JP2006186526A - 通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】サービスを考慮して接続関係を適宜に変更可能な通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法を提供する。
【解決手段】ネットワーク識別情報と、サービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成し、このネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する。そして、この信号に対する応答信号に基づき、この応答信号の送信元と通信を接続する。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワーク識別情報と、サービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成し、このネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する。そして、この信号に対する応答信号に基づき、この応答信号の送信元と通信を接続する。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法に関する。
家庭や職場内で無線LAN環境を構築することが多くなってきている。例えば、インターネットに接続されたアクセスポイント(あるいはアクセスポイント機能を含んだ無線LANルーター)とステーション(例えば、パーソナルコンピュータ)とで無線LANを構成することで、無線LANを介したインターネットアクセスが可能となる。
ここで、単一の無線LAN上にアクセスポイントが複数存在する場合がある。例えば、通常のアクセスポイントと、アクセスポイント機能を有する情報機器とを用いて、無線LANを構築するような場合である。このとき、WDS(Wireless Distribution System)技術を用いて、アクセスポイント間での無線通信が可能となる。ステーションは、2つのアクセスポイントの内、電波環境がより良好なアクセスポイントに接続される。
なお、ユーザ端末がプローブ要求を複数のアクセスポイントに送信し、返信されたプローブ応答に含まれる指標を比較することで、利用するアクセスポイントを選択する技術が公開されている(特許文献1参照)。
特開2003−264870号公報
ここで、単一の無線LAN上にアクセスポイントが複数存在する場合がある。例えば、通常のアクセスポイントと、アクセスポイント機能を有する情報機器とを用いて、無線LANを構築するような場合である。このとき、WDS(Wireless Distribution System)技術を用いて、アクセスポイント間での無線通信が可能となる。ステーションは、2つのアクセスポイントの内、電波環境がより良好なアクセスポイントに接続される。
なお、ユーザ端末がプローブ要求を複数のアクセスポイントに送信し、返信されたプローブ応答に含まれる指標を比較することで、利用するアクセスポイントを選択する技術が公開されている(特許文献1参照)。
ステーションが接続したアクセスポイントが適切ではなく、ステーションが接続したアクセスポイントから他のアクセスポイントへの中継が余分に生じる可能性がある。この場合、アクセスポイント間での中継によって無線の帯域が余分に使用され、例えば、2倍の帯域が必要となる。サービスを提供するアクセスポイント(例えば、TV、HDD Recorder(Hard Disk Recorder)等の情報機器がアクセスポイント機能を有し、映像・音声情報の提供サービスを行う場合)に直接接続せず、他のアクセスポイントを経由すると中継の経路が増加することになる。
上記に鑑み、本発明は、通信中継装置が提供するサービスを考慮して接続関係を適宜に変更可能な通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法を提供することを目的とする。
上記に鑑み、本発明は、通信中継装置が提供するサービスを考慮して接続関係を適宜に変更可能な通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法を提供することを目的とする。
本発明に係る通信中継装置は、ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部と、サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部と、前記入力されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成する識別子生成部と、前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する送信部と、前記信号の送信に対する応答信号を受信する受信部と、前記受信される応答信号に基づき、前記応答信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を具備することを特徴とする。
本発明に係る通信端末装置は、ネットワークを識別するネットワーク識別情報を記憶する第1の記憶部と、サービスを識別するサービス識別情報を記憶する第2の記憶部と、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信する受信部と、前記記憶されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報、前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断する接続判断部と、前記判断の結果に基づき、前記信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を具備することを特徴とする。
本発明に係る通信システムは、ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部と、サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部と、前記入力されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成する識別子生成部と、前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する送信部と、前記信号の送信に対する応答信号を受信する受信部と、前記受信される応答信号に基づき、前記応答信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を有する通信中継装置と、ネットワーク識別情報を記憶する第1の記憶部と、サービス識別情報を記憶する第2の記憶部と、ネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信する受信部と、前記記憶されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報、前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断する接続判断部と、前記判断の結果に基づき、前記信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を有する通信端末装置と、を具備することを特徴とする。
本発明に係る通信方法は、ネットワークを識別する第1のネットワーク識別情報およびサービスを識別する第1のサービス識別情報を入力するステップと、前記入力される第1のネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成するステップと、前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信するステップと、前記送信されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信するステップと、前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子、および記憶されている第2のネットワーク識別情報、第2のサービス識別情報に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断するステップと、前記判断の結果に基づき、通信の接続または非接続を行うステップと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、通信中継装置が提供するサービスを考慮して接続関係を適宜に変更可能な通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る通信システム10を表すブロック図である。
通信システム10は、ルータ11,アクセスポイント12,13,ステーション14,テレビシステム15を含み、これらがローカルネットワークLANを構成する。
ここで、ルータ11,アクセスポイント12間、およびアクセスポイント13,テレビシステム15間は有線で接続され、アクセスポイント12,13間、およびアクセスポイント12,13と、ステーション14間は、無線で接続される。後述するように、ステーション14は、アクセスポイント12,13を適宜に選択して接続できる。
