JP2018007185A - 通知プログラム、制御装置、および、通知方法 - Google Patents

通知プログラム、制御装置、および、通知方法 Download PDF

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敬 岡村
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Hiroyuki Nanbu
博之 南部
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Shu Matsuoka
周 松岡
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Abstract

【課題】見守りの対象者の状況を通知するサービスを容易に構築する。
【解決手段】通知プログラムは、複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置で実行される。制御装置は、複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶する。制御装置は、対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、通知先情報に対応付けて通知された識別情報が記憶部に記憶されている場合、対象装置のアドレスに対応づけて通知先情報を記憶部に記憶する。制御装置は、複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の送信元アドレスが記憶部に存在すると、送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、対象装置からのアクセスが発生したことを通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通知プログラム、制御装置、通知方法に関する。
高齢者や子供などの状態の見守りに対するニーズが高まってきており、センサを搭載したデバイスなどを用いた様々な見守りシステムが提案されている。例えば、病室や居室内にいる患者の起き上がりや離床などの状況を見守るためのシステムも提案されている。さらに、無線通信装置の通信状態から、利用者が通信可能エリア内に存在するか通信可能エリア外に存在するかを判定(推定)することが特許文献1に開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2014−179819号
高齢者や子供などの見守りの対象者は、対象者自身の健康状態などによっては、病室や居室などの特定の室内に留まっているとは限らない。このため、単一の施設を超える広範囲な規模で見守りサービスを提供しようとした場合、特許文献1に開示されているようなセンサやRFID(radio frequency identifier)を用いることは現実的ではない。
本発明は、1つの側面として、見守りの対象となる対象者の状況を通知するサービスを容易に構築可能なシステムを提供することを目的とする。
ある態様にかかる通知プログラムは、複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置で実行される。制御装置は、前記複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶する。制御装置は、前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶する。制御装置は、前記複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の情報を取得すると前記記憶部を参照する。制御装置は、前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する。
見守りの対象となる対象者の状況を通知するシステムを効率的に生成できる。
システムの例を説明する図である。 実施形態にかかる位置情報通知方法の例を説明する図である。 制御装置の構成の例を説明する図である。 制御装置のハードウェア構成の例を説明する図である。 登録処理を行う装置の情報の取得方法の例を説明する図である。 通知対象テーブルと見守り対象のリストの例を説明する図である。 登録処理の例を説明する図である。 通知対象テーブルの例を説明する図である。 登録処理の際の制御装置の処理の例を説明するフローチャートである。 承認処理の例を説明する図である。 承認状況の変更の例を説明する図である。 ログの例を説明する図である。 無線LANコントローラの処理の例を説明するフローチャートである。 アクセスポイント情報テーブルの例を説明する図である。 位置情報の通知の例を説明する図である。 制御装置の処理の例を説明するフローチャートである。 位置情報の通知の例を説明する図である。 第2の実施形態での登録処理の例を説明するシーケンス図である。
図1は、実施形態にかかるシステムの例を説明する図である。実施形態にかかるシステムには、管理センタ100と1つ以上の通信エリア3が含まれている。管理センタ100は、アクセスポイント5を管理する無線LAN(Local Area Network)コントローラ(WLC、Wireless LAN Controller)20と制御装置30を含む。管理センタ100には、さらに、登録状況を管理する管理装置24や、通知処理がメールを用いて行われる場合にメールを処理するメールサーバ22などが含まれていても良い。無線LANコントローラ20は、システム中のアクセスポイント5の各々から、そのアクセスポイント5に接続している通信装置などの情報を取得し、取得した情報を、適宜、制御装置30に通知する。制御装置30は、システム中の通信処理を制御する。例えば、制御装置30は、SDN(Software-Defined Networking)コントローラによって実現されうる。
通信エリア3は、アクセスポイント5から送信された電波を用いて通信装置が無線通信を行うことができる領域である。図1の例では、通信エリア3a〜3cが図示されているが、システム中の通信エリア3の数は任意である。図1では、通信エリア3aはアクセスポイント5aによって形成されている。同様に、通信エリア3bはアクセスポイント5bによって形成され、通信エリア3cはアクセスポイント5cによって形成される。
以下、依頼者12が通信エリア3aで見守りサービスへの登録を行う場合を例として、見守りサービスへの登録から見守りサービスでの特定の人物の位置の通知処理の例を説明する。以下の説明では、見守りサービスによって位置が特定される人物を「見守り対象者」と記載することがある。見守り対象者は、見守りサービスへの登録後は端末10を所持しているものとし、システムでは、端末10の位置を特定する。一方、依頼者12は、通信装置15を使用して登録処理や位置の通知の取得を行うものとする。
図2は、実施形態にかかる位置情報通知方法の例を説明する図である。以下の説明では、アクセスポイント5a〜5cの各々は、通信に使用されるSSID(Service Set Identifier)の他に、見守りサービスへの登録に使用されるSSIDを用いた通信が可能であるとする。また、制御装置30は、システム中に設置されている全てのアクセスポイント5について、アクセスポイントの設置位置の情報を、予め、記憶しているとする。
見守りサービスへの登録を行うために、依頼者12は、見守り対象者16に保持させる端末10と、依頼者12自身が使用する通信装置15を所持して、通信エリア3aに入ったとする。依頼者12は、端末10を用いてアクセスポイント5aに対して、登録用のSSIDでアクセスする(ステップS1)。アクセスポイント5aは、登録用SSIDでのアクセスがあったことを通知する情報を、無線LANコントローラ20を介して制御装置30に通知する(ステップS2)。すると、制御装置30は、端末10との間で通信を確立する(ステップS3)。なお、ステップS3では、端末10から制御装置30に登録処理に関する情報の要求を行うことによって端末10と制御装置30の通信が開始されても良く、また、制御装置30が端末10に特定のデータを送信することで通信が開始されても良い。さらに、端末10から制御装置30に登録処理に関する情報を要求する場合、ステップS2において無線LANコントローラ20によるリダイレクト処理が行われることで、端末10が制御装置30の情報を取得する。
端末10と制御装置30の間での通信が開始すると、端末10は、登録処理用の情報の宛先の情報(宛先情報)と、端末10に割り当てられているMAC(Media Access Control)アドレスを制御装置30に通知する(ステップS4)。図2の例では、端末10には、MACaというMACアドレスが割り当てられているとする。宛先情報は、制御装置30から通信装置15にアクセスするために使用可能な任意の情報である。例えば、宛先情報は、依頼者12が通信装置15を用いて受信可能なメールアドレスや、通信装置15のアドレス情報などとすることができる。
制御装置30は、端末10のMACアドレスとともに通知された宛先情報を、MACアドレス(MACa)に対応付けて記憶する。さらに、制御装置30は、端末10のMACアドレスに対応付けて、端末10を用いた見守りサービスの登録に関するアクセスを識別する識別情報を生成する(ステップS5)。ここで、識別情報は、1種類の情報であっても良く、IDとパスワードのような複数の種類の情報の組み合わせであっても良い。図2の例では、識別情報としてIDaという情報が生成され、MACaというアドレスに対応付けて制御装置30に記憶されたとする。
