JP4518807B2 - 情報提示装置及び情報提示方法等 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット等のネットワークを介して接続された端末装置に対しコンテンツデータを提示する情報提示装置及び方法等の技術分野に関する。
従来より、例えば、インターネット上のWEBサーバ等のサーバ装置から、例えば公衆回線及びプロバイダを介して接続してきたPC(Personal computer)等の端末装置に対し、映像、画像、音声、及び文字データ等のコンテンツデータを提供(配信)するネットワークシステムが広く知られている。端末装置側では、これにインストールされている例えばWEBブラウザ用いて、提供されたコンテンツデータ等の提示を行うようになっており、これにより、ユーザは、PC上で所望のコンテンツを視聴することができる。
近年では、特許文献1に開示されるように、PCばかりでなく、携帯電話機及びPDA(Personal Digital Assistant)等の移動体端末からも、インターネット上のサーバ装置に接続して、コンテンツデータの提供を受けることが可能になっている。更に、最近では、双方向マルチメディア通信サービス用の通信端末であるSTB(Set Top Box)が接続された、いわゆるインタラクティブ・テレビ(この場合、当該STBと当該テレビとを含めて端末装置というものとする)においては、当該STBからインターネット上のサーバ装置に接続して、コンテンツデータの提供を受け、それを当該テレビ上で提示可能になっている。
このように、従来のネットワークシステムにおいては、様々な種類の端末装置によりコンテンツデータの提供を受けることができるが、端末装置の特性や能力等、例えば、映像等のコンテンツを表示するソフトウェアの有無、表示画面のサイズや表現能力等によってコンテンツデータの内容を同一にできないため、サーバ装置側では、一般に、そのPC、PDA、携帯電話機等毎に提供するべきコンテンツデータを分けて用意している。
そして、近年、上記環境下において、ユビキタスネットワークに向けた動きがあり、これは、様々な種類の端末装置で、何時でも、何処でもネットワークに接続できる環境を提供するものである。
特開2003−110748号公報
しかしながら、従来のネットワークシステムでは、端末装置の特性や能力等が異なるため、サーバ装置側では、別々のコンテンツデータを用意しなければならないという問題がある。また、様々な種類の端末装置でコンテンツデータの提供を受ける際には、ある端末装置(例えば、PC)で視聴(閲覧)したコンテンツを別の端末装置(例えば、PDA)で引き続き視聴しようとしても、連続性がないため、最初から視聴しなおさなければならないという問題がある。
また、ユーザが、コンテンツの一部を後でもう一度視聴(閲覧)したいというような場合、例えばWEBブラウザのブックマーク機能を利用して、後で視聴したいWEBサイトのURL(Uniform Resource Locator)をURLリストに登録しておき、後からそのURLリストを利用してコンテンツに簡単にアクセスすることも可能であるが、複数の端末装置をまたがって利用することは困難であった。一方、サーバ装置側にURLリストを保管することも可能であるが、あくまでもリンク対象はURLであるため、映像等のように時間軸を持ったメディアや、FlashやDHTML(Dynamic HyperText Markup Language)等によりダイナミックに表示レイアウトや表示内容が変更されるリッチコンテンツでは、必ずしもユーザが所望するコンテンツへのリンクを保管できないという問題がある。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、端末装置の特性や能力等に応じて別々のコンテンツデータを用意することなく、端末装置に応じた最適なコンテンツデータを提示することができ、また、複数の端末装置にまたがった(横断した)シームレスなコンテンツデータの利用を可能とする情報提示装置及び情報提示方法等を提供することを課題とする。更に、映像等のように時間軸を持ったメディアや、ダイナミックに表示レイアウトや表示内容が変更されるリッチコンテンツにおいても、ユーザが所望する当該コンテンツの利用を可能とする情報提示装置及び情報提示方法等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、1つの観点における本発明に係る情報提示装置は、通信手段を介して接続された端末装置に対しコンテンツデータを提示する情報提示装置であって、前記端末装置の動作環境を示す情報及び当該端末装置の種類を示す情報の少なくとも何れか一方を含む端末情報を取得する端末情報取得手段と、前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報を取得する履歴情報取得手段と、前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、教材の章又は節に属する素材データとして映像データ、音声データ、画像データ、文字データのうち、少なくとも画像データと文字データを含む複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データとして、前記映像データ、前記音声データ、前記画像データ、及び前記文字データのうちの少なくとも何れか一つを選定し、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成するコンテンツ構成手段と、前記構成されたコンテンツデータを前記端末装置に提示させるコンテンツ提示手段と、を備え、各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、前記提示履歴を示す情報には、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報が含まれることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置の特性や能力等に応じて別々のコンテンツデータを用意することなく、端末情報及びコンテンツデータの提示履歴に応じたコンテンツデータであって、複数の端末装置にまたがった(横断した)シームレスな教材を構成するコンテンツデータを提示することができ、さらに、コンテンツデータを構成する各素材データに付与された固有の識別情報を取得することにより、上記コンテンツデータの提示履歴を簡単に把握することができる。
