は後述する)の記憶を制御する。機器ID生成プログラム305は、CE機器製造所103で製造され、出荷されるCE機器132の機器IDの生成を制御する。操作入力制御プログラム306は、製造所サーバ131への操作入力の受け付けを制御する。表示制御プログラム307は、製造所サーバ131のディスプレイ表示を制御する。
図7は、設定端末装置109、および設定端末装置121が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム321は、設定端末装置109(または設定端末装置121)の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム322は、インターネット1を介した通信を制御する。ブラウザ323は、ネットワークから受信したHTML(Hypertext Markup Language)文書、静止画、動画を含む画像データ、および音声データの表示(再生)を制御する。また、ブラウザ323は、Java(登録商標)ScriptやJava(登録商標)などのプログラミング言語により記述されたアプリケーションソフトを動作させる。さらに、ブラウザ323は、フォームにユーザから入力された情報の送信を制御する。操作入力制御プログラム324は、設定端末装置109(または設定端末装置121)への操作入力の受け付けを制御する。表示制御プログラム325は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。ドライブ処理プログラム326は、ドライブに装着されたメモリカード114からの情報の読み出し、およびメモリカード114への情報の書き込みを制御する。記憶制御プログラム327は、記憶部への情報の記憶を制御する。
図8は、アクセスサーバ141が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム341は、アクセスサーバ141の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム342は、通信を制御する。演算処理プログラム343は、CE機器の認証に係る所定の演算処理を制御する。認証プログラム344は、CE機器の認証処理を制御する。記憶制御プログラム345は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プログラム346は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図9は、登録サーバ142が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム361は、登録サーバ142全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム362は、通信を制御する。ユーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラム363は、ユーザID、パスワード、および期間限定パスワードの生成を制御する。製品顧客登録コード翻訳プログラム364は、製品顧客登録コードの機器IDへの翻訳を制御する。記憶制御プログラム365は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プログラム366は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図10は、接続認証サーバ143が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム381は、接続認証サーバ143の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム382は、通信を制御する。表示制御プログラム383は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。認証プログラム384は、ユーザの認証処理を制御する。記憶制御プログラム385は、記憶部への情報の記憶を制御する。
図11は、データベースサーバ144が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム401は、データベースサーバ144の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム402は、通信を制御する。データ処理プログラム403は、ユーザに関する情報の記憶、および検索の全体を制御する。記憶制御プログラム404は、記憶部への情報の記憶を制御する。データ検索プログラム405は、記憶部に記憶されたデータからの、所望のデータの検索処理を制御する。表示制御プログラム406は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図12は、サービス提供サーバ102、およびサービス提供サーバ145が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム421は、サービス提供サーバ102(またはサービス提供サーバ145)の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム422は、通信を制御する。サービス提供プログラム423は、インターネット1を含むネットワークを介して提供されるサービスに関する処理を制御する。操作入力制御プログラム424は、入力された操作に対応する処理の実行を制御する。記憶制御プログラム425は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プログラム426は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図13は、Web認証代行サーバ146が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム441は、Web認証代行サーバ146の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム442は、通信を制御する。認証プログラム443は、ユーザの認証処理を制御する。記憶制御プログラム444は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プログラム445は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図14は、CE機器登録設定サーバ105が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム461は、CE機器登録設定サーバ105の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム462は、通信を制御する。接続情報生成プログラム463は、CE機器がインターネット1を含むネットワークに接続するための接続情報の作成を制御する。なお、接続情報とは、アドレス取得方法、ISPログインID/パスワード、専用アクセスポイント電話番号、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバアドレス、DNS(Domain Name System)サーバアドレス、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバアドレス、POP(Post Office Protocol)サーバアドレス、IMAP(Internet Message Access Protocol)サーバアドレス、プロクシサーバアドレス、デフォルトゲートウェイアドレス、サービス提供サーバ102(またはサービス提供サーバ145)へのログインID/パスワード、無線LAN用ID/パスワード、およびESS ID(Extended Service Set Identity)などの、CE機器がネットワークに接続する際に必要となる情報のことである。ログインID・パスワード生成プログラム464は、ISP107、およびサービス提供サーバ102(またはサービス提供サーバ145)にログインする際、必要となるログインIDとパスワードの生成を制御する。記憶制御プログラム465は、記憶部への情報の記憶を制御する。表示制御プログラム466は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図15は、接続設定データベースサーバ106が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム481は、接続設定データベースサーバ106の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム482は、通信を制御する。データ処理プログラム483は、ユーザに関する情報の記憶、および検索の全体を制御する。記憶制御プログラム484は、記憶部への情報の記憶を制御する。データ検索プログラム485は、記憶部に記憶されたデータからの、所望のデータの検索処理を制御する。表示制御プログラム486は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。
図16は、集中サービス登録サーバ104が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム501は、集中サービス登録サーバ104の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム502は、通信を制御する。データ処理プログラム503は、ユーザに関する情報の記憶、および検索の全体を制御する。記憶制御プログラム504は、記憶部への情報の記憶を制御する。データ検索プログラム505は、記憶部に記憶されたデータからの、所望のデータの検索処理を制御する。表示制御プログラム506は、ディスプレイへの画像の表示を制御する。登録ID・パスワード生成プログラム507は、登録IDとパスワードの生成を制御する。認証プログラム508は、ユーザの認証処理を制御する。
図17は、冷蔵庫113が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム521は、冷蔵庫113の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム522は、通信を制御する。ブラウザ523は、ネットワークから受信したHTML文書、静止画、動画を含む画像データ、および音声データの表示(再生)を制御する。また、ブラウザ523は、Java(登録商標)ScriptやJava(登録商標)などのプログラミング言語により記述されたアプリケーションソフトを動作させる。さらに、ブラウザ523は、フォームにユーザから入力された情報の送信を制御する。演算処理プログラム524は、冷蔵庫113の認証処理に係る所定の演算を制御する。記憶制御プログラム525は、記憶部238への情報の記憶を制御する。冷蔵庫内環境制御プログラム526は、冷蔵庫113内の温度、湿度などの調節処理を制御する。表示制御プログラム527は、ディスプレイへの画像(文字を含む)の表示を制御する。
図18は、カーナビゲーション装置112が実行する処理を制御するプログラムの構成例を示している。オペレーティングシステム541は、カーナビゲーション装置112の全体の処理を管理、制御する。通信制御プログラム542は、通信を制御する。ブラウザ543は、ネットワークから受信したHTML文書、静止画、動画を含む画像データ、および音声データの表示(再生)を制御する。また、ブラウザ543は、Java(登録商標)ScriptやJava(登録商標)などのプログラミング言語により記述されたアプリケーションソフトを動作させる。さらに、ブラウザ543は、フォームにユーザから入力された情報の送信を制御する。表示制御プログラム544は、ディスプレイ271への画像(文字を含む)の表示を制御する。位置情報制御プログラム545は、GPS部266からの出力などに基づいて、地図上における、カーナビゲーション装置112を設置した自動車の自車位置を演算する。操作入力制御プログラム546は、入力された操作に対応する処理の実行を制御する。記憶制御プログラム547は、記憶部272への情報の記憶を制御する。
次に、図19乃至図23を参照して、本発明を適用した情報処理システムの一実施の形態について、概要を説明する。図19のステップS1において、CE機器製造所103では、CE機器132が製造される。なお、この際、CE機器132内のメモリには、製造所サーバ131の機器ID生成プログラム305により生成された、CE機器の個々を特定するための機器ID、およびユーザには解読不可能な乱数(以下の説明において、このユーザが解読不可能な乱数のことをパスフレーズと称する)が保存される。ステップS2において、製造所サーバ131は、データベースであるCE機器登録マスタ602に、ステップS1で製造されたCE機器132の機器IDとパスフレーズを記憶させる。
ステップS3において、CE機器製造所103では、ステップS2で製造所サーバ131が記憶した機器IDを元に、製品顧客登録コード601を生成し、CE機器132に添付する。なお、この添付は、例えば、製品顧客登録コード601が印刷されたシールなどをCE機器132が箱詰めされている箱の中に入れるようにしても良い。図20は、機器IDに対応する製品顧客登録コードの例を示している。すなわち、図20において、左側に1234、1235、1236、および1237の4つの機器IDが示され、右側に、それぞれの機器IDに対応する製品顧客登録コード、421321、522361、522341、および623381が示されている。機器IDから製品顧客登録コードを演算する例を以下に示す。
機器IDが1234である場合、まず、機器ID「1234」の各桁を足し合わせた合計「10」を9で割った余り「1」を3桁目に挿入すると「12134」が算出される。次に、この値「12134」の1桁目と5桁目を入れ替えると「42131」になる。この値「42131」の各桁の合計「11」に2を掛け算した値「22」の1桁目「2」を5桁目に挿入すると製品顧客登録コード「421321」が生成される。以下、機器ID1235、1236、および1237についても、同様の演算、すなわち、まず、各桁の合計を9で割った値の余りを3桁目に挿入し、1桁目と5桁目を入れ替え、さらに各桁の合計を2倍した値の1桁目を5桁目に挿入すると、製品顧客登録コード522361、522341、および623381が、それぞれ算出される。
機器IDは、1234、1235、1236、および1237のように、連番であるが、製品顧客登録コードに演算された段階で、421321、522361、522341、および623381のように、番号に連続性がなくなる。もし、機器IDを、そのままCE機器132に添付して販売した場合、ユーザは、購入したCE機器132の機器IDに基づいて、他に出荷されたCE機器132の機器IDを推測することができてしまい、推測した機器IDが悪用される恐れがある。それに対して、機器IDから所定の演算により製品顧客登録コードを生成し、これをCE機器132に添付することにより、ユーザは、購入したCE機器132の製品顧客登録コードに基づいて、他に出荷されたCE機器132の製品顧客登録コードを予測することができない。従って、機器IDの悪用を防止することができる。なお、上述は、機器IDから製品顧客登録コードを生成する演算方法の1例であり、上述した以外の方法で、機器IDから製品顧客登録コードを生成するようにしてもよい。また、機器IDから生成する以外に、製品顧客登録コードから機器IDを導き出せるように、機器IDと製品顧客登録コードが紐付いていることが、登録マスタから分かればよい。
ステップS4において、CE機器製造所103の製造所サーバ131は、ISP107−1のデータベースサーバ144に、インターネット1を介して、製造されたCE機器132の機器IDとパスフレーズのデータベースであるCE機器132登録マスタ602を送信し、保存させる。なお、製造所サーバ131は、データベースサーバ144にパスフレーズおよび機器IDを送信する際、第3者によりパスフレーズおよび機器IDが盗聴されることを防止するために、パスフレーズおよび機器IDを所定の手段により暗号化してから、データベースサーバ144に送信する。
なお、製造所サーバ131とデータベースサーバ144の間に、インターネット1などの公衆回線を介さない専用のネットワークを設置し、製造所サーバ131からデータベースサーバ144に、機器IDとパスフレーズを送信するようにしてもよい。
また、以下の説明においては、CE機器132(電子レンジ110、テレビジョン受像機111、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113を含む)、サービス提供サーバ102、集中サービス登録サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定データベースサーバ106、設定端末装置109,121、製造所サーバ131、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行サーバ146のうちの、所定の2つ以上の装置間で通信が行われるが、それらの通信において送受信される情報のうち任意の情報を、所定の手段により暗号化して送受信するようにすることができる。このように暗号化した情報を送受信することにより、より安全に情報の送受信を行うことが可能となる。
特に、ユーザの個人情報等のような機密性の高い情報は、暗号化して送受信することが望ましい。
なお、以下においては、説明を簡単にするために、例えば、インターネット1を介して行われる送受信を、インターネット1を介するの語を省略して、単に、送受信と記述する。
次に、図21のステップS11において、CE機器製造所103で製造されたCE機器132は、店舗・Web603に出荷される。ここで、Webとは、インターネット1を利用した通信販売を意味している。ステップS12において、CE機器132は、ユーザ611により購入される。
次に、図22のステップS21において、ユーザ611は、所有するパーソナルコンピュータなどを設定端末装置109として、購入したCE機器132の登録処理を開始する。すなわち、設定端末装置109は、登録用アプリケーション(例えばブラウザ323、またはCE機器132登録用の専用アプリケーション)を起動して、登録サーバ142が運営しているCE機器登録用のサイトにアクセスし、まず、ユーザより、ユーザの住所、郵便番号、氏名、生年月日、性別、電話番号、並びにクレジットカードの種類、番号、有効期限、および名前などのユーザに関する情報(以下、ユーザ情報と称する)の入力を受け付け、入力されたユーザ情報を、登録サーバ142に送信する。登録サーバ142は、このユーザ情報を、データベースサーバ144に送信する。データベースサーバ144は、受信したユーザ情報を、ユーザ情報のデータベースであるユーザ登録マスタ621に保存する。
なお、上述した登録用の専用アプリケーションとは、登録サーバ142に登録するユーザ情報のフォーマットを有し、設定端末装置109のディスプレイに入力用画面を表示させ、ユーザからのユーザ情報の入力の受け付けを行い、入力されたユーザ情報を蓄えた後、そのユーザ情報を、一括、または分割して順次、登録サーバ142に送信するプログラムを含む。
ステップS22において、設定端末装置109は、ユーザ611に製品顧客登録コード601の入力を促す画面を表示し、ユーザ611からの製品顧客登録コード601の入力を受け付ける。設定端末装置109は、受け付けた製品顧客登録コード601を、登録サーバ142に送信する。登録サーバ142の製品顧客登録コード翻訳プログラム364は、受信した製品顧客登録コード601から、所定の演算により機器IDを算出する。この算出方法は、先に、機器IDから製品顧客登録コードを生成したときの演算手順を逆に行えばよい。
すなわち、製造所サーバ131が機器IDから製品顧客登録コードを算出するための製品顧客登録コード算出式と、登録サーバ142が、製品顧客登録コードから機器IDを算出するための機器ID算出式は、一対一で対応している。そして、製造所サーバ131は、予め製品顧客登録コード算出式を保有し、登録サーバ142は、製造所サーバ131が保有する製品顧客登録コード算出式に対応する機器ID算出式を、予め保有している。このようにすることにより、登録サーバ142は、製造所サーバ131が機器IDより算出した製品顧客登録コードから、元の機器IDを算出することが可能となる。
例えば、図19のステップS3の説明で例示した製品顧客登録コード「421321」から機器ID「1234」を算出する手順は、まず、製品顧客登録コード「421321」の上から5桁目を削除した値「42131」の1桁目と5桁目を入れ替えると、「12134」になる。次に、「12134」の上から3桁目を削除すると機器ID「1234」が算出される。
登録サーバ142は、ステップS23において、データベースサーバ144に、CE機器登録マスタ602の中に、ステップS22で算出された機器IDと同一の機器IDが登録されているか否かを確認することにより、機器IDに対応するCE機器132が、本当に出荷されたものか否かを確認する。
機器IDに対応するCE機器132が、本当に出荷されたものであると確認されると、ステップS24において、登録サーバ142は、データベースサーバ144に、CE機器登録マスタ602に登録されている機器IDと、ステップS21でユーザ登録マスタ621に保存されたユーザ情報を対応付けて記憶するよう指令する。データベースサーバ144は、指令に従って、機器IDとユーザ情報を対応付けて保存する。以後、機器IDを基に、ユーザ情報を検索することが可能となる。なお、製品顧客登録コードが機器IDと単に紐付いているだけであれば、データベースサーバ144から検索して、機器IDを特定して、ユーザ情報を検索する。
以上の過程を経て、CE機器132の登録処理が完了し、ユーザは、CE機器132から、インターネット1に接続することが可能となる。
そこで、図23のステップS31において、ユーザ611から、サービス提供サーバ145により提供されるサービスの提供を受けるように指示を受けると、CE機器132は、ステップS32において、HTTPによりアクセスサーバ141にアクセスする。
アクセスサーバ141は、乱数(以下、チャレンジと称する)を生成し、CE機器132に送信する。CE機器132は、内部に記憶しているパスフレーズと、受信したチャレンジを足し合わせた値のハッシュ関数を計算し、算出したハッシュ値をアクセスサーバ141に送信するとともに、記憶部に記憶させる。
アクセスサーバ141は、データベースサーバ144に記憶されているCE機器登録マスタ602より、CE機器132から送信されてきた機器IDと対応するパスフレーズを読み出し、生成したチャレンジと足し算した後、ハッシュ関数を計算する。そして、アクセスサーバ141は、CE機器132から送信されたハッシュ値と、自らが算出したハッシュ値を比較し、これらのハッシュ値が同一であった場合、CE機器132のインターネット1への接続を許可する。ステップS33において、アクセスサーバ141は、算出したハッシュ値を、データベースサーバ144に送信し、保存させる。
CE機器132のブラウザは、接続要求を一定時間連続して送信し、インターネット1への接続が許可されたとき、ステップS34において、予め指定されたWeb認証代行サーバ146にアクセスする。CE機器132からの接続要求を受信したWeb認証代行サーバ146は、CE機器132に対して、認証要求を送信する。認証要求を受信すると、CE機器132は、機器ID、および記憶部に記憶していたハッシュ値をWeb認証代行サーバ146に送信する。
Web認証代行サーバ146は、CE機器132より機器IDとハッシュ値を受信すると、ステップS35において、データベースサーバ144にアクセスし、機器IDに対応して記憶されているハッシュ値を要求する。Web認証代行サーバ146は、データベースサーバ144よりハッシュ値を受信すると、これを、CE機器132より受信したハッシュ値と比較し、これらが同一であった場合、ステップS36において、ユーザを特定し(単純にサービス提供サーバ145への接続を許可するのではなく、用途によっては本人を特定する必要性がある。例えばインターネット1を介した、商品の売買など)、CE機器132のサービス提供サーバ145への接続を許可する。そして、CE機器132は、サービス提供サーバ145が保有するサービスの提供を受ける。
なお、この際、サービス提供サーバ145が保有するサービスは、Web認証代行サーバ146を経由して、CE機器132に送信される場合と、Web認証代行サーバ146を経由せずに、直接、CE機器132に送信される場合がある。特に、サービス提供サーバ145が提供するサービスの情報量が多い場合、サービス提供サーバ145からCE機器132に対して、直接、サービスを提供し、サービス提供サーバ145が提供するサービスの情報量が少ない場合、サービス提供サーバ145からWeb認証代行サーバ146を経由して、CE機器132にサービスを提供するようにすることもできる。
