JP5881401B2 - 利用者登録システム及び登録サーバ - Google Patents

利用者登録システム及び登録サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP5881401B2
JP5881401B2 JP2011273777A JP2011273777A JP5881401B2 JP 5881401 B2 JP5881401 B2 JP 5881401B2 JP 2011273777 A JP2011273777 A JP 2011273777A JP 2011273777 A JP2011273777 A JP 2011273777A JP 5881401 B2 JP5881401 B2 JP 5881401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
registration
registration terminal
identification information
security device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011273777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013125413A (ja
Inventor
忠 梶谷
忠 梶谷
太 小原
太 小原
晃 新妻
晃 新妻
神山 憲
憲 神山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP2011273777A priority Critical patent/JP5881401B2/ja
Publication of JP2013125413A publication Critical patent/JP2013125413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5881401B2 publication Critical patent/JP5881401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複数の登録端末を有し、各登録端末からその登録端末を利用することが可能な利用者を登録する利用者登録システム及びその登録サーバに関する。
ICT(情報通信技術)サービスでは、一般に、サービスを利用する利用者が登録されると、利用者毎に利用者の識別番号であるユーザIDが発行され、利用者がサービスを利用するときにはそのユーザIDを用いて利用者が特定される。
例えば、特許文献1には、利用者がパーソナルコンピュータ、携帯情報端末等の複数のユーザ端末を用いてサービスの提供を受けることが可能な情報処理システムが提案されている。この情報処理システムでは、サーバに登録され、ユーザIDが発行されている利用者は、複数のユーザ端末のうちの一つからユーザID及びパスワードを入力する。サーバは、ユーザ端末から取得したユーザID及びパスワードが、登録されたユーザID及びパスワードと一致するか否かを判定し、一致する場合に、その利用者がサービスを利用できるようにする。
特開2002−73831号公報
特許文献1に記載された情報処理システムでは、サーバは、登録された利用者によりユーザ端末が利用されているか否かをユーザIDを用いて判定することができる。しかしながら、ユーザIDを用いて利用者が登録されているか否かを判定する場合、利用者は常にユーザIDを記憶している必要がある。
一般に、ユーザIDのコード体系はサービス毎に異なるため、利用者は利用するサービス毎にユーザIDを記憶する必要がある。特に、高齢者等の、デジタル機器を使い慣れていない利用者にとっては、ユーザIDを記憶する負担は大きい。
例えば、それぞれ異なる家屋、マンションの一室等の物件に設置され、設置された物件を監視対象とする複数の警備装置を有する警備システムでは、他の警備装置の利用者によって不正に警備状態が変更されることを防止するために、警備装置毎に、その警備装置から警備システムを利用する利用者を登録する。つまり、ある警備装置から登録された利用者であっても、他の警備装置を利用することができず、他の警備装置を利用する場合には、他の警備装置からも登録する必要がある。一般に、このような警備システムでは、ある警備装置から登録された利用者を更に他の警備装置から登録する際、その利用者のユーザIDをその登録する警備装置(他の警備装置)から利用者に入力させることによりその利用者を特定する。例えば、利用者が登録された警備装置では、利用者カード等を用いてユーザIDを指定できるが、新たに登録する警備装置(他の警備装置)ではその登録前に利用者カードを用いてユーザIDを指定することはできない。そのため、利用者はユーザIDを記憶しておく必要があるが、ユーザIDは警備システム全体で一意に定められるため、桁数又は文字数が多く、利用者が記憶する負担は大きい。
そこで、本発明は、複数の登録端末を有し、登録端末毎に、その登録端末を利用することが可能な利用者をその登録端末から登録する利用者登録システムにおいて、ある登録端末から既に登録された利用者を、他の登録端末について簡易に登録できる利用者登録システム及び登録サーバを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するための本発明は、第1の操作部を有する第1の登録端末と、第2の操作部を有する第2の登録端末と、第1の登録端末又は第2の登録端末のそれぞれについて利用可能な利用者の登録処理を行う登録サーバと、を有する利用者登録システムを提供する。係る利用者登録システムにおいて、第1の登録端末は、第1の操作部を介して指定された、当該第1の登録端末について既に登録されている利用者のうち登録サーバにおいて任意の利用者を識別するための第1利用者識別情報と第2の登録端末の識別情報とを登録サーバに送信し、第2の登録端末は、第2の操作部を介して指定された利用者を当該第2の登録端末において識別するための第2利用者識別情報と予め記憶した当該第2の登録端末の識別情報とを登録サーバに送信し、登録サーバは、第1の登録端末及び第2の登録端末を利用可能な利用者の利用者情報が登録されている記憶部を備えて、第1の登録端末から受信した第1利用者識別情報及び第2の登録端末の識別情報を関連付けて記憶し、第2の登録端末から第2利用者識別情報及び第2の登録端末の識別情報を受信すると、利用者情報に基づき当該第2の登録端末から受信した第2利用者識別情報を記憶した第1利用者識別情報と照合し、両者が同一人物と判断した場合に、第2の登録端末の利用者として第1利用者識別情報に対応する利用者を登録する。
また、第1の登録端末は、第1利用者識別情報及び第2の登録端末の識別情報とともに予め記憶した当該第1の登録端末の識別情報を登録サーバに送信し、第2の登録端末は、第2利用者識別情報及び第2の登録端末の識別情報とともに第2の操作部を介して指定された第1の登録端末の識別情報を登録サーバに送信し、登録サーバは、第1の登録端末から受信した第1の登録端末の識別情報を、第1利用者識別情報及び第2の登録端末の識別情報と関連付けて記憶し、照合処理において、第2の登録端末から受信した第1の登録端末の識別情報を、記憶した第1の登録端末の識別情報とさらに照合し、両者が一致することを条件として同一人物との判断を行うことが好ましい。