また、上記情報提示装置において、INタイムコードとOUTタイムコードで規定された時間範囲で区切られた各シーンであって、繋がりのある前記複数の素材データから構成された各シーンには、固有の識別情報が付与されており、前記提示履歴を示す情報には、前記シーンに付与された前記識別情報が含まれることを特徴とする。
また、上記情報提示装置において、前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報をユーザ毎に蓄積する履歴情報蓄積手段を更に備え、前記コンテンツ構成手段は、前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、前記最適な素材データを選定することを特徴とする。
この発明によれば、端末装置におけるコンテンツデータの提示履歴(閲覧履歴)がユーザ毎に蓄積され、その提示履歴も参照され、ユーザ毎に(ユーザの閲覧状況に見合った)最適な素材データが選定されてコンテンツデータが構成されるので、複数の端末装置にまたがった(横断した)シームレスなコンテンツデータを提示することができる。
また、上記情報提示装置において、各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、前記履歴情報蓄積手段は、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの識別情報を前記提示履歴を示す情報として蓄積することを特徴とする。
この発明によれば、コンテンツデータを構成する各素材データに付与された固有の識別情報を蓄積することにより、上記コンテンツデータの提示履歴を簡単に把握することができる。
また、上記情報提示装置において、前記コンテンツ構成手段は、最新の前記提示履歴に含まれる識別情報に対応する素材データに続く素材データであって、かつ前記端末情報に見合った素材データを選定することを特徴とする。従って、ユーザがある端末装置でコンテンツのある部分まで視聴しており、その後、別の端末装置に変えた場合に、ユーザは、視聴していたコンテンツの続きを簡単に視聴することができる。
また、上記情報提示装置において、各前記素材データには、情報の重要度を示す情報が付与されており、前記コンテンツ構成手段は、前記端末情報に応じた情報の重要度が付与された前記素材データを選定することを特徴とする。
この発明によれば、端末装置の特性や能力等に応じた重要度に基づく最適なコンテンツデータを提示することができる。
また、上記情報提示装置において、前記コンテンツ構成手段は、前記選定された素材データにより構成される表示オブジェクトのレイアウトを前記端末情報に見合ったレイアウトに変更することを特徴とする。
この発明によれば、上記表示オブジェクトのレイアウトを、端末装置の表示サイズや表現能力等に見合ったレイアウトに構成することができる。
また、上記情報提示装置において、前記素材データ群は、予め定められたツリー型の階層構造からなる管理データによって管理されており、前記コンテンツ構成手段は、当該管理データの内容を前記端末情報に応じて変更することによって、前記最適な素材データを選定することを特徴とする。
この発明によれば、上記管理データを利用することにより、複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データを選定し端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして容易に構成することができる。
また、上記情報提示装置において、各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、前記端末情報取得手段は、前記端末装置においてユーザによりマーク指定されたコンテンツデータを構成する素材データの識別情報を取得し、前記コンテンツ提示手段は、前記取得された前記マーク指定に係る識別情報に対応する素材データに係る情報を選択可能に前記端末装置に提示し、当該情報が選択された場合には、当該選択に係る素材データを前記コンテンツデータとして前記端末装置に提示させることを特徴とする。
この発明によれば、映像等のように時間軸を持ったメディアや、ダイナミックに表示レイアウトや表示内容が変更されるリッチコンテンツにおいても、ユーザが所望する当該コンテンツを簡単に提供することができる。
上記課題を解決するために、他の観点における本発明に係る情報提示処理プログラムは、コンピュータを、上記情報提供装置として機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するために、更に他の観点における本発明に係る情報提示方法は、通信手段を介して接続された端末装置に対しコンテンツデータを提示する情報提示装置における情報提示方法であって、前記端末装置の少なくとも動作環境を示す情報を含む端末情報を取得する工程と、前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報を取得する工程と、前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、教材の章又は節に属する素材データとして映像データ、音声データ、画像データ、文字データのうち、少なくとも画像データと文字データを含む複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データとして、前記映像データ、前記音声データ、前記画像データ、及び前記文字データのうちの少なくとも何れか一つを選定し、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成する工程と、前記構成されたコンテンツデータを前記端末装置に提示させる工程と、を含み、各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、前記提示履歴を示す情報には、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報が含まれることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも、端末装置の特性や能力等に応じて別々のコンテンツデータを用意することなく、端末装置に応じた最適なコンテンツデータを提示することができ、また、複数の端末装置にまたがった(横断した)シームレスなコンテンツデータを提示することができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
