JP4516501B2 - Dqpsk光受信回路 - Google Patents

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    • H04B10/66Non-coherent receivers, e.g. using direct detection

Description

本発明は、主に長距離、超高速光通信用受信回路に関する。
近年、ネットワークの利用が普及するにつれ、光通信ネットワークの帯域をもっと広く取りたいという要求が出てきた。光通信ネットワークは、幹線網等に用いられるため、長距離の通信が可能で、かつ、帯域の広い高速通信が可能でなくてはならない。しかし、従来の方法では、光ファイバの波長分散や非線形効果等の影響から、帯域をもっと広げる可能性に限界が生じることが唱えられていた。そこで、この問題を解決するために、このような物理的な効果を直接抑制する方法ではなく、光信号の変調方法を工夫することによって、帯域を広げようとする試みが提案された。この提案において光信号の変調方法として用いられる方法は、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)変調方式と呼ばれる。なお、本発明では、DQPSK変調方式の場合を例にとって、以下に説明するが、M値のDPSK変調方式(Mは4以上)の場合にも同様に適用可能である。
図9は、従来のDQPSK用光受信回路構成を示す図である。
この構成は、特許文献1に記載されている。DQPSK光受信機では、光スプリッタ1で分岐した光をそれぞれπ/4遅延干渉計2、−π/4遅延干渉計3と、それらにつながるバランスドフォトダイオード4−1、4−2を通し、信号の“1”と“0”の検波を行う(この検波は、DATA1系、DATA2系それぞれについて行う)。検波したDATA1、DATA2をロジック処理部9で処理することにより、元の信号を復元する。
DQPSK信号は、1シンボル前の信号に対する相対位相値として、π/4、3π/4、−π/4、−3π/4の光の位相を使っている。π/4遅延干渉計2と−π/4遅延干渉計3は、入力された光信号を2分岐し、一方の光信号に1シンボル分の遅延を与え、他方の光信号にπ/4あるいは、−π/4の位相変化を与える。これにより、π/4遅延干渉計2が設けられるDATA1系のバランスドフォトダイオード4−1では、光信号のπ/4と−3π/4の位相変化が強度変化に変換されて受信される。同様に、−π/4遅延干渉計3が設けられるDATA2系のバランスドフォトダイオード4−2では、位相がπ/4と−3π/4の光信号の直交成分である光信号の−π/4と3π/4の位相変化が強度変化に変換されて受信される。ロジック処理部9では、バランスドフォトダイオード4−1、4−2によって電気信号に変換された信号に対し、DATA1系とDATA2系の順序入れ替えなどの論理処理を行い、元の信号を復元する。
米国特許出願公開2004/0081470号公報
従来の回路では、DATA1、DATA2の信号は、ロジック処理部9の入り口にD−F/Fを設け、DATA1系と、DATA2系の電気信号の論理値“1”、“0”を識別していた。しかし、スプリッタ1からロジック処理部9までの、DATA1系、DATA2系の経路間に経路長差などが生じた場合は、ロジック処理部9への入力データの位相が、DATA1系と、DATA2系で異なってしまい、同じクロックを用いて識別してしまうと、DATA1系と、DATA2系で、クロック識別位相がずれてしまい、受信感度を劣化させる要因となっていた。特に、DQPSK変調方式が使用される20Gb/s以上の領域では、数psの位相差も許容することができず、DQPSK受信回路の実現の大きな妨げとなっていた。
したがって、従来例では、DATA1系と、DATA2系の両方について最適な識別位相を設定することができず、更に、2系列のDATA位相もそろっていないため、ロジック処理部9で、信号値を誤って識別することがあり、高性能なDQPSK用の受信機を得ることができなかった。
本発明の課題は、DQPSK変調方式を使用した光通信システムにおいて、信号値を正確に識別できる、高性能な光受信機を提供することである。
本発明のDQPSK光受信回路は、DQPSK変調された光信号を受信するDQPSK光受信回路であって、受信した光信号を分岐する分岐手段と、該分岐された光信号の一方について、一の位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、該分岐された光信号の他方について、前記一の位相 変調成分と直交する位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、該第1の光電気変換手段の出力から、データ信号とクロック信 号を再生する第1のデータ再生手段と、該第2の光電気変換手段の出力から、データ信号を再生する第2のデータ再生手段と、該第1のデータ再生手段からの出 力データ信号と該第2のデータ再生手段からの出力データ信号の位相を一致させる位相一致手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、DQPSK変調方式を用いた、超高速な光通信システムにおいて、信号値を正確に識別できる、高性能な光受信機を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態の構成を示す図である。