なお、アクセスポイント12,13間での無線接続には、WDS(Wireless Distribution System)機能(アクセスポイント間通信機能、あるいは中継機能)が用いられる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る通信システム10を表すブロック図である。
通信システム10は、ルータ11,アクセスポイント12,13,ステーション14,テレビシステム15を含み、これらがローカルネットワークLANを構成する。
ここで、ルータ11,アクセスポイント12間、およびアクセスポイント13,テレビシステム15間は有線で接続され、アクセスポイント12,13間、およびアクセスポイント12,13と、ステーション14間は、無線で接続される。後述するように、ステーション14は、アクセスポイント12,13を適宜に選択して接続できる。
なお、アクセスポイント12,13間での無線接続には、WDS(Wireless Distribution System)機能(アクセスポイント間通信機能、あるいは中継機能)が用いられる。
ルータ11は、複数のネットワークを接続する装置であり、ここではワイドエリアネットワークWAN(例えば、インターネット)と、ローカルエリアネットワークLANとを接続している。
アクセスポイント12,13は、通信を中継する通信中継装置であり、有線 LAN と無線 LAN を繋ぐブリッジとして機能する。アクセスポイント12,13は、HDD Recorder(Hard Disk Recorder)やTVのような情報機器として機能し、その機能に基づくサービスを提供してもよい。ここではアクセスポイント13が、テレビシステム14から提供される映像・音声情報の提供サービスの中継点としている。
なお、WANに接続されるアクセスポイント12をrootAP、テレビシステム15に接続されるアクセスポイント13をwdsAPと呼ぶことにする。
アクセスポイント12,13は、通信を中継する通信中継装置であり、有線 LAN と無線 LAN を繋ぐブリッジとして機能する。アクセスポイント12,13は、HDD Recorder(Hard Disk Recorder)やTVのような情報機器として機能し、その機能に基づくサービスを提供してもよい。ここではアクセスポイント13が、テレビシステム14から提供される映像・音声情報の提供サービスの中継点としている。
なお、WANに接続されるアクセスポイント12をrootAP、テレビシステム15に接続されるアクセスポイント13をwdsAPと呼ぶことにする。
ステーション14は、例えば、通信機能を有するパーソナルコンピュータであり、アクセスポイント12,13に接続される通信端末(無線通信装置)として機能する。
テレビシステム15は、テレビの視聴が可能であり、またアクセスポイント13(場合により、アクセスポイント12も)を経由して、ステーション14にテレビ番組の映像、音声の情報を出力して、ステーション14によるテレビの視聴を可能とする。
テレビシステム15は、テレビの視聴が可能であり、またアクセスポイント13(場合により、アクセスポイント12も)を経由して、ステーション14にテレビ番組の映像、音声の情報を出力して、ステーション14によるテレビの視聴を可能とする。
アクセスポイント12,13,およびステーション14間での無線通信の概要は以下のようである。
アクセスポイント12,13には、同一のネットワーク名(SSID)が設定され、これをブロードキャストで送信する。また、アクセスポイント12,13間での通信は、アクセスポイント13(wdsAP)がアクセスポイント12(rootAP)に接続することで確立される。
ステーション14は、アクセスポイント12,13からこのネットワーク名(SSID)を受信し、ユーザが指定したSSIDが設定されたアクセスポイント12,13と接続する。即ち、同一のSSIDが設定されたステーション14と、アクセスポイント12,13間で無線接続が確立される。
アクセスポイント12,13には、同一のネットワーク名(SSID)が設定され、これをブロードキャストで送信する。また、アクセスポイント12,13間での通信は、アクセスポイント13(wdsAP)がアクセスポイント12(rootAP)に接続することで確立される。
ステーション14は、アクセスポイント12,13からこのネットワーク名(SSID)を受信し、ユーザが指定したSSIDが設定されたアクセスポイント12,13と接続する。即ち、同一のSSIDが設定されたステーション14と、アクセスポイント12,13間で無線接続が確立される。
ここでは、アクセスポイント12,13に同一のネットワーク名(SSID)が設定されていることから、ステーション14はアクセスポイント12,13の内、いずれかを適宜に選択して無線接続する。例えば、テレビシステム15からのテレビ番組の映像・音声情報の提供サービスを受けようとする場合、ステーション14はアクセスポイント13に接続する。また、WANからのインターネット情報の提供サービスを受けようとする場合、ステーション14はアクセスポイント12に接続する。この結果、余分な中継経路が除外され、無線の帯域を必要以上に使用することが防止される。なお、この詳細は後述する。
A.アクセスポイント13の詳細
アクセスポイント13の詳細を説明する。なお、アクセスポイント12は、アクセスポイント13と同様の構成、あるいは通常のアクセスポイントの構成のいずれでも適用可能であるので、詳細な説明を省略する。
図2は、アクセスポイント13の内部構成を表すブロック図である。
アクセスポイント13は、ユーザ処理手段101,通信制御手段102を有する。
アクセスポイント13の詳細を説明する。なお、アクセスポイント12は、アクセスポイント13と同様の構成、あるいは通常のアクセスポイントの構成のいずれでも適用可能であるので、詳細な説明を省略する。
図2は、アクセスポイント13の内部構成を表すブロック図である。
アクセスポイント13は、ユーザ処理手段101,通信制御手段102を有する。
ユーザ処理手段101は、入力手段、表示手段等を備え、ユーザから情報の入力、ユーザへの通知を可能とする。
ユーザ処理手段101によって入力される情報として、アクセスポイント13の設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)、WDS機能の使用の有無、提供されるサービスを挙げることができる。
ユーザ処理手段101によって通知される情報として、ユーザ設定管理手段111からのネットワーク名の変更の通知を挙げることができる。
ユーザ処理手段101によって入力される情報として、アクセスポイント13の設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)、WDS機能の使用の有無、提供されるサービスを挙げることができる。
ユーザ処理手段101によって通知される情報として、ユーザ設定管理手段111からのネットワーク名の変更の通知を挙げることができる。
「ネットワーク名(SSID)」は、アクセスポイント13が接続するネットワークを識別するネットワーク識別情報を意味する。
「WDS機能」は、中継機能、あるいはアクセスポイント間通信機能と言ってもよい。即ち、「WDS機能の使用の有無」(中継機能の有効、無効)は、他の通信中継装置との接続の可否を表す中継接続可否情報を意味する。なお、接続するアクセスポイント12は、例えば、そのMACアドレスによって指定することができる。
「サービス」は、例えば、テレビの映像情報の提供サービス、音楽の音声情報の提供サービス、インターネット情報の提供サービスを挙げることができる。即ち、「提供するサービス」は、サービスを識別するサービス識別情報を意味する。このサービスは、例えば、アクセスポイント13に接続された機器(例えば、テレビシステム15)から提供される。また、アクセスポイント13自体が情報機器としても機能する場合には、アクセスポイント13自体から提供される。
「WDS機能」は、中継機能、あるいはアクセスポイント間通信機能と言ってもよい。即ち、「WDS機能の使用の有無」(中継機能の有効、無効)は、他の通信中継装置との接続の可否を表す中継接続可否情報を意味する。なお、接続するアクセスポイント12は、例えば、そのMACアドレスによって指定することができる。
「サービス」は、例えば、テレビの映像情報の提供サービス、音楽の音声情報の提供サービス、インターネット情報の提供サービスを挙げることができる。即ち、「提供するサービス」は、サービスを識別するサービス識別情報を意味する。このサービスは、例えば、アクセスポイント13に接続された機器(例えば、テレビシステム15)から提供される。また、アクセスポイント13自体が情報機器としても機能する場合には、アクセスポイント13自体から提供される。
以上のように、ユーザ処理手段101は、ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部、サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部、および他の通信中継装置との接続の可否を表す中継接続可否情報を入力する第3の入力部として機能する。
なお、ユーザ処理手段101が具体的な入力手段(キーボード、マウス等)、表示手段(液晶ディスプレイ)そのものを備えてもよいが、これに替えて、ステーション14との通信によって入力手段、表示手段を実現してもよい。このとき、ユーザ処理手段101はステーション14が有する入力手段、表示手段を制御することで、情報の入出力が可能となる。このような場合でも、ユーザ処理手段101は第1〜第3の入力部として機能することに変わりはない。