かかる課題を解決するための本発明の他の形態によれば、第1の操作部を有する第1の登録端末又は第2の操作部を有する第2の登録端末のそれぞれについて利用可能な利用者の登録処理を行う登録サーバが提供される。係る登録サーバは、第1の登録端末及び第2の登録端末と通信するサーバ通信部と、第1の登録端末及び第2の登録端末を利用可能な利用者の利用者情報が登録されているサーバ記憶部と、サーバ通信部を介して第1の登録端末から受信した、当該第1の登録端末について既に登録されている利用者のうち第1の操作部を介して指定された任意の利用者を識別するための第1利用者識別情報と第2の登録端末の識別情報とを関連付けてサーバ記憶部に記憶する管理手段と、サーバ通信部を介して第2の登録端末から、第2の操作部を介して指定された利用者を当該第2の登録端末において識別するための第2利用者識別情報及び当該第2の登録端末の識別情報を受信すると、利用者情報に基づき当該第2の登録端末から受信した第2利用者識別情報を記憶した第1利用者識別情報と照合し、両者が同一人物と判断した場合に、第2の登録端末の利用者として第1利用者識別情報に対応する利用者を登録する登録手段と、を有する。
本発明に係る利用者登録システム及び登録サーバは、複数の登録端末を有し、登録端末毎に、その登録端末を利用することが可能な利用者をその登録端末から登録する利用者登録システムにおいて、ある登録端末から既に登録された利用者を、他の登録端末について簡易に登録できるという効果を奏する。
本発明の一つの実施形態に係る警備システムの全体システム構成を示す図である。 警備システムにおける、新規登録処理の動作シーケンス図である。 警備システムにおける、追加登録処理の動作シーケンス図である。 警備装置の機能ブロック図である。 データサーバの機能ブロック図である。
以下、本発明の利用者登録システムの一つの実施形態である警備システムについて図を参照しつつ説明する。
本発明を適用した警備システムは、家屋、マンションの一室等それぞれ異なる物件に設置される複数の警備装置と、各警備装置で共有して使用する画像、メモなどのデータを格納し、格納したデータを各警備装置からの要求に応じて送信するデータサーバとを有する。利用者は、ある警備装置を利用できるようにするために、その警備装置を介してデータサーバに登録を行い、データサーバには警備装置毎にその警備装置を利用可能な利用者が登録される。
この警備システムにおいて、例えば自宅にある警備装置について登録されている利用者を、実家、別荘等にある他の警備装置についても登録する追加登録を行う場合、データサーバは、利用者が登録済みの警備装置を識別する情報及びこの登録済みの警備装置において一意に定められた、利用者カードの識別情報を用いて追加登録する利用者を特定する。利用者が登録済みの警備装置は、既に登録されている利用者のユーザIDのうち、その警備装置に入力された利用者カードに対応して記憶していたユーザIDと、利用者が登録済みの警備装置が設置された物件の識別番号である物件IDと、利用者を追加登録する警備装置(他の警備装置)についての物件IDとをデータサーバに送信する。その後、利用者を追加登録する警備装置(他の警備装置)は、利用者によりその警備装置に入力された、追加登録する利用者を識別できる氏名などの特定情報と、本人を確認するためのパスワードと、利用者が登録済みの警備装置についての物件IDとをデータサーバに送信する。データサーバは、追加登録する警備装置から受信した各情報を登録済みの警備装置から既に受信していた各情報及びその保持している利用者の情報と照合し、利用者情報のうち該当する項目が一致する場合、追加登録する警備装置についてその利用者を登録する。具体的には、データサーバは、登録済みの警備装置にて既に登録されている利用者の情報を、利用者を追加登録した警備装置(他の警備装置)の利用者の情報として管理する。これにより、警備システムは、ある警備装置について既に登録された利用者を、利用者の識別番号であるユーザIDを他の警備装置においてその利用者に入力させることなく、他の警備装置について簡易に登録可能とする。
図1は、本発明の利用者登録システムの一つの実施形態に係る警備システム1の全体システム構成を示す図である。図1に示すように、警備システム1は、それぞれ異なる家屋、マンションの一室等の物件に設置され、設置された物件を監視対象とする複数の警備装置3−1、3−2と、インターネット等のネットワークを介して各警備装置3−1、3−2と接続される警備センタ装置4及びデータサーバ5とを有する。各警備装置3−1、3−2は、利用者登録システムにおいて個々に利用者を登録する登録端末の例であり、データサーバ5は、利用者の登録処理を行う登録サーバの例である。また、各警備装置3−1と、3−2には、それぞれ監視対象の異常を検出するための1以上のセンサ2−1−1、2−1−2と、2−2−1、2−2−2が接続される。各センサは、例えば、火災を検知するための熱感知センサあるいは煙感知センサ、窓、ドア等の開閉部に取り付けられ、その開閉を検知するマグネットセンサ、又は受光した赤外線の光量変化に基づいて探知範囲内への侵入者等の有無を検知する赤外線センサである。あるいは、センサは、撮像画像と予め記憶された正常時の画像との差分信号に基づいて撮像範囲内への侵入者等の有無を検知する画像センサでもよい。
警備装置3−1又は3−2は、構内LANなどを介してそれ自体に接続されたセンサ2−1−1、2−1−2又は2−2−1、2−2−2から監視対象の異常を検出したことを示す異常発生信号を受信すると、その異常発生信号及び警備装置3−1又は3−2自体の識別信号または警備装置3−1又は3−2が設置された物件あるいは異常を検出したセンサの識別信号を警備センタ装置4へ送信する。
また、警備装置3−1、3−2は、画像、メモなどの入力された各データをネットワークを介してデータサーバ5へ送信し、データサーバ5に格納させる。また、警備装置3−1、3−2は、利用者から所定のデータの表示を要求する操作がされると、ネットワークを介してデータサーバ5へそのデータの取得要求を送信し、その応答として取得したデータを表示する。
なお、警備装置3−1、3−2には、それぞれ自己の警備装置が設置された物件を識別するため物件IDが割り当てられている。この物件IDは、警備装置3−1、3−2が設置された物件の識別番号であり、警備システム1全体でユニークな番号が割り当てられる。以下では、各警備装置を識別するための識別情報としてこの物件IDを用いる。また、警備装置3−1、3−2は、警備システム1の全ての利用者のうち自己の警備装置について登録された利用者のユーザIDとその利用者が所持し警備装置を操作するために利用する利用者カードなどのICカードのカードIDとを関連付けて記憶する。ユーザIDは、各利用者の識別番号であり、警備システム1全体でユニークな番号が割り当てられる。カードIDは、ICカードの識別番号であり、警備システム1全体でユニークな番号が割り当てられる。また、データサーバ5には利用者のユーザIDとその利用者の利用者情報と当該利用者が登録されている警備装置についての物件IDとが関連付けられて記憶されている。利用者情報は、利用者の特定情報、生年月日、パスワード、利用者が所持する利用者カードなどのICカードのカードIDを含む。特定情報は、利用者の氏名、フリガナ、ニックネーム等の、同一の利用者が共通に登録される警備装置においてその利用者を一意に特定する情報である。なお、ユーザIDは、登録されている利用者のうち任意の利用者を識別するための第1利用者識別情報の例であり、特定情報は、利用者を各警備装置において一意に識別するための第2利用者識別情報の例である。