図1においては、図9と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。
スプリッタ1で光信号を分岐し、π/4遅延干渉計2、−π/4遅延干渉計3、バランスドフォトダイオード4−1、4−2で光信号を電気信号に変換した後、この電気信号を、それぞれ、アンプ5−1、5−2で増幅し、DATA1系と、DATA2系に個別にCDR(Clock and Data Recovery)6−1、6−2を挿入する。2つのCDR6−1、6−2のVCO(Voltage Controlled Oscillator)出力を、それぞれクロック信号CLK1、CLK2とし、それらの中間位相を作るCLK位相合成回路8に入力する。CLK位相合成回路8は、クロック信号CLK1、CLK2と周波数は同じで、クロック信号CLK1、CLK2の中間位相を持つクロック信号の反転信号(CLK3:必ずしも反転しなくてもよい)を出力する。クロック反転信号CLK3により、DATA1系、DATA2系のCDR出力をフリップフロップ7−1、7−2でラッチする。フリップフロップ出力は、DATA1系と、DATA2系の位相がそろったデータとなる。
本発明の実施形態では、DATA1系と、DATA2系について、個別にCDRを挿入する。この構成により、DATA1系と、DATA2系については、各々最適位相で識別することができる。しかし、CDRを個別に挿入しただけでは、データの識別はできるが、ロジック処理部9への入力での位相差は解消できないため、ロジック処理部9でエラーとなってしまう可能性がある。この問題を解決するため、データのリカバリに使用したDATA1系と、DATA2系のCDRのクロック出力から、CLK位相合成回路8にて、その中間位相のクロック反転信号CLK3を作る。クロック反転信号CLK3により、2つのCDR出力をフリップフロップ回路でラッチする。クロック反転信号CLK3の位相は、クロック信号CLK1、CLK2の中間位相のため、クロック信号CLK1、CLK2との位相差は、データの1/4周期以下となっている。フリップフロップ回路の位相余裕が180度以上あれば、クロック反転信号CLK3によるエラーはなく、DATA1系と、DATA2系のデータの位相差をなくすことができる。
本発明の実施形態に従えば、DATA1系と、DATA2系の信号に遅延差がある場合についても、受信感度を劣化しないDQPSK光受信機を得ることができる。
図2は、本発明の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。
DATA1系の信号では、アンプ5−1のAMP出力(1)において、信号A、B、C、Dが得られている。これをCDR6−1に入力し、クロック信号とデータのリカバリを行うと、図2のCLK1のようなクロック信号と、CDR出力(1)が得られる。一方、DATA1系とは独立に動作するDATA2系では、アンプ5−2のAMP出力(2)において、信号a、b、c、dが得られている。これをCDR5−2に入力すると、図2のCLK2のようなクロック信号と、CDR出力(2)が得られる。DATA1系のこれらの信号と、DATA2系のこれらの信号を比較すると、位相ずれが生じている。そこで、CLK位相合成回路8が、クロック信号CLK1、とCLK2の中間の位相を有するクロック反転信号CLK3を生成し、この信号を使って、CDR出力(1)と(2)をラッチすることにより、ロジック処理部入力においては、図2の一番下のDATA1系と、DATA2系の信号のように、DATA1系とDATA2系とで、位相がそろった信号が得られる。
図3は、CDRの概略構成を示すブロック図である。
CDRは、Dフリップフロップ10と、クロックリカバリ回路11からなる。データが入力されると、クロックリカバリ回路11が、データからクロック信号を再生する。この再生されたクロック信号は、CLK出力として出力される。また、入力データは、Dフリップフロップ10に入力され、クロックリカバリ回路11で再生されたクロック信号によって、ラッチされ、CDR出力とされる。
CDRについては、米国特許5012494号明細書にあるBang−Bang位相比較器を使った回路が一般に使用される。
図4は、CLK位相合成回路の構成例を示す図である。
CLK位相合成回路には、特開平11−225050号公報で記載されている位相補間回路を使用することができる。この特許公報に記載されている回路では、2つの入力のOR演算結果が出力される構成となっている。
図5は、本発明の実施形態の第1の変形例を示す図である。
図5においては、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。
