JP4032761B2 - 教育サービス提供サーバ、教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラム - Google Patents

教育サービス提供サーバ、教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、教育サービス提供サーバ教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク(インターネット等)の普及に伴い、ネットワークを活用した教育が試みられている。例えば、WEBコンテンツを使用した教育システムは、幾つかの教育機関等にて徐々に開始されている。このようなWEBコンテンツ型の教育システムは、ネットワークを介して、利用者が所有するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略して記す)等に様々な内容の教育用コンテンツを配信するシステムである。
具体的に説明すると、利用者は、パソコンを操作して教育システムにアクセスし、パソコンの表示部にコンテンツ一覧等を表示させ、所望の教育用コンテンツを選択する。そして、教育システムとパソコンとの間で、ネットワークを介したデータ等の送受信が行われる。これにより、利用者は、自宅等にて所望する教育を受けることができる。
【0003】
一方、近年、携帯電話等に代表されるモバイル端末が、急速に普及している。このようなモバイル端末の中には、ネットワークに接続可能な機器も数多く販売されている。そのため、教育システムの中には、このようなモバイル端末を利用してWEBコンテンツの配信を行っているシステムも存在している。
その際、モバイル端末が、表示サイズや記憶容量、そして、通信速度等がパソコン等と大きく異なるため、教育システムは、利用者が所有するモバイル端末に、これらを考慮した専用の教育用コンテンツを配信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、教育システムは、パソコンを対象とした教育用コンテンツを配信する場合と、モバイル端末を対象とした教育用コンテンツを配信する場合とがある。そして、利用者は、パソコン又はモバイル端末のいずれか一方を使用してコンテンツ配信を利用するのが一般的である。これは、同一の教育内容(教育タイトル等)であっても、パソコン用のコンテンツと、モバイル端末用のコンテンツとでは、データ容量等が異なるためである。
例えば、パソコン用のコンテンツをモバイル端末にて受信することは、表示サイズや記憶容量等の違いから、実質的に不可能である。
【0005】
それでも、最近の利用者には、自宅等ではパソコンにて、パソコン用のコンテンツを使用した学習を行い、一方、外出先等ではモバイル端末にて、モバイル端末用のコンテンツを使用した学習を行いたいといった要望が強い。
そのため、利用者の中には、パソコンを対象とした教育用コンテンツの配信だけでなく、モバイル端末を対象とした教育用コンテンツの配信も利用できるように、同一の教育内容を重複して申し込む人もいる。
しかしながら、この場合、教育システムが、教育用コンテンツ等を別々に管理しているため、使用する機器(パソコン又はモバイル端末)を切り換えた学習を行おうとすると、一貫した教育を受けることが困難となるという問題があった。つまり、利用者は、使用する機器に対する教育内容の進行課程をそれぞれ自分で管理する必要があった。
【0006】
例えば、自宅にてパソコンを使用して第1の課程を学習した後、外出先にてモバイル端末を使用してその続き(第2の課程)を学習するような場合、利用者は、パソコンで学習済みの課程を覚えておき、モバイル端末にて第2の課程から学習を始めることとなる。また逆に、モバイル端末にて第2の課程を学習した後では、利用者は、モバイル端末で学習済みの課程を覚えておき、パソコンにて第3の課程から学習を進めることとなる。
【0007】
すなわち、利用者は、使用する機器を切り換える度に、他の機器で学習済みの課程を考慮して、教育課程を進めるといった操作等を行う必要があり、極めて煩雑であった。またこの際、利用者が機器を切り換えながら教育内容についての学習を全て終えたとしても、教育システムは、パソコン用のコンテンツ及び、モバイル端末用のコンテンツが、それぞれ、全課程において学習済みとならないため、正常な教育完了を判別できないという問題もあった。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、異なる端末にて一貫した教育サービスを適切に提供することのできる教育サービス提供サーバ教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラムを提供することを第1の目的とする。
また、利用者にとって、より利用しやすい教育サービス提供サーバ教育用コンテンツ提供方法、及び、プログラムを提供することを第2の目的とする。
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る教育サービス提供サーバは、
一人の利用者に使用されるメイン端末とサブ端末の組を複数組含む複数の端末に、ネットワークを介して、教育コンテンツを提供する教育サービス提供サーバであって、
前記複数の端末の各利用者を識別するための識別情報と、各端末の処理能力レベルを示す情報と、各端末がメイン端末かサブ端末かの端末区分を示す端末区分情報と、を対応付けて記憶する端末情報記憶手段と、
前記処理能力レベルに応じて調整された教育コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