なお、本実施形態では、個人情報となる利用者情報を警備装置に極力保持させないようにした例について説明するが、これに限定されず、データサーバ5だけでなく警備装置にもカードID以外の利用者情報を記憶させるようにしてもよい。これにより警備装置が利用者情報取得のためにデータサーバ5と通信することが省略でき、操作レスポンス、通信セッション処理などが向上する。
警備センタ装置4は、いわゆるサーバで構成され、ネットワークを介して各警備装置3−1、3−2と通信するための通信インターフェースと、液晶ディスプレイなどの表示装置と、ブザー、LED等で構成される報知部を備える。そして、警備センタ装置4は、各警備装置3−1、3−2からネットワークを介して異常発生信号を受信すると、その異常発生信号を送信した警備装置3−1、3−2が設置された物件及び検出された異常の内容を、報知部及び表示装置を通じて、監視員に報知する。
データサーバ5は、各警備装置3−1、3−2から受信したデータを格納するサーバである。データサーバ5は、各警備装置3−1、3−2についてこれを利用できる利用者を登録するとともに、各警備装置3−1、3−2にデータ入出力の要求があったときにその利用者が登録された利用者であるか否かの認証処理を行う。そして、認証に成功した警備装置3−1、3−2からネットワークを介して受信したデータを格納するとともに、認証に成功した警備装置3−1、3−2からのデータの取得要求に応じて、格納しているデータを警備装置3−1、3−2に送信する。
警備装置3−1、3−2が所定のデータをデータサーバ5へ格納し、又はデータサーバ5から取得するためには、警備装置3−1、3−2の利用者が警備装置3−1、3−2の正当な利用者としてデータサーバ5に登録されている必要がある。まず、何れの警備装置についても登録されていない利用者を新規に登録する新規登録の処理について説明する。
図2は、警備システム1における、新規登録処理の動作シーケンス図である。この例では、利用者を警備装置3−1について新規登録するものとして説明する。
まず、警備装置3−1を操作することが許可されている保守者又は既に警備装置3−1について登録されている利用者(以下、操作者と称する)により、利用者を新規に登録するための新規登録操作が行われる。この利用者の登録に先立って、新規登録される利用者が予め申請することにより、その利用者が使用する利用者カード(ICカード)が警備システム1の管理者により発行されている。警備装置3−1は、登録操作において、挿入された利用者カードから読み取ったカードIDを取得する。警備装置3−1は、操作者により入力された、利用者の特定情報、利用者が所持するカードIDなど登録する利用者の利用者情報を取得する(ステップS101)。次に、警備装置3−1は、データサーバ5に利用者を新規に登録するための新規登録要求をデータサーバ5へ送信する(ステップS102)。なお、新規登録要求には、警備装置3−1についての物件IDと利用者情報とが含まれる。
一方、新規登録要求を受信したデータサーバ5は、その利用者のユーザIDを発行する(ステップS201)。次に、データサーバ5は、その利用者を警備装置3−1について登録し、登録された利用者として、そのユーザIDと利用者のカードIDと警備装置3−1の物件IDとを関連付けて記録する(ステップS202)。次に、データサーバ5は、そのユーザIDを警備装置3−1に送信する(ステップS203)。データサーバ5から利用者のユーザIDを受信すると、警備装置3−1は、その利用者を警備装置3−1について登録された利用者として、そのユーザIDと利用者のカードIDとを関連付けて記憶する(ステップS103)。これにより、データサーバ5は、警備装置3−1の操作権限を新規利用者に割り当てることができる。
次に、ある警備装置について既に登録された利用者を他の警備装置についても登録する追加登録の処理について説明する。
図3は、警備システム1における、追加登録処理の動作シーケンス図である。この例では、警備装置3−1についてある利用者が既に登録されているものとし、その利用者を警備装置3−2について追加登録するものとして説明する。警備装置の利用者には、予め契約書などを通じて警備会社など警備システム1の運営事業者から警備装置についての物件IDが通知されている。従って、利用者は、既に利用者として登録を行っている警備装置3−1及びこれから利用者として登録を行う他の警備装置3−2について物件IDを知ることができ、これをデータサーバ5に入力することで対応付けを行う。
まず、警備装置3−1について登録された利用者により、利用者カードが警備装置3−1へ挿入されるとともに、その利用者を他の警備装置について追加登録するための事前操作が行われる。警備装置3−1は、利用者カードからカードIDを読み取り、自己の利用者登録により記憶した情報からカードIDに対応するユーザIDを判別するとともに、利用者により入力された、その利用者を追加登録する他の警備装置(本実施形態では警備装置3−2)についての物件IDを取得する(ステップS301)。次に、警備装置3−1は、追加登録する利用者を通知するための利用者通知をデータサーバ5に送信する(ステップS302)。なお、この利用者通知には、追加登録する利用者のユーザID、つまり利用者カードから読み取ったカードIDに対応するユーザIDと、追加登録の事前操作を行った自己の警備装置3−1についての物件IDと、利用者により入力された、その利用者を追加登録する他の警備装置3−2についての物件IDとが含まれる。
一方、データサーバ5は、利用者通知を受信すると、受信した利用者通知に含まれる、利用者のユーザIDに対応して予め記憶していた利用者情報、追加登録の事前操作を行った警備装置3−1についての物件ID及びその利用者を追加登録する警備装置3−2についての物件IDを警備装置3−2について利用者が追加登録される処理が行われることを表す追加登録フラグと関連付けて記憶しておく(ステップS401)。
利用者は警備装置3−1にて事前操作を行った後、警備装置3−2が設置された物件に移動する。次に、警備装置3−2において、利用者により、警備装置3−2以外の警備装置について登録された利用者を警備装置3−2について追加登録するための追加登録操作が行われる。警備装置3−2は、利用者により入力された、追加登録する利用者を識別するための少なくとも一部の特定情報(例えば氏名など)、及びその利用者について追加登録の事前操作を行った警備装置3−1についての物件IDを取得する(ステップS501)。この利用者を識別する特定情報と警備装置3−1の物件IDは、利用者が氏名と物件IDを入力することで取得されてよく、あるいはデータサーバ5において警備装置3−2について追加登録フラグと関連付けて記録された利用者氏名と物件IDとを警備装置が受信して選択可能に表示することで利用者に選択させて取得してもよい。更にこのとき、利用者本人であることを確認するため、予め利用者情報としてデータサーバ5に登録したパスワードを入力させて取得する。次に、警備装置3−2は、追加登録する利用者を警備装置3−2について登録するための追加登録要求をデータサーバ5に送信する(ステップS502)。なお、追加登録要求には、利用者により入力された、追加登録する利用者を識別するための特定情報、パスワード、その利用者について追加登録の事前操作を行った警備装置3−1についての物件ID、及び自己の警備装置3−2についての物件IDが含まれる。
