JP2002032181A - 情報入力装置とその方法、通信端末装置、情報入力プログラムが記録された機械読み取り可能な記録媒体およびネットワークシステム - Google Patents

情報入力装置とその方法、通信端末装置、情報入力プログラムが記録された機械読み取り可能な記録媒体およびネットワークシステム

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JP2002032181A
JP2002032181A JP2000219400A JP2000219400A JP2002032181A JP 2002032181 A JP2002032181 A JP 2002032181A JP 2000219400 A JP2000219400 A JP 2000219400A JP 2000219400 A JP2000219400 A JP 2000219400A JP 2002032181 A JP2002032181 A JP 2002032181A
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Hiroshi Nakazawa
博 中沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定型的な入力項目が明白な情報入力要求に対し
て、容易に情報の入力が可能な情報入力装置および情報
入力方法を提供する。 【解決手段】予め、住所、氏名などの個人情報を個人情
報DB238に登録しておく。その際、ダミーデータな
どを用いて、開示程度に応じた複数のレベルでデータを
登録しておく。ウェブサイトなどから利用者登録の要求
があった場合には、入力処理モジュール234がブラウ
ザ210の記憶部214に記憶されている登録要求のH
TMLデータを解析し、要求している入力項目を検出
し、個人情報DB238に記憶している指定されたレベ
ルの情報を自動的に書き込む。登録した情報は、各サイ
トに対応付けて入力情報DB240に記憶しておく。こ
れにより、個人情報の登録は、実質的に自動的に行なえ
る。また、どのサイトにどのような情報を登録したかを
管理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばネットワ
ークのウェブサイトからの利用者登録の要求などに応答
する手段に適用して好適な、所望の情報の入力が容易に
行なえる、情報入力装置とその方法、通信端末装置、情
報入力プログラムが記録された機械読み取り可能な記録
媒体、および、それにより所望のサービスを容易かつ効
率よく提供することのできるネットワークシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの通信ネットワーク
の普及に伴って、たとえば、利用者同士のメッセージの
送受信、利用者が要望する種々の情報の提供、物品・チ
ケット・株式などの任意の商品の販売、あるいはオーク
ションなどと言った種々のサービスが、通信ネットワー
クを介して提供されている。このようなサービスを受け
る場合には、利用者はそのサービスを提供しているプロ
バイダに登録を求められる場合が多い。特に、金銭の授
受を伴うサービスを利用する場合には、通常、個人を特
定する情報およびクレジット番号や口座番号などの決済
に係わる情報の登録をプロバイダから要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな登録作業、すなわち自分の氏名、住所、年齢、アド
レスなどの情報を登録する作業は、簡単に行なえる処理
とは言い難い。特に、異なるサイトから種々のサービス
を受けようとする場合には、プロバイダごと、サイトご
とに同じような登録作業を行なわなければならず、煩雑
な作業となっている。たとえば、ウェブサイトをブラウ
ジングする場合に日常的に行なわれる、リンクされてい
るサイトを順にアクセスして各サイトの情報を利用する
場合などには、1つのテーマに沿った一連のアクセスを
行なっているにも係わらず、ページを変えるごとにいち
いち登録作業を行なわなければならず、非常に面倒であ
った。
【0004】また、そのような登録を行なう場合、管理
の都合上、プライバシーを守るため、あるいは、課金に
係わらないような比較的安易なアンケートに対応するた
めに、架空の内容やダミーの情報を入力したりする場合
がある。しかし、前述したように種々の場面でそのよう
な登録作業を行なっていると、どのプロバイダ、どのサ
イトにどのような内容を登録したかが判らなくなってし
まう場合が多々生じる。その結果、利用者としての同一
性が維持できなくなり、効率よくアクセスをしたりサー
ビスを利用したりすることができなくなる場合がある。
また、そのような登録内容を管理しようとすると、別に
煩雑な手数がかかることとなり、現実的ではない。
【0005】したがって本発明の目的は、定型的な、換
言すれば入力項目が明白な情報入力要求に対して、容易
に情報の入力が可能な情報入力装置および情報入力方法
を提供することにある。そして特に、所望の内容を選択
的に登録することができ、また登録した内容を容易に管
理することのできる情報入力装置および情報入力方法を
提供することにある。また本発明の他の目的は、通信ネ
ットワークを介した任意の情報入力要求に対して、容易
に情報の入力を行なうことができ、これにより通信ネッ
トワークを介したサービスを容易に享受することのでき
る通信端末装置を提供することにある。
【0006】さらに本発明の他の目的は、情報入力要求
に対して、容易に情報の入力を行なうことができる情報
入力プログラムが記録された機械読み取り可能な記録媒
体を提供することにある。さらに本発明の他の目的は、
利用者登録を初めとする利用者端末装置における情報の
入力を容易に行なうことができ、これにより通信ネット
ワークを介してより容易に効率よくサービスを提供する
ことのできるネットワークシステムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係わる情報入力装置は、所望の情報と、当
該情報の項目を示す情報とが対応付けられて記憶されて
いる情報記憶手段と、特定の項目の情報の要求に対し
て、前記記憶されている情報の項目を示す情報に基づい