各利用者の学習進行状況を示す学習進行情報を記憶する学習進行情報記憶手段と、
前記複数の端末から、前記識別情報を含む電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール受信手段が先に受信した第1の電子メールとその後に受信した第2の電子メールとに含まれる前記識別情報と前記端末情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、受信した前記第1の電子メールと前記第2の電子メールの送信元の端末の端末区分をそれぞれ判別する判別手段と、
前記第1の電子メールの端末区分がメイン端末であり、且つ、前記第2の電子メールの端末区分が同一利用者の使用するサブ端末である、と前記判別手段により判別された場合に、前記第2の電子メールを送信したサブ端末の利用者による前記コンテンツ記憶手段に記憶された教育コンテンツの利用を許可する許可手段と、
任意の端末から前記識別情報と前記教育コンテンツの送信要求とを受信するコンテンツ要求受信手段と、
前記コンテンツ要求受信手段が受信した識別情報に基づいて、識別情報で特定される利用者による教育コンテンツの利用が許可されているか否かを判別し、許可されていると判別した場合に、受信した識別情報と前記端末情報記憶手段に記憶されている情報とに基づいて要求元の端末の処理能力レベルを判別し、前記コンテンツ記憶手段に記憶された教育コンテンツのうちの、判別した処理能力レベル用に調整された教育コンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、
前記コンテンツ要求受信手段が受信した前記識別情報と前記学習進行情報記憶手段に記憶された前記学習進行情報とに基づいて、利用者の学習進行状況を判別し、前記コンテンツ特定手段によって特定された教育コンテンツの中から、判別した学習進行状況に応じたデータを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段が取得したデータを、前記教育コンテンツの送信要求を行った端末に送信する送信手段と、
を備える、ことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、異なる端末にて一貫した教育サービスを適切に提供することができる。また、利用者が好みの端末を自由に切り替えて教育サービスを受けることができ、利用者にとって、より利用しやすいものとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るコンテンツ型教育システムについて、以下図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、この発明の実施の形態に係るコンテンツ型教育システムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、コンテンツ型教育システムは、端末10と、教育サービス提供サーバ50とが、インターネット、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク100を介して接続され構成される。なお、このコンテンツ型教育システムは、教育サービス提供サーバ50が、通信ネットワーク100を介して、利用者の所望する教育用コンテンツを利用者の端末10に提供するシステムである。
【0024】
端末10は、例えば、パソコン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等からなり、通信ネットワーク100に接続しWebページ(ホームページ等)を画面表示し、また、電子メールを送受信する。
なお、利用者は、複数台の端末10(メイン端末及びサブ端末等)を適宜切り替えて使用可能である。つまり、図1に例示するように、利用者は、メイン端末10a、及び、サブ端末10b,10c等を、使用する端末10として教育サービス提供サーバ50に登録することができ、何れかの端末10を使用して教育サービスを享受できる。
その際、複数の端末10を切り替えて使用しても、利用者は、一貫した学習課程の教育サービスを受けることが可能となっている。つまり、利用者が登録した端末10(メイン端末10a、サブ端末10b,10c等)の何れを使用しても、学習途中の教育用コンテンツを前回の続きから学習することができる。
【0025】
以下、端末10について詳細に説明する。図2は、メイン端末10a及びサブ端末10b等を含めた端末10の構成の一例を示すブロック図である。
図示するように、端末10は、送受信部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15と、を含んで構成される。
【0026】
送受信部11は、制御部15に制御され、有線による通信、または、無線による通信を行うことにより、通信ネットワーク100上の教育サービス提供サーバ50等にアクセスする。そして、送受信部11は、教育サービス提供サーバ50に向けて種々の情報を送信し、また、教育サービス提供サーバ50から送信される種々の情報を受信する。
【0027】
操作部12は、複数のキースイッチ等からなり、利用者の押下に伴い、対応する指示情報を制御部15に供給する。つまり、利用者は、操作部12を操作して、教育サービス提供サーバ50への接続や、解答の選択、端末10の各種設定等の入力指示を行うことができる。
【0028】
表示部13は、制御部15から供給される表示データに従って、文字やキャラクタ等を表示する。
