JP5049880B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置に関する。
近年の情報処理技術の普及発展と通信インフラの普及拡大により、より多くの人々がいわゆるインターネットを利用して、HTML文書などのWeb文書、電子メニュー、その他コンテンツの閲覧を行えるような環境が拡大している。従来はこのようなWeb文書の閲覧に利用される情報処理装置は、ブラウザと呼ばれるWeb閲覧ソフトウエアを搭載したパーソナルコンピュータであったが、現在に至っては、コンピュータに加えて、携帯電話機、デジタルテレビ、大容量録画装置(HDレコーダ、DVDレコーダ等)などのWeb閲覧機能を備えた家電機器(以下、「組み込み機器」という)による閲覧が拡大している。
さて、既存の組み込み機器におけるブラウザによるWeb文書の閲覧操作は、キー操作のみであったり、キー操作の他にポインタを用いる操作であった。この場合、ポインタの操作はキー若しくはジョイスティックを用いた操作により行われる。これは、制限された操作環境によってポインタを微調整しなくてはならないため、ユーザにストレスを与え、操作に対する意欲を著しく減退させていた。
また、組み込み機器を用いたWeb文書閲覧の場合にも、大量のデータを閲覧することが多くなっており、一画面に表示される情報量が増大している。例えば、テレビ録画機では、機能が複雑化することで、メニューとして表示される情報が多大となり、選択できるメニューを選ぶためのユーザの操作量が増えている。
これを解消する手段として、SONY社製品で広く導入されているユーザインタフェース『クロスメディアバー(登録商標)』のようにメニュー項目をスクロールさせる方法や、録画再生機であるRD(東芝)の『見るナビ(登録商標)』や『録るナビ(登録商標)』ようにメニュー画面を複数持たせる方法が提案されている。
しかし、これらの方法では、操作の階層が深くなり目的の操作にたどり着くまでに多くの時間と操作回数を必要とする問題がある。また、組み込み機器においてWebページを閲覧する機能が搭載されることが多くなったが、画面の大きさに制限がある場合には全体が小さくなり見えにくくなる問題というがあり、入力手段に制限がある場合は十字キーの連打若しくは、長押しと十字キー押下の組み合わせによる微調整をすることになり、全体を見るまでに操作回数が極端に多くなるという問題がある。
このような問題を解決する従来技術(従来技術1と呼ぶ)として、例えば、表示する画面領域の制限を行って、画面遷移を階層的に構築することで表示を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、別の従来の解決手法(従来技術2と呼ぶ)として、HTML文書を解析し、画面レイアウト再構築を行う技術も提案されている(同じく特許文献1)。この従来技術は、小型画面での表示に特化し、コンテンツをブロック単位で再配置する技術である。
また、さらに別の従来の解決手法(従来技術3と呼ぶ)として、マウスのようなダイレクトポインティングデバイスなしで閲覧するためにHTML文書の表示形式を変える技術が提案されている(例えば、特許文献2)。この技術においては、コンテンツを通常表示とリンク先のサムネイルを表示するサムネイル表示画面の2つで構成する。
また、さらに別の従来の解決手法(従来技術4と呼ぶ)として、サーバサイドスクリプトにより、コンテンツレイアウトを生成する技術が提案されている(例えば特許文献3)。
特許公開2007−004524号公開公報 特許公開2007−058301号公開公報 特許公開2003−150377号公開公報
しかし、従来技術1においては、階層構造が深くなると、一時的に通過したページへ戻るような操作が困難であり、階層構造の全体像がわかりにくくなる問題がある。
また、従来技術2においては、小型画面においてコンテンツを全て表示しながらもコンテンツの意味関係も維持できているものの、コンテンツ製作者の意図したレイアウトやデザインが損なわれる問題がある。また、PC用ブラウザで閲覧したときとレイアウトが異なり、ユーザが見た目や操作に違和感を覚える問題がある。
また、従来技術3においては、サムネイル画面により、コンテンツの概要が一度に見えない問題点を解決するが、サムネイルを選択するために操作が増加し煩雑になる問題がある。
また、従来技術4においては、コンテンツを表示する端末での過剰な処理負荷の問題を解決するが、サーバ側での処理待ち時間や通信量が増大する問題がある。また、端末毎処理をするため、サーバの負荷増大の問題がある。さらに、コンテンツレイアウトやデザイン、操作感が損なわれる問題もある。
本発明においては、画面情報とはHTMLファイルやGUIのヘッダファイルに代表されるXML等によって表現されたコンテンツデータが一例であって、この情報に基づいて画面を作業領域及びその作業領域内のオブジェクト単位に分割し、同一画面上に階層的な作業領域のレイヤー層を設けることで、ユーザが簡単且つ単純なキー操作によりコンテンツ内の作業領域単位或いは作業領域内のオブジェクト単位でフォーカス対象の選択や変更を可能とし、その結果として表示方法や操作方法が限られた環境においても、情報の多い画面であっても、ユーザがストレスなく容易にコンテンツの閲覧を行えることを目的とする。
また、本発明は、オブジェクト単位でユーザの操作履歴を管理することで、ユーザの好みに合わせた操作支援を行うことを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有する。
本発明は、コンテンツのソースコードであるコンテンツデータを取得し、そのコンテンツデータ中のタグに基づいてそのコンテンツをユーザのキー操作により選択可能な複数の小領域である作業領域に区分し、且つ各作業領域内の要素をユーザのキー操作により選択可能なオブジェクトとし、各作業領域とその作業領域に含まれるオブジェクトの対応関係を記述した第1のデータを生成する作業領域設定手段と、コンテンツデータに基づいてコンテンツを表示装置に表示させる表示手段と、ユーザが作業領域又はオブジェクトを選択するためのキー操作を受け付け、このキー操作に応じた入力信号を得る入力手段と、入力信号と第1のデータと比較して、ユーザのキー操作に対応する作業領域又はオブジェクトを特定する選択対象特定手段と、選択対象特定手段が特定した作業領域又はオブジェクトがフォーカスされていることを表示手段に表示させるとともに、その作業領域又はオブジェクトを選択状態とする操作支援手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、ユーザが簡単且つ単純なキー操作によりコンテンツ内の作業領域単位或いは作業領域内のオブジェクト単位でフォーカス対象の選択や変更を可能とするため、従来の情報処理装置に比してキー操作回数を減少させることができ、その結果表示方法や操作方法が限られた環境においても、情報の多い画面であっても、ユーザがストレスなく容易にコンテンツの閲覧を行うことを可能とする。
以下、本発明の実施の形態を、形態を図面を参照しながら説明する。
[1.発明の概要]
まず始めに、本実施の形態によって実現される概要について説明する。
図1は、本実施の形態により実現される、コンテンツの表示制御を説明するための図である。
図1(A)は、あるコンテンツ(例えばあるサイトのトップ・ページを構成するHTML文書)を従来のブラウザにより液晶ディスプレイ装置などの表示装置に表示させた状態を示す図である。