て、前記記憶されている情報より前記要求に対応する情
報を検索する情報検索手段と、前記検索された情報を、
前記要求に対する応答として入力する入力手段とを有す
る。
【0008】好適には、前記情報記憶手段は、1の項目
の情報に対して複数の情報を記憶し、前記情報検索手段
は、前記記憶されている情報の項目を示す情報に基づい
て、前記要求に対応する項目の前記複数の情報の中の、
指定された特定の情報を検索する。また好適には、前記
記憶されている情報は、利用者に関する複数の項目の、
各々前記利用者の情報の開示の程度に応じて設定された
複数の情報であり、前記情報検索手段は、指定された情
報の開示の程度に基づいて、前記要求に対応する項目の
前記複数の情報より、当該程度に応じた特定の情報を検
索する。特定的には、前記利用者に関する複数の項目
は、利用者の氏名、年齢、性別、生年月日、住所、電話
番号、ネットワークアドレス、決済処理に係わる情報、
職業、趣味のいずれかを含む。好適には、前記記憶され
ている情報は、利用者に関する情報の開示の程度に基づ
いて、前記各項目の情報として正確な情報あるいはダミ
ーの情報のいずれかが設定されている情報である。
【0009】また好適には、特定の情報の要求を含むデ
ータより、当該要求されている情報の項目を検出する要
求項目検出手段をさらに有し、前記情報検索手段は、前
記検出された項目と同一の項目の情報を、前記記憶され
ている情報より前記要求に対応する項目の情報として検
索する。特定的には、前記特定の情報の入力の要求を含
むデータは、任意の通信ネットワークを介して任意の装
置より提供される当該装置をアクセスするためのデータ
である。
【0010】また好適には、所望の情報と、当該情報の
項目を示す情報とを対応付けて記憶する情報登録手段を
さらに有する。また好適には、任意の情報を暗号化する
暗号化手段と、前記暗号化された情報を復号化する復号
化手段とをさらに有し、前記情報登録手段は、前記記憶
する少なくとも前記情報内容を前記暗号化手段により暗
号化して記憶し、前記情報検索手段は、前記検索した情
報が前記暗号化されていた場合に、前記復号化手段によ
り当該情報を復号化する。さらに好適には、前記検索し
た情報を、前記要求に対する応答として当該要求に対応
付けて表示する表示手段と、前記検索した情報を修正す
る修正手段とをさらに有し、前記入力手段は、前記検索
され必要に応じて修正された前記情報を、前記要求に対
する応答として入力する。さらに好適には、前記入力手
段が前記要求に対応する応答として入力した情報を、情
報の要求元と対応付けて記憶する入力情報記憶手段をさ
らに有する。
【0011】また、本発明に係る情報入力方法は、所望
の情報と、当該情報の項目を示す情報とを対応付けて記
憶しておき、特定の項目の情報の要求に対して、前記記
憶されている情報の項目を示す情報に基づいて、前記記
憶されている情報より前記要求に対応する情報を検索
し、前記検索された情報を、前記要求に対する応答とし
て入力する。
【0012】また、本発明に係る通信端末装置は、所望
の情報と、当該情報の項目を示す情報とが対応付けられ
て記憶されている情報記憶手段と、通信ネットワーク上
の装置と通信を行なう手段であって、前記装置からの特
定の情報の要求を受信する通信手段と、前記受信した要
求に対して、前記記憶されている情報の項目を示す情報
に基づいて、前記記憶されている情報より前記要求に対
応する情報を検索する情報検索手段とを有し、前記通信
手段は、前記検索された情報を、前記要求に対する応答
として前記装置に送信する。
【0013】また、本発明に係わる情報入力プログラム
が記録された機械読み取り可能な記録媒体は、所望の情
報と、当該情報の項目を示す情報とを対応付けて記憶し
ておき、特定の項目の情報の要求に対して、前記記憶さ
れている情報の項目を示す情報に基づいて、前記記憶さ
れている情報より前記要求に対応する情報を検索し、前
記検索された情報を、前記要求に対する応答として入力
する情報入力プログラムが記録される。
【0014】また、本発明に係るネットワークシステム
は、任意のノードを通信可能に接続する通信ネットワー
クと、前記通信ネットワークに接続され、要求に応じて
所定のサービスを提供するサーバ装置であって、アクセ
スがあった通信端末装置に対して、当該通信端末装置の
利用者に係わる所定の項目の情報の入力を要求する利用
者登録の要求を行うサーバ装置と、前記通信ネットワー
クに接続され、前記サーバ装置にアクセスをして前記サ
ービスの提供を受ける通信端末装置であって、当該通信
端末装置の利用者に係る所定の情報を予め記憶してお
き、前記利用者登録の要求があった場合には、前記記憶
されている情報より前記要求される項目に対応する情報
を検索し、実質的に自動的に前記サーバ装置に対して応
答する通信端末装置とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
8を参照して説明する。本実施の形態においては、サー
ビスプロバイダが通信ネットワークを介して利用者に任
意のサービスを提供するネットワークシステムを例示し
て本発明を説明する。
【0016】まず、そのネットワークシステムの全体の
構成について図1を参照して説明する。図1は、本実施
の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。
ネットワークシステム10は、複数のサーバ装置10
0、複数の通信端末装置200および通信ネットワーク
300を有する。
【0017】サーバ装置100の各々は、サービスプロ
バイダ(サービス提供者)により稼働されているサーバ
装置であって、通信ネットワーク300を介して通信端
末装置200と通信を行い、その通信端末装置200に
係わる利用者に情報の提供や商品の販売などの任意のサ
ービスを提供する。通常、サーバ装置100は、通信ネ
ットワーク300を介してアクセス可能なホームページ
を開設することにより、これに対する通信端末装置20
0からのアクセスを受け付け、その通信端末装置200
に対してサービスを提供する。なお、サーバ装置100
の提供するサービスの形態および内容は何ら限定される
ものではないが、本実施の形態においては、サーバ装置
100が通信端末装置200に対して利用者の登録を要