[1.情報処理システムの構成及び概要機能]
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成及び概要機能について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムSは、端末装置1と、情報提示装置としてのサーバ装置2と、を含んで構成されている。そして、端末装置1とサーバ装置2とは、通信手段としてのネットワーク3を介して相互にデータの送受信が可能になっており、サーバ装置2は、当該ネットワーク3を介して接続された端末装置1からの要求に応じてコンテンツデータを提供(送信)し、当該コンテンツデータを端末装置1に提示(例えば、画像表示、音声出力による提示)させるようになっている。なお、ネットワーク3は、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(無線基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築される。
[1−1.端末装置の構成及び概要機能]
端末装置1としては、例えばPC、PDA、携帯電話機(或いは、PHS(Personal Handyphone System))、STBが接続されたテレビ受像機等の電子機器(電子デバイス)が該当し、本実施形態において、ユーザは、利用場所や利用状況に応じてこれらの種類の異なる電子機器を端末装置1として任意に選択することになる。
そして、端末装置1は、全ての電子機器に共通の基本的な構成要素として、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit),作業用RAM(Random-Access Memory),ROM(Read-Only Memory)等から構成された情報処理部と、各種プログラム及び各種データ等を記憶する記憶部(例えば、HDD(Hard Disc Drive),又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等)と、ユーザからの操作指示を入力する操作部(例えば、キーボード,マウス,又は操作パネル(又はリモートコントローラ)等)と、画像や文字等の情報を表示する表示部(例えば、CRT(Cathode-Ray Tube),又は液晶ディスプレイ等)と、音声を出力するスピーカと、サーバ装置2の通信部と協働しサーバ装置2との間の通信状態を制御する通信部と、を備えている。
また、全ての電子機器に共通にROM又は記憶部に記憶される各種プログラムとして、OS(オペレーティングシステム)、及びアプリケーションソフト(ブラウザソフト(プログラム)、プロファイル収集エージェントソフト(プログラム)等)がある。
端末装置1のCPUによりブラウザ(例えば、WEBブラウザ)ソフトが実行されることによって、端末装置1は、サーバ装置2に接続してコンテンツデータを要求し、これに対しサーバ装置2から提供されたコンテンツデータを提示することになる。
また、端末装置1のCPUによりプロファイル収集エージェントソフトが実行されることによって、端末装置1は、当該端末装置1の動作環境を示す情報を含む端末情報、及びユーザへのコンテンツデータの提示履歴を示す情報をそれぞれ収集し、端末及び回線(ネットワーク)プロファイル、及びユーザプロファイルとして、サーバ装置2に提供(送信)することになる。なお、通常、端末及び回線プロファイルとユーザプロファイルは、それぞれ異なるタイミングで独立して収集されてサーバ装置2に提供(送信)される。また、プロファイル収集エージェントソフトは、例えばサーバ装置2から端末装置1にダウンロードされるようにしてもよいし、フレキシブルディスク(例えば、CD−ROM、メモリカード等)の記録媒体に記録されて端末装置1に読み込まれるようにしてもよい。
ここで、端末及び回線プロファイルには、例えば、CPUの動作周波数(CPUの速度)、RAMの記憶容量、記憶部の空き容量、表示画面のサイズと表現能力(文字数、色数等)、回線スピード(例えば、ビットレート(bps))、インストールされるソフトウェアの種類(例えば、OSの種類、アプリケーションソフトの種類、プラグインソフト(ブラウザソフトの機能を追加、拡張するソフトであって、例えば、マルチメディア情報を閲覧するためのShockwaveやFlash Player(登録商標)、或いは、デジタル文書を閲覧するためのAcrobat Reader(登録商標)等がある)の種類)等の情報が含まれる(もちろん、上記情報の一部であってもよいし、他の情報が含まれてもよい)。
このような端末及び回線プロファイルにて示される情報は、電子機器の種類によって異なる(もちろん、同じ種類の電気機器であっても異なる場合もある)。例えば、PCと携帯電話機では、周知の通り、CPUの動作周波数、RAMの記憶容量、記憶部の空き容量、表示画面のサイズと表現能力、OSの種類、及びブラウザソフトの種類が異なるし、PCのブラウザソフトにはプラグインソフトを組み込めるが、携帯電話機のブラウザソフトにはプラグインソフトを組み込めない等の点で異なっている。
また、ユーザプロファイルには、例えば、サーバ装置2から提供されたコンテンツデータを端末装置1がどこまでユーザに提示したかの(状況)履歴、言い換えれば、当該コンテンツデータをユーザがどこまで閲覧(視聴)したかの(状況)履歴を示す情報が含まれる。例えば、コンテンツデータが、章立てになっている内容であった場合に、どの章における画像、音声、及び文字までをユーザに提示(ユーザが閲覧)したかの(状況)履歴や、コンテンツデータが、映画等のように繋がりのあるストーリー性のある内容であり、かつシーン毎に分割されている場合に、どの(何番目の)シーンまでユーザに提示(ユーザが閲覧)したかの(状況)履歴を示す情報が該当する。ここで、「どの章」、或いは、「どのシーン」であるかを特定するための情報として後述する識別情報が、上記提示履歴を示す情報に含まれることになる。