このコンテンツ10は、上部にタイトルが表示される。タイトル右方には2つのリンク(アンカー)、リンク1、リンク2が設けられている。タイトル下方にはサブタイトルAが表示され、その下方にはさらにリンク3、リンク4、リンク4の説明であるテキストが表示される。リンク3、4右側には画像が表示される。さらに、上記テキストの下方には、リンク5、リンク6、リンク7が縦に並んで配列されている。リンク5、リンク6、リンク7の右方には、サブタイトルB、リンク8、リンク9が縦に並んで配列されている。さらに、リンク9右斜め下には、リンク10、リンク11が横方向に隣接して配置されている。さらに画面下方両端にはそれぞれリンク12、リンク13が配列されている。
本実施の形態にかかる情報処理装置は、図1(A)に示した内容を有するコンテンツを表示する際に、以下のような処理を行う。
図1(A)で表示されるようなコンテンツを表示させるためのデータであるHTML形式のコンテンツデータを受信すると、本発明の一態様である情報処理装置は、そのコンテンツデータを「作業領域」及びその作業領域に含まれる「オブジェクト」に分割し、「作業領域」及び「オブジェクト」の階層構造を記述するデータを作成する。ここで、コンテンツデータとは、テキスト、画像、アンカーなど画面を構成する個々の要素である表示要素を含んだデータであって、例えばHTMLやGUIヘッダファイルのようにXML表現されたものである。ここでは、HTML形式で記述されたコンテンツデータとして説明する。
Webサーバなどの情報処理サーバなどから取得したコンテンツを画面表示する装置である情報処理装置は、コンテンツの表示領域を複数の作業領域に区分する。コンテンツをどのように複数の作業領域に区分するか(以下、作業領域の決定処理という)については、コンテンツ内のオブジェクトの配置などに基づいて、情報処理装置が自動的に決定する。
HTML形式のコンテンツデータにおいては、コンテンツ表示時のレイアウトに影響を与えるタグがいくつか定義されている。例えば、<FRAME>や<TABLE>、<DIV>、<LIST>、<HR>、<MAP>などである。本明細書中、これらのレイアウトに影響を与えるタグを「レイアウトタグ」と呼ぶことにする。このレイアウトタグはHTMLの特性上、入れ子構造にすることができ、レイアウトの親子関係(一方が他方を内包する関係)を作成することができる。「作業領域」とは、この特性を利用して、レイアウトタグ単位で、おおまかな画面構成を定義する入れ子構造の領域として区切られた、画面情報とは異なるレイヤー及び、その情報である。作業領域の決定処理の詳細については後述する。なお、「作業領域」は、ユーザの操作支援や履歴管理を行う単位として扱われる。
さて、各作業領域内には、コンテンツに含まれている内容(例えば、文字列、画像など)が含まれている。本発明にかかる情報処理装置はこれら内容のそれぞれ、或いはいくつかの集合を一つのオブジェクトとして扱えるようにする。ユーザはコンテンツが表示された画面を見ながら、操作対象にしたいいずれかの作業領域を選択した後、その作業領域内に存在するハイパーリンクや画像など、コンテンツと関連情報を含むオブジェクトを選択することができる。どのオブジェクトをどの作業領域に割り当てるかを決定すること(以下、オブジェクト割り当て処理という)は、作業領域の決定処理と同様、情報処理装置が自動的に決定する。また、オブジェクトはレイアウトタグにより囲まれている内容であればどのような内容であってもよく、単一のハイパーリンクや画像である必要はなく、例えばハイパーリンクとその説明文の組み合わせを一つのオブジェクトとすることも可能であり、複数の画像(ハイパーリンクの有無を問わない)を一つのオブジェクトとして設定することも本発明は可能である。その他どのような要素の組み合わせも本発明における「オブジェクト」とすることができる。
図1(B)に、本実施の形態にかかる情報処理装置が作業領域の決定処理、及びオブジェクト割り当て処理を行った結果、情報処理装置に表示される画面例(「画面分割表示画面」と呼ぶ)を示す。
図1(B)の例において、図1(A)に示したコンテンツには、図示の位置に、作業領域11、12、13、14、15が設けられる。これは以下のように決定された結果である。コンテンツ10におけるサブタイトルAを含む領域(作業領域12に対応する)に注目すると、リンク3、リンク4、テキスト、画像、サブタイトルAの5つの部品を表すタグが<FRAME>などのレイアウトタグ内に記述されており、他の領域を表現するレイアウトタグと同列の階層(ここでは一番上の階層)にある場合、図1(B)のような分割が可能だと判別できる。これは、<FRAME>タグ内に表示するコンテンツとしてURLを定義した場合も同様に対応できる。また、リンク5を含む領域(作業領域13に対応する)とサブタイトルBを含む領域(作業領域14に対応する)の2つの領域に注目する。コンテンツ10の元となるHTMLデータでは、2つの領域がそれぞれ<TABLE>タグなどによりまとまったグループとして記述され、これら<TABLE>タグの上位層の<FRAME>タグに属する入れ子構造になっていると仮定すると、入れ子内でもさらに領域を分割することが可能だと判別できる。
さらに、分割された領域内におけるオブジェクト(部品)を表すときに使われるタグ、例えば、<A HREF>や<IMG SRC>、<FONT>、<HR>などの個数から、各作業領域11〜15内に表示されるオブジェクト(部品)の数を取得することができる。そして、一つの作業領域に含まれるオブジェクト(部品)の個数が多い場合には、その作業領域をさらに再分割することも可能である。
図1(C)は、図1(B)に示した作業領域11〜15を有する画面表示から、ユーザが十字キー等の入力装置を操作して、複数の作業領域の一つである作業領域12を選択した状態を示す画面である。なお、この例では作業領域12をユーザが選択したものとしたが、ユーザは他のいずれの作業領域11、13〜15をも自由に選択することが可能である。
図1(D)は、ユーザに選択された作業領域12内のオブジェクトのうち、リンク4及びその説明であるテキストで構成されるオブジェクトをユーザが選択した状態の画面例である。このように、ユーザは選択した作業領域内に存在するオブジェクトを十字キー等の入力装置を操作することにより、自由に選択することができる。さらに選択したオブジェクトについて所定の操作(例えば、決定キーの押下など)を行うと、情報処理装置は、そのオブジェクトにリンクされたWebページを新たにインターネットからダウンロードするなどにより取得し、その画面に遷移してユーザにさらなるコンテンツの閲覧をさせるように動作する。
ユーザは、情報処理装置により決定された「作業領域」について選択操作を行い、選択した作業領域内でさらにその作業領域内のオブジェクト(部品)の選択を行う。つまり作業領域とは、コンテンツのレイアウトに影響するタグとその入れ子構造、表示される部品の数から表示を分割する手段であり、ユーザが作業領域及びオブジェクトの選択を行うことを支援する操作支援手段として機能する。作業領域は、コンテンツのレイアウト(コンテンツ内のオブジェクトの配置位置)等に基づいて決定され、コンテンツのレイアウトに影響を与えることはない。
[2.情報処理装置の構成例]
次に、上記の作業領域の決定処理、オブジェクト割り当て処理、作業領域選択の受付処理、オブジェクトの選択の受付処理を行う装置である情報処理装置の構成例について説明する。
図2は、本実施の形態にかかる情報処理装置を中心としたコンテンツ閲覧システムのシステム構成例を示した機能ブロックを示す図である。