求行い、登録を行なった利用者に対してサーバ装置10
0が所定のサービスを提供するという形態を中心に説明
を行なう。
【0018】通信端末装置200は、通信ネットワーク
300を介してサーバ装置100より提供される情報の
提供や商品の販売などのサービスを受けるための利用者
端末装置であり、たとえば通信機能を具えるパーソナル
コンピュータなどにより構成される。通信端末装置20
0は、サーバ装置100に対するクライアント装置とし
て位置づけることができ、ネットワークシステム10を
介して所望のサービスを受けようとする利用者は、通信
端末装置200より通信ネットワーク300を介して所
望のサービスを提供しているサーバ装置100にアクセ
スし、たとえば利用者登録を行なうなどしてサーバ装置
100よりサービスを受ける。通信端末装置200の構
成については、後に詳細に説明する。
【0019】通信ネットワーク300は、サーバ装置1
00および通信端末装置200を含む任意のノードを、
相互に通信可能に接続する通信ネットワークであり、本
実施の形態においてはインターネットである。
【0020】次に、このようなネットワークシステム1
0の本発明に係わる通信端末装置200の構成につい
て、図2を参照して説明する。図2は、通信端末装置2
00の構成を示すブロック図である。通信端末装置20
0は、ブラウザ210、情報入力手段230、出力I/
F250、モニタ252、入力I/F254、キーボー
ド256およびマウス258を有する。なお、図2には
通信端末装置200の本発明に係わる機能のみをブロッ
ク図として示した。実際には、通信端末装置200がパ
ーソナルコンピュータなどの汎用の計算機装置上に構成
される場合、通信端末装置200は、CPU、メモリ、
外部記憶装置などの通常の計算機装置が有する基本的な
構成部を有する。図2に示したブラウザ210および情
報入力手段230は、ソフトウエアの形態で提供され、
これら基本的な構成部上で稼働されるものである。
【0021】ブラウザ210は、利用者の操作に基づい
て通信ネットワーク300を介して所望のサーバ装置1
00をアクセスし、サーバ装置100のウェブサイトを
閲覧すると同時に、サーバ装置100と通信を行なうこ
とにより、サーバ装置100より所望のサービスを受け
る。図2に示すように、ブラウザ210は、通信部21
2、記憶部214、出力部216、デコーダ218およ
び入力部220を有する。なお、ブラウザ210は図示
せぬ制御部を有しており、ブラウザ210の各部はこの
制御部からの制御により、ブラウザ210外部と、ある
いは各構成部相互に同期して、所望のタイミングで所望
の動作を行なう。
【0022】通信部212は、実際にサーバ装置100
と通信を行い、サーバ装置100より送信される種々の
データを記憶部214に記憶する。具体的には、サーバ
装置100より転送されるHTML形式の種々のデータ
を受信し、記憶部214に出力する。また、利用者の操
作に基づく要求やデータを記憶部214より読み出しサ
ーバ装置100に送信する。記憶部214は、通信部2
12より入力されるサーバ装置100から送信されたデ
ータ、入力部220より入力される利用者により入力さ
れたデータなどを記憶する。記憶部214に記憶された
データは、適宜出力部216により読み出され、出力I
/F250を介してモニタ252に表示される。また、
記憶部214に記憶されたデータは、通信部212に出
力されて、通信ネットワーク300を介してサーバ装置
100に送信される。
【0023】出力部216は、記憶部214に記憶され
ている表示用のデータを読み出し、HTMLデータを所
定のフォーマットの表示用データに変換するなどして、
出力I/F250に出力する。その際、圧縮画像データ
を読み出した場合には、そのデータをデコーダ218に
出力してデコードし、伸長したデータを獲得して出力I
/F250に出力する。デコーダ218は、出力部21
6より入力される圧縮画像データを復号化し、伸長した
データを出力部216に戻す。入力部220は、入力I
/F254より入力される、利用者がキーボード256
あるいはマウス258を操作してブラウザ210に対し
て入力した内容を受け付け、たとえば、記憶部214に
既に記憶されているサーバ装置100から送信されたH
TMLデータと入力項目を対応付けるなどの処理を行
い、記憶部214に記憶する。
【0024】情報入力手段230は、サーバ装置100
からブラウザ210を介して、利用者登録などの個人情
報の入力が要求された場合に、予め登録してある項目に
ついてはその登録してある情報を用いて、新たに利用者
に入力させることなく自動的に入力を行なうためのツー
ルである。図2に示すように、情報入力手段230は、
登録処理モジュール232、入力処理モジュール23
4、暗号化処理モジュール236、個人情報DB238
および入力情報DB240を有する。なお、情報入力手
段230は図示せぬ制御部を有しており、情報入力手段
230の各部はこの制御部からの制御により、情報入力
手段230外部と、あるいは各構成部相互に同期して、
所望のタイミングで所望の動作を行なう。
【0025】登録処理モジュール232は、利用者が予
め個人情報を登録するためのツールである。利用者は、
サーバ装置100のウェブサイトを閲覧する際に、しば
しば入力が要求される氏名、性別、住所、メールアドレ
ス、生年月日、さらには、趣味や使用機器、決済のため
のクレジット情報などを、登録処理モジュール232を
用いて予め情報入力手段230に登録しておく。この
時、利用者は、複数のレベルで情報を登録することがで
きる。このレベルとは、セイキュリティレベル、プライ
バシのレベルなど、利用者の都合に応じて任意の形態で
設定することができるが、本実施の形態においては、使
用する情報のセキュリティ性およびダミー情報の使用程
度などに応じて、次のような5つのレベルを設けるもの
とする。
【0026】レベル1:住所、氏名、メールアドレス、
生年月日など全てが正確な情報 レベル2:生年月日のみダミーの情報 レベル3:氏名とメールアドレスのみ正確な情報でその
他はダミー情報 レベル4:メールアドレスのみ正確でその他はダミー情
報 レベル5:全ての項目がダミー情報
【0027】登録処理モジュール232における処理に