通信制御手段102は,ユーザ処理手段101と接続されて、アクセスポイント12,およびステーション14との通信を制御するものであり、ユーザ設定管理手段111,アクセスポイント管理手段112,アクセスポイント接続手段113,ネットワーク名生成手段114,ビーコン生成手段115,送信手段116,受信手段117を有する。
ユーザ設定管理手段111は、アクセスポイント13の設定情報(ネットワーク名(SSID)、WDS機能の使用の有無、提供されるサービス等)を管理する。即ち、ユーザ設定管理手段111は、アクセスポイント13の設定情報、即ち、ネットワーク識別情報、中継接続可否情報、サービス識別情報を記憶する。
ユーザ設定管理手段111は、WDS機能の使用の有無に応じて、ビーコン生成手段115へのビーコン生成の指示、アクセスポイント管理手段112への同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイントの検索の指示のいずれかを行う。
また、ユーザ設定管理手段111は、サービス情報とネットワーク名(SSID)をネットワーク名生成手段114に通知して、サービス情報を含んだネットワーク名(SSID)の作成を指示する。
ユーザ設定管理手段111は、WDS機能の使用の有無に応じて、ビーコン生成手段115へのビーコン生成の指示、アクセスポイント管理手段112への同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイントの検索の指示のいずれかを行う。
また、ユーザ設定管理手段111は、サービス情報とネットワーク名(SSID)をネットワーク名生成手段114に通知して、サービス情報を含んだネットワーク名(SSID)の作成を指示する。
作成されたネットワーク名(SSID)を通知されたユーザ設定管理手段111は、登録しているネットワーク名(SSID)の情報を新たなネットワーク名(SSID)に変更する。
また、ユーザ設定管理手段111は、作成されたネットワーク名(SSID)をユーザ処理手段101に通知して、ネットワーク名(SSID)が変更されたことをユーザに知らせることができる。
単なる通知に加えて、ユーザへの変更の許可の問い合わせをさせることもできる。変更が許可されない場合には、ユーザが指定したネットワーク名(SSID)でビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことができる。このときは、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作してもよい。
また、ユーザ設定管理手段111は、作成されたネットワーク名(SSID)をユーザ処理手段101に通知して、ネットワーク名(SSID)が変更されたことをユーザに知らせることができる。
単なる通知に加えて、ユーザへの変更の許可の問い合わせをさせることもできる。変更が許可されない場合には、ユーザが指定したネットワーク名(SSID)でビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことができる。このときは、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作してもよい。
アクセスポイント管理手段112は、周囲に存在する他のアクセスポイント12を発見し管理する。即ち、同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイント12が存在するか否かを確認し、存在が確認されない場合にアクセスポイント12を周期的に検索する。
同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントが所定時間経過しても発見されない場合、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出す。通常のアクセスポイントとして動作を開始するためである。なお、同一のネットワーク名(SSID)が発見されるまでアクセスポイントを検索してもよい。
同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイント12が発見された場合、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイント接続手段113に対してネットワーク名(SSID)を指定してそのアクセスポイント12への接続を指示する。
同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントが所定時間経過しても発見されない場合、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出す。通常のアクセスポイントとして動作を開始するためである。なお、同一のネットワーク名(SSID)が発見されるまでアクセスポイントを検索してもよい。
同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイント12が発見された場合、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイント接続手段113に対してネットワーク名(SSID)を指定してそのアクセスポイント12への接続を指示する。
アクセスポイント管理手段112はアクセスポイント接続手段113から接続結果を通知される。
接続が成功したと通知された場合、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイントとの接続に成功したことをユーザ設定管理手段111に通知する。
接続が成功したと通知された場合、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイントとの接続に成功したことをユーザ設定管理手段111に通知する。
接続が失敗したと通知された場合、同一のネットワーク名(SSID)を持つ別のアクセスポイントが有るか否かに応じて、アクセスポイント管理手段112は異なる処置を執る。
同一のネットワーク名(SSID)を持つ別のアクセスポイントがあれば、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイント接続手段113にそのアクセスポイントとの接続を指示する。
同一のネットワーク名(SSID)を持つ別のアクセスポイントがなければ、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115にビーコン生成を指示する。通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとしての動作を開始するためである。なお、これに替えて、アクセスポイント管理手段112は同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントを再度検索してもよい。
同一のネットワーク名(SSID)を持つ別のアクセスポイントがあれば、アクセスポイント管理手段112はアクセスポイント接続手段113にそのアクセスポイントとの接続を指示する。
同一のネットワーク名(SSID)を持つ別のアクセスポイントがなければ、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115にビーコン生成を指示する。通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとしての動作を開始するためである。なお、これに替えて、アクセスポイント管理手段112は同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントを再度検索してもよい。
ユーザ設定管理手段111で中継機能(WDS機能)が有効になっている場合に、アクセスポイント接続手段113は、アクセスポイント管理手段112からのアクセスポイントへの接続要求に応じて、指定されたアクセスポイント12との接続を行う。既述のように、アクセスポイントはそのMACアドレスを用いて指定できる。
アクセスポイント接続手段113は、接続の結果(成功、失敗)をアクセスポイント管理手段112に通知する。
アクセスポイント接続手段113は、接続の結果(成功、失敗)をアクセスポイント管理手段112に通知する。
ネットワーク名生成手段114は、ユーザ設定管理手段111で設定されているネットワーク名にサービス情報を付与し新たなネットワーク名を作成する。即ち、ネットワーク名生成手段114は、通知されたネットワーク名(SSID)とサービス情報から新たなネットワーク名(SSID)を作成する。
このとき、サービス情報に予め文字列を割り当てておくことができる。例えば、映像サービスは”AVService”、インターネットアクセスは”WebService”とする。なお、サービスをより細分化するために、サービス名の後に数字を加えてもよい。例えば、”AVService0”である。また、サービスを提供しないことも一種のサービス情報であり、例えば、文字列”NoService”で表すことができる。
ネットワーク名(SSID)とこの文字列とを連結することで、新たなネットワーク名(SSID)を生成できる。例えば、ネットワーク名(SSID)「Wlan」にサービス名「AVService」とを結合することで、新たなネットワーク名(SSID)として「Wlan”AVService”」が生成される。