例えば、教育サービス提供サーバ50から送信される利用可能な教育用コンテンツの選択画面、教育用コンテンツの利用中における解答選択画面等を表示する。
【0029】
記憶部14は、制御部15に制御され、例えば、教育サービス提供サーバ50(ログイン画面等)のアドレス、電話帳の情報等を記憶する。
【0030】
制御部15は、端末10全体を制御する。具体的に制御部15は、送受信部11を介して通信情報を送受信し、また、操作部12からの指示情報に従い所定の動作を行う。更に、制御部15は、表示部13に表示データを供給して所定情報を表示する。
【0031】
このような構成の端末10は、通信ネットワーク100を介して教育サービス提供サーバ50(ホームページ、ログイン画面等)にアクセスする。そして、端末種別(メイン端末10a及びサブ端末10b等)に対応したユーザID等をログイン画面に入力し、教育サービス提供サーバ50の認証を受ける。
認証後に、端末10は、教育サービス提供サーバ50から利用中の(選択可能な)教育用コンテンツの一覧情報等を受信し、画面表示する。続いて、端末10は、一覧画面等から所望する教育用コンテンツを選択すると、選択情報等を教育サービス提供サーバ50に送信し、教育用コンテンツを受信する。
【0032】
図1に戻って、教育サービス提供サーバ50は、例えば、ワークステーション、サーバ等の情報処理装置からなり、利用者の所望する教育用コンテンツを端末10に送信する。
【0033】
以下、教育サービス提供サーバ50について詳細に説明する。図3は、教育サービス提供サーバ50の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、教育サービス提供サーバ50は、通信部51と、ユーザ情報DB52と、コンテンツDB53と、ユーザ利用DB54と、処理制御部55と、を含んで構成される。
【0034】
通信部51は、処理制御部55に制御され、通信ネットワーク100を介し端末10に向けてコンテンツ等の種々の情報を送信し、また、端末10から送信される情報を受信する。
【0035】
ユーザ情報DB(データベース)52は、図4(a)に例示するようなユーザ端末情報、図4(b)に例示するようなユーザ個人情報、及び、図4(c)に例示するようなコンテンツ使用情報等を記憶する。
【0036】
図4(a)に例示するユーザ端末情報は、利用者が登録した端末10(利用者が使用する端末10)に関する情報であり、各利用者(ユーザ管理番号)単位に対応付けられている。そして、ユーザ端末情報には、ユーザID、パスワード、端末機種(端末の種別等)、端末区分、電子メールアドレス、及び、認証等の情報が含まれており、端末10ごとに分けられている。
ここで、ユーザIDは、同じ利用者(ユーザ管理番号)であっても、端末機種別に異なる内容となっている。つまり、ユーザIDから、端末機種(端末の種別等)が特定できるように構成されている。
【0037】
なお、端末区分は、端末10がメイン端末、又はサブ端末であることを示す情報であり、また、認証は、端末10が教育サービスを利用するための許可の有無を示す情報である。
このようなユーザ端末情報は、例えば、端末10へコンテンツを配信する際に、処理制御部55により参照され使用される。
【0038】
図4(b)に例示するユーザ個人情報は、利用者に関する情報であり、各利用者(ユーザ管理番号)単位に対応付けられている。そして、ユーザ個人情報には、氏名、住所、電話番号等の情報が含まれている。
【0039】
図4(c)に例示するコンテンツ使用情報は、利用者のコンテンツ使用状況に関する情報であり、各利用者(ユーザ管理番号)単位に対応付けられている。そして、コンテンツ使用情報には、端末機種、利用開始日時、利用終了日時等の情報が含まれており、コンテンツIDごとに分けられている。
【0040】
コンテンツDB53は、利用者に配信するための教育用コンテンツを記憶する。教育用コンテンツは、各端末機種に対応するよう適切に調整されて(フォーマットや容量が調整され)、端末機種ごとに格納されている。
具体的にコンテンツDB53は、図5に例示するように、複数の教育用コンテンツを端末機種ごとに記憶する。なお、同一内容の教育用コンテンツには同一のコンテンツIDが割り振られている。
そして、このような教育用コンテンツは、複数の学習課程に対応した教育データの集合体からなる。
【0041】
ユーザ利用DB54は、図6(a)に例示するようなコンテンツ進行情報、及び、図6(b)に例示するような履修履歴情報等を記憶する。
図6(a)に例示するコンテンツ進行情報は、利用者の教育用コンテンツの進行状況に関する情報であり、各利用者(ユーザ管理番号)に対応付けられている。そして、コンテンツ進行情報には、コンテンツID、コンテンツ名称、次回学習課程等の情報が含まれている。
【0042】
なお、次回学習課程は、利用者が次回教育用コンテンツを利用する際、どの学習課程から学習を始めるかを示す情報である。
このようなコンテンツ進行情報は、例えば、端末10へコンテンツを配信する際に、処理制御部55により参照され使用される。
【0043】
図6(b)に例示する履修履歴情報は、利用者の教育用コンテンツの学習状況に関する情報であり、各利用者(ユーザ管理番号)に対応付けてられている。そして、履修履歴情報には、学習課程、課程名称、学習終了日、得点等の情報が含まれており、コンテンツIDごとに分けられている。
【0044】
処理制御部55は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成され、教育サービス提供サーバ50全体を制御する。