制御装置30は、端末10を用いた見守りサービスの登録に関するアクセスのために生成した識別情報を、通信装置15に通知する(ステップS6)。ここで、識別情報の通知は、識別情報がデータとして通知される形で行われても良く、また、識別情報に対応付けられた登録画面などへのアクセスに用いる情報に識別情報を含める形で行われても良い。
依頼者12は、通信装置15を用いて、見守り対象者16の位置情報の特定結果の通知先を、通信装置15に入力する。すると、通信装置15上で動作するアプリケーションの処理により、制御装置30から通知された識別情報に対応付けて、通信装置15に入力された通知先が制御装置30に通知される(ステップS7)。例えば、通信装置15に受信設定の行われているメールアドレスが、識別情報に対応付けて、通知先として制御装置30に通知されたとする。すると、制御装置30は、通知先の情報を、端末10のMACアドレスや識別情報と対応付けて記憶する(ステップS8)。図2の例では、制御装置30は、通信装置15から通知されたメールアドレスを、端末10のMACアドレスであるMACaや、識別情報IDaに対応付けて記憶する。
登録処理が終わった後で、端末10を所持した見守り対象者16が、通信エリア3bに入ったとする。すると、端末10は、通信エリア3bを形成しているアクセスポイント5bに対して、制御信号を送信する(ステップS9)。なお、制御信号は、任意の制御処理のために用いられる任意の信号であり、かつ、送信元のMACアドレスを含む信号であるとする。例えば、制御信号は、プローブリクエスト、認証要求などであってもよい。アクセスポイント5bは、制御信号を受信すると、制御信号中に含まれている端末10のMACアドレスを含むアクセス情報を無線LANコントローラ20に通知する(ステップS10)。無線LANコントローラ20は、端末10のアクセス情報を、端末10がアクセスしているアクセスポイント5bの識別情報とともに、制御装置30に通知する(ステップS11)。
制御装置30は、無線LANコントローラ20から通知された情報中のMACアドレスを、見守りサービスによって位置を特定する対象の装置のMACアドレスと比較する。このため、制御装置30は、MACaを含むアクセス情報がステップS11で通知されると、端末10からのアクセスが発生したことを認識できる。制御装置30は、通知されたアクセスポイント5bの識別情報を用いて、識別情報とアクセスポイントに関連する情報とが対応づけられたアクセスポイント情報を格納してある記憶部から、アクセスポイント5bの情報を読み出して、通信装置15に通知する(ステップS12)。通信装置15に通知された通知内容を参照した依頼者12は、通知されたアクセスポイント情報を見守り対象者16の位置情報として認識することが可能となる。なお、アクセスポイントに関連する情報は、アクセスポイントを設置した緯度経度であってもよいし、アクセスポイントを設置した住所であってもよいし、アクセスポイントを設置した施設名であってもよい。また、緯度経度を通知する際には、緯度経度に応じた情報を提供するサービスのアドレスを付加して、依頼者12が理解できる情報として受信できるようにしてもよい。
このように、アクセスポイント5などの既に設置されているインフラ設備と、見守りの対象となる対象者が所有するデバイスとを用いた、対象者の状況を通知するシステムを容易に構築することができる。そして、このようなシステムが容易に構築できることにより、見守りサービスを提供する敷居が下がり、見守りサービスを提供する事業者を増加させることに繋がる。その結果、対象者が日常的に立ち寄る施設でサービスが開始される可能性が高くなり、見守りサービスを登録できる環境が整いやすくなる。
なお、図2を参照しながら、見守り対象者16の位置を通知する場合について説明したが、位置情報の代わりに、端末10のアクセスが検出されたことを通信装置15に通知するように、処理が変形されても良い。端末10のアクセスが検出されたことを通信装置15に通知するシステムの場合、依頼者12は、通信装置15への通知を確認することにより、見守り対象者16がシステム中のいずれかのアクセスポイント5の近傍に位置していることを認識できる。また、通信エリア3に入ったことが通知された場合、依頼者12は、端末10を保持している見守り対象者16が移動可能な状況であることを認識できる。また、このように変形されると、制御装置30は、位置特定を行わないので、処理負荷が軽減される。
<装置構成>
図3は、制御装置30の構成の例を説明する図である。制御装置30は、通信部31、制御部40、記憶部50を備える。通信部31は、送信部32と受信部33を有する。制御部40は、取得部41、登録処理部42、位置特定部43、通知処理部44を有する。記憶部50は、アクセスポイント(AP)情報テーブル51と通知対象テーブル52を保持する。
アクセスポイント情報テーブル51は、システム中のアクセスポイント5の各々について、設置位置とアクセスポイントの識別情報を対応付けている。通知対象テーブル52は、端末10ごとに、端末10のMACアドレスと通知先を対応付けている。通知対象テーブル52は、登録処理部42と位置特定部43の処理により生成される。
送信部32はパケットを、無線LANコントローラ20や端末10などの他の装置に送信する。受信部33はパケットを、端末10や無線LANコントローラ20などの他の装置から受信する。
取得部41は、受信部33を介して受信したパケットから、端末10のMACアドレスや端末10に対する登録処理を行う通信装置15の情報を取得するとともに、得られた情報を通知対象テーブル52に記録する。登録処理部42は、通信装置15から受信した情報を用いて、適宜、通知対象テーブル52の情報を更新することにより、端末10の現在地の通知先の情報の登録処理を行う。位置特定部43は、無線LANコントローラ20から得られた通信状況の履歴を用いて、端末10が接続中のアクセスポイントを特定する。通知処理部44は、位置特定部43で特定したアクセスポイントの設置位置を、通知先の装置に通知するための処理を行う。なお、通知処理部44は、適宜、アクセスポイント情報テーブル51を用いて、アクセスポイントの設置位置を特定し、特定した情報を含めた通知メッセージを通知先に送信するための処理を行う。
図4は、制御装置30のハードウェア構成の例を説明する図である。制御装置30は、プロセッサ101、メモリ102、バス105、ネットワークインタフェース109を備える。さらに、制御装置30は、入力装置103、出力装置104、記憶装置106、可搬記憶媒体駆動装置107の1つ以上を有していても良い。
プロセッサ101は、Central Processing Unit(CPU)を含む任意の処理回路であり、メモリ102や記憶装置106に記憶されたプログラムを実行することができる。バス105は、プロセッサ101、メモリ102、入力装置103、出力装置104、記憶装置106、可搬記憶媒体駆動装置107、ネットワークインタフェース109を、相互にデータの送受信が可能になるように接続する。入力装置103は、キーボードやマウスなど、情報の入力に使用される任意の装置であり、出力装置104は、ディスプレイを含む表示デバイスなど、データの出力に使用される任意の装置である。可搬記憶媒体駆動装置107は、メモリ102や記憶装置106のデータを可搬記憶媒体108に出力することができ、また、可搬記憶媒体108からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬記憶媒体108は、Compact Disc Recordable(CD−R)やDigital Versatile Disk Recordable(DVD−R)を含む、持ち運びが可能な任意の記憶媒体とすることができる。
制御装置30において、プロセッサ101は制御部40を実現する。制御装置30において、メモリ102と記憶装置106は、記憶部50として動作し、ネットワークインタフェース109は、通信部31として動作する。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態を、登録処理、登録の承認、無線LANコントローラでのログの作成、制御装置での位置情報の特定と通知、制御装置での位置情報の特定と通知に分けて説明する。なお、登録の承認はセキュリティ強化のために行われている処理であり、図2等を参照しながら説明したように、登録の承認処理を省略して、登録処理後にすぐに見守り対象者16の位置情報の通知が開始されても良い。
(1)登録処理
見守りシステムに対する登録を行おうとする依頼者12や見守り対象者16には、見守りシステムへの登録処理が可能なアクセスポイント5の位置、登録処理に使用可能なSSIDなどの情報が、予め、通知されているとする。さらに、登録処理に使用される登録フォームや、登録フォームに含まれる情報の通知先の入力画面(登録フォームの宛先通知画面)の情報は、予め、制御装置30が保持しているものとする。また、無線LANコントローラ20は、宛先通知画面の格納位置を特定するために使用されるURI(Uniform Resource Identifier)を保持しているとする。
