JP2001339391A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

Info

Publication number
JP2001339391A
JP2001339391A JP2000154537A JP2000154537A JP2001339391A JP 2001339391 A JP2001339391 A JP 2001339391A JP 2000154537 A JP2000154537 A JP 2000154537A JP 2000154537 A JP2000154537 A JP 2000154537A JP 2001339391 A JP2001339391 A JP 2001339391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
antenna
wireless communication
modem
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000154537A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000154537A priority Critical patent/JP2001339391A/ja
Publication of JP2001339391A publication Critical patent/JP2001339391A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通信相手のビルが増えてもコストアップを抑え
ることができ、容易に電波の迂回を実現できる無線通信
装置を提供する。 【解決手段】複数のアンテナ手段15(#1〜#4)を
備え、各々のアンテナ手段15(#1〜#4)を用いた
通信を行う。複数のアンテナ手段15(#1〜#4)の
各々に接続され、無線通信を行うために信号を変換する
複数のモデム手段14(#1〜#4)と、有線系インタ
ーフェース手段10と、複数のモデム手段14(#1〜
#4)と、有線系インターフェース手段10とを接続し
たブリッジ手段11と、複数のモデム手段14(#1〜
#4)及びアンテナ手段15(#1〜#4)の中から、
通信経路を判断する経路判断手段13と、通信を制御す
る制御手段12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のビル間と通
信するための無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線LANを用いたビル間通信では、図
12や図13に示すように、1対1のピアツーピアに接
続されており、複数のビル間と通信をする場合には、各
ビルに対して各々に、無線LAN装置101を設置する
必要があり、コストが高くなるという問題があった。図
13では、ビルAは、各ビルB,C,Xの無線LAN装
置と通信するために、各々、無線LAN装置101(#
1,#2,#4)を設け、これらを集線装置100に接
続している。
【0003】また、ビル間に新しいビルが建築されて電
波回線経路が遮断された場合や、初めからビルなどがあ
って電波回線経路が形成できない場合は、中継器を使用
する必要があった。例えば、図12では、ビルAとビル
Yの間には、高層ビルZがたっているため、電波を中継
して、通信を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、通信相手のビルの各々に対して無線LAN装置を
設ける必要があったため、コストアップになっており、
また、電波回線経路が遮断されている場合には、中継器
を使用する必要があった。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、通信相手のビルが増えてもコストアッ
プを抑えることができ、容易に電波の迂回を実現できる
無線通信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線通信装置は、複数のアンテナ手段を備
え、各々のアンテナ手段を用いた通信を行う。請求項1
では、無線通信装置は、複数のアンテナ手段の各々に接
続され、無線通信を行うために信号を変換する複数のモ
デム手段と、有線系インターフェース手段と、複数のモ
デム手段と、有線系インターフェース手段とを接続した
ブリッジ手段と、複数のモデム手段及びアンテナ手段の
中から、通信経路を判断する経路判断手段と、通信を制
御する制御手段とを備える。
【0007】請求項2では、無線通信を行うために信号
を変換するモデム手段と、有線系インターフェース手段
と、モデム手段と有線系インターフェース手段とを接続
したブリッジ手段と、複数のアンテナ手段の中から、通
信経路を判断する経路判断手段と、通信を制御する制御
手段と、モデム手段と接続するアンテナ手段を選択する
選択手段と、アンテナ手段のいずれかから電波を検出す
るキャリア検出手段と、アンテナ手段の接続を送信時と
受信時とで切り替える切替手段とを備える。
【0008】請求項3では、第1ユニットと第2ユニッ
トとで構成される。第1ユニットは、無線通信を行うた
めに信号を変換するモデム手段と、有線系インターフェ
ース手段と、モデム手段と有線系インターフェース手段
とを接続したブリッジ手段と、複数のアンテナ手段の中
から、通信経路を判断する経路判断手段と、通信を制御
する制御手段とで構成される。