一方、データサーバ5は、警備装置3−2から追加登録要求を受信すると、受信した追加登録要求に含まれる利用者を識別するための特定情報、パスワード及び追加登録の事前操作を行った警備装置3−1についての物件IDを、追加登録を行う警備装置3−2の物件IDに対応する追加登録フラグと関連付けて記憶している利用者情報及び追加登録の事前操作を行った警備装置3−1についての物件IDとそれぞれ照合する(ステップS402)。データサーバ5は、各情報がそれぞれ一致する場合、追加登録要求で指定された利用者を警備装置3−2について登録する。つまり、その利用者のユーザID及び利用者情報を、追加登録フラグと関連付けて記憶している警備装置3−2についての物件IDと関連付けて記憶する(ステップS403)。一方、各情報の何れかが一致しない場合は特に処理を行わない。そして、データサーバ5は、追加登録要求で指定された利用者を警備装置3−2について登録したか否かを示す結果通知を警備装置3−2に送信する(ステップS404)。なお、追加登録要求で指定された利用者を警備装置3−2について登録した場合、結果通知には、その警備装置について登録された利用者のユーザIDと利用者のカードIDが含まれる。
警備装置3−2は、データサーバ5から結果通知を受信すると、利用者が警備装置3−2について登録されたか否かを判定し、利用者が警備装置3−2について登録された場合、その結果通知に含まれるユーザIDとカードIDとを関連付けて記憶し(ステップS503)、一連のステップを終了する。なお、利用者カードは物件ごとに異なるようにしてもよく、その場合は、ここで当該利用者が警備装置3−2で使用する利用者カードを警備装置3−2に挿入させて取得したカードIDをユーザIDと関連付けて記憶する。
なお、本実施形態では、追加登録を行う警備装置3−2において、利用者が特定情報と本人確認のパスワードに加え、事前登録を行った警備装置3−1を指定する例について説明している。しかし、これに限定されず、追加登録を行う警備装置3−2において少なくとも利用者の特定情報が指定されていればよく、事前登録を行った警備装置3−1が指定さなくともよい。すなわち、図3に示した動作シーケンス図において、ステップS501にて追加登録する利用者を識別する特定情報の入力を受け付けて、ステップS502において追加登録要求として自己の警備装置3−2についての物件IDと取得した特定情報をデータサーバ5に送信する。このとき、本人確認用のパスワードもあわせて入力を受け付けて送信することが好適である。そしてステップS402において、データサーバ5では、受信した追加登録要求を、追加登録を行う警備装置3−2についての物件IDと対応する追加登録フラグと関連付けて記憶している利用者情報と照合し、一致した場合に追加登録要求で指定された利用者を警備装置3−2について登録する。このように、追加登録を行う警備装置3−2において事前登録を行った警備装置3−1の識別情報の指定を不要とすることで利用者が指定する情報や憶えておく情報を少なくすることができる。
次に、本発明を適用した警備装置3−1、3−2の詳細について説明する。なお、警備装置3−1及び3−2の構成は同じであるため、以下では代表して警備装置3−1について説明する。図4に、警備装置3−1の機能ブロック図を示す。図4に示すように、警備装置3−1は、センサインターフェース部31と、通信部32と、表示部33と、操作部34と、入出力部35と、記憶部36と、制御部37とを有する。
センサインターフェース部31は、図1に示した各センサ2と通信を行うための入出力インターフェースであり、各センサ2と接続ケーブル、LANなど有線/無線通信回線を介して接続するための接続端子、インターフェース回路及びその制御プログラム等で構成される。センサインターフェース部31は、各センサ2との間で定められた所定の通信プロトコルにしたがって通信を行う。そして、センサ2等で検知された場合の異常発生信号を受信して制御部37に送信する。
通信部32は、警備装置3−1をネットワークに接続するためのインターフェース回路を有する。そして、通信部32は、例えば、センサ2からの異常発生信号を警備センタ装置4へ通知する場合、又は入出力部35もしくは操作部34を介して入力された画像、メモなどの各データをデータサーバ5へ送信する場合、制御部37の制御に従って、警備装置3−1と警備センタ装置4又はデータサーバ5との間の接続処理を行う。そして、通信部32は、警備装置3−1と警備センタ装置4との間で接続が確立された後、センサ2から受信したその異常発生信号と、警備装置3−1自体の識別情報、警備装置3−1が設置された物件の物件IDまたは異常を検出したセンサの識別情報とを警備センタ装置4へ送信する。
また、通信部32は、警備装置3−1とデータサーバ5との間で接続が確立された後、自己の警備装置について登録された利用者を他の警備装置について追加登録する際、制御部37からの制御に従って、利用者通知をデータサーバ5に送信する。また、通信部32は、他の警備装置について登録された利用者を自己の警備装置について追加登録する際、制御部37からの制御に従って、追加登録要求をデータサーバ5に送信する。また、通信部32は、入出力部35を介して入力された画像データ又は操作部34を介して入力されたテキストデータをデータサーバ5へ送信するとともに、データサーバ5に格納されたデータをデータサーバ5から受信する。通信部32は、上記のような各種情報の通報が終わると、警備装置3−1と警備センタ装置4又はデータサーバ5との間の接続を開放する処理を行う。
表示部33は、液晶ディスプレイ、タッチパネルディスプレイなどの表示デバイスで構成され、異常発生の有無、制御部37から受け取った各種情報等を表示して、利用者へ報知する。
操作部34は、警備装置3−1の利用者が警備装置3−1を操作するための操作インターフェースである。操作部34は、キーボード、テンキー等の入力デバイスで構成され、利用者からの各種操作を受け付け、それらの操作に対応する信号を制御部37へ出力する。なお、表示部33をタッチパネルディスプレイで構成した場合、タッチパネルディスプレイに利用者が各種操作を入力するためのキーボード画面を表示することにより、操作部34の機能を実現してもよい。その場合、操作部34は、そのキーボード画面を利用者が操作することにより、それらの操作に対応する信号を制御部37へ出力する。
さらに、操作部34は、利用者カードに記録された情報を読み取るカードリーダを有する。操作部34は、カードID等の識別情報が記録された利用者カードがカードリーダに挿入されると、その利用者カードから各識別情報を読み取り、制御部37へ通知する。
入出力部35は、不図示のカメラ、SDメモリカード等の各種フラッシュメモリ等と通信を行うための入出力インターフェースであり、カメラ、フラッシュメモリ等と接続するための接続端子、インターフェース回路及びその制御プログラム等で構成される。インターフェース回路は、例えば、ビデオインターフェース又はユニバーサル・シリアル・バスといったシリアルバスに準じる回路である。入出力部35は、カメラ、フラッシュメモリ等との間で定められた所定の通信プロトコルにしたがって通信を行う。そして、カメラ、フラッシュメモリからの画像データ等を受信して制御部37に送信する。
記憶部36は、半導体メモリ、磁気記録媒体及びそのアクセス装置並びに光記録媒体及びそのアクセス装置のうちの少なくとも一つを有する。そして、記憶部36は、警備装置3−1を制御するためのコンピュータプログラム、各種パラメータ及びデータなどを記憶する。