情報処理サーバから配信されるコンテンツデータを情報処理装置にて受信し、コンテンツデータに基づいてコンテンツを表示させてユーザに閲覧させるシステムであるコンテンツ閲覧システムは、情報処理サーバ204と、情報処理サーバ204にネットワーク205を介して接続された情報処理装置200とから構成される。情報処理装置200には、ユーザの入力を受け付け、入力に応じた信号を情報処理装置200に送信する入力装置201と、情報処理装置200から出力された画像信号に基づいて、画像を表示する装置である表示装置202が接続されている。
[2.1.情報処理サーバ]
情報処理サーバ204は、情報処理装置200からのリクエストに応じて、コンテンツデータを、ネットワーク205を介して情報処理装置200に配信する装置であって、例えばWebサーバである。情報処理サーバ204は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置であって、例えばコンピュータ、ワークステーションなどの装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などにプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより情報処理サーバ204が実現される。この情報処理サーバ204は単体の装置で構成されていてもよいし、複数の装置(例えば、Webサーバ、データベースサーバ、アプリケーションサーバなど)をネットワークにより結合して構成されるものでもよい。
情報処理サーバ204は、コンテンツデータを記憶する機能を有する記憶装置208と、情報処理装置200からのリクエストに応じて、コンテンツデータを記憶装置208から読み出し、当該情報処理装置200に宛てたデータとして通信制御装置206に送信させるリクエスト処理手段として機能する中央処理制御装置(CPU)207と、情報処理装置200と中央処理制御装置207との間でリクエストメッセージやこれに応じて送信されるコンテンツデータを所定のプロトコルに従って送受信する機能を有する通信制御装置206(例えば、通信ボード)を有している。
[2.2.情報処理装置]
情報処理装置200は、コンテンツのデータを基に生成する画面表示及び操作支援のための作業領域レイヤーを用いた操作支援を行う機能を有する。情報処理装置200は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備し、ネットワーク通信機能を備えた装置であって、例えば前述の組み込み機器などの情報処理装置、或いは携帯電話機、携帯ゲーム機のような移動体通信端末などの装置である。前記ROM、若しくはハードディスク装置などにプログラムが記憶されており、このプログラムを主メモリ上に載せ、CPUがこれを実行することにより情報処理装置200が実現される。なお、図2においては、情報処理装置200と、入力装置201、表示装置202は互いに別個独立の装置として図示したが、必ずしも図示の構成に本実施の形態及び本発明が限定される趣旨ではなく、情報処理装置200、入力装置201、及び表示装置202が一体の装置である場合も、本実施の形態並びに本発明は成立する。なお、入力装置201は、本発明の入力手段に相当する。
情報処理装置200は、制御部210と、制御部210に接続された記憶部230とを有している。
[2.2.1.制御部]
制御部210は、通信制御部211と、通信制御部211に接続されたオブジェクト構造解析部212と、密集度計算部213と、作業領域レイヤー生成部214と、操作履歴解析部215と、操作特定部216と、オブジェクト選択回数ランキング計算部217と、作業領域選択回数ランキング計算部218と、作業支援領域計算部219と、マイコンテンツ生成部220と、画面作成部221と、操作支援部222を有している。
なお、オブジェクト構造解析部212は本発明の作業領域設定手段に相当する。操作履歴解析部215は本発明の選択回数記録手段に相当する。操作特定部216は、本発明の選択対象特定手段に相当する。操作支援部222は本発明の操作支援手段に相当する。密集度計算部213は本発明の作業領域再設定手段に相当する。オブジェクト選択回数ランキング計算部217及び作業領域選択回数ランキング計算部218は、本発明のランキング計算手段に相当する。マイコンテンツ生成部220は本発明のマイコンテンツ生成手段に相当する。画面作成部221は本発明の表示手段に相当する。
記憶部230は、オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234、オブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236とを記憶している。
制御部210の通信制御部211は、ネットワーク206に接続されており、操作特定部216は入力装置201に接続されており、画面作成部221は表示装置202に接続されている。
情報処理サーバ204の通信制御装置206から送信されたコンテンツデータは、ネットワーク205を経由して制御部210の通信制御部211により取得される。通信制御部211は、取得したコンテンツデータをオブジェクト構造解析部212に渡す。
オブジェクト構造解析部212は、受け取ったコンテンツデータを作業領域及び作業領域毎に属するオブジェクトに区分し、その結果をオブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232として記憶部230に記憶させる。なお、オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232は本発明の第1のデータに相当する。
密集度解析部213は、記憶部230のオブジェクト構造データ231を用いて、規定数よりもオブジェクト数が多い作業領域があれば、これを再分割し、前記規定数よりもオブジェクト数が少ない複数の作業領域として、オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232を変更する。また、規定数よりもオブジェクト数が少ない作業領域が互いに隣接してあれば、これら作業領域を統合して一つの作業領域に統合し、その結果に基づいてオブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232を変更する。
作業領域レイヤー生成部214は、オブジェクト構造データ231及びオブジェクトデータ232を使用して、ユーザが操作するための作業領域レイヤーデータを生成し、画面作成部221に渡す。
画面作成部221は通信制御部211よりコンテンツデータを取得して、コンテンツを表示装置202に表示させるとともに、作業領域レイヤー生成部214から作業領域レイヤーデータを取得し、元々のコンテンツレイアウトを変更せず、元のコンテンツレイアウトに従った画面の上に重なるように、個々の作業領域に対応する矩形を描画する。ユーザが描画された矩形に相当する作業領域を選択する操作を入力装置201により行うと、画面作成部221はユーザの操作に応じて、作業領域(矩形)及びオブジェクトのフォーカスの遷移を描画する。
画面作成部221は、例えばインターネット閲覧ソフトウエアであるブラウザ、或いは、画面を生成するエンジンなどである。また、画面作成部221は、XMLを解析するパーサを別に有していてもよい。