具体的に処理制御部55は、ROM内に予め記憶されたプログラムを読み出し、後述するユーザ/メイン端末認証処理、サブ端末認証処理、及び、教育サービス処理等を実行する。
【0045】
このような構成の教育サービス提供サーバ50は、通信ネットワーク100を介してアクセスしてきた端末10にログイン画面等を表示させ、端末10の端末機種毎に異なるユーザID等の入力を受け、利用者及び端末機種を認証する。そして、利用中の(選択可能な)教育用コンテンツの一覧情報等を端末10に提示し、選択に応じて、利用者が学習を希望するコンテンツ(端末機種に対応するよう適切に調整された教育コンテンツ)を、端末10に向けて送信する。
【0046】
以下、この発明の実施の形態に係るコンテンツ型教育システムの動作について、図面を参照して説明する。処理制御部55は、処理制御部55を構成するROM内に予め記憶されたプログラムを読み出して、以下のユーザ/メイン端末認証処理、サブ端末認証処理、及び、教育サービス処理を実行する。
【0047】
最初に、メイン端末10aが実行するユーザ/メイン端末登録処理、及び、教育サービス提供サーバ50が実行するユーザ/メイン端末認証処理について、図7のフローチャート等を参照して説明する。
【0048】
まず、メイン端末10aは、通信ネットワーク100を介して、教育サービス提供サーバ50にアクセスし、登録画面を表示する(ステップS101)。
すなわち、制御部15は、操作部12を介した利用者の指示情報に従い送受信部11を制御して、教育サービス提供サーバ50に通信接続する。そして、制御部15は、教育サービス提供サーバ50から送信される情報に従って、表示部13に登録画面を表示する。
【0049】
メイン端末10aは、登録情報を、通信ネットワーク100を介して教育サービス提供サーバ50に送信する(ステップS102)。
すなわち、制御部15は、操作部12を介し利用者により登録画面上で入力された登録情報を取得すると、送受信部11を制御して、教育サービス提供サーバ50に登録情報を送信する。
【0050】
例えば、教育サービス提供サーバ50に送信される登録情報には、自己に関する情報(氏名、住所、電話番号等)、及び、端末に関する情報(端末機種、端末区分、電子メールアドレス等)等が含まれている。
なお、端末に関する情報には、登録する各端末それぞれに、端末機種(端末の種別等)、端末区分、電子メールアドレス等が入力される。
【0051】
教育サービス提供サーバ50は、メイン端末10aから受信した登録情報を、仮登録する(ステップS103)。
すなわち、処理制御部55は、通信部51を制御してメイン端末10aから受信した登録情報を、ユーザ情報DB52内のユーザ端末情報、及び、ユーザ個人情報等に仮登録する。
例えば、処理制御部55は、ユーザ情報DB52内のユーザ端末情報に、図8(a)に例示するような仮登録情報K1を登録し、また、ユーザ個人情報に、図8(b)に例示するような仮登録情報K2を登録する。その際、処理制御部55は、利用者に対してユーザ管理番号を採番し、また、端末10ごとにユーザID及びパスワードを割り振る。
【0052】
教育サービス提供サーバ50は、仮登録した登録情報中の電子メールアドレス宛に、電子メールを送信する(ステップS104)。
すなわち、処理制御部55は、図8(a)に例示すような仮登録情報K1の電子メールアドレスを参照し、メイン端末10a等を含む各端末10に向けて、登録内容の確認、及び、端末10の認証に必要となる電子メールを送信する。
【0053】
具体的に、メイン端末10aには、教育サービス提供サーバ50に登録された情報の一覧、及び、メイン端末10aを使用してログインする際のユーザID及びパスワードの記された電子メールが送信される。また、サブ端末10b(サブ端末10c等)には、サブ端末10b(サブ端末10c等)を使用してログインする際のユーザID及びパスワードの記された電子メールが送信される。
【0054】
なお、処理制御部55は、Subject(件名)のエリアに、ユーザID等を含むユーザ情報を暗号化した文字列データをセットして、電子メールを送信する。
【0055】
メイン端末10aは、教育サービス提供サーバ50から送られる電子メールを受信すると、利用者の操作に従って、受信した電子メールを返信する(ステップS105)。
すなわち、メイン端末10aの制御部15は、教育サービス提供サーバ50から送信された電子メールを、例えば、メールサーバを介して受信する。そして、受信した電子メールの内容(ユーザID及びパスワード等)が利用者によって確認されると、制御部15は、操作部12を介した利用者の指示情報に従って、受信した電子メールを返信する。つまり、メイン端末10aは、Subject(件名)のエリアを変更することなく受信した電子メールをそのまま返信する。
【0056】
なお、サブ端末10b(サブ端末10c等)にも教育サービス提供サーバ50から電子メールが送られ、後述するサブ端末登録処理にて、同様に電子メールの返信が行われる。
【0057】
教育サービス提供サーバ50は、メイン端末10aから返信された電子メールを受信し、そのSubject(件名)からID情報を分解する(ステップS106)。
すなわち、処理制御部55は、メイン端末10aから返信された電子メールのSubject(件名)エリアの文字列データを復号化し、ユーザID等を含むユーザ情報を取得する。
【0058】
教育サービス提供サーバ50は、復号化して取得したユーザ情報に含まれるユーザIDが、メイン端末10aに対応するか否かを判断する(ステップS107)。