以上のようにして、CE機器132は、機器IDとパスフレーズを利用して、インターネット1およびサービス提供サーバ145の両方に接続することが可能となる。上述したように、アクセスサーバ141がCE機器132を認証する度に、チャレンジを送信し、CE機器132が算出したハッシュ値と、自らが算出したハッシュ値を比較するようにすると、CE機器132からアクセスサーバ141、およびWeb認証代行サーバ146に送信されるハッシュ値は、CE機器132が、アクセスサーバ141に接続を要求する度に異なる値となる。よって、たとえ、ハッシュ値が、他人に盗聴されても、そのハッシュ値は、次回の認証には利用することができないので、他人が、ユーザに成りすましてアクセスサーバ141から認証を受けることを防止することが可能となる。
また、パスフレーズとチャレンジから計算したハッシュ値を、CE機器132及びデータベースサーバ144において、それぞれセキュアに記憶し、インターネット接続認証及びサービスサイトへの認証時に、記憶したハッシュ値を用いて認証することで、一度のトリガーでサービス提供サーバ145へのログインを実現することが可能となる。
なお、上述においては、パスフレーズとチャレンジを足し算した値のハッシュ値を計算する場合を例にして説明したが、本発明は、パスフレーズとチャレンジを足し算することに限定されるものではない。パスフレーズとチャレンジを利用した任意の計算式を、アクセスサーバ141、およびCE機器132の双方に予め設定しておき、この計算式により算出した値を基に、ハッシュ値を算出するようにすることができる。
以上のようにすることにより、従来、図24に示すように、ISP107への接続と、サービス提供サーバ102Aおよびサービス提供サーバ102Bへの接続に、それぞれ、IDとパスワードが必要だったのに対して、本実施の形態においては、図25に示されるように、ISP107、サービス提供サーバ102Aおよびサービス提供サーバ102Bへの接続を、すべて、1つのIDとパスワードにより行うことが可能となる。すなわち、図24および図25において、点線は、同一のIDおよびパスワードを利用して接続することができる範囲を示している。
図24に示される、従来の認証においては、サービス提供サーバ102Aとサービス提供サーバ102Bは、同一のIDとパスワードを利用して、接続することが可能であるが、ISP107は、異なるIDとパスワードを利用しなければ、接続することができなかった。
それに対して、図25に示される、本願を適用した場合においては、サービス提供サーバ102A、およびサービス提供サーバ102B並びに、ISP107に、同一のIDとパスワードを利用して接続することが可能となる。
次に、図26のフローチャートを参照しつつ、CE機器製造所103の製造所サーバ131の処理について説明する。
CE機器製造所103においては、CE機器132の製造時に、CE機器132の所定のメモリに、機器IDとパスフレーズが記録される。その後、ステップS101において、製造所サーバ131の記憶制御プログラム304は、機器IDとパスフレーズを記憶する。ステップS102において、製造所サーバ131の通信制御プログラム302は、機器IDとパスフレーズをデータベースサーバ144に送信し、記憶するよう要求する。この要求を受信したデータベースサーバ144は、機器IDとパスフレーズを記憶する。このようにして、データベースサーバ144には、製造されたCE機器132の機器IDとパスフレーズが保存される。
ところで、CE機器132の登録処理、および認証処理は、CE機器132が、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有している場合と有していない場合とで、異なる方法により行われる。
次に、図27乃至図30のフローチャートを参照しつつ、入力インターフェース(操作の入力を受け付ける入力インターフェース)を有さないCE機器132として、冷蔵庫113を例に、冷蔵庫113の登録処理について詳細に説明する。
冷蔵庫113を購入したユーザは、所有するパーソナルコンピュータを設定端末装置109として、冷蔵庫113の登録処理を実行する。ステップS111において、設定端末装置109は、ユーザから、冷蔵庫113の登録の指示を入力されると、ステップS112において、ブラウザ323は、登録サーバ142が運営する所定の登録用サイトにアクセスして、冷蔵庫113のユーザ登録を要求する。
図28のステップS131において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、設定端末装置109より、冷蔵庫113のユーザ登録の要求を受信すると、ステップS132において、設定端末装置109に対して、ユーザ情報を要求する。
ステップS113において、設定端末装置109のブラウザ323が、登録サーバ142よりユーザ情報の要求を受信すると、ステップS114において、表示制御プログラム325は、ユーザ情報を入力するようにユーザに促す画面を表示させ、操作入力制御プログラム324は、ユーザからのユーザ情報の入力を受け付ける。ステップS115において、設定端末装置109のブラウザ323は、登録サーバ142に対して、ステップS114で入力されたユーザ情報を送信する。
ステップS133において、登録サーバ142が、設定端末装置109よりユーザ情報を受信すると、ステップS134において、登録サーバ142のユーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラム363は、ユーザIDとパスワードを生成する。ステップS135において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、ユーザ情報、並びにステップS134で生成されたユーザIDとパスワードを、データベースサーバ144に送信する。
図30のステップS151において、データベースサーバ144は、登録サーバ142よりユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを受信する。ステップS152において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS151で受信したユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを対応付けて、記憶部に記憶させる。ステップS153において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶させた旨の通知を、登録サーバ142に送信する。
ステップS136において、登録サーバ142が、データベースサーバ144より、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶させた旨の通知を受信すると、ステップS137において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、設定端末装置109に、ステップS134で生成したユーザIDとパスワードを送信すると共に、製品顧客登録コードの送信を要求する。
ステップS116において、設定端末装置109は、登録サーバ142より、ユーザIDとパスワードを受信すると共に、製品顧客登録コードの要求を受信する。
ステップS117において、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、ステップS116で受信したユーザIDとパスワードを表示させると共に、ユーザに製品顧客登録コードの入力を促す画面を表示させる。ユーザから、製品顧客登録コードの入力を受け付けた後、ステップS118において、設定端末装置109のブラウザ323は、登録サーバ142に、ステップS117で入力された製品顧客登録コードを送信する。
図29のステップS138において、登録サーバ142が、設定端末装置109より製品顧客登録コードを受信すると、ステップS139において、登録サーバ142の製品顧客登録コード翻訳プログラム364は、所定の演算により、ステップS138で受信した製品顧客登録コードから、機器IDを算出する。ステップS140において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に対して、ステップS139で算出した機器IDを送信し、製造所から出荷されたCE機器132の中に、該当する機器IDのCE機器が登録されているか否か、また、同一機器IDのCE機器132がすでに、他のユーザと対応付けられて登録されていないかを問い合わせる。
ステップS154において、データベースサーバ144は、登録サーバ142より、機器IDを受信すると共に、製造所から出荷されたCE機器132の中に、該当する機器IDのCE機器が登録されているか否か、また、同一機器IDのCE機器132がすでに、他のユーザと対応付けられて登録されていないかの問い合わせを受信する。
データベースサーバ144は、製造所サーバ131がCE機器132の製造時に送信してきた機器IDとパスフレーズを、予め記憶してあるので、ステップS155において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、製造所サーバ131からCE機器132の製造時に供給され、記憶しておいた機器IDを検索し、ステップS154で受信した機器IDと同一の機器IDが記憶されているかを判定する。また、ステップS154で受信した機器IDと同一の機器IDを有するCE機器132がすでにユーザ登録をしていた場合、CE機器132を2重に登録してしまうことになるので、それを防止するために、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、すでに、ユーザ登録を済ませているCE機器132の機器IDのデータを検索し、同一の機器IDがすでに登録されているか否かを判定する。
その結果、ステップS154で受信した機器IDと同一の機器IDのCE機器132が、CE機器製造所103から出荷されていて、かつ、同一の機器IDのCE機器132は、まだ、ユーザ登録されていないと判定した場合、ステップS156において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、判定結果を、登録サーバ142に送信する。
ステップS141において、登録サーバ142は、データベースサーバ144より、ステップS139で算出した機器IDと同一の機器IDのCE機器132が、CE機器製造所103から出荷されていて、かつ、同一の機器IDのCE機器132は、まだ、ユーザ登録されていないとの判定結果を受信すると、ステップS142において、通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に対して、ステップS135で送信したユーザ情報と、ステップS140で送信した機器IDを対応付けて登録するように要求する。
ステップS157において、データベースサーバ144は、登録サーバ142より、ユーザ情報と機器IDを対応付けて登録するようにとの要求を受信する。ステップS158において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS152で登録したユーザ情報、ユーザID、およびパスワードと、ステップS154で受信した機器IDを対応付けて登録する。ステップS159において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、登録サーバ142に対して、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードと、機器IDを対応付けて登録した旨の通知を送信する。
ステップS143において、登録サーバ142は、データベースサーバ144より、ユーザ情報、ユーザID、およびパスワードと、機器IDを対応付けて登録した旨の通知を受信すると、ステップS144において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、設定端末装置109に対して、冷蔵庫113のユーザ登録が完了した旨を通知する。
ステップS119において、設定端末装置109は、登録サーバ142より、冷蔵庫113のユーザ登録が完了した旨の通知を受信し、表示制御プログラム325は、登録が完了した旨の案内画面を表示させる。
以上のようにして、冷蔵庫113の登録処理が終了する。なお、上述においては、冷蔵庫113(CE機器132)の登録処理の際に、設定端末装置109は、ブラウザ323を利用して、登録サーバ142にアクセスする場合を例として説明したが、ブラウザ323の代わりに、CE機器132を登録するための専用のアプリケーションを利用して、登録サーバ142にアクセスするようにすることも可能である。すなわち、設定端末装置109に、CE機器132の登録用の専用アプリケーションをインストールしておき、CE機器132を登録する際には、この専用アプリケーションを起動し、登録サーバ142にアクセスするようにすることも可能である。
なお、この専用アプリケーションには、登録サーバ142にCE機器132を登録するための情報のフォーマットを予め保持し、ユーザにより設定端末装置109に入力された情報を蓄え、一括、または順次、登録サーバ142に送信する処理を実行するプログラムが含まれている。
次に、冷蔵庫113の認証処理について、図31乃至図35のフローチャートを参照しつつ説明する。
図31のステップS201において、冷蔵庫113のブラウザ523は、アクセスサーバ141に対して、インターネット1への接続要求を送信する。
図32のステップS221において、アクセスサーバ141は、冷蔵庫113より、インターネット1への接続要求を受信する。ステップS222において、アクセスサーバ141の演算処理プログラム343は、乱数であるチャレンジコードを生成し、通信制御プログラム342は、チャレンジコードを、冷蔵庫113に送信する。
ステップS202において、冷蔵庫113は、アクセスサーバ141よりチャレンジコードを受信する。ステップS203において、冷蔵庫113の記憶制御プログラム525は、記憶部238に記憶している機器IDとパスフレーズを読み出し、ステップS204において、冷蔵庫113の演算処理プログラム524は、ステップS203で読み出したパスフレーズと、ステップS202で受信したチャレンジコードを足し算した後、ハッシュ関数を利用した所定の演算によりハッシュ値を算出する。
ステップS205において、冷蔵庫113のブラウザ523は、ステップS203で読み出された機器IDとステップS204で算出されたハッシュ値を、アクセスサーバ141に送信し、ステップS206において、記憶制御プログラム525は、ステップS204で算出したハッシュ値を記憶部238に記憶させる。
ステップS223において、アクセスサーバ141は、冷蔵庫113より機器IDとハッシュ値を受信する。ステップS224において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、データベースサーバ144に対して、ステップS223で冷蔵庫113より受信した機器IDを送信すると共に、機器IDに対応するパスフレーズを要求する。
図34のステップS261において、データベースサーバ144は、アクセスサーバ141より、機器IDを受信すると共に、機器IDに対応するパスフレーズの要求を受信する。ステップS262において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、ステップS261で受信した機器IDに対応するパスフレーズを読み出し、通信制御プログラム402は、データ検索プログラム405が読み出したパスフレーズをアクセスサーバ141に送信する。
ステップS225において、アクセスサーバ141は、データベースサーバ144より、パスフレーズを受信する。ステップS226において、アクセスサーバ141の演算処理プログラム343は、ステップS225で受信したパスフレーズに、ステップS222で生成したチャレンジコードを足し算し、ステップS204で冷蔵庫113の演算処理プログラム524が実行したのと同一の所定の演算によりハッシュ値を算出する。
ステップS227において、アクセスサーバ141の認証プログラム344は、ステップS223で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS226で演算処理プログラム343が算出したハッシュ値が同一であるか否かを判定する。その結果、ステップS223で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS226で演算処理プログラム343が算出したハッシュ値が同一であった場合、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、ステップS223において、冷蔵庫113に対して、インターネット1への接続を許可した旨を通知する。冷蔵庫113は、ステップS207において、アクセスサーバ141より、インターネット1への接続を許可した旨を受信する。
また、ステップS229において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、ステップS226で算出されたハッシュ値を、データベースサーバ144に送信する。データベースサーバ144は、ステップS263において、アクセスサーバ141より、ハッシュ値を受信し、ステップS264において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS263で受信したハッシュ値を記憶させる。
ステップS208において、冷蔵庫113のブラウザ523は、Web認証代行サーバ146に、サービス提供サーバ145への接続要求を送信する。
図33のステップS241において、Web認証代行サーバ146は、冷蔵庫113より、サービス提供サーバ145への接続要求を受信する。ステップS242において、Web認証代行サーバ146の通信制御プログラム442は、冷蔵庫113に、認証要求を送信する。
ステップS209において、Web認証代行サーバ146より認証要求を受信した冷蔵庫113の記憶制御プログラム525は、ステップS210において、機器ID、およびステップS206で記憶部238に記憶していたハッシュ値を読み出す。そして、ステップS211において、冷蔵庫113のブラウザ523は、ステップS206で読み出した機器IDとハッシュ値をWeb認証代行サーバ146に送信する。
ステップS243において、冷蔵庫113より、機器IDとハッシュ値を受信したWeb認証代行サーバ146の通信制御プログラム442は、ステップS244において、データベースサーバ144に、ステップS243で冷蔵庫113より受信した機器IDを送信すると共に、機器IDに対応するハッシュ値の送信を要求する。
ステップS265において、Web認証代行サーバ146より、機器IDに対応するハッシュ値の要求を受信したデータベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、機器IDに対応するハッシュ値(ステップS264で、記憶したハッシュ値)、および機器IDと対応付けて記憶されているユーザIDを読み出し、通信制御プログラム402は、ステップS266において、読み出したハッシュ値およびユーザIDを、Web認証代行サーバ146に送信する。
ステップS245において、Web認証代行サーバ146は、データベースサーバ144より、ハッシュ値およびユーザIDを受信する。ステップS246において、Web認証代行サーバ146の認証プログラム443は、ステップS243で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS245でデータベースサーバ144より受信したハッシュ値が同一であるか否かを判定することにより、冷蔵庫113を認証するか否かを判定する。その結果、ステップS243で冷蔵庫113より受信したハッシュ値と、ステップS245でデータベースサーバ144より受信したハッシュ値が同一であった場合、ユーザIDに基づいてユーザを特定し、ステップS247において、Web認証代行サーバ144の通信制御プログラム442は、冷蔵庫113に、サービス提供サーバ145への接続許可を送信する。
ステップS212において、冷蔵庫113は、Web認証代行サーバ146より、サービス提供サーバ145への接続許可を受信すると、ステップS213において、冷蔵庫113のブラウザ523は、サービス提供サーバ145にアクセスする。
サービス提供サーバ145は、図35のステップS281において、冷蔵庫113からのアクセスを受け、ステップS282において、サービス提供プログラム423を起動し、冷蔵庫113に対して、予め保有している所定のサービスを提供する。
ステップS214において、冷蔵庫113は、サービス提供サーバ145より、所定のサービスの提供を受ける。
以上のようにして、冷蔵庫113は、1つの機器IDとパスフレーズを基に、アクセスサーバ、およびWeb認証代行サーバ146より認証を受けることができる。また、上述したように、ユーザは、IDやパスワードを、何ら入力することなく、冷蔵庫113は、インターネット1およびサービス提供サーバ145に接続することができる。
なお、上述においては、パスフレーズとチャレンジを足し算した値のハッシュ値を計算する場合を例にして説明したが、本発明は、パスフレーズとチャレンジを足し算することに限定されるものではない。パスフレーズとチャレンジを利用した任意の計算式(例えば、パスフレーズとチャレンジを掛け算しても良いし、予め設定されたその他の計算を行っても良い)により算出した値を基に、ハッシュ値を算出するようにすることができる。
ところで、冷蔵庫113とは異なり、ユーザからの操作入力を受け付ける入力インターフェースを有するCE機器132の場合、勿論、上述したような方法により、CE機器132のユーザ登録、並びに、CE機器132のアクセスサーバ141の認証、およびWeb認証代行サーバ146の認証を行うことも可能であるが、上述したのとは異なる方法により、CE機器132のユーザ登録、並びに、CE機器132のアクセスサーバ141の認証、およびWeb認証代行サーバ146の認証を行うことも可能である。
次に、ユーザからの操作入力を受け付ける入力インターフェースを有するCE機器132の場合に可能な、CE機器132のユーザ登録処理、並びに、CE機器132のアクセスサーバ141の認証、およびWeb認証代行サーバ146の認証処理について、カーナビゲーション装置112を例にして、説明する。
図36乃至図42のフローチャートを参照しつつ、カーナビゲーション装置112の登録処理について説明する。
ステップS301において、カーナビゲーション装置112は、初めてユーザにより起動されると、ステップS302において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、アクセスサーバ141に対して、機器IDを送信する。
図38のステップS321において、アクセスサーバ141は、カーナビゲーション装置112より、機器IDを受信する。ステップS322において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、接続認証サーバ143に、ステップS321で受信した機器IDを送信する。
図39のステップS341において、接続認証サーバ143は、アクセスサーバ141より機器IDを受信する。ステップS342において、接続認証サーバ143は、ステップS341で受信した機器IDをデータベースサーバ144に送信し、製造されたCE機器132の機器IDのデータと照合するように要求する。
図42のステップS381において、データベースサーバ144は、接続認証サーバ143より機器IDを受信すると共に、機器IDの照合要求を受信する。データベースサーバ144は、CE機器製造所103で製造されたCE機器132の機器IDを製造所サーバ131より受信し、予め記憶しており、ステップS382において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、ステップS381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造所サーバ131より受信した機器IDの中に含まれているか否かを判定することにより、ステップS381で受信した機器IDが、正規のものであるか否かを判定する。また、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、すでにデータベースサーバ144にユーザ登録されているCE機器132の機器IDの中に、ステップS381で受信した機器IDと同一の機器IDが存在するか否かを、合わせて判定することにより、CE機器132が2重に登録されてしまうことを防止する。
その結果、ステップS381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造所サーバ131より受信した機器IDの中に含まれており、かつ、すでにデータベースサーバ144にユーザ登録されているCE機器132の機器IDの中に、ステップS381で受信した機器IDと同一の機器IDは存在しないと判定した場合、ステップS383において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、接続認証サーバ143に、ステップS381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造所サーバ131より受信した機器IDの中に含まれており、かつ、すでにデータベースサーバ144にユーザ登録されているCE機器132の機器IDの中に、ステップS381で受信した機器IDと同一の機器IDは存在しない旨の通知を送信する。