[1−2.サーバ装置の構成及び概要機能]
サーバ装置2は、図1に示すように、演算機能を有するコンピュータとしてのCPU,作業用RAM,ROM等から構成された情報処理部21と、各種プログラム及び各種データ等を記憶するHDD(Hard Disc Drive)等から構成された記憶部22と、端末装置1の通信部と協働し端末装置1との間の通信状態を制御する通信部23と、を備えており、情報処理部21のCPUは、例えば記憶部22に記憶された、本発明の情報提示処理プログラム等を実行することにより、本発明の端末情報取得手段及び履歴情報取得手段としての情報取得部21a、履歴情報蓄積手段としての履歴情報蓄積部21b、コンテンツ構成手段としてのコンテンツ構成部21c、及びコンテンツ提示手段及び選択提示手段としてのコンテンツ提示部21dとして機能するようになっている。なお、情報提示処理プログラムは、例えばインターネット上の所定のサーバからサーバ装置2にダウンロードされるようにしてもよいし、フレキシブルディスク(例えば、CD−ROM等)の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介してサーバ装置2に読み込まれるようにしてもよい。
また、上記記憶部22には、履歴情報データベース(DB)22a、素材データベース(DB)22b、階層化管理データベース(DB)22c、及び端末情報対応付けデータベース(DB)22d等が構築されている。
情報取得部21aは、端末装置1から提供された上記端末及び回線プロファイルと、上記ユーザプロファイルと、をそれぞれ取得するようになっている。この端末及び回線プロファイルは、例えば、端末装置1がネットワーク3を介して接続してきた際に、情報取得部21aにより要求され取得される。一方、上記ユーザプロファイルは、例えば、端末装置1とサーバ装置2との通信セッションが終了する際等、任意のタイミングで情報取得部21aにより要求され取得される。また、上記ユーザプロファイルは、端末装置1にて収集されずとも、コンテンツデータが端末装置1に提供される際に情報取得部21aにより取得されてもよい。
そして、履歴情報蓄積部21bは、上記ユーザプロファイルを履歴情報データベース22aに蓄積するようになっている。このユーザプロファイルは、例えば、ユーザ毎に予め登録された固有のユーザID及びパスワードに対応付けられて登録される。
素材データベース22bには、コンテンツデータの基になる素材データ群が記憶(登録)されている。このような素材データ群は、例えば、映像(ビデオ)データ、音声(オーディオ)データ、画像データ、文字(テキスト)データ、3D(Dimensions)CG(Computer graphic)データ等の素材データにより構成されており、適宜、更新されるようになっている。また、素材データ群は、階層化管理データベース22cに記憶(登録)されたツリー型の階層構造からなる管理データによって管理されており、これによって、素材データ群は、構造化されるようになっている。
図2は、管理データによって構造化された素材データ群の一例を示す概念図である。図2の例は、「英会話教材」の素材データ群の階層構造を示しており、この素材データ群に含まれる各素材データは、階層構造の最下層に位置している。そして、各素材データより上位階層に位置する(各素材データに付加される)属性情報(「章」、「節」、「ビデオ」、「オーディオ」、「画像」、「3DCG」、「テキスト」、「スクリプト(CPUに実行させる命令や手順を、テキストを用いて記述したプログラム)」等)によって、素材データ群は、次第に統合され構造化されるようになっている。
また、上記属性情報のうち任意に選択された属性情報には、それぞれ固有の識別情報(以下、属性IDという)、及び情報の重要度(優先度)を示す情報(以下、情報優先度という)が付与されている。これにより、結果的に、各素材データに当該属性ID、及び情報優先度が付与されることになる。
図3は、図2に示すツリー型の階層構造を規定する管理データの一部の例を示す図である。図3に示す管理データは、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されており、上記属性情報は、タグ(<>)内に記述され、開始タグ(<属性情報>)と終了タグ(</属性情報>)の間には、更に、下位階層の属性情報のタグが記述され、階層化されている。例えば、図3の例において、「オーディオビデオ」の開始タグ51aと終了タグ51bの間には、「ビデオ」及び「オーディオ」のタグが記述されている。
なお、管理データには、図3に示すXML文書の他に、図示しないが、当該XML文書のスタイル(端末装置1に表示部に表示されるページや文字等の書式であるスタイル)を定義するスタイル文書(例えば、XSL(eXtensible Stylesheets Language)やCSS(Cascading Style Sheets))が含まれている。
また、図3の例では、「章」、「節」、「ビデオ」、「オーディオ」、及び「画像」等の属性情報には、それぞれ固有の属性IDが付与されている。例えば、「ビデオ」に付与された属性IDは、「ビデオ」の開始タグ52aと終了タグ52bの間に記述された「ID」の開始タグ53aと終了タグ53bの間に記述されている(この例では、数値)。
また、図3の例では、「ビデオ」、「オーディオ」、及び「画像」等の属性情報には、それぞれ情報優先度が付与されている。例えば、「ビデオ」に付与された情報優先度は、「ビデオ」の開始タグ52aと終了タグ52bの間に記述された「情報優先度」の開始タグ54aと終了タグ54bの間に記述されている。なお、本実施形態においては、情報優先度が数値で表され、その数値が小さいほど、情報の重要度(優先度)が高いことを意味している。
更にまた、「ビデオ」、「オーディオ」、及び「画像」等の開始タグと終了タグの間には詳細情報が記述されている。例えば、「ビデオ」の開始タグ52aと終了タグ52bの間には、そのビデオの詳細情報55が記述されている。この詳細情報55のうち、「実体URL」の開始タグ55aと終了タグ55bの間には、その映像(ビデオ)データの所在を示すURLが記述されている。つまり、かかるURLによって、階層構造の最下層にある素材データにリンクされることになる。