本変形例においては、CLK位相合成回路8の代わりに遅延調整回路15、遅延器1、2が設けられている。遅延器1と2は、同じ遅延量を有しており、クロック信号CLK1に対し、クロック信号CLK3の遅延量は、クロック信号CLK2の遅延量の半分になるように調整されている。DATA2系の信号は、DATA1系のCDR6で得られたクロック信号を遅延器1と2で遅延させた分だけ送れたクロック信号で、Dフリップフロップ16によってラッチされる。その後、DATA1系とDATA2系の信号は、クロック信号CLK2のクロック信号CLK1に対する遅延量より半分だけ遅延したクロック信号CLK3を用いて、フリップフロップ7−1、7−2において、ラッチされ、同位相の信号とされる。Dフリップフロップ16でDATA2系の信号をラッチするタイミングは、クロック信号CLK1を遅延調整回路15で制御された量の遅延が与えられたものとなるので、図5の光受信回路が実働を始める前に、あらかじめ遅延調整回路15の制御量を製造元が調整しておく必要がある。
図6は、本発明の実施形態の第2の変形例を示す図である。
図6においては、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。
図6においては、スプリッタ1への入力光信号が、RZ−DQPSK信号となっており、アンプ5−1、5−2の後段にローパスフィルタ17−1、17−2を設けている。RZ−DQPSK信号においては、データの値を載せている光位相が変化しなくても、光強度が所定周期で0になる。したがって、低周波成分である光位相の変化分のみを取り出し、高周波成分である光強度の変化分を捨てるために、アンプ出力をローパスフィルタ17−1、17−2に通している。ローパスフィルタのカットオフ周波数は、光位相の変化周波数と、光強度の変化周波数の間に設定するようにする。
図7は、本発明の実施形態の第3の変形例を示す図である。
図7において、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付し、説明を省略する。
図7においては、CLK位相合成回路8の代わりに、遅延制御回路20と可変遅延器21が設けられている。遅延制御回路20は、クロック信号CLK1とCLK2を比較し、その結果を可変遅延器21に入力する。可変遅延器21は、クロック信号CLK1とCLK2の位相差がなくなるように、DATA2系の信号の遅延量を調整する。これにより、CDR6−1と6−2で生成されるクロック信号の位相差、すなわち、データの位相差をなくすことができる。
図8は、本発明の実施形態の第4の変形例を示す図である。
図8において、図1と同じ構成要素には同じ参照符号を付し、説明を省略する。
図8においては、2:1マルチプレクサ22が設けられている。2:1マルチプレクサ22は、フリップフロップ7−1から出力されるDATA1系の信号と、フリップフロップ7−2から出力されるDATA2系の信号とをクロック反転信号CLK3に従って、多重し、DATA1系と、DATA2系の2系統の信号からなるパラレル信号をシリアル信号にしてロジック処理部9に入力する。シリアル信号にすることによって、ロジック処理部9は、同期した2つの信号をパラレルに処理する必要がなくなるので、回路構成が簡単になり、ロジック処理部9を安価に製造することができるようになる。
本発明の実施形態によれば、DQPSK変調された光信号に対し、2つのバランスドフォトダイオード出力に各々CDRを接続し、2つのCDRクロックの中間位相により、CDR出力をF/Fによりラッチする。したがって、DATA1系の信号と、DATA2系の信号に遅延差がある場合についても、受信感度が劣化しないDQPSK光受信機を得ることができる。
本発明の実施形態の構成を示す図である。 本発明の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 CDRの概略構成を示すブロック図である。 CLK位相合成回路の構成例を示す図である。 本発明の実施形態の第1の変形例を示す図である。 本発明の実施形態の第2の変形例を示す図である。 本発明の実施形態の第3の変形例を示す図である。 本発明の実施形態の第4の変形例を示す図である。 従来のDQPSK用光受信回路構成を示す図である。
符号の説明
1 スプリッタ
2 π/4遅延干渉計
3 −π/4遅延干渉計
4−1、4−2 バランスドフォトダイオード
5−1、5−2 アンプ
6−1、6−2 CDR
7−1、7−2 フリップフロップ
8 CLK位相合成回路
9 ロジック処理部
10 Dフリップフロップ
11 クロックリカバリ回路
15 遅延調整回路
17−1、17−2 ローパスフィルタ
20 遅延制御回路
21 可変遅延器
22 2:1マルチプレクサ

Claims (9)

  1. DQPSK変調された光信号を受信するDQPSK光受信回路であって、
    受信した光信号を分岐する分岐手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の一方について、一の位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の他方について、前記一の位相変調成分と直交する位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
    該第1の光電気変換手段の出力から、データ信号とクロック信号を再生する第1のデータ再生手段と、
    該第2の光電気変換手段の出力から、データ信号を再生する第2のデータ再生手段と、
    該第1のデータ再生手段からの出力データ信号と該第2のデータ再生手段からの出力データ信号の位相を一致させる位相一致手段と、
    を備え、
    前記位相一致手段は、