このとき、サービス情報に予め文字列を割り当てておくことができる。例えば、映像サービスは”AVService”、インターネットアクセスは”WebService”とする。なお、サービスをより細分化するために、サービス名の後に数字を加えてもよい。例えば、”AVService0”である。また、サービスを提供しないことも一種のサービス情報であり、例えば、文字列”NoService”で表すことができる。
ネットワーク名(SSID)とこの文字列とを連結することで、新たなネットワーク名(SSID)を生成できる。例えば、ネットワーク名(SSID)「Wlan」にサービス名「AVService」とを結合することで、新たなネットワーク名(SSID)として「Wlan”AVService”」が生成される。
以上のように、ネットワーク名生成手段114は、ネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成する識別子生成部として機能する。
ネットワーク名生成手段114で生成される以前のネットワーク名(SSID)は、ネットワークを識別するネットワーク識別子として機能する。ネットワーク名生成手段114で生成されたネットワーク名(SSID)は、ネットワーク識別子に加えて、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子としても機能する。
ネットワーク名生成手段114で生成される以前のネットワーク名(SSID)は、ネットワークを識別するネットワーク識別子として機能する。ネットワーク名生成手段114で生成されたネットワーク名(SSID)は、ネットワーク識別子に加えて、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子としても機能する。
ネットワーク名(SSID)は、ネットワークのみを単独で識別する(サービス情報を含まない)ネットワーク単独識別子(SSID0)と、ネットワーク・サービス識別子(SSID+)とに区分できる。これらの区別は、例えば、ネットワーク識別子部分とサービス識別子部分とを判別する判別子を付加することで行える。例えば、「Wlan”AVService”」で、「””」はサービス識別子部分をネットワーク識別子部分から区分している。「””」に替えて他の符号、例えば、「-」を用いることもできる(一例として、「Wlan-AVService」)。
また、特定の識別子「AVService」をサービス識別子として予め定義しておけば、特に判別子を用いずにネットワーク名を例えば、「WlanAVService」と表現することが可能となる。さらに、別法として、ネットワーク識別子部分とサービス識別子部分の文字数(桁数)、即ち、位置を定義しておくことも可能である。
また、特定の識別子「AVService」をサービス識別子として予め定義しておけば、特に判別子を用いずにネットワーク名を例えば、「WlanAVService」と表現することが可能となる。さらに、別法として、ネットワーク識別子部分とサービス識別子部分の文字数(桁数)、即ち、位置を定義しておくことも可能である。
ネットワーク名生成手段114は、ネットワーク名(SSID)を作成すると、このネットワーク名(SSID)を指定してビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出す。アクセスポイントとして動作を開始するためである。また、ネットワーク名生成手段114は、作成したネットワーク名(SSID)をユーザ設定管理手段111に通知する。
ビーコン生成手段115は、ネットワーク名生成手段114で作成されたネットワーク名を含んだビーコンを作成する。ネットワーク名からアクセスポイント13で提供しているサービスをステーションに通知することが可能となる。
送信手段116は、アクセスポイント12,ステーション14に信号を送信する。
受信手段117は、アクセスポイント12,ステーション14からの信号を受信する。
送信手段116は、アクセスポイント12,ステーション14に信号を送信する。
受信手段117は、アクセスポイント12,ステーション14からの信号を受信する。
B.ステーション14の詳細
ステーション14は、ステーション14で実行されているアプリケーションに対応したサービスを提供しているアクセスポイント12,13への接続を可能とするものであり、ユーザ処理手段201,通信制御手段202を有する。
図3は、ステーション14の内部構成を表すブロック図である。
ステーション14は、ユーザ処理手段201,通信制御手段202を有する。
ステーション14は、ステーション14で実行されているアプリケーションに対応したサービスを提供しているアクセスポイント12,13への接続を可能とするものであり、ユーザ処理手段201,通信制御手段202を有する。
図3は、ステーション14の内部構成を表すブロック図である。
ステーション14は、ユーザ処理手段201,通信制御手段202を有する。
ユーザ処理手段201は、(キーボード、マウス等)、表示手段(液晶ディスプレイ)等を備え、ユーザから情報の入力、ユーザへの通知を可能とする。
ユーザ処理手段201によって入力される情報として、ステーション14の設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID)、提供を希望するサービスを挙げることができる。
ユーザ処理手段201によって入力される情報として、ステーション14の設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID)、提供を希望するサービスを挙げることができる。
以上のように、ユーザ処理手段201は、ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部、サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部として機能する。
通信制御手段202は,ユーザ処理手段201と接続されて、アクセスポイント12,13との通信を制御するものであり、ユーザ設定管理手段211,アクセスポイント登録手段212,アクセスポイント検出手段213,アクセスポイント決定手段214,アクセスポイント接続手段215、送信手段216,受信手段217を有する。
ユーザ設定管理手段211は、ステーション14の設定情報(ネットワーク名(SSID)、提供を希望するサービス等)を管理する。即ち、ユーザ設定管理手段211は、ステーション14の設定情報、即ち、ネットワーク識別情報、サービス識別情報を記憶する。
アクセスポイント登録手段212は、サービス情報の有無とネットワーク名を登録・管理する。
アクセスポイント検出手段213は、ステーション14が受信したビーコンからネットワーク名を抽出し、ネットワーク名にサービス情報が含まれるか否かを判定する。
アクセスポイント検出手段213は、接続するアクセスポイント13がアクセスポイント機能に加え、サービス提供機能を有するか否かを判定する。例えば、サービス情報として決めた文字列がアクセスポイント13のネットワーク名(SSID)に含まれるか否かを判断する。ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれている場合には、ネットワーク名(SSID)とサービス情報をアクセスポイント登録手段212に登録させ、サービス情報が含まれていない場合はネットワーク名(SSID)のみを登録させる。
アクセスポイント検出手段213は、ステーション14が受信したビーコンからネットワーク名を抽出し、ネットワーク名にサービス情報が含まれるか否かを判定する。
アクセスポイント検出手段213は、接続するアクセスポイント13がアクセスポイント機能に加え、サービス提供機能を有するか否かを判定する。例えば、サービス情報として決めた文字列がアクセスポイント13のネットワーク名(SSID)に含まれるか否かを判断する。ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれている場合には、ネットワーク名(SSID)とサービス情報をアクセスポイント登録手段212に登録させ、サービス情報が含まれていない場合はネットワーク名(SSID)のみを登録させる。
アクセスポイント決定手段214は、起動しているアプリケーションと周囲のアクセスポイント12,13が提供しているサービスの対応づけを行い、ネットワーク名から接続するアクセスポイント12,13を決定する。即ち、アクセスポイント決定手段214は、サービスが提供されているアクセスポイント12,13への接続を可能とする。
アクセスポイント決定手段214は、ユーザ設定管理手段211からネットワーク名(SSID)を取得する。アクセスポイント決定手段214は、ユーザ設定管理手段211に登録されているネットワーク名(SSID)が、アクセスポイント登録手段212に登録されているか否かを定期的に調べる。ネットワーク名(SSID)がアクセスポイント登録手段212に登録されていない場合は、アクセスポイント登録手段212に一定時間後に問い合わせ、ネットワーク名(SSID)が登録されるまでこの処理を繰り返す。
ネットワーク名(SSID)がアクセスポイント登録手段212に登録されている場合には、ユーザ処理手段201からの情報により、アクセスポイント決定手段214はサービスに対応しているアプリケーションが起動されているか否かを判断する。なお、アプリケーションの起動状況は、アクセスポイント決定手段214がユーザ処理手段201に問い合わせを行ってもよいし、ユーザ処理手段201がアプリケーションの起動時にアクセスポイント決定手段214に通知してよい。