ステップS343において、接続認証サーバ143は、データベースサーバ144より、ステップS381で受信した機器IDと、同一の機器IDが、製造所サーバ131より受信した機器IDの中に含まれており、かつ、すでにデータベースサーバ144にユーザ登録されているCE機器132の機器IDの中に、ステップS381で受信した機器IDと同一の機器IDは存在しない旨の通知を受信すると、ステップS344において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、アクセスサーバ141に、カーナビゲーション装置112を認証した旨の通知を送信する。
アクセスサーバ141は、ステップS323において、接続認証サーバ143より、カーナビゲーション装置112を認証した旨の通知を受信する。ステップS324において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、カーナビゲーション装置112に、カーナビゲーション装置112が認証された旨を通知する。
ステップS303において、カーナビゲーション装置112は、アクセスサーバ141より、カーナビゲーション装置112が認証された旨の通知を受信する。すると、ステップS304において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、ユーザにユーザ情報の入力を促す画面を表示させる。ステップS305において、カーナビゲーション装置112の操作入力制御プログラム546は、パネルスイッチ268、またはリモートコントローラ269を介した、ユーザ情報の入力を受け付ける。
ユーザにより、ユーザ情報が入力された後、ステップS306において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、ステップS305で入力されたユーザ情報を、登録サーバ142に送信する。
図40のステップS361において、登録サーバ142が、カーナビゲーション装置112より、ユーザ情報を受信すると、ステップS362において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に、ステップS361で受信したユーザ情報を送信する。
ステップS384において、データベースサーバ144が、登録サーバ142より、ユーザ情報を受信すると、ステップS385において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS384で受信したユーザ情報を記憶させ、通信制御プログラム402は、ユーザ情報を記憶した旨を登録サーバ142に通知する。
ステップS363において、登録サーバ142は、データベースサーバ144より、ユーザ情報を記憶した旨の通知を受信する。ステップS364において、登録サーバの通信制御プログラム362は、カーナビゲーション装置112に、機器IDの送信を要求する。
ステップS307において、カーナビゲーション装置112は、登録サーバ142より、機器IDの送信要求を受信する。ステップS308において、カーナビゲーション装置112の通信制御プログラム542は、登録サーバ142に、機器IDを送信する。
ステップS365において、登録サーバ142は、カーナビゲーション装置112より機器IDを受信する。
ステップS366において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、カーナビゲーション装置112に対して、ステップS361で受信したユーザ情報を送信し、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112が正しく対応付けられているか確認するように要求する。
ステップS309において、カーナビゲーション装置112は、登録サーバ142より、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112の対応付けの確認要求を受信する。カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、受信したユーザ情報をディスプレイ271に表示させ、ユーザに、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112の対応付けが正しいか否か判断を促す。ユーザより、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112の対応付けの許可が入力されたとき、図37のステップS310に進み、カーナビゲーション装置112の通信制御プログラム542は、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112の対応付けの許可の通知を、登録サーバ142に送信する。
ステップS367において、登録サーバ142は、カーナビゲーション装置112より、ユーザ情報とカーナビゲーション装置112の対応付けの許可の通知を受信する。ステップS368において、登録サーバ142のユーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラム363は、ユーザIDとパスワードを生成する。ステップS369において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に、ステップS365で受信した機器ID、ステップS368で生成したユーザIDとパスワードを送信すると共に、ステップS362で送信したユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶するように要求する。
ステップS386において、データベースサーバ144は、登録サーバ142より、ユーザIDとパスワードを受信すると共に、ステップS384で受信したユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶するようにとの要求を受信する。
ステップS387において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS385ですでに記憶しているユーザ情報と、ステップS386で受信した機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶し、通信制御プログラム402は、ユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶した旨の通知を、登録サーバ142に送信する。
ステップS370において、登録サーバ142は、データベースサーバ144より、ユーザ情報と、機器ID、ユーザID、およびパスワードを対応付けて記憶した旨の通知を受信する。
ステップS371において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、カーナビゲーション装置112に、カーナビゲーション装置112の登録が完了した旨を通知すると共に、ステップS368で生成したユーザIDとパスワードを送信する。
ステップS311において、カーナビゲーション装置112は、登録サーバ142より、カーナビゲーション装置112の登録が完了した旨の通知を受信すると共に、ユーザIDとパスワードを受信する。ステップS312において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、カーナビゲーション装置112の登録が完了した旨の案内、およびユーザIDとパスワードを、ディスプレイ271に表示させ、ユーザにユーザIDとパスワードを書き留めるように案内を表示する。
ユーザは、案内に従って、ユーザIDとパスワードを書き留める。その後、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ユーザに期間限定パスワードを取得する処理を行うように促す案内を、ディスプレイ271に表示させる。ユーザが、その案内に従って、ユーザIDとパスワードを入力すると、カーナビゲーション装置112の操作入力制御プログラム546は、ステップS313において、ユーザIDとパスワードの入力を受け付ける。
ステップS314において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、接続認証サーバ143に、ユーザIDとパスワードを送信すると共に、期間限定パスワードの発行を要求する。
ステップS345において、接続認証サーバ143は、カーナビゲーション装置112より、ユーザIDとパスワードを受信すると共に、期間限定パスワードの発行要求を受信する。
ステップS346において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、データベースサーバ144にユーザIDを送信し、ユーザIDに対応するパスワードを送信するように要求する。
データベースサーバ144は、ステップS388において、接続認証サーバ143より、ユーザIDと共に、ユーザIDに対応するパスワードの送信要求を受信する。ステップS389において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、ユーザIDに対応するパスワードを読み出す(ステップS387で、ユーザIDと対応付けて記憶させたパスワード)。ステップS390において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、ステップS389で読み出したパスワードを、接続認証サーバ143に送信する。
ステップS347において、接続認証サーバ143は、データベースサーバ144より、パスワードを受信する。ステップS348において、接続認証サーバ143の認証プログラム384は、ステップS345でカーナビゲーション装置112より受信したパスワードと、ステップS347でデータベースサーバ144より受信したパスワードが同一であるか否かを判定することにより、パスワードが正しいものか否かを判定する。その結果、ステップS345でカーナビゲーション装置112より受信したパスワードと、ステップS347でデータベースサーバ144より受信したパスワードが同一であった場合、ステップS349に進み、接続認証サーバ143の通信制御プログラム402は、登録サーバ142に、期間限定パスワードを発行するように要求する。
登録サーバ142は、ステップS372において、接続認証サーバ143より、期間限定パスワードの発行要求を受信する。ステップS373において、登録サーバ142のユーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラム363は、期間限定パスワードを生成する。ステップS374において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に、ステップS373で生成した期間限定パスワードを送信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応付けて記憶するように要求する。
データベースサーバ144は、ステップS391において、登録サーバより、期間限定パスワードを受信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応付けて記憶する要求を受信する。そして、ステップS392において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS391で受信した期間限定パスワードを機器IDと対応付けて記憶させる。
なお、期間限定パスワードには、有効期限があり、有効期限が過ぎると使用することができなくなる。そこで、ステップS392において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、期間限定パスワードを記憶させる際に、期間限定パスワードの有効期限が切れる日時を期間限定パスワードと共に記憶する。なお、期間限定パスワードの有効期限が切れる日時としては、例えば、期間限定パスワードを記憶する日から1ヵ月後に設定するようにすることができる。なお、本例においては、期間限定パスワードを用いているが、有効期限の無いパスワードとしても良い。すなわち、CE機器製造所103で、CE機器132を製造する際に、製造したCE機器132に、有効期限のないパスワードを埋め込んでおいても良い。
登録サーバ142の通信制御プログラム362は、ステップS375において、接続認証サーバ143に、ステップS373で生成した期間限定パスワードを送信する。
接続認証サーバ143は、ステップS350において、登録サーバ142より期間限定パスワードを受信する。ステップS351において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、カーナビゲーション装置112に、ステップS350で受信した期間限定パスワードを送信する。
カーナビゲーション装置112は、ステップS315において、接続認証サーバ143より、期間限定パスワードを受信する。ステップS316において、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラム547は、ステップS315で受信した期間限定パスワードを記憶部272に記憶させる。
以上のようにして、カーナビゲーション装置112の登録処理が終了する。
次に、図43乃至図51のフローチャートを参照しつつ、カーナビゲーション装置112が、インターネット1に接続して、サービス提供サーバ145からサービスの提供を受けるまでの認証処理について説明する。
図43のステップS451において、カーナビゲーション装置112は、ユーザより、サービス提供サーバ145への接続要求を受け付ける。ステップS452において、カーナビゲーション装置112の通信制御プログラム542は、アクセスサーバ141に、インターネット1への接続要求を送信する。
アクセスサーバ141は、ステップS481において、カーナビゲーション装置112より、インターネット1への接続要求を受信する。ステップS482において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、カーナビゲーション装置112に、認証要求を送信する。
ステップS453において、カーナビゲーション装置112は、アクセスサーバ141より、認証要求を受信する。ステップS454において、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラム547は、記憶部272より、機器IDと期間限定パスワードを読み出す。ステップS454において、カーナビゲーション装置112の通信制御プログラム542は、ステップS454で読み出した機器IDと期間限定パスワードを、アクセスサーバ141に送信する。
ステップS483において、アクセスサーバ141は、カーナビゲーション装置112より、機器IDと期間限定パスワードを受信する。ステップS484において、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、データベースサーバ144に、ステップS483で受信した機器IDを送信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワードの送信を要求する。
図49のステップS561において、データベースサーバ144は、アクセスサーバ141より、機器IDを受信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワードの送信要求を受信する。ステップS562において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、機器IDに対応する期間限定パスワードを読み出す。期間限定パスワードは、データベースに記憶される際(ステップS392)に、有効期限の日時も一緒に記憶される。そこで、ステップS563において、データ検索プログラム405は、期間限定パスワードと共に期間限定パスワードの有効期限の日時も読み出し、期間限定パスワードが期限切れであるか否かを判定する。その結果、期間限定パスワードが期限切れではないと判定した場合、ステップS564に進み、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、アクセスサーバ141に、ステップS562で読み出した期間限定パスワードを送信する。
アクセスサーバ141が、ステップS485において、データベースサーバ144より期間限定パスワードを受信した場合、ステップS486に進み、アクセスサーバ141の認証プログラム344は、ステップS483で、カーナビゲーション装置112より受信した期間限定パスワードと、ステップS485で、データベースサーバ144から受信した期間限定パスワードが同一であるか否かを判定する。その結果、ステップS483で、カーナビゲーション装置112より受信した期間限定パスワードと、ステップS485で、データベースサーバ144から受信した期間限定パスワードが同一であった場合、ステップS487に進み、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、カーナビゲーション装置112に、インターネット1への接続を許可する旨の通知を送信する。
ステップS456において、カーナビゲーション装置112が、アクセスサーバ141よりインターネット1への接続を許可する通知を受信した場合、ステップS457に進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、Web認証代行サーバ146に、サービス提供サーバ145への接続要求を送信する。
図46のステップS501において、Web認証代行サーバ146は、カーナビゲーション装置112より、サービス提供サーバ145への接続要求を受信する。
ステップS502において、Web認証代行サーバ146の通信制御プログラム442は、カーナビゲーション装置112に、認証要求を送信する。
ステップS458において、カーナビゲーション装置112は、Web認証代行サーバ146より、認証要求を受信する。ステップS459において、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラム547は、記憶部272より、機器IDと期間限定パスワードを読み出す。ステップS460において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、ステップS459で記憶制御プログラム547が読み出した機器IDと期間限定パスワードを、Web認証代行サーバ146に送信する。
ステップS503において、Web認証代行サーバ146は、カーナビゲーション装置112より、機器IDと期間限定パスワードを受信する。ステップS504において、Web認証代行サーバ146の通信制御プログラム442は、データベースサーバ144に、機器IDを送信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワードの送信を要求する。
ステップS565において、データベースサーバ144は、Web認証代行サーバ146より、機器IDを受信すると共に、機器IDに対応する期間限定パスワードの送信要求を受信する。ステップS566において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、機器IDに対応する期間限定パスワードを読み出す。ステップS567において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、Web認証代行サーバ146に、ステップS566で読み出した期間限定パスワードを送信する。
ステップS505において、Web認証代行サーバ146は、データベースサーバ144より期間限定パスワードを受信する。ステップS506において、Web認証代行サーバ146の認証プログラム443は、ステップS503で、カーナビゲーション装置112より受信した期間限定パスワードと、ステップS505で、データベースサーバ144から受信した期間限定パスワードが同一であるか否かを判定する。その結果、カーナビゲーション装置112より受信した期間限定パスワードと、データベースサーバ144から受信した期間限定パスワードが同一であった場合、ステップS507に進み、Web認証代行サーバ146の通信制御プログラム442は、カーナビゲーション装置112に、サービス提供サーバ145への接続を許可する旨の通知を送信する。
カーナビゲーション装置112は、ステップS461において、Web認証代行サーバ146よりサービス提供サーバ145への接続を許可する通知を受信する。ステップS462において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、サービス提供サーバ145にアクセスする。
図51のステップS591において、サービス提供サーバ145は、カーナビゲーション装置112よりアクセスを受ける。ステップS592において、サービス提供サーバ145のサービス提供プログラム423は、カーナビゲーション装置112に対して、予め保有している所定のサービスを提供する。
カーナビゲーション装置112は、ステップS463において、サービス提供サーバ145より、所定のサービスの提供を受ける。
以上のようにして、カーナビゲーション装置112は、インターネット1およびサービス提供サーバ145への接続が許可され、サービスが提供される。ただし、データベースサーバ144がステップS563において、期間限定パスワードの有効期限がすでに切れていると判定した場合、処理は、図50のステップS568に進む。
ステップS568において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、アクセスサーバ141に、期間限定パスワードが有効期限切れである旨の通知を送信する。
すると、アクセスサーバ141は、ステップS485において、データベースサーバより、期間限定パスワードを受信しない、すなわち、期間限定パスワードの有効期限が切れている旨の通知を受信するので、処理はステップS488に進み、アクセスサーバ141の通信制御プログラム342は、カーナビゲーション装置112に、カーナビゲーション装置112を認証することができなかった旨の通知を送信する。
このとき、カーナビゲーション装置112は、ステップS456において、認証許可を受信せず、カーナビゲーション装置112を認証することができなかった旨の通知を受信するので、処理は、図44のステップS464に進む。
ステップS464において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、接続認証サーバ143に、期間限定パスワードの発行を要求する。
図47のステップS521において、接続認証サーバ143は、カーナビゲーション装置112より、期間限定パスワードの発行要求を受信する。ステップS522において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、カーナビゲーション装置112に、ユーザIDとパスワードを要求する。
カーナビゲーション装置112は、ステップS465において、接続認証サーバ143より、ユーザIDとパスワードの送信要求を受信する。ステップS466において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ユーザに、ユーザIDとパスワードの入力を促す案内をディスプレイ271に表示させる。操作入力制御プログラム546は、ユーザからのユーザIDとパスワードの入力を受け付ける。
ユーザより、ユーザIDとパスワードの入力を受け付けた後、ステップS467において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、接続認証サーバ143に、ステップS466で入力されたユーザIDとパスワードを送信する。
接続認証サーバ143は、ステップS523において、カーナビゲーション装置112より、ユーザIDとパスワードを受信する。ステップS524において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、データベースサーバ144に、ユーザIDを送信し、ユーザIDに対応するパスワードを送信するように要求する。
データベースサーバ144は、ステップS569において、接続認証サーバ143より、ユーザIDと共に、ユーザIDに対応するパスワードの送信要求を受信する。ステップS570において、データベースサーバ144のデータ検索プログラム405は、ユーザIDに対応するパスワードを読み出す。ステップS571において、データベースサーバ144の通信制御プログラム402は、ステップS570で読み出したパスワードを、接続認証サーバ143に送信する。
ステップS525において、接続認証サーバ143は、データベースサーバ144より、パスワードを受信する。ステップS526において、接続認証サーバ143の認証プログラム384は、ステップS523でカーナビゲーション装置112より受信したパスワードと、ステップS525でデータベースサーバ144より受信したパスワードが同一であるか否かを判定することにより、パスワードが正しいものか否かを判定する。その結果、ステップS523でカーナビゲーション装置112より受信したパスワードと、ステップS525でデータベースサーバ144より受信したパスワードが同一であった場合、ステップS527に進み、接続認証サーバ143は、登録サーバ142に、期間限定パスワードを発行するように要求する。