すなわち、処理制御部55は、上述のステップS103にてユーザ情報DB52に仮登録された図8(a)に例示すような仮登録情報K1を参照し、取得したユーザIDに対応する端末区分を特定する。そして、特定した端末区分がメイン端末を表す情報であるか否かを判断する。
【0059】
処理制御部55は、ユーザIDが、メイン端末10aに対応しないと判別した場合(ステップS107;No)に、ユーザ登録及びメイン端末10aの登録を認証エラーとする(ステップS108)。そして、処理制御部55は、ステップS106で受信した電子メールの送信元である電子メールアドレス宛に、認証エラー結果を通知する内容の電子メールを送信する(返信する)。
【0060】
一方、上述のステップS107にてユーザIDが、メイン端末10aに対応すると判別した場合(ステップS107;Yes)に、処理制御部55は、ユーザ情報DB52を更新する(ステップS109)。
具体的には、処理制御部55は、上述のステップS103にて仮登録した図8(a),(b)に例示するような、仮登録情報K1及び仮登録情報K2を本登録し、ユーザ情報DB52を更新する。
【0061】
教育サービス提供サーバ50は、利用者に対し教育サービスの利用を許可し(ステップS110)、メイン端末10aの認証を完了する(ステップS111)。
すなわち、処理制御部55は、ユーザ情報DB52内の図4(a)に例示するようなユーザ端末情報(本登録後の情報)に、ユーザID(メイン端末)に対応させて、認証済の情報をセットする。
【0062】
教育サービス提供サーバ50は、教育サービスの利用許可及びメイン端末10aの認証完了を通知する内容の電子メールを送信する(ステップS112)。
【0063】
メイン端末10aは、教育サービス提供サーバ50から送信された、教育サービスの利用許可及びメイン端末10aの認証完了を通知する内容の電子メールを受信する(ステップS113)。
【0064】
次に、サブ端末10b(サブ端末10c等)が実行するサブ端末登録処理、及び、教育サービス提供サーバ50が実行するサブ端末認証処理について、図9のフローチャート等を参照して説明する。
なお、サブ端末登録処理は、上述した図7のユーザ/メイン端末認証処理(ステップS104)にて、教育サービス提供サーバ50から電子メールが送信された後に開始される。
【0065】
まず、サブ端末10b等は、教育サービス提供サーバ50から送られた電子メールを受信し、受信した電子メールを返信する(ステップS201)。
すなわち、サブ端末10b等の制御部15は、教育サービス提供サーバ50から送信された電子メールを受信する。そして、受信した電子メールの内容(ユーザID及びパスワード)が利用者により確認されると、制御部15は、操作部12を介した利用者の指示情報に従い受信した電子メールを返信する。つまり、サブ端末10b等は、Subject(件名)のエリアを変更することなく受信した電子メールをそのまま返信する。
【0066】
教育サービス提供サーバ50は、サブ端末10b等から返信された電子メールを受信し、そのSubject(件名)からID情報を分解する(ステップS202)。
すなわち、処理制御部55は、サブ端末10b等から返信された電子メールのSubject(件名)エリアの文字列データを復号化し、ユーザID等を含むユーザ情報を取得する。
【0067】
教育サービス提供サーバ50は、メイン端末が認証済であるか否かを判断する(ステップS203)。
すなわち、処理制御部55は、復号化して取得したユーザIDをキーにしてユーザ情報DB52を検索し、図4(a)に例示するような該当するユーザ端末情報を読み出す。そして、該当するユーザ端末情報における、メイン端末(端末区分)に対応する認証の項目に、認証済の情報がセットされているか否かを判別する。
【0068】
処理制御部55は、メイン端末が認証済でないと判別した場合(ステップS203;No)に、サブ端末10b等の登録を認証エラーとする(ステップS204)。そして、処理制御部55は、ステップS202で受信した電子メールの送信元である電子メールアドレス宛に、認証エラー結果を通知する内容の電子メールを送信する(返信する)。
【0069】
一方、上述のステップS203にてメイン端末が認証済であると判別した場合(ステップS203;Yes)に、処理制御部55は、復号化して取得したユーザIDが、サブ端末10b等に対応するか否かを判断する(ステップS205)。
すなわち、処理制御部55は、上述のステップS203にて読み出したユーザ端末情報を参照し、取得したユーザIDに対応する端末区分を特定する。そして、特定した端末区分がサブ端末を表す情報であるか否かを判断する。
【0070】
処理制御部55は、ユーザIDが、サブ端末10b等に対応しないと判別した場合(ステップS205;No)に、上述したステップS204(認証エラーを通知する電子メールの返信)に処理を進める。
【0071】
一方、ユーザIDが、サブ端末10b等に対応していると判別した場合(ステップS205;Yes)に、教育サービス提供サーバ50は、サブ端末10b等の認証を完了する(ステップS206)。
すなわち、処理制御部55は、ユーザ情報DB52内の図4(a)に例示するようなユーザ端末情報に、認証済の情報をユーザID(サブ端末)に対応付けてセットする。
【0072】
教育サービス提供サーバ50は、サブ端末10b等の認証完了を通知する内容の電子メールを送信する(ステップS207)。
【0073】
サブ端末10b等は、教育サービス提供サーバ50から送信された、サブ端末10b等の認証完了を通知する内容の電子メールを受信する(ステップS208)。
【0074】