サービスに対応するアプリケーションが起動されていない場合、アクセスポイント決定手段214はネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントへの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。接続が成功した場合には、接続先のアクセスポイントを介してデータの送受信を開始する。接続が失敗した場合には、他に同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントが存在する場合には、そのアクセスポイントとの接続を試みる。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が複数存在した場合、そのいずれと最初に接続を試みるかは、ビーコンの受信時での受信感度を登録しておき、受信感度が強いものから接続を試みてもいいし、ビーコンを受信した順に接続を試みてもよい。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が複数存在した場合、そのいずれと最初に接続を試みるかは、ビーコンの受信時での受信感度を登録しておき、受信感度が強いものから接続を試みてもいいし、ビーコンを受信した順に接続を試みてもよい。
サービスに対応するアプリケーションが起動されている場合、アクセスポイント決定手段214はネットワーク名(SSID)とサービス情報の双方が一致するものがあるかをアクセスポイント登録手段212に問い合わせる。
サービス情報とネットワーク名(SSID)の双方が一致するアクセスポイントが存在する場合、アクセスポイント決定手段214は一致するアクセスポイントとの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。サービス情報が一致するアクセスポイントが存在しない場合、ネットワーク名(SSID)のみが一致するアクセスポイントをアクセスポイント登録手段212に問い合わせ、このアクセスポイントとの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。
接続するアクセスポイントの優先度は、例えば、サービス情報の一致、受信感度もしくはビーコン受信順とし、サービス情報が一致するアクセスポイントから接続を試みることができる。
サービス情報とネットワーク名(SSID)の双方が一致するアクセスポイントが存在する場合、アクセスポイント決定手段214は一致するアクセスポイントとの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。サービス情報が一致するアクセスポイントが存在しない場合、ネットワーク名(SSID)のみが一致するアクセスポイントをアクセスポイント登録手段212に問い合わせ、このアクセスポイントとの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。
接続するアクセスポイントの優先度は、例えば、サービス情報の一致、受信感度もしくはビーコン受信順とし、サービス情報が一致するアクセスポイントから接続を試みることができる。
なお、サービス情報が一致しないアクセスポイントと接続した後に、サービス情報が一致するアクセスポイントが新たに検出された場合は、サービス情報が一致するアクセスポイントへ接続を変更してもよい。
また、接続時にサービス情報が一致するアクセスポイントに接続した後に、起動していたアプリケーション終了の通知がユーザ処理手段201からなされた場合には、ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントの中から、最も受信感度の高いアクセスポイントへ接続を変更することができる。
アクセスポイント接続手段215からネットワーク名(SSID)が不一致で接続を失敗したとの結果を受信したアクセスポイント決定手段214は、アクセスポイント登録手段212にネットワーク名(SSID)とサービス情報を分けず、単一のネットワーク名(SSID)でかつサービス情報なしという形式で再登録するように要求してもよい。
また、接続時にサービス情報が一致するアクセスポイントに接続した後に、起動していたアプリケーション終了の通知がユーザ処理手段201からなされた場合には、ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントの中から、最も受信感度の高いアクセスポイントへ接続を変更することができる。
アクセスポイント接続手段215からネットワーク名(SSID)が不一致で接続を失敗したとの結果を受信したアクセスポイント決定手段214は、アクセスポイント登録手段212にネットワーク名(SSID)とサービス情報を分けず、単一のネットワーク名(SSID)でかつサービス情報なしという形式で再登録するように要求してもよい。
アクセスポイント接続手段215は、アクセスポイント12,13への接続を実行する。接続が成功した場合には、接続先のアクセスポイント12,13を介してデータの送受信等が開始される。
アクセスポイント接続手段215は、アクセスポイント決定手段214から接続要求を受ける時に、ネットワーク名(SSID)とサービス情報を受け取り、接続手順中に、アクセスポイント12,13へサービスを提供しているか否かの問い合わせを行ってもよい。
アクセスポイント接続手段215は、アクセスポイント決定手段214から接続要求を受ける時に、ネットワーク名(SSID)とサービス情報を受け取り、接続手順中に、アクセスポイント12,13へサービスを提供しているか否かの問い合わせを行ってもよい。
なお、ネットワーク名(SSID)とサービス情報はアクセスポイント12,13で作成されるため、サービスを提供していないアクセスポイント12,13が偶然同じような文字列でネットワーク名(SSID)を設定している可能性がある。このような場合、サービス情報を削除したネットワーク名(SSID)では接続に失敗する。
このため、ネットワーク名(SSID)不一致で接続できない場合に、サービス情報を持たないアクセスポイント12,13と判断し、アクセスポイント決定手段214に接続失敗という結果とともに、ネットワーク名(SSID)が不一致という理由付で結果を渡すことが考えられる。アクセスポイント決定手段214は、ネットワーク名(SSID)そのままで、アクセスポイント12,13への接続を指示することになる。
このため、ネットワーク名(SSID)不一致で接続できない場合に、サービス情報を持たないアクセスポイント12,13と判断し、アクセスポイント決定手段214に接続失敗という結果とともに、ネットワーク名(SSID)が不一致という理由付で結果を渡すことが考えられる。アクセスポイント決定手段214は、ネットワーク名(SSID)そのままで、アクセスポイント12,13への接続を指示することになる。
送信手段216は、アクセスポイント12,13に信号を送信する。
受信手段217は、アクセスポイント12,13からの信号(例えば、ビーコン)を受信する。受信手段217は、受信した信号からビーコンを分離してアクセスポイント検出手段213に送る。
受信手段217は、アクセスポイント12,13からの信号(例えば、ビーコン)を受信する。受信手段217は、受信した信号からビーコンを分離してアクセスポイント検出手段213に送る。
(通信システム10の動作)
以下、通信システム10の動作を説明する。
ここでは、アクセスポイント12,13,ステーション14の順で起動するものとして説明する。
A.アクセスポイント13の動作
図4は、アクセスポイント13の動作手順の一例を表すフロー図である。
このとき、アクセスポイント12が既に起動しているものとする。
(1)アクセスポイント13の起動(ステップS11)
アクセスポイント13の起動は、例えば、ユーザ処理手段101から入力される起動指示に基づいて行われる。
以下、通信システム10の動作を説明する。
ここでは、アクセスポイント12,13,ステーション14の順で起動するものとして説明する。
A.アクセスポイント13の動作
図4は、アクセスポイント13の動作手順の一例を表すフロー図である。
このとき、アクセスポイント12が既に起動しているものとする。
(1)アクセスポイント13の起動(ステップS11)
アクセスポイント13の起動は、例えば、ユーザ処理手段101から入力される起動指示に基づいて行われる。
(2)初期設定(ステップS12〜S14)
ユーザ処理手段101を通して、アクセスポイントの設定情報がユーザ設定管理手段111に設定される。即ち、ネットワーク名(SSID)(ステップS12)、WDS機能の有効、無効(WDSモード)(ステップS13)、および提供されるサービス(ステップS14)がそれぞれユーザ設定管理手段111に登録される。
ユーザ処理手段101を通して、アクセスポイントの設定情報がユーザ設定管理手段111に設定される。即ち、ネットワーク名(SSID)(ステップS12)、WDS機能の有効、無効(WDSモード)(ステップS13)、および提供されるサービス(ステップS14)がそれぞれユーザ設定管理手段111に登録される。
(3)WDS機能の有効、無効の判断(ステップS15、S16)
ユーザ設定管理手段111は、WDS機能が有効、無効いずれであるかを判断する(ステップS15)。
WDS機能が無効である場合は、ユーザ設定管理手段111は、ビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始する(ステップS16)。
ユーザ設定管理手段111は、WDS機能が有効、無効いずれであるかを判断する(ステップS15)。
WDS機能が無効である場合は、ユーザ設定管理手段111は、ビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始する(ステップS16)。