登録サーバ142は、図48のステップS541において、接続認証サーバ143より、期間限定パスワードの発行要求を受信する。ステップS542において、登録サーバ142のユーザID・パスワード・期間限定パスワード生成プログラム363は、期間限定パスワードを生成する。ステップS543において、登録サーバ142の通信制御プログラム362は、データベースサーバ144に、ステップS542で生成した期間限定パスワードを送信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応付けて記憶するように要求する。
データベースサーバ144は、ステップS572において、登録サーバより、期間限定パスワードを受信すると共に、期間限定パスワードと機器IDを対応付けて記憶するようにとの要求を受信する。そして、ステップS573において、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、ステップS572で受信した期間限定パスワードを機器IDと対応付けて記憶させる。なお、データベースサーバ144の記憶制御プログラム404は、期間限定パスワードを記憶させる際に、期間限定パスワードの有効期限が切れる日時を期間限定パスワードと共に記憶する。この有効期限が切れる日時としては、例えば、1ヵ月後の日時が設定される。
登録サーバ142の通信制御プログラム362は、ステップS544において、接続認証サーバ143に、ステップS542で生成した期間限定パスワードを送信する。
接続認証サーバ143は、ステップS528において、登録サーバ142より期間限定パスワードを受信する。ステップS529において、接続認証サーバ143の通信制御プログラム382は、カーナビゲーション装置112に、ステップS528で受信した期間限定パスワードを送信する。
カーナビゲーション装置112は、ステップS468において、接続認証サーバ143より、期間限定パスワードを受信する。ステップS469において、カーナビゲーション装置112の記憶制御プログラム547は、ステップS468で受信した期間限定パスワードを記憶部272に記憶させる。
その後、カーナビゲーション装置112の処理は、図43のステップS452に戻り、上述したステップS452以降の処理が繰り返される。
カーナビゲーション装置112のように、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有するCE機器132においては、以上のようにして、CE機器132のユーザ登録、並びに、インターネット1およびサービス提供サーバ145への接続の認証が行われる。
上述したようにして、CE機器132の認証をすることにより、ユーザが入力するIDやパスワードを1つにまとめることができる。すなわち、CE機器132が、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有していない場合、図1の例と比較するための図52に示されるように、1つの機器IDと計算値(ハッシュ値)651を利用して、アクセスサーバ3およびWeb認証代行サーバ4の認証処理を行うことが可能となる。しかも、機器IDと計算値(ハッシュ値)651は、CE機器132に記憶されるものなので、ユーザは、特にIDやパスワードを記憶したり、書き留めておいたりせずに、インターネット1、およびサービス提供サーバ145に、CE機器132を接続させることができる。
また、CE機器132が、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有している場合、ユーザは、1つのユーザIDとパスワードを記憶したり、書き留めておいたりすることにより、インターネット1、およびサービス提供サーバ145に、CE機器132を接続させることができる。CE機器132が、操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有している場合、ユーザは、設定端末装置109を使用することなく、CE機器132をユーザ登録することができる。なお、CE機器132が、操作の入力を受け付ける入力インターフェースを有している場合でも、CE機器132が入力インターフェースを有していない場合と同様の方法で、CE機器132のユーザ登録、並びに、アクセスサーバ3およびWeb認証代行サーバ4の認証処理を行うようにすることも可能である。
なお、上述した説明においては、設定端末装置109は、ユーザが所有するパーソナルコンピュータであるとしたが、設定端末装置109は、パーソナルコンピュータ以外でも、例えば、携帯情報端末装置、携帯電話機、専用の公衆キオスク端末装置とすることも可能である。また、設定端末装置109を、CE機器132を販売している店に設置するようにしてもよい。
また、上述の説明においては、1つのISP107−1の中に、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行サーバ146を設置するようにしているが、これらのサーバは、1つのISP107に設置しないようにすることも勿論可能である。例えば、図53のように、認証センタ661を設けて、その中にデータベースサーバ144を設置するようにしてもよい。
図53においては、認証センタ661にデータベースサーバ144が設置されている。また、図中、下方、右側より順番に示されるように、ISP AとサービスサイトA、サービスサイトB、およびISP Cが、それぞれ、独立した事業者として存在する。ISP AとサービスサイトA内には、サービス提供サーバ102、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、およびWeb認証代行サーバ146が設置されている。なお、サービス提供サーバ102は、サービス提供サーバ145と同様の処理を行う。
サービスサイトBには、サービス提供サーバ102、およびWeb認証代行サーバ146が設置されている。ISP Cには、アクセスサーバ141と接続認証サーバ143が設置されている。このように、認証センタ661のデータベースサーバ144において、ユーザ情報、ユーザID、パスワード、期間限定パスワード、CE機器の機器ID、およびパスフレーズを記憶、管理するようにして、ISP AとサービスサイトAのアクセスサーバ141、接続認証サーバ143、およびWeb認証代行サーバ146、サービスサイトBのWeb認証代行サーバ146、並びに、ISP Cのアクセスサーバ141、および接続認証サーバ143が、CE機器132をユーザ登録したり、CE機器132を認証するときに、認証センタ661のデータベースサーバ144にアクセスするようにしてもよい。この場合も、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、Web認証代行サーバ146、およびサービス提供サーバ102が実行する処理は、図26乃至図51のフローチャートを利用して上述した処理と同様である。
図53に示すような配置を採用することにより、1つのデータベースサーバ144で、複数のISP107、および複数のサービス提供サーバ102を管理することが可能となる。
また、Web認証代行サーバ146とサービス提供サーバ145を別個に設けずに、図54に示すように、サービス提供サーバ145−2の内部に、Web認証代行エージェント671を設けるようにしても良い。Web認証代行エージェント671は、Web認証代行サーバ146と同様の処理を実行するプログラムである。すなわち、図54においては、ISP107−1内に、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、サービス提供サーバ145−1、およびサービス提供サーバ145−2、並びに、Web認証代行サーバ146が設置されている。CE機器132がサービス提供サーバ145−1より、サービスの提供を受ける場合、CE機器132は、まず、アクセスサーバ141にアクセスし、ネットワークへの接続許可を得る。次に、CE機器132は、Web認証代行サーバ146にアクセスし、サービス提供サーバ145−1への接続の認証を得る。その後、サービス提供サーバ145−1よりサービスの提供を受ける。
それに対して、図54において、CE機器132が、サービス提供サーバ145−2よりサービスの提供を受ける場合、CE機器132は、まず、アクセスサーバ141にアクセスし、ネットワークへの接続許可を得る。次に、CE機器132は、サービス提供サーバ145−2にアクセスし、サービス提供サーバ145−2内のWeb認証代行エージェント671により、サービスの提供を受けるための認証を得る。その後、サービス提供サーバ145−1よりサービスの提供を受ける。
このように、サービス提供サーバ145−2の内部にWeb認証代行エージェント671を設けることにより、独立してWeb認証代行サーバ146を設ける必要がなくなるため、より、低コストで、システムを構築することが可能となる。
ところで、ユーザがCE機器132を購入して、図27乃至図30、または図36乃至図42のフローチャートに示されるような登録処理を実行する前に、すでにサービス提供サーバ102にユーザ登録していた場合、そのサービス提供サーバ102のIDとパスワードを、CE機器132の共通のユーザIDとパスワードに変更することができる。サービス提供サーバ102のIDとパスワードを、CE機器132の共通のユーザIDとパスワードに変更する処理について、図55乃至図63を参照しつつ、以下に、詳細に説明する。
図55において、サービス提供サーバA乃至サービス提供サーバFは、CE機器132を購入したユーザが、CE機器132をISP107−1に登録する以前に、すでにユーザ登録しているサービス提供サーバである。ユーザは、サービス提供サーバAから発行されたID(以下、ID−Aと称する)およびパスワード(以下、パスワードAと称する)、サービス提供サーバBから発行されたID(以下、ID−Bと称する)およびパスワード(以下、パスワードBと称する)、サービス提供サーバCから発行されたID(以下、ID−Cと称する)およびパスワード(以下、パスワードCと称する)、サービス提供サーバDから発行されたID(以下、ID−Dと称する)およびパスワード(以下、パスワードDと称する)、サービス提供サーバEから発行されたID(以下、ID−Eと称する)およびパスワード(以下、パスワードEと称する)、並びにサービス提供サーバFから発行されたID(以下、ID−Fと称する)およびパスワード(以下、パスワードFと称する)を、適宜、使い分けて、例えば、所有するパーソナルコンピュータなどを利用して、サービス提供サーバA乃至サービス提供サーバFからサービスの提供を受けている。また、ユーザは、CE機器132をISP107−1にユーザ登録したとき、ユーザID(以下、代表IDとも称する)とパスワード(以下、代表パスワードとも称する)の発行を受ける(例えば、図37のステップS312)。
ここで、サービス提供サーバA、サービス提供サーバB、およびサービス提供サーバFをそれぞれ管理する事業者と、ISP107−1を管理する事業者との間で、予め契約が結ばれており、代表ID、および代表パスワードを用いてISP107−1の認証を受けることにより、ユーザは、サービス提供サーバA、サービス提供サーバB、およびサービス提供サーバFより、サービスの提供を受けることができる。
その場合、例えば、ユーザが、サービス提供サーバAからサービスの提供を受ける際に用いるID−AとパスワードAを、代表IDと代表パスワードに変更するための以下の手続きを行うようにすることができる。
例えば、CE機器132のブラウザ上に「追加ボタン」(図示せず)が表示されており、この追加ボタンが操作されると、CE機器132のディスプレイに図56に示される画面が表示される。図56においては、上方に「SSO可能サービスを追加します。ユーザIDとパスワードを入力してください」の案内が表示され、その下に、代表ID(ユーザID)を入力する欄と、代表パスワードを入力する欄が表示されている。ユーザから代表IDと代表パスワードの入力欄に、それぞれ代表IDと代表パスワードの入力を受け付けた後、画面の下方に表示されている「次へ」ボタンを操作されると、次に、CE機器132のディスプレイには、図57に示される画面が表示される。
図57においては、上方に「SSO可能サービス一覧」の案内が表示され、その下に、代表IDと代表パスワードにより利用可能なサービスの一覧が表示されている。すなわち、図57においては、サービス提供サーバAにより提供されるサービスA、サービス提供サーバBにより提供されるサービスB、およびサービス提供サーバFにより提供されるサービスFが表示されている。ユーザより、サービスAを選択する操作が入力されると、次に、CE機器132のディスプレイには、図58に示される画面が表示される。
図58においては、上方に「サービスAをSSO登録します。サービスAのIDとパスワードを入力してください。」の案内が表示されている。また、その下には、サービス提供サーバAがユーザ認証する際に利用されるIDとパスワードの入力欄が表示されている。ユーザは、IDの入力欄に、ID−Aを入力し、パスワードの入力欄にパスワードAを入力してから、下方にある「OK」ボタンを操作すると、次にCE機器132のディスプレイには、図59に示される画面が表示される。
図59においては、「サービスAがユーザID SUZUKIでSSO可能になりました。」の案内が表示されている。なお、図59は、ユーザID(代表ID)が「SUZUKI」である場合の例を示している。
以上のような処理の結果、ISP107−1内のデータベースサーバ144において、ID−AとパスワードAが、代表IDと代表パスワードと対応付けられて記憶される。
以上のような処理により、ユーザは、以降、IDやパスワードを入力することなく、サービス提供サーバAからのサービスの提供を受けることが可能となる。すなわち、ユーザより、サービスの提供を受ける旨の指示がCE機器132に入力されたとき、図60に示される画面がCE機器132に表示される。図60においては、上方に「ユーザIDとパスワードを入力してください。」の案内が表示されている。また、その下には代表IDの入力欄と代表パスワードの入力欄が表示されている。
ユーザが、代表IDの入力欄に代表IDを入力し、パスワードの入力欄に代表パスワードを入力して、画面下方の「次へ」ボタンを操作すると、図61のステップS621において、CE機器132よりISP107−1内のアクセスサーバ141に、代表IDと代表パスワードが送信される。アクセスサーバ141は、受信した代表IDと代表パスワードによりCE機器132を認証し、ステップS622において、ユーザが利用可能なサービスのリストをCE機器132に送信する。ユーザが利用可能なサービスのリストを受信したCE機器132は、ディスプレイに図62に示される画面を表示させる。
図62においては、上方に「鈴木太郎さん SSO利用可能サービス一覧」が表示され、その下に、ユーザが利用可能なサービスのリスト、すなわち、サービスA、およびサービスBが表示されている。なお、図62においては、ユーザ名は、鈴木太郎であるとする。また、図62は、サービスAのほかに、サービスBも、図55乃至図59を参照して説明した処理により、登録した場合の例を示している。
図62において、ユーザより、サービスAを選択する操作が入力されると、図61のステップS623において、CE機器132は、ISP107−1のWeb認証代行サーバ146に対して、サービスAを利用したい旨の通知を送信する。Web認証代行サーバ146は、CE機器132より通知を受信すると、データベースサーバ144より、代表IDと代表パスワードに対応付けて記憶されているサービス提供サーバA用のID−AとパスワードAを取得し、ステップS624において、このID−AとパスワードAを用いて、CE機器132の認証処理を代行する。サービス提供サーバAは、ステップS625において、CE機器132に、ユーザを認証した旨を通知すると共に、サービスの提供を行う。CE機器132は、ディスプレイに図63に示されるようなサービスAへの認証が済んだことを示す案内を表示し、サービスAを受信する。
以上のようにして、ISP107−1に、サービスが追加登録される。
ところで、図27乃至図30のフローチャートを参照して説明した冷蔵庫113の登録処理、および、図36乃至図42を参照して説明したカーナビゲーション装置112の登録処理においては、CE機器132毎に登録する必要があり、例えば、多数のCE機器132を保有しているユーザは、CE機器132の数だけ、登録処理を行わなくてはならない。また、ユーザは、CE機器132の数だけ、ユーザIDとパスワードを記憶したり、書き留めたりしなければならない。
そこで、次に、このような問題を解決するシステムについて説明する。
図64は、一度のユーザ登録で、複数のCE機器132を利用できるようにしたシステムの概要を示す図である。図64において、設定端末装置109は、例えば、ユーザが所有する汎用のパーソナルコンピュータである。設定端末装置109は、CE機器132の登録時に、ユーザより登録情報の入力を受け付け、入力された登録情報をCE機器登録設定サーバ105に送信する。なお、登録情報とは、CE機器132の顧客登録に必要な情報、ユーザ情報、ISP107へのログイン時に使用される希望ログインID、および希望ログインパスワード、ISP107への接続手段に関する情報、代金の支払方法、ISP107のサービスコース、希望メールアドレス、メールアドレス、リマインダとその解答、CE機器132のユーザ登録時に発行されるユーザIDとパスワード、機器ID、パスフレーズ、接続情報のアクセス権限情報、或いはサービス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な情報等を含む情報である。
なお、登録情報は、上述した項目に限定されるものではない。すなわち、登録情報として、上述した項目以外の項目を含むようにすることも可能であるし、また、上述した項目の全てを含まなくても良い。登録情報は、必要に応じて、任意の項目により構成される。
設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105より、ネットワークに接続するために必要な接続情報を受信し、メモリカード114に記憶させる。CE機器登録設定サーバ105は、設定端末装置109より、登録情報を受信すると、この登録情報を記憶させ、接続情報を作成し、設定端末装置109に送信する。CE機器132AとCE機器132Bは、接続情報が記憶されたメモリカード114を装着されることにより、ネットワークへ接続することができるようになる。
すなわち、図64のステップS701において、設定端末装置109は、ユーザ611より、登録情報の入力を受け付ける。ステップS702において、設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105に、ステップS701で入力された登録情報を送信する。CE機器登録設定サーバ105は、登録情報に基づいて、接続情報を作成し、ステップS703において、接続情報を設定端末装置109に送信する。設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105より接続情報を受信すると、装着されているメモリカード114に、接続情報を記憶させる。
ステップS704において、メモリカード114は、ユーザ611により、設定端末装置109から取り出され、CE機器132Aに装着される。この状態において、CE機器132Aは、メモリカード114に記憶された接続情報を読み出して利用することにより、ネットワークに接続することが可能となる。次に、ユーザは、CE機器132Bで、ネットワークに接続したい場合、ステップS705において、CE機器132Aに装着していたメモリカード114を取り出し、CE機器132Bに装着する。すると、CE機器132Bは、メモリカード114に記憶された接続情報を読み出して利用することにより、ネットワークに接続することができるようになる。
以上のようにして、メモリカード114に、接続情報を記憶させておいて、CE機器132が、ネットワークに接続する際には、装着されたメモリカード114に記憶された接続情報を利用することにより、CE機器132は、ネットワークに接続することが可能となる。このようにすることにより、ユーザは、接続情報が記憶されたメモリカード114を使いまわすことにより、複数のCE機器132をネットワークに接続させることが可能となる。
次に、図65、および図66を参照しつつ、メモリカード114に接続情報を記憶させるまでの処理の2つのパターンについて説明する。まず、ユーザがパーソナルコンピュータなどの設定端末装置109として利用できる装置を所有している場合について、図65を参照して説明する。図65のステップS711において、ユーザ611が所有する設定端末装置109は、ユーザ611より、登録情報の入力を受け付ける。ユーザ611からの登録情報の入力の受け付けの後、ステップS712において、設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105に、ステップS711で入力された登録情報を送信する。登録情報を受信したCE機器登録設定サーバ105は、ステップS713において、接続設定データベースサーバ106に、登録情報を送信するとともに、最も通信コストを低く抑えられるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を検索するように要求する。
接続設定データベースサーバ106は、ステップS713で、CE機器登録設定サーバ105より受信した登録情報に含まれている、ユーザ611の住所と郵便番号などを参照して、最も通信コストを低く抑えられるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を決定する。その後、ステップS714において、接続設定データベースサーバ106は、CE機器登録設定サーバ105に、決定したISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)に関する情報を送信する。CE機器登録設定サーバ105は、接続設定データベースサーバ106から受信したISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)に関する情報を基に接続情報を作成し、ステップS715において、設定端末装置109に、接続情報を送信する。
設定端末装置109は、受信した接続情報を、メモリカードドライブ701を介してメモリカード114に記憶させる。
次に、ステップS716において、メモリカード114は、ユーザ611により、メモリカードドライブ701より取り出され、CE機器132Aに装着される。そして、ユーザ611からの所定の操作の入力に従って、CE機器132Aは、装着されたメモリカード114に記憶されている接続情報を読み出し、接続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)へアクセスし、インターネット1などのネットワークに接続する。
また、ユーザ611は、CE機器132Bを、ネットワークに接続させたい場合、CE機器132Aからメモリカード114を抜き出し、CE機器132Bに装着して、CE機器132Bをネットワークに接続させる。そこで、ステップS717において、メモリカード114が、CE機器132Aより取り出され、CE機器132Bに装着される。そして、ユーザ611からの所定の操作の入力に従って、CE機器132Bは、CE機器132Aと同様にして、装着されたメモリカード114に記憶されている接続情報を読み出し、接続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)へアクセスし、インターネット1などのネットワークに接続する。
以上のようにして、図65の説明においては、ユーザ611は、自らが所有するパーソナルコンピュータなどの設定端末装置109から、ユーザの登録処理をする。しかしながら、この場合、ユーザ611が、パーソナルコンピュータなどの、なんらかの設定端末装置109を持っている必要がある。
ユーザ611が、設定端末装置109を所有していない場合、ユーザ611は、図66に示されるような方法により、登録処理を行うことも可能である。図66においては、ステップS721において、オペレーションセンタ101は、ユーザ611より、登録情報の送付を受け付ける。なお、登録情報の送付手段としては、Web上の所定のサイト、郵送、ファクシミリ、電話などが用いられる。
なお、設定端末装置109は、パーソナルコンピュータ以外でも、例えば、携帯情報端末装置、携帯電話機、専用の公衆キオスク端末装置とすることも可能である。また、設定端末装置109を、CE機器132を販売している店に設置するようにしてもよい。
ステップS722において、オペレーションセンタ101に設置されている設定端末装置121は、オペレータ711より、登録情報の入力を受け付ける。オペレータ711は、ユーザ611から送付された登録情報を、設定端末装置121に入力する。オペレータ711からの登録情報の入力の受け付けの後、ステップS723において、設定端末装置121は、CE機器登録設定サーバ105に、ステップS722で入力された登録情報を送信する。登録情報を受信したCE機器登録設定サーバ105は、ステップS724において、接続設定データベースサーバ106に、登録情報を送信するとともに、最も通信コストを低く抑えられるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を検索するように要求する。