図4は、シーン毎に分割された素材データ群を規定する管理データの一部の例を示す図である。図4の例では、シーン毎に分割された素材データ群は、AV(オーディオビデオ)クリップであり、各シーンは、例えば、映像データ、音声データ、画像データ、3DCGデータ、及び文字データ等の繋がりのある複数の素材データから構成されている。
また、図4に示すように、各シーンは、所定の時間範囲(例えば、符号61部のINタイムコードのタグと、OUTタイムコードのタグで規定された時間範囲(1分〜1分30秒))で区切られている。更に、各シーンには、それぞれ固有の属性IDが付与されている。例えば、「シーン1」に付与された属性IDは、シーン1の「ID」の開始タグ62aと終了タグ62bの間に記述されている。
以上説明した管理データは、コンテンツデータに含められて端末装置1に提供されることになるが、端末装置1おいては、提示した素材データ(ユーザによって閲覧された素材データ)の上位階層に位置する属性情報に付与された属性IDを、提示履歴を示す情報として上記ユーザプロファイルに含めることになる。従って、サーバ装置1側では、かかる属性IDから、ユーザが、何章何節の素材データまでを閲覧したか、或いは、どのシーンまでを視聴したかを認識することができ、次に提示されるべき素材データを特定できるのである。
そして、コンテンツ構成部21cは、上記端末及び回線プロファイルと上記ユーザプロファイルに基づいて(端末及び回線プロファイルのみに基づいてもよい)、複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データを選定し、端末装置1において提示されるべきコンテンツデータとして構成(再構成)するようになっている。更に、コンテンツ構成部21cは、上記選定した最適な素材データにより構成される表示オブジェクト(画像や映像等)のレイアウト(表示画面上における大きさ、割り当て、色数、文字数等を含む)を端末及び回線プロファイルに含まれる端末情報に見合ったレイアウトに変更することもできる。
このように、コンテンツ構成部21cは、上記素材データ群を、端末情報と提示履歴を示す情報に応じてトランスコーディングして当該コンテンツデータを構成する処理を行うことになる。
この具体的な処理の一例として、上記管理データを利用した場合について説明する。
先ず、コンテンツ構成部21cは、最新のユーザプロファイルに含まれる提示履歴を示す情報としての属性IDに対応する素材データ(例えば、1章1節に属する素材データ、或いはシーン1に属する素材データ)に続く素材データ(例えば、1章2節に属する素材データ、或いはシーン2に属する素材データ)を管理する管理データを階層化管理データベース22cから取得する。
次に、コンテンツ構成部21cは、取得した管理データを基礎として、端末及び回線プロファイルに含まれる端末情報に見合った新たな管理データを作成する。
例えば、コンテンツ構成部21cは、端末及び回線プロファイルを提供した端末装置1の表示画面のサイズが、管理データに記述されたビデオのフレームサイズより小さい場合には、情報優先度が、例えば、3以上の素材データ(例えば、映像データ)に付与された属性情報のタグ(例えば、図3において、「ビデオ」の開始タグ52aから終了タグ52bまで)を削除する。
また、コンテンツ構成部21cは、端末及び回線プロファイルを提供した端末装置1には映像を表示するためのプラグインソフトがインストールされていない場合にも、情報優先度が、例えば、3以上の素材データ(例えば、映像データ)に付与された属性情報のタグを削除する。
言い換えれば、上記の場合、情報優先度が、例えば、2以下の素材データ(例えば、文字データ、音声データ、及び画像データ)に付与された属性情報のタグは削除されずそのままとなるので、結果として、情報優先度が2以下(1及び2)の素材データが最適な素材データとして選定されることになる。つまり、端末情報に応じた(見合った)情報優先度が付与された素材データが選定されることになる。
また、更に端末装置1の表示画面のサイズが小さい場合や、画像をブラウザソフトにて画像を表示できない等の場合には、例えば、情報優先度が2以上の素材データ(例えば、映像データ及び画像データ)に付与された属性情報のタグが削除され、情報優先度が1のみの素材データ(例えば、文字データ)が最適な素材データとして選定されることになる。なお、表示画面のサイズやプラグインソフトの有無等に応じて、幾つの情報優先度の素材データが選定されるかの対応付け情報(規則)は、端末情報対応付けデータベース(DB)22dに予め記憶(登録)されることになる(その他の対応付けも同様)。
また、コンテンツ構成部21cは、端末及び回線プロファイルを提供した端末装置1の表示画面のサイズ(例えば、180×120ドット)が、管理データに記述されたビデオ(或いは、画像)のフレームサイズ(例えば、320×240ドット)より小さい場合には、当該端末装置1の表示画面のサイズに合わせて管理データに記述されたビデオ(或いは、画像)のフレームサイズを小さくしたり、或いは、表示文字数や表示画像数を減らしたり、更には、素材データ(例えば、画像データ等)により構成される表示オブジェクトの表示画面上における割り当て(配置)を変更したりすることによって、当該表示オブジェクトのレイアウトを端末情報に見合ったレイアウトに変更するようにしてもよい。また、コンテンツ構成部21cは、表示オブジェクトのレイアウトの変更に伴ない、リンク情報を再定義するようにしてもよい。
更にまた、コンテンツ構成部21cは、端末及び回線プロファイルを提供した端末装置1の表現能力が、管理データに記述された量より低い場合には、上記端末装置1の表現能力に合わせて管理データに記述された色数を減らすように構成してもよい。
更にまた、コンテンツ構成部21cは、端末及び回線プロファイルを提供した端末装置1の回線スピードが、所定のビットレートより低い場合には、管理データに記述されたビデオのフレームサイズやフレームレートを小さくするように構成してもよい。