(4)他のアクセスポイントの検索(ステップS17〜S19)
WDS機能が有効である場合、ユーザ設定管理手段111は、ユーザから指定されたネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントの検索をアクセスポイント管理手段112に指示する。
アクセスポイントの検索を指示されたアクセスポイント管理手段112は、全無線チャネルに存在するアクセスポイントの検索を行い(ステップS17)、同一のSSIDを持つアクセスポイント12が存在するか否かを確認する(ステップS18)。
WDS機能が有効である場合、ユーザ設定管理手段111は、ユーザから指定されたネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントの検索をアクセスポイント管理手段112に指示する。
アクセスポイントの検索を指示されたアクセスポイント管理手段112は、全無線チャネルに存在するアクセスポイントの検索を行い(ステップS17)、同一のSSIDを持つアクセスポイント12が存在するか否かを確認する(ステップS18)。
同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントが存在しない場合は、周期的にアクセスポイントの検索を行い、一定時間以上見つからない場合(ステップS19)は、ビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始する(ステップS16)。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が見つかるまでアクセスポイントの検索を行ってもよい。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が見つかるまでアクセスポイントの検索を行ってもよい。
(5)他のアクセスポイントとの接続確認(ステップS20)
アクセスポイント管理手段112が同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイントを見つけた場合(ステップS18)は、アクセスポイント接続手段113に対して、ネットワーク名(SSID)を指定して同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントへの接続を要求する。
アクセスポイント管理手段112からアクセスポイントへの接続要求を受けたアクセスポイント接続手段113は、指定されたアクセスポイントとの接続を確認する(ステップS20)。接続の結果はアクセスポイント管理手段112に通知される。
アクセスポイント管理手段112が同一のネットワーク名(SSID)のアクセスポイントを見つけた場合(ステップS18)は、アクセスポイント接続手段113に対して、ネットワーク名(SSID)を指定して同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントへの接続を要求する。
アクセスポイント管理手段112からアクセスポイントへの接続要求を受けたアクセスポイント接続手段113は、指定されたアクセスポイントとの接続を確認する(ステップS20)。接続の結果はアクセスポイント管理手段112に通知される。
アクセスポイント接続手段113からの接続結果から、アクセスポイント管理手段112は次の動作を行う。
接続が失敗した場合には、所定時間が経過するまで(ステップS19)、失敗したアクセスポイントとは別に同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントがあるか否かが判断、接続が確認される(ステップS18、S20)。接続がされずに所定時間が経過した場合には(ステップS19)、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始する(ステップS16)。
接続が失敗した場合には、所定時間が経過するまで(ステップS19)、失敗したアクセスポイントとは別に同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントがあるか否かが判断、接続が確認される(ステップS18、S20)。接続がされずに所定時間が経過した場合には(ステップS19)、アクセスポイント管理手段112はビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始する(ステップS16)。
(6)ネットワーク名(SSID)の作成およびブロードキャスト(ステップS21,S22)
接続が成功した場合には、アクセスポイントとの接続に成功したことがユーザ設定管理手段111に通知される。
アクセスポイントとの接続成功通知を受けたユーザ設定管理手段111は、サービス情報とネットワーク名(SSID)をネットワーク名生成手段114に通知し、サービス情報を含んだネットワーク名(SSID)の作成を指示する。ネットワーク名(SSID)の作成を指示されたネットワーク名生成手段114は、ネットワーク名(SSID)とサービス情報から新たなネットワーク名(SSID)を作成する(ステップS21)。
接続が成功した場合には、アクセスポイントとの接続に成功したことがユーザ設定管理手段111に通知される。
アクセスポイントとの接続成功通知を受けたユーザ設定管理手段111は、サービス情報とネットワーク名(SSID)をネットワーク名生成手段114に通知し、サービス情報を含んだネットワーク名(SSID)の作成を指示する。ネットワーク名(SSID)の作成を指示されたネットワーク名生成手段114は、ネットワーク名(SSID)とサービス情報から新たなネットワーク名(SSID)を作成する(ステップS21)。
ユーザ設定管理手段111が、作成されたネットワーク名(SSID)を指定してビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、アクセスポイントとして動作を開始する(ステップS22)。
また、ネットワーク名生成手段114は、作成したネットワーク名(SSID)をユーザ設定管理手段111に通知する。
また、ネットワーク名生成手段114は、作成したネットワーク名(SSID)をユーザ設定管理手段111に通知する。
新たなネットワーク名(SSID)を受けたユーザ設定管理手段111は、登録しているネットワーク名(SSID)の情報を新たなネットワーク名(SSID)に変更する。
また、ユーザ設定管理手段111は、新たなネットワーク名(SSID)をユーザ処理手段101に通知し、ユーザ処理手段101からユーザにネットワーク名(SSID)が変更されたことを通知できる。単なる通知に替えて、ユーザに変更してもいいか否かの問い合わせを行い、変更が許可されない場合は、ユーザが指定したネットワーク名(SSID)でビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始してもよい。
また、ユーザ設定管理手段111は、新たなネットワーク名(SSID)をユーザ処理手段101に通知し、ユーザ処理手段101からユーザにネットワーク名(SSID)が変更されたことを通知できる。単なる通知に替えて、ユーザに変更してもいいか否かの問い合わせを行い、変更が許可されない場合は、ユーザが指定したネットワーク名(SSID)でビーコン生成手段115に対してビーコン生成の指示を出すことで、通常のアクセスポイントと同様のビーコンを生成させ、通常のアクセスポイントとして動作を開始してもよい。
B.ステーション14の動作
ここでは、アクセスポイント12、13が起動しているとして、ステーション14が起動する場合を説明する。
図5は、ステーション14の動作手順の一例を表すフロー図である。
以下、ステーション14の動作手順を詳細に説明する。なお、ステーション14の動作手順は、サービス情報の取得(ステップS31〜S37)とアクセスポイントとの接続(ステップS41〜S47)に区分することができる。
ここでは、アクセスポイント12、13が起動しているとして、ステーション14が起動する場合を説明する。
図5は、ステーション14の動作手順の一例を表すフロー図である。
以下、ステーション14の動作手順を詳細に説明する。なお、ステーション14の動作手順は、サービス情報の取得(ステップS31〜S37)とアクセスポイントとの接続(ステップS41〜S47)に区分することができる。
(1)ステーション14の起動(ステップS31)
ステーション14の起動は、例えば、ユーザ処理手段201から入力される起動指示に基づいて行われる。
ステーション14の起動は、例えば、ユーザ処理手段201から入力される起動指示に基づいて行われる。
(2)モードの設定(ステップS32)
ユーザ処理手段201を通して、アクセスポイントの設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID)がユーザ設定管理手段211に設定、登録される。
ユーザ処理手段201を通して、アクセスポイントの設定情報、例えば、ネットワーク名(SSID)がユーザ設定管理手段211に設定、登録される。
(3)アクセスポイントの検索(ステップS33)
ステーション14が起動されることで、受信手段217はデータの受信を開始する。アクセスポイント12,13は定期的にビーコンを送信しているため、受信手段217は通信可能なアクセスポイント12,13からのビーコンを受信できる。データにはビーコン以外のものも含まれるため、受信手段217は受信したデータのうち、ビーコンのみをアクセスポイント検出手段213に渡す。