このように、上述した図7のユーザ/メイン端末登録処理及び、ユーザ/メイン端末認証処理により、利用者の認証及び端末10(メイン端末10a)の認証が完了する。また、図9のサブ端末登録処理及び、サブ端末認証処理により、端末10(サブ端末10b等)の認証が完了する。そして、ユーザ情報DB52等に必要な情報が登録され、利用者は、任意の端末10(メイン端末10a,サブ端末10b等)を操作して教育サービスを受けることができるようになる。
【0075】
次に、端末10(メイン端末10a,サブ端末10b等)が実行するログイン処理、及び、教育サービス提供サーバ50が実行する教育サービス処理について、図10のフローチャート等を参照して説明する。
【0076】
まず、端末10は、通信ネットワーク100を介して、教育サービス提供サーバ50にアクセスし、ログイン画面を表示する(ステップS301)。
すなわち、制御部15は、操作部12を介した利用者の指示情報に従い、送受信部11を制御して教育サービス提供サーバ50に通信接続する。そして、制御部15は、教育サービス提供サーバ50から送信される情報に従って、ログイン情報を入力するためのログイン画面を表示部13に表示する。
【0077】
端末10は、ユーザID及びパスワードを、通信ネットワーク100を介して教育サービス提供サーバ50に送信する(ステップS302)。
すなわち、制御部15は、操作部12を介し利用者によりログイン画面上で入力されたログイン情報(ユーザID及びパスワード)を取得すると、送受信部11を制御して、ログイン情報を教育サービス提供サーバ50に送信する。
【0078】
教育サービス提供サーバ50は、端末10から送信されたログイン情報を受信すると、ユーザID及びパスワードを照合し、受信したユーザID及びパスワードが正当なものであるか否かを判別する(ステップS303、S304)。
すなわち、処理制御部55は、通信部51を制御して端末10から送信されたユーザID及びパスワードを受信する。そして受信したユーザID及びパスワードをキーにして、ユーザ情報DB52内の図4(a)に例示するようなユーザ端末情報を検索し、該当するユーザID及びパスワードを読み出すことができるか否かを判別する。
【0079】
処理制御部55は、受信したユーザID及びパスワードが正当なものでないと判別した場合(ステップS304;No)に、ユーザ(端末)の認証を失敗とし、その旨を通知する。そして、利用者に再入力を促すために、ログイン画面を再度送信する(ステップS305)。
【0080】
一方、受信したユーザID及びパスワードが正当なものであると判別した場合(ステップS304;Yes)に、処理制御部55は、図4(a)に例示するようなユーザ端末情報から該当するユーザ端末情報を読み出す。そして、読み出したユーザ端末情報から、受信したユーザIDに対応するユーザ管理番号及び端末機種等の情報を取得する。
【0081】
続いて、処理制御部55は、取得したユーザ管理番号をキーにしてユーザ利用DB54内の図6(a)に例示するようなコンテンツ進行情報を検索し、該当するコンテンツ進行情報を読み出す。そして、読み出したコンテンツ進行情報から、利用者が学習登録している教育用コンテンツのコンテンツID、コンテンツ名称等の情報を取得する。
処理制御部55は、通信部51を制御して、利用者にコンテンツの選択を促すコンテンツ選択画面を、端末10に向けて送信する(ステップS306)。
なお、コンテンツ選択画面には、コンテンツID及び、コンテンツ名称等の情報(一覧情報等)が含まれている。
【0082】
端末10は、教育サービス提供サーバ50から送信されたコンテンツ選択画面を表示する(ステップS307)。
すなわち、制御部15は、送受信部11を制御してコンテンツ選択画面を受信すると、一覧情報等が含まれるコンテンツ選択画面を表示部13に表示する。
【0083】
端末10は、利用者により任意のコンテンツが選択されると、コンテンツ選択情報を、教育サービス提供サーバ50に送信する(ステップS308)。
すなわち、制御部15は、操作部12を介し利用者によりコンテンツ選択画面上で入力された、コンテンツID等を含むコンテンツ選択情報を取得する。そして、送受信部11を制御して、コンテンツ選択情報を教育サービス提供サーバ50に送信する。
【0084】
教育サービス提供サーバ50は、端末10から送信されたコンテンツ選択情報を受信すると、該当するコンテンツを特定し、端末機種に応じたコンテンツを端末10に向けて送信する。(ステップS309、S310)。
すなわち、処理制御部55は、通信部51を制御してコンテンツ選択情報を受信する。そして、受信したコンテンツ選択情報に含まれるコンテンツID及び特定しているユーザ管理番号をキーにして、ユーザ利用DB54内の図6(a)に例示するようなコンテンツ進行情報を検索し、該当する次回学習課程の情報を取得する。
【0085】
続いて、処理制御部55は、コンテンツID、端末機種、及び、次回学習課程の情報をキーにして図5に例示するようなコンテンツDB53を検索し、該当するコンテンツ(教育データ)を読み出して通信部51に供給する。そして、通信部51は、供給されたコンテンツを端末10に向けて送信する。
つまり、教育サービス提供サーバ50は、ログインした端末10の端末機種に対して、適切に調整された(フォーマットや容量が調整された)教育用コンテンツを、コンテンツDB53から検索する。そして、検索した教育用コンテンツ(教育データ)を端末10に送信する。
【0086】
端末10は、教育サービス提供サーバ50から送信された教育用コンテンツを受信する(ステップS311)。