このように、コンテンツ構成部21cは、上記管理データの内容を端末情報に応じて変更することによって、最適な素材データを選定することになる。こうして、作成された管理データと、これに示される素材データがコンテンツデータとして構成される。
コンテンツ提示部21dは、以上のように構成されたコンテンツデータを、通信部23及びネットワーク3を介して、端末装置1に提供(送信)し、当該コンテンツデータを端末装置1に提示(端末装置1のブラウザにより画像表示、音声出力による提示)させるようになっている。
[2.情報処理システムの動作]
次に、図5等を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの動作例について説明する。
図5は、コンテンツデータが端末装置1に提供される場合におけるサーバ装置2の情報処理部21の処理を示すフローチャートである。
なお、以下の説明において、ユーザは、既にPCを端末装置1としてサーバ装置2に接続しコンテンツデータの提供を受けており、かかるPCにおけるコンテンツデータの提示履歴を示す情報が含まれたユーザプロファイルが履歴情報データベース22aに記憶(蓄積)されているものとする。
先ず、ユーザが、例えばPDAを端末装置1として選択し、かかる端末装置1の操作部を操作してブラウザソフトを実行(起動)させサーバ装置2のサイトのURLを指定すると、当該端末装置1がネットワーク3を介してサーバ装置2に接続し(通信セッションを確立)ソースを要求する。これに応じ、サーバ装置2は、ユーザID入力画面データ(例えば、WEBデータ)等を取得してネットワーク3を介して端末装置1に送信する(ステップS1)。
こうして、端末装置1の表示部には、図示しないユーザID入力画面が表示されることになり、かかる画面上には、ユーザID及びパスワードの入力欄が設けられている。このような表示状態において、ユーザが操作部を操作して当該入力欄に自己のユーザID及びパスワードを入力し実行ボタンを指定(押下)すると、入力されたユーザID及びパスワードがネットワーク3を介してサーバ装置2に送信される。
サーバ装置2は、端末装置1から送信されたユーザID及びパスワードを受信し(ステップS2:Y)、ユーザ認証を実行、例えば、履歴情報データベース22aに当該ユーザID及びパスワードが登録されているか否かを判別し(ステップS3)、登録されている場合には(ステップS3:Y)、サーバ装置2は、ネットワーク3を介して端末装置1に対し、端末及び回線プロファイルを要求する(ステップS4)。かかる要求に対し、端末装置1は、プロファイル収集エージェントソフトを起動(実行)し、当該端末装置1の端末情報を収集し、端末及び回線プロファイルとしてネットワーク3を介してサーバ装置2に送信する。なお、端末情報は、この時に収集されるのではなく、予め収集され端末及び回線プロファイルとして端末装置1の記憶部に記憶されておくように構成してもよい。
こうして、サーバ装置2(情報取得部21a)は、端末装置1から送信された端末及び回線プロファイルを受信(ステップS5:Y)、取得する(ステップS6)。続いて、サーバ装置2(情報取得部21a)は、当該ユーザIDに対応するユーザプロファイルが履歴情報データベース22aに蓄積されているか否かを判別し(ステップS7)、蓄積されている場合には(ステップS7:Y)、最新のユーザプロファイルを取得する(ステップS8)。こうして、取得された端末及び回線プロファイル及び最新のユーザプロファイルは、RAM等に一旦記憶されることになる。
次に、サーバ装置2(コンテンツ構成部21c)は、上述したように、最新のユーザプロファイルに含まれる提示履歴を示す情報としての属性IDに対応する素材データ(例えば、ユーザがPC上で閲覧した素材データ、例えば、1章1節まで閲覧)に続く素材データ(例えば、1章2節に属する素材データ)を管理する管理データ(例えば、1章2節に属する管理データ)を階層化管理データベース22cから取得する(ステップS9)。
次に、サーバ装置2(コンテンツ構成部21c)は、取得した管理データを基礎として、端末情報対応付けデータベース(DB)22dに記憶された対応付け情報を参照しつつ、上述したように、端末及び回線プロファイルに含まれる端末情報に見合った新たな管理データを作成(つまり、上記端末情報に見合った最適な素材データが選定等される)し(ステップS10)、当該管理データと、これに示された最適な素材データを素材データベース(DB)22bから取得して、端末装置1において提示されるべきコンテンツデータを構成する(ステップS11)。
図6は、ユーザプロファイル及び端末及び回線プロファイルに基づいて作成された管理データによって構造化された素材データ群の一例を示す概念図である。図6の例では、図2と比較すると、この場合の端末装置1がPDAであり3DCGデータを表示する機能が無いために、3DCGデータの部分(ノード部分)は、削除されていることがわかる。
そして、サーバ装置2(コンテンツ提示部21d)は、構成されたコンテンツデータ(管理データを含む)を、通信部23及びネットワーク3を介して、端末装置1に提供(送信)する(ステップS12)。
こうして、端末装置1(ブラウザ)は、上記管理データに基づき、ユーザからの操作部を介した操作指示に従って上記コンテンツデータに含まれる画像を表示部に表示したり、音声をスピーカから出力することになる。この際、端末装置1は、コンテンツデータに含まれる提示した素材データの属性情報に付与された属性IDを取得し記憶部に記憶することになる。そして、例えば、端末装置1(ブラウザ)は、ユーザからの操作部を介した操作指示に従ってコンテンツデータの提示を終了する場合には、プロファイル収集エージェントソフトを起動(実行)し、上記記憶された属性IDを含む当該端末装置1の提示履歴を示す情報を収集し、ユーザプロファイルとしてネットワーク3を介してサーバ装置2に送信する。
そして、サーバ装置2は、端末装置1から送信されたユーザプロファイルを受信、取得し、これを当該ユーザのユーザIDに対応つけて履歴情報データベース22aに記憶(蓄積)する。これにより、ユーザが、その後、他の電子機器(例えば、携帯電話機)を端末装置1として選択した場合にも、かかる提示履歴がサーバ装置2にて参照されることができる。