操作特定部216は、入力装置201よりユーザの操作結果である入力データを取得し、オブジェクト構造データ231及びオブジェクトデータ232と比較して、取得した入力データに対応する作業領域(選択作業領域と呼ぶ)及びオブジェクト(選択オブジェクトと呼ぶ)を特定する。操作特定部216は、選択作業領域及び選択オブジェクトを特定する情報を操作履歴解析部215及び操作支援部222に渡す。
操作支援部222は、選択された作業領域又は選択されたオブジェクトがフォーカスされていることを画面作成部221に表示させるとともに、その作業領域又はオブジェクトを選択状態とする。すなわち、操作支援部222は、選択作業領域及び選択オブジェクトを選択する処理と選択後の表示処理を行う要求を画面作成部221に渡す。また、操作支援部222は、選択作業領域又は選択オブジェクトを選択状態とする。選択作業領域又は選択オブジェクトの選択状態中に、所定の操作(例えば、決定ボタンの押下)が行われた場合には、操作支援部222は、その操作に予め設定されている処理(例えば、ハイパーリンクの活性化、及び当該リンク先のWeb頁への遷移、など)を実行し、ユーザの操作支援を行う。
操作支援部222は、ユーザのキー操作ではなく、後述する作業支援領域計算部219によって特定された作業領域又はオブジェクトを選択作業領域又は選択オブジェクトとして扱うこともできる。
操作履歴解析部215は、操作特定部216から取得した選択作業領域及び選択オブジェクトを特定する情報と、オブジェクト構造データ231及びオブジェクトデータ232に基づき、各オブジェクトの延べ選択回数を示すデータであるオブジェクト選択回数データ233と、各作業領域の延べ選択回数を示すデータである作業領域選択回数データ234を記憶部230に記憶させる。なお、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234は本発明の第2のデータに相当する。
オブジェクト選択回数ランキング計算部217及び作業領域選択回数ランキング計算部218は、オブジェクト選択回数データ233と作業領域選択回数データ234とに基づいて、最も多く選択された作業領域及びオブジェクトの上位n個(n>0)を示すデータである、作業領域選択回数ランキングデータ235及びオブジェクト選択回数ランキングデータ236として記憶部230に記憶させる。なお、作業領域選択回数ランキングデータ235、オブジェクト選択回数ランキングデータ236は本発明の第3のデータに相当する。
作業支援領域計算部219は、作業領域選択回数ランキングデータ235及びオブジェクト選択回数ランキングデータ236より、初期フォーカス対象となる作業領域及びオブジェクト、及び次操作対象となる作業領域及びオブジェクトを、作業領域単位及びオブジェクト単位で動的に決定し、決定した作業領域及びオブジェクトを特定する情報を操作支援部222に渡す。操作支援部222では、決定した作業領域及びオブジェクトを特定する情報に基づき、選択作業領域又は選択オブジェクトのフォーカスを表す矩形領域を画面作成部221を介して表示装置202に表示させる。
また、作業支援領域計算部219は、作業領域又はオブジェクトについてユーザの操作回数をユーザに提示するように前記画面作成部221に指示し、且つ、ユーザの操作回数に応じて、作業領域レイヤー生成部214へ、作業領域毎のオブジェクト含有数の増減或いは作業領域の大きさの変更を指示して、作業領域毎のオブジェクトの数は、操作履歴に応じて変更するようにしてもよい。
[2.3.作業領域レイヤー]
図3に、コンテンツデータを画面表示した表示内容であるコンテンツ10と、作業領域レイヤーの関係を例示する。ここでは、コンテンツは図1(A)に図示したコンテンツ10であるものとし、作業領域レイヤーは図1(B)に図示した作業領域11、12、13、14、15からなる作業領域レイヤー300である。作業領域レイヤー300は基本的に透明な層(選択作業領域又は選択オブジェクトを除く)として表示処理され、ユーザがコンテンツ10を視認することを妨げない。すなわち、本実施の形態及び本発明によれば、コンテンツ10やGUI画面を表示するデータや元々のレイアウトの表示を変更することなく、元のコンテンツ10の上に重なるレイヤーとなる作業領域が設けられる。
[3.情報処理装置の動作例]
次に、上記構成を有する情報処理装置200の動作例について説明する。
図4に、情報処理装置200の主要動作内容を示すフローチャートを掲げる。このフロー内部は大きく3つに分類される。コンテンツデータ解析処理401、操作履歴解析処理402、作業支援領域計算処理403の3つである。
[3.1.コンテンツデータ解析処理]
コンテンツデータ解析処理401では、表示するコンテンツデータ(例えば、HTML文書)から作業領域及びオブジェクトを作成する。具体的には、情報処理装置200、より詳しくはオブジェクト構造解析部212は、情報処理サーバ204からネットワーク206、通信制御部211を介してコンテンツデータを取得する(S401)。次に、オブジェクト構造解析部212はコンテンツデータのレイアウトタグに基づいて、コンテンツデータの階層構造を解析し、解析結果として生成される解析データ、すなわち、オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232を生成し(S402)、記憶部230に記憶させる。
上記ステップS402の内容をさらに詳細に説明する。
図5は、ステップS402の具体的処理内容の一例を示したフローチャートである。
ステップS402が開始されると、オブジェクト構造解析部212は、通信制御211によって取得したコンテンツデータを読み込む(S501)。次に、オブジェクト構造解析部212は、コンテンツデータ内でレイアウトタグが使用されているか否かを判定する(S502)。レイアウトタグが使用されていないと判定した場合(S502、いいえ)、オブジェクト構造解析部212は、コンテンツデータ内のオブジェクトをそれが存在する作業領域を特定する情報に関連付けて、オブジェクトデータとして保存する(S508)。
一方、S502においてレイアウトタグが使用されていると判定した場合(S502、はい)、オブジェクト構造解析部212は、作業領域を決定するレイアウトタグ単位を決定する(S503)。次に、オブジェクト構造解析部212は、レイアウトタグ単位でコンテンツデータを作業領域に分割する(S504)。次に、オブジェクト構造解析部212は、ユーザが選択可能なオブジェクト(リンクや表示テキストを含む)について、作業領域内に存在するオブジェクトの数を計数する(S505)。次に、オブジェクト構造解析部212は、分割結果をオブジェクト構造データ231として保存する(S506)。
ここで、ステップS504の具体例を説明する。図6は、図1(A)に示したコンテンツ10を作業領域とオブジェクトに分割する例を示した図である。図6において、作業領域の分割手法を説明する。図6(A)中、「Main page」はコンテンツ10の元データであり、通常のブラウザで見るような標準的な表示がなされている状態である。
オブジェクト構造解析部212は、「Main page」と名付けたコンテンツ10のHTMLデータ中のレイアウトタグに基づいて、第一段階の作業領域11、12、13X、15X、15Yに分割する。なお、説明のため、これら作業領域を上から順に、「Top area」、「Middle1 area」、「Middle2 area」、「Bottom area」と呼ぶことにする。ここで、サブタイトルAで括られる作業領域12「Middle1 area」に注目すると、この作業領域12は「リンク3」、「リンク4」、「テキスト(リンク4の説明)」、「画像」、「サブタイトルA」を含む領域になる。