    前記第1のデータ再生手段からの出力データ信号の位相と前記第2のデータ再生手段からの出力データの位相の中間の位相を持つクロック信号に同期したクロック信号を生成するクロック位相合成手段と、
    前記第1のデータ再生手段からの出力データ信号を該クロック信号でラッチする第1のフリップフロップ手段と、
    前記第2のデータ再生手段からの出力データ信号を該クロック信号でラッチする第2のフリップフロップ手段と、
    からなることを特徴とするDQPSK光受信回路。
  2. DQPSK変調された光信号を受信するDQPSK光受信回路であって、
    受信した光信号を分岐する分岐手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の一方について、一の位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の他方について、前記一の位相変調成分と直交する位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
    該第1の光電気変換手段の出力から、データ信号とクロック信号を再生する第1のデータ再生手段と、
    該第2の光電気変換手段の出力から、データ信号を再生する第2のデータ再生手段と、
    該第1のデータ再生手段からの出力データ信号と該第2のデータ再生手段からの出力データ信号の位相を一致させる位相一致手段と、
    を備え、
    前記位相一致手段は、前記第1のデータ再生手段からの出力クロック信号の位相を遅延させる遅延手段を備え、
    前記第2のデータ再生手段は、該遅延された出力クロック信号を使用して、データ再生を行い、
    該位相一致手段は、更に、該遅延された出力クロック信号の遅延量の半分の遅延量を有する半遅延クロック信号を使って、該第1のデータ再生手段からの出力データと該第2のデータ再生手段からの出力データをラッチする
    ことを特徴とするDQPSK光受信回路。
  3. DQPSK変調された光信号を受信するDQPSK光受信回路であって、
    受信した光信号を分岐する分岐手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の一方について、一の位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
    該分岐手段により分岐された光信号の他方について、前記一の位相変調成分と直交する位相変調成分を強度変調された電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
    該第1の光電気変換手段の出力から、データ信号とクロック信号を再生する第1のデータ再生手段と、
    該第2の光電気変換手段の出力から、データ信号を再生する第2のデータ再生手段と、
    該第1のデータ再生手段からの出力データ信号と該第2のデータ再生手段からの出力データ信号の位相を一致させる位相一致手段と、
    を備え、
    前記分岐手段によって分岐される光信号は、RZ−DQPSK信号であり、
    前記第1のデータ再生手段と前記第2のデータ再生手段の前段に、光信号の強度変調成分に対応する信号成分を取り除くローパスフィルタが設けられることを特徴とするDQPSK光受信回路。
  4. 前記位相一致手段は、前記第1のデータ再生手段の出力データ信号あるいは、前記第2のデータ再生手段の出力データ信号を遅延させることにより、両者の位相を一致させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
  5. 位相が一致された、前記第1のデータ再生手段と前記第2のデータ再生手段の出力データ信号を多重し、シリアルデータに変換するマルチプレクサ手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
  6. 前記DQPSK変調光信号は、1シンボル前の信号に対する相対位相がπ/4、3π/4、−π/4、−3π/4のいずれかの値を取るように変調されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
  7. 前記第1の光電気変換手段は、π/4遅延干渉計とバランスドフォトダイオードからなり、光信号の相対位相値がπ/4と−3π/4となっている成分を強度変調された電気信号に変換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
  8. 前記第2の光電気変換手段は、−π/4遅延干渉計とバランスドフォトダイオードからなり、光信号の相対位相値が−π/4と3π/4となっている成分を強度変調された電気信号に変換することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
  9. 前記第1の光電気変換手段の出力データ信号と、前記第2の光電気変換手段の出力データ信号をそれぞれ増幅する増幅手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のDQPSK光受信回路。
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