図5は、登録処理を行う装置の情報の取得方法の例を説明する図である。見守りシステムに対する登録を行おうとする依頼者12や見守り対象者16は、端末10を携帯した様態で、アクセスポイント5aの通信エリア内に入ると共に、登録用SSIDを用いて端末10からアクセスポイント5aにアクセスする(ステップS21)。アクセスポイント5aは、端末10が登録用SSIDを用いてアクセスしていることを無線LANコントローラ20に通知する(ステップS22)。無線LANコントローラ20は、登録用SSIDを用いてアクセスしてきた端末10のMACアドレスをリスト(図6のL1参照)に記録する。なお、図5のステップS21とS22は、図を見やすくするために、それぞれ1つの矢印で信号の送信方向を示しているにすぎない。すなわち、ステップS21において端末10とアクセスポイント5aの間で送受信される信号の数や、ステップS22のアクセスポイント5aから無線LANコントローラ20への通知回数は、実装に応じて任意に変更され得る。さらに、ステップS21やS22に並行して、アクセスポイント5から端末10に信号が送信されても良い。なお、ステップS22で通知を受けた無線LANコントローラ20は、アクセスが通知された端末10のうち、リストL1に含まれていない端末10の情報をリストL1に追加する。
ステップS22において、端末10がアクセスポイント5aに対して、登録用SSIDを用いてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)パケットを送信したことが無線LANコントローラ20に通知されたとする。図5の例では、端末10が登録用SSIDを用いてHTTPパケットを送信した場合、無線LANコントローラ20は、端末10が登録処理を行うための登録システムにアクセスしようとしていると判定する。そこで、無線LANコントローラ20は、登録フォームの宛先通知画面の情報として、宛先通知画面が格納されているURIを端末10に通知する(ステップS23)。端末10は、無線LANコントローラ20から通知されたURIを用いて、無線LANコントローラ20に対して、宛先通知画面のデータを要求する(ステップS24)。なお、ステップS23とS24の処理は、無線LANコントローラ20によるHTTPリダイレクト処理によって、端末10が制御装置30にアクセスするように設定されても良い。
制御装置30中の受信部33は、端末10から送信された宛先通知画面のデータ要求を受信し、宛先通知画面のデータ要求を取得部41に出力する。取得部41は、宛先通知画面のデータ要求に応答して、予め保持している宛先通知画面のデータを、送信部32経由で端末10に送信する(ステップS25)。端末10は、制御装置30から受信したデータを処理することにより、端末10が備える画面に、登録フォームの宛先通知画面を表示する。
図5の画面G1は、登録フォームの宛先通知画面の表示例である。画面G1の例では、登録フォームの送信先の特定の際に、メールアドレスが使用される場合を示している。登録フォームの宛先通知画面には、メールアドレスの入力用のテキストボックスと登録用のボタンが含まれている。依頼者12や見守り対象者16は、端末10に画面G1に示すような登録フォーム宛先通知画面が表示されると、テキストボックスに、登録フォームを表示させようとする装置で受信可能なメールの宛先となるメールアドレスを入力する。その後、依頼者12や見守り対象者16は、画面G1中の登録ボタンを押下する。これらの処理は、宛先通知画面から登録フォーム情報の宛先を登録する処理に当たる(ステップS26)。画面G1中の登録ボタンが押下されると、端末10は、画面G1のテキストボックス中に記録されているメールアドレスを、端末10に割り当てられているMACアドレス(MACa)と対応付けて、制御装置30に向けて送信する(ステップS27)。例えば、ステップS27において、通信装置15で受信可能なメールアドレスであるaaa@example.comというアドレスが、G1に示す登録画面を用いて制御装置30に通知されたとする。
制御装置30の受信部33は、受信した情報を、取得部41に出力する。このため、取得部41は、端末10と通信装置15で受信可能なメールアドレスの組み合わせを取得する。取得部41は、端末10のMACアドレスに対応付けて、端末10を用いた見守りサービスの登録に関するアクセスを識別する識別情報を生成する(ステップS28)。取得部41は、端末10のMACアドレスや、登録フォーム情報の宛先の情報と共に、生成した識別情報を、通知対象テーブル52に記録する。
図6は、通知対象テーブル52の例を説明する図である。通知対象テーブル52−1は、MACアドレス、登録フォーム情報の宛先メールアドレス、識別情報、通知先、仮登録番号が含まれる。MACアドレスは、見守り対象者16が保持する端末10に割り当てられたMACアドレスである。登録フォーム情報の宛先メールアドレスは、登録フォームの宛先通知画面(図5のG1)を用いて制御装置30に通知された通知先の情報である。識別情報は、各エントリ中のMACアドレスを識別する情報であり、エントリ中のMACアドレスが割り当てられた装置に関する登録処理を識別する際に使用される。通知先は、各エントリ中のMACアドレスが割り当てられた装置の位置情報の通知先である。仮登録番号は、登録処理の最後に制御装置30から振り出される番号であり、登録処理の後の承認の際に使用される。
通知対象テーブル52−1の1番目のエントリは、図5を参照しながら説明した処理により、登録された情報の例である。図5のステップS27において、MACaが割り当てられた端末10から送信されたメールアドレス(aaa@example.com)は、端末10のMACアドレスに対応付けて記録されている。図6の例では、ステップS28において、取得部41がUSER=yyyとPass=zzzという2つの情報の組み合わせを識別情報として生成している。なお、図5の処理の段階では、MACaが割り当てられた端末10についての登録が終わっていないので、通知先の情報と仮登録番号は登録されていない。
リストL1は、見守り処理の対象の装置として、無線LANコントローラ20が保持している情報である。無線LANコントローラ20は、登録用SSIDを用いてシステム中のいずれかのアクセスポイント5にアクセスした端末10のMACアドレスを、リストL1中に保持する。リストL1の例では、MACaが割り当てられた端末10と、MACbが割り当てられた端末10b(図示せず)とが見守り処理の対象として、無線LANコントローラ20に認識されている。
図7は、登録処理の例を説明する図である。制御装置30中の登録処理部42は、識別情報が生成されており、通知先情報が得られていない端末10について、端末10の位置情報の通知先を取得するための登録フォーム画面を生成する。登録処理部42は、生成した登録フォームを、端末10のMACアドレスに対応付けて生成された識別情報を含むURIで指定される領域に保持する。例えば、登録処理部42は、MACaが割り当てられた端末10についての通知先を取得するための登録フォームを、https://xxxx?USER=yyy&PASS=zzzというURIで表わされる領域に保存する。
その後、登録処理部42は、登録フォームの情報を含む通知を、登録フォームの宛先として通知された宛先に送信する(ステップS31)。このとき、登録フォームの情報を含む通知には、端末10に対して生成した識別情報が含まれている。例えば、端末10の情報の登録に使用される登録フォームのURIに、識別情報として使用されるUSER=yyyとPASS=zzzの組合せが含められている場合、登録処理部42は、URIを通知することにより、識別情報を通信装置15に通知している。登録処理部42は、MACaが割り当てられた端末10についての通知先を取得するための登録フォームのURIを通知する通知メールを、aaa@example.com宛に送信する。この場合、図7中のメールm1がaaa@example.com宛に送信される。aaa@example.com宛のメールは、適宜、メールサーバ等を介して、通信装置15で受信されたとする。なお、メールm1が送信される場合、識別情報は、URIの中に含めた状態で通信装置15に通知される。
通信装置15は、メールm1中のURIを用いて、制御装置30に対し、登録フォームのデータを要求する(ステップS32)。制御装置30中の登録処理部42は、通信装置15からの要求に応じて、MACaが割り当てられた端末10についての通知先を取得するための登録フォームのデータを通信装置15に送信する(ステップS33)。
画面G2は、MACaが割り当てられた端末10についての通知先の登録に用いられる登録フォームの例である。登録フォームには、端末10を保持している見守り対象者16の位置情報を通知する通知先のメールアドレスを入力するためのテキストボックスが含まれている。端末10を保持している見守り対象者16の位置情報の通知先が複数ある場合には、通知先アドレス1の他に、通知先アドレス2などのテキストボックスも用いて、通知先の情報が登録される。画面G2に示す例では、登録処理が終わった後の認証処理に使用するために、通知先に設定された依頼者12の氏名を登録するテキストボックスも、登録フォームに含められている。画面G2に示す例では、さらに、見守り対象者16の氏名や見守り対象者16が保持する端末10が受信可能なメールアドレス(見守り対象者メールアドレス)の入力のためのテキストボックスも含まれている。なお、画面G2に含まれているテキストボックスのうち、見守り対象者16が保持する端末10が受信可能なメールアドレスの情報を取得するためのテキストボックスは、オプションであり、登録フォームに含められていなくても良い。