作業領域を区分する基準に関しては、前述したとおり、<TABLE>や<DIV>などのレイアウトタグによって該当領域が括られているため、これらを基準として用いることにより容易に判断できる。
次に、各作業領域に属するオブジェクトをレイアウトタグに基づいてさらに分割し、オブジェクトデータとする。一例として、作業領域12をオブジェクトに分割する例を図6(B)に示す。作業領域12である「Middle1 area」に属したオブジェクトを<TABLE>、<LIST>などのレイアウトタグによってさらに分割することで、オブジェクトとして管理する。図6(B)では、作業領域12に含まれる要素を4つのオブジェクトとする。すなわち、「サブタイトルA」をM1_object1(ID=10)とし、「リンク3」をM1_object2(ID=11)とし、「リンク4」及び「テキスト(リンク4の説明文)」をM1_object3(ID=12)とし、「画像」をM1_object4(ID=13)とする。
その際、ハイパーリンクとその説明文がまとまった一つのオブジェクトとして管理されることが可能な場合がある。図6(B)では「リンク4」及び「テキスト(リンク4の説明文)」がこの場合に当たる。これは、コンテンツデータにおいて、レイアウトコンテンツの中に、ハイパーリンクタグとテキストが配置されている場合である。例えば、<div></div>の中に<a href=””></a>タグと通常のテキストとしての文字が記述されている場合、最初の<div></div>で区切った単位をオブジェクトとして登録することにより、ハイパーリンクと説明テキストが含まれるような、ユーザの操作に対して意味のあるオブジェクトが作成できる。
なお、作業領域の管理は、作業領域名又は作業領域に対応付けられたID(作業領域ID)を発行することで区別する。作業領域IDは、複数桁を用いることで作業領域の親子構造を示すようにしてもよい。例えば、元データ(ID=00)、Top area(ID=10)、M1_object2(ID=21)のように定義する。また、この場合、作業領域名は必ずしも必要ではなく、領域IDのみで管理することも可能である。
オブジェクト構造データ231は、作業領域及び/又はオブジェクト間の親子関係の情報を付加するため、木構造データとして記憶される。図7に、図6に示したコンテンツ10に対応する木構造データであるオブジェクト構造データ231の例を示す。図7では、取得したコンテンツデータを図6の要領で作業領域に分割する際、作業領域及びオブジェクトが木構造で表されることを示す図である。例えば、受信した「Main page」をルートとする作業領域階層として、「Top area」、「Middle1 area」、「Middle2 area」、「Bottom area」などが子としてぶら下がる。これら作業領域はレイアウトタグによって分類されたものである。各作業領域の下には、「M1_object1」や「M1_object2」などといったオブジェクトが子としてぶら下がる。
この木構造データは作業領域の再分割によって階層が深くなることもあり、図7のような3階層に限られる趣旨ではない。情報処理装置200は、この木構造データによってHTMLページなどであるコンテンツ10を作業領域とオブジェクトに区分し、管理する。
図5に戻り、オブジェクト構造解析部212の動作例の説明を続ける。
ステップS506の後、オブジェクト構造解析部212は、コンテンツデータ10内においてさらにレイアウトタグを使用しているか否かを調べる(S507)。コンテンツデータ10においてさらにレイアウトタグを使用している場合には、オブジェクト構造解析部212は、ステップS502に戻り、コンテンツを作業領域とオブジェクトに区分するためにステップS503からS506を実行する。一方、さらにレイアウトタグを使用していない場合には、ステップS508に進む。ステップS508では、オブジェクト構造解析部212は、コンテンツデータ内のオブジェクトをそれが存在する作業領域を特定する情報に関連付けて、オブジェクトデータとして保存する(S508)。以上で、図5に示したフローチャートの説明を終了する。
図4に戻り、コンテンツデータ解析処理401の具体的内容の説明を再開する。
ステップS402が終了すると、密集度計算部213は、オブジェクト構造データ231を参照して、各作業領域のオブジェクト密度(この実施の形態では、オブジェクト数をオブジェクト密度とするが、本発明はこの構成に限定されることなく、オブジェクト数を作業領域の面積で割ったものをオブジェクト密度とする構成としても本発明は成立する)を計算し(S403)、オブジェクト密度が所定値を超える場合は、当該作業領域をさらに複数の作業領域に分割し、この分割を反映させるようにオブジェクト構造データ231を変更する。
図8に、ステップS403のオブジェクトの密集度計算処理の具体的な例を示す。密集度計算部213は、作業領域におけるオブジェクトの密集度を計算することによって、より最適な作業領域を再定義する。一つの作業領域内に表示するオブジェクトの上限数(最大規定数と呼ぶ)と下限数(最小規定数と呼ぶ)をユーザ若しくは製作者などが任意の数に決め、オブジェクトの規定数としておく。
密集度計算処理を開始すると、密集度計算部213はオブジェクト構造データ231を読み込む(S801)。次に密集度計算部213は、各作業領域に含まれるオブジェクト数が最大規定数より大きいか否かを判定する(S802)。オブジェクト数が最大規定数より大きくない場合(S802、いいえ)、密集度計算部213は後述するステップS806に進む。一方、オブジェクト数が最大規定数より大きい場合(S802、はい)、密集度計算部213は、その作業領域を、それぞれが有するオブジェクト数が最大規定数を超えない複数の作業領域に分割する(S803)。次に、密集度計算部213はこの新たな複数の作業領域に基づいて、オブジェクト構造データ231を更新する(S804)。次に、密集度計算部213は新たな複数の作業領域に基づいて、オブジェクトデータ232を更新し(S805)、その後ステップS806に進む。
ステップS806に進むと、密集度計算部213は各作業領域内のオブジェクト数が最小規定数より少ないか否か、且つ少ない場合には隣接している作業領域もオブジェクト数が最小規定数より少ないか否かを判定する(S806)。これらの条件を満たさない場合(S806、いいえ)、密集度計算部213は密集度計算処理を終了する。一方、これらの条件を満たした場合(S806、はい)、密集度計算部213は、隣接しているこれら作業領域を一つの新たな作業領域と定義し直す(S807)。次に、密集度計算部213はこの新たな作業領域に基づいて、オブジェクト構造データ231を更新する(S808)。次に、密集度計算部213は新たなオブジェクト構造データ231基づいて、オブジェクトデータ232を更新し(S809)、その後密集度計算処理を終了する。
なお、作業領域内に表示するオブジェクトの数を判断する規定数は、表示する表示画面サイズに比例して増え、決定するようにしてもよい。
図9にオブジェクト数が最大規定数を超える場合の作業領域の分割例を示す。図9に示す例は、オブジェクト数が最大規定数を超える作業領域の一例として、図6に示した作業領域13Xを取り上げる。例えば、図9の作業領域13Xのようにオブジェクト数が多い場合は、密集度計算部213は作業領域13Xをさらに分割して、2つの作業領域13,14(図1に示した作業領域13,14に相当する)とする。