また、記憶部36は、自己の警備装置3−1が設置された物件の物件IDを記憶する。また、記憶部36は、警備システム1の全ての利用者のうち自己の警備装置3−1について登録された利用者のユーザIDをその利用者のカードIDと関連付けて記憶する。
制御部37は、一個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。そして、制御部37は、家屋、マンション等の監視対象における異常発生を監視するとともに、画像データ、テキストデータ等を通信部32を介してデータサーバ5と送受信する。そのために、制御部37は、そのプロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールとして、警備手段371と、新規登録要求手段372と、通知手段373と、追加登録要求手段374と、認証要求手段375と、データ送受信手段376とを有する。
なお、制御部37が有するこれらの各部は、独立した集積回路、ファームウェア、マイクロプロセッサなどで構成されてもよい。
以下、制御部37の各部について詳細に説明する。
警備手段371は、センサインターフェース部31を介して各センサ2から異常発生信号を受信すると、異常が発生したことを表示部33に表示させるとともに、その異常発生信号と、警備装置3−1自体の識別情報、警備装置3−1が設置された物件の物件IDまたは異常を検出したセンサの識別情報とを通信部32に警備センタ装置4へ送信させる。また、警備手段371は、操作部34に挿入された利用者カードから読み出されたカードIDが自己の警備装置の利用者として記憶部36に記憶されていれば、警備装置3−1を操作可と判断し、警備機能の有効無効などの設定操作を受け付ける。
新規登録要求手段372は、操作部34を介して新規登録操作を受け付ける。新規登録要求手段372は、操作部34を介して操作者により入力された利用者情報を取得し、その利用者情報を含む新規登録要求を通信部32にデータサーバ5へ送信させる。そして、通信部32を介してデータサーバ5からその利用者のユーザIDを受信すると、新規登録要求手段372は、その利用者を警備装置3−1について登録された利用者として、そのユーザIDと利用者が入力した利用者カードのカードIDとを関連付けて記憶部36に記憶する。
通知手段373は、利用者による、利用者カードを操作部34へ挿入することによるカードIDの入力と、他の警備装置への追加登録の事前操作とを操作部34を介して受け付ける。通知手段373は、操作部34からカードIDを取得し、そのカードIDに対応するユーザIDを判別するとともに、利用者により操作部34を介して入力された、その利用者を追加登録する他の警備装置についての物件IDを取得する。そして、通知手段373は、カードIDから取得した、追加登録する利用者のユーザIDと、追加登録の事前操作を行った自己の警備装置についての物件IDと、操作部34を介して入力された、その利用者を追加登録する他の警備装置についての物件IDとを含む利用者通知を通信部32にデータサーバ5へ送信させる。
追加登録要求手段374は、操作部34を介して追加登録操作を受け付ける。追加登録要求手段374は、利用者により操作部34を介して入力された、追加登録する利用者を識別可能な氏名などの特定情報及びその利用者について追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDを取得する。これはデータサーバ5からこの警備装置について追加登録フラグが記憶されている情報を受信して利用者に提示し選択させることで入力を行うようにしてよい。更にこのとき、この利用者が予め利用者情報としてデータサーバ5に登録しているパスワードも入力させて取得する。そして、追加登録要求手段374は、操作部34を介して入力された、追加登録する利用者の特定情報と、その利用者について追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDと、利用者を追加登録する自己の警備装置についての物件IDを含む追加登録要求を通信部32にデータサーバ5へ送信させる。
そして、追加登録要求手段374は、通信部32を介してデータサーバ5から結果通知を受信すると、利用者が自己の警備装置について登録されたか否かを判定し、利用者が自己の警備装置について登録された場合、その結果通知に含まれるユーザIDとカードIDとを関連付けて記憶部36に記憶する。
なお、追加登録された利用者が申請することにより、その利用者がこの警備装置で使用する利用者カードが警備システム1の管理者により新たに発行され登録されてもよい。新規登録の場合と同様に、制御部37は、利用者のユーザIDを記憶するときに利用者カードの登録操作を受け付けて利用者情報にカードIDを追加する。なお、利用者が追加登録された場合に新たに利用者カードを登録しないときは、先に利用者登録されていた警備装置で既に発行されていた利用者カードを使用する。
認証要求手段375は、利用者が、画像、メモなどのデータの読み出し又は入力を要求するときに警備装置3−1に対する利用者の認証処理をデータサーバ5に要求する。認証要求手段375は、利用者によりデータに関する要求操作が入力されたとき利用者カードが操作部34に挿入されると、操作部34からその利用者カードに記憶されたカードIDを取得し、更にパスワードの入力を受け付ける。そして、認証要求手段375は、そのカードIDと関連付けられたユーザIDを記憶部36から読み出し、その利用者のユーザIDと、利用者が入力したパスワードと、警備装置3−1についての物件IDとを含む認証要求を通信部32にデータサーバ5に送信させる。
データ送受信手段376は、データサーバ5による利用者の認証が成功すると、入出力部35を介してカメラ、フラッシュメモリ等から入力された画像データ、操作部34を介して利用者により入力されたテキストデータ等を利用者のユーザIDと共に通信部32にデータサーバ5へ送信させる。また、データ送受信手段376は、操作部34を介して利用者から所定のデータの表示を要求する操作がされると、そのデータの取得要求を利用者のユーザIDと共に通信部32にデータサーバ5へ送信させる。その応答として、通信部32を介してデータサーバ5に格納された画像データ、テキストデータ等を受信すると、受信したデータを表示部33に表示させる。
次に、本発明を適用したデータサーバ5の詳細について説明する。図5に、データサーバ5の機能ブロック図を示す。図5に示すように、データサーバ5は、サーバ通信部51と、サーバ記憶部52と、制御部53とを有する。
サーバ通信部51は、データサーバ5をネットワークに接続するためのインターフェース回路を有する。そして、サーバ通信部51は、制御部53の制御に従って、データサーバ5と各警備装置3−1、3−2との間の接続処理を行う。そして、サーバ通信部51は、データサーバ5と各警備装置3−1、3−2との間で接続が確立された後、各警備装置3−1、3−2から利用者通知を受信すると、受信した利用者通知を制御部53に通知する。また、サーバ通信部51は、各警備装置3−1、3−2から追加登録要求を受信すると、受信した追加登録要求を制御部53に通知する。また、サーバ通信部51は、各警備装置3−1、3−2から画像データ又はテキストデータを受信するとともに、サーバ記憶部52に格納されたデータを各警備装置3−1、3−2に送信する。サーバ通信部51は、上記のような各種情報の通報が終わると、データサーバ5と各警備装置3−1、3−2との間の接続を開放する処理を行う。