通信装置15は、登録フォームの情報を受信すると、通信装置15に備えられている画面に登録フォーム(G2)を表示する。依頼者12は、通信装置15の入力装置等を用いて、通知先の情報を登録フォームに入力し、登録フォーム中の登録ボタンを押下する。すると、通信装置15は、通知先が入力された登録フォームの情報(通知先登録情報)を生成する(ステップS34)。通信装置15は、通知先登録情報を制御装置30に送信する(ステップS35)。ここで、通知先登録情報は、登録フォームの情報に対応付けて生成されているので、USER=yyy、PASS=zzzという情報の組合せ(識別情報)と、登録フォームから入力された通知先の情報を含んでいる。
制御装置30において、登録処理部42は、受信部33を介して、通知先登録情報を取得する。登録処理部42は、通知先の情報を、通知先登録情報に含まれている識別情報に対応付けて通知対象テーブル52に記憶する(ステップS36)。ここで、通知対象テーブル52において、識別情報は、端末10のMACアドレスに対応付けられている。このため、識別情報を用いて、見守り対象者16が保持する端末10のMACアドレスと、端末10の位置情報の通知先とが対応付けられる。通知先の記憶例は、図8を参照しながら後述する。
通知先を記憶すると、登録処理部42は、登録完了画面を生成する。画面G3は、登録完了画面の例である。登録完了画面には、認証処理で使用される仮登録番号が記録されている。画面G3の例では、仮登録番号は12345である。
登録処理部42は、送信部32を介して、登録完了画面データを、通信装置15に送信する(ステップS37)。通信装置15は、登録完了画面データを受信すると、ディスプレイに登録完了画面を表示する(ステップS38)。このため、依頼者12は、通信装置15の表示を確認することによって、仮登録番号を取得できる。
図8は、ステップS36の処理によって生成された通知対象テーブル52の例(通知対象テーブル52−2)を示す。ステップS36において、USER=yyyとPass=zzzの組み合わせに対応付けて、aaa@example.comと、mimamori_1@xx.yyが、通知先登録情報として制御装置30に通知されたとする。この場合、登録処理部42は、識別情報をキーとして、アクセスポイント情報テーブル51−1(図6)中のエントリを検索し、ヒットしたエントリに、得られたアドレスを登録する。さらに、登録処理部42は、ステップS37で通信装置15に通知した仮登録番号も、USER=yyyとPass=zzzの組み合わせを含むエントリに登録される。このため、通知対象テーブル52−1(図6)は、通知対象テーブル52−2(図8)に更新される。
図9は、登録処理の際の制御装置30の処理の例を説明するフローチャートである。受信部33は、宛先通知画面へのアクセス要求を受信する(ステップS41)。取得部41は、送信部32を介して、端末10に宛先通知画面のデータを送信する(ステップS42)。取得部41は、宛先通知画面から、登録フォームの宛先のメールアドレス(宛先メールアドレス)とMACアドレスの組み合わせを取得する(ステップS43)。取得部41は、宛先メールアドレスとMACアドレスの組み合わせを識別する識別情報を生成する(ステップS44)。ここで、登録フォームの情報の宛先のメールアドレスとMACアドレスの組み合わせを識別する識別情報は、組み合わせ中のMACアドレスが割り当てられた端末10を用いた見守りサービスの登録に関するアクセスを識別する識別情報として使用される。また、識別情報は、端末10のMACアドレスを識別する情報としても使用され得る。
登録処理部42は、登録フォームの情報の宛先メールアドレスに宛てて、識別情報に対応付けた登録画面のURL(Uniform Resource Locator)を通知する通知メールを送信する(ステップS45)。その後、受信部33は、登録フォームへのアクセス要求を受信する(ステップS46)。登録処理部42は、送信部32を介して、登録フォームのデータをアクセス要求元に送信する(ステップS47)。登録処理部42は、登録フォームに入力されたメールアドレスを通知先のアドレスとして、登録フォームに対応付けられている識別情報に対応付ける(ステップS48)。
(2)登録の承認
次に、通信装置15と制御装置30の間で行われた登録の承認について説明する。なお、通信装置15と制御装置30の間での処理により登録された情報が個人情報に関する情報を含んでいるため、セキュリティ上の問題から、オペレータによる認証処理が行われる場合の処理を説明する。なお、実装に応じて、オペレータによる認証処理を含まないシステムが生成されても良い。
図10は、承認処理の例を説明する図である。図5〜図9を参照しながら説明した処理により、登録処理は行われているが、登録の認証が終わるまでは、制御装置30は、端末10についての位置情報が得られても通知処理を開始しない。
登録の承認の際に、依頼者12は、見守りサービスによる見守り対象者16に保持させる端末10、登録処理で得られた仮登録番号、依頼者12の身分証明書を持参して、オペレータに提示する(矢印A1)。図10の例では、管理装置24は市役所に設置されており、オペレータは市役所の職員である。
管理装置24には、画面G11に示すように、制御装置30を介して行われた登録処理の各々に対して、仮登録番号、通知先のメールアドレス、依頼者12の氏名、見守り対象者16の氏名などの情報と、承認ボタン、表示ボタンが含まれている。画面G11中の通知先のメールアドレスは、登録フォームにおいて、通知先に指定されたメールアドレスである。オペレータは、管理装置24の画面に表示された画面G11を参照しながら承認処理を行う。詳細の表示ボタンを押下すると、エントリ中の仮登録番号で識別される登録に使用された情報の詳細が表示される。
オペレータは、依頼者12から提示された情報を用いて、見守りシステムの不正な使用であるかを判定する。例えば、オペレータは、画面G11において、仮登録番号に対応付けて表示されている依頼者12の氏名が、提示された身分証明書の氏名と、一致しているかを判定する。画面G11において、仮登録番号に対応付けられている依頼者12の氏名が、依頼者12が提示した身分証明書中の氏名と一致する場合、オペレータは、見守りシステムの不正な使用ではないと判定する。なお、システムの運用ポリシーに応じて、オペレータは、見守り対象者16と依頼者12の間の関係や、依頼者12の身分証明書が偽造されていないなどの条件も、見守りシステムの不正な使用であるかの判定条件に追加しても良い。
オペレータは、見守りシステムの不正な使用ではないと判定すると、処理対象となっている仮登録番号に対応付けられた承認ボタンを押下する(矢印A2)。オペレータが承認ボタンを押下すると管理装置24は、承認ボタンに対応付けられているエントリに対応付けられている登録情報についての通知処理の開始要求を、制御装置30に送信する。開始要求には、仮登録番号が含まれている。制御装置30中の登録処理部42は、受信部33を介して、開始要求を取得すると、開始要求に含まれている仮登録番号に対応付けられた端末10の位置情報の通知処理を開始する。
図11は、承認状況の変更の例を説明する図である。オペレータは、管理装置24から操作を行うことにより、位置情報の通知設定の解除や、通知先の変更を行うこともできる。通知設定の解除や変更を希望する依頼者12は、見守り対象者16に携帯させる端末10と依頼者12の身分証明書を持参して、管理装置24のオペレータに提示する(矢印A11)。図11の例でも、管理装置24は市役所に設置されており、オペレータは市役所の職員である。管理装置24が表示する管理画面G21には、図10の画面G11と同様に、仮登録番号、通知先メールアドレス、依頼者12の氏名、見守り対象者16の氏名などの情報が表示されている。
オペレータは、依頼者12から提示された身分証明書の氏名と、画面G21中の氏名の情報が一致すると、依頼者12から要求された変更処理や見守りサービスの解除を行う(矢印A12)。サービスを解除する場合、オペレータは、承認されている状態のエントリ中の承認ボタンを押下することにより、承認を解除できる。画面G21の例では、承認が解除されると、ボタンの表示は「解除」となっている。画面G21は、仮登録番号=12345の登録についての登録解除が依頼者12から要求された場合の画面を示している。
登録情報の変更が依頼者12から要求された場合、オペレータは、承認されている状態のエントリ中の詳細の表示ボタンを押下することにより、見守り対象端末情報更新画面G22を表示できる。オペレータは、依頼者12からの申し出に従って、見守り対象端末情報更新画面中の情報を変更した後で、見守り対象端末情報更新画面G22中の更新ボタンを押下することによって、登録情報を更新できる。見守り対象端末情報更新画面G22は、図7の画面G2を参照しながら説明した登録フォームと同様の画面であり、登録フォームと同じ情報要素の入力用のテキストボックスが含まれている。
(3)無線LANコントローラ20でのログの作成
図12は、ログの例を説明する図である。無線LANコントローラ20は、システム中のいずれかのアクセスポイント5から通知されたアクセスの情報のうち、プローブリクエスト以外の情報は、全ての装置について、ログにアクセスの情報を記録する。見守りシステムに対する登録用SSIDを用いたアクセスが観測された端末10については、無線LANコントローラ20は、プローブリクエストの検出に対するログも記録する。
