JP4522826B2 - 電子部品圧着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品圧着装置、特に電子部品をプリント配線基板、液晶基板又はディスプレイパネル基板等に自動的に実装する電子部品実装装置に適用して好適な、電子部品圧着装置に関する。
従来の電子部品圧着装置としては、特許文献1に、図9に示すような圧着荷重を高荷重にするときには、固定手段によりガイド孔129Aと合致した係入孔129Bに固定ピン130を係入し、圧着ブロック119に対して圧着ツール123を相対的に固定した状態で、第1押圧付与手段の押圧力を圧着ブロック119及び圧着ツール123に付与し、圧着荷重を低荷重にするときは、圧着ブロック119と圧着ツール123を固定しない状態で、第2押圧付与手段の押圧力を圧着ツール123に付与することにより、圧着荷重を容易に切換可能としたものが開示されている。
又、特許文献2には、図示は省略するが、電空レギュレータを介して供給されるエアによって電子部品を押圧可能な複数種類の空圧型の圧着ヘッド、バネによって押圧力を発生するバネ内蔵型の圧着ヘッド、荷重検出圧着方式に使用される剛体型の圧着ヘッド等の複数種類の圧着ヘッドを選択的に装着可能とすることにより、広い荷重範囲に対応することができると共に効率的な圧着作業を行なうことができるようにしたものを開示している。
特開2002−43336号公報 特開2004−55705号公報
しかしながら、特許文献1の電子部品圧着装置は、固定ピン130をシリンダにより係入孔129Bに係入して圧着ブロック119に対する圧着ツール123の相対的な固定を行ない、高荷重状態に切換えるが、この方法では圧着ツール123を固定する際の位置決めに精度が必要である上に、押圧時に固定ピンに対してせん断力が作用するため、長期間使用すると固定ピン130の破壊や、係入孔129Bの磨耗等が発生し、ひいては交換の必要が生じることがある。
又、固定ピン130を動作させる機構をヘッドに持つことになり、ヘッドの大型化、制御の複雑化という問題がある。更に、低荷重範囲についてはロードセル120等による直接的な荷重検出ではなく、変位(移動距離)という二次的なパラメータを用いたオープンループの制御となっており、付与する荷重の精度が悪いという問題もある。
特許文献2の電子部品圧着装置は、圧着ヘッドを交換することにより異なる荷重範囲に対応しているが、圧着ヘッドの交換のための機構を圧着ヘッドに持つ必要があり、ヘッドの大型化、ひいては、可動部の重量が増加することによる負荷の増大や、ヘッド交換工程による負荷の増大が発生してしまうという問題があり、又、一つの部品に対して異なる範囲の荷重で加圧することができないという問題もある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、ヘッド本体を大型化することなく、低荷重から高荷重の広い範囲にわたり、部品圧着時の荷重精度の向上を図ることができる電子部品圧着装置を提供することを課題とする。
本発明は、圧着ツールに保持された部品を、第1荷重範囲で圧着する第1加圧手段と、前記第1加圧手段を同軸方向に移動させ、圧着ツールに保持された部品を、第1荷重範囲より高荷重の第2荷重範囲で圧着する第2加圧手段と、前記第1加圧手段による圧着時には、第2加圧手段により第1加圧手段を当接させ、第1加圧手段の第2加圧手段に対する相対移動を規制する第1規制手段と、前記第2加圧手段による圧着時には、圧ツールの第1加圧手段に対する相対移動を規制する第2規制手段と、を備えており、前記第1加圧手段及び第2加圧手段により圧着ツールに保持された部品を圧着する際の荷重を、それぞれ検出する第1荷重検出手段及び第2荷重検出手段が設置されていると共に、前記第1加圧手段はエアベアリングが内蔵されたエアシリンダで、前記第2加圧手段はボイスコイルモータであり、前記第1荷重検出手段は、前記エアシリンダとエア供給源との間に空圧ホースを介して設けられた荷重検出機能を有する電空レギュレータであるようにしたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明によれば、特別な装置を設置することなく、荷重範囲を切替えられるようにしたので、ヘッド本体を大型化することなく、低荷重から高荷重の広い範囲にわたり、部品圧着時の荷重精度の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る第1実施形態の電子部品圧着装置が適用される電子部品実装装置の要部を示す斜視図である。