ついて、図3のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、登録処理モジュール232は、利用者がキーボード
256あるいはマウス258を操作して登録処理モジュ
ール232のアイコンなどを選択することにより、その
旨の信号が入力I/F254より入力されて起動される
(ステップS10)。以後、出力I/F250および入
力I/F254を介して、モニタ252に対する表示、
キーボード256あるいはマウス258からの操作およ
びデータの入力を受け付ける。
【0028】起動されたら、まず、これから登録しよう
とするデータのレベルの指定を利用者から受け付ける
(ステップS12)。そして次に、実際にデータ項目お
よびデータを受け付ける(ステップS14)。全てのデ
ータ項目を適切に入力し終えたら(ステップS16)、
暗号化処理モジュール236を起動して入力されたデー
タを暗号化し(ステップS18)、そのレベルの個人情
報として個人情報DB238に保存し(ステップS2
0)、登録処理を終了する(ステップS22)。
【0029】入力処理モジュール234は、利用者の操
作に従って、個人情報DB238に登録されている指定
されたレベルの個人情報を、サーバ装置100より送信
されたブラウザ210の記憶部214に記憶されている
HTMLデータの入力が要求されている各項目に自動的
に書き込む。
【0030】入力処理モジュール234の処理につい
て、図4のフローチャートを参照して説明する。まず、
入力処理モジュール234は、利用者がキーボード25
6あるいはマウス258を操作して入力処理モジュール
234のアイコンを選択することにより起動される(ス
テップS30)。この時、たとえば、データを入力しよ
うとするブラウザ210に入力処理モジュール234の
アイコンがドラッグされるなどして、データ入力対象の
ブラウザ210が特定される。起動されると、利用者よ
り自動入力するデータのレベルを受け付け(ステップS
32)、個人情報DB238に予め記憶されているその
レベルの個人情報を読み出す(ステップS34)。その
個人情報は、暗号化されて個人情報DB238に記憶さ
れているので、暗号化処理モジュール236を起動して
暗号を解読して元の個人情報を復元する(ステップS3
6)。
【0031】次に、前述したように起動時に特定された
ブラウザ210の記憶部214より、利用者がデータを
入力しようとしているオブジェクトのHTMLデータを
読み出し、そのデータ要求項目を検出する(ステップS
38)。その検出したデータ要求項目と、個人情報DB
238より読み出し解読した個人情報のデータ項目とを
マッチングし(ステップS40)、対応するデータ項目
のデータ記載箇所に個人情報DB238より読み出した
データを当てはめることにより、データを書き込んでい
く(ステップS42)。記憶部214のHTMLデータ
内に書き込まれたデータは、ブラウザ210の機能によ
り、出力部216により読み出され、直ちにモニタ25
2に表示される。
【0032】この状態で情報入力手段230の入力処理
モジュール234は、利用者からの修正を受け付け、修
正がなされた場合には(ステップS44)、新たに入力
された内容をブラウザ210の記憶部214に書き込
み、記憶されているデータ内容を更新する(ステップS
46)。なお、書き込んだデータの修正は、入力処理モ
ジュール234を介して行なう他に、ブラウザ210に
対して直接操作を行なうことでも可能である。入力処理
モジュール234の機能によりデータが当てはめられて
書き込まれた状態は、利用者が通常にブラウザ210に
対して一々データを入力した最終結果と同じである。し
たがって、入力処理モジュール234による自動書き込
みを行なった後の修正は、利用者がブラウザ210の各
入力項目に対して直接行なうのが、利用者にとって便利
な利用形態と考えられる。
【0033】そして、たとえば利用者により修正がない
旨、あるいは修正作業が終了した旨の操作が行なわれる
と(ステップS48)、入力処理モジュール234は、
記憶部214に記憶されている先にデータの書き込みを
行なった箇所のデータを読み出し、最初に入力処理モジ
ュール234が個人情報DB238に記憶されているデ
ータに基づいて自動書き込みを行なったデータと同じか
否か、すなわち、自動書き込みの後に修正が行なわれた
か否かをチェックする(ステップS50)。なお、この
ようなチェック方法とすることで、ブラウザ210の機
能を使用して修正が行なわれた場合でも、修正の有無を
検出することができる。
【0034】そして、修正が行なわれていた場合には、
その修正箇所、あるいは書き込まれているデータ全体を
暗号化する(ステップS52)。そして最後に、そのサ
ーバ装置100あるいはサイトに対して書き込んだデー
タ、すなわち、修正が行なわれていない場合には、自動
入力したデータを示す情報あるいは自動入力したデータ
そのものを、修正が行なわれた場合には、自動入力した
データを示す情報と暗号化された修正箇所のデータ、あ
るいは、暗号化された修正箇所の全ての情報を、そのサ
ーバ装置100あるいはサイトに対応付けて入力情報D
B240に記憶し(ステップS54)、一連の処理を終
了する(ステップS56)。
【0035】暗号化処理モジュール236は、登録処理
モジュール232および入力処理モジュール234から
の指示により、個人情報DB238に記憶される個人情
報、および、入力情報DB240に記憶される各サイト
に対応した登録情報の、記録の際の暗号化処理、およ
び、読み出す際の復号化処理を行なう。
【0036】個人情報DB238は、サーバ装置100
のサイトを閲覧する際などにしばしば登録を要求され
る、利用者の氏名、性別、住所、メールアドレス、生年
月日、さらには、趣味や使用機器、決済のためのクレジ
ット情報などの個人情報を、利用者の設定したレベルご
とに記憶する。個人情報DB238に対しては、前述し
た登録処理モジュール232を用いて予めそのような個
人情報が暗号化処理モジュール236で暗号化されて記
憶される。また、入力処理モジュール234により適宜
参照されて使用される。
【0037】入力情報DB240は、入力処理モジュー
ル234から入力される、利用者が各サーバ装置100
あるいは各サイトごとに登録した個人情報を記憶する。