ステーション14が起動されることで、受信手段217はデータの受信を開始する。アクセスポイント12,13は定期的にビーコンを送信しているため、受信手段217は通信可能なアクセスポイント12,13からのビーコンを受信できる。データにはビーコン以外のものも含まれるため、受信手段217は受信したデータのうち、ビーコンのみをアクセスポイント検出手段213に渡す。
(4)サービス情報の取得・登録(ステップS34〜S37)
受信手段217からビーコンを受け取ったアクセスポイント検出手段213は、例えば、アクセスポイントとの間でサービス情報として決めた文字列がネットワーク名(SSID)に含まれるか否かにより、ネットワーク名(SSID)がサービス情報を含むか否かを判断する(ステップS34)。
ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれている場合には(SSID+の場合)、ネットワーク名(SSID+)から本来のネットワーク名(SSID0)とサービス情報とを取得し、アクセスポイント登録手段212に登録する(ステップS35,S36)。一方、ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれていない場合はネットワーク名(SSID)のみをそのまま登録する(ステップS37)。
受信手段217からビーコンを受け取ったアクセスポイント検出手段213は、例えば、アクセスポイントとの間でサービス情報として決めた文字列がネットワーク名(SSID)に含まれるか否かにより、ネットワーク名(SSID)がサービス情報を含むか否かを判断する(ステップS34)。
ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれている場合には(SSID+の場合)、ネットワーク名(SSID+)から本来のネットワーク名(SSID0)とサービス情報とを取得し、アクセスポイント登録手段212に登録する(ステップS35,S36)。一方、ネットワーク名(SSID)にサービス情報が含まれていない場合はネットワーク名(SSID)のみをそのまま登録する(ステップS37)。
(5)ネットワーク名(SSID)の確認(ステップS41、S42)
アクセスポイント決定手段214は、ユーザ設定管理手段211に登録されているネットワーク名(SSID)が、アクセスポイント登録手段212に登録されているか否かを定期的に調べる(ステップS41、S42)。即ち、登録されていない場合は、一定時間後、アクセスポイント登録手段212に問い合わせを行い、ネットワーク名(SSID)が登録されるまでこの処理を繰り返す(ステップS41、S42)。
アクセスポイント決定手段214は、ユーザ設定管理手段211に登録されているネットワーク名(SSID)が、アクセスポイント登録手段212に登録されているか否かを定期的に調べる(ステップS41、S42)。即ち、登録されていない場合は、一定時間後、アクセスポイント登録手段212に問い合わせを行い、ネットワーク名(SSID)が登録されるまでこの処理を繰り返す(ステップS41、S42)。
(6)サービスの確認(ステップS43〜S45)
同一のネットワーク名(SSID)がアクセスポイント登録手段212に登録されている場合には、サービスの確認を行う。
アクセスポイント決定手段214は、ユーザ処理手段201によってサービスに対応するアプリケーションが起動しているか否かを判断する(ステップS43)。即ち、アクセスポイント12,13からの何らかのサービスを必要とするアプリケーションがステーション14において起動しているか否かである。
同一のネットワーク名(SSID)がアクセスポイント登録手段212に登録されている場合には、サービスの確認を行う。
アクセスポイント決定手段214は、ユーザ処理手段201によってサービスに対応するアプリケーションが起動しているか否かを判断する(ステップS43)。即ち、アクセスポイント12,13からの何らかのサービスを必要とするアプリケーションがステーション14において起動しているか否かである。
アプリケーションの起動状況は、アクセスポイント決定手段214がユーザ処理手段201に問い合わせを行ってもよいし、ユーザ処理手段201がアプリケーションの起動時にアクセスポイント決定手段214に通知してよい。即ち、アプリケーションがユーザ処理手段201を介して、ユーザ処理手段201と通信することで、アプリケーションがアクセスポイント12,13からのサービスを必要とするか否か、および必要とするときには必要なサービスを識別するサービス識別情報が伝達される。
ステップS43でサービスに対応するアプリケーションが起動されていないと判断された場合は、ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイント12,13への接続をアクセスポイント接続手段215に要求する(ステップS44)。このとき、サービスは接続するアクセスポイント12,13を決定する要因とはならない。
ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントが複数ある場合には、例えば、受信感度の大きさ、またはビーコン受信の順序等を基に、接続するアクセスポイントの優先度を決定する。
ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントが複数ある場合には、例えば、受信感度の大きさ、またはビーコン受信の順序等を基に、接続するアクセスポイントの優先度を決定する。
ステップS43でサービスに対応するアプリケーションが起動されていると判断された場合は、このサービスがアクセスポイント12,13で提供されるサービスと一致するか否かが判断される(ステップS45)。
即ち、アクセスポイント決定手段214はネットワーク名(SSID)とサービス情報の双方が一致するアクセスポイントがあるかをアクセスポイント登録手段212に問い合わせる。
即ち、アクセスポイント決定手段214はネットワーク名(SSID)とサービス情報の双方が一致するアクセスポイントがあるかをアクセスポイント登録手段212に問い合わせる。
サービス情報が一致するアクセスポイントが存在しない場合、ネットワーク名(SSID)のみが一致するアクセスポイントをアクセスポイント登録手段212に問い合わせ、このアクセスポイントとの接続をアクセスポイント接続手段215に要求する(ステップS44)。
なお、サービス情報が一致しないアクセスポイントと接続した後に、サービス情報が一致するアクセスポイントが新たに検出された場合は、サービス情報が一致するアクセスポイントへ接続を変更してもよい。
なお、サービス情報が一致しないアクセスポイントと接続した後に、サービス情報が一致するアクセスポイントが新たに検出された場合は、サービス情報が一致するアクセスポイントへ接続を変更してもよい。
(7)アクセスポイントとの接続(ステップS46〜S47)
サービス情報とネットワーク名(SSID)の双方が一致するアクセスポイント12,13が存在する場合、一致するアクセスポイント12,13との接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。
サービス情報とネットワーク名(SSID)の双方が一致するアクセスポイント12,13が存在する場合、一致するアクセスポイント12,13との接続をアクセスポイント接続手段215に要求する。
接続要求を受けたアクセスポイント接続手段215は指定されたアクセスポイントとの接続を試みる(ステップS46)。
アクセスポイント接続手段215は、アクセスポイント決定手段214から接続要求を受ける時に、ネットワーク名(SSID)とサービス情報を受け取り、接続手順中にアクセスポイント12,13にサービスを提供しているか否かの問い合わせを行ってもよい。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が複数存在する場合に、そのいずれと最初に接続を試みるかは、ビーコンの受信時に受信感度を記録しておき、受信感度が強いものから接続を試みることができる。また、ビーコンを受信した順に接続を試みることもできる。
アクセスポイント接続手段215は、アクセスポイント決定手段214から接続要求を受ける時に、ネットワーク名(SSID)とサービス情報を受け取り、接続手順中にアクセスポイント12,13にサービスを提供しているか否かの問い合わせを行ってもよい。
なお、同一のネットワーク名(SSID)が複数存在する場合に、そのいずれと最初に接続を試みるかは、ビーコンの受信時に受信感度を記録しておき、受信感度が強いものから接続を試みることができる。また、ビーコンを受信した順に接続を試みることもできる。
接続が成功した場合には、接続先のアクセスポイント13を介してのデータの送受信を開始する。
なお、接続時にサービス情報が一致するアクセスポイントに接続した後に、起動していたアプリケーションの終了の通知がユーザ処理手段201からなされた場合には、ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントの中から、最も受信感度の高いアクセスポイントへ接続を変更することができる。
なお、接続時にサービス情報が一致するアクセスポイントに接続した後に、起動していたアプリケーションの終了の通知がユーザ処理手段201からなされた場合には、ネットワーク名(SSID)が一致するアクセスポイントの中から、最も受信感度の高いアクセスポイントへ接続を変更することができる。