【0009】第2ユニットは、モデム手段との間で送信
と受信とを切り替える送受切替手段と、モデム手段の周
波数を変換する周波数変換手段と、この周波数変換手段
に接続するアンテナ手段を選択する選択手段と、アンテ
ナ手段のいずれかから電波を検出するキャリア検出手段
と、アンテナ手段の接続を送信時と受信時とで切り替え
る切替手段とを備える。
【0010】請求項4では、第1ユニットと第2ユニッ
トとで構成される。第1ユニットは、無線通信を行うた
めに信号を変換するモデム手段と、有線系インターフェ
ース手段と、モデム手段と有線系インターフェース手段
とを接続したブリッジ手段と、複数のアンテナ手段の中
から、通信経路を判断する経路判断手段と、通信を制御
する制御手段と、制御信号の符号・復号手段と、無線信
号と制御信号の重畳分離手段とで構成される。
【0011】第2ユニットは、モデム手段との間で送信
と受信とを切り替える送受切替手段と、モデム手段の周
波数を変換する周波数変換手段と、この周波数変換手段
に接続するアンテナ手段を選択する選択手段と、アンテ
ナ手段のいずれかから電波を検出するキャリア検出手段
と、アンテナ手段の接続を送信時と受信時とで切り替え
る切替手段と、制御信号の符号・復号手段と、無線信号
と制御信号の重畳分離手段とを備える。
【0012】請求項5では、請求項3又は請求項4にお
いて、周波数変換手段は、第1ユニットと第2ユニット
間の伝送周波数が低くなるように周波数を変換する。
【0013】請求項6では、請求項1〜請求項5のいず
れかにおいて、複数のアンテナ手段は、指向性アンテナ
で構成されている。また、請求項7では、複数のアンテ
ナ手段は、アダプティブアレイアンテナで構成されてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は無線通信装置の構
成の一例を示したブロック図、図2は無線通信装置を備
えた無線通信システムの構成図、図3は無線通信システ
ムの概念図である。
【0015】無線通信装置1は、複数(ここでは4つ)
のアンテナ手段15(#1〜#4)を備えて、各々のア
ンテナ手段15(#1〜#4)を用いた通信を行うよう
になっている。図1に示すように、無線通信装置1は、
複数のアンテナ手段15(#1〜#4)の各々に接続さ
れ、無線通信を行うために信号を変換する複数のモデム
手段14(#1〜#4)(以下、「無線モデム手段」と
もいう)と、有線系インターフェース手段10と、複数
のモデム手段14(#1〜#4)と、有線系インターフ
ェース手段10とを接続したブリッジ手段11と、複数
のモデム手段14(#1〜#4)及びアンテナ手段15
(#1〜#4)の中から、通信経路を判断する経路判断
手段13と、通信を制御する制御手段12(以下、「制
御部」ともいう)とを備えている。
【0016】有線系インターフェース手段10は、有線
系のデータ、例えば、イーサネット(登録商標)のデー
タをやり取りする。実現手段として、既存のチップを用
いればよい。ブリッジ手段11は、有線系インターフェ
ース手段10と無線モデム手段14(#1〜#4)との
相違、例えば、伝送速度、プロトコルなどを、相互に変
換することによって吸収する。CPUやメモリのハード
ウェア資源とソフトウェアを実装することによって実現
する。
【0017】制御部12は、有線系インターフェース手
段10と、無線モデム手段14(#1〜#4)のデータ
送受信処理を行う。実現手段として、CPUやメモリの
ハードウェア資源とソフトウェアを実装する。経路判断
手段13は、アドレステーブルに基づいて通信経路を判
断する。
【0018】無線モデム手段14は、RF/IFコンバ
ータ、直交変復調器、ベースバンドプロセッサ、フィル
タなどで構成される。実現手段としては、チップセット
が用いられる。
【0019】アンテナ手段15は、八木アンテナなどの
高指向性アンテナを用いる。このように、指向性アンテ
ナを用いれば、電波伝搬をビーム状にでき、他の電波回
線との干渉を少なくして、周波数資源を有効活用するこ
とが出来る。また、アンテナ手段15は、アダプティブ
アレイアンテナで構成することもできる。そうすれば、
自由に指向性が設定できる。また、ビル間通信の回線数
が変化してもすぐに対応できるので、運用後における保
守がしやすい。
【0020】このような構成にすることによって、図2
に示すように、ビルAの無線LAN装置1は、1台のみ
で、各ビルB,C,Xの無線LAN装置と通信すること
ができ、従来に比べてコストの低減が図れる。
【0021】また、図3(a)に示すように、ビルAが
ビルYと通信する場合に、ビルYとの間に、高層ビルZ
があったとしても、ビルBやビルCを介して迂回した通
信が可能になる。したがって、従来のように、中継器を
設ける必要がない。なお、図3(b)は、ビルAの構成
を模式的に示しおり、屋上に、4本のアンテナ15(#
1〜#4)を設置している。
【0022】図4と図5には、通信フォーマットの一例
として、IEEE802.11規格のMACフレームフ
ォーマットを示している。RTSは送信要求を示す。C
TSは送信可を示す。ACKは肯定応答を示す。CF−
ENDは競合なし期間における終了を示す。CF−EN
D+CF−ACKは競合なし期間における終了及び肯定
応答を示す。
【0023】図5はデータフレームのフォーマットを示
しており、図6には、Address1〜Addres
s4のフィールド内容を示している。各フィールド内容
は、Frame Control 内の所定ビット(To DS,From DS)