接続設定データベースサーバ106は、ステップS724で、CE機器登録設定サーバ105より受信した登録情報に含まれている、ユーザ611の住所と郵便番号などを参照して、最も通信コストを低く抑えられるISP107のアクセスポイント(アクセスサーバ)を決定する。その後、ステップS725において、接続設定データベースサーバ106は、CE機器登録設定サーバ105に、決定したISP107のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)に関する情報を送信する。CE機器登録設定サーバ105は、接続設定データベースサーバ106から受信したISP107のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)に関する情報を基に接続情報を作成し、ステップS726において、設定端末装置109に、接続情報を送信する。
設定端末装置109は、受信した接続情報を、メモリカードドライブ701を介してメモリカード114に記憶させる。ステップS727において、接続情報が記憶されたメモリカード114は、ユーザ611宛てに郵送される。
次に、ステップS728において、メモリカード114は、ユーザ611により、CE機器132Aに装着される。そして、ユーザ611からの所定の操作の入力に従って、CE機器132Aは、装着されたメモリカード114に記憶されている接続情報を読み出し、接続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)にアクセスし、インターネット1などのネットワークに接続する。また、ユーザ611は、CE機器132Bを、ネットワークに接続させたい場合、CE機器132Aからメモリカード114を抜き出し、CE機器132Bに装着して、CE機器132Bをネットワークに接続させる。そこで、ステップS729において、メモリカード114が、CE機器132Aより取り出され、CE機器132Bに装着される。そして、ユーザ611からの所定の操作の入力に従って、CE機器132Bは、CE機器132Aと同様にして、装着されたメモリカード114に記憶されている接続情報を読み出し、接続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)へアクセスし、インターネット1などのネットワークに接続する。
以上のように、ユーザ611に代わって、オペレーションセンタ101の設定端末装置121を利用して、メモリカード114に接続情報を記憶させるようにすることも可能である。なお、オペレーションセンタ101に設置されている設定端末装置121が行う処理と、ユーザ611が所有する設定端末装置109が行う処理は、基本的に同様である。
以上のようにして、接続情報が記憶されたメモリカード114は、図67に示されるように、複数のCE機器132A乃至132Dに装着され、メモリカード114が装着されたCE機器132A乃至132Dのインターネット1への接続を可能にする。すなわち、図67においては、CE機器132Aは、公衆無線LANの無線基地局115を介して、アクセスポイント141に接続し、そこからインターネット1へ接続する。また、CE機器132Bは、携帯電話回線の無線基地局116、および電話回線網108を介して、アクセスポイント141に接続し、そこからインターネット1へ接続する。また、CE機器132Cは、ダイアルアップ接続により電話回線網108を経由してアクセスポイントに接続し、そこからインターネット1へ接続する。CE機器132Dは、LAN接続により、アクセスポイント141に接続し、そこからインターネット1へ接続する。
例えば、図67のような4つの異なるCE機器132A乃至132Dを所有するユーザが、これらのCE機器132A乃至132Dをインターネット1に接続させたい場合、まず、ステップS741において、ユーザは、接続情報が記憶されたメモリカード114をCE機器132Aに装着する。そして、CE機器132Aに所定の操作を入力して、CE機器132Aをインターネット1に接続させる。次に、ステップS742において、ユーザは、CE機器132Aからメモリカード114を抜き出し、CE機器132Bに装着する。そして、CE機器132Bに所定の操作を入力して、CE機器132Bをインターネット1に接続させる。
次に、ステップS743において、ユーザは、CE機器132Bからメモリカード114を抜き出し、CE機器132Cに装着する。そして、CE機器132Cに所定の操作を入力して、CE機器132Cをインターネット1に接続させる。次に、ステップS744において、ユーザは、CE機器132Cからメモリカード114を抜き出し、CE機器132Dに装着する。そして、CE機器132Dに所定の操作を入力して、CE機器132Dをインターネット1に接続させる。
このようにすることにより、1つのメモリカード114を使いまわすことにより、複数のCE機器132A乃至132Dをインターネット1に接続させることが可能となる。
ところで、接続情報が記憶されたメモリカード114がCE機器132に装着されたとき、次の2通りの格納形態により、接続情報を格納することができる。1つめの格納形態について、図68を参照して説明する。図68のステップS751において、メモリカード114がCE機器132に装着されると、ステップS752に進み、CE機器132は、メモリカード114に記憶されている接続情報を、CE機器132の内部RAM721に複製する。この状態において、ユーザより、インターネット1への接続指示が入力されると、ステップS753において、CE機器132は、ステップS752で内部RAM721に記憶された接続情報を利用して、インターネット1への接続処理を実行する。
上述したように、メモリカード114から内部RAM721へ複製した接続情報を利用してインターネット1に接続するようにする場合、一旦、メモリカード114から内部RAM721に、接続情報の複製が終了したら、メモリカード114を取り出しても、内部RAM721に接続情報が記憶されている限り、CE機器132はインターネット1に接続することができる。よって、ユーザは、1つのメモリカード114を用いて、一度に複数のCE機器132をインターネット1に接続させることが可能となる。
次に、もう1通りの格納形態を、図69を参照して説明する。図69のステップS761において、ユーザにより、メモリカード114がCE機器132に装着される。この状態において、ユーザより、インターネット1への接続指示が入力されると、ステップS762において、CE機器132は、メモリカード114に記憶された接続情報を読み出して、インターネット1への接続処理を実行する。
上述したように、インターネット1への接続指示が入力される度に、メモリカード114から接続情報を読み出すようにする場合、もし、CE機器132が盗難にあったりした場合にも、ユーザが、メモリカード114さえ保持していれば、CE機器132が悪用され、インターネット1に接続されることがない。
なお、CE機器132が、メモリカード114より接続情報を読み出す際に、ユーザに、予め指定された所定のパスワードを入力させ、入力されたパスワードが正しい場合のみ、メモリカード114から接続情報を読み出すようにしても良い。このようにすることにより、たとえ、CE機器132とメモリカード144の両方が、盗難にあったりした場合でも、他人が、CE機器132からインターネット1へ接続することを阻止することができる。
また、メモリカード114に記憶された接続情報を、CE機器132の機器IDと対応付けて記憶させることも可能である。そして、メモリカード114が装着されたCE機器132の機器IDと、接続情報と対応付けられた機器IDが一致した場合のみ、メモリカード114に記憶された接続情報を利用してインターネット1に接続することができるようにしても良い。
また、接続情報の一部であるISP107に接続するためのログインIDとパスワードは、メモリカード114に記憶させるようにすることも可能であるが、ISP107に接続するためのログインIDとパスワードは、メモリカード114には記憶させず、インターネット1に接続する度に、ユーザに、ISP107に接続するためのログインIDとパスワードの入力を要求するようにしても良い。また、ISP107に接続するためのログインIDをメモリカード144に記憶させ、ISP107に接続するためのパスワードはメモリカード144に記憶させないようにして、インターネット1に接続する度に、ユーザにパスワードの入力を要求するようにすることもできる。
なお、ISP107に接続するためのログインIDとパスワードは、CE機器132の入力インターフェースを利用して入力するようにする以外の方法で入力することも可能である。例えば、接続情報を記憶させたメモリカード114とは異なるメモリカード114に、パスワードを記憶させておき、2つのメモリカード114が揃った場合だけ、CE機器132からインターネット1に接続させるようにすることもできる。すなわち、例えば、まず、パスワードが記憶されたメモリカード114をCE機器132に装着して、CE機器132がパスワードを読み取った後、接続情報が記憶されたメモリカード114を、CE機器132に装着して、CE機器132に、インターネット1への接続を実行させるようにしても良い。勿論、パスワードが記憶されたメモリカード114を、接続情報が記憶されたメモリカード114の後に、CE機器132に装着するようにすることも可能である。
また、CE機器132に指紋を認証する手段など、個人を識別する手段を設け、接続情報の利用主であると判定された場合のみ、CE機器132にISP107への接続を許可するようにしても良い。
さらに、サービス提供サーバ102(または、サービス提供サーバ145)からサービスの提供を受けるためのログインIDとパスワードは、メモリカード114に記憶させるようにすることも可能であるが、サービス提供サーバ102からサービスの提供を受けるためのログインIDとパスワードは、メモリカード114には記憶させず、サービス提供サーバ102からサービスの提供を受ける度に、ユーザに、ログインIDとパスワードの入力を要求するようにしても良い。また、ログインIDをメモリカード144に記憶させ、パスワードはメモリカード144に記憶させないようにして、サービス提供サーバ102から、サービスの提供を受ける度に、ユーザに、パスワードの入力を要求するようにすることもできる。
なお、サービス提供サーバ102(または、サービス提供サーバ145)からサービスの提供を受けるためのログインIDとパスワードは、ISP107に接続するためのログインID、およびパスワードと同様、CE機器132の入力インターフェースを利用して入力するようにする以外の方法で入力することも可能である。例えば、接続情報を記憶させたメモリカード114とは異なるメモリカード114に、パスワードを記憶させておき、2つのメモリカード114が揃った場合だけ、CE機器132からサービス提供サーバ102に接続させるようにすることもできる。
また、CE機器132に指紋を認証する手段など、個人を識別する手段を設け、接続情報の利用主であると判定された場合のみ、CE機器132にサービス提供サーバ102への接続を許可するようにしても良い。
次に、図70乃至図76を参照して、設定端末装置109からユーザ登録し、メモリカード114に接続情報が記憶されるまでの、設定端末装置109のディスプレイの表示例について説明する。
ユーザにより、ユーザ登録する指示が入力されたとき、設定端末装置109は、まず、ディスプレイに図70に示されるような画像を表示させる。図70においては、ディスプレイの上方に「メモリカードのR/Wドライブは接続されていますか?」の案内が表示され、下方には、「はい」、および「いいえ」の選択ボタンが表示されている。設定端末装置109にメモリカードドライブ701が接続されていない場合、ユーザは、「いいえ」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、「ユーザ登録を中断します。メモリカードのR/Wドライブを接続してから、ユーザ登録を行ってください。」という案内が表示される。
また、設定端末装置109にメモリカードドライブ701が接続されている場合、ユーザは、「はい」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図71に示されるような画像が表示される。
図71においては、ディスプレイの上方に「メモリカードをR/Wドライブにセットしてください。」の案内が表示され、下方には「OK」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止することができる。また、ユーザ登録を続行する場合、ユーザは、メモリカードドライブ701にメモリカード114を装着し、「OK」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図72に示されるような確認の画像が表示される。
図72においては、ディスプレイの上方に「ネットワークに接続します。」の案内が表示され、下方には「OK」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止することができる。また、ユーザ登録を続行する場合、ユーザは、「OK」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図73に示されるような画像が表示される。
図73においては、ディスプレイの上方に「必要事項を入力してください」の案内が表示され、そのすぐ下には「名前:」および氏名の記入欄751が表示されている。さらにその下には「名前(ふりがな):」および氏名のふりがなの記入欄752が表示されている。図73においては「・・・・・・」により省略しているが、実際には、その下に、さらに必要事項の入力欄が表示されている。そして、図73の最下方には「確認」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止することができる。また、ユーザ登録を続行する場合、ユーザは、必要事項の記入欄の全てに必要事項を入力した後、「確認」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図74に示されるような画像が表示される。
図74においては、ディスプレイの上方に「入力情報を確認してください」の案内が表示され、そのすぐ下には「名前:xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、図73で氏名の記入欄751に入力された氏名が表示される)。さらにその下には「名前(ふりがな):xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、図73で氏名の記入欄751に入力されたふりがなが表示される)。図74においては「・・・・・・」により省略しているが、実際には、その下に、さらに図73で入力された必要事項が表示されている。そして、図74の最下方には「送信」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、表示された情報に誤りがある場合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止することができる。また、表示された情報に誤りはない場合、ユーザは、「送信」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図75に示されるような画像が表示される。
図75においては、ディスプレイの上方に「以下の接続情報をサーバよりダウンロードしてメモリカードに保存します。」の案内が表示され、そのすぐ下には「AP電話番号:xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、アクセスポイントの電話番号が表示される)。さらにその下には「SMTP:xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、SMTPサーバのアドレスが表示される)。さらにその下には「POP:xxxxxxxxx」が表示されている(実際には、「xxxxxxxxx」には、POPサーバのアドレスが表示される)。図75においては「・・・・・・」により省略しているが、実際には、その下に、さらに接続情報が表示されている。そして、図75の最下方には「OK」、および「キャンセル」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、ユーザ登録を中止したい場合、「キャンセル」を選択することで、ユーザ登録を中止することができる。また、図75に表示された接続情報でユーザ登録をしたい場合、ユーザは、「OK」を選択する。すると、設定端末装置109のディスプレイには、図76に示されるような画像が表示される。
図76においては、ディスプレイの上方に「メモリカードに接続情報を保存しました。」の案内が表示され、そして、その下方には「OK」の選択ボタンが表示されている。ユーザは、接続情報がメモリカード114に記憶されたことを確認して「OK」を選択する。設定端末装置109のディスプレイには、メモリカード114に接続情報が記憶されるまでに、以上のような画像が表示される。
次に、図77乃至図79のフローチャートを参照しつつ、メモリカード114に接続情報が記憶されるまでのメモリカード114の設定処理について説明する。
図77のステップS801において、設定端末装置109は、ユーザより、ユーザ登録してネットワークへの接続設定をするように指示を入力される。ステップS802において、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、ディスプレイに図70に示される画像を表示させる。そして、図70において「はい」が選択されたとき、表示制御プログラム325は、ディスプレイに図71に示される画像を表示させる。そして、図71において「OK」が選択されたとき、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、ディスプレイに図72に示される画像を表示させる。図72において「OK」が選択されたとき、処理は、ステップS803に進む。
ステップS803において、設定端末装置109のブラウザ323は、CE機器登録設定サーバ105に、ネットワーク接続設定を要求する。
図78のステップS821において、CE機器登録設定サーバ105は、設定端末装置109より、ネットワーク接続設定の要求を受信する。
ステップS822において、CE機器登録設定サーバ105の通信制御プログラム462は、設定端末装置109に、ネットワーク接続設定画面を送信する。
設定端末装置109は、ステップS804において、CE機器登録設定サーバ105より、ネットワーク接続設定画面を受信する。ステップS805において、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、設定端末装置109のディスプレイに図73に示される画像を表示させる。そして、図73において、必要事項の記入欄に必要事項がもれなく入力され、「確認」が選択されたとき、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、設定端末装置109のディスプレイに図74に示される画像を表示させる。ユーザが図74に示される表示を確認した後、「送信」を選択したとき、処理は、ステップS806に進み、設定端末装置109のブラウザ323は、ステップS805で入力された登録情報を、CE機器登録設定サーバ105に送信する。
CE機器登録設定サーバ105は、ステップS823において、設定端末装置109より登録情報を受信する。ステップS824において、CE機器登録設定サーバ105の記憶制御プログラム465は、ステップS823で受信した登録情報に、不足、誤りがないかを確認し、不足、誤りがないと判定した場合、ステップS825において、登録情報を記憶部に記憶させる。
ステップS826において、CE機器登録設定サーバ105のログインID・パスワード生成プログラム464は、ログインIDとパスワードを生成する。ステップS827において、CE機器登録設定サーバ105の通信制御プログラム462は、接続設定データベースサーバ106に、登録情報を送信するとともに、接続先のアクセスポイントを検索するように要求する。
接続設定データベースサーバ106は、図79のステップS841において、CE機器登録設定サーバ105より、登録情報、および接続先のアクセスポイントの検索要求を受信する。
ステップS842において、接続設定データベースサーバ106の記憶制御プログラム484は、ステップS841で受信した登録情報を記憶部に記憶させるとともに、データ検索プログラム485は、登録情報に含まれているユーザの住所や郵便番号を参照して、通信コストが最も低く抑えられるISP107のアクセスポイントを検索する。そして、アクセスポイントが決定されたとき、ステップS843に進み、接続設定データベースサーバ106の通信制御プログラム482は、CE機器登録設定サーバ105に、ステップS842で検索した結果、決定されたアクセスポイントに関する情報を送信する。
ステップS828において、CE機器登録設定サーバ105は、接続設定データベースサーバ106より、アクセスポイントに関する情報を受信する。ステップS829において、CE機器登録設定サーバ105の接続情報生成プログラム463は、ステップS828で受信したアクセスポイントに関する情報に基づいて、接続情報を作成する。
ステップS830において、CE機器登録設定サーバ105の通信制御プログラム462は、設定端末装置109に、ステップS829で作成した接続情報を送信する。
ステップS807において、設定端末装置109は、CE機器登録設定サーバ105より、接続情報を受信する。ステップS808において、設定端末装置109のドライブ制御プログラム326は、ステップS807で受信した接続情報をメモリカード114に記憶させる。また、設定端末装置109の表示制御プログラム325は、ディスプレイに、図76に示される画面を表示させる。
以上のようにして、メモリカード114に接続情報が記憶される。
なお、メモリカード114には、1ユーザ分の接続情報のみを記憶させるようにすることができる。この場合、接続情報を記憶させた1ユーザのみが、接続情報が記憶されたメモリカード114を携帯することができるので、他のユーザに、接続情報を利用される恐れが少なくなる。
また、1つのメモリカード114に、複数のユーザの接続情報を記憶させるようにすることも可能である。この場合、ユーザ毎に、固有のパスワードが割り当てられ、CE機器132からインターネット1に接続する際に、ユーザに、そのパスワードの入力を要求する。そして、ユーザが入力したパスワードが正しい場合のみ、CE機器132をインターネット1に接続させる。このようにすることにより、他のユーザに、接続情報を利用されることを防止することができる。また、CE機器132に、指紋を認証する手段など、個人を認証する認証手段を設け、認証手段により、正当なユーザであると認証された場合だけ、メモリカード114に記憶されている該当するユーザの接続情報を読み出すようにしても良い。
次に、以上のようにして接続情報が記憶されたメモリカード114を利用して、カーナビゲーション装置112がインターネット1に接続するまでの処理について、図80のフローチャートを参照しつつ、説明する。
ステップS861において、カーナビゲーション装置112の操作入力制御プログラム546は、インターネット1への接続指示が入力されたか否かを判定し続け、インターネット1への接続指示が入力されたとき、処理をステップS862に進ませる。
ステップS862において、カーナビゲーション装置112のオペレーティングシステム541は、ドライブ274にメモリカード114が装着されているか否かを判定し、ドライブ274にメモリカード114が装着されていない場合、ステップS863に進み、表示制御プログラム544は、メモリカード114がドライブ274に装着されていない旨の案内を、ディスプレイ271に表示させる。
ステップS862において、カーナビゲーション装置112のオペレーティングシステム541が、ドライブ274にメモリカード114が装着されていると判定した場合、処理はステップS864に進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、メモリカード114に記憶されている接続情報に基づいて、所定のアクセスポイント(例えば、アクセスサーバ141)にアクセスし、インターネット1に接続する。
ステップS865において、カーナビゲーション装置112の操作入力制御プログラム546は、インターネット1への接続の切断の指示が入力されたか否かを判定し続け、インターネット1への接続の切断の指示が入力されたとき、処理をステップS866に進ませる。
ステップS866において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、インターネット1への接続を切断する処理を実行する。