また、隣接する作業領域それぞれのオブジェクト数が最小規定数より少ない場合に、密集度計算部213が作業領域を統合する例を図10に示す。図10では、隣接する作業領域それぞれのオブジェクト数が最小規定数より少ない場合の例として、図6に示した作業領域15X,15Yを取り上げる。図10の作業領域15X,15Yのようにオブジェクト数が少ない場合は、密集度計算部213はこれら作業領域15X,15Yを統合して一つの作業領域15(図1に示した作業領域15に相当する)とする。ただし、オブジェクト数の少ない作業領域が隣接していない場合は、統合しない。コンテンツレイアウトが損なわれる可能性や、統合された作業領域が他の作業領域をまたがる可能性があるためである。この操作によって、効率的に操作できる作業領域を定義することが可能となる。
図4に戻り、コンテンツデータ解析処理401の具体的内容の説明を再開する。
ステップS403に続いて、作業領域レイヤー生成部214はオブジェクト構造データ231に基づいて、図3に例示したような作業領域レイヤー300を表示させるための作業領域レイヤーデータを生成し(S404)、この作業領域レイヤーデータを操作特定部216及び画面作成部221に出力する。
[3.2.操作履歴解析処理]
次に、図4における操作履歴解析処理402について説明する。
操作履歴解析処理402では、ユーザの操作によって選択された作業領域及びオブジェクトの特定と、作業領域毎及びオブジェクト毎の操作回数のカウント及びこれらのランキング計算を行う。
コンテンツデータ解析処理401のステップS404に続いて、情報処理装置200、より詳しくは操作特定部216は、入力装置201からキー操作に対応する信号を取得(S405)する。
次に、操作特定部216は、選択作業領域及び選択オブジェクトを特定する情報を操作履歴解析部215に渡す(S406)。
次に、操作履歴解析部215は、S406で選択作業領域、選択オブジェクトと判定されたものについて選択回数を加算し、加算結果を作業領域選択回数データ234、オブジェクト選択回数データ233として記憶させる(S407、S408)。
次に、作業領域選択回数ランキング計算部218は、作業領域選択回数データ234から新しい作業領域選択回数ランキングデータ236を算出し、記憶部230に記憶させる(S409)。
次に、オブジェクト選択回数ランキング計算部は、オブジェクト選択回数データ233から新たなオブジェクト選択回数ランキングデータ235を算出し、記憶部230に記憶させる(S410)。
以上で操作履歴解析処理402が完了する。
上記の操作履歴解析処理402についてさらに詳細に説明する。
図11は、操作履歴解析処理402の具体的処理例を示したフローチャートである。
まず、操作特定部216が入力装置からキー操作に基づく信号を取得する(S1101)。操作特定部216は、受け取った信号と作業領域レイヤーデータに基づいて、操作対象となっている作業領域又はオブジェクトを特定する(S1102)。特定された作業領域又はオブジェクトは操作履歴解析部215に通知される。
次に、操作履歴解析部215は、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234を参照して、選択された選択領域、オブジェクトに関するデータがオブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234にすでに存在しているか否かを判定する(S1103)。これらに関するデータが存在している場合(S1103、はい)、操作履歴解析部215は、そのデータについて選択回数の値を一つ増加させる(S1105)。一方、これらに関するデータが存在していない場合(S1103、いいえ)、操作履歴解析部215は、選択された作業領域、オブジェクトに関する回数データを、選択回数が1であるデータの一番上の位置に挿入し、この挿入した回数データの選択回数の値を1とする(S1104)。
次に、操作履歴解析部215は、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234の各データを、選択回数をキーとして降順にソートする(S1106)。これにより選択回数の多い作業領域、オブジェクトが上位に並ぶことになる。
次に、操作履歴解析部215は、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234のそれぞれについて、選択回数データの個数(レコード数)が規定数より多く、且つ選択回数データの最後尾データの選択回数の値が1であるか否かを判定する(S1107)。この判定条件が満たされている場合(S1107、はい)、操作履歴解析部215は、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234の最後尾のデータを削除し(S1108)、後述のS1109に進む。一方、この判定条件が満たされていない場合(S1107、いいえ)、オブジェクト選択回数計算部217、作業領域選択回数ランキング計算部218のそれぞれは、オブジェクト選択回数データ233、作業領域選択回数データ234の上位10項目を選択し、これらをオブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236として記憶部230に記憶させる(S1109)。なお、これらランキングデータ235,236として記憶する上位データ数はシステム又はユーザが変更できるものとする。
図12は、選択回数データとデータ更新及びランキングの関係を示す例である。図11のフローに沿って図12に示すようなランキングデータを生成する。ここでは、対象となる作業領域又はオブジェクトに関して、作業領域選択回数データ又はオブジェクト選択回数データから、親となる作業領域及び自身のオブジェクト名、選択された回数を取得し、選択された回数の降順にソートすることでランキングを生成している。
なお、ここでは、コンテンツデータがHTML形式で得られる場合を説明したが、XML形式で表現されているコンテンツデータ、GUIアプリケーションプログラムが読み込むための外部ファイルとしてのヘッダファイルやテキストファイル、データベースに登録された情報についても同様に説明できる。
[3.3.作業支援領域計算処理]
再び図4に戻り、情報処理装置200の主要処理の一つである作業支援領域計算処理403の説明を行う。作業支援領域計算処理403は、操作履歴解析処理402に続いて行われる処理であって、作業領域及びオブジェクトのフォーカスの決定を行う処理である。
すなわち、ステップS410に続いて情報処理装置200の作業支援領域計算部219は、オブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236を参照して、フォーカスの対象となる作業領域及びオブジェクトを決定する(S411)。また、マイコンテンツ生成部220は、オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232、オブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236を参照してマイコンテンツを表示させるためのデータである、マイコンテンツデータを生成する(S412)。「マイコンテンツ」とは、ユーザの操作履歴を作業領域及びオブジェクト単位で保存し、そのデータに基づいて作業領域、オブジェクトそれぞれの選択頻度を計測したランキング、すなわちオブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236を用いて、ユーザが頻繁に利用するコンテンツの一部を一つの画面上に表示するものである。