すなわち、制御部15は、送受信部11を制御して、教育サービス提供サーバ50から送信された自己の端末機種に適したコンテンツを受信する。
【0087】
教育サービス提供サーバ50は、端末10に向けたコンテンツの送信が完了した時点で、ユーザ情報DB52の情報を更新する(ステップS312)。
具体的に処理制御部55は、通信部51によるコンテンツの送信が完了すると、ユーザ情報DB52内の図4(c)に例示するようなコンテンツ使用情報に、端末機種、利用開始日時等の情報を、コンテンツID等に対応付けてセットする。
【0088】
上述のステップS311にて、端末10による教育用コンテンツの受信が行われると、利用者は、この教育用コンテンツを利用した学習が可能となる。例えば、通信ネットワーク100を介し、教育サービス提供サーバ50と端末10との間で教育用コンテンツに対応した問題データ及び解答データ等の送受信が行われ、利用者は、教育用コンテンツを利用した学習を進めることができる。
そして、利用者は、所定の課程に沿った学習を終えると、教育用コンテンツの利用を終了することとなる。
【0089】
教育サービス提供サーバ50は、利用者が教育用コンテンツの利用を終了した時点で、ユーザ利用DB54の情報を更新する(ステップS313)。
具体的に処理制御部55は、利用者による教育用コンテンツの利用が終了すると、図6(a)に例示するようなコンテンツ進行情報に、新たな次回学習課程等の情報を、コンテンツIDに対応付けてセットする。
【0090】
また、処理制御部55は、例えば、利用者が所定の学習課程を終了し、テスト等を受けた場合に、図6(b)に例示するような履修履歴情報に、学習課程、課程名称、学習終了日、得点等の情報を、コンテンツID等に対応付けてセットする。
【0091】
なお、利用者が教育用コンテンツの利用を終了した時点では、ユーザ情報DB52も更新される。つまり、処理制御部55は、図4(c)に例示するようなコンテンツ使用情報に、利用終了日時等の情報を、コンテンツID等に対応付けてセットする。
【0092】
このように、上述したログイン処理及び、教育サービス処理により、利用者が使用する端末10の端末機種(端末の種別等)に応じた教育用コンテンツが、教育サービス提供サーバ50から端末10に送信される。そして、全体の学習課程が一元管理されているため、利用者は、いずれの端末10(メイン端末10a又はサブ端末10b等)に切り換えて、教育サービスを利用しても、前回に続いた学習をすることができる。
つまり、利用者は、使用する端末機種(端末の種別等)を限定することなく教育サービスを利用することができ、時間や場所等に制約のない、効率的な教育サービスを利用することができる。そして、その際、利用者が種別等の異なる端末を切り換えて使用した場合でも、一貫した教育サービスを利用することができる。
【0093】
この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記の実施の形態においては、利用者が教育用コンテンツの利用を終了した時点で、ユーザ利用DB54内のコンテンツ進行情報(次回学習課程)及び履修履歴情報(学習課程、課程名称、学習終了日、得点等)の更新を行ったが、他のタイミングにおいてユーザ利用DB54の更新を行ってもよい。
例えば、教育用コンテンツの利用中における、利用者が所定の学習課程を終了した時点、問題データや解答データ等の送受信を行った時点、或いは、一定期間ごとにユーザ利用DB54の更新を行ってもよい。
この場合、端末10が何らかの理由で一方的に教育用コンテンツでの学習を中止(電源を切る等)しても、次回教育用コンテンツを利用する際に、中止した時点での続きから学習することができる。
【0094】
上記の実施の形態においては、教育サービス提供サーバ50が、図6(b)に示すような履修履歴情報等をユーザ利用DB54に記憶して、教育用コンテンツの学習状況等を管理したが、このような履修履歴情報等を利用者が自由に使用できるようにしてもよい。
例えば、ユーザ利用DB54を他のシステムにてアクセス可能とし、利用者の学習情報の整理等を支援できるようにする。そして、利用者は、教育サービス提供サーバ50にアクセスすることなく、自己の学習課程の確認や、自己のウィークポイントを把握し、その対策を立てることもできる。
【0095】
上記の実施の形態においては、パソコン、携帯電話、及び、PDA等の端末機種に分類した端末情報を使用して、利用者の使用する端末に応じたコンテンツを送信したが、このような端末機種によらず、その他の種別にて分類した端末情報を使用してコンテンツを送信してもよい。
例えば、画面サイズ、解像度、ポインティングデバイスの能力または操作性、処理速度の種別にて分類した端末情報を使用してもよい。
また、OS(Operating System)の種別に分類した端末情報を使用してよい。この場合、例えば、第1のOS用のコンテンツと第2のOS用のコンテンツとをコンテンツDB53等に記憶しておき、ユーザID等からOSの種別を判別し、該当するコンテンツを送信する。
【0096】
なお、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ型教育システムは、専用の装置によらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークカード等を備えたコンピュータに上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納した媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM等)から当該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するコンテンツ型教育システムを構成することができる。