以上説明したように上記実施形態によれば、端末及び回線プロファイル及びユーザプロファイルに基づいて、複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データを選定し、端末装置1において提示されるべきコンテンツデータとして動的に構成(再構成)するように構成したので、端末装置1の特性や能力等に応じて別々のコンテンツデータを用意することなく、端末装置に応じた最適なコンテンツデータを提示することができると共に、複数の端末装置(例えば、PCとPDA)にまたがった(横断した)シームレスなコンテンツデータを提示することができる。これにより、例えば、ユーザが、PCを端末装置1として視聴していたコンテンツの続きを、PDAを端末装置1として簡単に視聴(閲覧)することができる(ユーザの嗜好に応じたパーソナライズが可能)。特に、シーン毎に分割された繋がりのあるコンテンツである場合に有効である。
また、ツリー型の階層構造からなる管理データによって素材データ群を管理し、当該管理データの内容を端末情報に応じて変更することによって、最適な素材データを選定するようにしたので、端末情報に最適なコンテンツデータを容易に構成することができる。
更にまた、各属性データに属性IDを付与し、これを提示履歴を示す情報として利用するように構成したので、端末装置1において提示されたコンテンツデータの提示履歴を簡単に取得、蓄積することができる。
なお、上記実施形態においては、コンテンツデータを構成する各素材データに付与された属性IDを利用することによって、サーバ装置2は、コンテンツデータの提示履歴を認識するように構成したが、かかる属性IDを利用することによって、従来のブラウザ等にて機能するブックマークに相当するメディアマークを構成することもできる。
より具体的には、PCである端末装置1において、例えば、コンテンツデータが提示されている途中で、ユーザが端末装置1の操作部を操作して所望の画像、映像、音声、又は文字部分にメディアマーク指定をすると、かかる画像、映像、音声、又は文字部分を構成する素材データに付与された属性IDを含むメディアマーク情報が、ネットワーク3を介してサーバ装置2に送信される。サーバ装置2(情報取得部21a)は、端末装置1から送信されたメディアマーク情報を受信、これに含まれる属性IDを取得する。そして、サーバ装置2(履歴情報蓄積部21b)は、かかる属性IDを当該ユーザのユーザIDに対応付けて、メディアマーク指定のあった属性IDとして履歴情報データベース22aに記憶(蓄積)する。
その後、ユーザが、例えばPCからPDAに変えた(変えなくても良いが)後の端末装置1からサーバ装置2に接続した場合において(図5に示す処理と同様)、サーバ装置2(コンテンツ提示部21d)は、端末装置1からメディアマーク一覧の要求(例えば、ユーザの操作部の操作指示による)があったときに、履歴情報データベース22aに記憶(蓄積)された、メディアマーク指定に係る属性ID(当該ユーザIDに対応)に対応する素材データを示す情報(例えば、上述した属性情報)が含まれるメディアマーク一覧情報を、選択可能に端末装置1に提示(つまり、当該情報をネットワーク3を介して端末装置1に送信してブラウザにより選択可能に表示させる)し、当該メディアマーク一覧情報のうちから何れかの素材データを示す情報(例えば、上述した属性情報)が選択された場合には、当該選択に係る素材データが含まれるコンテンツデータを、ネットワーク3を介して端末装置1に送信して提示させるように構成する。
このような構成によれば、映像等のように時間軸を持ったメディアや、ダイナミックに表示レイアウトや表示内容が変更されるリッチコンテンツにおいても、ユーザが所望する当該コンテンツを簡単に提供することができる。
また、上記実施形態においては、端末装置1の動作環境を示す情報を端末情報に含め、これに基づいて、サーバ装置2が、複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データを選定し、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、端末装置1の種類(PC、PDA、携帯電話機等の種類)を示す情報を端末情報に含め、かかる端末装置1の種類に基づいて(サーバ装置1側では、当該種類に応じた素材データの選定ルールを規定しておく)、サーバ装置2が、複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データを選定し(更には、上述したように、表示オブジェクトのレイアウト変更も行うようにしてもよい)、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成するようにしてもよい。
本実施形態に係る情報処理システムの概要構成例を示す図である。 管理データによって構造化された素材データ群の一例を示す概念図である。 図2に示すツリー型の階層構造を規定する管理データの一部の例を示す図である。 シーン毎に分割された素材データ群を規定する管理データの一部の例を示す図である。 コンテンツデータが端末装置1に提供される場合におけるサーバ装置2の情報処理部21の処理を示すフローチャートである。 ユーザプロファイル及び端末及び回線プロファイルに基づいて作成された管理データによって構造化された素材データ群の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 端末装置
2 サーバ装置
21 情報処理部
21a 情報取得部
21b 履歴情報蓄積部
21c コンテンツ構成部
21d コンテンツ提示部
22 記憶部
22a 履歴情報データベース
22b 素材データベース
22c 階層化管理データベース
22d 端末情報対応付けデータベース
23 通信部
3 ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (12)

  1. 通信手段を介して接続された端末装置に対しコンテンツデータを提示する情報提示装置であって、
    前記端末装置の動作環境を示す情報及び当該端末装置の種類を示す情報の少なくとも何れか一方を含む端末情報を取得する端末情報取得手段と、
    前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報を取得する履歴情報取得手段と、