入力情報DB240へは、あるサイトに個人情報DB2
38に記憶されている情報をそのまま登録した場合に
は、その登録した情報を特定するデータが記憶される。
また、個人情報DB238に記憶されている情報の一部
を修正して登録した場合には、その登録した情報を特定
するデータおよび修正箇所のデータが記憶される。これ
ら記憶されるデータは、各々暗号化処理モジュール23
6で暗号化されて記憶される。
【0038】出力I/F250は、ブラウザ210の入
力部220、および、情報入力手段230の登録処理モ
ジュール232および入力処理モジュール234から入
力される表示用の情報をモニタ252に表示するための
インターフェイスであり、たとえば通信端末装置200
を構成するパーソナルコンピュータに本来具わるモニタ
のデバイスコントローラである。モニタ252は、所望
の情報を表示するモニタである。
【0039】入力I/F254は、キーボード256あ
るいはマウス258により入力される情報を、ブラウザ
210の入力部220、あるいは、情報入力手段230
の登録処理モジュール232あるいは入力処理モジュー
ル234に選択的に出力するインターフェイスであり、
たとえば通信端末装置200を構成するパーソナルコン
ピュータに本来具わるキーボードおよびマウスのデバイ
スコントローラである。キーボード256は、所望の情
報を通信端末装置200に入力するキーボードである。
マウス258は、所望の情報を通信端末装置200に入
力するポインティングデバイスであり、本実施の形態に
おいてはマウスである。以上が、通信端末装置200の
構成である。
【0040】次に、このようなネットワークシステムの
動作について説明する。まず、通信端末装置200の利
用者は、通信ネットワーク300を介して所望のサーバ
装置100のホームページなどを閲覧する際にしばしば
要求される、自分の氏名、年齢、住所、アドレス、電話
番号、あるいはクレジット情報などの情報を、通信端末
装置200の情報入力手段230の登録処理モジュール
232を介して、個人情報DB238に記憶しておく。
【0041】この時、利用者は、複数のレベルに分けて
所望の情報を登録することができる。たとえば、オンラ
インショッピングを行なう場合や、ダミーデータ、仮名
での登録が許されないようようなサイト用に、正確な氏
名、住所、アドレス、クレジット番号などを、レベル1
の情報として登録する。また、たとえば敢えて年齢を仮
の年齢で登録しても支障がないサイト用に、生年月日を
ダミーの情報にしてレベル2の情報として登録する。そ
して、最終的に、個人情報を知らせたくないサイトを閲
覧する時用の、全ての情報がダミー情報であるようなレ
ベル5までの情報を、必要に応じて登録しておく。
【0042】このような個人情報の登録を予め行なった
ら、利用者は適宜、通信端末装置200においてブラウ
ザ210を立ち上げ、通信ネットワーク300を介して
所望のサーバ装置100の所望のサイトを閲覧する。こ
の時の処理としては、通常、ブラウザ210がサーバ装
置100と通信を行い、主にHTMLで記載された種々
の情報を獲得して記憶部214に記憶した後、出力部2
16がこれを表示可能な形式のデータに変換して、出力
I/F250を介してモニタ252に表示する。また、
利用者がキーボード256およびマウス258を介して
何らかの操作あるいは情報の入力を行なうと、入力I/
F254を介してブラウザ210に入力され、入力部2
20が記憶部214に記憶されているデータに従って所
定の処理を行い、結果的にこれが通信部212よりサー
バ装置100に送信される。
【0043】このような処理を行なっている際に、サー
バ装置100より、たとえば図5にその画面400を示
すような、利用者情報の登録を促すデータが送信された
時には、利用者は情報入力手段230の入力処理モジュ
ール234を起動し、レベルを指定した上で既に登録し
てある情報を自動的に入力するように指示する。これに
基づいて入力処理モジュール234は、まず、指定され
たブラウザ210の記憶部214を検索し、記憶してあ
るたとえば図6に示すようなHTMLデータを検索し、
その記載より情報を入力すべき項目を抽出する。次に、
抽出した項目より、個人情報DB238に登録してある
情報と一致する項目を検索し、指定されたレベルの当該
データとして、図5に示すように、個人情報DB238
の各情報を書き込んでいく。
【0044】その後、入力処理モジュール234は修正
を受け付ける状態となるので、修正が有る場合には、利
用者はこの入力処理モジュール234を介して、あるい
は、ブラウザ210の画面より、所望の情報の修正を行
なう。そして、最終的に入力された情報を確認したら、
利用者はブラウザ210に対して通常の操作を行なうこ
とにより、入力した情報をサーバ装置100に送信す
る。なおこの時、入力処理モジュール234は、最終的
に送信された情報を、入力情報DB240に記憶して管
理しておく。
【0045】このように、本実施の形態のネットワーク
システム10においては、通信ネットワーク300を介
してサーバ装置100により提供されるサイト、ホーム
ページにアクセスした利用者は、頻繁に入力が要求され
る個人情報については、予め登録した内容を、自動的に
入力することができる。したがって、ホームページを閲
覧する際の手間を大幅に簡略化することができ、操作が
容易になる。
【0046】また、その時に自動入力する情報は、ただ
1種類ではなく、たとえば開示する情報の程度に応じて
複数種類設定することができる。したがって、たとえば
商品の取り引きを行なう場合などで正確な情報を要求さ
れているサイトから、こちらの情報をあまり知らせたく
ないような単なる興味本位で閲覧するサイトまで、各サ
イトに応じたレベルの情報を入力することができ、より
実用的である。
【0047】また、各サイトに対して登録した内容は、
入力情報DB240に記憶しているので、前述したよう
に複数種類の情報を使用し、さらに、各サイトごとに多
少の修正を加えたような場合でも、どのような情報を登
録したかを、直ちに把握することができる。その結果、
複数のレベルで登録を行なっている場合などに、そのサ
イトにどのような個人情報を用いて登録したかを忘れて
しまうような状態を避けることができる。そして、その