によって決まっている。
【0024】フィールド内容には、RA(Receiving St
ation Address) 、TA(Transmitting Station Addre
ss)、BSSID(BSS Identifier)、DA(Destinat
ionAddress) 、SA(Source Address)があり、N/
Aは無視しなければならないことを示している。
【0025】RAは、無線分配システムにおいて、アク
セスポイントの中で無線ステーションが含まれる次に受
信しようとしているフレームのアドレスである。TA
は、無線分配システムにおいて、アクセスポイントの中
で無線ステーションが含まれるフレームを送信しようと
しているアドレスである。DAは、フレーム本体フィー
ルド中のMSDU(MACサービスデータユニット)又
はフラグメントの着信アドレスである。SAは、フレー
ム本体フィールド中のMSDU(MACサービスデータ
ユニット)又はフラグメントの発信元エンティティのア
ドレスである。
【0026】本明細書中のビル間通信では、データフレ
ームにおいては、1つのアクセスポイントから別のアク
セスポイントへ分配されるフレームなので、To DS=1,
FromDS=1のみであり、Address1=RA、Address2=T
A、Address3=DA、Address4=SAとなる(図3の最
下段)。
【0027】図7には、経路判断手段13において参照
するアドレステーブル13aの構成の一例を示してい
る。各アンテナ手段15(#1〜#4)のIDに対応さ
せて、自己のMACアドレスとして、無線モデム手段1
4(#1〜#4)のMACアドレスが登録されている。
これらアンテナIDと自己のMACアドレスは、電源投
入後の初期設定で登録され、変更されることはない。
【0028】通信相手MACアドレスには、対応するア
ンテナ手段15(#1〜#4)のビル間通信における相
手側のアクセスポイントのMACアドレスを登録する。
この通信相手のMACアドレスは、受信したデータフレ
ームのAddress2=TAが登録される。
【0029】有効/無効は、ビル間通信の相手側のアク
セスポイントの動作が、有効(例えば1)か無効(例え
ば0)かを示す。この有効/無効の判断は、例えば、無
線LANの同期確立で使用するビーコンを用いる。ビー
コンは周期的にやり取りされるので、相手側のアクセス
ポイントの状態が周期的に確認できる。
【0030】図8には、どのアクセスポイントから無線
端末のデータがきたかを知るための端末用アドレステー
ブル13bの構成例を示している。ここでは、端末用ア
ドレステーブル13bは、複数に分割されており、アク
セスポイントのMACアドレスと、そのアクセスポイン
トから送信されるフレームの実際の発信端末のMACア
ドレスのリストの先頭ポインタ(リストポインタ)とを
対応させて登録している。なお、端末のMACアドレス
は、リスト化されており、最後にNULLが登録されて
いる。端末のMACアドレスは、無線端末のみではな
く、有線接続された端末も含まれる。
【0031】端末のMACアドレスには、データフレー
ムのAddress4=SAを登録する。端末のMACアドレス
の学習は、一般的なネットワーク機器であるブリッジ装
置と同じ考え方でよく、エージングタイムを設けて、一
定時間を経過したアドレスを削除するようにしてもよ
い。また、高速化のため、端末のMACアドレスをキー
として、アクセスポイントのMACアドレスを検索する
テーブルを作成するようにしてもよい。
【0032】フレームを送信するときには、ブリッジ手
段11でフレームの送り先アドレスを抽出し、端末用ア
ドレステーブル13bを参照して、送り先アドレスに対
応するアクセスポイントのMACアドレスを検索した後
に、アドレステーブル13aを参照して、アンテナID
を検索し、相手側のアクセスポイントが「有効」になっ
ているときには、対応する無線モデム手段14(#1〜
#4)に送信を要求する。
【0033】また、送信するフレームが「ブロードキャ
スト」(Address3=DAにブロードキャストアドレスが
設定)の場合は、アドレステーブル13aにおいて、
「有効」になっているアクセスポイントのすべての無線
モデム手段14(#1〜#4)に対して送信を要求す
る。
【0034】なお、アドレステーブル13aに、送り先
アドレスに対応するアクセスポイントのMACアドレス
が登録されていない場合は、ユーザの設定により、「有
効」になっているアクセスポイントのすべての無線モデ
ム手段14(#1〜#4)に対して送信を要求してもよ
いし、送信しないようにしてもよい。
【0035】次に、無線通信装置の別の構成を図9に示
す。この無線通信装置1Aは、無線通信を行うために信
号を変換するモデム手段14Aと、有線系インターフェ
ース手段10と、モデム手段14Aと有線系インターフ
ェース手段10とを接続したブリッジ手段11と、複数
のアンテナ手段15(#1〜#4)の中から、通信経路
を判断する経路判断手段13と、通信を制御する制御手
段12と、モデム手段14Aと接続するアンテナ手段1
5(#1〜#4)を選択する選択手段16,19と、ア
ンテナ手段15(#1〜#4)のいずれかから電波を検
出するキャリア検出手段18と、アンテナ手段15(#
1〜#4)の接続を送信時と受信時とで切り替える切替
手段17とを備える。なお、図1に示した無線通信装置
1と同じ構成のものは、同じように動作する(以下、他