図1において符号1は、図示を省略した部品を吸着保持し加圧(押圧)を行なう加圧手段を備えた圧着ヘッド(電子部品圧着装置)であり、該圧着ヘッド1は、それ自体の位置補正を行なうための、図示を省略した基板認識装置(カメラ)を備えている。又、この圧着ヘッド1は、電子部品実装装置のX軸方向への移動を行なうX軸ガイド2に取り付けられ、更に該X軸ガイド2と共に、Y軸方向へ移動するためのY軸ガイド3に取り付けられている。
この電子部品実装装置には、吸着した電子部品の姿勢を認識するCMOSカメラやCCDカメラ等を有する部品認識装置4が所定位置に固定されている。又、この実装装置の前面には、基板へ搭載する電子部品を供給するための電子部品供給装置5が設置されている。
次に、本実施形態の圧着ヘッド1について図2を使用して説明する。
圧着ヘッド1は、水平部と垂直部とからなるヘッドベース6を有しており、該ベース6を介して前記X軸ガイド2に接続され、固定されている。そして、このヘッドベース6の垂直部6Aの内側にはリニアガイド10が当接され、該リニアガイド10が固定されているZ軸方向駆動部14が垂直(Z軸)方向に案内され、移動が可能な構造になっている。
即ち、このZ軸方向駆動部14は、略円筒形の枠体を有し、該枠体外周の図中右側の上下2箇所に前記リニアガイド10が固定されている。又、この枠体上部の左側には水平延長部14Aが固定されている。
圧着ヘッド1では、Z軸方向駆動部14を垂直方向に駆動するために、ヘッドベース6の水平部6BにZ軸回転モータ7が固定されている。このZ軸回転モータ7には、図示しないカップリングを介してボールねじシャフト8が連結され、該ボールねじシャフト8には、Z軸方向駆動部14の水平延長部14Aに固定されているボールねじナット9が螺入されており、該Z軸方向駆動部14全体が、Z軸回転モータ7の回転動作により垂直方向に移動可能になっている。
次に、Z軸方向駆動部14について詳述する。
Z軸方向駆動部14の枠体上部には、θ回転モータ11が固定されている。このθ回転モータ11は、カップリング12及びスプライン軸(図示せず)を介してボイスコイルモータ(第2加圧手段)13の駆動部のシャフト13Aに回転力のみ伝達可能に接続され、Z軸方向駆動部14と一体でZ軸方向に相対移動自在な状態になっている。
ボイスコイルモータ13の駆動部のシャフト下端には、加圧検知部17が接続固定されている。加圧検知部17は、Z軸方向駆動部14の枠体の内周に対してボールブッシュ15で直動と回転が共に自在に支持されており、加圧検知部17及びボイスコイルモータ13の駆動部は、Z軸方向に移動が可能で、且つθ回転モータ11の回転動作により回転が可能な構造となっている。
加圧検知部17の先端(下端)には、エアベアリングが内蔵された空圧式の微小加圧シリンダ(第1加圧手段)18が同軸上に接続固定されている。この微小加圧シリンダには、3本の空圧ホースが連結されており、空圧ホース22は加圧用電空レギュレータ(第1荷重検出手段、図示せず)を介してエア供給源に、空圧ホース21はエアベアリング駆動用エア供給源にそれぞれ連結され、前者は電磁弁(図示せず)を介して大気圧及び正圧に選択的に切換可能になっている。空圧ホース20は、部品吸着用の真空吸着源に連結され、部品吸着部を構成している。又、微小加圧シリンダ18は回転力がエアベアリングを介してその固定部と可動部とで伝達される構造となっている。
Z軸方向駆動部14の下端には、微小加圧シリンダ18の上昇を所定位置で規制するためのストッパ(第1規制手段)16が直結されている。
次に、前記加圧検知部17と微小加圧シリンダ18の内部構造について図3を参照して詳細に説明する。
加圧検知部17の内部には、加圧量(荷重)を検知するためにロードセル(第2荷重検出手段)23が下向きに固定されている。ロードセル23の検知部の下側には、ロードセル23の破壊防止を兼ねたばね24が少量の与圧を持たせて固定されている。ばね24のロードセル23と反対側にはスプラインシャフト25が固定されている。このスプラインシャフト25はスプライン軸受26によって支持されており、垂直方向のみに動作が可能になっている。スプラインシャフト25のばね24と反対側の端部(下端)には、微小加圧シリンダ18が固定されている。