図12に示すログは、アクセスポイント(AP)、MACアドレス、日時、種類が含まれる。アクセスポイントは、アクセスが観測されたアクセスポイント5の識別情報である。MACアドレスは、エントリ中のアクセスポイント5にアクセスした装置に割り当てられたMACアドレスである。日時は、アクセスがアクセスポイント5において観測された時刻の情報である。種類は、アクセスポイント5に対するアクセスの種類である。例えば、無線LANコントローラ20が、登録用SSIDでアクセスした端末のアドレスの情報として、MACa、MACb、MACxを含むリストを保持している場合、図12に示すログが生成されうる。
図12の例では、MACxが割り当てられた装置は、6月10日の10時にアクセスポイント5cに認証要求している。一方、MACbが割り当てられた装置は、6月10日の11時にアクセスポイント5dにプローブリクエストを送信している。さらに、MACaが割り当てられた端末10は、6月10日の10時15分にアクセスポイント5aにプローブリクエストを送信している。
無線LANコントローラ20は、このように生成したログを、定期的に、制御装置30に送信する。このため、制御装置30は、無線LANコントローラ20で生成されたログを用いて、見守り対象者16が保持している端末10などの装置の位置を特定できる。
図13は、無線LANコントローラ20の処理の例を説明するフローチャートである。図13の例では、見守りサービスを受ける端末10は、アクセスポイント5の通信エリアに入ると、見守り用に使用されるSSIDを含むプローブリクエストを送信するものとする。
無線LANコントローラ20は、HTTPを用いた通信メッセージを受信したかを判定する(ステップS61)。HTTPを用いた通信メッセージを受信した場合、無線LANコントローラ20は、使用されているSSIDが登録処理用のSSIDであるかを判定する(ステップS61でYes、ステップS62)。登録処理用のSSIDを用いて送信されたHTTPパケットを受信すると、無線LANコントローラ20は、登録処理の要求が行われていると判定する(ステップS62でYes)。すると、無線LANコントローラ20は、HTTPパケットの送信元の端末10のMACアドレスを取得すると共に、端末10と登録フォームの宛先登録画面へのアクセスを要求する(ステップS63)。
ステップS61でHTTPパケットを受信していないと判定した場合と、ステップS62において、登録用SSIDを用いた通信ではないと判定した場合、無線LANコントローラ20は、プローブリクエストの送信であるかを判定する(ステップS64)。検出されたアクセスがプローブリクエストの送信ではない場合、無線LANコントローラ20は、発生したアクセスに対するログを作成する(ステップS64でNo、ステップS66)。その後、無線LANコントローラ20は、ログを制御装置30に送信する(ステップS69)。
検出されたアクセスがプローブリクエストの送信である場合、無線LANコントローラ20は、プローブリクエスト中に見守り用のSSIDが含まれているかを判定する(ステップS64でYes、ステップS65)。プローブリクエスト中に見守り用のSSIDが含まれていない場合、無線LANコントローラ20は、処理を終了する(ステップS65でNo)。
一方、プローブリクエスト中に見守り用のSSIDが含まれている場合、プローブリクエストの送信元のMACアドレスが、リストL1に登録されているかを判定する(ステップS65でYes、ステップS67)。プローブリクエストの送信元のMACアドレスが、リストL1に登録されていない場合、無線LANコントローラ20は、処理を終了する(ステップS67でNo)。プローブリクエストの送信元のMACアドレスが、リストL1に登録されている場合、無線LANコントローラ20は、アクセスポイント5の識別子に対応付けて、MACアドレスをログに登録する(ステップS67でYes、ステップS68)。その後、無線LANコントローラ20は、ログを制御装置30に送信する(ステップS69)。
(4)制御装置30での位置情報の特定と通知
図14は、アクセスポイント情報テーブル51の例を説明する図である。アクセスポイント情報テーブル51は、アクセスポイント5の識別情報に対応付けて、設置位置が記録されている。例えば、アクセスポイント5a(AP5a)は市役所内に設置されている。アクセスポイント5b(AP5b)は、公民館Aに設置されている。アクセスポイント5c(AP5c)はY小学校の体育館に設定され、アクセスポイント5d(AP5d)はY小学校の図書室に設置されている。
図15は、位置情報の通知の例を説明する図である。見守り対象者16は、端末10を携帯して移動している。図15の例でも、見守り対象者16が保持する端末10は、アクセスポイント5の通信エリアに入ると、見守り用に使用されるSSIDを含むプローブリクエストを送信するものとする。さらに、制御装置30は、図14に示すアクセスポイント情報テーブル51を保持しているとする。
例えば、端末10を保持した見守り対象者16がアクセスポイント5aの通信エリアに入ったとする。すると、アクセスポイント5aは、送信元MACアドレスがMACaであって、見守り用に使用されるSSIDを含むプローブリクエストを受信する(矢印A21)。
アクセスポイント5aは、プローブリクエストの受信に関する情報を無線LANコントローラ20に通知する(矢印A22)。このとき、無線LANコントローラ20には、プローブリクエスト中の送信元MACアドレスがMACaであって、見守り用に使用されるSSIDを含むことも通知される。ここで、無線LANコントローラ20がMACaを含むリストを、プローブリクエストのログを生成する対象として保持しているとする。すると、無線LANコントローラ20は、MACaのプローブリクエストの情報をログに記録する。例えば、無線LANコントローラ20は、図12に示すログを生成したとする。無線LANコントローラ20は、生成したログを制御装置30に送信する。
制御装置30中の位置特定部43は、MACaが割り当てられている端末10がアクセスポイント5a(AP5a)の通信エリアに位置していることと、アクセスポイント5aが市役所に設置されていることを特定する。すると、位置特定部43は、MACaが割り当てられている端末10を保持している見守り対象者16は、市役所にいると判定する。
通知処理部44は、位置特定部43での特定結果を通知するためのメールを生成し、MACアドレス=MACaに対応付けられた通知先にメールを送信する。例えば、制御装置30が通知対象テーブル52−2(図8)を保持しているとする。この場合、通知処理部44は、MACaが割り当てられている端末10を保持している見守り対象者16が市役所にいることを通知するメールを、aaa@example.comと、mimamori_1@xx.yy宛に送信する(矢印A23)。このため、送信されたメールは、適宜、システム中のメールサーバ22を介して、依頼者12が保持している通信装置15などの通知先に送信される。
図16は、制御装置30の処理の例を説明するフローチャートである。図16の処理では、変数nと定数Nが使用される。変数nは、ログ中で処理対象としたアドレスの計数に使用される。定数Nは、ログ中に含まれているMACアドレスの総数である。
制御装置30中の受信部33は、無線LANコントローラ20からログを受信する(ステップS81)。受信部33は、ログを位置特定部43に出力する。位置特定部43は、変数nを1に設定する(ステップS82)。位置特定部43は、ログ中に含まれているn番目のMACアドレスを、通知対象テーブル52中に登録されているMACアドレスと比較することにより、n番目のMACアドレスが見守り対象として登録されているかを判定する(ステップS83)。
見守り対象として登録されているMACアドレスである場合、位置特定部43は、n番目のMACアドレスに対応付けられたアクセスポイント5の識別子(APID)から、見守り対象の端末10の位置を特定する(ステップS84)。通知処理部44は、位置特定部43での特定結果を通知するためのメールを生成する。さらに、通知処理部44は、n番目のMACアドレスに対応付けられた通知先にメールを送信する(ステップS85)。位置特定部43は、変数nが定数N以上であるかを判定する(ステップS86)。変数nが定数N未満の場合、位置特定部43は、変数nを1つインクリメントして、ステップS83以降の処理を繰り返す(ステップS86でNo、ステップS87)。一方、変数nが定数N以上である場合、位置特定部43は処理を終了する(ステップS86でYes)。
ステップS83において、n番目のMACアドレスが見守り対象として登録されているMACアドレスではないと判定された場合、位置特定部43は、ステップS86以降の処理を行う(ステップS83でNo)。
以上説明したように、見守り対象者16が保持する端末10の位置情報が依頼者12の通信装置15などに通知されるため、依頼者12は、見守り対象者16から離れていても、見守り対象者16の位置を把握することができる。また、複数のアクセスポイント5での検出状況が時系列に沿って通信装置15に通知されることで、依頼者12は、見守り対象者16の移動状況を認識することもできる。
図17は、位置情報の通知の例を説明する図である。例えば、見守り対象者16が端末10を携帯した状態で、アクセスポイント5b〜5dの設置位置の周辺を移動したとする。図17では、図を見やすくするためにアクセスポイント5を図示していないが、アクセスポイント5bは通信エリア3bを形成し、アクセスポイント5cは通信エリア3cを形成するものとする。さらに、アクセスポイント5dは通信エリア3dを形成している。図17中の点線の矢印は、見守り対象者16の移動経路の例である。また、図17の例でも端末10のMACアドレスはMACaであるとする。