の構成でも同じ)。無線通信装置1Aを図示したような
構成にすれば、無線モデム手段14Aを1つにできる。
【0036】選択手段16は、経路判断手段13からの
制御信号により選択される。実現手段として、バッファ
リング手段、高周波リレー及びバンドパスフィルタで構
成される。
【0037】送受信切替え手段17は、高周波リレーな
どで実現でき、経路判断手段13からの制御信号によ
り、送信時と受信時とを切り替える。送信時はアンテナ
手段15と選択手段16とを接続し、受信時はアンテナ
手段15とキャリア検出手段18及び選択手段19を接
続する。送信時以外は受信時の状態にしておく。
【0038】キャリア検出手段18は、アンテナ手段1
5に電波がきているかを検出し、検出したときには、ど
のアンテナ手段15であるのかを経路判断手段13に通
知する。
【0039】選択手段19は、経路判断手段13からの
制御信号によって選択される。実現手段として、バッフ
ァリング手段、高周波リレー及びバンドパスフィルタで
構成される。なお、ここでの制御信号は、キャリア検出
手段18のキャリア検出結果を基に生成される。
【0040】次に、無線通信装置の別の構成を図10に
示す。この無線通信装置1Bは、第1ユニットUAと第
2ユニットUBとで構成されている。第1ユニットUA
は、無線通信を行うために信号を変換するモデム手段1
4Bと、有線系インターフェース手段10と、モデム手
段14Bと有線系インターフェース手段10とを接続し
たブリッジ手段12と、複数のアンテナ手段15(#1
〜#4)の中から、通信経路を判断する経路判断手段1
3と、通信を制御する制御手段12とで構成される。
【0041】第2ユニットUBは、モデム手段14Bと
の間で送信と受信とを切り替える送受切替手段20と、
モデム手段14Bの周波数を変換する周波数変換手段2
1と、この周波数変換手段21に接続するアンテナ手段
15(#1〜#4)を選択する選択手段16,19と、
アンテナ手段15(#1〜#4)のいずれかから電波を
検出するキャリア検出手段18と、アンテナ手段15
(#1〜#4)の接続を送信時と受信時とで切り替える
切替手段17とを備える。
【0042】このように、ユニットを2つに分離できる
ので、第1ユニットUAを有線系が配置されているオフ
ィスに設置し、第2ユニットUBをアンテナ15を設置
している屋上に設置できる。したがって、第1ユニット
UAでは、有線系の規格による制限、例えば、10BA
SE−Tでは接続範囲が100m以内であるといった制
限を回避できる。また、第2ユニットUBでは、複数の
アンテナ手段15までのケーブルを短くでき、配線配置
のコスト削減が図れ、美観も優れる。
【0043】ここでは無線モデム手段14Bは、無線周
波数を最終的な周波数よりも低く設定する。例えば、
2.4GHzの無線LANの場合、1GHzにする。周
波数変換手段21は、無線モデム手段14Bにおいて低
く設定された周波数を、最終的な周波数に変換する。実
現手段としては、発振手段、バッファリング手段、乗算
手段及びバンドパスフィルタで構成される。また、チッ
プ化されたものを用いてもよい。
【0044】このように、周波数変換手段21は、第1
ユニットUAと第2ユニットUB間の伝送周波数が低く
なるように周波数を変換している。このように、第1ユ
ニットUAと第2ユニットUBとの間の信号周波数を低
くすれば、ケーブルロスが少なくなり、周波数変換をし
ないときに比べて、ケーブルを長く出来る。
【0045】次に、無線通信装置の別の構成を図11に
示す。この無線通信装置1Cは、図10に示した構成と
同様に、第1ユニットUAと第2ユニットUBとで構成
されている。第1ユニットUAは、無線通信を行うため
に信号を変換するモデム手段14Bと、有線系インター
フェース手段10と、モデム手段14Bと有線系インタ
ーフェース手段10とを接続したブリッジ手段11と、
複数のアンテナ手段15(#1〜#4)の中から、通信
経路を判断する経路判断手段13と、通信を制御する制
御手段12と、制御信号の符号・復号手段23と、無線
信号と制御信号の重畳分離手段22とで構成される。
【0046】第2ユニットUBは、モデム手段14Bと
の間で送信と受信とを切り替える送受切替手段20と、
モデム手段14Bの周波数を変換する周波数変換手段2
1と、この周波数変換手段21に接続するアンテナ手段
15(#1〜#4)を選択する選択手段16,19と、
アンテナ手段15(#1〜#4)のいずれかから電波を
検出するキャリア検出手段18と、アンテナ手段15
(#1〜#4)の接続を送信時と受信時とで切り替える
切替手段17と、制御信号の符号・復号手段25と、無
線信号と制御信号の重畳分離手段24とを備える。
【0047】第1ユニットUAの経路符号・復号手段2
3は、経路判断手段13からの制御信号を符号化し、第
2ユニットUBからの符号化された信号を復号化して、
経路判断手段13に送る。信号重畳分離手段22は、無
線モデム手段14Bの無線信号と経路符号・復号手段2
3の制御信号とを重畳し、また、第2ユニットUBから
の重畳信号を分離して、無線モデム手段14B及び経路
符号・復号手段23に情報を伝送する。
【0048】第2ユニットUBの経路符号・復号手段2
5は、キャリア検出手段18からの制御信号を符号化
し、第1ユニットUAからの符号化された信号を復号化
する。信号重畳分離手段24は、無線信号と制御信号と
を重畳し、また、第1ユニットUAからの重畳信号を分