ようなダミー情報を用いて登録した場合でも、2度目以
降のアクセス時も、一貫して同一の利用者としてアクセ
スすることができる。もちろんその管理されている情報
に基づいて、異なる利用者名で再度アクセスを行なえ
ば、2度目以降のアクセス時に別の利用者としてアクセ
スすることができ、そのような目的でこの管理情報を利
用してもよい。
【0048】また、これら個人情報DB238に予め登
録した個人情報、および、入力情報DB240に登録し
た各サイトの情報は、暗号化して登録しているので、た
とえば、クレジット番号やパスワードなどのセキュリテ
ィ性の要求される情報も、登録することができる。
【0049】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。たと
えば、前述した情報入力手段230で自動入力可能な情
報は、前述した実施の形態で示したような個人情報に限
られるものではない。本発明は、予め登録した情報と、
要求された情報との項目を照合し、同一の項目について
予め登録した情報を自動入力することにある。したがっ
て、何らかの形態でデータの種類を特定する項目名、デ
ータ識別情報と、データとが対応付けられて記憶されて
いる任意の情報に対して、適用することが可能である。
【0050】たとえば、税金の試算、管理、年末調整や
確定申告の試算や、財産を管理するような任意のサービ
スにおいて、利用者に給与所得の状況の入力を要求する
場合、図7に示すような源泉徴収票に模した入力画面を
表示して、これにデータの入力を要求する場合がしばし
ばある。このような場合、たとえばこのような各項目に
ついての電子データを利用者が保持していれば、本実施
の形態の情報入力手段230を用いることにより、その
源泉徴収票のデータを直接入力画面に入力することが可
能となる。
【0051】さらには、そのようなサービスにおいて、
図8に示すような画面による情報入力要求がなされた場
合も、これに対応する電子データを利用者が保持してい
れば、情報入力手段230により直接情報を入力するこ
とができる。このような情報の電子データは、たとえ
ば、家庭内において電子的に家計簿を付けていたり、会
社などにおいて会計ソフトなどを利用している場合に
は、直接的に、あるいは簡単なデータ変換を行なうこと
により容易に入手可能なものであり、このような実施形
態は十分に実現性のあるものである。
【0052】また、本実施の形態においては、予め登録
する個人情報や、管理に用いる各サイトごとの入力情報
は、暗号化処理モジュール236により暗号化して記憶
するものとしたが、暗号化せずにそのままの情報を記憶
するようにしてもよい。その他、一旦自動入力した情報
の修正手段、修正方法、修正した内容の更新形態、ブラ
ウザ210の形態、通信端末装置200の基本構成など
は、任意の構成でよい。
【0053】
【発明の効果】このように本発明によれば、定型的な、
換言すれば入力項目が明白な情報入力要求に対して、容
易に情報の入力が可能な情報入力装置および情報入力方
法を提供することができる。また特に、所望の内容を選
択的に登録することができ、また登録した内容を容易に
管理することのできる情報入力装置および情報入力方法
を提供することができる。また、通信ネットワークを介
した任意の情報入力要求に対して、容易に情報の入力を
行なうことができ、これにより通信ネットワークを介し
たサービスを容易に享受することのできる通信端末装置
を提供することができる。また、情報入力要求に対し
て、容易に情報を入力することができる情報入力プログ
ラムが記録された機械読み取り可能な記録媒体を提供す
ることができる。さらに、利用者登録を初めとする利用
者端末装置における情報の入力を容易に行ない、これに
より通信ネットワークを介してより容易に効率よくサー
ビスを提供することのできるネットワークシステムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態のネットワーク
システムの全体構成を示す図である。
【図2】図2は、図1に示したネットワークシステムの
通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、図2に示した通信端末装置の登録処理
モジュールにおける処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】図4は、図2に示した通信端末装置の入力処理
モジュールにおける処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】図5は、図1に示したネットワークシステムの
動作を説明するための図である。
【図6】図6は、図2に示した通信端末装置のブラウザ
の記憶部に記憶されるHTMLデータの例を示す図であ
る。
【図7】図7は、本発明の他の利用例を説明するための
情報入力画面の例を示す第1の図である。
【図8】図8は、本発明の他の利用例を説明するための
情報入力画面の例を示す第2の図である。
【符号の説明】
10…ネットワークシステム、100…サーバ装置、2
00…通信端末装置、210…ブラウザ、212…通信
部、214…記憶部、216…出力部、218…デコー
ダ、220…入力部、230…情報入力手段、232…
登録処理モジュール、234…入力処理モジュール、2
36…暗号化処理モジュール、238…個人情報DB、
240…入力情報DB、250…出力I/F、252…
モニタ、254…入力I/F、256…キーボード、2
58…マウス、300…通信ネットワーク、400…登
録画面

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の情報と、当該情報の項目を示す情報
    とが対応付けられて記憶されている情報記憶手段と、 特定の項目の情報の要求に対して、前記記憶されている
    情報の項目を示す情報に基づいて、前記記憶されている
    情報より前記要求に対応する情報を検索する情報検索手
    段と、 前記検索された情報を、前記要求に対する応答として入
    力する入力手段とを有する情報入力装置。
  2. 【請求項2】前記情報記憶手段は、1の項目の情報に対
    して複数の情報を記憶し、 前記情報検索手段は、前記記憶されている情報の項目を