時刻T1に、見守り対象者16は、通信エリア3cに入ったとする。すると、端末10は、アクセスポイント5cにプローブリクエストを送信する。アクセスポイント5cは、無線LANコントローラ20に端末10からのアクセスの情報を通知する。無線LANコントローラ20は、端末10のMACアドレスが、プローブリクエストに対するログを生成するリストL1(図6)に含まれているかを判定する。端末10のMACアドレスがリストL1に含まれていると、無線LANコントローラ20は、以下の情報を含むログを制御装置30に送信する。
アクセスポイント:アクセスポイント5c
アクセス時刻 :T1
アクセスした装置のMACアドレス:MACa
制御装置30中の位置特定部43は、受信部33を介してログを取得すると、通知対象テーブル52−2(図8)を用いて、ログ中に見守りサービスの処理対象として登録された装置によるアクセスが含まれているかを判定する。通知対象テーブル52−2には、MACアドレス=MACaの装置に対するエントリがある。そこで、位置特定部43は、MACaの位置情報を、MACアドレス=MACaの装置に対するエントリ中の通知先に通知することを決定すると共に、アクセスポイント情報テーブル51(図14)を用いて通知対象の装置(端末10)の位置を特定する。図17の例では、時刻T1に通信エリア3cに入っており、通信エリア3cを形成するアクセスポイント5cは、Y小学校の体育館に設置されている。このため、位置特定部43は、端末10を保持している見守り対象者16がY小学校の体育館にいると判定する。
通知処理部44は、位置特定部43の判定結果を、MACアドレス=MACaの装置に対するエントリ中の通知先に宛てて送信する通知メールを生成する。例えば、時刻T1での端末10の位置を通知するメールとして、通知処理部44は、メールm11を生成できる。メールm11は、時刻T1に見守り対象者16がY小学校の体育館に位置しているという情報を通知するメールであり、端末10に対応付けられた通知先のメールアドレスが宛先に設定されている。通知処理部44は、メールm11を送信部32経由でメールサーバ22に送信する。メールサーバ22は、メールm11を宛先の通信装置15に向けて送信する。このため、依頼者12は、通信装置15に届いたメールを見ることにより、時刻T1での見守り対象者16の位置を特定できる。
その後、見守り対象者16が端末10を携帯したまま移動したことにより、時刻T2に端末10とアクセスポイント5cの間の接続が切断されたとする。すると、アクセスポイント5cは、端末10との間の通信の切断を無線LANコントローラ20に通知する。すると、無線LANコントローラ20は、通信の切断の発生をログに記録した上で、制御装置30に送信する。制御装置30中の位置特定部43は、時刻T1でのアクセスの情報を記録したログに対する処理と同様の処理を行う。このため、位置特定部43は、時刻T2に、見守り対象者16がY小学校の体育館に設置されている通信エリア3cから出ていることを特定する。そこで、通知処理部44は、図17のm12に示すメールを生成する。
時刻T3には、見守り対象者16が端末10を携帯したまま、通信エリア3dに入ったとする。アクセスポイント5dから無線LANコントローラ20に、端末10とアクセスポイント5dの間の通信の情報が通知されるので、無線LANコントローラ20は、端末10がアクセスポイント5dと通信していることを示すログを制御装置30に送信する。制御装置30中の位置特定部43は、取得したログを時刻T1でのアクセスの情報を記録したログと同様に処理することにより、端末10がY小学校の図書館に設置された通信エリア3dに位置していると判定する。そこで、通知処理部44は、図17中のメールm13を、端末10に対応付けられた通信先に、メールサーバ22経由で送信する。
時刻T4には、見守り対象者16が端末10を携帯したまま、通信エリア3dから出たとする。アクセスポイント5dは、端末10との間の通信の切断を無線LANコントローラ20に通知する。すると、無線LANコントローラ20は、通信の切断の発生をログに記録した上で、制御装置30に送信する。制御装置30中の位置特定部43は、時刻T1でのアクセスの情報を記録したログに対する処理と同様に、取得したログの処理を行う。このため、位置特定部43は、時刻T4に、見守り対象者16がY小学校の図書館に設置されている通信エリア3dから出ていることを特定する。そこで、通知処理部44は、図17のm14に示すメールを生成する。
時刻T5には、見守り対象者16が端末10を携帯したまま、通信エリア3bに入ったとする。無線LANコントローラ20に、端末10とアクセスポイント5bの間の通信についての情報が通知されるので、無線LANコントローラ20は、端末10がアクセスポイント5bと通信していることを示すログを制御装置30に送信する。制御装置30中の位置特定部43は、取得したログを時刻T1でのアクセスの情報を記録したログと同様に処理することにより、端末10が公民館Aに設置された通信エリア3bに位置していると判定する。そこで、通知処理部44は、図17中のメールm15を、端末10に対応付けられた通信先に送信する。
時刻T6には、見守り対象者16が端末10を携帯したまま、通信エリア3bから出たとする。アクセスポイント5bは、端末10との間の通信の切断を無線LANコントローラ20に通知する。すると、無線LANコントローラ20は、通信の切断の発生をログに記録した上で、制御装置30に送信する。制御装置30中の位置特定部43は、時刻T1でのアクセスの情報を記録したログに対する処理と同様に、取得したログの処理を行う。このため、位置特定部43は、時刻T6に、見守り対象者16が公民館に設置されている通信エリア3bから出ていることを特定する。そこで、通知処理部44は、図17のm16に示すメールを生成する。
図17を参照しながら説明したように、時系列に通知された複数の情報を用いることにより、依頼者12は、見守り対象者16の移動状況を認識することができる。
<第2の実施形態>
図18は、第2の実施形態での登録処理の例を説明するシーケンス図である。第2の実施形態では、無線LANコントローラ20によるリダイレクトは行われず、制御装置30が、登録用SSIDを用いた通信の情報を無線LANコントローラ20から取得する場合の例を説明する。
依頼者12は、端末10を携帯した様態で、アクセスポイント5aの通信エリア内に入ると共に、登録用SSIDを用いて端末10からアクセスポイント5aにアクセスしたとする(ステップS91)。アクセスポイント5aは、端末10が登録用SSIDを用いてアクセスしていることを無線LANコントローラ20に通知する。さらに、無線LANコントローラ20は、登録用SSIDを用いて行われたアクセスの情報を制御装置30に通知する(ステップS92)。なお、第2の実施形態においても、無線LANコントローラ20は、端末10が登録用SSIDを用いてシステム中のいずれかのアクセスポイント5にアクセスしたことを認識すると、端末10のMACアドレスをリストL1に記録する。
制御装置30の取得部41は、受信部33を介して、無線LANコントローラ20から通知された情報を取得する。取得部41は、端末10のMACアドレスを取得する。さらに、取得部41は、登録フォームの宛先通知画面のデータを端末10に送信する(ステップS93)。ステップS94〜S96の処理は、図5を参照しながら説明したステップS26〜S28の処理と同様である。さらに、ステップS97〜S102の処理は、図7を参照しながら説明したステップS31〜S36の処理と同様である。
第2の実施形態で説明したように無線LANコントローラ20によるリダイレクトが行われない場合、無線LANコントローラ20と端末10の間の通信が第1の実施形態に比べて少なくなる。このため、無線LANコントローラ20の処理負荷は第1の実施形態よりも小さくなる。
<変形例>
なお、実施形態は上記に限られるものではなく、様々に変形可能である。以下にその例をいくつか述べる。
(1)変形例1
第1の実施形態や第2の実施形態では、端末10から送信されたプローブリクエストを用いて端末10を検出する場合の処理を例として説明したが、端末10の検出に使用される信号はプローブリクエストに限られない。例えば、端末10から送信された認証要求など、端末10が端末10自身のMACアドレスを含めて送信する任意の制御信号を用いて、端末10の位置検出が行われ得る。プローブリクエスト以外の制御メッセージを用いて端末10の位置が検出される場合も、アクセスポイント5は端末10から受信した制御信号を無線LANコントローラ20に転送する。無線LANコントローラ20は、制御信号の種類がプローブリクエストではない場合、図13を参照しながら説明したように、端末10からのアクセスの情報をログに記録する(ステップS64でNo、ステップS66)。生成されたログは、無線LANコントローラ20から制御装置30に送信される。このため、制御装置30は、プローブリクエスト以外の信号を用いて生成されたログに端末10のMACアドレスが含まれていれば、端末10の接続先となっているアクセスポイント5によって形成されている通信エリア3の中に端末10が存在すると判定できる。
このように変形されると、端末10がプローブリクエストの際に、ランダムに生成したランダムMACアドレスを用いる場合であっても、端末10がアクセスポイント5に接続後に生成した制御信号に含まれているMACアドレスを用いて、端末10の位置が特定され得る。
(2)変形例2