微小加圧シリンダ18のピストンロッド19は、エアベアリング27で支持され、摺動抵抗がほぼゼロの状態で垂直動作が可能になっていることから、部品搭載時の衝撃荷重が低く抑えられており、しかも摺動抵抗が小さいので微小加圧も可能になっている。
ピストンロッド(圧着ツール)19の先端には、部品吸着用の吸着孔30が開設されており、空圧ホース20を介して図示しない真空吸着源に接続されている。又、微小加圧シリンダ18の上部には、スラスト軸受31が取り付けてあり、微小加圧シリンダ18を前記ストッパ16に当接した状態で、θ回転モータ11により回転させる動作が可能な構造となっている。
以上の主な構成からなる本実施形態の圧着ヘッド1による電子部品の圧着搭載動作の流れを、更に図4、図5をも参照して説明する。
前記図1の電子部品実装装置において、圧着ヘッド1をX軸ガイド2、Y軸ガイド3の駆動機構を動作させて電子部品供給装置5の上方に移動させ、部品を吸着した後、該圧着ヘッド1を部品認識装置4の上方へ移動させ、該認識装置4により吸着した部品を認識する。
部品の認識を完了した後、圧着ヘッド1をX軸、Y軸ガイド2、3により、図示しない基板上の電子部品の搭載予定部に移動させ、目標の搭載位置に圧着搭載を行なう。
この部品圧着搭載動作を、低荷重の第1荷重範囲と高荷重の第2荷重範囲の場合について以下に詳述する。
(1)低荷重加圧の場合(例えば、0.1[N]〜5[N]程度まで)
図4に示すように、ボイスコイルモータ13を駆動し、加圧検知部17をZ軸上方に移動させ、微小加圧シリンダ18を引き寄せることにより、その上端部をストッパ16に当接させて動きを規制し、その位置を保持する。このようにストッパ16により微小加圧シリンダ18の上方向の動きに規制をかけることにより、Z軸回転モータ7を回転駆動させ、Z軸方向駆動部14を所定位置まで下降させて部品を基板に搭載する際、微小加圧シリンダ(第1加圧手段)18のみで加圧を行なうことができる。
微小加圧シリンダ18は、ストッパ16に当接された状態でもスラスト軸受31により回転動作が可能な状態となっている。微小加圧シリンダ18のピストンロッド19の先端に吸着した部品に対しては、空圧ホース22を介して接続された電空レギュレータで該シリンダ18への空気圧力値をフィードバック制御することにより、高精度な微小加圧を行なうことが可能となる。
(2)高荷重加圧の場合(例えば、5[N]〜50[N]程度まで)
図5に示すように、ボイスコイルモータ13を駆動し、加圧検知部17を図4の状態からストッパ16と接触しない位置まで下げる。この状態でピストンロッド19の先端に吸着した部品を加圧することにより、スプラインシャフト25、及び該シャフト25に接続されたばね24を介してロードセル23で加圧量を計測することができる。ロードセル23で検出した加圧量は、図示しない制御装置を介してボイスコイルモータ13に駆動信号が出力され、適切な加圧量となるようにボイスコイルモータ13の駆動位置が制御される。このときの微小加圧シリンダ18のピストンロッド19に接続されたピストンは、空圧ホース22を介して正圧が供給されて、図示されているように微小加圧シリンダ18の内部の上側のストロークエンド(第2規制手段)18Aに当接され、位置が固定されることにより、加圧機能が停止された状態になっている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
大荷重用のボイスコイルモータ13により微小加圧シリンダ18をストッパ16に当接させるか否かにより、微小荷重から大荷重まで1つの圧着ヘッド1で加圧することができるようになることから、ヘッドの大型化やヘッド交換による負荷の増加を抑えることができる。
通常、大荷重を検知できるロードセルを使用して微小荷重を検知しようとしても精度が悪く、微小加圧を精度良く制御することができない。逆に、精度良く加圧量を制御するために、高精度なロードセルを使用すると、定格荷重が低いため、高荷重を検知することはできない。ところが、本実施形態では、制御系統と加圧駆動源を低荷重用と高荷重用にそれぞれ持っているため、低荷重から高荷重まで高精度に制御を行なうことができる。