以上のようにして、CE機器132は、メモリカード114に記憶された接続情報を基に、インターネット1に接続する。上述したように、接続情報を記憶させたメモリカード114を使って、CE機器132をインターネット1に接続させることによって、ユーザは、異なるCE機器132毎に、登録情報を入力する必要がなくなり、利便性が向上する。また、メモリカード114は、サイズが小さいもので良いため、携帯しても邪魔にならず、ユーザは、メモリカード114を、容易に携帯することができる。そのため、ユーザは、自前のCE機器132を持ち歩かなくても、使いたいときに周辺に置いてあるCE機器132を使って、インターネット1に接続し、情報を得ることが可能となる。
また、CE機器132をインターネット1に接続させる度に、接続情報等をCE機器132に入力する必要がないため、CE機器132の操作の入力インターフェースを、小型化したり、無くしたりすることが可能となる。
また、ユーザは、パーソナルコンピュータなどの設定端末装置109を所有していれば、自分自身で、メモリカード設定処理を行うことができるため、メモリカード114の設定のために、わざわざ、専門の業者まで出かけなくてよい。
なお、上述した説明においては、CE機器132は、メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行う機能を予め有していることを前提として説明しているが、メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行う機能は、CE機器132の製造時に予め組み込んでおくようにすることができる。また、メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行うためのプログラムを、接続情報とともにメモリカード114に記録しておき、そのメモリカード114がCE機器132のメモリカードドライブに挿入された場合、CE機器132が、メモリカード114に記録されたプログラムを起動し、接続設定を実行するようにしてもよい。さらに、メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行うためのプログラムを更新する場合などに、そのプログラムを、通信ネットワークを利用してCE機器132に送信し、CE機器132にインストールするようにしても良い。
メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行うためのプログラムを、接続情報とともにメモリカード114に記録しておくことにより、メモリカード114から接続情報を読み出して、接続設定を行う機能を予め有していないCE機器132でも、接続設定を実行することが可能となる。この場合、接続設定を行うプログラムは、CE機器登録設定サーバ105により、接続情報と共に設定端末装置109に送信され、設定端末装置109によりメモリカード114に記録される。
すなわち、例えば、CE機器登録設定サーバ105は、CE機器132が接続設定を実行するためのプログラムを予め記憶しており、図78のステップS830において、設定端末装置109に接続情報を送信する際に、接続情報と共に、CE機器132が接続設定を実行するためのプログラムを送信する。設定端末装置109は、図77のステップS807において、CE機器登録設定サーバ105より、接続情報と共に、CE機器132が接続設定を実行するためのプログラムを受信すると、ステップS808において、ステップS807で受信した接続情報、およびCE機器132が接続設定を実行するためのプログラムを、メモリカード114に記憶させる。このようにして、接続情報、およびCE機器132が接続設定を実行するためのプログラムが記録されたメモリカード114がCE機器132に装着されたとき、CE機器132は、メモリカード114より、接続設定を実行するためのプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。すなわち、メモリカード114に記録されている接続情報に基づいて、ネットワークへの接続設定を実行する(例えば、図80のステップS864)。
また、以上においては、メモリカード114に接続情報を記憶させる場合を例にして説明したが、接続情報を記憶させる媒体は、メモリカード114に限定されるものではない。例えば、ICカードに接続情報を記憶させるようにすることも勿論可能である。この場合、設定端末109(121)には、メモリカードドライブ701の代わりに、ICカードに接続情報を記憶させたり、読み出したりするICカードリーダ/ライタが設置される。また、CE機器132には、ICカードから接続情報を読み出すICカードリーダが備えられる。
さらに、上述した説明においては、接続情報を作成する際に、最も通信コストを低く抑えられるアクセスポイントを選択するようにしているが、本発明は、通信費用を条件にしてアクセスポイントを選択することに限定するものではない。例えば、無線通信で得られる通信速度が最も速いアクセスポイント、負荷を分散可能なアクセスポイントを条件として、アクセスポイントを選択するようにすることが可能であるし、それ以外の任意の条件によりアクセスポイントを選択することが可能である。また、単一の条件のみではなく、例えば、通信費用と通信速度の両方をパラメータとして、アクセスポイントを選択することも可能である。勿論、通信費用と通信速度の組み合わせ以外の、複数の条件を考慮した演算により、アクセスポイントを選択することも可能である。なお、アクセスポイントの選択の条件は、ユーザがCE機器132を介して設定するようにすることができる。また、アクセスポイントの選択の条件を、接続設定データベースサーバ106において設定するようにすることもできる。
ところで、上述したようにして、インターネット1へと接続した後、図2に示される複数のサービス提供サーバ102−1乃至102−nから、サービスの提供を受けようとする場合、ユーザは、それぞれのサービス提供サーバ102−1乃至102−nに、ユーザ登録する必要がある場合がある。特に、サービスに課金する場合、ユーザ登録することは、必須である場合が多く、複数のサービス提供サーバ102−1乃至102−nから、サービスの提供を受ける場合、ユーザは、それらのサービス提供サーバ102−1乃至102−nの全てに、ユーザ登録する必要がある。
このように、サービス提供サーバ102−1乃至102−nのそれぞれにユーザ登録する場合、ユーザの氏名、住所、Eメールのメールアドレスなどの情報は、サービス提供サーバ102−1乃至102−nのうち殆どのサービス提供サーバが、共通してユーザに登録を要求する。以下、ユーザの住所、氏名、年齢、性別、電話番号のように、サービス提供サーバ102−1乃至102−nのうち殆どのサービス提供サーバが、共通してユーザに登録を要求する情報のことを基本情報と称する。ユーザは、サービス提供サーバ102−1乃至102−nのそれぞれにユーザ登録する場合、サービス提供サーバ102にユーザ登録する度に、同一の基本情報を入力することになる。
そこで、一度、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に入力された基本情報は、次に、他のサービス提供サーバ102にユーザ登録するときに、入力を省略することができたら、ユーザにとって、大変便利である。特に、CE機器132の入力インターフェースが、使い勝手の悪いものである場合、入力するべき情報が減ることは、ユーザの負担を大変軽くすることができる。
すなわち、ユーザが始めてサービス提供サーバ102−1にユーザ登録する際、ユーザは、a,b,c,d,e(a乃至eは情報の項目。以下のf乃至gも同様に情報の項目)の入力をしなければならないとする。このうち、a乃至cは、基本情報であるとする。次回、ユーザが、他のサービス提供サーバ102−2にユーザ登録する際、サービス提供サーバ102−2へのユーザ登録のために、a,b,c,f,g,hが必要であるとする。従来、ユーザは、サービス提供サーバ102−2にユーザ登録するためには、a,b,c,f,g,hのすべての情報の入力をしなければならなかった。すなわち、ユーザは、再び、a乃至cの情報を入力しなければならなかった。これは、ユーザに二度手間を強いることになり、ユーザにとっては、大変、面倒である。
そこで、ユーザがサービス提供サーバ102−2にユーザ登録する際に、a乃至c(基本情報)の入力を省略して、f乃至hの入力をするだけで済めば、ユーザにとって、大変便利である。
そこで、上述のように、一度、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に入力された基本情報について、次に、他のサービス提供サーバ102にユーザ登録するときに、入力を省略することを可能にするシステムについて、図81および図82を参照しつつ、以下に説明する。
なお、以下の説明においては、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に、必要とされる情報の内、上述した基本情報(a乃至c)以外の情報(d,e、およびf乃至h)のことをサービス依存情報と称する。
図81において、集中サービス登録サーバ104は、基本情報を一括して記憶、管理している。図81のステップS901において、製造所サーバ131は、集中サービス登録サーバ104に、CE機器製造所103より出荷したCE機器132の機器IDを送信する。集中サービス登録サーバ104は、製造所サーバ131より受信した機器IDを記憶する。
ステップS902において、サービス提供サーバ102−2は、ユーザ登録の際に、サービス依存情報としてユーザに入力を要求する項目を、集中サービス登録サーバ104に送信する。集中サービス登録サーバ104は、受信したサービス依存情報としてユーザに入力を要求する項目を記憶する。ステップS903において、サービス提供サーバ102−2は、集中サービス登録サーバ104に、サービス提供サーバ102−2が提供するサービスの種類(どのようなサービスを提供するのかという情報)、およびそのサービスの提供を受けられるCE機器132の仕様(必要な機能)を送信する。集中サービス登録サーバ104は、受信したサービスの種類、およびそのサービスの提供を受けられるCE機器132の仕様を記憶する。
サービス提供サーバ102−1、およびサービス提供サーバ102−3乃至102−nも、サービス提供サーバ102−2と同様に、集中サービス登録サーバ104に、サービス依存情報、およびサービス提供サーバ102−2が提供するサービスを受けられるCE機器132の仕様を送信する。集中サービス登録サーバ104は、受信したサービス依存情報、およびサービスの提供を受けられるCE機器132の仕様を記憶する。
集中サービス登録サーバ104は、ステップS901で製造所サーバ131より受信し記憶した、製造されたCE機器132の仕様と、ステップS903でサービス提供サーバ102より受信し記憶したサービスの提供を受けられるCE機器132の仕様を照合することにより、サービス提供サーバ102からサービスの提供を受けることができるCE機器132を特定し、サービスとCE機器132を対応付けたデータベースを作成する。すなわち、このデータベースには、サービス提供サーバ102−1乃至102−nが、それぞれ提供するサービスごとに、そのサービスの提供を受けることができるCE機器132のリストが記録されている。
なお、データベースとしては、上述のように、サービス提供サーバ102−1乃至102−nが、それぞれ提供するサービスごとに、そのサービスの提供を受けることができるCE機器132のリストを記録するようにしても良いが、CE機器132の種類ごとに、そのCE機器132が提供を受けることができるサービスのリストを記録するようにしても良い。
その後、CE機器132がサービス提供サーバ102−2にユーザ登録する場合、図82に示されるように、ステップS921において、CE機器132は、集中サービス登録サーバ104に、基本情報、およびサービス提供サーバ102−2にユーザ登録する際に必要なサービス依存情報を送信する。集中サービス登録サーバ104は、受信した基本情報を記憶するとともに、ステップS922において、サービス提供サーバ102−2に、ステップS921で受信したサービス依存情報を送信する。サービス提供サーバ102−2は、受信したサービス依存情報を記憶する。
集中サービス登録サーバ104は、登録ID、およびパスワードを発行し、ステップS923において、CE機器132に、サービス提供サーバ102−2への登録完了の通知、および登録ID、およびパスワードを送信する。CE機器132は、サービス提供サーバ102−2への登録完了の通知、登録ID、およびパスワードを受信すると、これをユーザに提示する。ユーザは、この登録ID、およびパスワードを、記憶したり、書き留めたりしておく。また、ユーザは、サービス提供サーバ102−2より、サービスの提供を受けることができる。
次に、ユーザが、他のサービス提供サーバ102−nにユーザ登録する場合、CE機器132は、まず登録ID、およびパスワードを集中サービス登録サーバ104に送信する。すると、集中サービス登録サーバ104は、登録IDに基づいて、既に登録済みの基本情報を読み出し、また、サービス提供サーバ102−nのサービス依存情報として、ユーザに入力させるべき項目を読み出し、CE機器132に送信する。CE機器132は、サービス提供サーバ102−nにユーザ登録する際に必要なサービス依存情報の入力のみをユーザから受け付け、ステップS924において、入力されたサービス依存情報を、集中サービス登録サーバ104に送信する。サービス依存情報を受信した集中サービス登録サーバ104は、ステップS925において、サービス提供サーバ102−nに、サービス依存情報を送信する。サービス提供サーバ102−nは、受信したサービス依存情報を記憶する。
以上のようにして、ユーザは、サービス提供サーバ102−2にユーザ登録する際に入力した基本情報を、次に、サービス提供サーバ102−nにユーザ登録する際には入力しなくても、ユーザ登録することが可能となる。
次に、図83乃至図93を参照して、ユーザ登録時に、CE機器132のディスプレイに表示される画像について説明する。
ユーザが、サービスの提供を受ける旨の指示を、CE機器132に入力したとき、図83に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。図83においては、ディスプレイの上方に「サービス確認」の案内が表示され、その下方には接続ボタン801が表示される。ユーザが、所定の操作を入力し、接続ボタン801を選択すると、図84に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図84においては、ディスプレイの上方に「サービス一覧 CE機器Aですね。あなたの受けられるサービスは下記です。」の案内が表示され、その下方には「サービスA」および登録ボタン811が表示される。さらにその下方には「サービスB」および登録ボタン812が表示される。ユーザは、サービスAにユーザ登録したい場合、所定の操作を入力し、登録ボタン811を選択する。すると、図85に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図85においては、ディスプレイの上方に「登録IDを持っていますか?」の案内が表示され、その下方には「もっている」ボタン821が表示される。さらにその下方には「もっていない」ボタン822が表示される。今回は、初めてユーザ登録するため、ユーザは、所定の操作を入力し、「もっていない」ボタン822を選択すると、図86に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図86においては、ディスプレイの上方に「基本情報入力」の案内が表示され、その下方には「名前:」および氏名の記入欄831が表示される。さらにその下方には「住所:」および住所の記入欄832が表示される。さらにその下方には「Mail:」およびEメールアドレスの記入欄832が表示される。さらにその下方には登録ボタン834が表示されている。ユーザは、所定の操作により、氏名の記入欄831に氏名を、住所の記入欄832に住所を、そしてEメールアドレスの記入欄832にEメールアドレスを入力し、登録ボタン834を選択すると、図87に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図87においては、ディスプレイの上方に「Aサービス依存情報」の案内が表示され、その下方には「年齢:」および年齢の記入欄841が表示される。さらにその下方には「趣味:」および趣味の記入欄842が表示される。さらにその下方には登録ボタン843が表示されている。ユーザは、所定の操作により、年齢の記入欄841にユーザ自身の年齢を、趣味の記入欄842にユーザ自身の趣味を入力し、登録ボタン843を選択すると、図88に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図88においては、ディスプレイの上方に「登録完了!」の案内が表示され、その下方には「あなたのID/PWは、ID:xxxxxx PW:xxxxxxxxxです。」が表示される(ただし、実際には、「ID:xxxxxx」の「xxxxxx」には登録IDが表示され、「PW:xxxxxxxxx」の「xxxxxxxxx」には、パスワードが表示される)。以上のようにして、サービスAへのユーザ登録が完了する。なお、集中サービス登録ザーバ104は、ユーザ、CE機器、およびサービスを紐付けて管理しているため、ユーザは、CE機器に所定の操作を入力することにより、ユーザが今までに登録したCE機器の一覧を表示させることができる。すなわち、ユーザからの操作に従って、CE機器は、集中サービス登録サーバ104に、ユーザに紐付けられているCE機器のリストを要求する。集中サービス登録サーバ104は、ユーザに紐付けられているCE機器を検索し、検出されたCE機器のリストをCE機器に送信する。CE機器は、集中サービス登録サーバ104から供給されたCE機器のリストをユーザに提示する。これにより、ユーザは、今までに登録済みのCE機器のリストを閲覧することができる。
次に、ユーザが、サービスBにユーザ登録する場合、ユーザからのサービスへの登録の指示の入力を受けて、CE機器132のディスプレイには、図89に示される画面が表示される。
図89においては、ディスプレイの上方に「サービス一覧」の案内が表示され、その下方には「CE機器Aですね。あなたの受けられるサービスは下記です。」が表示される。さらにその下方には「サービスA 登録済み」が表示される。さらにその下方には「サービスB」および登録ボタン812が表示されている。ユーザは、所定の操作により、登録ボタン812を選択すると、図90に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図90においては、ディスプレイの上方に「登録IDを入力してください。」の案内が表示され、その下方には「ID:」および登録IDの記入欄851が表示される。さらにその下方には「PW:」およびパスワードの記入欄852が表示される。さらにその下方にはOKボタン853が表示されている。ユーザは、所定の操作により、登録IDの記入欄851に図88でディスプレイに表示された登録IDを入力し、パスワードの記入欄852に図88でディスプレイに表示されたパスワードを入力し、登録ボタン853を選択すると、図91に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図91においては、ディスプレイの上方に「基本情報確認」の案内が表示され、その下方には「名前:xxxx xxxxxx」が表示される(ただし、実際には、「xxxxxxxxxx」には、ユーザの氏名が表示される)。さらにその下方には「住所:xxxxxxxxxxxx」が表示される(ただし、実際には、「xxxxxxxxxxxx」には、ユーザの住所が表示される)。さらにその下方には「Mail:xxxx@xxxxxxxx」が表示される(ただし、実際には、「xxxx@xxxxxxxx」には、ユーザのEメールアドレスが表示される)。さらにその下方には確認ボタン861が表示されている。ユーザは、これらの基本情報が正しいか否かを確認した後、所定の操作により、確認ボタン861を選択すると、図92に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図92においては、ディスプレイの上方に「Bサービス依存情報」の案内が表示され、その下方には「クレジット番号:」が表示される。さらにその下方にはクレジット番号の記入欄871が表示される。さらにその下方には登録ボタン872が表示されている。ユーザは、所定の操作により、クレジット番号の記入欄871にクレジット番号を入力した後、登録ボタン872を選択すると、図93に示される画面が、CE機器132のディスプレイに表示される。
図93においては、ディスプレイの上方に「登録完了!」の案内が表示される。以上のようにして、サービスBへの登録が完了する。
上述したように、一度、あるサービス提供サーバ102にユーザ登録する際に登録された基本情報は、次に他のサービス提供サーバ102にユーザ登録する際には、入力を省略することができるので、ユーザに、整然とした印象を与えることができ、操作性を向上させることができる。
なお、以上においては、図90の画面で、パスワードの記入欄851にユーザが入力するパスワードは、図88でディスプレイに表示されたパスワードとされているが、例えば、図88の登録完了画面により、サービスAへのユーザ登録が完了した後、ユーザは、所定の手続により、パスワードを変更することが可能である。この場合、図90の画面で、ユーザがパスワードの記入欄851に入力すべきパスワードは、変更後のパスワードとなる。例えば、サービスAへのユーザ登録完了後、パスワードを変更したい場合、ユーザは、CE機器132やユーザが所有するパーソナルコンピュータから、集中サービス登録サーバ104にアクセスし、図88で表示されている登録ID、パスワード、および所望する変更後のパスワードを入力することにより、パスワード変更の処理を実行することができる。なお、パスワード変更の処理は、初めてサービスにユーザ登録した後ではなくても良く(例えば、サービスBに登録した後でも良い)、ユーザが変更したいときに変更することができる。
次に、図94のフローチャートを参照して、集中サービス登録サーバ104への事前登録処理について説明する。
ステップS951において、サービス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サービス登録サーバ104に、サービス提供サーバ102からサービスの提供を受けることができるCE機器132の仕様を送信する。すなわち、例えば、サービス提供サーバ102が音楽コンテンツの配信サービスを提供している場合、サービス提供サーバ102は、CE機器132の仕様として、「音楽を再生するためのスピーカを有すること」を送信する。
ステップS941において、集中サービス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、サービス提供サーバ102を利用することができるCE機器132の仕様を受信する。
集中サービス登録サーバ104は、製造所サーバ131より、予め、製造されたCE機器132の仕様に関するデータを受信し、記憶している。そこで、ステップS942において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、記憶しているCE機器132の仕様に関するデータを参照して、サービス提供サーバ102が提供するサービスを利用可能なCE機器132を全て選定する。すなわち、例えば、ステップS941で受信したCE機器132の仕様が、「音楽を再生するためのスピーカを有すること」である場合、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、記憶しているCE機器132の仕様に関するデータを参照して、音楽を再生するためのスピーカを有するCE機器132を全てピックアップする。
次に、ステップS952において、サービス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サービス登録サーバ104に、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な情報の項目を送信する。例えば、サービス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、「好きな音楽の分野」や、「所有するCDの枚数」などの項目を、集中サービス登録サーバ104に送信する。
ステップS943において、集中サービス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な情報の項目を受信する。
ステップS944において、集中サービス登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、サービス提供サーバ102にユーザ登録する際に必要な情報の項目を記憶する。
以上のようにして、事前登録処理が終了する。
次に、図95のフローチャートを参照して、機器IDの登録処理について説明する。
ステップS971において、製造所サーバ131の通信制御プログラム302は、集中サービス登録サーバ104に、製造するCE機器132の仕様を送信する。例えば、製造されるCE機器132が、ディスプレイとスピーカを有している場合、CE機器132の仕様として、ディスプレイ、およびスピーカがCE機器132の仕様として送信される。