サーバ記憶部52は、半導体メモリ、磁気記録媒体及びそのアクセス装置並びに光記録媒体及びそのアクセス装置のうちの少なくとも一つを有する。そして、サーバ記憶部52は、データサーバ5を制御するためのコンピュータプログラム、各種パラメータ及びデータなどを記憶する。
また、サーバ記憶部52は、警備システム1が有する全ての警備装置3−1、3−2に対応する物件IDを記憶するとともに、警備システム1の全ての利用者のユーザIDと利用者情報とをその利用者について登録された警備装置3−1、3−2についての物件IDと関連付けて記憶する。
制御部53は、一個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。そして、制御部53は、各警備装置3−1、3−2について利用者の登録処理を行う。また、制御部53は、各警備装置3−1、3−2の利用者が各警備装置3−1、3−2について登録された利用者であるか否かの認証処理を行い、認証に成功した警備装置3−1、3−2から受信した画像データ又はテキストデータを受信したユーザIDと関連させてサーバ記憶部52に格納し、管理する。また、制御部53は、認証に成功した警備装置3−1、3−2からのデータの取得要求に応じて、受信したユーザIDに関連してサーバ記憶部52に格納しているデータをその警備装置3−1、3−2に送信する。そのために、制御部53は、そのプロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールとして、管理手段531と、登録手段532と、認証手段533と、データ管理手段534とを有する。
なお、制御部53が有するこれらの各部は、独立した集積回路、ファームウェア、マイクロプロセッサなどで構成されてもよい。
以下、制御部53の各部について詳細に説明する。
管理手段531は、サーバ通信部51を介して警備装置から利用者通知を受信すると、その利用者通知に含まれる利用者のユーザIDに基づいてサーバ記憶部52から対応する利用者情報を読み出して、この利用者情報と受信した利用者通知に含まれる追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件ID及びその利用者を追加登録する警備装置についての物件IDをその追加登録する警備装置についての追加登録フラグと関連付けてサーバ記憶部52に記憶する。
登録手段532は、サーバ通信部51を介して警備装置から新規登録要求を受信すると、利用者のユーザIDを発行し、その利用者をその警備装置について登録された利用者として、そのユーザIDと受信した新規登録要求に含まれる利用者情報とその警備装置の物件IDとを関連付けてサーバ記憶部52に記録する。そして、そのユーザIDをサーバ通信部51にその警備装置へ送信させる。
また、登録手段532は、サーバ通信部51を介して警備装置から追加登録要求を受信すると、受信した追加登録要求に含まれる利用者の特定情報、パスワード及び追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDを、追加登録を行う警備装置についての物件IDに対応した追加登録フラグと関連付けてサーバ記憶部52に記憶している利用者情報及び追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDと、それぞれ照合する。そして、各情報がそれぞれ一致する場合、追加登録要求で指定された利用者を、追加登録フラグと関連付けて物件IDを記憶している、追加登録する警備装置について登録する。つまり、その利用者のユーザID及び利用者情報を、追加登録フラグと関連付けて記憶している、追加登録する警備装置についての物件IDと関連付けて記憶する。そして、追加登録要求で指定された利用者をその警備装置について登録したか否かを示す結果通知をサーバ通信部51にその警備装置へ送信させる。
認証手段533は、サーバ通信部51を介して警備装置から認証要求を受信すると、その認証要求に含まれるユーザIDとパスワードと物件IDとを関連付けて記憶しているか否かを判定する。そして、認証要求に含まれるユーザIDとパスワードと物件IDとを関連付けて記憶している場合、認証成功と判定し、認証要求に含まれるユーザIDと物件IDとを関連付けて記憶していない場合、認証失敗と判定する。そして、認証手段533は、その認証結果をサーバ通信部51にその警備装置へ送信させる。
データ管理手段534は、認証手段533が認証に成功した警備装置からサーバ通信部51を介して受信した画像データ又はテキストデータを送信したユーザIDと関連付けてサーバ記憶部52に格納して管理する。また、制御部53は、認証に成功した警備装置からのデータの取得要求に応じて、サーバ記憶部52に要求元のユーザIDと関連付けて格納している画像データ又はテキストデータをサーバ通信部51にその警備装置へ送信させる。
以上説明してきたように、本発明の一つの実施形態に係る警備システムは、それぞれ異なる物件に設置される複数の警備装置と、各警備装置で共有して使用するデータを格納し、各警備装置からの要求に応じて送信するデータサーバとを有する。この警備システムにおいて、ある警備装置について登録されている利用者を、他の警備装置について追加登録する場合、利用者が登録済みの警備装置は、登録された利用者のうち、その警備装置を操作している利用者のユーザIDと、利用者が登録済みの自己の警備装置についての物件IDと、利用者を追加登録する警備装置についての物件IDとをデータサーバに送信する。その後、利用者を追加登録する警備装置は、自己の警備装置についての物件IDと、その警備装置に入力された、追加登録する利用者の氏名など特定情報と、本人確認のパスワードと、利用者が登録済みの警備装置についての物件IDとをデータサーバに送信する。
ここで、追加登録する警備装置において、追加登録する利用者の特定情報を、操作部を介して利用者に直接指定させるのではなく、追加登録することができる利用者の特定情報の一覧を表示し、利用者にその一覧から選択させるようにしてよい。その場合、追加登録する警備装置は、利用者の追加登録操作に応じてその追加登録する警備装置についての追加登録フラグと関連付けて記憶している利用者の特定情報の送信要求をデータサーバに送信する。なお、特定情報の送信要求には、追加登録する警備装置についての物件IDが含まれる。
一方、データサーバは、利用者の特定情報の送信要求を受信すると、追加登録する警備装置についての追加登録フラグに関連付けて記憶している利用者の特定情報をその追加登録する警備装置へ送信する。
追加登録する警備装置は、データサーバから利用者の特定情報を受信すると、受信した利用者の特定情報を表示部に表示し、利用者に操作部を介して追加登録すべき利用者を選択させる。またこのとき、利用者にパスワードの入力を求めてパスワードを入力させる。そして、利用者により選択された利用者の特定情報とパスワードを操作部を介して取得し、その特定情報とパスワードを含む追加登録要求をデータサーバに送信する。