無線LANコントローラ20は、登録処理が完了した端末10のMACアドレスだけを、見守り対象の装置の情報として、リストに保持していても良い。この場合、無線LANコントローラ20は、アクセスポイント5に登録用SSIDでアクセスしてきた装置のMACアドレスをアクセスポイント5からの通知の段階では記憶しない。制御装置30中の登録処理部42は、見守り処理の対象の装置についての登録処理が終わるたびに、登録処理を行った装置のMACアドレスを無線LANコントローラ20に通知する。無線LANコントローラ20は、登録処理部42から通知されたMACアドレスをリストに記憶する。
このように変形すると、無線LANコントローラ20がプローブについてのログを生成する対象の装置は、制御装置30への登録処理が終わっている装置に限定される。従って、登録処理を途中で中断した端末10について、無線LANコントローラ20は、プローブリクエストが送信されても、ログを生成しなくても良い。このため、無線LANコントローラ20での処理負荷が軽くなる。
(3)変形例3
見守り対象者16の移動が多い場合、通信装置15に対して頻繁に見守り対象者16の位置を通知するメールが届くため、依頼者12が煩わしく感じるおそれもある。そこで、通知処理部44は、複数のアクセスポイントをアクセスポイントの設置位置を用いて複数のグループに分類しても良い。この場合、通知処理部44は、所定の期間内に、同じグループ中のアクセスポイント5が形成する通信エリア3の間で行われる端末10の移動は、通知対象から除外する。
例えば、通知処理部44は、各アクセスポイントの設置位置情報のうちの一部の文字列が一致した場合に、同じグループとしても良い。図14の場合、アクセスポイント5cとアクセスポイント5dがY小学校の中に設置されているので、1つのグループとして扱われる。この状況で、見守り対象者16は、図17の矢印のように移動したとする。この場合、見守り対象者16は、時刻T2で通信エリア3cを出てから、時刻T3で通信エリア3dに入っている。通信エリア3cと通信エリア3dは同じグループのアクセスポイントによって生成されている。このため、時刻T3と時刻T2の間の時間が所定の期間内であれば、通信エリア3cから通信エリア3dへの移動については、制御装置30は、通信装置15に通知しない。すなわち、通知処理部44は、時刻T2の移動に基づくメールm12の生成と、時刻T3の移動に基づくメールm13の生成を行わない。従って、通信装置15には、時刻T1の移動に基づいてメールm11が送信されてから、時刻T4の移動に基づいてメールm14が送信されるまでメールが送信されない。このため、依頼者12の利便性が高くなると共に、制御装置30の処理負荷が軽減される。
なお、グループの設定方法やグループの特定方法は、実装に応じて変更され得る。
(4)登録完了画面と承認処理の変形例
制御装置30が登録完了画面を通信装置15に送信することにより、依頼者12に仮登録番号を通知し、管理センタ100での承認処理が可能な状態であることを通知する場合を例としたが、登録完了画面は図7中のG3の形式に限られない。例えば、登録完了画面には、二次元コードが表示されても良い。二次元コードを用いた登録完了画面が通信装置15に送信される場合、依頼者12は、登録完了画面をプリントアウトして管理センタ100に持参する。さらに、依頼者12は、端末10や依頼者12自身の身分証明書と共に、二次元コードをプリントアウトしたものを管理センタ100のオペレータに提出する。すると、オペレータは、二次元コードを用いて、二次元コードに対応付けられた依頼者12や端末10の情報を検索できる。また、依頼者12は、二次元コードをプリントアウトする代わりに、通信装置15の画面に登録完了画面を表示した状態で、管理センタ100のオペレータに提示しても良い。この場合、オペレータは、依頼者12が提示した通信装置15の画面の二次元コードから、処理対象の情報にアクセスできる。
さらに、登録完了画面では、管理センタ100で使用可能なユーザIDを用いて、登録を確認しても良い。例えば、管理センタ100が市役所に設置されている場合、市役所での処理の際に依頼者12を識別する識別情報を、完了登録通知に含めるように変形しても良い。この場合、制御装置30には、予め、管理装置24から、市での処理に使用する識別情報と市民の名前の対応情報が登録されている。制御装置30中の登録処理部42は、登録処理を行っている依頼者12の氏名を用いて、識別情報を特定し、特定した識別情報を登録画面に含める。
(5)その他
以上の説明で使用した画面の例やテーブル中の情報要素は一例であり、実装に応じて任意に変更され得る。
制御装置30がSDNコントローラとして動作する場合、制御装置30は、無線LANコントローラ20の設定処理を行うこともできるものとする。また、制御装置30は、無線LANコントローラ20を介してアクセスポイント5を制御しても良く、アクセスポイント5の制御を行っても良い。
第1の実施形態などでは、登録用のSSIDと見守り用のSSIDが用いられる場合を例として説明したが、登録用のSSIDと見守り用のSSIDは同じSSIDであっても良い。さらに、見守り処理の際には、任意のSSIDが使用されても良い。見守り処理に任意のSSIDが使用される場合、位置特定部43は、任意のSSIDを用いた通信のログを使用して、端末10の位置を特定する。
上述の第1および第2の実施形態や変形例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置に、
前記複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、
前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶し、
前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶し、
前記複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の情報を取得すると前記記憶部を参照し、
前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する
処理を行わせることを特徴とする通知プログラム。
(付記2)
前記制御装置は、前記複数のアクセスポイントの各々について、当該アクセスポイントの識別子と当該アクセスポイントの設置位置を対応付けた情報を記憶しており、
前記制御装置に、
前記制御信号を受信したアクセスポイントの識別子と共に、前記制御信号の送信元アドレスを取得し、
前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、前記制御信号を受信したアクセスポイントの設置位置を特定し、
前記制御信号の送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記設置位置を通知する
処理をさらに行わせることを特徴とする付記1に記載の通知プログラム。
(付記3)
前記制御装置は、
前記対象装置からの制御信号を受信した第1のアクセスポイントと前記対象装置の間の接続が切断されると、前記対象装置が前記第1のアクセスポイントによって生成される第1の通信エリアから出たと判定し、前記対象装置が前記第1の通信エリアから移動したことを、前記通知先に通知し、
第2のアクセスポイントが前記対象装置からの他の制御信号を受信したことが通知されると、前記対象装置が第2のアクセスポイントによって生成される第2の通信エリアへ移動したことを前記通知先に通知する
ことを特徴とする付記2に記載の通知プログラム。
(付記4)
前記制御装置は、
前記対象装置が前記制御装置に前記対象装置のアドレスを通知する際に使用するサービスセット識別子を用いて送受信される信号から、前記対象装置のアドレスを取得する無線コントローラと通信可能であり、
前記対象装置のアドレスから前記複数のアクセスポイントのいずれかに接続要求が送信されたことと、前記接続要求を受信したアクセスポイントの識別子の組み合わせを、前記無線コントローラから受信し、
前記組み合わせ中の識別子で識別されるアクセスポイントが形成する通信エリアに前記対象装置が位置していると判定する
ことを特徴とする付記2または3に記載の通知プログラム。
(付記5)
複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得する取得部と、
前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶する記憶部と、
前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信する受信部と、
前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶する登録処理部と、
前記複数のアクセスポイントのいずれかとの通信に使用される制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する通知処理部
を備えることを特徴とする制御装置。
(付記6)
前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、前記複数のアクセスポイントの各々について、当該アクセスポイントの識別子と当該アクセスポイントの設置位置を対応付けた情報を用いて、前記制御信号を受信したアクセスポイントの設置位置を特定する位置特定部をさらに備え、
前記通知処理部は、前記制御信号の送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記制御信号を受信したアクセスポイントの設置位置を通知する