【0097】
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよい。一例を挙げると、通信ネットワークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して配信する。
そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、教育サービスを適切に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンテンツ型教育システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】端末の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】教育サービス提供サーバの一例を示すブロック図である。
【図4】ユーザ情報DBに記憶される情報の一例を示す模式図であって、(a)がユーザ端末情報であり、(b)がユーザ個人情報であり、(c)がコンテンツ使用情報である。
【図5】コンテンツDBに記憶されるデータの一例を示す模式図である。
【図6】ユーザ利用DBに記憶される情報の一例を示す模式図であって、(a)がコンテンツ進行情報であり、(b)が履修履歴情報である。
【図7】本発明の実施の形態に係るユーザ/メイン端末登録処理及びユーザ/メイン端末認証処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】ユーザ情報DBに仮登録される情報の一例を示す模式図であって、(a)がユーザ端末情報であり、(b)がユーザ個人情報である。
【図9】本発明の実施の形態に係るサブ端末登録処理及びサブ端末認証処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係るログイン処理及び教育サービス処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 端末
10a メイン端末
10b サブ端末
10c サブ端末
11 送受信部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 制御部
50 教育サービス提供サーバ
51 通信部
52 ユーザ情報DB
53 コンテンツDB
54 ユーザ利用DB
55 処理制御部
100 通信ネットワーク

Claims (1)

  1. 一人の利用者に使用されるメイン端末とサブ端末の組を複数組含む複数の端末に、ネットワークを介して、教育コンテンツを提供する教育サービス提供サーバであって、
    前記複数の端末の各利用者を識別するための識別情報と、各端末の処理能力レベルを示す情報と、各端末がメイン端末かサブ端末かの端末区分を示す端末区分情報と、を対応付けて記憶する端末情報記憶手段と、
    前記処理能力レベルに応じて調整された教育コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    各利用者の学習進行状況を示す学習進行情報を記憶する学習進行情報記憶手段と、
    前記複数の端末から、前記識別情報を含む電子メールを受信する電子メール受信手段と、
    前記電子メール受信手段が先に受信した第1の電子メールとその後に受信した第2の電子メールとに含まれる前記識別情報と前記端末情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、受信した前記第1の電子メールと前記第2の電子メールの送信元の端末の端末区分をそれぞれ判別する判別手段と、
    前記第1の電子メールの端末区分がメイン端末であり、且つ、前記第2の電子メールの端末区分が同一利用者の使用するサブ端末である、と前記判別手段により判別された場合に、前記第2の電子メールを送信したサブ端末の利用者による前記コンテンツ記憶手段に記憶された教育コンテンツの利用を許可する許可手段と、
    任意の端末から前記識別情報と前記教育コンテンツの送信要求とを受信するコンテンツ要求受信手段と、
    前記コンテンツ要求受信手段が受信した識別情報に基づいて、識別情報で特定される利用者による教育コンテンツの利用が許可されているか否かを判別し、許可されていると判別した場合に、受信した識別情報と前記端末情報記憶手段に記憶されている情報とに基づいて要求元の端末の処理能力レベルを判別し、前記コンテンツ記憶手段に記憶された教育コンテンツのうちの、判別した処理能力レベル用に調整された教育コンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、
    前記コンテンツ要求受信手段が受信した前記識別情報と前記学習進行情報記憶手段に記憶された前記学習進行情報とに基づいて、利用者の学習進行状況を判別し、前記コンテンツ特定手段によって特定された教育コンテンツの中から、判別した学習進行状況に応じたデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段が取得したデータを、前記教育コンテンツの送信要求を行った端末に送信する送信手段と、
    を備える、ことを特徴とする教育サービス提供サーバ。
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