図13は、当該システムにおいて、「マイコンテンツ」を生成するマイコンテンツデータ生成処理(S412)の具体的処理例を示したフローチャートである。以下、図14を参照しながら説明する。
まず、マイコンテンツ生成部220は、オブジェクト選択回数ランキングデータ235、作業領域選択回数ランキングデータ236を読み込む(S1301)。次に、マイコンテンツ生成部220は、マイコンテンツとして表示する作業領域の個数及び/又はオブジェクトの個数を決定する(S1302)。次に、マイコンテンツ生成部220は、ステップS1302において決定した個数に従って、これらデータ235、236からランキング上位の作業領域又はオブジェクトを複数個選択する(S1303)。次に、マイコンテンツ生成部220は、選択した作業領域及び/又はオブジェクトの表示サイズをそれぞれの選択回数に基づいて計算し、決定する(S1304)。最後に、マイコンテンツ生成部220は、ステップS1304において決定した表示サイズの作業領域及び/又はオブジェクトを有するコンテンツであるマイコンテンツデータを,オブジェクト構造データ231、オブジェクトデータ232を参照しながら生成し(S221)、画面作成部221に出力する。以上で、マイコンテンツデータ生成処理を終了する。
なお、「マイコンテンツ」を表示させるか否かは、ユーザが任意に選択できるようにしてよく、例えば、ユーザが入力装置201により、「マイコンテンツ」表示要求を行うと、情報処理装置200、より詳しくはマイコンテンツ生成部220がマイコンテンツデータを生成し、画面作成部221,表示装置202にこれを表示させる。
なお、マイコンテンツは、作業領域とオブジェクトが混在する場合と、作業領域のみの場合、オブジェクトのみの場合の3パターンを用いてよい。パターンの切り替えは、システム又はユーザが変更できるものとする。
図14に、マイコンテンツの生成例を示す。この例では、3つのコンテンツ1501、1502、1503から作業領域、オブジェクトがマイコンテンツ生成部220に選択されて、マイコンテンツ1504として生成された例である。この例では、コンテンツA(1501)の作業領域1501Xと、コンテンツB(1502)の選択領域1502Yと、コンテンツC(1503)のオブジェクトである動画C1、リンクC1、リンクC2、リンクC3がランキング上位の作業領域及びオブジェクトとして選択され、マイコンテンツとして使用されている。
生成されたマイコンテンツ1504は、作業領域単位、又はオブジェクト単位で画面上に配置され、抽出前のコンテンツへのリンク(URL)を含む情報を保持した状態で表示されてよい。表示されたマイコンテンツ1504内の作業領域又はオブジェクトを選択、クリックすることによって、抽出前のコンテンツを表示し、特に該当する作業領域又はオブジェクトの部分へ遷移する。図14では、マイコンテンツ1504内の動画C1がクリックされたことにより、情報処理装置200が表示する画面がマイコンテンツ1504から元のコンテンツC(1503)に遷移した状態を示している。
また、マイコンテンツ生成部220は、表示する作業領域やオブジェクトのそれぞれの選択回数を取得し、選択回数に比例して作業領域やオブジェクトの表示を大きくする。作業領域やオブジェクトの表示する大きさは、全体の選択回数と比較して相対的に決定するようにしてよい。なお、選択した単位が作業領域であった場合は、作業領域単位でユーザが画面上の選択・表示部分を操作するためのモード(作業領域選択モード)へと自動的に移行し、選択した単位がオブジェクトであった場合は、選択した作業領域内に存在する、ハイパーリンクや画像、テキストなどによって構成されるオブジェクトを選択するモード(オブジェクト選択モード)へ自動的に移行するようにしてもよい。かかる動作によれば、ユーザの作業領域やオブジェクトの選択操作を支援することができる。
[4.変形例]
情報処理装置200は、上記の作業領域選択モードとオブジェクト選択モードとの切り替えをユーザの入力装置201による操作(例えば、あるボタンの押し下げ、長押しなど)によって切り替えるように動作しても、本実施の形態及び本発明は成立する。
「領域選択モード切替」とは、生成した作業領域単位でユーザが画面上の選択・表示部分を操作するためのモードと、選択した作業領域内に存在する、ハイパーリンクや画像、テキストなどによって構成されるオブジェクトを選択するモードを切り替える機能を実現するものである。ユーザは、モード切替によって、作業領域が生成される前の通常の操作画面において選択するのと同様に、作業領域及びオブジェクトを選択することができるものである。
[5.その他]
(1)コンテンツデータについて
本発明の扱うコンテンツ(コンテンツデータ)は以下のようなものであってよい。
コンテンツデータはHTML形式であって、前記オブジェクトは、HTML内では、<IMG>、<LINK>、<HREF>等で表される後述する一つの実体ファイルやリンク先であってよい。この特徴によれば、HTML形式によって記述されたリンクや画像情報であるオブジェクトに対して、アクセスしやすくすることができる。
前記コンテンツデータは、自アプリケーション内で作成したメニュー名や画像、ボタンなどのユーザ操作部品であってよい。この特徴によれば、自アプリケーション内で作成したメニュー名や画像、ボタンなどのインタフェース部品として記述されたオブジェクトに対して、アクセスしやすくすることができる。
コンテンツデータは、自アプリケーションから読まれ、メニュー名や画像、ボタンなどのユーザ操作部品を表現するヘッダファイル、又はテキストファイルなどの外部ファイルであってよい。この特徴によれば、自アプリケーションから読まれ、メニュー名や画像、ボタンなどのユーザ操作部品を表現するヘッダファイル、又はテキストファイルなどの外部ファイルによって記述されたオブジェクトに対して、アクセスしやすくすることができる。
コンテンツデータはXML形式のマークアップ言語であって、前記オブジェクトは、XML内では、画像情報、レイアウト情報、表示するテキストなどを表す一つの実体ファイルやリンク先であってもよい。この特徴によれば、XML形式によって記述されたリンクや画像情報であるオブジェクトに対して、アクセスしやすくすることができる。
コンテンツデータは、自アプリケーションから読まれ、メニュー名や画像、ボタンなどのユーザ操作部品を表現するデータベースに登録された情報であってもよい。この特徴によれば、自アプリケーションから読まれ、メニュー名や画像、ボタンなどのユーザ操作部品を表現するデータベースに登録された情報によって記述されたオブジェクトに対して、アクセスしやすくすることができる。
なお、図2に示した例では、情報処理装置200は、コンテンツデータを他の装置である情報処理サーバ204から取得する構成として説明したが、本発明がこの構成に限定される趣旨ではなく、別の構成例として情報処理装置200自身が記憶するコンテンツデータを使用する構成としても本発明は成立する。
(2)利点について