    示す情報に基づいて、前記要求に対応する項目の前記複
    数の情報の中の、指定された特定の情報を検索する請求
    項1に記載の情報入力装置。
  3. 【請求項3】前記記憶されている情報は、利用者に関す
    る複数の項目の、各々前記利用者の情報の開示の程度に
    応じて設定された複数の情報であり、 前記情報検索手段は、指定された情報の開示の程度に基
    づいて、前記要求に対応する項目の前記複数の情報よ
    り、当該程度に応じた特定の情報を検索する請求項2に
    記載の情報入力装置。
  4. 【請求項4】前記利用者に関する複数の項目は、利用者
    の氏名、年齢、性別、生年月日、住所、電話番号、ネッ
    トワークアドレス、決済処理に係わる情報、職業、趣味
    のいずれかを含む請求項3に記載の情報入力装置。
  5. 【請求項5】前記記憶されている情報は、利用者に関す
    る情報の開示の程度に基づいて、前記各項目の情報とし
    て正確な情報あるいはダミーの情報のいずれかが設定さ
    れている情報である請求項3に記載の情報入力装置。
  6. 【請求項6】特定の情報の要求を含むデータより、当該
    要求されている情報の項目を検出する要求項目検出手段
    をさらに有し、 前記情報検索手段は、前記検出された項目と同一の項目
    の情報を、前記記憶されている情報より前記要求に対応
    する項目の情報として検索する請求項1に記載の情報入
    力装置。
  7. 【請求項7】前記特定の情報の入力の要求を含むデータ
    は、任意の通信ネットワークを介して任意の装置より提
    供される当該装置をアクセスするためのデータである請
    求項6に記載の情報入力装置。
  8. 【請求項8】所望の情報と、当該情報の項目を示す情報
    とを対応付けて記憶する情報登録手段をさらに有する請
    求項1に記載の情報入力装置。
  9. 【請求項9】任意の情報を暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化された情報を復号化する復号化手段とをさら
    に有し、 前記情報登録手段は、前記記憶する少なくとも前記情報
    内容を前記暗号化手段により暗号化して記憶し、 前記情報検索手段は、前記検索した情報が前記暗号化さ
    れていた場合に、前記復号化手段により当該情報を復号
    化する請求項8に記載の情報入力装置。
  10. 【請求項10】前記検索した情報を、前記要求に対する
    応答として当該要求に対応付けて表示する表示手段と、 前記検索した情報を修正する修正手段とをさらに有し、 前記入力手段は、前記検索され必要に応じて修正された
    前記情報を、前記要求に対する応答として入力する請求
    項1に記載の情報入力装置。
  11. 【請求項11】前記入力手段が前記要求に対応する応答
    として入力した情報を、当該情報の要求元と対応付けて
    記憶する入力情報記憶手段をさらに有する請求項1に記
    載の情報入力装置。
  12. 【請求項12】所望の情報と、当該情報の項目を示す情
    報とを対応付けて記憶しておき、 特定の項目の情報の要求に対して、前記記憶されている
    情報の項目を示す情報に基づいて、前記記憶されている
    情報より前記要求に対応する情報を検索し、 前記検索された情報を、前記要求に対する応答として入
    力する情報入力方法。
  13. 【請求項13】前記記憶する情報は、1の項目に対して
    複数の情報を記憶し、 前記情報の検索は、前記記憶されている情報の項目を示
    す情報に基づいて、前記要求に対応する項目の前記複数
    の情報の中の、指定された特定の情報を検索する請求項
    12に記載の情報入力方法。
  14. 【請求項14】前記記憶されている情報は、利用者に関
    する複数の項目の、各々前記利用者の情報の開示の程度
    に応じて設定された複数の情報であり、 前記情報の検索は、指定された情報の開示の程度に基づ
    いて、前記要求に対応する項目の前記複数の情報より、
    当該程度に応じた特定の情報を検索する請求項13に記
    載の情報入力方法。
  15. 【請求項15】前記利用者に関する複数の項目は、利用
    者の氏名、年齢、性別、生年月日、住所、電話番号、ネ
    ットワークアドレス、決済処理に係わる情報、職業、趣
    味のいずれかを含む請求項14に記載の情報入力方法。
  16. 【請求項16】前記記憶されている情報は、利用者に関
    する情報の開示の程度に基づいて、前記各項目の情報と
    して正確な情報あるいはダミーの情報のいずれかが設定
    されている情報である請求項14に記載の情報入力方
    法。
  17. 【請求項17】特定の情報の要求を含むデータより、当
    該要求されている情報の項目を検出し、 前記検出された項目と同一の項目の情報を、前記記憶さ
    れている情報より前記要求に対応する項目の情報として
    検索する請求項12に記載の情報入力方法。
  18. 【請求項18】前記特定の情報の入力の要求を含むデー
    タは、任意の通信ネットワークを介して任意の装置より
    提供される当該装置をアクセスするためのデータである
    請求項17に記載の情報入力方法。
  19. 【請求項19】前記情報は暗号化して予め記憶し、 前記検索した情報が暗号化されていた場合には、当該情
    報を復号化し、 前記復号化された情報を、前記要求に対する応答として
    入力する請求項12に記載の情報入力方法。
  20. 【請求項20】前記検索した情報を、前記要求に対する
    応答として当該要求に対応付けて表示し、 必要に応じて前記検索した情報を修正し、 前記検索され必要に応じて修正された前記情報を、前記
    要求に対する応答として入力する請求項12に記載の情
    報入力方法。
  21. 【請求項21】前記要求に対応する応答として入力した
    情報を、当該情報の要求元と対応付けて記憶しておく請
    求項12に記載の情報入力方法。
  22. 【請求項22】所望の情報と、当該情報の項目を示す情