そして、データサーバは、追加登録する警備装置から受信した各情報と登録済みの警備装置から既に受信し記憶していた各情報とを項目ごとに照合し、一致する場合、登録済みの警備装置にて事前操作を行った利用者と追加登録する警備装置で追加登録の操作を行った利用者は同一人物と判断して、追加登録する警備装置についてその利用者を登録する。これにより、ある警備装置について登録済みの利用者を他の警備装置について追加する場合に、その利用者を氏名、ニックネーム等により指定することができる。従って、警備システムは、ある警備装置について登録された利用者を、他の警備装置においてその利用者にユーザIDを入力させることなく、同じユーザIDを簡易に登録することができる。
これにより、利用者は、自己のユーザIDを記憶しておく必要がなくなる。また、利用者がどの警備装置を使用していても、警備システムでは同一の利用者として認識されるので、利用者はどの警備装置が設置された物件からでもデータサーバに登録した画像データ、テキストデータ等を利用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、各警備装置を識別するための識別情報として各警備装置が設置された物件の物件IDを用いるのではなく、警備装置自体に警備システム1全体でユニークな番号を割り当て、その番号を警備装置の識別情報として用いてもよい。あるいは、各警備装置を識別するための識別情報として警備システムの契約時に各物件毎に発行される契約コードを用いてもよい。その場合、各警備装置の識別情報である契約コードは、各警備装置の記憶部に予め記憶されているのではなく、追加登録の事前操作、又は追加登録操作の際に利用者により操作部を介して入力されてもよい。
また、利用者を追加登録する警備装置についての物件IDをデータサーバに送信するのは、利用者を追加登録する警備装置のみとしてもよい。その場合、利用者を追加登録する警備装置についての物件IDは、利用者が登録済みの警備装置から送信される利用者通知には含めず、利用者を追加登録する警備装置から送信される追加登録要求にのみ含める。データサーバの登録手段は、追加登録要求に含まれる利用者の特定情報及び追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDと、追加登録フラグと関連付けてサーバ記憶部に記憶した利用者の特定情報及び追加登録の事前操作を行った警備装置についての物件IDとがそれぞれ一致する場合、その利用者を、追加登録要求に物件IDが含まれる、利用者を追加登録する警備装置について登録する。
また、ある警備装置について登録された利用者を他の警備装置について追加登録する際、事前操作を行った利用者のみを他の警備装置について登録する候補とするのではなく、事前操作を行った利用者以外の利用者も他の警備装置について登録する候補としてもよい。その場合、利用者が登録されている警備装置の通知手段は、事前操作が行われると、既に登録されている全ての利用者のユーザIDを記憶部から読み出してこのユーザIDに対応する利用者の特定情報をデータサーバに要求し、データサーバから受信した利用者の特定情報の一覧を表示部に表示させる。そして、通知手段は、操作部を介して指定された利用者の特定情報を含む利用者通知を通信部にデータサーバへ送信させる。これにより、例えば、自宅に設置された警備装置について登録された家族のうちの一人が代表して、家族全員を別荘等に設置された他の警備装置について追加登録することができる。
また、追加登録の事前操作の際、警備装置の通知手段は、利用者カードを用いて利用者の特定情報を取得するのではなく、利用者に直接操作部を介して特定情報を入力させることによりこの利用者の特定情報をデータサーバで照合してユーザIDを取得してもよい。
また、本発明を適用することができるのは警備システムに限定されない。本発明は複数の登録端末を有し、登録端末毎に、システムを利用する利用者をその登録端末から登録する、他の利用者登録システムにも適用できる。
このように、当業者は、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
1 警備システム
2−1−1、2−1−2、2−2−1、2−2−2 センサ
3−1、3−2 警備装置
4 警備センタ装置
5 データサーバ
31 センサインターフェース部
32 通信部
33 表示部
34 操作部
35 入出力部
36 記憶部
37 制御部
371 警備手段
372 新規登録要求手段
373 通知手段
374 追加登録要求手段
375 認証要求手段
376 データ送受信手段
51 サーバ通信部
52 サーバ記憶部
53 制御部
531 管理手段
532 登録手段
533 認証手段
534 データ管理手段

Claims (2)

  1. 第1の操作部を有する第1の登録端末と、第2の操作部を有する第2の登録端末と、前記第1の登録端末又は前記第2の登録端末のそれぞれについて利用可能な利用者の登録処理を行う登録サーバと、を有する利用者登録システムであって、
    前記第1の登録端末は、前記第1の操作部を介して指定された、当該第1の登録端末について既に登録されている利用者のうち前記登録サーバにおいて任意の利用者を識別するための第1利用者識別情報と前記第2の登録端末の識別情報と、予め記憶した当該第1の登録端末の識別情報と、を前記登録サーバに送信し、
    前記第2の登録端末は、前記第2の操作部を介して指定された利用者を当該第2の登録端末において識別するための第2利用者識別情報と予め記憶した当該第2の登録端末の識別情報と、前記第2の操作部を介して指定された前記第1の登録端末の識別情報と、を前記登録サーバに送信し、
    前記登録サーバは、
    前記第1の登録端末及び前記第2の登録端末を利用可能な利用者の利用者情報が登録されている記憶部を備えて、
    前記第1の登録端末から受信した前記第1利用者識別情報前記第2の登録端末の識別情報及び前記第1の登録端末の識別情報を関連付けて記憶し、
    前記第2の登録端末から前記第2利用者識別情報前記第2の登録端末の識別情報及び前記第1の登録端末の識別情報を受信すると、前記利用者情報に基づき当該第2の登録端末から受信した第2利用者識別情報を前記記憶した第1利用者識別情報と照合し、さらに前記第2の登録端末から受信した第1の登録端末の識別情報を、前記記憶した前記第1の登録端末の識別情報と照合し、両者が一致することを条件として両者が同一人物と判断した場合に、前記第2の登録端末の利用者として第1利用者識別情報に対応する利用者を登録することを特徴とする利用者登録システム。
  2. 第1の操作部を有する第1の登録端末又は第2の操作部を有する第2の登録端末のそれぞれについて利用可能な利用者の登録処理を行う登録サーバであって、
    前記第1の登録端末及び前記第2の登録端末と通信するサーバ通信部と、
    前記第1の登録端末及び前記第2の登録端末を利用可能な利用者の利用者情報が登録されているサーバ記憶部と、
    前記サーバ通信部を介して前記第1の登録端末から受信した、当該第1の登録端末について既に登録されている利用者のうち前記第1の操作部を介して指定された任意の利用者を識別するための第1利用者識別情報前記第2の登録端末の識別情報及び前記第1の登録端末の識別情報を関連付けて前記サーバ記憶部に記憶する管理手段と、