離する。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項7の各々に記載の無線通信装置
によれば、1台で、複数のアンテナ手段を用いた通信が
できるので、従来のように相手毎に装置を設ける場合に
比べて、コストの低減が図れる。また、経路を判断する
手段を備えているので、迂回した通信が容易に出来るよ
うになり、従来のように中継器を備える必要がない。特
に、請求項2では、無線通信を行うために信号を変換す
るモデム手段を1つにできるので、更にコストが低減で
きる。
【0050】また、請求項3では、無線通信装置を2つ
のユニットに分離できるので、第1ユニットを有線系が
配置されているオフィスに設置し、第2ユニットをアン
テナを設置している屋上に設置できる。したがって、第
1ユニットでは、有線系の規格による制限などを回避で
きる。第2ユニットでは、複数のアンテナ手段までのケ
ーブルを短くでき、配線配置のコスト削減が図れ、美観
にも優れる。更に、請求項4では、2つのユニット間の
接続ケーブルを1本にできるので、設置がしやすく、美
観にも優れる。請求項5では、2つのユニット間の伝送
周波数を低くするので、ケーブルロスが少なくなり、周
波数変換をしないときに比べて、ケーブルを長く出来
る。
【0051】請求項6では、指向性アンテナを用いるの
で、電波伝搬をビーム状にでき、他の電波回線との干渉
を少なくして、周波数資源を有効活用することが出来
る。また、請求項7では、アダプティブアレイアンテナ
を用いるので、自由に指向性が設定できる。また、ビル
間通信の回線数が変化しても、すぐに対応できるので、
運用後における保守がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信装置の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の無線通信装置を備えた無線通信システ
ムの構成図である。
【図3】無線通信システムの概念図である。
【図4】通信フォーマットの一例を示す図である。
【図5】通信フォーマットの一例を示す図である。
【図6】データフレームのフィールド内容を示す図であ
る。
【図7】アドレステーブルの構成の一例を示す図であ
る。
【図8】端末用アドレステーブルの構成の一例を示す図
である。
【図9】本発明の無線通信装置の構成の別の例を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明の無線通信装置の構成の別の例を示す
ブロック図である。
【図11】本発明の無線通信装置の構成の別の例を示す
ブロック図である。
【図12】従来の無線通信システムの概念図である。
【図13】従来の無線通信システムの構成図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 無線通信装置 10 有線系インターフェース手段 11 ブリッジ手段 12 制御部 13 経路判断手段 14,14A 無線モデム手段 15 アンテナ手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナ手段を備え、各々のアンテ
    ナ手段を用いた通信を行う無線通信装置であって、 上記複数のアンテナ手段の各々に接続され、無線通信を
    行うために信号を変換する複数のモデム手段と、有線系
    インターフェース手段と、 上記複数のモデム手段と、上記有線系インターフェース
    手段とを接続したブリッジ手段と、上記複数のモデム手
    段及びアンテナ手段の中から、通信経路を判断する経路
    判断手段と、通信を制御する制御手段とを備えた無線通
    信装置。
  2. 【請求項2】複数のアンテナ手段を備え、各々のアンテ
    ナ手段を用いた通信を行う無線通信装置であって、 無線通信を行うために信号を変換するモデム手段と、有
    線系インターフェース手段と、 上記モデム手段と上記有線系インターフェース手段とを
    接続したブリッジ手段と、上記複数のアンテナ手段の中
    から、通信経路を判断する経路判断手段と、通信を制御
    する制御手段と、 上記モデム手段と接続するアンテナ手段を選択する選択
    手段と、上記アンテナ手段のいずれかから電波を検出す
    るキャリア検出手段と、上記アンテナ手段の接続を送信
    時と受信時とで切り替える切替手段とを備えた無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】複数のアンテナ手段を備え、各々のアンテ
    ナ手段を用いた通信を行う無線通信装置であって、 無線通信を行うために信号を変換するモデム手段と、有
    線系インターフェース手段と、上記モデム手段と上記有
    線系インターフェース手段とを接続したブリッジ手段
    と、上記複数のアンテナ手段の中から、通信経路を判断
    する経路判断手段と、通信を制御する制御手段とで構成
    される第1ユニットと、 上記モデム手段との間で送信と受信とを切り替える送受
    切替手段と、上記モデム手段の周波数を変換する周波数
    変換手段と、この周波数変換手段に接続するアンテナ手
    段を選択する選択手段と、上記アンテナ手段のいずれか
    から電波を検出するキャリア検出手段と、上記アンテナ
    手段の接続を送信時と受信時とで切り替える切替手段と
    を備えた第2ユニットとで構成される無線通信装置。
  4. 【請求項4】複数のアンテナ手段を備え、各々のアンテ