本実施形態では、低加圧駆動源に小型アクチュエータ(微小加圧シリンダ)をヘッドの先端部に設置したことにより、駆動部の質量が小さくてすみ、衝撃荷重を非常に小さく抑えることができる。
同様に低荷重加圧用に小型の別の第1加圧手段を設けたことにより、軸受等に小型のエアベアリングを使用することができるようになった。そのため、荷重駆動手段の軸受部に大型のエアベアリング等を使用して摺動抵抗を微小にする必要がなく、低コストの転がり軸受を使用することができることから、ヘッドの低コスト化が可能になるという利点もある。
又、前記の如く低荷重と高荷重の切換えを高加圧用駆動源であるボイスコイルモータ13を使用して行なうようにしたことにより、切換専用のアクチュエータを必要とせず、圧着ヘッドが大型化するという問題を回避することができる。
次に、図6を参照して本発明の参考例について説明する。
参考例の圧着ヘッドは、Z軸方向駆動部14にボイスコイルモータ(第2加圧手段)13が収容されているところまでは、前記第1実施形態の場合と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
参考例では、ボイスコイルモータ13の直ぐ下のZ軸方向駆動部14の下端位置にストッパ(第1規制手段)16が直結され、該ストッパ16に微小加圧機構29の上部を構成する第2のボイスコイルモータ(第1加圧手段)32の上端が当接されることにより、それ以上のZ軸方向の動きを規制することができるようになっている。この微小加圧機構29には、加圧検知部17がスプライン28を介して該微小加圧機構29の外周部内面に対してZ軸方向の直動が自在で、且つ、θ方向の回転が拘束された状態で収容されている。
参考例におけるZ軸方向駆動部14の上部外側に固定されているθ回転モータ11は、第1実施形態と同様にカップリング12及び図示しないスプラインシャフト及びスプラインナットを介して、ボイスコイルモータ13のシャフト13Aに回転力を伝達可能であると共に、該駆動部14と一体でZ軸方向に移動自在になっている。ボイスコイルモータ13のシャフト13Aの反対側の先端(下端)は、前記微小加圧機構29と接続固定されている。
この微小加圧機構29について詳述すると、その内部には微小加圧用のボイスコイルモータ32が固定され、その下方には、加圧検知部17が第1加圧手段である前記ボイスコイルモータ32のシャフトに接続固定されている。この加圧検知部17は、前記の如くスプライン28を解して微小加圧機構29の内部に支持されており、加圧検知部17及びボイスコイルモータ32等からなる駆動部は、垂直方向に移動可能となっていると共に、θ回転モータ11の回転動作により回転が可能な構造になっている。
微小加圧機構29の上端部には、スラスト軸受31が取り付けてあり、該微小加圧機構をストッパ16に当接させても、その回転動作が可能な構造になっている。
参考例の加圧検知部17は、スプラインシャフト(圧着ツール)25の先端に部品吸着用の吸着孔が開設され、空圧ホース20を介して図示しない真空吸着源に連結される以外は、前記図3を用いて説明した第1実施形態の場合と実質的に同一であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本参考例における部品圧着搭載動作について、図7、図8をも参照して説明する。
(1)低荷重加圧の場合(例えば、1[N]〜5[N]程度まで)
図7に示すように、ボイスコイルモータ13を駆動し、加圧検知部17等をZ軸上側に移動させ、微小加圧機構29(ボイスコイルモータ32)をストッパ16に当接させて上昇動を規制し、その位置を保持する。微小加圧機構29を上側方向に規制をかけることにより、加圧時に微小加圧機構29のみによる加圧を行なうことができる。微小加圧機構29の上端部にはスラスト軸受31があり、θ方向の回転動作は規制されない。スプラインシャフト25の先端に吸着した部品を、ボイスコイルモータ32を駆動し、加圧検知部17のスプラインシャフト25及び該シャフト25の上端に接続されたばね24を介してロードセル23により、ボイスコイルモータ32による加圧量を計測することができる。ロードセル23で検知した加圧量を基に、ボイスコイルモータ32の駆動量を制御することにより微小加圧を行なうことができる。