    前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、教材の章又は節に属する素材データとして映像データ、音声データ、画像データ、文字データのうち、少なくとも画像データと文字データを含む複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データとして、前記映像データ、前記音声データ、前記画像データ、及び前記文字データのうちの少なくとも何れか一つを選定し、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成するコンテンツ構成手段と、
    前記構成されたコンテンツデータを前記端末装置に提示させるコンテンツ提示手段と、
    を備え、
    各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、
    前記提示履歴を示す情報には、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報が含まれることを特徴とする情報提示装置。
  2. 請求項1に記載の情報提示装置において、
    INタイムコードとOUTタイムコードで規定された時間範囲で区切られた各シーンであって、繋がりのある前記複数の素材データから構成された各シーンには、固有の識別情報が付与されており、
    前記提示履歴を示す情報には、前記シーンに付与された前記識別情報が含まれることを特徴とする情報提示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報提示装置において、
    前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報をユーザ毎に蓄積する履歴情報蓄積手段を更に備え、
    前記コンテンツ構成手段は、前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、前記最適な素材データを選定することを特徴とする情報提示装置。
  4. 請求項に記載の情報提示装置において、
    前記履歴情報蓄積手段は、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報を前記提示履歴を示す情報として蓄積することを特徴とする情報提示装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報提示装置において、
    前記コンテンツ構成手段は、最新の前記提示履歴に含まれる前記識別情報に対応する素材データに続く素材データであって、かつ前記端末情報に見合った素材データを選定することを特徴とする情報提示装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報提示装置において、
    各前記素材データには、情報の重要度を示す情報が付与されており、
    前記コンテンツ構成手段は、前記端末情報に応じた情報の重要度が付与された前記素材データを選定することを特徴とする情報提示装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報提示装置において、
    前記コンテンツ構成手段は、前記選定された素材データにより構成される表示オブジェクトのレイアウトを前記端末情報に見合ったレイアウトに変更することを特徴とする情報提示装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の情報提示装置において、
    前記素材データ群は、予め定められたツリー型の階層構造からなる管理データによって管理されており、
    前記コンテンツ構成手段は、当該管理データの内容を前記端末情報に応じて変更することによって、前記最適な素材データを選定することを特徴とする情報提示装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報提示装置において、
    前記端末情報取得手段は、前記端末装置においてユーザによりマーク指定されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報を取得し、
    前記コンテンツ提示手段は、前記取得された前記マーク指定に係る識別情報に対応する素材データに係る情報を選択可能に前記端末装置に提示し、当該情報が選択された場合には、当該選択に係る素材データを前記コンテンツデータとして前記端末装置に提示させることを特徴とする情報提示装置。
  10. コンピュータを、請求項1乃至9の何れか一項に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提示処理プログラム。
  11. 請求項10に記載の情報提示処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたことを特徴とする記録媒体。
  12. 通信手段を介して接続された端末装置に対しコンテンツデータを提示する情報提示装置における情報提示方法であって、
    前記端末装置の少なくとも動作環境を示す情報を含む端末情報を取得する工程と、
    前記端末装置における前記コンテンツデータの提示履歴を示す情報を取得する工程と、
    前記端末情報及び前記提示履歴を示す情報に基づいて、教材の章又は節に属する素材データとして映像データ、音声データ、画像データ、文字データのうち、少なくとも画像データと文字データを含む複数の素材データから構成された素材データ群のうちから最適な素材データとして、前記映像データ、前記音声データ、前記画像データ、及び前記文字データのうちの少なくとも何れか一つを選定し、前記端末装置において提示されるべきコンテンツデータとして構成する工程と、
    前記構成されたコンテンツデータを前記端末装置に提示させる工程と、
    を含み、
    各前記素材データには、固有の識別情報が付与されており、
    前記提示履歴を示す情報には、少なくとも前記端末装置において提示されたコンテンツデータを構成する素材データの前記識別情報が含まれることを特徴とする情報提示方法。
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