    ナ手段を用いた通信を行う無線通信装置であって、 無線通信を行うために信号を変換するモデム手段と、有
    線系インターフェース手段と、上記モデム手段と上記有
    線系インターフェース手段とを接続したブリッジ手段
    と、上記複数のアンテナ手段の中から、通信経路を判断
    する経路判断手段と、通信を制御する制御手段と、制御
    信号の符号・復号手段と、無線信号と制御信号の重畳分
    離手段とで構成される第1ユニットと、 上記モデム手段との間で送信と受信とを切り替える送受
    切替手段と、上記モデム手段の周波数を変換する周波数
    変換手段と、この周波数変換手段に接続するアンテナ手
    段を選択する選択手段と、上記アンテナ手段のいずれか
    から電波を検出するキャリア検出手段と、上記アンテナ
    手段の接続を送信時と受信時とで切り替える切替手段
    と、制御信号の符号・復号手段と、無線信号と制御信号
    の重畳分離手段とを備えた第2ユニットとで構成される
    無線通信装置。
  5. 【請求項5】上記周波数変換手段は、上記第1ユニット
    と第2ユニット間の伝送周波数が低くなるように周波数
    を変換することを特徴とする、請求項3又は請求項4に
    記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】上記複数のアンテナ手段は、指向性アンテ
    ナで構成されていることを特徴とする、請求項1〜請求
    項5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】上記複数のアンテナ手段は、アダプティブ
    アレイアンテナで構成されていることを特徴とする、請
    求項1〜請求項5のいずれかに記載の無線通信装置。
JP2000154537A 2000-05-25 2000-05-25 無線通信装置 Withdrawn JP2001339391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154537A JP2001339391A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154537A JP2001339391A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001339391A true JP2001339391A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18659614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000154537A Withdrawn JP2001339391A (ja) 2000-05-25 2000-05-25 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001339391A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186526A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Toshiba Corp 通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法
JP2009523371A (ja) * 2006-01-10 2009-06-18 コネクサント システムズ、インク 対称送信機会(txop)切断処理
US8270385B2 (en) 2005-11-08 2012-09-18 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunitty (TXOP) truncation
US8374123B2 (en) 2005-11-08 2013-02-12 Intellectual Ventures I Llc Collision avoidance systems and methods

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186526A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Toshiba Corp 通信中継装置、通信端末装置、通信システム、および通信方法
US8270385B2 (en) 2005-11-08 2012-09-18 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunitty (TXOP) truncation
US8374123B2 (en) 2005-11-08 2013-02-12 Intellectual Ventures I Llc Collision avoidance systems and methods
US8488550B2 (en) 2005-11-08 2013-07-16 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunity (TXOP) truncation
US9125104B2 (en) 2005-11-08 2015-09-01 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunity (TXOP) truncation