請求項1に記載の発明によれば、情報量の多いコンテンツを表示する画面表示において、画面のレイアウトを損ねることなく画面を分割表示し、分割した作業領域単位での操作選択を行うことができる。これにより、画面の全体像を把握しながら、少ない操作数でユーザの望む情報を表示することができる。また、ユーザの操作履歴を分割した単位で管理することで、ユーザの好みに合わせた操作支援を行うことができる。
本発明では、コンテンツレイアウトを損ねることなく、PC用ブラウザで閲覧したときと同様の見た目と操作を実現する。画面を分割することで、ユーザは違和感を抱くことなく、キー操作によっても、コンテンツ内の見たい部分を素早く表示させることができるものである。また、本発明では組み込み機器内で全ての処理を実行可能な手順とするために、サーバ間との通信トラフィックの問題も本発明では起こらない。
請求項2に記載の発明によれば、オブジェクトの個数が極端に多い作業領域や少ない作業領域の発生を抑え、均等にアクセスできる。
請求項3に記載の発明によれば、例えば、特定の画像やオブジェクトのクリックが多いユーザに関しては、アクセス回数を通知して、複数回アクセスしていることを通知して、且つ、作業領域での画像以外のリンク先は割り付けないようにして、画像単位でクリックできるようにして、階層を少なくすることで、画像にアクセスしやすくすることができる。
請求項6の発明によれば、作業領域モードをOFFすることで、領域選択から始まるのか、オブジェクト選択から始めるのかを選択できる。
請求項7の発明によれば、マイコンテンツ情報を利用することで、各個人が頻繁にアクセスするURLやそのオブジェクトへのリンク情報を列挙でき、一度に閲覧することができ、ショートカットなどを作成するのに役立てることができる。
請求項8の発明によれば、マイコンテンツ情報に表示される作業領域やオブジェクトの利用頻度が、視覚的に短時間で理解でき、オブジェクト選択の動機付けを支援することができる。
(A)は、コンテンツの例を示す図、(B)は作業領域に分割されたコンテンツの例を示す図、(C)はある作業領域が選択された状態を示す図、(D)はあるオブジェクトが選択された状態を示す図 コンテンツ閲覧システムのシステム構成例を示した機能ブロック図 コンテンツと、作業領域レイヤーの関係を例示する図 情報処理装置の主要動作内容を示すフローチャート ステップS402の具体的処理内容の一例を示したフローチャート (A)は、図1(A)に示したコンテンツを作業領域とオブジェクトに分割する例を示した図、(B)は作業領域からオブジェクトを分割する例を示した図 図6に示したコンテンツに対応する木構造データの例を示す図 ステップS403のオブジェクトの密集度計算処理の具体的な例を示す図 オブジェクト数が最大規定数を超える場合の作業領域の分割例を示す図 隣接する作業領域それぞれのオブジェクト数が最小規定数より少ない場合に、作業領域を統合する例を示す図 操作履歴解析処理の具体的処理例を示したフローチャート 選択回数データとデータ更新及びランキングの関係を示す例を示した図 マイコンテンツデータ生成処理の具体的処理例を示したフローチャート マイコンテンツの生成例を示す図
符号の説明
200 … 情報処理装置
212 … オブジェクト構造解析部
213 … 密集度計算部
214 … 作業領域レイヤー生成部
215 … 操作履歴解析部
216 … 操作特定部
217 … オブジェクト選択回数ランキング計算部
218 … 作業領域選択回数ランキング計算部
219 … 作業支援領域計算部
220 … マイコンテンツ生成部

Claims (8)

  1. コンテンツのソースコードであるコンテンツデータを取得し、そのコンテンツデータ中のタグに基づいてそのコンテンツをユーザのキー操作により選択可能な複数の小領域である作業領域に区分し、且つ各作業領域内の要素をユーザのキー操作により選択可能なオブジェクトとし、各作業領域とその作業領域に含まれるオブジェクトの対応関係を記述した第1のデータを生成する作業領域設定手段と、
    前記コンテンツデータに基づいてコンテンツを表示装置に表示させる表示手段と、
    ユーザが作業領域又はオブジェクトを選択するためのキー操作を受け付け、このキー操作に応じた入力信号を得る入力手段と、
    前記入力信号と前記第1のデータと比較して、ユーザのキー操作に対応する作業領域又はオブジェクトを特定する選択対象特定手段と、
    前記選択対象特定手段が特定した作業領域又はオブジェクトがフォーカスされていることを前記表示手段に表示させるとともに、その作業領域又はオブジェクトを選択状態とする操作支援手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 各作業領域に含まれるオブジェクト数に基づいて、作業領域を分割又は統合する作業領域再設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力信号に基づいて、作業領域及びオブジェクトそれぞれについて、ユーザに選択された回数を記録したデータである第2のデータを生成し、記憶させる選択回数記録手段と、
    前記第2のデータに基づいて、作業領域及びオブジェクトの選択回数の多い作業領域及びオブジェクトを上位として順位付けしたデータである第3のデータを生成し記憶させるランキング記録手段とをさらに有し、
    前記操作支援手段は、前記第3のデータから、初回に又は次回にフォーカスする作業領域又はオブジェクトを決定し、決定した作業領域又はオブジェクトがフォーカスされていることを表示させるとともに、決定した作業領域又はオブジェクトを選択状態にする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記作業領域設定手段は、各作業領域に含まれるオブジェクトの平均個数を計算して、各作業領域に含まれるオブジェクト数が均一になるように作業領域及びそれに含まれるオブジェクトを決定することを特徴とする特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作支援手段は、前記ユーザの選択回数を表示手段に表示させ、且つ、前記ユーザの選択回数に応じて、作業領域毎のオブジェクト数の含有数の増減或いは作業領域の大きさの変更を行い、作業領域毎のオブジェクト数を操作履歴に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. ユーザが前記作業領域単位で操作することができる時点から操作するのか、或いは、作業領域内のオブジェクト選択から操作するのかを選択できる作業領域選択モードを切り替え可能であって、前記作業領域選択モードに設定されているとき、ユーザは作業領域単位で選択対象を切り替えることができることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記第3のデータに基づいて、選択回数が上位である作業領域又はオブジェクトを選択し、選択した作業領域又はオブジェクトを含む新たなコンテンツであるマイコンテンツを生成し、これを表示させるマイコンテンツ生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記マイコンテンツ生成手段は、マイコンテンツを表示させる場合、その作業領域又はオブジェクトの選択回数に応じて、その作業領域又はオブジェクトの表示の大きさを変更することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
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