    前記サーバ通信部を介して前記第2の登録端末から、前記第2の操作部を介して指定された利用者を当該第2の登録端末において識別するための第2利用者識別情報当該第2の登録端末の識別情報及び前記第1の登録端末の識別情報を受信すると、前記利用者情報に基づき当該第2の登録端末から受信した第2利用者識別情報を前記記憶した第1利用者識別情報と照合し、さらに前記第2の登録端末から受信した第1の登録端末の識別情報を、前記記憶した前記第1の登録端末の識別情報と照合し、両者が一致することを条件として両者が同一人物と判断した場合に、前記第2の登録端末の利用者として第1利用者識別情報に対応する利用者を登録する登録手段と、を有することを特徴とする登録サーバ。
JP2011273777A 2011-12-14 2011-12-14 利用者登録システム及び登録サーバ Active JP5881401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011273777A JP5881401B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 利用者登録システム及び登録サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011273777A JP5881401B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 利用者登録システム及び登録サーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013125413A JP2013125413A (ja) 2013-06-24
JP5881401B2 true JP5881401B2 (ja) 2016-03-09

Family

ID=48776609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011273777A Active JP5881401B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 利用者登録システム及び登録サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5881401B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6701011B2 (ja) * 2016-06-29 2020-05-27 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 端末登録方法、及び端末登録システム
JP7344071B2 (ja) * 2019-10-02 2023-09-13 株式会社日立製作所 認証システム及び認証方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099404A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Sharp Corp 認証サーバ装置、クライアント装置およびそれらを用いたユーザ認証システム、並びにユーザ認証方法、そのコンピュータ・プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP4032761B2 (ja) * 2002-02-06 2008-01-16 日本電気株式会社 教育サービス提供サーバ、教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラム
CN1533538A (zh) * 2002-03-18 2004-09-29 ������������ʽ���� 信息处理系统及信息处理装置和方法
JP3704318B2 (ja) * 2002-03-25 2005-10-12 日本電信電話株式会社 インターネットアクセス機能を持つ携帯装置を用いたユーザ認証システム及びそのユーザ認証装置
JP4132958B2 (ja) * 2002-05-14 2008-08-13 Necアクセステクニカ株式会社 通信サービス提供システム及び方法
JP2006085403A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ使用権管理サーバ、コンテンツ二次利用管理システム及びコンテンツ使用権管理方法
JP2006217196A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Nec Corp 無線lan認証方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013125413A (ja) 2013-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8973091B2 (en) Secure authentication using mobile device
US9286741B2 (en) Apparatus and method for access control
JP5164448B2 (ja) 正当性認証システム及び正当性認証方法
US20130076482A1 (en) Secure access system employing biometric identification
EP3438862B1 (en) Device management with challenge response and biometric user authentication
JP6013848B2 (ja) 施設管理システム及び施設管理方法
JP2019159573A (ja) ログイン支援システム
JP5881401B2 (ja) 利用者登録システム及び登録サーバ
KR20210022532A (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 프로그램
WO2012077792A1 (ja) 集合住宅システム
JP2007004642A (ja) クライアントサーバシステム及び同システムを利用したサービス方法
KR20140148020A (ko) 휴대기기를 이용한 무인 기계경비시스템 및 그 제공방법
JP5863434B2 (ja) データ管理システム及びサーバ装置
JP6125184B2 (ja) 施設管理システム及び施設管理方法
KR101980828B1 (ko) 공유계정 인증방법 및 그 장치
JP2003345928A (ja) 障害復旧用認証パスワード発行システム及び方法
KR101681457B1 (ko) 금융 이체를 위한 2채널 인증 시스템 및 그 방법
US20210234931A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP5954977B2 (ja) データ管理システム及びサーバ装置
JP5524250B2 (ja) 異常行動検知装置、監視システム、異常行動検知方法及びプログラム
JP5258251B2 (ja) 警備装置
JP2015161163A (ja) 出入管理システム及び出入管理方法
JP2005332282A (ja) ブラウザ表示機能付き携帯端末の認証方法及び認証システム
JP6531594B2 (ja) 遠隔監視システム
US20210232982A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5881401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250