接続が失敗した場合には(ステップS47)、ステップS42に戻ってアクセスポイントを検索する。他に同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントが存在する場合には、そのアクセスポイントとの接続を試みる(ステップS41〜S46)。
なお、サービスを提供していないアクセスポイントのネットワーク名(SSID)がサービス情報を表す文字列(サービス表示文字列)を含む場合には、このネットワーク名(SSID)からサービス表示文字列を削除すると接続に失敗することになる。
このため、サービス表示文字列を削除したネットワーク名(SSID)ではネットワーク名(SSID)不一致となって接続できない場合には、アクセスポイント決定手段214に接続失敗の結果と共に、ネットワーク名(SSID)の不一致という理由を通知することが考えられる。サービス情報を持たないアクセスポインへの対応のためである。
この結果を受信したアクセスポイント決定手段214は、アクセスポイント登録手段212にネットワーク名(SSID)とサービス情報を分けず、単一のネットワーク名(SSID)でかつサービス情報なしという形式で再登録するように要求することができる。
このため、サービス表示文字列を削除したネットワーク名(SSID)ではネットワーク名(SSID)不一致となって接続できない場合には、アクセスポイント決定手段214に接続失敗の結果と共に、ネットワーク名(SSID)の不一致という理由を通知することが考えられる。サービス情報を持たないアクセスポインへの対応のためである。
この結果を受信したアクセスポイント決定手段214は、アクセスポイント登録手段212にネットワーク名(SSID)とサービス情報を分けず、単一のネットワーク名(SSID)でかつサービス情報なしという形式で再登録するように要求することができる。
(まとめ)
以上のように、ステーション14側で使用しているアプリケーションを考慮して、アクセスポイント12,13を選択して接続することで、帯域の無駄な使用を防ぐことが可能となる。
(1)ネットワーク名(SSID)を利用して、アクセスポイント13で提供しているサービス情報を通知できる。
即ち、アクセスポイント13からビーコンで配布するネットワーク名(SSID)にサービス情報を付加することで、ステーション14にアクセスポイント13で提供されているサービス情報を通知できる。
以上のように、ステーション14側で使用しているアプリケーションを考慮して、アクセスポイント12,13を選択して接続することで、帯域の無駄な使用を防ぐことが可能となる。
(1)ネットワーク名(SSID)を利用して、アクセスポイント13で提供しているサービス情報を通知できる。
即ち、アクセスポイント13からビーコンで配布するネットワーク名(SSID)にサービス情報を付加することで、ステーション14にアクセスポイント13で提供されているサービス情報を通知できる。
(2)アクセスポイント12,13のWDS機能が有効な場合でも、ステーション14がサービスを提供しているアクセスポイント13に直接接続することで、無線帯域の効率的な使用が可能となる。
即ち、ステーション14において、起動しているアプリケーションとアクセスポイント13で提供されているサービス情報に基づいて、接続するアクセスポイント13を決定する。ステーション14でアプリケーションが起動している場合には、中継機能を使用せず、サービスを提供しているアクセスポイント13に直接接続する。この結果、中継による帯域の無駄な使用を防ぐことができる。
即ち、ステーション14において、起動しているアプリケーションとアクセスポイント13で提供されているサービス情報に基づいて、接続するアクセスポイント13を決定する。ステーション14でアプリケーションが起動している場合には、中継機能を使用せず、サービスを提供しているアクセスポイント13に直接接続する。この結果、中継による帯域の無駄な使用を防ぐことができる。
(3)ステーション14がアクセスポイント13が提供しているサービスを使用しないときには、同一のネットワーク名(SSID)を持つアクセスポイントから電波環境が最良のアクセスポイントを選択して接続することができる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
10…通信システム、11…ルータ、12,13…アクセスポイント、12…アクセスポイント、13…アクセスポイント、14…ステーション、15…テレビシステム、101…ユーザ処理手段、102…通信制御手段、111…ユーザ設定管理手段、112…アクセスポイント管理手段、113…アクセスポイント接続手段、114…ネットワーク名生成手段、115…ビーコン生成手段、116…送信手段、117…受信手段、201…ユーザ処理手段、202…通信制御手段、211…ユーザ設定管理手段、212…アクセスポイント登録手段、213…アクセスポイント検出手段、214…アクセスポイント決定手段、215…アクセスポイント接続手段、216…送信手段、217…受信手段
Claims (6)
- ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部と、
サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部と、
前記入力されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成する識別子生成部と、
前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する送信部と、
前記信号の送信に対する応答信号を受信する受信部と、
前記受信される応答信号に基づき、前記応答信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、
を具備することを特徴とする通信中継装置。 - 前記通信接続部が、前記応答信号に含まれるネットワーク識別子に基づき、前記応答信号の送信元と通信を接続する
ことを特徴とする請求項1記載の通信中継装置。 - 他の通信中継装置との接続の可否を表す中継接続可否情報を入力する第3の入力部をさらに具備し、
前記入力される中継接続可否情報が他の通信中継装置との接続が可能であることを表し、かつ前記応答信号の送信元が他の通信中継装置であるときに、前記通信接続部が前記他の通信中継装置と通信を接続する
ことを特徴とする請求項1記載の通信中継装置。 - ネットワークを識別するネットワーク識別情報を記憶する第1の記憶部と、
サービスを識別するサービス識別情報を記憶する第2の記憶部と、
ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信する受信部と、
前記記憶されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報、前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断する接続判断部と、
前記判断の結果に基づき、前記信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、
を具備することを特徴とする通信端末装置。 - ネットワークを識別するネットワーク識別情報を入力する第1の入力部と、
サービスを識別するサービス識別情報を入力する第2の入力部と、
前記入力されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成する識別子生成部と、
前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信する送信部と、
前記信号の送信に対する応答信号を受信する受信部と、
前記受信される応答信号に基づき、前記応答信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を有する通信中継装置と、
ネットワーク識別情報を記憶する第1の記憶部と、
サービス識別情報を記憶する第2の記憶部と、
ネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信する受信部と、
前記記憶されるネットワーク識別情報およびサービス識別情報、前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断する接続判断部と、
前記判断の結果に基づき、前記信号の送信元と通信を接続する通信接続部と、を有する通信端末装置と、
を具備することを特徴とする通信システム。 - ネットワークを識別する第1のネットワーク識別情報およびサービスを識別する第1のサービス識別情報を入力するステップと、
前記入力される第1のネットワーク識別情報およびサービス識別情報に基づき、ネットワークおよびサービスを識別するネットワーク・サービス識別子を生成するステップと、
前記生成されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を送信するステップと、
前記送信されるネットワーク・サービス識別子を含む信号を受信するステップと、
前記受信される信号に含まれるネットワーク・サービス識別子、および記憶されている第2のネットワーク識別情報、第2のサービス識別情報に基づき、前記信号の送信元と接続するか否かを判断するステップと、
前記判断の結果に基づき、通信の接続または非接続を行うステップと、
を具備することを特徴とする通信方法。
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