    報とが対応付けられて記憶されている情報記憶手段と、 通信ネットワーク上の装置と通信を行なう手段であっ
    て、前記装置からの特定の情報の要求を受信する通信手
    段と、 前記受信した要求に対して、前記記憶されている情報の
    項目を示す情報に基づいて、前記記憶されている情報よ
    り前記要求に対応する情報を検索する情報検索手段とを
    有し、 前記通信手段は、前記検索された情報を、前記要求に対
    する応答として前記装置に送信する通信端末装置。
  23. 【請求項23】前記通信手段は、 任意の通信ネットワーク上の任意の装置に対してアクセ
    スを行い、 当該アクセスに応じて前記装置から前記特定の情報の要
    求がなされた場合にこれを受信し、 前記情報検索手段において検索された情報を前記装置に
    送信する請求項22に記載の通信端末装置。
  24. 【請求項24】前記ネットワーク上の装置からの特定の
    情報の要求は、当該装置が提供するサービスを利用する
    ための利用者登録の要求であるり、 前記記憶されている情報は、利用者の氏名、年齢、性
    別、生年月日、住所、電話番号、ネットワークアドレ
    ス、決済処理に係わる情報、職業、趣味のいずれかを含
    む利用者に関する情報であり、 前記通信手段が前記利用者登録の要求を受信し、 前記情報検索手段が、前記記憶されている情報より前記
    要求に対応する情報を検索し、 前記通信手段が、前記検索された情報を前記装置に送信
    する請求項23に記載の通信端末装置。
  25. 【請求項25】前記情報記憶手段は、1の項目の情報に
    対して利用者の情報の開示の程度に応じて設定された複
    数の情報を記憶し、 前記情報検索手段は、前記要求に対応する項目の前記複
    数の情報の中の、指定された特定の情報を検索する請求
    項24に記載の通信端末装置。
  26. 【請求項26】前記記憶されている情報は、利用者に関
    する情報の開示の程度に基づいて、前記各項目の情報と
    して正確な情報あるいはダミーの情報のいずれかが設定
    されている情報である請求項25に記載の通信端末装
    置。
  27. 【請求項27】前記通信手段が前記通信ネットワーク上
    の装置より受信したデータより、特定の情報の要求を含
    むデータ、および、当該要求されている情報の項目を検
    出する要求項目検出手段をさらに有し、 前記情報検索手段は、前記検出された項目と同一の項目
    の情報を、前記記憶されている情報より前記要求に対応
    する項目の情報として検索する請求項23に記載の通信
    端末装置。
  28. 【請求項28】前記検索した情報を、前記要求に対する
    応答として当該要求に対応付けて表示する表示手段と、 前記検索した情報を修正する修正手段とをさらに有し、 前記通信手段は、前記検索され必要に応じて修正された
    前記情報を、前記要求に対する応答として前記装置に送
    信する請求項22に記載の通信端末装置。
  29. 【請求項29】前記通信手段が前記要求に対応する応答
    として送信した情報を、当該情報の送信先と対応付けて
    記憶する送信情報記憶手段をさらに有する請求項22に
    記載の通信端末装置。
  30. 【請求項30】所望の情報と、当該情報の項目を示す情
    報とを対応付けて記憶する情報登録手段をさらに有する
    請求項22に記載の通信端末装置。
  31. 【請求項31】任意の情報を暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化された情報を復号化する復号化手段とをさら
    に有し、 前記情報登録手段は、前記記憶する少なくとも前記情報
    内容を前記暗号化手段により暗号化して記憶し、 前記情報検索手段は、前記検索した情報が前記暗号化さ
    れていた場合に、前記復号化手段により当該情報を復号
    化する請求項30に記載の通信端末装置。
  32. 【請求項32】所望の情報と、当該情報の項目を示す情
    報とを対応付けて記憶しておき、 特定の項目の情報の要求に対して、前記記憶されている
    情報の項目を示す情報に基づいて、前記記憶されている
    情報より前記要求に対応する情報を検索し、 前記検索された情報を、前記要求に対する応答として入
    力する情報入力プログラムが記録された機械読み取り可
    能な記録媒体。
  33. 【請求項33】任意のノードを通信可能に接続する通信
    ネットワークと、 前記通信ネットワークに接続され、要求に応じて所定の
    サービスを提供するサーバ装置であって、アクセスがあ
    った通信端末装置に対して、当該通信端末装置の利用者
    に係わる所定の項目の情報の入力を要求する利用者登録
    の要求を行うサーバ装置と、 前記通信ネットワークに接続され、前記サーバ装置にア
    クセスをして前記サービスの提供を受ける通信端末装置
    であって、当該通信端末装置の利用者に係る所定の情報
    を予め記憶しておき、前記利用者登録の要求があった場
    合には、前記記憶されている情報より前記要求される項
    目に対応する情報を検索し、実質的に自動的に前記サー
    バ装置に対して応答する通信端末装置とを有するネット
    ワークシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226370A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Fujitsu Ltd 情報公開制御方法及び装置、並びに情報公開制御指示方法
WO2014196076A1 (ja) * 2013-06-07 2014-12-11 株式会社 東芝 端末、電子機器のログイン設定情報の入力方法、コンピュータ読み取り可能な情報記録媒体、電子機器
JP2015158715A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 大日本印刷株式会社 個人情報の入力支援システム

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