ことを特徴とする付記5に記載の制御装置。
(付記7)
前記位置特定部は、前記対象装置からの制御信号を受信した第1のアクセスポイントと前記対象装置の間の接続が切断されると、前記対象装置が前記第1のアクセスポイントによって生成される第1の通信エリアから出たと判定し、
前記通知処理部は、
前記対象装置が前記第1の通信エリアから移動したことを、前記通知先に通知し、
第2のアクセスポイントが前記対象装置からの他の制御信号を受信したことが通知されると、前記対象装置が第2のアクセスポイントによって生成される第2の通信エリアへ移動したことを前記通知先に通知する
ことを特徴とする付記7に記載の制御装置。
(付記8)
複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置が、
前記複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、
前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶し、
前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶し、
前記複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の情報を取得すると前記記憶部を参照し、
前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する
処理を行なうことを特徴とする通知方法。
(付記9)
前記制御装置は、
前記複数のアクセスポイントの各々について、当該アクセスポイントの識別子と当該アクセスポイントの設置位置を対応付けた情報を記憶しており、
前記制御信号を受信したアクセスポイントの識別子と共に、前記制御信号の送信元アドレスを取得し、
前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、前記制御信号を受信したアクセスポイントの設置位置を特定し、
前記制御信号の送信元アドレスに対応づけられて記憶している通知先に、前記設置位置を通知する
ことを特徴とする付記8に記載の通知方法。
(付記10)
前記制御装置は、
前記対象装置からの制御信号を受信した第1のアクセスポイントと前記対象装置の間の接続が切断されると、前記対象装置が前記第1のアクセスポイントによって生成される第1の通信エリアから出たと判定し、前記対象装置が前記第1の通信エリアから移動したことを、前記通知先に通知し、
第2のアクセスポイントが前記対象装置からの他の制御信号を受信したことが通知されると、前記対象装置が第2のアクセスポイントによって生成される第2の通信エリアへ移動したことを前記通知先に通知する
ことを特徴とする付記9に記載の通知方法。
(付記11)
前記制御装置は、
前記対象装置が前記制御装置に前記対象装置のアドレスを通知する際に使用するサービスセット識別子を用いて送受信される信号から、前記対象装置のアドレスを取得する無線コントローラと通信可能であり、
前記対象装置のアドレスから前記複数のアクセスポイントのいずれかに接続要求が送信されたことと、前記接続要求を受信したアクセスポイントの識別子の組み合わせを、前記無線コントローラから受信し、
前記組み合わせ中の識別子で識別されるアクセスポイントに前記対象装置が形成する通信エリアに位置していると判定する
ことを特徴とする付記9または10に記載の通知方法。
3 通信エリア
5 アクセスポイント
10 端末
12 依頼者
15 通信装置
16 見守り対象者
20 無線LANコントローラ
22 メールサーバ
24 管理装置
30 制御装置
31 通信部
32 送信部
33 受信部
40 制御部
41 取得部
42 登録処理部
43 位置特定部
44 通知処理部
50 記憶部
51 アクセスポイント情報テーブル
52 通知対象テーブル
100 管理センタ
101 プロセッサ
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 バス
106 記憶装置
107 可搬記憶媒体駆動装置
108 可搬記憶媒体
109 ネットワークインタフェース

Claims (6)

  1. 複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置に、
    前記複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、
    前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶し、
    前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶し、
    前記複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の情報を取得すると前記記憶部を参照し、
    前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する
    処理を行わせることを特徴とする通知プログラム。
  2. 前記制御装置は、前記複数のアクセスポイントの各々について、当該アクセスポイントの識別子と当該アクセスポイントの設置位置を対応付けた情報を記憶しており、
    前記制御装置に、
    前記制御信号を受信したアクセスポイントの識別子と共に、前記制御信号の送信元アドレスを取得し、
    前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、前記制御信号を受信したアクセスポイントの設置位置を特定し、
    前記制御信号の送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記設置位置を通知する
    処理をさらに行わせることを特徴とする請求項1に記載の通知プログラム。
  3. 前記制御装置は、
    前記対象装置からの制御信号を受信した第1のアクセスポイントと前記対象装置の間の接続が切断されると、前記対象装置が前記第1のアクセスポイントによって生成される第1の通信エリアから出たと判定し、前記対象装置が前記第1の通信エリアから移動したことを、前記通知先に通知し、
    第2のアクセスポイントが前記対象装置からの他の制御信号を受信したことが通知されると、前記対象装置が第2のアクセスポイントによって生成される第2の通信エリアへ移動したことを前記通知先に通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通知プログラム。
  4. 前記制御装置は、
    前記対象装置が前記制御装置に前記対象装置のアドレスを通知する際に使用するサービスセット識別子を用いて送受信される信号から、前記対象装置のアドレスを取得する無線コントローラと通信可能であり、
    前記対象装置のアドレスから前記複数のアクセスポイントのいずれかに接続要求が送信されたことと、前記接続要求を受信したアクセスポイントの識別子の組み合わせを、前記無線コントローラから受信し、
    前記組み合わせ中の識別子で識別されるアクセスポイントが形成する通信エリアに前記対象装置が位置していると判定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通知プログラム。
  5. 複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得する取得部と、
    前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶する記憶部と、
    前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信する受信部と、
    前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶する登録処理部と、
    前記複数のアクセスポイントのいずれかとの通信に使用される制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する通知処理部
    を備えることを特徴とする制御装置。
  6. 複数のアクセスポイントを含むネットワークを制御する制御装置が、
    前記複数のアクセスポイントのいずれかと通信する対象装置に割り当てられ、前記アクセスポイントとの通信に使用される制御信号に含まれるアドレスを取得し、
    前記対象装置のアドレスに対応付けて識別情報を記憶部に記憶し、
    前記対象装置の情報の通知先の特定に使用する通知先情報を受信すると、前記通知先情報に対応付けて通知された識別情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記対象装置のアドレスに対応づけて前記通知先情報を記憶部に記憶し、
    前記複数のアクセスポイントのいずれかで受信された制御信号の情報を取得すると前記記憶部を参照し、
    前記制御信号の送信元アドレスが前記記憶部に存在すると、当該送信元アドレスに対応づけて記憶している通知先に、前記対象装置からのアクセスが発生したことを通知する
    処理を行なうことを特徴とする通知方法。
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