(2)高荷重加圧の場合(例えば、5[N]〜50[N]程度まで)
図8に示すように、ボイスコイルモータ13を駆動し、微小加圧機構29を図7の状態からストッパ16と接触しない位置まで下げる。このとき、微小加圧用のボイスコイルモータ32は、その可動部を駆動して図示されるように下端の当接部(第2規制手段)34に加圧検知部17を引き上げ、その上端を当接させて位置を固定することにより、スプラインシャフト(圧着ツール)25のボイスコイルモータ32に対する相対移動を規制すると共に、該モータ32の加圧機能を停止させてある。
この状態でスプラインシャフト25に吸着した部品を加圧することにより、スプラインシャフト25及び該シャフト25に接続されたばね24を介してロードセル23でボイスコイルモータ(第2加圧手段)13による加圧量を計測することができる。ロードセル23で検出した加圧量は図示しない制御装置を介してボイスコイルモータ13に駆動信号が出力され、適切な加圧量となるようにボイスコイルモータ13の位置が制御される。
以上詳述した本参考例によれば、1つのロードセル23で低荷重用と高荷重用の両方の加圧手段の加圧量を検出することができる。従って、第1実施形態に比較し、検出精度は劣るが、ヘッド1の長さを短くすることができる。
なお、前記実施形態では、θ回転モータ11は、スプラインを介して一連の荷重制御機構部と連結されているので、それ自体の固定はヘッドベース6で行なってもよい。
実施形態の圧着ヘッドが適用される電子部品実装装置の要部を模式的に示す斜視図 第1実施形態の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 第1実施形態の加圧検知部と微小加圧シリンダの詳細を示す断面図 低荷重加圧時の第1実施形態の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 高荷重加圧時の第1実施形態の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 参考例の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 低荷重加圧時の参考例の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 高荷重加圧時の参考例の圧着ヘッドを模式的に示す断面図 従来の圧着ヘッドの概要を示す断面図
符号の説明
1…圧着ヘッド(電子部品圧着装置)
2…X軸ガイド
3…Y軸ガイド
4…部品認識装置
5…電子部品供給装置
6…ヘッドベース
7…Z軸回転モータ
8…ボールねじシャフト
9…ボールねじナット
10…リニアガイド
11…θ回転モータ
12…カップリング
13、32…ボイスコイルモータ
14…Z軸方向駆動部
15…ボールブッシュ
16…ストッパ
17…加圧検知部
18…微小加圧シリンダ
19…ピストンロッド
23…ロードセル
25…スプラインシャフト

Claims (1)

  1. 圧着ツールに保持された部品を、第1荷重範囲で圧着する第1加圧手段と、
    前記第1加圧手段を同軸方向に移動させ、圧着ツールに保持された部品を、第1荷重範囲より高荷重の第2荷重範囲で圧着する第2加圧手段と、
    前記第1加圧手段による圧着時には、第2加圧手段により第1加圧手段を当接させ、第1加圧手段の第2加圧手段に対する相対移動を規制する第1規制手段と、
    前記第2加圧手段による圧着時には、圧ツールの第1加圧手段に対する相対移動を規制する第2規制手段と、を備えており、
    前記第1加圧手段及び第2加圧手段により圧着ツールに保持された部品を圧着する際の荷重を、それぞれ検出する第1荷重検出手段及び第2荷重検出手段が設置されていると共に、
    前記第1加圧手段はエアベアリングが内蔵されたエアシリンダで、前記第2加圧手段はボイスコイルモータであり、
    前記第1荷重検出手段は、前記エアシリンダとエア供給源との間に空圧ホースを介して設けられた荷重検出機能を有する電空レギュレータであることを特徴とする電子部品圧着装置。
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