US9258842B2 (en) 2005-11-08 2016-02-09 Intellectual Ventures I Llc Collision avoidance systems and methods
US9544917B2 (en) 2005-11-08 2017-01-10 Intellectual Ventures I Llc Collision avoidance systems and methods
US10098160B2 (en) 2005-11-08 2018-10-09 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunity (TXOP) truncation
US10201015B2 (en) 2005-11-08 2019-02-05 Intellectual Ventures I Llc Collision avoidance systems and methods
US10856338B2 (en) 2005-11-08 2020-12-01 Intellectual Ventures I Llc Symmetric transmit opportunity (TXOP) truncation
JP2009523371A (ja) * 2006-01-10 2009-06-18 コネクサント システムズ、インク 対称送信機会(txop)切断処理

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4580547B2 (ja) 無線中継方式
US20020146981A1 (en) Extending personal area networks
US20050055374A1 (en) Method of and apparatus for providing localized information from an internet server or portal to user without requiring user to enter location
WO2003060666A2 (en) Wireless communication system architecture having split mac layee
US20070047484A1 (en) Location tracking in a wireless communication system using power levels of packets received by repeaters
JP2003515275A (ja) 無線アドホックネットワークを相互接続するゲートウエイシステム
JP2003510897A (ja) 狭域・高速データ通信および広域・低速データ通信用のデュアル・モード加入者ユニット
AU2004202850A1 (en) Wireless Base Station, Network System, Communication Method, and Base Station Control Program
US7773570B2 (en) Method and system for transmitting/receiving signal in wireless local network mesh communication system
GB2366131A (en) A short reach communication network
WO2013121409A1 (en) Reduced radiation mobile phone usage via a combined wired and a wireless communication system based on roaming hot backup
EP1760941A1 (en) Radio lan system, diversity apparatus, and radio lan terminal
WO2018030587A1 (ko) 멀티 홉 네트워크 구성 방법 및 장치
JP2001339391A (ja) 無線通信装置
MX2008005377A (es) Ruteador inalambrico.
JP2007306511A (ja) 無線通信端末及び無線通信方法
RU2231930C2 (ru) Способ передачи информации в гибридной сети и маршрутизатор гибридной сети
US20080056209A1 (en) Wireless Backbone to Connect Wireless Cells
EP2175590A1 (en) Method and apparatus for communicating over multiple networks
JP2003018234A (ja) 無線システム
JP2003219464A (ja) 異無線方式間の通信装置
JP2002522950A (ja) セルラーインターネットプロトコルモデムネットワーク
CN117812549B (zh) 通信方法及装置
JP2003333054A (ja) 無線ローカルエリアネットワークシステム
WO2011026288A1 (zh) 用于无线分布系统的接入方法、系统及无线中继器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807