ステップS961において、集中サービス登録サーバ104は、製造所サーバ131より、製造するCE機器132の仕様を受信する。
ステップS962において、集中サービス登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、ステップS961で受信したCE機器132の仕様を記憶部に記憶させる。
ステップS972において、製造所サーバ131の通信制御プログラム302は、集中サービス登録サーバ104に、製造したCE機器132の機器IDを送信する。
ステップS963において、集中サービス登録サーバ104は、製造所サーバ131より、製造したCE機器132の機器IDを受信する。
ステップS964において、集中サービス登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、ステップS963で受信したCE機器132の機器IDを記憶部に記憶させる。
以上のようにして、機器IDの登録処理が終了する。
次に、CE機器132としてカーナビゲーション装置112を例に、サービス提供サーバ102へのサービス登録処理について、図96乃至図103のフローチャートを参照しつつ説明する。
図96のステップS1001において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、ユーザからのサービスへの登録の指示の入力に基づいて、集中サービス登録サーバ104に、登録可能なサービスのリストを要求する。
集中サービス登録サーバ104は、図99のステップS1051において、カーナビゲーション装置112より、登録可能なサービスのリストの要求を受信する。
ステップS1052において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、機器IDの送信要求を送信する。
ステップS1002において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、機器IDの送信要求を受信する。
ステップS1003において、カーナビゲーション装置112の通信制御プログラム542は、集中サービス登録サーバ104に、機器IDを送信する。
ステップS1053において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、機器IDを受信する。
ステップS1054において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、記憶部を検索し、ステップS1053で受信した機器IDが登録IDと対応付けられて登録されているか否かを判定する。
ステップS1055において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505が、記憶部に、機器IDが登録IDと対応付けられて登録されていないと判定した場合、処理はステップS1056に進む。
ステップS1056において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、ステップS1053で受信した機器IDに対応するCE機器132(すなわち、カーナビゲーション装置112)の仕様を読み出し、この仕様に基づいて、カーナビゲーション装置112がサービスの提供を受けることが可能なサービス提供サーバ102を選択する。
ステップS1057において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録可能なサービスのリストを送信する。
ステップS1004において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録可能なサービスのリストを受信する。
ステップS1005において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ステップS1004で受信した登録可能なサービスのリストを、図84に示すように、ディスプレイ271に表示させ、操作入力制御プログラム546は、ユーザからの登録するサービスの選択を受け付ける。
ステップS1006において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1005で選択を受け付けたサービスへの登録要求を送信する。
ステップS1058において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、サービスへの登録要求を受信する。
ステップS1058の処理の後、図100のステップS1059において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録IDを有しているか確認を要求する。
ステップS1007において、カーナビゲーション装置113は、集中サービス登録サーバ104から、登録IDとパスワードが要求されたか否かを判定するが、登録IDとパスワードは要求されず、ステップS1008において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録IDを有しているか否かの確認要求を受信する。
ステップS1009において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図85に示すような画面を表示させ、ユーザに、登録IDを有しているか否かを確認する。
ユーザより、登録IDを有していないとの確認が入力された(図85の「もっていない」ボタン822が選択された)後、図97のステップS1010に進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、登録IDを確認した旨の通知を送信する。
ステップS1060において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、登録IDを保有していない旨の通知を受信する。
ステップS1061において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、基本情報の要求を送信する。
ステップS1011において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、基本情報の要求を受信する。
ステップS1012において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図86に示すような画面を表示させる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユーザからの基本情報の入力を受け付ける。
その後、ステップS1013において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1012で入力を受け付けた基本情報を送信する。
ステップS1062において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、基本情報を受信する。集中サービス登録サーバ104の記憶制御プログラム504は、受信した基本情報を記憶させる。
ステップS1063において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、サービス依存情報の要求を送信する。
ステップS1014において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、サービス依存情報の要求を受信する。
ステップS1015において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図87に示すような画面を表示させる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユーザからのサービス依存情報の入力を受け付ける。
その後、ステップS1016において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1015で入力を受け付けたサービス依存情報を送信する。
ステップS1064において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、サービス依存情報を受信する。
ステップS1065において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、サービス提供サーバ102に、ステップS1064で受信したサービス依存情報を送信すると共に、ユーザが登録する旨を通知する。
サービス提供サーバ102は、図103のステップS1091において、集中サービス登録サーバ104より、サービス依存情報、およびユーザが登録する旨の通知を受信する。
ステップS1092において、サービス提供サーバ102の記憶制御プログラム425は、ステップS1091で受信したサービス依存情報を記憶させる。そして、ステップS1093において、サービス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サービス登録サーバ104に、登録が完了した旨の通知を送信する。
ステップS1066において、集中サービス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、登録が完了した旨の通知を受信する。
ステップS1067において、集中サービス登録サーバ104の登録ID・パスワード生成プログラム507は、登録IDとパスワードを生成する。記憶制御プログラム504は、生成された登録IDとパスワードを、ステップS1053で受信した機器IDと対応付けて記憶させる。
ステップS1068において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録が完了した旨を通知すると共に、ステップS1067で生成された登録IDとパスワードを送信する。
ステップS1017において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録が完了した旨の通知を受信すると共に、登録IDとパスワードを受信する。
ステップS1018において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図88に示されるように、登録完了の案内、登録ID、およびパスワードを表示させる。ユーザは、この表示を見て、登録IDとパスワードを記憶したり書き留めたりしておく。
ところで、ステップS1055において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505が、機器IDに対応する登録IDが登録されていると判定した場合、処理は、図101のステップS1069に進む。
ステップS1069において、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、ステップS1053で受信した機器IDに対応するCE機器132(すなわち、カーナビゲーション装置112)の仕様を読み出し、この仕様に基づいて、カーナビゲーション装置112がサービスの提供を受けることが可能なサービス提供サーバ102を選択する。
ステップS1070において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録可能なサービスのリストを送信する。
ステップS1004において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録可能なサービスのリストを受信する。
ステップS1005において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ステップS1004で受信した登録可能なサービスのリストを、図89に示すように、ディスプレイ271に表示させ、操作入力制御プログラム546は、ユーザからの登録するサービスの選択を受け付ける。カーナビゲーション装置112が、既に、サービスAにユーザ登録済みである場合、図89に示されるように、「サービスA 登録済み」が表示されている。
図89において、ユーザにより、登録ボタン812が選択されると、処理はステップS1006に進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1005で選択を受け付けたサービスへの登録要求を送信する。
ステップS1071において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、サービスへの登録要求を受信する。
ステップS1072において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録IDとパスワードを要求する。
すると、ステップS1007において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録IDとパスワードを要求され、処理は、図98のステップS1019に進み、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録IDとパスワードを要求されたと判定する。
ステップS1020において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図90に示されるような画面を表示させる。操作入力制御プログラム546は、ユーザからの登録IDとパスワードの入力を受け付ける。その後、ステップS1021において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1020において入力を受け付けた登録IDとパスワードを送信する。
ステップS1073において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、登録IDとパスワードを受信する。ステップS1074において、集中サービス登録サーバ104の認証プログラム508は、ステップS1053で受信した機器ID、およびステップS1073で受信した登録IDとパスワードに基づいて、登録IDとパスワードが、以前、カーナビゲーション装置112がサービスに登録する際にステップS1067で機器IDと対応付けて記憶させた登録IDとパスワードと同一であるか否かを判定する。その結果、登録IDとパスワードが、以前、カーナビゲーション装置112がサービスに登録する際にステップS1067で機器IDと対応付けて記憶させた登録IDとパスワードと同一である場合、ユーザを認証し、ステップS1075に進み、集中サービス登録サーバ104のデータ検索プログラム505は、機器IDに対応付けて記憶されているユーザの基本情報を読み出す。
ステップS1075の処理の後、図102のステップS1076において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、ステップS1075で読み出した基本情報を送信すると共に、基本情報が正しいか否かを確認するように要求する。
ステップS1022において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、基本情報を受信すると共に、基本情報が正しいか否かの確認要求を受信する。
ステップS1023において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図91に示されるように、ステップS1022で受信した基本情報を表示させると共に、ユーザに、基本情報が正しいか否かの確認を促す案内(すなわち確認ボタン861)を表示させる。
ユーザから、確認ボタン861が選択されたとき、ステップS1024に進み、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、基本情報を確認した旨の通知を送信する。
集中サービス登録サーバ104は、ステップS1077において、カーナビゲーション装置112より、基本情報確認の通知を受信する。
ステップS1078において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、サービスBのサービス依存情報の要求を送信する。
ステップS1025において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、サービスBのサービス依存情報の要求を受信する。
ステップS1026において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図92に示すような画面を表示させる。そして、操作入力制御プログラム546は、ユーザからのサービス依存情報の入力を受け付ける。
その後、ステップS1027において、カーナビゲーション装置112のブラウザ543は、集中サービス登録サーバ104に、ステップS1026で入力を受け付けたサービス依存情報を送信する。
ステップS1079において、集中サービス登録サーバ104は、カーナビゲーション装置112より、サービス依存情報を受信する。
ステップS1080において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、サービス提供サーバ102に、ステップS1079で受信したサービス依存情報を送信すると共に、ユーザが登録する旨を通知する。
サービス提供サーバ102は、ステップS1091において、集中サービス登録サーバ104より、サービス依存情報、およびユーザが登録する旨の通知を受信する。
ステップS1092において、サービス提供サーバ102の記憶制御プログラム425は、ステップS1091で受信したサービス依存情報を記憶させる。そして、ステップS1093において、サービス提供サーバ102の通信制御プログラム422は、集中サービス登録サーバ104に、登録が完了した旨の通知を送信する。
ステップS1081において、集中サービス登録サーバ104は、サービス提供サーバ102より、登録が完了した旨の通知を受信する。
ステップS1082において、集中サービス登録サーバ104の通信制御プログラム502は、カーナビゲーション装置112に、登録が完了した旨を通知する。
ステップS1028において、カーナビゲーション装置112は、集中サービス登録サーバ104より、登録が完了した旨の通知を受信する。
ステップS1029において、カーナビゲーション装置112の表示制御プログラム544は、ディスプレイ271に、図93に示されるように、登録完了の案内を表示させる。ユーザは、この表示を見て、サービスへの登録が完了したことを確認する。
以上のようにして、複数のサービス提供サーバ102に登録する際に、基本情報の入力は、最初にサービス提供サーバ102に登録するときだけで済むようにすることが可能となる。
なお、基本情報、およびサービス依存情報として、ユーザに入力を要求する項目は、上述した項目に限定されるものではなく、例えば、図86の画面において、基本情報の入力項目として、名前、住所、メールアドレス以外に、電話番号、郵便番号などの項目を追加しても良いし、反対に、例えば図86の画面における住所の入力項目を削除してもよい。また、図87において、サービス依存情報の入力項目として年齢、趣味以外に、職業、家族構成などの項目を追加しても良いし、例えば、図87の画面において、趣味の入力項目を削除しても良い。すなわち、どの項目を基本情報の項目とするか、また、どの項目をサービス依存情報の項目とするかは、本サービスの管理者が、任意で設定することができる。
特に、接続情報が記録されたメモリカード114を、CE機器132に装着し、CE機器132がインターネット1を含むネットワークに接続する際に、メモリカード114に記録された接続情報を利用して、ネットワークに接続するようにした場合には、ユーザは、一度、作成された接続情報を、複数の機器で使いまわすことができる。また、機器をインターネットに接続させる際に、ユーザに入力を要求する情報量を減少させることができる。さらに、機器自体の入力インターフェースを小型化することができる。
なお、以上の説明において、設定端末装置109、および設定端末装置121のブラウザ323、冷蔵庫113のブラウザ523、カーナビゲーション装置112のブラウザ543、およびその他のCE機器132のブラウザが実行する処理は、その処理を実行する専用のアプリケーションソフトウェアによって、実行するようにしても良い。例えば、設定端末装置109に、ブラウザ323が実行する処理に対応する処理を実行するための専用アプリケーションソフトウェアをインストールしておき、その専用アプリケーションソフトウェアにより、ブランザ323が実行したのと同様の処理を実行させるようにしても良い。同様に、冷蔵庫113、およびカーナビゲーション装置112を含むCE機器132に、それぞれのCE機器132のブラウザが実行する処理に対応する処理を実行するための専用アプリケーションソフトウェアをインストールしておき、その専用アプリケーションソフトウェアにより、ブランザが実行したのと同様の処理を実行させるようにしても良い。
また、以上の説明中においては、CE機器132(電子レンジ110、テレビジョン受像機111、カーナビゲーション装置112、および冷蔵庫113を含む)、サービス提供サーバ102、集中サービス登録サーバ104、CE機器登録設定サーバ105、接続設定データベースサーバ106、設定端末装置109,121、製造所サーバ131、アクセスサーバ141、登録サーバ142、接続認証サーバ143、データベースサーバ144、サービス提供サーバ145、およびWeb認証代行サーバ146のうちの、所定の2つ以上の装置間で行われる通信において送受信される情報のうち任意の情報を、所定の手段により暗号化して送受信するようにすることができる。このように暗号化した情報を送受信することにより、より安全に情報の送受信を行うことが可能となる。
なお、本明細書において、ROM202,232,262、RAM203,233,263を含むプログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明によれば、ユーザは、インターネット上に提供されているサービスを利用することができる。
また、本発明によれば、ユーザは、一度、作成された接続情報を、複数の機器で使いまわすことができる。また、機器をインターネットに接続させる際に、ユーザに入力を要求する情報量を減少させることができる。さらに、機器自体の入力インターフェースを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、従来のインターネットへの接続を説明する図である。
図2は、本発明を適用した情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
図3は、アクセスサーバの構成例を示すブロック図である。
図4は、冷蔵庫の構成例を示すブロック図である。
図5は、カーナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。
図6は、製造所サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図7は、設定端末装置を制御するプログラムの構成を説明する図である。
図8は、アクセスサーバのプログラムの構成を説明する図である。
図9は、登録サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図10は、接続認証サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図11は、データベースサーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図12は、サービス提供サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図13は、Web認証代行サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図14は、CE機器登録設定サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図15は、接続設定データベースサーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図16は、集中サービス登録サーバを制御するプログラムの構成を説明する図である。
図17は、冷蔵庫を制御するプログラムの構成を説明する図である。
図18は、カーナビゲーション装置を制御するプログラムの構成を説明する図である。
図19は、CE機器の製造時の処理を説明する図である。
図20は、製品顧客登録コードを説明する図である。
図21は、CE機器の出荷、および販売時の処理を説明する図である。
図22は、CE機器の登録時の処理を説明する図である。
図23は、CE機器のインターネットおよびサービス提供サーバへの接続の認証時の処理を説明する図である。
図24は、従来のインターネットサービスプロバイダ、およびサービス提供サーバへの接続の認証を説明する、図25の例と比較するための図である。
図25は、本発明を適用した場合のインターネットサービスプロバイダ、およびサービス提供サーバへの接続の認証を説明する図である。
図26は、CE機器の製造時の製造所サーバの処理を説明するフローチャートである。
図27は、設定端末装置の冷蔵庫登録処理を説明するフローチャートである。
図28は、登録サーバの冷蔵庫登録処理を説明するフローチャートである。
図29は、登録サーバの冷蔵庫登録処理を説明する図28に続くフローチャートである。
図30は、データベースサーバの冷蔵庫登録処理を説明するフローチャートである。
図31は、冷蔵庫の冷蔵庫認証処理を説明するフローチャートである。
図32は、アクセスサーバの冷蔵庫認証処理を説明するフローチャートである。
図33は、Web認証代行サーバの冷蔵庫認証処理を説明するフローチャートである。
図34は、データベースサーバの冷蔵庫認証処理を説明するフローチャートである。
図35は、サービス提供サーバの冷蔵庫認証処理を説明するフローチャートである。
図36は、カーナビゲーション装置のカーナビゲーション装置登録処理を説明するフローチャートである。
図37は、カーナビゲーション装置のカーナビゲーション装置登録処理を説明する図36に続くフローチャートである。
図38は、アクセスサーバのカーナビゲーション装置登録処理を説明するフローチャートである。
図39は、接続認証サーバのカーナビゲーション装置登録処理を説明するフローチャートである。
図40は、登録サーバのカーナビゲーション装置登録処理を説明するフローチャートである。
図41は、登録サーバのカーナビゲーション装置登録処理を説明する図40に続くフローチャートである。
図42は、データベースサーバのカーナビゲーション装置登録処理を説明するフローチャートである。
図43は、カーナビゲーション装置のカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図44は、カーナビゲーション装置のカーナビゲーション装置認証処理を説明する図43に続くフローチャートである。
図45は、アクセスサーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図46は、Web認証代行サーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図47は、接続認証サーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図48は、登録サーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図49は、データベースサーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図50は、データベースサーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明する図49に続くフローチャートである。
図51は、サービス提供サーバのカーナビゲーション装置認証処理を説明するフローチャートである。
図52は、本発明を適用した場合の、ネットワークへの接続を説明する、図1の例と比較するための図である。
図53は、本発明を適用した、図23とは異なるシステムの構成を示す図である。
図54は、本発明を適用した、図23、および図53とは異なるシステムの構成を示す図である。
図55は、本システムへのサービスの追加について説明する図である。
図56は、CE機器のディスプレイの表示例を示す図である。
図57は、CE機器のディスプレイの表示例を示す他の図である。
図58は、CE機器のディスプレイの表示例を示すさらに他の図である。
図59は、CE機器のディスプレイの表示例を示す図である。
図60は、CE機器のディスプレイの表示例を示す図である。
図61は、追加されたサービスのCE機器への提供を説明する図である。
図62は、CE機器のディスプレイの表示例を示す他の図である。
図63は、CE機器のディスプレイの表示例を示すさらに他の図である。
図64は、メモリカードへの接続情報の記録処理の概要を説明する図である。
図65は、メモリカードへの接続情報の記録処理を詳細に説明する図である。
図66は、メモリカードへの接続情報の他の記録処理を詳細に説明する図である。
図67は、接続情報が記録されたメモリカードの使用方法を説明する図である。
図68は、メモリカードからの接続情報の読み出し方法を説明する図である。
図69は、メモリカードからの接続情報の読み出し方法の別の例を説明する図である。
図70は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図71は、設定端末装置のディスプレイに表示される他の画面の例を示す図である。
図72は、設定端末装置のディスプレイに表示されるさらに他の画面の例を示す図である。
図73は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図74は、設定端末装置のディスプレイに表示される他の画面の例を示す図である。
図75は、設定端末装置のディスプレイに表示されるさらに他の画面の例を示す図である。
図76は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図77は、設定端末装置のメモリカード設定処理を説明するフローチャートである。
図78は、CE機器登録設定サーバのメモリカード設定処理を説明するフローチャートである。
図79は、接続設定データベースサーバのメモリカード設定処理を説明するフローチャートである。
図80は、カーナビゲーション装置のインターネット接続処理を説明するフローチャートである。
図81は、集中サービス登録サーバへのデータの流れを説明する図である。
図82は、集中サービス登録サーバへのデータの流れを説明する別の図である。
図83は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図84は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図85は、設定端末装置のディスプレイに表示される他の画面の例を示す図である。
図86は、設定端末装置のディスプレイに表示されるさらに他の画面の例を示す図である。
図87は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図88は、設定端末装置のディスプレイに表示される他の画面の例を示す図である。
図89は、設定端末装置のディスプレイに表示されるさらに他の画面の例を示す図である。
図90は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図91は、設定端末装置のディスプレイに表示される他の画面の例を示す図である。
図92は、設定端末装置のディスプレイに表示されるさらに他の画面の例を示す図である。
図93は、設定端末装置のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。
図94は、事前登録処理について説明するフローチャートである。
図95は、機器ID登録処理について説明するフローチャートである。
図96は、カーナビゲーション装置のサービス登録処理を説明するフローチャートである。
図97は、カーナビゲーション装置のサービス登録処理を説明する図96に続くフローチャートである。
図98は、カーナビゲーション装置のサービス登録処理を説明する図96に続くフローチャートである。
図99は、集中サービス登録サーバのサービス登録処理を説明するフローチャートである。
図100は、集中サービス登録サーバのサービス登録処理を説明する図99に続くフローチャートである。
図101は、集中サービス登録サーバのサービス登録処理を説明する図99に続くフローチャートである。
図102は、集中サービス登録サーバのサービス登録処理を説明する図101に続くフローチャートである。
図103は、サービス提供サーバのサービス登録処理を説明するフローチャートである。

Claims (43)

  1. ネットワークに接続するための接続情報を作成する第1の情報処理装置、前記第1の情報処理装置により作成された前記接続情報を所定の記録媒体に記録する第2の情報処理装置、および前記第2の情報処理装置により前記記録媒体に記録された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する第3の情報処理装置から構成される情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置より、登録情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記登録情報に基づいて、前記第3の情報処理装置が前記ネットワークに接続するための前記接続情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記接続情報を、前記第2の情報処理装置に送信する第1の送信手段と
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記登録情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により入力が受け付けられた前記登録情報を、前記第1の情報処理装置に送信する第2の送信手段と、
    前記第1の情報処理装置より、前記接続情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された前記接続情報を、前記記録媒体に記録する記録手段と
    を備え、
    前記第3の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置により前記接続情報が記録された前記記録媒体から、前記接続情報を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する接続手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 第1の他の情報処理装置より、登録情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記登録情報に基づいて、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記接続情報を、前記第1の他の情報処理装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記ネットワークはインターネットである
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報処理装置。
  4. 前記登録情報は、前記第2の他の情報処理装置の前記ネットワークへの接続場所の郵便番号、または住所を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報処理装置。
  5. 前記作成手段は、前記郵便番号、または前記住所に基づいて、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントを選択し、前記アクセスポイントに関する情報を含む前記接続情報を作成する
    ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の情報処理装置。
  6. 前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の情報処理装置。
  7. 前記作成手段は、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する際の通信費用、および通信速度、並びに前記アクセスポイントの負荷のうち、少なくとも1つ以上の条件に基づいて、前記アクセスポイントを選択する
    ことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の情報処理装置。
  8. 前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報処理装置。
  9. 前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の情報処理装置。
  10. 前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含む
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の情報処理装置。
  11. 前記送信手段は、前記接続情報と共に、前記第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを前記第1の他の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の情報処理装置。
  12. 第1の他の情報処理装置より、登録情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記登録情報に基づいて、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、
    前記作成ステップの処理により作成された前記接続情報を、前記第1の他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 第1の他の情報処理装置からの登録情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前記登録情報に基づいて、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、
    前記作成ステップの処理により作成された前記接続情報の、前記第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  14. 情報処理装置を制御するコンピュータに、
    第1の他の情報処理装置からの登録情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前記登録情報に基づいて、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置がネットワークに接続するための接続情報を作成する作成ステップと、
    前記作成ステップの処理により作成された前記接続情報の、前記第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
    を実行させるプログラム。
  15. ユーザより、登録情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により入力が受け付けられた前記登録情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記第1の他の情報処理装置より、前記送信手段により送信された前記登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記接続情報を、記録媒体に記録する記録手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  16. 前記ネットワークはインターネットである
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  17. 前記記録媒体は、前記情報処理装置に装着されるとともに、前記情報処理装置から離脱され、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置に装着されるメモリカードである
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  18. 前記接続情報は、それを利用することにより、前記第1の他の情報処理装置とは異なる複数の第2の他の情報処理装置に、インターネットへの接続を可能にさせる情報である
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  19. 前記登録情報は、少なくとも前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置の前記ネットワークへの接続場所の郵便番号、または住所を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  20. 前記接続情報は、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントに関する情報を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  21. 前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第20項に記載の情報処理装置。
  22. 前記接続情報は、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  23. 前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の情報処理装置。
  24. 前記接続情報は、前記第2の他の情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含む
    ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の情報処理装置。
  25. 前記受信手段は、前記接続情報と共に、前記第1の他の情報処理装置とは異なる第2の他の情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを受信し、
    前記記録手段は、前記受信手段により受信された前記接続情報および前記プログラムを、前記記録媒体に記録する
    ことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報処理装置。
  26. ユーザより、登録情報の入力を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップの処理により入力が受け付けられた前記登録情報を、第1の他の情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置より、前記送信ステップの処理により送信された前記登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  27. ユーザからの登録情報の入力の受け付けを制御する受付制御ステップと、
    前記受付制御ステップの処理により入力の受け付けが制御された前記登録情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置からの、前記送信制御ステップの処理により送信が制御された前記登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前記接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  28. 情報処理装置を制御するコンピュータに、
    ユーザからの登録情報の入力の受け付けを制御する受付制御ステップと、
    前記受付制御ステップの処理により入力の受け付けが制御された前記登録情報の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置からの、前記送信制御ステップの処理により送信が制御された前記登録情報に基づいて生成された、ネットワークに接続するための接続情報の受信を制御する受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理により受信が制御された前記接続情報を、記録媒体に記録する記録ステップと
    を実行させるプログラム。
  29. 記録媒体を着脱自在に保持する保持手段と、
    他の情報処理装置に装着された状態で、前記他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された前記記録媒体が前記保持手段に保持されたとき、前記記録媒体から、前記接続情報を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する接続手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  30. 前記ネットワークはインターネットである
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  31. 前記記録媒体は、メモリカードである
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  32. 前記接続情報は、前記接続情報を利用した複数の異なる前記情報処理装置に、インターネットへの接続を可能にさせる情報である
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  33. 前記接続情報は、前記情報処理装置が前記ネットワークに接続するためのアクセスポイントに関する情報を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  34. 前記アクセスポイントに関する情報は、前記アクセスポイントの電話番号を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第33項に記載の情報処理装置。
  35. 前記接続情報は、前記情報処理装置が認証を受けるために必要な識別子を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  36. 前記識別子は、インターネットサービスプロバイダへのログイン用の識別子、ユーザを特定するための識別子、前記第2の他の情報処理装置を特定するための識別子、および前記ネットワーク上のサービスを特定するための識別子のうちの1つ以上を含む
    ことを特徴とする請求の範囲第35項に記載の情報処理装置。
  37. 前記接続情報は、前記情報処理装置が前記認証を受けるために必要なパスワードをさらに含む
    ことを特徴とする請求の範囲第35項に記載の情報処理装置。
  38. 前記読み出し手段は、前記記録媒体に前記接続情報と共に記録されている、前記情報処理装置が前記ネットワークに接続する処理を実行するためのプログラムを読み出し、
    前記接続手段は、前記読み出し手段により読み出された前記プログラムを実行することにより、前記接続情報を利用して、前記ネットワークに接続する
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  39. 前記読み出し手段によって読み出された前記接続情報を記録する記録手段をさらに備え、
    前記接続手段は、前記記録手段により記録された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する
    ことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の情報処理装置。
  40. 記録媒体が着脱自在な情報処理装置の情報処理方法において、
    他の情報処理装置に装着された状態で、前記他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された前記記録媒体が前記情報処理装置に装着されたとき、前記記録媒体から、前記接続情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップの処理により読み出された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する接続ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  41. 記録媒体が着脱自在な情報処理装置を制御するプログラムであって、
    他の情報処理装置に装着された状態で、前記他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された前記記録媒体が前記情報処理装置に装着されたとき、前記記録媒体から、前記接続情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップの処理により読み出された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する接続ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  42. 情報処理装置を制御するコンピュータに、
    他の情報処理装置に装着された状態で、前記他の情報処理装置により、ネットワークに接続するための接続情報が記録された前記記録媒体が前記情報処理装置に装着されたとき、前記記録媒体から、前記接続情報を読み出す読み出しステップと、
    前記読み出しステップの処理により読み出された前記接続情報に基づいて、前記ネットワークに接続する接続ステップと
    を実行させるプログラム。
  43. 情報処理装置をネットワークに接続させるための接続情報、および前記情報処理装置が、前記接続情報に基づいて前記ネットワークに接続するためのプログラムが記録されている
    ことを特徴とする記録媒体。
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